JPH09286065A - 板材及びその製造方法、並びにその製造装置 - Google Patents
板材及びその製造方法、並びにその製造装置Info
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- JPH09286065A JPH09286065A JP8256380A JP25638096A JPH09286065A JP H09286065 A JPH09286065 A JP H09286065A JP 8256380 A JP8256380 A JP 8256380A JP 25638096 A JP25638096 A JP 25638096A JP H09286065 A JPH09286065 A JP H09286065A
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐熱性、耐久性及び強度に優れ、軽くかつ安
価な板材を提供し、また、このような板材を簡単に製造
する方法及び製造装置を提供する。 【解決手段】 凹部12A(12B)と凸部11A(1
1B)が交互に形成された表面10A及び裏面10Bを
備え、一方の面に形成された凸部11A(11B)が、
他方の面に形成された凹部12A(12B)を構成する
心材10と、心材10の少なくとも表面10A及び裏面
10Bに設けられたガラス繊維25と、ガラス繊維25
が設けられた心材10の少なくとも表面10A及び裏面
10Bに形成された樹脂層20と、を備える。
価な板材を提供し、また、このような板材を簡単に製造
する方法及び製造装置を提供する。 【解決手段】 凹部12A(12B)と凸部11A(1
1B)が交互に形成された表面10A及び裏面10Bを
備え、一方の面に形成された凸部11A(11B)が、
他方の面に形成された凹部12A(12B)を構成する
心材10と、心材10の少なくとも表面10A及び裏面
10Bに設けられたガラス繊維25と、ガラス繊維25
が設けられた心材10の少なくとも表面10A及び裏面
10Bに形成された樹脂層20と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用コンクリー
トの型枠パネル、建物の外壁や中仕切、床及びドア等に
使用される板材及びその製造方法、並びにその製造装置
に関する。
トの型枠パネル、建物の外壁や中仕切、床及びドア等に
使用される板材及びその製造方法、並びにその製造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建築用コンクリートの型枠パ
ネル、建物の外壁や中仕切、床及びドア等に使用される
板材として、ウレタン樹脂等を発泡させて製造した発泡
板や、ベニア板等が使用されている。
ネル、建物の外壁や中仕切、床及びドア等に使用される
板材として、ウレタン樹脂等を発泡させて製造した発泡
板や、ベニア板等が使用されている。
【0003】例えば、ベニヤ板を建築用コンクリートの
型枠パネルとして使用した場合、ベニヤ板とコンクリー
ト(モルタル)との接触や、コンクリートを打設する際
に使用するバイブレータによってベニヤ板とコンクリー
トとの間に発生する摩擦等により、ベニヤ板の表面が痛
み易いという欠点がある。このため、ベニヤ板は、2〜
3回程度しか使い回すことができないという問題があ
る。また、使用不可となったベニヤ板は焼却処分にして
いるのが実状であり、不経済である。そしてまた、ベニ
ヤ板は、硬化したコンクリートから剥される際に、その
一部がコンクリートの表面に残り易く、これを取り除く
ために、コンクリート表面の仕上げ加工に手間がかかる
という欠点もある。さらにまた、ベニヤ板は、森林資源
保護の観点から将来的に入手が困難になる恐れもある。
型枠パネルとして使用した場合、ベニヤ板とコンクリー
ト(モルタル)との接触や、コンクリートを打設する際
に使用するバイブレータによってベニヤ板とコンクリー
トとの間に発生する摩擦等により、ベニヤ板の表面が痛
み易いという欠点がある。このため、ベニヤ板は、2〜
3回程度しか使い回すことができないという問題があ
る。また、使用不可となったベニヤ板は焼却処分にして
いるのが実状であり、不経済である。そしてまた、ベニ
ヤ板は、硬化したコンクリートから剥される際に、その
一部がコンクリートの表面に残り易く、これを取り除く
ために、コンクリート表面の仕上げ加工に手間がかかる
という欠点もある。さらにまた、ベニヤ板は、森林資源
保護の観点から将来的に入手が困難になる恐れもある。
【0004】一方、発泡板を心材とし、その外周にガラ
ス繊維(FRP)を成型した板材もある。この板材は、
例えば、発泡板の発泡倍率が30倍の場合、単位体積当
たりの重量が同じであるベニヤ板に比べ、その強度が1
/3以下であり、強度が要求される所には使用できない
という問題がある。
ス繊維(FRP)を成型した板材もある。この板材は、
例えば、発泡板の発泡倍率が30倍の場合、単位体積当
たりの重量が同じであるベニヤ板に比べ、その強度が1
/3以下であり、強度が要求される所には使用できない
という問題がある。
【0005】そこで、板材の強度を向上させるため、紙
やアルミニウムから形成されたハニカムを心材として使
用したものが、一部ドア等に使用されている。
やアルミニウムから形成されたハニカムを心材として使
用したものが、一部ドア等に使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ハ
ニカムは、製造工程が複雑で、連続生産することが困難
であり、コストが高いという問題もある。
ニカムは、製造工程が複雑で、連続生産することが困難
であり、コストが高いという問題もある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、耐久性及び強度に優
れ、軽くかつ安価な板材を提供することを目的とするも
のである。また、このような板材を簡単に製造する方法
及び製造装置を提供することを目的とするものである。
することを課題とするものであり、耐久性及び強度に優
れ、軽くかつ安価な板材を提供することを目的とするも
のである。また、このような板材を簡単に製造する方法
及び製造装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、凹部と凸部が交互に形成された表面及び
裏面を備え、前記一方の面に形成された凸部が他方の面
に形成された凹部を構成してなるシート状の心材と、当
該心材の少なくとも表面及び裏面に設けられた平坦な板
と、を備えた板材を提供するものである。この構造を備
えた板材は、耐久性及び強度に優れ、軽くて安価であ
る。
に、本発明は、凹部と凸部が交互に形成された表面及び
裏面を備え、前記一方の面に形成された凸部が他方の面
に形成された凹部を構成してなるシート状の心材と、当
該心材の少なくとも表面及び裏面に設けられた平坦な板
と、を備えた板材を提供するものである。この構造を備
えた板材は、耐久性及び強度に優れ、軽くて安価であ
る。
【0009】前記平坦な板は、ガラス繊維と、当該ガラ
ス繊維と一体化した樹脂層と、を備えてなることができ
る。これによって、前記利点がさらに向上されるととも
に、心材の長手方向は勿論のこと、幅方向の歪みやそり
の発生を防止することができる。また、この樹脂層は、
前記心材の表面側に設けられる第1の樹脂部材と、当該
心材の裏面側に設けられる第2の樹脂部材と、を備えて
なることができる。
ス繊維と一体化した樹脂層と、を備えてなることができ
る。これによって、前記利点がさらに向上されるととも
に、心材の長手方向は勿論のこと、幅方向の歪みやそり
の発生を防止することができる。また、この樹脂層は、
前記心材の表面側に設けられる第1の樹脂部材と、当該
心材の裏面側に設けられる第2の樹脂部材と、を備えて
なることができる。
【0010】そしてまた、前記平坦な板は、前記心材の
少なくとも表面及び裏面に設けられたガラス繊維と、ガ
ラス繊維が設けられた心材の少なくとも表面及び裏面に
形成された樹脂層と、を備えてなることもできる。
少なくとも表面及び裏面に設けられたガラス繊維と、ガ
ラス繊維が設けられた心材の少なくとも表面及び裏面に
形成された樹脂層と、を備えてなることもできる。
【0011】前記ガラス繊維は、前記心材の長手方向に
対し複数の方向から当該心材に巻き付けることにより配
設することもできる。また、前記樹脂層は、前記ガラス
繊維が配設された心材の外周面に形成することができ
る。
対し複数の方向から当該心材に巻き付けることにより配
設することもできる。また、前記樹脂層は、前記ガラス
繊維が配設された心材の外周面に形成することができ
る。
【0012】また、本発明に係る板材は、前記心材と前
記樹脂層との間であって、当該心材の所望位置に、リブ
を設けることができる。このようにすることで、板材の
強度がさらに向上される。
記樹脂層との間であって、当該心材の所望位置に、リブ
を設けることができる。このようにすることで、板材の
強度がさらに向上される。
【0013】そしてまた、前記心材は熱可塑性樹脂から
なり、前記凹部及び凸部は、延伸加工された熱可塑性樹
脂シートを成型することにより形成した構成を備えても
よい。あるいは、前記心材を金属から構成してもよい。
なり、前記凹部及び凸部は、延伸加工された熱可塑性樹
脂シートを成型することにより形成した構成を備えても
よい。あるいは、前記心材を金属から構成してもよい。
【0014】また、本発明は、原料をシート状に押し出
し成型する工程と、押し出されたシートの表面及び裏面
に、一方の面に形成された凸部が他方の面に形成された
凹部を構成してなる凹凸を交互に形成する工程と、当該
凹凸が形成されたシートの少なくとも表面及び裏面に樹
脂層を形成する工程と、を備えてなる板材の製造方法を
提供するものである。
し成型する工程と、押し出されたシートの表面及び裏面
に、一方の面に形成された凸部が他方の面に形成された
凹部を構成してなる凹凸を交互に形成する工程と、当該
凹凸が形成されたシートの少なくとも表面及び裏面に樹
脂層を形成する工程と、を備えてなる板材の製造方法を
提供するものである。
【0015】そしてまた、前記凹凸が形成されたシート
の表面にガラス繊維を配設する工程を、さらに備えた板
材の製造方法を提供するものである。
の表面にガラス繊維を配設する工程を、さらに備えた板
材の製造方法を提供するものである。
【0016】前記ガラス繊維を配設する工程は、前記凹
凸が形成されたシートの長手方向に対し複数の方向から
当該ガラス繊維を巻き付ける工程を含むことができる。
凸が形成されたシートの長手方向に対し複数の方向から
当該ガラス繊維を巻き付ける工程を含むことができる。
【0017】前記樹脂層を形成する工程は、樹脂を加熱
成型し、これが硬化・収縮する際に、前記ガラス繊維が
巻き付けられたシートの少なくとも表面及び裏面に、こ
れを固着する工程を含むことができる。
成型し、これが硬化・収縮する際に、前記ガラス繊維が
巻き付けられたシートの少なくとも表面及び裏面に、こ
れを固着する工程を含むことができる。
【0018】また、前記樹脂層を形成する工程は、前記
凹凸が形成されたシートの表面側に設けられる第1の樹
脂部材と、当該シートの裏面側に設けられる第2の樹脂
部材とを形成する工程と、前記第1の樹脂部材及び第2
の樹脂部材との間に前記シートを誘導する工程と、前記
シートを誘導した後、前記第1の樹脂部材と第2の樹脂
部材とを接着剤により固定し、前記シートを前記両樹脂
層で包囲する工程と、を含むことができる。
凹凸が形成されたシートの表面側に設けられる第1の樹
脂部材と、当該シートの裏面側に設けられる第2の樹脂
部材とを形成する工程と、前記第1の樹脂部材及び第2
の樹脂部材との間に前記シートを誘導する工程と、前記
シートを誘導した後、前記第1の樹脂部材と第2の樹脂
部材とを接着剤により固定し、前記シートを前記両樹脂
層で包囲する工程と、を含むことができる。
【0019】さらにまた、前記第1の樹脂部材及び第2
の樹脂部材を形成する工程は、熱可塑性樹脂とガラス繊
維とを含む原料を成型加工する工程を含むことができ
る。
の樹脂部材を形成する工程は、熱可塑性樹脂とガラス繊
維とを含む原料を成型加工する工程を含むことができ
る。
【0020】前記凹部及び凸部は、プレス成型又はバキ
ューム成型により形成することもできる。
ューム成型により形成することもできる。
【0021】そしてまた、前記プレス成型は、外周面に
凸部及び凹部が複数形成され、かつ回転自在な一対の円
筒形プレス具の間に前記シートを配置し、前記プレス具
を回転させるとともに、当該シートを移動させることに
より連続的に行うこともできる。
凸部及び凹部が複数形成され、かつ回転自在な一対の円
筒形プレス具の間に前記シートを配置し、前記プレス具
を回転させるとともに、当該シートを移動させることに
より連続的に行うこともできる。
【0022】また、熱可塑性を備えた原料をシート状に
押し出し成型し、これを延伸加工した後、前記凹部及び
凸部を形成してもよい。
押し出し成型し、これを延伸加工した後、前記凹部及び
凸部を形成してもよい。
【0023】さらにまた、本発明は、原料をシート状に
押し出し成型する押し出し成型機と、当該押し出し成型
機から供給されたシートの表面及び裏面に、当該一方の
面に形成された凸部が他方の面に形成された凹部を構成
してなる凹凸を交互に形成する凹凸形成装置と、当該凹
凸が形成されたシートの少なくとも表面及び裏面に樹脂
層を形成する樹脂層形成装置と、を備えた板材製造装置
を提供するものである。
押し出し成型する押し出し成型機と、当該押し出し成型
機から供給されたシートの表面及び裏面に、当該一方の
面に形成された凸部が他方の面に形成された凹部を構成
してなる凹凸を交互に形成する凹凸形成装置と、当該凹
凸が形成されたシートの少なくとも表面及び裏面に樹脂
層を形成する樹脂層形成装置と、を備えた板材製造装置
を提供するものである。
【0024】また、前記凹凸が形成されたシートの少な
くとも表面及び裏面にガラス繊維を配設するガラス繊維
配設装置を、さらに備えてた板材製造装置を提供するも
のである。
くとも表面及び裏面にガラス繊維を配設するガラス繊維
配設装置を、さらに備えてた板材製造装置を提供するも
のである。
【0025】前記ガラス繊維配設装置は、前記凹凸が形
成されたシートの長手方向に対し複数の方向からガラス
繊維を巻き付ける巻き付け装置を備えた構成にすること
ができる。
成されたシートの長手方向に対し複数の方向からガラス
繊維を巻き付ける巻き付け装置を備えた構成にすること
ができる。
【0026】前記樹脂層形成装置は、樹脂を成型する加
熱成型部と、当該加熱成型部から押し出された樹脂シー
トが硬化・収縮する際に、当該樹脂シートを前記シート
の少なくとも表面及び裏面に誘導する誘導部と、当該誘
導された樹脂シートを前記シートの少なくとも表面及び
裏面に圧接させる圧接部と、を備えた構成にすることが
できる。
熱成型部と、当該加熱成型部から押し出された樹脂シー
トが硬化・収縮する際に、当該樹脂シートを前記シート
の少なくとも表面及び裏面に誘導する誘導部と、当該誘
導された樹脂シートを前記シートの少なくとも表面及び
裏面に圧接させる圧接部と、を備えた構成にすることが
できる。
【0027】また、前記樹脂層形成装置は、樹脂を、前
記凹凸が形成されたシートの表面側を包囲可能な形状に
成型する第1の樹脂成型部と、当該第1の樹脂成型部と
対向した位置に配設されるとともに、樹脂を、前記シー
トの裏面側を包囲可能な形状に成型する第2の樹脂成型
部と、前記成型された第1の樹脂部材と第2の樹脂部材
との間に前記シートを誘導する誘導部と、前記対向した
第1の樹脂部材と第2の樹脂部材との当接面に接着剤を
付着する接着剤付着部と、前記シートを前記接着剤が付
着された第1の樹脂部材と第2の樹脂部材との間に介在
させた状態で当該両樹脂層を互いに圧接させる圧接部
と、を備えた構成にすることができる。
記凹凸が形成されたシートの表面側を包囲可能な形状に
成型する第1の樹脂成型部と、当該第1の樹脂成型部と
対向した位置に配設されるとともに、樹脂を、前記シー
トの裏面側を包囲可能な形状に成型する第2の樹脂成型
部と、前記成型された第1の樹脂部材と第2の樹脂部材
との間に前記シートを誘導する誘導部と、前記対向した
第1の樹脂部材と第2の樹脂部材との当接面に接着剤を
付着する接着剤付着部と、前記シートを前記接着剤が付
着された第1の樹脂部材と第2の樹脂部材との間に介在
させた状態で当該両樹脂層を互いに圧接させる圧接部
と、を備えた構成にすることができる。
【0028】そしてまた、前記第1の樹脂部材成型部及
び第2の樹脂部材成型部にガラス繊維を供給するガラス
繊維供給装置を、さらに備えることができる。
び第2の樹脂部材成型部にガラス繊維を供給するガラス
繊維供給装置を、さらに備えることができる。
【0029】前記凹凸形成装置は、プレス装置又はバキ
ューム装置から構成することができる。また、前記プレ
ス装置は、外周面に凸部及び凹部が複数形成された一対
の円筒形プレス具を備え、前記一方のプレス具の凸部
は、他方のプレス具の凸部と干渉しない位置に形成され
た構成を備えることもできる。
ューム装置から構成することができる。また、前記プレ
ス装置は、外周面に凸部及び凹部が複数形成された一対
の円筒形プレス具を備え、前記一方のプレス具の凸部
は、他方のプレス具の凸部と干渉しない位置に形成され
た構成を備えることもできる。
【0030】また、前記押し出し成型機と、凹凸形成装
置との間に、当該押し出し成型機から供給されたシート
を延伸加工する延伸加工機を設けてもよい。
置との間に、当該押し出し成型機から供給されたシート
を延伸加工する延伸加工機を設けてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
ついて図面を参照して説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る板材の斜視図、図2は、図1に示す心材の
斜視図、図3は、図2のIII−III線に沿った断面の一部
を拡大した図、図4は、図1に示す心材にガラス繊維を
配設した状態を示す平面模式図である。
形態1に係る板材の斜視図、図2は、図1に示す心材の
斜視図、図3は、図2のIII−III線に沿った断面の一部
を拡大した図、図4は、図1に示す心材にガラス繊維を
配設した状態を示す平面模式図である。
【0033】図1ないし図3に示す板材1は、心材10
と、心材10の外周面に配設されたガラス繊維25と、
ガラス繊維25が配設された心材10の外周面に形成さ
れた樹脂層20と、を備えて構成されている。
と、心材10の外周面に配設されたガラス繊維25と、
ガラス繊維25が配設された心材10の外周面に形成さ
れた樹脂層20と、を備えて構成されている。
【0034】心材10の表面10Aには、特に図2及び
図3に示すように、凸部11Aと、凹部12Aとが、交
互に形成されている。また、心材10の裏面10Bに
は、凸部11Bと、凹部12Bとが交互に形成されてい
る。前記表面10Aに形成された凸部11Aは、裏面1
0Bに形成された凹部12Bを構成し、表面10Aに形
成された凹部12Aは、裏面10Bに形成された凸部1
1Bを構成している。すなわち、この心材10は、後に
詳述するが、1枚の薄い熱可塑性樹脂シートを、延伸加
工した後、これにプレス加工あるいはバキューム加工を
施して、その表裏面に前記凹凸を形成した構造を備えて
いる。そして、この凹凸の高さが心材10の厚さとなっ
ている。このような凹凸形状を備えた心材10は、凸部
11A及び11Bは常に中空の状態となっているため、
心材10の比重を必要最低限に抑えることができ、非常
に軽い心材10を得ることができる。また、凹凸の一つ
一つがリブの役割を果たすため、非常に丈夫である。さ
らにまた、前記延伸加工の際に樹脂シートに加工硬化が
生じるため、さらに強靭な心材10を得ることができ
る。さらに、この心材10は可撓性を備えているため、
ロール状に巻き取ることができ、次の工程を行うまでこ
の状態で保存することも可能である。
図3に示すように、凸部11Aと、凹部12Aとが、交
互に形成されている。また、心材10の裏面10Bに
は、凸部11Bと、凹部12Bとが交互に形成されてい
る。前記表面10Aに形成された凸部11Aは、裏面1
0Bに形成された凹部12Bを構成し、表面10Aに形
成された凹部12Aは、裏面10Bに形成された凸部1
1Bを構成している。すなわち、この心材10は、後に
詳述するが、1枚の薄い熱可塑性樹脂シートを、延伸加
工した後、これにプレス加工あるいはバキューム加工を
施して、その表裏面に前記凹凸を形成した構造を備えて
いる。そして、この凹凸の高さが心材10の厚さとなっ
ている。このような凹凸形状を備えた心材10は、凸部
11A及び11Bは常に中空の状態となっているため、
心材10の比重を必要最低限に抑えることができ、非常
に軽い心材10を得ることができる。また、凹凸の一つ
一つがリブの役割を果たすため、非常に丈夫である。さ
らにまた、前記延伸加工の際に樹脂シートに加工硬化が
生じるため、さらに強靭な心材10を得ることができ
る。さらに、この心材10は可撓性を備えているため、
ロール状に巻き取ることができ、次の工程を行うまでこ
の状態で保存することも可能である。
【0035】この心材10の所望の凹部12Aには、図
1に示すように、凸部11Aと同じ高さを備えた(すな
わち、凸部11Aの上面と面一となる)リブ30が設け
られている。このリブ30により、心材10は、その強
度をより一層増すことができる。
1に示すように、凸部11Aと同じ高さを備えた(すな
わち、凸部11Aの上面と面一となる)リブ30が設け
られている。このリブ30により、心材10は、その強
度をより一層増すことができる。
【0036】前記ガラス繊維25は、図1及び図4に示
すように、心材10の長手方向に配設された縦ガラス繊
維25Aと、心材10の長手方向に対し、角度α(図4
参照)で斜めに巻き付けられた斜めガラス繊維25B
と、心材10の長手方向に対し、角度β(図4参照)で
斜めに巻き付けられた斜めガラス繊維25Cと、から構
成されている。このように、ガラス繊維25を、縦方向
及び斜め方向に配設することで、後に得られる板材1の
強度をさらに向上することができる。なお、図4では、
説明を簡潔に行うため、ガラス繊維25は、縦ガラス繊
維25Aと、斜めガラス繊維25B及び25Cとを各々
2本ずつ記載してある。
すように、心材10の長手方向に配設された縦ガラス繊
維25Aと、心材10の長手方向に対し、角度α(図4
参照)で斜めに巻き付けられた斜めガラス繊維25B
と、心材10の長手方向に対し、角度β(図4参照)で
斜めに巻き付けられた斜めガラス繊維25Cと、から構
成されている。このように、ガラス繊維25を、縦方向
及び斜め方向に配設することで、後に得られる板材1の
強度をさらに向上することができる。なお、図4では、
説明を簡潔に行うため、ガラス繊維25は、縦ガラス繊
維25Aと、斜めガラス繊維25B及び25Cとを各々
2本ずつ記載してある。
【0037】前記樹脂層20は、ポリエステル樹脂から
構成され、ガラス繊維25と一体となって、心材10の
外周面に固着されている。
構成され、ガラス繊維25と一体となって、心材10の
外周面に固着されている。
【0038】この構成を備えた板材1は、長手方向は勿
論のこと、幅方向の歪みやそり等も防止でき、軽くて丈
夫であるため、例えば、建築用コンクリートの型枠パネ
ルとして使用した場合、ベニヤ板に比べ、3〜5倍程度
使い回すことができ、非常に経済的である。また、軽く
て丈夫であるため作業性も向上できる。さらに、コンク
リートとの剥離性が良好であるため、硬化したコンクリ
ートから板材1を剥す際に、板材1の一部がコンクリー
トに残ることがない。したがって、表面状態が綺麗なコ
ンクリートを得ることができる。さらにまた、本発明に
係る板材が廃棄物となった際には、例えば、これを粉砕
して、アスファルト等に混入させることで、屋根材や外
壁材等に再利用することができる。そしてまた、心材1
0や樹脂層20は、その原材料として、ペットボトルを
リサイクルしたものを使用することもでき、経済的であ
るとともに、環境保護にも貢献することができる。
論のこと、幅方向の歪みやそり等も防止でき、軽くて丈
夫であるため、例えば、建築用コンクリートの型枠パネ
ルとして使用した場合、ベニヤ板に比べ、3〜5倍程度
使い回すことができ、非常に経済的である。また、軽く
て丈夫であるため作業性も向上できる。さらに、コンク
リートとの剥離性が良好であるため、硬化したコンクリ
ートから板材1を剥す際に、板材1の一部がコンクリー
トに残ることがない。したがって、表面状態が綺麗なコ
ンクリートを得ることができる。さらにまた、本発明に
係る板材が廃棄物となった際には、例えば、これを粉砕
して、アスファルト等に混入させることで、屋根材や外
壁材等に再利用することができる。そしてまた、心材1
0や樹脂層20は、その原材料として、ペットボトルを
リサイクルしたものを使用することもでき、経済的であ
るとともに、環境保護にも貢献することができる。
【0039】さらにまた、本発明に係る板材1は、心材
10に形成された前記凹凸により、心材10に空間が形
成される。このため、この空間を介して水や空気を流通
させることができる。したがって、水はけがよく、通気
性に優れた板材を提供することができる。
10に形成された前記凹凸により、心材10に空間が形
成される。このため、この空間を介して水や空気を流通
させることができる。したがって、水はけがよく、通気
性に優れた板材を提供することができる。
【0040】なお、実施の形態1では、前記凹部12
A、12B及び凸部11A、11Bは、断面台形状とし
たが、この凹部12A、12B及び凸部11A、11B
は、所望により、その断面形状を正方形あるいは長方形
等、任意の形状にすることができる。そして、断面形状
を正方形あるいは長方形にすることで、心材10の強度
をより一層強くすることができる。
A、12B及び凸部11A、11Bは、断面台形状とし
たが、この凹部12A、12B及び凸部11A、11B
は、所望により、その断面形状を正方形あるいは長方形
等、任意の形状にすることができる。そして、断面形状
を正方形あるいは長方形にすることで、心材10の強度
をより一層強くすることができる。
【0041】そしてまた、実施の形態1では、心材10
の表面10A及び裏面10Bに凹凸を規則正しく整列さ
せて形成したが、これに限らず、前記凹凸は、心材10
の表面10A及び裏面10Bの任意の位置に、ランダム
に形成してもよい。
の表面10A及び裏面10Bに凹凸を規則正しく整列さ
せて形成したが、これに限らず、前記凹凸は、心材10
の表面10A及び裏面10Bの任意の位置に、ランダム
に形成してもよい。
【0042】また、実施の形態1では、心材1を熱可塑
性樹脂から構成したが、この熱可塑性樹脂としては、例
えば、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等
が挙げられる。また、この熱可塑性樹脂に限らす、例え
ば、アルミニウム、ステンレス、鉄等の金属により構成
してもよい。この場合には、延伸加工を施さなくても十
分な強度が得られる。ここで、前記心材10は、前述し
た凹凸形状を備えているため、これを構成する原料の比
重が重くても、得られる心材10の重量を必要最低限に
抑えることができる。さらにまた、心材10を、鉄やス
テンレス等、比較的高融点である金属で構成すれば、得
られる板材に優れた耐火性を持たせることができる。こ
れらは、耐火扉、外壁、床等にも好適に使用できる。
性樹脂から構成したが、この熱可塑性樹脂としては、例
えば、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等
が挙げられる。また、この熱可塑性樹脂に限らす、例え
ば、アルミニウム、ステンレス、鉄等の金属により構成
してもよい。この場合には、延伸加工を施さなくても十
分な強度が得られる。ここで、前記心材10は、前述し
た凹凸形状を備えているため、これを構成する原料の比
重が重くても、得られる心材10の重量を必要最低限に
抑えることができる。さらにまた、心材10を、鉄やス
テンレス等、比較的高融点である金属で構成すれば、得
られる板材に優れた耐火性を持たせることができる。こ
れらは、耐火扉、外壁、床等にも好適に使用できる。
【0043】そしてまた、実施の形態1では、心材10
の表面10A及び裏面10Bに縦ガラス繊維25Aを配
設し、心材10の外周面に斜めガラス繊維25B及び2
5Cを巻き付けた構成としたが、これに限らず、ガラス
繊維25は、心材10の少なくとも表面10A及び裏面
10Bに設ければよい。また、ガラス繊維25は、本発
明の必須条件ではなく、心材10に樹脂層20を設けた
構成としてもよい。
の表面10A及び裏面10Bに縦ガラス繊維25Aを配
設し、心材10の外周面に斜めガラス繊維25B及び2
5Cを巻き付けた構成としたが、これに限らず、ガラス
繊維25は、心材10の少なくとも表面10A及び裏面
10Bに設ければよい。また、ガラス繊維25は、本発
明の必須条件ではなく、心材10に樹脂層20を設けた
構成としてもよい。
【0044】また、実施の形態1では、ガラス繊維25
が配設された心材10の外周面に樹脂層20を形成した
場合について説明したが、これに限らず、樹脂層20
は、ガラス繊維25が配設された心材10の少なくとも
表面10A及び裏面10Bに設けてもよい。
が配設された心材10の外周面に樹脂層20を形成した
場合について説明したが、これに限らず、樹脂層20
は、ガラス繊維25が配設された心材10の少なくとも
表面10A及び裏面10Bに設けてもよい。
【0045】そして、本発明に係る板材は、心材10の
外周面に接着剤を塗布した後、ガラス繊維25を配設し
てもよく、また、ガラス繊維25が配設された心材10
の外周面に接着剤を塗布した後、樹脂層20を形成して
もよい。このように、所望により接着剤を用いること
で、心材10とガラス繊維25及び樹脂層20との接着
強度をさらに向上させることができる。
外周面に接着剤を塗布した後、ガラス繊維25を配設し
てもよく、また、ガラス繊維25が配設された心材10
の外周面に接着剤を塗布した後、樹脂層20を形成して
もよい。このように、所望により接着剤を用いること
で、心材10とガラス繊維25及び樹脂層20との接着
強度をさらに向上させることができる。
【0046】そして、実施の形態1では、心材10の所
望位置にリブ30を配設したが、これに限らず、所望に
よりリブ30は配設しなくてもよい。
望位置にリブ30を配設したが、これに限らず、所望に
よりリブ30は配設しなくてもよい。
【0047】また、例えば、板材1をコンクリートの型
枠パネルとして使用する場合には、樹脂層20に、離型
剤や、剥離性を備えた樹脂等を混入させてもよく、ある
いは形成された樹脂層20の表面に、剥離性を備えたコ
ーティング剤を塗布してもよい。
枠パネルとして使用する場合には、樹脂層20に、離型
剤や、剥離性を備えた樹脂等を混入させてもよく、ある
いは形成された樹脂層20の表面に、剥離性を備えたコ
ーティング剤を塗布してもよい。
【0048】さらにまた、厚い板材が必要な場合には、
心材の厚さや樹脂層の厚さを厚くしてもよいが、複数の
板材を重ねて使用してもよい。この時、各板材は、接着
剤、ネジ、釘、リベット等の固定手段を用いて一体にす
ることができる。
心材の厚さや樹脂層の厚さを厚くしてもよいが、複数の
板材を重ねて使用してもよい。この時、各板材は、接着
剤、ネジ、釘、リベット等の固定手段を用いて一体にす
ることができる。
【0049】そしてまた、本発明に係る板材は、前述し
た形状の心材の少なくとも表面及び裏面に、接着剤等で
平坦な板を設けた構成であってもよい。
た形状の心材の少なくとも表面及び裏面に、接着剤等で
平坦な板を設けた構成であってもよい。
【0050】次に、この板材1を製造する装置、及び板
材1の製造方法について図面を参照して説明する。
材1の製造方法について図面を参照して説明する。
【0051】図5は、心材10を製造する心材製造装置
の模式図、図6は、心材10にガラス繊維25を配設す
るガラス繊維配設装置と、ガラス繊維25配設された心
材10に樹脂層20を形成する樹脂層形成装置を示す断
面模式図、図7は、ガラス繊維配設装置の平面図、図8
は、図7のVIII−VIII線に沿った断面図、図9は、図6
のVN−VN線に沿った断面図である。
の模式図、図6は、心材10にガラス繊維25を配設す
るガラス繊維配設装置と、ガラス繊維25配設された心
材10に樹脂層20を形成する樹脂層形成装置を示す断
面模式図、図7は、ガラス繊維配設装置の平面図、図8
は、図7のVIII−VIII線に沿った断面図、図9は、図6
のVN−VN線に沿った断面図である。
【0052】なお、実施の形態1では、説明上、ガラス
繊維の本数を実際より大幅に減らして記載してある。
繊維の本数を実際より大幅に減らして記載してある。
【0053】心材製造装置50は、図5に示すように、
押し出し機51と、押し出し機51の下流側に配設され
た延伸加工機52と、延伸加工機52の下流側に配設さ
れた凹凸形成装置53とから構成されている。
押し出し機51と、押し出し機51の下流側に配設され
た延伸加工機52と、延伸加工機52の下流側に配設さ
れた凹凸形成装置53とから構成されている。
【0054】押し出し機51としては、従来のものが使
用可能であり、実施の形態1では、原料(成型材料)を
投入するホッパ54と、ホッパ54から供給された原料
を加熱溶融するスクリュー回転式の加熱筒55と、加熱
筒55の回転及び加熱を行うモータ56と、加熱筒55
の先端に設けられ、加熱筒55で加熱溶融された原料を
成型するTダイ57と、を備えたものを使用した。な
お、符号47は、加熱筒55を回転させるプーリエ、符
号48は、加熱筒55を外側から加熱するバンドヒータ
である。
用可能であり、実施の形態1では、原料(成型材料)を
投入するホッパ54と、ホッパ54から供給された原料
を加熱溶融するスクリュー回転式の加熱筒55と、加熱
筒55の回転及び加熱を行うモータ56と、加熱筒55
の先端に設けられ、加熱筒55で加熱溶融された原料を
成型するTダイ57と、を備えたものを使用した。な
お、符号47は、加熱筒55を回転させるプーリエ、符
号48は、加熱筒55を外側から加熱するバンドヒータ
である。
【0055】延伸加工機52としては、従来のものが使
用可能であり、実施の形態1では、一軸延伸機を使用し
た。
用可能であり、実施の形態1では、一軸延伸機を使用し
た。
【0056】凹凸形成装置53は、延伸加工機52から
供給されたシート49を挟んで配設された絞り型58
と、絞り型58を上下方向(図5に矢印Xで示す)に移
動させ、シート49に絞り型58を押しつけてプレスす
る油圧シリンダ59と、を備えている。ここで、絞り型
58の形状は、心材10の表面10A及び裏面10Bに
形成される凹凸の形状を決定するものであるため、得た
い凹凸の形状に合わせて設定する必要がある。なお、実
施の形態1では、断面形状が台形状である略円錐状を備
え、高さが約8.5mmの絞り型58を採用した。
供給されたシート49を挟んで配設された絞り型58
と、絞り型58を上下方向(図5に矢印Xで示す)に移
動させ、シート49に絞り型58を押しつけてプレスす
る油圧シリンダ59と、を備えている。ここで、絞り型
58の形状は、心材10の表面10A及び裏面10Bに
形成される凹凸の形状を決定するものであるため、得た
い凹凸の形状に合わせて設定する必要がある。なお、実
施の形態1では、断面形状が台形状である略円錐状を備
え、高さが約8.5mmの絞り型58を採用した。
【0057】ガラス繊維配設装置70及び樹脂層形成装
置90は、同一ライン上に配設されている。なお、心材
10は、図示しないコンベヤ装置によって図6に示す矢
印Z方向に所定のラインスピードで搬送される。
置90は、同一ライン上に配設されている。なお、心材
10は、図示しないコンベヤ装置によって図6に示す矢
印Z方向に所定のラインスピードで搬送される。
【0058】ガラス繊維配設装置70は、図6ないし図
8に示すように、上流側から順に、心材10の表面10
A及び裏面10Bに縦ガラス繊維25Aを配設する縦ガ
ラス繊維配設装置71と、心材10の外周に斜めガラス
繊維25Cを巻き付ける第1の巻き付け装置72と、心
材10の外周に斜めガラス繊維25Bを巻き付ける第2
の巻き付け装置73と、を備えて構成されている。
8に示すように、上流側から順に、心材10の表面10
A及び裏面10Bに縦ガラス繊維25Aを配設する縦ガ
ラス繊維配設装置71と、心材10の外周に斜めガラス
繊維25Cを巻き付ける第1の巻き付け装置72と、心
材10の外周に斜めガラス繊維25Bを巻き付ける第2
の巻き付け装置73と、を備えて構成されている。
【0059】縦ガラス繊維配設装置71は、心材10の
表面10A及び裏面10Bに配設される縦ガラス繊維2
5Aの本数に対応する数のボビン75を備えている。こ
のボビン75には、縦ガラス繊維25Aが巻き付けられ
ており、縦ガラス繊維25Aは、後に詳述する誘導パイ
プ92とダイ91の内部95との間に誘導される構成と
なっている。
表面10A及び裏面10Bに配設される縦ガラス繊維2
5Aの本数に対応する数のボビン75を備えている。こ
のボビン75には、縦ガラス繊維25Aが巻き付けられ
ており、縦ガラス繊維25Aは、後に詳述する誘導パイ
プ92とダイ91の内部95との間に誘導される構成と
なっている。
【0060】第1の巻き付け装置72は、図8に示すよ
うに、誘導パイプ92をその中央部に配置可能な径を有
するリング状のアーム76と、アーム76の内側に沿っ
て移動自在に配設されたボビン77と、を備えて構成さ
れている。このボビン77には、斜めガラス繊維25C
が巻き付けられており、ボビン77を図7及び図8に示
す矢印R方向に移動させるとともに、ボビン77を回転
させることで、前記縦ガラス繊維25Aが配設された誘
導パイプ92の外周に斜めガラス繊維25Cが巻き付け
られるようになっている。ここで、アーム76は配設位
置が固定されており、斜めガラス繊維25Cの巻き付け
角度β(図4参照)は、心材10の搬送スピード及びボ
ビン77の移動速度により決定される。
うに、誘導パイプ92をその中央部に配置可能な径を有
するリング状のアーム76と、アーム76の内側に沿っ
て移動自在に配設されたボビン77と、を備えて構成さ
れている。このボビン77には、斜めガラス繊維25C
が巻き付けられており、ボビン77を図7及び図8に示
す矢印R方向に移動させるとともに、ボビン77を回転
させることで、前記縦ガラス繊維25Aが配設された誘
導パイプ92の外周に斜めガラス繊維25Cが巻き付け
られるようになっている。ここで、アーム76は配設位
置が固定されており、斜めガラス繊維25Cの巻き付け
角度β(図4参照)は、心材10の搬送スピード及びボ
ビン77の移動速度により決定される。
【0061】第2の巻き付け装置73は、ボビン77の
移動方向(図7に示す矢印L方向)が第1の巻き付け装
置72と異なる以外は、第1の巻き付け装置72と同一
の構成であるため、その説明は省略する。
移動方向(図7に示す矢印L方向)が第1の巻き付け装
置72と異なる以外は、第1の巻き付け装置72と同一
の構成であるため、その説明は省略する。
【0062】樹脂層形成装置90は、図6に示すよう
に、樹脂を加熱成型するダイ91と、外周に配設された
ガラス繊維25及びダイ91で成型された樹脂シート
を、心材10の外周面に誘導する誘導パイプ92と、を
備えて構成されている。
に、樹脂を加熱成型するダイ91と、外周に配設された
ガラス繊維25及びダイ91で成型された樹脂シート
を、心材10の外周面に誘導する誘導パイプ92と、を
備えて構成されている。
【0063】ダイ91の内部95は、入側から出側に向
けて徐々に狭くなった構造を有している。ダイ91の入
側には、ダイ91の内部95に樹脂を注入する注入口9
3が形成されている。ダイ91の外周面には、ダイ91
を加熱するヒータ94が配設されている。また、ダイ9
1には、ダイ91の温度を調整するサーモカップ96が
配設されている。ダイ91の内部95の入側には、一端
がダイ91の入側から外部に延出され、他端がダイ91
の内部95の長手方向略中央部に位置する誘導パイプ9
2が設けられている。
けて徐々に狭くなった構造を有している。ダイ91の入
側には、ダイ91の内部95に樹脂を注入する注入口9
3が形成されている。ダイ91の外周面には、ダイ91
を加熱するヒータ94が配設されている。また、ダイ9
1には、ダイ91の温度を調整するサーモカップ96が
配設されている。ダイ91の内部95の入側には、一端
がダイ91の入側から外部に延出され、他端がダイ91
の内部95の長手方向略中央部に位置する誘導パイプ9
2が設けられている。
【0064】誘導パイプ92は、図6及び図9に示すよ
うに、心材10がその内部を図6に示す矢印Z方向に移
動可能である程度の隙間を心材10との間に形成する中
空構造を有している。すなわち、誘導パイプ92は、所
定位置に配置された心材10と、ダイ91の内部25面
との間に配設されている。したがって、注入口93から
注入された樹脂は、この誘導パイプ92が配設されてい
る領域(図6に符号Taで示す領域)では、心材10と
接触しないようになっており、次の領域(図6に符号T
bで示す領域)において、心材10に、ガラス繊維25
及び樹脂を誘導する役割を果たしている。
うに、心材10がその内部を図6に示す矢印Z方向に移
動可能である程度の隙間を心材10との間に形成する中
空構造を有している。すなわち、誘導パイプ92は、所
定位置に配置された心材10と、ダイ91の内部25面
との間に配設されている。したがって、注入口93から
注入された樹脂は、この誘導パイプ92が配設されてい
る領域(図6に符号Taで示す領域)では、心材10と
接触しないようになっており、次の領域(図6に符号T
bで示す領域)において、心材10に、ガラス繊維25
及び樹脂を誘導する役割を果たしている。
【0065】誘導パイプ92の終端(出側の端部)位置
からダイ91の出側までの領域は、前記ガラス繊維25
及び樹脂と、心材10とが接触可能に構成されている。
この領域では、ダイ91の内部95は、出側に向けて徐
々に狭くなる、すなわち、内部95の内壁が心材10に
接近する構成となっている。この構成により、前記樹脂
は、出側に近づくほど圧縮された状態となる。このた
め、心材10の外周面にガラス繊維25及び樹脂層20
をより強固に固着することができる。そして、ダイ91
の出側近傍は、正規の寸法に成型された板材1が得られ
るように、その寸法が調整されている。
からダイ91の出側までの領域は、前記ガラス繊維25
及び樹脂と、心材10とが接触可能に構成されている。
この領域では、ダイ91の内部95は、出側に向けて徐
々に狭くなる、すなわち、内部95の内壁が心材10に
接近する構成となっている。この構成により、前記樹脂
は、出側に近づくほど圧縮された状態となる。このた
め、心材10の外周面にガラス繊維25及び樹脂層20
をより強固に固着することができる。そして、ダイ91
の出側近傍は、正規の寸法に成型された板材1が得られ
るように、その寸法が調整されている。
【0066】次に、この心材製造装置50及び、ガラス
繊維配設装置70及び樹脂層形成装置90を用い、前述
した構成の板材1を製造する方法について説明する。
繊維配設装置70及び樹脂層形成装置90を用い、前述
した構成の板材1を製造する方法について説明する。
【0067】先ず、ホッパ54に原料であるポリエステ
ル樹脂のチップを投入し、これを加熱筒55内に供給す
る。次に、この加熱筒55内に供給されたポリエステル
樹脂をここで加熱溶融した後、これをTダイ57から押
し出して所定のシート状に成型する。次いで、このシー
ト状に成型されたポリエステル樹脂を延伸加工機52に
て、約3倍の面積が得られるように延伸しシート49を
得る。次に、このシート49を凹凸形成装置53に送
り、油圧シリンダ59を作動させて、上下の絞り型58
をシート49に向けて移動させ、プレス加工を行う。こ
れにより、シート49は、絞り型58によって表面側及
び裏面側から押し出され、表面及び裏面に、前述した形
状の凹凸が形成される。このようにして心材10を得
た。次に、心材10の所望の凹部12Aに、リブ30を
接着固定する。
ル樹脂のチップを投入し、これを加熱筒55内に供給す
る。次に、この加熱筒55内に供給されたポリエステル
樹脂をここで加熱溶融した後、これをTダイ57から押
し出して所定のシート状に成型する。次いで、このシー
ト状に成型されたポリエステル樹脂を延伸加工機52に
て、約3倍の面積が得られるように延伸しシート49を
得る。次に、このシート49を凹凸形成装置53に送
り、油圧シリンダ59を作動させて、上下の絞り型58
をシート49に向けて移動させ、プレス加工を行う。こ
れにより、シート49は、絞り型58によって表面側及
び裏面側から押し出され、表面及び裏面に、前述した形
状の凹凸が形成される。このようにして心材10を得
た。次に、心材10の所望の凹部12Aに、リブ30を
接着固定する。
【0068】なお、実施の形態1では、心材10の厚さ
(図3に符号Yで示す距離)を、約8.5mmに設定し
た。この心材10は、薄いシート状であるとともに、可
撓性を備えているため、ロール状にすることができ、こ
のまま保存することも可能である。実施の形態1では、
心材10を一旦ロール状に巻き取った。
(図3に符号Yで示す距離)を、約8.5mmに設定し
た。この心材10は、薄いシート状であるとともに、可
撓性を備えているため、ロール状にすることができ、こ
のまま保存することも可能である。実施の形態1では、
心材10を一旦ロール状に巻き取った。
【0069】このように、心材10を一旦巻き取った状
態で保存すれば、例えば、次に行う樹脂層20の形成工
程と、心材10の製造工程とのラインスピードが異なっ
たとしても、両者のラインスピードを合わせる必要がな
い。この結果、作業性が著しく向上する。次に、ロール
状の心材10から巻き出した心材10を、ガラス繊維配
設装置70及び樹脂層形成装置90の所定位置にセット
する。次いで、縦ガラス繊維配設装置71から所定本数
の縦ガラス繊維25Aを巻き出し、誘導パイプ92の所
定位置に誘導する。次いで、心材10を所定のラインス
ピードで、矢印Z方向に移動(搬送)させる。この時、
第1の巻き付け装置72及び第2の巻き付け装置73を
作動し、ボビン77をアーム76内側に沿って移動させ
るとともに回転させて、縦ガラス繊維25Aが配設され
た誘導パイプ92に、斜めガラス繊維25B及び25C
を巻き付ける。
態で保存すれば、例えば、次に行う樹脂層20の形成工
程と、心材10の製造工程とのラインスピードが異なっ
たとしても、両者のラインスピードを合わせる必要がな
い。この結果、作業性が著しく向上する。次に、ロール
状の心材10から巻き出した心材10を、ガラス繊維配
設装置70及び樹脂層形成装置90の所定位置にセット
する。次いで、縦ガラス繊維配設装置71から所定本数
の縦ガラス繊維25Aを巻き出し、誘導パイプ92の所
定位置に誘導する。次いで、心材10を所定のラインス
ピードで、矢印Z方向に移動(搬送)させる。この時、
第1の巻き付け装置72及び第2の巻き付け装置73を
作動し、ボビン77をアーム76内側に沿って移動させ
るとともに回転させて、縦ガラス繊維25Aが配設され
た誘導パイプ92に、斜めガラス繊維25B及び25C
を巻き付ける。
【0070】この工程とほぼ並行して、注入口93から
ポリエステル樹脂を投入し、これを加熱溶融して、ダイ
91の内部95に注入する。ダイ91の内部95に注入
された樹脂は、Ta領域において、誘導パイプ92の存
在により心材10と隔離されている。このTa領域で
は、前記樹脂は半硬化した状態であり、まだ軟らかく収
縮は始まっていない。次に、Tb領域に送られた樹脂
は、半硬化状態から序々に硬化し、ガラス繊維25と一
体化しながら収縮を起こし、ガラス繊維25が配設され
た心材10の外周部に固着される。この時、ダイ91の
内部95は、出側に向けて徐々に狭くなっているため、
前記樹脂は序々に圧縮された状態となり、前記心材10
の外周面にガラス繊維25及び樹脂層20が強固に固着
される。このような工程を経て、ダイ91の出側から正
規の寸法に成型された板材1が搬出される。
ポリエステル樹脂を投入し、これを加熱溶融して、ダイ
91の内部95に注入する。ダイ91の内部95に注入
された樹脂は、Ta領域において、誘導パイプ92の存
在により心材10と隔離されている。このTa領域で
は、前記樹脂は半硬化した状態であり、まだ軟らかく収
縮は始まっていない。次に、Tb領域に送られた樹脂
は、半硬化状態から序々に硬化し、ガラス繊維25と一
体化しながら収縮を起こし、ガラス繊維25が配設され
た心材10の外周部に固着される。この時、ダイ91の
内部95は、出側に向けて徐々に狭くなっているため、
前記樹脂は序々に圧縮された状態となり、前記心材10
の外周面にガラス繊維25及び樹脂層20が強固に固着
される。このような工程を経て、ダイ91の出側から正
規の寸法に成型された板材1が搬出される。
【0071】なお、実施の形態1では、凹凸形成装置5
3として、絞り型58を備えたプレス装置を採用した
が、これに限らず、心材10に前記凹凸を形成すること
が可能であれば、バキューム装置等、他の構成を備えた
装置を使用してもよい。
3として、絞り型58を備えたプレス装置を採用した
が、これに限らず、心材10に前記凹凸を形成すること
が可能であれば、バキューム装置等、他の構成を備えた
装置を使用してもよい。
【0072】また、凹凸形成装置としては、実施の形態
1で使用した構成の他、例えば、図10に示すように、
円筒形のローラー150上に絞り型58Aを配設した一
対のプレス具を備えた構成としてもよい。このプレス具
を備えた構成の凹凸形成装置では、回転するプレス具と
プレス具との間(図10に符号Wで示す矢印方向)にシ
ートを通過させることで、連続的に凹凸を形成すること
ができる。この場合、ローラー150上に形成する絞り
型58Aは、規則的に決まった位置に形成してもよく、
また、任意の位置にランダムに形成してもよい。絞り型
58Aをランダムに形成したプレス具を用いた場合に
は、心材10の表面10A及び裏面10Bにも凹凸が不
規則に形成されるが、この凹凸が不規則に形成された心
材10を使用した板材1は、その強度が一層向上され
る。
1で使用した構成の他、例えば、図10に示すように、
円筒形のローラー150上に絞り型58Aを配設した一
対のプレス具を備えた構成としてもよい。このプレス具
を備えた構成の凹凸形成装置では、回転するプレス具と
プレス具との間(図10に符号Wで示す矢印方向)にシ
ートを通過させることで、連続的に凹凸を形成すること
ができる。この場合、ローラー150上に形成する絞り
型58Aは、規則的に決まった位置に形成してもよく、
また、任意の位置にランダムに形成してもよい。絞り型
58Aをランダムに形成したプレス具を用いた場合に
は、心材10の表面10A及び裏面10Bにも凹凸が不
規則に形成されるが、この凹凸が不規則に形成された心
材10を使用した板材1は、その強度が一層向上され
る。
【0073】また、実施の形態1で説明した板材製造装
置及び板材の製造方法は、得るべき板材の材質や構成に
より、延伸加工機52の配設あるいは使用を省略した
り、ガラス繊維配設装置70の配設あるいは使用を省略
する等、本発明から逸脱しな程度に変更することができ
る。
置及び板材の製造方法は、得るべき板材の材質や構成に
より、延伸加工機52の配設あるいは使用を省略した
り、ガラス繊維配設装置70の配設あるいは使用を省略
する等、本発明から逸脱しな程度に変更することができ
る。
【0074】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について図面を参照して説明する。なお、実施の形
態2では、実施の形態1で説明した板材及び板材製造装
置と同じ部材には、同一の符合を付し、その説明は省略
する。
態2について図面を参照して説明する。なお、実施の形
態2では、実施の形態1で説明した板材及び板材製造装
置と同じ部材には、同一の符合を付し、その説明は省略
する。
【0075】図11は、本発明の実施の形態2に係る板
材の斜視図、図12は、図11に示す板材の組み立て工
程中を示す模式図である。
材の斜視図、図12は、図11に示す板材の組み立て工
程中を示す模式図である。
【0076】実施の形態2に係る板材100と、前述し
た実施の形態1に係る板材1との異なる点は、心材10
の少なくとも表裏面に、予め成型加工された樹脂層を設
けることにより、板材100を得る点である。
た実施の形態1に係る板材1との異なる点は、心材10
の少なくとも表裏面に、予め成型加工された樹脂層を設
けることにより、板材100を得る点である。
【0077】具体的には、実施の形態2に係る板材10
0は、図11及び図12に示すように、心材10と、心
材10の外周面に配設された平坦な板200とを備えて
構成されている。この平坦な板200は、ガラス繊維2
50と、ガラス繊維250と一体化した樹脂層220と
を備えている。
0は、図11及び図12に示すように、心材10と、心
材10の外周面に配設された平坦な板200とを備えて
構成されている。この平坦な板200は、ガラス繊維2
50と、ガラス繊維250と一体化した樹脂層220と
を備えている。
【0078】樹脂層220は、心材10の厚さ方向中央
部から表面側を包囲する断面コ字状の第1の樹脂部材2
20Aと、心材10の厚さ方向中央部から裏面側を包囲
する断面コ字状の第2の樹脂部材220Bとを備えてい
る。この両樹脂部材220A及び220Bは、これらの
心材10の表裏両面に対応する部分に敷設されたガラス
繊維織物226と、心材10の表裏両面の長手方向に略
水平に配置された縦ガラス繊維25Aとが一体化された
構造を備えている。この第1の樹脂部材220Aと第2
の樹脂部材220Bは、その両端部の端面302Aと3
02Bとが接着剤により接着されている。すなわち、板
材100は、心材10を予め成型されている第1の樹脂
部材220Aと第2の樹脂部材220Bとで挟んで包囲
し、前記接着剤により第1の樹脂部材220Aと第2の
樹脂部材220を固定した構造となっている。
部から表面側を包囲する断面コ字状の第1の樹脂部材2
20Aと、心材10の厚さ方向中央部から裏面側を包囲
する断面コ字状の第2の樹脂部材220Bとを備えてい
る。この両樹脂部材220A及び220Bは、これらの
心材10の表裏両面に対応する部分に敷設されたガラス
繊維織物226と、心材10の表裏両面の長手方向に略
水平に配置された縦ガラス繊維25Aとが一体化された
構造を備えている。この第1の樹脂部材220Aと第2
の樹脂部材220Bは、その両端部の端面302Aと3
02Bとが接着剤により接着されている。すなわち、板
材100は、心材10を予め成型されている第1の樹脂
部材220Aと第2の樹脂部材220Bとで挟んで包囲
し、前記接着剤により第1の樹脂部材220Aと第2の
樹脂部材220を固定した構造となっている。
【0079】次に、この板材100を製造する装置及び
板材100の製造方法について、図面を参照して説明す
る。
板材100の製造方法について、図面を参照して説明す
る。
【0080】図13は、樹脂層形成装置と、この樹脂層
形成装置にガラス繊維を供給するガラス繊維供給装置と
を示す断面模式図、図14は、図13に示す樹脂層形成
装置の入側側面図、図15は、図13に示す樹脂層形成
装置の出側側面図、図16は、図13に示す樹脂層形成
装置の長手方向(ライン方向)側面図、図17は、図1
3に示すガラス繊維供給装置と、樹脂層形成装置の入側
部分を示す平面図、図18は、図13に示すガラス繊維
供給装置と、樹脂層形成装置の入側部分を示す斜視図で
ある。
形成装置にガラス繊維を供給するガラス繊維供給装置と
を示す断面模式図、図14は、図13に示す樹脂層形成
装置の入側側面図、図15は、図13に示す樹脂層形成
装置の出側側面図、図16は、図13に示す樹脂層形成
装置の長手方向(ライン方向)側面図、図17は、図1
3に示すガラス繊維供給装置と、樹脂層形成装置の入側
部分を示す平面図、図18は、図13に示すガラス繊維
供給装置と、樹脂層形成装置の入側部分を示す斜視図で
ある。
【0081】実施の形態2に係る樹脂層形成装置290
及びガラス繊維供給装置270は、同一ライン上に配設
されており、ガラス繊維供給装置270を上流側に配置
してある。
及びガラス繊維供給装置270は、同一ライン上に配設
されており、ガラス繊維供給装置270を上流側に配置
してある。
【0082】樹脂層形成装置290は、その入側に配置
され、樹脂を成型する樹脂部材成型部291と、心材1
0を所定位置に誘導する誘導部292と、樹脂部材型部
291に連通して配置された接着剤付着部293と、接
着剤付着部293に連通して配置され、一対の樹脂層を
圧接する圧接部294と、を備えて構成されている。こ
の樹脂層形成装置290は、これを上下に二等分する水
平な面に対して面対称に構成されている。すなわち、樹
脂層形成装置290は、上側を構成する上側部分290
Aと、下側を構成する下側部分290Bと、を備え、こ
れらを長ねじ315等の固定部材を用いて固定した構成
を備えている。
され、樹脂を成型する樹脂部材成型部291と、心材1
0を所定位置に誘導する誘導部292と、樹脂部材型部
291に連通して配置された接着剤付着部293と、接
着剤付着部293に連通して配置され、一対の樹脂層を
圧接する圧接部294と、を備えて構成されている。こ
の樹脂層形成装置290は、これを上下に二等分する水
平な面に対して面対称に構成されている。すなわち、樹
脂層形成装置290は、上側を構成する上側部分290
Aと、下側を構成する下側部分290Bと、を備え、こ
れらを長ねじ315等の固定部材を用いて固定した構成
を備えている。
【0083】樹脂部材成型部291は、心材10の表面
側を包囲する第1の樹脂部材220Aを成型する第1の
樹脂部材成型部291Aと、心材10の裏面側を包囲す
る第2の樹脂部材220Bを成型する第2の樹脂部材成
型部291Bと、を備えている。この第1の樹脂部材成
型部291A及び第2の樹脂部材成型部291Bは、誘
導部292を挟んで上下に対向し、入側では互いに離れ
ており、出側に近づくにしたがって互いに近接するよう
斜めに配設されている。
側を包囲する第1の樹脂部材220Aを成型する第1の
樹脂部材成型部291Aと、心材10の裏面側を包囲す
る第2の樹脂部材220Bを成型する第2の樹脂部材成
型部291Bと、を備えている。この第1の樹脂部材成
型部291A及び第2の樹脂部材成型部291Bは、誘
導部292を挟んで上下に対向し、入側では互いに離れ
ており、出側に近づくにしたがって互いに近接するよう
斜めに配設されている。
【0084】第1の樹脂部材成型部291Aは、入側か
ら見た形状がコ字状のダイから構成されている。第1の
樹脂部材成型部291Aの入側は、樹脂層形成装置29
0の上部に位置しており、この入側端面には、後に詳細
するが、ガラス繊維織物226と縦ガラス繊維25Aを
第1の樹脂部材成型部291A内に供給するためのガラ
ス繊維入口301Aが形成されている。また、第1の樹
脂部材成型部291Aの入側近傍の上部には、第1の樹
脂部材成型部291A内に樹脂を供給する複数の樹脂注
入口303Aが開閉自在に設けられている。
ら見た形状がコ字状のダイから構成されている。第1の
樹脂部材成型部291Aの入側は、樹脂層形成装置29
0の上部に位置しており、この入側端面には、後に詳細
するが、ガラス繊維織物226と縦ガラス繊維25Aを
第1の樹脂部材成型部291A内に供給するためのガラ
ス繊維入口301Aが形成されている。また、第1の樹
脂部材成型部291Aの入側近傍の上部には、第1の樹
脂部材成型部291A内に樹脂を供給する複数の樹脂注
入口303Aが開閉自在に設けられている。
【0085】この第1の樹脂部材成型部291Aの上下
近傍には、第1の樹脂部材成型部291A内に注入され
た樹脂を成型可能な温度にするためのヒータ308Aが
複数配設されている。なお、第1の樹脂部材成型部29
1Aの出側から接着剤付着部293に搬送される第1の
樹脂部材220Aは、完全に成型された状態となってい
る。
近傍には、第1の樹脂部材成型部291A内に注入され
た樹脂を成型可能な温度にするためのヒータ308Aが
複数配設されている。なお、第1の樹脂部材成型部29
1Aの出側から接着剤付着部293に搬送される第1の
樹脂部材220Aは、完全に成型された状態となってい
る。
【0086】第2の樹脂部材成型部291Bは、第1の
樹脂部材成型部291Aと同様の構成のものを、前述し
たように面対称に配設したものである。このため、第2
の樹脂部材成型部291Bの構造については、第1の樹
脂部材成型部291Aに対応した構成要素に、第1の樹
脂部材成型部291Aと同様の符合を付し(但し、符合
AはBと置き換える)、その説明は省略する。
樹脂部材成型部291Aと同様の構成のものを、前述し
たように面対称に配設したものである。このため、第2
の樹脂部材成型部291Bの構造については、第1の樹
脂部材成型部291Aに対応した構成要素に、第1の樹
脂部材成型部291Aと同様の符合を付し(但し、符合
AはBと置き換える)、その説明は省略する。
【0087】なお、第1の樹脂部材成型部291Aと、
第2の樹脂部材成型部291Bは、出側に近づくほど互
いに近接していくが、出側位置において両者は未だ接触
せず、所定の間隔を保っている。接着剤付着部293
は、その長手方向両側面に、特に図16に示すように、
第1の樹脂部材220Aの端部端面302Aと、第2の
樹脂部材220Bの端部端面302Bに接着剤を付着す
るための接着剤注入口305が設けられている。この接
着剤付着部293は、入側では、搬送された第1の樹脂
部材220Aと第2の樹脂部材220Bとが接触せず、
両者間に所定の間隔を保つことが可能な広さであり、出
側では、両樹脂部材220A及び220Bが互いに当接
して圧接可能な広さとなるように、出側に行くにしたが
って、徐々に狭くなっている。この接着剤付着部293
の入側側面には、後に詳述する誘導部292から搬送さ
れてくる心材10を、第1の樹脂部材220Aと第2の
樹脂部材220Bとの間に供給することが可能な心材供
給口306が開口されている。この接着剤付着部293
の出側において、心材10の表面側に、ガラス繊維25
0が一体化された第1の樹脂部材220Aが、裏面側
に、ガラス繊維250が一体化された第2の樹脂部材2
20Bが設けられ、接着剤によって両樹脂部材220A
及び220Bが固定された板材100が形成される。
第2の樹脂部材成型部291Bは、出側に近づくほど互
いに近接していくが、出側位置において両者は未だ接触
せず、所定の間隔を保っている。接着剤付着部293
は、その長手方向両側面に、特に図16に示すように、
第1の樹脂部材220Aの端部端面302Aと、第2の
樹脂部材220Bの端部端面302Bに接着剤を付着す
るための接着剤注入口305が設けられている。この接
着剤付着部293は、入側では、搬送された第1の樹脂
部材220Aと第2の樹脂部材220Bとが接触せず、
両者間に所定の間隔を保つことが可能な広さであり、出
側では、両樹脂部材220A及び220Bが互いに当接
して圧接可能な広さとなるように、出側に行くにしたが
って、徐々に狭くなっている。この接着剤付着部293
の入側側面には、後に詳述する誘導部292から搬送さ
れてくる心材10を、第1の樹脂部材220Aと第2の
樹脂部材220Bとの間に供給することが可能な心材供
給口306が開口されている。この接着剤付着部293
の出側において、心材10の表面側に、ガラス繊維25
0が一体化された第1の樹脂部材220Aが、裏面側
に、ガラス繊維250が一体化された第2の樹脂部材2
20Bが設けられ、接着剤によって両樹脂部材220A
及び220Bが固定された板材100が形成される。
【0088】圧接部294は、接着剤付着部293の出
側と同程度の広さ、すなわち、板材100と同程度の広
さを備えた板材通路304を備えている。この板材通路
304を通過する板材100は、上下方向に押圧され
て、第1の樹脂部材220Aと第2の樹脂部材220B
とが接着剤により完全に固定される。この圧接部294
の板材通路304の上方及び下方には、通路304内を
所望の温度に維持するための複数のヒータ309A及び
309Bが配設されている。
側と同程度の広さ、すなわち、板材100と同程度の広
さを備えた板材通路304を備えている。この板材通路
304を通過する板材100は、上下方向に押圧され
て、第1の樹脂部材220Aと第2の樹脂部材220B
とが接着剤により完全に固定される。この圧接部294
の板材通路304の上方及び下方には、通路304内を
所望の温度に維持するための複数のヒータ309A及び
309Bが配設されている。
【0089】誘導部292は、第1の樹脂部材成型部2
91Aと、第2の樹脂部材成型部291Bとの間に、入
側から出側に向けて水平に配設されている。誘導部29
2の入側側面には、心材10を樹脂層形成装置290内
に導入するための入口310が設けられている。誘導部
292の出側には、心材10を水平に支持する心材支持
部材311が設けられている。この誘導部292は、心
材10を接着剤付着部293内に、所望のラインスピー
ドで誘導することができる図示しない誘導装置が設けら
れている。
91Aと、第2の樹脂部材成型部291Bとの間に、入
側から出側に向けて水平に配設されている。誘導部29
2の入側側面には、心材10を樹脂層形成装置290内
に導入するための入口310が設けられている。誘導部
292の出側には、心材10を水平に支持する心材支持
部材311が設けられている。この誘導部292は、心
材10を接着剤付着部293内に、所望のラインスピー
ドで誘導することができる図示しない誘導装置が設けら
れている。
【0090】ガラス繊維供給装置270は、樹脂層形成
装置290の上流側(入側)に配設されている。このガ
ラス繊維供給装置270は、ガラス繊維により形成され
たガラス繊維織物226をロール状に巻着付けた織物供
給装置228と、縦ガラス繊維配設装置71とを備えて
構成されている。この織物供給装置228と縦ガラス繊
維配設装置71は、特に図13に示すように、両者で一
組となり、本実施の形態では、この組みを二つ備えてい
る。一方のガラス繊維織物226は、ガラス繊維入口3
01Aから第1の樹脂部材成型部291A内に、他方の
ガラス繊維織物226は、ガラス繊維入口301Bから
第2の樹脂部材成型部291B内に挿入される。また、
各々のボビン75に巻き付けられている縦ガラス繊維2
5Aは、互いに所定の間隔をおき、かつガラス繊維織物
226と一緒に第1の樹脂部材成型部291A内及び第
2の樹脂部材成型部291B内に挿入される。
装置290の上流側(入側)に配設されている。このガ
ラス繊維供給装置270は、ガラス繊維により形成され
たガラス繊維織物226をロール状に巻着付けた織物供
給装置228と、縦ガラス繊維配設装置71とを備えて
構成されている。この織物供給装置228と縦ガラス繊
維配設装置71は、特に図13に示すように、両者で一
組となり、本実施の形態では、この組みを二つ備えてい
る。一方のガラス繊維織物226は、ガラス繊維入口3
01Aから第1の樹脂部材成型部291A内に、他方の
ガラス繊維織物226は、ガラス繊維入口301Bから
第2の樹脂部材成型部291B内に挿入される。また、
各々のボビン75に巻き付けられている縦ガラス繊維2
5Aは、互いに所定の間隔をおき、かつガラス繊維織物
226と一緒に第1の樹脂部材成型部291A内及び第
2の樹脂部材成型部291B内に挿入される。
【0091】次に、実施の形態1で説明した心材製造装
置50、ガラス繊維供給装置270及び樹脂層形成装置
290を用い、前述した構成の板材100を製造する方
法について説明する。
置50、ガラス繊維供給装置270及び樹脂層形成装置
290を用い、前述した構成の板材100を製造する方
法について説明する。
【0092】先ず、両織物供給装置228からガラス繊
維織物226を各々巻きだし、ガラス繊維入口301A
及び301Bから第1の樹脂部材成型部291A及び第
2の樹脂部材成型部291Bにガラス繊維織物226を
供給する。これとほぼ同時に、両縦ガラス繊維配設装置
71から縦ガラス繊維25Aを巻きだし、ガラス繊維入
口301A及び301Bから第1の樹脂部材成型部29
1A及び第2の樹脂部材成型部291Bに縦ガラス繊維
25Aを供給する。この時、特に図17及び図18に示
すように、複数の縦ガラス繊維25Aは、互いに所定の
間隔をおいて、ガラス繊維織物226と一緒に供給され
る。
維織物226を各々巻きだし、ガラス繊維入口301A
及び301Bから第1の樹脂部材成型部291A及び第
2の樹脂部材成型部291Bにガラス繊維織物226を
供給する。これとほぼ同時に、両縦ガラス繊維配設装置
71から縦ガラス繊維25Aを巻きだし、ガラス繊維入
口301A及び301Bから第1の樹脂部材成型部29
1A及び第2の樹脂部材成型部291Bに縦ガラス繊維
25Aを供給する。この時、特に図17及び図18に示
すように、複数の縦ガラス繊維25Aは、互いに所定の
間隔をおいて、ガラス繊維織物226と一緒に供給され
る。
【0093】次に、樹脂注入口303A及び303Bか
ら加熱溶融した樹脂を第1の樹脂部材成型部291A及
び第2の樹脂部材成型部291Bに注入する。ここで、
樹脂は、ガラス繊維織物226及び縦ガラス繊維25A
と一体化されて成型される。この時、ヒータ308A及
び308Bは、両樹脂部材成型部291A及び291B
が樹脂を成型するために最適な温度を維持するように、
温度が設定されている。次いで、第1の樹脂部材成型部
291Aで成型された第1の樹脂部材220A及び第2
の樹脂部材成型部291Bで成型された第2の樹脂部材
220Bは、接着剤付着部293に搬送される。
ら加熱溶融した樹脂を第1の樹脂部材成型部291A及
び第2の樹脂部材成型部291Bに注入する。ここで、
樹脂は、ガラス繊維織物226及び縦ガラス繊維25A
と一体化されて成型される。この時、ヒータ308A及
び308Bは、両樹脂部材成型部291A及び291B
が樹脂を成型するために最適な温度を維持するように、
温度が設定されている。次いで、第1の樹脂部材成型部
291Aで成型された第1の樹脂部材220A及び第2
の樹脂部材成型部291Bで成型された第2の樹脂部材
220Bは、接着剤付着部293に搬送される。
【0094】一方、実施の形態1と同様の方法により心
材製造装置50にて製造した心材10を、樹脂層形成装
置290の誘導部292の所定位置にセットし、心材支
持部材311を介して、心材供給口306から心材10
を接着剤付着部293に搬送する。
材製造装置50にて製造した心材10を、樹脂層形成装
置290の誘導部292の所定位置にセットし、心材支
持部材311を介して、心材供給口306から心材10
を接着剤付着部293に搬送する。
【0095】接着剤付着部293では、心材10が、両
樹脂部材220A及び220Bの間に搬送され、接着剤
注入口305から注入された接着剤が、第1の樹脂部材
220Aの端面302Aと、第2の樹脂部材220Bの
端面302Bに付着される。心材10と、両樹脂部材2
20A及び220Bとが、出側に向けて搬送されるにつ
れて、両樹脂部材220A及び220Bは、互いの端面
302A及び302Bが当接するように近づき、接着剤
付着部293の出側において、両者は心材10を包囲し
て接着される。このようにして板材100が形成され
る。
樹脂部材220A及び220Bの間に搬送され、接着剤
注入口305から注入された接着剤が、第1の樹脂部材
220Aの端面302Aと、第2の樹脂部材220Bの
端面302Bに付着される。心材10と、両樹脂部材2
20A及び220Bとが、出側に向けて搬送されるにつ
れて、両樹脂部材220A及び220Bは、互いの端面
302A及び302Bが当接するように近づき、接着剤
付着部293の出側において、両者は心材10を包囲し
て接着される。このようにして板材100が形成され
る。
【0096】次に、板材100は、圧接部294におい
て、両樹脂部材220A及び220Bを接着させる方向
に圧接されながら、出側に向けて搬送される。この時、
板材通路304は、ヒータ309A及び309Bによっ
て、最適な温度に維持されている。そして、前記圧力に
よって、両樹脂層220Aと220Bは、確実に接着固
定される。
て、両樹脂部材220A及び220Bを接着させる方向
に圧接されながら、出側に向けて搬送される。この時、
板材通路304は、ヒータ309A及び309Bによっ
て、最適な温度に維持されている。そして、前記圧力に
よって、両樹脂層220Aと220Bは、確実に接着固
定される。
【0097】以上の工程により、耐熱性、耐久性及び強
度に優れ、軽くかつ安価な板材100を得た。
度に優れ、軽くかつ安価な板材100を得た。
【0098】なお、実施の形態2では、ガラス繊維25
0としてガラス繊維織物226と縦ガラス繊維25Aと
を用いた場合について説明したが、これに限らず、ガラ
ス繊維250は、所望により、ガラス繊維織物226の
みを使用してもよく、また、縦ガラス繊維25Aのみを
使用してもよい。
0としてガラス繊維織物226と縦ガラス繊維25Aと
を用いた場合について説明したが、これに限らず、ガラ
ス繊維250は、所望により、ガラス繊維織物226の
みを使用してもよく、また、縦ガラス繊維25Aのみを
使用してもよい。
【0099】また、実施の形態2では、形状が同様の両
樹脂部材220A及び220Bを使用したが、これに限
らず、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材は、心材の表面
側及び裏面側に設けられることが可能であれば、他の形
状を備えていてもよい。
樹脂部材220A及び220Bを使用したが、これに限
らず、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材は、心材の表面
側及び裏面側に設けられることが可能であれば、他の形
状を備えていてもよい。
【0100】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
板材は、前記凹凸が形成された心材にガラス繊維及び樹
脂層を配設した構成を備えているため、軽くて丈夫であ
るという特性が得られる。また、この板材は、単純かつ
簡単な工程により製造することが可能であり、さらに連
続生産することができるため、製造コストを削減するこ
とができる。さらに、心材や樹脂層を構成する原料を選
択することで、前記効果に加え、優れた耐火性が得られ
たり、コンクリートとの良好な剥離性が得られる等、使
用目的に適した特性を備えた板材を提供することができ
る。また、使用済みの板材は、再利用することができる
ため、経済的であるとともに、環境保護にも貢献するこ
とができる。
板材は、前記凹凸が形成された心材にガラス繊維及び樹
脂層を配設した構成を備えているため、軽くて丈夫であ
るという特性が得られる。また、この板材は、単純かつ
簡単な工程により製造することが可能であり、さらに連
続生産することができるため、製造コストを削減するこ
とができる。さらに、心材や樹脂層を構成する原料を選
択することで、前記効果に加え、優れた耐火性が得られ
たり、コンクリートとの良好な剥離性が得られる等、使
用目的に適した特性を備えた板材を提供することができ
る。また、使用済みの板材は、再利用することができる
ため、経済的であるとともに、環境保護にも貢献するこ
とができる。
【0101】そして また、軽くて丈夫な板材は、取扱
いも容易であり、この板材を使用して行われる作業の効
率を向上することもできる。
いも容易であり、この板材を使用して行われる作業の効
率を向上することもできる。
【図1】本発明の実施の形態に係る板材の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示す心材の斜視図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面の一部を拡大し
た図である。
た図である。
【図4】図1に示す心材にガラス繊維を配設した状態を
示す平面模式図である。
示す平面模式図である。
【図5】心材を製造する心材製造装置の模式図である。
【図6】ガラス繊維配設装置と樹脂層形成装置とを示す
断面模式図である。
断面模式図である。
【図7】ガラス繊維配設装置の平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。
【図9】図6のVN−VN線に沿った断面図である。
【図10】凹凸形成装置の他の構成を示す模式図であ
る。
る。
【図11】本発明の実施の形態2に係る板材の斜視図で
ある。
ある。
【図12】図11に示す板材の組み立て工程中を示す模
式図である。
式図である。
【図13】樹脂層形成装置と、この樹脂層形成装置にガ
ラス繊維を供給するガラス繊維供給装置とを示す断面模
式図である。
ラス繊維を供給するガラス繊維供給装置とを示す断面模
式図である。
【図14】図13に示す樹脂層形成装置の入側側面図で
ある。
ある。
【図15】図13に示す樹脂層形成装置の出側側面図で
ある。
ある。
【図16】図13に示す樹脂層形成装置の長手方向(ラ
イン方向)側面図である。
イン方向)側面図である。
【図17】図13に示すガラス繊維供給装置と、樹脂層
形成装置の入側部分を示す平面図である。
形成装置の入側部分を示す平面図である。
【図18】図13に示すガラス繊維供給装置と、樹脂層
形成装置の入側部分を示す斜視図である。
形成装置の入側部分を示す斜視図である。
1 板材 10 心材 20、220 樹脂層 25、250 ガラス繊維 50 心材製造装置 51 押し出し機 53 凹凸形成装置 70 ガラス繊維配設装置 90、290 樹脂層形成装置 91 ダイ 92 誘導パイプ 270 ガラス繊維供給装置 291 樹脂層形成部 292 誘導部 293 接着剤付着部 294 圧接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 E04B 2/56 5/32 5/32 E04C 2/34 E04C 2/34 Q E04G 9/05 E04G 9/05 E06B 3/76 E06B 3/76
Claims (27)
- 【請求項1】 凹部と凸部が交互に形成された表面及び
裏面を備え、前記一方の面に形成された凸部が他方の面
に形成された凹部を構成してなるシート状の心材と、当
該心材の少なくとも表面及び裏面に設けられた平坦な板
と、を備えた板材。 - 【請求項2】 前記平坦な板は、ガラス繊維と、当該ガ
ラス繊維と一体化した樹脂層と、を備えてなる請求項1
記載の板材。 - 【請求項3】 前記樹脂層は、前記心材の表面側に設け
られた第1の樹脂部材と、当該心材の裏面側に設けられ
た第2の樹脂部材と、を備えてなる請求項2記載の板
材。 - 【請求項4】 前記平坦な板は、前記心材の少なくとも
表面及び裏面に設けられたガラス繊維と、当該ガラス繊
維が設けられた心材の少なくとも表面及び裏面に形成さ
れた樹脂層と、を備えてなる請求項1記載の板材。 - 【請求項5】 前記ガラス繊維が、前記心材の長手方向
に対し複数の方向から当該心材に巻き付けられてなる請
求項4記載の板材。 - 【請求項6】 前記樹脂層が、前記ガラス繊維が配設さ
れた心材の外周面に形成されてなる請求項4又は請求項
5記載の板材。 - 【請求項7】 前記心材と前記樹脂層との間であって、
当該心材の所望位置に、リブを設けた請求項2ないし請
求項6のいずれか一項に記載の板材。 - 【請求項8】 前記心材は熱可塑性樹脂からなり、前記
凹部及び凸部は、延伸加工された熱可塑性樹脂シートを
成型することにより形成されてなる請求項1ないし請求
項7のいずれか一項に記載の板材。 - 【請求項9】 前記心材が金属からなる請求項1ないし
請求項7のいずれか一項に記載の板材。 - 【請求項10】 原料をシート状に押し出し成型する工
程と、押し出されたシートの表面及び裏面に、一方の面
に形成された凸部が他方の面に形成された凹部を構成し
てなる凹凸を交互に形成する工程と、当該凹凸が形成さ
れたシートの少なくとも表面及び裏面に樹脂層を形成す
る工程と、を備えてなる板材の製造方法。 - 【請求項11】 前記凹凸が形成されたシートの表面に
ガラス繊維を配設する工程を、さらに備えた請求項10
記載の板材の製造方法。 - 【請求項12】 前記ガラス繊維を配設する工程は、前
記凹凸が形成されたシートの長手方向に対し複数の方向
から当該ガラス繊維を巻き付ける工程を含む請求項11
記載の板材の製造方法。 - 【請求項13】 前記樹脂層を形成する工程は、樹脂を
加熱成型し、これが硬化・収縮する際に、前記ガラス繊
維が巻き付けられたシートの少なくとも表面及び裏面
に、これを固着する工程を含む請求項11又は請求項1
2記載の板材の製造方法。 - 【請求項14】 前記樹脂層を形成する工程は、前記凹
凸が形成されたシートの表面側に設けられる第1の樹脂
部材と、当該シートの裏面側に設けられる第2の樹脂部
材とを形成する工程と、前記第1の樹脂部材及び第2の
樹脂部材との間に前記シートを誘導する工程と、前記シ
ートを誘導した後、前記第1の樹脂部材と第2の樹脂部
材とを接着剤により固定し、前記シートを前記両樹脂層
で包囲する工程と、を備えてなる請求項10記載の板材
の製造方法。 - 【請求項15】 前記第1の樹脂部材及び第2の樹脂部
材を形成する工程は、熱可塑性樹脂とガラス繊維とを含
む原料を成型加工する工程を備えてなる請求項14記載
の板材の製造方法。 - 【請求項16】 前記凹部及び凸部は、プレス成型又は
バキューム成型により形成する請求項10ないし請求項
15のいずれか一項に記載の板材の製造方法。 - 【請求項17】 前記プレス成型は、外周面に凸部及び
凹部が複数形成され、かつ回転自在な一対の円筒形プレ
ス具の間に前記シートを配置し、前記プレス具を回転さ
せるとともに、当該シートを移動させることにより連続
的に行う請求項16記載の板材の製造方法。 - 【請求項18】 熱可塑性を備えた原料をシート状に押
し出し成型し、これを延伸加工した後、前記凹部及び凸
部を形成する請求項10ないし請求項17のいずれか一
項に記載の板材の製造方法。 - 【請求項19】 原料をシート状に押し出し成型する押
し出し成型機と、当該押し出し成型機から供給されたシ
ートの表面及び裏面に、当該一方の面に形成された凸部
が他方の面に形成された凹部を構成してなる凹凸を交互
に形成する凹凸形成装置と、当該凹凸が形成されたシー
トの少なくとも表面及び裏面に樹脂層を形成する樹脂層
形成装置と、を備えた板材製造装置。 - 【請求項20】 ガラス繊維を前記凹凸が形成されたシ
ートの少なくとも表面及び裏面に配設するガラス繊維配
設装置を、さらに備えてなる請求項19記載の板材製造
装置。 - 【請求項21】 前記ガラス繊維配設装置は、前記凹凸
が形成されたシートの長手方向に対し複数の方向からガ
ラス繊維を巻き付ける巻き付け装置を備えてなる請求項
20記載の板材製造装置。 - 【請求項22】 前記樹脂層形成装置は、樹脂を加熱成
型する加熱成型部と、当該加熱成型部から押し出された
樹脂シートが硬化・収縮する際に、当該樹脂シートを前
記凹凸が形成されたシートの少なくとも表面及び裏面に
誘導する誘導部と、当該誘導された樹脂シートを前記凹
凸が形成されたシートの少なくとも表面及び裏面に圧接
させる圧接部と、を備えてなる請求項19ないし請求項
21のいずれか一項に記載の板材製造装置。 - 【請求項23】 前記樹脂層形成装置は、樹脂を、前記
凹凸が形成されたシートの表面側を包囲可能な形状に成
型する第1の樹脂部材成型部と、当該第1の樹脂部材成
型部と対向した位置に配設されるとともに、樹脂を、前
記シートの裏面側を包囲可能な形状に成型する第2の樹
脂部材成型部と、前記成型された第1の樹脂部材と第2
の樹脂部材との間に前記シートを誘導する誘導部と、前
記対向した第1の樹脂部材と第2の樹脂部材との接着面
に接着剤を付着する接着剤付着部と、前記接着剤が付着
された第1の樹脂部材と第2の樹脂部材との間に前記シ
ートを介在させた状態で当該両樹脂層を互いに圧接させ
る圧接部と、を備えてなる請求項19記載の板材製造装
置。 - 【請求項24】 ガラス繊維を前記第1の樹脂部材成型
部及び第2の樹脂部材成型部に供給するガラス繊維供給
装置を、さらに備えてなる請求項23記載の板材製造装
置。 - 【請求項25】 前記凹凸形成装置は、プレス装置又は
バキューム装置である請求項19ないし請求項24のい
ずれか一項に記載の板材製造装置。 - 【請求項26】 前記プレス装置は、外周面に凸部及び
凹部が複数形成された一対の円筒形プレス具を備え、前
記一方のプレス具の凸部は、他方のプレス具の凸部と干
渉しない位置に形成されてなる請求項25記載の板材製
造装置。 - 【請求項27】 前記押し出し成型機と、凹凸形成装置
との間に、当該押し出し成型機から供給されたシートを
延伸加工する延伸加工機を設けた請求項19ないし請求
項26のいずれか一項に記載の板材製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08256380A JP3092697B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-09-27 | 板材及びその製造方法、並びにその製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-32452 | 1996-02-20 | ||
| JP3245296 | 1996-02-20 | ||
| JP08256380A JP3092697B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-09-27 | 板材及びその製造方法、並びにその製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09286065A true JPH09286065A (ja) | 1997-11-04 |
| JP3092697B2 JP3092697B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=26371028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08256380A Expired - Fee Related JP3092697B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-09-27 | 板材及びその製造方法、並びにその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3092697B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101021517B1 (ko) * | 2008-10-17 | 2011-03-16 | 이성산업 (주) | 벌집구조를 가진 판재 형상 심재를 제조하는 진공흡착성형기 및 이 진공흡착성형기를 이용하여 상기 심재를 제조하는 방법 |
| CN102619451A (zh) * | 2012-02-27 | 2012-08-01 | 张静远 | 复合式真空自吸附隔热降噪塑料板及用法 |
| CN118744569A (zh) * | 2024-07-22 | 2024-10-08 | 武汉现代精工机械股份有限公司 | 一种蜂窝板及其成型工艺 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP08256380A patent/JP3092697B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101021517B1 (ko) * | 2008-10-17 | 2011-03-16 | 이성산업 (주) | 벌집구조를 가진 판재 형상 심재를 제조하는 진공흡착성형기 및 이 진공흡착성형기를 이용하여 상기 심재를 제조하는 방법 |
| CN102619451A (zh) * | 2012-02-27 | 2012-08-01 | 张静远 | 复合式真空自吸附隔热降噪塑料板及用法 |
| CN118744569A (zh) * | 2024-07-22 | 2024-10-08 | 武汉现代精工机械股份有限公司 | 一种蜂窝板及其成型工艺 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3092697B2 (ja) | 2000-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |