JPH09295114A - ロールの回転異常及びスプレーノズルの異常検出装置 - Google Patents

ロールの回転異常及びスプレーノズルの異常検出装置

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JPH09295114A
JPH09295114A JP11475396A JP11475396A JPH09295114A JP H09295114 A JPH09295114 A JP H09295114A JP 11475396 A JP11475396 A JP 11475396A JP 11475396 A JP11475396 A JP 11475396A JP H09295114 A JPH09295114 A JP H09295114A
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JP
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roll
spray nozzle
detection
rotation
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JP11475396A
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Toyotsugu Tsuda
豊継 津田
Seiji Hiraoka
誠司 平岡
Akira Goto
後藤  晃
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロールの回転異常とスプレーノズルの異常を
検出することができる装置を提供する。 【解決手段】 所定の間隔を存して並列配置されたガイ
ドロールに案内されて移動しながら、ガイドロールの回
転異常と、ガイドロール間に配置されるスプレーノズル
の異常を検出する装置である。所望の力でガイドロール
22a,22bの外周に押し付けられる押し付け板21
a,21bと、この押し付け板21a,21bの中心部
に音響絶縁材25を介して取り付けられた検知板24
と、この検知板24の裏面側に取り付けられた音響検知
センサー26と、検知板24を所望の力でガイドロール
22a,22bの外周に押し付ける押し付けばね28b
と、音響検知センサー26からの出力信号を波形処理す
る装置33と、この波形処理装置33で波形処理された
信号を基準値と比較し、ガイドロールの回転異常及びス
プレーノズル35の異常を判定する装置34a,34b
を備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば連続鋳造機
を構成するガイドロールの回転異常と、スプレーノズル
から噴射される噴流の噴射異常を検出する装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造機の二次冷却帯においては、鋳
片を冷却しながら搬送するために、鋳片の表裏面側に多
数のガイドロールが配列されるとともに、これらガイド
ロールの間にはそれぞれスプレーノズルが配置されてい
る。これらのガイドロールは、搬送される鋳片との接触
抵抗で回転するようになっているが、軸受け部の故障等
により回転不良が生じた場合には、鋳片の表裏面に疵が
発生したり、また、鋳片を引き抜けなくなったりする。
また、スプレーノズルから鋳片に向けて噴射される噴流
に異常が生じると、鋳片の冷却が円滑に行えず、品質不
良を招来する。
【0003】ところで、ロールの回転検出装置として
は、「鉄鋼協会春季講演会」1980,S850や特開
昭63−112059号で開示されたものが、また、ス
プレーノズルの噴射状態を検出する装置としては、特開
平2−247058号に記載されたものがある。
【0004】図7は、上記した講演会報告に示されたロ
ールの回転検出装置の構成を示す正面図である。この図
7において、1a,1bは一対の摩擦板であり、スプリ
ング2a,2bによって開く方向(図7における上下方
向)に弾圧付勢されており、接続金具3によって図示し
ないダミーバーに取り付けられるものである。そして、
摩擦板1a,1bの矢印方向への挿入によって、摩擦板
1a,1bにより上下のロール5a,5bに所定の回転
トルクが与えられるが、この時、上下のロール5a,5
bに接触している検出子4a,4bの回転角度を図示し
ないポテンショメータで検出する構成である。
【0005】すなわち、上下のロール5a,5bが回転
すると、検出子4a,4bはこれを支持する板ばね6に
よって上下移動し、回転しない。一方、上下のロール5
a,5bが回転しない場合には、検出子4a,4bは上
下のロール5a,5bに押されて大きく回動し、この回
転角度を図示しないポテンショメータによって検出する
ものである。ここで、検出子4a,4bは回動の中立位
置(図7に示した状態)に復帰するためのスプリングを
内蔵している。また、装置内部にはロールNoをカウント
するリミットスイッチ7を内蔵しており、検出子4aが
上ロール5aによって押し込まれる毎にロールNoをカウ
ントするように考慮されている。
【0006】また、特開昭63−112059号で開示
された小径ロールの回転検出器は、電磁攪拌装置の近傍
に小径ロールを配設した連続鋳造機において、前記小径
ロールの端面に取り付けられたブラシと、そのブラシに
一端が摺接するごとく配設された往復2組の光ファイバ
ーを包含する光ファイバーユニットと、その光ファイバ
ーユニットの他端に接続され、光発生機能及び光を電気
信号に変換する機能を有した反射式光電スイッチアンプ
と、その光電スイッチアンプからの電気信号の間隔によ
り異常判定を行う回転異常判定装置を備えることで、ロ
ールの回転状況を検出するものである。
【0007】また、特開平2−247058号に記載さ
れたスプレーノズルの噴射状態検出装置は、ノズルに相
対向させて配置した噴射流検知板、該検知板の他面に取
り付けた音響検知センサー、前記検知板を保持する計測
カプセル、該計測カプセルに生じる振動を検知板に対し
音響的に絶縁する音響絶縁板、前記音響検知センサーの
出力信号を処理する信号処理装置、信号処理後の音響出
力信号に基づいてノズルの噴射状態を判定する手段を具
備した構成である。そして、スプレーノズルより噴射さ
れる噴射流が検知板に当たる状態の変化によって、前記
検知板の他面に取り付けた音響検知センサーからの出力
レベルが変化するので、音響検知センサーからの出力信
号を予め設定した閾値と比較することで、スプレーノズ
ルの完全詰まり,ノズルチップ外れ等のスプレーノズル
の噴射異常を検出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たものはいずれもロールの回転検出やスプレーノズルの
異常検出のどちらか一方のみの検出を行うものであり、
両方の検出を行えるものではないので、例えば連続鋳造
機におけるガイドロールの回転状態と、スプレーノズル
の噴射状態を検出するために、下方挿入方式のダミーバ
ーに各装置を取り付けようとしても、設置スペースの関
係ですべてのガイドロールの回転やスプレーノズルの異
常を検出できない。
【0009】例えば、ガイドロール間に4個のスプレー
ノズルが配置されている場合を一例として想定し、図8
に示すような位置にロール回転検出装置8とスプレーノ
ズル異常検出装置9を設置すると、No.1ロール10aの
回転を検出できなくなる。ロール回転検出装置8やスプ
レーノズル異常検出装置9で検出できない部分の検出に
ついては、作業者が連続鋳造機内に入って作業する必要
がでてくる。なお、図8中の10bはNo.2ロール、11
aはダミーバーヘッド、11bはダミバーを示す。
【0010】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、ロールの回転異常とスプレーノズ
ルの異常を検出することができる装置を提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のロールの回転異常及びスプレーノズル
の異常検出装置は、ガイドロールを回転させるために必
要な力でガイドロールの外周に押し付けられる押し付け
板の中心部に、音響絶縁材を介して、音響検知センサー
を設置した検知板を取り付けるとともに、この検知板を
押し付け手段によって所望の力でガイドロールの外周に
押し付けるようにしている。そして、音響検知センサー
からの出力信号を波形処理し、この波形処理された信号
を基準値と比較することで、ロールの回転異常及びスプ
レーノズルの異常を判定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のロールの回転異常及びス
プレーノズルの異常検出装置は、ガイドロールを回転さ
せるために必要な力でガイドロールの外周に押しつけら
れる押し付け板と、この押し付け板の中心部に音響絶縁
材を介して取り付けられた検知板と、この検知板に取り
付けられた音響検知センサーと、前記検知板を所望の力
でガイドロールの外周に押し付ける手段と、前記音響検
知センサーからの出力信号を波形処理する装置と、この
波形処理装置で波形処理された信号を基準値と比較し、
ロールの回転異常及びスプレーノズルの異常を判定する
装置を備えた構成である。
【0013】本発明のロールの回転異常及びスプレーノ
ズルの異常検出装置は、ガイドロールに案内されて移動
しながら、前記ガイドロールの回転の状態と、ガイドロ
ール間に配置されるスプレーノズルの異常を検出する。
【0014】ガイドロールの回転異常検出では、ガイド
ロールに押し付け板と検知板とが摺接する際、この摺接
により検知板内部に生じる音響が、検知板の裏面に取り
付けた音響検知センサーによって捉えられ、圧電効果に
より音響検知センサーが発生する出力信号に基づいて、
ロールの回転状態が認識され、良否の判定がなされる。
【0015】また、スプレーノズルの異常検出について
は、ロールとロール間に設置されたスプレーノズルから
流される噴射流域を本装置が通過する際、スプレーノズ
ルの詰まり等で、噴射流が流れない場合やノズル・チッ
プ外れ等により噴射流の流れる勢いが少ない場合と、正
常に噴射流が流れている場合で、噴射流が検知板に当た
る状態が変化することに伴って、音響検知センサーの出
力レベルが変化するので、この出力信号に基づいて、ス
プレーノズルの異常状態が認識され、良否の判定がなさ
れる。
【0016】音響検知センサーからの出力信号は、例え
ばプリアンプ,メインアンプ,バンドパスフィルター及
び波形処理部からなる波形処理装置にて次のように処理
される。すなわち、波形処理装置では、音響検知センサ
ーの高周波信号を、例えば包絡線検波や計数法、振幅法
(振幅分布法)、エネルギー法(エネルギー分布法)、
実行値法等により低周波信号に変換する。波形処理後の
低周波信号は、判定装置に取り込まれ、正常回転におけ
るロール出力値及び正常スプレーノズルの出力値と比較
され、異常と判断された場合には表示装置に異常と表示
される。
【0017】バンドパスフィルターだけで除去できない
振動音響ノイズは、押し付け板と検知板との間に介在さ
せた音響絶縁材にて遮断される。この結果、正確なロー
ル回転検出及びスプレーノズル異常検出を行うことがで
きる。
【0018】
【実施例】以下、本発明のロールの回転異常及びスプレ
ーノズルの異常検出装置を図1〜図5に示す一実施例に
基づいて説明する。図1(a)は本発明のロールの回転
異常及びスプレーノズルの異常検出装置の一実施例を示
す正面図、(b)はこの装置における波形処理装置の一
例を示す図、図2は図1(a)の平面図、図3は模擬ロ
ールによるロール回転状況と音響検知センサー出力との
関係を示す図、図4は模擬スプレーノズルによるノズル
噴射状況と音響検知センサー出力との関係を示す図、図
5(a)は本発明のロールの回転異常及びスプレーノズ
ルの異常検出装置を取り付けたダミーバーが連続鋳造機
内を通過する際における、連続鋳造機内のガイドロー
ル,スプレーノズルの位置関係を示す模型図、(b)は
(a)の場合における音響検知センサーの出力信号の時
間的変化の測定例を示す図である。
【0019】図1及び図2において、21aは外側ガイ
ドロール22a側に倣い摺動する平面を有する外側押し
付け板、21bは内側ガイドロール22b側に倣い摺動
する平面を有する内側押し付け板であり、それぞれの先
後端には、これら外側押し付け板21aや内側押し付け
板21bが外側ガイドロール22aや内側ガイドロール
22bに突掛けないようにするための案内部23が設け
られている。案内部23は外側押し付け板21a,内側
押し付け板21bと一体成形でもよいし、後付けでもよ
い。
【0020】24は外側押し付け板21aや内側押し付
け板21bの中央部に、音響絶縁材25を介してその裏
面に音響検知センサー26を取り付けた検知板である。
27は内側押し付け板21bと外側押し付け板21a
を、図1(a)の上下方向に移動自在なように取り付け
られた架台であり、本装置をダミーバー11bに固定す
るための治具である。装置本体の内部には、内側押し付
け板21bと外側押し付け板21aをそれぞれ所要の力
で外方に付勢する例えば押し付けばね28aと、検知板
24を内側押し付け板21bや外側押し付け板21aよ
り若干突出した状態で、所要の力で外方に付勢する例え
ば押し付けばね28bが内装されている。
【0021】図1(a)において、29は押し付けばね
28aの最大広がり量を規制するストッパー、30a,
30bは押し付けばね28a,28bの架台27への取
り付け部である。
【0022】また、音響絶縁材25としては、防振・緩
衝材αGEL (商品名)が最適であるが、防振ゴム,コル
ク,テフロン(登録商標)等を使用することも可能であ
る。また、音響検知センサー26は、一般にAE(Acou
stic Emission )センサーと称されるもので、外部スト
レスに起因して物体中に発生する高周波域の音響パルス
を検知し、圧電効果によりこの音響パルスの大きさに対
応する電気信号に変換して出力するものであり、筒状の
センサーホルダー32内に収納され、このセンサーホル
ダー32とともに検知板24に固定されている。
【0023】なお、検知板24に対する音響検知センサ
ー26の密着性を高めるために、センサーホルダー32
と音響検知センサー26との間に、ばね等の弾性部材を
介在させて、音響検知センサー26を検知板24に押し
付ける構造とすることも可能である。音響検知センサー
26による検出精度の高低は、これら検知面と検知板2
4との密着性に依存するから、これらを固定する際に
は、両者間にグリース,機械油等を介在させる等の手段
を講じることが望ましい。
【0024】ところで、ロール位置(ロールNo)を認識
するには、本発明の異常検出装置にロール位置検出セン
サーを取り付けたり、また、図2に示すように、ダミー
バー11bにロール位置検出センサー31を設置したり
すればよい。ロール位置検出センサーとしては、リミッ
トスイッチの様な接触式のものでも、近接スイッチの様
な非接触式のものでもよい。
【0025】次に、内側や外側のガイドロール22b,
22aとの摺接や、これらガイドロール間に配置された
スプレーノズル35からの噴射流が衝突することによっ
て生じる音響を検知した音響検知センサー26の検出信
号に基づく信号処理手段について説明する。
【0026】音響検知センサー26からの出力信号を処
理する波形処理装置33は、例えばプリアンプ33a,
メインアンプ33b,バンドパスフィルター33c及び
波形処理部33dで構成されている。音響検知センサー
26の出力信号は、通常10mV程度までの微弱な電圧
であるため、波形処理装置33のプリアンプ33a及び
メインアンプ33bで処理可能なレベルに増幅した後、
バンドパスフィルター33cにより所定の周波数帯域の
みを取り出して波形処理部33dで整流し、ロール回転
状態やスプレーノズルの噴射状態を判定する装置34
a,34bに入力される。
【0027】図3はロールの回転状況と音響検知センサ
ー出力との関係を示す図であり、この図3は模擬ロール
を使用し、ロールをロープで強制的に固定して回転不良
とした場合と、強制的に固定せず正常な回転ができるよ
うにした場合を、それぞれ包絡線検波した場合について
実験的に求めたデータである。
【0028】また、図4はスプレーノズルの噴射状況と
音響検知センサー出力との関係を示す図であり、この図
4は模擬ノズルチップを使用し、チップを詰まらせて噴
射流が流れないようにした場合及びチップを取り外して
一定量の噴射流を流した場合(以上、スプレーノズル異
常時)と、正常スプレーノズルから一定量の噴射流を流
した場合を、それぞれ包絡線検波した場合について実験
的に求めたデータである。
【0029】これら図3,4から明らかなように、ロー
ルの回転不良時と正常回転時との間、及びスプレーノズ
ルの異常時と正常時との間には、良好な相関関係が得ら
れ、音響検知センサーの出力信号により、ロールの回転
不良,正常回転やスプレーノズルの異常,正常の区別が
可能である。図1(a),図2に示す判定装置34a,
34bには、このような相関関係を示す閾値が予め記憶
されており、前記音響検知センサー26からの入力信号
により、判定装置34a,34bでは閾値と比較し、そ
の判定結果を表示装置36a,36bに表示する。
【0030】上記した本発明の異常検出装置を取り付け
たダミーバーが、図5(a)に示すように、連続鋳造機
内を移動した時の音響検知センサーからの出力信号の時
間的変化を測定した例を図5(b)に示す。ロール位置
検出センサー31と、本発明の異常検出装置の設置位置
の中心が、図2,図5(a)に示すように、ダミーバー
挿入方向と直角方向にある場合は、ロール位置検出時の
中心点P1 と時間軸方向の同じ点P2 を中心として出力
電圧サンプル範囲T1 間の最大電圧値を検出する。そし
て、その電圧出力値がロール回転不良検出用の閾値より
も大きければロール回転不良と判定し、前記閾値よりも
小さければロール回転は正常であると判定する。この
時、閾値の数を増加すれば段階的にロールの回転状況を
評価することができる。
【0031】図6は本発明装置をダミーバー11bに設
置した一例を示すものである。図6中の20は本発明の
ロールの回転異常及びスプレーノズルの異常検出装置、
9はスプレーノズルの異常検出装置である。この例で
は、所定のガイドロール間に4個のスプレーノズルが配
置されている場合の配置例を示している。両端のスプレ
ーノズルに対向する位置にロールの回転異常及びスプレ
ーノズルの異常検出装置20を、中の2つのスプレーノ
ズルに対向する位置にスプレーノズルの異常検出装置9
を配置している。本発明装置を用いると、全ての検出装
置を一列に配置できるので、一番奥のロール(No.1ロー
ル10a)の回転異常も検出できる。
【0032】なお、本発明のロールの回転異常及びスプ
レーノズルの異常検出装置4個を一列に配置しても構わ
ないが、スプレーノズルの異常検出装置のほうが安価で
あり、構造も簡単なので、経済性、信頼性を考えると、
両端の2個をロールの回転異常及びスプレーノズルの異
常検出装置とし、その他をスプレーノズルの異常検出装
置としたほうがよい。また、図6中の10bはNo.2ロー
ル、11aはダミーバーヘッドを示す。
【0033】なお、ロール位置検出センサー31と本発
明の異常検出装置を、ダミーバーの挿入方向に対して直
角に設置できない場合には、データサンプル範囲の中心
2を、ロール位置検出時の中心点P1 から下記式にお
けるΔT1 分ずらせることでロールの回転不良を検出で
きる。 ΔT1 =α×t1 但し、t1 :2本のロール間の検出時間 α :定数(値は設置位置のずれ量と2本のロール間の
距離によって定まる。)
【0034】通常、スプレーノズル35はロールとロー
ル間に設置されるので、ロール位置検出センサー31
と、本発明の異常検出装置の設置位置の中心が、図2,
図5(a)に示すように、ダミーバー挿入方向と直角方
向にある場合は、スプレーノズル異常検出用の出力電圧
サンプル範囲T2 の中心P3 をロール位置検出時の中心
点P1 と時間軸方向にt1/2ずらし、出力電圧サンプル
範囲T2 間の最大電圧値を検出する。そして、その電圧
出力値がスプレーノズル異常検出用の閾値よりも大きけ
ればスプレーノズルは正常と判定し、前記閾値よりも小
さければスプレーノズルは異常であると判定する。この
時、ロール回転の判定の場合と同様、閾値の数を増加す
れば段階的にスプレーノズル35の噴射状況を評価する
ことができる。
【0035】なお、ロール位置検出センサー31と本発
明の異常検出装置を、ダミーバーの挿入方向に対して直
角に設置できない場合には、データサンプル範囲の中心
3を、ロール位置検出時の中心点P1 から下記式にお
けるΔT2 分ずらせることで対応することができる。 ΔT2 =t1/2+α×t1
【0036】図5に示す例では、ダミーバーの移動速度
は一定の場合を示しているが、ダミーバーの移動速度が
変化する場合には、出力電圧サンプル範囲T1 ,T
2 は、下記式によって求めることで対応できる。 T1 =β1 ×t12 =β2 ×t1 但し、β1 ,β2 :定数
【0037】また、音響検知センサーからの電圧出力値
は、スプレー水量・増幅率等によって変化するので、ロ
ールの回転不良検知用閾値や、スプレーノズル異常検知
用閾値は、実機でのテストデータによって求めることが
望ましい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の異常検出
装置では、例えば連続鋳造設備におけるガイドロールの
回転状況とスプレーノズルの噴射状況を1つの装置で検
出できるので、下方挿入式のダミーバーに取り付ける場
合、全装置を一列に設置することが可能である。従っ
て、図6に示すように、全てのロールの回転状況やスプ
レーノズルの噴射状況を検出することが可能となり、作
業者が連続鋳造設備内に入って作業する必要がなくな
る。従って、作業者の負担の軽減ができ、また、安全性
及び生産性が大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のロールの回転異常及びスプレ
ーノズルの異常検出装置の一実施例を示す正面図、
(b)はこの装置における波形処理装置の一例を示す図
である。
【図2】図1(a)の平面図である。
【図3】模擬ロールによるロール回転状況と音響検知セ
ンサー出力との関係を示す図である。
【図4】模擬スプレーノズルによるノズル噴射状況と音
響検知センサー出力との関係を示す図である。
【図5】(a)は本発明のロールの回転異常及びスプレ
ーノズルの異常検出装置を取り付けたダミーバーが連続
鋳造機内を通過する際における、連続鋳造機内のガイド
ロール,スプレーノズルの位置関係を示す模型図、
(b)は(a)の場合における音響検知センサーの出力
信号の時間的変化の測定例を示す図である。
【図6】本発明の実施例による各検出装置のダミーバー
への設置例を示す図である。
【図7】「鉄鋼協会春季講演会」1980,S850で
開示されたロールの回転検出装置の構成を示す正面図で
ある。
【図8】従来の各検出装置のダミーバーへの設置例を示
す図である。
【符号の説明】
21a 外側押し付け板 21b 内側押し付け板 22a 外側ガイドロール 22b 内側ガイドロール 24 検知板 25 音響絶縁材 26 音響検知センサー 28a 押し付けばね 28b 押し付けばね 33 波形処理装置 34a 判定装置 34b 判定装置 35 スプレーノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を存して並列配置されたガイ
    ドロールに案内されて移動しながら、前記ガイドロール
    の回転異常と、ガイドロール間に配置されるスプレーノ
    ズルの異常を検出する装置であって、所望の力でガイド
    ロールの外周に押し付けられる押し付け板と、この押し
    付け板の中心部に音響絶縁材を介して取り付けられた検
    知板と、この検知板の裏面側に取り付けられた音響検知
    センサーと、前記検知板を所望の力でガイドロールの外
    周に押し付ける手段と、前記音響検知センサーからの出
    力信号を波形処理する装置と、この波形処理装置で波形
    処理された信号を基準値と比較し、ロールの回転異常及
    びスプレーノズルの異常を判定する装置を備えたことを
    特徴とするロールの回転異常及びスプレーノズルの異常
    検出装置。
JP11475396A 1996-05-09 1996-05-09 ロールの回転異常及びスプレーノズルの異常検出装置 Pending JPH09295114A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000043443A (ko) * 1998-12-29 2000-07-15 이구택 연속주조기의 스트랜드 측정방법 및 그 장치
US7250087B1 (en) 2006-05-16 2007-07-31 James Tyson Clogged nozzle detection

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20000043443A (ko) * 1998-12-29 2000-07-15 이구택 연속주조기의 스트랜드 측정방법 및 그 장치
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