JPH09292328A - 濁度計 - Google Patents

濁度計

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JPH09292328A
JPH09292328A JP10530296A JP10530296A JPH09292328A JP H09292328 A JPH09292328 A JP H09292328A JP 10530296 A JP10530296 A JP 10530296A JP 10530296 A JP10530296 A JP 10530296A JP H09292328 A JPH09292328 A JP H09292328A
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JP
Japan
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cell
turbidimeter
light
sample solution
sample
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JP10530296A
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English (en)
Inventor
Katsunobu Abe
勝信 安部
Yoshiro Ito
善郎 伊藤
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CORONA DENKI KK
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CORONA DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、鉄濃度モニタのように、高濃度モニ
タ及び低濃度モニタとして使用する濁度計のセル内洗浄
の回数を減少させ、保守管理の負担の軽減を可能とす
る。 【解決手段】 微粒体の懸濁する試料液用のセルに光束
を照射し、入射光に対する透過光又は散乱光の比率から
試料液の濁度を求める濁度計において、試料液用のセル
を濁度計の本体を構成する外層セル(6)と外層セル内
に光束に対して二重構造をなすように取り付けられる内
層セル(16)と、外層セル、内層セル内に試料液を個
別に供給、排出可能に構成されている試料液の供給口
(7、18)、試料液の排出口(8、19、18)とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濁度計、特に、散
乱光/透過光比率により光学的に濁度を求める濁度計に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学的に濁度を求める濁度測定方式は、
電子工業、製薬、食品、化粧品分野での水質管理、火力
発電所、原子力発電所用水の水質管理の一貫として広く
用いられており、特に用水中に含まれる鉄濃度を測定す
る鉄濃度モニタに利用されている。
【0003】図3は火力発電所等で使用される鉄濃度モ
ニタの構成図を示すもので、この方式は、工業用水試験
方法JISK0101に準拠した散乱光/透過光比率の
光学的濁度測定方法に基づいて構成されている。
【0004】図3において、1は光源、2はコンデンサ
レンズ、3はピンホール、4はコリメータレンズ、5は
フィルタ、6は給水口7及び排水口8が設けられている
試料液用のセル、9は集光レンズ、10は透過光検出
器、11及び12は散乱光検出器、13は透過光検出器
10及び散乱光検出器11、12による検出値の増幅
器、演算器、14は表示メータ、15はセル6内の試料
液が光学系に漏洩しないように境界に設置されているガ
ラス窓を示している。
【0005】このような構成を有する鉄濃度モニタにお
いては、光源1の光をコンデンサレンズ2、ピンホール
3、コリメータレンズ4、フィルタ5からなる光学系に
よって平行光束とし、セル6内に誘導する。セル6内に
は、例えば、コロイド状鉄を含んだ試料液が、給水口7
から流入し、排水口8から流出する。
【0006】光束がセル6内の試料液に照射されると液
中に浮遊する鉄の粒子(粒径0.1〜10μm)により
透過した光と散乱した光とに別れ、それぞれ透過光検出
器10及び散乱光検出器11、12に入り、光電信号と
して増幅器、演算器13に入力する。増幅器、演算器1
3では、散乱光/透過光の比率を演算し鉄濃度(濁度)
として表示メータ14に表示される。
【0007】濃度の演算は、
【0008】
【数1】T=Ts/(nTs+Tt) ここで、Tは濁度、Tsは散乱光の強度、Ttは透過光
の強度、nは係数である。
【0009】によって行われる。
【0010】濁度の測定値から鉄濃度に換算するには、
濁度値とTP−TZ法による鉄濃度との回帰分析を行い
得られたパラメータを換算係数として用いる。鉄濃度モ
ニタの測定値とTP−TZ法による手分析値との相関
は、相関係数が0.9以上の相関性があることが実験に
より確認されている。
【0011】なお、TP−TZ法はJISに決められて
いるように、TP−TZ試薬と鉄イオンとの反応によっ
て、発色する青色の吸光度を測定する比色分析法である
が、試料水の前処理に時間がかかり、測定もオフライン
で行うのでやはり時間がかかる。また、試薬を使用する
ので試薬の調整や補給が必要であり、取扱いが複雑で高
価となる。
【0012】これに対して、濁度測定方式による鉄濃度
測定方式は、TP−TZ法の不具合を解決するもので、
最初に濁度値とTP−TZ法による手分析値との相関を
とっておけば、オンラインで連続して鉄濃度を測定表示
ができるので発電所などのクリーンアップ時の洗浄水の
傾向管理や、連続管理に有効な手段である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】火力発電所の発電機は
年に1回定期検査が行われる。蒸気タービン内の分解清
掃後、水洗浄を行うが、そのとき鉄濃度モニタを用いて
起動時クリンアップの水質連続測定を行い、その後通常
運転時の水質監視を継続している。すなわち、クリーン
アップ時の高濃度モニタ(2000ppb以上)として
の使用から通常運転時の低濃度モニタ(数ppb以下)
としての使用まで一貫して使用されるので、高濃度モニ
タとして動作している間にセル内が汚れるので、低濃度
モニタとして精度よく濁度の測定を行うためには、2〜
3週間に一回のセル内洗浄が必要である。セル内洗浄を
行う場合には、洗浄後にスパン調整をそれぞれの測定箇
所毎に行う必要があるので、保守管理上の負担となって
いる。
【0014】本発明は、高濃度モニタ及び低濃度モニタ
として使用する濁度計のセル内洗浄の回数を減少させ、
保守管理の負担の軽減を可能とすることを目的とするも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にとられた本発明の構成は次の如くである。
【0016】(1) 微粒体の懸濁する試料液が継続し
て送給される試料液用のセルに光束を照射し、入射光に
対する透過光又は散乱光の比率から前記試料液の濁度を
求める濁度計において、前記試料液用のセルを二重構造
とし、高濃度用セルと低濃度用セルとして切り換え可能
な構造になっていることを特徴とする。
【0017】(2) 微粒体の懸濁する試料液用のセル
に光束を照射し、入射光に対する透過光又は散乱光の比
率から前記試料液の濁度を求める濁度計において、前記
試料液用のセルを前記濁度計の本体を構成する外層セル
と該外層セル内に前記光束に対して二重構造をなすよう
に取り付けられる内層セルと、前記外層セル及び前記内
層セル内に個別に前記試料液を供給、排出するように構
成されている試料液供給口及び試料排出口とを有するこ
とを特徴とする。
【0018】(3) (1)又は(2)において、前記
内層セル及び外層セルへの試料液の供給口を1個以上と
し、試料液の排出口を上下1個以上有し、該試料液供給
口が上部の試料液の排出口よりも下にあることを特徴と
する。
【0019】(4) 微粒体の懸濁する試料液用のセル
を構成する本体と、該本体に対して相対向する位置に設
けられている光照射系及び透過光検出器と、該光照射系
及び該透過光検出器を結ぶ方向の左右の方向に設けられ
ている散乱光検出器と、前記本体の底部に設けられてい
る前記試料液の供給口及び排出口と、前記本体の上端部
に設けられている開口と、該開口に交換可能に取り付け
られ上部に試料液の排出口が設けられており外周がガラ
ス製で前記本体底部に液密に設置可能な内層セルとを有
していることを特徴とする。
【0020】(5) (1)又は(2)又は(3)又は
(4)において、前記濁度計が、用水中に含まれる鉄濃
度を測定する鉄濃度モニタであることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の濁度計の
実施の形態における鉄濃度モニタの構造を示すもので、
図1は平面断面図、図2は側面断面図で、セル本体のみ
を示しており、図3と同一の部品については同一の符号
を付してある。16は微粒体の懸濁する試料液が送給さ
れる試料液用のセル6本体の上端部に設けられている開
口にフランジ17によってセル1に取外し可能に取り付
けられているるガラス製のセルで、18、19はセル1
6に試料液を供給、排出するための給水口、排出口を示
しいる。この鉄濃度モニタにおいては、蒸気タービン内
の分解清掃後、起動時クリーンアップの水質連続測定の
際には、セル16がセル6内に組み込まれた状態のセル
16内に給水口18と排水口19とによって試料液を継
続して送給し、所謂、高濃度モニタとして作用させる。
この場合、光はコンデンサレンズ2、ピンホール3、コ
リメータレンズ4、フィルタ5及びガラス窓15を経て
セル6に入る。セル16はセル6内に設けられている
が、セル6内には、ゼロ水と呼ばれる、精製水又は超純
水が存在させてあり、これらは非常にきれいな水である
ので、散乱光はなく透過光のみがセル16中に入り、セ
ル16内の試料液中の鉄の微粒子を照射した光は、散乱
光と透過光に別れ透過光検出器10及び散乱光検出器1
1、12で検出される。すなわち、蒸気タービン内の分
解清掃後の高濃度の試料液は、図2で示されている給水
口18からセル16に入り、排水口19から排水され
る。 しかし、蒸気タービン内の分解清掃後の高濃度モ
ニタは急速に試料液中の鉄の微粒子によって汚染される
ので、この段階でセル16を取外し、セル6内に試料液
を送給して低濃度モニタとして作用させる。
【0022】図4は散乱光における濃度と光出力電圧の
関係図で、横軸、縦軸には、それぞれ、濃度(pp
b)、光出力電圧(mV)がとってあり、図5はクリー
ンアップ時間と濃度の関係図で、横軸、縦軸には、それ
ぞれ、時間(hr)、濃度(ppb)がとってある。図
4と図5の関係より、セル6とセル16との切り換え時
期をきめることができる。この実施の態様における鉄濃
度モニタにおいては、4時間後の20ppbでセルの切
り換えを行うようにした。
【0023】即ち、高濃度の試料液をセル16で4時間
測定を行い、給水口18からの液の供給を停止して、セ
ル16と排水口19が一体になっているセル16を取り
外して、別のフランジをとりつける。この状態でこの鉄
濃度モニタは所謂低濃度モニタとして動作することにな
る。そして、給水口7から低濃度の試料液がセル6に供
給され、低濃度の試料液のモニタはセル6で行なわれ
る。この際、試料液は排水口8及び高濃度モニタの場合
には給水口として使用された18を排水口として排出さ
れる。この場合には、排水口が上下2個あることになる
が、これは上部の排水口8はセル6内に入ってきた泡を
排出するためであり、下部の排水口18はセル16の中
に鉄の粒子が滞留しないようにするためである。このよ
うな構造とすることによって、時間と共に少しずつ汚れ
てきて低濃度測定に性能が保持出来ないという問題が解
決された。
【0024】従来の鉄濃度モニタはセルが1つであっ
て、高濃度から低濃度までの液の測定に使用していたの
で、2〜3週間毎にセルの洗浄をしなければならなかっ
た。この実施の態様の鉄濃度モニタにおいては、セルを
2重構造とし、高濃度用セルと低濃度セルとを切り換え
て使用することにより低濃度モニタの使用期間を長くす
ることによっセル内洗浄の回数を減らすことが可能にな
り、セルの洗浄は3〜6か月に1回で済むようになっ
た。また、本発明では光学系として同一のものを使用で
きるので、製作上および保守管理上も優れている。な
お、高濃度セルは取り外され、外部で清掃出来るので作
業上の取扱も容易である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、高濃度モニタ及び低濃度モニ
タとして使用する濁度計のセル内洗浄の回数を減少さ
せ、保守管理の負担の軽減を可能とするもので、産業上
の効果の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の濁度計の実施の態様の鉄濃度モニタに
おける要部の平面断面図である.
【図2】同じく側面断面図である。
【図3】従来用いられている鉄濃度モニタの概略構成図
である。
【図4】本発明の原理を説明するための濃度と光出力電
圧との関係図である。
【図5】本発明の原理を説明するためのクリーンアップ
時間と濃度の関係図である。
【符号の説明】
1…光源、2…コンデンサレンズ、3…ピンホール、4
…コリメータレンズ、5…フィルタ、6…セル、7…給
水口、8…排水口、9…集光用レンズ、10…透過光検
出器、11、12…散乱光検出器、13…増幅器、演算
器、14…表示メータ、15…ガラス窓、16…セル、
17…フランジ、18…給水口(排水口)、19…排水
口。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粒体の懸濁する試料液が継続して送給
    される試料液用のセルに光束を照射し、入射光に対する
    透過光又は散乱光の比率から前記試料液の濁度を求める
    濁度計において、前記試料液用のセルを二重構造とし、
    高濃度用セルと低濃度用セルとして切り換え可能な構造
    になっていることを特徴とする濁度計。
  2. 【請求項2】 微粒体の懸濁する試料液用のセルに光束
    を照射し、入射光に対する透過光又は散乱光の比率から
    前記試料液の濁度を求める濁度計において、前記試料液
    用のセルを前記濁度計の本体を構成する外層セルと該外
    層セル内に前記光束に対して二重構造をなすように取り
    付けられる内層セルと、前記外層セル及び前記内層セル
    内に個別に前記試料液を供給、排出するように構成され
    ている試料液供給口及び試料排出口とを有することを特
    徴とする濁度計。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記内層セル
    及び外層セルへの試料液の供給口を1個以上とし、試料
    液の排出口を上下1個以上有し、該試料液供給口が上部
    の試料液の排出口よりも下にあることを特徴とする濁度
    計。
  4. 【請求項4】 微粒体の懸濁する試料液用のセルを構成
    する本体と、該本体に対して相対向する位置に設けられ
    ている光照射系及び透過光検出器と、該光照射系及び該
    透過光検出器を結ぶ方向の左右の方向に設けられている
    散乱光検出器と、前記本体の底部に設けられている前記
    試料液の供給口及び排出口と、前記本体の上端部に設け
    られている開口と、該開口に交換可能に取り付けられ上
    部に試料液の排出口が設けられており外周がガラス製で
    前記本体底部に液密に設置可能な内層セルとを有してい
    ることを特徴とする濁度計。
  5. 【請求項5】 前記濁度計が、用水中に含まれる鉄濃度
    を測定する鉄濃度モニタである請求項1又は2又は3又
    は4に記載されている濁度計。
JP10530296A 1996-04-25 1996-04-25 濁度計 Pending JPH09292328A (ja)

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