JPH0929544A - 歯車研削機および歯車研削機におけるワーク投入方法 - Google Patents
歯車研削機および歯車研削機におけるワーク投入方法Info
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- JPH0929544A JPH0929544A JP17493295A JP17493295A JPH0929544A JP H0929544 A JPH0929544 A JP H0929544A JP 17493295 A JP17493295 A JP 17493295A JP 17493295 A JP17493295 A JP 17493295A JP H0929544 A JPH0929544 A JP H0929544A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワーク投入を、複雑な動作を必要とするロボ
ット機構を用いることなく自動化する。 【解決手段】 ワークWは、歯部Wa が砥石29に噛み
合った状態で両者が同期して回転しながら研削加工がな
される。ワークWを支持するワーク回転支持機構25
は、コラム39に対して回転駆動する回転体41に伴っ
て回転盤35を介してA方向に回転可能であり、この回
転によりワークWは鉛直方向に対して所定角度傾斜した
状態に保持できる。コラム39のワーク回転支持機構2
5と反対側には、ワーク搬送機構63が設けられ、ワー
ク搬送機構63とワーク回転支持機構25との間のコラ
ム39内には、ワーク搬送機構63がスライド移動して
ワークWをワーク回転支持機構25まで搬送するための
ワーク投入空間61が形成されている。
ット機構を用いることなく自動化する。 【解決手段】 ワークWは、歯部Wa が砥石29に噛み
合った状態で両者が同期して回転しながら研削加工がな
される。ワークWを支持するワーク回転支持機構25
は、コラム39に対して回転駆動する回転体41に伴っ
て回転盤35を介してA方向に回転可能であり、この回
転によりワークWは鉛直方向に対して所定角度傾斜した
状態に保持できる。コラム39のワーク回転支持機構2
5と反対側には、ワーク搬送機構63が設けられ、ワー
ク搬送機構63とワーク回転支持機構25との間のコラ
ム39内には、ワーク搬送機構63がスライド移動して
ワークWをワーク回転支持機構25まで搬送するための
ワーク投入空間61が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水平方向に配置
された回転軸に砥石が回転可能に支持され、前記砥石の
回転により、この回転と同期して回転しながら砥石と噛
合い状態のワークの歯部を研削する歯車研削機および歯
車研削機のワーク投入方法に関する。
された回転軸に砥石が回転可能に支持され、前記砥石の
回転により、この回転と同期して回転しながら砥石と噛
合い状態のワークの歯部を研削する歯車研削機および歯
車研削機のワーク投入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回転状態の砥石に対して噛合い状態のワ
ークの歯部を研削する歯車研削機としては、例えば特開
平5−208314号公報に開示されているものがあ
る。図8は、歯車研削機の一例を示す正面図で、ワーク
Wは、図中で上下方向に延長される回転中心軸を備えた
ワーク回転支持機構1によって回転可能に支持されてい
る。一方、砥石3は、図中で紙面に直交する方向に延長
される回転中心軸5を中心に回転可能となるよう砥石回
転支持機構7に支持されている。
ークの歯部を研削する歯車研削機としては、例えば特開
平5−208314号公報に開示されているものがあ
る。図8は、歯車研削機の一例を示す正面図で、ワーク
Wは、図中で上下方向に延長される回転中心軸を備えた
ワーク回転支持機構1によって回転可能に支持されてい
る。一方、砥石3は、図中で紙面に直交する方向に延長
される回転中心軸5を中心に回転可能となるよう砥石回
転支持機構7に支持されている。
【0003】ワークWを支持するワーク回転支持機構1
は、回転盤9に固定されており、回転盤9は、基台11
上に固定されたコラム13に対し図中で左右方向を回転
中心軸として回転可能な回転体15に固定されている。
回転体15は、コラム13に装着されたモータ17によ
り、回転盤9およびワーク回転支持機構1とともに回転
し、この回転によりワークWを鉛直方向に対して所定角
度傾斜させることが可能となる。
は、回転盤9に固定されており、回転盤9は、基台11
上に固定されたコラム13に対し図中で左右方向を回転
中心軸として回転可能な回転体15に固定されている。
回転体15は、コラム13に装着されたモータ17によ
り、回転盤9およびワーク回転支持機構1とともに回転
し、この回転によりワークWを鉛直方向に対して所定角
度傾斜させることが可能となる。
【0004】一方、砥石3を支持する砥石回転支持機構
7は、支持台19上に固定され、支持台19は、横方向
ガイド21に沿って図中で左右方向に移動可能であると
ともに、前後方向ガイド23に沿って図中で紙面に直交
する方向に移動可能である。
7は、支持台19上に固定され、支持台19は、横方向
ガイド21に沿って図中で左右方向に移動可能であると
ともに、前後方向ガイド23に沿って図中で紙面に直交
する方向に移動可能である。
【0005】図9は、砥石3によりワークWの歯部を研
削加工している状態を示す平面図であり、砥石3は、ワ
ークWの歯部に噛合可能なようにラック形状を呈し、砥
石3の回転に同期してワークWも回転しながら歯部が研
削される。図8においては、ワーク回転支持機構1の回
転中心軸が鉛直方向に設定された状態であり、この状態
で研削加工を行うワークWは平歯車である。これに対
し、モータ17の駆動により回転体15を回転させ、ワ
ーク回転支持機構1全体を回転させてワークWを鉛直方
向に対し図8中で前後方向に傾斜させると、砥石3によ
り研削されるワークWは、ワーク回転支持機構1の回転
中心軸に対して歯部が傾斜して形成されるはすば歯車と
なる。
削加工している状態を示す平面図であり、砥石3は、ワ
ークWの歯部に噛合可能なようにラック形状を呈し、砥
石3の回転に同期してワークWも回転しながら歯部が研
削される。図8においては、ワーク回転支持機構1の回
転中心軸が鉛直方向に設定された状態であり、この状態
で研削加工を行うワークWは平歯車である。これに対
し、モータ17の駆動により回転体15を回転させ、ワ
ーク回転支持機構1全体を回転させてワークWを鉛直方
向に対し図8中で前後方向に傾斜させると、砥石3によ
り研削されるワークWは、ワーク回転支持機構1の回転
中心軸に対して歯部が傾斜して形成されるはすば歯車と
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな歯車研削機にワークWを投入セットする際には、作
業者が歯車研削機の前部側(図8において紙面の手前
側)もしくは後部側から手動にて行っているが、特にワ
ーク回転支持機構1を傾斜させて行うはすば歯車に対す
る研削加工においては、ワークWの重量が大きい場合な
どは特に、ワーク投入が困難であり、作業者の負担が大
きいものであった。また、上記投入作業をロボットによ
り自動化することも考えられるが、この場合には、複雑
な動作を要するロボットハンド機構が必要となり、これ
を達成するには大幅なコストアップを招くことになる。
うな歯車研削機にワークWを投入セットする際には、作
業者が歯車研削機の前部側(図8において紙面の手前
側)もしくは後部側から手動にて行っているが、特にワ
ーク回転支持機構1を傾斜させて行うはすば歯車に対す
る研削加工においては、ワークWの重量が大きい場合な
どは特に、ワーク投入が困難であり、作業者の負担が大
きいものであった。また、上記投入作業をロボットによ
り自動化することも考えられるが、この場合には、複雑
な動作を要するロボットハンド機構が必要となり、これ
を達成するには大幅なコストアップを招くことになる。
【0007】また、ワークWの加工前には、ワークWの
歯部を砥石3に噛み合わせるために、ワークWの歯部の
位相割り出し(位相合わせ)を行う必要があるが、この
操作は、ワーク回転支持機構1に固定された状態のワー
クWに対し、近接スイッチなどを接近離反移動可能に設
けるなどして歯の位置を検出している。しかしながら、
この場合には、近接スイッチを移動可能に設けるスペー
スが取りにくく、近接スイッチを設けることにより歯車
研削機全体の大型化を余儀なくされている。上記したよ
うな位相合わせは、作業者が手動により行うことも可能
であるが、この場合には、熟練が必要となり、不慣れな
作業者にとっては極めて困難な作業となる。
歯部を砥石3に噛み合わせるために、ワークWの歯部の
位相割り出し(位相合わせ)を行う必要があるが、この
操作は、ワーク回転支持機構1に固定された状態のワー
クWに対し、近接スイッチなどを接近離反移動可能に設
けるなどして歯の位置を検出している。しかしながら、
この場合には、近接スイッチを移動可能に設けるスペー
スが取りにくく、近接スイッチを設けることにより歯車
研削機全体の大型化を余儀なくされている。上記したよ
うな位相合わせは、作業者が手動により行うことも可能
であるが、この場合には、熟練が必要となり、不慣れな
作業者にとっては極めて困難な作業となる。
【0008】そこで、この発明は、ワーク投入を、複雑
な動作を必要とするロボット機構を用いることなく自動
化し、またワークの歯部の砥石に対する位相合わせを歯
車研削機の大型化を招くことなく実施できるようにする
ことを目的としている。
な動作を必要とするロボット機構を用いることなく自動
化し、またワークの歯部の砥石に対する位相合わせを歯
車研削機の大型化を招くことなく実施できるようにする
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、水平方向に配置された回転軸
に砥石が支持され、前記砥石の回転により、この回転と
同期して回転しながら砥石と噛合い状態のワークの歯部
を研削する歯車研削機において、前記ワークを回転支持
する回転支持機構を、前記砥石の回転軸と直交する方向
の水平方向に配置された回転軸部を中心に回転可能と
し、この回転軸部を円筒形状としてその円筒内部に、前
記回転支持機構のワーク固定部側とこれと反対側の外部
とを連通するワーク投入空間を設け、このワーク投入空
間の外部側に、ワークを保持してワーク投入空間内を前
記ワーク固定部まで搬送可能なワーク搬送機構を設けた
構成としてある。
に、この発明は、第1に、水平方向に配置された回転軸
に砥石が支持され、前記砥石の回転により、この回転と
同期して回転しながら砥石と噛合い状態のワークの歯部
を研削する歯車研削機において、前記ワークを回転支持
する回転支持機構を、前記砥石の回転軸と直交する方向
の水平方向に配置された回転軸部を中心に回転可能と
し、この回転軸部を円筒形状としてその円筒内部に、前
記回転支持機構のワーク固定部側とこれと反対側の外部
とを連通するワーク投入空間を設け、このワーク投入空
間の外部側に、ワークを保持してワーク投入空間内を前
記ワーク固定部まで搬送可能なワーク搬送機構を設けた
構成としてある。
【0010】第2に、第1の構成において、ワーク搬送
機構は、ワーク固定部に対して接近離反する方向にスラ
イド移動可能なハウジングを有するとともに、このハウ
ジングに対し、ワークを保持しつつ前記回転軸部と同一
中心軸上にて回転可能なワーク保持部を有する構成とし
てある。
機構は、ワーク固定部に対して接近離反する方向にスラ
イド移動可能なハウジングを有するとともに、このハウ
ジングに対し、ワークを保持しつつ前記回転軸部と同一
中心軸上にて回転可能なワーク保持部を有する構成とし
てある。
【0011】第3に、第2の構成において、ワーク保持
部は、保持したワークの歯部に噛合してワークを回転さ
せる駆動歯車部を有する一方、ワーク投入空間の内壁
に、前記駆動歯車部によって回転中のワークの歯部の位
相を検出する位相検出器を設けた構成としてある。
部は、保持したワークの歯部に噛合してワークを回転さ
せる駆動歯車部を有する一方、ワーク投入空間の内壁
に、前記駆動歯車部によって回転中のワークの歯部の位
相を検出する位相検出器を設けた構成としてある。
【0012】第4に、水平方向に配置された回転軸に砥
石が回転可能に支持され、前記砥石の回転により、この
回転と同期して回転しながら砥石と噛合い状態のワーク
の歯部を研削する歯車研削機のワーク投入方法におい
て、前記ワークを回転支持する回転支持機構は、前記砥
石の回転軸と直交する方向の水平方向に配置された回転
軸部を中心に回転可能であり、この回転軸部を円筒形状
としてその円筒内部に、前記回転支持機構のワーク固定
部側とこれと反対側の外部とを連通するワーク投入空間
を設け、このワーク投入空間の外部側から、ワーク搬送
機構により、ワークを保持しつつワーク投入空間内を移
動して前記ワーク固定部まで搬送しワークを投入するワ
ーク投入方法としてある。
石が回転可能に支持され、前記砥石の回転により、この
回転と同期して回転しながら砥石と噛合い状態のワーク
の歯部を研削する歯車研削機のワーク投入方法におい
て、前記ワークを回転支持する回転支持機構は、前記砥
石の回転軸と直交する方向の水平方向に配置された回転
軸部を中心に回転可能であり、この回転軸部を円筒形状
としてその円筒内部に、前記回転支持機構のワーク固定
部側とこれと反対側の外部とを連通するワーク投入空間
を設け、このワーク投入空間の外部側から、ワーク搬送
機構により、ワークを保持しつつワーク投入空間内を移
動して前記ワーク固定部まで搬送しワークを投入するワ
ーク投入方法としてある。
【0013】上記した第1の構成または第4の方法によ
れば、ワーク搬送機構が、ワークを保持しつつワーク投
入空間内を直線的に移動することで、ワークを回転支持
機構のワーク固定部に投入でき、回転支持機構全体をワ
ークとともに回転させてワークを鉛直方向に対して傾斜
させた状態で加工する場合であっても、ワーク搬送機構
をその傾斜に合わせた状態でワークを保持可能な構成と
することで、複雑な動作を必要とするロボット機構が不
要となる。
れば、ワーク搬送機構が、ワークを保持しつつワーク投
入空間内を直線的に移動することで、ワークを回転支持
機構のワーク固定部に投入でき、回転支持機構全体をワ
ークとともに回転させてワークを鉛直方向に対して傾斜
させた状態で加工する場合であっても、ワーク搬送機構
をその傾斜に合わせた状態でワークを保持可能な構成と
することで、複雑な動作を必要とするロボット機構が不
要となる。
【0014】第2の構成によれば、ワーク搬送機構が、
ワークを保持しつつワーク投入空間内を直線的に移動す
ることで、ワークを回転支持機構のワーク固定部に投入
でき、回転支持機構全体をワークとともに回転させてワ
ークを鉛直方向に対して傾斜させて加工する場合であっ
ても、ワーク搬送機構は、ワーク保持部をハウジングに
対して回転させて回転支持機構の傾斜に合わせた状態で
ワークを保持できるので、複雑な動作を必要とするロボ
ット機構が不要となる。
ワークを保持しつつワーク投入空間内を直線的に移動す
ることで、ワークを回転支持機構のワーク固定部に投入
でき、回転支持機構全体をワークとともに回転させてワ
ークを鉛直方向に対して傾斜させて加工する場合であっ
ても、ワーク搬送機構は、ワーク保持部をハウジングに
対して回転させて回転支持機構の傾斜に合わせた状態で
ワークを保持できるので、複雑な動作を必要とするロボ
ット機構が不要となる。
【0015】第3の構成によれば、ワーク搬送機構をワ
ーク投入空間内の位相検出器まで移動させ、ここで駆動
歯車部を駆動させてワークを回転させつつ位相検出器に
てワークの歯部の位相を検出し、この検出データに基づ
いて砥石との噛み合い時での位相を合わせる。この検出
動作は、ワーク搬送機構がワーク投入空間内にある状態
で、ワーク投入空間内に固定した位相検出器により行え
るので、位相検出器を設けることによる歯車研削機の大
型化は回避される。
ーク投入空間内の位相検出器まで移動させ、ここで駆動
歯車部を駆動させてワークを回転させつつ位相検出器に
てワークの歯部の位相を検出し、この検出データに基づ
いて砥石との噛み合い時での位相を合わせる。この検出
動作は、ワーク搬送機構がワーク投入空間内にある状態
で、ワーク投入空間内に固定した位相検出器により行え
るので、位相検出器を設けることによる歯車研削機の大
型化は回避される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0017】図1は、この発明の実施の一形態を示す歯
車研削機の斜視図である。ワークWは、歯車研削機にお
いて上下(Z)方向に延長される回転中心軸24を備え
たワーク回転支持機構25よって回転可能に支持されて
いる。ワークWは、研削加工がなされる歯部Wa と、歯
部Wa の中心部にて上下両側に設けられる軸部Wb とか
らなり、回転支持機構25は、軸部Wb の上部側をコレ
ットチャック26で保持固定し、軸部Wb の下部側端部
をコレットチャック26とともにワーク固定部を構成す
るテールストック27で支持する。一方、砥石29は、
歯車研削機の前後(Y)方向に延長される回転中心軸3
1を中心に回転可能となるよう砥石回転支持機構33に
支持されている。
車研削機の斜視図である。ワークWは、歯車研削機にお
いて上下(Z)方向に延長される回転中心軸24を備え
たワーク回転支持機構25よって回転可能に支持されて
いる。ワークWは、研削加工がなされる歯部Wa と、歯
部Wa の中心部にて上下両側に設けられる軸部Wb とか
らなり、回転支持機構25は、軸部Wb の上部側をコレ
ットチャック26で保持固定し、軸部Wb の下部側端部
をコレットチャック26とともにワーク固定部を構成す
るテールストック27で支持する。一方、砥石29は、
歯車研削機の前後(Y)方向に延長される回転中心軸3
1を中心に回転可能となるよう砥石回転支持機構33に
支持されている。
【0018】ワークWを支持するワーク回転支持機構2
5は、回転盤35の側面に上下動可能に装着されてお
り、回転盤35は基台37上に固定されたコラム39に
対し図中でA方向に回転可能な回転体41に固定されて
いる。この回転体41のA方向の回転によりワークWを
鉛直方向に対して所定角度傾斜させることが可能とな
る。一方、砥石29を支持する砥石回転支持機構33
は、支持台43上に固定され、支持台43は、左右方向
ガイド45に沿って図中でX方向に移動可能であるとと
もに、前後方向ガイド47に沿って左右方向ガイド45
とともに図中でY方向に移動可能である。
5は、回転盤35の側面に上下動可能に装着されてお
り、回転盤35は基台37上に固定されたコラム39に
対し図中でA方向に回転可能な回転体41に固定されて
いる。この回転体41のA方向の回転によりワークWを
鉛直方向に対して所定角度傾斜させることが可能とな
る。一方、砥石29を支持する砥石回転支持機構33
は、支持台43上に固定され、支持台43は、左右方向
ガイド45に沿って図中でX方向に移動可能であるとと
もに、前後方向ガイド47に沿って左右方向ガイド45
とともに図中でY方向に移動可能である。
【0019】砥石29は、前記図9に示したものと同様
に、ワークWの歯部Wa に噛合可能なようにラック形状
を呈し、砥石29の回転に同期してワークWも回転しな
がら歯部Wa が研削される。図1では、ワーク回転支持
機構25の回転中心軸24が鉛直方向に設定されている
状態であり、この状態で研削加工されるワークWは平歯
車である。これに対し、回転体41の回転によりワーク
回転支持機構25全体が回転してワークWを鉛直方向に
対して歯車研削機の前後方向に傾斜させると、砥石29
により研削されるワークWは、ワーク回転支持機構25
の回転中心軸24に対して歯部Wa が傾斜して形成され
るはすば歯車となる。
に、ワークWの歯部Wa に噛合可能なようにラック形状
を呈し、砥石29の回転に同期してワークWも回転しな
がら歯部Wa が研削される。図1では、ワーク回転支持
機構25の回転中心軸24が鉛直方向に設定されている
状態であり、この状態で研削加工されるワークWは平歯
車である。これに対し、回転体41の回転によりワーク
回転支持機構25全体が回転してワークWを鉛直方向に
対して歯車研削機の前後方向に傾斜させると、砥石29
により研削されるワークWは、ワーク回転支持機構25
の回転中心軸24に対して歯部Wa が傾斜して形成され
るはすば歯車となる。
【0020】図2は、上記図1に示した歯車研削機にお
ける砥石回転支持機構33を除いたワーク回転支持機構
25より右側部位の断面図である。コラム39は、基台
37に固定されるコラム本体49と、コラム本体49に
対し軸受51を介して回転可能な回転軸部としての円筒
体53とを備えており、円筒体53は回転体41に固定
されている。円筒体53の外周には環状の歯車55が装
着され、歯車55には、コラム本体49側に固定された
モータ57によって回転可能なウォームギア59が噛合
している。このため、モータ57が駆動することによ
り、ウォームギア59から歯車55に動力が伝達され、
円筒体53が回転する。
ける砥石回転支持機構33を除いたワーク回転支持機構
25より右側部位の断面図である。コラム39は、基台
37に固定されるコラム本体49と、コラム本体49に
対し軸受51を介して回転可能な回転軸部としての円筒
体53とを備えており、円筒体53は回転体41に固定
されている。円筒体53の外周には環状の歯車55が装
着され、歯車55には、コラム本体49側に固定された
モータ57によって回転可能なウォームギア59が噛合
している。このため、モータ57が駆動することによ
り、ウォームギア59から歯車55に動力が伝達され、
円筒体53が回転する。
【0021】円筒体53内における左右方向の貫通孔5
3aに整合して、回転体41および回転盤35には、貫
通孔41aおよび35aがそれぞれ形成され、これら各
貫通孔53a,41a,35aによりワーク投入空間6
1を構成している。このワーク投入空間61に対し、図
2中で右方向からワーク搬送機構63が進入可能となっ
ている。
3aに整合して、回転体41および回転盤35には、貫
通孔41aおよび35aがそれぞれ形成され、これら各
貫通孔53a,41a,35aによりワーク投入空間6
1を構成している。このワーク投入空間61に対し、図
2中で右方向からワーク搬送機構63が進入可能となっ
ている。
【0022】ワーク搬送機構63は、コラム本体49の
側面から突出した状態で固定された支持台65上に設け
られている。支持台65上にはモータ67によって回転
するボールねじ69が図中で左右方向に延長配置される
一方、ワーク搬送機構63の円筒状のハウジング71に
は前記ボールねじ69に螺合するナット部材73が取付
けられ、モータ67の駆動により、ワーク搬送機構63
がワーク投入空間61に対して接近離反する方向に移動
する。
側面から突出した状態で固定された支持台65上に設け
られている。支持台65上にはモータ67によって回転
するボールねじ69が図中で左右方向に延長配置される
一方、ワーク搬送機構63の円筒状のハウジング71に
は前記ボールねじ69に螺合するナット部材73が取付
けられ、モータ67の駆動により、ワーク搬送機構63
がワーク投入空間61に対して接近離反する方向に移動
する。
【0023】ワーク搬送機構63のハウジング71は図
中で左側が開放しており、この開放部から搬送機構本体
73が挿入され、その回転支持部75が軸受77を介し
て回転可能に支持されている。ワーク搬送機構63のハ
ウジング71から外部に突出した先端側には、ワーク固
定爪支持部79が形成されており、ハウジング71の図
中で右側の端面には、ワーク固定爪支持部79を含む搬
送機構本体73全体を回転させるモータ80が装着され
ている。
中で左側が開放しており、この開放部から搬送機構本体
73が挿入され、その回転支持部75が軸受77を介し
て回転可能に支持されている。ワーク搬送機構63のハ
ウジング71から外部に突出した先端側には、ワーク固
定爪支持部79が形成されており、ハウジング71の図
中で右側の端面には、ワーク固定爪支持部79を含む搬
送機構本体73全体を回転させるモータ80が装着され
ている。
【0024】ワークWは、上記ワーク固定爪支持部79
に支持されるワーク保持部としての上下のワーク固定爪
81,83により固定される。上部側のワーク固定爪8
1は、図2のB−B断面図である図3に示すように、ワ
ークWの軸部Wb を両側から挟み固定する一対のアーム
81aからなり、そのアーム81aの基端側のピン85
を介してワーク固定爪支持部79に対して回転可能とな
っている。一対のアーム81aの各基端側は、スプリン
グ87により互いに引き寄せられる方向に付勢されてい
る。つまり、スプリング87はワークWを把持するアー
ム81aの先端側を互いに離反する方向に付勢している
ことになる。
に支持されるワーク保持部としての上下のワーク固定爪
81,83により固定される。上部側のワーク固定爪8
1は、図2のB−B断面図である図3に示すように、ワ
ークWの軸部Wb を両側から挟み固定する一対のアーム
81aからなり、そのアーム81aの基端側のピン85
を介してワーク固定爪支持部79に対して回転可能とな
っている。一対のアーム81aの各基端側は、スプリン
グ87により互いに引き寄せられる方向に付勢されてい
る。つまり、スプリング87はワークWを把持するアー
ム81aの先端側を互いに離反する方向に付勢している
ことになる。
【0025】図2中で下部側のワーク固定爪83は、上
部側のワーク固定爪81と同様に一対のアーム83aを
有し、先端側でワークWの軸部Wb を両側から挟み固定
し、基端側が互いに引き寄せられる方向に付勢するスプ
リング89の作用によりピン91を支点として回動可能
であり、上記スプリング89により、ワークWを固定す
る先端側が互いに離反する方向に付勢されることにな
る。この下部側のワーク固定爪83は、ワークWの歯部
Wa の下面に接触してワークWの軸方向の位置決めを行
う。
部側のワーク固定爪81と同様に一対のアーム83aを
有し、先端側でワークWの軸部Wb を両側から挟み固定
し、基端側が互いに引き寄せられる方向に付勢するスプ
リング89の作用によりピン91を支点として回動可能
であり、上記スプリング89により、ワークWを固定す
る先端側が互いに離反する方向に付勢されることにな
る。この下部側のワーク固定爪83は、ワークWの歯部
Wa の下面に接触してワークWの軸方向の位置決めを行
う。
【0026】図3に示すように、ワーク固定爪支持部7
9とワーク固定爪81との間および、ワーク固定爪支持
部79とワーク固定爪83との間には、各ワーク固定爪
81および83の開閉動作を行うための一対のシャッタ
93および95がそれぞれ設けられている。シャッタ9
3,95は、基端側が外側に向けて屈曲した屈曲部93
a,95aがそれぞれ形成され、この各屈曲部93a,
95aと、ワーク固定爪支持部79の内壁の各段部79
aとの間に設けられたシリンダ97,99により、図2
または図3中で左右方向に移動可能である。
9とワーク固定爪81との間および、ワーク固定爪支持
部79とワーク固定爪83との間には、各ワーク固定爪
81および83の開閉動作を行うための一対のシャッタ
93および95がそれぞれ設けられている。シャッタ9
3,95は、基端側が外側に向けて屈曲した屈曲部93
a,95aがそれぞれ形成され、この各屈曲部93a,
95aと、ワーク固定爪支持部79の内壁の各段部79
aとの間に設けられたシリンダ97,99により、図2
または図3中で左右方向に移動可能である。
【0027】上記シャッタ93,95が図中で左方向に
移動した図2および図3の状態では、シャッタ93,9
5がワーク固定爪83,85をそれぞれ外側から押さえ
付けて、ワーク固定爪83,85によりワークWを挟持
固定させる。一方、シャッタ93,95が図2および図
3の状態から右方向に移動すると、シャッタ93,95
によるワーク固定爪83,85に対する押さえ動作が解
除され、ワーク固定爪83,85はスプリング87,8
9の作用により先端側が開放されてワークWの挟持固定
が解除される。
移動した図2および図3の状態では、シャッタ93,9
5がワーク固定爪83,85をそれぞれ外側から押さえ
付けて、ワーク固定爪83,85によりワークWを挟持
固定させる。一方、シャッタ93,95が図2および図
3の状態から右方向に移動すると、シャッタ93,95
によるワーク固定爪83,85に対する押さえ動作が解
除され、ワーク固定爪83,85はスプリング87,8
9の作用により先端側が開放されてワークWの挟持固定
が解除される。
【0028】ワーク固定爪支持部79内には、モータ1
01により回転駆動され、ワークWの歯部Wa に噛合す
るガイドマスタギア103が配置されている。このガイ
ドマスタギア103およびモータ101は、駆動歯車部
を構成し、搬送機構本体73の隔壁105に固定された
シリンダ107により作動アーム109を介して図2中
で左右方向に移動可能で、これによりワークWに対する
ガイドマスタギア103の噛合動作が可能となる。ガイ
ドマスタギア103の駆動によりワークWを回転させる
ために、上下各ワーク固定爪81,83によるワークW
に対する固定力は、ガイドマスタギア103の駆動力よ
り弱いものとする。
01により回転駆動され、ワークWの歯部Wa に噛合す
るガイドマスタギア103が配置されている。このガイ
ドマスタギア103およびモータ101は、駆動歯車部
を構成し、搬送機構本体73の隔壁105に固定された
シリンダ107により作動アーム109を介して図2中
で左右方向に移動可能で、これによりワークWに対する
ガイドマスタギア103の噛合動作が可能となる。ガイ
ドマスタギア103の駆動によりワークWを回転させる
ために、上下各ワーク固定爪81,83によるワークW
に対する固定力は、ガイドマスタギア103の駆動力よ
り弱いものとする。
【0029】一方、ワーク投入空間61の上部内壁に
は、レーザ光を投射する発光器111が、この発光器1
11に対向する下部内壁には、発光器111から投射さ
れたレーザ光を受光する受光器113がそれぞれ設けら
れている。発光器111から投射されたレーザ光は、ワ
ーク投入空間61内に搬送された回転中のワークWの歯
部Wa に照射され、その遮断データにより歯形を取り出
して位相割り出しを行い、ワーク回転支持機構25にワ
ークWを投入固定する以前に、砥石29との噛み合い時
での位相合わせを行う。すなわち、上記発光器111と
受光器113とで回転中のワークの歯部Wa の位相を検
出する位相検出器を構成する。
は、レーザ光を投射する発光器111が、この発光器1
11に対向する下部内壁には、発光器111から投射さ
れたレーザ光を受光する受光器113がそれぞれ設けら
れている。発光器111から投射されたレーザ光は、ワ
ーク投入空間61内に搬送された回転中のワークWの歯
部Wa に照射され、その遮断データにより歯形を取り出
して位相割り出しを行い、ワーク回転支持機構25にワ
ークWを投入固定する以前に、砥石29との噛み合い時
での位相合わせを行う。すなわち、上記発光器111と
受光器113とで回転中のワークの歯部Wa の位相を検
出する位相検出器を構成する。
【0030】上記のように構成された歯車研削機におけ
るワーク投入動作を、図4のフローチャートに基づき説
明する。まず、ワーク搬送機構63が図2の位置にある
状態で、モータ80を作動させることで搬送機構本体7
3をハウジング71に対して回転させ、上下各ワーク固
定爪81,83を水平の状態、つまり図2の状態から9
0度旋回させた状態とする(ステップ101)。この状
態で、シリンダ97,99の動作によりシャッタ93,
95を後退させて上下各ワーク固定爪81,83を開放
させ(ステップ103)、この開放した上下各ワーク固
定爪81,83にワークWを人またはロボットによりセ
ットする(ステップ105)。その後、シャッタ93,
95を前進させて上下各ワーク固定爪81,83を閉
じ、ワークWを固定保持する(ステップ107)。
るワーク投入動作を、図4のフローチャートに基づき説
明する。まず、ワーク搬送機構63が図2の位置にある
状態で、モータ80を作動させることで搬送機構本体7
3をハウジング71に対して回転させ、上下各ワーク固
定爪81,83を水平の状態、つまり図2の状態から9
0度旋回させた状態とする(ステップ101)。この状
態で、シリンダ97,99の動作によりシャッタ93,
95を後退させて上下各ワーク固定爪81,83を開放
させ(ステップ103)、この開放した上下各ワーク固
定爪81,83にワークWを人またはロボットによりセ
ットする(ステップ105)。その後、シャッタ93,
95を前進させて上下各ワーク固定爪81,83を閉
じ、ワークWを固定保持する(ステップ107)。
【0031】次に、ガイドマスタギア103を、モータ
101の動作により低速で回転させつつシリンダ107
の動作により前進させてワークWの歯部Wa に噛合させ
(ステップ109)、その後搬送機構本体73を、ワー
クWの軸部Wb が鉛直方向に対して規定の傾斜角度とな
るようモータ80の駆動により回転させる(ステップ1
11)。この状態で、ワーク搬送機構63を、モータ6
7の駆動により、ワークWの歯部Wa が発光器111と
受光器113とからなる位相検出器に対応する位置まで
前進させ位置決めを行う(ステップ113)。ここで、
投光器111と受光器113とでワークWの歯形データ
を取り(ステップ115)、歯形データによりワークW
の歯部Wa を砥石29の位相と合わせるべく位相調整を
行う(ステップ117)。この位相調整動作については
後述する。
101の動作により低速で回転させつつシリンダ107
の動作により前進させてワークWの歯部Wa に噛合させ
(ステップ109)、その後搬送機構本体73を、ワー
クWの軸部Wb が鉛直方向に対して規定の傾斜角度とな
るようモータ80の駆動により回転させる(ステップ1
11)。この状態で、ワーク搬送機構63を、モータ6
7の駆動により、ワークWの歯部Wa が発光器111と
受光器113とからなる位相検出器に対応する位置まで
前進させ位置決めを行う(ステップ113)。ここで、
投光器111と受光器113とでワークWの歯形データ
を取り(ステップ115)、歯形データによりワークW
の歯部Wa を砥石29の位相と合わせるべく位相調整を
行う(ステップ117)。この位相調整動作については
後述する。
【0032】位相調整後は、ワーク搬送機構63を、モ
ータ67の駆動により前進させてワークWをワーク回転
支持機構25まで搬送して位置決めし(ステップ11
9)、コレットチャック26とテールストック27とか
らなるワーク固定部にてワークWを固定する(ステップ
121)。このとき、ワーク回転支持機構25は、あら
かじめモータ57の駆動により、円筒体53、回転体4
1および回転盤35を介して全体を図1のA方向に回転
させることで、搬送機構本体73の前述した規定の傾斜
角度と同角度となるように傾斜設定されている。
ータ67の駆動により前進させてワークWをワーク回転
支持機構25まで搬送して位置決めし(ステップ11
9)、コレットチャック26とテールストック27とか
らなるワーク固定部にてワークWを固定する(ステップ
121)。このとき、ワーク回転支持機構25は、あら
かじめモータ57の駆動により、円筒体53、回転体4
1および回転盤35を介して全体を図1のA方向に回転
させることで、搬送機構本体73の前述した規定の傾斜
角度と同角度となるように傾斜設定されている。
【0033】ワーク回転支持機構25によるワーク支持
後は、シリンダ97,99の動作によりシャッタ93,
95を後退させて上下各ワーク固定爪81,83を開放
し(ステップ123)、上下各ワーク固定爪81,83
によるワークWの固定を解除する。その後、ワーク搬送
機構63をモータ67の駆動により図2の位置まで後退
させ(ステップ125)、この状態で、図1に示した砥
石29をワークWに接近させ、砥石29をワークWの歯
部Wa に噛み合わせた状態で、砥石29を回転させつつ
ワークWもこれに同期して回転させて加工作業を行う
(ステップ127)。
後は、シリンダ97,99の動作によりシャッタ93,
95を後退させて上下各ワーク固定爪81,83を開放
し(ステップ123)、上下各ワーク固定爪81,83
によるワークWの固定を解除する。その後、ワーク搬送
機構63をモータ67の駆動により図2の位置まで後退
させ(ステップ125)、この状態で、図1に示した砥
石29をワークWに接近させ、砥石29をワークWの歯
部Wa に噛み合わせた状態で、砥石29を回転させつつ
ワークWもこれに同期して回転させて加工作業を行う
(ステップ127)。
【0034】ワークWに対する加工作業が終了したら、
ワーク搬送機構63を前進させて、上下各ワーク固定爪
81,83をワーク回転支持機構25まで移動させ、ワ
ークWに対する、上下各ワーク固定爪81,83による
固定および、コレットチャック26とテールストック2
7とからなるワーク固定部による支持解除を順次行い、
ワーク回転支持機構25からワーク搬送機構63へのワ
ークWの受け渡しを行う(ステップ131)。その後、
ワーク搬送機構63を後退させて位相検出器の位置にて
停止位置決めし(ステップ133)、ここでワークWの
歯形データを取り、加工後の製品の良否を判断する(ス
テップ135)。
ワーク搬送機構63を前進させて、上下各ワーク固定爪
81,83をワーク回転支持機構25まで移動させ、ワ
ークWに対する、上下各ワーク固定爪81,83による
固定および、コレットチャック26とテールストック2
7とからなるワーク固定部による支持解除を順次行い、
ワーク回転支持機構25からワーク搬送機構63へのワ
ークWの受け渡しを行う(ステップ131)。その後、
ワーク搬送機構63を後退させて位相検出器の位置にて
停止位置決めし(ステップ133)、ここでワークWの
歯形データを取り、加工後の製品の良否を判断する(ス
テップ135)。
【0035】ワークWに対する加工後の良否判断後、ワ
ーク搬送機構63をさらに後退させて初期位置に戻した
後、搬送機構本体73をハウジング71に対して回転さ
せて上下各ワーク固定爪81,83を水平状態とし(ス
テップ139)、上下各ワーク固定爪81,83による
ワークWの固定を解除してワークWを取り出す(ステッ
プ141)。
ーク搬送機構63をさらに後退させて初期位置に戻した
後、搬送機構本体73をハウジング71に対して回転さ
せて上下各ワーク固定爪81,83を水平状態とし(ス
テップ139)、上下各ワーク固定爪81,83による
ワークWの固定を解除してワークWを取り出す(ステッ
プ141)。
【0036】図5は、前記ステップ117における位相
調整動作を示すフローチャートであり、図6は、適正に
加工した後のワークWと同等の歯形を備えたマスタワー
クの歯形データ、図7は加工前のワークWの歯形データ
をそれぞれ示している。図6(a)に示す、マスタワー
クにおける第0歯,第1歯,第2歯……第n歯まで全周
分の各歯に対する検出出力を、同図(b)に示すよう
に、各歯について二つの出力値として、つまり第0歯に
ついてはa01,a02,第1歯についてはa11,a12,…
…,第n歯についてはan1,an2として取り込む(ステ
ップ501)。次に、図6(c)における第0歯の出力
値a01に相当する位置を基準(S0 )とした各歯の位置
データf1 ,f2 ,……,fn と、同図(d)における
各歯の歯幅データh0 ,h1 ,h2 ,……,hn とを基
にして、同図(e)のように各歯の想定頂点b0 ,
b1 ,b2 ,……,bn を求める(ステップ503)。
調整動作を示すフローチャートであり、図6は、適正に
加工した後のワークWと同等の歯形を備えたマスタワー
クの歯形データ、図7は加工前のワークWの歯形データ
をそれぞれ示している。図6(a)に示す、マスタワー
クにおける第0歯,第1歯,第2歯……第n歯まで全周
分の各歯に対する検出出力を、同図(b)に示すよう
に、各歯について二つの出力値として、つまり第0歯に
ついてはa01,a02,第1歯についてはa11,a12,…
…,第n歯についてはan1,an2として取り込む(ステ
ップ501)。次に、図6(c)における第0歯の出力
値a01に相当する位置を基準(S0 )とした各歯の位置
データf1 ,f2 ,……,fn と、同図(d)における
各歯の歯幅データh0 ,h1 ,h2 ,……,hn とを基
にして、同図(e)のように各歯の想定頂点b0 ,
b1 ,b2 ,……,bn を求める(ステップ503)。
【0037】次に、ワークWについても、図7(a)〜
(e)に示すように、図6におけるマスタワークと同様
に、各歯に対する検出出力値A01,A02,A11,A12,
……,An1,An2を取り込み(ステップ505)、位置
データF1 ,F2 ,……,Fn と、歯幅データH0 ,H
1 ,H2 ,……,Hn とから各歯の想定頂点(B0 ,B
1 ,……,Bn )を求める(ステップ507)。なお、
図7(a)の歯形における斜線部は研削代であり、この
研削代を研削することでマスタワークと同等の歯形が得
られる。
(e)に示すように、図6におけるマスタワークと同様
に、各歯に対する検出出力値A01,A02,A11,A12,
……,An1,An2を取り込み(ステップ505)、位置
データF1 ,F2 ,……,Fn と、歯幅データH0 ,H
1 ,H2 ,……,Hn とから各歯の想定頂点(B0 ,B
1 ,……,Bn )を求める(ステップ507)。なお、
図7(a)の歯形における斜線部は研削代であり、この
研削代を研削することでマスタワークと同等の歯形が得
られる。
【0038】そして、マスタワークとワークWの各歯の
想定頂点相互の誤差(B0 −b0 ,B1 −b1 ,……,
Bn −bn )を全歯分取り出してその平均値を算出し、
位相補正量を求め(ステップ509)、この補正量に基
づいて、ガイドマスタギア103を駆動してワークWを
所定量回転させ、砥石29との噛み合い時での位相を合
わせる(ステップ511)。
想定頂点相互の誤差(B0 −b0 ,B1 −b1 ,……,
Bn −bn )を全歯分取り出してその平均値を算出し、
位相補正量を求め(ステップ509)、この補正量に基
づいて、ガイドマスタギア103を駆動してワークWを
所定量回転させ、砥石29との噛み合い時での位相を合
わせる(ステップ511)。
【0039】上記したような歯車研削機においては、ワ
ークWをワーク回転支持機構25に投入セットする作業
は、ワーク回転支持機構25が装着されるコラム39に
ワーク投入空間61を設け、コラム39に対しワーク回
転支持機構25と反対側の外部から、ワークWを保持し
たワーク搬送機構63をワーク投入空間61を通して直
線的にスライド移動させて行うようにしたので、ワーク
回転支持機構25を鉛直方向に対して傾斜させて行うは
すば歯車に対する研削加工においても、複雑なロボット
機構を用いることなく自動化が可能となり、コストアッ
プが回避される。
ークWをワーク回転支持機構25に投入セットする作業
は、ワーク回転支持機構25が装着されるコラム39に
ワーク投入空間61を設け、コラム39に対しワーク回
転支持機構25と反対側の外部から、ワークWを保持し
たワーク搬送機構63をワーク投入空間61を通して直
線的にスライド移動させて行うようにしたので、ワーク
回転支持機構25を鉛直方向に対して傾斜させて行うは
すば歯車に対する研削加工においても、複雑なロボット
機構を用いることなく自動化が可能となり、コストアッ
プが回避される。
【0040】また、ワークWの歯部Wa を砥石29に噛
み合わせるためのワークWの歯部Wa の位相割り出し
(位相合わせ)は、ワーク投入空間61の内壁に設けた
発光器111と受光器113とからなる位相検出器によ
り行うようにしたので、位相検出器としての設置スペー
スは小さくて済み、位相検出器を設けることによる歯車
検出機の大型化は回避される。
み合わせるためのワークWの歯部Wa の位相割り出し
(位相合わせ)は、ワーク投入空間61の内壁に設けた
発光器111と受光器113とからなる位相検出器によ
り行うようにしたので、位相検出器としての設置スペー
スは小さくて済み、位相検出器を設けることによる歯車
検出機の大型化は回避される。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1の発明ま
たは第4の発明によれば、ワーク搬送機構が、ワークを
保持しつつワーク投入空間内を直線的に移動すること
で、ワークを回転支持機構のワーク固定部に投入でき、
回転支持機構全体をワークとともに回転させてワークを
鉛直方向に対して傾斜させた状態で加工する場合であっ
ても、ワーク搬送機構をその傾斜に合わせた状態でワー
クを保持可能な構成とすることで、複雑な動作を必要と
するロボット機構を不要とすることができる。
たは第4の発明によれば、ワーク搬送機構が、ワークを
保持しつつワーク投入空間内を直線的に移動すること
で、ワークを回転支持機構のワーク固定部に投入でき、
回転支持機構全体をワークとともに回転させてワークを
鉛直方向に対して傾斜させた状態で加工する場合であっ
ても、ワーク搬送機構をその傾斜に合わせた状態でワー
クを保持可能な構成とすることで、複雑な動作を必要と
するロボット機構を不要とすることができる。
【0042】第2の発明によれば、ワーク搬送機構が、
ワークを保持しつつワーク投入空間内を直線的に移動す
ることで、ワークを回転支持機構のワーク固定部に投入
でき、回転支持機構全体をワークとともに回転させてワ
ークを鉛直方向に対して傾斜させて加工する場合であっ
ても、ワーク搬送機構は、ワーク保持部をハウジングに
対して回転させて回転支持機構の傾斜に合わせた状態で
ワークを保持できるので、複雑な動作を必要とするロボ
ット機構を不要とすることができる。
ワークを保持しつつワーク投入空間内を直線的に移動す
ることで、ワークを回転支持機構のワーク固定部に投入
でき、回転支持機構全体をワークとともに回転させてワ
ークを鉛直方向に対して傾斜させて加工する場合であっ
ても、ワーク搬送機構は、ワーク保持部をハウジングに
対して回転させて回転支持機構の傾斜に合わせた状態で
ワークを保持できるので、複雑な動作を必要とするロボ
ット機構を不要とすることができる。
【0043】第3の発明によれば、ワーク搬送機構をワ
ーク投入空間内の位相検出器まで移動させ、ここで駆動
歯車部を駆動させてワークを回転させつつ位相検出器に
てワークの歯部の位相を検出し、この検出データに基づ
いて砥石との噛み合い時での位相を合わせる。この検出
動作は、ワーク搬送機構がワーク投入空間内にある状態
で、ワーク投入空間内に固定した位相検出器により行え
るので、位相検出器を設けることによる歯車研削機の大
型化を回避することができる。
ーク投入空間内の位相検出器まで移動させ、ここで駆動
歯車部を駆動させてワークを回転させつつ位相検出器に
てワークの歯部の位相を検出し、この検出データに基づ
いて砥石との噛み合い時での位相を合わせる。この検出
動作は、ワーク搬送機構がワーク投入空間内にある状態
で、ワーク投入空間内に固定した位相検出器により行え
るので、位相検出器を設けることによる歯車研削機の大
型化を回避することができる。
【図1】この発明の実施の一形態を示す歯車研削機の斜
視図である。
視図である。
【図2】図1に示した歯車研削機における砥石回転支持
機構を除いたワーク回転支持機構より右側部位の断面図
である。
機構を除いたワーク回転支持機構より右側部位の断面図
である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図2の歯車研削機におけるワーク投入動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】図2の歯車研削機におけるワークの位相調整動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図6】図2の歯車研削機におけるマスタワークの歯形
データ処理を示す説明図である。
データ処理を示す説明図である。
【図7】図2の歯車研削機におけるワークの歯形データ
処理を示す説明図である。
処理を示す説明図である。
【図8】従来の歯車研削機の一例を示す正面図である。
【図9】図8の歯車研削機にてワークの歯部を研削加工
している状態を示す平面図である。
している状態を示す平面図である。
W ワーク 25 回転支持機構 29 砥石 31 回転中心軸 37 基台 53 円筒部(回転軸部) 61 ワーク投入空間 63 ワーク搬送機構 71 ハウジング 81,83 ワーク固定爪(ワーク保持部) 103 ガイドマスタギア(駆動歯車部) 111 発光器(位相検出器) 113 受光器(位相検出器)
Claims (4)
- 【請求項1】 水平方向に配置された回転軸に砥石が支
持され、前記砥石の回転により、この回転と同期して回
転しながら砥石と噛合い状態のワークの歯部を研削する
歯車研削機において、前記ワークを回転支持する回転支
持機構を、前記砥石の回転軸と直交する方向の水平方向
に配置された回転軸部を中心に回転可能とし、この回転
軸部を円筒形状としてその円筒内部に、前記回転支持機
構のワーク固定部側とこれと反対側の外部とを連通する
ワーク投入空間を設け、このワーク投入空間の外部側
に、ワークを保持してワーク投入空間内を前記ワーク固
定部まで搬送可能なワーク搬送機構を設けたことを特徴
とする歯車研削機。 - 【請求項2】 ワーク搬送機構は、ワーク固定部に対し
て接近離反する方向にスライド移動可能なハウジングを
有するとともに、このハウジングに対し、ワークを保持
しつつ前記回転軸部と同一中心軸上にて回転可能なワー
ク保持部を有することを特徴とする請求項1記載の歯車
研削機。 - 【請求項3】 ワーク保持部は、保持したワークの歯部
に噛合してワークを回転させる駆動歯車部を有する一
方、ワーク投入空間の内壁に、前記駆動歯車部によって
回転中のワークの歯部の位相を検出する位相検出器を設
けたことを特徴とする請求項2記載の歯車研削機。 - 【請求項4】 水平方向に配置された回転軸に砥石が回
転可能に支持され、前記砥石の回転により、この回転と
同期して回転しながら砥石と噛合い状態のワークの歯部
を研削する歯車研削機のワーク投入方法において、前記
ワークを回転支持する回転支持機構は、前記砥石の回転
軸と直交する方向の水平方向に配置された回転軸部を中
心に回転可能であり、この回転軸部を円筒形状としてそ
の円筒内部に、前記回転支持機構のワーク固定部側とこ
れと反対側の外部とを連通するワーク投入空間を設け、
このワーク投入空間の外部側から、ワーク搬送機構によ
り、ワークを保持しつつワーク投入空間内を移動して前
記ワーク固定部まで搬送しワークを投入することを特徴
とする歯車研削機におけるワーク投入方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17493295A JPH0929544A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 歯車研削機および歯車研削機におけるワーク投入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17493295A JPH0929544A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 歯車研削機および歯車研削機におけるワーク投入方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929544A true JPH0929544A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=15987248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17493295A Pending JPH0929544A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 歯車研削機および歯車研削機におけるワーク投入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0929544A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2001039886A (ja) * | 1999-05-24 | 2001-02-13 | Asahi Breweries Ltd | トポイソメラーゼ阻害活性を有するホップポリフェノール類 |
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| CN105562836A (zh) * | 2014-11-07 | 2016-05-11 | 綦江县飞达重型汽车齿轮厂 | 齿轮轴轮齿端部倒角磨削加工装置 |
| CN110091006A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 三菱重工工作机械株式会社 | 齿轮磨削装置 |
| JP2020073301A (ja) * | 2020-02-03 | 2020-05-14 | 三菱重工工作機械株式会社 | 歯車研削装置 |
| CN112207369A (zh) * | 2020-10-28 | 2021-01-12 | 永康雪纺自动化设备有限公司 | 一种用于齿轮侧边倒角打磨的打磨装置 |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP17493295A patent/JPH0929544A/ja active Pending
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