JPH09287585A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents
密閉型電動圧縮機Info
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- JPH09287585A JPH09287585A JP10296796A JP10296796A JPH09287585A JP H09287585 A JPH09287585 A JP H09287585A JP 10296796 A JP10296796 A JP 10296796A JP 10296796 A JP10296796 A JP 10296796A JP H09287585 A JPH09287585 A JP H09287585A
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Abstract
抑えて、第1ハウジング形成時に同時に芯出し用の孔を
形成する。 【解決手段】 第1ハウジング11と固定子42との嵌
合部分において、第1ハウジング11の開口部11c側
に隙間Cを設けて、第1ハウジング11と固定子42と
の圧入固定部116を、第1ハウジング11の底面部1
1b側に設けている。これにより、固定子42から第1
ハウジング11の半径方向外方に向かって加わる力を小
さくでき、第1ハウジング11の開口部11c側端面に
おける、半径方向外方への広がりを小さくできる。
Description
冷媒圧縮機等に用いられる密閉型電動圧縮機に関し、特
に、電気駆動源を内蔵した電動スクロール圧縮機等に関
する。
断面図を示す。図9において、1は電動スクロール圧縮
機のケースをなすアルミ製のハウジングで、このハウジ
ング1は、第1ハウジング11、第2ハウジング12、
および、第3ハウジング13からなる。そして、第3、
第2ハウジング13、12内には、圧縮部2としての固
定スクロール部21および旋回スクロール部22が設け
られ、第1ハウジング11内には、主軸3と、この主軸
3を駆動する電動機部4としての、回転子41および鉄
製の固定子42が備えられている。
設けられた第1軸受け5と、第1ハウジング11に設け
られた第2軸受け6とにより、回動可能に保持されてい
る。なお、第1ハウジング11と第2ハウジング12、
および、第2ハウジング12と第3ハウジング13と
は、それぞれ、図示しないボルトにより締結固定されて
いる。また、主軸3を支持している第1軸受け5と第2
軸受け6との中心を合わせるために、第1ハウジング1
1と第2ハウジング12との芯出しを行っている。
ウジング12側(開口部11c側)端面11a、およ
び、第2ハウジング12の第1ハウジング11側端面1
2aの外周部には、これら端面の半径方向外方に向かっ
てのびる突出部が4カ所、一体に形成されており、これ
らの突出部に、上記ボルトを通すボルト孔が4カ所、お
よび、芯出し用の孔が2ヵ所設けられている。
121、および、軸受け孔114の中心から所定距離の
位置で、かつ、対角線上に設けられており、この芯出し
用の孔にピンを挿嵌して、第1、第2ハウジング11、
12を組付けることで、芯出しを行って軸受け孔121
と軸受け孔114との中心を合わせている。これによ
り、主軸3がスムースに回動するようになっている。
成する第1ハウジング11に固定子42を固定する方法
としては、焼き嵌め固定が一般的となっている。焼き嵌
め固定とは、第1ハウジング11の内径を固定子42の
外径よりもわずかに(数百μm程度)小さく構成し、第
1ハウジング11を高温状態にすることで第1ハウジン
グ11を熱膨張させ、この熱膨張した第1ハウジング1
1内に、常温の固定子42を嵌合することで第1ハウジ
ング11が収縮して固定子42を締めつけ固定するもの
である。
11がアルミ製で、固定子42が鉄製であるため、熱膨
張した第1ハウジング11内に、常温の固定子42を嵌
合すると、第1ハウジング11において固定子42の嵌
合される部分は、アルミよりも剛性に優れた鉄からなる
固定子42の形状までしか戻れないが、第1ハウジング
11において固定子42の嵌合されない部分は、熱膨張
前の第1ハウジング11の形状に戻ろうとする。
ハウジング11に力が加えられることとなり、しかも、
第1ハウジング11は、一端に底面部11b、他端に開
口部11cを備える筒状部材からなるため、第1ハウジ
ング11は、この第1ハウジング11の開口部11c側
が押し広げられるような状態で大きく変形してしまう。
具体的には、第1ハウジング11の図9中左側部分の内
径が約60μm(0.06mm)程度広がってしまう。
これに対して、第2ハウジング12は焼き嵌め固定の必
要がないので、変形は生じない。よって、芯出し用の孔
を予め形成してから、焼き嵌め固定を行うと、第2ハウ
ジング12の孔の位置と、第1ハウジング11の孔の位
置とが大きくずれてしまう。
42を焼き嵌め固定してから、上記芯出し用の孔を切削
加工しなければならない。つまり、第1ハウジング11
の形成時に同時に上記芯出し用の孔を形成することがで
きず、さらに、第1ハウジング11内に固定子42を固
定してから、上記芯出し用の孔を加工するため、重量の
点から取り扱いが困難であるため、電動スクロール圧縮
機の形成工程が複雑となり、コスト高となる。
焼き嵌め後の第1ハウジングの変形を小さく抑えて、第
1ハウジング形成時に同時に芯出し用の孔を形成するこ
とを目的とする。
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1ない
し5に記載の発明においては、軸部材(3)の一端が第
1ハウジング(11)の中心部(114)に、他端が第
2ハウジング(12)の中心部(121)に回動可能に
支持されており、一端に底面部(11b)、他端に開口
部(11c)を有する筒状の第1ハウジング(11)に
固定子(42)が焼き嵌め固定される密閉型電動圧縮機
において、第1ハウジング(11)と固定子(42)と
の嵌合部分の、軸方向の一部に隙間(C)を設けて、第
1ハウジング(11)と固定子(42)との焼き嵌め圧
入固定部(116、116a、116b)の軸方向長さ
を短くすることを特徴としている。
いて、固定子(42)の外周面の一部が第1ハウジング
(11)の内周面に圧着するため、固定子(42)から
第1ハウジング(11)の半径方向外方に向かって加わ
る力が、従来に比べて小さくなる。よって、第1ハウジ
ング(11)の開口部(11c)側端面(11a)にお
ける、半径方向外方への広がりは小さくなり、かつ、第
1ハウジング(11)の端面(11a)の反りも小さく
なる。
工時において、第1ハウジング(11)の端面(11
a)に芯出し用の孔(113)を同時に形成し、その
後、焼き嵌めを行っても、第1ハウジング(11)の孔
(113)と、第2ハウジング(12)の孔との位置の
ずれは小さいので、第1ハウジング(11)と第2ハウ
ジング(12)との芯出しを、初期の設計どおりに確実
に行うことができる。このため、従来のように、芯出し
用の孔(113)を焼き嵌め後に形成する必要はなく、
密閉型電動圧縮機の形成工程が単純となり、コスト安に
密閉型電動圧縮機を形成することができる。
(C)は、第1ハウジング(11)の開口部(11c)
側に設けられ、焼き嵌め圧入固定部(116)は、第1
ハウジング(11)の底面部(11b)側に設けられて
いることを特徴としている。従って、焼き嵌め時におい
て、固定子(42)から第1ハウジング(11)の半径
方向外方に向かって加わる力がより小さくなるので、第
1ハウジング(11)の端面(11a)における、半径
方向外方への広がりはより小さくなり、かつ、第1ハウ
ジング(11)の端面(11a)の反りもより小さくな
る。よって、第1ハウジング(11)の孔(113)
と、第2ハウジング(12)の孔との位置のずれをより
小さくすることができ、上記芯出しをより確実に行うこ
とができる。
(C)は、固定子(42)の、上記軸方向中央部に相当
する部分に設けられ、焼き嵌め圧入固定部(116、1
16a、116b)は、固定子(42)の上記軸方向一
端(42a)側、および、上記軸方向他端(42b)側
に設けられていることを特徴としている。この技術的手
段によれば、隙間(C)を設けることで、第1ハウジン
グ(11)の孔(113)と、第2ハウジング(12)
の孔との位置のずれを小さく保ちつつ、固定子(42)
の両端(42a、42b)を圧入固定することで、第1
ハウジング(11)内に、より確実に固定することがで
きる。
について説明する。 (第1の実施形態)図1は、第1の実施形態の電動スク
ロール圧縮機の断面図を示すもので、図1において、1
は電動スクロール圧縮機のケースをなすハウジングで、
このハウジング1は、第1ハウジング11、第2ハウジ
ング12、および第3ハウジング13からなる。そし
て、第1ハウジング11と第2ハウジング12、およ
び、第2ハウジング12と第3ハウジング13とは、ぞ
れぞれ、図示しないボルトにより締結固定されて、全体
として1つの密閉ハウジング1を形成している。
で、アルミニウム合金からなり、第1ハウジング11
は、一端に底面部11b、他端に開口部11cを有する
筒状部材からなる。そして、第2、第3ハウジング1
2、13内には、圧縮部2としての固定スクロール部2
1および旋回スクロール部22が設けられ、第1ハウジ
ング11内には、主軸3と、この主軸3を駆動する電動
機部4としての回転子41および鉄製の固定子42とが
備えられている。
けられた第1軸受け5と、第1ハウジング11の中心部
に設けられた第2軸受け6とにより、主軸(軸部材)3
を回転可能に保持している。第1軸受け5は、第2ハウ
ジング12に形成された軸受け孔121に圧入固定さ
れ、第2軸受け6は、第1ハウジング11に形成された
軸受け孔114に圧入固定されている。また、第1ハウ
ジング11の内周面において、固定子42の一端42a
の角に対応する位置には、リング状にわずかに切り欠い
た溝115が形成されている。
グ11の底面部11b側部分の内径よりも大きく形成す
ることにより、溝115の底面部11b側の肩部分に、
固定子42の一端42a側の角が当接するようになって
いる。また、第1ハウジング11の内周面において、固
定子42の一端42a側約半分に対応する部分は、固定
子42を圧入固定できるよう、数百μmの圧入代を持っ
た圧入固定部(焼き嵌め圧入固定部)116を形成して
いる。
て、固定子42の軸方向略中央部に対応する位置から、
第1ハウジング11の開口部11c側端面11aに相当
する位置まで、固定子42の外径よりも0.1mm程度
大きくなるように、切欠部117が形成されている。切
欠部117により、第1ハウジング11と固定子42の
軸方向他端42b側半分に対応する部分との間に、隙間
Cを形成している。
を開口部11c側からみた正面図で、図2(b)は、図
2(a)のA−A断面図である。図2(a)に示すよう
に、第1ハウジング11の端面11aの外周部には、こ
の端面11aから半径方向外方に向かって伸びる突出部
111が4ヵ所形成されており、この4つの突出部11
1にボルト孔112が設けられ、対角線上の2つの突出
部111に芯出し用の孔113(径は4mm)が設けら
れている。
参照)の第1ハウジング11側端面12aの外周部に
も、図示しない突出部が4ヵ所形成され、それぞれの突
出部において、第1ハウジング11のボルト孔112お
よび孔113に対応する部分には、それぞれボルト孔お
よび芯出し用の孔が設けられている。なお、芯出し用の
孔113は、第1ハウジング11の形成時において、軸
受け孔114の中心と孔113の中心との間の距離Bが
所定量(67mm)となるように形成される。そして、
第2ハウジング12の芯出し用の上記孔も、第2ハウジ
ング12の形成時において、軸受け孔121の中心と上
記孔の中心との間の距離Bが上記所定量となるように形
成される。
1ハウジング11の孔113に、この孔113の径より
もわずかに小さい図示しないピンを挿嵌した状態で、ボ
ルト締めしている。この結果、芯出しが行われて軸受け
孔121の中心と軸受け孔114の中心とを同軸上に配
置させることができ、上記主軸3をスムースに回転させ
ることができる。
および、固定子42の組付け方法を図1および図2に基
づいて説明する。まず、一端が閉塞し、他端が開口した
コップ状部材を鋳型成形にて形成し、その後、図1およ
び図2に示すような、軸受け孔114、リード線取出口
118、溝115、切欠部117、ボルト孔112、芯
出し用の孔113を切削加工により形成する。なお、第
1ハウジング11の内周面、具体的に、軸受け孔11
4、圧入固定部116、芯出し用の孔113の内周面
は、研磨加工を施して、加工精度(寸法精度、面粗度
等)を上げている。また、第1ハウジング11の内周面
にあたる圧入固定部116の内径は、固定子42の外周
面よりもわずかに(数百μm程度)小さくなるように形
成されている。
を固定する方法としては、焼き嵌めによる方法が一般的
となっている。この焼き嵌めでは、まず、この第1ハウ
ジング11を170℃程度の高温の炉中へ約2時間程配
置し、第1ハウジング11を170℃程度の高温状態に
する。すると、熱膨張により、第1ハウジング11の内
周面にあたる圧入固定部116の内径は、固定子42の
外径よりもわずかに大きくなる。そして、この第1ハウ
ジング11を炉から取り出して、第1ハウジング11に
室温状態の固定子42を嵌合して自然冷却する。する
と、第1ハウジング11が収縮するため、固定子42を
締めつけて、圧入固定することができる。
るひずみの発生する様子を説明する。なお、図1に示す
ように、第1ハウジング11の底面部11bには、軸受
け孔114およびリード線取出口118が形成されてい
るが、図3(a)、(b)には、底面部11bが閉塞し
ているとみなして、模式的な半断面図を示している。ま
ず、図3(b)に示す従来技術では、本実施形態でいう
隙間C(図1参照)が設けられておらず、第1ハウジン
グ11において、固定子42の軸方向長さに対応する部
分が、第1ハウジング11の圧入固定部116となって
いる。このため、焼き嵌め時において、第1ハウジング
11の圧入固定部116が固定子42をきつく締めつけ
ると、図3(b)中矢印で示すように、固定子42の外
周面の全面から、第1ハウジング11の半径方向外方に
向かって端面11aが変形することになる。
(a)に示すような、第1ハウジング11全体が、半径
方向外方に広がるような変形、および、図4(b)に示
すような、底面部11bの中心Lを支点として上記力方
向に回転するような変形をする。この結果、第1ハウジ
ング11の突出部111の位置が、焼き嵌め前に比べて
半径方向外方へ大きくずれ、しかも、第1ハウジング1
1の端面11aが反ってしまう。
態では、上述のように、第1ハウジング11と固定子4
2との間に隙間Cが形成されており、圧入固定部116
の軸方向長さが従来技術よりも小さいため、焼き嵌め時
において、図3(a)中矢印で示すように、固定子42
から第1ハウジング11の半径方向外方に向かって加わ
る力が従来に比べて小さくなる。
ジング11の支点L側に設けられているので、第1ハウ
ジング11の底面部11b(支点)側に力が加わり、第
1ハウジング11の半径方向外方に向かって加わるモー
メントが小さくなる。この結果、図4(a)および図4
(b)に示すような第1ハウジング11の変形がともに
小さくなるので、突出部111の半径方向外方への位置
ずれを小さくすることができ、かつ、第1ハウジング1
1の端面11aの反りを小さくすることができる。
検討した実験を、図2および図5に基づいて説明する。
まず、図2において、第1ハウジング11の端面11a
から圧入固定部116までの軸方向長さをp、固定子4
2の軸方向長さをq、第1ハウジング11の中心から上
記芯出し用の孔113の中心までの距離をBとし、図5
に示すグラフの横軸にはp/qを、縦軸には、焼き嵌め
前の距離Bと焼き嵌め後の距離Bとの変化量を上記位置
ずれ量ΔBとしてプロットした。
7mmとし、切欠部117の内径を固定子42の外径よ
り0.1mm程度大きくし、さらに、圧入固定部116
と固定子42との圧入代が数百μmとなるようにした第
1ハウジング11を所定数形成し、この第1ハウジング
11の1つ1つの長さpを変えて、実験用の第1ハウジ
ング11とした。
て、約170℃に加熱された上記第1ハウジング11
に、常温状態の固定子42を上述のように嵌合して焼き
嵌めを行った。その後、3次元測定器を用いて、焼き嵌
め後の距離Bを測定した。この結果、図5のグラフに示
すように、p/qが大きくなるほど、つまり、上記長さ
pが大きくなるほど、ΔBが小さくなることがわかっ
た。そして、ΔBが8μm以下であれば、第2ハウジン
グ12の軸受け孔121と、第1ハウジング11の軸受
け孔114との中心がほぼ同軸上にあり、この軸受け孔
121、114に保持される主軸3がスムースに回転で
きる、ということが、本発明者らの実験により確認され
ている。従って、図5のグラフにおいて、p/q≧0.
33であれば、ΔBが8μm以下であり、主軸3がスム
ースに回転できるように、圧縮機を組付けることができ
る。
の圧入固定力が小さくなるが、実用上問題ないことが確
認されている。 (第2の実施形態)図6(a)に示すように、本実施形
態では、固定子42の軸方向一端42a側に設けた、上
記第1の実施形態における圧入固定部116に加えて、
第1ハウジング11において、固定子42の軸方向他端
42b側にも副圧入固定部116aを設けている。具体
的には、切欠部117が形成されることにより、固定子
42の一端42a側に圧入固定部116が圧着し、固定
子42の他端42b側に副圧入固定部116aが圧着
し、かつ、この切欠部117により、固定子42と第1
ハウジング11との間に隙間Cが形成される。
定部116よりも長さが非常に小さく形成されており、
具体的に、固定子42の長さqが103mmのとき、圧
入固定部116の長さは30mm程度、副圧入固定部1
16aの長さは5mm程度、隙間Cの長さは25mm程
度である。以下に、本実施形態および従来技術における
ひずみの発生する様子を図6(b)に基づいて説明す
る。なお、図6(b)には、第1ハウジング11の底面
部11bが閉塞しているとみなして、模式的な半断面図
を示している。
1の圧入固定部116部分が、固定子42から力を受け
るので、第1ハウジング11の端面11a側がわずかに
半径方向外方へ広がる。このため、副圧入固定部116
aの圧入代は、圧入固定部116の圧入代よりも小さく
なり、しかも、副圧入固定部116aは圧入固定部11
6よりも軸方向長さが短いので、固定子42からこの副
圧入固定部116aに加わる力は非常に小さい。つま
り、この副圧入固定部116aを設けることによる突出
部111の位置ずれは非常に小さい。
1の位置ずれを小さく抑えつつ、固定子42を第1ハウ
ジング11内に、より確実に固定することができる。以
下に、上記位置ずれ量を検討した実験を、図6(a)お
よび図7に基づいて説明する。まず、図6(a)におい
て、副圧入固定部116aの軸方向長さrとし、図7に
示すグラフの横軸にはrを、縦軸には、焼き嵌め前の距
離Bと焼き嵌め後の距離Bとの変化量を上記位置ずれ量
ΔBとしてプロットした。
67mmとし、切欠部117の内径を固定子42の外径
より0.1mm程度大きくし、圧入固定部116と固定
子42との圧入代を数百μmとし、さらに、第1ハウジ
ング11の端面11aから圧入固定部116までの軸方
向長さpをp/q=0.50となるように固定した第1
ハウジング11を複数形成した。そして、この第1ハウ
ジング11の副圧入固定部116aの軸方向長さrを変
えて、実験用の第1ハウジング11とした。
て、約170℃に加熱された実験用の第1ハウジング1
1に、常温状態の固定子42を上述のように嵌合して焼
き嵌めを行った。そして、3次元測定器を用いて焼き嵌
め後の距離Bを測定した。この結果、図7のグラフに示
すように、副圧入固定部116aの長さrが大きくなる
につれてΔBも大きくなることがわかった。そして、上
述のように、ΔBが8μm以下であれば主軸3がスムー
スに回転できる、ということが、本発明者らの実験によ
り確認されている。従って、図7のグラフにおいて、r
≦20(mm)であれば、ΔBが8μm以下であり、主
軸3がスムースに回転できるように、圧縮機を組付ける
ことができる。
実施形態では、上記第2の実施形態における圧入固定部
116、および、副圧入固定部116aに加えて、圧入
固定部11と副圧入固定部116aとの間に、さらに副
圧入固定部116bを設けている。なお、切欠部11
7、117が形成されることにより、切欠部117、1
17により、固定子42と第1ハウジング11との間に
隙間C、Cが形成され、かつ、圧入固定部116および
副圧入固定部116a、116bが形成される。
は、圧入固定部116よりも軸方向長さが非常に短く形
成されており、具体的には、圧入固定部116の軸方向
長さは30mm程度、副圧入固定部116aおよび11
6bの軸方向長さは5mm程度であるので固定子42か
らこの副圧入固定部116a、116bに加わる力は非
常に小さい。従って、本実施形態によれば、突出部11
1の位置ずれを小さく抑えつつ、固定子42を第1ハウ
ジング11内に、より一層確実に固定することができ
る。
6を、主に、第1ハウジング11の開口部11cから離
れた部分に設けているが、本発明はこれに限定されるこ
とはなく、固定子42よりも、軸方向長さの小さい上記
圧入固定部116を、第1ハウジング11の開口部11
cに近い部分に設けてもよい。この結果、固定子42か
ら第1ハウジング11の半径方向外方に加わる力は小さ
くなるので、第1ハウジング11の変形を小さく抑える
ことができる。
11の内周面に切欠部117を設けて、第1ハウジング
11と固定子42との間に隙間Cを形成していたが、本
発明はこれに限定されることはなく、固定子42の外周
面を切り欠いて、上記隙間Cを形成してもよい。
圧縮機の断面図である。
グの正面図で、(b)は(a)のA−A断面図である。
模式的な半断面図で、(b)は従来の第1ハウジングの
模式的な半断面図である。
子を示す模式的な半断面図である。
ハウジングの芯出し用孔の位置ずれ量を示すグラフであ
る。
で、(b)は、第1ハウジングの変形の様子を示す模式
的な半断面図である。
ハウジングの芯出し用孔の位置ずれ量を示すグラフであ
る。
ウジング、13…第3ハウジング、2…圧縮部、3…主
軸(軸部材)、4…電動機部、41…回転子、42…固
定子、116…圧入固定部(焼き嵌め圧入固定部)。
Claims (5)
- 【請求項1】 一端に底面部(11b)、他端に開口部
(11c)を有する筒状の第1ハウジング(11)、お
よび、この第1ハウジング(11)の開口部(11c)
側に隣接する筒状の第2ハウジング(12)を少なくと
も備えるハウジング(1)と、 前記ハウジング(1)内の第2ハウジング(12)側に
支持固定され、流体を圧縮する圧縮部(2)と、 前記第1ハウジング(11)内に固定され、前記圧縮部
(2)に駆動力を与える電動機部(4)と、 一端が前記第1ハウジング(11)の中心部(114)
に回動可能に支持され、他端が前記第2ハウジング(1
2)の中心部(121)に回動可能に支持され、前記電
動機部(4)の駆動力を前記圧縮部(2)に伝達する軸
部材(3)とを具備し、 磁性体である鉄系材料からなり、前記第1ハウジング
(11)内周面に沿って固定される固定子(42)が、
前記電動機部(4)に備えられ、 前記第1ハウジング(11)は、アルミ合金材料からな
り、 前記第1ハウジング(11)内に前記固定子(42)が
焼き嵌めにて圧入固定される密閉型電動圧縮機におい
て、 前記第1ハウジング(11)と前記固定子(42)との
嵌合部分の、軸方向の一部に隙間(C)を設けて、前記
第1ハウジング(11)と前記固定子(42)との焼き
嵌め圧入固定部(116、116a、116b)の軸方
向長さを短くすることを特徴とする密閉型電動圧縮機。 - 【請求項2】 前記隙間(C)は、前記第1ハウジング
(11)の前記開口部(11c)側に設けられ、 前記焼き嵌め圧入固定部(116)は、前記第1ハウジ
ング(11)の前記底面部(11b)側に設けられてい
ることを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮
機。 - 【請求項3】 請求項2に記載の密閉型電動圧縮機にお
いて、 前記第1ハウジング(11)の前記開口部(11c)側
端面(11a)から前記焼き嵌め圧入固定部(116)
までの軸方向長さをp、前記固定子(42)の軸方向長
さをqとすると、p/q≧0.33であることを特徴と
する密閉型電動圧縮機。 - 【請求項4】 前記隙間(C)は、前記固定子(42)
の、軸方向中央部に相当する部分に設けられ、 前記焼き嵌め圧入固定部(116、116a、116
b)は、前記固定子(42)の軸方向一端(42a)
側、および、軸方向他端(42b)側に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。 - 【請求項5】 請求項4に記載の密閉型電動圧縮機にお
いて、 前記第1ハウジング(11)の前記開口部(11c)側
端面(11a)から、前記一端(42a)側の焼き嵌め
圧入固定部(116)までの、軸方向長さをp、前記固
定子(42)の軸方向長さをq、前記他端(42b)側
の焼き嵌め圧入固定部(116a)の、軸方向長さをr
とすると、p/q≧0.50、r≦20(mm)である
ことを特徴とする密閉型電動圧縮機。
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