JPH09294209A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09294209A
JPH09294209A JP8105828A JP10582896A JPH09294209A JP H09294209 A JPH09294209 A JP H09294209A JP 8105828 A JP8105828 A JP 8105828A JP 10582896 A JP10582896 A JP 10582896A JP H09294209 A JPH09294209 A JP H09294209A
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JP
Japan
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selecting
binarizing
binarized
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JP8105828A
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English (en)
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Kouichi Kamon
宏一 賀門
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像メモリの容量を低減し且つプリンタの階
調表現能力を有効に利用する。 【解決手段】 多値画像データが2値化階調処理部19
bにより単純2値化又は固定閾値、ディザ閾値による誤
差拡散2値化されてメモリ部100に記憶される。メモ
リ部100から読み出された2値データはパターンメモ
リ114によりジャギーが補正されて多値化され、ま
た、多値化フィルタ115により階調表現のために多値
化され、また、、FF/00変換部116により白/黒
を表すように多値化され、その1つがセレクタ118に
より選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタル複
写機に好適な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置としては、例えば特
願平4−301395号に示すように印字時に斜め線な
どが階段状となるジャギー(ギザギザ)を補正したり、
特開昭63−56063号公報に示すように注目画素の
濃淡レベルと周囲画素の濃淡レベルの平均値の比に基づ
いて文字画像と中間調画像を識別する方法が提案されて
いる。また、他の方法としては、特開平3−70267
号公報に示すように出力解像度より高い解像度の2値化
データを生成してこの2値化データを出力解像度に合わ
せて整形することにより中間調万線スクリーンの階調
性、解像度を高めたり、特開平4−156064号公報
に示すように注目画素濃度が周囲の平均濃度より小さい
場合にエッジと判断し、2値化回路の誤差の拡散をコン
トロールする方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタル複
写機のようにページメモリを有する画像形成装置では、
コストに大きな影響を与えるページメモリのコストを低
減するためには、多値データより2値化データを記憶す
る方が望ましい。しかしながら、プリンタが多値の階調
表現能力を有する構成では、多値データを2値化データ
に変換して記憶するとプリンタの階調表現能力を有効に
利用することができないという問題点がある。
【0004】また、デジタル複写機では、空間フィルタ
としてレンズ、CCD等の入力系のMTFを補正する空
間フィルタと、画質を改善するための空間フィルタが設
けられており、空間フィルタの種類が多くなってコスト
高となるという問題点がある。
【0005】また、多値データを疑似中間調処理して2
値化データに変換して記憶すると、モアレを防止するた
めに100線、200線というようなモアレを発生させ
る線数の網点を2値化データに基づいて検出しなければ
ならず、複雑な処理が必要になるという問題点がある。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、画像メモリの
容量を低減することができると共に、プリンタの階調表
現能力を有効に利用することができる画像処理装置を提
供することを目的とする。
【0007】本発明はまた、画像メモリの容量を低減
し、プリンタの階調表現能力を有効に利用することがで
きる共に、空間フィルタの種類を低減することができる
画像処理装置を提供することを目的とする。
【0008】本発明はまた、画像メモリの容量を低減
し、プリンタの階調表現能力を有効に利用することがで
きる共に、多値画像データを疑似中間調処理して2値化
しても、簡単な構成で中間調の再現性を向上することが
できる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、多値画像データを周波数特性が異なる
特性で処理する複数の空間フィルタ処理手段と、前記複
数の空間フィルタ処理手段により処理された多値画像デ
ータの1つを選択する第1の選択手段と、前記第1の選
択手段により選択された多値画像データを固定の閾値で
2値化する第1の2値化手段と、前記第1の選択手段に
より選択された多値画像データをディザ閾値で2値化す
る第2の2値化手段と、前記第1の選択手段により選択
された多値画像データを誤差拡散法で2値化する第3の
2値化手段と、前記第1ないし第3の2値化手段により
2値化されたデータの1つを選択する第2の選択手段
と、前記第2の選択手段により選択された2値化データ
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から読み出された
2値化データを、異なる特性で多値化する複数の多値化
手段と、前記複数の多値化手段により多値化されたデー
タの1つを選択する第3の選択手段と、を有する。
【0010】第2の手段は、多値画像データのMTFを
補正するMTF補正手段と、前記MTF補正手段により
処理された多値画像データを固定の閾値で2値化する第
1の2値化手段と、前記第1の選択手段により選択され
た多値画像データをディザ閾値で2値化する第2の2値
化手段と、前記第1の選択手段により選択された多値画
像データを誤差拡散法で2値化する第3の2値化手段
と、前記第1ないし第3の2値化手段により2値化され
たデータの1つを選択する第1の選択手段と、前記第1
の選択手段により選択された2値化データを記憶する記
憶手段と、前記記憶手段から読み出された2値化データ
を、異なる特性で多値化する複数の多値化手段と、前記
複数の多値化手段により多値化されたデータの1つを選
択する第2の選択手段と、を有する。
【0011】第3の手段は、第1の手段の第3の選択手
段、第2の手段の第2の選択手段が、前記記憶手段から
読み出された2値化データに基づいて注目画素がハーフ
トーンか否かを判別し、判別結果に基づいて前記複数の
多値化手段により多値化されたデータの1つを画素毎に
選択することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る画像処理装置
の一実施形態が適用されたデジタル複写機の原稿読み取
り装置を示す構成図、図2はデジタル複写機のレーザプ
リンタを示す構成図、図3はデジタル複写機の画像処理
回路を示すブロック図、図4〜図7は図3の空間フィル
タ回路を詳細に示す図、図8は図3の階調処理回路及び
多値化部を詳細に示すブロック図、図9及び図10は図
8の2値階調処理部を詳細に示す図、図11及び図12
は図9の誤差拡散2値化部の処理を示す説明図、図13
は図8のマトリクスウィンドウの構成を示すブロック
図、図14は図13のマトリクスウィンドウのマトリク
スを示す説明図、図15は図8のハーフトーン検出部の
検出方法を示す説明図、図16は図8の多値化フィルタ
の処理を示す説明図、図17は2値画像を多値化した場
合の概念を示す説明図、図18は2値画像を多値化する
処理の一例を示す説明図、図19はプリンタの階調再現
能力及び多値データを示す説明図である。
【0013】図1において、コンタクトガラス1上の原
稿は光源2a、2bにより照明され、その反射光がミラ
ー3、4、5、6、7及びレンズ8を介してCCDイメ
ージセンサ9の受光面で結像され、したがって、原稿画
像が読み取られる。図2に示すレーザプリンタは概略的
にレーザ書き込み系と、画像再生系と給紙系を有する。
レーザ書き込み系はレーザ出力ユニット21、結像レン
ズ22及びミラー23を有し、レーザ出力ユニット21
は図8に示すLD制御回路20により駆動されるレーザ
ダイオード(LD)と、モータにより高速で回転してレ
ーザ光を感光体ドラム24上に走査するポリゴンミラー
等を有する。
【0014】感光体ドラム24の回りには公知の電子写
真プロセス機構として帯電チャージャ25と、イレーサ
26と、上記レーザ書き込み系と、現像ユニット27
と、転写チャージャ28と、分離チャージャ29と、分
離爪30とクリーニングユニット31等が設けられ、感
光体ドラム24の表面には帯電、露光、現像、転写によ
りトナー像が形成され、このトナー像が記録紙32に転
写される。記録紙32は給紙カセット33a、33bか
らそれぞれ給紙ローラ37a、37bにより搬送され、
レジストローラ38に当接した状態で一旦停止して感光
体ドラム24上のトナー像に一致するように搬送され、
転写チャージャ28によりトナー像が転写される。トナ
ー像が転写された記録紙は搬送ベルト34により搬送さ
れて定着ローラ35によりトナー像が定着され、排紙ト
レイ36上に排出される。
【0015】次に、図3を参照して本発明の要部である
画像処理部について説明する。CCDセンサ9はセンサ
ドライバ12により駆動されて最大A3サイズ(297
mm×420mm)の原稿画像を例えば主走査方向、副走査
方向共に16画素/mmの密度で読み取る。CCDセン
サ9により読み取られたアナログの画像信号は増幅器1
3により増幅された後、A/D変換回路14により1画
素当たり2n 階調(例えば256階調=8ビット)のデ
ジタルデータに変換される。このデジタルデータはシェ
ーディング補正回路15により光源2a、2bの照明む
ら及びCCDセンサ9の各素子間の感度バラツキ等が補
正され、次いで図4〜図7に詳しく示すような空間フィ
ルタ回路16により文字、線字画像等の解像度を上げる
MTF補正、信号ノイズの除去、写真等の再現性を上げ
る平滑化処理等が行われる。
【0016】次いで主走査変倍回路17により2次元リ
アルタイム変倍が行われ、その後、γ補正回路18によ
り設定濃度に応じて原稿画像のγが補正される。次いで
図8に詳しく示す階調処理回路19により設定画質に応
じて中間調処理と2値化処理等が行われ、その後、2値
データはメモリ部100に、多値データはマルチプレク
サ(MUX)102に印加される。メモリ部100に記
憶された画像データは図8に詳しく示す多値化部101
により多値化されてマルチプレクサ102に印加され
る。マルチプレクサ102では多値化部101又は階調
処理回路19からの多値データが選択され、この多値デ
ータがLD制御回路20に印加される。LD制御回路2
0ではこの画像信号に基づいて図2に示すプリンタのL
Dの点灯信号を生成してLDを駆動する。
【0017】次に、図4〜図7を参照して空間フィルタ
回路16について詳しく説明する。図4(a)は一例と
してマトリクス生成部16aと、MTF補正部16bと
平滑化処理部16cとセレクタ17dより成る構成を示
し、図4(b)は他の例としてマトリクス生成部16a
とMTF補正部16bのみより成る構成を示し、いずれ
も公知である。マトリクス生成部16aは例えば図5に
示すように5×5画素のマトリクスを生成するために画
素を主走査方向に遅延するフリップフロップ群と、画素
を副走査方向に遅延するラインメモリ群を有する。な
お、図5におけるマトリクスの処理対象画素(注目画
素)は中心のD33である。
【0018】図4(a)に示す例は、注目画素D33を
MTF補正部16bと平滑化処理部16cにより並列で
フィルタ処理し、セレクタ17dにより選択する構成で
ある。このような構成は、目的の画像やコピーモードな
どによりフィルタ処理を切り換える場合に用いられる。
また、自動的に画像領域を文字、線字の領域か、または
写真、中間調の領域を識別し、識別結果に基づいてフィ
ルタ処理を切り換えるものも知られている。
【0019】図4(b)に示す構成は、平滑化処理部1
6c及びセレクタ17dが省略されており、入力系(レ
ンズ、CCD9など)のMTFによる画質劣化を補正す
るためのみに用いられ、平滑化は行われない。なお、こ
のMTF補正は入力系の補正だけでなく、解像度や白か
ら黒に変化する部分のシャープさが求められる場合に効
果がある。
【0020】MTF補正部16bと平滑化処理部16c
の各々は一般に共に複数のフィルタを有する。一例とし
て図6(a)〜(d)はMTF補正部16bが有する4
つのMTFフィルタを示し、各フィルタは参照画素と係
数が異なることにより周波数が異なる。また、図7
(a)〜(d)は平滑化処理部16cが有する4つの平
滑化フィルタを示し、画像信号のノイズを除去したり、
写真、中間調画像の階調性に関して滑らかな濃度を再現
するために用いられる。
【0021】次に、図8以下を参照して階調処理回路1
9及び多値化回路101の構成を説明する。ここで、図
3に示す回路では、階調処理回路19からLD制御回路
20に至るバスと、メモリ部100に画像データを転送
するバスが設けられている。このメモリ部100は一般
に、読み取った画像を少なくとも1ページ分蓄え、 ・1つの原稿に対して1回の読み取りで複数枚のプリン
ト出力を行ったり、 ・原稿の載置方向と記録紙のセット方向が一致しないと
きに(例えば原稿がA4横、記録紙がA4縦)メモリ上
に画像を90°回転させたり、 ・複数枚の原稿を複数部プリント出力を行うときにメモ
リ上でソーティングを行い、仕分順にプリント出力を行
う、という機能を実現することができる。
【0022】また、メモリ部100は画像データを格納
するので大容量のものが要求されるが、容量を低減する
ために画像データを圧縮したり、画像データのビット数
を減少させることが一般的である。本実施例では、画像
データはA/D変換回路14により8ビット/画素に変
換されるが、階調処理回路19までの処理においてビッ
ト数が変更される場合がある。例えば階調処理において
2値化処理されれば1ビット/1画素になり、多値ディ
ザ処理などでは4ビット/1画素で4×4画素毎に25
6階調が表現される。
【0023】また、最終的な画像データのビット数はプ
リンタの階調表現能力により決定され、本実施例のプリ
ンタでは図19に示すように1画素区間におけるパルス
幅(輝度8ビット)とそのパルスを中央、右寄せ、左寄
せし(位相が2ビット)、したがって、LD制御回路2
0へのデータは10ビットである。
【0024】階調処理回路19は多値階調処理部19
a、2値階調処理部19b、FF/00変換部19c及
びマルチプレクサ(MUX)19dを有し、2値階調処
理部19bの2値化方法は、図9及び図10に示すよう
に固定閾値、ディザ閾値による単純な閾値比較2値化部
191と、固定閾値、ディザ閾値による誤差拡散2値化
部192により行う。ディザ閾値は主走査アドレスと副
走査アドレスの二次元マトリクスで図10(a)(b)
に示すように周期的に変化する。なお、2値化方法とし
てこの4種類以外の方法も知られている。
【0025】図9に示す閾値比較2値化部191と誤差
拡散2値化部192は、固定閾値、ディザ閾値の1つを
選択して画素値と比較し、 画素値≧閾値のとき→2値化データ=1 画素値<閾値のとき→2値化データ=0 を出力する。セレクタ193はその1つを選択する。ま
た、上記4通りの処理を並列して行い、その1つを選択
する方法もある。
【0026】次に、誤差拡散2値化について詳しく説明
すると、例えば256階調の疑似ハーフトーン2値化処
理を行う。この方法は、2値化誤差を一定のフィルタサ
イズ、重み付けに従って周辺画素に分配し、画像濃度を
保存することを特徴とする疑似中間調の表現方法の1つ
である。また、例えば誤差拡散2値化部192に対して
MTF補正処理後のデータ、MTF補正処理しないスル
ーデータ、又はエッジ検出によるMTF補正処理後のデ
ータを選択的に印加する3つのモードにより適応的に処
理することができる。
【0027】そのアルゴリズムでは、注目画素の周辺の
「既2値化データの2値化誤差」を重み付けし、注目画
素に加算繰り込みして固定閾値又はディザ閾値で2値化
を行う。このときに生じた注目画素の2値化時の誤差デ
ータを記憶しておいて後続の画素の2値化時の誤差デー
タとして使用し、また、次のラインからの2値化処理時
に前のラインの誤差データとして使用する。
【0028】図11は一例として誤差拡散フィルタサイ
ズとして5画素×2ラインを使用した場合の2値化誤差
εと重み付け係数を示し、 di,j :入力注目画素(0≦di,j ≦255,0:全
白,255:全黒) Λi,j :注目画素に周辺画素を加算した加算補正値(0
≦Λi,j ≦255,範囲以外はクランプ) Di,j :注目画素の2値化後のデータ(Di,j =0or
1,0:全白,1:全黒) TED:閾値(0≦TED≦255)とすると、加算補
正値Λi,j は次のように算出される。
【0029】 Λi,j =di,j +(εi-2 ,j-1+2*εi-1,j-1 +4*εi,j-1 +2*εi+1,j-1 +εi+2,j-1 +2*εi-2,j +4*εi-1,j )/16 …(1) また、2値化データDi,j は Di,j =1 (if Λi,j >TED) …(2) Di,j =0 (if Λi,j ≦TED) …(3) により算出される。但し、閾値TEDは「誤差拡散用変
動閾値マトリクス」により任意に設定される。
【0030】2値化誤差εi,j は εi,j =Λi,j (if Di,j =0:白) …(4) εi,j =Λi,j −255 (if Di,j =1:黒) …(5) のように算出される。ここで、式(4)は|εi,j
(εi,j ≧0)の分だけ「原画より白く2値化表現し
た」ことを示し、式(5)は|εi,j |(εi,j <0)
の分だけ「原画より黒く2値化表現した」ことを示して
いる。したがって、これらの2値化時の行き過ぎた丸め
誤差分|εi,j |を補正するために、算出した2値化誤
差を一旦記憶して後続の画素に加える処理を行って2値
化している。その処理を図12に示すが、公知であるの
で詳細な説明は省略する。
【0031】図8に戻り、2値階調処理部19bにより
2値化を行う場合には、メモリ部100には2値化デー
タのままで送るが、LD制御回路20に直接送るときに
はFF/00変換部19により2値化データの「1」
(=黒)を8ビットの「FF」(=黒)に変換し、2値
化データの「0」(=白)を8ビットの「00」(=
白)に変換し、また、「FF」と「00」の位相は、パ
ルスを左右方向に寄せた結果がいずれも同一であるので
仮に2ビット「00」(中央コード)を追加して10ビ
ットで送る。この場合、輝度データに関しては8ビット
であっても2値となる。
【0032】なお、単純なFF/00だけでなく、注目
画素が2値化データ「1」であって左隣の画素が2値化
データ「0」である場合には注目画素を8ビットの「8
0h」に変換し、また、位相について左隣が白であるの
で右寄せコード「01」を割り当てるようにしてもよ
い。この場合、注目画素が2値化データ「1」であって
右隣の画素が2値化データ「0」であるときには注目画
素を8ビットの「80h」に変換し、また、位相は左寄
せコード「01」を割り当てる。この場合、輝度データ
に関しては8ビットであっても3値となる。なお、この
ように白から黒、黒から白に変化する場合に黒画素の値
を小さくする理由は、レーザビームの径が太くなって線
画が太くなることを防止するためである。
【0033】図8ではまた、画像データを階調処理回路
19からメモリ部100を介することなく直接、LD制
御回路20に送る場合には、多値階調処理部19aによ
り処理された多値化データ、又は2値化データがFF/
00変換された10ビットデータがマルチプレクサ19
dにより選択される。
【0034】一方、メモリ部100に1ビット/画素で
格納された2値化データは、読み出し後にLD制御回路
20に送る前に多値化回路101により10ビットデー
タに変換される。多値化回路101はマトリクスウィン
ドウ111、ハーフトーン検出部112、パターン認識
(ジャギー検出)部113、パターンメモリ114、多
値化フィルタ115、FF/00変換部116、判定部
117及びセレクタ118を有し、パターンメモリ11
4、多値化フィルタ115及びFF/00変換部116
の多値化データ出力を設定モードとハーフトーン検出部
112、パターン認識(ジャギー検出)部113の各検
出結果に基づいてセレクタ118により選択するように
構成されている。
【0035】ここで行っている多値化は次の3通りであ
る。第1に、2値化画像の斜め線などに見られる階段
(ジャギー)の補正(マトリクスウィンドウ111)、
第2にハーフトーン画像の階調性向上(多値化フィルタ
115)、第3に前述したFF/00変換(FF/00
変換部116)である。また、モードを判定部117に
設定することによりこれらの3つの多値化方法を目的に
応じて切り換えることができ、また、ハーフトーン検出
とジャギー検出に応じて1ページ内で適応的に切り換え
ることができる。なお、この多値データは8ビットであ
るが、256値とは限らない。
【0036】次に多値化回路101の構成について詳し
く説明する。先ず、マトリクスウィンドウ111は近傍
の画素を参照して処理を行うために2次元空間の画素を
取り出すためのものであり、図13に詳しく示すように
6個のラインメモリ131〜136と各々が11ビット
の7個のシフトレジスタ141〜147により、図14
に示すように11(主走査方向)×7(副走査方向)画
素のマトリクスで構成されている。なお、このマトリク
スの大きさはこのサイズに限定されず、ハーフトーン検
出、ジャギー検出に必要な大きな方のサイズで決定され
る。特に11×7のみが最適なサイズではないが、注目
画素(図14に示す×印)がマトリクスの中心になるの
で奇数×奇数画素になることが多い。
【0037】ここで、ハーフトーン検出部112の対象
データは、一旦2値化されたデータである。2値化方法
は前述したように固定閾値による単純2値化、ディザ処
理、誤差拡散による2値化が用いられるが、ハーフトー
ンデータはディザ、誤差拡散のように疑似的に表現され
たデータである。この場合、固定閾値で2値化される場
合であっても原稿が網点であったり、信号ノイズを拾う
ことにより結果的にハープトーンになっている場合があ
る。いずれにしてもどのような形のデータになっている
かは不確定である。
【0038】本発明のハーフトーン検出部112の目的
は、多値(10ビット)表現可能なプリンタを有する場
合であって、メモリ容量を削減する目的で2値化データ
を使用するときに、2値化データをできるだけ多値画像
の階調表現に近づけることにある。
【0039】ここで、ディザ処理の2値化では黒ドット
が規則的に現れる。誤差拡散では黒ドットはランダムに
散らばる。固定閾値では結果的に中間調が現れるときも
同様である。しかしながら、どの場合でもハーフトーン
部では文字、線画のように黒ドットがある方向で固まっ
て出現せず、ハーフトーン領域内に比較的均等に散らば
る。
【0040】そこで、11×7のマトリクスを一例とし
て、図15(a)〜(d)にそれぞれ示すように注目画
素の左上、右上、左下、右下の6×4画素の領域A〜D
に分割し、各領域A〜Dの黒画素の数をカウントして4
つの領域A〜Dの最大値と最小値を比較し、(1)最大
値と最小値の差が閾値TH1以下のとき、ハーフトーン
領域と判定する。また、(2)最大値と最小値の差が閾
値TH1より大きく、且つそのとき領域AとDの黒画素
の数の差が閾値TH2以下であり、且つ領域BとCの黒
画素の数の差が閾値TH2以下のとき、ハーフトーン領
域と判定する。なお、本実施例ではジャギー検出を優先
し、ジャギーと検出された場合には(1)(2)のいず
れが該当してもハーフトーンと判定しない(判定部11
7)。但し、これも利用目的に応じて、または検出精度
に応じてハーフトーン判定を優先させるようにしてもよ
い。また、閾値TH1、TH2はウィンドウサイズや領
域A〜Dのサイズに応じて最適な値が予め設定される。
【0041】パターン認識(ジャギー検出)部113は
例えば特願平4−301395号に示すように、斜め線
や円弧の凹凸(ジャギー)を補正するために入力パター
ンと予め設定されたパターンを比較してジャギーか否か
を判断する。パターンメモリ114には予めジャギーを
補正するためのパルス位相コード(中央、右寄せ、左寄
せ)が記憶され、パターン認識(ジャギー検出)部11
3の検出結果に基づいて読み出されてジャギーが補正さ
れる。
【0042】次に、多値化フィルタ115について詳し
く説明する。ここで、ジャギー補正技術が斜め線や円弧
の凹凸をスムーズになるように埋めるために多値化デー
タを利用するのに対して、ハーフトーン部に対する多値
化は、階調表現のために多値化データを利用する。そこ
で、疑似中間調処理が面積内での黒画素の比率で階調表
現しているので、逆に周囲画素内での黒画素比率に基づ
いて注目画素の階調レベルを推測する、という方法で2
値データを多値化する。
【0043】具体的には黒画素を「1」、白画素を
「0」として図16(a)〜(c)に示すような5×3
や、図16(d)〜(f)に示すような3×3のフィル
タを用いて注目画素の階調レベルを算出することにより
多値化する。図16(b)に示す5×3のフィルタの係
数の合計は16であるので注目画素の算出結果は0〜1
6の範囲の17階調となり、図16(e)に示す3×3
のフィルタの係数の合計は9であるので注目画素の算出
結果は0〜9の範囲の10階調となる。
【0044】ここで、フィルタのサイズを大きくすると
階調数が増加するが、このフィルタは基本的に平滑化フ
ィルタであるのでフィルタサイズを大きくすると画像が
ぼける。したがって、必要最小限のフィルタサイズを選
定すべきであり、少なくともハーフトーンを検出するた
めのマトリクスサイズより小さくする必要がある。
【0045】図17は2値化された中間調画像が多値化
された場合の概念的な図を示し、図18は図16(b)
に示す5×3のフィルタを用いて多値化する場合の計算
例を示している。図17に示すように例えば誤差拡散処
理などにより発生するテキスチャなどが多値化により目
につかなくなる。ここで、図16(b)に示す5×3の
フィルタを用いて0〜16の範囲の17階調となる場合
には、図19(b)に示すように17値を8ビットに割
り振り、図18に示す計算結果「11」は8ビットの
「AAh」に多値化される。
【0046】次に図19を参照して多値データを用いた
LD書き込み信号について説明する。なお、図19はP
WM(パルス幅変調)制御を示しているが、PM(パワ
ー変調)制御を用いた場合にも、エネルギーの中心をど
こで、エネルギーをどのように分布させるかを考える
と、同じ概念図として考えることができる。図19
(a)はLD駆動パルスの位相を中央「00」、右寄せ
「01」、左寄せ「10」の3通りで制御することを示
し、この方法は特に、ジャギー補正では周囲の状況でこ
れらを使い分けると効果的である。また、ハーフトーン
の場合には、エネルギーが散らばることによりハーフト
ーンを表現しやすい場合があるが、全ての画素を同一位
置にするのが有効である。
【0047】なお、電子写真プロセス(現像、転写)に
よっては、パルス位相を余り細かく分散させると、ドラ
ムの回転の歪みや現像の悪さが目立ちはじめて不都合な
場合もあるので、このようなときには1画素おきに左、
右、左〜のように主走査方向に交互にすることにより、
隣接する画素がつながり、階調性が安定する場合もあ
る。また、ジャギー補正の場合と違って、周囲の状況に
無関係に周期的に、位置に依存してパルス位相を決定す
るようにしてもよい。
【0048】図19において、パルス幅は1画素の範囲
のパルス幅がフル点灯であり、そのパルス幅をLDドラ
イバの分解能で分割する。ここで、実施例では256階
調のLDドライバを使用しているので、8ビットの輝度
信号をLD制御回路20に渡す。この場合、ハーフトー
ンの多値化レベルは、図16(b)に示す5×3のフィ
ルタ例では17階調であり、図16(e)に示す3×3
のフィルタ例で10階調{階調数は図16(c)、図1
6(f)に示すように係数で異なる}であるので、8ビ
ットに変換してLD制御回路20に渡す必要がある。そ
こで、前述したFF/00変換と同様に置き換える。
【0049】ここで、図8に示す多値化回路101に
は、ハーフトーン検出とジャギー検出の2つの検出回路
112、113と、ジャギー補正で用いるパターンメモ
リ114による多値化回路と、多値化フィルタ115に
よる多値化回路と、FF/00変換回路116による多
値化回路の3通りの多値化回路が設けられ、以下に示す
ように、判定部117により設定されるモードに応じて
次のように判定し、また、セレクタ118がジャギー補
正結果、多値化フィルタ115、FF/00変換回路1
16の出力を選択する。
【0050】 (判定例1) ジャギー検出が真→ジャギー補正結果(パターンメモリ114) ” 偽→ハーフトーン検出が真→多値化フィルタ115 ” ” 偽→FF/00変換回路116 (判定例2) ハーフトーン検出が真→多値化フィルタ115 ” 偽→ジャギー検出が真→ジャギー補正結果 ” ” 偽→FF/00変換回路116 (判定例3) ジャギー検出が真→ジャギー補正結果 ” 偽→FF/00変換回路116 (判定例4) ハーフトーン検出が真→多値化フィルタ115 ” 偽→FF/00変換回路116 (判定例5) 全て多値化フィルタ115 (判定例6) 全てFF/00変換回路116 このモードは、オペレータが使用目的、例えばデジタル
複写機の画質設定キーにより設定することができる。ま
た、このキーはデジタル複写機において文字主体の原稿
か、写真主体の原稿か、文字と写真が混在しているかな
どによって文字モード、写真モード、文字/写真モード
を設定するキーと兼用、又は連動させることができる。
例えば文字モードのときには判定例3、写真モードのと
きには判定例5、文字/写真モードのときには判定例1
が自動的に選択される。また、メモリ部100を不図示
のホストコンピュータからのキャラクタデータをビット
マップデータに展開するメモリとして使用し、そのビッ
トマップデータをLD制御回路20に転送してプリント
する場合には判定例3を自動的に選択するようにしても
よい。
【0051】本発明を要約すると、請求項1記載の発明
の空間フィルタ回路は図4(a)に示すものであり、請
求項2記載の発明の空間フィルタ回路は図4(b)に示
すものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、多値画像データを2値化してメモリに記憶
し、メモリから読み出された2値データを異なる特性で
多値化してその1つを選択するようにしたので、画像メ
モリの容量を低減することができると共に、プリンタの
階調表現能力を有効に利用することができる。また、2
値化前に多値画像データを処理する空間フィルタと、2
値データを多値化する回路の組み合わせでユーザの幅広
い画質要求に対応することができ、また、2値データを
多値化して高画質化することができる。更に、デジタル
複写機における既存の文字モード、写真モード、文字/
写真モードの設定状態に応じて空間フィルタと多値化回
路の組み合わせを自動的に選択することができる。
【0053】請求項2記載の発明によれば、画像メモリ
の容量を低減することができると共に、プリンタの階調
表現能力を有効に利用することができ、また、空間フィ
ルタとしてMTF補正フィルタのみを用いても多値化回
路により高画質化することができる。
【0054】請求項3記載の発明によれば、2値化デー
タに基づいて注目画素がハーフトーンか否かを判別し、
複数の多値化手段により多値化されたデータの1つを画
素毎に選択するので、多値画像データを疑似中間調処理
して2値化しても、簡単な構成で中間調の再現性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一実施形態が適用
されたデジタル複写機の原稿読み取り装置を示す構成図
である。
【図2】デジタル複写機のレーザプリンタを示す構成図
である。
【図3】デジタル複写機の画像処理回路を示すブロック
図である。
【図4】図3の空間フィルタ回路を詳細に示すブロック
図である。
【図5】図4のマトリクス生成部のマトリクスを示す説
明図である。
【図6】図4のMTF補正部のフィルタを示す説明図で
ある。
【図7】図4の平滑化補正部のフィルタを示す説明図で
ある。
【図8】図3の階調処理回路及び多値化部を詳細に示す
ブロック図である。
【図9】図8の2値階調処理部を詳細に示すブロック図
である。
【図10】図9のディザ閾値を示す説明図である。
【図11】図9の誤差拡散2値化部の処理を示す説明図
である。
【図12】図9の誤差拡散2値化部の処理を示す説明図
である。
【図13】図8のマトリクスウィンドウの構成を示すブ
ロック図である。
【図14】図13のマトリクスウィンドウのマトリクス
を示す説明図である。
【図15】図8のハーフトーン検出部の検出方法を示す
説明図である。
【図16】図8の多値化フィルタの処理を示す説明図で
ある。
【図17】2値画像を多値化した場合の概念を示す説明
図である。
【図18】2値画像を多値化する処理の一例を示す説明
図である。
【図19】プリンタの階調再現能力及び多値データを示
す説明図である。
【符号の説明】
16 空間フィルタ回路 16b MTF補正部 16c 平滑化処理部 16d セレクタ 19 階調処理回路 19b 2値階調処理部 19c FF/00変換部 100 メモリ 101 多値化部 111 マトリクスウィンドウ 112 ハーフトーン検出部 113 パターン認識(ジャギー検出)部 114 パターンメモリ 115 多値化フィルタ 116 FF/00変換部 117 判定部 118 セレクタ 191 閾値比較2値化部 192 誤差拡散2値化部 193 セレクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像データを周波数特性が異なる特
    性で処理する複数の空間フィルタ処理手段と、 前記複数の空間フィルタ処理手段により処理された多値
    画像データの1つを選択する第1の選択手段と、 前記第1の選択手段により選択された多値画像データを
    固定の閾値で2値化する第1の2値化手段と、 前記第1の選択手段により選択された多値画像データを
    ディザ閾値で2値化する第2の2値化手段と、 前記第1の選択手段により選択された多値画像データを
    誤差拡散法で2値化する第3の2値化手段と、 前記第1ないし第3の2値化手段により2値化されたデ
    ータの1つを選択する第2の選択手段と、 前記第2の選択手段により選択された2値化データを記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された2値化データを、異なる
    特性で多値化する複数の多値化手段と、 前記複数の多値化手段により多値化されたデータの1つ
    を選択する第3の選択手段と、を有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 多値画像データのMTFを補正するMT
    F補正手段と、 前記MTF補正手段により処理された多値画像データを
    固定の閾値で2値化する第1の2値化手段と、 前記第1の選択手段により選択された多値画像データを
    ディザ閾値で2値化する第2の2値化手段と、 前記第1の選択手段により選択された多値画像データを
    誤差拡散法で2値化する第3の2値化手段と、 前記第1ないし第3の2値化手段により2値化されたデ
    ータの1つを選択する第1の選択手段と、 前記第1の選択手段により選択された2値化データを記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された2値化データを、異なる
    特性で多値化する複数の多値化手段と、 前記複数の多値化手段により多値化されたデータの1つ
    を選択する第2の選択手段と、を有する画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の第3の選択手段、請求項
    2記載の第2の選択手段は、前記記憶手段から読み出さ
    れた2値化データに基づいて注目画素がハーフトーンか
    否かを判別し、判別結果に基づいて前記複数の多値化手
    段により多値化されたデータの1つを画素毎に選択する
    ことを特徴とする画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148965A (ja) * 1998-11-09 2000-05-30 Minolta Co Ltd 画像処理システム
US6836346B2 (en) 1999-12-27 2004-12-28 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for image processing, and a computer product

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JP2000148965A (ja) * 1998-11-09 2000-05-30 Minolta Co Ltd 画像処理システム
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