JPH09292657A - 画像露光装置並びにミラーアレイデバイスおよび液晶パネル - Google Patents

画像露光装置並びにミラーアレイデバイスおよび液晶パネル

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JPH09292657A
JPH09292657A JP8136767A JP13676796A JPH09292657A JP H09292657 A JPH09292657 A JP H09292657A JP 8136767 A JP8136767 A JP 8136767A JP 13676796 A JP13676796 A JP 13676796A JP H09292657 A JPH09292657 A JP H09292657A
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liquid crystal
mirror
recording light
photosensitive material
pixel shift
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JP8136767A
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Hiroshi Sunakawa
寛 砂川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミラーアレイデバイスを用いた画像露光装置
において、画素ズラシを行なっても、高鮮鋭度の画像を
露光できるようにする。 【解決手段】 画素ズラシを行なう、ミラーアレイデバ
イスを用いた画像露光装置において、ミラーアレイデバ
イス13の微小ミラー20の各々を、ミラーの相直交する並
び方向X、Y双方について、ミラー配置ピッチに十分近
接したサイズとする。そして、上記方向X、Yについて
のミラー配置ピッチをそれぞれa、bとし、該方向X、
Yについての画素ズラシによる露光ドット増加倍数をそ
れぞれm、nとしたとき、各微小ミラー20の有効開口
を、X方向においては1.5a/m以下の長さの連続領
域のみに、Y方向においては1.5b/n以下の長さの
連続領域のみにそれぞれ制限する光無反射性のマスク25
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミラーアレイデバ
イスや液晶パネルを用いて感光材料に画像を露光する装
置に関し、特に詳細には、画素ズラシを行なって高精細
画像を露光できるようにした画像露光装置に関するもの
である。
【0002】また本発明は、上述のような画像露光装置
に用いられるミラーアレイデバイスおよび液晶パネルに
関するものである。
【0003】
【従来の技術】例えば「O plus E」誌1994年10月号の
第90〜94頁に記載されているように、2次元アレイ状に
配置された複数の微小ミラーと、これらの微小ミラーの
各々の向きを独立に変えさせる駆動部とを有し、入射し
た光を各微小ミラー毎に2つ方向のいずれかに選択的に
反射させるミラーアレイデバイスが公知となっている。
【0004】このようなミラーアレイデバイスを用いれ
ば、画像信号に応じて上記駆動部の動作を制御すること
により、微小ミラーを介して所定の投写面に入射する光
を微小ミラー毎に変調して、該投写面に画像を投写する
ことができる。そして、この投写面に感光材料を配置し
ておけば、該感光材料に画像を露光することもできる。
またそのようにする場合、フレーム時間内において各微
小ミラーのオン時間(感光材料に光を入射させる向きに
なっている時間)をパルス幅変調する等により、各微小
ミラー毎に感光材料への入射光量を制御して、階調画像
を露光することも可能となる。
【0005】ところで、この種のミラーアレイデバイス
においては、1画素となる微小ミラーと微小ミラーと間
に大きな隙間が有ると、その隙間を通過した光が微小ミ
ラーを保持している基板や、あるいはこの基板上に形成
されたミラー駆動用の要素等において散乱する。この散
乱光は、微小ミラーで反射した光によって像が結ばれる
面まで到達して、消光比を低下させることになる。
【0006】この不具合を解消する上では、隣接する微
小ミラーどうしがほぼ接する状態、つまり縦、横方向と
もミラー配置ピッチとミラー長さがほぼ等しくて、ミラ
ー開口率が100%に近い状態となっているのが理想的
である。そこで従来より、上述のような画像投写に適用
するミラーアレイデバイスにおいては、微小ミラーの各
々を隣接する微小ミラーと近接し合う十分な大きさに形
成して、ミラー開口率をできるだけ大きく(例えば85
%以上)することが考えられて来た。
【0007】他方、液晶パネル等の空間変調素子を利用
して感光材料に画像露光する際に、「画素ズラシ」とい
う手法により、露光画像の画素密度を上げて高精細化す
ることが提案されている。この画素ズラシは、例えば特
開平4−7542号に示されているように、空間変調素
子の画素(例えば液晶パネルにあっては各液晶セル)を
経た光により形成された感光材料上の露光ドットと露光
ドットの間に、さらにそれらの画素を経た光による露光
ドットを形成するように、空間変調素子と感光材料との
光学的関係を変化させ、この光学的関係を変える毎に画
像露光する手法である。
【0008】なお、露光画像に関しては上述の露光ドッ
トが「画素」となるが、本明細書においては空間変調素
子の方の画素との混同を避けるために、露光画像に関し
ては原則としてこのように「露光ドット」という用語を
用いる。
【0009】具体的に、空間変調素子がX方向にi個、
Y方向にj個の画素がアレイ状に配設されてなるもので
ある場合、X、Y方向にそれぞれ1回ずつ画素ズラシを
行なえば、感光材料上でX、Y方向にそれぞれ2i個、
Y方向に2j個の露光ドットが記録される。つまりこの
場合は、画素数が4(i×j)個の空間変調素子を用い
て1回露光する場合と同数の露光ドットを記録でき、画
像の高精細化が達成される。
【0010】なお、上記のように空間変調素子と感光材
料との光学的関係を変化させるには、空間変調素子を移
動させる、感光材料を移動させる、あるいはそれら両者
の間に介設した光学部材を移動させる、等の方法を用い
ることができる。
【0011】一般に液晶パネル等の空間変調素子にあっ
ては、多数の画素を高密度に集積するのは困難となって
いるが、上述の画素ズラシを適用すれば、画素が比較的
少数で低密度に配されている空間変調素子を用いても、
高密度の画像を露光可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記画素ズラシの手法
は、前述のミラーアレイデバイスを用いた画像露光装置
においても当然適用可能である。ところが、従来のミラ
ーアレイデバイスを用いた画像露光装置で画素ズラシを
行なうと、露光画像は鮮鋭度が低いものとなってしま
う。
【0013】また従来より、液晶パネルに表示させた階
調画像を露光する画像露光装置も知られているが、その
種の画像露光装置においても、画素ズラシを行なうと露
光画像の鮮鋭度が低下するという問題が認められてい
る。
【0014】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、画素ズラシを行なっても、十分高鮮鋭度の画像
を露光することができる、ミラーアレイデバイスを用い
た画像露光装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0015】さらに本発明は、画素ズラシを行なって
も、十分高鮮鋭度の画像を露光することができる、液晶
パネルを用いた画像露光装置を提供することを目的とす
るものである。
【0016】また本発明は、上述のように十分高鮮鋭度
の画像を露光可能にするミラーアレイデバイスおよび液
晶パネルを提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の画像
露光装置は、請求項1に記載の通り、感光材料を露光さ
せる記録光を発する光源と、2次元アレイ状に配置され
た複数の微小ミラー、およびそれらの駆動部を有し、入
射した上記記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に入射
する方向と入射しない方向のいずれかに選択的に反射さ
せるミラーアレイデバイスと、画像信号に応じて上記駆
動部の動作を制御する制御回路と、前述した画素ズラシ
を行なう手段とを有するミラーアレイデバイスを用いた
画像露光装置において、上記微小ミラーの各々が、相直
交するミラーの並び方向双方について、ミラー配置ピッ
チに十分近接したサイズとされるとともに、所定の画素
ズラシ方向についてのミラー配置ピッチをaとし、該方
向についての画素ズラシによる露光ドット増加倍数をm
としたとき、各微小ミラーの有効開口を、この画素ズラ
シ方向において1.5a/m以下の長さの連続領域のみ
に制限する光無反射性(つまり光吸収性および/または
光散乱性)のマスクが設けられたことを特徴とするもの
である。
【0018】なお画素ズラシによる露光ドット増加倍数
mは、画素ズラシ回数が1であれば2、画素ズラシ回数
が2であれば3であり、画素ズラシ回数が1回増える毎
に1ずつ増大する。この点は露光ドット増加倍数nも同
様である。
【0019】また上記マスクは、各微小ミラーにそれぞ
れ取り付けられてもよいし、あるいは、ミラーアレイデ
バイスの前に1枚の光透過部材を配設し、そこに1枚の
マスクパターンを貼付することによって形成してもよ
い。
【0020】また、本発明による第2の画像露光装置
は、請求項2に記載の通り、上記第1の画像露光装置に
おけるのと同様の光源、ミラーアレイデバイス、制御回
路、および画素ズラシ手段とを有するミラーアレイデバ
イスを用いた画像露光装置において、上記微小ミラーの
各々が、相直交するミラーの並び方向双方について、ミ
ラー配置ピッチに十分近接したサイズとされるととも
に、所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッチ
をaとし、該方向についての画素ズラシによる露光ドッ
ト増加倍数をmとしたとき、各微小ミラーの反射率が、
この画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長さの
連続領域のみで所定値以上となる分布を有していること
を特徴とするものである。
【0021】また、本発明による第3の画像露光装置
は、請求項3に記載の通り、上記構成の第2の画像露光
装置において、ミラーアレイデバイスの各微小ミラーの
反射率が、ミラー中央部でほぼ最大値を取るガウス分布
を有し、前記所定値が、上記反射率最大値のほぼ1/e
2 の値となっていることを特徴とするものである。
【0022】また本発明による第4の画像露光装置は、
請求項4に記載の通り、前記第1の画像露光装置におけ
るのと同様の光源、ミラーアレイデバイス、制御回路、
および画素ズラシ手段とを有するミラーアレイデバイス
を用いた画像露光装置において、上記微小ミラーの各々
が、相直交するミラーの並び方向双方について、ミラー
配置ピッチに十分近接したサイズとされるとともに、所
定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッチをaと
し、該方向についての画素ズラシによる露光ドット増加
倍数をmとしたとき、各微小ミラーが、この画素ズラシ
方向において1.5a/m以下の長さの連続領域から外
れた部分で、ミラーがとり得る向きのいずれにおいても
記録光を感光材料上に入射しない方向に反射させるよう
に面取りされていることを特徴とするものである。
【0023】また本発明による第5の画像露光装置は、
請求項5に記載の通り、上記構成の第1〜4のいずれか
の画像露光装置において、前述した連続領域の長さがa
/m以上とされていることを特徴とするものである。
【0024】また本発明による第6の画像露光装置は、
請求項6に記載の通り、上記構成の第1〜5のいずれか
の画像露光装置において、画素ズラシ手段が、微小ミラ
ーの相直交する並び方向X、Yにそれぞれ画素ズラシを
行なうように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0025】一方本発明による第7の画像露光装置は、
請求項7に記載の通り、感光材料を露光させる記録光を
発する光源と、上記記録光を受ける位置において2次元
アレイ状に配置された、透過率または反射率を変え得る
複数の液晶セル、およびこれらの液晶セルを駆動する駆
動部を有し、入射した記録光の感光材料への入射を各液
晶セル毎に制御する液晶パネルと、画像信号に応じて上
記駆動部の動作を制御する制御回路と、上記複数の液晶
セルを経た各記録光により形成された感光材料上の露光
ドットと露光ドットの間に、さらにそれらの液晶セルを
経た記録光による露光ドットを形成するように、液晶パ
ネルと感光材料との光学的関係を変化させる画素ズラシ
手段とからなる液晶パネルを用いた画像露光装置におい
て、所定の画素ズラシ方向についての液晶セル配置ピッ
チをaとし、該方向についての画素ズラシによる露光ド
ット増加倍数をmとしたとき、各液晶セルの有効開口
を、この画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長
さの連続領域のみに制限する光無反射性のマスクが設け
られていることを特徴とするものである。
【0026】また、本発明による第8の画像露光装置
は、請求項8に記載の通り、上記第7の画像露光装置に
おけるのと同様の光源、液晶パネル、制御回路、および
画素ズラシ手段とを有する液晶パネルを用いた画像露光
装置において、所定の画素ズラシ方向についての液晶セ
ル配置ピッチをaとし、該方向についての画素ズラシに
よる露光ドット増加倍数をmとしたとき、各液晶セルの
透過率または反射率が、この画素ズラシ方向において
1.5a/m以下の長さの連続領域のみで所定値以上と
なる分布を有していることを特徴とするものである。
【0027】また、本発明による第9の画像露光装置
は、請求項9に記載の通り、上記構成の第8の画像露光
装置において、各液晶セルの透過率または反射率が、液
晶セル中央部でほぼ最大値を取るガウス分布を有し、前
記所定値が、前記最大値のほぼ1/e2 の値となってい
ることを特徴とするものである。
【0028】また、本発明による第10の画像露光装置
は、請求項10に記載の通り、上記構成の第7〜9いず
れかの画像露光装置において、前述した連続領域の長さ
がa/m以上とされていることを特徴とするものであ
る。
【0029】また本発明による第11の画像露光装置
は、請求項11に記載の通り、上記構成の第7〜10の
いずれかの画像露光装置において、画素ズラシ手段が、
微小ミラーの相直交する並び方向X、Yにそれぞれ画素
ズラシを行なうように構成されていることを特徴とする
ものである。
【0030】一方、本発明による第1のミラーアレイデ
バイスは、前記第1の画像露光装置を構成するものであ
って、請求項12に記載の通り、画素ズラシを行なう画
像露光装置が発する記録光を受ける位置において2次元
アレイ状に配置された複数の微小ミラー、およびこれら
の微小ミラーの各々の向きを独立に変えさせる駆動部を
有し、入射した記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に
入射する方向と入射しない方向のいずれかに選択的に反
射させるミラーアレイデバイスにおいて、前記微小ミラ
ーが、ミラーの2次元の並び方向それぞれについて、ミ
ラー配置ピッチに十分近接したサイズに形成されるとと
もに、所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッ
チをaとし、該方向についての画素ズラシによる露光ド
ット増加倍数をmとしたとき、各微小ミラーの有効開口
を、この画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長
さの連続領域のみに制限する光無反射性のマスクが設け
られていることを特徴とするものである。
【0031】また、本発明による第2のミラーアレイデ
バイスは、前記第2の画像露光装置を構成するものであ
って、請求項13に記載の通り、画素ズラシを行なう画
像露光装置が発する記録光を受ける位置において2次元
アレイ状に配置された複数の微小ミラー、およびこれら
の微小ミラーの各々の向きを独立に変えさせる駆動部を
有し、入射した記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に
入射する方向と入射しない方向のいずれかに選択的に反
射させるミラーアレイデバイスにおいて、前記微小ミラ
ーが、ミラーの2次元の並び方向それぞれについて、ミ
ラー配置ピッチに十分近接したサイズに形成されるとと
もに、所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッ
チをaとし、該方向についての画素ズラシによる露光ド
ット増加倍数をmとしたとき、各微小ミラーの反射率
が、この画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長
さの連続領域のみで所定値以上となる分布を有している
ことを特徴とするものである。
【0032】また、本発明による第3のミラーアレイデ
バイスは、前記第3の画像露光装置を構成するものであ
って、請求項14に記載の通り、上記第2のミラーアレ
イデバイスにおいて、前記各微小ミラーの反射率が、ミ
ラー中央部でほぼ最大値を取るガウス分布を有し、前記
所定値が、前記最大値のほぼ1/e2 の値となっている
ことを特徴とするものである。
【0033】また、本発明による第4のミラーアレイデ
バイスは、前記第4の画像露光装置を構成するものであ
って、請求項15に記載の通り、画素ズラシを行なう画
像露光装置が発する記録光を受ける位置において2次元
アレイ状に配置された複数の微小ミラー、およびこれら
の微小ミラーの各々の向きを独立に変えさせる駆動部を
有し、入射した記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に
入射する方向と入射しない方向のいずれかに選択的に反
射させるミラーアレイデバイスにおいて、前記微小ミラ
ーが、ミラーの2次元の並び方向それぞれについて、ミ
ラー配置ピッチに十分近接したサイズに形成されるとと
もに、所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッ
チをaとし、該方向についての画素ズラシによる露光ド
ット増加倍数をmとしたとき、各微小ミラーが、この画
素ズラシ方向において1.5a/m以下の長さの連続領
域から外れた部分で、ミラーがとり得る向きのいずれに
おいても前記記録光を前記感光材料上に入射しない方向
に反射させるように面取りされていることを特徴とする
ものである。
【0034】また、本発明による第5のミラーアレイデ
バイスは、前記第5の画像露光装置を構成するものであ
って、請求項16に記載の通り、上記第1から4いずれ
か1つのミラーアレイデバイスにおいて、前記連続領域
の長さがa/m以上であることを特徴とするものであ
る。
【0035】他方、本発明による第1の液晶パネルは、
前記第7の画像露光装置を構成するものであって、請求
項17に記載の通り、画素ズラシを行なう画像露光装置
が発する記録光を受ける位置において2次元アレイ状に
配置された、透過率または反射率を変え得る複数の液晶
セル、およびこれらの液晶セルを駆動する駆動部を有
し、入射した記録光の感光材料への入射を各液晶セル毎
に制御する液晶パネルにおいて、所定の画素ズラシ方向
についての液晶セル配置ピッチをaとし、該方向につい
ての画素ズラシによる露光ドット増加倍数をmとしたと
き、各液晶セルの有効開口を、この画素ズラシ方向にお
いて1.5a/m以下の長さの連続領域のみに制限する
光無反射性のマスクが設けられていることを特徴とする
ものである。
【0036】また、本発明による第2の液晶パネルは、
前記第8の画像露光装置を構成するものであって、請求
項18に記載の通り、画素ズラシを行なう画像露光装置
が発する記録光を受ける位置において2次元アレイ状に
配置された、透過率または反射率を変え得る複数の液晶
セル、およびこれらの液晶セルを駆動する駆動部を有
し、入射した記録光の感光材料への入射を各液晶セル毎
に制御する液晶パネルにおいて、所定の画素ズラシ方向
についての液晶セル配置ピッチをaとし、該方向につい
ての画素ズラシによる露光ドット増加倍数をmとしたと
き、各液晶セルの透過率または反射率が、この画素ズラ
シ方向において1.5a/m以下の長さの連続領域のみ
で所定値以上となる分布を有していることを特徴とする
ものである。
【0037】また、本発明による第3の液晶パネルは、
前記第9の画像露光装置を構成するものであって、請求
項19に記載の通り、上記第2の液晶パネルにおいて、
前記各液晶セルの透過率または反射率が、液晶セル中央
部でほぼ最大値を取るガウス分布を有し、前記所定値
が、前記最大値のほぼ1/e2 の値となっていることを
特徴とするものである。
【0038】また、本発明による第4の液晶パネルは、
前記第10の画像露光装置を構成するものであって、請
求項20に記載の通り、上記第1から3いずれか1つの
液晶パネルにおいて、前記連続領域の長さがa/m以上
であることを特徴とするものである。
【0039】
【発明の効果】本発明者の研究によると、従来のミラー
アレイデバイスを用いた画像露光装置で画素ズラシを行
なったとき露光画像の鮮鋭度が落ちるという問題は、前
述した散乱光の影響を避けるために微小ミラーの開口率
を上げていることに起因していることが判明した。以
下、この点について詳しく説明する。
【0040】図9は、複数の微小ミラーをピッチ17μ
mで1次元アレイ状に配置してなるミラーアレイデバイ
スを、ミラー並び方向に1回画素ズラシして画像露光し
た場合のMTFを調べた結果を示している。なおこのM
TFは、上記ミラーアレイデバイスを倍率約11.8倍
の光学系で感光材料上に拡大投影して、感光材料上での
微小ミラーピッチを200μmとした場合について求め
た。以下に説明する図10中の数値も、上記感光材料上
に拡大投影された微小ミラーについての数値である。
【0041】また、画素ズラシを1回行なうということ
は、ミラーアレイデバイスと感光材料との光学的関係を
互いに変えた露光を2回行なうということであり、それ
により露光ドット数は2倍に増加する。また、それら2
回の露光による露光ドットは当然全て等ピッチとするか
ら、感光材料上における画素ズラシのピッチ(ミラーア
レイデバイスのズラシピッチ)は100μmである。
【0042】この場合、ミラー並び方向つまり画素ズラ
シ方向のミラー開口率を各々50%、75%、ほぼ10
0%とした3種のミラーアレイデバイスA、BおよびC
を用い、それぞれの場合についてMTFを調べた。これ
ら3種のミラーアレイデバイスA、BおよびCを、分か
りやすくそれぞれ図10の(a)、(b)および(c)
に示す。ミラーアレイデバイスAおよびBは、ミラー開
口率がほぼ100%であるミラーアレイデバイスCと同
じものを用意し、それらの各微小ミラーにミラー開口率
を低下させる光無反射性のマスクを形成してなるもので
ある。
【0043】なおこの解析において、ミラー並び方向と
直角な方向のミラー開口率は特に意味を持たないが、本
例ではそれをミラー並び方向のミラー開口率と等しくし
てある。したがって、ミラーアレイデバイスA、B、C
の2次元的なミラー開口率は、各々25%、56%、ほ
ぼ100%である。
【0044】図9に示されている通り、伝達する空間周
波数が高くなるにつれてMTF値が低下し、そしてその
程度は、ミラー開口率が大であるほどより顕著になる。
一般に、写真程度の階調画像を露光する上では、最大5
lp(line-pairs)/mm程度の空間周波数に対して3
0%以上の応答が必要と考えられており、この要求は図
9から判断すると、1次元方向のミラー開口率を75%
以下にすれば満たされる。
【0045】ミラー開口率が大きい場合に露光画像の鮮
鋭度が落ちるのは、露光ドットが大きくて第1回目の露
光による露光ドットと第2回目の露光による露光ドット
が互いに重なるからである。そこでこの露光ドットの大
きさについて考えると、ミラー開口率が75%のとき
は、ボケは考慮外として基本的に、露光ドットの大きさ
がドットピッチの1.5倍に達している。したがって、
露光ドットの大きさがドットピッチの1.5倍以下であ
れば、最大5lp/mmの空間周波数を30%以上の応
答で伝達可能と考えられる。
【0046】ここで一般的に、微小ミラーの画素ズラシ
方向についての配置ピッチをaとし、該方向についての
画素ズラシによる露光ドット増加倍数をmとしたとき、
露光ドットの大きさがドットピッチと等しくなるのは微
小ミラーの有効開口がa/mのときである。そこで、微
小ミラーの画素ズラシ方向の有効開口を1.5a/m以
下の長さの連続領域のみに制限すれば、画素ズラシ方向
に関して露光ドットの大きさがドットピッチの1.5倍
以下となり、最大5lp/mmの空間周波数を30%以
上の応答で伝達可能となる。
【0047】本発明の第1の画像露光装置は、光無反射
性のマスクを設けることにより、微小ミラーの画素ズラ
シ方向の有効開口を上記の通り1.5a/m以下に制限
しているから、最大5lp/mmの空間周波数に対して
30%以上の応答が実現され、鮮鋭度の高い画像を露光
できるようになる。この効果は、液晶パネルを用いた上
で同様の光無反射性のマスクを設けてなる本発明の第7
の画像露光装置においても、同じように得られるもので
ある。
【0048】また本発明の第2の画像露光装置は、微小
ミラーの反射率に分布を持たせることにより、微小ミラ
ーの画素ズラシ方向の実効的な開口を上記の通り1.5
a/m以下に制限しているから、この装置でも、最大5
lp/mmの空間周波数に対して30%以上の応答が実
現され、鮮鋭度の高い画像を露光できるようになる。こ
の点の効果は、第2の画像露光装置の構成を前提とする
本発明の第3の画像露光装置においても、当然同様に得
られるものである。さらにこの点の効果は、液晶パネル
を用いた上で、液晶セルの実効的な開口を同様に1.5
a/m以下に制限した本発明の第8および第9の画像露
光装置においても、同じように得られるものである。
【0049】さらに本発明の第4の画像露光装置は、各
微小ミラーに面取りを施すことにより、微小ミラーの画
素ズラシ方向の有効開口を上記の通り1.5a/m以下
に制限しているから、この装置でも、最大5lp/mm
の空間周波数に対して30%以上の応答が実現され、鮮
鋭度の高い画像を露光できるようになる。
【0050】なお、上に述べた通り、露光ドットの大き
さがドットピッチと等しくなるのは微小ミラーの有効開
口がa/mのときである。微小ミラーの開口がその値よ
り小さくなると、露光ドット間に隙間が生じて、露光画
像の濃度が十分に上がらないことがある。
【0051】本発明の第5の画像露光装置では、画素ズ
ラシ方向の微小ミラーの有効開口あるいは実効的な開口
をa/m以上としているから、上記のように露光ドット
間に隙間が生じて露光画像の濃度が十分に上がらない、
という不具合の発生を防止できる。この点の効果は、液
晶パネルを用いた上で、液晶セルの実効的な開口を同様
にa/m以上とした本発明の第10の画像露光装置にお
いても、同じように得られるものである。
【0052】なお本発明によるミラーアレイデバイスを
用いた画像露光装置全てにおいて、微小ミラー自体のサ
イズは、ミラーの並び方向双方について、ミラー配置ピ
ッチに十分近接したものとされているから、微小ミラー
の各間の隙間は十分小さくなり、よって先に述べた散乱
光による消光比の低下も防止できる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態による画像露光装置を示すものである。図示され
るようにこの画像露光装置は、カラー感光材料10を露光
させる白色の記録光Lを発するハロゲンランプ等の光源
11と、この光源11が焦点位置近傍にあるように配され
て、該光源11から発せられた記録光Lを平行光化する集
光レンズ12と、平行光化された記録光Lが入射する位置
に配されたミラーアレイデバイス13と、このミラーアレ
イデバイス13で反射した記録光Lが入射する位置に配さ
れた結像レンズ14と、ミラーアレイデバイス13の前にお
いて記録光Lの光路に挿入されるカラーフィルター15お
よびブラックシャッター16とを有している。
【0054】またミラーアレイデバイス13と結像レンズ
14との間には、前述した画素ズラシを行なうための平行
平板17が配されている。この平行平板17は、図示しない
揺動機構により、図中の矢印A方向および、軸Bを中心
とする方向に揺動されるようになっている。そしてミラ
ーアレイデバイス13と結像レンズ14との間の記録光Lの
光路から外れた位置には、光吸収部材18が配されてい
る。
【0055】上記ミラーアレイデバイス13は、図2に拡
大して示すように、シリコン基板21上に2次元アレイ状
に配置された複数の微小ミラー20を有している。各微小
ミラー20はアルミニウム合金等から四角形に形成され、
1つのミラー並び方向Xの配置ピッチaを例えば17μ
m、それと直交するミラー並び方向Yの配置ピッチbを
例えば17μmとして配置されている。また各微小ミラ
ー20のミラー並び方向Xのサイズa’およびミラー並び
方向Yのサイズb’は、それぞれミラー配置ピッチa、
bに十分近接した16μm、16μmとされている。
【0056】図2においては中央部の1個の微小ミラー
20を省いてあり、そこに示されているように、各微小ミ
ラー20毎にそれを駆動させる駆動部が設けられている。
この駆動部は、図示しないミラー支持ポストを介して微
小ミラー20を支持するヨーク22、このヨーク22を保持す
る1対の捩れヒンジ23、23、1対のアドレス電極24、24
および、これらの要素の下側に配されたバイアスバス
(図示せず)等からなり、上記バイアスバスとアドレス
電極24、24とによる電圧印加状態に応じて、静電力によ
り捩れヒンジ23の向きを変えるように構成されている。
なお各微小ミラー20には、その有効開口を制限する光無
反射性のマスク25が形成されているが、この点について
は後に詳しく説明する。
【0057】各微小ミラー20毎のアドレス電極24、24へ
の電圧印加は、階調画像を示す画像信号Sを受ける制御
回路30(図1参照)によって制御される。すなわち、ア
ドレス電極24、24を介した電圧印加がなされない間は捩
れヒンジ23が(つまり微小ミラー20が)基板21に対して
平行な状態となるが、一方のアドレス電極24に所定極性
の電圧が印加されるとともに他方のアドレス電極24に逆
極性の相補的電圧が印加されると、微小ミラー20は図3
に示すように基板面に対して角度−θ傾き、アドレス電
極24、24に対する電圧印加状態が上記と逆にされると、
微小ミラー20は図4に示すように基板面に対して角度θ
傾くようになる。
【0058】そこで、図3の場合は微小ミラー20で反射
した記録光Lが結像レンズ14の開口から外れ、図4の場
合は微小ミラー20で反射した記録光Lが結像レンズ14を
通過して、感光材料10に到達するようになる。このよう
にして、記録光Lの感光材料10への入射を、各微小ミラ
ー20単位で制御できることになる。そして、フレーム時
間内において各微小ミラー20のON時間が、各画素毎の
画像信号Sに基づいて例えばパルス幅変調されることに
より、各微小ミラー20毎に感光材料10への入射光量が制
御され、該感光材料10に階調画像が露光される。
【0059】なお図3および図4では結像レンズ14を、
その開口角度範囲を示すためのみに示しているものであ
り、その大きさおよび位置は実際とは異なる(後述の図
7および図8でも同様)。また以下においては、微小ミ
ラー20の図3、図4のような状態をそれぞれOFF状
態、ON状態と称することとする。
【0060】前述したカラーフィルター15はR(赤)フ
ィルター、G(緑)フィルターおよびB(青)フィルタ
ーからなる。そしてこれらの各色フィルターが順次記録
光Lの光路に挿入され、各色フィルターが挿入されてい
る期間にその色に対応する各色画像信号に基づいてミラ
ーアレイデバイス13が駆動される。なお各色フィルター
の切替え期間には、全微小ミラー20がOFF状態にされ
る。このようにしてカラー感光材料10は、変調された
赤、緑および青色光によって順次露光され、そこにカラ
ーの写真潜像が記録される。
【0061】なお、OFF状態の微小ミラー20で反射し
た記録光Lは、図1に示した光吸収部材18に吸収され
る。また、各微小ミラー20のミラー並び方向Xのサイズ
a’およびミラー並び方向Yのサイズb’は、前述した
通り、それぞれミラー配置ピッチa、bに十分近接した
ものとされて、微小ミラー20の各間の隙間は十分小さく
なっているから、先に述べた散乱光による消光比の低下
が防止される。
【0062】次に、画素ズラシについて説明する。上記
各色フィルターのうちの1つが記録光Lの光路に挿入さ
れている期間に、平行平板17の向きは4通りに変えら
れ、その都度、該色フィルターに対応する各色画像信号
に基づいて画像露光がなされる。すなわち、例えばR
(赤)フィルターが記録光Lの光路に挿入されていると
き、平行平板17をまず第1位置に配した状態でミラーア
レイデバイス13が駆動される。この際ミラーアレイデバ
イス13は、露光しようとする画像の奇数行、奇数列の画
素に関する赤色画像信号に基づいて駆動される。それに
より感光材料10には、図5の(1)において「1」を付
して示すような露光ドットDが記録される。なお図5で
は、露光ドットDの形状を概略的に円形として示してあ
る。
【0063】次いで、平行平板17が図1の矢印A方向に
所定量揺動されて第2位置に配され、この状態でミラー
アレイデバイス13が駆動される。この際ミラーアレイデ
バイス13は、露光しようとする画像の奇数行、偶数列の
画素に関する赤色画像信号に基づいて駆動される。それ
により感光材料10には、図5の(2)において「2」を
付して示すような露光ドットDが記録される。
【0064】次いで、平行平板17が図1の軸Bを中心と
して所定量揺動されて第3位置に配され、この状態でミ
ラーアレイデバイス13が駆動される。この際ミラーアレ
イデバイス13は、露光しようとする画像の偶数行、偶数
列の画素に関する赤色画像信号に基づいて駆動される。
それにより感光材料10には、図5の(3)において
「3」を付して示すような露光ドットDが記録される。
【0065】次いで、平行平板17が図1の矢印A方向
(第1位置から第2位置に動かした際と逆の方向)に所
定量揺動されて第4位置に配され、この状態でミラーア
レイデバイス13が駆動される。この際ミラーアレイデバ
イス13は、露光しようとする画像の偶数行、奇数列の画
素に関する赤色画像信号に基づいて駆動される。それに
より感光材料10には、図5の(4)において「4」を付
して示すような露光ドットDが記録される。その後平行
平板17は、R(赤)フィルターに代えてG(緑)フィル
ターを記録光Lの光路に挿入する間に、第1位置に戻さ
れる。
【0066】以上のようにして、微小ミラー20の並び方
向XおよびYについて各々1回ずつ画素ズラシがなされ
るので、これらの方向XおよびYの双方に関して、微小
ミラー20の並設数のそれぞれ2倍の露光ドットDが記録
され、高精細画像が露光されるようになる。
【0067】以上の画素ズラシ操作は、G(緑)フィル
ターおよびB(青)フィルターを記録光Lの光路に挿入
して画像露光する際も同様になされる。その後感光材料
10は通常の現像処理を受け、それにより露光画像が顕像
化される。
【0068】次に、各微小ミラー20に形成されたマスク
25について説明する。このマスク25は図2に示される通
り、微小ミラー20の有効開口を、X方向においては長さ
a”=10μmの連続領域のみに、Y方向においては長
さb”=10μmの連続領域のみにそれぞれ制限するよ
うに形成されたものである。本例においては、微小ミラ
ー20の並び方向XおよびYについての画素ズラシによる
露光ドット増加倍数m、nは前述した通りともに2であ
り、またX方向についてのミラー配置ピッチa=17μ
m、Y方向についてのミラー配置ピッチb=17μmで
あるから、a”<1.5a/mかつb”<1.5b/n
となっており、そこで前述した理由により、画素ズラシ
を行なっても鮮鋭度の高い画像を露光可能となってい
る。
【0069】また本例においてはa/m=8.5μm、
b/n=8.5μmであるから、a/m<a”かつb/
n<b”となっている。それにより、露光ドット間に隙
間が生じて露光画像の濃度が十分に上がらない、という
不具合の発生を防止できる。
【0070】なお、微小ミラー20の各個に上述のような
マスク25を形成する代わりに、各微小ミラー20に対応す
る多数の開口を有する1枚のマスクをミラーアレイデバ
イス13と組み合わせて用いるようにしてもよい。さら
に、本例の微小ミラー20はマスク25に覆われていない開
口部がミラー端部に設定されているが、この開口部は勿
論ミラーの中央部に設定しても構わない。
【0071】また以上のようなマスクによる開口制限の
手法は、空間変調素子として液晶パネルを用いる画像露
光装置に対しても同様に適用可能であり、その場合も画
素ズラシによる鮮鋭度低下を防止する効果を奏する。
【0072】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。この第2の実施形態の画像露光装置は、基本的
な構成は図1の装置と同様で、ミラーアレイデバイスに
用いられている微小ミラーが既述のものとは異なるもの
である。
【0073】図6は、ここで用いられている微小ミラー
50の形状とその反射率を示している。図示されるように
この微小ミラー50の反射率は、ミラー並び方向Xおよび
Y方向においてミラー中央部でほぼ最大値を取るガウス
分布を有している。そして微小ミラー50の反射率のX、
Y方向の最大値を各々RX 、RY とすると、X方向にお
いては長さa”=10μmの連続領域のみにおいて反射
率がRX /e2 以上、Y方向においては長さb”=10
μmの連続領域のみにおいて反射率がRY /e2 以上と
なっている。また、X方向のミラー配置ピッチa=17
μm、Y方向のミラー配置ピッチb=17μmである。
【0074】以上のような反射率分布を有する微小ミラ
ー50において記録光L(図1参照)を反射させて感光材
料10に入射させる場合、X方向における反射率がRX /
e2未満の部分、Y方向における反射率がRY /e2 未
満の部分で反射した記録光Lは極めて微弱であって、実
際上、感光材料10を露光させるものではない。つまり、
微小ミラー50の実効的な開口は、X、Y方向において各
々長さa”、b”となるように制限されている。
【0075】そして本例においても、ミラー並び方向
X、Yについての画素ズラシによる露光ドット増加倍数
m、nをともに2とすると、a”<1.5a/mでかつ
b”<1.5b/nとなるので、前述した理由により、
画素ズラシを行なっても鮮鋭度の高い画像を露光可能と
なる。
【0076】またこの場合も、各微小ミラー50のミラー
並び方向Xのサイズおよびミラー並び方向Yのサイズ
は、それぞれミラー配置ピッチa、bに十分近接したも
のとされている。そこで、微小ミラー50の各間の隙間は
十分小さくなり、先に述べた散乱光による消光比の低下
が防止される。
【0077】なお、微小ミラーの反射率に分布を持たせ
る場合、その分布特性を上記のもの以外とすることも可
能である。例えば、X方向の長さa”の連続領域および
Y方向の長さb”の連続領域においてほぼ一定の高い値
をとり、それ以外の領域ではほぼ一定の極めて低い値を
とるような反射率分布を有する微小ミラーも採用可能で
ある。
【0078】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。この第3の実施形態の画像露光装置も、基本的
な構成は図1の装置と同様で、ミラーアレイデバイスに
用いられている微小ミラーが既述のものとは異なるもの
である。
【0079】図7および図8は、ここで用いられている
微小ミラー60の形状を示すものである。図示されるよう
にこの微小ミラー60は、周囲四辺の近傍部分が面取りさ
れたものである。なお図7はこの微小ミラー60のOFF
状態を、図8はそのON状態を示している。またこれら
の図では、微小ミラー60の揺動軸に垂直な面内における
ミラー断面形状を示してある。
【0080】2つの面取り部60aおよび60bに挟まれた
ミラー面60cで反射した記録光Lは、図3および図4に
示した微小ミラー20で反射する場合と同様に、微小ミラ
ー60がOFF状態のときは結像レンズ14の開口から外
れ、微小ミラー60がON状態のときは結像レンズ14を通
過する。
【0081】一方、2つの面取り部60aおよび60bで反
射した記録光Lは、微小ミラー60がOFF状態、ON状
態のいずれとなっていても結像レンズ14の開口から外
れ、感光材料10(図1参照)に入射することがない。つ
まりこの場合も、微小ミラー60の実効的な開口がミラー
面60cのみに制限されることになる。そこで、ミラー並
び方向X、Yについてのミラー配置ピッチをそれぞれ
a、bとし、該方向X、Yについての画素ズラシによる
露光ドット増加倍数をそれぞれm、nとしたとき、ミラ
ー面60cのX方向長さを1.5a/m以下、Y方向長さ
を1.5b/n以下としておけば、画素ズラシを行なっ
ても鮮鋭度の高い画像を露光可能となる。
【0082】次に、面取り角φ(実際の角度ではなく、
微小ミラー60の揺動軸に垂直な面に投影される角度)の
範囲について説明する。微小ミラー60がOFF状態のと
きは、ミラー面60cで反射した記録光Lが結像レンズ14
の開口から外れるのであるから、面取り部60aで反射し
た記録光Lは当然結像レンズ14の開口から外れる。そこ
でこの場合は、面取り部60bで反射した記録光Lが結像
レンズ14の開口から外れるようにすればよい。図7から
明らかなように、面取り部60bで反射した記録光Lは基
板面の法線に対して角度(2φ−4θ)をなす。ここ
で、基板面の法線に対して角度α以内の向きに反射した
記録光Lが結像レンズ14の開口に入るものとすると、α
<2φ−4θであれば、面取り部60bで反射した記録光
Lは結像レンズ14の開口から外れることになる。つまり
面取り角φは、φ>α/2+2θであればよい。
【0083】一方微小ミラー60がON状態のときは、図
8から明らかなように、面取り部60a、60bで反射した
記録光Lはともに基板面の法線に対して角度2φをな
す。そこでα<2φ、つまりα/2<φであれば、面取
り部60a、60bで反射した記録光Lは結像レンズ14の開
口から外れることになる。
【0084】以上より、φ>α/2+2θの関係を満足
するように面取り角φを設定しておけば、微小ミラー60
がOFF状態、ON状態のいずれとなっていても、面取
り部60aあるいは60bで反射した記録光Lが結像レンズ
14の開口から外れるようになる。
【0085】なお、以上説明した各実施形態は、微小ミ
ラーの並び方向に画素ズラシを行なうものであるが、微
小ミラーの並び方向に対して斜めの方向に画素ズラシを
行なってもよく、本発明はそのような場合にも同様に適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である画像露光装置の
平面図
【図2】上記画像露光装置に用いられたミラーアレイデ
バイスの一部破断正面図
【図3】上記ミラーアレイデバイスの微小ミラーの一状
態を示す側面図
【図4】上記微小ミラーの別の状態を示す側面図
【図5】上記画像露光装置による露光ドットの記録状態
を説明する概略図
【図6】本発明の第2の実施形態の画像露光装置に用い
られた微小ミラーの形状と反射率分布を示す概略図
【図7】本発明の第3の実施形態の画像露光装置に用い
られた微小ミラーの一状態を示す側断面図
【図8】上記第3の実施形態の画像露光装置に用いられ
た微小ミラーの別の状態を示す側断面図
【図9】ミラーアレイデバイスの微小ミラーの開口率と
MTFとの関係を示すグラフ
【図10】図9の関係を求める上で用いた微小ミラーを
示す正面図
【符号の説明】
10 カラー感光材料 11 光源 12 集光レンズ 13 ミラーアレイデバイス 14 結像レンズ 15 カラーフィルター 16 ブラックシャッター 17 平行平板 18 光吸収部材 20 微小ミラー 22 ヨーク 23 捩れヒンジ 24 アドレス電極 25 微小ミラーのマスク 30 ミラーアレイデバイスの制御回路 50 反射率分布を有する微小ミラー 60 面取り部を有する微小ミラー 60a、60b 微小ミラーの面取り部 L 記録光

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を露光させる記録光を発する光
    源と、 前記記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された複数の微小ミラー、およびこれらの微小ミラーの
    各々の向きを独立に変えさせる駆動部を有し、入射した
    記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に入射する方向と
    入射しない方向のいずれかに選択的に反射させるミラー
    アレイデバイスと、 画像信号に応じて前記駆動部の動作を制御する制御回路
    と、 前記複数の微小ミラーで反射した各記録光により形成さ
    れた感光材料上の露光ドットと露光ドットの間に、さら
    にそれらの微小ミラーで反射した記録光による露光ドッ
    トを形成するように、ミラーアレイデバイスと感光材料
    との光学的関係を変化させる画素ズラシ手段とからなる
    ミラーアレイデバイスを用いた画像露光装置において、 前記微小ミラーが、ミラーの2次元の並び方向それぞれ
    について、ミラー配置ピッチに十分近接したサイズに形
    成されるとともに、 所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッチをa
    とし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット増
    加倍数をmとしたとき、各微小ミラーの有効開口を、こ
    の画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長さの連
    続領域のみに制限する光無反射性のマスクが設けられて
    いることを特徴とするミラーアレイデバイスを用いた画
    像露光装置。
  2. 【請求項2】 感光材料を露光させる記録光を発する光
    源と、 前記記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された複数の微小ミラー、およびこれらの微小ミラーの
    各々の向きを独立に変えさせる駆動部を有し、入射した
    記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に入射する方向と
    入射しない方向のいずれかに選択的に反射させるミラー
    アレイデバイスと、 画像信号に応じて前記駆動部の動作を制御する制御回路
    と、 前記複数の微小ミラーで反射した各記録光により形成さ
    れた感光材料上の露光ドットと露光ドットの間に、さら
    にそれらの微小ミラーで反射した記録光による露光ドッ
    トを形成するように、ミラーアレイデバイスと感光材料
    との光学的関係を変化させる画素ズラシ手段とからなる
    ミラーアレイデバイスを用いた画像露光装置において、 前記微小ミラーが、ミラーの2次元の並び方向それぞれ
    について、ミラー配置ピッチに十分近接したサイズに形
    成されるとともに、 所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッチをa
    とし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット増
    加倍数をmとしたとき、各微小ミラーの反射率が、この
    画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長さの連続
    領域のみで所定値以上となる分布を有していることを特
    徴とするミラーアレイデバイスを用いた画像露光装置。
  3. 【請求項3】 前記各微小ミラーの反射率が、ミラー中
    央部でほぼ最大値を取るガウス分布を有し、 前記所定値が、前記最大値のほぼ1/e2 の値となって
    いることを特徴とする請求項2記載のミラーアレイデバ
    イスを用いた画像露光装置。
  4. 【請求項4】 感光材料を露光させる記録光を発する光
    源と、 前記記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された複数の微小ミラー、およびこれらの微小ミラーの
    各々の向きを独立に変えさせる駆動部を有し、入射した
    記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に入射する方向と
    入射しない方向のいずれかに選択的に反射させるミラー
    アレイデバイスと、 画像信号に応じて前記駆動部の動作を制御する制御回路
    と、 前記複数の微小ミラーで反射した各記録光により形成さ
    れた感光材料上の露光ドットと露光ドットの間に、さら
    にそれらの微小ミラーで反射した記録光による露光ドッ
    トを形成するように、ミラーアレイデバイスと感光材料
    との光学的関係を変化させる画素ズラシ手段とからなる
    ミラーアレイデバイスを用いた画像露光装置において、 前記微小ミラーが、ミラーの2次元の並び方向それぞれ
    について、ミラー配置ピッチに十分近接したサイズに形
    成されるとともに、 所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッチをa
    とし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット増
    加倍数をmとしたとき、各微小ミラーが、この画素ズラ
    シ方向において1.5a/m以下の長さの連続領域から
    外れた部分で、ミラーがとり得る向きのいずれにおいて
    も前記記録光を前記感光材料上に入射しない方向に反射
    させるように面取りされていることを特徴とするミラー
    アレイデバイスを用いた画像露光装置。
  5. 【請求項5】 前記連続領域の長さがa/m以上である
    ことを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載のミ
    ラーアレイデバイスを用いた画像露光装置。
  6. 【請求項6】 前記画素ズラシ手段が、微小ミラーの相
    直交する並び方向X、Yにそれぞれ画素ズラシを行なう
    ように構成されていることを特徴とする請求項1から5
    いずれか1項記載のミラーアレイデバイスを用いた画像
    露光装置。
  7. 【請求項7】 感光材料を露光させる記録光を発する光
    源と、 前記記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された、透過率または反射率を変え得る複数の液晶セ
    ル、およびこれらの液晶セルを駆動する駆動部を有し、
    入射した記録光の感光材料への入射を各液晶セル毎に制
    御する液晶パネルと、 画像信号に応じて前記駆動部の動作を制御する制御回路
    と、 前記複数の液晶セルを経た各記録光により形成された感
    光材料上の露光ドットと露光ドットの間に、さらにそれ
    らの液晶セルを経た記録光による露光ドットを形成する
    ように、液晶パネルと感光材料との光学的関係を変化さ
    せる画素ズラシ手段とからなる液晶パネルを用いた画像
    露光装置において、 所定の画素ズラシ方向についての液晶セル配置ピッチを
    aとし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット
    増加倍数をmとしたとき、各液晶セルの有効開口を、こ
    の画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長さの連
    続領域のみに制限する光無反射性のマスクが設けられて
    いることを特徴とする液晶パネルを用いた画像露光装
    置。
  8. 【請求項8】 感光材料を露光させる記録光を発する光
    源と、 前記記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された、透過率または反射率を変え得る複数の液晶セ
    ル、およびこれらの液晶セルを駆動する駆動部を有し、
    入射した記録光の感光材料への入射を各液晶セル毎に制
    御する液晶パネルと、 画像信号に応じて前記駆動部の動作を制御する制御回路
    と、 前記複数の液晶セルを経た各記録光により形成された感
    光材料上の露光ドットと露光ドットの間に、さらにそれ
    らの液晶セルを経た記録光による露光ドットを形成する
    ように、液晶パネルと感光材料との光学的関係を変化さ
    せる画素ズラシ手段とからなる液晶パネルを用いた画像
    露光装置において、 所定の画素ズラシ方向についての液晶セル配置ピッチを
    aとし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット
    増加倍数をmとしたとき、各液晶セルの透過率または反
    射率が、この画素ズラシ方向において1.5a/m以下
    の長さの連続領域のみで所定値以上となる分布を有して
    いることを特徴とする液晶パネルを用いた画像露光装
    置。
  9. 【請求項9】 前記各液晶セルの透過率または反射率
    が、液晶セル中央部でほぼ最大値を取るガウス分布を有
    し、 前記所定値が、前記最大値のほぼ1/e2 の値となって
    いることを特徴とする請求項8記載の液晶パネルを用い
    た画像露光装置。
  10. 【請求項10】 前記連続領域の長さがa/m以上であ
    ることを特徴とする請求項7から9いずれか1項記載の
    液晶パネルを用いた画像露光装置。
  11. 【請求項11】 前記画素ズラシ手段が、液晶セルの相
    直交する並び方向X、Yにそれぞれ画素ズラシを行なう
    ように構成されていることを特徴とする請求項7から1
    0いずれか1項記載の液晶パネルを用いた画像露光装
    置。
  12. 【請求項12】 画素ズラシを行なう画像露光装置が発
    する記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された複数の微小ミラー、およびこれらの微小ミラーの
    各々の向きを独立に変えさせる駆動部を有し、入射した
    記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に入射する方向と
    入射しない方向のいずれかに選択的に反射させるミラー
    アレイデバイスにおいて、 前記微小ミラーが、ミラーの2次元の並び方向それぞれ
    について、ミラー配置ピッチに十分近接したサイズに形
    成されるとともに、 所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッチをa
    とし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット増
    加倍数をmとしたとき、各微小ミラーの有効開口を、こ
    の画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長さの連
    続領域のみに制限する光無反射性のマスクが設けられて
    いることを特徴とするミラーアレイデバイス。
  13. 【請求項13】 画素ズラシを行なう画像露光装置が発
    する記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された複数の微小ミラー、およびこれらの微小ミラーの
    各々の向きを独立に変えさせる駆動部を有し、入射した
    記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に入射する方向と
    入射しない方向のいずれかに選択的に反射させるミラー
    アレイデバイスにおいて、 前記微小ミラーが、ミラーの2次元の並び方向それぞれ
    について、ミラー配置ピッチに十分近接したサイズに形
    成されるとともに、 所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッチをa
    とし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット増
    加倍数をmとしたとき、各微小ミラーの反射率が、この
    画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長さの連続
    領域のみで所定値以上となる分布を有していることを特
    徴とするミラーアレイデバイス。
  14. 【請求項14】 前記各微小ミラーの反射率が、ミラー
    中央部でほぼ最大値を取るガウス分布を有し、 前記所定値が、前記最大値のほぼ1/e2 の値となって
    いることを特徴とする請求項13記載のミラーアレイデ
    バイス。
  15. 【請求項15】 画素ズラシを行なう画像露光装置が発
    する記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された複数の微小ミラー、およびこれらの微小ミラーの
    各々の向きを独立に変えさせる駆動部を有し、入射した
    記録光を各微小ミラー毎に感光材料上に入射する方向と
    入射しない方向のいずれかに選択的に反射させるミラー
    アレイデバイスにおいて、 前記微小ミラーが、ミラーの2次元の並び方向それぞれ
    について、ミラー配置ピッチに十分近接したサイズに形
    成されるとともに、 所定の画素ズラシ方向についてのミラー配置ピッチをa
    とし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット増
    加倍数をmとしたとき、各微小ミラーが、この画素ズラ
    シ方向において1.5a/m以下の長さの連続領域から
    外れた部分で、ミラーがとり得る向きのいずれにおいて
    も前記記録光を前記感光材料上に入射しない方向に反射
    させるように面取りされていることを特徴とするミラー
    アレイデバイス。
  16. 【請求項16】 前記連続領域の長さがa/m以上であ
    ることを特徴とする請求項12から15いずれか1項記
    載のミラーアレイデバイス。
  17. 【請求項17】 画素ズラシを行なう画像露光装置が発
    する記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された、透過率または反射率を変え得る複数の液晶セ
    ル、およびこれらの液晶セルを駆動する駆動部を有し、
    入射した記録光の感光材料への入射を各液晶セル毎に制
    御する液晶パネルにおいて、 所定の画素ズラシ方向についての液晶セル配置ピッチを
    aとし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット
    増加倍数をmとしたとき、各液晶セルの有効開口を、こ
    の画素ズラシ方向において1.5a/m以下の長さの連
    続領域のみに制限する光無反射性のマスクが設けられて
    いることを特徴とする液晶パネル。
  18. 【請求項18】 画素ズラシを行なう画像露光装置が発
    する記録光を受ける位置において2次元アレイ状に配置
    された、透過率または反射率を変え得る複数の液晶セ
    ル、およびこれらの液晶セルを駆動する駆動部を有し、
    入射した記録光の感光材料への入射を各液晶セル毎に制
    御する液晶パネルにおいて、 所定の画素ズラシ方向についての液晶セル配置ピッチを
    aとし、該方向についての画素ズラシによる露光ドット
    増加倍数をmとしたとき、各液晶セルの透過率または反
    射率が、この画素ズラシ方向において1.5a/m以下
    の長さの連続領域のみで所定値以上となる分布を有して
    いることを特徴とする液晶パネル。
  19. 【請求項19】 前記各液晶セルの透過率または反射率
    が、液晶セル中央部でほぼ最大値を取るガウス分布を有
    し、 前記所定値が、前記最大値のほぼ1/e2 の値となって
    いることを特徴とする請求項18記載の液晶パネル。
  20. 【請求項20】 前記連続領域の長さがa/m以上であ
    ることを特徴とする請求項17から19いずれか1項記
    載の液晶パネル。
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