JPH09290323A - 切削工具 - Google Patents
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- JPH09290323A JPH09290323A JP10688296A JP10688296A JPH09290323A JP H09290323 A JPH09290323 A JP H09290323A JP 10688296 A JP10688296 A JP 10688296A JP 10688296 A JP10688296 A JP 10688296A JP H09290323 A JPH09290323 A JP H09290323A
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- cutting blade
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Abstract
(57)【要約】
【課題】切り溝の底部における幅方向中央部から削り取
られた切り屑を細かくする。 【解決手段】丸鋸の本体12は円板状に形成され、本体
12の外周部には第1の切削刃14が周方向に対し所定
間隔をおいて複数設けられる。又、本体12の外周部に
おいて、各第1の切削刃14間には二つの第2の切削刃
15a,15bが幅方向に対しずれた状態でそれぞれ設
けられる。第1の切削刃14は平刃状に形成され、第2
の切削刃15a,15bは台形刃状に形成される。そし
て、上記丸鋸でワークを切削することにより前記ワーク
に切り溝が形成され、切り溝の底部における幅方向中央
部は第2の切削刃15aと第2の切削刃15bとの二つ
で分担して切削される。
られた切り屑を細かくする。 【解決手段】丸鋸の本体12は円板状に形成され、本体
12の外周部には第1の切削刃14が周方向に対し所定
間隔をおいて複数設けられる。又、本体12の外周部に
おいて、各第1の切削刃14間には二つの第2の切削刃
15a,15bが幅方向に対しずれた状態でそれぞれ設
けられる。第1の切削刃14は平刃状に形成され、第2
の切削刃15a,15bは台形刃状に形成される。そし
て、上記丸鋸でワークを切削することにより前記ワーク
に切り溝が形成され、切り溝の底部における幅方向中央
部は第2の切削刃15aと第2の切削刃15bとの二つ
で分担して切削される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は丸鋸等の切削工具に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば丸鋸(切削工具)の本体は
円板状に形成され、本体の外周部には図7(a)に示す
第1の切削刃71が周方向に所定間隔をおいて複数設け
られている。第1の切削刃71は平刃状に形成され、そ
の第1の切削刃71の先端には一直線状に形成された刃
先71aが設けられている。又、各第1の切削刃71の
間には、図7(b)に示す第2の切削刃72がそれぞれ
一個ずつ設けられている。第2の切削刃72は台形刃状
に形成され、第2の切削刃72の先端には逆台形状に屈
曲する刃先72aが設けられている。
円板状に形成され、本体の外周部には図7(a)に示す
第1の切削刃71が周方向に所定間隔をおいて複数設け
られている。第1の切削刃71は平刃状に形成され、そ
の第1の切削刃71の先端には一直線状に形成された刃
先71aが設けられている。又、各第1の切削刃71の
間には、図7(b)に示す第2の切削刃72がそれぞれ
一個ずつ設けられている。第2の切削刃72は台形刃状
に形成され、第2の切削刃72の先端には逆台形状に屈
曲する刃先72aが設けられている。
【0003】そして、丸鋸でワークを切削するときに
は、第1及び第2の切削刃71,72が交互にワークを
表面側から切削する。第1の切削刃71は切り溝75の
底面における幅方向両端部を、図8(a)の二点鎖線で
示すように削り取る。又、第2の切削刃72は切り溝7
5の底面における幅方向中央部を、図8(b)の二点鎖
線で示すように削り取る。
は、第1及び第2の切削刃71,72が交互にワークを
表面側から切削する。第1の切削刃71は切り溝75の
底面における幅方向両端部を、図8(a)の二点鎖線で
示すように削り取る。又、第2の切削刃72は切り溝7
5の底面における幅方向中央部を、図8(b)の二点鎖
線で示すように削り取る。
【0004】従って、切り溝74の底面は、その底面の
幅方向両端部及び幅方向中央部の三箇所が、それぞれ第
1及び第2の切削刃71,72により分担して切削され
る。そのため、切削時に発生する切り屑76a,76
b,77の一つ一つを細かくすることができる。そし
て、切り屑76a,76b,77を細かくすることによ
り、切り溝75からの切り屑76a,76b,77の排
出が容易に行われるため、切削速度を速くすることがで
きる。
幅方向両端部及び幅方向中央部の三箇所が、それぞれ第
1及び第2の切削刃71,72により分担して切削され
る。そのため、切削時に発生する切り屑76a,76
b,77の一つ一つを細かくすることができる。そし
て、切り屑76a,76b,77を細かくすることによ
り、切り溝75からの切り屑76a,76b,77の排
出が容易に行われるため、切削速度を速くすることがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記丸鋸で
は、切り溝75の底面における幅方向中央部を一つの第
2の切削刃72で切削しているため、その切削により発
生する切り屑77が大きくなって切り溝75から排出さ
れにくくなるという問題があった。
は、切り溝75の底面における幅方向中央部を一つの第
2の切削刃72で切削しているため、その切削により発
生する切り屑77が大きくなって切り溝75から排出さ
れにくくなるという問題があった。
【0006】又、第1の切削刃71が切り溝75の底部
における幅方向両端部を切削するとき、その両端部を切
削するための抵抗がそれぞれ一つの第1の切削刃71の
幅方向端部に働くので、第1の切削刃71が破損し易く
なるという問題があった。
における幅方向両端部を切削するとき、その両端部を切
削するための抵抗がそれぞれ一つの第1の切削刃71の
幅方向端部に働くので、第1の切削刃71が破損し易く
なるという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、切り溝の底部におけ
る幅方向中央部から削り取られた切り屑を細かくするこ
とにある。
れたものであって、第1の目的は、切り溝の底部におけ
る幅方向中央部から削り取られた切り屑を細かくするこ
とにある。
【0008】又、第2の目的は、一つの第1の切削刃に
働く切削抵抗を小さくすることにある。更に、第3の目
的は、切り溝の底部における幅方向両端部と幅方向中央
部とを確実に分割して切削できるようにすることにあ
る。
働く切削抵抗を小さくすることにある。更に、第3の目
的は、切り溝の底部における幅方向両端部と幅方向中央
部とを確実に分割して切削できるようにすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、特に、隣合う両第1の切
削刃間にそれぞれ第2の切削刃を、その第2の切削刃の
幅方向に対してずれるように複数設けた。
め、請求項1記載の発明では、特に、隣合う両第1の切
削刃間にそれぞれ第2の切削刃を、その第2の切削刃の
幅方向に対してずれるように複数設けた。
【0010】請求項2記載の発明では、前記各第1の切
削刃は切り溝の底部における幅方向両端部を片側ずつ分
担して切削するものとした。請求項3記載の発明では、
前記第2の切削刃の刃高さを、第1の切削刃の刃高さよ
りも高くした。
削刃は切り溝の底部における幅方向両端部を片側ずつ分
担して切削するものとした。請求項3記載の発明では、
前記第2の切削刃の刃高さを、第1の切削刃の刃高さよ
りも高くした。
【0011】即ち、請求項1記載の発明では、回転する
本体をワークへ向かって移動させると、前記本体に設け
られた各第1及び第2の切削刃によりワークに切り溝が
形成される。そして、切り溝の底部における幅方向両端
部は第1の切削刃によって切削され、前記底部の幅方向
中央部は幅方向に対してずれるように設けられた複数の
第2の切削刃により分担して切削される。
本体をワークへ向かって移動させると、前記本体に設け
られた各第1及び第2の切削刃によりワークに切り溝が
形成される。そして、切り溝の底部における幅方向両端
部は第1の切削刃によって切削され、前記底部の幅方向
中央部は幅方向に対してずれるように設けられた複数の
第2の切削刃により分担して切削される。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加え、切り溝の底部における幅方向両端部
は、その幅方向の片側ずつが本体に設けられた各第1の
切削刃により分担して切削される。
発明の作用に加え、切り溝の底部における幅方向両端部
は、その幅方向の片側ずつが本体に設けられた各第1の
切削刃により分担して切削される。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の作用に加え、第2の切削刃は第1の切削刃
よりも本体から突出しているため、切り溝の底部におけ
る幅方向中央部は第2の切削刃により確実に切削され、
前記底部における幅方向中央部は第1の切削刃により確
実に切削される。
記載の発明の作用に加え、第2の切削刃は第1の切削刃
よりも本体から突出しているため、切り溝の底部におけ
る幅方向中央部は第2の切削刃により確実に切削され、
前記底部における幅方向中央部は第1の切削刃により確
実に切削される。
【0014】
(第1実施形態)以下、本発明を丸鋸に具体化した第1
実施形態を図1〜図4に従って説明する。
実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0015】図1に示すように、切削工具として設けら
れた丸鋸11の本体12は円板状に形成され、本体12
の中央には丸鋸11を図示しない丸鋸機に取り付けるた
めのセンターホール12aが形成されている。又、本体
12の外周部には、多数の凸部13が周方向に等間隔を
おいて形成されている。各凸部13の内、本体12の周
方向に沿って二つおきに位置する各凸部13には、それ
ぞれ第1の切削刃14がロウ付接合されている。そし
て、図2に示すように、各第1の切削刃14の間に位置
する二つの凸部13には、第2の切削刃15a,15b
がそれぞれロウ付接合されている。
れた丸鋸11の本体12は円板状に形成され、本体12
の中央には丸鋸11を図示しない丸鋸機に取り付けるた
めのセンターホール12aが形成されている。又、本体
12の外周部には、多数の凸部13が周方向に等間隔を
おいて形成されている。各凸部13の内、本体12の周
方向に沿って二つおきに位置する各凸部13には、それ
ぞれ第1の切削刃14がロウ付接合されている。そし
て、図2に示すように、各第1の切削刃14の間に位置
する二つの凸部13には、第2の切削刃15a,15b
がそれぞれロウ付接合されている。
【0016】図3(a)に示すように、第1の切削刃1
4は平刃状に形成されている。第1の切削刃14の先端
には刃先16が設けられ、刃先16は第1の切削刃14
の幅方向に対して平らになっている。図3(b),
(c)に示すように、第2の切削刃15a,15bは台
形刃状に形成されている。第2の切削刃15a,15b
の先端には刃先17,18が設けられ、刃先17,18
の幅方向中央には頂部17a,18aが設けられてい
る。又、刃先17,18における頂部17a,18aの
幅方向両側には、傾斜部17b,18bがそれぞれ設け
られ、その傾斜部17b,18bにより第2の切削刃1
5a,15bの幅が先端へ向かうほど小さくなってい
る。
4は平刃状に形成されている。第1の切削刃14の先端
には刃先16が設けられ、刃先16は第1の切削刃14
の幅方向に対して平らになっている。図3(b),
(c)に示すように、第2の切削刃15a,15bは台
形刃状に形成されている。第2の切削刃15a,15b
の先端には刃先17,18が設けられ、刃先17,18
の幅方向中央には頂部17a,18aが設けられてい
る。又、刃先17,18における頂部17a,18aの
幅方向両側には、傾斜部17b,18bがそれぞれ設け
られ、その傾斜部17b,18bにより第2の切削刃1
5a,15bの幅が先端へ向かうほど小さくなってい
る。
【0017】前記第2の切削刃15a,15bの頂部1
7a,18aは、その第2の切削刃15a,15bの幅
方向に対して互いにずれている。そして、第2の切削刃
15aの頂部17aと本体12の軸線との間の距離は、
第2の切削刃15bの頂部18aと本体12の軸線との
間の距離と同じ値になっている。即ち、図3(d)に示
すように、第2の切削刃15aの刃高さは、第2の切削
刃15bの刃高さと同じになっている。又、第2の切削
刃15a,15bの頂部17a,18aと本体12の軸
線との間の距離は、第1の切削刃14の先端と本体12
の軸線との間の距離よりも大きい値となっている。即
ち、図3(d)に示すように、第2の切削刃15a,1
5bの刃高さは、第1の切削刃14の刃高さよりも高く
なっている。
7a,18aは、その第2の切削刃15a,15bの幅
方向に対して互いにずれている。そして、第2の切削刃
15aの頂部17aと本体12の軸線との間の距離は、
第2の切削刃15bの頂部18aと本体12の軸線との
間の距離と同じ値になっている。即ち、図3(d)に示
すように、第2の切削刃15aの刃高さは、第2の切削
刃15bの刃高さと同じになっている。又、第2の切削
刃15a,15bの頂部17a,18aと本体12の軸
線との間の距離は、第1の切削刃14の先端と本体12
の軸線との間の距離よりも大きい値となっている。即
ち、図3(d)に示すように、第2の切削刃15a,1
5bの刃高さは、第1の切削刃14の刃高さよりも高く
なっている。
【0018】次に、上記のように構成された丸鋸11の
作用を説明する。丸鋸11は丸鋸機に取り付けられ、所
定回転数で回転されるとともに所定の送り量で図1に示
すワークWの表面へ向かって移動される。すると、第1
の切削刃14及び第2の切削刃15a,15bが順次ワ
ークWを表面側から切削し、その切削によりワークWに
は図4(a)に示す切り溝19が形成される。第1の切
削刃14は、切り溝19の底部における幅方向両端部
を、図4(a)の二点鎖線で示すように削り取って切り
屑20a,20bを発生させる。前記第1の切削刃14
よりも刃高さが高い第2の切削刃15aは、切り溝19
の底部における幅方向中央部を、確実に図4(b)の二
点鎖線で示すように削り取って切り屑21を発生させ
る。
作用を説明する。丸鋸11は丸鋸機に取り付けられ、所
定回転数で回転されるとともに所定の送り量で図1に示
すワークWの表面へ向かって移動される。すると、第1
の切削刃14及び第2の切削刃15a,15bが順次ワ
ークWを表面側から切削し、その切削によりワークWに
は図4(a)に示す切り溝19が形成される。第1の切
削刃14は、切り溝19の底部における幅方向両端部
を、図4(a)の二点鎖線で示すように削り取って切り
屑20a,20bを発生させる。前記第1の切削刃14
よりも刃高さが高い第2の切削刃15aは、切り溝19
の底部における幅方向中央部を、確実に図4(b)の二
点鎖線で示すように削り取って切り屑21を発生させ
る。
【0019】又、前記第1の切削刃14よりも刃高さが
高い第2の切削刃15bは、切り溝19の底部における
幅方向中央部において、前記第2の切削刃15aが削り
取った部分と異なる部分を、確実に図4(c)の二点鎖
線で示すように削り取って切り屑22を発生させる。従
って、切り溝19の底部における幅方向中央部は、第2
の切削刃15aと第2の切削刃15bとの二つにより分
担して切削される。第1の切削刃14及び第2の切削刃
15a,15bは、本体12の回転に伴って順次上記の
切削動作を繰り返し、切り溝19を徐々に深くする。そ
して、切り溝19がワークWの裏面に到達すると、その
ワークWが切断される。
高い第2の切削刃15bは、切り溝19の底部における
幅方向中央部において、前記第2の切削刃15aが削り
取った部分と異なる部分を、確実に図4(c)の二点鎖
線で示すように削り取って切り屑22を発生させる。従
って、切り溝19の底部における幅方向中央部は、第2
の切削刃15aと第2の切削刃15bとの二つにより分
担して切削される。第1の切削刃14及び第2の切削刃
15a,15bは、本体12の回転に伴って順次上記の
切削動作を繰り返し、切り溝19を徐々に深くする。そ
して、切り溝19がワークWの裏面に到達すると、その
ワークWが切断される。
【0020】以上詳述した本実施形態では、下記(a)
〜(c)に示す効果がある。 (a)切り溝19の底部における幅方向中央部は、隣合
う第1の切削刃14間に設けられた第2の切削刃15a
と第2の切削刃15bとの二つで分担して切削される。
従って、第2の切削刃15a,15bにより、切り溝1
9の底部における幅方向中央から削り取られた切り屑2
1,22を従来よりも小さくすることができる。その結
果、切り屑21,22を切り溝19から容易に排出する
ことができる。
〜(c)に示す効果がある。 (a)切り溝19の底部における幅方向中央部は、隣合
う第1の切削刃14間に設けられた第2の切削刃15a
と第2の切削刃15bとの二つで分担して切削される。
従って、第2の切削刃15a,15bにより、切り溝1
9の底部における幅方向中央から削り取られた切り屑2
1,22を従来よりも小さくすることができる。その結
果、切り屑21,22を切り溝19から容易に排出する
ことができる。
【0021】(b)第2の切削刃15a,15bの刃高
さを第1の切削刃14の刃高さよりも高くした。そのた
め、切り溝19の底部における幅方向中央部が第2の切
削刃15a,15bにより確実に切削され、切り溝19
の幅方向両端部が第1の切削刃14により確実に切削さ
れる。従って、切り溝19の底部における幅方向中央部
と幅方向両端部とを確実に分割して切削することができ
る。
さを第1の切削刃14の刃高さよりも高くした。そのた
め、切り溝19の底部における幅方向中央部が第2の切
削刃15a,15bにより確実に切削され、切り溝19
の幅方向両端部が第1の切削刃14により確実に切削さ
れる。従って、切り溝19の底部における幅方向中央部
と幅方向両端部とを確実に分割して切削することができ
る。
【0022】(c)第2の切削刃15a,15bの先端
に刃先17,18を設け、その刃先17,18における
幅方向両側に傾斜部17b,18bを設けた。そのた
め、前記傾斜部17b,18bと第2の切削刃15a,
15bの側面との挟み角が鈍角になるので、その第2の
切削刃15a,15bの強度を向上させることができ
る。
に刃先17,18を設け、その刃先17,18における
幅方向両側に傾斜部17b,18bを設けた。そのた
め、前記傾斜部17b,18bと第2の切削刃15a,
15bの側面との挟み角が鈍角になるので、その第2の
切削刃15a,15bの強度を向上させることができ
る。
【0023】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を図5,図6に従って説明する。尚、本実施形態に
おいて第1実施形態と同一部分については、第1実施形
態と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
形態を図5,図6に従って説明する。尚、本実施形態に
おいて第1実施形態と同一部分については、第1実施形
態と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0024】本実施形態では第1実施形態における第1
の切削刃14に代えて、図5(a),(b)に示す二つ
の第1の切削刃14a,14bが設けられている。そし
て、丸鋸11でワークWを切削するとき、そのワークW
は図5(a)〜(d)に示す第1の切削刃14a、第1
の切削刃14b、第2の切削刃15a、第2の切削刃1
5bの順で切削されるようになっている。
の切削刃14に代えて、図5(a),(b)に示す二つ
の第1の切削刃14a,14bが設けられている。そし
て、丸鋸11でワークWを切削するとき、そのワークW
は図5(a)〜(d)に示す第1の切削刃14a、第1
の切削刃14b、第2の切削刃15a、第2の切削刃1
5bの順で切削されるようになっている。
【0025】図5(a),(b)に示すように、前記第
1の切削刃14a,14bの先端には刃先31,32が
設けられている。図5(a)に示すように、刃先31に
おいて第1の切削刃14aの幅方向右端部には傾斜部3
3が設けられ、その傾斜部33により第1の切削刃14
aの幅が先端へ向かうほど小さくなっている。又、図5
(b)に示すように、刃先32において第1の切削刃1
4bの幅方向左端部には傾斜部34が設けられ、その傾
斜部34により第1の切削刃14bの幅が先端へ向かう
ほど小さくなっている。
1の切削刃14a,14bの先端には刃先31,32が
設けられている。図5(a)に示すように、刃先31に
おいて第1の切削刃14aの幅方向右端部には傾斜部3
3が設けられ、その傾斜部33により第1の切削刃14
aの幅が先端へ向かうほど小さくなっている。又、図5
(b)に示すように、刃先32において第1の切削刃1
4bの幅方向左端部には傾斜部34が設けられ、その傾
斜部34により第1の切削刃14bの幅が先端へ向かう
ほど小さくなっている。
【0026】上記のように構成された丸鋸11でワーク
Wを切削すると、そのワークWには図6(a)に示す切
り溝19が形成される。そして、第1の切削刃14a
は、切り溝19の底部における幅方向左端部を、図6
(a)の二点鎖線で示すように削り取って切り屑20a
を発生させる。第1の切削刃14bは切り溝19の底部
における幅方向右端部を、図6(b)の二点鎖線で示す
ように削り取って切り屑20bを発生させる。更に、第
2の切削刃15a,15bは、第1実施形態と同様に図
5(c),(d)に示すように、それぞれ切り溝19に
おける幅方向中央部を削り取って切り屑21,22を発
生させる。
Wを切削すると、そのワークWには図6(a)に示す切
り溝19が形成される。そして、第1の切削刃14a
は、切り溝19の底部における幅方向左端部を、図6
(a)の二点鎖線で示すように削り取って切り屑20a
を発生させる。第1の切削刃14bは切り溝19の底部
における幅方向右端部を、図6(b)の二点鎖線で示す
ように削り取って切り屑20bを発生させる。更に、第
2の切削刃15a,15bは、第1実施形態と同様に図
5(c),(d)に示すように、それぞれ切り溝19に
おける幅方向中央部を削り取って切り屑21,22を発
生させる。
【0027】以上詳述した本実施形態では、第1実施形
態の効果に加え、下記(d),(e)に示す効果があ
る。 (d)切り溝19の底部における幅方向両端部は、その
幅方向の片側ずつが第1の切削刃14aと第1の切削刃
14bとにより分担して切削されるため、第1の切削刃
14a又は14bに働く切削抵抗を小さくすることがで
きる。
態の効果に加え、下記(d),(e)に示す効果があ
る。 (d)切り溝19の底部における幅方向両端部は、その
幅方向の片側ずつが第1の切削刃14aと第1の切削刃
14bとにより分担して切削されるため、第1の切削刃
14a又は14bに働く切削抵抗を小さくすることがで
きる。
【0028】(e)第1の切削刃14a,14bの先端
に刃先31,32を設け、その刃先31,32における
幅方向端部に傾斜部33,34を設けた。そのため、前
記傾斜部31,32と第1の切削刃14a,14bの側
面との挟み角が鈍角になるので、その第1の切削刃14
a,14bの強度を向上させることができる。
に刃先31,32を設け、その刃先31,32における
幅方向端部に傾斜部33,34を設けた。そのため、前
記傾斜部31,32と第1の切削刃14a,14bの側
面との挟み角が鈍角になるので、その第1の切削刃14
a,14bの強度を向上させることができる。
【0029】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化することもできる。 (1)上記各実施形態では、丸鋸11に本発明を具体化
したが、ホールカッタ等その他の切削工具に本発明を具
体化してもよい。
て具体化することもできる。 (1)上記各実施形態では、丸鋸11に本発明を具体化
したが、ホールカッタ等その他の切削工具に本発明を具
体化してもよい。
【0030】(2)上記各実施形態において、第1の切
削刃14,14a,14bが切り溝19の底部における
幅方向両端部を切削するならば、第1の切削刃14,1
4a,14bの刃形を適宜変更してもよい。
削刃14,14a,14bが切り溝19の底部における
幅方向両端部を切削するならば、第1の切削刃14,1
4a,14bの刃形を適宜変更してもよい。
【0031】(3)上記各実施形態において、第2の切
削刃15a,15bが切り溝19の底部における幅方向
中央部を切削するならば、第2の切削刃15a,15b
の刃形を適宜変更してもよい。
削刃15a,15bが切り溝19の底部における幅方向
中央部を切削するならば、第2の切削刃15a,15b
の刃形を適宜変更してもよい。
【0032】(4)上記各実施形成では、第1及び第2
の切削刃14,14a,14b,15a,15bを本体
12に対して別体としたが、その第1及び第2の切削刃
14,14a,14b,15a,15bが本体12と一
体になった丸鋸に本発明を具体化してもよい。
の切削刃14,14a,14b,15a,15bを本体
12に対して別体としたが、その第1及び第2の切削刃
14,14a,14b,15a,15bが本体12と一
体になった丸鋸に本発明を具体化してもよい。
【0033】(5)上記各実施形態では、切り溝19の
底部における幅方向中央部を第2の切削刃15aと第2
の切削刃15bとの二つで分担して切削するようにした
が、前記幅方向中央部を三個以上の第2の切削刃で分担
して切削するようにしてもよい。この場合、前記各第2
の切削刃が切り溝19の底部を削り取ることにより発生
する切り屑を更に細かくすることができる。
底部における幅方向中央部を第2の切削刃15aと第2
の切削刃15bとの二つで分担して切削するようにした
が、前記幅方向中央部を三個以上の第2の切削刃で分担
して切削するようにしてもよい。この場合、前記各第2
の切削刃が切り溝19の底部を削り取ることにより発生
する切り屑を更に細かくすることができる。
【0034】(6)上記各実施形態では、第2の切削刃
15a,15bの刃高さを、第1の切削刃14,14
a,14bの刃高さよりも高くしたが、本発明はこれに
限定されない。即ち、切り溝19の底部における幅方向
両端部及び幅方向中央部を、第1の切削刃14,14
a,14bと第2の切削刃15a,15bとで分担して
切削できるならば、例えば第1の切削刃14,14a,
14bと第2の切削刃15a,15bとの刃高さを同じ
にしてもよい。
15a,15bの刃高さを、第1の切削刃14,14
a,14bの刃高さよりも高くしたが、本発明はこれに
限定されない。即ち、切り溝19の底部における幅方向
両端部及び幅方向中央部を、第1の切削刃14,14
a,14bと第2の切削刃15a,15bとで分担して
切削できるならば、例えば第1の切削刃14,14a,
14bと第2の切削刃15a,15bとの刃高さを同じ
にしてもよい。
【0035】次に、以上の実施形態から把握することが
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。請求項1〜3のいずれかに記載の切削工
具において、第1及び第2の切削刃には刃先が設けら
れ、その第1の及び第2の切削刃における少なくともい
ずれかの刃先には前記切削刃の幅が先端へ向かうほど小
さくなるように傾斜部が設けられている切削工具。この
場合、切削刃の強度を向上させることができる。
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。請求項1〜3のいずれかに記載の切削工
具において、第1及び第2の切削刃には刃先が設けら
れ、その第1の及び第2の切削刃における少なくともい
ずれかの刃先には前記切削刃の幅が先端へ向かうほど小
さくなるように傾斜部が設けられている切削工具。この
場合、切削刃の強度を向上させることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、切り溝の底部
における幅方向中央部は、幅方向に対してずれるように
設けられた複数の第2の切削刃により分担して切削され
る。従って、切り溝の底部における幅方向中央部から削
り取られた切り屑を従来よりも細かくすることができ
る。
における幅方向中央部は、幅方向に対してずれるように
設けられた複数の第2の切削刃により分担して切削され
る。従って、切り溝の底部における幅方向中央部から削
り取られた切り屑を従来よりも細かくすることができ
る。
【0037】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加え、切り溝の底部における幅方向両端部
は、その幅方向の片側ずつが本体に設けられた各第1の
切削刃により分担して切削される。従って、一つの第1
の切削刃に働く切削抵抗を小さくすることができる。
発明の効果に加え、切り溝の底部における幅方向両端部
は、その幅方向の片側ずつが本体に設けられた各第1の
切削刃により分担して切削される。従って、一つの第1
の切削刃に働く切削抵抗を小さくすることができる。
【0038】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の効果に加え、切り溝の底部における幅方向
中央部は第2の切削刃により確実に切削され、前記底部
における幅方向両端部は第1の切削刃により確実に切削
される。従って、切り溝の底部における幅方向両端部と
幅方向中央部とを確実に分割して切削することができ
る。
記載の発明の効果に加え、切り溝の底部における幅方向
中央部は第2の切削刃により確実に切削され、前記底部
における幅方向両端部は第1の切削刃により確実に切削
される。従って、切り溝の底部における幅方向両端部と
幅方向中央部とを確実に分割して切削することができ
る。
【図1】第1実施形態における丸鋸を示す側面図。
【図2】第1及び第2の切削刃を示す拡大側面図。
【図3】(a)は第1の切削刃を示す拡大正面図、
(b)及び(c)は第2の切削刃を示す拡大正面図、
(d)は第1の切削刃と第2の切削刃とが重なった状態
を示す拡大正面図。
(b)及び(c)は第2の切削刃を示す拡大正面図、
(d)は第1の切削刃と第2の切削刃とが重なった状態
を示す拡大正面図。
【図4】(a)〜(c)は切り溝を示す断面図。
【図5】(a)及び(b)は第2実施形態における第1
の切削刃を示す拡大正面図、(c)及び(d)は第2の
切削刃を示す拡大正面図、(e)は第2実施形態におけ
る第1の切削刃と第2の切削刃とが重なった状態を示す
拡大正面図。
の切削刃を示す拡大正面図、(c)及び(d)は第2の
切削刃を示す拡大正面図、(e)は第2実施形態におけ
る第1の切削刃と第2の切削刃とが重なった状態を示す
拡大正面図。
【図6】(a)〜(d)は切り溝を示す断面図。
【図7】(a)及び(b)は従来における第1及び第2
の切削刃を示す拡大正面図。
の切削刃を示す拡大正面図。
【図8】(a)及び(b)は従来における切り溝を示す
断面図。
断面図。
11…切削工具としての丸鋸、12…本体、14,14
a,14b…第1の切削刃、15a,15b…第2の切
削刃、19…切り溝、W…ワーク。
a,14b…第1の切削刃、15a,15b…第2の切
削刃、19…切り溝、W…ワーク。
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (3)
- 【請求項1】 回転する本体(12)に対し同本体(1
2)の回転方向に沿って所定間隔毎に複数の第1の切削
刃(14)(14a,14b)を設け、前記本体(1
2)における隣合う第1の切削刃(14)(14a,1
4b)間には第2の切削刃(15a,15b)を設け、
回転する本体(12)をワーク(W)へ向かって移動さ
せることにより各切削刃(14)(14a,14b)
(15a,15b)でワーク(W)に切り溝(19)を
形成し、その切り溝(19)の底部における幅方向両端
部と幅方向中央部とを、それぞれ第1の切削刃(14)
(14a,14b)と第2の切削刃(15a,15b)
とで切削するようにした切削工具において、 隣合う両第1の切削刃(14)(14a,14b)間に
それぞれ第2の切削刃(15a,15b)を、その第2
の切削刃(15a,15b)の幅方向に対してずれるよ
うに複数設けた切削工具。 - 【請求項2】 前記各第1の切削刃(14a,14b)
は切り溝(19)の底部における幅方向両端部を片側ず
つ分担して切削するものである請求項1記載の切削工
具。 - 【請求項3】 前記第2の切削刃(15a,15b)の
刃高さは、第1の切削刃(14)(14a,14b)の
刃高さよりも高くなっている請求項1又は2記載の切削
工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10688296A JPH09290323A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10688296A JPH09290323A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 切削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09290323A true JPH09290323A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14444879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10688296A Pending JPH09290323A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09290323A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019203346A1 (ja) | 2018-04-20 | 2019-10-24 | 兼房株式会社 | 分割切削型チップソー |
| WO2021124927A1 (ja) | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 兼房株式会社 | チップソー |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP10688296A patent/JPH09290323A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019203346A1 (ja) | 2018-04-20 | 2019-10-24 | 兼房株式会社 | 分割切削型チップソー |
| US11253935B2 (en) | 2018-04-20 | 2022-02-22 | Kanefusa Kabushiki Kaisha | Segmented cutting type tipped saw blade |
| WO2021124927A1 (ja) | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 兼房株式会社 | チップソー |
| US12290869B2 (en) | 2019-12-19 | 2025-05-06 | Kanefusa Kabushiki Kaisha | Tipped saw blade |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050405 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |