JPH0928745A - ハニカムパネル製の箱体 - Google Patents
ハニカムパネル製の箱体Info
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- JPH0928745A JPH0928745A JP20520995A JP20520995A JPH0928745A JP H0928745 A JPH0928745 A JP H0928745A JP 20520995 A JP20520995 A JP 20520995A JP 20520995 A JP20520995 A JP 20520995A JP H0928745 A JPH0928745 A JP H0928745A
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Links
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Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1に、遺体を収容,安置した際に、遺体か
ら出る死臭を確実に防ぐことができ、確実な防臭効果が
得られると共に、第2に、しかもこれは、手間を取った
り人体への悪影響の懸念がなく実現され、第3に、更に
防臭効果が、片寄らず全体的に満遍なく均一に発揮さ
れ、第4に、断熱性,保温性も向上する、ひつぎ用のハ
ニカムパネル製の箱体を提案する。 【解決手段】 このひつぎ用のハニカムパネル10製の
箱体は、上面が開放された箱状の本体と、本体の上面を
閉鎖可能な蓋体4と、からなる。そして本体および蓋体
4は、芯材たるハニカムコア8の両面に、シート状で通
気性を備えた表装材9が接着された、ハニカムパネル1
0製よりなる。そして、このハニカムコア8は、紙や合
成紙よりなるセル壁11にて形成された中空柱状のセル
12の平面的集合体よりなると共に、セル12に防臭芳
香材13が収納されている。
ら出る死臭を確実に防ぐことができ、確実な防臭効果が
得られると共に、第2に、しかもこれは、手間を取った
り人体への悪影響の懸念がなく実現され、第3に、更に
防臭効果が、片寄らず全体的に満遍なく均一に発揮さ
れ、第4に、断熱性,保温性も向上する、ひつぎ用のハ
ニカムパネル製の箱体を提案する。 【解決手段】 このひつぎ用のハニカムパネル10製の
箱体は、上面が開放された箱状の本体と、本体の上面を
閉鎖可能な蓋体4と、からなる。そして本体および蓋体
4は、芯材たるハニカムコア8の両面に、シート状で通
気性を備えた表装材9が接着された、ハニカムパネル1
0製よりなる。そして、このハニカムコア8は、紙や合
成紙よりなるセル壁11にて形成された中空柱状のセル
12の平面的集合体よりなると共に、セル12に防臭芳
香材13が収納されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハニカムパネル製
の箱体に関する。すなわち、箱状の本体と蓋体とからな
る、ひつぎ用のハニカムパネル製の箱体に関するもので
ある。
の箱体に関する。すなわち、箱状の本体と蓋体とからな
る、ひつぎ用のハニカムパネル製の箱体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ひつぎは、上面が開放された箱状の本体
と、この本体の上面を閉鎖可能な蓋体とからなる。そし
て、従来のひつぎは天然木を用いてなり、その本体の前
後板,両側板,底板,更には蓋体等としては、それぞ
れ、肉厚の厚いむくの一枚板が用いられていた。なお、
このような一枚板の天然木を用いたものに準じ、縁材の
表裏に合板を貼り付けてなり、内部が扁平な中空部とな
ったフラッシュ構造のものも用いられていた。しかしな
がら、材料費等のコスト面、事後の焼却に際しての焼却
容易性、持ち運び・運搬容易性等々の各観点から、この
ような天然木等によらず、紙を用いたひつぎも最近開
発,使用されつつある。そして、この紙を用いたひつぎ
としては、芯材たる紙を用いたハニカムコアの両面に表
装材が接着された、ハニカムパネル製のものが代表的で
あり、このようなハニカムパネルが、本体の前後板,両
側板,底板,更には蓋体等として、用いられていた。い
ずれにしても、ひつぎは遺体を収容,安置した後、持ち
運ばれ運搬されて、遺体と共に焼却される。
と、この本体の上面を閉鎖可能な蓋体とからなる。そし
て、従来のひつぎは天然木を用いてなり、その本体の前
後板,両側板,底板,更には蓋体等としては、それぞ
れ、肉厚の厚いむくの一枚板が用いられていた。なお、
このような一枚板の天然木を用いたものに準じ、縁材の
表裏に合板を貼り付けてなり、内部が扁平な中空部とな
ったフラッシュ構造のものも用いられていた。しかしな
がら、材料費等のコスト面、事後の焼却に際しての焼却
容易性、持ち運び・運搬容易性等々の各観点から、この
ような天然木等によらず、紙を用いたひつぎも最近開
発,使用されつつある。そして、この紙を用いたひつぎ
としては、芯材たる紙を用いたハニカムコアの両面に表
装材が接着された、ハニカムパネル製のものが代表的で
あり、このようなハニカムパネルが、本体の前後板,両
側板,底板,更には蓋体等として、用いられていた。い
ずれにしても、ひつぎは遺体を収容,安置した後、持ち
運ばれ運搬されて、遺体と共に焼却される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、従来の天然木等や紙を用いたひつぎは、遺体を収
容,安置した際、遺体から出る死臭を防ぐことができな
い、という問題が指摘されていた。特に夏期において
は、死臭のため葬儀等の参加者に不快感を与える、とい
う指摘があった。第2に、そこで従来は、防臭芳香スプ
レーを、遺体やひつぎに散布することも行われていた。
しかしながら、このようなスプレー散布自体が宗教観等
から好ましくない、とする人もあり、又、スプレー散布
は手間取り,煩わしい、という問題もあり、更に、この
ようなスプレー散布では完全に死臭を除去することがで
きない、という指摘もあった。他方、防臭のためオゾン
発生機を、遺体と共にひつぎ中に入れることも行われて
いた。しかしながらオゾンを用いるので、葬儀の参加者
等の人体に対し有害で悪影響を及ぼす懸念があり、問題
があった。
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、従来の天然木等や紙を用いたひつぎは、遺体を収
容,安置した際、遺体から出る死臭を防ぐことができな
い、という問題が指摘されていた。特に夏期において
は、死臭のため葬儀等の参加者に不快感を与える、とい
う指摘があった。第2に、そこで従来は、防臭芳香スプ
レーを、遺体やひつぎに散布することも行われていた。
しかしながら、このようなスプレー散布自体が宗教観等
から好ましくない、とする人もあり、又、スプレー散布
は手間取り,煩わしい、という問題もあり、更に、この
ようなスプレー散布では完全に死臭を除去することがで
きない、という指摘もあった。他方、防臭のためオゾン
発生機を、遺体と共にひつぎ中に入れることも行われて
いた。しかしながらオゾンを用いるので、葬儀の参加者
等の人体に対し有害で悪影響を及ぼす懸念があり、問題
があった。
【0004】第3に、そこで防臭芳香材を使用すること
も考えられたが、全体的に満遍なく均一には使用でき
ず、防臭効果が、ひつぎ内の使用箇所において片寄って
しまう、という難点があった(更に、従来の一枚板の天
然木製のひつぎでは、その板自体の内部には防臭芳香材
は収納できず、又、フラッシュ構造の中空部内にもしも
防臭芳香材を収納すると、扁平で広い中空部内での片寄
りが発生する)。第4に、更に従来のひつぎ、特に天然
木製のひつぎについては断熱性,保温性に難があり、収
容,安置した遺体の保存のためにドライアイスが使用さ
れた場合、遺体の保存性に問題が指摘されていた。
も考えられたが、全体的に満遍なく均一には使用でき
ず、防臭効果が、ひつぎ内の使用箇所において片寄って
しまう、という難点があった(更に、従来の一枚板の天
然木製のひつぎでは、その板自体の内部には防臭芳香材
は収納できず、又、フラッシュ構造の中空部内にもしも
防臭芳香材を収納すると、扁平で広い中空部内での片寄
りが発生する)。第4に、更に従来のひつぎ、特に天然
木製のひつぎについては断熱性,保温性に難があり、収
容,安置した遺体の保存のためにドライアイスが使用さ
れた場合、遺体の保存性に問題が指摘されていた。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例における課題を解決すべくなされたものであって、
紙や合成紙よりなるハニカムコアを芯材とすると共に、
そのセルに防臭芳香材を収納したことにより、第1に、
確実な防臭効果が得られ、第2に、しかもこれは手間を
取らず、人体への悪影響もなく実現できると共に、第3
に、防臭効果が全体的に片寄りなく発揮され、第4に、
断熱性,保温性も向上する、ひつぎ用のハニカムパネル
製の箱体を提案することを目的とする。なお請求項2で
は、ハニカムパネルに代え一部に木材板が用いられる。
来例における課題を解決すべくなされたものであって、
紙や合成紙よりなるハニカムコアを芯材とすると共に、
そのセルに防臭芳香材を収納したことにより、第1に、
確実な防臭効果が得られ、第2に、しかもこれは手間を
取らず、人体への悪影響もなく実現できると共に、第3
に、防臭効果が全体的に片寄りなく発揮され、第4に、
断熱性,保温性も向上する、ひつぎ用のハニカムパネル
製の箱体を提案することを目的とする。なお請求項2で
は、ハニカムパネルに代え一部に木材板が用いられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。まず請求
項1については、次のとおり。すなわち、この請求項1
のひつぎ用のハニカムパネル製の箱体は、上面が開放さ
れた箱状の本体と、該本体の上面を閉鎖可能な蓋体とか
らなる。そして、該本体および蓋体は、芯材たるハニカ
ムコアの両面にシート状で通気性を備えた表装材が接着
されたハニカムパネル製よりなり、該ハニカムコアは、
紙や合成紙よりなるセル壁にて形成された中空柱状のセ
ルの平面的集合体よりなると共に、該セルに防臭芳香材
が収納されている。請求項2については、次のとおり。
すなわち、この請求項2のひつぎ用のハニカムパネル製
の箱体は、請求項1記載のハニカムパネル製の箱体につ
いて、該本体の底板および蓋体の一方又は双方は、上述
したハニカムパネル製ではなく木材板製よりなる。
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。まず請求
項1については、次のとおり。すなわち、この請求項1
のひつぎ用のハニカムパネル製の箱体は、上面が開放さ
れた箱状の本体と、該本体の上面を閉鎖可能な蓋体とか
らなる。そして、該本体および蓋体は、芯材たるハニカ
ムコアの両面にシート状で通気性を備えた表装材が接着
されたハニカムパネル製よりなり、該ハニカムコアは、
紙や合成紙よりなるセル壁にて形成された中空柱状のセ
ルの平面的集合体よりなると共に、該セルに防臭芳香材
が収納されている。請求項2については、次のとおり。
すなわち、この請求項2のひつぎ用のハニカムパネル製
の箱体は、請求項1記載のハニカムパネル製の箱体につ
いて、該本体の底板および蓋体の一方又は双方は、上述
したハニカムパネル製ではなく木材板製よりなる。
【0007】さて、このひつぎ用のハニカムパネル製の
箱体は、請求項1では本体および蓋体が、請求項2では
少なくとも本体の4面が、それぞれハニカムパネル製よ
りなり、芯材として紙や合成紙のハニカムコアが用いら
れると共に、その各セルに防臭芳香材が収納されてい
る。防臭芳香材としては、悪臭を吸収するものや臭いを
発散するもの等々、広く各種の消臭材,臭い吸収材,防
臭材,芳香材が用いられる。そして、このひつぎ用のハ
ニカムパネル製の箱体は、このように、その芯材たるハ
ニカムコアの各セルに防臭芳香材が収納されているの
で、それ自体で全体的な防臭効果を発揮する。
箱体は、請求項1では本体および蓋体が、請求項2では
少なくとも本体の4面が、それぞれハニカムパネル製よ
りなり、芯材として紙や合成紙のハニカムコアが用いら
れると共に、その各セルに防臭芳香材が収納されてい
る。防臭芳香材としては、悪臭を吸収するものや臭いを
発散するもの等々、広く各種の消臭材,臭い吸収材,防
臭材,芳香材が用いられる。そして、このひつぎ用のハ
ニカムパネル製の箱体は、このように、その芯材たるハ
ニカムコアの各セルに防臭芳香材が収納されているの
で、それ自体で全体的な防臭効果を発揮する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示す発明の
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1,図2
は、本発明の実施の形態の説明に供する斜視図であり、
図1は全体を示し、図2の(1)図はそのハニカムパネ
ルを示し、図2の(2)図はそのセルや防臭芳香材を示
す。図3はハニカムコアの斜視図である。
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1,図2
は、本発明の実施の形態の説明に供する斜視図であり、
図1は全体を示し、図2の(1)図はそのハニカムパネ
ルを示し、図2の(2)図はそのセルや防臭芳香材を示
す。図3はハニカムコアの斜視図である。
【0009】まず、図1に示したように、この箱体1
は、上面2が開放された箱状の本体3と、本体3の上面
2を閉鎖可能な蓋体4とからなり、ひつぎとして用いら
れる。すなわち本体3は、妻板たる前後板5,左右の両
側板6,底板7等を備え、上面2が開放された長方形の
箱状をなし、内部に遺体を収容,安置するに足る大きさ
よりなる。蓋体4は、本体3の開放された上面2を閉鎖
可能な、長方形状をなす。そして、このような箱体1に
おいて、図示例では本体3の各面つまり本体3の前後板
5,両側板6,底板7、および蓋体4は、図2に示した
ように、芯材たるハニカムコア8の両面にシート状で通
気性を備えた表装材9が接着された、ハニカムパネル1
0製よりなる。ハニカムコア8は図3にも示したよう
に、セル壁11にて形成された中空柱状のセル12の平
面的集合体よりなると共に、セル壁11の母材として、
紙や合成紙が用いられている。
は、上面2が開放された箱状の本体3と、本体3の上面
2を閉鎖可能な蓋体4とからなり、ひつぎとして用いら
れる。すなわち本体3は、妻板たる前後板5,左右の両
側板6,底板7等を備え、上面2が開放された長方形の
箱状をなし、内部に遺体を収容,安置するに足る大きさ
よりなる。蓋体4は、本体3の開放された上面2を閉鎖
可能な、長方形状をなす。そして、このような箱体1に
おいて、図示例では本体3の各面つまり本体3の前後板
5,両側板6,底板7、および蓋体4は、図2に示した
ように、芯材たるハニカムコア8の両面にシート状で通
気性を備えた表装材9が接着された、ハニカムパネル1
0製よりなる。ハニカムコア8は図3にも示したよう
に、セル壁11にて形成された中空柱状のセル12の平
面的集合体よりなると共に、セル壁11の母材として、
紙や合成紙が用いられている。
【0010】これらについて更に詳述する。まず、この
ハニカムコア8は紙や合成紙を母材として用いてなり、
例えば、パルプやパルプを含む有機材や無機材の複合材
シート,強化シート等が母材として用いられる。そして
ハニカムコア8は、このような母材たる紙や合成紙を、
条線状に接着剤を塗布して半ピッチずつずれるように重
積した後、加熱加圧により接着して重積方向に引張力を
加える展張方式か、又は、母材たる紙や合成紙を、ギヤ
やラックにて折曲加工して波板とした後、上下で谷部と
頂部とを合わせつつ積層,接着するコルゲート方式によ
り生産される。そして、例えば図3に示したように、こ
のハニカムコア8は、紙や合成紙を母材としたセル壁1
1により、各々独立空間に区画された中空柱状の各セル
12の平面的集合体よりなり、セル壁11そしてセル1
2の断面形状は、図示の正六角形のもののほか、三角
形,四角形,台形,その他各種形状のものも可能であ
る。なおハニカムコア8は、重量比強度に優れ、軽量性
と共に高い剛性・強度を備え、平面精度にも優れる、等
々の特性が知られている。
ハニカムコア8は紙や合成紙を母材として用いてなり、
例えば、パルプやパルプを含む有機材や無機材の複合材
シート,強化シート等が母材として用いられる。そして
ハニカムコア8は、このような母材たる紙や合成紙を、
条線状に接着剤を塗布して半ピッチずつずれるように重
積した後、加熱加圧により接着して重積方向に引張力を
加える展張方式か、又は、母材たる紙や合成紙を、ギヤ
やラックにて折曲加工して波板とした後、上下で谷部と
頂部とを合わせつつ積層,接着するコルゲート方式によ
り生産される。そして、例えば図3に示したように、こ
のハニカムコア8は、紙や合成紙を母材としたセル壁1
1により、各々独立空間に区画された中空柱状の各セル
12の平面的集合体よりなり、セル壁11そしてセル1
2の断面形状は、図示の正六角形のもののほか、三角
形,四角形,台形,その他各種形状のものも可能であ
る。なおハニカムコア8は、重量比強度に優れ、軽量性
と共に高い剛性・強度を備え、平面精度にも優れる、等
々の特性が知られている。
【0011】そしてハニカムパネル10は、図2に示し
たように、このようなハニカムコア8の両面、つまり各
セル12の軸方向の両開口端面に、それぞれ、表装材9
を接着したハニカムボードよりなる。表装材9は、シー
ト状をなすと共に、セル12に収納された防臭芳香材1
3が例えば外へ浸透,作用するに足る程度の通気性を備
えてなり、突き板,紙,合成紙,突き板に紙や
合成紙を貼り付けたもの等が用いられ、その肉厚は、例
えば0.2mmから0.3mm前後程度よりなる。又、
ハニカムパネル10のハニカムコア8の周縁には、枠材
たる細角状の縁材14が接着されている。
たように、このようなハニカムコア8の両面、つまり各
セル12の軸方向の両開口端面に、それぞれ、表装材9
を接着したハニカムボードよりなる。表装材9は、シー
ト状をなすと共に、セル12に収納された防臭芳香材1
3が例えば外へ浸透,作用するに足る程度の通気性を備
えてなり、突き板,紙,合成紙,突き板に紙や
合成紙を貼り付けたもの等が用いられ、その肉厚は、例
えば0.2mmから0.3mm前後程度よりなる。又、
ハニカムパネル10のハニカムコア8の周縁には、枠材
たる細角状の縁材14が接着されている。
【0012】さて、このひつぎ用の箱体1は、このよう
なハニカムパネル10を、その本体3や蓋体4として用
いてなる。本体3は、各ハニカムパネル10を直交すべ
く縁材14を介して組み付け、もってその前後板5,両
側板6,底板7としてなり、縁材14は全体の骨組とな
り、隣接するものどうしが接着や釘を用い一体的に接合
されている。ところで図示例の箱体1では、その本体3
各面や蓋体4のすべてに、ハニカムパネル10が用いら
れていたが、これによらず、本体3の底板7や蓋体4の
一方又は双方については、ハニカムパネル10ではなく
木材板を用いるようにしてもよい。つまり、蓋体4のみ
を木材板としたり、本体3の底板7のみを木材板とした
り、その両者を木材板とした箱体1も可能であり、この
ような木材板製の底板7は、前後板5や両側板6のハニ
カムパネル10の縁材14に、接合され組み付けられ
る。勿論、このような木材板としては、前述した天然木
や、縁材に合板を貼り合わせたフラッシュ構造のものが
用いられる。
なハニカムパネル10を、その本体3や蓋体4として用
いてなる。本体3は、各ハニカムパネル10を直交すべ
く縁材14を介して組み付け、もってその前後板5,両
側板6,底板7としてなり、縁材14は全体の骨組とな
り、隣接するものどうしが接着や釘を用い一体的に接合
されている。ところで図示例の箱体1では、その本体3
各面や蓋体4のすべてに、ハニカムパネル10が用いら
れていたが、これによらず、本体3の底板7や蓋体4の
一方又は双方については、ハニカムパネル10ではなく
木材板を用いるようにしてもよい。つまり、蓋体4のみ
を木材板としたり、本体3の底板7のみを木材板とした
り、その両者を木材板とした箱体1も可能であり、この
ような木材板製の底板7は、前後板5や両側板6のハニ
カムパネル10の縁材14に、接合され組み付けられ
る。勿論、このような木材板としては、前述した天然木
や、縁材に合板を貼り合わせたフラッシュ構造のものが
用いられる。
【0013】そして、このようなハニカムパネル10製
の箱体1にあっては、その芯材たるハニカムコア8のセ
ル12に、防臭芳香材13が収納されている。防臭芳香
材13としては、悪臭を吸収するものや、別の強い良い
臭いを発散して悪臭をカバーするものや、別の臭いを発
散して悪臭を混合・一体化するもの等々、広く各種の消
臭材,臭い吸収材,防臭材,芳香材,香木,お香等々
が、適宜選択使用される。そして、この防臭芳香材13
は箱体1の製作時に、ハニカムパネル10を形成するハ
ニカムコア8について、そのすべてのセル12に対し、
又は適宜その一部のセル12に対し、収納せしめられ
る。つまり、必ずしも個々のすべてのセル12に収納せ
しめる必要はなく、例えば、防臭芳香材13が収納され
ないセル12が散在してもよく、更に、防臭芳香材13
が収納されないセル12が過半数以上となってもよい。
又、セル12への収納も、必ずしもセル12いっぱいに
充填する必要はなく、例えば、その半分程度の容量で充
填するようにしてもよい。更に、このような各セル12
への収納,充填の手間を省くため、粉状の防臭芳香材1
3を散布するようにしてもよい。なお、このような防臭
芳香材13の収納は、通常、ハニカムコア8の一方の開
口端面に表装材9を接着した後、他方の開口端面側から
セル12に対して実施され、事後、この他方の開口端面
も表装材9を接着することにより閉鎖される。
の箱体1にあっては、その芯材たるハニカムコア8のセ
ル12に、防臭芳香材13が収納されている。防臭芳香
材13としては、悪臭を吸収するものや、別の強い良い
臭いを発散して悪臭をカバーするものや、別の臭いを発
散して悪臭を混合・一体化するもの等々、広く各種の消
臭材,臭い吸収材,防臭材,芳香材,香木,お香等々
が、適宜選択使用される。そして、この防臭芳香材13
は箱体1の製作時に、ハニカムパネル10を形成するハ
ニカムコア8について、そのすべてのセル12に対し、
又は適宜その一部のセル12に対し、収納せしめられ
る。つまり、必ずしも個々のすべてのセル12に収納せ
しめる必要はなく、例えば、防臭芳香材13が収納され
ないセル12が散在してもよく、更に、防臭芳香材13
が収納されないセル12が過半数以上となってもよい。
又、セル12への収納も、必ずしもセル12いっぱいに
充填する必要はなく、例えば、その半分程度の容量で充
填するようにしてもよい。更に、このような各セル12
への収納,充填の手間を省くため、粉状の防臭芳香材1
3を散布するようにしてもよい。なお、このような防臭
芳香材13の収納は、通常、ハニカムコア8の一方の開
口端面に表装材9を接着した後、他方の開口端面側から
セル12に対して実施され、事後、この他方の開口端面
も表装材9を接着することにより閉鎖される。
【0014】本発明は、以上のように構成されている。
そこで以下のようになる。このひつぎ用のハニカムパネ
ル10製の箱体1は、本体3と蓋体4とからなり、図示
例では本体3および蓋体4がハニカムパネル10製より
なり(なお図示例によらず、少なくとも本体3の4面の
みがハニカムパネル10製よりなるケースも可能)、そ
の芯材として紙や合成紙のハニカムコア8が用いられる
と共に、そのセル12に防臭芳香材13が収納されてい
る。そして、このひつぎ用のハニカムパネル10製の箱
体1は、遺体を収容,安置した後、持ち運ばれ運搬され
て、遺体と共に焼却される。さて、防臭芳香材13がセ
ル12に収納されているので、このハニカムパネル10
製の箱体1は、それ自体で全体的な防臭効果を発揮す
る。そこで、次の第1,第2,第3,第4,第5のよう
になる。
そこで以下のようになる。このひつぎ用のハニカムパネ
ル10製の箱体1は、本体3と蓋体4とからなり、図示
例では本体3および蓋体4がハニカムパネル10製より
なり(なお図示例によらず、少なくとも本体3の4面の
みがハニカムパネル10製よりなるケースも可能)、そ
の芯材として紙や合成紙のハニカムコア8が用いられる
と共に、そのセル12に防臭芳香材13が収納されてい
る。そして、このひつぎ用のハニカムパネル10製の箱
体1は、遺体を収容,安置した後、持ち運ばれ運搬され
て、遺体と共に焼却される。さて、防臭芳香材13がセ
ル12に収納されているので、このハニカムパネル10
製の箱体1は、それ自体で全体的な防臭効果を発揮す
る。そこで、次の第1,第2,第3,第4,第5のよう
になる。
【0015】第1に、このような防臭芳香材13による
全体的な防臭効果により、遺体を収容,安置した際に、
遺体から出る死臭を確実に防ぐことができ、確実な防臭
効果が得られる。第2に、しかもこれは、予め防臭芳香
材13をセル12に収納しておくだけでよく、使用に際
し散布する手間や煩わしさがなく実現されると共に、人
体に有害で悪影響を懸念することもなく実現される。第
3に、更にセル12に防臭芳香材13が収納されている
ので、片寄らず全体的に満遍なく均一な防臭効果が得ら
れる。第4に、セル12に収納された防臭芳香材13に
て、断熱性,保冷性も向上する。第5に、勿論このひつ
ぎ用のハニカムパネル10製の箱体1は、紙や合成紙よ
りなるハニカムコア8を芯材として用いてなるので、天
然木等を用いたものに比し、材料費等のコスト面、事後
の焼却に際しての焼却容易性、軽量なので持ち運び・運
搬容易性、等々にも優れている。
全体的な防臭効果により、遺体を収容,安置した際に、
遺体から出る死臭を確実に防ぐことができ、確実な防臭
効果が得られる。第2に、しかもこれは、予め防臭芳香
材13をセル12に収納しておくだけでよく、使用に際
し散布する手間や煩わしさがなく実現されると共に、人
体に有害で悪影響を懸念することもなく実現される。第
3に、更にセル12に防臭芳香材13が収納されている
ので、片寄らず全体的に満遍なく均一な防臭効果が得ら
れる。第4に、セル12に収納された防臭芳香材13に
て、断熱性,保冷性も向上する。第5に、勿論このひつ
ぎ用のハニカムパネル10製の箱体1は、紙や合成紙よ
りなるハニカムコア8を芯材として用いてなるので、天
然木等を用いたものに比し、材料費等のコスト面、事後
の焼却に際しての焼却容易性、軽量なので持ち運び・運
搬容易性、等々にも優れている。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るひつぎ用のハニカムパネル
製の箱体は、以上説明したように、紙や合成紙よりなる
ハニカムコアを芯材とすると共に、そのセルに防臭芳香
材を収納したことにより、次の効果を発揮する。
製の箱体は、以上説明したように、紙や合成紙よりなる
ハニカムコアを芯材とすると共に、そのセルに防臭芳香
材を収納したことにより、次の効果を発揮する。
【0017】第1に、確実な防臭効果が得られる。すな
わち、このひつぎ用の箱体は、遺体を収容,安置した
際、遺体から出る死臭を確実に防ぐことができ、前述し
たこの種従来例のように、例えば夏期において、死臭の
ため葬儀等の参加者に不快感を与えることもない。
わち、このひつぎ用の箱体は、遺体を収容,安置した
際、遺体から出る死臭を確実に防ぐことができ、前述し
たこの種従来例のように、例えば夏期において、死臭の
ため葬儀等の参加者に不快感を与えることもない。
【0018】第2に、しかもこれは、手間を取ったり人
体に悪影響を及ぼすこともなく、実現される。すなわ
ち、このひつぎ用の箱体では、前述したこの種従来例の
ように、防臭芳香スプレーを散布する手間や煩わしさが
なく、又、人体に有害なオゾンを用い人体への悪影響を
懸念することもなく、上述した第1の点が実現される。
体に悪影響を及ぼすこともなく、実現される。すなわ
ち、このひつぎ用の箱体では、前述したこの種従来例の
ように、防臭芳香スプレーを散布する手間や煩わしさが
なく、又、人体に有害なオゾンを用い人体への悪影響を
懸念することもなく、上述した第1の点が実現される。
【0019】第3に、更に防臭効果が、全体的に片寄り
なく発揮される。すなわち、このひつぎ用の箱体では、
片寄らず全体的に満遍なく均一な防臭効果が得られる。
なく発揮される。すなわち、このひつぎ用の箱体では、
片寄らず全体的に満遍なく均一な防臭効果が得られる。
【0020】第4に断熱性,保温性も向上する。すなわ
ち、このひつぎ用の箱体では、収容,安置された遺体の
保存のためドライアイス等が使用された場合でも、内部
の低温状態を長時間持続でき遺体の保存性もよい等、断
熱性,保温性にも優れている。このように、この種従来
例に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮す
る効果は、顕著にして大なるものがある。
ち、このひつぎ用の箱体では、収容,安置された遺体の
保存のためドライアイス等が使用された場合でも、内部
の低温状態を長時間持続でき遺体の保存性もよい等、断
熱性,保温性にも優れている。このように、この種従来
例に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮す
る効果は、顕著にして大なるものがある。
【図1】本発明に係るハニカムパネル製の箱体につい
て、発明の実施の形態の説明に供する全体の斜視図であ
る。
て、発明の実施の形態の説明に供する全体の斜視図であ
る。
【図2】同発明の実施の形態の説明に供する斜視図であ
り、(1)図は、そのハニカムパネルを示し、(2)図
は、そのセルや防臭芳香材を示す。
り、(1)図は、そのハニカムパネルを示し、(2)図
は、そのセルや防臭芳香材を示す。
【図3】ハニカムコアの斜視図である。
1 箱体 2 上面 3 本体 4 蓋体 5 前後板 6 側板 7 底板 8 ハニカムコア 9 表装材 10 ハニカムパネル 11 セル壁 12 セル 13 防臭芳香材 14 縁材
Claims (2)
- 【請求項1】 上面が開放された箱状の本体と、該本体
の上面を閉鎖可能な蓋体とからなる、ひつぎ用の箱体で
あって、 該本体および蓋体は、芯材たるハニカムコアの両面にシ
ート状で通気性を備えた表装材が接着されたハニカムパ
ネル製よりなり、該ハニカムコアは、紙や合成紙よりな
るセル壁にて形成された中空柱状のセルの平面的集合体
よりなると共に、該セルに防臭芳香材が収納されている
こと、を特徴とするハニカムパネル製の箱体。 - 【請求項2】 請求項1記載のハニカムパネル製の箱体
について、該本体の底板および蓋体の一方又は双方は、
上述したハニカムパネル製ではなく木材板製よりなるこ
と、を特徴とするハニカムパネル製の箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20520995A JPH0928745A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ハニカムパネル製の箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20520995A JPH0928745A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ハニカムパネル製の箱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0928745A true JPH0928745A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16503213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20520995A Pending JPH0928745A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ハニカムパネル製の箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0928745A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6615464B2 (en) * | 1993-09-22 | 2003-09-09 | Batesville Services, Inc. | Lightweight casket |
| JP2021115891A (ja) * | 2020-01-22 | 2021-08-10 | 株式会社イノアックコーポレーション | デッキボード |
| JP2021130432A (ja) * | 2020-02-21 | 2021-09-09 | 株式会社イノアックコーポレーション | ラゲッジボード及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP20520995A patent/JPH0928745A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6615464B2 (en) * | 1993-09-22 | 2003-09-09 | Batesville Services, Inc. | Lightweight casket |
| JP2021115891A (ja) * | 2020-01-22 | 2021-08-10 | 株式会社イノアックコーポレーション | デッキボード |
| JP2021130432A (ja) * | 2020-02-21 | 2021-09-09 | 株式会社イノアックコーポレーション | ラゲッジボード及びその製造方法 |
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