JPH09293649A - 電気二重層キャパシタ - Google Patents
電気二重層キャパシタInfo
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- JPH09293649A JPH09293649A JP8109005A JP10900596A JPH09293649A JP H09293649 A JPH09293649 A JP H09293649A JP 8109005 A JP8109005 A JP 8109005A JP 10900596 A JP10900596 A JP 10900596A JP H09293649 A JPH09293649 A JP H09293649A
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- edlc
- activated carbon
- polarizable
- polarizable electrode
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
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- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 急速充放電ができ、充放電サイクル耐久性に
優れ、高エネルギー密度の電気二重層キャパシタを提供
する。 【解決手段】 アルカリ水溶液からなる電解液を注入
し、活性炭粉末、導電剤粉末及びバインダーからなる分
極性電極材料を、多孔質ニッケル、ステンレス鋼繊維、
ニッケル繊維のいずれかからなる三次元構造を有する集
電体中に充填させた分極性電極を使用する。
優れ、高エネルギー密度の電気二重層キャパシタを提供
する。 【解決手段】 アルカリ水溶液からなる電解液を注入
し、活性炭粉末、導電剤粉末及びバインダーからなる分
極性電極材料を、多孔質ニッケル、ステンレス鋼繊維、
ニッケル繊維のいずれかからなる三次元構造を有する集
電体中に充填させた分極性電極を使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、急速な充放電が可
能で、充放電のサイクル寿命に優れ、かつエネルギー密
度の高い水系電気二重層キャパシタ(以下、EDLCと
いう。)に関する。
能で、充放電のサイクル寿命に優れ、かつエネルギー密
度の高い水系電気二重層キャパシタ(以下、EDLCと
いう。)に関する。
【0002】
【従来の技術】水系EDLC用の電解液としては、希硫
酸、無機中性塩の水溶液、アルカリ水溶液が知られてい
る。これらの中で、希硫酸は、電気伝導度およびイオン
濃度を最も高めることができ、したがって、内部抵抗を
低くすることができるものの、腐食性が大きいため、集
電体等として金属材料を用いることができず、導電性ゴ
ム等を用いざるを得なかった。一方、アルカリ水溶液の
場合、集電体の材料としては、ニッケル、ステンレス鋼
等の限られた金属材料を使用することができるものの、
依然として、低い内部抵抗をもつEDLCを得ることが
困難であった。
酸、無機中性塩の水溶液、アルカリ水溶液が知られてい
る。これらの中で、希硫酸は、電気伝導度およびイオン
濃度を最も高めることができ、したがって、内部抵抗を
低くすることができるものの、腐食性が大きいため、集
電体等として金属材料を用いることができず、導電性ゴ
ム等を用いざるを得なかった。一方、アルカリ水溶液の
場合、集電体の材料としては、ニッケル、ステンレス鋼
等の限られた金属材料を使用することができるものの、
依然として、低い内部抵抗をもつEDLCを得ることが
困難であった。
【0003】アルカリ水溶液を電解液とするEDLCの
集電体としては、特開平5−74659号公報に、活性
炭粉末とフェノール樹脂粉末と金属ニッケル粉末とを混
合してプレス成形し、900℃で焼成することによっ
て、活性炭、カーボン及びニッケルの複合体からなる板
状の分極性電極体を形成し、これにカーボンの集電体を
組み合わせて分極性電極とすることが開示されている。
しかし、この分極性電極を用いた場合、ニッケル粒子同
士が必ずしも相互に接触しないため、EDLCの内部抵
抗を充分に低減させることができない。
集電体としては、特開平5−74659号公報に、活性
炭粉末とフェノール樹脂粉末と金属ニッケル粉末とを混
合してプレス成形し、900℃で焼成することによっ
て、活性炭、カーボン及びニッケルの複合体からなる板
状の分極性電極体を形成し、これにカーボンの集電体を
組み合わせて分極性電極とすることが開示されている。
しかし、この分極性電極を用いた場合、ニッケル粒子同
士が必ずしも相互に接触しないため、EDLCの内部抵
抗を充分に低減させることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】分極性電極に活性炭を
用い、かつ水系電解液を用いた従来のEDLCでは、単
位セル当りの耐電圧が、約1.0Vと低い。より多くの
エネルギーを急速に取り出せるようにEDLCの内部抵
抗を低くし、セルの耐電圧を向上させ、静電容量を大き
くすることが望まれる。
用い、かつ水系電解液を用いた従来のEDLCでは、単
位セル当りの耐電圧が、約1.0Vと低い。より多くの
エネルギーを急速に取り出せるようにEDLCの内部抵
抗を低くし、セルの耐電圧を向上させ、静電容量を大き
くすることが望まれる。
【0005】従来、大比表面積の活性炭を用いることに
よって、EDLCの高容量化を図ってきた。しかし、活
性炭の比表面積は、約3000m2 /gが限度であり、
大比表面積の活性炭を用いたEDLCの単位体積当りの
静電容量もほぼ限界に達している。
よって、EDLCの高容量化を図ってきた。しかし、活
性炭の比表面積は、約3000m2 /gが限度であり、
大比表面積の活性炭を用いたEDLCの単位体積当りの
静電容量もほぼ限界に達している。
【0006】一方、10A以上の大電流で充放電するこ
とのできるEDLCは、電気自動車、回生制動エネルギ
貯蔵等の用途に有望とされている。その実用化のため、
エネルギ密度が充分に高く、かつ急速充放電ができ、さ
らに充放電サイクル耐久性と高電圧印加耐久性の優れた
EDLCの実現が望まれている。
とのできるEDLCは、電気自動車、回生制動エネルギ
貯蔵等の用途に有望とされている。その実用化のため、
エネルギ密度が充分に高く、かつ急速充放電ができ、さ
らに充放電サイクル耐久性と高電圧印加耐久性の優れた
EDLCの実現が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のEDLCは、一
対の分極性電極と、該一対の分極性電極の間に配置され
たセパレータと、該一対の分極性電極と該セパレータに
含浸されたアルカリ水溶液からなる電解液とを有し、か
つ、該一対の分極性電極が、活性炭粉末と導電剤粉末と
バインダーからなる分極性電極材料を、多孔質ニッケ
ル、ステンレス鋼繊維、ニッケル繊維のいずれかからな
る三次元構造を有する集電体中に充填させてなることを
特徴とする。
対の分極性電極と、該一対の分極性電極の間に配置され
たセパレータと、該一対の分極性電極と該セパレータに
含浸されたアルカリ水溶液からなる電解液とを有し、か
つ、該一対の分極性電極が、活性炭粉末と導電剤粉末と
バインダーからなる分極性電極材料を、多孔質ニッケ
ル、ステンレス鋼繊維、ニッケル繊維のいずれかからな
る三次元構造を有する集電体中に充填させてなることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のEDLCにおいて、活性
炭を主体とする一対の分極性電極には、電解液中の溶質
を構成するアニオンとカチオンによって活性炭の表面に
電気二重層が形成されて電荷が蓄積され、それぞれ正極
および負極となる。
炭を主体とする一対の分極性電極には、電解液中の溶質
を構成するアニオンとカチオンによって活性炭の表面に
電気二重層が形成されて電荷が蓄積され、それぞれ正極
および負極となる。
【0009】これら正極と負極の特性を能力一杯発揮さ
せるため、本発明のEDLCで用いる電解液として、好
ましくは濃度が10〜40重量%のアルカリ水溶液が使
用される。例えば、水酸化ナトリウム水溶液を用いる
と、比較的高い温度でのEDLCの充放電特性が良好と
なる。電気伝導度が良好な15〜35重量%の水酸化ナ
トリウム水溶液を使用すると、EDLCの内部抵抗を低
くできるので好ましい。水酸化カリウム水溶液を電解液
に用いると、−20℃の低温でのEDLCの充放電特性
が良好となる。20〜30重量%の水酸化カリウム水溶
液は、水酸化アルカリ水溶液の中で、電気伝導度を最も
高くすることができ、EDLCの内部抵抗を小さくでき
るので好ましい。
せるため、本発明のEDLCで用いる電解液として、好
ましくは濃度が10〜40重量%のアルカリ水溶液が使
用される。例えば、水酸化ナトリウム水溶液を用いる
と、比較的高い温度でのEDLCの充放電特性が良好と
なる。電気伝導度が良好な15〜35重量%の水酸化ナ
トリウム水溶液を使用すると、EDLCの内部抵抗を低
くできるので好ましい。水酸化カリウム水溶液を電解液
に用いると、−20℃の低温でのEDLCの充放電特性
が良好となる。20〜30重量%の水酸化カリウム水溶
液は、水酸化アルカリ水溶液の中で、電気伝導度を最も
高くすることができ、EDLCの内部抵抗を小さくでき
るので好ましい。
【0010】また、アルカリ水溶液として、好ましくは
20〜40重量%の炭酸カリウム水溶液を使用した場合
は、セルを開放系にしたときも空気中の炭酸ガスの影響
を受けず、また、電気抵抗も低いので好ましい。水酸化
リチウム水溶液も電解液に使用することができるが、濃
度を高めることが困難であり、従って電気伝導度も低い
ので、水酸化カリウム水溶液や水酸化ナトリウム水溶液
や炭酸カリウム水溶液等を主体とする水溶液の電解液の
方が好ましい。また、アルカリ水溶液の電解液にセルロ
ース誘導体、親水性高分子、界面活性剤等を添加する
と、負極の耐久性が向上する場合がある。
20〜40重量%の炭酸カリウム水溶液を使用した場合
は、セルを開放系にしたときも空気中の炭酸ガスの影響
を受けず、また、電気抵抗も低いので好ましい。水酸化
リチウム水溶液も電解液に使用することができるが、濃
度を高めることが困難であり、従って電気伝導度も低い
ので、水酸化カリウム水溶液や水酸化ナトリウム水溶液
や炭酸カリウム水溶液等を主体とする水溶液の電解液の
方が好ましい。また、アルカリ水溶液の電解液にセルロ
ース誘導体、親水性高分子、界面活性剤等を添加する
と、負極の耐久性が向上する場合がある。
【0011】アルカリ水溶液の電解液に、ゲル化剤を添
加することによって電気伝導度の低下を抑止でき、ED
LCの電解液の外部への漏出を防ぐことができる。ま
た、バイポーラ型積層キャパシタの電解液にゲル化した
アルカリ水溶液を用いると、積層セル間の電解液のシー
ル不良による内部短絡を防止することができるので、E
DLCの積層セルの高電圧化に好都合である。ゲル化剤
としては、シリカ水和物、アルミナ水和物等の無機水和
物、ポリ(メタ)アクリル酸アルカリ塩、カルボキシメ
チルセルロース、ポリビニルアルコールの部分加水分解
物等の、アルカリ水溶液の電解液中で一部可溶の膨潤性
高分子を挙げることができる。
加することによって電気伝導度の低下を抑止でき、ED
LCの電解液の外部への漏出を防ぐことができる。ま
た、バイポーラ型積層キャパシタの電解液にゲル化した
アルカリ水溶液を用いると、積層セル間の電解液のシー
ル不良による内部短絡を防止することができるので、E
DLCの積層セルの高電圧化に好都合である。ゲル化剤
としては、シリカ水和物、アルミナ水和物等の無機水和
物、ポリ(メタ)アクリル酸アルカリ塩、カルボキシメ
チルセルロース、ポリビニルアルコールの部分加水分解
物等の、アルカリ水溶液の電解液中で一部可溶の膨潤性
高分子を挙げることができる。
【0012】本発明のEDLCの活性炭粉末を主体とす
る分極性電極は、活性炭粉末と、電子伝導性を付与する
カーボンブラック等の導電剤と、バインダーと、集電体
の多孔質金属または金属繊維とで構成される。この分極
性電極は、以下の方法によって形成できる。例えば、多
孔質金属を集電体に用いる場合は、活性炭粉末、カーボ
ンブラック(導電剤)及びバインダー(有機結合剤)
を、溶媒を添加して混練し、シート状に成形、あるいは
粒状物とし、このシート状物または粒状物をシート状の
多孔質金属中に好ましくは押圧して圧入することによっ
て、シート状物または粒状物を多孔質金属の孔の内部に
好ましくは圧密充填する。金属繊維を集電体に用いる場
合は、活性炭粉末、カーボンブラック(導電剤)及びバ
インダーを、溶媒と混合してスラリーとし、シート状の
金属繊維のウェブ、織布または不織布に塗布または含浸
し、乾燥後、好ましくは押圧して圧密化し、一体化した
分極性電極を得る。
る分極性電極は、活性炭粉末と、電子伝導性を付与する
カーボンブラック等の導電剤と、バインダーと、集電体
の多孔質金属または金属繊維とで構成される。この分極
性電極は、以下の方法によって形成できる。例えば、多
孔質金属を集電体に用いる場合は、活性炭粉末、カーボ
ンブラック(導電剤)及びバインダー(有機結合剤)
を、溶媒を添加して混練し、シート状に成形、あるいは
粒状物とし、このシート状物または粒状物をシート状の
多孔質金属中に好ましくは押圧して圧入することによっ
て、シート状物または粒状物を多孔質金属の孔の内部に
好ましくは圧密充填する。金属繊維を集電体に用いる場
合は、活性炭粉末、カーボンブラック(導電剤)及びバ
インダーを、溶媒と混合してスラリーとし、シート状の
金属繊維のウェブ、織布または不織布に塗布または含浸
し、乾燥後、好ましくは押圧して圧密化し、一体化した
分極性電極を得る。
【0013】集電体の多孔質金属または繊維状金属は、
電気化学的、化学的に耐食性のあるものを選択する。多
孔質金属の材料としては、ニッケルやアルミニウムを挙
げることができる。繊維状金属の材料としては、ステン
レス鋼、ニッケル、チタン等を挙げることができる。
電気化学的、化学的に耐食性のあるものを選択する。多
孔質金属の材料としては、ニッケルやアルミニウムを挙
げることができる。繊維状金属の材料としては、ステン
レス鋼、ニッケル、チタン等を挙げることができる。
【0014】集電体の多孔質金属の中でも、気孔率が8
5%以上のニッケル多孔体を好ましい集電体の一つとし
て挙げることができる。特に、厚さが0.3〜5mmの
シート状の多孔質ニッケルは、活性炭粉末、導電剤粉末
及びバインダーをその気孔中に収容して良好な導電性を
確保することができるとともに、プレス等で圧縮して分
極性電極の空隙率を調整し、必要にして充分な電解液の
保持量に調整することができる。
5%以上のニッケル多孔体を好ましい集電体の一つとし
て挙げることができる。特に、厚さが0.3〜5mmの
シート状の多孔質ニッケルは、活性炭粉末、導電剤粉末
及びバインダーをその気孔中に収容して良好な導電性を
確保することができるとともに、プレス等で圧縮して分
極性電極の空隙率を調整し、必要にして充分な電解液の
保持量に調整することができる。
【0015】例えば、海綿状の三次元構造を有するシー
ト状多孔質ニッケルの集電体は、活性炭粉末と導電剤粉
末とバインダーに溶媒を加えて混練したスラリーまたは
シート状成形物をその気孔中に注入または圧入して、集
電体と一体化した分極性電極とすることが容易であり、
特に好適である。多孔質ニッケルの孔の数は、集電体と
しての良好な導電性を確保するため、長さ1cmの直線
が横切る平均孔数が5〜50個とするのが好ましい。
ト状多孔質ニッケルの集電体は、活性炭粉末と導電剤粉
末とバインダーに溶媒を加えて混練したスラリーまたは
シート状成形物をその気孔中に注入または圧入して、集
電体と一体化した分極性電極とすることが容易であり、
特に好適である。多孔質ニッケルの孔の数は、集電体と
しての良好な導電性を確保するため、長さ1cmの直線
が横切る平均孔数が5〜50個とするのが好ましい。
【0016】この多孔質金属のシート中に、活性炭粉末
と導電剤粉末とバインダーに若干の溶媒を加えて混練
し、ロール等で成形したシート状物をプレスで圧入する
ことによって、多孔質金属内部に分極性電極材料を充填
し、同時に分極性電極の空隙率を調整する。この空隙率
の調整によって電極の空隙率を必要かつ充分な量に制御
することが、EDLCの性能を最適化するために重要で
ある。分極性電極の空隙率は、好ましくは10〜80
%、より好ましくは15〜60%である。空隙率が10
%未満であると、電解液が電極の内部に侵入しにくくな
って、内部の分極性電極が有効に働かない。また、空隙
率が80%を超えると、分極性電極の容積の割りに嵩が
大きくなって、単位体積当りの静電容量が小さくなる。
分極性電極の厚さは、好ましくは0.1〜3mm、特に
好ましくは0.2〜2.0mmである。
と導電剤粉末とバインダーに若干の溶媒を加えて混練
し、ロール等で成形したシート状物をプレスで圧入する
ことによって、多孔質金属内部に分極性電極材料を充填
し、同時に分極性電極の空隙率を調整する。この空隙率
の調整によって電極の空隙率を必要かつ充分な量に制御
することが、EDLCの性能を最適化するために重要で
ある。分極性電極の空隙率は、好ましくは10〜80
%、より好ましくは15〜60%である。空隙率が10
%未満であると、電解液が電極の内部に侵入しにくくな
って、内部の分極性電極が有効に働かない。また、空隙
率が80%を超えると、分極性電極の容積の割りに嵩が
大きくなって、単位体積当りの静電容量が小さくなる。
分極性電極の厚さは、好ましくは0.1〜3mm、特に
好ましくは0.2〜2.0mmである。
【0017】集電体とする繊維状金属の材料の好ましい
ものとして、ステンレス鋼及びニッケルを挙げることが
できる。ステンレス鋼繊維またはニッケル繊維は、好ま
しくは直径1〜50μm、特に好ましくは1〜15μm
で、長さ1mm以上のものとする。直径が1μm未満で
あると、繊維自体を安価に製造することが難しく、50
μmを超えると、分極性電極層から均等に集電すること
が難しいので、EDLCの内部抵抗を低減する効果が小
さくなる。ステンレス鋼の材質としては、ステンレス3
16L、ステンレス304等を例示することができ、特
にステンレス316Lが、耐食性の高い点で好ましい。
ステンレス鋼繊維は、例えば、「ナスロン」の商品名で
日本精線社から、あるいは米国チャコール・クロス社か
ら入手することができる。ニッケル繊維も、例えば日本
精線社から入手することができる。
ものとして、ステンレス鋼及びニッケルを挙げることが
できる。ステンレス鋼繊維またはニッケル繊維は、好ま
しくは直径1〜50μm、特に好ましくは1〜15μm
で、長さ1mm以上のものとする。直径が1μm未満で
あると、繊維自体を安価に製造することが難しく、50
μmを超えると、分極性電極層から均等に集電すること
が難しいので、EDLCの内部抵抗を低減する効果が小
さくなる。ステンレス鋼の材質としては、ステンレス3
16L、ステンレス304等を例示することができ、特
にステンレス316Lが、耐食性の高い点で好ましい。
ステンレス鋼繊維は、例えば、「ナスロン」の商品名で
日本精線社から、あるいは米国チャコール・クロス社か
ら入手することができる。ニッケル繊維も、例えば日本
精線社から入手することができる。
【0018】集電体の金属繊維は、マット状またはウェ
ブ状で使用され、必要に応じて別の金属の集電板と電気
的に接合する。マット状またはウエブ状の金属繊維は、
例えば、1000℃以上の不活性ガスまたは還元性ガス
雰囲気中で加熱することによって焼結でき、これによっ
て繊維の相互の交点を結合させ、金属繊維の集電体の強
度を向上させると同時にEDLCの内部抵抗を低減させ
られるので、特に好ましい。金属繊維マットまたはウエ
ブ自体の電気抵抗が高い場合は、金属の集電板を併用す
るのが好ましい。金属の集電板は、金属繊維と電気的に
接合できる限りにおいて種々の形状を取り得る。例え
ば、箔状、エキスパンドメタル状、パンチング箔状等で
ある。金属繊維と金属集電板は、電気溶接、コールドウ
エルド、または超音波溶接によって接合できる。あるい
は金属繊維を金属の集電板上に置いて、還元雰囲気下で
金属の融点近くまで加熱し、金属繊維を焼結によって金
属の集電板に接合したり、あるいは導電性接着剤を用い
て金属繊維マットを金属の集電板に接合できる。さら
に、金属繊維と金属の集電板を接合した後、活性炭粉末
を主体とする分極性電極材料を担持させても良く、ある
いは、分極性電極材料と金属繊維の複合体からなるシー
ト状分極性電極を形成した後、該複合体を金属の集電板
に接合しても良い。
ブ状で使用され、必要に応じて別の金属の集電板と電気
的に接合する。マット状またはウエブ状の金属繊維は、
例えば、1000℃以上の不活性ガスまたは還元性ガス
雰囲気中で加熱することによって焼結でき、これによっ
て繊維の相互の交点を結合させ、金属繊維の集電体の強
度を向上させると同時にEDLCの内部抵抗を低減させ
られるので、特に好ましい。金属繊維マットまたはウエ
ブ自体の電気抵抗が高い場合は、金属の集電板を併用す
るのが好ましい。金属の集電板は、金属繊維と電気的に
接合できる限りにおいて種々の形状を取り得る。例え
ば、箔状、エキスパンドメタル状、パンチング箔状等で
ある。金属繊維と金属集電板は、電気溶接、コールドウ
エルド、または超音波溶接によって接合できる。あるい
は金属繊維を金属の集電板上に置いて、還元雰囲気下で
金属の融点近くまで加熱し、金属繊維を焼結によって金
属の集電板に接合したり、あるいは導電性接着剤を用い
て金属繊維マットを金属の集電板に接合できる。さら
に、金属繊維と金属の集電板を接合した後、活性炭粉末
を主体とする分極性電極材料を担持させても良く、ある
いは、分極性電極材料と金属繊維の複合体からなるシー
ト状分極性電極を形成した後、該複合体を金属の集電板
に接合しても良い。
【0019】また、金属繊維マットまたはウエブに、活
性炭粉末、導電剤粉末及びバインダーに溶媒を加えたス
ラリーを注入し、好ましくは乾燥後に圧縮することによ
って圧密化し、分極性電極の空隙率を調整できる。この
圧密化による分極性電極の空隙率の制御が、EDLCの
性能を最適化するために重要である。空隙率は、好まし
くは10〜80%、特に好ましくは15〜60%であ
る。分極性電極の好ましい空隙率と厚さは、多孔質金属
を用いた場合と同じである。
性炭粉末、導電剤粉末及びバインダーに溶媒を加えたス
ラリーを注入し、好ましくは乾燥後に圧縮することによ
って圧密化し、分極性電極の空隙率を調整できる。この
圧密化による分極性電極の空隙率の制御が、EDLCの
性能を最適化するために重要である。空隙率は、好まし
くは10〜80%、特に好ましくは15〜60%であ
る。分極性電極の好ましい空隙率と厚さは、多孔質金属
を用いた場合と同じである。
【0020】金属繊維マットまたはウエブ、または金属
繊維のウェブまたはマットと金属の集電板からなる集電
体に、活性炭粉末を主体とする分極性電極材料を担持さ
せる方法として、活性炭粉末、導電剤粉末及びバインダ
ーからなるシート状物を予め成形し、必要に応じてアル
コール等の溶媒を添加しつつ、このシート状物を集電体
中にロールプレス等で圧入して、集電体と一体の分極性
電極とすることもできる。
繊維のウェブまたはマットと金属の集電板からなる集電
体に、活性炭粉末を主体とする分極性電極材料を担持さ
せる方法として、活性炭粉末、導電剤粉末及びバインダ
ーからなるシート状物を予め成形し、必要に応じてアル
コール等の溶媒を添加しつつ、このシート状物を集電体
中にロールプレス等で圧入して、集電体と一体の分極性
電極とすることもできる。
【0021】これらの分極性電極を製造する際にスラリ
ーに加えるバインダーとしては、ポリテトラフルオロエ
チレン、ポリフッ化ビニリデン、フルオロオレフィン/
ビニルエーテル共重合体架橋ポリマー、カルボキシメチ
ルセルロ−ス、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸及びポリイミドから選ばれるい
ずれかを用いるのが好ましい。該架橋ポリマーの架橋剤
には、アミン類、ポリアミン類、ポリイソシアネート
類、ビスフェノール類、パーオキシド類等を使用するこ
とができる。
ーに加えるバインダーとしては、ポリテトラフルオロエ
チレン、ポリフッ化ビニリデン、フルオロオレフィン/
ビニルエーテル共重合体架橋ポリマー、カルボキシメチ
ルセルロ−ス、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸及びポリイミドから選ばれるい
ずれかを用いるのが好ましい。該架橋ポリマーの架橋剤
には、アミン類、ポリアミン類、ポリイソシアネート
類、ビスフェノール類、パーオキシド類等を使用するこ
とができる。
【0022】スラリーの溶媒は、これらのバインダーを
溶解するものが好ましく、N−メチルピロリドン、水、
ジメチルホルムアミド、トルエン、キシレン、メチルエ
チルケトン、酢酸エチル、酢酸メチル、フタル酸ジメチ
ル、エタノール、メタノール、ブタノール、水等から適
宜選択される。
溶解するものが好ましく、N−メチルピロリドン、水、
ジメチルホルムアミド、トルエン、キシレン、メチルエ
チルケトン、酢酸エチル、酢酸メチル、フタル酸ジメチ
ル、エタノール、メタノール、ブタノール、水等から適
宜選択される。
【0023】本発明のEDLCに用いられる活性炭粉末
としては、やしがら系活性炭、フェノール樹脂系活性
炭、石油コークス系活性炭等の粉末を挙げることができ
る。大容量を得られる点で、フェノール樹脂系活性炭、
石油コークス系活性炭の使用が好ましい。また、活性炭
の賦活処理法としては、水蒸気賦活処理法、溶融KOH
賦活処理等がある。より大容量を得られる点で、溶融K
OH賦活処理法による活性炭の使用が好ましい。また、
分極性電極中のカーボンブラック等の導電剤の配合量
は、良好な導電性を得るために、活性炭粉末との合量中
5〜40重量%とするのが好ましい。活性炭粉末の配合
量が減ると静電容量が減るため、導電剤の配合量は10
〜30重量%とするのが特に好ましい。
としては、やしがら系活性炭、フェノール樹脂系活性
炭、石油コークス系活性炭等の粉末を挙げることができ
る。大容量を得られる点で、フェノール樹脂系活性炭、
石油コークス系活性炭の使用が好ましい。また、活性炭
の賦活処理法としては、水蒸気賦活処理法、溶融KOH
賦活処理等がある。より大容量を得られる点で、溶融K
OH賦活処理法による活性炭の使用が好ましい。また、
分極性電極中のカーボンブラック等の導電剤の配合量
は、良好な導電性を得るために、活性炭粉末との合量中
5〜40重量%とするのが好ましい。活性炭粉末の配合
量が減ると静電容量が減るため、導電剤の配合量は10
〜30重量%とするのが特に好ましい。
【0024】分極性電極に使用する導電剤には、導電性
のカーボンブラック、天然黒鉛、人造黒鉛、金属ファイ
バー、酸化チタン、酸化ルテニウム等を使用することが
できる。これらの内、少量でも効果の大きいカーボンブ
ラックの一種であるケッチェンブラックまたはアセチレ
ンブラックの使用が好ましい。また、活性炭粉末には、
平均粒径が20μm以下で比表面積が1000〜250
0m2 /gのものを使用すると、EDLCの静電容量を
大きくすることができ、かつ内部抵抗を低くすることが
できるので好ましい。
のカーボンブラック、天然黒鉛、人造黒鉛、金属ファイ
バー、酸化チタン、酸化ルテニウム等を使用することが
できる。これらの内、少量でも効果の大きいカーボンブ
ラックの一種であるケッチェンブラックまたはアセチレ
ンブラックの使用が好ましい。また、活性炭粉末には、
平均粒径が20μm以下で比表面積が1000〜250
0m2 /gのものを使用すると、EDLCの静電容量を
大きくすることができ、かつ内部抵抗を低くすることが
できるので好ましい。
【0025】一対の分極性電極の間に介在させるセパレ
ータには、多孔質ポリプロピレン、紙等のシートを好ま
しく使用でき、その厚さは30〜200μm程度とする
のが好ましい。
ータには、多孔質ポリプロピレン、紙等のシートを好ま
しく使用でき、その厚さは30〜200μm程度とする
のが好ましい。
【0026】EDLCは、正極と負極の単極容量が等し
い時に、EDLCの静電容量が最大になる。しかし、本
発明のEDLCにおいては、負極の単極容量を正極の単
極容量より大きくした方が、過電圧の印加による水素ガ
スの発生を抑制でき、また、正極で酸素ガスが発生した
場合に負極側に酸素ガスが移行して、負極上で電気化学
的に還元されるため、過電圧の印加に対する安全性が向
上するので、好ましい。
い時に、EDLCの静電容量が最大になる。しかし、本
発明のEDLCにおいては、負極の単極容量を正極の単
極容量より大きくした方が、過電圧の印加による水素ガ
スの発生を抑制でき、また、正極で酸素ガスが発生した
場合に負極側に酸素ガスが移行して、負極上で電気化学
的に還元されるため、過電圧の印加に対する安全性が向
上するので、好ましい。
【0027】本発明のEDLCにおいて、正極の分極性
電極100重量%に対し、1〜40重量%の粒径が30
μm以下の粉末状の水酸化ニッケルおよび/または水酸
化コバルトを添加すると、EDLCの静電容量または耐
電圧を向上させられる場合がある。
電極100重量%に対し、1〜40重量%の粒径が30
μm以下の粉末状の水酸化ニッケルおよび/または水酸
化コバルトを添加すると、EDLCの静電容量または耐
電圧を向上させられる場合がある。
【0028】負極の分極性電極100重量%に対し、水
素吸蔵合金の粒径が30μm以下の粉末を1〜40重量
%添加すると、過電圧の印加による水素ガスの発生を抑
止でき、吸蔵水素を放出することができるので、EDL
Cの積層セルの耐電圧や静電容量を向上させられる場合
がある。水素吸蔵合金としては、LaNi5 、MmNi
5 (Mm:ミッシュメタル)、TiN、Ti2 Ni、Z
rV0.4 Ni1.6 等が好ましく例示される。
素吸蔵合金の粒径が30μm以下の粉末を1〜40重量
%添加すると、過電圧の印加による水素ガスの発生を抑
止でき、吸蔵水素を放出することができるので、EDL
Cの積層セルの耐電圧や静電容量を向上させられる場合
がある。水素吸蔵合金としては、LaNi5 、MmNi
5 (Mm:ミッシュメタル)、TiN、Ti2 Ni、Z
rV0.4 Ni1.6 等が好ましく例示される。
【0029】一般に、パワー用途のEDLCは、駆動モ
ータの動作電圧の関係により、6〜250Vの電圧で使
用されるので、EDLCを直列に接続するか若しくはE
DLCの単位セルを積層して高電圧化を図る必要があ
る。本発明のEDLCの単位セルは、耐電圧が約1Vで
あるので、体積効率の良いバイポーラ構造を有する積層
セルが選択される。電解液にアルカリ水溶液を用いる
と、バイポーラ板にニッケル箔、ステンレス金属箔また
はニッケルとステンレスの積層箔を使用することができ
る。これらのバイポーラ板は、硫酸系のバイポーラ板で
ある導電性ゴムやグラシーカーボン板よりも、厚さが薄
く、導電性が高く、強度が大きく、安価であり、積層セ
ルのハウジングに安価な樹脂を使用することができる。
したがって、アルカリ水溶液系EDLCの積層セルは、
硫酸系EDLCの積層セルよりも有利である。
ータの動作電圧の関係により、6〜250Vの電圧で使
用されるので、EDLCを直列に接続するか若しくはE
DLCの単位セルを積層して高電圧化を図る必要があ
る。本発明のEDLCの単位セルは、耐電圧が約1Vで
あるので、体積効率の良いバイポーラ構造を有する積層
セルが選択される。電解液にアルカリ水溶液を用いる
と、バイポーラ板にニッケル箔、ステンレス金属箔また
はニッケルとステンレスの積層箔を使用することができ
る。これらのバイポーラ板は、硫酸系のバイポーラ板で
ある導電性ゴムやグラシーカーボン板よりも、厚さが薄
く、導電性が高く、強度が大きく、安価であり、積層セ
ルのハウジングに安価な樹脂を使用することができる。
したがって、アルカリ水溶液系EDLCの積層セルは、
硫酸系EDLCの積層セルよりも有利である。
【0030】本発明のバイポーラ型の積層EDLCは、
(A)ニッケル箔、ステンレス鋼箔、ニッケルとステン
レス鋼の積層箔のいずれかの金属箔と、(B)該金属箔
(A)の両面に電気的に接合配置され、かつ、活性炭粉
末と導電剤粉末とバインダーとからなる分極性電極材料
を多孔質ニッケル、ステンレス鋼繊維、ニッケル繊維の
いずれかからなる三次元構造を有する集電体中に充填さ
せてなる分極性電極と、(C)該分極性電極(B)の間
に介在するセパレータと、(D)該分極性電極(B)及
び該セパレータ(C)からなる素子に含浸されたアルカ
リ溶液からなる電解液と、(E)該電解液(D)及び該
素子を収納する容器と、(F)該容器中に該電解液を密
封する絶縁性室枠ガスケットとを有する。
(A)ニッケル箔、ステンレス鋼箔、ニッケルとステン
レス鋼の積層箔のいずれかの金属箔と、(B)該金属箔
(A)の両面に電気的に接合配置され、かつ、活性炭粉
末と導電剤粉末とバインダーとからなる分極性電極材料
を多孔質ニッケル、ステンレス鋼繊維、ニッケル繊維の
いずれかからなる三次元構造を有する集電体中に充填さ
せてなる分極性電極と、(C)該分極性電極(B)の間
に介在するセパレータと、(D)該分極性電極(B)及
び該セパレータ(C)からなる素子に含浸されたアルカ
リ溶液からなる電解液と、(E)該電解液(D)及び該
素子を収納する容器と、(F)該容器中に該電解液を密
封する絶縁性室枠ガスケットとを有する。
【0031】上記バイポーラ型積層EDLCに用いられ
る金属箔の厚さは、ニッケル箔の場合で10〜50μ
m、ステンレス鋼箔の場合で10〜50μm、ニッケル
とステンレス鋼の積層箔の場合で20〜100μmとす
るのが好ましい。上記金属箔と上記分極性電極を電気的
に接合する方法としては、電気溶接、コールドウェル
ド、超音波、還元雰囲気下での金属材料の融点付近での
焼成、導電性接着剤の使用等を挙げることができる。
る金属箔の厚さは、ニッケル箔の場合で10〜50μ
m、ステンレス鋼箔の場合で10〜50μm、ニッケル
とステンレス鋼の積層箔の場合で20〜100μmとす
るのが好ましい。上記金属箔と上記分極性電極を電気的
に接合する方法としては、電気溶接、コールドウェル
ド、超音波、還元雰囲気下での金属材料の融点付近での
焼成、導電性接着剤の使用等を挙げることができる。
【0032】本発明のバイポーラ型積層EDLCの具体
例を図1に示す。図1において、正極リード1が正極3
の集電体の金属箔6に、負極リード2が負極4の集電体
の金属箔7に、夫々接続される。正極3の集電体の金属
箔6と負極4の集電体の金属箔7の間には、正極3の分
極性電極、セパレータ8、負極4の分極性電極、金属の
バイポーラ箔5、正極3の分極性電極・・・負極4の分
極電極の順に、積層される。正極3の分極性電極、セパ
レータ8、負極4の分極性電極には、水酸化アルカリ水
溶液10が含浸される。水酸化アルカリ水溶液を密閉す
るために、絶縁性室枠ガスケット9が配置され、これを
介して両端の押圧板11によって、正極3の集電体の金
属箔6と負極4の集電体の金属箔7を通じて全体が押圧
される。
例を図1に示す。図1において、正極リード1が正極3
の集電体の金属箔6に、負極リード2が負極4の集電体
の金属箔7に、夫々接続される。正極3の集電体の金属
箔6と負極4の集電体の金属箔7の間には、正極3の分
極性電極、セパレータ8、負極4の分極性電極、金属の
バイポーラ箔5、正極3の分極性電極・・・負極4の分
極電極の順に、積層される。正極3の分極性電極、セパ
レータ8、負極4の分極性電極には、水酸化アルカリ水
溶液10が含浸される。水酸化アルカリ水溶液を密閉す
るために、絶縁性室枠ガスケット9が配置され、これを
介して両端の押圧板11によって、正極3の集電体の金
属箔6と負極4の集電体の金属箔7を通じて全体が押圧
される。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれらによって限定されない。
するが、本発明はこれらによって限定されない。
【0034】実施例1 フェノール樹脂系のKOH賦活処理活性炭粉末(比表面
積2100m2 /g、平均粒径5μm)80重量%、ケ
ッチェンブラックEC(カーボンブラックの一種、三菱
化学社製)10重量%、ポリテトラフルオロエチレン粉
末10重量%からなる混合物にエタノールを添加して混
練し、成形後、乾燥して得た厚さ約0.5mmの分極性
電極シートを縦35mm、横40mmに切り取った。一
方、縦60mm、横40mm、厚さ2. 0mm、気孔率
96%、長さ1cmの直線が横切る平均気孔数12の多
孔質ニッケル箔の縦方向の片端25mmの部分を、プレ
スして圧縮し、リード端子部とした。多孔質ニッケル箔
の35mmの未プレス部に電極シートを重ね、エタノー
ルを滴下しつつロールプレスすることによって、活性炭
粉末、カーボンブラック及びポリテトラフルオロエチレ
ンからなる分極性電極材料を多孔質ニッケルの内部に圧
入充填し、乾燥して、空隙率が30%で、厚さが0.5
2mmの分極性電極を得た。
積2100m2 /g、平均粒径5μm)80重量%、ケ
ッチェンブラックEC(カーボンブラックの一種、三菱
化学社製)10重量%、ポリテトラフルオロエチレン粉
末10重量%からなる混合物にエタノールを添加して混
練し、成形後、乾燥して得た厚さ約0.5mmの分極性
電極シートを縦35mm、横40mmに切り取った。一
方、縦60mm、横40mm、厚さ2. 0mm、気孔率
96%、長さ1cmの直線が横切る平均気孔数12の多
孔質ニッケル箔の縦方向の片端25mmの部分を、プレ
スして圧縮し、リード端子部とした。多孔質ニッケル箔
の35mmの未プレス部に電極シートを重ね、エタノー
ルを滴下しつつロールプレスすることによって、活性炭
粉末、カーボンブラック及びポリテトラフルオロエチレ
ンからなる分極性電極材料を多孔質ニッケルの内部に圧
入充填し、乾燥して、空隙率が30%で、厚さが0.5
2mmの分極性電極を得た。
【0035】ロールプレスによって、上記分極性電極材
料が充填された多孔質ニッケル箔を一方向に延伸し、分
極性電極部分の寸法を縦40mm、横40mmとした。
この分極性電極2枚を対向させ、厚さ160μmのポリ
プロピレンのセパレータを介して有効電極面積16cm
2 、厚さ約1.2mmのEDLCの素子とし、この素子
をポリプロピレン製容器に入れ、この素子に濃度が25
重量%の高純度水酸化カリウム水溶液を減圧下で含浸し
た。このEDLCに最大電流密度10mA/cm2 で1
0分間、1.0Vまで充電し、1.0Vから0.1Vま
で10mA/cm2 で定電流放電して、放電時の勾配よ
り、EDLCの静電容量を求め、充電直後の電圧上昇か
らEDLCの内部抵抗を求めた。このEDLCの静電容
量は42.1F、内部抵抗は0.16Ωであった。
料が充填された多孔質ニッケル箔を一方向に延伸し、分
極性電極部分の寸法を縦40mm、横40mmとした。
この分極性電極2枚を対向させ、厚さ160μmのポリ
プロピレンのセパレータを介して有効電極面積16cm
2 、厚さ約1.2mmのEDLCの素子とし、この素子
をポリプロピレン製容器に入れ、この素子に濃度が25
重量%の高純度水酸化カリウム水溶液を減圧下で含浸し
た。このEDLCに最大電流密度10mA/cm2 で1
0分間、1.0Vまで充電し、1.0Vから0.1Vま
で10mA/cm2 で定電流放電して、放電時の勾配よ
り、EDLCの静電容量を求め、充電直後の電圧上昇か
らEDLCの内部抵抗を求めた。このEDLCの静電容
量は42.1F、内部抵抗は0.16Ωであった。
【0036】実施例2 実施例1において、多孔質ニッケル箔の両面にそれぞれ
1枚の厚さが約0.5mmの分極性電極材料のシートを
重ね、実施例1と同様にロールプレスすることによって
分極性電極材料を多孔質ニッケルの内部に圧入充填し、
乾燥して、空隙率が35%で、厚さが0.87mmの分
極性電極を得た。ロールプレスによって、シート電極が
充填された多孔質ニッケル箔を一方向に延伸し、寸法が
縦40mm、横40mmのシート状分極性電極とした。
この分極性電極2枚を対向させ、厚さ160μmのポリ
プロピレンのセパレータを介して、有効電極面積16c
m 2 、厚さ1.9mmのEDLCの素子とした。次い
で、実施例1と同様にして静電容量と内部抵抗を求め
た。このEDLCの静電容量は105.6F、内部抵抗
は0.25Ωであった。
1枚の厚さが約0.5mmの分極性電極材料のシートを
重ね、実施例1と同様にロールプレスすることによって
分極性電極材料を多孔質ニッケルの内部に圧入充填し、
乾燥して、空隙率が35%で、厚さが0.87mmの分
極性電極を得た。ロールプレスによって、シート電極が
充填された多孔質ニッケル箔を一方向に延伸し、寸法が
縦40mm、横40mmのシート状分極性電極とした。
この分極性電極2枚を対向させ、厚さ160μmのポリ
プロピレンのセパレータを介して、有効電極面積16c
m 2 、厚さ1.9mmのEDLCの素子とした。次い
で、実施例1と同様にして静電容量と内部抵抗を求め
た。このEDLCの静電容量は105.6F、内部抵抗
は0.25Ωであった。
【0037】実施例3 フェノール樹脂系のKOH賦活処理活性炭粉末(比表面
積1800m2 /g、平均粒径5μm)76重量%、ケ
ッチェンブラックEC14重量%、ポリフッ化ビニリデ
ン10重量%からなる混合物にN−メチルピロリドンを
添加して混合し、スラリーを調製した。直径約8μmの
ステンレス316Lの繊維からなる、目付量500g/
m2 のウエブシートを焼結し、厚さ1mm、縦4cm、
横6cmの2枚のシート状ステンレス鋼繊維焼結体を得
た。この焼結体の長手方向の片端を幅2cmにわたりプ
レスして圧縮し、リード端子部とした。残る4cm角の
部分に活性炭スラリーを含浸担持させ、180℃で乾燥
後、ロールプレスして空隙率が50%、厚さ0.54m
mの2枚のシート状分極性電極を得た。
積1800m2 /g、平均粒径5μm)76重量%、ケ
ッチェンブラックEC14重量%、ポリフッ化ビニリデ
ン10重量%からなる混合物にN−メチルピロリドンを
添加して混合し、スラリーを調製した。直径約8μmの
ステンレス316Lの繊維からなる、目付量500g/
m2 のウエブシートを焼結し、厚さ1mm、縦4cm、
横6cmの2枚のシート状ステンレス鋼繊維焼結体を得
た。この焼結体の長手方向の片端を幅2cmにわたりプ
レスして圧縮し、リード端子部とした。残る4cm角の
部分に活性炭スラリーを含浸担持させ、180℃で乾燥
後、ロールプレスして空隙率が50%、厚さ0.54m
mの2枚のシート状分極性電極を得た。
【0038】この分極性電極2枚を対向させ、160μ
mの多孔質ポリプロピレンのセパレータを介して、有効
電極面積16cm2 、厚さ1.24mmのEDLCの素
子とした。次いで、実施例1と同様にして静電容量と内
部抵抗を求めた。このEDLCの静電容量は48.5
F、内部抵抗は0.14Ωであった。
mの多孔質ポリプロピレンのセパレータを介して、有効
電極面積16cm2 、厚さ1.24mmのEDLCの素
子とした。次いで、実施例1と同様にして静電容量と内
部抵抗を求めた。このEDLCの静電容量は48.5
F、内部抵抗は0.14Ωであった。
【0039】実施例4 実施例3においてステンレス繊維焼結体の代わりに平均
繊維径28μm、厚さ1mm、縦4cm、横6cm、目
付量400g/cm2 のニッケル繊維マットを用い、他
は実施例3と同様にして、EDLCの素子を得た。この
分極性電極の空隙率は40%、厚さは0.55mmであ
った。次いで、実施例1と同様にして静電容量と内部抵
抗を求めた。このEDLCの静電容量は47.8F、内
部抵抗は0.13Ωであった。
繊維径28μm、厚さ1mm、縦4cm、横6cm、目
付量400g/cm2 のニッケル繊維マットを用い、他
は実施例3と同様にして、EDLCの素子を得た。この
分極性電極の空隙率は40%、厚さは0.55mmであ
った。次いで、実施例1と同様にして静電容量と内部抵
抗を求めた。このEDLCの静電容量は47.8F、内
部抵抗は0.13Ωであった。
【0040】実施例5 電解液として20重量%の水酸化ナトリウム水溶液を用
い、他は実施例3と同様にして、EDLCの素子を得
た。次いで、実施例1と同様にしてEDLCの静電容量
と内部抵抗を求めた。このEDLCの静電容量は40.
4F、内部抵抗は0.19Ωであった。
い、他は実施例3と同様にして、EDLCの素子を得
た。次いで、実施例1と同様にしてEDLCの静電容量
と内部抵抗を求めた。このEDLCの静電容量は40.
4F、内部抵抗は0.19Ωであった。
【0041】実施例6 縦6cm、横6cm、厚さ20μmのステンレス316
L箔の両面に、実施例1で作製したものと同じ2枚の分
極性電極シートの分極性電極材料を圧入していない側の
面を重ねて電気溶接し、ステンレス316L箔の両面に
分極性電極層が保持された分極性電極を得た。この分極
性電極を6枚作製した。一方、ステンレス316L箔の
片面のみに分極性電極が保持された分極性電極を2枚作
製した。これらの分極性電極と、5cm角のポリプロピ
レンのセパレータ7枚の夫々に、濃度25%水酸化カリ
ウム水溶液を減圧下で含浸させた。次に、図1に示され
るように、エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合体
ゴムからなる両端に配置する室枠ガスケットを介して、
片面に分極性電極を保持した集電体の間に、セパレー
タ、両面に分極性電極層を保持した分極性電極、セパレ
ータの順に7セルのバイポーラ型積層EDLCを組み立
てた。両端のステンレス316Lの集電体間に、最大電
流密度10mA/cm2 で10分間、6Vまで充電し、
6Vから0.6Vまで10mA/cm2 で定電流放電し
て、放電時の勾配より、積層EDLCの静電容量を求
め、充電直後の電圧上昇より内部抵抗を求めた。このバ
イポーラ型積層EDLCの静電容量は6.0F、内部抵
抗は1.0Ωであった。
L箔の両面に、実施例1で作製したものと同じ2枚の分
極性電極シートの分極性電極材料を圧入していない側の
面を重ねて電気溶接し、ステンレス316L箔の両面に
分極性電極層が保持された分極性電極を得た。この分極
性電極を6枚作製した。一方、ステンレス316L箔の
片面のみに分極性電極が保持された分極性電極を2枚作
製した。これらの分極性電極と、5cm角のポリプロピ
レンのセパレータ7枚の夫々に、濃度25%水酸化カリ
ウム水溶液を減圧下で含浸させた。次に、図1に示され
るように、エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合体
ゴムからなる両端に配置する室枠ガスケットを介して、
片面に分極性電極を保持した集電体の間に、セパレー
タ、両面に分極性電極層を保持した分極性電極、セパレ
ータの順に7セルのバイポーラ型積層EDLCを組み立
てた。両端のステンレス316Lの集電体間に、最大電
流密度10mA/cm2 で10分間、6Vまで充電し、
6Vから0.6Vまで10mA/cm2 で定電流放電し
て、放電時の勾配より、積層EDLCの静電容量を求
め、充電直後の電圧上昇より内部抵抗を求めた。このバ
イポーラ型積層EDLCの静電容量は6.0F、内部抵
抗は1.0Ωであった。
【0042】実施例7 実施例6において、ステンレス316L箔の代わりに厚
さ20μmのニッケル箔を用い、30重量%の炭酸カリ
ウムを含む水溶液を電解液に用い、他は実施例6と同様
にして、7セルのバイポーラ型積層EDLCを組み立て
た。次いで、実施例6と同様にして積層EDLCの静電
容量と内部抵抗を求めた。このEDLCの静電容量は
6.0F、内部抵抗は1.4Ωであった。
さ20μmのニッケル箔を用い、30重量%の炭酸カリ
ウムを含む水溶液を電解液に用い、他は実施例6と同様
にして、7セルのバイポーラ型積層EDLCを組み立て
た。次いで、実施例6と同様にして積層EDLCの静電
容量と内部抵抗を求めた。このEDLCの静電容量は
6.0F、内部抵抗は1.4Ωであった。
【0043】実施例8 実施例6において、ステンレス316L箔の代わりに、
厚さ20μmのニッケル箔と厚さ30μmのステンレス
304箔からなる厚さ50μmの積層箔を用い、電解液
として25重量%の水酸化カリウムと1.5重量%の水
酸化リチウムを含む水溶液を用い、他は実施例6と同様
にして、7セルのバイポーラ型積層EDLCを組み立て
た。積層箔は、ニッケル箔側を正極側とし、ステンレス
304側を負極側とした。次いで、実施例6と同様にし
て積層EDLCの静電容量と内部抵抗を求めた。このE
DLCの静電容量は6.3F、内部抵抗は1.0Ωであ
った。
厚さ20μmのニッケル箔と厚さ30μmのステンレス
304箔からなる厚さ50μmの積層箔を用い、電解液
として25重量%の水酸化カリウムと1.5重量%の水
酸化リチウムを含む水溶液を用い、他は実施例6と同様
にして、7セルのバイポーラ型積層EDLCを組み立て
た。積層箔は、ニッケル箔側を正極側とし、ステンレス
304側を負極側とした。次いで、実施例6と同様にし
て積層EDLCの静電容量と内部抵抗を求めた。このE
DLCの静電容量は6.3F、内部抵抗は1.0Ωであ
った。
【0044】比較例1 実施例1において、多孔質ニッケル箔の代わりに、厚さ
50μmの無孔性のニッケル箔を集電体に用い、4cm
×4cmで厚さ0.5mmの分極性電極シートを黒鉛系
導電性接着剤でニッケル箔に接合し、200℃で30分
間乾燥した。この分極性電極体2枚を対向させ、160
μmの多孔質ポリプロピレンセパレータを介して、有効
電極面積16cm2 、厚さ1.26mmのEDLCの素
子とした。キャパシタに25重量%の高純度水酸化カリ
ウム水溶液を真空含浸した。次いで、実施例1と同様に
して静電容量と内部抵抗を求めた。このEDLCの静電
容量は46.2F、内部抵抗は0.38Ωであった。
50μmの無孔性のニッケル箔を集電体に用い、4cm
×4cmで厚さ0.5mmの分極性電極シートを黒鉛系
導電性接着剤でニッケル箔に接合し、200℃で30分
間乾燥した。この分極性電極体2枚を対向させ、160
μmの多孔質ポリプロピレンセパレータを介して、有効
電極面積16cm2 、厚さ1.26mmのEDLCの素
子とした。キャパシタに25重量%の高純度水酸化カリ
ウム水溶液を真空含浸した。次いで、実施例1と同様に
して静電容量と内部抵抗を求めた。このEDLCの静電
容量は46.2F、内部抵抗は0.38Ωであった。
【0045】比較例2 実施例3において、ステンレス316L繊維焼結体の代
わりに厚さ50μmの無孔性のステンレス316L箔を
集電体に用い、実施例3で調製した活性炭スラリーをス
テンレス箔に塗布し、他は実施例3と同様にして、有効
電極面積16cm2 のEDLCの素子を組み立てた。こ
の塗布電極の厚さは0.08mm、空隙率は29%であ
った。塗布厚は厚くするとステンレス316L箔より剥
離した。次いで、実施例1と同様にして静電容量と内部
抵抗を求めた。このEDLCの静電容量は13.4F、
内部抵抗は0.16Ωであった。
わりに厚さ50μmの無孔性のステンレス316L箔を
集電体に用い、実施例3で調製した活性炭スラリーをス
テンレス箔に塗布し、他は実施例3と同様にして、有効
電極面積16cm2 のEDLCの素子を組み立てた。こ
の塗布電極の厚さは0.08mm、空隙率は29%であ
った。塗布厚は厚くするとステンレス316L箔より剥
離した。次いで、実施例1と同様にして静電容量と内部
抵抗を求めた。このEDLCの静電容量は13.4F、
内部抵抗は0.16Ωであった。
【0046】実施例1、2を比較例1と比べることによ
り、また実施例3、4を比較例2と比べることにより、
静電容量及び内部抵抗において、本発明のEDLCが顕
著に優れていることが分かる。
り、また実施例3、4を比較例2と比べることにより、
静電容量及び内部抵抗において、本発明のEDLCが顕
著に優れていることが分かる。
【0047】
【発明の効果】本発明のEDLCは、静電容量が大きく
内部抵抗が低いので、急速充放電が可能である。本発明
のEDLCは、コイン型のような小サイズのものにも適
用できるが、静電容量が100〜10000F、または
充放電電流が5〜1000Aの、超大容量、大電流向け
のEDLCにも好適である。本発明のEDLCを使用す
れば、メモリーバックアップ用EDLCの性能を顕著に
向上させることができ、さらには今後有望な電気自動車
の動力性能を顕著に向上させられ、電気自動車の回生制
動エネルギを有効に利用してエネルギー効率を顕著に高
めることができるので、その産業上の利用価値は多大で
ある。
内部抵抗が低いので、急速充放電が可能である。本発明
のEDLCは、コイン型のような小サイズのものにも適
用できるが、静電容量が100〜10000F、または
充放電電流が5〜1000Aの、超大容量、大電流向け
のEDLCにも好適である。本発明のEDLCを使用す
れば、メモリーバックアップ用EDLCの性能を顕著に
向上させることができ、さらには今後有望な電気自動車
の動力性能を顕著に向上させられ、電気自動車の回生制
動エネルギを有効に利用してエネルギー効率を顕著に高
めることができるので、その産業上の利用価値は多大で
ある。
【図1】本発明のEDLCの一例を示す断面図である。
1 正極リード 2 負極リード 3 正極 4 負極 5 バイポーラ箔 6 正極の集電体金属箔 7 負極の集電体金属箔 8 セパレータ 9 絶縁性室枠ガスケット 10 水酸化アルカリ水溶液 11 押圧板
Claims (6)
- 【請求項1】 一対の分極性電極と、該一対の分極性電
極の間に配置されたセパレータと、該一対の分極性電極
と該セパレータに含浸されたアルカリ水溶液からなる電
解液とを有し、かつ、該一対の分極性電極が、活性炭粉
末と導電剤粉末とバインダーからなる分極性電極材料
を、多孔質ニッケル、ステンレス鋼繊維、ニッケル繊維
のいずれかからなる三次元構造を有する集電体中に充填
させてなる電気二重層キャパシタ。 - 【請求項2】 上記分極性電極が、10〜80%の空隙
率と0.1〜3mmの厚さを有するシート状物である請
求項1に記載の電気二重層キャパシタ。 - 【請求項3】 上記活性炭粉末が、1000〜2500
m2 /gの比表面積を有する請求項1または請求項2に
記載の電気二重層キャパシタ。 - 【請求項4】 上記電解液が、20〜30重量%の水酸
化カリウム水溶液、15〜35重量%の水酸化ナトリウ
ム水溶液、または20〜40重量%の炭酸カリウム水溶
液である請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気二
重層キャパシタ。 - 【請求項5】 上記分極性電極が、活性炭粉末とカーボ
ンブラックとポリテトラフルオロエチレン粉末の混練物
を、85%以上の空隙率と0.3〜5mmの厚さを有
し、かつ長さ1cmの直線が横切る平均孔数が5〜50
である多孔質ニッケルシート中に圧入して充填されたシ
ート状物である請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
電気二重層キャパシタ。 - 【請求項6】 上記分極性電極が、活性炭粉末とカーボ
ンブラックと有機バインダーと溶媒とからなるスラリー
を内部に充填したマット状またはウェブ状のステンレス
鋼繊維またはニッケル繊維からなる集電体を、乾燥後に
加圧圧縮されたシート状物である請求項1〜請求項4の
いずれかに記載の電気二重層キャパシタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8109005A JPH09293649A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 電気二重層キャパシタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8109005A JPH09293649A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 電気二重層キャパシタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09293649A true JPH09293649A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14499161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8109005A Pending JPH09293649A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 電気二重層キャパシタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09293649A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006024611A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Nisshinbo Ind Inc | 電気二重層キャパシタ |
| WO2007049352A1 (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-03 | Kitagawa Seiki Kabushiki Kaisha | 電気二重層コンデンサ |
| JP2011077269A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Mitsubishi Materials Corp | 非水系電気化学セルの集電体およびそれを用いた電極 |
| JP2011159960A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 電気二重層キャパシター及びその製造方法 |
| JP2013004579A (ja) * | 2011-06-13 | 2013-01-07 | Taiyo Yuden Co Ltd | 電気化学キャパシタ |
| JP2013048213A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-03-07 | Sato Komusho:Kk | 電気二重層キャパシタ |
| CN107634238A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-01-26 | 国网电力科学研究院武汉南瑞有限责任公司 | 一种具有较高强度的双极板及其制造方法 |
| JP2020053134A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社豊田自動織機 | 蓄電モジュール |
| JP2022087050A (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-09 | 位速科技股▲ふん▼有限公司 | 電解質水溶液と、蓄電装置、並びに蓄電装置の製造方法 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP8109005A patent/JPH09293649A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN107634238A (zh) * | 2017-08-29 | 2018-01-26 | 国网电力科学研究院武汉南瑞有限责任公司 | 一种具有较高强度的双极板及其制造方法 |
| CN107634238B (zh) * | 2017-08-29 | 2024-03-15 | 国网电力科学研究院武汉南瑞有限责任公司 | 一种具有较高强度的双极板及其制造方法 |
| JP2020053134A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社豊田自動織機 | 蓄電モジュール |
| JP2022087050A (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-09 | 位速科技股▲ふん▼有限公司 | 電解質水溶液と、蓄電装置、並びに蓄電装置の製造方法 |
| US12334277B2 (en) | 2020-11-30 | 2025-06-17 | Ways Technical Corp., Ltd. | Aqueous electrolyte solution, power storage device and manufacturing method of the power storage device |
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