JPH09289848A - 釣り竿 - Google Patents
釣り竿Info
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- JPH09289848A JPH09289848A JP10707596A JP10707596A JPH09289848A JP H09289848 A JPH09289848 A JP H09289848A JP 10707596 A JP10707596 A JP 10707596A JP 10707596 A JP10707596 A JP 10707596A JP H09289848 A JPH09289848 A JP H09289848A
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- coating
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- rod
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、塗装境界部において破損や剥離が発
生せず、耐久性および外観に優れた釣り竿を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】竿管と、前記竿管の表面上に設けられた塗
装層とを具備し、前記塗装層は異種の塗膜で構成されて
おり、前記塗膜のうち耐久性に劣る塗膜の端部を耐久性
に優れた塗膜で覆うことを特徴としている。
生せず、耐久性および外観に優れた釣り竿を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】竿管と、前記竿管の表面上に設けられた塗
装層とを具備し、前記塗装層は異種の塗膜で構成されて
おり、前記塗膜のうち耐久性に劣る塗膜の端部を耐久性
に優れた塗膜で覆うことを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釣り竿に係り、特に
塗装境界部を有する釣り竿に関する。
塗装境界部を有する釣り竿に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来から、釣り竿の装
飾、竿管の保護、竿管への機能性付与のために、竿管の
表面にスプレー塗装等の方法により塗装層が設けられて
いる。この塗装層は、異種の塗膜による積層構造を有す
る場合や、異種の塗膜の端部が当接して塗装境界部を形
成する場合等が考えられる。これらの場合、例えば図7
に示すように、竿管71上に表面塗膜72が形成され、
表面塗膜72上に部分的に滑り止め塗膜73が形成され
ている場合には、比較的耐久性が弱い塗膜である滑り止
め塗膜73が長期間の使用により表面塗膜72から剥離
したり、滑り止め塗膜73の端部73aが破損してしま
う。
飾、竿管の保護、竿管への機能性付与のために、竿管の
表面にスプレー塗装等の方法により塗装層が設けられて
いる。この塗装層は、異種の塗膜による積層構造を有す
る場合や、異種の塗膜の端部が当接して塗装境界部を形
成する場合等が考えられる。これらの場合、例えば図7
に示すように、竿管71上に表面塗膜72が形成され、
表面塗膜72上に部分的に滑り止め塗膜73が形成され
ている場合には、比較的耐久性が弱い塗膜である滑り止
め塗膜73が長期間の使用により表面塗膜72から剥離
したり、滑り止め塗膜73の端部73aが破損してしま
う。
【0003】このような塗膜の破損や剥離を防止するも
のとして、塗膜端部上に細幅の塗膜を形成してなる釣り
竿が特開平6−178636号公報において開示されて
いる。しかしながら、この釣り竿においては、細幅の塗
膜を形成するという工程がさらに付加されるために製造
コストが増加してしまう。また、細幅の塗膜があるため
に、外観が悪くなるという問題もある。本発明はかかる
点に鑑みてなされたものであり、塗装境界部において破
損や剥離が発生せず、耐久性および外観に優れた釣り竿
を提供することを目的とする。
のとして、塗膜端部上に細幅の塗膜を形成してなる釣り
竿が特開平6−178636号公報において開示されて
いる。しかしながら、この釣り竿においては、細幅の塗
膜を形成するという工程がさらに付加されるために製造
コストが増加してしまう。また、細幅の塗膜があるため
に、外観が悪くなるという問題もある。本発明はかかる
点に鑑みてなされたものであり、塗装境界部において破
損や剥離が発生せず、耐久性および外観に優れた釣り竿
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、竿管と、前記
竿管の表面上に設けられた塗装層とを具備し、前記塗装
層は異種の塗膜で構成されており、前記塗膜のうち耐久
性に劣る塗膜の端部を耐久性に優れた塗膜で覆うことを
特徴とする釣り竿を提供する。
竿管の表面上に設けられた塗装層とを具備し、前記塗装
層は異種の塗膜で構成されており、前記塗膜のうち耐久
性に劣る塗膜の端部を耐久性に優れた塗膜で覆うことを
特徴とする釣り竿を提供する。
【0005】本発明において、塗装層は異種の塗膜によ
る重ね合わせ領域を有しており、この重ね合わせ領域に
おいては、耐久性に優れた塗膜が上層に位置することが
好ましい。
る重ね合わせ領域を有しており、この重ね合わせ領域に
おいては、耐久性に優れた塗膜が上層に位置することが
好ましい。
【0006】本発明において、塗膜の耐久性とは、塗膜
の密着性、硬度、耐摩耗性、耐候性、耐水性の少なくと
も一つの特性が長期間にわたって維持されることを意味
する。また、本発明において、塗膜の端部を覆うとは、
少なくとも塗膜の端面を覆うことである。したがって、
耐久性に劣る塗膜の端部を耐久性に優れた塗膜で覆うと
は、塗膜の端部同士が当接して塗装境界部を形成する場
合において、密着性、硬度、耐摩耗性、耐候性、耐水性
の少なくとも一つの特性において優れた塗膜で前記特性
において劣る塗膜の少なくとも端面を覆うことを意味す
る。
の密着性、硬度、耐摩耗性、耐候性、耐水性の少なくと
も一つの特性が長期間にわたって維持されることを意味
する。また、本発明において、塗膜の端部を覆うとは、
少なくとも塗膜の端面を覆うことである。したがって、
耐久性に劣る塗膜の端部を耐久性に優れた塗膜で覆うと
は、塗膜の端部同士が当接して塗装境界部を形成する場
合において、密着性、硬度、耐摩耗性、耐候性、耐水性
の少なくとも一つの特性において優れた塗膜で前記特性
において劣る塗膜の少なくとも端面を覆うことを意味す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は本発明の釣り竿の
一例を示す正面図である。図中1は竿管を示す。竿管1
上には、表面塗装領域2および滑り止め塗装領域3から
なる塗装層が形成されている。なお、図中4は竿尻部品
を示す。
を参照して具体的に説明する。図1は本発明の釣り竿の
一例を示す正面図である。図中1は竿管を示す。竿管1
上には、表面塗装領域2および滑り止め塗装領域3から
なる塗装層が形成されている。なお、図中4は竿尻部品
を示す。
【0008】滑り止め塗装領域3は、握り部を構成する
領域であり、柔軟性を有するゴム系塗料、ウレタン系塗
料等を用いて形成された領域である。また、表面塗装領
域2は、例えばフッ素系塗料等を用いて形成された領域
である。
領域であり、柔軟性を有するゴム系塗料、ウレタン系塗
料等を用いて形成された領域である。また、表面塗装領
域2は、例えばフッ素系塗料等を用いて形成された領域
である。
【0009】また、竿管は例えば繊維強化プリプレグ
(FRP)により構成される。FRPは、特定方向に引
き揃えた強化繊維に樹脂を含浸してなるものであり、繊
維強化プリプレグを構成する強化繊維としては、炭素繊
維、ガラス繊維、アルミナ繊維、アラミド繊維等を用い
ることができ、含浸させる樹脂としては、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂等を用いること
ができる。
(FRP)により構成される。FRPは、特定方向に引
き揃えた強化繊維に樹脂を含浸してなるものであり、繊
維強化プリプレグを構成する強化繊維としては、炭素繊
維、ガラス繊維、アルミナ繊維、アラミド繊維等を用い
ることができ、含浸させる樹脂としては、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂等を用いること
ができる。
【0010】図1におけるA部は、図2に示すように、
竿管1上に下地塗装層5が形成されており、下地塗装層
5上に表面塗膜6および滑り止め塗膜7が形成されてい
る。表面塗膜6は、滑り止め塗膜7との間の塗装境界部
において、滑り止め塗膜7の端部7aを覆うようにして
滑り止め塗膜7上に重ね合わされている。すなわち、塗
装境界部においては、表面塗膜6が滑り止め塗膜7より
も上層に位置して重ね合わせ部6aが形成されている。
竿管1上に下地塗装層5が形成されており、下地塗装層
5上に表面塗膜6および滑り止め塗膜7が形成されてい
る。表面塗膜6は、滑り止め塗膜7との間の塗装境界部
において、滑り止め塗膜7の端部7aを覆うようにして
滑り止め塗膜7上に重ね合わされている。すなわち、塗
装境界部においては、表面塗膜6が滑り止め塗膜7より
も上層に位置して重ね合わせ部6aが形成されている。
【0011】本発明においては、表面塗膜6が滑り止め
塗膜7の端部7aを覆ってっいれば良いので、表面塗膜
6と滑り止め塗膜7の重ね合わせ領域の広さには制限は
ないが、重量、外観を考慮すると、1〜10mmである
ことが好ましい。
塗膜7の端部7aを覆ってっいれば良いので、表面塗膜
6と滑り止め塗膜7の重ね合わせ領域の広さには制限は
ないが、重量、外観を考慮すると、1〜10mmである
ことが好ましい。
【0012】上記構成を有する釣り竿においては、比較
的耐久性が低い(この場合には硬度が小さい)塗膜であ
る滑り止め塗膜7の端部7aが比較的耐久性が高い(こ
の場合には硬度が大きい)塗膜である表面塗膜6により
覆われているので、滑り止め塗膜7の端部7aが充分に
保護され、端部7aにおいて破損や剥離が生じることを
防止する。したがって、この釣り竿は、長期間にわたっ
て高い耐久性を発揮することができる。この釣り竿によ
れば、粒子が混入したり、硬質である剥離し易い滑り止
め塗膜7を用いても、端部7aにおける充分に剥離や破
損を防止することができる。
的耐久性が低い(この場合には硬度が小さい)塗膜であ
る滑り止め塗膜7の端部7aが比較的耐久性が高い(こ
の場合には硬度が大きい)塗膜である表面塗膜6により
覆われているので、滑り止め塗膜7の端部7aが充分に
保護され、端部7aにおいて破損や剥離が生じることを
防止する。したがって、この釣り竿は、長期間にわたっ
て高い耐久性を発揮することができる。この釣り竿によ
れば、粒子が混入したり、硬質である剥離し易い滑り止
め塗膜7を用いても、端部7aにおける充分に剥離や破
損を防止することができる。
【0013】上記構成を有する塗装層を形成する場合、
例えば竿管1上にしごき塗装によりエポキシ樹脂塗料を
用いて下地塗装層5を形成する。下地塗装層5の所定領
域(表面塗膜6の形成領域)にテープによりマスキング
を行い、この状態で全体にわたってウレタン樹脂塗料を
用いてガン吹き塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾燥
状態でテープを除去して下地塗装層5の所定領域に滑り
止め塗膜7を形成する。
例えば竿管1上にしごき塗装によりエポキシ樹脂塗料を
用いて下地塗装層5を形成する。下地塗装層5の所定領
域(表面塗膜6の形成領域)にテープによりマスキング
を行い、この状態で全体にわたってウレタン樹脂塗料を
用いてガン吹き塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾燥
状態でテープを除去して下地塗装層5の所定領域に滑り
止め塗膜7を形成する。
【0014】次いで、滑り止め塗膜7の重ね合わせ部に
対応する領域を残して滑り止め塗膜7上にテープでマス
キングを行い、この状態で全体にわたってフッ素樹脂塗
料を用いてしごき塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾
燥状態でテープを除去して下地塗装層5および滑り止め
塗膜7上に表面塗膜6を形成する。
対応する領域を残して滑り止め塗膜7上にテープでマス
キングを行い、この状態で全体にわたってフッ素樹脂塗
料を用いてしごき塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾
燥状態でテープを除去して下地塗装層5および滑り止め
塗膜7上に表面塗膜6を形成する。
【0015】本発明は、上記形態の他に、種々変更して
実施することができる。例えば、図3に示すように、下
地塗装層5と、表面塗膜6および滑り止め塗膜7との間
に中塗り層8を設けても良い。図2および図3に示すよ
うに、表面塗膜6の重ね合わせ部6aは、図4に示すよ
うに、長期間の使用により剥離しても、滑り止め塗膜7
の端部7a、具体的には端面が表面塗膜6により覆われ
ているので、それ以上剥離は進行せず、端部7aにおい
て破損や剥離が生じることが防止される。
実施することができる。例えば、図3に示すように、下
地塗装層5と、表面塗膜6および滑り止め塗膜7との間
に中塗り層8を設けても良い。図2および図3に示すよ
うに、表面塗膜6の重ね合わせ部6aは、図4に示すよ
うに、長期間の使用により剥離しても、滑り止め塗膜7
の端部7a、具体的には端面が表面塗膜6により覆われ
ているので、それ以上剥離は進行せず、端部7aにおい
て破損や剥離が生じることが防止される。
【0016】また、図5に示すように、中塗り層8にマ
スキング・研磨することにより溝8aを形成し、滑り止
め塗膜7の端部7aが溝8aに嵌合させ、その上に表面
塗膜6を形成して重ね合わせ部6aを設けても良い。こ
のようにすることにより、中塗り層8と滑り止め塗膜7
との間の密着性を向上させることができる。
スキング・研磨することにより溝8aを形成し、滑り止
め塗膜7の端部7aが溝8aに嵌合させ、その上に表面
塗膜6を形成して重ね合わせ部6aを設けても良い。こ
のようにすることにより、中塗り層8と滑り止め塗膜7
との間の密着性を向上させることができる。
【0017】さらに、図6に示すように、中塗り層8お
よび表面塗膜6の端面で滑り止め塗膜7の端面を覆うよ
うにしても良い。図6に示すように滑り止め塗膜7の端
部7aを形成する方法としては、マスキングする方法等
が挙げられる。
よび表面塗膜6の端面で滑り止め塗膜7の端面を覆うよ
うにしても良い。図6に示すように滑り止め塗膜7の端
部7aを形成する方法としては、マスキングする方法等
が挙げられる。
【0018】この場合においても、比較的耐久性が低い
塗膜である滑り止め塗膜7の端面は、比較的耐久性が高
い塗膜である表面塗膜6および中塗り層8の端面により
覆われているので、滑り止め塗膜7の端面が充分に保護
され、端面において破損や剥離が生じることを防止す
る。したがって、この釣り竿は、長期間にわたって高い
耐久性を発揮することができる。
塗膜である滑り止め塗膜7の端面は、比較的耐久性が高
い塗膜である表面塗膜6および中塗り層8の端面により
覆われているので、滑り止め塗膜7の端面が充分に保護
され、端面において破損や剥離が生じることを防止す
る。したがって、この釣り竿は、長期間にわたって高い
耐久性を発揮することができる。
【0019】本発明において、下地塗装層5および中塗
り層8としては、エポキシ系塗料、ウレタン系塗料、フ
ッ素系塗料等を用いて形成された層を挙げることができ
る。また、本発明において、各塗装層(塗膜)の厚さに
特に制限はない。
り層8としては、エポキシ系塗料、ウレタン系塗料、フ
ッ素系塗料等を用いて形成された層を挙げることができ
る。また、本発明において、各塗装層(塗膜)の厚さに
特に制限はない。
【0020】次に、本発明の効果を明確にするために行
った実施例について説明する。 (実施例1)特定方向に引き揃えた炭素繊維にエポキシ
樹脂を含浸してなる繊維強化プリプレグを巻回して竿管
を作製し、その上に下地塗装層を形成し、下地塗装層に
おける表面塗膜の形成領域にテープによりマスキングを
行い、この状態で全体にわたってウレタン樹脂塗料を用
いてガン吹き塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾燥状
態でテープを除去して下地塗装層の所定領域に滑り止め
塗膜を形成した。
った実施例について説明する。 (実施例1)特定方向に引き揃えた炭素繊維にエポキシ
樹脂を含浸してなる繊維強化プリプレグを巻回して竿管
を作製し、その上に下地塗装層を形成し、下地塗装層に
おける表面塗膜の形成領域にテープによりマスキングを
行い、この状態で全体にわたってウレタン樹脂塗料を用
いてガン吹き塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾燥状
態でテープを除去して下地塗装層の所定領域に滑り止め
塗膜を形成した。
【0021】次いで、滑り止め塗膜の重ね合わせ部に対
応する領域の残して滑り止め塗膜上にテープでマスキン
グを行い、この状態で全体にわたってフッ素樹脂塗料を
用いてしごき塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾燥状
態でテープを除去して下地塗装層および滑り止め塗膜上
に表面塗膜を形成した。このようにして、図2に示す塗
装境界部を有する釣り竿を作製した。
応する領域の残して滑り止め塗膜上にテープでマスキン
グを行い、この状態で全体にわたってフッ素樹脂塗料を
用いてしごき塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾燥状
態でテープを除去して下地塗装層および滑り止め塗膜上
に表面塗膜を形成した。このようにして、図2に示す塗
装境界部を有する釣り竿を作製した。
【0022】得られた釣り竿の塗装境界部を含む領域の
耐久性を調べた。その結果を下記第1表に示す。なお、
耐久性は、ラビング試験機を用いて塗装境界部を含む領
域を摺り、塗膜端部における剥離または破損が生じた際
の回数を調べることにより評価した。 (実施例2)特定方向に引き揃えた炭素繊維にエポキシ
樹脂を含浸してなる繊維強化プリプレグを巻回して竿管
を作製し、その上に下地塗装層を形成し、下地塗装層に
おける表面塗膜の形成領域以外の領域にテープによりマ
スキングを行い、この状態で全体にわたってウレタン樹
脂塗料を用いてしごき塗装を行って中塗り層を形成し、
さらにその上に全体にわたってフッ素樹脂塗料を用いて
ガン吹き塗装を行って表面塗膜を形成し、塗膜が乾燥す
るか、半乾燥状態でテープを除去して下地塗装層の所定
領域に中塗り層および表面塗膜を形成した。
耐久性を調べた。その結果を下記第1表に示す。なお、
耐久性は、ラビング試験機を用いて塗装境界部を含む領
域を摺り、塗膜端部における剥離または破損が生じた際
の回数を調べることにより評価した。 (実施例2)特定方向に引き揃えた炭素繊維にエポキシ
樹脂を含浸してなる繊維強化プリプレグを巻回して竿管
を作製し、その上に下地塗装層を形成し、下地塗装層に
おける表面塗膜の形成領域以外の領域にテープによりマ
スキングを行い、この状態で全体にわたってウレタン樹
脂塗料を用いてしごき塗装を行って中塗り層を形成し、
さらにその上に全体にわたってフッ素樹脂塗料を用いて
ガン吹き塗装を行って表面塗膜を形成し、塗膜が乾燥す
るか、半乾燥状態でテープを除去して下地塗装層の所定
領域に中塗り層および表面塗膜を形成した。
【0023】次いで、表面塗膜上にテープでマスキング
を行い、この状態で全体にわたってウレタン樹脂塗料を
用いてガン吹き塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾燥
状態でテープを除去して下地塗装層上に滑り止め塗膜を
形成した。なお、塗装の際にマスキングすることによ
り、滑り止め塗膜を中塗り層および表面塗膜の端面を覆
うように形成した。このようにして、図6に示す塗装境
界部を有する釣り竿を作製した。
を行い、この状態で全体にわたってウレタン樹脂塗料を
用いてガン吹き塗装を行い、塗膜が乾燥するか、半乾燥
状態でテープを除去して下地塗装層上に滑り止め塗膜を
形成した。なお、塗装の際にマスキングすることによ
り、滑り止め塗膜を中塗り層および表面塗膜の端面を覆
うように形成した。このようにして、図6に示す塗装境
界部を有する釣り竿を作製した。
【0024】得られた釣り竿の塗装境界部を含む領域の
耐久性を実施例1と同様にして調べた。その結果を下記
第1表に併記する。 (従来例)特定方向に引き揃えた炭素繊維にエポキシ樹
脂を含浸してなる繊維強化プリプレグを巻回して竿管を
作製し、その上に下地塗装層を形成し、下地塗装層にお
ける滑り止め塗膜の形成領域以外の領域にテープにより
マスキングを行い、この状態で全体にわたってウレタン
樹脂塗料を用いてガン吹き塗装を行い、塗膜が乾燥する
か、半乾燥状態でテープを除去して下地塗装層の所定領
域に滑り止め塗膜を形成した。このようにして、図7に
示す塗装境界部を有する釣り竿を作製した。得られた釣
り竿の塗装境界部を含む領域の耐久性を実施例1と同様
にして調べた。その結果を下記第1表に併記する。
耐久性を実施例1と同様にして調べた。その結果を下記
第1表に併記する。 (従来例)特定方向に引き揃えた炭素繊維にエポキシ樹
脂を含浸してなる繊維強化プリプレグを巻回して竿管を
作製し、その上に下地塗装層を形成し、下地塗装層にお
ける滑り止め塗膜の形成領域以外の領域にテープにより
マスキングを行い、この状態で全体にわたってウレタン
樹脂塗料を用いてガン吹き塗装を行い、塗膜が乾燥する
か、半乾燥状態でテープを除去して下地塗装層の所定領
域に滑り止め塗膜を形成した。このようにして、図7に
示す塗装境界部を有する釣り竿を作製した。得られた釣
り竿の塗装境界部を含む領域の耐久性を実施例1と同様
にして調べた。その結果を下記第1表に併記する。
【0025】
【表1】
【0026】第1表から明らかなように、本発明の釣り
竿によれば、長期間の使用においても塗膜の破損や剥離
がなく、優れた耐久性を発揮する。これに対して、従来
の釣り竿は、長期間の使用において塗膜の端部から剥離
が生じたり、塗膜の端部が破損したりした。
竿によれば、長期間の使用においても塗膜の破損や剥離
がなく、優れた耐久性を発揮する。これに対して、従来
の釣り竿は、長期間の使用において塗膜の端部から剥離
が生じたり、塗膜の端部が破損したりした。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の釣り竿は、
竿管と、前記竿管の表面上に設けられた塗装層とを具備
し、前記塗装層は異種の塗膜で構成されており、前記塗
膜のうち耐久性に劣る塗膜の端部を耐久性に優れた塗膜
で覆うので、塗装境界部において破損や剥離が発生せ
ず、耐久性および外観に優れたものである。
竿管と、前記竿管の表面上に設けられた塗装層とを具備
し、前記塗装層は異種の塗膜で構成されており、前記塗
膜のうち耐久性に劣る塗膜の端部を耐久性に優れた塗膜
で覆うので、塗装境界部において破損や剥離が発生せ
ず、耐久性および外観に優れたものである。
【図1】本発明の釣り竿の一例を示す正面図。
【図2】図1におけるA部の一例を示す断面図。
【図3】図1におけるA部の他の例を示す断面図。
【図4】図3において重ね合わせ部が剥がれた状態を示
す断面図。
す断面図。
【図5】図1におけるA部の他の例を示す断面図。
【図6】図1におけるA部の他の例を示す断面図。
【図7】従来の釣り竿の塗装境界部を示す断面図。
1…竿管、2…表面塗装領域、3…滑り止め塗装領域、
4…竿尻部品、5…下地塗装層、6…表面塗膜、6a…
重ね合わせ部、7…滑り止め塗膜、7a…端部、8…中
塗り層、8a…溝部。
4…竿尻部品、5…下地塗装層、6…表面塗膜、6a…
重ね合わせ部、7…滑り止め塗膜、7a…端部、8…中
塗り層、8a…溝部。
Claims (1)
- 【請求項1】 竿管と、前記竿管の表面上に設けられた
塗装層とを具備し、前記塗装層は異種の塗膜で構成され
ており、前記塗膜のうち耐久性に劣る塗膜の端部を耐久
性に優れた塗膜で覆うことを特徴とする釣り竿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10707596A JPH09289848A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 釣り竿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10707596A JPH09289848A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 釣り竿 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09289848A true JPH09289848A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14449856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10707596A Pending JPH09289848A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 釣り竿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09289848A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007316494A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Daiwa Seiko Inc | スポーツ用品とその製法 |
| CN101779614A (zh) * | 2009-01-14 | 2010-07-21 | 株式会社岛野 | 钓竿 |
| WO2014014022A1 (ja) * | 2012-07-18 | 2014-01-23 | いすゞ自動車株式会社 | 内燃機関のピストン構造 |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP10707596A patent/JPH09289848A/ja active Pending
Cited By (5)
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