JPH09295140A - 溶接ワイヤ送給装置 - Google Patents
溶接ワイヤ送給装置Info
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- JPH09295140A JPH09295140A JP10683696A JP10683696A JPH09295140A JP H09295140 A JPH09295140 A JP H09295140A JP 10683696 A JP10683696 A JP 10683696A JP 10683696 A JP10683696 A JP 10683696A JP H09295140 A JPH09295140 A JP H09295140A
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- welding wire
- welding
- contact time
- heating power
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Abstract
(57)【要約】
【課題】溶接ワイヤ送給条件を自動制御し、溶接ワイヤ
の溶融状態を一定にすることにより溶接作業における省
人化,自動化を可能とする溶接ワイヤ送給装置及び自動
溶接装置を提供する。 【解決手段】溶接ワイヤ加熱電源12により溶接ワイヤ
6と母材3との間に通電し、溶接ワイヤ6をジュール加
熱しながら送給する溶接ワイヤ送給装置で、母材3から
溶接ワイヤ6が離れると母材3と溶接ワイヤ6間の電気
抵抗が増大するため、溶接ワイヤ加熱電源12の電流が
減少し、電圧が増加する現象を利用し、これら因子の時
間的監視を行い、母材3と溶接ワイヤ6の接触時間を検
出することにより溶接ワイヤの送給条件を制御する。
の溶融状態を一定にすることにより溶接作業における省
人化,自動化を可能とする溶接ワイヤ送給装置及び自動
溶接装置を提供する。 【解決手段】溶接ワイヤ加熱電源12により溶接ワイヤ
6と母材3との間に通電し、溶接ワイヤ6をジュール加
熱しながら送給する溶接ワイヤ送給装置で、母材3から
溶接ワイヤ6が離れると母材3と溶接ワイヤ6間の電気
抵抗が増大するため、溶接ワイヤ加熱電源12の電流が
減少し、電圧が増加する現象を利用し、これら因子の時
間的監視を行い、母材3と溶接ワイヤ6の接触時間を検
出することにより溶接ワイヤの送給条件を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶接ワイヤ送給装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭53−4817号公報のアーク自
動溶接法に開示されているように、溶接ワイヤの案内チ
ップを溶接母材に押し付け接触させて、溶接ワイヤと溶
接母材の間隔を一定に保持する方法がある。
動溶接法に開示されているように、溶接ワイヤの案内チ
ップを溶接母材に押し付け接触させて、溶接ワイヤと溶
接母材の間隔を一定に保持する方法がある。
【0003】また、(社)溶接学会編第102回溶接法
研究委員会資料No.SW−1609−85に記載のよう
に、無通電の溶接ワイヤと母材間の電圧を測定し、電圧
が溶融池内への溶接ワイヤ送給位置で変化する現象に着
目し、前記電圧を一定にするように送給位置を制御する
方法などが知られている。
研究委員会資料No.SW−1609−85に記載のよう
に、無通電の溶接ワイヤと母材間の電圧を測定し、電圧
が溶融池内への溶接ワイヤ送給位置で変化する現象に着
目し、前記電圧を一定にするように送給位置を制御する
方法などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】溶融池に溶接ワイヤを
送給しながら溶接を行う溶接法では、溶接姿勢や母材の
熱変形による溶融池形状や位置の変化、また溶接ワイヤ
の曲がり癖などの影響により、溶接ワイヤの溶融状態が
安定しない。溶接ワイヤが適正な溶融状態で送給されな
い場合、溶接ワイヤが溶融せず、非消耗電極に接触し、
損傷したり、あるいは溶接ワイヤが溶滴となり、非消耗
電極あるいは赤外線レーザの集光レンズに付着し、母材
の溶融状態を不安定なものにし、溶接結果の悪化の原因
となる。
送給しながら溶接を行う溶接法では、溶接姿勢や母材の
熱変形による溶融池形状や位置の変化、また溶接ワイヤ
の曲がり癖などの影響により、溶接ワイヤの溶融状態が
安定しない。溶接ワイヤが適正な溶融状態で送給されな
い場合、溶接ワイヤが溶融せず、非消耗電極に接触し、
損傷したり、あるいは溶接ワイヤが溶滴となり、非消耗
電極あるいは赤外線レーザの集光レンズに付着し、母材
の溶融状態を不安定なものにし、溶接結果の悪化の原因
となる。
【0005】上記の理由から溶接ワイヤ送給状態調整の
ため、人員を配することになり、溶接の自動化の障害と
なっている。
ため、人員を配することになり、溶接の自動化の障害と
なっている。
【0006】本発明の目的は、溶接ワイヤ送給条件を自
動制御することにより、溶接ワイヤの溶融状態を一定
し、溶接作業における省人化,自動化を可能とする溶接
ワイヤ送給装置及び自動溶接装置を提供することにあ
る。
動制御することにより、溶接ワイヤの溶融状態を一定
し、溶接作業における省人化,自動化を可能とする溶接
ワイヤ送給装置及び自動溶接装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は溶接ワイヤ送
給条件の制御手段として、溶接ワイヤ加熱電源により溶
接ワイヤ(溶加材)と母材(溶融池)との間に通電し、
溶接ワイヤをジュール加熱しながら送給する溶接ワイヤ
送給装置で、溶接ワイヤ加熱電源の電流、もしくは電圧
を監視することにより溶接ワイヤが母材に接触(短絡)
している時間を測定し、この接触時間を制御因子として
溶接ワイヤの送給位置,加熱電流,送給量などの送給条
件を制御する手段を用いることで達成される。
給条件の制御手段として、溶接ワイヤ加熱電源により溶
接ワイヤ(溶加材)と母材(溶融池)との間に通電し、
溶接ワイヤをジュール加熱しながら送給する溶接ワイヤ
送給装置で、溶接ワイヤ加熱電源の電流、もしくは電圧
を監視することにより溶接ワイヤが母材に接触(短絡)
している時間を測定し、この接触時間を制御因子として
溶接ワイヤの送給位置,加熱電流,送給量などの送給条
件を制御する手段を用いることで達成される。
【0008】本発明は、溶接ワイヤ加熱電源により溶接
ワイヤ(溶加材)と母材(溶融池)との間に通電し、溶
接ワイヤをジュール加熱しながら送給する溶接ワイヤ送
給装置で、母材から溶接ワイヤが離れると母材と溶接ワ
イヤ間の電気抵抗が増大するため、溶接ワイヤ加熱電源
の電流が減少し、電圧が増加する現象を利用し、これら
因子の時間的監視を行い、母材と溶接ワイヤの接触時間
を検出することにより溶接ワイヤの送給条件を制御する
溶接ワイヤ送給装置及び前記装置を搭載する自動溶接装
置に関する。
ワイヤ(溶加材)と母材(溶融池)との間に通電し、溶
接ワイヤをジュール加熱しながら送給する溶接ワイヤ送
給装置で、母材から溶接ワイヤが離れると母材と溶接ワ
イヤ間の電気抵抗が増大するため、溶接ワイヤ加熱電源
の電流が減少し、電圧が増加する現象を利用し、これら
因子の時間的監視を行い、母材と溶接ワイヤの接触時間
を検出することにより溶接ワイヤの送給条件を制御する
溶接ワイヤ送給装置及び前記装置を搭載する自動溶接装
置に関する。
【0009】なお、制御因子として、溶接ワイヤの母材
への接触時間ではなく、非接触時間を用いて、同様の制
御を行っても良い。
への接触時間ではなく、非接触時間を用いて、同様の制
御を行っても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に従
って説明する。
って説明する。
【0011】図1は、本発明の原理となる一定期間にお
ける溶接ワイヤが母材へ接触している時間と溶接ワイヤ
の溶融状態制御因子の関係を示したものであり、(1)
は一定期間における溶接ワイヤの接触時間Twと母材加
熱源(非消耗電極または集光レンズ)直下からの溶接ワ
イヤ送給位置の距離Dwとの関係であり、ある溶接条件
で溶接中は、距離Dwが長くなるほど、接触時間Twが
長くなる関係にある。この関係を利用し、溶接ワイヤを
ある条件で送給する場合、接触時間Twを監視し、一定
保持するように母材加熱源直下からの溶接ワイヤ送給位
置の距離Dwを変化させれば、溶接ワイヤは常に一定の
溶融状態で送給される。(2)は一定期間における溶接
ワイヤの接触時間Twと溶接ワイヤを加熱する溶接ワイ
ヤ加熱電流Iwの関係であり、ある溶接条件で溶接中
は、加熱電流Iwが小さくなるほど、接触時間Twが長
くなる関係にある。この関係を利用し、溶接ワイヤをあ
る条件で送給する場合、接触時間Twを監視し、一定保
持するように溶接ワイヤ加熱電流Iwを変化させれば、
溶接ワイヤは常に一定の溶融状態で送給される。(3)は
一定期間における溶接ワイヤの接触時間Twと溶接ワイ
ヤの送給量Vwの関係であり、ある溶接条件で溶接中
は、溶接ワイヤ送給量Vwが多くなるほど、接触時間T
wが長くなる関係にある。この関係を利用し、溶接ワイ
ヤをある条件で送給する場合、接触時間Twを監視し、
一定保持するように溶接ワイヤの送給量Vwを変化させ
れば、溶接ワイヤは常に一定の溶融状態で送給される。
ける溶接ワイヤが母材へ接触している時間と溶接ワイヤ
の溶融状態制御因子の関係を示したものであり、(1)
は一定期間における溶接ワイヤの接触時間Twと母材加
熱源(非消耗電極または集光レンズ)直下からの溶接ワ
イヤ送給位置の距離Dwとの関係であり、ある溶接条件
で溶接中は、距離Dwが長くなるほど、接触時間Twが
長くなる関係にある。この関係を利用し、溶接ワイヤを
ある条件で送給する場合、接触時間Twを監視し、一定
保持するように母材加熱源直下からの溶接ワイヤ送給位
置の距離Dwを変化させれば、溶接ワイヤは常に一定の
溶融状態で送給される。(2)は一定期間における溶接
ワイヤの接触時間Twと溶接ワイヤを加熱する溶接ワイ
ヤ加熱電流Iwの関係であり、ある溶接条件で溶接中
は、加熱電流Iwが小さくなるほど、接触時間Twが長
くなる関係にある。この関係を利用し、溶接ワイヤをあ
る条件で送給する場合、接触時間Twを監視し、一定保
持するように溶接ワイヤ加熱電流Iwを変化させれば、
溶接ワイヤは常に一定の溶融状態で送給される。(3)は
一定期間における溶接ワイヤの接触時間Twと溶接ワイ
ヤの送給量Vwの関係であり、ある溶接条件で溶接中
は、溶接ワイヤ送給量Vwが多くなるほど、接触時間T
wが長くなる関係にある。この関係を利用し、溶接ワイ
ヤをある条件で送給する場合、接触時間Twを監視し、
一定保持するように溶接ワイヤの送給量Vwを変化させ
れば、溶接ワイヤは常に一定の溶融状態で送給される。
【0012】図2は本発明の溶接ワイヤ送給位置を移動
することにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給
装置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワ
イヤの溶融状態が最適となる一定期間内の基準接触時間
Trと、1回の制御当りの溶接ワイヤ支持部の移動量D
sを設定,記憶させる。次に溶接ワイヤ加熱電源から電
流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしく
は電圧Ewを監視することにより母材と溶接ワイヤの接
触時間Ttを検出する。検出した接触時間Ttと基準接
触時間Trを比較し、Tr=Ttならば、溶接ワイヤ支
持部を移動せず、溶接終了か否かの判断をして、溶接継
続中ならば再度検出を行う。Tr>Ttならば、溶接ワ
イヤ支持部を加熱源から遠ざける方向に設定した溶接ワ
イヤ支持部移動量Dsを駆動し、溶接終了か否かの判断
をして、溶接継続中ならば再度検出を行う。Tr<Tt
ならば、溶接ワイヤ支持部を加熱源に近づける方向に設
定した溶接ワイヤ支持部移動量Dsを駆動し、溶接終了
か否かの判断をして、溶接継続中ならば再度検出を行
う。
することにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給
装置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワ
イヤの溶融状態が最適となる一定期間内の基準接触時間
Trと、1回の制御当りの溶接ワイヤ支持部の移動量D
sを設定,記憶させる。次に溶接ワイヤ加熱電源から電
流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしく
は電圧Ewを監視することにより母材と溶接ワイヤの接
触時間Ttを検出する。検出した接触時間Ttと基準接
触時間Trを比較し、Tr=Ttならば、溶接ワイヤ支
持部を移動せず、溶接終了か否かの判断をして、溶接継
続中ならば再度検出を行う。Tr>Ttならば、溶接ワ
イヤ支持部を加熱源から遠ざける方向に設定した溶接ワ
イヤ支持部移動量Dsを駆動し、溶接終了か否かの判断
をして、溶接継続中ならば再度検出を行う。Tr<Tt
ならば、溶接ワイヤ支持部を加熱源に近づける方向に設
定した溶接ワイヤ支持部移動量Dsを駆動し、溶接終了
か否かの判断をして、溶接継続中ならば再度検出を行
う。
【0013】図3は本発明の溶接ワイヤ送給位置を移動
することにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給
装置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワ
イヤの溶融状態が最適となるために必要な溶接ワイヤ支
持部移動量を算出する溶接ワイヤ支持部移動量算出式D
c=α・Tt+β(α,βは定数)を設定,記憶させ
る。次に溶接ワイヤ加熱電源から電流Iw、もしくは電
圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧Ewを監視す
ることにより母材と溶接ワイヤの接触時間Ttを検出す
る。検出した接触時間Ttを溶接ワイヤ支持部移動量算
出式Dc=α・Tt+βに代入し、溶接ワイヤ支持部移
動量Dcを算出する。溶接ワイヤ支持部を算出した溶接
ワイヤ支持部移動量Dcを駆動し、溶接終了か否かの判
断をして、溶接継続中ならば再度検出を行う。
することにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給
装置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワ
イヤの溶融状態が最適となるために必要な溶接ワイヤ支
持部移動量を算出する溶接ワイヤ支持部移動量算出式D
c=α・Tt+β(α,βは定数)を設定,記憶させ
る。次に溶接ワイヤ加熱電源から電流Iw、もしくは電
圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧Ewを監視す
ることにより母材と溶接ワイヤの接触時間Ttを検出す
る。検出した接触時間Ttを溶接ワイヤ支持部移動量算
出式Dc=α・Tt+βに代入し、溶接ワイヤ支持部移
動量Dcを算出する。溶接ワイヤ支持部を算出した溶接
ワイヤ支持部移動量Dcを駆動し、溶接終了か否かの判
断をして、溶接継続中ならば再度検出を行う。
【0014】図4は本発明の溶接ワイヤ加熱電流を変更
することにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給
装置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワ
イヤの溶融状態が最適となる一定期間内の基準接触時間
Trと、1回の制御当りの溶接ワイヤ加熱電流の変更量
Isを設定,記憶させる。次に溶接ワイヤ加熱電源から
電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もし
くは電圧Ewを監視することにより母材と溶接ワイヤの
接触時間Ttを検出する。検出した接触時間Ttと基準
接触時間Trを比較し、Tr=Ttならば、溶接ワイヤ
加熱電流を変更せず、溶接終了か否かの判断をして、溶
接継続中ならば再度検出を行う。Tr>Ttならば、溶
接ワイヤ加熱電流を設定した溶接ワイヤ加熱電流変更量
Isを減少し、溶接終了か否かの判断をして、溶接継続
中ならば再度検出を行う。Tr<Ttならば、溶接ワイ
ヤ加熱電流を設定した溶接ワイヤ加熱電流変更量Isを
増加し、溶接終了か否かの判断をして、溶接継続中なら
ば再度検出を行う。
することにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給
装置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワ
イヤの溶融状態が最適となる一定期間内の基準接触時間
Trと、1回の制御当りの溶接ワイヤ加熱電流の変更量
Isを設定,記憶させる。次に溶接ワイヤ加熱電源から
電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もし
くは電圧Ewを監視することにより母材と溶接ワイヤの
接触時間Ttを検出する。検出した接触時間Ttと基準
接触時間Trを比較し、Tr=Ttならば、溶接ワイヤ
加熱電流を変更せず、溶接終了か否かの判断をして、溶
接継続中ならば再度検出を行う。Tr>Ttならば、溶
接ワイヤ加熱電流を設定した溶接ワイヤ加熱電流変更量
Isを減少し、溶接終了か否かの判断をして、溶接継続
中ならば再度検出を行う。Tr<Ttならば、溶接ワイ
ヤ加熱電流を設定した溶接ワイヤ加熱電流変更量Isを
増加し、溶接終了か否かの判断をして、溶接継続中なら
ば再度検出を行う。
【0015】図5は本発明の溶接ワイヤ加熱電流を変更
することにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給
装置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワ
イヤの溶融状態が最適となるために必要な溶接ワイヤ加
熱電流変更量を算出する溶接ワイヤ加熱電流変更量算出
式Ic=γ・Tt+δ(γ,δは定数)を設定,記憶さ
せる。次に溶接ワイヤ加熱電源から電流Iw、もしくは
電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧Ewを監視
することにより母材と溶接ワイヤの接触時間Ttを検出
する。検出した接触時間Ttを溶接ワイヤ加熱電流変更
量算出式Ic=γ・Tt+δに代入し、溶接ワイヤ加熱
電流変更量Icを算出する。溶接ワイヤ加熱電流を算出
した溶接ワイヤ加熱電流変更量Isを変更し、溶接終了
か否かの判断をして、溶接継続中ならば再度検出を行
う。
することにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給
装置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワ
イヤの溶融状態が最適となるために必要な溶接ワイヤ加
熱電流変更量を算出する溶接ワイヤ加熱電流変更量算出
式Ic=γ・Tt+δ(γ,δは定数)を設定,記憶さ
せる。次に溶接ワイヤ加熱電源から電流Iw、もしくは
電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧Ewを監視
することにより母材と溶接ワイヤの接触時間Ttを検出
する。検出した接触時間Ttを溶接ワイヤ加熱電流変更
量算出式Ic=γ・Tt+δに代入し、溶接ワイヤ加熱
電流変更量Icを算出する。溶接ワイヤ加熱電流を算出
した溶接ワイヤ加熱電流変更量Isを変更し、溶接終了
か否かの判断をして、溶接継続中ならば再度検出を行
う。
【0016】図6は本発明の溶接ワイヤ送給量を変更す
ることにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装
置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワイ
ヤの溶融状態が最適となる一定期間内の基準接触時間T
rと、1回の制御当りの溶接ワイヤ送給量の変更量Ls
を設定,記憶させる。次に溶接ワイヤ加熱電源から電流
Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは
電圧Ewを監視することにより母材と溶接ワイヤの接触
時間Ttを検出する。検出した接触時間Ttと基準接触
時間Trを比較し、Tr=Ttならば、溶接ワイヤ送給
量を変更せず、溶接終了か否かの判断をして、溶接継続
中ならば再度検出を行う。Tr>Ttならば、溶接ワイ
ヤ送給量を設定した溶接ワイヤ送給量変更量Vsを増加
し、溶接終了か否かの判断をして、溶接継続中ならば再
度検出を行う。Tr<Ttならば、溶接ワイヤ送給量を
設定した溶接ワイヤ送給量変更量Vsを減少し、溶接終
了か否かの判断をして、溶接継続中ならば再度検出を行
う。
ることにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装
置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワイ
ヤの溶融状態が最適となる一定期間内の基準接触時間T
rと、1回の制御当りの溶接ワイヤ送給量の変更量Ls
を設定,記憶させる。次に溶接ワイヤ加熱電源から電流
Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは
電圧Ewを監視することにより母材と溶接ワイヤの接触
時間Ttを検出する。検出した接触時間Ttと基準接触
時間Trを比較し、Tr=Ttならば、溶接ワイヤ送給
量を変更せず、溶接終了か否かの判断をして、溶接継続
中ならば再度検出を行う。Tr>Ttならば、溶接ワイ
ヤ送給量を設定した溶接ワイヤ送給量変更量Vsを増加
し、溶接終了か否かの判断をして、溶接継続中ならば再
度検出を行う。Tr<Ttならば、溶接ワイヤ送給量を
設定した溶接ワイヤ送給量変更量Vsを減少し、溶接終
了か否かの判断をして、溶接継続中ならば再度検出を行
う。
【0017】図7は本発明の溶接ワイヤ送給量を変更す
ることにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装
置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワイ
ヤの溶融状態が最適となるために必要な溶接ワイヤ送給
量変更量を算出する溶接ワイヤ送給量変更量算出式Vc
=ε・Tt+ζ(ε,ζは定数)を設定,記憶させる。
次に溶接ワイヤ加熱電源から電流Iw、もしくは電圧E
wを抽出し、電流Iw、もしくは電圧Ewを監視するこ
とにより母材と溶接ワイヤの接触時間Ttを検出する。
検出した接触時間Ttを溶接ワイヤ送給量変更量算出式
Vc=ε・Tt+ζに代入し、溶接ワイヤ送給量変更量
Vcを算出する。溶接ワイヤ送給量を算出した溶接ワイ
ヤ送給量変更量Vcを変更し、溶接終了か否かの判断を
して、溶接継続中ならば再度検出を行う。
ることにより溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装
置の制御方法のフローチャートである。まず、溶接ワイ
ヤの溶融状態が最適となるために必要な溶接ワイヤ送給
量変更量を算出する溶接ワイヤ送給量変更量算出式Vc
=ε・Tt+ζ(ε,ζは定数)を設定,記憶させる。
次に溶接ワイヤ加熱電源から電流Iw、もしくは電圧E
wを抽出し、電流Iw、もしくは電圧Ewを監視するこ
とにより母材と溶接ワイヤの接触時間Ttを検出する。
検出した接触時間Ttを溶接ワイヤ送給量変更量算出式
Vc=ε・Tt+ζに代入し、溶接ワイヤ送給量変更量
Vcを算出する。溶接ワイヤ送給量を算出した溶接ワイ
ヤ送給量変更量Vcを変更し、溶接終了か否かの判断を
して、溶接継続中ならば再度検出を行う。
【0018】図8は本発明の実施例である溶接ワイヤ送
給位置の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持す
る溶接ワイヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動
溶接装置のブロック図である。図示の非消耗電極アーク
自動溶接装置は、溶接トーチ1先端の非消耗電極2と母
材3との間にアーク4を発生する手段である溶接電源5
と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイヤ
送給装置7と、溶接ワイヤ送給ガイド8を支持し、前後
に移動する手段である溶接ワイヤ支持部移動ステージ9
と、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を制御する溶接ワ
イヤ支持部移動ステージ制御装置10と、溶接トーチ1
と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方
向に自走する手段である台車11と、溶接ワイヤ6と母
材3間に通電し、溶接ワイヤ6をジュール加熱する手段
である溶接ワイヤ加熱電源12と、この溶接ワイヤ加熱
電源12より電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電
流Iw、もしくは電圧Ewを監視することにより母材3
と溶接ワイヤ6の接触時間Ttを検出する手段である溶
接ワイヤ接触時間検出装置13と、上記各装置を統括制
御する手段である統括制御装置14とを含んで構成され
ている。溶接電源5と台車12と溶接ワイヤ送給装置7
と溶接ワイヤ加熱電源12と溶接ワイヤ支持部移動ステ
ージ制御装置10は統括制御装置14により同期して制
御される。本実施例では、統括制御装置14としてコン
ピュータが用いられているが、専用の演算制御装置など
を用いてもよい。また、溶接ワイヤ支持部移動ステージ
9は図示のように水平方向ではなく、上下方向に移動す
るものでもよい。さらに、溶接トーチ1と溶接ワイヤ支
持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手
段は、台車11に限らず、ロボット,マニピュレータな
どでもよい。
給位置の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持す
る溶接ワイヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動
溶接装置のブロック図である。図示の非消耗電極アーク
自動溶接装置は、溶接トーチ1先端の非消耗電極2と母
材3との間にアーク4を発生する手段である溶接電源5
と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイヤ
送給装置7と、溶接ワイヤ送給ガイド8を支持し、前後
に移動する手段である溶接ワイヤ支持部移動ステージ9
と、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を制御する溶接ワ
イヤ支持部移動ステージ制御装置10と、溶接トーチ1
と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方
向に自走する手段である台車11と、溶接ワイヤ6と母
材3間に通電し、溶接ワイヤ6をジュール加熱する手段
である溶接ワイヤ加熱電源12と、この溶接ワイヤ加熱
電源12より電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電
流Iw、もしくは電圧Ewを監視することにより母材3
と溶接ワイヤ6の接触時間Ttを検出する手段である溶
接ワイヤ接触時間検出装置13と、上記各装置を統括制
御する手段である統括制御装置14とを含んで構成され
ている。溶接電源5と台車12と溶接ワイヤ送給装置7
と溶接ワイヤ加熱電源12と溶接ワイヤ支持部移動ステ
ージ制御装置10は統括制御装置14により同期して制
御される。本実施例では、統括制御装置14としてコン
ピュータが用いられているが、専用の演算制御装置など
を用いてもよい。また、溶接ワイヤ支持部移動ステージ
9は図示のように水平方向ではなく、上下方向に移動す
るものでもよい。さらに、溶接トーチ1と溶接ワイヤ支
持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手
段は、台車11に限らず、ロボット,マニピュレータな
どでもよい。
【0019】上記構成の装置の動作を次に説明する。ま
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4は溶接電源5を起動し、溶接トーチ1先端の非消耗電
極2と母材3間にアーク4を発生させる。アーク4は母
材3を溶融し、溶融池15を形成する。統括制御装置1
4はアーク4の発生より所定の時間が経過したことを検
知し、溶接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接
ワイヤ送給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶
接ワイヤ6の送給開始と同時に統括制御装置14は溶接
ワイヤ加熱電源12を起動する。また、統括制御装置1
4は溶接ワイヤ6の送給の開始より所定の時間が経過し
たことを検知し、台車11の走行を開始する。
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4は溶接電源5を起動し、溶接トーチ1先端の非消耗電
極2と母材3間にアーク4を発生させる。アーク4は母
材3を溶融し、溶融池15を形成する。統括制御装置1
4はアーク4の発生より所定の時間が経過したことを検
知し、溶接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接
ワイヤ送給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶
接ワイヤ6の送給開始と同時に統括制御装置14は溶接
ワイヤ加熱電源12を起動する。また、統括制御装置1
4は溶接ワイヤ6の送給の開始より所定の時間が経過し
たことを検知し、台車11の走行を開始する。
【0020】溶接ワイヤ送給ガイド8を通して溶融池1
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ送給位置の制御を行う方法は、請求項第1
項記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時
間Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trと
を比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trよ
り長い場合は溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置1
0にこれもまたあらかじめ設定,記憶した移動量Ds,
アーク4に近づける方向に移動する指令を送る。移動指
令を受けた溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10
は溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を移動させる。ま
た、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trより短い
場合は溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10にこ
れもまたあらかじめ設定,記憶した移動量Ds,アーク
4から遠ざける方向に移動する指令を送る。移動指令を
受けた溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10は溶
接ワイヤ支持部移動ステージ9を移動させる。なお、検
出した接触時間Ttと基準接触時間Trが同じ場合は統
括制御装置14は移動指令を送信しないという方法と、
請求項第2項記載のように統括制御装置14はあらかじ
め設定,記憶した溶接ワイヤ支持部移動量算出式にこの
検出した接触時間Ttを代入することにより移動量Dc
を算出し、溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10
に算出した移動量Dc,移動する指令を送り、移動指令
を受けた溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10は
溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を移動させる、という
方法のどちらの方法でもよい。統括制御装置14は前述
の処理を溶接終了まで、繰り返し行い、溶接中の溶接ワ
イヤ6の溶融状態を一定保持し、自動溶接を実現する。
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ送給位置の制御を行う方法は、請求項第1
項記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時
間Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trと
を比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trよ
り長い場合は溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置1
0にこれもまたあらかじめ設定,記憶した移動量Ds,
アーク4に近づける方向に移動する指令を送る。移動指
令を受けた溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10
は溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を移動させる。ま
た、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trより短い
場合は溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10にこ
れもまたあらかじめ設定,記憶した移動量Ds,アーク
4から遠ざける方向に移動する指令を送る。移動指令を
受けた溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10は溶
接ワイヤ支持部移動ステージ9を移動させる。なお、検
出した接触時間Ttと基準接触時間Trが同じ場合は統
括制御装置14は移動指令を送信しないという方法と、
請求項第2項記載のように統括制御装置14はあらかじ
め設定,記憶した溶接ワイヤ支持部移動量算出式にこの
検出した接触時間Ttを代入することにより移動量Dc
を算出し、溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10
に算出した移動量Dc,移動する指令を送り、移動指令
を受けた溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10は
溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を移動させる、という
方法のどちらの方法でもよい。統括制御装置14は前述
の処理を溶接終了まで、繰り返し行い、溶接中の溶接ワ
イヤ6の溶融状態を一定保持し、自動溶接を実現する。
【0021】図9は本発明の実施例である溶接ワイヤ加
熱電流の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持す
る溶接ワイヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動
溶接装置のブロック図である。図示の非消耗電極アーク
自動溶接装置は、溶接トーチ1先端の非消耗電極2と母
材3との間にアーク4を発生する手段である溶接電源5
と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイヤ
送給装置7と、溶接ワイヤ送給ガイド8を支持し、前後
に移動する手段である溶接ワイヤ支持部移動ステージ9
と、溶接トーチ1と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を
搭載し、溶接線方向に自走する手段である台車11と、
溶接ワイヤ6と母材3間に通電し、溶接ワイヤ6をジュ
ール加熱する手段である溶接ワイヤ加熱電源12と、こ
の溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、もしくは電圧
Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧Ewを監視する
ことにより母材3と溶接ワイヤ6の接触時間Ttを検出
する手段である溶接ワイヤ接触時間検出装置13と、溶
接ワイヤ加熱電源12を制御する加熱電源制御装置16
と、上記各装置を統括制御する手段である統括制御装置
14とを含んで構成されている。溶接電源5と台車11
と溶接ワイヤ送給装置7と加熱電源制御装置16と溶接
ワイヤ支持部移動ステージ9は統括制御装置14により
同期して制御される。本実施例では、統括制御装置14
としてコンピュータが用いられているが、専用の演算制
御装置などを用いてもよい。また、溶接ワイヤ支持部移
動ステージ9は図示のように水平方向ではなく、上下方
向に移動するものでもよい。さらに、溶接トーチ1と溶
接ワイヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に
自走する手段は、台車11に限らず、ロボット,マニピ
ュレータなどでもよい。
熱電流の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持す
る溶接ワイヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動
溶接装置のブロック図である。図示の非消耗電極アーク
自動溶接装置は、溶接トーチ1先端の非消耗電極2と母
材3との間にアーク4を発生する手段である溶接電源5
と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイヤ
送給装置7と、溶接ワイヤ送給ガイド8を支持し、前後
に移動する手段である溶接ワイヤ支持部移動ステージ9
と、溶接トーチ1と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を
搭載し、溶接線方向に自走する手段である台車11と、
溶接ワイヤ6と母材3間に通電し、溶接ワイヤ6をジュ
ール加熱する手段である溶接ワイヤ加熱電源12と、こ
の溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、もしくは電圧
Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧Ewを監視する
ことにより母材3と溶接ワイヤ6の接触時間Ttを検出
する手段である溶接ワイヤ接触時間検出装置13と、溶
接ワイヤ加熱電源12を制御する加熱電源制御装置16
と、上記各装置を統括制御する手段である統括制御装置
14とを含んで構成されている。溶接電源5と台車11
と溶接ワイヤ送給装置7と加熱電源制御装置16と溶接
ワイヤ支持部移動ステージ9は統括制御装置14により
同期して制御される。本実施例では、統括制御装置14
としてコンピュータが用いられているが、専用の演算制
御装置などを用いてもよい。また、溶接ワイヤ支持部移
動ステージ9は図示のように水平方向ではなく、上下方
向に移動するものでもよい。さらに、溶接トーチ1と溶
接ワイヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に
自走する手段は、台車11に限らず、ロボット,マニピ
ュレータなどでもよい。
【0022】上記構成の装置の動作を次に説明する。ま
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4は溶接電源5を起動し、溶接トーチ1先端の非消耗電
極2と母材3間にアーク4を発生させる。アーク4は母
材3を溶融し、溶融池15を形成する。統括制御装置1
4はアーク発生より所定の時間が経過したことを検知
し、溶接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接ワ
イヤ送給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶接
ワイヤ6の送給開始と同時に統括制御装置14は加熱電
源制御装置16を起動する。起動された加熱電源制御装
置16は、溶接ワイヤ加熱電源12を起動し、溶接ワイ
ヤ6への通電を開始する。また、統括制御装置14は溶
接ワイヤ6の送給の開始より所定の時間が経過したこと
を検知し、台車11の走行を開始する。
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4は溶接電源5を起動し、溶接トーチ1先端の非消耗電
極2と母材3間にアーク4を発生させる。アーク4は母
材3を溶融し、溶融池15を形成する。統括制御装置1
4はアーク発生より所定の時間が経過したことを検知
し、溶接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接ワ
イヤ送給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶接
ワイヤ6の送給開始と同時に統括制御装置14は加熱電
源制御装置16を起動する。起動された加熱電源制御装
置16は、溶接ワイヤ加熱電源12を起動し、溶接ワイ
ヤ6への通電を開始する。また、統括制御装置14は溶
接ワイヤ6の送給の開始より所定の時間が経過したこと
を検知し、台車11の走行を開始する。
【0023】溶接ワイヤ送給ガイド8を通して溶融池1
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ加熱電流の制御を行う方法は、請求項第3
項記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時
間Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trと
を比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trよ
り長い場合は加熱電源制御装置16にこれもまたあらか
じめ設定,記憶した変更量Is,溶接ワイヤ加熱電流を
増加する指令を送る。変更指令を受けた加熱電源制御装
置16は溶接ワイヤ加熱電源12に変更指令を送り、変
更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電源12は溶接ワイヤ加
熱電流をIs増加させる。また、検出した接触時間Tt
が基準接触時間Trより短い場合は加熱電源制御装置1
6にこれもまたあらかじめ設定,記憶した変更量Iw,
溶接ワイヤ加熱電流を減少する指令を送る。変更指令を
受けた加熱電源制御装置16は溶接ワイヤ加熱電源12
に変更指令を送り、変更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電
源12は溶接ワイヤ加熱電流をIs減少させる。なお、
検出した接触時間Ttと基準接触時間Trが同じ場合は
統括制御装置14は変更指令を送信しない、という方法
と、請求項第4項記載のように統括制御装置14はあら
かじめ設定,記憶した溶接ワイヤ加熱電流変更量算出式
にこの検出した接触時間Ttを代入することにより変更
量Icを算出し、加熱電源制御装置16に算出した変更
量,変更する指令を送り、変更指令を受けた加熱電源制
御装置16は溶接ワイヤ加熱電源12に変更指令を送
り、変更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電源12は溶接ワ
イヤ加熱電流をIc変更させる、という方法のどちらの
方法でもよい。統括制御装置14は前述の処理を溶接終
了まで、繰り返し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状
態を一定保持し、自動溶接を実現する。
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ加熱電流の制御を行う方法は、請求項第3
項記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時
間Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trと
を比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trよ
り長い場合は加熱電源制御装置16にこれもまたあらか
じめ設定,記憶した変更量Is,溶接ワイヤ加熱電流を
増加する指令を送る。変更指令を受けた加熱電源制御装
置16は溶接ワイヤ加熱電源12に変更指令を送り、変
更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電源12は溶接ワイヤ加
熱電流をIs増加させる。また、検出した接触時間Tt
が基準接触時間Trより短い場合は加熱電源制御装置1
6にこれもまたあらかじめ設定,記憶した変更量Iw,
溶接ワイヤ加熱電流を減少する指令を送る。変更指令を
受けた加熱電源制御装置16は溶接ワイヤ加熱電源12
に変更指令を送り、変更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電
源12は溶接ワイヤ加熱電流をIs減少させる。なお、
検出した接触時間Ttと基準接触時間Trが同じ場合は
統括制御装置14は変更指令を送信しない、という方法
と、請求項第4項記載のように統括制御装置14はあら
かじめ設定,記憶した溶接ワイヤ加熱電流変更量算出式
にこの検出した接触時間Ttを代入することにより変更
量Icを算出し、加熱電源制御装置16に算出した変更
量,変更する指令を送り、変更指令を受けた加熱電源制
御装置16は溶接ワイヤ加熱電源12に変更指令を送
り、変更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電源12は溶接ワ
イヤ加熱電流をIc変更させる、という方法のどちらの
方法でもよい。統括制御装置14は前述の処理を溶接終
了まで、繰り返し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状
態を一定保持し、自動溶接を実現する。
【0024】図10は本発明の実施例である溶接ワイヤ
送給量の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持す
る溶接ワイヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動
溶接装置のブロック図である。図示の非消耗電極アーク
自動溶接装置は、溶接トーチ1先端の非消耗電極2と母
材3との間にアーク4を発生する手段である溶接電源5
と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイヤ
送給装置7と、溶接ワイヤ送給装置7を制御する手段で
ある溶接ワイヤ送給条件制御装置17と、溶接ワイヤ送
給ガイド8を支持し、前後に移動する手段である溶接ワ
イヤ支持部移動ステージ9と、溶接トーチ1と溶接ワイ
ヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走す
る手段である台車11と、溶接ワイヤ6と母材3間に通
電し、溶接ワイヤ6をジュール加熱する手段である溶接
ワイヤ加熱電源12と、この溶接ワイヤ加熱電源12よ
り電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、も
しくは電圧Ewを監視することにより母材3と溶接ワイ
ヤ6の接触時間Ttを検出する手段である溶接ワイヤ接
触時間検出装置13と、上記各装置を統括制御する手段
である統括制御装置14とを含んで構成されている。溶
接電源5と台車11と溶接ワイヤ送給条件制御装置17
と溶接ワイヤ加熱電源12と溶接ワイヤ支持部移動ステ
ージ9は統括制御装置14により同期して制御される。
本実施例では、統括制御装置14としてコンピュータが
用いられているが、専用の演算制御装置などを用いても
よい。また、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9は図示の
ように水平方向ではなく、上下方向に移動するものでも
よい。さらに、溶接トーチ1と溶接ワイヤ支持部移動ス
テージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手段は、台車
11に限らず、ロボット,マニピュレータなどでもよ
い。
送給量の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持す
る溶接ワイヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動
溶接装置のブロック図である。図示の非消耗電極アーク
自動溶接装置は、溶接トーチ1先端の非消耗電極2と母
材3との間にアーク4を発生する手段である溶接電源5
と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイヤ
送給装置7と、溶接ワイヤ送給装置7を制御する手段で
ある溶接ワイヤ送給条件制御装置17と、溶接ワイヤ送
給ガイド8を支持し、前後に移動する手段である溶接ワ
イヤ支持部移動ステージ9と、溶接トーチ1と溶接ワイ
ヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走す
る手段である台車11と、溶接ワイヤ6と母材3間に通
電し、溶接ワイヤ6をジュール加熱する手段である溶接
ワイヤ加熱電源12と、この溶接ワイヤ加熱電源12よ
り電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、も
しくは電圧Ewを監視することにより母材3と溶接ワイ
ヤ6の接触時間Ttを検出する手段である溶接ワイヤ接
触時間検出装置13と、上記各装置を統括制御する手段
である統括制御装置14とを含んで構成されている。溶
接電源5と台車11と溶接ワイヤ送給条件制御装置17
と溶接ワイヤ加熱電源12と溶接ワイヤ支持部移動ステ
ージ9は統括制御装置14により同期して制御される。
本実施例では、統括制御装置14としてコンピュータが
用いられているが、専用の演算制御装置などを用いても
よい。また、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9は図示の
ように水平方向ではなく、上下方向に移動するものでも
よい。さらに、溶接トーチ1と溶接ワイヤ支持部移動ス
テージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手段は、台車
11に限らず、ロボット,マニピュレータなどでもよ
い。
【0025】上記構成の装置の動作を次に説明する。ま
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4は溶接電源5を起動し、溶接トーチ1先端の非消耗電
極2と母材3間にアークを発生させる。アークは母材を
溶融し、溶融池を形成する。統括制御装置はアーク4の
発生より所定の時間が経過したことを検知し、溶接ワイ
ヤ送給条件制御装置17を起動し、起動された溶接ワイ
ヤ送給条件制御装置17は溶接ワイヤ送給装置7を起動
し、起動された溶接ワイヤ送給装置7は溶接ワイヤ6の
送給を開始する。溶接ワイヤ6の送給開始と同時に統括
制御装置14は溶接ワイヤ加熱電源12を起動する。ま
た、統括制御装置14は溶接ワイヤの送給の開始より所
定の時間が経過したことを検知し、台車11の走行を開
始する。
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4は溶接電源5を起動し、溶接トーチ1先端の非消耗電
極2と母材3間にアークを発生させる。アークは母材を
溶融し、溶融池を形成する。統括制御装置はアーク4の
発生より所定の時間が経過したことを検知し、溶接ワイ
ヤ送給条件制御装置17を起動し、起動された溶接ワイ
ヤ送給条件制御装置17は溶接ワイヤ送給装置7を起動
し、起動された溶接ワイヤ送給装置7は溶接ワイヤ6の
送給を開始する。溶接ワイヤ6の送給開始と同時に統括
制御装置14は溶接ワイヤ加熱電源12を起動する。ま
た、統括制御装置14は溶接ワイヤの送給の開始より所
定の時間が経過したことを検知し、台車11の走行を開
始する。
【0026】溶接ワイヤ送給ガイド8を通して溶融池1
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ送給量の制御を行う方法は、請求項第5項
記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時間
Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trとを
比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trより
長い場合は溶接ワイヤ送給条件制御装置17にこれもま
たあらかじめ設定,記憶した変更量Vs,溶接ワイヤ送
給量を減少する指令を送る。変更指令を受けた溶接ワイ
ヤ送給条件制御装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御
し、溶接ワイヤ送給量をVs減少させる。また、検出し
た接触時間Ttが基準接触時間Trより短い場合は溶接
ワイヤ送給条件制御装置17にこれもまたあらかじめ設
定,記憶した変更量Vs,溶接ワイヤ送給量を増加する
指令を送る。変更指令を受けた溶接ワイヤ送給条件制御
装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御し、溶接ワイヤ
送給量をVs増加させる。なお、検出した接触時間Tt
と基準接触時間Trが同じ場合は統括制御装置14は変
更指令を送信しない、という方法と、請求項第6項記載
のように統括制御装置14はあらかじめ設定,記憶した
溶接ワイヤ送給量変更量算出式にこの検出した接触時間
Ttを代入することにより変更量を算出し、溶接ワイヤ
送給条件制御装置17に算出した変更量Vc,変更する
指令を送り、変更指令を受けた溶接ワイヤ送給条件制御
装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御し、溶接ワイヤ
送給量をVc変更させる、という方法のどちらの方法で
もよい。また、統括制御装置14は、溶接ワイヤ送給量
を常に検知し、単位溶接長当りの溶接ワイヤ送給量が一
定となるように台車11の速度(溶接速度)を増減す
る。統括制御装置は前述の処理を溶接終了まで、繰り返
し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状態を一定保持
し、自動溶接を実現する。
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ送給量の制御を行う方法は、請求項第5項
記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時間
Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trとを
比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trより
長い場合は溶接ワイヤ送給条件制御装置17にこれもま
たあらかじめ設定,記憶した変更量Vs,溶接ワイヤ送
給量を減少する指令を送る。変更指令を受けた溶接ワイ
ヤ送給条件制御装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御
し、溶接ワイヤ送給量をVs減少させる。また、検出し
た接触時間Ttが基準接触時間Trより短い場合は溶接
ワイヤ送給条件制御装置17にこれもまたあらかじめ設
定,記憶した変更量Vs,溶接ワイヤ送給量を増加する
指令を送る。変更指令を受けた溶接ワイヤ送給条件制御
装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御し、溶接ワイヤ
送給量をVs増加させる。なお、検出した接触時間Tt
と基準接触時間Trが同じ場合は統括制御装置14は変
更指令を送信しない、という方法と、請求項第6項記載
のように統括制御装置14はあらかじめ設定,記憶した
溶接ワイヤ送給量変更量算出式にこの検出した接触時間
Ttを代入することにより変更量を算出し、溶接ワイヤ
送給条件制御装置17に算出した変更量Vc,変更する
指令を送り、変更指令を受けた溶接ワイヤ送給条件制御
装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御し、溶接ワイヤ
送給量をVc変更させる、という方法のどちらの方法で
もよい。また、統括制御装置14は、溶接ワイヤ送給量
を常に検知し、単位溶接長当りの溶接ワイヤ送給量が一
定となるように台車11の速度(溶接速度)を増減す
る。統括制御装置は前述の処理を溶接終了まで、繰り返
し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状態を一定保持
し、自動溶接を実現する。
【0027】図11は本発明の実施例である溶接ワイヤ
送給位置の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持
する溶接ワイヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶
接装置のブロック図である。図示の赤外線レーザ自動溶
接装置は、赤外線レーザ20を発振する手段であるレー
ザ発振器18と、このレーザ発振器18に接続され発振
された赤外線レーザ20を導く光ファイバ21と、この
光ファイバ21に接続され、赤外線レーザ20を集光
し、母材3を溶融する手段であるレーザ出射ユニット1
9と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイ
ヤ送給装置7と、溶接ワイヤ送給ガイド8を支持し、前
後に移動する手段である溶接ワイヤ支持部移動ステージ
9と、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を制御する溶接
ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10と溶接ワイヤ支
持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手
段である台車11と、溶接ワイヤ6と母材3間に通電
し、溶接ワイヤ6をジュール加熱する手段である溶接ワ
イヤ加熱電源12と、この溶接ワイヤ加熱電源12より
電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もし
くは電圧Ewを監視することにより母材3と溶接ワイヤ
6の接触時間Ttを検出する手段である溶接ワイヤ接触
時間検出装置13と、上記各装置を統括制御する手段で
ある統括制御装置14とを含んで構成されている。レー
ザ発振器18と台車12と溶接ワイヤ送給装置7と溶接
ワイヤ加熱電源12と溶接ワイヤ支持部移動ステージ制
御装置10は統括制御装置14により同期して制御され
る。本実施例では、統括制御装置14としてコンピュー
タが用いられているが、専用の演算制御装置などを用い
てもよい。また、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9は図
示のように水平方向ではなく、上下方向に移動するもの
でもよい。さらに、レーザ出射ユニット19と溶接ワイ
ヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走す
る手段は、台車11に限らず、ロボット,マニピュレー
タなどでもよい。
送給位置の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持
する溶接ワイヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶
接装置のブロック図である。図示の赤外線レーザ自動溶
接装置は、赤外線レーザ20を発振する手段であるレー
ザ発振器18と、このレーザ発振器18に接続され発振
された赤外線レーザ20を導く光ファイバ21と、この
光ファイバ21に接続され、赤外線レーザ20を集光
し、母材3を溶融する手段であるレーザ出射ユニット1
9と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイ
ヤ送給装置7と、溶接ワイヤ送給ガイド8を支持し、前
後に移動する手段である溶接ワイヤ支持部移動ステージ
9と、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を制御する溶接
ワイヤ支持部移動ステージ制御装置10と溶接ワイヤ支
持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手
段である台車11と、溶接ワイヤ6と母材3間に通電
し、溶接ワイヤ6をジュール加熱する手段である溶接ワ
イヤ加熱電源12と、この溶接ワイヤ加熱電源12より
電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もし
くは電圧Ewを監視することにより母材3と溶接ワイヤ
6の接触時間Ttを検出する手段である溶接ワイヤ接触
時間検出装置13と、上記各装置を統括制御する手段で
ある統括制御装置14とを含んで構成されている。レー
ザ発振器18と台車12と溶接ワイヤ送給装置7と溶接
ワイヤ加熱電源12と溶接ワイヤ支持部移動ステージ制
御装置10は統括制御装置14により同期して制御され
る。本実施例では、統括制御装置14としてコンピュー
タが用いられているが、専用の演算制御装置などを用い
てもよい。また、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9は図
示のように水平方向ではなく、上下方向に移動するもの
でもよい。さらに、レーザ出射ユニット19と溶接ワイ
ヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走す
る手段は、台車11に限らず、ロボット,マニピュレー
タなどでもよい。
【0028】上記構成の装置の動作を次に説明する。ま
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4はレーザ発振器18を起動し、赤外線レーザ20を発
振する。発振された赤外線レーザ20は光ファイバ21
を通り、レーザ出射ユニット19に導入され、集光され
る。集光された赤外線レーザ20は母材3を溶融し、溶
融池15を形成する。統括制御装置14は赤外線レーザ
20の発振より所定の時間が経過したことを検知し、溶
接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接ワイヤ送
給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶接ワイヤ
6の送給開始と同時に統括制御装置14は溶接ワイヤ加
熱電源12を起動する。また、統括制御装置14は溶接
ワイヤ6の送給の開始より所定の時間が経過したことを
検知し、台車11の走行を開始する。
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4はレーザ発振器18を起動し、赤外線レーザ20を発
振する。発振された赤外線レーザ20は光ファイバ21
を通り、レーザ出射ユニット19に導入され、集光され
る。集光された赤外線レーザ20は母材3を溶融し、溶
融池15を形成する。統括制御装置14は赤外線レーザ
20の発振より所定の時間が経過したことを検知し、溶
接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接ワイヤ送
給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶接ワイヤ
6の送給開始と同時に統括制御装置14は溶接ワイヤ加
熱電源12を起動する。また、統括制御装置14は溶接
ワイヤ6の送給の開始より所定の時間が経過したことを
検知し、台車11の走行を開始する。
【0029】溶接ワイヤ送給ガイド8を通して溶融池1
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ送給位置の制御を行う方法は、請求項第1
項記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時
間Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trと
を比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trよ
り長い場合は溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置1
0にこれもまたあらかじめ設定,記憶した移動量Ds,
赤外線レーザ20の集光点に近づける方向に移動する指
令を送る。移動指令を受けた溶接ワイヤ支持部移動ステ
ージ制御装置10は溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を
移動させる。また、検出した接触時間Ttが基準接触時
間Trより短い場合は溶接ワイヤ支持部移動ステージ制
御装置10にこれもまたあらかじめ設定,記憶した移動
量Ds,赤外線レーザ20の集光点から遠ざける方向に
移動する指令を送る。移動指令を受けた溶接ワイヤ支持
部移動ステージ制御装置10は溶接ワイヤ支持部移動ス
テージ9を移動させる。なお、検出した接触時間Ttと
基準接触時間Trが同じ場合は統括制御装置14は移動
指令を送信しない、という方法と、請求項第2項記載の
ように統括制御装置14はあらかじめ設定,記憶した溶
接ワイヤ支持部移動量算出式にこの検出した接触時間T
tを代入することにより移動量Dcを算出し、溶接ワイ
ヤ支持部移動ステージ制御装置10に算出した移動量D
c,移動する指令を送り、移動指令を受けた溶接ワイヤ
支持部移動ステージ制御装置10は溶接ワイヤ支持部移
動ステージ9を移動させる、という方法のどちらの方法
でもよい。統括制御装置14は前述の処理を溶接終了ま
で、繰り返し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状態を
一定保持し、自動溶接を実現する。
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ送給位置の制御を行う方法は、請求項第1
項記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時
間Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trと
を比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trよ
り長い場合は溶接ワイヤ支持部移動ステージ制御装置1
0にこれもまたあらかじめ設定,記憶した移動量Ds,
赤外線レーザ20の集光点に近づける方向に移動する指
令を送る。移動指令を受けた溶接ワイヤ支持部移動ステ
ージ制御装置10は溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を
移動させる。また、検出した接触時間Ttが基準接触時
間Trより短い場合は溶接ワイヤ支持部移動ステージ制
御装置10にこれもまたあらかじめ設定,記憶した移動
量Ds,赤外線レーザ20の集光点から遠ざける方向に
移動する指令を送る。移動指令を受けた溶接ワイヤ支持
部移動ステージ制御装置10は溶接ワイヤ支持部移動ス
テージ9を移動させる。なお、検出した接触時間Ttと
基準接触時間Trが同じ場合は統括制御装置14は移動
指令を送信しない、という方法と、請求項第2項記載の
ように統括制御装置14はあらかじめ設定,記憶した溶
接ワイヤ支持部移動量算出式にこの検出した接触時間T
tを代入することにより移動量Dcを算出し、溶接ワイ
ヤ支持部移動ステージ制御装置10に算出した移動量D
c,移動する指令を送り、移動指令を受けた溶接ワイヤ
支持部移動ステージ制御装置10は溶接ワイヤ支持部移
動ステージ9を移動させる、という方法のどちらの方法
でもよい。統括制御装置14は前述の処理を溶接終了ま
で、繰り返し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状態を
一定保持し、自動溶接を実現する。
【0030】図12は本発明の実施例である溶接ワイヤ
加熱電流の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持
する溶接ワイヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶
接装置のブロック図である。図示の赤外線レーザ自動溶
接装置は、赤外線レーザ20を発振する手段であるレー
ザ発振器18と、このレーザ発振器18に接続され発振
された赤外線レーザ20を導く光ファイバ21と、この
光ファイバ21に接続され、赤外線レーザ20を集光
し、母材3を溶融する手段であるレーザ出射ユニット1
9と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイ
ヤ送給装置7と、溶接ワイヤ送給ガイド8を支持し、前
後に移動する手段である溶接ワイヤ支持部移動ステージ
9と、レーザ出射ユニット19と溶接ワイヤ支持部移動
ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手段である
台車11と、溶接ワイヤ6と母材3間に通電し、溶接ワ
イヤ6をジュール加熱する手段である溶接ワイヤ加熱電
源12と、この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3と溶接ワイヤ6の接触時
間Ttを検出する手段である溶接ワイヤ接触時間検出装
置13と、溶接ワイヤ加熱電源12を制御する加熱電源
制御装置16と、上記各装置を統括制御する手段である
統括制御装置14とを含んで構成されている。レーザ発
振器18と台車11と溶接ワイヤ送給装置7と加熱電源
制御装置16と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9は統括
制御装置14により同期して制御される。本実施例で
は、統括制御装置14としてコンピュータが用いられて
いるが、専用の演算制御装置などを用いてもよい。ま
た、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9は図示のように水
平方向ではなく、上下方向に移動するものでもよい。さ
らに、レーザ出射ユニット19と溶接ワイヤ支持部移動
ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手段は、台
車11に限らず、ロボット,マニピュレータなどでもよ
い。
加熱電流の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持
する溶接ワイヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶
接装置のブロック図である。図示の赤外線レーザ自動溶
接装置は、赤外線レーザ20を発振する手段であるレー
ザ発振器18と、このレーザ発振器18に接続され発振
された赤外線レーザ20を導く光ファイバ21と、この
光ファイバ21に接続され、赤外線レーザ20を集光
し、母材3を溶融する手段であるレーザ出射ユニット1
9と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイ
ヤ送給装置7と、溶接ワイヤ送給ガイド8を支持し、前
後に移動する手段である溶接ワイヤ支持部移動ステージ
9と、レーザ出射ユニット19と溶接ワイヤ支持部移動
ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手段である
台車11と、溶接ワイヤ6と母材3間に通電し、溶接ワ
イヤ6をジュール加熱する手段である溶接ワイヤ加熱電
源12と、この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3と溶接ワイヤ6の接触時
間Ttを検出する手段である溶接ワイヤ接触時間検出装
置13と、溶接ワイヤ加熱電源12を制御する加熱電源
制御装置16と、上記各装置を統括制御する手段である
統括制御装置14とを含んで構成されている。レーザ発
振器18と台車11と溶接ワイヤ送給装置7と加熱電源
制御装置16と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9は統括
制御装置14により同期して制御される。本実施例で
は、統括制御装置14としてコンピュータが用いられて
いるが、専用の演算制御装置などを用いてもよい。ま
た、溶接ワイヤ支持部移動ステージ9は図示のように水
平方向ではなく、上下方向に移動するものでもよい。さ
らに、レーザ出射ユニット19と溶接ワイヤ支持部移動
ステージ9を搭載し、溶接線方向に自走する手段は、台
車11に限らず、ロボット,マニピュレータなどでもよ
い。
【0031】上記構成の装置の動作を次に説明する。ま
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4はレーザ発振器18を起動し、赤外線レーザ20を発
振する。発振された赤外線レーザ20は光ファイバ21
を通り、レーザ出射ユニット19に導入され、集光され
る。集光された赤外線レーザ20は母材3を溶融し、溶
融池15を形成する。統括制御装置14は赤外線レーザ
20の発振より所定の時間が経過したことを検知し、溶
接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接ワイヤ送
給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶接ワイヤ
6の送給開始と同時に統括制御装置14は加熱電源制御
装置16を起動する。起動された加熱電源制御装置16
は、溶接ワイヤ加熱電源12を起動し、溶接ワイヤ6へ
の通電を開始する。また、統括制御装置14は溶接ワイ
ヤ6の送給の開始より所定の時間が経過したことを検知
し、台車11の走行を開始する。
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4はレーザ発振器18を起動し、赤外線レーザ20を発
振する。発振された赤外線レーザ20は光ファイバ21
を通り、レーザ出射ユニット19に導入され、集光され
る。集光された赤外線レーザ20は母材3を溶融し、溶
融池15を形成する。統括制御装置14は赤外線レーザ
20の発振より所定の時間が経過したことを検知し、溶
接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接ワイヤ送
給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶接ワイヤ
6の送給開始と同時に統括制御装置14は加熱電源制御
装置16を起動する。起動された加熱電源制御装置16
は、溶接ワイヤ加熱電源12を起動し、溶接ワイヤ6へ
の通電を開始する。また、統括制御装置14は溶接ワイ
ヤ6の送給の開始より所定の時間が経過したことを検知
し、台車11の走行を開始する。
【0032】溶接ワイヤ送給ガイド8を通して溶融池1
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ加熱電流の制御を行う方法は、請求項第3
項記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時
間Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trと
を比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trよ
り長い場合は加熱電源制御装置16にこれもまたあらか
じめ設定,記憶した変更量Is,溶接ワイヤ加熱電流を
増加する指令を送る。変更指令を受けた加熱電源制御装
置16は溶接ワイヤ加熱電源12に変更指令を送り、変
更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電源12は溶接ワイヤ加
熱電流をIs増加させる。また、検出した接触時間Tt
が基準接触時間Trより短い場合は加熱電源制御装置1
6にこれもまたあらかじめ設定,記憶した変更量Iw,
溶接ワイヤ加熱電流を減少する指令を送る。変更指令を
受けた加熱電源制御装置16は溶接ワイヤ加熱電源12
に変更指令を送り、変更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電
源12は溶接ワイヤ加熱電流をIs減少させる。なお、
検出した接触時間Ttと基準接触時間Trが同じ場合は
統括制御装置14は変更指令を送信しない、という方法
と、請求項第4項記載のように統括制御装置14はあら
かじめ設定,記憶した溶接ワイヤ加熱電流変更量算出式
にこの検出した接触時間Ttを代入することにより変更
量Icを算出し、加熱電源制御装置16に算出した変更
量,変更する指令を送り、変更指令を受けた加熱電源制
御装置16は溶接ワイヤ加熱電源12に変更指令を送
り、変更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電源12は溶接ワ
イヤ加熱電流をIc変更させる、という方法のどちらの
方法でもよい。統括制御装置14は前述の処理を溶接終
了まで、繰り返し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状
態を一定保持し、自動溶接を実現する。
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ加熱電流の制御を行う方法は、請求項第3
項記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時
間Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trと
を比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trよ
り長い場合は加熱電源制御装置16にこれもまたあらか
じめ設定,記憶した変更量Is,溶接ワイヤ加熱電流を
増加する指令を送る。変更指令を受けた加熱電源制御装
置16は溶接ワイヤ加熱電源12に変更指令を送り、変
更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電源12は溶接ワイヤ加
熱電流をIs増加させる。また、検出した接触時間Tt
が基準接触時間Trより短い場合は加熱電源制御装置1
6にこれもまたあらかじめ設定,記憶した変更量Iw,
溶接ワイヤ加熱電流を減少する指令を送る。変更指令を
受けた加熱電源制御装置16は溶接ワイヤ加熱電源12
に変更指令を送り、変更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電
源12は溶接ワイヤ加熱電流をIs減少させる。なお、
検出した接触時間Ttと基準接触時間Trが同じ場合は
統括制御装置14は変更指令を送信しない、という方法
と、請求項第4項記載のように統括制御装置14はあら
かじめ設定,記憶した溶接ワイヤ加熱電流変更量算出式
にこの検出した接触時間Ttを代入することにより変更
量Icを算出し、加熱電源制御装置16に算出した変更
量,変更する指令を送り、変更指令を受けた加熱電源制
御装置16は溶接ワイヤ加熱電源12に変更指令を送
り、変更指令を受けた溶接ワイヤ加熱電源12は溶接ワ
イヤ加熱電流をIc変更させる、という方法のどちらの
方法でもよい。統括制御装置14は前述の処理を溶接終
了まで、繰り返し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状
態を一定保持し、自動溶接を実現する。
【0033】図13は本発明の実施例である溶接ワイヤ
送給量の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持す
る溶接ワイヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶接
装置のブロック図である。図示の赤外線レーザ自動溶接
装置は、赤外線レーザ20を発振する手段であるレーザ
発振器18と、このレーザ発振器18に接続され発振さ
れた赤外線レーザ20を導く光ファイバ21と、この光
ファイバ21に接続され、赤外線レーザ20を集光し、
母材3を溶融する手段であるレーザ出射ユニット19
と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイヤ
送給装置7と、溶接ワイヤ送給装置7を制御する手段で
ある溶接ワイヤ送給条件制御装置17と、溶接ワイヤ送
給ガイド8を支持し、前後に移動する手段である溶接ワ
イヤ支持部移動ステージ9と、レーザ出射ユニット19
と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方
向に自走する手段である台車11と、溶接ワイヤ6と母
材3間に通電し、溶接ワイヤ6をジュール加熱する手段
である溶接ワイヤ加熱電源12と、この溶接ワイヤ加熱
電源12より電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電
流Iw、もしくは電圧Ewを監視することにより母材3
と溶接ワイヤ6の接触時間Ttを検出する手段である溶
接ワイヤ接触時間検出装置13と、上記各装置を統括制
御する手段である統括制御装置14とを含んで構成され
ている。レーザ発振器18と台車11と溶接ワイヤ送給
条件制御装置17と溶接ワイヤ加熱電源12と溶接ワイ
ヤ支持部移動ステージ9は統括制御装置14により同期
して制御される。本実施例では、統括制御装置14とし
てコンピュータが用いられているが、専用の演算制御装
置などを用いてもよい。また、溶接ワイヤ支持部移動ス
テージ9は図示のように水平方向ではなく、上下方向に
移動するものでもよい。さらに、レーザ出射ユニット1
9と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線
方向に自走する手段は、台車11に限らず、ロボット,
マニピュレータなどでもよい。
送給量の制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持す
る溶接ワイヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶接
装置のブロック図である。図示の赤外線レーザ自動溶接
装置は、赤外線レーザ20を発振する手段であるレーザ
発振器18と、このレーザ発振器18に接続され発振さ
れた赤外線レーザ20を導く光ファイバ21と、この光
ファイバ21に接続され、赤外線レーザ20を集光し、
母材3を溶融する手段であるレーザ出射ユニット19
と、溶接ワイヤ6を順次送給する手段である溶接ワイヤ
送給装置7と、溶接ワイヤ送給装置7を制御する手段で
ある溶接ワイヤ送給条件制御装置17と、溶接ワイヤ送
給ガイド8を支持し、前後に移動する手段である溶接ワ
イヤ支持部移動ステージ9と、レーザ出射ユニット19
と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線方
向に自走する手段である台車11と、溶接ワイヤ6と母
材3間に通電し、溶接ワイヤ6をジュール加熱する手段
である溶接ワイヤ加熱電源12と、この溶接ワイヤ加熱
電源12より電流Iw、もしくは電圧Ewを抽出し、電
流Iw、もしくは電圧Ewを監視することにより母材3
と溶接ワイヤ6の接触時間Ttを検出する手段である溶
接ワイヤ接触時間検出装置13と、上記各装置を統括制
御する手段である統括制御装置14とを含んで構成され
ている。レーザ発振器18と台車11と溶接ワイヤ送給
条件制御装置17と溶接ワイヤ加熱電源12と溶接ワイ
ヤ支持部移動ステージ9は統括制御装置14により同期
して制御される。本実施例では、統括制御装置14とし
てコンピュータが用いられているが、専用の演算制御装
置などを用いてもよい。また、溶接ワイヤ支持部移動ス
テージ9は図示のように水平方向ではなく、上下方向に
移動するものでもよい。さらに、レーザ出射ユニット1
9と溶接ワイヤ支持部移動ステージ9を搭載し、溶接線
方向に自走する手段は、台車11に限らず、ロボット,
マニピュレータなどでもよい。
【0034】上記構成の装置の動作を次に説明する。ま
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4はレーザ発振器18を起動し、赤外線レーザ20を発
振する。発振された赤外線レーザ20は光ファイバ21
を通り、レーザ出射ユニット19に導入され、集光され
る。集光された赤外線レーザ20は母材3を溶融し、溶
融池15を形成する。統括制御装置14は赤外線レーザ
20の発振より所定の時間が経過したことを検知し、溶
接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接ワイヤ送
給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶接ワイヤ
6の送給開始と同時に統括制御装置14は溶接ワイヤ加
熱電源12を起動する。また、統括制御装置14は溶接
ワイヤの送給の開始より所定の時間が経過したことを検
知し、台車11の走行を開始する。
ず、溶接する母材3上に台車11を設置する。次に統括
制御装置14が起動される。起動された統括制御装置1
4はレーザ発振器18を起動し、赤外線レーザ20を発
振する。発振された赤外線レーザ20は光ファイバ21
を通り、レーザ出射ユニット19に導入され、集光され
る。集光された赤外線レーザ20は母材3を溶融し、溶
融池15を形成する。統括制御装置14は赤外線レーザ
20の発振より所定の時間が経過したことを検知し、溶
接ワイヤ送給装置7を起動し、起動された溶接ワイヤ送
給装置7は溶接ワイヤ6の送給を開始する。溶接ワイヤ
6の送給開始と同時に統括制御装置14は溶接ワイヤ加
熱電源12を起動する。また、統括制御装置14は溶接
ワイヤの送給の開始より所定の時間が経過したことを検
知し、台車11の走行を開始する。
【0035】溶接ワイヤ送給ガイド8を通して溶融池1
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ送給量の制御を行う方法は、請求項第5項
記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時間
Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trとを
比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trより
長い場合は溶接ワイヤ送給条件制御装置17にこれもま
たあらかじめ設定,記憶した変更量Vs,溶接ワイヤ送
給量を減少する指令を送る。変更指令を受けた溶接ワイ
ヤ送給条件制御装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御
し、溶接ワイヤ送給量をVs減少させる。また、検出し
た接触時間Ttが基準接触時間Trより短い場合は溶接
ワイヤ送給条件制御装置17にこれもまたあらかじめ設
定,記憶した変更量Vs,溶接ワイヤ送給量を増加する
指令を送る。変更指令を受けた溶接ワイヤ送給条件制御
装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御し、溶接ワイヤ
送給量をVs増加させる。なお、検出した接触時間Tt
と基準接触時間Trが同じ場合は統括制御装置14は変
更指令を送信しない、という方法と、請求項第6項記載
のように統括制御装置14はあらかじめ設定,記憶した
溶接ワイヤ送給量変更量算出式にこの検出した接触時間
Ttを代入することにより変更量を算出し、溶接ワイヤ
送給条件制御装置17に算出した変更量Vc,変更する
指令を送り、変更指令を受けた溶接ワイヤ送給条件制御
装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御し、溶接ワイヤ
送給量をVc変更させる、という方法のどちらの方法で
もよい。また、統括制御装置14は、溶接ワイヤ送給量
を常に検知し、単位溶接長当りの溶接ワイヤ送給量が一
定となるように台車11の速度(溶接速度)を増減す
る。統括制御装置は前述の処理を溶接終了まで、繰り返
し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状態を一定保持
し、自動溶接を実現する。
5に送給される溶接ワイヤ6が溶融池15から離れると
母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大するため、溶
接ワイヤ加熱電源12の電流Iwが減少し、電圧Ewが
増加する。この溶接ワイヤ加熱電源12より電流Iw、
もしくは電圧Ewを抽出し、電流Iw、もしくは電圧E
wを監視することにより母材3に溶接ワイヤ6が接触し
ている時間Ttを溶接ワイヤ接触時間検出装置13で一
定期間検出する。検出した接触時間Ttは統括制御装置
14に送られる。この検出接触時間Ttを制御因子とし
て溶接ワイヤ送給量の制御を行う方法は、請求項第5項
記載のように統括制御装置14がこの検出した接触時間
Ttとあらかじめ設定,記憶した基準接触時間Trとを
比較し、検出した接触時間Ttが基準接触時間Trより
長い場合は溶接ワイヤ送給条件制御装置17にこれもま
たあらかじめ設定,記憶した変更量Vs,溶接ワイヤ送
給量を減少する指令を送る。変更指令を受けた溶接ワイ
ヤ送給条件制御装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御
し、溶接ワイヤ送給量をVs減少させる。また、検出し
た接触時間Ttが基準接触時間Trより短い場合は溶接
ワイヤ送給条件制御装置17にこれもまたあらかじめ設
定,記憶した変更量Vs,溶接ワイヤ送給量を増加する
指令を送る。変更指令を受けた溶接ワイヤ送給条件制御
装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御し、溶接ワイヤ
送給量をVs増加させる。なお、検出した接触時間Tt
と基準接触時間Trが同じ場合は統括制御装置14は変
更指令を送信しない、という方法と、請求項第6項記載
のように統括制御装置14はあらかじめ設定,記憶した
溶接ワイヤ送給量変更量算出式にこの検出した接触時間
Ttを代入することにより変更量を算出し、溶接ワイヤ
送給条件制御装置17に算出した変更量Vc,変更する
指令を送り、変更指令を受けた溶接ワイヤ送給条件制御
装置17は溶接ワイヤ送給装置7を制御し、溶接ワイヤ
送給量をVc変更させる、という方法のどちらの方法で
もよい。また、統括制御装置14は、溶接ワイヤ送給量
を常に検知し、単位溶接長当りの溶接ワイヤ送給量が一
定となるように台車11の速度(溶接速度)を増減す
る。統括制御装置は前述の処理を溶接終了まで、繰り返
し行い、溶接中の溶接ワイヤ6の溶融状態を一定保持
し、自動溶接を実現する。
【0036】図14は本発明の制御因子である溶接ワイ
ヤ接触時間Ttを検出するための因子である溶接ワイヤ
加熱電源12が設定した溶接ワイヤ加熱電流値Iwsよ
り大きな電流が流れないようにしたときの溶接ワイヤ加
熱電流Iwと溶接ワイヤ加熱電圧Ewの関係を示したも
のである。このとき、溶接ワイヤ6が溶融池15から離
れると母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大し、溶
接ワイヤ加熱電流Iwは減少し、溶接ワイヤ加熱電圧E
wは増加する。すなわち、溶接ワイヤ6が母材3に接触
しているときは、Iw=Iwsであり、Ew=0とな
る。溶接ワイヤ加熱電流がIw=Iws、もしくは溶接
ワイヤ加熱電圧Ew=0の時間を監視することで、溶接
ワイヤ6の溶融池15への接触時間Ttを検出すること
ができる。
ヤ接触時間Ttを検出するための因子である溶接ワイヤ
加熱電源12が設定した溶接ワイヤ加熱電流値Iwsよ
り大きな電流が流れないようにしたときの溶接ワイヤ加
熱電流Iwと溶接ワイヤ加熱電圧Ewの関係を示したも
のである。このとき、溶接ワイヤ6が溶融池15から離
れると母材3と溶接ワイヤ6間の電気抵抗が増大し、溶
接ワイヤ加熱電流Iwは減少し、溶接ワイヤ加熱電圧E
wは増加する。すなわち、溶接ワイヤ6が母材3に接触
しているときは、Iw=Iwsであり、Ew=0とな
る。溶接ワイヤ加熱電流がIw=Iws、もしくは溶接
ワイヤ加熱電圧Ew=0の時間を監視することで、溶接
ワイヤ6の溶融池15への接触時間Ttを検出すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、溶接ワイヤの溶融状態
を一定保持する自動制御を行うことにより、溶接姿勢や
溶接ワイヤ送給量の変化,母材の熱変形,溶接ワイヤの
曲がり癖などに影響されることなく、安定な母材の溶融
状態を保持し、健全な溶接結果を実現することができ
る。また、自動溶接装置と組み合わせることにより、溶
接作業の省人化,無人化を達成することができる。
を一定保持する自動制御を行うことにより、溶接姿勢や
溶接ワイヤ送給量の変化,母材の熱変形,溶接ワイヤの
曲がり癖などに影響されることなく、安定な母材の溶融
状態を保持し、健全な溶接結果を実現することができ
る。また、自動溶接装置と組み合わせることにより、溶
接作業の省人化,無人化を達成することができる。
【図1】本発明の原理となる一定期間における溶接ワイ
ヤの接触時間と溶接ワイヤ送給位置,溶接ワイヤ加熱電
流,溶接ワイヤ送給量の関係を示した特性図。
ヤの接触時間と溶接ワイヤ送給位置,溶接ワイヤ加熱電
流,溶接ワイヤ送給量の関係を示した特性図。
【図2】本発明の溶接ワイヤ送給位置を移動することに
より溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御
方法の一実施例のフローチャート。
より溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御
方法の一実施例のフローチャート。
【図3】本発明の溶接ワイヤ送給位置を移動することに
より溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御
方法の第二実施例のフローチャート。
より溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御
方法の第二実施例のフローチャート。
【図4】本発明の溶接ワイヤ加熱電流を変更することに
より溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御
方法の一実施例のフローチャート。
より溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御
方法の一実施例のフローチャート。
【図5】本発明の溶接ワイヤ加熱電流を変更することに
より溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御
方法の第二実施例のフローチャート。
より溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御
方法の第二実施例のフローチャート。
【図6】本発明の溶接ワイヤ送給量を変更することによ
り溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御方
法の一実施例のフローチャート。
り溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御方
法の一実施例のフローチャート。
【図7】本発明の溶接ワイヤ送給量を変更することによ
り溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御方
法の第二実施例のフローチャート。
り溶融状態を一定保持する溶接ワイヤ送給装置の制御方
法の第二実施例のフローチャート。
【図8】本発明の実施例である溶接ワイヤ送給位置の制
御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワイ
ヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動溶接装置の
一実施例のブロック図。
御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワイ
ヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動溶接装置の
一実施例のブロック図。
【図9】本発明の実施例である溶接ワイヤ加熱電流の制
御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワイ
ヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動溶接装置の
第二実施例のブロック図。
御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワイ
ヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動溶接装置の
第二実施例のブロック図。
【図10】本発明の実施例である溶接ワイヤ送給量の制
御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワイ
ヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動溶接装置の
ブロック図。
御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワイ
ヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動溶接装置の
ブロック図。
【図11】本発明の実施例である溶接ワイヤ送給位置の
制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワ
イヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶接装置のブ
ロック図。
制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワ
イヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶接装置のブ
ロック図。
【図12】本発明の実施例である溶接ワイヤ加熱電流の
制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワ
イヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶接装置のブ
ロック図。
制御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワ
イヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶接装置のブ
ロック図。
【図13】本発明の実施例である溶接ワイヤ送給量の制
御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワイ
ヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶接装置のブロ
ック図。
御により溶接ワイヤの溶融状態を一定保持する溶接ワイ
ヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶接装置のブロ
ック図。
【図14】本発明の制御因子である溶接ワイヤ接触時間
を検出するための因子である溶接ワイヤ加熱電源の電流
と電圧の関係を示した特性図。
を検出するための因子である溶接ワイヤ加熱電源の電流
と電圧の関係を示した特性図。
1…溶接トーチ、2…非消耗電極、3…母材、4…アー
ク、5…溶接電源、6…溶接ワイヤ、7…溶接ワイヤ送
給装置、8…溶接ワイヤ送給ガイド、9…溶接ワイヤ支
持部移動ステージ、10…溶接ワイヤ支持部移動ステー
ジ制御装置、11…台車、12…溶接ワイヤ加熱電源、
13…溶接ワイヤ接触時間検出装置、14…統括制御装
置、15…溶融池。
ク、5…溶接電源、6…溶接ワイヤ、7…溶接ワイヤ送
給装置、8…溶接ワイヤ送給ガイド、9…溶接ワイヤ支
持部移動ステージ、10…溶接ワイヤ支持部移動ステー
ジ制御装置、11…台車、12…溶接ワイヤ加熱電源、
13…溶接ワイヤ接触時間検出装置、14…統括制御装
置、15…溶融池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 務 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 原 孝司 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 堀 勝義 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内
Claims (10)
- 【請求項1】溶接ワイヤ加熱電源により溶接ワイヤと母
材との間に通電し、前記溶接ワイヤをジュール加熱しな
がら送給する溶接ワイヤ送給装置において、前記溶接ワ
イヤの支持部を前後または上下に移動する溶接ワイヤ支
持部移動手段と、前記溶接ワイヤ加熱電源の電流、もし
くは電圧を監視することにより前記溶接ワイヤが前記母
材に接触している時間を測定する接触時間測定手段と、
前記接触時間測定手段により測定された接触時間とある
基準接触時間を比較し、前記溶接ワイヤ支持部移動手段
を駆動制御する駆動制御手段とを含んでなり、前記駆動
制御手段は前記接触時間測定手段より測定された前記接
触時間が前記基準接触時間より大きい場合は前記溶接ワ
イヤ支持部移動手段を前方または上方に駆動し、小さい
場合は、後方または下方に駆動する繰り返し制御を行う
ように構成したことを特徴とする溶接ワイヤ送給装置。 - 【請求項2】溶接ワイヤ加熱電源により溶接ワイヤと母
材との間に通電し、前記溶接ワイヤをジュール加熱しな
がら送給する溶接ワイヤ送給装置において、前記溶接ワ
イヤの支持部を前後または上下に移動する溶接ワイヤ支
持部移動手段と、前記溶接ワイヤ加熱電源の電流、もし
くは電圧を監視することにより前記溶接ワイヤが前記母
材に接触している時間を測定する接触時間測定手段と、
前記接触時間測定手段により測定された接触時間を変数
として前記溶接ワイヤ支持部移動手段の移動量を算出す
る移動量算出手段と、前記溶接ワイヤ支持部移動手段を
駆動制御する駆動制御手段とを含んでなり、前記駆動制
御手段は前記溶接ワイヤ支持部移動手段を前記移動量算
出手段より算出された移動量に基づいて、前後もしくは
上下に駆動する繰り返し制御を行うように構成した溶接
ワイヤ送給装置。 - 【請求項3】溶接ワイヤ加熱電源により溶接ワイヤと母
材との間に通電し、前記溶接ワイヤをジュール加熱しな
がら送給する溶接ワイヤ送給装置において、前記溶接ワ
イヤの支持部を前後または上下に移動する溶接ワイヤ支
持部移動手段と、前記溶接ワイヤ加熱電源の電流、もし
くは電圧を監視することにより前記溶接ワイヤが前記母
材に接触している時間を測定する接触時間測定手段と、
前記接触時間測定手段により測定された接触時間とある
基準接触時間を比較し、前記溶接ワイヤ加熱電源を制御
する制御手段とを含んでなり、前記制御手段は前記接触
時間測定手段より測定された前記接触時間が前記基準接
触時間より大きい場合は前記溶接ワイヤ加熱電源の溶接
ワイヤ加熱電流を増加し、小さい場合は電流を減少する
繰り返し制御を行うように構成した溶接ワイヤ送給装
置。 - 【請求項4】溶接ワイヤ加熱電源により溶接ワイヤと母
材との間に通電し、前記溶接ワイヤをジュール加熱しな
がら送給する溶接ワイヤ送給装置において、前記溶接ワ
イヤの支持部を前後または上下に移動する溶接ワイヤ支
持部移動手段と、前記溶接ワイヤ加熱電源の電流、もし
くは電圧を監視することにより前記溶接ワイヤが前記母
材に接触している時間を測定する接触時間測定手段と、
前記接触時間測定手段により測定された接触時間を変数
として前記溶接ワイヤ加熱電源の変更量を算出する変更
量算出手段と、前記溶接ワイヤ加熱電源を制御する制御
手段とを含んでなり、前記制御手段は前記溶接ワイヤ加
熱電源を前記変更量算出手段より算出された変更量に基
づいて、溶接ワイヤ加熱電流を変更する繰り返し制御を
行うように構成した溶接ワイヤ送給装置。 - 【請求項5】溶接ワイヤ加熱電源により溶接ワイヤと母
材との間に通電し、前記溶接ワイヤをジュール加熱しな
がら送給する溶接ワイヤ送給装置において、前記溶接ワ
イヤの支持部を前後または上下に移動する溶接ワイヤ支
持部移動手段と、前記溶接ワイヤ加熱電源の電流、もし
くは電圧を監視することにより前記溶接ワイヤが前記母
材に接触している時間を測定する接触時間測定手段と、
前記接触時間測定手段により測定された接触時間とある
基準接触時間を比較し、溶接ワイヤの送給量を制御する
溶接ワイヤ送給量制御手段とを含んでなり、前記溶接ワ
イヤ送給量制御手段は前記接触時間測定手段より測定さ
れた前記接触時間が前記接触時間より大きい場合は前記
溶接ワイヤ送給量を減少し、小さい場合は溶接ワイヤ送
給量を増加する繰り返し制御を行うように構成した溶接
ワイヤ送給装置。 - 【請求項6】溶接ワイヤ加熱電源により溶接ワイヤと母
材との間に通電し、前記溶接ワイヤをジュール加熱しな
がら送給する溶接ワイヤ送給装置において、前記溶接ワ
イヤの支持部を前後または上下に移動する溶接ワイヤ支
持部移動手段と、前記溶接ワイヤ加熱電源の電流、もし
くは電圧を監視することにより前記溶接ワイヤが前記母
材に接触している時間を測定する接触時間測定手段と、
前記接触時間測定手段により測定された接触時間を変数
として溶接ワイヤ送給量の変更量を算出する変更量算出
手段と、溶接ワイヤ送給量を制御する溶接ワイヤ送給量
制御手段とを含んでなり、前記溶接ワイヤ送給量制御手
段は、前記変更量算出手段より算出された変更量に基づ
いて、溶接ワイヤの送給量を変更する繰り返し制御を行
うように構成した溶接ワイヤ送給装置。 - 【請求項7】請求項1,2,3または4に記載の前記溶
接ワイヤ送給装置を搭載した非消耗電極アーク自動溶接
装置。 - 【請求項8】請求項5または6に記載の前記溶接ワイヤ
送給装置を搭載し溶接ワイヤ送給量の増減に応じて、溶
接速度を制御する溶接速度制御手段を設けてなり、前記
溶接速度制御手段は、前記溶接ワイヤ送給量の増減を感
知し、単位溶接長当りの溶接ワイヤ送給量が一定となる
ように溶接速度を制御するように構成した非消耗電極ア
ーク自動溶接装置。 - 【請求項9】請求項1,2,3または4に記載の前記溶
接ワイヤ送給装置を搭載した赤外線レーザ自動溶接装
置。 - 【請求項10】請求項5または6に記載の溶接ワイヤ送
給装置を搭載し前記溶接ワイヤ送給量の増減に応じて、
溶接速度を制御する溶接速度制御手段を設けてなり、前
記溶接速度制御手段は、前記溶接ワイヤ送給量の増減を
感知し、単位溶接長当りの溶接ワイヤ送給量が一定とな
るように溶接速度を制御するように構成した赤外線レー
ザ自動溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10683696A JPH09295140A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 溶接ワイヤ送給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10683696A JPH09295140A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 溶接ワイヤ送給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295140A true JPH09295140A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14443805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10683696A Pending JPH09295140A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 溶接ワイヤ送給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09295140A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4844565B2 (ja) * | 2006-10-27 | 2011-12-28 | パナソニック株式会社 | 自動溶接装置 |
| EP2644306A1 (de) * | 2012-03-28 | 2013-10-02 | Siegfried Plasch | Schweißvorrichtung und ein Verfahren zur Regelung eines Schweißprozesses |
| CN106256473A (zh) * | 2016-10-20 | 2016-12-28 | 中国科学院重庆绿色智能技术研究院 | 一种用于铝丝的激光快速成型系统及方法 |
| JP2025521764A (ja) * | 2022-06-30 | 2025-07-10 | フロニウス・インテルナツィオナール・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 溶接方法及び溶接装置 |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP10683696A patent/JPH09295140A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4844565B2 (ja) * | 2006-10-27 | 2011-12-28 | パナソニック株式会社 | 自動溶接装置 |
| EP2644306A1 (de) * | 2012-03-28 | 2013-10-02 | Siegfried Plasch | Schweißvorrichtung und ein Verfahren zur Regelung eines Schweißprozesses |
| CN106256473A (zh) * | 2016-10-20 | 2016-12-28 | 中国科学院重庆绿色智能技术研究院 | 一种用于铝丝的激光快速成型系统及方法 |
| JP2025521764A (ja) * | 2022-06-30 | 2025-07-10 | フロニウス・インテルナツィオナール・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 溶接方法及び溶接装置 |
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