JPH09295571A - エアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置 - Google Patents
エアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置Info
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- JPH09295571A JPH09295571A JP9061789A JP6178997A JPH09295571A JP H09295571 A JPH09295571 A JP H09295571A JP 9061789 A JP9061789 A JP 9061789A JP 6178997 A JP6178997 A JP 6178997A JP H09295571 A JPH09295571 A JP H09295571A
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- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B13/00—Conduits for emptying or ballasting; Self-bailing equipment; Scuppers
- B63B13/02—Ports for passing water through vessels' sides
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B1/00—Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils
- B63B1/32—Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls
- B63B1/34—Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls by reducing surface friction
- B63B1/36—Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls by reducing surface friction using mechanical means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H25/00—Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
- B63H25/46—Steering or dynamic anchoring by jets or by rudders carrying jets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H25/00—Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
- B63H25/46—Steering or dynamic anchoring by jets or by rudders carrying jets
- B63H2025/465—Jets or thrusters substantially used for steering or dynamic anchoring only, with means for retracting, or otherwise moving to a rest position outside the water flow around the hull
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T70/00—Maritime or waterways transport
- Y02T70/10—Measures concerning design or construction of watercraft hulls
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアクッション船におけるサイドスラスター
装置のトンネルに自動開閉蓋を設けるようにしたもの
で、同開閉蓋を浮体構造として、その浮力および自重を
利用することにより、オフクッション時およびオンクッ
ション時における同開閉蓋の開閉を自動的に行なわせる
ようにし、これにより開閉駆動機構を不要にした。 【解決手段】 エアクッション船の船体1の側壁部1a
に形成されたトンネル3とスラスター4とからなるサイ
ドスラスター装置において、トンネル3の端部に水平支
軸6で回動可能に支持された開閉蓋5が設けられ、同開
閉蓋5の重心9および浮心10の位置により、エアクッシ
ョン室2が大気圧状態のオフクッション時には、没水状
態の開閉蓋5が自動的に開いてストッパー7に係止さ
れ、同開閉蓋5が水面上へ露出するオンクッション時に
は開閉蓋5は自重により自動的に閉鎖状態になる。
装置のトンネルに自動開閉蓋を設けるようにしたもの
で、同開閉蓋を浮体構造として、その浮力および自重を
利用することにより、オフクッション時およびオンクッ
ション時における同開閉蓋の開閉を自動的に行なわせる
ようにし、これにより開閉駆動機構を不要にした。 【解決手段】 エアクッション船の船体1の側壁部1a
に形成されたトンネル3とスラスター4とからなるサイ
ドスラスター装置において、トンネル3の端部に水平支
軸6で回動可能に支持された開閉蓋5が設けられ、同開
閉蓋5の重心9および浮心10の位置により、エアクッシ
ョン室2が大気圧状態のオフクッション時には、没水状
態の開閉蓋5が自動的に開いてストッパー7に係止さ
れ、同開閉蓋5が水面上へ露出するオンクッション時に
は開閉蓋5は自重により自動的に閉鎖状態になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアクッション船
に関し、特に側壁型エアクッション船における自動開閉
蓋付きサイドスラスター装置に関する。
に関し、特に側壁型エアクッション船における自動開閉
蓋付きサイドスラスター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に側壁型エアクッション船は、図1
4に示すように、船体1の左右の側壁部1a,1bと、
図示しない船首シールおよび船尾シールとで囲まれたエ
アクッション室2をそなえており、通常の航行状態では
エアクッション室2に図示しない圧縮空気供給手段で高
圧空気を供給し、浅い喫水状態で船体抵抗を大幅に減少
させるようになっているが、港内では図13に示すごと
くエアクッション室2内の空気圧を大気圧まで低下させ
て深い喫水状態になる。
4に示すように、船体1の左右の側壁部1a,1bと、
図示しない船首シールおよび船尾シールとで囲まれたエ
アクッション室2をそなえており、通常の航行状態では
エアクッション室2に図示しない圧縮空気供給手段で高
圧空気を供給し、浅い喫水状態で船体抵抗を大幅に減少
させるようになっているが、港内では図13に示すごと
くエアクッション室2内の空気圧を大気圧まで低下させ
て深い喫水状態になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、港内での操
船性を高めるためにエアクッション船にも図13に示す
ように船体側壁部1aにトンネル3とスラスター4とか
らなるサイドスラスター装置を設けることが考えられる
が、巡航状態では図14に示すようにトンネル3が水面
上方へ露出してエアクッション室2内の高圧空気の漏洩
を生じ浮上能力の効率が低下するようになる。
船性を高めるためにエアクッション船にも図13に示す
ように船体側壁部1aにトンネル3とスラスター4とか
らなるサイドスラスター装置を設けることが考えられる
が、巡航状態では図14に示すようにトンネル3が水面
上方へ露出してエアクッション室2内の高圧空気の漏洩
を生じ浮上能力の効率が低下するようになる。
【0004】そこでトンネル3に開閉蓋を設ける必要が
あるが、エアクッション船ではエアクッション室2を形
成するため船内スペースが狭くなり、上記開閉蓋の開閉
駆動機構を設けると、ますます船内スペースの減少を招
くことになる。
あるが、エアクッション船ではエアクッション室2を形
成するため船内スペースが狭くなり、上記開閉蓋の開閉
駆動機構を設けると、ますます船内スペースの減少を招
くことになる。
【0005】本発明は、エアクッション船におけるサイ
ドスラスター装置のトンネルに開閉蓋を設けると、同開
閉蓋を開きたい港内での操船時には同開閉蓋が没水状態
となり、同開閉蓋を閉じたい港外での巡航時には同開閉
蓋が水面上方へ露出した状態となる点に着目して、同開
閉蓋の開閉が同開閉蓋の没水状態および露出状態に応じ
自動的に行なわれるようにすべく、次の事項を課題とし
ている。 (1) エアクッション船用サイドスラスター装置のトンネ
ルにおける開閉蓋を、船体前後方向の支軸を介し回転で
きるように設けて、オンクッション時には閉鎖状態へ自
動的に回転させ、オフクッション時には開放状態へ自動
的に回転させるようにして、開閉蓋の駆動機構を不要に
する。 (2) 上記開閉蓋の構造を簡素化するための工夫をする。 (3) 上記開閉蓋の開放時に、同開閉蓋による整流作用が
効率よく行なわれるようにする。 (4) 上記開閉蓋の開放時および閉鎖時の位置保持を確実
にする。 (5) エアクッション船用サイドスラスター装置のトンネ
ルにおける開閉蓋を、昇降可能に設けて、オンクッショ
ン時には閉鎖状態へ自動的に下降させ、オフクッション
時には開放状態へ自動的に上昇させるようにして、開閉
蓋の駆動機構を不要にする。 (6) 昇降式の上記開閉蓋が、オフクッション時に急速に
上昇して、格納室の上端部で衝撃を起こすのを緩和でき
るようにする。 (7) 上記衝撃の緩和作用が常に的確に行なわれるように
する。
ドスラスター装置のトンネルに開閉蓋を設けると、同開
閉蓋を開きたい港内での操船時には同開閉蓋が没水状態
となり、同開閉蓋を閉じたい港外での巡航時には同開閉
蓋が水面上方へ露出した状態となる点に着目して、同開
閉蓋の開閉が同開閉蓋の没水状態および露出状態に応じ
自動的に行なわれるようにすべく、次の事項を課題とし
ている。 (1) エアクッション船用サイドスラスター装置のトンネ
ルにおける開閉蓋を、船体前後方向の支軸を介し回転で
きるように設けて、オンクッション時には閉鎖状態へ自
動的に回転させ、オフクッション時には開放状態へ自動
的に回転させるようにして、開閉蓋の駆動機構を不要に
する。 (2) 上記開閉蓋の構造を簡素化するための工夫をする。 (3) 上記開閉蓋の開放時に、同開閉蓋による整流作用が
効率よく行なわれるようにする。 (4) 上記開閉蓋の開放時および閉鎖時の位置保持を確実
にする。 (5) エアクッション船用サイドスラスター装置のトンネ
ルにおける開閉蓋を、昇降可能に設けて、オンクッショ
ン時には閉鎖状態へ自動的に下降させ、オフクッション
時には開放状態へ自動的に上昇させるようにして、開閉
蓋の駆動機構を不要にする。 (6) 昇降式の上記開閉蓋が、オフクッション時に急速に
上昇して、格納室の上端部で衝撃を起こすのを緩和でき
るようにする。 (7) 上記衝撃の緩和作用が常に的確に行なわれるように
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明のエアクッション船用自動開閉蓋付きサイド
スラスター装置は、エアクッション船のオフクッション
状態で水面下に没入しオンクッション状態で水面上に露
出する船体側壁部に、横方向へ貫通したトンネルと、同
トンネル内に装着されたスラスターと、同トンネル内の
端部に船体の前後方向に設けられた支軸と、同支軸に回
動可能に設けられ且つ浮力による回動力が自重による回
動力より大きく設定された浮体構造の開閉蓋とをそなえ
たことを特徴としている。
め、本発明のエアクッション船用自動開閉蓋付きサイド
スラスター装置は、エアクッション船のオフクッション
状態で水面下に没入しオンクッション状態で水面上に露
出する船体側壁部に、横方向へ貫通したトンネルと、同
トンネル内に装着されたスラスターと、同トンネル内の
端部に船体の前後方向に設けられた支軸と、同支軸に回
動可能に設けられ且つ浮力による回動力が自重による回
動力より大きく設定された浮体構造の開閉蓋とをそなえ
たことを特徴としている。
【0007】上述のサイドスラスター装置では、エアク
ッション船のエアクッション室を高圧にしたオンクッシ
ョン状態の際に、トンネルの開閉蓋は水面上へ露出して
浮力の生じない状態となり、開閉蓋はその支軸の下方に
重心位置のくる閉鎖状態へ自動的に移行するようにな
る。
ッション船のエアクッション室を高圧にしたオンクッシ
ョン状態の際に、トンネルの開閉蓋は水面上へ露出して
浮力の生じない状態となり、開閉蓋はその支軸の下方に
重心位置のくる閉鎖状態へ自動的に移行するようにな
る。
【0008】そして、エアクッション室を大気圧にした
オフクッション状態の際には、上記開閉蓋が没水状態と
なって浮力を生じ、その浮力による回動力が自重による
回動力よりも大きいため、同開閉蓋は自動的に開放状態
となる。
オフクッション状態の際には、上記開閉蓋が没水状態と
なって浮力を生じ、その浮力による回動力が自重による
回動力よりも大きいため、同開閉蓋は自動的に開放状態
となる。
【0009】また本発明の装置では、上記開閉蓋が単一
の構造体として形成されて、同開閉蓋を回動可能に支持
する上記支軸の高さ位置が、上記トンネルの中心線のレ
ベルに設定されており、これにより開閉蓋およびその支
持機構の構造が大幅に簡素化されるようになる。
の構造体として形成されて、同開閉蓋を回動可能に支持
する上記支軸の高さ位置が、上記トンネルの中心線のレ
ベルに設定されており、これにより開閉蓋およびその支
持機構の構造が大幅に簡素化されるようになる。
【0010】さらに、本発明の装置では、上記開閉蓋が
上記トンネルの船外へ開口した外端部に上下方向へ複数
段設けられてもよく、これにより各開閉蓋の水平な開放
状態でスラスターからの回転流を十分に整流して上記ト
ンネルから船外へ吐出することができる。
上記トンネルの船外へ開口した外端部に上下方向へ複数
段設けられてもよく、これにより各開閉蓋の水平な開放
状態でスラスターからの回転流を十分に整流して上記ト
ンネルから船外へ吐出することができる。
【0011】また本発明の装置は、上記開閉蓋を閉鎖状
態および開放状態にそれぞれ維持するための複数のスト
ッパーが設けられたことを特徴としており、これにより
自動的に開閉する上記開閉蓋の位置保持が的確に行なわ
れるようになる。
態および開放状態にそれぞれ維持するための複数のスト
ッパーが設けられたことを特徴としており、これにより
自動的に開閉する上記開閉蓋の位置保持が的確に行なわ
れるようになる。
【0012】さらに、本発明の他のエアクッション船用
自動開閉蓋付きサイドスラスター装置は、エアクッショ
ン船のオフクッション状態で水面下に没入しオンクッシ
ョン状態で水面上に露出する船体側壁部に、横方向へ貫
通したトンネルと、同トンネル内に装着されたスラスタ
ーと、同トンネルの端部に設けられ自由に昇降しうるよ
うに配置された浮体構造の開閉蓋とをそなえ、同開閉蓋
が没水時に浮力を生じて上昇し格納される格納部と、同
開閉蓋が水面上方への露出時に自重により下降して上記
トンネルの端部開口を閉じるのを案内する案内壁とが、
上記トンネルの端部における船体部分に一体に設けられ
たことを特徴としている。
自動開閉蓋付きサイドスラスター装置は、エアクッショ
ン船のオフクッション状態で水面下に没入しオンクッシ
ョン状態で水面上に露出する船体側壁部に、横方向へ貫
通したトンネルと、同トンネル内に装着されたスラスタ
ーと、同トンネルの端部に設けられ自由に昇降しうるよ
うに配置された浮体構造の開閉蓋とをそなえ、同開閉蓋
が没水時に浮力を生じて上昇し格納される格納部と、同
開閉蓋が水面上方への露出時に自重により下降して上記
トンネルの端部開口を閉じるのを案内する案内壁とが、
上記トンネルの端部における船体部分に一体に設けられ
たことを特徴としている。
【0013】上述のサイドスラスター装置では、エアク
ッション船のエアクッション室を高圧にしたオンクッシ
ョン状態の際に、トンネルの開閉蓋は水面上へ露出して
浮力の生じない状態となり、開閉蓋はその自重により格
納室から上記案内壁に案内されながら下降し、上記トン
ネルの端部開口を閉じる閉鎖状態へ自動的に移行するよ
うになる。
ッション船のエアクッション室を高圧にしたオンクッシ
ョン状態の際に、トンネルの開閉蓋は水面上へ露出して
浮力の生じない状態となり、開閉蓋はその自重により格
納室から上記案内壁に案内されながら下降し、上記トン
ネルの端部開口を閉じる閉鎖状態へ自動的に移行するよ
うになる。
【0014】そして、エアクッション室を大気圧にした
オフクッション状態の際には、上記開閉蓋が没水状態と
なって浮力を生じ、その浮力により同開閉蓋は上記案内
壁に案内されながら上昇して格納室へ入り込むので、上
記トンネルの端部開口は自動的に開放状態となる。
オフクッション状態の際には、上記開閉蓋が没水状態と
なって浮力を生じ、その浮力により同開閉蓋は上記案内
壁に案内されながら上昇して格納室へ入り込むので、上
記トンネルの端部開口は自動的に開放状態となる。
【0015】また、本発明のサイドスラスター装置は、
上記格納部の上端部に上記開閉蓋の上昇時の衝撃を緩和
する緩衝機構をそなえており、これにより、このエアク
ッション船のオフクッション時に上記開閉蓋が水中に全
没してその浮力により急速に上昇し格納室へ入り込む際
に、その作用が円滑に行なわれるようになる。
上記格納部の上端部に上記開閉蓋の上昇時の衝撃を緩和
する緩衝機構をそなえており、これにより、このエアク
ッション船のオフクッション時に上記開閉蓋が水中に全
没してその浮力により急速に上昇し格納室へ入り込む際
に、その作用が円滑に行なわれるようになる。
【0016】上記緩衝機構としては、単なるゴムブロッ
クなどを用いてもよいが、これがバネ付き受板として構
成されていると、上記開閉蓋の上昇時に上記格納室の上
端部での緩衝作用が経年変化を生じることなく、一層的
確に行なわれるようになる。
クなどを用いてもよいが、これがバネ付き受板として構
成されていると、上記開閉蓋の上昇時に上記格納室の上
端部での緩衝作用が経年変化を生じることなく、一層的
確に行なわれるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態について説明すると、図1は本発明の第1実施形態と
してのエアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラス
ター装置の開閉蓋開放状態を概略的に示す船体横断面
図、図2は図1に対応して開閉蓋閉鎖状態を概略的に示
す船体横断面図、図3は図1の要部を拡大して示す断面
図、図4は図2の要部を拡大して示す断面図、図5は図
4のA−A矢視図であり、図6は本発明の第2実施形態
としてのエアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラ
スター装置の要部を示す断面図、図7は図6のB−B矢
視図であり、図8は本発明の第3実施形態としてのエア
クッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置の
開閉蓋開放状態を概略的に示す船体横断面図、図9は図
8に対応して開閉蓋閉鎖状態を概略的に示す船体横断面
図、図10は図8の要部を拡大して示す断面図、図11
は図9の要部を拡大して示す断面図、図12は図11の
C−C矢視図である。
態について説明すると、図1は本発明の第1実施形態と
してのエアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラス
ター装置の開閉蓋開放状態を概略的に示す船体横断面
図、図2は図1に対応して開閉蓋閉鎖状態を概略的に示
す船体横断面図、図3は図1の要部を拡大して示す断面
図、図4は図2の要部を拡大して示す断面図、図5は図
4のA−A矢視図であり、図6は本発明の第2実施形態
としてのエアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラ
スター装置の要部を示す断面図、図7は図6のB−B矢
視図であり、図8は本発明の第3実施形態としてのエア
クッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置の
開閉蓋開放状態を概略的に示す船体横断面図、図9は図
8に対応して開閉蓋閉鎖状態を概略的に示す船体横断面
図、図10は図8の要部を拡大して示す断面図、図11
は図9の要部を拡大して示す断面図、図12は図11の
C−C矢視図である。
【0018】まず本発明の第1実施形態について説明す
ると、本装置を装備されるエアクッション船も、図1,
2に示すように、船体1の左右の側壁部1a,1bと、
図示しない船首シールおよび船尾シールとで囲まれたエ
アクッション室2をそなえており、通常の航行状態では
エアクッション室2に図示しない圧縮空気供給手段で高
圧空気を供給し、図2に示すごとく、浅い喫水のオンク
ッション状態で船体抵抗を大幅に減少させるようになっ
ているが、港内では図1に示すごとくエアクッション室
2内の空気圧を大気圧まで低下させて、深い喫水のオフ
クッション状態にするようになっている。
ると、本装置を装備されるエアクッション船も、図1,
2に示すように、船体1の左右の側壁部1a,1bと、
図示しない船首シールおよび船尾シールとで囲まれたエ
アクッション室2をそなえており、通常の航行状態では
エアクッション室2に図示しない圧縮空気供給手段で高
圧空気を供給し、図2に示すごとく、浅い喫水のオンク
ッション状態で船体抵抗を大幅に減少させるようになっ
ているが、港内では図1に示すごとくエアクッション室
2内の空気圧を大気圧まで低下させて、深い喫水のオフ
クッション状態にするようになっている。
【0019】本装置は、このようなエアクッション船の
オフクッション状態で水面下に没入しオンクッション状
態で水面上に露出する船体側壁部1aに、横方向へ貫通
したトンネル3と、同トンネル3内に装着されたスラス
ター4とからなるサイドスラスター装置をそなえ、トン
ネル3の内端部には浮体構造の開閉蓋5が設けられてい
る。
オフクッション状態で水面下に没入しオンクッション状
態で水面上に露出する船体側壁部1aに、横方向へ貫通
したトンネル3と、同トンネル3内に装着されたスラス
ター4とからなるサイドスラスター装置をそなえ、トン
ネル3の内端部には浮体構造の開閉蓋5が設けられてい
る。
【0020】開閉蓋5はトンネル3の中心線のレベルで
同中心線と直角をなす水平支軸6を介し船体側壁部1a
に回動可能に支持されており、図2に示すように、エア
クッション室2内に高圧空気を満たして喫水を浅くした
オンクッション時にトンネル3が水面上へ露出した際
に、開閉蓋5が自動的に閉鎖状態へ移行できるように、
図4,5に示すごとく、同開閉蓋5の閉鎖時の重心9の
位置は、支軸6よりも下方に設定されている。
同中心線と直角をなす水平支軸6を介し船体側壁部1a
に回動可能に支持されており、図2に示すように、エア
クッション室2内に高圧空気を満たして喫水を浅くした
オンクッション時にトンネル3が水面上へ露出した際
に、開閉蓋5が自動的に閉鎖状態へ移行できるように、
図4,5に示すごとく、同開閉蓋5の閉鎖時の重心9の
位置は、支軸6よりも下方に設定されている。
【0021】また図1に示すようにエアクッション室2
内を大気圧状態にして喫水を深くしたオフクッション時
にトンネル3が水面下へ没入した際には、浮体構造の開
閉蓋5が浮力により自動的に水平な開放状態へ回動でき
るように、図3に示すごとく、同開閉蓋5の浮心10の位
置も、支軸6に関し重心9の存在する側に設定されてい
る。このようにして、開閉蓋5の浮力による開放のため
の回動力は、同開閉蓋5の自重による閉鎖のための回動
力よりも大きく設定されている。
内を大気圧状態にして喫水を深くしたオフクッション時
にトンネル3が水面下へ没入した際には、浮体構造の開
閉蓋5が浮力により自動的に水平な開放状態へ回動でき
るように、図3に示すごとく、同開閉蓋5の浮心10の位
置も、支軸6に関し重心9の存在する側に設定されてい
る。このようにして、開閉蓋5の浮力による開放のため
の回動力は、同開閉蓋5の自重による閉鎖のための回動
力よりも大きく設定されている。
【0022】そして、開閉蓋5の閉鎖状態および開放状
態を維持するため、図3〜5に示すごとくストッパー
7,8,8aが設けられている。
態を維持するため、図3〜5に示すごとくストッパー
7,8,8aが設けられている。
【0023】上述のサイドスラスター装置では、エアク
ッション船のエアクッション室2を高圧にしたオンクッ
ション状態の際に、トンネル3の開閉蓋5は水面上へ露
出して浮力の生じない状態となり、開閉蓋5はその支軸
6の下方に重心9のくる閉鎖状態へ自動的に移行するの
で、エアクッション室2からの高圧空気の漏洩は直ちに
防止されるようになり、浮上能力の効率が高くなる。
ッション船のエアクッション室2を高圧にしたオンクッ
ション状態の際に、トンネル3の開閉蓋5は水面上へ露
出して浮力の生じない状態となり、開閉蓋5はその支軸
6の下方に重心9のくる閉鎖状態へ自動的に移行するの
で、エアクッション室2からの高圧空気の漏洩は直ちに
防止されるようになり、浮上能力の効率が高くなる。
【0024】そして、エアクッション室2を大気圧にし
たオフクッション状態の際には、開閉蓋5が没水状態と
なって浮力を生じ、その浮心10の位置関係で開閉蓋5は
支軸6を中心として回動し自動的に開放状態となる。
たオフクッション状態の際には、開閉蓋5が没水状態と
なって浮力を生じ、その浮心10の位置関係で開閉蓋5は
支軸6を中心として回動し自動的に開放状態となる。
【0025】したがって開閉蓋5の開閉駆動機構が不要
になり、エアクッション船の狭い船内スペースを、より
狭くするような不都合が無くなるほか、建造コストの節
減にも寄与することができる。
になり、エアクッション船の狭い船内スペースを、より
狭くするような不都合が無くなるほか、建造コストの節
減にも寄与することができる。
【0026】また、各ストッパー7,8,8aが設けら
れると開閉蓋5の位置保持が的確に行なわれ、特に開閉
蓋5をストッパー7により水平に保持した状態では、ト
ンネル3内の流れに対する整流作用も期待される。
れると開閉蓋5の位置保持が的確に行なわれ、特に開閉
蓋5をストッパー7により水平に保持した状態では、ト
ンネル3内の流れに対する整流作用も期待される。
【0027】なお、オンクッション状態での波浪時等に
おいて、開閉蓋5の取り付け位置における水面が大幅に
上下する場合があるが、これに応じて開閉蓋5が自動的
に開閉しては不具合である。そこで流体圧式閉鎖保持装
置20bを作動させて、そのストッパーをストッパーリセ
ス21内に挿入し、開閉蓋を閉鎖状態に保持する。また、
オフクッション時においては、サイドスラスターの使用
時に開閉蓋5が閉鎖することの無いように開状態保持装
置20aを作動させて、そのストッパーをストッパーリセ
ス21内に挿入し、同開閉蓋5を開状態に保持する。
おいて、開閉蓋5の取り付け位置における水面が大幅に
上下する場合があるが、これに応じて開閉蓋5が自動的
に開閉しては不具合である。そこで流体圧式閉鎖保持装
置20bを作動させて、そのストッパーをストッパーリセ
ス21内に挿入し、開閉蓋を閉鎖状態に保持する。また、
オフクッション時においては、サイドスラスターの使用
時に開閉蓋5が閉鎖することの無いように開状態保持装
置20aを作動させて、そのストッパーをストッパーリセ
ス21内に挿入し、同開閉蓋5を開状態に保持する。
【0028】次に本発明の第2実施形態としてのエアク
ッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置につ
いて説明すると、図6および図7に示すように、本実施
形態では前述の第1実施形態と同様のエアクッション船
において、サイドスラスター装置のトンネル3の船外へ
開口した外端部に、上下方向へ3段にわたって開閉蓋5
a,5b,5cが設けられており、各開閉蓋5a,5
b,5cは水平支軸6a,6b,6cによりそれぞれ回
動可能に支持されている。
ッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置につ
いて説明すると、図6および図7に示すように、本実施
形態では前述の第1実施形態と同様のエアクッション船
において、サイドスラスター装置のトンネル3の船外へ
開口した外端部に、上下方向へ3段にわたって開閉蓋5
a,5b,5cが設けられており、各開閉蓋5a,5
b,5cは水平支軸6a,6b,6cによりそれぞれ回
動可能に支持されている。
【0029】そして、前述の第1実施形態の場合と同様
に各開閉蓋5a,5b,5cの重心9a,9b,9cの
位置が、閉鎖状態で支軸6a,6b,6cよりも下方に
設定されており、各開閉蓋5a,5b,5cの浮心10a,
10b, 10c の位置も、支軸6a,6b,6cに関して重
心9a,9b,9cと同じ側に設定されている。
に各開閉蓋5a,5b,5cの重心9a,9b,9cの
位置が、閉鎖状態で支軸6a,6b,6cよりも下方に
設定されており、各開閉蓋5a,5b,5cの浮心10a,
10b, 10c の位置も、支軸6a,6b,6cに関して重
心9a,9b,9cと同じ側に設定されている。
【0030】なお、本実施形態では、上段および下段の
開閉蓋5a,5cは、開閉時にトンネル3の開口内壁と
干渉を生じないように、それぞれ隙間a,bを有し、各
隙間a,bに対応して中段の開閉蓋5bが突起部分をそ
なえている。
開閉蓋5a,5cは、開閉時にトンネル3の開口内壁と
干渉を生じないように、それぞれ隙間a,bを有し、各
隙間a,bに対応して中段の開閉蓋5bが突起部分をそ
なえている。
【0031】上述の構成により、この第2実施形態の場
合も、各開閉蓋5a,5b,5cは、オンクッション時
に自動的に各重心9a,9b,9cの位置が支軸6a,
6b,6cよりも下方に位置する閉鎖状態となり、エア
クッション室2からの高圧空気の漏洩は直ちに防止され
るようになる。
合も、各開閉蓋5a,5b,5cは、オンクッション時
に自動的に各重心9a,9b,9cの位置が支軸6a,
6b,6cよりも下方に位置する閉鎖状態となり、エア
クッション室2からの高圧空気の漏洩は直ちに防止され
るようになる。
【0032】また、オフクッション時には各開閉蓋5
a,5b,5cは、その浮心10a, 10b, 10c の位置によ
り自動的に開放状態となり、サイドスラスター装置の使
用が直ちに可能になるほか、同装置の使用時にスラスタ
ーからの回転流を多段状の水平な開閉蓋5a,5b,5
cにより整流して船外へ吐出し、操船性能を高めるよう
にする効果も期待される。そして、オンクッション状態
での巡航時には、トンネル3の外端部の開口が開閉蓋5
a,5b,5cで閉塞されるので、船体の見栄えも向上
するようになる。
a,5b,5cは、その浮心10a, 10b, 10c の位置によ
り自動的に開放状態となり、サイドスラスター装置の使
用が直ちに可能になるほか、同装置の使用時にスラスタ
ーからの回転流を多段状の水平な開閉蓋5a,5b,5
cにより整流して船外へ吐出し、操船性能を高めるよう
にする効果も期待される。そして、オンクッション状態
での巡航時には、トンネル3の外端部の開口が開閉蓋5
a,5b,5cで閉塞されるので、船体の見栄えも向上
するようになる。
【0033】次に、本発明の第3実施形態について説明
すると、本装置を装備されるエアクッション船も、図
8,9に示すように、船体1の左右の側壁部1a,1b
と、図示しない船首シールおよび船尾シールとで囲まれ
たエアクッション室2をそなえており、通常の航行状態
ではエアクッション室2に図示しない圧縮空気供給手段
で高圧空気を供給し、図9に示すごとく、浅い喫水のオ
ンクッション状態で船体抵抗を大幅に減少させるように
なっているが、港内では図8に示すごとくエアクッショ
ン室2内の空気圧を大気圧まで低下させて、深い喫水の
オフクッション状態にするようになっている。
すると、本装置を装備されるエアクッション船も、図
8,9に示すように、船体1の左右の側壁部1a,1b
と、図示しない船首シールおよび船尾シールとで囲まれ
たエアクッション室2をそなえており、通常の航行状態
ではエアクッション室2に図示しない圧縮空気供給手段
で高圧空気を供給し、図9に示すごとく、浅い喫水のオ
ンクッション状態で船体抵抗を大幅に減少させるように
なっているが、港内では図8に示すごとくエアクッショ
ン室2内の空気圧を大気圧まで低下させて、深い喫水の
オフクッション状態にするようになっている。
【0034】本装置も、このようなエアクッション船の
オフクッション状態で水面下に没入しオンクッション状
態で水面上に露出する船体側壁部1aに、横方向へ貫通
したトンネル3と、同トンネル3内に装着されたスラス
ター4とからなるサイドスラスター装置をそなえ、トン
ネル3の内端部の開口18には浮体構造の開閉蓋15が設け
られている。
オフクッション状態で水面下に没入しオンクッション状
態で水面上に露出する船体側壁部1aに、横方向へ貫通
したトンネル3と、同トンネル3内に装着されたスラス
ター4とからなるサイドスラスター装置をそなえ、トン
ネル3の内端部の開口18には浮体構造の開閉蓋15が設け
られている。
【0035】本装置では、特に開閉蓋15が没水時に浮力
を生じて上昇し格納される格納部17aと、同開閉蓋15が
水面上への露出時に自重により下降してトンネル3の端
部開口18を閉じるのを案内する案内壁17bとが、トンネ
ル3の端部における船体部分に一体に設けられている。
そして、格納部17aの上端部には、開閉蓋15の上昇時の
衝撃を緩和する緩衝機構19として、バネ19b付き受板19
aが設けられている。
を生じて上昇し格納される格納部17aと、同開閉蓋15が
水面上への露出時に自重により下降してトンネル3の端
部開口18を閉じるのを案内する案内壁17bとが、トンネ
ル3の端部における船体部分に一体に設けられている。
そして、格納部17aの上端部には、開閉蓋15の上昇時の
衝撃を緩和する緩衝機構19として、バネ19b付き受板19
aが設けられている。
【0036】上述のサイドスラスター装置では、エアク
ッション船のエアクッション室2を高圧にしたオンクッ
ション状態の際に、トンネル3の開閉蓋15は水面上へ露
出して浮力の生じない状態となり、開閉蓋15はその自重
により、案内壁17bに案内されながら下方へ自動的に移
行するので、エアクッション室2からの高圧空気の漏洩
は直ちに防止されるようになり、浮上能力の効率が高く
なる。
ッション船のエアクッション室2を高圧にしたオンクッ
ション状態の際に、トンネル3の開閉蓋15は水面上へ露
出して浮力の生じない状態となり、開閉蓋15はその自重
により、案内壁17bに案内されながら下方へ自動的に移
行するので、エアクッション室2からの高圧空気の漏洩
は直ちに防止されるようになり、浮上能力の効率が高く
なる。
【0037】そして、エアクッション室2を大気圧にし
たオフクッション状態の際には、開閉蓋5が没水状態と
なって浮力を生じ、その浮力により開閉蓋15は上昇して
格納室17aへ格納されるので、自動的に開放状態とな
る。
たオフクッション状態の際には、開閉蓋5が没水状態と
なって浮力を生じ、その浮力により開閉蓋15は上昇して
格納室17aへ格納されるので、自動的に開放状態とな
る。
【0038】したがって本装置の場合も開閉蓋15の開閉
駆動機構が不要になり、エアクッション船の狭い船内ス
ペースを、より狭くするような不都合が無くなるほか、
建造コストの節減にも寄与することができる。
駆動機構が不要になり、エアクッション船の狭い船内ス
ペースを、より狭くするような不都合が無くなるほか、
建造コストの節減にも寄与することができる。
【0039】さらに本装置では、格納部17aの上端部に
おいて、開閉蓋15が、その上昇時に緩衝機構19で衝撃を
緩和されるので、このエアクッション船のオフクッショ
ン時に開閉蓋15がその浮力で急速に上昇し格納室17aへ
入り込む際に、その作用が円滑に行われるようになる。
おいて、開閉蓋15が、その上昇時に緩衝機構19で衝撃を
緩和されるので、このエアクッション船のオフクッショ
ン時に開閉蓋15がその浮力で急速に上昇し格納室17aへ
入り込む際に、その作用が円滑に行われるようになる。
【0040】緩衝機構19としては単なるゴムブロックな
どを用いてもよいが、これがバネ19b付き受板19aで構
成されていると、その緩衝作用が経年変化を生じること
なく、一層的確に行なわれるようになる。
どを用いてもよいが、これがバネ19b付き受板19aで構
成されていると、その緩衝作用が経年変化を生じること
なく、一層的確に行なわれるようになる。
【0041】なお、オンクッション状態での波浪時等に
おいて、開閉蓋15の取り付け位置における水面が大幅に
上下する場合に開閉蓋15が自動的に開閉しては不具合な
ので、閉鎖保持装置20bを作動させ、そのストッパーを
ストッパーリセス21内に挿入し、開閉蓋を閉鎖状態に保
持する。また、オフクッション時においては、サイドス
ラスターの使用時に開閉蓋15が閉鎖することの無いよう
に開状態保持装置20aを作動させてストッパーをストッ
パーリセス21内に挿入し、同開閉蓋15を開状態に保持す
る。
おいて、開閉蓋15の取り付け位置における水面が大幅に
上下する場合に開閉蓋15が自動的に開閉しては不具合な
ので、閉鎖保持装置20bを作動させ、そのストッパーを
ストッパーリセス21内に挿入し、開閉蓋を閉鎖状態に保
持する。また、オフクッション時においては、サイドス
ラスターの使用時に開閉蓋15が閉鎖することの無いよう
に開状態保持装置20aを作動させてストッパーをストッ
パーリセス21内に挿入し、同開閉蓋15を開状態に保持す
る。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のエアクッ
ション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置によれ
ば次のような効果が得られる。 (1) サイドスラスタ装置のトンネルの端部に設けられた
浮体構造の開閉蓋が、オフクッション時にはその浮心位
置により自動的に閉鎖状態から開放状態へ移行し、また
オンクッション時にはその重心位置により自動的に開放
状態へ移行するので、エアクッション船のオンクッショ
ンとオフクッションの切替が円滑に行なわれるようにな
り、オンクッション時には浮上能力の高い効率が維持さ
れ、オフクッション時にはサイドスラスターとしての機
能が支障なく発揮されようになる。そして、上記開閉蓋
の開閉駆動機構が不要になり、エアクッション船の狭い
船内スペースの有効利用が可能になるほか、建造コスト
が低減されるようになる。 (2) 上記開閉蓋が単一の構造体として形成されて、その
回動のための支軸が上記トンネルの中心線のレベルに設
定されると、その全体構造が大幅に簡素化され、コスト
ダウンがもたらされる。 (3) 上記開閉蓋を上記トンネルの外端部において上下方
向へ複数段設けるようにすると、オフクッション時に各
開閉蓋の水平な開放状態で、スラスターからの回転流を
十分に整流して船外へ吐出することができ、サイドスラ
スターとしての性能が高められるほか、オンクッション
状態での巡航時には上記トンネルの外端部が上記開閉蓋
で閉塞されるので、船体の見栄えが向上するようにな
る。 (4) 上記開閉蓋を開放状態および閉鎖状態に維持しうる
ストッパーが設けられると、同開閉蓋の位置保持が的確
に行なわれるようになり、同開閉蓋をオフクッション時
には水平な開放状態に保持して、スラスターの作動時に
上記トンネル内の流れを上記開閉蓋で整流することも期
待される。 (5) 自由に昇降しうる浮体構造の開閉蓋が設けられる場
合も、エアクッション船のオフクッション状態およびオ
ンクッション状態に応じて、サイドスラスター装置のト
ンネル端部開口の開閉が、開閉蓋の駆動機構を必要とせ
ずに自動的に行なわれるようになり、その開放時には開
閉蓋が浮力により上昇して、そのまま格納室に安全に格
納され、その閉鎖時には、開閉蓋が案内壁により案内さ
れて円滑に下降できるようになる。 (6) 上記格納室の上端部に緩衝機構が設けられると、オ
フクッション時に開閉蓋が急速に浮上する場合でも、同
開閉蓋の格納室上端部での衝撃が緩和されて、その開放
作用が安全に行なわれるようになる。 (7) 上記緩衝機構がバネ付き受板として構成されると、
ゴムブロックの場合のような経年変化を伴うことなく、
上記開閉蓋の急速上昇時の緩衝作用が常に的確に行なわ
れるようになる。
ション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置によれ
ば次のような効果が得られる。 (1) サイドスラスタ装置のトンネルの端部に設けられた
浮体構造の開閉蓋が、オフクッション時にはその浮心位
置により自動的に閉鎖状態から開放状態へ移行し、また
オンクッション時にはその重心位置により自動的に開放
状態へ移行するので、エアクッション船のオンクッショ
ンとオフクッションの切替が円滑に行なわれるようにな
り、オンクッション時には浮上能力の高い効率が維持さ
れ、オフクッション時にはサイドスラスターとしての機
能が支障なく発揮されようになる。そして、上記開閉蓋
の開閉駆動機構が不要になり、エアクッション船の狭い
船内スペースの有効利用が可能になるほか、建造コスト
が低減されるようになる。 (2) 上記開閉蓋が単一の構造体として形成されて、その
回動のための支軸が上記トンネルの中心線のレベルに設
定されると、その全体構造が大幅に簡素化され、コスト
ダウンがもたらされる。 (3) 上記開閉蓋を上記トンネルの外端部において上下方
向へ複数段設けるようにすると、オフクッション時に各
開閉蓋の水平な開放状態で、スラスターからの回転流を
十分に整流して船外へ吐出することができ、サイドスラ
スターとしての性能が高められるほか、オンクッション
状態での巡航時には上記トンネルの外端部が上記開閉蓋
で閉塞されるので、船体の見栄えが向上するようにな
る。 (4) 上記開閉蓋を開放状態および閉鎖状態に維持しうる
ストッパーが設けられると、同開閉蓋の位置保持が的確
に行なわれるようになり、同開閉蓋をオフクッション時
には水平な開放状態に保持して、スラスターの作動時に
上記トンネル内の流れを上記開閉蓋で整流することも期
待される。 (5) 自由に昇降しうる浮体構造の開閉蓋が設けられる場
合も、エアクッション船のオフクッション状態およびオ
ンクッション状態に応じて、サイドスラスター装置のト
ンネル端部開口の開閉が、開閉蓋の駆動機構を必要とせ
ずに自動的に行なわれるようになり、その開放時には開
閉蓋が浮力により上昇して、そのまま格納室に安全に格
納され、その閉鎖時には、開閉蓋が案内壁により案内さ
れて円滑に下降できるようになる。 (6) 上記格納室の上端部に緩衝機構が設けられると、オ
フクッション時に開閉蓋が急速に浮上する場合でも、同
開閉蓋の格納室上端部での衝撃が緩和されて、その開放
作用が安全に行なわれるようになる。 (7) 上記緩衝機構がバネ付き受板として構成されると、
ゴムブロックの場合のような経年変化を伴うことなく、
上記開閉蓋の急速上昇時の緩衝作用が常に的確に行なわ
れるようになる。
【図1】本発明の第1実施形態としてのエアクッション
船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置の開閉蓋開放
状態を概略的に示す船体横断面図である。
船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置の開閉蓋開放
状態を概略的に示す船体横断面図である。
【図2】図1に対応して開閉蓋閉鎖状態を概略的に示す
船体横断面図である。
船体横断面図である。
【図3】図1の要部の拡大断面図である。
【図4】図2の要部の拡大断面図である。
【図5】図4のA−A矢視図である。
【図6】本発明の第2実施形態としてのエアクッション
船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置の要部を示す
断面図である。
船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置の要部を示す
断面図である。
【図7】図6のB−B矢視図である。
【図8】本発明の第3実施形態としてのエアクッション
船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置の開閉蓋開放
状態を概略的に示す船体横断面図である。
船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置の開閉蓋開放
状態を概略的に示す船体横断面図である。
【図9】図8に対応して開閉蓋閉鎖状態を概略的に示す
船体横断面図である。
船体横断面図である。
【図10】図8の要部を拡大して示す断面図である。
【図11】図9の要部を拡大して示す断面図である。
【図12】図11のC−C矢視図である。
【図13】従来のエアクッション船のオフクッション状
態を示す船体横断面図である。
態を示す船体横断面図である。
【図14】図13のエアクッション船のオンクッション
状態を示す船体横断面図である。
状態を示す船体横断面図である。
1 船体 1a,1b 船体側壁部 2 エアクッション室 3 トンネル 4 スラスター 5,5a,5b,5c 開閉蓋 6,6a,6b,6c 支軸 7,8,8a ストッパー 9,9a,9b,9c 重心 10, 10a, 10b, 10c 浮心 15 開閉蓋 17a 格納室 17b 案内壁 18 開口 19 緩衝機構 19a 受板 19b バネ 20a 開状態保持装置 20b 閉鎖保持装置 21 ストッパーリセス
Claims (7)
- 【請求項1】 エアクッション船のオフクッション状態
で水面下に没入しオンクッション状態で水面上に露出す
る船体側壁部に、横方向へ貫通したトンネルと、同トン
ネル内に装着されたスラスターと、同トンネル内の端部
に船体の前後方向に設けられた支軸と、同支軸に回動可
能に設けられ且つ浮力による回動力が自重による回動力
より大きく設定された浮体構造の開閉蓋とをそなえたこ
とを特徴とする、エアクッション船用自動開閉蓋付きサ
イドスラスター装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエアクッション船用自
動開閉蓋付きサイドスラスター装置において、上記開閉
蓋が単一の構造体として形成されて、同開閉蓋を回動可
能に支持する上記支軸の高さ位置が、上記トンネルの中
心線のレベルに設定されたことを特徴とする、エアクッ
ション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のエアクッション船用自
動開閉蓋付きサイドスラスター装置において、上記開閉
蓋が、上記トンネルの船外へ開口した外端部に、上下方
向へ複数段設けられたことを特徴とする、エアクッショ
ン船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載のエ
アクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置
において、上記開閉蓋を閉鎖状態および開放状態にそれ
ぞれ維持するための複数のストッパーが設けられたこと
を特徴とする、エアクッション船用自動開閉蓋付きサイ
ドスラスター装置。 - 【請求項5】 エアクッション船のオフクッション状態
で水面下に没入しオンクッション状態で水面上に露出す
る船体側壁部に、横方向へ貫通したトンネルと、同トン
ネル内に装着されたスラスターと、同トンネルの端部に
設けられ自由に昇降しうるように配置された浮体構造の
開閉蓋とをそなえ、同開閉蓋が没水時に浮力を生じて上
昇し格納される格納部と、同開閉蓋が水面上方への露出
時に自重により下降して上記トンネルの端部開口を閉じ
るのを案内する案内壁とが、上記トンネルの端部におけ
る船体部分に一体に設けられたことを特徴とする、エア
クッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載のエアクッション船用自
動開閉蓋付きサイドスラスター装置において、上記格納
部の上端部に上記開閉蓋の上昇時の衝撃を緩和する緩衝
機構が設けられたことを特徴とする、エアクッション船
用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載のエアクッション船用自
動開閉蓋付きサイドスラスター装置において、上記緩衝
機構がバネ付き受板として構成されたことを特徴とす
る、エアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスタ
ー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9061789A JPH09295571A (ja) | 1996-03-07 | 1997-02-28 | エアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7964396 | 1996-03-07 | ||
| JP8-79643 | 1996-03-07 | ||
| JP9061789A JPH09295571A (ja) | 1996-03-07 | 1997-02-28 | エアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295571A true JPH09295571A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=26402869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9061789A Withdrawn JPH09295571A (ja) | 1996-03-07 | 1997-02-28 | エアクッション船用自動開閉蓋付きサイドスラスター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09295571A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009029288A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Shintani:Kk | 作業用推進装置 |
| CN101712374A (zh) * | 2008-10-01 | 2010-05-26 | 住友商事株式会社 | 带侧向推进器的船体 |
| KR101292883B1 (ko) * | 2008-12-26 | 2013-08-02 | 현대중공업 주식회사 | 바우 스러스터 입구의 저항 저감을 위한 반 개방형 도어 |
| RU2555255C1 (ru) * | 2014-05-20 | 2015-07-10 | Российская Федерация, от имени которой выступает Министерство промышленности и торговли Российской Федерации (Минпромторг России) | Корпус судна туннельно-скегового типа |
| DE102015221427A1 (de) * | 2015-11-02 | 2017-05-04 | Skf Blohm + Voss Industries Gmbh | Abdeckvorrichtung sowie Strahlruder |
| US10988220B2 (en) | 2017-05-02 | 2021-04-27 | Skf Marine Gmbh | Cover device and thruster |
| JP2023159890A (ja) * | 2020-10-14 | 2023-11-01 | フィンカンティエリ ソチエタ ペル アツィオニ | 船の横方向推進装置 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9061789A patent/JPH09295571A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009029288A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Shintani:Kk | 作業用推進装置 |
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