JPH09290353A - 棒状ワーク用研削装置 - Google Patents
棒状ワーク用研削装置Info
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- JPH09290353A JPH09290353A JP10684796A JP10684796A JPH09290353A JP H09290353 A JPH09290353 A JP H09290353A JP 10684796 A JP10684796 A JP 10684796A JP 10684796 A JP10684796 A JP 10684796A JP H09290353 A JPH09290353 A JP H09290353A
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- shaped
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Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非常に小さい棒状ワークであっても、先端の
研削を高精度かつ短時間で行なうことができ、しかも適
切に搬入・搬出する。 【解決手段】 棒状ワークWは、その外周側面をシュー
14と一対のロール16,17とによって支持され、ロ
ール16,17の回転により回転する。棒状ワークWは
一端部をロール16,17の回転によりバッキングプレ
ート19に圧接され、他端面に研削砥石20の断面円弧
の溝状の外周面40が摺接されることにより研削され
る。加工済み棒状ワークWbは、排出手段18の吸着面
28aに穿設した空気孔28bを介して吸引によって保
持された状態で排出位置まで移送される。
研削を高精度かつ短時間で行なうことができ、しかも適
切に搬入・搬出する。 【解決手段】 棒状ワークWは、その外周側面をシュー
14と一対のロール16,17とによって支持され、ロ
ール16,17の回転により回転する。棒状ワークWは
一端部をロール16,17の回転によりバッキングプレ
ート19に圧接され、他端面に研削砥石20の断面円弧
の溝状の外周面40が摺接されることにより研削され
る。加工済み棒状ワークWbは、排出手段18の吸着面
28aに穿設した空気孔28bを介して吸引によって保
持された状態で排出位置まで移送される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非常に小さい棒状
ワークの先端を研削するために使用される棒状ワーク用
研削装置に関するものである。
ワークの先端を研削するために使用される棒状ワーク用
研削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非常に小さい棒状ワーク、例えば、光フ
ァイバー用コネクタに使用されるフェルール(直径:
2.5mm、長さ:12.7mm、材質:ジルコニアセラ
ミックス)では、中心孔に例えば直径0.05mmの光
ファイバーを挿通した状態で、フェルール同士の先端面
を当接させることにより、光の伝達を行わせるようにし
ている。したがって、フェルールの先端面は、光ファイ
バー同士の芯が正確に合致し、かつ、光漏れがないよう
に球面状に形成されている。
ァイバー用コネクタに使用されるフェルール(直径:
2.5mm、長さ:12.7mm、材質:ジルコニアセラ
ミックス)では、中心孔に例えば直径0.05mmの光
ファイバーを挿通した状態で、フェルール同士の先端面
を当接させることにより、光の伝達を行わせるようにし
ている。したがって、フェルールの先端面は、光ファイ
バー同士の芯が正確に合致し、かつ、光漏れがないよう
に球面状に形成されている。
【0003】従来、このように、非常に小さい棒状ワー
クWの先端を研削する場合、図10に示すような研削装
置が使用されている。
クWの先端を研削する場合、図10に示すような研削装
置が使用されている。
【0004】この研削装置は、大略、ダイヤフラムチャ
ック1と、研削砥石2とからなる。ダイヤフラムチャッ
ク1は、棒状ワークWを保持すると共に回転させる構成
となっている。一方、研削砥石はカップ型で、外周縁部
内方に傾斜して研削面2aが形成され、軸芯は棒状ワー
クWの軸芯に対して所定角度傾斜している。
ック1と、研削砥石2とからなる。ダイヤフラムチャッ
ク1は、棒状ワークWを保持すると共に回転させる構成
となっている。一方、研削砥石はカップ型で、外周縁部
内方に傾斜して研削面2aが形成され、軸芯は棒状ワー
クWの軸芯に対して所定角度傾斜している。
【0005】この研削装置による棒状ワークWの研削
は、その一端側をダイヤフラムチャック1で保持して回
転させ、他端に回転駆動する研削砥石2を摺接させるこ
とにより行っている。
は、その一端側をダイヤフラムチャック1で保持して回
転させ、他端に回転駆動する研削砥石2を摺接させるこ
とにより行っている。
【0006】また、ワークを研削装置に搬入・搬出する
ための装置として、例えば、図11に示す構成のものが
ある(実開平2ー70955号公報参照)。この搬入・
搬出装置では、プッシャー3によって上下一対のローラ
4,5間に押し出した環状ワークWをストッパ6で受け
止め、ローラ4,5を回転させながらその内面に研削砥
石7を摺接させることにより研削する。そして、研削加
工が終了すれば、ローラ4,5を離間させ、ストッパ6
を後退させることにより、ワークWを自重により排出位
置に落下させる。
ための装置として、例えば、図11に示す構成のものが
ある(実開平2ー70955号公報参照)。この搬入・
搬出装置では、プッシャー3によって上下一対のローラ
4,5間に押し出した環状ワークWをストッパ6で受け
止め、ローラ4,5を回転させながらその内面に研削砥
石7を摺接させることにより研削する。そして、研削加
工が終了すれば、ローラ4,5を離間させ、ストッパ6
を後退させることにより、ワークWを自重により排出位
置に落下させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の研削装置では次のような問題点があった。
来の研削装置では次のような問題点があった。
【0008】(1)所望の加工精度を得ることは困難で
ある。すなわち、棒状ワークWの保持にダイヤフラムチ
ャック1を使用しているため、その回転中心と、棒状ワ
ークWの軸芯との間の芯ずれを回避することはできない
(芯ずれ量α:50μm)。特に、フェルールでは、前
述のように高精度の仕上がり寸法を要求されるため(寸
法精度:±10μm、R寸法:±0.5mm、形状:0.
15μm、面粗度:0.01μmRa、同芯度:20μ
mTIR)、この芯ずれにより加工精度に及ぼす影響は
無視できない。また、研削砥石2は棒状ワークWに面接
触するため、仕上がり精度は研削面2aの面粗度、形状
等の影響を受ける上、クーラント液がスムーズに研削面
2aに供給されず、所望の研削状態が得られない。さら
に、棒状ワークWを球面研削するためには、研削面2a
の形状だけでなく、研削砥石2の回転駆動軸を棒状ワー
クWの軸芯に対してどれだけ傾斜させるかが問題となる
が、その角度調整は困難である。
ある。すなわち、棒状ワークWの保持にダイヤフラムチ
ャック1を使用しているため、その回転中心と、棒状ワ
ークWの軸芯との間の芯ずれを回避することはできない
(芯ずれ量α:50μm)。特に、フェルールでは、前
述のように高精度の仕上がり寸法を要求されるため(寸
法精度:±10μm、R寸法:±0.5mm、形状:0.
15μm、面粗度:0.01μmRa、同芯度:20μ
mTIR)、この芯ずれにより加工精度に及ぼす影響は
無視できない。また、研削砥石2は棒状ワークWに面接
触するため、仕上がり精度は研削面2aの面粗度、形状
等の影響を受ける上、クーラント液がスムーズに研削面
2aに供給されず、所望の研削状態が得られない。さら
に、棒状ワークWを球面研削するためには、研削面2a
の形状だけでなく、研削砥石2の回転駆動軸を棒状ワー
クWの軸芯に対してどれだけ傾斜させるかが問題となる
が、その角度調整は困難である。
【0009】(2)研削砥石Tの寿命が短い。すなわ
ち、前述のように、研削砥石2は棒状ワークWに面接触
して研削加工するため、研削砥石2の摩耗が早い。ま
た、研削砥石2は傾斜させて設置しているため、研削装
置の他の部分、例えば、ダイヤフラムチャック1の装着
部分に接触することになり外径寸法を所定値以上にでき
ない。このため、研削砥石2を交換する周期が短い。
ち、前述のように、研削砥石2は棒状ワークWに面接触
して研削加工するため、研削砥石2の摩耗が早い。ま
た、研削砥石2は傾斜させて設置しているため、研削装
置の他の部分、例えば、ダイヤフラムチャック1の装着
部分に接触することになり外径寸法を所定値以上にでき
ない。このため、研削砥石2を交換する周期が短い。
【0010】(3)NC制御しなければならない移動軸
が少なくとも2軸必要である。すなわち、少なくとも研
削砥石2を切り込み送りさせるための軸と、傾斜させる
ための軸とが必要であり、そのための制御も複雑であ
る。
が少なくとも2軸必要である。すなわち、少なくとも研
削砥石2を切り込み送りさせるための軸と、傾斜させる
ための軸とが必要であり、そのための制御も複雑であ
る。
【0011】(4)作業性が悪い。すなわち、前述のよ
うに、棒状ワークWをダイヤフラムチャック1に着脱し
なければならないが、着脱に際し、棒状ワークWのダイ
ヤフラムチャック1への挿入及び抜き出しという棒状ワ
ークWの軸方向の動作を必要とするため、40〜50秒
のサイクルタイムを必要としていた。しかも、研削砥石
2の回転軸の傾斜角度設定も困難であり、作業時間が非
常にかかっていた。
うに、棒状ワークWをダイヤフラムチャック1に着脱し
なければならないが、着脱に際し、棒状ワークWのダイ
ヤフラムチャック1への挿入及び抜き出しという棒状ワ
ークWの軸方向の動作を必要とするため、40〜50秒
のサイクルタイムを必要としていた。しかも、研削砥石
2の回転軸の傾斜角度設定も困難であり、作業時間が非
常にかかっていた。
【0012】(5)ここで、ダイヤフラムチャックに代
えて、前記搬入・搬出装置を適用する場合について検討
する。搬入・搬出装置は、ワークWを上下一対のローラ
4,5間に供給して研削加工した後、ストッパ6を研削
位置に進退させて排出するようにしている。このため、
ワークWは、研削時にワークWに吹き付けるクーラント
液による密着等により、スムーズに搬出できないという
問題がある。特に、前述のように、非常に小さい棒状ワ
ークWの研削に利用する場合、ストッパ6が後退した
際、ワークWを自重により落下させる必要があるが、前
記棒状ワークWは非常に軽量であるため、クーラント液
による影響を受けやすく排出は困難である。
えて、前記搬入・搬出装置を適用する場合について検討
する。搬入・搬出装置は、ワークWを上下一対のローラ
4,5間に供給して研削加工した後、ストッパ6を研削
位置に進退させて排出するようにしている。このため、
ワークWは、研削時にワークWに吹き付けるクーラント
液による密着等により、スムーズに搬出できないという
問題がある。特に、前述のように、非常に小さい棒状ワ
ークWの研削に利用する場合、ストッパ6が後退した
際、ワークWを自重により落下させる必要があるが、前
記棒状ワークWは非常に軽量であるため、クーラント液
による影響を受けやすく排出は困難である。
【0013】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、非常
に小さい棒状ワークであっても、先端の研削を高精度か
つ短時間で行なうことができ、しかも適切に搬入・搬出
することの可能な棒状ワーク用研削装置を提供すること
を課題とする。
に小さい棒状ワークであっても、先端の研削を高精度か
つ短時間で行なうことができ、しかも適切に搬入・搬出
することの可能な棒状ワーク用研削装置を提供すること
を課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明では、棒状ワーク用研削装置を、研削位置に
供給された棒状ワークの外周側面に当接するシューと、
前記棒状ワークの外周側面に回転自在に当接して少なく
とも一方が回転駆動すると共に接離移動可能な一対のロ
ールと、棒状ワークの一端面に当接するバッキングプレ
ートと、棒状ワークの他端面に回転駆動により外周面を
摺接して研削する研削砥石と、前記研削位置で、吸着面
に開口した空気孔を介して空気を吸引することにより加
工済みの棒状ワークを吸着面に保持し、排出位置に移送
して前記棒状ワークを吸着面から離脱させて排出する排
出手段とを備えた構成としたものである。
め、本発明では、棒状ワーク用研削装置を、研削位置に
供給された棒状ワークの外周側面に当接するシューと、
前記棒状ワークの外周側面に回転自在に当接して少なく
とも一方が回転駆動すると共に接離移動可能な一対のロ
ールと、棒状ワークの一端面に当接するバッキングプレ
ートと、棒状ワークの他端面に回転駆動により外周面を
摺接して研削する研削砥石と、前記研削位置で、吸着面
に開口した空気孔を介して空気を吸引することにより加
工済みの棒状ワークを吸着面に保持し、排出位置に移送
して前記棒状ワークを吸着面から離脱させて排出する排
出手段とを備えた構成としたものである。
【0015】この構成によれば、研削位置に供給された
棒状ワークは、その外周側面をシューと一対のロールと
で支持される。棒状ワークはロールの回転駆動により外
周側面を基準として回転し、回転中心は棒状ワークの軸
芯と一致する。棒状ワークは、一端面をバッキングプレ
ートに当接・支持され、他端面に回転駆動する研削砥石
の外周面が摺接することにより研削される。加工済みの
棒状ワークは、排出手段の空気孔を介して吸引されるこ
とにより、強制的に吸着面に保持される。そして、この
状態で排出位置に移送されて離脱される。
棒状ワークは、その外周側面をシューと一対のロールと
で支持される。棒状ワークはロールの回転駆動により外
周側面を基準として回転し、回転中心は棒状ワークの軸
芯と一致する。棒状ワークは、一端面をバッキングプレ
ートに当接・支持され、他端面に回転駆動する研削砥石
の外周面が摺接することにより研削される。加工済みの
棒状ワークは、排出手段の空気孔を介して吸引されるこ
とにより、強制的に吸着面に保持される。そして、この
状態で排出位置に移送されて離脱される。
【0016】また、前記排出手段は、棒状ワークを研削
位置から後退させた後、旋回により排出位置に移送する
構成とすればよい。
位置から後退させた後、旋回により排出位置に移送する
構成とすればよい。
【0017】この構成によれば、排出手段によって保持
された加工済みの棒状ワークを、各構成部材同士の干渉
がない位置まで後退した後、旋回することにより排出位
置まで移送することができる。
された加工済みの棒状ワークを、各構成部材同士の干渉
がない位置まで後退した後、旋回することにより排出位
置まで移送することができる。
【0018】さらに、前記排出手段は、前記排出位置で
空気孔から空気を噴出することにより、棒状ワークを吸
着面から離脱させる構成であるのが好ましい。
空気孔から空気を噴出することにより、棒状ワークを吸
着面から離脱させる構成であるのが好ましい。
【0019】この構成によれば、空気孔を介して空気を
吹き出させることにより、確実に棒状ワークを離脱させ
ることができる。
吹き出させることにより、確実に棒状ワークを離脱させ
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
図面に従って説明する。
【0021】図1は棒状ワーク用研削装置を示してい
る。この研削装置では、ベッド10上にワーク保持台1
1、研削砥石切込送り台12、ドレス砥石保持台13が
それぞれ設けられている。ワーク保持台11には、シュ
ー14、ローディングプレート15、支持ロール16、
加圧ロール17、排出機構18(図2参照)及びバッキ
ングプレート19(図4参照)がそれぞれ設けられてい
る。研削砥石切込送り台12には研削砥石20が、ドレ
ス砥石保持台13にはドレス砥石21がそれぞれ回転駆
動可能に設けられている。なお、22はドレス砥石用の
目立て砥石である。
る。この研削装置では、ベッド10上にワーク保持台1
1、研削砥石切込送り台12、ドレス砥石保持台13が
それぞれ設けられている。ワーク保持台11には、シュ
ー14、ローディングプレート15、支持ロール16、
加圧ロール17、排出機構18(図2参照)及びバッキ
ングプレート19(図4参照)がそれぞれ設けられてい
る。研削砥石切込送り台12には研削砥石20が、ドレ
ス砥石保持台13にはドレス砥石21がそれぞれ回転駆
動可能に設けられている。なお、22はドレス砥石用の
目立て砥石である。
【0022】前記シュー14は、棒状ワークWの外周側
面に当接して、両ロール16,17と共に棒状ワークW
を加工位置Aに位置決めするようになっている。
面に当接して、両ロール16,17と共に棒状ワークW
を加工位置Aに位置決めするようになっている。
【0023】前記ローディングプレート15は、図示し
ないソレノイド等の駆動機構によってシュー14上をス
ライドして、その先端面でシュー14上に供給された棒
状ワークWの外周側面を押圧することにより、この棒状
ワークWを加工位置Aに供給するようになっている。
ないソレノイド等の駆動機構によってシュー14上をス
ライドして、その先端面でシュー14上に供給された棒
状ワークWの外周側面を押圧することにより、この棒状
ワークWを加工位置Aに供給するようになっている。
【0024】前記支持ロール16及び加圧ロール17
は、それぞれ支軸16a,17aを中心として回転自在
に配設されている。両ロール16,17はベルト23を
介してモータ24により同一方向の同一速度で回転する
ようになっている。支軸17aは棒状ワークWの軸芯方
向に対して平行な面内で若干傾斜して設けられており、
棒状ワークWを回転させながらバッキングプレート19
に向かって推進できるようになっている。両ロール1
6,17の外周面中央部には全周に亘って逃がし溝25
が形成されている(図3参照)。この逃がし溝25は、
図5(a)に示すように、前記シュー14及び下記する
吸着パッド28が溝壁に接触することなく進入可能な幅
を有するものである。前記加圧ロール17は、シリンダ
26の駆動によって支軸Xを中心として旋回することに
より支持ロール16に対して接離する構造となってい
る。
は、それぞれ支軸16a,17aを中心として回転自在
に配設されている。両ロール16,17はベルト23を
介してモータ24により同一方向の同一速度で回転する
ようになっている。支軸17aは棒状ワークWの軸芯方
向に対して平行な面内で若干傾斜して設けられており、
棒状ワークWを回転させながらバッキングプレート19
に向かって推進できるようになっている。両ロール1
6,17の外周面中央部には全周に亘って逃がし溝25
が形成されている(図3参照)。この逃がし溝25は、
図5(a)に示すように、前記シュー14及び下記する
吸着パッド28が溝壁に接触することなく進入可能な幅
を有するものである。前記加圧ロール17は、シリンダ
26の駆動によって支軸Xを中心として旋回することに
より支持ロール16に対して接離する構造となってい
る。
【0025】前記排出機構18は、図2に示すように、
伸縮すると共に支軸27aを中心として旋回するアーム
27の先端に吸着パッド28を固定した構造である。吸
着パッド28は、図5(b)に示すように、吸着面28
aに開口する空気孔(吸引孔28b及び吹出孔28
b’)を介して空気を吸引することにより棒状ワークW
を保持し、空気を吹き出させることにより離脱させる構
成である。但し、空気孔は、吸引孔28b及び吹出孔2
8b’の2つでなくても、1つで空気の吸引及び排出を
行うようにしても構わない。前記アーム27には支軸2
7aで略L字形のガイド部材29が一体化されており、
その両端部にはパッド30a,30bがそれぞれ設けら
れ、パッド30a,30bの近傍には検出部31a,3
1bが突出している。ガイド部材29の近傍には支持プ
レート32が配設され、そこには一対のセンサ33a,
33b及びパッド受部34a,34bがそれぞれ固定さ
れている。アーム27はパッド30a,30bがそれぞ
れパッド受部34a,34bに当接する間の約90°で
旋回し、各停止位置では前記検出部31a,31bがセ
ンサ33a,33bによってそれぞれ検出されるように
なっている。なお、センサ33bによって検出部31b
が検出された時点で、吸着パッド28には排出装置43
の排出パッド44が対向するようになっている。
伸縮すると共に支軸27aを中心として旋回するアーム
27の先端に吸着パッド28を固定した構造である。吸
着パッド28は、図5(b)に示すように、吸着面28
aに開口する空気孔(吸引孔28b及び吹出孔28
b’)を介して空気を吸引することにより棒状ワークW
を保持し、空気を吹き出させることにより離脱させる構
成である。但し、空気孔は、吸引孔28b及び吹出孔2
8b’の2つでなくても、1つで空気の吸引及び排出を
行うようにしても構わない。前記アーム27には支軸2
7aで略L字形のガイド部材29が一体化されており、
その両端部にはパッド30a,30bがそれぞれ設けら
れ、パッド30a,30bの近傍には検出部31a,3
1bが突出している。ガイド部材29の近傍には支持プ
レート32が配設され、そこには一対のセンサ33a,
33b及びパッド受部34a,34bがそれぞれ固定さ
れている。アーム27はパッド30a,30bがそれぞ
れパッド受部34a,34bに当接する間の約90°で
旋回し、各停止位置では前記検出部31a,31bがセ
ンサ33a,33bによってそれぞれ検出されるように
なっている。なお、センサ33bによって検出部31b
が検出された時点で、吸着パッド28には排出装置43
の排出パッド44が対向するようになっている。
【0026】前記バッキングプレート19は棒状ワーク
Wの後端面に当接し、この棒状ワークWを軸芯方向に位
置決めするようになっている。バッキングプレート19
は、図4に示すように、本体35内のハウジング36に
フローティングプレート37を所定の間隙寸法を有する
ように収容し、フローティングプレート37を支持部材
38によって支持された球体39で揺動自在に支持した
構成である。このバッキングプレート19によれば、棒
状ワークWの後端面の軸芯に対する直角度のばらつき具
合に応じてフローティングプレート37が揺動して互い
に面接触するようになっている。そして、棒状ワークW
の回転に伴ってフローティングプレート37も一緒に回
転し、回転状態を安定させるようになっている。
Wの後端面に当接し、この棒状ワークWを軸芯方向に位
置決めするようになっている。バッキングプレート19
は、図4に示すように、本体35内のハウジング36に
フローティングプレート37を所定の間隙寸法を有する
ように収容し、フローティングプレート37を支持部材
38によって支持された球体39で揺動自在に支持した
構成である。このバッキングプレート19によれば、棒
状ワークWの後端面の軸芯に対する直角度のばらつき具
合に応じてフローティングプレート37が揺動して互い
に面接触するようになっている。そして、棒状ワークW
の回転に伴ってフローティングプレート37も一緒に回
転し、回転状態を安定させるようになっている。
【0027】前記研削砥石20(直径:120mm)は
円形平板状のダイヤモンド砥石からなり、回転駆動軸2
0aが加工位置Aに供給された棒状ワークWの軸芯に対
して直交するように設けられ、回転駆動軸20aを中心
として図示しないモータの駆動により回転するようにな
っている。研削砥石20は、サーボモータ12aの駆動
により研削砥石切込送り台12を水平移動させることに
より、棒状ワークWに対して接離可能となっている。こ
のように、研削砥石20は、研削装置の他の部分との干
渉が問題とならない位置に設けられているため、外径寸
法を大きくすることができ、長寿命化が可能である。ま
た、研削砥石20の外周面40は、断面円弧の溝状に形
成され(図4参照)、その曲率は研削する棒状ワークW
の仕上がり球面と同一曲率である。
円形平板状のダイヤモンド砥石からなり、回転駆動軸2
0aが加工位置Aに供給された棒状ワークWの軸芯に対
して直交するように設けられ、回転駆動軸20aを中心
として図示しないモータの駆動により回転するようにな
っている。研削砥石20は、サーボモータ12aの駆動
により研削砥石切込送り台12を水平移動させることに
より、棒状ワークWに対して接離可能となっている。こ
のように、研削砥石20は、研削装置の他の部分との干
渉が問題とならない位置に設けられているため、外径寸
法を大きくすることができ、長寿命化が可能である。ま
た、研削砥石20の外周面40は、断面円弧の溝状に形
成され(図4参照)、その曲率は研削する棒状ワークW
の仕上がり球面と同一曲率である。
【0028】前記ドレス砥石21はダイヤモンド砥粒を
メタルボンド等で一体化した構成で、その回転駆動軸が
前記研削砥石20の回転駆動軸20aに対して直交する
ように設けられ、モータ21aの駆動により回転するよ
うになっている。
メタルボンド等で一体化した構成で、その回転駆動軸が
前記研削砥石20の回転駆動軸20aに対して直交する
ように設けられ、モータ21aの駆動により回転するよ
うになっている。
【0029】次に、前記構成からなる棒状ワーク用研削
装置の動作を説明する。
装置の動作を説明する。
【0030】まず、図5(a)中、2点鎖線で示すよう
に、加圧ロール17を上方に退避させた状態で、未加工
の棒状ワークW(図中一点鎖線で示す。)をローディン
グプレート15の先端面前方のシュー14上に供給す
る。そして、ローディングプレート15をスライドさ
せ、その先端面で棒状ワークWの外周側面を押圧するこ
とにより、棒状ワークWを加工位置Aに供給する(図5
(a)では、加工位置Aに供給された棒状ワークWは未
加工棒状ワークWaで示されている。)。
に、加圧ロール17を上方に退避させた状態で、未加工
の棒状ワークW(図中一点鎖線で示す。)をローディン
グプレート15の先端面前方のシュー14上に供給す
る。そして、ローディングプレート15をスライドさ
せ、その先端面で棒状ワークWの外周側面を押圧するこ
とにより、棒状ワークWを加工位置Aに供給する(図5
(a)では、加工位置Aに供給された棒状ワークWは未
加工棒状ワークWaで示されている。)。
【0031】次いで、加圧ロール17を降下させ、シュ
ー14、支持ロール16及び加圧ロール17によって未
加工棒状ワークWaの外周側面を支持し、加工位置Aに
位置決めする。そして、モータ24を駆動して加圧ロー
ル17及びベルト23を介して支持ロール16を回転さ
せることにより未加工棒状ワークWaを回転させる(本
実施の形態では、モータ24を600rpmで駆動し、
未加工棒状ワークWaの周速度が2.4m/minとな
るようにしている。)。加圧ロール17の支軸17a
は、前述のように、未加工棒状ワークWaの軸芯方向に
対して若干傾斜して設けられているため、未加工棒状ワ
ークWaは加圧ロール17から推力を受け、その後端面
がバッキングプレート19に圧接する。また、未加工棒
状ワークWaは、シュー14及び両ロール16,17に
よって外周面を支持されているため、この外周面を基準
として回転する。したがって、未加工棒状ワークWaの
回転中心は高精度にその軸芯と一致する(本実施の形態
では、芯ずれ量αは10μm以下で、従来の1/5とな
った)。
ー14、支持ロール16及び加圧ロール17によって未
加工棒状ワークWaの外周側面を支持し、加工位置Aに
位置決めする。そして、モータ24を駆動して加圧ロー
ル17及びベルト23を介して支持ロール16を回転さ
せることにより未加工棒状ワークWaを回転させる(本
実施の形態では、モータ24を600rpmで駆動し、
未加工棒状ワークWaの周速度が2.4m/minとな
るようにしている。)。加圧ロール17の支軸17a
は、前述のように、未加工棒状ワークWaの軸芯方向に
対して若干傾斜して設けられているため、未加工棒状ワ
ークWaは加圧ロール17から推力を受け、その後端面
がバッキングプレート19に圧接する。また、未加工棒
状ワークWaは、シュー14及び両ロール16,17に
よって外周面を支持されているため、この外周面を基準
として回転する。したがって、未加工棒状ワークWaの
回転中心は高精度にその軸芯と一致する(本実施の形態
では、芯ずれ量αは10μm以下で、従来の1/5とな
った)。
【0032】続いて、研削砥石20を図示しないモータ
の駆動により回転させる(本実施の形態では、研削砥石
20を12000rpmで駆動し、研削砥石20の周速
度が4524m/minとなるようにしている。)。そ
して、サーボモータ12aを駆動して切込送り台12を
水平移動させることにより研削砥石20を未加工棒状ワ
ークWaに接近させ、その外周面40を棒状ワークWの
先端面に摺接させる(プランジ研削)。また、同時に、
図示しないノズルを介してその摺接部分にクーラント液
を供給する。これにより、未加工棒状ワークWaの先端
面は研削砥石20の外周面40によって球面に研削され
る。研削中に、未加工棒状ワークWaの先端面と研削砥
石20の外周面40は互いに線接触するので、クーラン
ト液は確実に研削箇所に到達し、常に良好な研削状態が
得られる。
の駆動により回転させる(本実施の形態では、研削砥石
20を12000rpmで駆動し、研削砥石20の周速
度が4524m/minとなるようにしている。)。そ
して、サーボモータ12aを駆動して切込送り台12を
水平移動させることにより研削砥石20を未加工棒状ワ
ークWaに接近させ、その外周面40を棒状ワークWの
先端面に摺接させる(プランジ研削)。また、同時に、
図示しないノズルを介してその摺接部分にクーラント液
を供給する。これにより、未加工棒状ワークWaの先端
面は研削砥石20の外周面40によって球面に研削され
る。研削中に、未加工棒状ワークWaの先端面と研削砥
石20の外周面40は互いに線接触するので、クーラン
ト液は確実に研削箇所に到達し、常に良好な研削状態が
得られる。
【0033】また、研削砥石20は、前述のように、外
周面を断面円弧の溝状とし、未加工棒状ワークWaに対
して傾斜させることなく、そのまま平行移動させるだけ
の構成としたので、従来のように、研削砥石20の傾斜
角度を調整する作業が不要となり、短時間で研削を開始
することができる。
周面を断面円弧の溝状とし、未加工棒状ワークWaに対
して傾斜させることなく、そのまま平行移動させるだけ
の構成としたので、従来のように、研削砥石20の傾斜
角度を調整する作業が不要となり、短時間で研削を開始
することができる。
【0034】このようにして棒状ワークWの球面研削が
済めば、加圧ロール17を支持ロール16から離間させ
ると共に、アーム27を受取準備位置C(図2参照)か
ら受取位置Bに前進させる。吸着パッド28が加工済み
棒状ワークWbを保持する位置は、両ロール16,17
の支軸16a,17aを結ぶ直線に対して加工位置Aと
は反対側である。
済めば、加圧ロール17を支持ロール16から離間させ
ると共に、アーム27を受取準備位置C(図2参照)か
ら受取位置Bに前進させる。吸着パッド28が加工済み
棒状ワークWbを保持する位置は、両ロール16,17
の支軸16a,17aを結ぶ直線に対して加工位置Aと
は反対側である。
【0035】次に、未加工棒状ワークWaを前記同様に
して加工位置Aに供給する。このとき、未加工棒状ワー
クWaが加工済み棒状ワークWbを押し出す。そして、
押し出された加工済み棒状ワークWbはB位置で吸着パ
ッド28に保持される。したがって、供給される未加工
棒状ワークWaが誤って加工位置Aを通り過ぎてしまう
ことがない。また、加工済み棒状ワークWbは、未加工
棒状ワークWaによって押し出される際、吸着パッド2
8に穿設した吸引孔28bから強制的に吸引されるの
で、たとえクーラント液によりロール16,17等に密
着していたとしても確実にB位置に排出することが可能
である。
して加工位置Aに供給する。このとき、未加工棒状ワー
クWaが加工済み棒状ワークWbを押し出す。そして、
押し出された加工済み棒状ワークWbはB位置で吸着パ
ッド28に保持される。したがって、供給される未加工
棒状ワークWaが誤って加工位置Aを通り過ぎてしまう
ことがない。また、加工済み棒状ワークWbは、未加工
棒状ワークWaによって押し出される際、吸着パッド2
8に穿設した吸引孔28bから強制的に吸引されるの
で、たとえクーラント液によりロール16,17等に密
着していたとしても確実にB位置に排出することが可能
である。
【0036】その後、アーム27を受取位置Bから受取
準備位置Cに退避させた後、排出位置Dに旋回させる。
この場合、受取準備位置Cから排出位置Dへの旋回は、
干渉を気にすることなく高速で行うことが可能である。
したがって、作業効率を高めることができる。前記加工
済み棒状ワークWbは排出位置Dに移送された時点で
は、排出装置43の排出パッド44が対向する。そこ
で、吸着パッド28に穿設した吹出孔28b’から空気
を吹き出させ、加工済み棒状ワークWbを排出パッド4
4に対して強制的に落下させる。一方、未加工棒状ワー
クWaを加圧ロール17の移動により加工位置Aに位置
決めし、前記同様、球面研削を行う。
準備位置Cに退避させた後、排出位置Dに旋回させる。
この場合、受取準備位置Cから排出位置Dへの旋回は、
干渉を気にすることなく高速で行うことが可能である。
したがって、作業効率を高めることができる。前記加工
済み棒状ワークWbは排出位置Dに移送された時点で
は、排出装置43の排出パッド44が対向する。そこ
で、吸着パッド28に穿設した吹出孔28b’から空気
を吹き出させ、加工済み棒状ワークWbを排出パッド4
4に対して強制的に落下させる。一方、未加工棒状ワー
クWaを加圧ロール17の移動により加工位置Aに位置
決めし、前記同様、球面研削を行う。
【0037】ここで、研削砥石20が摩耗すれば、ドレ
ス砥石21によりドレス成形を行なう。このドレス成形
では、サーボモータ12aを駆動して切込送り台12を
移動させることにより、研削砥石20をドレス砥石21
に接近させる。そして、研削砥石20の外周面に、棒状
ワークWの先端球面と同一曲率の外径を有するドレス砥
石21を摺接させる。また、ドレス砥石21が目詰まり
すれば、このドレス砥石21に目立て砥石22を摺接さ
せて目立てを行なう。
ス砥石21によりドレス成形を行なう。このドレス成形
では、サーボモータ12aを駆動して切込送り台12を
移動させることにより、研削砥石20をドレス砥石21
に接近させる。そして、研削砥石20の外周面に、棒状
ワークWの先端球面と同一曲率の外径を有するドレス砥
石21を摺接させる。また、ドレス砥石21が目詰まり
すれば、このドレス砥石21に目立て砥石22を摺接さ
せて目立てを行なう。
【0038】以上のように、前記実施の形態によれば、
棒状ワークWの供給、研削、排出を自動的に行なうこと
ができ、それぞれの作業でも面倒な調整がいらないた
め、作業時間を大幅に短縮でき高能率である(本実施の
形態では、サイクルタイムが15秒となり、従来の1/
2.6〜1/3.3であった。)。特に、棒状ワークWの
排出では、吸着パッド28を使用することにより、確実
に着脱することができる。このため、棒状ワークWが滑
り落ちたり、ロール16,17等に密着したりすること
がない。したがって、棒状ワークWのスムーズな排出動
作を実現できる。
棒状ワークWの供給、研削、排出を自動的に行なうこと
ができ、それぞれの作業でも面倒な調整がいらないた
め、作業時間を大幅に短縮でき高能率である(本実施の
形態では、サイクルタイムが15秒となり、従来の1/
2.6〜1/3.3であった。)。特に、棒状ワークWの
排出では、吸着パッド28を使用することにより、確実
に着脱することができる。このため、棒状ワークWが滑
り落ちたり、ロール16,17等に密着したりすること
がない。したがって、棒状ワークWのスムーズな排出動
作を実現できる。
【0039】図7は、棒状ワークWの先端球面の真円度
を示すもので、中央の円が光ファイバー挿通穴41、そ
の回りに形成される円が棒状ワークWの先端に形成され
た球面中心に対する同芯円42である。前記実施の形態
によれば、図7(a)に示すように、光ファイバー挿通
穴41の位置すなわち棒状ワークWの軸芯と、球面の中
心とが高精度に一致していることが分かった。これに対
し、従来のようにダイヤフラムチャック1によって棒状
ワークWを保持した場合には、図7(b),(c)に示
すように、棒状ワークWの軸芯とその先端球面の中心と
の間には芯ずれ(図中芯ずれ量をαで示す。)が発生し
ていることが分かった。つまり、本実施の形態の研削装
置によれば、棒状ワークWの先端球面を高精度に研削す
ることができることが明らかである。
を示すもので、中央の円が光ファイバー挿通穴41、そ
の回りに形成される円が棒状ワークWの先端に形成され
た球面中心に対する同芯円42である。前記実施の形態
によれば、図7(a)に示すように、光ファイバー挿通
穴41の位置すなわち棒状ワークWの軸芯と、球面の中
心とが高精度に一致していることが分かった。これに対
し、従来のようにダイヤフラムチャック1によって棒状
ワークWを保持した場合には、図7(b),(c)に示
すように、棒状ワークWの軸芯とその先端球面の中心と
の間には芯ずれ(図中芯ずれ量をαで示す。)が発生し
ていることが分かった。つまり、本実施の形態の研削装
置によれば、棒状ワークWの先端球面を高精度に研削す
ることができることが明らかである。
【0040】なお、前記研削砥石20は、図6に示すよ
うに、前記実施の形態同様、外周面40を断面円弧の溝
状に形成すると共に、最も深い位置を通過する平面(砥
石中心面)Pから所定寸法離れた平行な平面を境に、砥
石中心面Pの属さない方を除去した形状としてもよい。
うに、前記実施の形態同様、外周面40を断面円弧の溝
状に形成すると共に、最も深い位置を通過する平面(砥
石中心面)Pから所定寸法離れた平行な平面を境に、砥
石中心面Pの属さない方を除去した形状としてもよい。
【0041】この研削砥石20では、前記実施の形態と
同様にして棒状ワークWをその軸芯を中心として回転さ
せ、研削砥石20を前記軸芯に対して直交する回転駆動
軸20aを中心として回転させながら棒状ワークWの先
端面に研削砥石20の外周面40を摺接させることによ
り研削を行なう。
同様にして棒状ワークWをその軸芯を中心として回転さ
せ、研削砥石20を前記軸芯に対して直交する回転駆動
軸20aを中心として回転させながら棒状ワークWの先
端面に研削砥石20の外周面40を摺接させることによ
り研削を行なう。
【0042】この場合、研削砥石20を、砥石中心面P
が棒状ワークWの軸芯を若干越えるように所定寸法xだ
け位置をずらせてセットする(本実施の形態では、0.
01〜0.15mmずらせている。)。この寸法xは、
研削砥石20の取付位置がその回転軸方向に多少位置ず
れしても球面研削を確実に行わせるためのものである。
が棒状ワークWの軸芯を若干越えるように所定寸法xだ
け位置をずらせてセットする(本実施の形態では、0.
01〜0.15mmずらせている。)。この寸法xは、
研削砥石20の取付位置がその回転軸方向に多少位置ず
れしても球面研削を確実に行わせるためのものである。
【0043】すなわち、研削砥石20のずれ量が±δで
ある場合(図6中、+を上方側、−を下方側としてい
る。)、研削砥石20が下方に位置ずれしても、x>δ
の関係が成立するように寸法を設定しておけば、研削中
心面Pが棒状ワークWの軸芯を越えることがなく、棒状
ワークWの先端半分に必ず線接触させながら研削するこ
とができる。また、図6(b)に示すように、研削砥石
20が上方に位置ずれしても(棒状ワークWの軸芯と研
削中心面Pとの距離:x+δ)、必ず棒状ワークWの球
面中心を含む所定範囲で線接触させながら研削すること
ができ、球面中心が不明確となることはない。
ある場合(図6中、+を上方側、−を下方側としてい
る。)、研削砥石20が下方に位置ずれしても、x>δ
の関係が成立するように寸法を設定しておけば、研削中
心面Pが棒状ワークWの軸芯を越えることがなく、棒状
ワークWの先端半分に必ず線接触させながら研削するこ
とができる。また、図6(b)に示すように、研削砥石
20が上方に位置ずれしても(棒状ワークWの軸芯と研
削中心面Pとの距離:x+δ)、必ず棒状ワークWの球
面中心を含む所定範囲で線接触させながら研削すること
ができ、球面中心が不明確となることはない。
【0044】しかも、研削砥石20の外周研削面40は
棒状ワークWの先端球面の半分で線接触し、研削抵抗が
小さくなっているため、研削変動が軽減され、良好な研
削状態が得られる。
棒状ワークWの先端球面の半分で線接触し、研削抵抗が
小さくなっているため、研削変動が軽減され、良好な研
削状態が得られる。
【0045】したがって、棒状ワークWの研削を確実に
球面の中心が明確となるように行なうことができると共
に、その中心が棒状ワークWの軸芯と高精度に一致させ
ることが可能である。
球面の中心が明確となるように行なうことができると共
に、その中心が棒状ワークWの軸芯と高精度に一致させ
ることが可能である。
【0046】前記各実施の形態では、棒状ワークWの先
端面を球面研削する場合について説明したが、図8に示
すように、研削砥石20を傾斜させて、その外周縁部を
摺接させることにより、棒状ワークWに円錐状の逃がし
面を形成することができる。また、図9に示すように、
研削砥石20の外周面40を溝状に形成することなく、
円筒面のままで、前記実施の形態と同様にして、棒状ワ
ークWの先端面に摺接させるようにすれば、その先端面
をフラットに研削することも可能である。この場合は図
1において、ドレス砥石21を研削砥石20の回転駆動
軸20aと平行に往復移動させることにより、研削砥石
20の外周面40を円筒状に形成する。さらに、研削砥
石20の外周面を断面円弧の溝状としたままで、前述の
ように、砥石中心面Pをずらせて半分ずつ使用するよう
にしてもよい。これによれば、研削砥石20の取り替え
周期をさらに延ばすことが可能である。
端面を球面研削する場合について説明したが、図8に示
すように、研削砥石20を傾斜させて、その外周縁部を
摺接させることにより、棒状ワークWに円錐状の逃がし
面を形成することができる。また、図9に示すように、
研削砥石20の外周面40を溝状に形成することなく、
円筒面のままで、前記実施の形態と同様にして、棒状ワ
ークWの先端面に摺接させるようにすれば、その先端面
をフラットに研削することも可能である。この場合は図
1において、ドレス砥石21を研削砥石20の回転駆動
軸20aと平行に往復移動させることにより、研削砥石
20の外周面40を円筒状に形成する。さらに、研削砥
石20の外周面を断面円弧の溝状としたままで、前述の
ように、砥石中心面Pをずらせて半分ずつ使用するよう
にしてもよい。これによれば、研削砥石20の取り替え
周期をさらに延ばすことが可能である。
【0047】また、前記実施の形態では、アーム27を
伸縮させ、旋回させる機構としたが、排出機構18自体
をアーム27の伸縮方向に移動させる機構としたり、ア
ーム27を旋回させないで、吸着パッド28を研削位置
から後退させた位置で排出パッド44に排出する構成と
しても構わない。
伸縮させ、旋回させる機構としたが、排出機構18自体
をアーム27の伸縮方向に移動させる機構としたり、ア
ーム27を旋回させないで、吸着パッド28を研削位置
から後退させた位置で排出パッド44に排出する構成と
しても構わない。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る棒状ワーク用研削装置によれば、シューと一対の
接離移動可能なロールとで棒状ワークの外周面を保持で
きるようにしたので、棒状ワークの供給、研削及び排出
を自動でスムーズに行え、従来のようなチャックへの着
脱作業が不要となって作業性を向上させることが可能と
なる。特に、棒状ワークを吸着面に吸引・保持するよう
にしたので、滑り落ちたり、クーラント液の影響でロー
ル等に密着したりすることがなく、簡単かつ安価な構成
で、短時間で確実な排出作業を実現できる。
に係る棒状ワーク用研削装置によれば、シューと一対の
接離移動可能なロールとで棒状ワークの外周面を保持で
きるようにしたので、棒状ワークの供給、研削及び排出
を自動でスムーズに行え、従来のようなチャックへの着
脱作業が不要となって作業性を向上させることが可能と
なる。特に、棒状ワークを吸着面に吸引・保持するよう
にしたので、滑り落ちたり、クーラント液の影響でロー
ル等に密着したりすることがなく、簡単かつ安価な構成
で、短時間で確実な排出作業を実現できる。
【0049】また、排出手段を、研削位置で棒状ワーク
を保持し、一旦後退させた後、ロール等に干渉しない位
置で旋回させるようにしたので、旋回動作を高速で行う
ことができ、排出までの移送時間を短縮することが可能
である。
を保持し、一旦後退させた後、ロール等に干渉しない位
置で旋回させるようにしたので、旋回動作を高速で行う
ことができ、排出までの移送時間を短縮することが可能
である。
【0050】さらに、排出手段を、空気孔を介して空気
を排出して棒状ワークを強制的に離脱する構成としたの
で、棒状ワークを確実に排出することができ、一連の自
動動作が中断されることはない。
を排出して棒状ワークを強制的に離脱する構成としたの
で、棒状ワークを確実に排出することができ、一連の自
動動作が中断されることはない。
【図1】 本実施の形態に係る研削装置の概略斜視図で
ある。
ある。
【図2】 図1の部分側面図である。
【図3】 図1の部分正面図である。
【図4】 図3のバッキングプレート近傍を示す部分断
面図である。
面図である。
【図5】 図2の研削位置を示す拡大図(a)及び吸着
パッドの正面図(b)である。
パッドの正面図(b)である。
【図6】 他の形状の研削砥石による研削状態を示す部
分正面図である。
分正面図である。
【図7】 棒状ワークの研削仕上がり状態を示す正面図
である。
である。
【図8】 研削砥石を他の態様で使用した状態を示す部
分正面図である。
分正面図である。
【図9】 さらに他の形状の研削砥石による研削状態を
示す部分正面図である。
示す部分正面図である。
【図10】 従来例に係る研削装置の断面図である。
【図11】 従来例に係るワークの搬入・搬出装置を示
す正面図である。
す正面図である。
14 シュー 16 支持ロール 17 加圧ロール 18 排出機構(排出手段) 19 バッキングプレート 20 研削砥石 28 吸着パッド 28a 吸着面 28b,28b’ 空気孔(吸引孔,吹出孔) 40 外周面
Claims (3)
- 【請求項1】 研削位置に供給された棒状ワークの外周
側面に当接するシューと、 前記棒状ワークの外周側面に回転自在に当接して少なく
とも一方が回転駆動すると共に接離移動可能な一対のロ
ールと、 棒状ワークの一端面に当接するバッキングプレートと、 棒状ワークの他端面に回転駆動により外周面を摺接して
研削する研削砥石と、 前記研削位置で、吸着面に開口した空気孔を介して空気
を吸引することにより加工済みの棒状ワークを吸着面に
保持し、排出位置に移送して前記棒状ワークを吸着面か
ら離脱させて排出する排出手段と、を備えたことを特徴
とする棒状ワーク用研削装置。 - 【請求項2】 前記排出手段は、棒状ワークを研削位置
から後退させた後、旋回により排出位置に移送する構成
であることを特徴とする請求項1に記載の棒状ワーク用
研削装置。 - 【請求項3】 前記排出手段は、前記排出位置で空気孔
から空気を噴出することにより、棒状ワークを吸着面か
ら離脱させる構成であることを特徴とする請求項1又は
2に記載の棒状ワーク用研削装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10684796A JP3186974B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 棒状ワーク用研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10684796A JP3186974B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 棒状ワーク用研削装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09290353A true JPH09290353A (ja) | 1997-11-11 |
| JP3186974B2 JP3186974B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=14444043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10684796A Expired - Fee Related JP3186974B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 棒状ワーク用研削装置 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103920751A (zh) * | 2014-04-28 | 2014-07-16 | 德清县豪特金属封头制品有限公司 | 一种封头用整形机 |
| JP2017071000A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | 株式会社ジェイテクト | 加工装置 |
| CN117300753A (zh) * | 2023-09-04 | 2023-12-29 | 辽阳宏图碳化物有限公司 | 一种高温结晶碳化硅电热元件生产装置及方法 |
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1996
- 1996-04-26 JP JP10684796A patent/JP3186974B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN103920751A (zh) * | 2014-04-28 | 2014-07-16 | 德清县豪特金属封头制品有限公司 | 一种封头用整形机 |
| JP2017071000A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | 株式会社ジェイテクト | 加工装置 |
| CN117300753A (zh) * | 2023-09-04 | 2023-12-29 | 辽阳宏图碳化物有限公司 | 一种高温结晶碳化硅电热元件生产装置及方法 |
| CN117300753B (zh) * | 2023-09-04 | 2024-04-30 | 辽阳宏图碳化物有限公司 | 一种高温结晶碳化硅电热元件生产装置及方法 |
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