JPH092932A - パック化粧料 - Google Patents

パック化粧料

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Publication number
JPH092932A
JPH092932A JP15333895A JP15333895A JPH092932A JP H092932 A JPH092932 A JP H092932A JP 15333895 A JP15333895 A JP 15333895A JP 15333895 A JP15333895 A JP 15333895A JP H092932 A JPH092932 A JP H092932A
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JP
Japan
Prior art keywords
chitosan
pullulan
film
group
pack cosmetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP15333895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyo Watabe
和代 渡部
Michitaka Sawada
道隆 澤田
Satoshi Tsunakawa
敏 綱川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH092932A publication Critical patent/JPH092932A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 皮膜強度に優れ、速乾性・良好な剥離性を有
し、保湿性・汚れ除去性及びきめ改善性に優れたパック
化粧料の提供。 【構成】 有機酸を用いて中和したキトサンと、プルラ
ンとを含有し、キトサンとプルランとの配合割合が重量
比でキトサン/プルラン=3/7〜7/3であるパック
化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キトサン(Chitosan)お
よびプルラン(pullulan)の2種類の水溶性高分子の混合
物を皮膜形成剤として配合したパック化粧料に関し、詳
しくは、皮膜強度に優れ、速乾性・良好な剥離性を有
し、保湿性・汚れ除去性及びきめ改善性に優れたパック
化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在市
販されているパック化粧料として、皮膜形成剤を含むペ
ーストを皮膚に塗布し、乾燥後、皮膜を剥離するピール
オフタイプのパック化粧料が知られている。このような
ピールオフタイプのパック化粧料は、ポリビニルアルコ
ール、プルラン等を皮膜形成剤とし、これにプロピレン
グリコール、グリセリン等の保湿剤などを配合したもの
である。ポリビニルアルコール、プルランは従来の皮膜
形成剤の中では高強度皮膜を形成する。但しこのような
皮膜形成剤を用いた場合でもきっちりと剥がすためには
20分以上とかなり長い時間が必要となる。また皮膜の皮
膚に対する親和性が強すぎて、剥がす時に痛みを感じた
りする欠点があった。
【0003】これらの欠点を解決するために、キトサン
の酸塩またはその水溶性誘導体と非イオン性の水溶性高
分子化合物との混合物を皮膜形成剤として用いるパック
化粧料が提案されている(特開平5−345712号)。かか
る公報には、キトサンの酸塩またはその水溶性誘導体に
非イオン性の水溶性高分子化合物を併用すると皮膜強度
が向上するとの記載があるが、本発明者らが該公報記載
の実施例を追試したところポリビニルアルコールのみを
用いたパック化粧料と比較して皮膜強度は同等かそれ以
下であり、十分満足できる結果が得られなかった。従っ
て、本発明の目的は、皮膜強度に優れ、速乾性・良好な
剥離性を有し、保湿性・汚れ除去性及びきめ改善性に優
れたパック化粧料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
重ねた結果、有機酸を用いて中和したキトサンと、プル
ランとを特定の比率で配合したものをパック化粧料の皮
膜形成剤として用いると、皮膚へのダメージが少ない高
強度皮膜を形成でき、上記課題を解決できることを見い
だし、本発明を完成するに至った。即ち本発明は、有機
酸を用いて中和したキトサンと、プルランとを含有し、
キトサンとプルランとの配合割合が重量比でキトサン/
プルラン=3/7〜7/3であることを特徴とするパッ
ク化粧料を提供するものである。
【0005】本発明に用いるキトサンとは、(1,4)−2
−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−グルカン構造
を有するキチンの脱アセチル化物であり、(1,4) −2−
アミノ−2−デオキシ−β−D−グルカン構造を有する
ものである。一般に天然に存在するキチンは、アセトア
ミド基の一部がアミノ基となっているため、本発明で用
いられるキトサンとは脱アセチル化度が30%以上のもの
を示す。脱アセチル化度の規定は特にないが、相互作用
を考慮すると脱アセチル化度は高い方が良く、好ましく
は80%以上である。また本発明においては、キトサンの
アミノ基や水酸基の一部がアシル化、エステル化、エー
テル化、その他の反応によって修飾されたキトサン誘導
体をも含むものである。本発明においてキトサンの分子
量は特に限定されないが、1万〜100 万程度のものを使
用するのが好ましい。
【0006】本発明においてキトサンの中和に用いる有
機酸としては、分子内に1つのカルボキシル基と、カル
ボキシル基、アミノ基、水酸基、エーテル基、アミド基
から選ばれる1つ以上の官能基とを有するものが好適で
ある。具体例としては、乳酸、酒石酸、コハク酸、シュ
ウ酸、リンゴ酸、クエン酸、グリコール酸等が挙げら
れ、特にコハク酸、酒石酸が好ましい。これらは単独使
用でも良いし、2種以上併用してもかまわない。上記有
機酸は、酢酸、プロピオン酸、酪酸等のカルボキシル基
を1つしか有していない有機酸と比べキトサン及びプル
ランとの相互作用量が増し、高皮膜強度化には有効であ
る。また無機酸を用いてもキトサンを水可溶化出来る
が、安全性上好ましくない。本発明においてキトサンを
中和する際の有機酸の使用量は、キトサンが中和されて
いれば特に限定されないが、キトサンのアミノ基に対し
0.8〜1.0 倍モル用いるのが好ましい。
【0007】また、本発明に用いられるプルランに関し
ては、特に制限はなく、水に溶解すれば、誘導体化した
ものでも良い。本発明のパック化粧料中の中和されたキ
トサンとプルランの配合割合に関しては重量比でキトサ
ン/プルラン=3/7〜7/3の範囲に入っていること
が必要であり、好ましくは4/6〜6/4である。すな
わちこの範囲であれば、キトサンまたはプルラン単独よ
り皮膜の高強度化が可能となる。またこの範囲外であれ
ば、キトサンまたはプルラン単独とほぼ同等の皮膜強度
となり、本発明の効果が得られない。本発明において
は、皮膜を高強度化できるために、皮膜の剥離性を向上
させるだけでなく、パック化粧料を塗布後、短時間で剥
離可能な強度となるため乾燥時間の短縮にも有効とな
る。本発明のパック化粧料中のキトサンとプルランの合
計配合量は5〜30重量%であることが好ましい。5重量
%未満であれば皮膜が薄くなるため剥離性が低下し、30
重量%を超えるとパック化粧料の粘度が高くなり塗布性
の低下を招く。
【0008】本発明のパック化粧料中には、上記皮膜形
成剤以外に従来のパック化粧料に用いられる油剤、保湿
剤、活性剤、顔料、防腐剤、殺菌剤、色剤、香料、有機
溶媒(エタノール等)、薬効剤等を本発明の効果を損な
わない範囲で適宜配合することができる。但し、本発明
で用いているキトサン及びプルランは、それ自体高い保
湿性を有するので、保湿剤の使用量を低減させても本発
明のパック化粧料を用いて作成した皮膜は良好な保湿効
果を示す。すなわち、使用後には良好なしっとり感が得
られる。
【0009】
【実施例】以下に、皮膜形成剤の調製例及びパック化粧
料の実施例を揚げて本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらによって何ら限定されるものではない。尚、
例中の%は特記しない限り重量基準である。
【0010】皮膜形成剤の調製例 市販のフレーク状キトサン(SK−10;甲陽ケミカル
(株)製、脱アセチル化度85%以上、重量平均分子量1
3,000) 50.0gにコハク酸 27.75g(キトサンのアミノ
基に対して 1.0倍mol)を加え、さらにイオン交換水を加
えて 389gとした。これを室温で攪拌しながらキトサン
を溶解させた後、若干の不溶物を200 メッシュの金網で
濾過して除去することによりキトサンの水溶液(水溶液
A;固形分20%)を調製した。上記方法で、コハク酸の
代わりにクエン酸を 45.15g(キトサンのアミノ基に対
して 1.0倍mol)を用い、固形分濃度20%の水溶液Bを調
製した。また、市販のプルラン(PI−20;(株)林原
製、重量平均分子量20万)20.0gにイオン交換水を加え
て 100gとし、これを室温で攪拌しながらプルランを溶
解させた後、若干の不溶物を200 メッシュの金網で濾過
して除去することによりプルランの20%水溶液(水溶液
C)を調製した。
【0011】同様に、市販のポリビニルアルコール(PV
A215;クラレ(株)製、ケン化度87.5%、重合度1500)
20.0gにイオン交換水を加えて 100.0gとし、これを80
℃で攪拌しながらポリビニルアルコールを溶解させた
後、若干の不溶物を200 メッシュの金網で濾過して除去
することにより、ポリビニルアルコールの20%水溶液
(水溶液D)を調製した。
【0012】水溶液A〜D、及び水溶液AまたはBと水
溶液Cとの混合物をキャストし、室温で成膜させた後、
23℃×60%RHの部屋で3日間放置した皮膜の引張り強
度を測定した。結果を表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】表1の結果から、キトサンとプルランの配
合割合が重量比でキトサン/プルラン=3/7〜7/3
の範囲内にあるものが、非常に高い皮膜強度を有するこ
とが明らかである。
【0015】実施例1〜2及び比較例1〜6 表2に示す組成を有するピールオフタイプのパック化粧
料を下記の方法により調製し、その性能(剥離性、速乾
性、剥離時の痛さ、しっとり感)を下記方法により評価
した。結果を表3に示す。 <製法>表2に示す成分(2) 〜(10)を攪拌しながら80℃
に加熱し、予め80℃に加熱した成分(11)を徐々に添加す
る。その溶液に成分(1) を徐々に加え、完全に溶解さ
せ、室温まで冷却してパック化粧料を得た。
【0016】<評価方法>評価法としては10名の専門パ
ネラーに上記パック化粧料を使用させ、下記の評価基準
により評価した。 ・剥離性(20分乾燥後) ◎:きれいに剥がせる ○:かなり満足できるレベルで剥がせる △:あまりきれいに剥がせない ×:きれいに剥がせない ・速乾性 ◎:15分以内に剥がせる ○:15分〜20分以内に剥がせる △:20分〜30分以内に剥がせる ×:剥がすのに30分以上必要 ・剥離時の痛さ ◎:痛くない ○:ほとんど痛くない △:やや痛い ×:かなり痛い ・しっとり感 ◎:満足できるレベルである ○:ほとんど満足できるレベルである △:少し満足できる ×:満足できない
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】表3から明らかなように、実施例1,2と
も剥離性、速乾性に優れ、剥離時にも痛くなくしっとり
感を発現するパック化粧料であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機酸を用いて中和したキトサンと、プ
    ルランとを含有し、キトサンとプルランとの配合割合が
    重量比でキトサン/プルラン=3/7〜7/3であるこ
    とを特徴とするパック化粧料。
  2. 【請求項2】 キトサンの中和に用いる有機酸が、分子
    内に1つのカルボキシル基と、カルボキシル基、アミノ
    基、水酸基、エーテル基、アミド基から選ばれる1つ以
    上の官能基とを有するものであることを特徴とする請求
    項1記載のパック化粧料。
JP15333895A 1995-06-20 1995-06-20 パック化粧料 Pending JPH092932A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15333895A JPH092932A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 パック化粧料

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15333895A JPH092932A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 パック化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH092932A true JPH092932A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15560296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15333895A Pending JPH092932A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 パック化粧料

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021161032A (ja) * 2020-03-30 2021-10-11 株式会社ナリス化粧品 皮膚外用剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021161032A (ja) * 2020-03-30 2021-10-11 株式会社ナリス化粧品 皮膚外用剤

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