JPH09294974A - 水処理システム - Google Patents

水処理システム

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JPH09294974A
JPH09294974A JP11137896A JP11137896A JPH09294974A JP H09294974 A JPH09294974 A JP H09294974A JP 11137896 A JP11137896 A JP 11137896A JP 11137896 A JP11137896 A JP 11137896A JP H09294974 A JPH09294974 A JP H09294974A
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water treatment
reverse osmosis
makeup
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Hidenori Takahashi
英紀 高橋
Tomoaki Ito
智章 伊藤
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Japan Organo Co Ltd
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水処理システム全体の効率化を図る。 【解決手段】 発電所100における脱硫排水などの排
水は、排水処理装置300により処理される。この排水
処理装置300は、蒸発濃縮装置を有しており、ここか
ら凝縮水が得られる。そして、この凝縮水は、発電所1
00において必要な高純度水を生成する補給水処理装置
200に原水として供給される。凝縮水は、比較的水質
がよいため、補給水処理装置200は、逆浸透膜装置、
電気式脱イオン装置等で構成でき、その処理水が発電所
100の補給水として供給される。また、逆浸透膜装
置、電気式脱イオン装置等の濃縮液は、雑用水として利
用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高度に浄化された
補給水を得る補給水処理装置と、排水を処理する排水処
理装置の両方を有する施設、例えば火力発電所に好適な
水処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、工場などでは、外部から受け
入れた原水を各種設備において使用し、水の使用により
発生した排水を浄化して排出放流している。従って、原
水水質が十分でなければ、これを浄化して所定の水質の
用水を得るための水処理装置が必要であり、また排水水
質を基準値以下にするための排水処理装置も必要であ
る。そこで、用水処理装置と排水処理装置の2つの水処
理装置を有している場合が多い。
【0003】例えば、発電所では、各種設備において発
生する排水を処理するための排水処理装置と、発電装置
において必要な補給水を製造するための補給水処理装置
の2つの水処理装置を有している。
【0004】特に、火力発電所では、排水として、排煙
脱硫排水や各種設備の洗浄排水等があり、排水処理装置
としては凝集沈殿ろ過が一般的である。なお、必要に応
じてその他の処理装置が追加され、また処理水は通常p
H調整後放流される。
【0005】一方、発電設備は、通常高純度水をボイラ
ーで加熱して蒸気を発生させ、これによりタービンを駆
動して発電機を運転している。そして、発電や定期検査
に伴い、高純度水はドレン等により減少するため、補給
水が必要である。そこで、高純度の補給水を製造するた
めの補給水処理装置が設けられる。
【0006】この補給水処理装置は、河川水、工業用
水、市水等を原水とし、これを高純度水(純水)に浄化
処理する。そこで、通常原水の水質によって、凝集沈
殿、ろ過や活性炭処理などの前処理を行った後、イオン
交換樹脂で各種イオンを除去して、純水を製造してい
る。なお、水源の確保ができず、原水が不足する場合に
は、海水淡水化装置を設ける場合もある。
【0007】また、イオン交換樹脂は、所定の採水量に
到達した時点、あるいは出口水質が規定値を越えた時点
で、再生処理を行う。通常、カチオン樹脂は塩酸や硫酸
で再生し、アニオン樹脂は苛性ソーダで再生する。この
ため、このイオン交換樹脂の再生により、補給水処理装
置から排水が生じ、これも排水処理装置において処理さ
れている。
【0008】なお、発電所における一般的な処理施設
は、上述のようなものであるが、特開昭51−1023
57号公報等には、火力発電所における脱硫排水の処理
に蒸発濃縮処理を利用することが提案されている。ま
た、この公報には、凝縮水の水質が比較的よいため、こ
れをボイラー用水その他の用水として再利用することも
示されている。
【0009】また、補給水処理装置としては、通常のイ
オン交換樹脂を利用する処理だけでなく、逆浸透膜(R
O)や、電気式脱イオン処理(EDIまたはEDR)を
利用する方法や、これらを組み合わせることが提案され
ている。このような処理は、例えば特開平6−1344
90号公報に示されている。
【0010】さらに、雑誌「火力原子力発電 Vol.
46 No.9 1995年9月」には、下水を逆浸透
膜+イオン交換樹脂で処理し、発電所ボイラ用水とする
ことが示されている。また、この文献には、逆浸透膜に
おいて生成される濃縮液(RO濃縮液)とイオン交換樹
脂再生排水をEDIとROで処理し、その処理水を回収
利用すること、またEDIとROで生じる濃縮液を蒸発
濃縮し、その凝縮水をイオン交換してボイラ用水として
再利用することが示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、発電所
における水処理システムについて、各種の提案がある。
しかし、施設全体として、水の有効利用を図り、排水量
を低減し、かつ設備的にも設置面積の縮小・経済性の向
上を図りたいという要求があり、さらに効率的な水処理
システムが要望されている。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、排水処理装置と補給水処理装置を組み合わせ、全
体として効率的な処理が可能となる好適な水処理システ
ムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水処理シス
テムは、原水を浄化処理して補給水を生成し、生成した
補給水を水消費設備に供給する補給水処理装置と、水消
費設備からの排水を処理する蒸発濃縮装置と、この蒸発
濃縮装置における処理過程で発生する凝縮水を補給水処
理装置の原水供給側に返送する循環系と、を含むことを
特徴とする。このように、蒸発濃縮で得られた凝縮水を
補給水処理装置に供給する。従って、排水の再利用がで
き、水の有効利用を図ることができる。また、凝縮水
は、水質が工業用水等よりも良質であるため、補給水処
理装置における効率的な処理が行える。
【0014】また、他の発明は、上記補給水処理装置
が、逆浸透膜処理装置を含むことを特徴とする。逆浸透
膜による処理は、シリカの除去率が悪いが、凝縮水は、
シリカの含有率が低く、問題が生じない。従って、蒸発
濃縮装置の凝縮水を逆浸透処理することが非常に好まし
い。
【0015】また、さらに他の発明は、上記補給水処理
装置が、電気式脱イオン装置を含むことを特徴とする。
電気式脱イオン装置は、弱電解質の除去能力が小さい
が、凝縮水には、弱電解質の含有量が少なく、問題が生
じない。従って、蒸発濃縮装置の凝縮水を逆浸透処理す
ることが非常に好ましい。
【0016】また、さらに他の発明は、上記循環系の途
中に凝縮水貯槽を設けると共に、この凝縮水貯槽に大気
中の酸素及び炭酸ガスの溶解を防止するためのガス溶解
防止手段を設けることを特徴とする。凝縮水は、酸素及
び炭酸ガスがほとんど含まれておらず、その後の溶解を
防止することによって、補給水中の酸素及び炭酸ガスの
含有量を少なくすることができる。従って、発電所のボ
イラの補給水における酸素炭酸ガス含有量を少なくでき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面に基づいて説
明する。
【0018】「全体システム」図1は、火力発電所に適
用した本発明の一実施形態に係る水処理システムの全体
構成を示している。
【0019】発電所100は、ボイラにより高純度水か
ら蒸気を生成し、生成された蒸気によってタービンをま
わし発電を行う設備である。また、石灰火力発電所では
ボイラ加熱用の燃料の燃焼に伴う排ガスを処理する排煙
脱硫装置等も含まれている。
【0020】そして、発電所100の運転により、必要
となる高純度水を補給するため、発電所100は、補給
水として純水を受け入れるようになっている。この補給
水は、補給水処理装置200において、原水を処理する
ことによって得られる。補給水処理装置200の原水と
しては、河川水、工業用水、市水等が利用される。ま
た、補給水処理装置は、例えば逆浸透装置RO、電気式
脱イオン装置EDI、カートリッジポリッシャ(カート
リッジ式の非再生型イオン交換装置)から構成されてい
る。
【0021】また、発電所100においては、排煙脱硫
排水の他、床洗浄、各種機器のドレーン排水等が排出さ
れ、これが排水処理装置300に流入する。この排水処
理装置300は、蒸発濃縮装置からなっており、排水を
蒸発濃縮し、濃縮液または蒸発残留物を排出する。な
お、ボイラ復水を脱塩処理する復水脱塩装置から排出さ
れるアンモニアを多く含む排水も、適正なpH調整によ
り、蒸発濃縮装置により処理される。また、蒸発濃縮装
置は、例えば運転温度が約70℃、運転圧力が約−50
0〜−600mmHg(負圧)で運転される。
【0022】ここで、本実施形態では、排水処理装置3
00における蒸発濃縮によって得られる凝縮水を補給水
処理装置200の原水側に返送する。従って、補給水処
理装置200は、原水として凝縮水を受け入れることに
なり、不足分を外部からの工業用水でまかなうことにな
る。
【0023】すなわち、本実施形態おいては、補給水処
理装置200の原水は、基本的に排水処理装置300か
ら供給される凝縮水であり、工業用水などは不足分の補
充になる。
【0024】そして、不足分の補充用の原水となる工業
用水、河川水、市水の電気伝導度は、100μS/cm
程度であるが、排水処理装置300において生じる凝縮
水の電気伝導度は10〜20μS/cmである。従っ
て、補給水処理装置200の原水は、従来の原水に比べ
1/10程度の非常に良質なものとなる。また、凝縮水
の濁度は通常1以下である。
【0025】特に、凝縮水中には、スケーリング成分と
なるカルシウム、マグネシウム、シリカ等が非常に少な
い。これは、スケーリング成分が蒸発しにくく、凝縮水
中に存在しにくいからである。
【0026】そこで、補給水処理装置200において、
逆浸透膜を利用した場合に、工業用水等を原水としてい
た従来法では、80〜90%程度であった回収率(原水
に対する処理水の比)をそれ以上に高めることができ
る。
【0027】また、逆浸透膜では、シリカの除去率が悪
く、かつシリカは発電所100のボイラー、タービン等
にとって重大な悪影響を及ぼす。そこで、原水となる凝
縮水中にシリカが少ないことは、逆浸透膜を利用する上
で大きなメリットになる。
【0028】さらに、補給水処理装置200において、
電気式脱イオン装置を利用することも好適である。すな
わち、電気式脱イオン法は、電気透析を利用しており、
重炭酸やシリカイオンなどの解離の弱い弱電解質の除去
能力が小さい。凝縮水中には、このような成分が少ない
ことから、電気透析膜間にイオン交換樹脂を充填した電
気式脱イオン法においてもシリカ等を除去するための前
処理が不要となる。
【0029】また、スケール成分が少ないことから、逆
浸透膜や、電気式脱イオン法における電気透析膜の汚染
度合が少なく、したがってこれらの耐用期間が長くなる
という効果も得られる。
【0030】さらに、補給水処理装置200の処理水
(純水)の水質をよりよいものとするためには、上述の
ような処理装置の後段に混床イオン交換樹脂型のカート
リッジポリッシャを設けることが好適である。このカー
トリッジポリッシャは、ディスポーザルタイプ(非再生
型)であり、再生排液などが出ず、微量のイオンを除去
するのに適している。
【0031】そして、逆浸透膜と、電気式脱イオン法
は、薬品再生の必要がない。特に、本実施形態では、原
水水質が向上され、特に逆浸透膜や電気式脱イオン法に
より除去しがたい成分が非常に少ない。そこで、補給水
処理装置200を逆浸透膜→電気式脱イオン→カートリ
ッジポリッシャという処理装置で構成することによっ
て、補給水処理装置200からの排水は、逆浸透膜装置
と電気式脱イオン装置において発生する濃縮液だけにな
る。さらに、この濃縮液は、排水処理装置300で処理
することも可能であるが、そのままでも雑用水として利
用できる。すなわち、濃縮液は電気伝導度が300μS
程度であり、洗浄用水などに好適に利用できる。
【0032】このように、蒸発濃縮装置からなる排水処
理装置300と、逆浸透膜、電気式脱イオン、カートリ
ッジポリッシャからなる補給水処理装置200を組み合
わせることによって、非常に効率的な水処理システムが
得られる。
【0033】なお、補給水処理装置200において、通
常の再生型イオン交換樹脂を利用することもできる。こ
の場合においても、排水処理装置300からの凝縮水の
水質が、良質であるため、イオン交換樹脂による処理の
効率化を図ることができる。すなわち、従来と同一のイ
オン交換樹脂量とした場合には、薬品再生の間隔が長く
なり、薬品使用量を低減することができる。また、同じ
薬品再生間隔を保持する場合には、イオン交換樹脂量が
少なくてよく、装置を小型化できる。なお、薬品再生の
排液は、発電所100の排水と一緒に排水処理装置30
0に導入され処理される。
【0034】「排水処理装置」図2に本実施形態に好適
な排水処理装置300の構成例を示す。発電所100か
らの排水は、排水供給ラインaaより、pH調整槽1に
流入する。このpH調整槽1は、排水のpHを弱酸から
中性に調整するものであり、必要に応じ酸あるいはアル
カリをpH調整薬品貯槽5からpH調整剤ポンプ8によ
り添加する。なお、pH調整槽1内のpHを計測してお
き、pH調整剤ポンプ8を制御することが好適である。
【0035】pH調整されたpH調整槽1内の排水は、
排水供給ポンプ9により蒸発濃縮器2に供給される。蒸
発濃縮器2は、コンデンサ3を介して真空ポンプ12に
より、約−500〜−600mmHgの減圧状態にされ
ている。また、加熱蒸気ラインbbより供給される蒸気
を加熱源とし、運転温度を約70℃に設定している。
【0036】このような蒸発濃縮器2内で蒸発した蒸気
はコンデンサ3において凝縮され、凝縮水ポンプ13に
より系外に排出される。本実施形態では、一旦凝縮水貯
槽に貯留された後、補給水処理装置200に供給され
る。
【0037】なお、コンデンサ3には、ラインcc、d
dが接続されており、ここから冷却水が流通される。
【0038】一方、蒸発濃縮器2で濃縮された濃縮液
は、濃縮液循環ポンプ10を介し、常時循環され、一定
濃度に達した時に、濃縮液排出ポンプ11により濃縮液
タンク4に排出される。また、加熱蒸気のドレーンは蒸
気ドレーンポンプ14により排出される。
【0039】なお、蒸発濃縮器2には、水溶性高分子貯
槽6、7からそれぞれ種類の異なる水溶性高分子が供給
される。これによって、濃縮液中の固形物の分散性が改
善され、蒸発濃縮器2内のスケール発生が防止される。
また、濃縮液は、さらに蒸発処理し、残渣を埋め立てな
どで処分してもよい。
【0040】蒸発濃縮器2は、水平伝熱管方式でも、縦
型薄膜方式でもよい。また、加熱も、上述のような外部
加熱方式でも自己蒸気圧縮型でもよい。
【0041】「逆浸透膜処理」逆浸透膜は酢酸セルロー
ス系膜、ポリアミド系複合膜、ポリビニルアルコール系
膜等各種材質のものが採用可能である。また、形状とし
ては、ホローファイバ、スパイラル、チューブラなどい
ずれの形状のものでも適用可能である。なお、本実施形
態では原水のイオン不純物濃度が低く、浸透圧が低いた
め、低圧型の逆浸透膜装置が好ましい。
【0042】図3に逆浸透膜処理装置の構成例を示す。
排水処理装置300の蒸発濃縮器2からの凝縮水は、凝
縮水供給ラインeeより、凝縮水貯槽15に供給され、
ここに貯留される。ここで、この凝縮水貯槽15は、た
とえば窒素シール構造となっており、大気から遮断され
ており、炭酸ガス、酸素の凝縮水中への溶解が防止され
ている。
【0043】そして、凝縮水貯槽15内の凝縮水は、送
水ポンプ16を介し、逆浸透膜保護用の安全フィルタ1
7に通水される。これらでフィルタリングされた凝縮水
は、高圧ポンプ(ブースターポンプ)18により、所定
の圧力で逆浸透膜装置19に通水される。
【0044】この逆浸透膜装置19により、脱塩された
処理水は、逆浸透膜膜処理水タンク20に貯められる。
一方、脱塩処理により、塩分が濃縮された濃縮液は、逆
浸透膜濃縮タンク21に貯められる。
【0045】「電気式脱イオン装置」電気式脱イオン装
置は、イオン交換と電気透析を組み合わせ、水中の不純
物であるイオンを直流電流で移動させ、除去する純水製
造技術である。そして、電気透析膜間に充填されるイオ
ン交換体(イオン交換樹脂あるいはイオン交換繊維)
は、カチオン樹脂及びアニオン樹脂の混床や、単床の組
み合わせなど各種構成が採用できる。
【0046】図4に電気式脱イオン装置の構成例を示
す。この例では、排水処理装置300からの凝縮水が凝
縮水貯槽15を介し、電気式脱イオン装置22に通水さ
れる。そして、この電気式脱イオン装置22により脱塩
された処理水が電気式脱イオン装置処理水タンク23を
経て、発電所100の補給水として供給される。一方、
脱塩処理によって、生成された濃縮液は、電気式脱イオ
ン装置濃縮液タンク24に貯められ、雑用水として利用
される。
【0047】「逆浸透膜装置+電気式脱イオン装置」凝
縮水を逆浸透膜装置で処理した後、電気式脱イオン装置
で処理する構成を図5に示す。このように、逆浸透膜装
置19において得られる処理水が逆浸透膜処理水タンク
20、電気式脱イオン通水ポンプ21を介し、電気式脱
イオン装置22に通水される。そして電気式脱イオン装
置22によって脱塩された処理水が電気式脱イオン装置
処理水タンク23から発電所100の補給水として供給
され、電気式脱イオン装置濃縮液と逆浸透膜濃縮液が濃
縮タンク24を介し、雑用水として利用される。
【0048】
【実施例】
「凝縮水」まず、石炭火力発電所から排出される脱硫排
水を上述の蒸発濃縮装置により、蒸発濃縮した場合の凝
縮水の水質を表1に示す。
【0049】
【表1】 「実施例1」表1に示す凝縮水を逆浸透膜で処理した場
合の処理水質と水量を表2に示す。
【表2】 このように、処理水の回収率を95%という効率にする
ことが可能であり、また処理水質も3μS/cmと良好
であった。
【0050】「実施例2」表1に示す凝縮水を電気式脱
イオン装置で処理した場合の処理水質と、流量を表3に
示す。
【0051】
【表3】 このように、処理水質とし0.3μS/cmと良好なこ
とが確認された。
【0052】「実施例3」表1に示す凝縮液を逆浸透膜
と電気式脱イオン装置で処理した場合の処理水質と流量
を表4に示す。
【0053】
【表4】 このように、逆浸透膜装置と電気式脱イオン装置による
2段処理での処理水質は、0.1μS/cmと非常に良
好な水質であることが確認された。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、排水処理装置に蒸
発濃縮装置を適用し、その蒸発濃縮過程で発生する凝縮
水を原水とする補給水処理装置を組み合わせることによ
って、水の有効利用を図り、排水の発生量を低減し、か
つ設置面積の縮小でき、経済的に有利な水処理装置を得
ることができる。
【0055】さらに、補給水処理装置に逆浸透膜装置、
電気式脱イオン装置を利用することで、補給水処理装置
から排出される濃縮液も雑用水として利用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水処理システムの全体構成を示す図である。
【図2】 蒸発濃縮器を含む排水処理装置の構成を示す
図である。
【図3】 逆浸透装置の構成を示す図である。
【図4】 電気式脱イオン装置の構成を示す図である。
【図5】 逆浸透装置+電気式脱イオン装置の構成を示
す図である。
【符号の説明】
2 蒸発濃縮器、19 逆浸透膜装置、22 電気式脱
イオン装置、100発電所、200 補給水処理装置、
300 排水処理装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を浄化処理して補給水を生成し、生
    成した補給水を水消費設備に供給する補給水処理装置
    と、 水消費設備からの排水を処理する蒸発濃縮装置と、 この蒸発濃縮装置における処理過程で発生する凝縮水を
    補給水処理装置の原水供給側に返送する循環系と、 を含むことを特徴とする水処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 上記補給水処理装置は、逆浸透膜処理装置を含むことを
    特徴とする水処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシステムにおいて、 上記補給水処理装置は、電気式脱イオン装置を含むこと
    を特徴とする水処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のシステムにおいて、 上記補給水処理装置は、逆浸透膜処理装置及び電気式脱
    イオン装置を含むことを特徴とする水処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載のシステムにおい
    て、 上記循環系の途中に凝縮水貯槽を設けると共に、この凝
    縮水貯槽に大気中の酸素及び炭酸ガスの溶解を防止する
    ためのガス溶解防止手段を設けることを特徴とする水処
    理システム。
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