JPH09288149A - 半導体集積装置用周波数選別装置 - Google Patents
半導体集積装置用周波数選別装置Info
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- JPH09288149A JPH09288149A JP8097828A JP9782896A JPH09288149A JP H09288149 A JPH09288149 A JP H09288149A JP 8097828 A JP8097828 A JP 8097828A JP 9782896 A JP9782896 A JP 9782896A JP H09288149 A JPH09288149 A JP H09288149A
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- 239000000523 sample Substances 0.000 claims abstract description 28
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 判定基準のばらつきが回避されて被測定半導
体集積装置(ICチップ)の高精度な良否判定を行い得
る周波数選別装置を提供すること。 【解決手段】 この選別装置もICテスタ1と周波数分
周器として適用される被測定ICチップ(1/N)3と
の間に接続されるプローブカード2から成るが、プロー
ブカード2の周波数選別専用回路は、電圧制御信号に応
じて周波数fの発振信号を出力する電圧制御発振器(V
OC)4と、発振信号を入力したICチップ3から出力
される周波数f/Nの分周信号及びICテスタ1から出
力される基準周波数fR の基準周波数信号を位相比較し
て位相比較信号を出力する位相比較器6と、位相比較信
号を低域濾波して一定値の直流(DC)電圧の電圧制御
信号を出力するLPF5とから成り、プローブカード2
には基準周波数信号及び電圧制御信号を伝送するための
端子8,9が備えられる。
体集積装置(ICチップ)の高精度な良否判定を行い得
る周波数選別装置を提供すること。 【解決手段】 この選別装置もICテスタ1と周波数分
周器として適用される被測定ICチップ(1/N)3と
の間に接続されるプローブカード2から成るが、プロー
ブカード2の周波数選別専用回路は、電圧制御信号に応
じて周波数fの発振信号を出力する電圧制御発振器(V
OC)4と、発振信号を入力したICチップ3から出力
される周波数f/Nの分周信号及びICテスタ1から出
力される基準周波数fR の基準周波数信号を位相比較し
て位相比較信号を出力する位相比較器6と、位相比較信
号を低域濾波して一定値の直流(DC)電圧の電圧制御
信号を出力するLPF5とから成り、プローブカード2
には基準周波数信号及び電圧制御信号を伝送するための
端子8,9が備えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として高速動作
が要求される被測定半導体集積装置を周波数分周器(プ
リスケーラ)として用いて良否判定を行う半導体集積装
置用周波数選別装置に関する。
が要求される被測定半導体集積装置を周波数分周器(プ
リスケーラ)として用いて良否判定を行う半導体集積装
置用周波数選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体集積装置(IC)
は、オンウェハ状態では測定装置として用いられるIC
テスタにおける出力最大周波数が数10MHz程度であ
るため、これ以上の周波数,例えば数GHzで動作する
ものに関してはウェハ状態での周波数特性を評価するこ
とが困難となっている。
は、オンウェハ状態では測定装置として用いられるIC
テスタにおける出力最大周波数が数10MHz程度であ
るため、これ以上の周波数,例えば数GHzで動作する
ものに関してはウェハ状態での周波数特性を評価するこ
とが困難となっている。
【0003】そこで、こうした周波数の適用範囲を改善
した半導体集積装置用周波数選別装置としては、例えば
特開平1−194432号公報に開示されたものが挙げ
られる。
した半導体集積装置用周波数選別装置としては、例えば
特開平1−194432号公報に開示されたものが挙げ
られる。
【0004】この周波数選別装置は、図3に示されるよ
うに、測定装置としてのICテスタ1と分周比1/Nの
周波数分周器(プリスケーラ)として適用される被測定
半導体集積装置としてのICチップ(1/N)3との間
に接続されると共に、周波数選別専用回路が設けられる
プローブカード2から構成される。
うに、測定装置としてのICテスタ1と分周比1/Nの
周波数分周器(プリスケーラ)として適用される被測定
半導体集積装置としてのICチップ(1/N)3との間
に接続されると共に、周波数選別専用回路が設けられる
プローブカード2から構成される。
【0005】このプローブカード2の周波数選別専用回
路は、マイクロ波発振器20,電力分配器(HYB)2
1,基準用分周器(1/N)22,及び周波数変換用の
ミキサ23により構成される。このため、プローブカー
ド2にはICテスタ1からICチップ3へ電源供給を行
うための電源供給端子7と、ミキサ23の出力をICテ
スタ1へ伝送するためのミキサ出力端子13と、電源供
給端子7やミキサ出力端子13との対向する側に配備さ
れた信号伝送用のプローブ端子10〜12とが備えられ
ている。又、ここでのICチップ3としては、上限動作
周波数が10GHz以上の高速なものが用いられてい
る。
路は、マイクロ波発振器20,電力分配器(HYB)2
1,基準用分周器(1/N)22,及び周波数変換用の
ミキサ23により構成される。このため、プローブカー
ド2にはICテスタ1からICチップ3へ電源供給を行
うための電源供給端子7と、ミキサ23の出力をICテ
スタ1へ伝送するためのミキサ出力端子13と、電源供
給端子7やミキサ出力端子13との対向する側に配備さ
れた信号伝送用のプローブ端子10〜12とが備えられ
ている。又、ここでのICチップ3としては、上限動作
周波数が10GHz以上の高速なものが用いられてい
る。
【0006】この周波数選別装置では、マイクロ波発振
器20により発振出力された周波数fの発振信号が電力
分配器21により2分配された後、その一方が電源電圧
VCCが印加された状態のICチップ3に入力され、その
他方が基準用分周器22へ入力される。ICチップ3及
び基準用分周器22により1/Nに分周されて出力され
た周波数f/Nの発振信号は、ミキサ23によりミック
スダウンされた後、ICチップ3が良品であればミキサ
出力は直流(DC)電圧の信号となるが、ICチップ3
が不良品であればミキサ出力はマイクロ波信号となるた
め、このようなミキサ出力をICテスタ1側に伝送する
ことによってICチップ3の良否判定が可能になってい
る。
器20により発振出力された周波数fの発振信号が電力
分配器21により2分配された後、その一方が電源電圧
VCCが印加された状態のICチップ3に入力され、その
他方が基準用分周器22へ入力される。ICチップ3及
び基準用分周器22により1/Nに分周されて出力され
た周波数f/Nの発振信号は、ミキサ23によりミック
スダウンされた後、ICチップ3が良品であればミキサ
出力は直流(DC)電圧の信号となるが、ICチップ3
が不良品であればミキサ出力はマイクロ波信号となるた
め、このようなミキサ出力をICテスタ1側に伝送する
ことによってICチップ3の良否判定が可能になってい
る。
【0007】因みに、半導体集積装置の良否判定に関連
するその他の周知技術としては、実開平1−17495
2号公報に開示された半導体素子や、特開平1−286
461号公報に開示されたLSIテスト回路構成方法等
が挙げられる。
するその他の周知技術としては、実開平1−17495
2号公報に開示された半導体素子や、特開平1−286
461号公報に開示されたLSIテスト回路構成方法等
が挙げられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した半導体集積装
置用周波数選別装置の場合、上限動作周波数が高い高速
動作の被測定半導体集積装置(ICチップ)に対しても
周波数選別を可能にしているが、実際には測定装置とし
てのICテスタ自体にマイクロ波信号を検出する能力が
無いため、判定基準を設定し難く、被測定半導体集積装
置が不良品である場合でもICテスタ側で良品と誤認し
てしまう危険性を抱えている。
置用周波数選別装置の場合、上限動作周波数が高い高速
動作の被測定半導体集積装置(ICチップ)に対しても
周波数選別を可能にしているが、実際には測定装置とし
てのICテスタ自体にマイクロ波信号を検出する能力が
無いため、判定基準を設定し難く、被測定半導体集積装
置が不良品である場合でもICテスタ側で良品と誤認し
てしまう危険性を抱えている。
【0009】又、周波数選別専用回路が備えられるプロ
ーブカードにおいては、基準用分周器からの分周信号と
被測定半導体集積装置からの分周信号との位相差によっ
てミキサ出力の直流電圧が決まるため、半導体集積装置
が良品であった場合にミキサ出力の直流電圧が一定値に
定まらず、これによる動作判定上の不安定さを伴ってい
る。
ーブカードにおいては、基準用分周器からの分周信号と
被測定半導体集積装置からの分周信号との位相差によっ
てミキサ出力の直流電圧が決まるため、半導体集積装置
が良品であった場合にミキサ出力の直流電圧が一定値に
定まらず、これによる動作判定上の不安定さを伴ってい
る。
【0010】即ち、従来の半導体集積装置用周波数選別
装置では、使用するICテスタの性能や被測定半導体集
積装置の状態により判定基準にばらつきを生じ易く、特
にプローブカード上の周波数選別専用回路では被測定半
導体集積装置の取り付け状態により位相差が変化して高
精度に良否判定基準を設定できず、結果として被測定半
導体集積装置の高精度な良否判定を行い難いという問題
がある。
装置では、使用するICテスタの性能や被測定半導体集
積装置の状態により判定基準にばらつきを生じ易く、特
にプローブカード上の周波数選別専用回路では被測定半
導体集積装置の取り付け状態により位相差が変化して高
精度に良否判定基準を設定できず、結果として被測定半
導体集積装置の高精度な良否判定を行い難いという問題
がある。
【0011】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、測定装置としての
ICテスタ側に特別な機能を持たせること無く、ICテ
スタや被測定半導体集積装置の状態による判定基準のば
らつきが防止されて被測定半導体集積装置の高精度な良
否判定を行い得る半導体集積装置用周波数選別装置を提
供することにある。
なされたもので、その技術的課題は、測定装置としての
ICテスタ側に特別な機能を持たせること無く、ICテ
スタや被測定半導体集積装置の状態による判定基準のば
らつきが防止されて被測定半導体集積装置の高精度な良
否判定を行い得る半導体集積装置用周波数選別装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、測定装
置としてのICテスタと所定の分周比の周波数分周器と
して適用される被測定半導体集積装置との間に接続され
ると共に、周波数選別専用回路が設けられるプローブカ
ードから成る半導体集積装置用周波数選別装置におい
て、周波数選別専用回路は、電圧制御信号に応じて所定
の周波数の発振信号を発振出力する電圧制御発振器と、
所定の周波数の発振信号を入力した被測定半導体集積装
置から出力される分周信号及びICテスタから出力され
る基準周波数信号を位相比較して位相比較信号を出力す
る位相比較器と、位相比較信号を低域濾波して電圧制御
信号を出力する低域濾波器とから成り、プローブカード
には、基準周波数信号及び電圧制御信号を伝送するため
の端子が備えられた半導体集積装置用周波数選別装置が
得られる。
置としてのICテスタと所定の分周比の周波数分周器と
して適用される被測定半導体集積装置との間に接続され
ると共に、周波数選別専用回路が設けられるプローブカ
ードから成る半導体集積装置用周波数選別装置におい
て、周波数選別専用回路は、電圧制御信号に応じて所定
の周波数の発振信号を発振出力する電圧制御発振器と、
所定の周波数の発振信号を入力した被測定半導体集積装
置から出力される分周信号及びICテスタから出力され
る基準周波数信号を位相比較して位相比較信号を出力す
る位相比較器と、位相比較信号を低域濾波して電圧制御
信号を出力する低域濾波器とから成り、プローブカード
には、基準周波数信号及び電圧制御信号を伝送するため
の端子が備えられた半導体集積装置用周波数選別装置が
得られる。
【0013】この半導体集積装置用周波数選別装置にお
いて、電圧制御信号が一定値の直流電圧であることは好
ましい。
いて、電圧制御信号が一定値の直流電圧であることは好
ましい。
【0014】一方、本発明によれば、測定装置としての
ICテスタと所定の分周比の周波数分周器として適用さ
れる被測定半導体集積装置との間に接続されると共に、
周波数選別専用回路が設けられるプローブカードから成
る半導体集積装置用周波数選別装置において、周波数選
別専用回路は、電圧制御信号に応じて所定の周波数の発
振信号を発振出力する電圧制御発振器と、基準周波数と
なる基準周波数信号を発振出力する基準発振器と、所定
の周波数の発振信号を入力した被測定半導体集積装置か
ら出力される分周信号を異なる分周比で分周して重分周
信号を出力する分周器と、重分周信号及び基準周波数信
号を位相比較して位相比較信号を出力する位相比較器
と、位相比較信号を低域濾波して電圧制御信号を出力す
る低域濾波器とから成り、プローブカードには、電圧制
御信号を伝送するための端子が備えられた半導体集積装
置用周波数選別装置が得られる。
ICテスタと所定の分周比の周波数分周器として適用さ
れる被測定半導体集積装置との間に接続されると共に、
周波数選別専用回路が設けられるプローブカードから成
る半導体集積装置用周波数選別装置において、周波数選
別専用回路は、電圧制御信号に応じて所定の周波数の発
振信号を発振出力する電圧制御発振器と、基準周波数と
なる基準周波数信号を発振出力する基準発振器と、所定
の周波数の発振信号を入力した被測定半導体集積装置か
ら出力される分周信号を異なる分周比で分周して重分周
信号を出力する分周器と、重分周信号及び基準周波数信
号を位相比較して位相比較信号を出力する位相比較器
と、位相比較信号を低域濾波して電圧制御信号を出力す
る低域濾波器とから成り、プローブカードには、電圧制
御信号を伝送するための端子が備えられた半導体集積装
置用周波数選別装置が得られる。
【0015】この半導体集積装置用周波数選別装置にお
いても、電圧制御信号が一定値の直流電圧であることは
好ましい。
いても、電圧制御信号が一定値の直流電圧であることは
好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に幾つかの実施例を挙げ、本
発明の半導体集積装置用周波数選別装置について、図面
を参照して詳細に説明する。
発明の半導体集積装置用周波数選別装置について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0017】[実施例1]図1は、本発明の実施例1に
係る半導体集積回路用周波数選別装置の基本構成を示し
たブロック図である。
係る半導体集積回路用周波数選別装置の基本構成を示し
たブロック図である。
【0018】この周波数選別装置も、図3に示した従来
装置のように、測定装置としてのICテスタ1と分周比
1/Nの周波数分周器(プリスケーラ)として適用され
る被測定半導体集積装置としてのICチップ(1/N)
3との間に接続されると共に、周波数選別専用回路が設
けられるプローブカード2から構成されるが、ここでの
プローブカード2の周波数選別専用回路は、電圧制御信
号に応じて所定の周波数fの発振信号を発振出力する電
圧制御発振器(VOC)4と、所定の周波数fの発振信
号を入力した被測定半導体集積装置としてのICチップ
3から出力される分周信号及びICテスタ1から出力さ
れる基準周波数fR の基準周波数信号を位相比較して位
相比較信号を出力する位相比較器6と、位相比較信号を
低域濾波して一定値の直流(DC)電圧の電圧制御信号
を出力する低域濾波器(LPF)5とを備えている。
装置のように、測定装置としてのICテスタ1と分周比
1/Nの周波数分周器(プリスケーラ)として適用され
る被測定半導体集積装置としてのICチップ(1/N)
3との間に接続されると共に、周波数選別専用回路が設
けられるプローブカード2から構成されるが、ここでの
プローブカード2の周波数選別専用回路は、電圧制御信
号に応じて所定の周波数fの発振信号を発振出力する電
圧制御発振器(VOC)4と、所定の周波数fの発振信
号を入力した被測定半導体集積装置としてのICチップ
3から出力される分周信号及びICテスタ1から出力さ
れる基準周波数fR の基準周波数信号を位相比較して位
相比較信号を出力する位相比較器6と、位相比較信号を
低域濾波して一定値の直流(DC)電圧の電圧制御信号
を出力する低域濾波器(LPF)5とを備えている。
【0019】このため、プローブカード2には電圧制御
信号を検出入力するための電圧制御信号検出端子8と、
基準周波数信号を入力するための基準周波数信号入力端
子9とが備えられている。因みに、これ以外の点は図3
に示した従来装置と同様に構成されている。
信号を検出入力するための電圧制御信号検出端子8と、
基準周波数信号を入力するための基準周波数信号入力端
子9とが備えられている。因みに、これ以外の点は図3
に示した従来装置と同様に構成されている。
【0020】この周波数選別装置では、電圧制御発振器
4からの周波数fの発振信号がプローブ端子11を介し
てICチップ3に伝送され、ICテスタ1より電源供給
端子7及びプローブ端子10を通して電源供給された
(電源電圧VCCが印加された)状態のICチップ3では
発振信号を1/N分周して周波数f/Nの分周信号をプ
ローブ端子12を通して位相比較器6へ出力する。ここ
でICチップ3が正常に動作していれば、位相比較器6
に入力される分周信号の周波数は適確にf/Nとなる。
4からの周波数fの発振信号がプローブ端子11を介し
てICチップ3に伝送され、ICテスタ1より電源供給
端子7及びプローブ端子10を通して電源供給された
(電源電圧VCCが印加された)状態のICチップ3では
発振信号を1/N分周して周波数f/Nの分周信号をプ
ローブ端子12を通して位相比較器6へ出力する。ここ
でICチップ3が正常に動作していれば、位相比較器6
に入力される分周信号の周波数は適確にf/Nとなる。
【0021】位相比較器6にはICテスタ1から基準周
波数信号入力端子9を通して供給される周波数fR の基
準周波数信号も入力されており、位相比較器6では分周
信号と基準周波数信号との周波数差,位相差を検出して
双方の周波数差,位相差に応じた位相比較信号を低域濾
波器5へ出力する。低域濾波器5では位相比較信号を低
域濾波して直流成分を取り出すことにより、一定値の直
流電圧の電圧制御信号を出力する。電圧制御発振器4で
は印可される電圧制御信号の制御電圧を変えることによ
り、発振周波数を変化させて周波数fの発振信号を発振
出力する。
波数信号入力端子9を通して供給される周波数fR の基
準周波数信号も入力されており、位相比較器6では分周
信号と基準周波数信号との周波数差,位相差を検出して
双方の周波数差,位相差に応じた位相比較信号を低域濾
波器5へ出力する。低域濾波器5では位相比較信号を低
域濾波して直流成分を取り出すことにより、一定値の直
流電圧の電圧制御信号を出力する。電圧制御発振器4で
は印可される電圧制御信号の制御電圧を変えることによ
り、発振周波数を変化させて周波数fの発振信号を発振
出力する。
【0022】即ち、この周波数選別装置においては、電
圧制御発振器4,ICチップ3,位相比較器6,低域濾
波器(LPF)5,及び電圧制御発振器4による負帰還
ループが構成され、位相比較器6においてICチップ3
側の周波数(f/N)が基準周波数信号の周波数fR よ
り高ければ電圧制御発振器4の周波数を下げる方向にル
ープが応答し、反対にICチップ3側の周波数が低けれ
ば電圧制御発振器4の周波数を上げる方向にループが応
答する。ICチップ3の良否判定は電圧制御信号検出端
子8から得られる電圧制御信号をICテスタ1で監視す
ることによって行われる。
圧制御発振器4,ICチップ3,位相比較器6,低域濾
波器(LPF)5,及び電圧制御発振器4による負帰還
ループが構成され、位相比較器6においてICチップ3
側の周波数(f/N)が基準周波数信号の周波数fR よ
り高ければ電圧制御発振器4の周波数を下げる方向にル
ープが応答し、反対にICチップ3側の周波数が低けれ
ば電圧制御発振器4の周波数を上げる方向にループが応
答する。ICチップ3の良否判定は電圧制御信号検出端
子8から得られる電圧制御信号をICテスタ1で監視す
ることによって行われる。
【0023】具体的に云えば、ICチップ3が良品であ
る場合、電圧制御発振器4の制御電圧が特定の一定値
(例えばAボルト)においてfR =f/Nとなるように
各周波数を設定すれば、上記したループはフェイズロッ
クがかかり、電圧制御信号検出端子8の電圧はAボルト
に固定される。
る場合、電圧制御発振器4の制御電圧が特定の一定値
(例えばAボルト)においてfR =f/Nとなるように
各周波数を設定すれば、上記したループはフェイズロッ
クがかかり、電圧制御信号検出端子8の電圧はAボルト
に固定される。
【0024】又、ICチップ3が不良品である場合、f
R =f/Nとなる条件を満足することができないため、
電圧制御信号検出端子8の電圧は低域濾波器5の出力電
圧の上限,又は下限に固定されたままとなる。
R =f/Nとなる条件を満足することができないため、
電圧制御信号検出端子8の電圧は低域濾波器5の出力電
圧の上限,又は下限に固定されたままとなる。
【0025】このように、ICチップ3の良否に拘らず
に電圧制御信号検出端子8には直流電圧が印加出力され
るため、通常のICテスタ1によりその差違(電圧制御
信号検出端子8がAボルトにあるのか、それとも低域濾
波器5の出力電圧の上下が固定状態にあるのか)を検出
すること,即ち、ICチップ3の動作周波数fでの周波
数選別が可能となる。
に電圧制御信号検出端子8には直流電圧が印加出力され
るため、通常のICテスタ1によりその差違(電圧制御
信号検出端子8がAボルトにあるのか、それとも低域濾
波器5の出力電圧の上下が固定状態にあるのか)を検出
すること,即ち、ICチップ3の動作周波数fでの周波
数選別が可能となる。
【0026】例えば選別規格周波数が1GHzであり、
低域濾波器5の出力電圧範囲が0V〜5Vであり、電圧
制御発振器4の発振周波数fがf=0.9GHz〜1.
1GHzの範囲(但し、制御電圧信号の制御電圧が0V
時で0.9GHz,2.5V時で1.0GHz,5V時
で1.1GHzとする)であり、ICチップ3の分周比
1/NのNが1000であり、基準周波数信号の基準周
波数fR が1MHzであるとした場合において、上述し
たループ応答を以下のように例示できる。
低域濾波器5の出力電圧範囲が0V〜5Vであり、電圧
制御発振器4の発振周波数fがf=0.9GHz〜1.
1GHzの範囲(但し、制御電圧信号の制御電圧が0V
時で0.9GHz,2.5V時で1.0GHz,5V時
で1.1GHzとする)であり、ICチップ3の分周比
1/NのNが1000であり、基準周波数信号の基準周
波数fR が1MHzであるとした場合において、上述し
たループ応答を以下のように例示できる。
【0027】ICチップ3が1GHzで正常動作してい
る場合、位相比較器6の位相比較信号の周波数が1MH
zでフェイズロックされ、電圧制御発振器4に対する制
御電圧信号の制御電圧が2.5Vに固定され、この結
果、電圧制御信号検出端子8には2.5Vの電圧が印加
出力される。又、ICチップ3が1GHzで誤動作を起
こしている場合、ループはフェイズロックせず、電圧制
御発振器4に対する制御電圧信号の制御電圧は0Vか5
Vに固定される。
る場合、位相比較器6の位相比較信号の周波数が1MH
zでフェイズロックされ、電圧制御発振器4に対する制
御電圧信号の制御電圧が2.5Vに固定され、この結
果、電圧制御信号検出端子8には2.5Vの電圧が印加
出力される。又、ICチップ3が1GHzで誤動作を起
こしている場合、ループはフェイズロックせず、電圧制
御発振器4に対する制御電圧信号の制御電圧は0Vか5
Vに固定される。
【0028】従って、電圧制御信号検出端子8の電圧が
2.5VであればICチップ3は良品であると判定で
き、0Vか5Vであれば不良品と判定することができ
る。尚、直流電圧の判定は通常のICテスタ1で可能な
ため、電圧制御信号検出端子8における直流電圧の判定
のみによってICチップ3の周波数選別が可能となる。
2.5VであればICチップ3は良品であると判定で
き、0Vか5Vであれば不良品と判定することができ
る。尚、直流電圧の判定は通常のICテスタ1で可能な
ため、電圧制御信号検出端子8における直流電圧の判定
のみによってICチップ3の周波数選別が可能となる。
【0029】[実施例2]図2は、本発明の実施例2に
係る半導体集積回路用周波数選別装置の基本構成を示し
たブロック図である。
係る半導体集積回路用周波数選別装置の基本構成を示し
たブロック図である。
【0030】この周波数選別装置は、実施例1の装置と
比べ、ICテスタ1から基準周波数信号入力端子9を通
して基準周波数信号を出力する構成に代えてプローブカ
ード2に基準発振器(fR )31を搭載し、ICチップ
3と位相比較器6との間に異なる分周比1/Mの分周器
(1/M)30を挿入した点が相違している。
比べ、ICテスタ1から基準周波数信号入力端子9を通
して基準周波数信号を出力する構成に代えてプローブカ
ード2に基準発振器(fR )31を搭載し、ICチップ
3と位相比較器6との間に異なる分周比1/Mの分周器
(1/M)30を挿入した点が相違している。
【0031】即ち、この周波数選別装置ではプローブカ
ード2における基準発振器(fR )31は基準周波数f
R となる基準周波数信号を発振出力し、分周器(1/
M)30は周波数fの発振信号を入力したICチップ3
から出力される分周信号を異なる分周比1/Mで分周し
て周波数f/M・Nの重分周信号を出力する。
ード2における基準発振器(fR )31は基準周波数f
R となる基準周波数信号を発振出力し、分周器(1/
M)30は周波数fの発振信号を入力したICチップ3
から出力される分周信号を異なる分周比1/Mで分周し
て周波数f/M・Nの重分周信号を出力する。
【0032】このような構成とすると、以下に挙げるよ
うな点が改善される。第1にICテスタ1の性能に関係
無く基準周波数fR を設定できる。第2に基準周波数信
号の信号源を位相比較器6の近傍に配置できるため、基
準周波数信号(基準信号)のインピーダンス不整合によ
る波形劣化を低減できる。第3に分周比1/Nの小さな
ICチップ3の周波数選別が可能となる。即ち、Nが小
さい場合には位相比較器6の入力周波数が最大動作周波
数を超える可能性があるが、この可能性を回避するため
分周器(1/M)30を挿入し、位相比較器6における
入力周波数をf/(N・M)と小さくすることができ
る。第4に基準発振器(fR )31の後段に他の分周器
(1/M)30を挿入した場合にも同様な効果がある。
うな点が改善される。第1にICテスタ1の性能に関係
無く基準周波数fR を設定できる。第2に基準周波数信
号の信号源を位相比較器6の近傍に配置できるため、基
準周波数信号(基準信号)のインピーダンス不整合によ
る波形劣化を低減できる。第3に分周比1/Nの小さな
ICチップ3の周波数選別が可能となる。即ち、Nが小
さい場合には位相比較器6の入力周波数が最大動作周波
数を超える可能性があるが、この可能性を回避するため
分周器(1/M)30を挿入し、位相比較器6における
入力周波数をf/(N・M)と小さくすることができ
る。第4に基準発振器(fR )31の後段に他の分周器
(1/M)30を挿入した場合にも同様な効果がある。
【0033】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明の半導体集積
回路用周波数選別装置によれば、プローブカードの周波
数選別専用回路を電圧制御信号に応じて所定の周波数の
発振信号を発振出力する電圧制御発振器と、所定の周波
数の発振信号を入力した被測定半導体集積装置から出力
される分周信号及び基準周波数信号を位相比較して位相
比較信号を出力する位相比較器と、位相比較信号を低域
濾波して直流電圧の電圧制御信号を出力する低域濾波器
とを備えたフェイズロックループ測定系の構成とし、一
定値の直流電圧の電圧制御信号に基づいて被測定半導体
集積装置の良否判定を行うようにしているので、測定装
置としてのICテスタ側に特別な機能を持たせること無
く、ICテスタや被測定半導体集積装置の状態による判
定基準のばらつきが防止されて被測定半導体集積装置の
高精度な良否判定が可能になる。この結果、従来では正
確に測定対象とすることができなかったオンウェハ状態
での半導体集積装置チップのマイクロ波帯周波数選別を
特別なICテスタを用いることなく具現でき、一層低付
加価値状態での周波数選別が可能となるため、製品の歩
留まりや信頼性が顕著に向上して工業上極めて有益とな
る。
回路用周波数選別装置によれば、プローブカードの周波
数選別専用回路を電圧制御信号に応じて所定の周波数の
発振信号を発振出力する電圧制御発振器と、所定の周波
数の発振信号を入力した被測定半導体集積装置から出力
される分周信号及び基準周波数信号を位相比較して位相
比較信号を出力する位相比較器と、位相比較信号を低域
濾波して直流電圧の電圧制御信号を出力する低域濾波器
とを備えたフェイズロックループ測定系の構成とし、一
定値の直流電圧の電圧制御信号に基づいて被測定半導体
集積装置の良否判定を行うようにしているので、測定装
置としてのICテスタ側に特別な機能を持たせること無
く、ICテスタや被測定半導体集積装置の状態による判
定基準のばらつきが防止されて被測定半導体集積装置の
高精度な良否判定が可能になる。この結果、従来では正
確に測定対象とすることができなかったオンウェハ状態
での半導体集積装置チップのマイクロ波帯周波数選別を
特別なICテスタを用いることなく具現でき、一層低付
加価値状態での周波数選別が可能となるため、製品の歩
留まりや信頼性が顕著に向上して工業上極めて有益とな
る。
【図1】本発明の実施例1に係る半導体集積回路用周波
数選別装置の基本構成を示したブロック図である。
数選別装置の基本構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施例2に係る半導体集積回路用周波
数選別装置の基本構成を示したブロック図である。
数選別装置の基本構成を示したブロック図である。
【図3】従来の半導体集積回路用周波数選別装置の基本
構成を示したブロック図である。
構成を示したブロック図である。
1 ICテスタ(測定装置) 2 プローブカード 3 ICチップ(被測定半導体集積装置) 4 電圧制御発振器(VCO) 5 低域濾波器(LPF) 6 位相比較器 7 電源供給端子 8 電圧制御信号検出端子 9 基準周波数信号入力端子 10〜12 プローブ端子 13 ミキサ出力端子 20 マイクロ波発振器 21 電力分配器 22 基準用分周器 23 ミキサ 30 分周器 31 基準発振器
Claims (4)
- 【請求項1】 測定装置としてのICテスタと所定の分
周比の周波数分周器として適用される被測定半導体集積
装置との間に接続されると共に、周波数選別専用回路が
設けられるプローブカードから成る半導体集積装置用周
波数選別装置において、前記周波数選別専用回路は、電
圧制御信号に応じて前記所定の周波数の発振信号を発振
出力する電圧制御発振器と、前記所定の周波数の発振信
号を入力した前記被測定半導体集積装置から出力される
分周信号及び前記ICテスタから出力される基準周波数
信号を位相比較して位相比較信号を出力する位相比較器
と、前記位相比較信号を低域濾波して前記電圧制御信号
を出力する低域濾波器とから成り、前記プローブカード
には、前記基準周波数信号及び前記電圧制御信号を伝送
するための端子が備えられたことを特徴とする半導体集
積装置用周波数選別装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積装置用周波数
選別装置において、前記電圧制御信号は一定値の直流電
圧であることを特徴とする半導体集積装置用周波数選別
装置。 - 【請求項3】 測定装置としてのICテスタと所定の分
周比の周波数分周器として適用される被測定半導体集積
装置との間に接続されると共に、周波数選別専用回路が
設けられるプローブカードから成る半導体集積装置用周
波数選別装置において、前記周波数選別専用回路は、電
圧制御信号に応じて前記所定の周波数の発振信号を発振
出力する電圧制御発振器と、基準周波数となる基準周波
数信号を発振出力する基準発振器と、前記所定の周波数
の発振信号を入力した前記被測定半導体集積装置から出
力される分周信号を異なる分周比で分周して重分周信号
を出力する分周器と、前記重分周信号及び前記基準周波
数信号を位相比較して位相比較信号を出力する位相比較
器と、前記位相比較信号を低域濾波して前記電圧制御信
号を出力する低域濾波器とから成り、前記プローブカー
ドには、前記電圧制御信号を伝送するための端子が備え
られたことを特徴とする半導体集積装置用周波数選別装
置。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積装置用周波数
選別装置において、前記電圧制御信号は一定値の直流電
圧であることを特徴とする半導体集積装置用周波数選別
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097828A JP2950365B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 半導体集積装置用周波数選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097828A JP2950365B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 半導体集積装置用周波数選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09288149A true JPH09288149A (ja) | 1997-11-04 |
| JP2950365B2 JP2950365B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=14202594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8097828A Expired - Lifetime JP2950365B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 半導体集積装置用周波数選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2950365B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP8097828A patent/JP2950365B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2950365B2 (ja) | 1999-09-20 |
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Legal Events
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