JPH0929414A - 金型の温度調整構造 - Google Patents
金型の温度調整構造Info
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- JPH0929414A JPH0929414A JP18413595A JP18413595A JPH0929414A JP H0929414 A JPH0929414 A JP H0929414A JP 18413595 A JP18413595 A JP 18413595A JP 18413595 A JP18413595 A JP 18413595A JP H0929414 A JPH0929414 A JP H0929414A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】金型1の型締めに伴い金型1の冷却や保温等の
温度調整を金型1の内部から行う金型の温度調整構造を
提供すること。 【解決手段】分割型11は、第1開口11fをもつ第1
通路孔11cと、第1開口11fを閉鎖する頭栓部32
をもつ閉鎖栓体3とを備えている。分割型12は、第1
開口11fに対面可能な第2開口12fをもつ第2通路
孔12cと、押圧操作ピン7とを備えている。型締めの
際に、押圧操作ピン7の先端面74kが閉鎖栓体3を押
圧操作して第1開口11fを開放し、第1開口11fと
第2開口12fとを対面連通させ、第1通路孔11c及
び第2通路孔12cを連通する。連通した該第1通路孔
11c及び第2通路孔12cに冷却水等の温度調整用媒
体を供給する。
温度調整を金型1の内部から行う金型の温度調整構造を
提供すること。 【解決手段】分割型11は、第1開口11fをもつ第1
通路孔11cと、第1開口11fを閉鎖する頭栓部32
をもつ閉鎖栓体3とを備えている。分割型12は、第1
開口11fに対面可能な第2開口12fをもつ第2通路
孔12cと、押圧操作ピン7とを備えている。型締めの
際に、押圧操作ピン7の先端面74kが閉鎖栓体3を押
圧操作して第1開口11fを開放し、第1開口11fと
第2開口12fとを対面連通させ、第1通路孔11c及
び第2通路孔12cを連通する。連通した該第1通路孔
11c及び第2通路孔12cに冷却水等の温度調整用媒
体を供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金型を冷却したり加
熱したりする金型の温度調整構造に関する。本発明は例
えば溶湯状の金属を鋳造するダイカスト型等の鋳造型に
利用できる。
熱したりする金型の温度調整構造に関する。本発明は例
えば溶湯状の金属を鋳造するダイカスト型等の鋳造型に
利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、金型の温度調整構造として、
金型の内部に通路孔を設け、その通路孔に冷却水を供給
することにより、金型をその内部から冷却して温度調整
する方式のものが知られている(実開平5−24148
号公報)。更に他の金型の温度調整構造として、金型を
型開きした状態で、金型のキャビティ型面または突き合
わせ面に霧状または液状の冷却水を接触させ、金型の外
部から温度調整する方式のものも知られている。
金型の内部に通路孔を設け、その通路孔に冷却水を供給
することにより、金型をその内部から冷却して温度調整
する方式のものが知られている(実開平5−24148
号公報)。更に他の金型の温度調整構造として、金型を
型開きした状態で、金型のキャビティ型面または突き合
わせ面に霧状または液状の冷却水を接触させ、金型の外
部から温度調整する方式のものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで金型の内部か
ら温度調整する構造によれば、通路孔が未貫通状である
ため、温度調整性能の向上には限界がある。更に金型の
外部から温度調整する構造によれば、金型の表出面側か
らの冷却を図り得るものの、金型の内部から冷却できな
いので、同様に温度調整性能の向上には限界がある。
ら温度調整する構造によれば、通路孔が未貫通状である
ため、温度調整性能の向上には限界がある。更に金型の
外部から温度調整する構造によれば、金型の表出面側か
らの冷却を図り得るものの、金型の内部から冷却できな
いので、同様に温度調整性能の向上には限界がある。
【0004】本発明は上記した実情に鑑みなされたもの
であり、分割型の型締めの際に、相手側の分割型で閉鎖
栓体を押圧開放する新規な方式を採用することにより、
金型の温度調整性能を向上させ得る金型の温度調整構造
を提供することを課題とする。
であり、分割型の型締めの際に、相手側の分割型で閉鎖
栓体を押圧開放する新規な方式を採用することにより、
金型の温度調整性能を向上させ得る金型の温度調整構造
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る金型の温度
調整構造は、少なくとも2個に分割された分割型を温度
調整する構造であって、少なくとも一の分割型は、他の
一の分割型に対面する第1開口をもつ第1通路孔と、第
1通路孔の第1開口を開放可能に閉鎖する閉鎖栓体とを
備えており、他の一の分割型は、第1開口に対面可能な
第2開口をもつ第2通路孔と、型締めの際に閉鎖栓体を
押圧操作して開放し第1開口と第2開口とを対面連通さ
せて第1通路孔及び第2通路孔を連通する押圧操作部を
備えており、閉鎖栓体の開放に伴い連通した第1通路孔
及び第2通路孔に液状または気体状の温度調整用媒体を
供給する様にしたことを特徴とするものである。
調整構造は、少なくとも2個に分割された分割型を温度
調整する構造であって、少なくとも一の分割型は、他の
一の分割型に対面する第1開口をもつ第1通路孔と、第
1通路孔の第1開口を開放可能に閉鎖する閉鎖栓体とを
備えており、他の一の分割型は、第1開口に対面可能な
第2開口をもつ第2通路孔と、型締めの際に閉鎖栓体を
押圧操作して開放し第1開口と第2開口とを対面連通さ
せて第1通路孔及び第2通路孔を連通する押圧操作部を
備えており、閉鎖栓体の開放に伴い連通した第1通路孔
及び第2通路孔に液状または気体状の温度調整用媒体を
供給する様にしたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】閉鎖栓体は、一の分割型の第1通
路孔の第1開口を開放可能に閉鎖するものである。閉鎖
栓体としては棒状、球状等を採用できる。押圧操作部
は、閉鎖栓体が装備されている分割型とは別の他の分割
型に設けられている。温度調整用媒体としては、金型を
冷却して温度調整する場合には冷却水、金型を加熱して
温度調整する場合には温水、熱水、高温蒸気、燃焼ガス
等を採用できる。
路孔の第1開口を開放可能に閉鎖するものである。閉鎖
栓体としては棒状、球状等を採用できる。押圧操作部
は、閉鎖栓体が装備されている分割型とは別の他の分割
型に設けられている。温度調整用媒体としては、金型を
冷却して温度調整する場合には冷却水、金型を加熱して
温度調整する場合には温水、熱水、高温蒸気、燃焼ガス
等を採用できる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の実施例
を説明する。本実施例では金型1は、可動型としての第
1分割型11と、固定型としての第2分割型12とから
なる。第1分割型11は、鋳造品を成形するための成形
キャビティ13を区画する第1キャビティ型面11a
と、第1分割型11を貫通する円筒形状の第1通路孔1
1cをもつ。第1通路孔11cの先端には第1開口11
fが第2分割型12に対面して形成されている。更に第
1開口11fを区画する金型部分には円錐テーパ状のス
トッパ内周面15が形成されている。ストッパ内周面1
5の内径は第1開口11fに向かうにつれて径小とな
る。更に第1分割型11には、第1通路孔11cに連通
する第1冷却水通路11iが形成されている。
を説明する。本実施例では金型1は、可動型としての第
1分割型11と、固定型としての第2分割型12とから
なる。第1分割型11は、鋳造品を成形するための成形
キャビティ13を区画する第1キャビティ型面11a
と、第1分割型11を貫通する円筒形状の第1通路孔1
1cをもつ。第1通路孔11cの先端には第1開口11
fが第2分割型12に対面して形成されている。更に第
1開口11fを区画する金型部分には円錐テーパ状のス
トッパ内周面15が形成されている。ストッパ内周面1
5の内径は第1開口11fに向かうにつれて径小とな
る。更に第1分割型11には、第1通路孔11cに連通
する第1冷却水通路11iが形成されている。
【0008】第1通路孔11cにはピン状の閉鎖栓体3
が矢印B1、B2方向(つまりピン状の閉鎖栓体3の延
びる方向)にそって変位可能に嵌合されている。閉鎖栓
体3は、第1通路孔11cと同径の摺動軸部30と、摺
動軸部30よりも小径の中径軸部31と、中径軸部31
の先端に延設された頭栓部32とをもつ。頭栓部32の
外面のうち、少なくともストッパ内周面15と接触する
外面は球状凸面であることが好ましい。そのため本実施
例によれば頭栓部32の外面32r全体が球状凸面とさ
れている。
が矢印B1、B2方向(つまりピン状の閉鎖栓体3の延
びる方向)にそって変位可能に嵌合されている。閉鎖栓
体3は、第1通路孔11cと同径の摺動軸部30と、摺
動軸部30よりも小径の中径軸部31と、中径軸部31
の先端に延設された頭栓部32とをもつ。頭栓部32の
外面のうち、少なくともストッパ内周面15と接触する
外面は球状凸面であることが好ましい。そのため本実施
例によれば頭栓部32の外面32r全体が球状凸面とさ
れている。
【0009】図1に示す様に第1通路孔11cの背面側
から、閉鎖栓体3の抜け止めを図り得る固定ピン38が
挿入され、シール材38hを介して水密に固定されてい
る。固定ピン38と閉鎖栓体3の摺動軸部30との間に
は付勢手段としてのコイル状の付勢バネ5が固定ピン3
8と略同軸的に介装されている。付勢バネ5の付勢力に
より、閉鎖栓体3の頭栓部32は矢印B1方向に付勢さ
れており、ストッパ内周面15に圧接している。この様
に圧接した状態では、頭栓部32とストッパ内周面15
との境界域は水密にシールされている。従って図1に示
す状態では、温度調整用媒体としての冷却水が第1冷却
水通路11iを介して第1通路孔11cに供給されたと
しても、その冷却水が頭栓部32とストッパ内周面15
との境界域から漏れることは、抑えられる。
から、閉鎖栓体3の抜け止めを図り得る固定ピン38が
挿入され、シール材38hを介して水密に固定されてい
る。固定ピン38と閉鎖栓体3の摺動軸部30との間に
は付勢手段としてのコイル状の付勢バネ5が固定ピン3
8と略同軸的に介装されている。付勢バネ5の付勢力に
より、閉鎖栓体3の頭栓部32は矢印B1方向に付勢さ
れており、ストッパ内周面15に圧接している。この様
に圧接した状態では、頭栓部32とストッパ内周面15
との境界域は水密にシールされている。従って図1に示
す状態では、温度調整用媒体としての冷却水が第1冷却
水通路11iを介して第1通路孔11cに供給されたと
しても、その冷却水が頭栓部32とストッパ内周面15
との境界域から漏れることは、抑えられる。
【0010】更に図1から理解できる様に第2分割型1
2は、成形キャビティ13を区画する第2キャビティ型
面12aと、第2分割型12を貫通する円筒形状の第2
通路孔12cとをもつ。第2通路孔12cは第1通路孔
11cと同じ軸線上にそって配置され、略同軸的または
同軸的とされている。第2通路孔2cの先端には第2開
口12fが形成されている。第2開口12fは、第1分
割型11の第1開口11fに対面する位置に形成されて
いる。第2通路孔12cには押圧操作ピン7が固定され
ている。押圧操作ピン7は閉鎖栓体3と同じ軸線上にそ
って配置され、閉鎖栓体3に対して略同軸的または同軸
的とされている。
2は、成形キャビティ13を区画する第2キャビティ型
面12aと、第2分割型12を貫通する円筒形状の第2
通路孔12cとをもつ。第2通路孔12cは第1通路孔
11cと同じ軸線上にそって配置され、略同軸的または
同軸的とされている。第2通路孔2cの先端には第2開
口12fが形成されている。第2開口12fは、第1分
割型11の第1開口11fに対面する位置に形成されて
いる。第2通路孔12cには押圧操作ピン7が固定され
ている。押圧操作ピン7は閉鎖栓体3と同じ軸線上にそ
って配置され、閉鎖栓体3に対して略同軸的または同軸
的とされている。
【0011】この押圧操作ピン7は、第2分割型12に
シール材70hを介して固定された固定ピン部70と、
固定ピン部70に連設され固定ピン部70よりも小径の
押圧操作ピン部72とをもつ。押圧操作ピン部72は閉
鎖栓体3を開放操作するための押圧操作部として機能す
る。押圧操作ピン部72の先端面74kは球状凹面とさ
れている。なお押圧操作ピン7は硬質材料、一般的には
金属またはセラミックス焼結体で形成されている。閉鎖
栓体3も同様である。
シール材70hを介して固定された固定ピン部70と、
固定ピン部70に連設され固定ピン部70よりも小径の
押圧操作ピン部72とをもつ。押圧操作ピン部72は閉
鎖栓体3を開放操作するための押圧操作部として機能す
る。押圧操作ピン部72の先端面74kは球状凹面とさ
れている。なお押圧操作ピン7は硬質材料、一般的には
金属またはセラミックス焼結体で形成されている。閉鎖
栓体3も同様である。
【0012】第2分割型12には、第2通路孔12cに
連通する第2冷却水通路12iが形成されている。第1
冷却水通路11i、第2冷却水通路12iは冷却水を送
給する冷却用供給装置93及び吸引装置94につながっ
ている。さて図1に示す様に第1分割型11と第2分割
型12とが型開きしている状態では、付勢バネ5の付勢
力により閉鎖栓体3が矢印B1方向に変位している。よ
って、図2に示す様に閉鎖栓体3の頭栓部32がストッ
パ内周面15に密接して閉鎖栓体3が第1開口11fを
水密に閉鎖している。
連通する第2冷却水通路12iが形成されている。第1
冷却水通路11i、第2冷却水通路12iは冷却水を送
給する冷却用供給装置93及び吸引装置94につながっ
ている。さて図1に示す様に第1分割型11と第2分割
型12とが型開きしている状態では、付勢バネ5の付勢
力により閉鎖栓体3が矢印B1方向に変位している。よ
って、図2に示す様に閉鎖栓体3の頭栓部32がストッ
パ内周面15に密接して閉鎖栓体3が第1開口11fを
水密に閉鎖している。
【0013】また第1分割型11及び第2分割型12を
冷却する場合には、図3に示す様に第1分割型11と第
2分割型12とを型締めする。この際には押圧操作ピン
部72の先端面74kが閉鎖栓体3の頭栓部32を押圧
操作するので、付勢バネ5の付勢力に抗しつつ閉鎖栓体
3は矢印B2方向に変位して退避する。よって図4から
理解できる様に閉鎖栓体3の頭栓部32がストッパ内周
面15から離れて第1開口11fが開放されると共に、
第1開口11fと第2開口12fとが対面連通し、これ
により第1通路孔11cと第2通路孔12cとが互いに
連通する。
冷却する場合には、図3に示す様に第1分割型11と第
2分割型12とを型締めする。この際には押圧操作ピン
部72の先端面74kが閉鎖栓体3の頭栓部32を押圧
操作するので、付勢バネ5の付勢力に抗しつつ閉鎖栓体
3は矢印B2方向に変位して退避する。よって図4から
理解できる様に閉鎖栓体3の頭栓部32がストッパ内周
面15から離れて第1開口11fが開放されると共に、
第1開口11fと第2開口12fとが対面連通し、これ
により第1通路孔11cと第2通路孔12cとが互いに
連通する。
【0014】即ち図3から理解できる様に型締めに伴い
第2冷却水通路12i、第2通路孔12c、第1開口1
1f、第1冷却水通路11i、第1通路孔11cが互い
に連通する。この状態で吸引装置94を作動しつつ、冷
却用供給装置93により冷却水を圧送して第1通路孔1
1cと第2通路孔12cとに冷却水を供給すれば、冷却
水循環路が形成され、冷却水が第1分割型11及び第2
分割型12に循環し、第1分割型11及び第2分割型1
2がその内部から冷却される。
第2冷却水通路12i、第2通路孔12c、第1開口1
1f、第1冷却水通路11i、第1通路孔11cが互い
に連通する。この状態で吸引装置94を作動しつつ、冷
却用供給装置93により冷却水を圧送して第1通路孔1
1cと第2通路孔12cとに冷却水を供給すれば、冷却
水循環路が形成され、冷却水が第1分割型11及び第2
分割型12に循環し、第1分割型11及び第2分割型1
2がその内部から冷却される。
【0015】この様な本実施例によれば、第1分割型1
1及び第2分割型12の高温化を抑えて、焼付等の鋳造
欠陥の軽減、回避に有利であるばかりか、鋳造品の凝固
時間の短縮化にも有利であり、鋳造サイクルの短縮を図
り得る。なお吸引装置94による吸引作用により、冷却
水の循環は良好となる。また本実施例では図4から理解
できる様に閉鎖栓体3の先端部である頭栓部32に冷却
水が直接触れる様になり、閉鎖栓体3が効果的に冷却さ
れる。よって閉鎖栓体3とくに頭栓部32の過熱を抑え
るのに有利である。
1及び第2分割型12の高温化を抑えて、焼付等の鋳造
欠陥の軽減、回避に有利であるばかりか、鋳造品の凝固
時間の短縮化にも有利であり、鋳造サイクルの短縮を図
り得る。なお吸引装置94による吸引作用により、冷却
水の循環は良好となる。また本実施例では図4から理解
できる様に閉鎖栓体3の先端部である頭栓部32に冷却
水が直接触れる様になり、閉鎖栓体3が効果的に冷却さ
れる。よって閉鎖栓体3とくに頭栓部32の過熱を抑え
るのに有利である。
【0016】更に前述した様に閉鎖栓体3の先端部であ
る頭栓部32の外面32kは、球状凸面である。そのた
め、頭栓部32を通過する冷却水の流れを乱すことを抑
制するのに有利である。金型1内に残った冷却水を除去
したい場合には、吸引装置94を作動して、第1通路孔
11cや第2通路孔12cに残っている冷却水、少なく
とも第1開口11f及び第2開口12f付近に残ってい
る冷却水を吸引除去する。この様にすれば、水残りを防
止するのに有利であり、水残りに起因する鋳造欠陥の回
避、軽減に有利である。
る頭栓部32の外面32kは、球状凸面である。そのた
め、頭栓部32を通過する冷却水の流れを乱すことを抑
制するのに有利である。金型1内に残った冷却水を除去
したい場合には、吸引装置94を作動して、第1通路孔
11cや第2通路孔12cに残っている冷却水、少なく
とも第1開口11f及び第2開口12f付近に残ってい
る冷却水を吸引除去する。この様にすれば、水残りを防
止するのに有利であり、水残りに起因する鋳造欠陥の回
避、軽減に有利である。
【0017】(他の例)図5は他の実施例を示す。この
場合には冷却水を供給する冷却用供給装置93の他に、
温度調整用媒体として加熱媒体を供給する加熱用供給装
置95が装備されている。そして、第1分割型11及び
第2分割型12を加熱する場合には、切替弁96a、9
6bを加熱用供給装置95側に切り換えるとと共に、第
1分割型11及び第2分割型12を型締めして第1通路
孔11cと第2通路孔12cとが互いに連通した状態と
する。
場合には冷却水を供給する冷却用供給装置93の他に、
温度調整用媒体として加熱媒体を供給する加熱用供給装
置95が装備されている。そして、第1分割型11及び
第2分割型12を加熱する場合には、切替弁96a、9
6bを加熱用供給装置95側に切り換えるとと共に、第
1分割型11及び第2分割型12を型締めして第1通路
孔11cと第2通路孔12cとが互いに連通した状態と
する。
【0018】この状態で加熱用供給装置95により第1
通路孔11cや第2通路孔12cに加熱媒体を供給すれ
ば、加熱媒体が第1分割型11及び第2分割型12に循
環し、第1分割型11及び第2分割型12がその内部か
ら加熱される。そのため鋳造工程の立ち上がり時期にお
ける金型1の昇温、鋳造を中止している際の金型1の保
温に貢献できる。よって金型1の過剰低温に起因する溶
湯湯回り不良等の鋳造欠陥を軽減、回避するのに有利で
ある。なお加熱媒体としては一般的には温水、熱水等の
液体、高温蒸気、加熱空気、燃焼ガス等の高温気体を採
用できる。
通路孔11cや第2通路孔12cに加熱媒体を供給すれ
ば、加熱媒体が第1分割型11及び第2分割型12に循
環し、第1分割型11及び第2分割型12がその内部か
ら加熱される。そのため鋳造工程の立ち上がり時期にお
ける金型1の昇温、鋳造を中止している際の金型1の保
温に貢献できる。よって金型1の過剰低温に起因する溶
湯湯回り不良等の鋳造欠陥を軽減、回避するのに有利で
ある。なお加熱媒体としては一般的には温水、熱水等の
液体、高温蒸気、加熱空気、燃焼ガス等の高温気体を採
用できる。
【0019】更に図5に示す例では、押圧操作ピン7の
撓み変形を抑えて押圧操作ピン7を保持するピン保持部
7rが第2通路孔12cに設けられている。上記した例
では付勢バネ5により閉鎖栓体3を矢印B1方向に付勢
して第1開口11fを閉鎖する様にしているが、これに
限らず、付勢バネ5を設けず、図6の別例から理解でき
る様に水等の液体または空気等の気体の高圧の流体圧力
F1を付勢手段として用い、流体圧力F1により球状の
閉鎖栓体3を矢印B1方向に付勢してストッパ内周面1
5に当て、以て第1開口11fを開放可能に閉鎖する様
にしても良い。
撓み変形を抑えて押圧操作ピン7を保持するピン保持部
7rが第2通路孔12cに設けられている。上記した例
では付勢バネ5により閉鎖栓体3を矢印B1方向に付勢
して第1開口11fを閉鎖する様にしているが、これに
限らず、付勢バネ5を設けず、図6の別例から理解でき
る様に水等の液体または空気等の気体の高圧の流体圧力
F1を付勢手段として用い、流体圧力F1により球状の
閉鎖栓体3を矢印B1方向に付勢してストッパ内周面1
5に当て、以て第1開口11fを開放可能に閉鎖する様
にしても良い。
【0020】更に図7の別例から理解できる様にパイプ
孔18aおよび着座面18cを備えた中空管体18を用
い、中空管体18を付勢バネ5と共に第1通路孔11c
に嵌合し、付勢バネ5の付勢力により球状の閉鎖栓体3
を矢印B1方向に付勢して第1開口11fを開放可能に
閉鎖する様にしても良い。この例では、閉鎖栓体3を押
圧開放する押圧操作部として、押圧操作突部78k及び
透孔78mを備えたプラグ78を用い、このプラグ78
を第2分割型12の第2通路孔12cの第2開口12f
に圧入や螺着等により取付けている。
孔18aおよび着座面18cを備えた中空管体18を用
い、中空管体18を付勢バネ5と共に第1通路孔11c
に嵌合し、付勢バネ5の付勢力により球状の閉鎖栓体3
を矢印B1方向に付勢して第1開口11fを開放可能に
閉鎖する様にしても良い。この例では、閉鎖栓体3を押
圧開放する押圧操作部として、押圧操作突部78k及び
透孔78mを備えたプラグ78を用い、このプラグ78
を第2分割型12の第2通路孔12cの第2開口12f
に圧入や螺着等により取付けている。
【0021】成形キャビティ13に注入する溶湯として
はアルミ系、銅系、スズ系、亜鉛系等の他の軽金属、鋳
鉄系でも良い。金型1は第1分割型11、第2分割型1
2とからなるが、分割型の数はそれ以上でも良い。更に
スライドコア型に適用しても良いものである。上記した
例では鋳造に適用した例であるが、これに限らず溶湯鍛
造型や熱間鍛造型、樹脂成形型でも良く、要するに温度
調整が要望される型であれば良い。付勢バネ5としては
コイルバネ、皿バネ、板バネ等公知のバネを採用でき
る。
はアルミ系、銅系、スズ系、亜鉛系等の他の軽金属、鋳
鉄系でも良い。金型1は第1分割型11、第2分割型1
2とからなるが、分割型の数はそれ以上でも良い。更に
スライドコア型に適用しても良いものである。上記した
例では鋳造に適用した例であるが、これに限らず溶湯鍛
造型や熱間鍛造型、樹脂成形型でも良く、要するに温度
調整が要望される型であれば良い。付勢バネ5としては
コイルバネ、皿バネ、板バネ等公知のバネを採用でき
る。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る構造によれば分割型の型締
めの際に、相手側の分割型の押圧操作部により閉鎖栓体
を押圧開放する方式を採用している。そのため分割型の
型締めの際に、第1分割型の第1通路孔と第2分割型の
第2通路孔とが連通するので、互いに連通した第1通路
孔及び第2通路孔に温度調整用媒体を供給すれば、第1
分割型及び第2分割型の内部から冷却したり、或いは加
熱したりできる。よって、第1分割型及び第2分割型を
これの内部から適温領域に温度調整でき、成形不良の低
減に有利である。
めの際に、相手側の分割型の押圧操作部により閉鎖栓体
を押圧開放する方式を採用している。そのため分割型の
型締めの際に、第1分割型の第1通路孔と第2分割型の
第2通路孔とが連通するので、互いに連通した第1通路
孔及び第2通路孔に温度調整用媒体を供給すれば、第1
分割型及び第2分割型の内部から冷却したり、或いは加
熱したりできる。よって、第1分割型及び第2分割型を
これの内部から適温領域に温度調整でき、成形不良の低
減に有利である。
【0023】更に分割型が型開きしている際には、閉鎖
栓体が第1開口を閉鎖しているため、第1開口から温度
調整用媒体が漏れることを抑え得る。従って温度調整用
媒体の漏れに起因する成形不良を抑えるのに有利であ
る。
栓体が第1開口を閉鎖しているため、第1開口から温度
調整用媒体が漏れることを抑え得る。従って温度調整用
媒体の漏れに起因する成形不良を抑えるのに有利であ
る。
【図1】第1分割型と第2分割型とを型開きしている状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す断面図である。
【図3】第1分割型と第2分割型とを型締めしている状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図4】図3の要部を拡大して示す断面図である。
【図5】他の例に係り、第1分割型と第2分割型とを型
締めしている状態を示す断面図である。
締めしている状態を示す断面図である。
【図6】他の別例に係る閉鎖栓体付近を拡大して示す断
面図である。
面図である。
【図7】更に別例に係る閉鎖栓体付近を拡大して示す断
面図である。
面図である。
図中、1は金型、11は第1分割型、11cは第1通路
孔、11fは第1開口、12は第2分割型、12cは第
2通路孔、12fは第2開口、13は成形キャビティ、
3は閉鎖栓体、32は頭栓部、7は押圧操作ピン(押圧
操作部)を示す。
孔、11fは第1開口、12は第2分割型、12cは第
2通路孔、12fは第2開口、13は成形キャビティ、
3は閉鎖栓体、32は頭栓部、7は押圧操作ピン(押圧
操作部)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富岡 憲彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 乾 満 岐阜県岐阜市六条南1丁目9番6号 岐阜 精機工業株式会社第1事業部内 (72)発明者 二村 健人 岐阜県岐阜市六条南1丁目9番6号 岐阜 精機工業株式会社第1事業部内 (72)発明者 斉藤 明 岐阜県岐阜市六条南1丁目9番6号 岐阜 精機工業株式会社第1事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも2個に分割された分割型を温度
調整する構造であって、 少なくとも一の分割型は、 他の一の分割型に対面する第1開口をもつ第1通路孔
と、該第1通路孔の該第1開口を開放可能に閉鎖する閉
鎖栓体とを備えており、 他の一の分割型は、 該第1開口に対面可能な第2開口をもつ第2通路孔と、
型締めの際に該閉鎖栓体を押圧操作して開放し該第1開
口と該第2開口とを対面連通させて該第1通路孔及び該
第2通路孔を連通する押圧操作部を備えており、 該閉鎖栓体の開放に伴い連通した該第1通路孔及び該第
2通路孔に液状または気体状の温度調整用媒体を供給す
る様にしたことを特徴とする金型の温度調整構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18413595A JPH0929414A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 金型の温度調整構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18413595A JPH0929414A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 金型の温度調整構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929414A true JPH0929414A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16147993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18413595A Pending JPH0929414A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 金型の温度調整構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0929414A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007015383A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Gentex Optics Inc | 直接挿入式熱制御による射出成形方法 |
| JP2018196959A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | クミ化成株式会社 | 射出成形用金型 |
| CN109834240A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-06-04 | 广东省智能制造研究所 | 一种温度自调节压射冲头 |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP18413595A patent/JPH0929414A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007015383A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Gentex Optics Inc | 直接挿入式熱制御による射出成形方法 |
| JP2018196959A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | クミ化成株式会社 | 射出成形用金型 |
| CN109834240A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-06-04 | 广东省智能制造研究所 | 一种温度自调节压射冲头 |
| CN109834240B (zh) * | 2019-01-28 | 2024-01-26 | 广东省智能制造研究所 | 一种温度自调节压射冲头 |
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