JPH0928662A - 内視鏡形状検出装置 - Google Patents

内視鏡形状検出装置

Info

Publication number
JPH0928662A
JPH0928662A JP7180472A JP18047295A JPH0928662A JP H0928662 A JPH0928662 A JP H0928662A JP 7180472 A JP7180472 A JP 7180472A JP 18047295 A JP18047295 A JP 18047295A JP H0928662 A JPH0928662 A JP H0928662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
coil
endoscope
shape
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7180472A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumihiro Uchimura
澄洋 内村
Kazunari Nakamura
一成 中村
Shinichi Omori
真一 大森
Masahiro Kudo
正宏 工藤
Sachihiro Okada
祥宏 岡田
Yasuo Miyano
保男 宮野
Koji Fujio
浩司 藤尾
Tsukasa Ishii
司 石井
Toshiaki Noguchi
利昭 野口
Nobuyuki Michiguchi
信行 道口
Kazuhiro Atono
和弘 後野
Akira Taniguchi
明 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP7180472A priority Critical patent/JPH0928662A/ja
Publication of JPH0928662A publication Critical patent/JPH0928662A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡挿入部の材質構造や挿入形状に影響さ
れることなく、正確に挿入部の挿入位置及び挿入形状を
検出可能にする。 【解決手段】 内視鏡形状検出装置1は、プローブ2の
内部に線状に配設された複数の検査コイル3と、患者が
横たわるベッド4の内部にマトリクス状に配設された複
数の干渉コイル5とを有している。検査コイル3は、磁
界発生コイルと磁界受信コイルとを同一のコア上に備え
ている。検査コイル3の磁界発生コイルと干渉コイル5
とをそれぞれ切り換えて順次駆動していき、一定磁界と
干渉磁界とを発生させ、検査コイル3の磁界受信コイル
で磁界を受信して磁界検出回路8により所定周波数成分
からなる磁界データを得る。画像処理回路11において
前記磁界データを基に検査コイル3の位置情報を得て、
内視鏡の挿入形状に関する画像を表示装置12に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡による検査
において被検体に挿入した状態での内視鏡の形状を検出
して観察モニタ等に表示する内視鏡形状検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、細長で軟性の挿入部を有する内
視鏡は、挿入部を体腔内の管腔に挿入することにより、
切開することなく体腔内深部の臓器を診断したり、必要
に応じて挿入部のチャンネル内に処置具を挿通してポリ
ープ等を切除するなどの治療処置を行えるようになって
いる。
【0003】体腔内の管腔は、大腸や小腸に見られるよ
うに曲がりくねっており、挿入した内視鏡の挿入部がど
の位置まで挿入されているか、あるいは、どのような形
状になっているのかを術者が把握しづらくなっている。
【0004】例えば、肛門側から下部消化管内を検査す
る場合のように、屈曲した体腔内に挿入部を円滑に挿入
するためにはある程度の熟練を必要とする場合がある。
つまり、挿入作業を行う際に、管路の屈曲に応じて挿入
部に設けた湾曲部を湾曲させる等の作業が必要になり、
そのためには体腔内における現在の挿入部先端等の位置
とか、挿入部の屈曲状態等を知ることができると便利で
ある。
【0005】このため、従来より、内視鏡の挿入部を挿
入した被検体に外部からX線を照射し、挿入部の挿入状
態を透視する装置とか、内視鏡の先端近傍に電磁波ある
いは超音波等を発振する発振素子を設け、外部に設けた
検出手段により内視鏡からの発振信号を受信し、内視鏡
の挿入状態を検出する装置などがいくつか提案されてい
る。
【0006】また、特開平4−259438号公報に
は、被検体の外部から磁界(交流磁界)をかけて体腔内
に挿入された内視鏡挿入部の金属部分に磁界を交差さ
せ、金属部分に生じる鉄損(渦電流損,ヒステリシス
損)による磁界の変化を検出することにより挿入部の挿
入状態を検出する装置が開示されている。
【0007】前記磁界の変化を用いて挿入部の挿入状態
を検出する装置の例として、内視鏡の挿入部内に受信コ
イルを設け、挿入部を発信コイルが設けられた部材内に
配置した状態で発信コイルを駆動して磁界を発生させ、
この磁界により受信コイルで検出された信号を信号処理
手段で処理して画像信号に変換することにより、被検体
内部に挿入した挿入部の挿入形状を検出してモニタ等に
表示可能としたものも提案されている。
【0008】このような磁界の変化を用いた検出手段に
よれば、人体に対して及ぼす影響がほとんどないように
して、内視鏡挿入部の挿入位置及び挿入形状等を検出す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の装置では、金属が磁界発生コイルより発生する
磁束に損失を与える量を検出するようになっており、他
の部分と異なる金属部材で構成される内視鏡先端部とか
内視鏡挿入部がループした状態での金属部材が重なった
部分など、磁束の損失量が異なる部分があると検出に不
具合が生じる場合がある。すなわち、内視鏡挿入部の材
質構造や挿入形状によっては磁界発生コイルの磁束に与
える損失量が異なってしまうため、挿入形状を正確に検
出できなくなるおそれがあった。
【0010】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、内視鏡挿入部の材質構造や挿入形状に影響され
ることなく、正確に挿入部の挿入位置及び挿入形状を検
出することが可能な内視鏡形状検出装置を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡形状
検出装置は、内視鏡の挿入部内部に設けられ、一定磁界
を発生する磁界発生コイルと磁界を受信する磁界受信コ
イルとを同一のコア上に配設した検査コイルと、前記磁
界発生コイルに高周波信号を供給する検査コイル駆動手
段と、前記磁界受信コイルで受信した受信信号の所定周
波数成分を直流信号に変換する磁界検出手段と、前記磁
界発生コイルが発生する一定磁界と干渉させて前記一定
磁界を増減させる干渉磁界を発生する干渉コイルと、前
記干渉コイルに高周波信号を供給する干渉コイル駆動手
段と、前記磁界検出手段が出力する磁界データを処理
し、前記検査コイルの位置情報を得て、内視鏡の挿入形
状に関する画像信号を生成する信号処理手段と、を備え
たものであり、内視鏡挿入部の材質構造や挿入形状に影
響されることなく、内視鏡の挿入部の位置及び挿入形状
が検出可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図4は本発明の第1の
実施形態に係り、図1は内視鏡形状検出装置の全体構成
を示す構成説明図、図2は検査コイル及び干渉コイル周
辺の構成を示すブロック図、図3は各コイルにおける磁
界データと検査空間との関係を示す特性図、図4は各コ
イルにより検出された磁界データの一例を示す特性図で
ある。
【0013】内視鏡形状検出装置1は、磁界の発生及び
発生した磁界の干渉による変化を検出するために、プロ
ーブ2の内部に線状に配設された複数の検査コイル3
と、患者が横たわるベッド4の内部にマトリクス状に配
設された複数の干渉コイル5と、を有している。プロー
ブ2は、内視鏡の挿入部内に配設されるか、または挿入
部に設けられるチャンネル内に挿通されるようになって
いる。
【0014】前記各検査コイル3は、検査コイル切換回
路6を介して、検査コイル3に高周波信号を供給する検
査コイル駆動回路7と、検査コイル3により受信した信
号から所定の周波数成分を検出して直流信号に変換する
磁界検出回路8とに接続されている。磁界検出回路8の
出力端には、磁界検出回路8が出力する磁界データを処
理し内視鏡の挿入形状に関する画像信号を生成する画像
処理回路11、画像処理回路11が出力する画像信号を
受けて画像を表示する表示装置12が順に接続されてい
る。検査コイル切換回路6は、複数の検査コイル3と検
査コイル駆動回路7及び磁界検出回路8との中継を行う
もので、画像処理回路11からの検査コイル切換信号に
より指定された検査コイル3と検査コイル駆動回路7及
び磁界検出回路8とを切換接続するようになっている。
【0015】前記各干渉コイル5は、干渉コイル切換回
路9を介して、干渉コイル5に高周波信号を供給する干
渉コイル駆動回路10に接続されている。干渉コイル切
換回路9は、複数の干渉コイル5と干渉コイル駆動回路
10との中継を行うもので、画像処理回路11からの干
渉コイル切換信号により指定された干渉コイル5と干渉
コイル駆動回路10とを切換接続するようになってい
る。
【0016】さらに図2に示すように、検査コイル3
は、磁界発生コイル3a、磁界受信コイル3b、コア3
cからなり、磁界発生コイル3aは検査コイル駆動回路
7に、磁界受信コイル3bは磁界検出回路8にそれぞれ
図示していない検査コイル切換回路6を介して接続され
ている。
【0017】検査コイル駆動回路7は、所定の駆動周波
数で正弦波電圧を発振する発振回路13と、発振回路1
3からの正弦波電圧信号を電流に変換し磁界発生コイル
3aを定電流駆動する定電流回路14とを有して構成さ
れる。磁界検出回路8は、磁界受信コイル3bからの受
信信号を所定のレベルに増幅する差動増幅回路15と、
増幅された受信信号から磁界発生コイル3aの駆動周波
数の成分を通過させるバンドパスフィルタ(BPF)1
6と、BPF16の正弦波信号出力のピーク値を検出す
るピーク検出回路17と、検出されたピーク値信号をデ
ジタルデータに変換するアナログ−デジタルコンバータ
(ADC)18とを有して構成される。
【0018】干渉コイル駆動回路10は、所定の駆動周
波数でかつ検査コイル駆動回路7の発振回路13とは1
80°位相の異なる正弦波電圧を発振する発振回路19
と、発振回路19からの正弦波電圧信号を電流に変換し
干渉コイル5を定電流駆動する定電流回路20とを有し
て構成される。
【0019】次に、第1の実施形態による内視鏡形状検
出装置の動作について説明する。
【0020】画像処理回路11は、まずプローブ2の最
先端に配置された検査コイル3を駆動するために、検査
コイル切換回路6に対し、検査コイル切換信号を送出す
る。この信号を受けた検査コイル切換回路6は、検査コ
イル駆動回路7及び磁界検出回路8とプローブ2の最先
端に配置された検査コイル3とを接続する。
【0021】この状態で、検査コイル駆動回路7の定電
流回路14は、発振回路13からの駆動周波数で検査コ
イル3の磁界発生コイル3aに一定の電流が流れるよう
に駆動制御し、検査コイル3より一定磁界を放射させ
る。このとき、磁界受信コイル3bは磁界発生コイル3
aからの磁界を受けて電流を発生する。この磁界受信コ
イル3bの受信信号は、磁界検出回路8に入力されて差
動増幅回路15で増幅され、BPF16で駆動周波数以
外の余分な信号成分が濾過された後、ピーク検出回路1
7に入力される。そしてピーク検出回路17において受
信信号のピーク値を表す直流信号になり、さらにADC
18でデジタルの磁界データに変換されて画像処理回路
11に出力される。
【0022】次の段階として、画像処理回路11は、干
渉コイル切換回路9に対し干渉コイル切換信号を送出
し、ベッド4に配置された干渉コイル5をあらかじめ設
定した順番で切り換えていく。そして、干渉コイル駆動
回路10によって順次接続された干渉コイル5を駆動す
る。このとき、各干渉コイル5を駆動したときに得られ
た磁界データを検査コイル3の順番と関連づけて記録し
ておく。
【0023】さらに、画像処理装置11は、プローブ2
の最後尾の検査コイル3まで順次切り換えながら、上記
の動作を繰り返し、プローブ2に配置されたすべての検
査コイル3に対する一連の磁界データを収集する。
【0024】ここで、収集した磁界データの処理につい
て説明する。図3に示すように、空間座標(x5 ,y1
,z)に存在する検査コイル3が駆動されている場合
に、それぞれの空間座標(x1 ,y1 ,0),(x2 ,
y1 ,0),(x3 ,y1 ,0),(x4 ,y1 ,
0),(x5 ,y1 ,0),(x6 ,y1 ,0),(x
7 ,y1 ,0),(x8 ,y1 ,0)に配置された8個
の干渉コイル5が順次駆動されたときには、各磁界デー
タは磁界検出回路8により図4に示すように検出され
る。
【0025】図4の磁界データの曲線において、現れた
ピークは、(x5 ,y1 ,0)の干渉コイル5を駆動し
たときの磁界データであり、この干渉コイル5と検査コ
イル3との距離が8個の干渉コイル5の中で最短であっ
たため、最も干渉の度合いが高かったことを示してい
る。つまり、1つの検査コイル3を駆動しているとき
に、すべての干渉コイル5の中で最も干渉磁界が強く検
出されたコイルのxy座標が、その検査コイル3のxy
座標となる。
【0026】さらに、画像処理回路11は、干渉コイル
5と検査コイル3との距離に対する磁界データ、並び
に、プローブ2を内視鏡に配設する前の磁界データとプ
ローブ2を内視鏡に配設した後の磁界データとの比率を
あらかじめ記憶しておく。この距離に対するデータと先
ほど検出した磁界データの最大値にこの比率をかけた値
とが一致したときの距離が、検査コイル3のz座標とな
る。
【0027】したがって、上記のように、複数の干渉コ
イル5の駆動により得られた磁界データのピーク値を検
出することで検査コイル3のベッド平面上での位置が求
められ、この磁界データのピーク値とあらかじめ記憶し
ている磁界データの距離に関するデータとを比較するこ
とによってベッドから検査コイル3までの距離を求める
ことができる。
【0028】以上の処理を各検査コイル3について行う
ことにより、収集した磁界データからすべての検査コイ
ル3の空間座標が検出される。
【0029】画像処理装置11は、前記検査コイル3の
空間座標のデータに基づいて内視鏡の挿入形状を表す画
像信号を生成し、表示装置12へ出力する。これを受け
て、表示装置12は内視鏡の挿入形状を示す2次元また
は(疑似)3次元の画像を画面に表示する。
【0030】このように本実施形態では、一定磁界を発
生する磁界発生コイルと磁界を検出する磁界受信コイル
とを同一のコア上に設けた検査コイルをプローブ内に配
設し、この検査コイルにおいて、磁界発生コイルが発生
する一定磁界と、ベッド内の干渉コイルが発生する磁界
により生じる磁界の合成値を磁界受信コイルにより受信
する。このとき、干渉コイルによる磁界が発生しないと
きであってもすでに内視鏡の金属部分の影響を受けた状
態で磁界発生コイルからの磁界を受信しているため、外
部の干渉コイルから磁界の干渉を受けると、その分だけ
磁界が変動し磁界受信コイルに受信される。この変動分
を表す磁界データ信号を処理することにより内視鏡の挿
入部の形状が得られる。
【0031】よって本実施形態によれば、検査コイルに
より内視鏡の金属部分による磁界への影響をあらかじめ
知ることができるため、検出された磁界データから、そ
の影響を排除でき、内視鏡の正確な挿入形状を検出する
ことが可能となる。
【0032】以降の実施形態において、上述の検査コイ
ル及び干渉コイルを用いたものとは異なる構成により、
磁界の変化より内視鏡の挿入形状を検出する手段の構成
例をいくつか示す。
【0033】図5ないし図10は本発明の第2の実施形
態に係り、図5はベッド面に設けたホール素子を示す斜
視図、図6はホール素子を拡大して示した説明図、図7
はスコープの内部に設けた永久磁石を示す斜視図、図8
は永久磁石の配設構造を示す斜視図、図9及び図10は
スコープが斜めになった場合の永久磁石とベッド面の位
置関係を示す説明図である。
【0034】第2の実施形態では、図5に示すように、
複数のホール素子21がベッド面22にマトリクス状に
配置される。個々のホール素子21には、図6に示され
るように、電流端子23と電圧端子24とが直交して設
けられる。これらの電流端子23及び電圧端子24は、
図示しない形状検出装置及び表示装置に接続される。
【0035】一方、図7に示すように、内視鏡挿入部
(以下、スコープという)25の内部には、永久磁石2
6が設けられる。この永久磁石26には、図8に示すよ
うに、両端部に非磁性体のコネクタ27と非磁性体の支
持軸28とが連設され、支持軸28の端部が回転溝29
に対して回動自在に取り付けられている。永久磁石26
は、コネクタ27によって支持軸28の回りに回転する
ことが可能で、この支持軸28は、回転溝29に沿って
回動することが可能になっている。
【0036】従って、図9及び図10に示すように、ス
コープ25が傾いている場合などどのような向きに位置
している場合でも、常に支持軸28がベッド面22に対
して水平となり、永久磁石26の一面がベッド面22に
対して平行に位置し、永久磁石26の磁界がベッド面2
2に対して垂直方向に向くように構成されている。図の
例では永久磁石26のN極が常にベッド面22に対して
平行に対向するようになっている。
【0037】次に、第2の実施形態による内視鏡形状検
出装置の作用について説明する。
【0038】ベッド面22上に横たわった患者の体腔内
にスコープ25を挿抜するとき、スコープ25に設けら
れた永久磁石26によって発生されるベッド面22に対
して垂直な磁界が、ベッド面22に配置されているホー
ル素子21上を横切る。ここで、図示しない形状検出装
置によりホール素子21の電流端子23に電流Iを流し
ておくと、永久磁石26の磁界がホール素子21上を横
切るとき、ホール素子21に加わる磁界方向と電流方向
とに共に直交する方向にホール電圧が生じる。このホー
ル電圧は、図6に示すように電圧端子24の両端の電圧
Vとなり、電圧端子24を通じて測定される。
【0039】形状検出装置は、測定されたホール素子2
1の電圧変化から、ホール素子21に加わる磁界の強さ
を算出する。永久磁石26が発生する磁界の強さは一定
であるから、算出された磁界の強さからホール素子21
と永久磁石26との距離を得ることができる。こうして
得られる永久磁石26の位置を追跡することにより、ス
コープ25の全体形状を推定し、表示装置に挿入形状を
示す画像を表示する。
【0040】このように本実施形態によれば、永久磁石
により発生する磁界の変化を検出することにより、内視
鏡の正確な挿入形状を検出することが可能となる。本実
施形態の構成ではスコープ側に設けられるものが永久磁
石であるため、駆動系等が必要なく、構成を簡略化でき
る。
【0041】次に、第3の実施形態を図11ないし図1
5を参照して説明する。
【0042】第3の実施形態では、図11に示すよう
に、複数のホール素子21がベッド面22にマトリクス
状に配置され、図示しない形状検出装置及び表示装置に
接続される。そしてベッド面22の下側には、永久磁石
30が配設される。
【0043】また、図12に示すように、スコープ25
の内部には、平板の磁性体31が設けられる。この磁性
体31は、第2の実施形態の永久磁石と同様に、図8な
いし図10に示される配設構造を有し、スコープ25が
どのような向きにある場合でも、磁性体31の一平面が
ベッド面22に対して平行な向きとなるように構成され
ている。
【0044】次に、第3の実施形態による内視鏡形状検
出装置の作用について説明する。
【0045】ベッド面22上に横たわった患者の体腔内
にスコープ25を挿抜するとき、永久磁石30が発生す
る磁界によって磁性体31が磁化される。すると図13
に示すように、前記のように磁化された磁性体31がベ
ッド面22に配置されたホール素子21上を横切ると
き、永久磁石30の磁界が変動する。この磁界変動に応
じて、ホール素子21に発生するホール電圧も変動す
る。
【0046】前記測定されたホール素子21の電圧変化
から、形状検出装置により、ホール素子21に加わる磁
界の強さを算出することができる。永久磁石30が発生
する磁界の強さは一定であるから、算出された磁界の強
さからホール素子21と磁性体31との距離を得ること
ができる。こうして得られる磁性体31の位置を追跡す
ることにより、スコープ25の全体形状を推定し、表示
装置に挿入形状を示す画像を表示する。
【0047】このように本実施形態によれば、第2の実
施形態と同様に、永久磁石により発生する磁界の変化を
検出することにより、内視鏡の正確な挿入形状を検出す
ることが可能となる。本実施形態の構成ではスコープ側
に設けられるものは単なる磁性体であるため、駆動系等
が必要なく、構成を簡略かつ安価にできる。また、磁界
発生源である永久磁石が外部にあるため、磁界強度を変
更することも容易に可能である。
【0048】なお、スコープに設ける磁性体を複数個に
しても良い。このとき、図14に示すように、各磁性体
31a〜31dの間隔に差をつけておくことにより、磁
界変動が起こるまでの挿入量から、どの磁性体が磁化し
ているかを推定できる。この構成を用いれば、ここまで
の実施形態において、スコープ25の挿入状態をより詳
しく推定できる。また、図15に示すように、各磁性体
31e〜31gを設ける位置をずらしても良い。こうす
ることにより、磁界の変動の仕方の違いからどの磁性体
が磁化しているかを推定でき、スコープ25の挿入状態
をより詳しく推定できる。なお、ホール素子の代わりに
磁気抵抗素子を用いても良い。
【0049】次に、第4の実施形態を図16ないし図2
2を参照して説明する。
【0050】第4の実施形態では、図16に示すよう
に、U字形の磁性体32がベッド面22上に移動可能に
配設されている。磁性体32には、図17に示すよう
に、両端部にコイル32a,32bが設けられ、磁性体
32を励磁する励磁回路33と、励磁された磁性体32
のインダクタンス変化を検出するインダクタンス検出回
路34とが接続されている。
【0051】前記U字形の磁性体32は、図16に示す
ように、その中央部が軸35によって保持されており、
この軸35がベッド面22に平行でその長さが可変であ
る可動軸36に連結されている。可動軸36は、ベッド
面22に対して垂直な支持軸38に連結され、この支持
軸38がベッド側面に配設された固定部材37により保
持されている。これらの部材35〜38は、駆動回路3
9に接続され、駆動回路39の駆動制御により変位可能
となっている。
【0052】すなわち、図18に示すように、U字形の
磁性体32は軸35の回りに回動が可能で、可動軸36
はその長さが可変であると同時に、支持軸38の回りに
回動可能となっている。また、図19に示すように、固
定部材37及び支持軸38は、ベッド側面に沿って滑ら
かに移動することが可能となっている。
【0053】また、スコープ25の内部には、図12に
示した第3の実施形態と同様に、平板の磁性体31が設
けられ、スコープ25がどのような向きにある場合で
も、磁性体31の一平面がベッド面22に対して平行な
向きになるように構成されている。
【0054】また、前記インダクタンス検出回路34
は、駆動回路39に接続される。この駆動回路39は磁
性体の位置検出機能を備えている。
【0055】次に、第4の実施形態による内視鏡形状検
出装置の作用について説明する。
【0056】スコープ25の挿入開始前の初期状態にお
いて、U字形の磁性体32は挿入開始点の直上に配置さ
れる。挿入開始後、スコープ25内の磁性体31がU字
形の磁性体32の真下に位置したとき、励磁回路33に
よって励磁されているU字形の磁性体32には、誘導さ
れる電圧に変化が生じる。この電圧変化は、U字形の磁
性体32に設けられたインダクタンス検出回路34によ
って、インダクタンスの変動として検出される。この検
出されたインダクタンスの変動から、磁性体31の微小
変動が算出でき、磁性体31の移動位置が推定される。
【0057】こうして推定された磁性体31の推定位置
のデータは、駆動回路39にフィードバックされる。駆
動回路39は、フィードバックされた推定位置データを
基に磁性体31の進退方向を推定し、可動軸36と固定
部材37とを調節してU字形の磁性体32を移動させ
る。そして移動後の位置で、軸35の回りにU字形の磁
性体32を微小回転させ、検出されたインダクタンスの
変動から磁性体31の実際の進行方向を再び推定する。
このように磁性体31の進行方向を追跡することによ
り、スコープ25の挿入形状を推定する。
【0058】このように本実施形態によれば、移動可能
なU字形の磁性体によってスコープ内に設けられた磁性
体の位置を追跡することにより、正確に内視鏡の挿入状
態を推定できる。
【0059】なお、U字形の磁性体32を動かす際、図
20に示されるように、一端を支点として回動させ、コ
ンパスの要領で移動させながらスコープ内に設けられた
磁性体31を追跡しても良い。この方法では、スコープ
の挿入作業がスムーズに進んでいない場合でも、スコー
プ内の磁性体を見失うことなく追跡できる。
【0060】また、図21に示されるように、U字形の
磁性体を32a,32b,32cのように複数設け、ス
コープ内の磁性体の推定領域を限定して各U字形の磁性
体で分担して追跡するようにしても良い。この方法で
は、それぞれのU字形の磁性体の移動範囲が小さくなる
ため、U字形の磁性体の駆動回路を簡略化することがで
きる。
【0061】また、図22に示されるように、一つのU
字形の磁性体32によってベッド面22上の全領域を走
査しても良い。この方法では、スコープ内の磁性体の位
置を確実に探査できる。
【0062】次に、第5の実施形態を図23ないし図2
6を参照して説明する。
【0063】第5の実施形態では、図23に示すよう
に、ベッド面22の周囲を包み込むように三つ一組のコ
イル40が設けられる。この三つ一組のコイル40は、
図24に示すように、その中央が一次コイル40a、両
側が二次コイル40bで構成され、コイルの巻方向は一
次と二次とで反対向きになっており、それぞれのコイル
が駆動励磁回路41に接続されている。駆動励磁回路4
1は、一次コイル40aを励磁し、このときに二次コイ
ル40bに誘導される電圧と位相を検出するようになっ
ている。
【0064】また、図25に示されるように、三つ一組
のコイル40は固定部材42によって保持固定され、こ
の固定部材42は可動部材43に連結されており、三つ
一組のコイル40が固定部材42及び可動部材43を介
して駆動励磁回路41に接続されている。この可動部材
43により、駆動励磁回路41の駆動制御に基づいて、
三つ一組のコイル40及び固定部材42は水平方向と上
下方向に微小回転すると共に、ベッド面22全体を走査
することが可能になっている。
【0065】一方スコープ25の内部には、図26に示
すように、円柱形の磁性体コア44が配設される。
【0066】次に、第5の実施形態による内視鏡形状検
出装置の作用について説明する。
【0067】一次コイル40aが駆動励磁回路41によ
り励磁された状態で、スコープ25に内蔵された磁性体
コア44が三つ一組のコイル40中に存在すると、二次
コイル40bに誘導される起電力と位相が変化する。こ
こで、一次コイル40aと二次コイル40bとの極性が
逆になっているため、二次コイル40bに誘導される起
電力は、磁性体コア44の一次コイル40aの中心位置
からの変位に応じた大きさになる。また、二次コイル4
0bの出力電圧の位相は、磁性体コア44が一次コイル
40aのどちら側に位置するかによってその符号が反転
する。
【0068】こうして二次コイル40bに生じた起電力
と位相は、駆動励磁回路41によって検出され、その検
出結果より駆動励磁回路41は磁性体コア44の存在位
置を推定する。さらに、駆動励磁回路41により可動部
材43を通して固定部材42を微小回転することによ
り、三つ一組のコイル40を微小回転させる。そしてこ
のときの二次コイル40bにおける起電力と位相の変化
を磁性体コア44の推定位置算出手段にフィードバック
し、磁性体コア44の方向を推定する。このような処理
を繰り返しながら、固定部材42をベッド面22に対し
て平行に走査させ、磁性体コア44の位置と方向を追跡
して、スコープ25の挿入形状を推定する。
【0069】このように本実施形態によれば、三つ一組
のコイルにより誘導起電力を検出することにより、周辺
ノイズ等の影響を受けることなく正確な挿入形状の推定
が可能となる。
【0070】なお、磁性体コア44を第3の実施形態の
図14または図15で示したような構成でスコープ25
内に複数設けても良い。こうすることで、三つ一組のコ
イルを微小回転させるための駆動回路を省略できる。ま
た、三つ一組のコイルを複数設けるようにしても良い。
こうすることで、三つ一組のコイルをベッド面22に沿
って走査させるための駆動回路を省略できる。
【0071】次に、第6の実施形態を図27ないし図3
0を参照して説明する。
【0072】第6の実施形態では、図27に示すよう
に、電磁石46が設けられ、この電磁石46には交流電
流で励磁する交流励磁回路47が接続されている。電磁
石46は、ここでは図示しないが、第4の実施形態の図
16で示したような磁性体の保持駆動手段と同様の構成
により、ベッド面22上に保持される。
【0073】一方スコープ25の内部には、図28に示
すように、球形の空間48が設けられ、この空間48の
内部に球形の磁性体49が収納されている。空間48の
回りには、図29に示すように、複数の接触センサ50
が配設されている。各接触センサ50からは信号線51
が延出され、外部の図示しない接触検出回路に接続され
る。この接触検出回路は、磁性体49と接触している接
触センサ50がどれであるかを識別し、磁性体49が空
間48の壁面上のどの位置にあるかを検出するようにな
っている。
【0074】次に、第6の実施形態による内視鏡形状検
出装置の作用について説明する。
【0075】スコープ25の体腔内への挿抜に伴い、電
磁石46を交流励磁回路47によって交流励磁する。こ
こで交流により励磁された電磁石46下をスコープ25
内の磁性体49が通過すると、電磁石46の磁力によっ
て磁性体49が引きつけられる。
【0076】交流電磁石の場合、図30に示されるよう
に、磁力により引きつける力Fと磁性体49にかかる重
力mgとの間に平衡点が存在する。この平衡点では、磁
性体49がいずれの接触センサ50にも接触せず、接触
センサ50において接触が検出されなくなる。よって、
交流励磁回路47の励磁電流を調節することでこの平衡
点を探し出す。平衡点が見つかったら、このときの引き
つける力の値を以前に測定された引きつける力と磁性体
にかかる重力の関係にフィードバックし、以前の平衡点
との距離より電磁石46から磁性体49までの距離Zを
推定する。
【0077】そして、このような平衡点の位置を逐次追
跡することに加え、電磁石46を励磁しない場合に磁性
体49がどの接触センサ50と接触しているかの位置情
報からスコープ25の傾きの情報を得て、スコープ25
の挿入形状を検出する。
【0078】このように本実施形態によれば、移動可能
な電磁石によってスコープ内に設けられた磁性体の位置
を追跡すると共に、スコープの傾き情報を加えて形状を
推定できるため、内視鏡の挿入形状をより正確に推定す
ることが可能となる。
【0079】次に、第7の実施形態を図31及び図32
を参照して説明する。
【0080】第7の実施形態では、図31に示すよう
に、ベッド面22上に超伝導を利用した磁束計52を格
納するための格納部材53が設けられる。この格納部材
53は、保持部材54によって保持されている。
【0081】磁束計52は、図32に示すように、磁束
の勾配を検出するピックアップコイル55、ピックアッ
プコイル55によって検出された磁束を伝達する伝達コ
イル56、検出された磁界を量子化する超伝導リング5
7、量子化された磁界を受けとる受信回路58、受信さ
れた磁界の出力を検出する出力検出回路59を有して構
成される。
【0082】図32において、破線で囲まれたブロック
は超伝導が起こる温度まで冷却しておく必要がある。よ
って、磁束計52を格納する格納部材53は、このよう
な低温にも耐えうる材質により構成され、低温部分と常
温部分とを分離できるような構造となっている。
【0083】また図示しないが、スコープ25内には、
前述の実施形態と同様に、コイルや永久磁石といった磁
界発生源が設けられる。
【0084】次に、第6の実施形態による内視鏡形状検
出装置の作用について説明する。
【0085】スコープ25に設けられた磁界発生源が作
り出す磁界が磁束計52のピックアップコイル55を貫
くと、貫いた磁束の差分に相当する電流が発生する。こ
の電流は、伝達コイル56に磁界を発生させる。伝達コ
イル56で発生した磁界は、超伝導リング57によって
量子化され、量子化された磁束が受信回路58に伝えら
れて受信される。受信回路58が受信した磁束は、ある
最小単位を周期とした電圧変動として出力検出回路59
により検出される。
【0086】こうして得られる電圧変動の振幅と周期変
動の様子は、磁束の勾配に一意的に対応するので、出力
検出回路59で検出された値を基にピックアップコイル
55が存在する位置に作られている磁場の強さとその勾
配を得ることができる。そして、この得られた磁場の強
さとその勾配から、ピックアップコイル55から磁界発
生源までの距離とその方向を推定する。
【0087】このように本実施形態によれば、磁束の勾
配を量子化して検出することができるため、磁界発生源
までの距離により減衰することなく高感度の磁界測定が
可能であり、正確に内視鏡の挿入状態を推定できる。
【0088】ところで、従来の内視鏡形状検出装置で
は、検出した内視鏡形状と、体外に設けた基準マーカー
位置やX線で撮像した透過画像などを重畳表示すること
で、術者が体腔内での内視鏡の概略位置を推定できるよ
うになっている。しかしこの場合、内視鏡の位置がわか
るのみであり、内視鏡が挿入されている臓器が何である
かを正確に知ることはできない。
【0089】そこで、体腔内の内視鏡挿入形状の検出に
加え、内視鏡が挿入されている臓器を正確に知ることが
可能な装置の構成例を以下に示す。
【0090】図33ないし図36は内視鏡が挿入されて
いる臓器を検出可能な装置の第1の構成例を示したもの
である。
【0091】図33に示すように、内視鏡システム10
1は、内視鏡106を用いて検査等を行う内視鏡装置1
02と、この内視鏡装置102と共に使用され、内視鏡
106の挿入部107内の各位置を検出することによ
り、検出された各位置から挿入部107の形状を推定
し、さらに推定された形状に対応するモデル化された内
視鏡の挿入部形状の画像を表示する内視鏡形状検出装置
103と、内視鏡先端部から得られる生体情報により、
内視鏡先端が挿入されている臓器を判断する挿入臓器判
定装置140と、を有して構成される。
【0092】内視鏡検査用のベッド104には、被検体
としての患者105が載置され、この患者105の体腔
内に、内視鏡106の挿入部107が挿入される。
【0093】この内視鏡106は、細長で可撓性を有す
る挿入部107と、その後端に形成された太幅の操作部
108と、この操作部108の側部から延出されたユニ
バーサルケーブル109とを有し、このユニバーサルケ
ーブル109の末端のコネクタ109Aはビデオプロセ
ッサ111に着脱自在で接続できる。
【0094】挿入部107には図示しないライトガイド
が挿通され、このライトガイドはさらに操作部108か
ら延出されたユニバーサルケーブル109内を挿通さ
れ、末端のコネクタ109Aに至る。そして、このコネ
クタ109Aの端面には、ビデオプロセッサ111に内
蔵された図示しない光源部のランプから照明光が供給さ
れ、このライトガイドによって照明光が伝送され、挿入
部107の先端部の(照明光出射手段を形成する)照明
窓に取り付けられた照明レンズ137から伝送した照明
光を前方に出射する。
【0095】この照明窓から出射された照明光により照
明され体腔内の内壁或は患部等の被写体は、先端部の照
明窓に隣接して形成された観察窓に取り付けた対物レン
ズ138によってその焦点面に配置された固体撮像素子
としてのCCDに像を結ぶ。
【0096】このCCDは、ビデオプロセッサ111に
内蔵された図示しない信号処理部内のCCDドライブ回
路から出力されるCCDドライブ信号が印加されること
により、(CCDで)光電変換された画像信号が読み出
される。この画像信号は、挿入部107内等を挿通され
た信号線を経て信号処理部で信号処理されて標準的な映
像信号に変換され、カラーモニタ112に出力される。
カラーモニタ112は、対物レンズでCCDの光電変換
面に結像した内視鏡像をカラー表示する。
【0097】また、操作部108には湾曲操作ノブが設
けてあり、このノブを回動する操作を行うことにより挿
入部107の先端付近に形成した湾曲自在の湾曲部を湾
曲できるようにしている。これにより、屈曲した体腔内
経路にもその屈曲に沿うように挿入部107の先端側を
湾曲させることによりスムーズに挿入できるようになっ
ている。
【0098】挿入部107先端の側面には、生体情報を
検知するためのセンサが集積化されて構成された生体情
報センサユニット139が設けられている。この生体情
報センサユニット139に設けられる集積化されたセン
サとして、半導体歪ゲージからなる圧力センサ、ガラス
電極やISFETからなるpHセンサ,pHセンサの感
応電極上に特定イオン透過膜を付着させたイオンセン
サ、サーミスタや熱電対からなる温度センサを有してい
る。
【0099】この生体情報センサユニット139の検出
信号は、挿入部107内等を挿通されユニバーサルケー
ブル109から分岐したセンサ信号線141を経て、挿
入臓器判定装置140に入力される。
【0100】挿入臓器判定装置140の機能構成ブロッ
クを図34に示す。挿入臓器判定装置140は、入力部
に圧力センサ信号処理部142、pHセンサ信号処理部
143、イオンセンサ信号処理部144、温度センサ信
号処理部145を有している。これらの信号処理部14
2〜145には、生体情報センサユニット139内のそ
れぞれのセンサで検出された信号が入力され、その検出
値が求められる。求められた各検出値は比較判定部14
7に送られ、ここであらかじめ各臓器ごとに測定された
臓器生体データが格納されている臓器生体データ記憶部
146からのデータと比較され、検出値がどの臓器のも
のであるかが判定される。
【0101】臓器生体データは臓器毎に異なっているた
め、各センサで得られた検出値により臓器の特定が可能
である。判定された臓器名は、モニタ信号生成部148
により画像信号に変換されて内視鏡形状検出装置103
のモニタ123に出力され、内視鏡が挿入されている臓
器名がモニタ123に表示される。
【0102】また、この内視鏡106には挿入部107
内に中空のチャンネル113が形成されており、このチ
ャンネル113の基端の挿入口113aから鉗子等の処
置具を挿通することにより、処置具の先端側を挿入部1
07の先端面のチャンネル出口113bから突出させて
患部等に対して生検とか治療処置等を行うことができ
る。
【0103】また、このチャンネル113に(体腔内に
挿入された挿入部107の)位置及び形状検出のための
プローブ115を挿通し、このプローブ115の先端側
をチャンネル113内の所定の位置に設定することがで
きる。
【0104】図35に示すように、このプローブ115
には磁界を発生する磁界発生素子としての複数のソース
コイル116a,116b…(符号116iで代表す
る)が、絶縁性で可撓性を有する円形断面のチューブ1
19内に例えば一定間隔dとなる状態で、可撓性の支持
部材120とチューブ119内壁に絶縁性の接着剤で固
定されている。
【0105】各ソースコイル116iは、例えば絶縁性
で硬質の円柱状のコア110に絶縁被覆された導線が巻
回されたソレノイド状コイルで構成され、各ソースコイ
ル116iの一端に接続されたリード線は共通にされて
支持部材120内を挿通され、他端のリード線117は
チューブ119内を手元側まで挿通されている。また、
チューブ119内には絶縁性の充填部材が充填され、チ
ューブ119が屈曲されてもチューブ119がつぶれな
いようにしている。また、チューブ119が屈曲されて
変形した場合でも、各ソースコイル116iは、硬質の
コア110に導線が巻回して、接着剤で固定されている
ので、ソースコイル116i自身はその形状が変形しな
い構造にしてあり、磁界発生の機能はチューブ119が
変形した場合でも不変となるようにしている。
【0106】各ソースコイル116iの位置は、内視鏡
106の挿入部107内の既知の位置に設定されてお
り、各ソースコイル116iの位置を検出することによ
り、内視鏡106の挿入部107の離散的な位置(より
厳密には各ソースコイル116iの位置)が検出できる
ようにしている。
【0107】これらの散離的な位置を検出することによ
り、それらの間の位置もほぼ推定でき、従って散離的な
位置の検出により、体腔内に挿入された内視鏡106の
挿入部107の概略の形状を求めることが可能になる。
【0108】各ソースコイル116iに接続されたリー
ド線117は、プローブ115の後端に設けた、或はプ
ローブ115の後端から延出されたケーブルの後端に設
けたコネクタ118に接続され、このコネクタ118は
内視鏡形状検出装置本体121のコネクタ受けに接続さ
れる。そして、後述するように各ソースコイル116i
には駆動信号が印加され、位置検出に利用される磁界を
発生する。
【0109】また、図33に示すように、ベッド104
の既知の位置、例えば3つの隅にはそれぞれ磁界を検出
する磁界検出素子としての3軸センスコイル122a,
122b,122c(符号122jで代表する)が取り
付けてあり、これらの3軸センスコイル122jはベッ
ド104から延出されたケーブル129を介して形状検
出装置本体121に接続される。
【0110】3軸センスコイル122jは、図35に示
すように、それぞれのコイル面が直交するように3方向
にコイル122X,122Y,122Zがそれぞれ巻回
され、各コイルはそのコイル面に直交する軸方向成分の
磁界の強度に比例した信号を検出する。
【0111】前記形状検出装置本体121は、3軸セン
スコイル122jの出力に基づいて各ソースコイル11
6iの位置を検出して、患者105内に挿入された内視
鏡106の挿入部107の形状を推定し、推定した形状
に対応したコンピュータグラフィック画像をモニタ12
3に表示する。
【0112】内視鏡形状検出装置103は磁気を利用し
ているので、磁気に対して透明でない金属が存在すると
鉄損などにより、影響を受けてしまい、磁界発生用のソ
ースコイル116iと検出用の3軸センスコイル122
jの間の相互インダクタンスに影響を与える。一般に、
相互インダクタンスをR+jXで表すと、(磁気に対し
て透明でない金属は)このR,X両者に影響を及ぼすこ
とになる。
【0113】この場合、微少磁界の検出で一般に用いら
れている直交検波で測定される信号の、振幅、位相が変
化することになる。そのため、精度よく信号を検出する
ためには、発生する磁界に影響を与えない環境を設定す
ることが望ましい。
【0114】これを実現するためには、磁気的に透明な
材料(換言すると磁界に影響を及ぼさない材料)でベッ
ド104を構成すればよい。この磁気的に透明な材料と
しては、例えば、デルリン等の樹脂、FRP、木材、非
磁性材金属であればよい。
【0115】実際にはソースコイル116iの位置検出
には交流磁界を用いるため、駆動信号の周波数において
磁気的に影響のない材料で形成しても良い。
【0116】そこで、本構成例の内視鏡形状検出装置1
03とともに使用する内視鏡検査用ベッド104は、少
なくとも、発生する磁界の周波数において磁気的に透明
な非磁性材で構成されている。
【0117】図36に内視鏡形状検出装置103の概略
構成を示す。内視鏡106のチャンネル113内に設定
されたプローブ115内のソースコイル116iにソー
スコイル駆動部124からの駆動信号が供給され、この
駆動信号が印加されたソースコイル116i周辺に磁界
が発生する。
【0118】このソースコイル駆動部124は、磁界発
生用発振部125から供給される交流信号を増幅して、
必要な磁界を発生するための駆動信号を出力する。磁界
発生用発振部125の交流信号は、ベッド104に設け
られた3軸センスコイル122jで検出される微少な磁
界を検出するための相互インダクタンス検出部126に
参照信号として送出される。
【0119】3軸センスコイル122jで検出される微
少な磁界検出信号は、センスコイル出力増幅器127で
増幅された後、相互インダクタンス検出部126に入力
される。相互インダクタンス検出部126では、参照信
号を基準として、増幅、直交検波(同期検波)を行い、
コイル間の相互インダクタンスに関連した信号を得る。
【0120】本構成では、複数のソースコイル116i
が存在するので、各ソースコイル116iに接続された
リード線へ駆動信号を順次供給するように切り換える切
り換え手段となるソースコイル駆動電流分配器128が
ソースコイル駆動部124とソースコイル116iの間
に設けられる。
【0121】前記相互インダクタンス検出部126で得
られた信号は、形状算出部130を構成するソースコイ
ル位置検出部(又は位置推定部)131に入力される。
ソースコイル位置検出部131は、入力されたアナログ
信号をデジタル信号に変換して位置検出の計算或は位置
推定の演算を行い、各ソースコイル116iに対して推
定された位置情報を得る。
【0122】この位置情報は、形状画像生成部132に
送られ、形状画像生成部132は得られた離散的な各位
置情報から間を補間する補間処理等のグラフィック処理
を行って内視鏡106の挿入部107の形状を推定し、
推定された形状に対応する画像を生成して、モニタ信号
生成部133に送る。
【0123】モニタ信号生成部133は、形状に対応す
る画像を表すRGB或はNTSC或はPAL方式等の映
像信号を生成し、モニタ123に出力し、モニタ123
の表示面に内視鏡106の挿入部形状に対応する画像を
表示する。
【0124】なお、ソースコイル位置検出部31は、1
つの位置検出の計算を終了した後に、ソースコイル駆動
電流分配器128に切り換えの信号を送り、次のソース
コイル116iに駆動電流を供給してその位置検出の計
算を行う。または、各位置検出の計算を終了する前に、
ソースコイル駆動電流分配器128に切り換えの信号を
送り、3軸センスコイル122jで検出した信号をメモ
リに順次記憶させるようにしても良い。
【0125】また、システム制御部134が設けられ、
このシステム制御部134は、CPU等で構成され、ソ
ースコイル位置検出部131、形状画像生成部132、
モニタ信号生成部133の動作等を制御する。また、こ
のシステム制御部134には操作部135が接続され
る。この操作部35は、図示しないキーボード及びマウ
ス等で構成され、これらを操作することにより、内視鏡
形状の描画モデルの選択とか、モニタ123に表示され
る内視鏡形状を選択された視野方向に対する画像で表示
させる指示を行うこともできる。
【0126】なお、内視鏡106の挿入部107先端の
側面に配設する生体情報センサユニット139は、計測
の確度を上げるために異なった側面に複数個設けても良
い。
【0127】また、生体情報センサユニット139を構
成するセンサとしては、上記の構成例で挙げたものに限
定されず、臓器毎に異なった値をとる生体情報量、例え
ば組織分光特性や酸素分圧等を検出するセンサを用いて
も良い。
【0128】本例によれば、内視鏡の体腔内での挿入形
状を検出表示する内視鏡形状検出装置において、内視鏡
先端に設けられた生体情報センサユニットにより検出し
た生体情報に基づいて、内視鏡の挿入臓器を判定する挿
入臓器判定装置を組み込んだことにより、術者は体腔内
での内視鏡の形状と、その挿入されている正確な臓器と
を併わせて知ることができ、従来は推定で行っていた観
察部位の同定をより正確に行うことができる。
【0129】次に、内視鏡が挿入されている臓器を検出
可能な装置の第2の構成例を図37に示す。
【0130】本例では、内視鏡106の挿入部107に
設けられた中空のチャンネル113内に挿通されている
プローブ115の先端部に、生体情報センサユニット1
39が設けられている。生体情報センサユニット139
の検出信号は、プローブ115内を挿通されチャンネル
挿入口113aの更に手元側でプローブ115から分岐
したセンサ信号線141を経て、挿入臓器判定装置14
0に入力されるようになっている。
【0131】その他の部分の構成及び作用は前述した第
1の構成例と同様である。
【0132】本例によれば、内視鏡の形状を検出するた
めのプローブに、生体情報を検出するセンサユニットを
組み込んだことにより、センサを配設した専用の内視鏡
を使わずに、一般的な内視鏡を使用して、内視鏡の形状
検出と挿入臓器の特定を行うことが可能となる。
【0133】ところで、内視鏡形状検出装置としては、
外部からの電磁波を内視鏡挿入部内で受信して位置を検
出するものとか、挿入部に設けた受信用空中線に対し外
部に設けた送信用空中線を走査して挿入部の挿入状態を
検出するもの、またこれらとは逆に、内視鏡挿入部内に
発信手段を設けここから発信された電磁波や磁界等を体
外で受信を行うことにより挿入部の挿入状態を検出する
ものなどがある。
【0134】これらの内視鏡挿入部内に設けられる受信
素子または発信素子は、内視鏡全長にわたって延設され
ているリード線によって挿入状態検出装置と電気的に接
続される。この素子とリード線との接続は、従来のもの
では、素子から延出している銅線とリード線自身とを銅
線同士半田付けすることにより通常行われている。
【0135】しかし、内視鏡を患者の体腔内等に挿入す
る場合には、挿入部に対して湾曲、ねじり等の動作が行
われるため、受信部、発信部、リード線及びこれらの接
続部分に、押し引きの力が加わったり、内蔵されている
光ファイバや鉗子チャンネル等が動いて干渉が生じた
り、振動が加わったりすることがあり、従来のように、
位置検出用の受信部や発信部とリード線との接続を銅線
同士の半田付けで行っている場合は、その半田付け部分
近傍において銅線が破断するおそれがあった。
【0136】また、この受信部または発信部を内視鏡挿
入部内に設ける際の半田付けの作業は、細い銅線同士を
接続することになるため、非常に作業性が悪く、作業が
困難であるという問題点があった。
【0137】そこで、内視鏡挿入部内に設けられる受信
部または発信部とリード線との接続部分の機械的強度を
向上させ、信号線の破断を防ぐと共に、配線時の作業性
を良好にすることが可能な構成例を以下に示す。
【0138】図38及び図39は内視鏡挿入部内に設け
られる位置検出用の受信部または発信部に係る第1の構
成例を示したものである。
【0139】内視鏡挿入部201内には、内視鏡形状検
出のための磁界検出用の受信部または磁界発生用の発信
部として、コイル202が設けられている。このコイル
202は、円筒状の単芯ソレノイド形状のもので構成さ
れている。コイル202は、内視鏡挿入部201に設け
られたコイルチューブ203内に挿通されて保持されて
おり、コイル202より延出したリード線204が内視
鏡挿入部の手元側まで挿通され、図示しない内視鏡形状
検出装置に電気的に接続されている。
【0140】コイル202とリード線204との接続状
態を図39に示す。コイル202は、コア材205の周
囲に銅線206を所望の巻数だけ巻回して形成されてお
り、コア材205には、配線パターン207が印刷され
たフィルム基板208が接続されている。このフィルム
基板208上の配線パターン207とコア材205の周
囲に巻かれた銅線206とは電気的に接続されており、
配線パターン207の端部には半田付けしろ209が設
けられている。そして、半田付けしろ209においてリ
ード線204が半田付けされており、銅線206とリー
ド線204とが電気的に導通している。
【0141】このように本構成例では、銅線206とリ
ード線204との接続は、ある程度の強度をもったフィ
ルム基板上において半田付けにより行われているため、
銅線同士の半田付けに比べ接続部の強度が高くなってい
る。また、コイル202の内視鏡挿入部内への組み込み
の作業の際、コイルの銅線206とリード線204との
接続には、フィルム基板208上の半田付けしろ209
が利用できるため、半田ごての可動範囲が広く、銅線同
士の半田付けに比べ、非常に作業性が良好である。
【0142】比較のために、従来の銅線同士を接続した
配線例を図40に示す。この従来例のように、コイル2
10の銅線211とリード線212との細い銅線同士を
半田で接続するものでは、押し引きなどによる外力は半
田付けによる接続部213の前後に集中することにな
る。また、振動により接続部213が自身の重みで上下
動することも考えられ、これらの応力によって接続部2
13近傍の銅線211及びリード線212が金属疲労に
より破断しやすくなるという不具合があった。
【0143】本例によれば、内視鏡形状検出のための磁
界検出用の受信部または磁界発生用の発信部より配線パ
ターンを有する柔軟なフィルム基板を延出させ、内視鏡
形状検出装置への信号伝達用のリード線との接続をこの
フィルム基板上において行う構成とすることによって、
受信部または発信部とリード線との接続部の機械的強度
を向上させることができ、リード線の破断のおそれを防
止することができると共に、配線時の作業性を向上させ
ることができる。
【0144】次に、内視鏡挿入部内に設けられる位置検
出用の受信部または発信部に係る第2の構成例を図41
及び図42に示す。
【0145】第2の構成例は、位置検出用の受信部また
は発信部を、コイルではなくリードパターンが印刷され
たフィルム基板上にホール素子を設けて構成したもので
ある。図41はフィルム基板を展開した状態を、図42
は図41のフィルム基板を立方体状に形成した状態をそ
れぞれ示している。なお、ホール素子の代わりに磁気抵
抗素子を用いても良い。
【0146】フィルム基板220は、立方体の6面を展
開した形状をなしており、各面に対応する位置のうち隣
接する3面にホール素子221が設けられている。また
図示しないが、フィルム基板220にはホール素子22
1と電気的に導通しているリードパターンが印刷されて
形成されており、第1の構成例と同様に、このフィルム
基板220のリードパターン上において半田付けによっ
てリード線と接続されるようになっている。
【0147】このフィルム基板220を折り曲げ、図4
2に示すように立方体の形状に組立てることにより、3
軸方向の磁気検出を行うことができる受信部または発信
部が形成される。
【0148】本例のようにコイルの代わりにホール素子
により構成した受信部または発信部においても、第1の
構成例と同様に、リード線との接続部の機械的強度を向
上させることができると共に、配線時の作業性を向上さ
せることができる。なお、ホール素子を複数個設けてい
るため、リード線の半田付けの箇所が増えることになる
が、作業性が良いので、組立、製造が容易である。
【0149】また、第3の構成例として、第2の構成例
のような1枚のフィルム基板で受信部または発信部を構
成するものを変更して、図43及び図44に示すよう
に、複数(ここでは2枚)のフィルム基板225a,2
25bにより受信部または発信部を構成することもでき
る。
【0150】フィルム基板225a,225bにはそれ
ぞれホール素子221が設けられており、これらのフィ
ルム基板を図44のように組み合わせて立方体状に形成
することにより、3軸方向の磁気検出を行うことができ
る受信部または発信部が構成される。
【0151】このような構成においても、第2の構成例
と同様の作用、効果が得られる。
【0152】以上説明した内視鏡挿入部内に設けられる
位置検出用の受信部または発信部の構成例によれば、内
視鏡挿入形状検出装置において、位置検出用の受信部ま
たは発信部とリード線との接続部分の機械的強度が強
く、かつ、製造が容易な構造を提供できる。
【0153】次に、内視鏡の挿入形状を検出する装置に
おいて、磁界の検出によらない他の手段として、体組織
の温度を計測する手段を用いた構成例を以下に示す。
【0154】図45は体組織の温度計測手段を用いた内
視鏡形状検出装置の第1の構成例を示したものである。
【0155】スコープ250の側部表面には温度センサ
251が設けられる。この温度センサ251からは、2
本の導線252が延出され、スコープ250の基端部ま
で挿通されている。そして、この導線252を介して、
温度センサ251が外部に設けられた起電力測定回路2
53に接続されている。
【0156】スコープ250を体腔内に挿抜する際、そ
の表面が体組織に接触する。このとき、スコープ250
の表面に設けられた温度センサ251も体組織に接触す
る。すると、温度センサ251は、体組織の温度に応じ
てその温度が変化し、この温度の変化に伴い、温度セン
サ251の抵抗値が変化する。この温度センサ251の
抵抗値の変化は、温度センサ251に接続されている導
線252の間に発生する起電力を変化させる。この起電
力の変化を起電力測定回路253で測定することによ
り、温度センサ251に接触した体組織の温度を計測で
きる。なお、温度センサは、熱伝導率の高い材質で覆っ
ても良い。
【0157】こうして得られた体組織の温度は、図示し
ない外部の内視鏡形状検出装置により、事前に測定され
た体組織別の温度分布データと比較される。比較の結
果、挿入状態にある温度センサ251の周辺の体組織の
種類を認知することができ、スコープ250がどこまで
挿入されているかの情報を得ることができる。さらに、
検出された実際のスコープ挿入量から、挿入状態にある
スコープ250全体の形状を推定する。
【0158】本例によれば、スコープに温度センサを設
ける、という細工をスコープに施すだけで、挿入状態に
あるスコープの形状を推定できる。なお、図45では温
度センサを1個しか示していないが、複数個設けること
でより正確なスコープの挿入状態を推定できる。
【0159】さらに、図46に示すように、温度センサ
255をスコープ250の表面より突出可能に構成すれ
ば、温度センサ255を意図的に体組織256に接触さ
せ、より正確な温度を測定することが可能になる。
【0160】また、図47ないし図49に体組織の温度
計測手段を用いた内視鏡形状検出装置の第2の構成例を
示す。
【0161】本例では、スコープ260の側部表面に焦
電効果形の光センサ261が設けられている。この光セ
ンサ261からは、2本の導線262が延出され、スコ
ープ260の基端部まで挿通されている。そして、この
導線262を介して、光センサ261が外部に設けられ
た検流回路263に接続されている。
【0162】光センサ261は、図48に示すように、
自発分極を伴う誘電体264の両側を電極265a,2
65bで挟み、さらにスコープ260の表面側に当たる
電極265aの外側を赤外線の熱エネルギー吸収体26
6で覆った構造となっている。そして2枚の電極265
a,265bから導線262が延出され、検流回路26
3に電気的に接続される。
【0163】万物は、その温度に対応した赤外線を放射
している。すなわち、体腔内に挿抜されるスコープ26
0には、スコープ260周辺の体組織から、体組織の温
度に対応した赤外線が放射されている。
【0164】スコープ260に設けられた光センサ26
1における赤外線の熱エネルギー吸収体266は、前記
のように体組織から放出される赤外線の熱エネルギーを
吸収する。熱エネルギー吸収体266により吸収された
熱エネルギーは、誘電体264の温度をそのエネルギー
相当分だけ変化させる。この温度変化により、誘電体2
64の自発分極分布が変化する。
【0165】この誘電体264における自発分極分布の
変化は、図49に示すように、電極265a,265b
の表面の電荷量の違いとなって現れる。電極265a,
265bの表面電荷量の変化は、導線262を介して検
流回路263によって計測される。この電極の表面電荷
量の変化を測定することにより、光センサ261の周囲
から赤外線を放出している体組織の温度を検出できる。
【0166】こうして得られた体組織の温度は、図示し
ない外部の内視鏡形状検出装置により、事前に測定され
た体組織別の温度分布データと比較される。比較の結
果、挿入状態にある光センサ261の周辺の体組織の種
類を認知することができ、スコープ260がどこまで挿
入されているかの情報を得ることができる。さらに、検
出された実際のスコープ挿入量から、挿入状態にあるス
コープ260全体の形状を推定する。
【0167】本例によれば、図45に示した第1の構成
例と比べて、スコープ表面が体組織に直接接触しなくと
も測温可能であるため、スコープの動きを逐次追跡する
ことができる。これらスコープ本体情報により得られた
挿入位置をモニタ画面上に組織名として表示するように
しても良い。なお、図47では光センサを1個しか示し
ていないが、複数個設けることでより正確なスコープの
挿入状態を推定できる。
【0168】[付記] (1) 内視鏡の挿入部内部に設けられ、一定磁界を発
生する磁界発生コイルと磁界を受信する磁界受信コイル
とを同一のコア上に配設した検査コイルと、前記磁界発
生コイルに高周波信号を供給する検査コイル駆動手段
と、前記磁界発生コイルが発生する一定磁界と干渉させ
て前記一定磁界を増減させる干渉磁界を発生する干渉コ
イルと、前記干渉コイルに高周波信号を供給する干渉コ
イル駆動手段と、前記磁界受信コイルで受信した受信信
号の所定周波数成分を直流信号に変換する磁界検出手段
と、前記磁界検出手段が出力する磁界データを処理し、
前記検査コイルの位置情報を得て、内視鏡の挿入形状に
関する画像信号を生成する信号処理手段と、を備えたこ
とを特徴とする内視鏡形状検出装置。
【0169】(2) 前記検査コイルは、内視鏡の挿入
部内に一列状に配設され、前記干渉コイルは、被検体を
載置するベッドにマトリクス状に配設される付記1に記
載の内視鏡形状検出装置。
【0170】(3) 前記信号処理手段は、前記磁界検
出手段が出力する磁界データに基づき、前記検査コイル
の前記干渉コイル配設面上における位置と、前記検査コ
イルと干渉コイルとの距離とを求めて、前記検査コイル
の位置情報を得ることを特徴とする付記1に記載の内視
鏡形状検出装置。
【0171】(4) 内視鏡の挿入部内部に設けられる
永久磁石と、前記永久磁石による磁界に対して略垂直に
設けられるホール素子と、前記ホール素子の出力電圧を
基に、前記永久磁石を配設した内視鏡の挿入部の位置を
検出する挿入位置検出手段と、を備えたことを特徴とす
る内視鏡形状検出装置。
【0172】(5) 内視鏡の挿入部内部に設けられる
平板の磁性体と、前記磁性体に対して略平行に設けられ
るホール素子と、前記ホール素子に近接して略平行に設
けられる永久磁石と、前記ホール素子の出力電圧を基
に、前記永久磁石を配設した内視鏡の挿入部の位置を検
出する挿入位置検出手段と、を備えたことを特徴とする
内視鏡形状検出装置。
【0173】(6) 内視鏡の挿入部内部に設けられる
平板の磁性体と、前記内視鏡の検査領域内を移動可能に
設けられ、両端に励磁用コイルと検出用コイルとを設け
たU字状の磁性体と、前記励磁用コイルに駆動信号を供
給する励磁手段と、前記検出用コイルのインダクタンス
の変化を検出するインダクタンス検出手段と、前記検出
されたインダクタンスの変化に基づき、前記平板の磁性
体の位置を推定する位置推定手段と、前記U字状の磁性
体を移動させて前記平板の磁性体の位置を追跡する磁性
体駆動手段と、を備えたことを特徴とする内視鏡形状検
出装置。
【0174】(7) 内視鏡の挿入部内部に設けられる
円柱状の磁性体と、前記円柱状の磁性体の移動領域を囲
むように設けられ、両端と中央とで互いに反対方向に巻
回された三つ一組のコイルと、前記三つ一組のコイルの
うち両端または中央のいずれか一方を励磁する励磁手段
と、前記三つ一組のコイルのうちの他方に誘導される起
電力及び位相を検出する誘導起電力検出手段と、前記検
出された起電力及び位相に基づき、前記円柱状の磁性体
の位置を推定する位置推定手段と、前記三つ一組のコイ
ルを微小回転させると共に長手方向に移動させて前記円
柱状の磁性体の位置を追跡するコイル駆動手段と、を備
えたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
【0175】(8) 内視鏡の挿入部内部に球形の空間
内を移動可能に設けられる球状の磁性体と、前記内視鏡
の検査領域内を移動可能に設けられ、磁界を発生する電
磁石と、前記電磁石を交流励磁する励磁手段と、前記球
状の磁性体と前記球形空間壁面との接触を検出する接触
検出手段と、前記接触検出手段の検出結果に基づき、前
記励磁手段の出力を調整して前記電磁石の磁界による引
張力と前記球状の磁性体の重力との平衡点を求めること
により前記球状の磁性体の位置を推定する位置推定手段
と、前記電磁石を移動させて前記球状の磁性体の位置を
追跡する電磁石駆動手段と、を備えたことを特徴とする
内視鏡形状検出装置。
【0176】(9) 内視鏡の挿入部内部に設けられる
磁界発生手段と、超伝導を利用して前記磁界発生手段か
らの磁束の勾配を検出する磁束計測手段と、前記検出さ
れた磁場の強度及びその勾配に基づき、前記磁界発生手
段の位置を推定する位置推定手段と、を備えたことを特
徴とする内視鏡形状検出装置。
【0177】(10) 内視鏡の挿入部に磁界発生手段
または磁界検出手段のいずれか一方を設け、磁界を検出
することによって前記内視鏡挿入部の挿入形状を検出す
る内視鏡形状検出装置において、前記内視鏡挿入部の先
端近傍における少なくとも一つの生体情報を検出する生
体情報検出手段と、前記検出された生体情報に基づき、
内視鏡が挿入されている臓器を判定する臓器判定手段
と、を備えたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
【0178】(11) 前記生体情報検出手段は、前記
内視鏡挿入部の先端に配設される付記10に記載の内視
鏡形状検出装置。
【0179】(12) 前記生体情報検出手段は、前記
内視鏡挿入部内を挿通される内視鏡形状検出用プローブ
の先端に配設される付記10に記載の内視鏡形状検出装
置。
【0180】(13) 前記生体情報検出手段は、圧力
検出手段、pH検出手段、イオン検出手段、温度検出手
段、組織分光検出手段、酸素分圧検出手段、を任意に組
合わせ集積化したものからなる付記10に記載の内視鏡
形状検出装置。
【0181】(14) 高周波信号を受けて電磁波を放
出する磁界発生手段と、前記電磁波を受信しその受信電
磁波の磁界情報を検出する磁界検出手段と、前記磁界検
出手段が検出した検出信号を基に、前記内視鏡の位置を
求め、挿入部の挿入状態を検出する挿入状態検出手段
と、前記磁界検出手段により検出された検出信号を前記
挿入状態検出手段へ伝達するか、あるいは前記磁界発生
手段へ供給する高周波信号を伝達するか、いずれか一方
を伝達するための伝達手段とを備え、前記磁界検出手段
または磁界発生手段のいずれか一方と前記伝達手段とが
前記内視鏡の挿入部に設けられているとともに、前記内
視鏡の挿入部に設けられた磁界検出手段または磁界発生
手段より電気的に導通した配線パターンを有するフィル
ム基板が延出しており、このフィルム基板上において前
記磁界検出手段または磁界発生手段と前記伝達手段との
電気的接続が半田付けによってなされることを特徴とす
る内視鏡形状検出装置。
【0182】(15) 前記フィルム基板には、半田付
しろを有する配線パターンが印刷されていることを特徴
とする付記14に記載の内視鏡形状検出装置。
【0183】(16) 前記磁界検出手段または磁界発
生手段は、前記フィルム基板上に設けられたホール素子
により構成されることを特徴とする付記14に記載の内
視鏡形状検出装置。
【0184】(17) 前記磁界検出手段または磁界発
生手段は、前記フィルム基板上に設けられた磁気抵抗素
子により構成されることを特徴とする付記14に記載の
内視鏡形状検出装置。
【0185】(18) 前記磁界検出手段または磁界発
生手段は、1枚のフィルム基板により構成される付記1
6または17に記載の内視鏡形状検出装置。
【0186】(19) 前記フィルム基板は、立方体を
展開した形状をなすことを特徴とする付記18に記載の
内視鏡形状検出装置。
【0187】(20) 前記磁界検出手段または磁界発
生手段は、複数のフィルム基板により構成される付記1
6または17に記載の内視鏡形状検出装置。
【0188】(21) 前記複数のフィルム基板は、組
み合わせにより立方体状に形成されることを特徴とする
付記20に記載の内視鏡形状検出装置。
【0189】(22) 前記ホール素子は複数設けら
れ、各素子の磁界検出方向または磁界発生方向がそれぞ
れ異なるように配置されていることを特徴とする付記1
6に記載の内視鏡形状検出装置。
【0190】(23) 前記ホール素子の個数は1〜3
個であることを特徴とする付記16に記載の内視鏡形状
検出装置。
【0191】(24) 前記磁気抵抗素子は複数設けら
れ、各素子の磁界検出方向または磁界発生方向がそれぞ
れ異なるように配置されていることを特徴とする付記1
7に記載の内視鏡形状検出装置。
【0192】(25) 前記磁気抵抗素子の個数は1〜
3個であることを特徴とする付記17に記載の内視鏡形
状検出装置。
【0193】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡挿入部の材質構造や挿入形状に影響されることな
く、正確に挿入部の挿入位置及び挿入形状を検出するこ
とが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡形状検出
装置の全体構成を示す構成説明図
【図2】検査コイル及び干渉コイル周辺の構成を示すブ
ロック図
【図3】各コイルにおける磁界データと検査空間との関
係を示す特性図
【図4】各コイルにより検出された磁界データの一例を
示す特性図
【図5】本発明の第2の実施形態に係るベッド面に設け
たホール素子を示す斜視図
【図6】ホール素子を拡大して示した説明図
【図7】スコープの内部に設けられる永久磁石を示す斜
視図
【図8】永久磁石の配設構造を示す斜視図
【図9】スコープが斜めになった場合の永久磁石とベッ
ド面の位置関係を示す説明図
【図10】スコープが斜めになった場合の永久磁石とベ
ッド面の位置関係を示す説明図
【図11】本発明の第3の実施形態に係るベッド面に設
けたホール素子及び永久磁石を示す斜視図
【図12】スコープの内部に設けられる磁性体を示す斜
視図
【図13】スコープ内の磁性体がベッド面に配置された
ホール素子上を横切るときの永久磁石による磁界の変動
を示す説明図
【図14】スコープ内に複数の磁性体を設ける場合の第
1の配設例を示す斜視図
【図15】スコープ内に複数の磁性体を設ける場合の第
2の配設例を示す斜視図
【図16】本発明の第4の実施形態に係るベッド面上に
移動可能に配設されたU字形の磁性体を示す斜視図
【図17】U字形の磁性体に設けられる励磁手段及びイ
ンダクタンス検出手段の構成を示す説明図
【図18】U字形の磁性体のベッド面上での移動を示す
説明図
【図19】U字形の磁性体のベッド側面に沿った移動を
示す説明図
【図20】U字形の磁性体を回動させる際の変形例を示
す説明図
【図21】U字形の磁性体を複数設けた場合の構成例を
示す説明図
【図22】U字形の磁性体をベッド面上で移動させる際
の変形例を示す説明図
【図23】本発明の第5の実施形態に係るベッド面の周
囲に配設された三つ一組のコイルを示す斜視図
【図24】三つ一組のコイルの構成を示す説明図
【図25】三つ一組のコイルを保持、駆動する駆動手段
の概略構成を示す説明図
【図26】スコープの内部に設けられる磁性体を示す斜
視図
【図27】本発明の第6の実施形態に係る電磁石及び交
流励磁回路を示す構成説明図
【図28】スコープの内部に設けられる球形の空間及び
磁性体を示す斜視図
【図29】スコープ内の磁性体と球形の空間との接触を
検出する接触検出手段の構成を示す説明図
【図30】電磁石の磁力による引張力と磁性体の重力と
の平衡関係を示す説明図
【図31】本発明の第7の実施形態に係るベッド面上に
配設された磁束計を示す斜視図
【図32】磁束計の構成を示す説明図
【図33】内視鏡が挿入されている臓器を検出可能な装
置の第1の構成例を示す構成説明図
【図34】挿入臓器判定装置の機能構成を示すブロック
【図35】プローブ内に設けられる磁界発生素子とベッ
ド面に設けられる磁界検出素子の構成を示す説明図
【図36】内視鏡形状検出装置の概略構成を示すブロッ
ク図
【図37】内視鏡が挿入されている臓器を検出可能な装
置の第2の構成例を示す構成説明図
【図38】内視鏡挿入部内に設けられる位置検出用の受
信部または発信部に係る第1の構成例を示す断面図
【図39】コイルとリード線との接続構造を示す構成説
明図
【図40】従来のコイルとリード線との接続構造を示す
説明図
【図41】内視鏡挿入部内に設けられる位置検出用の受
信部または発信部に係る第2の構成例におけるフィルム
基板を示す平面図
【図42】図41のフィルム基板を立方体状に組み立て
て位置検出用の受信部または発信部を構成した状態を示
す斜視図
【図43】内視鏡挿入部内に設けられる位置検出用の受
信部または発信部に係る第3の構成例におけるフィルム
基板を示す平面図
【図44】図43のフィルム基板を立方体状に組み立て
て位置検出用の受信部または発信部を構成した状態を示
す斜視図
【図45】体組織の温度計測手段を用いた内視鏡形状検
出装置の第1の構成例を示す説明図
【図46】スコープ外表面に設ける温度センサの配置の
変形例を示す説明図
【図47】体組織の温度計測手段を用いた内視鏡形状検
出装置の第2の構成例を示す説明図
【図48】光センサの構成を示す説明図
【図49】体組織の熱エネルギーの吸収により発生する
光センサの電極における電荷量の変化を示す作用説明図
【符号の説明】
1…内視鏡形状検出装置 2…プローブ 3…検査コイル 3a…磁界発生コイル 3b…磁界受信コイル 4…ベッド 5…干渉コイル 6…検査コイル切換回路 7…検査コイル駆動回路 8…磁界検出回路 9…干渉コイル切換回路 10…干渉コイル駆動回路 11…画像処理回路 12…表示装置 16…バンドパスフィルタ(BPF) 17…ピーク検出回路 18…アナログ−デジタルコンバータ(ADC)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 正宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡田 祥宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 宮野 保男 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 藤尾 浩司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石井 司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野口 利昭 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 道口 信行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 後野 和弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷口 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部内部に設けられ、一定磁
    界を発生する磁界発生コイルと磁界を受信する磁界受信
    コイルとを同一のコア上に配設した検査コイルと、 前記磁界発生コイルに高周波信号を供給する検査コイル
    駆動手段と、 前記磁界受信コイルで受信した受信信号の所定周波数成
    分を直流信号に変換する磁界検出手段と、 前記磁界発生コイルが発生する一定磁界と干渉させて前
    記一定磁界を増減させる干渉磁界を発生する干渉コイル
    と、 前記干渉コイルに高周波信号を供給する干渉コイル駆動
    手段と、 前記磁界検出手段が出力する磁界データを処理し、前記
    検査コイルの位置情報を得て、内視鏡の挿入形状に関す
    る画像信号を生成する信号処理手段と、 を備えたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
JP7180472A 1995-07-17 1995-07-17 内視鏡形状検出装置 Withdrawn JPH0928662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7180472A JPH0928662A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 内視鏡形状検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7180472A JPH0928662A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 内視鏡形状検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0928662A true JPH0928662A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16083822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7180472A Withdrawn JPH0928662A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 内視鏡形状検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0928662A (ja)

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06285043A (ja) * 1993-04-07 1994-10-11 Olympus Optical Co Ltd 体腔内位置検知装置
JP2000081302A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Olympus Optical Co Ltd 位置検出装置
JP2000093388A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡形状検出装置
JP2000093387A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Olympus Optical Co Ltd 磁界検出装置
JP2000508224A (ja) * 1997-01-03 2000-07-04 バイオセンス・インコーポレイテッド 曲げ応答型カテーテル
JP2000342514A (ja) * 1999-06-07 2000-12-12 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP2000354582A (ja) * 1999-06-14 2000-12-26 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP2002065583A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡形状検出プローブ
US6689049B1 (en) 1999-06-07 2004-02-10 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope
JP2004524076A (ja) * 2001-01-11 2004-08-12 ギブン・イメージング・リミテツド 生体内処置のための装置およびシステム
JP2005503882A (ja) * 2001-10-02 2005-02-10 ネオガイド システムズ, インコーポレイテッド 操縦可能なセグメント化内視鏡および挿入法
WO2005063121A1 (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Olympus Corporation 被検体内位置検出システム
JP2005185499A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Olympus Corp 被検体内位置検出システム
WO2005065522A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Olympus Corporation 被検体内位置検出システム
JP2005192630A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Olympus Corp 被検体内位置検出システム
JP2005192632A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Olympus Corp 被検体内移動状態検出システム
JP2006523129A (ja) * 2003-03-07 2006-10-12 ネオガイド システムズ, インコーポレイテッド 挿入深さを探知するための方法及び装置
US8346343B2 (en) 2005-08-08 2013-01-01 Olympus Corporation Medical device magnetic guidance/position detection system
US8882657B2 (en) 2003-03-07 2014-11-11 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument having radio frequency identification systems and methods for use
US8888688B2 (en) 2000-04-03 2014-11-18 Intuitive Surgical Operations, Inc. Connector device for a controllable instrument
US9220398B2 (en) 2007-10-11 2015-12-29 Intuitive Surgical Operations, Inc. System for managing Bowden cables in articulating instruments
JP2018033743A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 Hoya株式会社 内視鏡
JP2018161287A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 Hoya株式会社 内視鏡および医療器具
US10327625B2 (en) 2000-04-03 2019-06-25 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and methods for facilitating treatment of tissue via improved delivery of energy based and non-energy based modalities
US10349816B2 (en) 2002-01-09 2019-07-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and method for endoscopic colectomy
US10426412B2 (en) 2006-05-19 2019-10-01 Intuitive Surgical Operations, Inc. Methods and apparatus for displaying three-dimensional orientation of a steerable distal tip of an endoscope
US10893794B2 (en) 2000-04-03 2021-01-19 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable endoscope and improved method of insertion
JP2021045254A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 富士フイルム株式会社 コイルアセンブリおよびコイルユニット
US11096563B2 (en) 2005-11-22 2021-08-24 Intuitive Surgical Operations, Inc. Method of determining the shape of a bendable instrument
CN114174889A (zh) * 2019-08-20 2022-03-11 富士胶片株式会社 内窥镜系统及其工作方法

Cited By (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06285043A (ja) * 1993-04-07 1994-10-11 Olympus Optical Co Ltd 体腔内位置検知装置
JP2000508224A (ja) * 1997-01-03 2000-07-04 バイオセンス・インコーポレイテッド 曲げ応答型カテーテル
JP2000508223A (ja) * 1997-01-03 2000-07-04 バイオセンス・インコーポレイテッド 形状適応型カテーテル
JP2000081302A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Olympus Optical Co Ltd 位置検出装置
JP2000093388A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡形状検出装置
JP2000093387A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Olympus Optical Co Ltd 磁界検出装置
JP2000342514A (ja) * 1999-06-07 2000-12-12 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
US6689049B1 (en) 1999-06-07 2004-02-10 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope
JP2000354582A (ja) * 1999-06-14 2000-12-26 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
US10327625B2 (en) 2000-04-03 2019-06-25 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and methods for facilitating treatment of tissue via improved delivery of energy based and non-energy based modalities
US8888688B2 (en) 2000-04-03 2014-11-18 Intuitive Surgical Operations, Inc. Connector device for a controllable instrument
US12076102B2 (en) 2000-04-03 2024-09-03 Intuitive Surgical Operations, Inc. Connector device for a controllable instrument
US11026564B2 (en) 2000-04-03 2021-06-08 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and methods for facilitating treatment of tissue via improved delivery of energy based and non-energy based modalities
US9808140B2 (en) 2000-04-03 2017-11-07 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable segmented endoscope and method of insertion
US10893794B2 (en) 2000-04-03 2021-01-19 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable endoscope and improved method of insertion
US10736490B2 (en) 2000-04-03 2020-08-11 Intuitive Surgical Operations, Inc. Connector device for a controllable instrument
US10105036B2 (en) 2000-04-03 2018-10-23 Intuitive Surgical Operations, Inc. Connector device for a controllable instrument
JP2002065583A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡形状検出プローブ
JP2004524076A (ja) * 2001-01-11 2004-08-12 ギブン・イメージング・リミテツド 生体内処置のための装置およびシステム
JP2005503882A (ja) * 2001-10-02 2005-02-10 ネオガイド システムズ, インコーポレイテッド 操縦可能なセグメント化内視鏡および挿入法
US10349816B2 (en) 2002-01-09 2019-07-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and method for endoscopic colectomy
US9980778B2 (en) 2003-03-07 2018-05-29 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument having radio frequency identification systems and methods for use
JP2006523129A (ja) * 2003-03-07 2006-10-12 ネオガイド システムズ, インコーポレイテッド 挿入深さを探知するための方法及び装置
US10959807B2 (en) 2003-03-07 2021-03-30 Intuitive Surgical Operations, Inc. Systems and methods for determining the state of motion of an instrument
JP2012005857A (ja) * 2003-03-07 2012-01-12 Intuitive Surgical Inc 挿入深さを決定するシステム
US8882657B2 (en) 2003-03-07 2014-11-11 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument having radio frequency identification systems and methods for use
WO2005063121A1 (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Olympus Corporation 被検体内位置検出システム
WO2005063123A1 (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Olympus Corporation 被検体内位置検出システム
US7523756B2 (en) 2003-12-25 2009-04-28 Olympus Corporation System for detecting position of capsule endoscope in subject
JP2005185499A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Olympus Corp 被検体内位置検出システム
JP2005185498A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Olympus Corp 被検体内位置検出システム
JP2005192632A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Olympus Corp 被検体内移動状態検出システム
WO2005065522A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Olympus Corporation 被検体内位置検出システム
JP2005192631A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Olympus Corp 被検体内位置検出システム
US7509158B2 (en) 2003-12-26 2009-03-24 Olympus Corporation System for detecting position of capsule endoscope in subject
WO2005065523A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Olympus Corporation 被検体内位置検出システム
WO2005065521A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Olympus Corporation 被検体内移動状態検出システム
US7398117B2 (en) 2003-12-26 2008-07-08 Olympus Corporation System for detecting position of capsule endoscope in subject
JP2005192630A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Olympus Corp 被検体内位置検出システム
US8346343B2 (en) 2005-08-08 2013-01-01 Olympus Corporation Medical device magnetic guidance/position detection system
US11096563B2 (en) 2005-11-22 2021-08-24 Intuitive Surgical Operations, Inc. Method of determining the shape of a bendable instrument
US11617499B2 (en) 2005-11-22 2023-04-04 Intuitive Surgical Operations, Inc. System for determining the shape of a bendable instrument
US10426412B2 (en) 2006-05-19 2019-10-01 Intuitive Surgical Operations, Inc. Methods and apparatus for displaying three-dimensional orientation of a steerable distal tip of an endoscope
US9220398B2 (en) 2007-10-11 2015-12-29 Intuitive Surgical Operations, Inc. System for managing Bowden cables in articulating instruments
JP2018033743A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 Hoya株式会社 内視鏡
JP2018161287A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 Hoya株式会社 内視鏡および医療器具
CN114174889A (zh) * 2019-08-20 2022-03-11 富士胶片株式会社 内窥镜系统及其工作方法
CN114174889B (zh) * 2019-08-20 2024-04-09 富士胶片株式会社 内窥镜系统及其工作方法
JP2021045254A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 富士フイルム株式会社 コイルアセンブリおよびコイルユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0928662A (ja) 内視鏡形状検出装置
JP5030392B2 (ja) 医療装置の位置検出システムおよび医療装置誘導システム
JP4286127B2 (ja) 被検体内位置検出システム
US7523756B2 (en) System for detecting position of capsule endoscope in subject
KR100954650B1 (ko) 캡슐형 의료 장치
US9002434B2 (en) Medical device position detecting system, medical device guiding system, and position detecting method for medical device
JP4150663B2 (ja) 被検体内位置検出システム
KR100972253B1 (ko) 자기 유도를 이용한 의료용 위치 검출 시스템
US5427103A (en) MRI apparatus for receiving nuclear-magnetic resonance signals of a living body
US20090069671A1 (en) Electric Motor Tracking System and Method
WO2008026549A1 (en) Capsule guiding system and capsule guiding method
EP1698265A1 (en) System for sensing position in subject
JPWO2007043458A1 (ja) 位置検出システム
JP4373204B2 (ja) 被検体内位置検出システム
JP4679200B2 (ja) カプセル型医療装置の位置検出システム、カプセル型医療装置誘導システムおよびカプセル型医療装置の位置検出方法
JP2000189379A (ja) 内視鏡形状検出システム
CN112438694A (zh) 线圈组件
JP2007130132A (ja) 内視鏡挿入部形状把握システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001