JPH09290584A - 可逆性感熱記録層を有するカード - Google Patents
可逆性感熱記録層を有するカードInfo
- Publication number
- JPH09290584A JPH09290584A JP8107895A JP10789596A JPH09290584A JP H09290584 A JPH09290584 A JP H09290584A JP 8107895 A JP8107895 A JP 8107895A JP 10789596 A JP10789596 A JP 10789596A JP H09290584 A JPH09290584 A JP H09290584A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- layer
- reversible thermosensitive
- thermosensitive recording
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2425/00—Cards, e.g. identity cards, credit cards
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、可逆性感熱記録層を一部或いは全面
に設け、かつカードと可逆性感熱記録層との隙間を無く
し、可逆性感熱記録層の白濁・透明の特性を壊すことな
くカード上に強固に接着され、かつカード基材の熱収縮
の違いによるカードの反りを無くした可逆性感熱記録層
を有するカードを提供する。 【解決手段】金型内に樹脂を射出して成形するカードの
射出成形で、金型内のカード型の表面又は裏面、或いは
表裏面にあたる位置に可逆性感熱記録媒体を挿入して樹
脂により成形する可逆性感熱記録層を有するカードにお
いて、前記可逆性感熱記録媒体の構成が、支持体上に剥
離層、保護層、可逆性感熱層、着色層、接着層を順次積
層し、該可逆性感熱層をカードの外面に向くように挿入
した後、金型内に樹脂を射出しカードを成形した後、前
記可逆性感熱記録媒体の支持体を剥離したことを特徴と
する。
に設け、かつカードと可逆性感熱記録層との隙間を無く
し、可逆性感熱記録層の白濁・透明の特性を壊すことな
くカード上に強固に接着され、かつカード基材の熱収縮
の違いによるカードの反りを無くした可逆性感熱記録層
を有するカードを提供する。 【解決手段】金型内に樹脂を射出して成形するカードの
射出成形で、金型内のカード型の表面又は裏面、或いは
表裏面にあたる位置に可逆性感熱記録媒体を挿入して樹
脂により成形する可逆性感熱記録層を有するカードにお
いて、前記可逆性感熱記録媒体の構成が、支持体上に剥
離層、保護層、可逆性感熱層、着色層、接着層を順次積
層し、該可逆性感熱層をカードの外面に向くように挿入
した後、金型内に樹脂を射出しカードを成形した後、前
記可逆性感熱記録媒体の支持体を剥離したことを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会員カード、ID
カード、クレジットカード、キャッシュカード、ICカ
ード等の情報記録媒体に係わり、磁気データ、電子デー
タによる情報記録と、その可視情報を合わせ持つ可逆性
感熱記録層を有するカードに関するものである。
カード、クレジットカード、キャッシュカード、ICカ
ード等の情報記録媒体に係わり、磁気データ、電子デー
タによる情報記録と、その可視情報を合わせ持つ可逆性
感熱記録層を有するカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、会員カード、1Dカード、ク
レジットカード、キャッシュカード、ICカード等は主
として、塩化ビニル樹脂製のカード支持体が使用されて
いる。これらカードの情報記録方式としては、カードの
一部に磁気記録可能な磁気テープ或いはICチップを設
け、デジタル、或いはアナログ信号により情報が記録さ
れていることは広く知られている。
レジットカード、キャッシュカード、ICカード等は主
として、塩化ビニル樹脂製のカード支持体が使用されて
いる。これらカードの情報記録方式としては、カードの
一部に磁気記録可能な磁気テープ或いはICチップを設
け、デジタル、或いはアナログ信号により情報が記録さ
れていることは広く知られている。
【0003】これらのカードは、情報記録内容を表示或
いは確認する場合は、専用のリーダーで記録情報の読み
込み処理を行う必要があり、一般のユーザーが確認する
手段はない。また、特殊な使用方法として会員カード等
においては、会員がある規定に従いこのカードを利用し
た場合、会員に対してプレミア、ポイント等を与えるこ
とがあるが、この場合カード内にプレミア、ポイント等
を、例えば磁気記録させ、これとは別に案内状等で紹介
する必要があった。
いは確認する場合は、専用のリーダーで記録情報の読み
込み処理を行う必要があり、一般のユーザーが確認する
手段はない。また、特殊な使用方法として会員カード等
においては、会員がある規定に従いこのカードを利用し
た場合、会員に対してプレミア、ポイント等を与えるこ
とがあるが、この場合カード内にプレミア、ポイント等
を、例えば磁気記録させ、これとは別に案内状等で紹介
する必要があった。
【0004】最近では、カードの情報記録内容を簡易的
に表示する要求が高まりつつあり、特に会員カード等で
はプレミア、ポイント等をカードに表示する要求が高ま
っている。この要求を満足するため、磁性体をマイクロ
カプセル中に封入した磁気マイクロカプセルをカードの
表面或いは裏面に粘着剤等で接着し、これに情報記録内
容の一部を表示するカードの開発が行われている。しか
し、磁気マイクロカプセルの磁性体は、金属色或いは黒
色に近く、暗い色調であるため、コントラスト或いは意
匠性を損なう恐れがある。
に表示する要求が高まりつつあり、特に会員カード等で
はプレミア、ポイント等をカードに表示する要求が高ま
っている。この要求を満足するため、磁性体をマイクロ
カプセル中に封入した磁気マイクロカプセルをカードの
表面或いは裏面に粘着剤等で接着し、これに情報記録内
容の一部を表示するカードの開発が行われている。しか
し、磁気マイクロカプセルの磁性体は、金属色或いは黒
色に近く、暗い色調であるため、コントラスト或いは意
匠性を損なう恐れがある。
【0005】これらを解決するため、樹脂バインダー中
に有機低分子を分散させて、加える温度により白濁・透
明に変化させ、このコントラストにより可逆記録を行う
方法が提案されている。この可逆性感熱記録層をカード
に構成する方法として、カードの一部に凹部を形成し可
逆性感熱記録層を粘着剤等により接着させる方法があ
る。しかし、カードの凹部に粘着剤等で貼り合わせるた
め、カード凹部の側壁と可逆性感熱記録層端面との間に
隙間ができ、これを防ぐことは不可能で、この隙間から
可逆性感熱記録層が剥がれる恐れがあった。さらに、カ
ードに凹部を設け貼り合わせたとしてもカード支持体表
面とほぼ完全に面一状態にすることは技術的に困難であ
った。また、可逆性感熱記録層を熱ラミネート法、射出
成形法によりカード上に設けた場合、可逆性感熱記録層
の支持体とカード基材との熱収縮が異なるため、カード
は大きく反ってしまい実用的でなかった。
に有機低分子を分散させて、加える温度により白濁・透
明に変化させ、このコントラストにより可逆記録を行う
方法が提案されている。この可逆性感熱記録層をカード
に構成する方法として、カードの一部に凹部を形成し可
逆性感熱記録層を粘着剤等により接着させる方法があ
る。しかし、カードの凹部に粘着剤等で貼り合わせるた
め、カード凹部の側壁と可逆性感熱記録層端面との間に
隙間ができ、これを防ぐことは不可能で、この隙間から
可逆性感熱記録層が剥がれる恐れがあった。さらに、カ
ードに凹部を設け貼り合わせたとしてもカード支持体表
面とほぼ完全に面一状態にすることは技術的に困難であ
った。また、可逆性感熱記録層を熱ラミネート法、射出
成形法によりカード上に設けた場合、可逆性感熱記録層
の支持体とカード基材との熱収縮が異なるため、カード
は大きく反ってしまい実用的でなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な問題点に着目してなされたもので、可逆性感熱記録層
を一部、或いは全面に設けることができ、かつ粘着剤等
による接着で生じるカードと可逆性感熱記録層との隙間
を無くすことができると共に、可逆性感熱記録層の白濁
・透明の特性を壊すことなくカード上に強固に接着さ
れ、かつカード基材の熱収縮の違いによるカードの反り
を無くした可逆性感熱記録層を有するカードを提供する
ことを目的とする。
な問題点に着目してなされたもので、可逆性感熱記録層
を一部、或いは全面に設けることができ、かつ粘着剤等
による接着で生じるカードと可逆性感熱記録層との隙間
を無くすことができると共に、可逆性感熱記録層の白濁
・透明の特性を壊すことなくカード上に強固に接着さ
れ、かつカード基材の熱収縮の違いによるカードの反り
を無くした可逆性感熱記録層を有するカードを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記目的
を達成するためになされた第1の発明は、金型内に樹脂
を射出して成形するカードの射出成形で、金型内のカー
ド型の表面又は裏面、或いは表裏面にあたる位置に可逆
性感熱記録媒体を挿入して樹脂により成形する可逆性感
熱記録層を有するカードにおいて、前記可逆性感熱記録
媒体の構成が、支持体上に剥離層、保護層、可逆性感熱
層、着色層、接着層を順次積層し、該可逆性感熱層をカ
ードの外面に向くように挿入した後、金型内に樹脂を射
出しカードを成形した後、前記可逆性感熱記録媒体の支
持体を剥離して、可逆性感熱記録層を設けたことを特徴
とする。
を達成するためになされた第1の発明は、金型内に樹脂
を射出して成形するカードの射出成形で、金型内のカー
ド型の表面又は裏面、或いは表裏面にあたる位置に可逆
性感熱記録媒体を挿入して樹脂により成形する可逆性感
熱記録層を有するカードにおいて、前記可逆性感熱記録
媒体の構成が、支持体上に剥離層、保護層、可逆性感熱
層、着色層、接着層を順次積層し、該可逆性感熱層をカ
ードの外面に向くように挿入した後、金型内に樹脂を射
出しカードを成形した後、前記可逆性感熱記録媒体の支
持体を剥離して、可逆性感熱記録層を設けたことを特徴
とする。
【0008】また、第2の発明は、前記支持体上に可逆
性感熱記録層を部分的に設け、この可逆性感熱記録層を
カードの外面に向くように挿入した後、金型内に樹脂を
射出しカードを成形した際に、前記可逆性感熱記録層と
射出樹脂との隙間がないようにカード成形した後、前記
支持体を剥離して、部分的な可逆性感熱記録層を設けた
ことを特徴とする。
性感熱記録層を部分的に設け、この可逆性感熱記録層を
カードの外面に向くように挿入した後、金型内に樹脂を
射出しカードを成形した際に、前記可逆性感熱記録層と
射出樹脂との隙間がないようにカード成形した後、前記
支持体を剥離して、部分的な可逆性感熱記録層を設けた
ことを特徴とする。
【0009】また、第3の発明は、前記支持体上に設け
た可逆性感熱記録層の可逆性感熱層が、樹脂母材と、こ
の樹脂母材中に分散された有機低分子物質とを主成分と
した温度に依存して、その白濁・透明度が可逆的に変化
することを特徴とする。
た可逆性感熱記録層の可逆性感熱層が、樹脂母材と、こ
の樹脂母材中に分散された有機低分子物質とを主成分と
した温度に依存して、その白濁・透明度が可逆的に変化
することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の可逆性感
熱記録層を有するカードに用いる可逆性感熱記録媒体の
断面図であり、本発明の基本的構成である。先ず、可逆
性感熱記録媒体は、プラスチックフィルム等の支持体1
の上層に、剥離層2を印刷法、コーティング法等により
設け、この剥離層2の上層に保護層3を印刷法、コーテ
ィング法等により設け、この保護層の上層に樹脂母材
と、この樹脂母材中に分散させた有機低分子物質とを主
成分とし、温度に依存してその白濁・透明度が可逆的に
変化する可逆性感熱層4を印刷法、コーティング法等に
より設け、この可逆性感熱層4の上層に必要に応じて着
色層5を印刷法、コーティング法、蒸着法、スパッタリ
ング法等により設け、この着色層5の上層に接着層6を
印刷法、コーティング法等により設けた、本発明に係る
可逆性感熱記録媒体の基本的な構成を示すものである。
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の可逆性感
熱記録層を有するカードに用いる可逆性感熱記録媒体の
断面図であり、本発明の基本的構成である。先ず、可逆
性感熱記録媒体は、プラスチックフィルム等の支持体1
の上層に、剥離層2を印刷法、コーティング法等により
設け、この剥離層2の上層に保護層3を印刷法、コーテ
ィング法等により設け、この保護層の上層に樹脂母材
と、この樹脂母材中に分散させた有機低分子物質とを主
成分とし、温度に依存してその白濁・透明度が可逆的に
変化する可逆性感熱層4を印刷法、コーティング法等に
より設け、この可逆性感熱層4の上層に必要に応じて着
色層5を印刷法、コーティング法、蒸着法、スパッタリ
ング法等により設け、この着色層5の上層に接着層6を
印刷法、コーティング法等により設けた、本発明に係る
可逆性感熱記録媒体の基本的な構成を示すものである。
【0011】図2は、本発明の可逆性感熱記録層を有す
るカードに用いる可逆性感熱転写媒体の断面図で、本発
明に係る可逆性感熱転写媒体の一実施例である。可逆性
感熱記録層を部分的に設け、さらにその周辺に絵柄層を
設けた構成である。この可逆性感熱記録層は、基本的な
構成の図1と同様であるが、部分的に設けられ可逆性感
熱記録層以外にその周辺に絵柄層7を印刷法等により設
けた構成である。
るカードに用いる可逆性感熱転写媒体の断面図で、本発
明に係る可逆性感熱転写媒体の一実施例である。可逆性
感熱記録層を部分的に設け、さらにその周辺に絵柄層を
設けた構成である。この可逆性感熱記録層は、基本的な
構成の図1と同様であるが、部分的に設けられ可逆性感
熱記録層以外にその周辺に絵柄層7を印刷法等により設
けた構成である。
【0012】図3は、本発明に係る可逆性感熱記録媒体
を金型内に挿入し、成形用樹脂8を射出してカード上に
可逆性感熱記録層を形成した一実施例の平面図である。
また、必要に応じて磁気記録部を設けることができ、ま
た図3は、磁気記録部を模式的に示している。
を金型内に挿入し、成形用樹脂8を射出してカード上に
可逆性感熱記録層を形成した一実施例の平面図である。
また、必要に応じて磁気記録部を設けることができ、ま
た図3は、磁気記録部を模式的に示している。
【0013】図1、2において、可逆性感熱記録媒体9
を金型内に挿入し、樹脂を射出してカードに接着した
後、この記録媒体9の支持体1を剥離・除去するため
に、機械的に強靱で柔軟性や下とう性を有する厚さの比
較的薄いポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、その他高分子材料からなるプラスチック製フィルム
等が用いられる。好ましくは、このプラスチック製フィ
ルムは12μm〜100μmのポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルムが良い。
を金型内に挿入し、樹脂を射出してカードに接着した
後、この記録媒体9の支持体1を剥離・除去するため
に、機械的に強靱で柔軟性や下とう性を有する厚さの比
較的薄いポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、その他高分子材料からなるプラスチック製フィルム
等が用いられる。好ましくは、このプラスチック製フィ
ルムは12μm〜100μmのポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルムが良い。
【0014】剥離層2は高分子材料を印刷法、コーティ
ング法等により膜厚0.5μm〜5μmに塗布し設けた
もので、記録媒体を接着後、支持体1と可逆性感熱記録
層10及び絵柄層7を、射出された樹脂に転写し分離さ
せることが必要である。この高分子材料としては、ポリ
塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエチレン
系樹脂、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂等が単独、或
いは混合して用いられる。さらに可逆性感熱記録層10
及び絵柄層7との転写性を高めるために添加する添加剤
としては、シリコンオイル、高分子変性シリコンオイ
ル、シリコンワックス、フッ素系の剥離剤等が用いられ
る。
ング法等により膜厚0.5μm〜5μmに塗布し設けた
もので、記録媒体を接着後、支持体1と可逆性感熱記録
層10及び絵柄層7を、射出された樹脂に転写し分離さ
せることが必要である。この高分子材料としては、ポリ
塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエチレン
系樹脂、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂等が単独、或
いは混合して用いられる。さらに可逆性感熱記録層10
及び絵柄層7との転写性を高めるために添加する添加剤
としては、シリコンオイル、高分子変性シリコンオイ
ル、シリコンワックス、フッ素系の剥離剤等が用いられ
る。
【0015】保護層3は、可逆性感熱層4以降を保護す
る役割を果たすものであり、印刷法、コーティング法等
により、膜厚0.5〜5μm程度に設けることができ
る。使用される樹脂としては、例えば、アクリル系樹
脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル樹脂−酢酸ビニル共重
合樹脂、ポリエステル系樹脂、メラミン系樹脂、エポキ
シ系樹脂、ポリスチレン系樹脂等の公知の熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、紫外線または電子線硬化樹脂を単
独、或いは混合して用いられる。さらに耐性を向上させ
るために、イソシアネート系等の硬化剤、ポリエチレン
ワックス、カルナバワックス、シリコンワックス等のワ
ックス類、或いは炭酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、
シリカ、アルミナ、タルク等の体質顔料、シリコーン油
脂等の油脂類を透明性を損なわない範囲で添加すること
ができる。
る役割を果たすものであり、印刷法、コーティング法等
により、膜厚0.5〜5μm程度に設けることができ
る。使用される樹脂としては、例えば、アクリル系樹
脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル樹脂−酢酸ビニル共重
合樹脂、ポリエステル系樹脂、メラミン系樹脂、エポキ
シ系樹脂、ポリスチレン系樹脂等の公知の熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、紫外線または電子線硬化樹脂を単
独、或いは混合して用いられる。さらに耐性を向上させ
るために、イソシアネート系等の硬化剤、ポリエチレン
ワックス、カルナバワックス、シリコンワックス等のワ
ックス類、或いは炭酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、
シリカ、アルミナ、タルク等の体質顔料、シリコーン油
脂等の油脂類を透明性を損なわない範囲で添加すること
ができる。
【0016】可逆性感熱層4は、樹脂母材のマトリック
ス中に分散された有機低分子物質の結晶状態の変化によ
って白濁・透明が可逆的に変化するので、印刷法、コー
ティング法等により膜厚4〜20μm程度に設けること
ができる。可逆性感熱層中に分散される有機低分子物質
としては、脂肪酸若しくは脂肪酸誘導体又は脂環式有機
酸が挙げられ、さらに詳しくは、飽和若しくは不飽和の
もの、或いはジカルボン酸、又はこれらのエステル、ア
ミド等を含むものである。前記飽和脂肪酸の具体例とし
ては、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ペン
タデカン酸、パルミチル酸、ペプタデカン酸、ステアリ
ン酸、ナノデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセ
リン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸等が挙げ
られ、また、不飽和脂肪酸の具体例としては、オレイン
酸、エライジン酸、リノール酸、ソルビン酸、ステアロ
ール酸等が挙げられる。なお、脂肪酸若しくは脂肪酸誘
導体又は脂環式有機酸はこれらのものに限定されるもの
ではなく、かつ、これらの内の一種類または二種類以上
を混合させて適用することも可能である。また、用いら
れる樹脂母材としては、アクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、セルロースアセテート系樹
脂、ニトロセルロース系樹脂、塩ビ系樹脂、酢ビ系樹脂
の単独、混合或いは共重合物が用いられる。さらに耐性
を向上させるために、イソシアネート等の硬化剤を添加
することができる。
ス中に分散された有機低分子物質の結晶状態の変化によ
って白濁・透明が可逆的に変化するので、印刷法、コー
ティング法等により膜厚4〜20μm程度に設けること
ができる。可逆性感熱層中に分散される有機低分子物質
としては、脂肪酸若しくは脂肪酸誘導体又は脂環式有機
酸が挙げられ、さらに詳しくは、飽和若しくは不飽和の
もの、或いはジカルボン酸、又はこれらのエステル、ア
ミド等を含むものである。前記飽和脂肪酸の具体例とし
ては、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ペン
タデカン酸、パルミチル酸、ペプタデカン酸、ステアリ
ン酸、ナノデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセ
リン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸等が挙げ
られ、また、不飽和脂肪酸の具体例としては、オレイン
酸、エライジン酸、リノール酸、ソルビン酸、ステアロ
ール酸等が挙げられる。なお、脂肪酸若しくは脂肪酸誘
導体又は脂環式有機酸はこれらのものに限定されるもの
ではなく、かつ、これらの内の一種類または二種類以上
を混合させて適用することも可能である。また、用いら
れる樹脂母材としては、アクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、セルロースアセテート系樹
脂、ニトロセルロース系樹脂、塩ビ系樹脂、酢ビ系樹脂
の単独、混合或いは共重合物が用いられる。さらに耐性
を向上させるために、イソシアネート等の硬化剤を添加
することができる。
【0017】着色層5は可逆性感熱層4に記録された白
濁・透明のコントラストを向上させるための層であり、
着色層5は高分子材料中に着色顔料、染料等を分散、溶
解したインキを印刷法、コーティング法により、膜厚
0.5〜5μm程度に設けることができる。高分子材料
としてはポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル酢酸ビニル共
重合体、ポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ア
クリル系樹脂等が単独、或いは混合して用いられ、好ま
しくはポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、ポリエステル系樹脂が用いられる。また、着色層
5は印刷法、コーティング法以外に真空蒸着法、スパッ
タリング法、イオンプレーティング法、ラミネート法等
により、膜厚は真空蒸着法、スパッタリング法、イオン
プレーティング法によって0.03〜0.08μm、ラ
ミネート法によって0.5〜2μm程度に設けることが
できる。薄膜形成法によって適用できる材料としては、
例えばAl、Cr、Sn、Ni、Cu等が用いられる。
さらに使用する材料を複合的に用いることで色調を調整
することもできる。
濁・透明のコントラストを向上させるための層であり、
着色層5は高分子材料中に着色顔料、染料等を分散、溶
解したインキを印刷法、コーティング法により、膜厚
0.5〜5μm程度に設けることができる。高分子材料
としてはポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル酢酸ビニル共
重合体、ポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ア
クリル系樹脂等が単独、或いは混合して用いられ、好ま
しくはポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体、ポリエステル系樹脂が用いられる。また、着色層
5は印刷法、コーティング法以外に真空蒸着法、スパッ
タリング法、イオンプレーティング法、ラミネート法等
により、膜厚は真空蒸着法、スパッタリング法、イオン
プレーティング法によって0.03〜0.08μm、ラ
ミネート法によって0.5〜2μm程度に設けることが
できる。薄膜形成法によって適用できる材料としては、
例えばAl、Cr、Sn、Ni、Cu等が用いられる。
さらに使用する材料を複合的に用いることで色調を調整
することもできる。
【0018】接着層6は、本発明に係る可逆性感熱記録
媒体9を金型内に挿入し樹脂を射出した際に、カードに
転写接着させるために軟化点150℃以下の高分子材料
が印刷法、コーティング法により膜厚0.5〜10μm
に塗布し設けられる。高分子材料としてはポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、ポリエステル
系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ア
クリル系樹脂が単独、或いは混合して用いられ、好まし
くはポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂が良い。
すなわち、接着層6は射出用樹脂に適した樹脂を任意に
用いることができる。
媒体9を金型内に挿入し樹脂を射出した際に、カードに
転写接着させるために軟化点150℃以下の高分子材料
が印刷法、コーティング法により膜厚0.5〜10μm
に塗布し設けられる。高分子材料としてはポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、ポリエステル
系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ア
クリル系樹脂が単独、或いは混合して用いられ、好まし
くはポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂が良い。
すなわち、接着層6は射出用樹脂に適した樹脂を任意に
用いることができる。
【0019】絵柄層7は絵柄や文字の印刷が施される
が、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印
刷法等の公知の印刷方法により設けることができる。使
用される樹脂としては、例えばポリエステルアクリレー
ト系樹脂、ポリウレタンアクリレート系樹脂、エポキシ
アクリレート系樹脂、アルキッド系樹脂等のインキ、或
いはセルロース系樹脂、塩素化ポリプロピレン、塩ビ/
酢ビ共重合樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹
脂、アクリルポリオール系樹脂等のインキを用いること
ができる。
が、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印
刷法等の公知の印刷方法により設けることができる。使
用される樹脂としては、例えばポリエステルアクリレー
ト系樹脂、ポリウレタンアクリレート系樹脂、エポキシ
アクリレート系樹脂、アルキッド系樹脂等のインキ、或
いはセルロース系樹脂、塩素化ポリプロピレン、塩ビ/
酢ビ共重合樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹
脂、アクリルポリオール系樹脂等のインキを用いること
ができる。
【0020】成形用樹脂8はカード化した際の主要な構
成層である。可逆性感熱記録層10を含む可逆性感熱記
録媒体9を金型内のカード表面、若しくは裏面にあたる
一方の位置に挿入し、吸着させる。吸着はエアーの吸引
等による方法で行われ、樹脂8を射出する。使用される
樹脂としては、一般用ポリスチレン樹脂、耐衝撃用ポリ
スチレン樹脂、アクリルニトリルスチレン樹脂、ABS
樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、変成PPO樹脂、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンサルフ
ァルド樹脂等の熱可塑性樹脂、若しくはそれらの材料の
複合によるアロイ系樹脂、さらにはガラス繊維の添加に
よる強化樹脂等を用いることができる。
成層である。可逆性感熱記録層10を含む可逆性感熱記
録媒体9を金型内のカード表面、若しくは裏面にあたる
一方の位置に挿入し、吸着させる。吸着はエアーの吸引
等による方法で行われ、樹脂8を射出する。使用される
樹脂としては、一般用ポリスチレン樹脂、耐衝撃用ポリ
スチレン樹脂、アクリルニトリルスチレン樹脂、ABS
樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、変成PPO樹脂、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンサルフ
ァルド樹脂等の熱可塑性樹脂、若しくはそれらの材料の
複合によるアロイ系樹脂、さらにはガラス繊維の添加に
よる強化樹脂等を用いることができる。
【0021】カード11の成形は、可逆性感熱記録層1
0を含む可逆性感熱転写媒体9を金型内カードの表面、
若しくは裏面にあたる一方の位置に挿入し、吸着させ
る。前記方法により金型内に挿入した可逆性感熱転写媒
体9に成形用樹脂8を、金型を型締めした後射出、充填
することによりカード11を成形する。また、樹脂の充
填性を向上させる目的で、射出圧縮成形法によりカード
化しても良いことは言うまでもなく、射出、若しくは射
出圧縮後、成形用樹脂8を金型内で冷却させカード11
が得られる。
0を含む可逆性感熱転写媒体9を金型内カードの表面、
若しくは裏面にあたる一方の位置に挿入し、吸着させ
る。前記方法により金型内に挿入した可逆性感熱転写媒
体9に成形用樹脂8を、金型を型締めした後射出、充填
することによりカード11を成形する。また、樹脂の充
填性を向上させる目的で、射出圧縮成形法によりカード
化しても良いことは言うまでもなく、射出、若しくは射
出圧縮後、成形用樹脂8を金型内で冷却させカード11
が得られる。
【0022】本発明によれば、可逆性感熱記録層10を
カード等に設けた際、射出成形によるカード(カード基
材)と可逆性感熱記録層10とが隙間がないように接着
し、かつ可逆性感熱記録層における表示エリアを限定す
ることなく設けることが可能となる。さらに粘着剤等で
接着させる方式と異なり、金型を使用した樹脂成形によ
りカード上に可逆性感熱記録層を面一に形成することが
できるので、印字に用いられるサーマルヘッドとの密着
性がよく、印字品質が向上し、白濁・透明の特性を壊す
ことなくカード上に強固に接着することが可能となる。
カード等に設けた際、射出成形によるカード(カード基
材)と可逆性感熱記録層10とが隙間がないように接着
し、かつ可逆性感熱記録層における表示エリアを限定す
ることなく設けることが可能となる。さらに粘着剤等で
接着させる方式と異なり、金型を使用した樹脂成形によ
りカード上に可逆性感熱記録層を面一に形成することが
できるので、印字に用いられるサーマルヘッドとの密着
性がよく、印字品質が向上し、白濁・透明の特性を壊す
ことなくカード上に強固に接着することが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。
る。
【0024】<実施例1>厚み50μmの透明ポリエチ
レンテレフタレート(以下、PETと記す)フィルムよ
りなる支持体1上に剥離層塗料をグラビア法を用い乾燥
温度110℃、塗布厚1.5μmに塗布して剥離層2を
設けた。この上層に保護層塗料をグラビア法を用い乾燥
温度110℃、塗布厚2μm塗布して保護層3を設け
た。この上層に可逆性感熱塗料をグラビア法を用いて乾
燥温度120℃、塗布厚6μmに塗布して可逆性感熱層
4を設けた。この上層に真空蒸着法によって膜厚0.0
5μmのAl層を形成し着色層5を設けた。さらにこの
上層にグラビア法を用いて接着剤塗料を乾燥温度100
℃、塗布厚1.0μmに塗布して接着層6を形成して可
逆性感熱記録媒体9を得た。
レンテレフタレート(以下、PETと記す)フィルムよ
りなる支持体1上に剥離層塗料をグラビア法を用い乾燥
温度110℃、塗布厚1.5μmに塗布して剥離層2を
設けた。この上層に保護層塗料をグラビア法を用い乾燥
温度110℃、塗布厚2μm塗布して保護層3を設け
た。この上層に可逆性感熱塗料をグラビア法を用いて乾
燥温度120℃、塗布厚6μmに塗布して可逆性感熱層
4を設けた。この上層に真空蒸着法によって膜厚0.0
5μmのAl層を形成し着色層5を設けた。さらにこの
上層にグラビア法を用いて接着剤塗料を乾燥温度100
℃、塗布厚1.0μmに塗布して接着層6を形成して可
逆性感熱記録媒体9を得た。
【0025】前記方法により得られた可逆性感熱記録媒
体9を、カード形状に作製した金型の表面にあたる位置
に支持体側が金型と接触するように挿入、吸着させた
後、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂の成
形用樹脂8を射出し冷却固化後に支持体1を剥離し、カ
ード11を得た。
体9を、カード形状に作製した金型の表面にあたる位置
に支持体側が金型と接触するように挿入、吸着させた
後、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂の成
形用樹脂8を射出し冷却固化後に支持体1を剥離し、カ
ード11を得た。
【0026】得られたカード11の可逆感熱記録層10
は、支持体1上に予め可逆感熱記録層が形成されている
ため表面は平滑でサーマルヘッドとの密着性が良く、溶
融された成形樹脂の熱の影響を受けることなく白濁・透
明の特性を維持したままカード上に成形することができ
た。この可逆性感熱記録層10にサーマルヘッドにより
印字を行い、印可エネルギー0.45mJ/dotで記
録できた。さらに消去は印可エネルギー0.2mJ/d
otでデータは消去できた。以下、カード製造に使用し
た塗料の組成を下記に示す。 〔剥離層塗料〕 ポリエステル樹脂 30重量部 ポリエステル変成シリコン 3重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メチルイソブチルケトン 20重量部 〔保護層塗料〕 アクリル系UVモノマー 50重量部 光開始剤 1重量部 メタノール 20重量部 〔可逆性感熱層塗料〕 ステアリン酸 7重量部 セバチン酸 2重量部 塩酢ビ共重合樹脂 6重量部 テトラヒドロフラン 30重量部 トルエン 10重量部 〔接着層塗料〕 ポリエステル系樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部
は、支持体1上に予め可逆感熱記録層が形成されている
ため表面は平滑でサーマルヘッドとの密着性が良く、溶
融された成形樹脂の熱の影響を受けることなく白濁・透
明の特性を維持したままカード上に成形することができ
た。この可逆性感熱記録層10にサーマルヘッドにより
印字を行い、印可エネルギー0.45mJ/dotで記
録できた。さらに消去は印可エネルギー0.2mJ/d
otでデータは消去できた。以下、カード製造に使用し
た塗料の組成を下記に示す。 〔剥離層塗料〕 ポリエステル樹脂 30重量部 ポリエステル変成シリコン 3重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メチルイソブチルケトン 20重量部 〔保護層塗料〕 アクリル系UVモノマー 50重量部 光開始剤 1重量部 メタノール 20重量部 〔可逆性感熱層塗料〕 ステアリン酸 7重量部 セバチン酸 2重量部 塩酢ビ共重合樹脂 6重量部 テトラヒドロフラン 30重量部 トルエン 10重量部 〔接着層塗料〕 ポリエステル系樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部
【0027】<実施例2>厚み50μmの透明PETフ
ィルムよりなる支持体1上に剥離層塗料をグラビア法を
用い乾燥温度110℃、塗布厚1.5μmに塗布して剥
離層2を設けた。この上層に保護層塗料をグラビア法を
用い乾燥温度110℃、塗布厚2μmに塗布して保護層
3を設けた。この上層に可逆性感熱塗料をグラビア法を
用いて乾燥温度120℃、塗布厚6μmに塗布してカー
ドの部分的位置になるよう可逆性感熱層4を設けた。こ
の上層に可逆性感熱層4と重なるように着色層塗料をグ
ラビア印刷法を用いて乾燥温度100℃、塗布厚2μm
に塗布してカードの部分的位置になるよう着色層5を設
けた。可逆性感熱層4以外の部分には絵柄等をグラビア
法を用い乾燥温度100℃、塗布厚1μmに形成して絵
柄層7を設けた。さらにこの上層にグラビア法を用いて
接着剤塗料を乾燥温度100℃、塗布厚1.0μmに塗
布して接着層6を形成して可逆性感熱記録媒体9を得
た。ここで、着色層5及び絵柄層7以外の構成層は、上
記実施例1と同様の塗料を使用した。
ィルムよりなる支持体1上に剥離層塗料をグラビア法を
用い乾燥温度110℃、塗布厚1.5μmに塗布して剥
離層2を設けた。この上層に保護層塗料をグラビア法を
用い乾燥温度110℃、塗布厚2μmに塗布して保護層
3を設けた。この上層に可逆性感熱塗料をグラビア法を
用いて乾燥温度120℃、塗布厚6μmに塗布してカー
ドの部分的位置になるよう可逆性感熱層4を設けた。こ
の上層に可逆性感熱層4と重なるように着色層塗料をグ
ラビア印刷法を用いて乾燥温度100℃、塗布厚2μm
に塗布してカードの部分的位置になるよう着色層5を設
けた。可逆性感熱層4以外の部分には絵柄等をグラビア
法を用い乾燥温度100℃、塗布厚1μmに形成して絵
柄層7を設けた。さらにこの上層にグラビア法を用いて
接着剤塗料を乾燥温度100℃、塗布厚1.0μmに塗
布して接着層6を形成して可逆性感熱記録媒体9を得
た。ここで、着色層5及び絵柄層7以外の構成層は、上
記実施例1と同様の塗料を使用した。
【0028】前記方法により得られた可逆性感熱記録媒
体9を、カード形状に作製した金型の表面にあたる位置
に支持体側が金型と接触するように挿入した後、アクリ
ルニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂の成形用樹脂8
を射出し冷却固化後、支持体1を剥離しカード11を得
た。
体9を、カード形状に作製した金型の表面にあたる位置
に支持体側が金型と接触するように挿入した後、アクリ
ルニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂の成形用樹脂8
を射出し冷却固化後、支持体1を剥離しカード11を得
た。
【0029】得られたカード11の可逆感熱記録層10
は、支持体1上に予め可逆感熱記録層を形成されている
ため表面は平滑でサーマルヘッドとの密着性が良く、溶
融された成形樹脂の熱の影響を受けることなく白濁・透
明の特性を維持したままカード上に成形できた。可逆性
感熱記録層はサーマルヘッドにより印字を行い、印可エ
ネルギー0.45mJ/dotで記録できた。さらに消
去は印可エネルギー0.2mJ/dotでデータは消去
できた。以下、カード製造に使用した塗料の組成を下記
に示す。 〔着色層塗料〕 黒色顔料 10重量部 ポリエステルアクリレート系樹脂 30重量部 トルエン 20重量部 メチルエチルケトン 40重量部
は、支持体1上に予め可逆感熱記録層を形成されている
ため表面は平滑でサーマルヘッドとの密着性が良く、溶
融された成形樹脂の熱の影響を受けることなく白濁・透
明の特性を維持したままカード上に成形できた。可逆性
感熱記録層はサーマルヘッドにより印字を行い、印可エ
ネルギー0.45mJ/dotで記録できた。さらに消
去は印可エネルギー0.2mJ/dotでデータは消去
できた。以下、カード製造に使用した塗料の組成を下記
に示す。 〔着色層塗料〕 黒色顔料 10重量部 ポリエステルアクリレート系樹脂 30重量部 トルエン 20重量部 メチルエチルケトン 40重量部
【0030】<比較例1>比較例として、図示はしない
が、カード表面に熱ラミネート法で可逆性感熱記録層を
設けた構成について以下に説明する。この比較例に係る
カードは、二軸延伸された厚さ38μmのPETフィル
ムよりなる支持体上に、着色層として蒸着法によりAl
を0.05μmの厚さに蒸着し、着色層を形成した。こ
の上にグラビアコータを用いて可逆性感熱塗料を乾燥温
度120℃で塗布厚10μmに塗布して可逆性感熱層を
形成した。この上にグラビアコータを用い保護層塗料を
乾燥温度120℃で塗布厚2.5μmに塗布して保護層
を形成し、また、支持体の裏面に接着層塗料を乾燥温度
110℃で、塗布厚2.0μmに塗布して可逆性感熱記
録媒体を形成し、この媒体を塩ビカードの全面に熱ラミ
ネート法を用いて接着した。ここで、各構成層は上記実
施例1と同様の塗料を使用した。
が、カード表面に熱ラミネート法で可逆性感熱記録層を
設けた構成について以下に説明する。この比較例に係る
カードは、二軸延伸された厚さ38μmのPETフィル
ムよりなる支持体上に、着色層として蒸着法によりAl
を0.05μmの厚さに蒸着し、着色層を形成した。こ
の上にグラビアコータを用いて可逆性感熱塗料を乾燥温
度120℃で塗布厚10μmに塗布して可逆性感熱層を
形成した。この上にグラビアコータを用い保護層塗料を
乾燥温度120℃で塗布厚2.5μmに塗布して保護層
を形成し、また、支持体の裏面に接着層塗料を乾燥温度
110℃で、塗布厚2.0μmに塗布して可逆性感熱記
録媒体を形成し、この媒体を塩ビカードの全面に熱ラミ
ネート法を用いて接着した。ここで、各構成層は上記実
施例1と同様の塗料を使用した。
【0031】得られたカードは、カードの反りが5mm
以上あり、サーマルヘッドとの密着性が悪いため、サー
マルヘッドによる印字、消去は不可能であった。
以上あり、サーマルヘッドとの密着性が悪いため、サー
マルヘッドによる印字、消去は不可能であった。
【0032】<比較例2>比較例として、図示はしない
が、カード表面に粘着剤で可逆性感熱記録層を設けた構
成について以下に説明する。この比較例に係るカード
は、二軸延伸された厚さ25μmのPETフィルムより
なる支持体上に、着色層として蒸着法によりAlを0.
05μmの厚さに蒸着し、着色層を形成した。この上に
グラビアコータを用い可逆性感熱塗料を乾燥温度120
℃で塗布厚10μmに塗布して可逆性感熱層を形成し
た。さらにこの上にグラビアコータを用い保護層塗料を
乾燥温度120℃で、塗布厚2.5μmに塗布して保護
層を形成した可逆性感熱記録媒体を、塩ビカードに粘着
剤で部分的に接着した。ここで、各構成層は上記実施は
例1と同様の塗料を使用した。
が、カード表面に粘着剤で可逆性感熱記録層を設けた構
成について以下に説明する。この比較例に係るカード
は、二軸延伸された厚さ25μmのPETフィルムより
なる支持体上に、着色層として蒸着法によりAlを0.
05μmの厚さに蒸着し、着色層を形成した。この上に
グラビアコータを用い可逆性感熱塗料を乾燥温度120
℃で塗布厚10μmに塗布して可逆性感熱層を形成し
た。さらにこの上にグラビアコータを用い保護層塗料を
乾燥温度120℃で、塗布厚2.5μmに塗布して保護
層を形成した可逆性感熱記録媒体を、塩ビカードに粘着
剤で部分的に接着した。ここで、各構成層は上記実施は
例1と同様の塗料を使用した。
【0033】得られたカードは、印可エネルギー0.4
5mJ/dotで印字が可能であり、さらにサーマルヘ
ッドを用いて、印可エネルギー0.2mJ/dotで印
字データは消去できたが、表面状態が平滑でなく、部分
的に印字不良、消え残り等が発生し印字品質が良くない
状態であった。さらにカードと可逆性感熱記録部との間
で、サーマルヘッド等により擦られ、剥がれてしまっ
た。
5mJ/dotで印字が可能であり、さらにサーマルヘ
ッドを用いて、印可エネルギー0.2mJ/dotで印
字データは消去できたが、表面状態が平滑でなく、部分
的に印字不良、消え残り等が発生し印字品質が良くない
状態であった。さらにカードと可逆性感熱記録部との間
で、サーマルヘッド等により擦られ、剥がれてしまっ
た。
【0034】<カードの比較テスト>以上、実施例1及
び実施例2で得られたカードと、比較例1及び比較例2
で得られたカードの評価を行った。結果を表1に示す。
び実施例2で得られたカードと、比較例1及び比較例2
で得られたカードの評価を行った。結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明により製造された可逆性感熱記録
媒体による可逆性感熱記録層を有するカードは、カード
の表面或いは裏面に、可逆性感熱記録層を全面或いは一
部に、カードと可逆性感熱記録層との隙間もなく、カー
ド表面と面一に強固に設けることが可能となった。ま
た、可逆性感熱記録媒体としたことで、従来の基材を含
めて射出成形したカードと比較して、カードの反りを防
ぐことが可能となった。さらにカードに可逆性感熱記録
層を設ける際、文字や絵柄を同時に設けることが可能と
なる。また、可逆性感熱記録層は支持体上に予め可逆性
感熱記録層を形成しているため表面は平滑でサーマルヘ
ッドとの密着性がよく、溶融された成形用樹脂の熱の影
響を受けることなく白濁・透明の特性を維持したままカ
ード上に成形できた。
媒体による可逆性感熱記録層を有するカードは、カード
の表面或いは裏面に、可逆性感熱記録層を全面或いは一
部に、カードと可逆性感熱記録層との隙間もなく、カー
ド表面と面一に強固に設けることが可能となった。ま
た、可逆性感熱記録媒体としたことで、従来の基材を含
めて射出成形したカードと比較して、カードの反りを防
ぐことが可能となった。さらにカードに可逆性感熱記録
層を設ける際、文字や絵柄を同時に設けることが可能と
なる。また、可逆性感熱記録層は支持体上に予め可逆性
感熱記録層を形成しているため表面は平滑でサーマルヘ
ッドとの密着性がよく、溶融された成形用樹脂の熱の影
響を受けることなく白濁・透明の特性を維持したままカ
ード上に成形できた。
【図1】本発明の一実施例を示す可逆性感熱記録媒体を
断面で表した説明図である。
断面で表した説明図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す可逆性感熱記録媒体
を断面で表した説明図である。
を断面で表した説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係る可逆性感熱記録媒体を
用いて、可逆性感熱記録層をカード上に設けたカードの
平面図であり、磁気記録層は模式的に表示している。
用いて、可逆性感熱記録層をカード上に設けたカードの
平面図であり、磁気記録層は模式的に表示している。
1 …支持体 2 …剥離層 3 …保護層 4 …可逆性感熱層 5 …着色層 6 …接着層 7 …絵柄層 8 …成形樹脂 9 …可逆性感熱記録媒体 10…可逆性感熱記録層 11…カード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/00 B32B 27/00 G B41M 5/36 B41M 5/26 102 G06K 19/08 G06K 19/00 F
Claims (3)
- 【請求項1】金型内に樹脂を射出して成形するカードの
射出成形で、金型内のカード型の表面又は裏面、或いは
表裏面にあたる位置に可逆性感熱記録媒体を挿入して樹
脂により成形する可逆性感熱記録層を有するカードにお
いて、前記可逆性感熱記録媒体の構成が、支持体上に剥
離層、保護層、可逆性感熱層、着色層、接着層を順次積
層し、該可逆性感熱層をカードの外面に向くように挿入
した後、金型内に樹脂を射出しカードを成形した後、前
記可逆性感熱記録媒体の支持体を剥離して、可逆性感熱
記録層を設けたことを特徴とする可逆性感熱記録層を有
するカード。 - 【請求項2】前記支持体上に可逆性感熱記録層を部分的
に設け、この可逆性感熱記録層をカードの外面に向くよ
うに挿入した後、金型内に樹脂を射出しカードを成形し
た際に、前記可逆性感熱記録層と射出樹脂との隙間がな
いようにカード成形した後、前記支持体を剥離して、部
分的な可逆性感熱記録層を設けたことを特徴とする請求
項1に記載の可逆性感熱記録部を有するカード。 - 【請求項3】前記支持体上に設けた可逆性感熱記録層の
可逆性感熱層が、樹脂母材と、この樹脂母材中に分散さ
れた有機低分子物質とを主成分とした温度に依存して、
その白濁・透明度が可逆的に変化することを特徴とする
請求項1、2に記載の可逆性感熱記録層を有するカー
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8107895A JPH09290584A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 可逆性感熱記録層を有するカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8107895A JPH09290584A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 可逆性感熱記録層を有するカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09290584A true JPH09290584A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14470799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8107895A Pending JPH09290584A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 可逆性感熱記録層を有するカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09290584A (ja) |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP8107895A patent/JPH09290584A/ja active Pending
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