JPH09295846A - レジンコンクリート用樹脂組成物 - Google Patents
レジンコンクリート用樹脂組成物Info
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- JPH09295846A JPH09295846A JP11239496A JP11239496A JPH09295846A JP H09295846 A JPH09295846 A JP H09295846A JP 11239496 A JP11239496 A JP 11239496A JP 11239496 A JP11239496 A JP 11239496A JP H09295846 A JPH09295846 A JP H09295846A
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】夏季および高温の環境下での作業性及び仕上が
りが優れるレジンコンクリート用樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】(A)1分子中にただ1つの重合性二重結
合を有し、かつ水酸基を含まない単量体30〜94.8
重量%、重合体5〜69.8重量%、パラフィンワック
ス0.1〜5重量%及び第3アミン0.1〜5重量%の
合計100重量部、(B)水酸基含有(メタ)アクリル
酸エステル単量体3〜45重量部及び(C)1分子中に
少なくとも2個の重合性二重結合を有する(メタ)アク
リル酸エステル単量体1〜23重量部からなるレジンコ
ンクリート用樹脂組成物。
りが優れるレジンコンクリート用樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】(A)1分子中にただ1つの重合性二重結
合を有し、かつ水酸基を含まない単量体30〜94.8
重量%、重合体5〜69.8重量%、パラフィンワック
ス0.1〜5重量%及び第3アミン0.1〜5重量%の
合計100重量部、(B)水酸基含有(メタ)アクリル
酸エステル単量体3〜45重量部及び(C)1分子中に
少なくとも2個の重合性二重結合を有する(メタ)アク
リル酸エステル単量体1〜23重量部からなるレジンコ
ンクリート用樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗り床用、道路舗装
用、壁面コーティング用のレジンコンクリート樹脂組成
物に関する。詳しくは、防塵、防水及び耐久性向上を目
的として塗布するレジンコンクリートにおいて、夏季や
高温の環境における施工でも作業性及び仕上がりに優れ
たレジンコンクリート用樹脂組成物に関する。なお、本
発明においてアクリル酸とメタクリル酸を合せて(メ
タ)アクリル酸と表記する。
用、壁面コーティング用のレジンコンクリート樹脂組成
物に関する。詳しくは、防塵、防水及び耐久性向上を目
的として塗布するレジンコンクリートにおいて、夏季や
高温の環境における施工でも作業性及び仕上がりに優れ
たレジンコンクリート用樹脂組成物に関する。なお、本
発明においてアクリル酸とメタクリル酸を合せて(メ
タ)アクリル酸と表記する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート、アスファルト、金属など
の床、道路、壁面のコーティング施工にはエポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などの
合成樹脂が従来から使われてきた。例を挙げると、エポ
キシ樹脂ではビスフェノールAとエピクロルヒドリンの
縮合樹脂に硬化剤として有機アミンや有機酸無水物を添
加して使用される。この他、特殊な用途に使用されるエ
ポキシ樹脂としてはエピクロルヒドリン−ノボラック
形、エピクロルヒドリン−アルコールエーテル形などが
ある。不飽和ポリエステル樹脂には一般的にオルソフタ
ル酸形のものが用いられるが、耐食性、耐溶剤性及び耐
熱性を向上させたイソフタル酸形や耐アルカリ性を向上
させたビスフェノール形のものがある。これらの樹脂に
はナフテン酸コバルトまたはジメチルアニリンなどの常
温硬化促進剤とメチルエチルケトンペルオキシドまたは
ベンゾイルペルオキシドなどの硬化剤を添加して使用さ
れる。(特開平4−253717号公報)
の床、道路、壁面のコーティング施工にはエポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などの
合成樹脂が従来から使われてきた。例を挙げると、エポ
キシ樹脂ではビスフェノールAとエピクロルヒドリンの
縮合樹脂に硬化剤として有機アミンや有機酸無水物を添
加して使用される。この他、特殊な用途に使用されるエ
ポキシ樹脂としてはエピクロルヒドリン−ノボラック
形、エピクロルヒドリン−アルコールエーテル形などが
ある。不飽和ポリエステル樹脂には一般的にオルソフタ
ル酸形のものが用いられるが、耐食性、耐溶剤性及び耐
熱性を向上させたイソフタル酸形や耐アルカリ性を向上
させたビスフェノール形のものがある。これらの樹脂に
はナフテン酸コバルトまたはジメチルアニリンなどの常
温硬化促進剤とメチルエチルケトンペルオキシドまたは
ベンゾイルペルオキシドなどの硬化剤を添加して使用さ
れる。(特開平4−253717号公報)
【0003】最近では優れた耐酸性、耐アルカリ性、耐
塩性などの耐薬品性、耐候性、耐久性及び低温硬化性と
施工完了時間の短さから(メタ)アクリル酸エステル樹
脂を用いる施工も頻繁に行われるようになってきた。特
公平1−36508号公報、特公昭62−275048
号公報には(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メ
タ)アクリル酸エステルの重合体、可塑剤、多官能(メ
タ)アクリル酸エステル単量体及びパラフィンワックス
の配合物が使用されている。しかしながら、これらの
(メタ)アクリル酸エステル樹脂組成物はエポキシ樹脂
や不飽和ポリエステル樹脂に比べて単量体含有量が高い
ため、特に夏季や高温の環境においては単量体が蒸発し
やすく、施工中に樹脂組成物の粘度が増大したり、可使
時間が短くなるなどの作業性の低下を招いたり、粘度の
増大による気泡の巻き込みによって仕上がりが悪くなる
などの問題があった。
塩性などの耐薬品性、耐候性、耐久性及び低温硬化性と
施工完了時間の短さから(メタ)アクリル酸エステル樹
脂を用いる施工も頻繁に行われるようになってきた。特
公平1−36508号公報、特公昭62−275048
号公報には(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メ
タ)アクリル酸エステルの重合体、可塑剤、多官能(メ
タ)アクリル酸エステル単量体及びパラフィンワックス
の配合物が使用されている。しかしながら、これらの
(メタ)アクリル酸エステル樹脂組成物はエポキシ樹脂
や不飽和ポリエステル樹脂に比べて単量体含有量が高い
ため、特に夏季や高温の環境においては単量体が蒸発し
やすく、施工中に樹脂組成物の粘度が増大したり、可使
時間が短くなるなどの作業性の低下を招いたり、粘度の
増大による気泡の巻き込みによって仕上がりが悪くなる
などの問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、夏季
や高温の環境における施工でも単量体の蒸発が少なく、
作業性及び仕上がりが良好な(メタ)アクリル酸エステ
ル樹脂からなるレジンコンクリート用樹脂組成物を提供
することにある。
や高温の環境における施工でも単量体の蒸発が少なく、
作業性及び仕上がりが良好な(メタ)アクリル酸エステ
ル樹脂からなるレジンコンクリート用樹脂組成物を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)1分子
中にただ1つの重合性二重結合を有し、かつ水酸基を含
まない単量体30〜94.8重量%、重合体5〜69.
8重量%、パラフィンワックス0.1〜5重量%及び第
3アミン0.1〜5重量%の合計100重量部、(B)
水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル単量体3〜45
重量部及び(C)1分子中に少なくとも2個の重合性二
重結合を有する(メタ)アクリル酸エステル単量体1〜
23重量部からなるレジンコンクリート用樹脂組成物で
ある。
中にただ1つの重合性二重結合を有し、かつ水酸基を含
まない単量体30〜94.8重量%、重合体5〜69.
8重量%、パラフィンワックス0.1〜5重量%及び第
3アミン0.1〜5重量%の合計100重量部、(B)
水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル単量体3〜45
重量部及び(C)1分子中に少なくとも2個の重合性二
重結合を有する(メタ)アクリル酸エステル単量体1〜
23重量部からなるレジンコンクリート用樹脂組成物で
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる(A)の1分子中
にただ1つの重合性二重結合を有し、かつ水酸基を含ま
ない単量体としては、具体的にはスチレン、ビニルトル
エン、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n
−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メ
タ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブ
チル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリ
ル酸へキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルへキシ
ル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルのような(メ
タ)アクリル酸の低級アルキルエステル、ジビニルベン
ゼン、クロロスチレン、α−メチルスチレン、ジアリー
ルフタレート、2,5−ジクロロスチレン、2,5−ジ
ブロモスチレンなどが挙げられ、これらの1種または2
種以上が組み合わせて使用される。これらの合計量は
(A)中に30〜94.8重量%配合され、好ましくは
60〜85重量%である。配合量が30重量%未満であ
ると重合体を溶解することが困難となるばかりでなくレ
ジンコンクリート用樹脂組成物の粘度が上がりすぎて施
工困難となり、逆に94.8重量%を超えると単量体が
多すぎて蒸発量が多くなるために好ましくない。
にただ1つの重合性二重結合を有し、かつ水酸基を含ま
ない単量体としては、具体的にはスチレン、ビニルトル
エン、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n
−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メ
タ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブ
チル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリ
ル酸へキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルへキシ
ル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルのような(メ
タ)アクリル酸の低級アルキルエステル、ジビニルベン
ゼン、クロロスチレン、α−メチルスチレン、ジアリー
ルフタレート、2,5−ジクロロスチレン、2,5−ジ
ブロモスチレンなどが挙げられ、これらの1種または2
種以上が組み合わせて使用される。これらの合計量は
(A)中に30〜94.8重量%配合され、好ましくは
60〜85重量%である。配合量が30重量%未満であ
ると重合体を溶解することが困難となるばかりでなくレ
ジンコンクリート用樹脂組成物の粘度が上がりすぎて施
工困難となり、逆に94.8重量%を超えると単量体が
多すぎて蒸発量が多くなるために好ましくない。
【0007】(A)中の重合体は重合性単量体の重合体
または共重合体である。この重合性単量体成分としては
スチレン、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリ
ル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)
アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルへキシルなどが挙げ
られる。この重合体は本発明のレジンコンクリート用樹
脂組成物に溶解する必要がある。これらが(A)中に5
〜69.8重量%配合される。重合体の配合量が5重量
%未満となると単量体の蒸発量が多くなりすぎ、69.
8重量%を超えると重合体の溶解が困難となるばかりで
なくレジンコンクリート用樹脂組成物の粘度が上がりす
ぎて施工困難となるので好ましくない。重合体の数平均
分子量は樹脂組成物の粘度及び硬化収縮率を考慮すると
10,000〜200,000が適当である。数平均分
子量が10,000未満であるとレジンコンクリート用
樹脂組成物の粘度が低くなりすぎ、また硬化したときの
収縮が大きくなり、200,000を超えるとレジンコ
ンクリート用樹脂組成物の粘度が上がりすぎて施工しに
くくなるので好ましくない。
または共重合体である。この重合性単量体成分としては
スチレン、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリ
ル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)
アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルへキシルなどが挙げ
られる。この重合体は本発明のレジンコンクリート用樹
脂組成物に溶解する必要がある。これらが(A)中に5
〜69.8重量%配合される。重合体の配合量が5重量
%未満となると単量体の蒸発量が多くなりすぎ、69.
8重量%を超えると重合体の溶解が困難となるばかりで
なくレジンコンクリート用樹脂組成物の粘度が上がりす
ぎて施工困難となるので好ましくない。重合体の数平均
分子量は樹脂組成物の粘度及び硬化収縮率を考慮すると
10,000〜200,000が適当である。数平均分
子量が10,000未満であるとレジンコンクリート用
樹脂組成物の粘度が低くなりすぎ、また硬化したときの
収縮が大きくなり、200,000を超えるとレジンコ
ンクリート用樹脂組成物の粘度が上がりすぎて施工しに
くくなるので好ましくない。
【0008】(A)中のパラフィンワックスとしては通
常融点が40〜70℃の範囲のパラフィンが1種または
2種以上組み合わせて用いられ、配合量は0.1〜5重
量%、好ましくは0.2〜1重量%であり、0.1重量
%未満であると硬化時に酸素の遮断が十分にできないた
めに酸素の重合阻害により施工物の表面の硬化が不十分
となり、5重量%を超えると施工物の表面が不透明にな
って仕上り性が悪くなるので好ましくない。(A)中の
第3アミンは重合促進剤として配合されているものであ
り、N,N’−ジメチルアニリン、N,N’−ジエチル
アニリン、N,N’−ジメチル−p−トルイジン、N,
N’−ジエチル−p−トルイジン、N,N’−ジヒドロ
キシメチル−p−トルイジン、N,N’−ジヒドロキシ
エチル−p−トルイジンなどの1種または2種以上を組
み合わせて使用する。配合量は(A)中に0.1〜5重
量%、好ましくは0.2〜3重量%であり、0.1重量
%未満であると促進作用が十分でなくて硬化不良とな
り、5重量%を超えると硬化速度が速くなりすぎて作業
性が低下するので好ましくない。
常融点が40〜70℃の範囲のパラフィンが1種または
2種以上組み合わせて用いられ、配合量は0.1〜5重
量%、好ましくは0.2〜1重量%であり、0.1重量
%未満であると硬化時に酸素の遮断が十分にできないた
めに酸素の重合阻害により施工物の表面の硬化が不十分
となり、5重量%を超えると施工物の表面が不透明にな
って仕上り性が悪くなるので好ましくない。(A)中の
第3アミンは重合促進剤として配合されているものであ
り、N,N’−ジメチルアニリン、N,N’−ジエチル
アニリン、N,N’−ジメチル−p−トルイジン、N,
N’−ジエチル−p−トルイジン、N,N’−ジヒドロ
キシメチル−p−トルイジン、N,N’−ジヒドロキシ
エチル−p−トルイジンなどの1種または2種以上を組
み合わせて使用する。配合量は(A)中に0.1〜5重
量%、好ましくは0.2〜3重量%であり、0.1重量
%未満であると促進作用が十分でなくて硬化不良とな
り、5重量%を超えると硬化速度が速くなりすぎて作業
性が低下するので好ましくない。
【0009】本発明に用いる(B)の水酸基含有(メ
タ)アクリル酸エステル単量体としては(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒ
ドロキシプロピル、モノまたはジ(メタ)アクリル酸グ
リセロールなどが挙げられる。これらの水酸基含有(メ
タ)アクリル酸エステル単量体を前記(A)100重量
部に対して3〜45重量部、好ましくは7〜40重量部
配合する。配合量が3重量部未満であると単量体の蒸発
が多くなるためにレジンコンクリート用樹脂組成物の粘
度が増大して作業性の低下がおこり、ひいては泡の発生
による表面の仕上がり不良を招き、45重量部を超える
とパラフィンワックスが析出して凝集し、硬化不良が発
生するので好ましくない。
タ)アクリル酸エステル単量体としては(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒ
ドロキシプロピル、モノまたはジ(メタ)アクリル酸グ
リセロールなどが挙げられる。これらの水酸基含有(メ
タ)アクリル酸エステル単量体を前記(A)100重量
部に対して3〜45重量部、好ましくは7〜40重量部
配合する。配合量が3重量部未満であると単量体の蒸発
が多くなるためにレジンコンクリート用樹脂組成物の粘
度が増大して作業性の低下がおこり、ひいては泡の発生
による表面の仕上がり不良を招き、45重量部を超える
とパラフィンワックスが析出して凝集し、硬化不良が発
生するので好ましくない。
【0010】(C)の1分子中に少なくとも2個以上の
重合性二重結合を有する(メタ)アクリル酸エステル単
量体としては、ジ(メタ)アクリル酸エチレングリコー
ル、ジ(メタ)アクリル酸トリエチレングリコール、ジ
(メタ)アクリル酸テトラエチレングリコール、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、グリセロ
ールトリ(メタ)アクリレート、エチルシラントリイル
トリ(メタ)アクリレート、エテニルシラントリイル
(メタ)アクリレート、ニトリロトリ−2,1−エタン
ジイルトリ(メタ)アクリレート、1,2,3−プロパ
ンシリイルトリ(メタ)アクリレート、メチルシラント
リイルトリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。こ
れらを1種または2種以上併用して用いる。配合量とし
ては前記(A)100重量部に対して1〜23重量部、
好ましくは2〜20重量部である。配合量が1重量部未
満であると十分な耐水性が得られず、配合量が23重量
部を超えるとレジンコンクリート用樹脂組成物の硬化速
度が速くなりすぎて作業性が低下するので好ましくな
い。
重合性二重結合を有する(メタ)アクリル酸エステル単
量体としては、ジ(メタ)アクリル酸エチレングリコー
ル、ジ(メタ)アクリル酸トリエチレングリコール、ジ
(メタ)アクリル酸テトラエチレングリコール、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、グリセロ
ールトリ(メタ)アクリレート、エチルシラントリイル
トリ(メタ)アクリレート、エテニルシラントリイル
(メタ)アクリレート、ニトリロトリ−2,1−エタン
ジイルトリ(メタ)アクリレート、1,2,3−プロパ
ンシリイルトリ(メタ)アクリレート、メチルシラント
リイルトリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。こ
れらを1種または2種以上併用して用いる。配合量とし
ては前記(A)100重量部に対して1〜23重量部、
好ましくは2〜20重量部である。配合量が1重量部未
満であると十分な耐水性が得られず、配合量が23重量
部を超えるとレジンコンクリート用樹脂組成物の硬化速
度が速くなりすぎて作業性が低下するので好ましくな
い。
【0011】本発明のレジンコンクリート用樹脂組成物
には硬化剤としてレドックス触媒の有機過酸化物が用い
られ、好ましい例としてはベンゾイルペルオキシド等の
ジアシルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシ
ド等のケトンペルオキシド、その他ハイドロペルオキシ
ド、ジアルキルペルオキシド、ペルオキシカーボネー
ト、ペルオキシエステルが挙げられる。硬化剤はレジン
コンクリート用樹脂組成物の施工直前に添加するが、樹
脂組成物が施工作業に必要な流動性を十分保てるよう、
ポットライフが10〜30分の間となるように施工時の
気温に合わせて添加量を調整する。本発明のレジンコン
クリート用樹脂組成物にはこれらの成分以外に耐候性を
さらに向上するために紫外線吸収剤を配合することがで
きる。紫外線吸収剤としては2−ヒドロキシベンゾフェ
ノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体などが挙げら
れ、その配合量は前記(A)100重量部に対して0.
01〜5重量部である。また、必要に応じて性能を損な
わない範囲で顔料を配合することができる。顔料として
はカルシウム、マグネシウム、カドミウム、チタンなど
種々の色の無機顔料や有機顔料が目的に応じて添加され
る。顔料の配合量は前記(A)100重量部に対して2
0重量部以下、好ましくは15重量部以下である。さら
に、必要に応じて性能を損なわない範囲で骨材を配合で
きる。骨材としてはレジンコンクリート用骨材として通
常用いるものが使用でき、硅砂や砂利などを細密充填状
態になるように粒径分布を揃えて配合することが好まし
い。また、炭酸カルシウム、ガラス粉、カオリンクレ
ー、タルク、シリカ、マイカなども使用できる。骨材の
配合量は通常前記(A)100重量部に対して500重
量部以下、好ましくは400重量部以下である。
には硬化剤としてレドックス触媒の有機過酸化物が用い
られ、好ましい例としてはベンゾイルペルオキシド等の
ジアシルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシ
ド等のケトンペルオキシド、その他ハイドロペルオキシ
ド、ジアルキルペルオキシド、ペルオキシカーボネー
ト、ペルオキシエステルが挙げられる。硬化剤はレジン
コンクリート用樹脂組成物の施工直前に添加するが、樹
脂組成物が施工作業に必要な流動性を十分保てるよう、
ポットライフが10〜30分の間となるように施工時の
気温に合わせて添加量を調整する。本発明のレジンコン
クリート用樹脂組成物にはこれらの成分以外に耐候性を
さらに向上するために紫外線吸収剤を配合することがで
きる。紫外線吸収剤としては2−ヒドロキシベンゾフェ
ノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体などが挙げら
れ、その配合量は前記(A)100重量部に対して0.
01〜5重量部である。また、必要に応じて性能を損な
わない範囲で顔料を配合することができる。顔料として
はカルシウム、マグネシウム、カドミウム、チタンなど
種々の色の無機顔料や有機顔料が目的に応じて添加され
る。顔料の配合量は前記(A)100重量部に対して2
0重量部以下、好ましくは15重量部以下である。さら
に、必要に応じて性能を損なわない範囲で骨材を配合で
きる。骨材としてはレジンコンクリート用骨材として通
常用いるものが使用でき、硅砂や砂利などを細密充填状
態になるように粒径分布を揃えて配合することが好まし
い。また、炭酸カルシウム、ガラス粉、カオリンクレ
ー、タルク、シリカ、マイカなども使用できる。骨材の
配合量は通常前記(A)100重量部に対して500重
量部以下、好ましくは400重量部以下である。
【0012】
【発明の効果】本発明のレジンコンクリート用樹脂組成
物は夏季及び高温の環境における施工の作業性及び仕上
がりに優れている。
物は夏季及び高温の環境における施工の作業性及び仕上
がりに優れている。
【0013】
【実施例】次に実施例により本発明を具体的に説明す
る。 実施例1〜12及び比較例1〜11 [樹脂組成物の調製]表1及び表2に示す配合で次のよ
うにして各レジンコンクリート用樹脂組成物を調整し
た。すなわち、撹拌機、70℃まで昇温できる加熱装置
及び冷却装置を備えた溶解混合槽に(A)の単量体を仕
込み、撹拌しながら徐々に(A)の重合体としてポリメ
タクリル酸メチル(数平均分子量100,000)を加
え、40℃まで加温して1時間撹拌して溶解した。重合
体の溶解を確認後、(B)の水酸基含有(メタ)アクリ
ル酸エステル単量体としてメタクリル酸−2−ヒドロキ
シエチル、(C)の1分子中に少なくとも2個の重合性
二重結合をもつ(メタ)アクリル酸エステル単量体とし
てジメタクリ酸エチレングリコール、及び(A)の融点
55℃のパラフィンワックスをこの順に加えて約30分
間撹拌を続けた。均一に溶解したことを確認した後室温
まで冷却し、(A)の第3アミンとしてN,N’−ジヒ
ドロキシエチル−p−トルイジンを添加して溶解し、レ
ジンコンクリート用樹脂組成物を得た。これらのレジン
コンクリート用樹脂組成物の試験結果を表1及び表2に
併記した。なお試験方法は後記のとおりである。
る。 実施例1〜12及び比較例1〜11 [樹脂組成物の調製]表1及び表2に示す配合で次のよ
うにして各レジンコンクリート用樹脂組成物を調整し
た。すなわち、撹拌機、70℃まで昇温できる加熱装置
及び冷却装置を備えた溶解混合槽に(A)の単量体を仕
込み、撹拌しながら徐々に(A)の重合体としてポリメ
タクリル酸メチル(数平均分子量100,000)を加
え、40℃まで加温して1時間撹拌して溶解した。重合
体の溶解を確認後、(B)の水酸基含有(メタ)アクリ
ル酸エステル単量体としてメタクリル酸−2−ヒドロキ
シエチル、(C)の1分子中に少なくとも2個の重合性
二重結合をもつ(メタ)アクリル酸エステル単量体とし
てジメタクリ酸エチレングリコール、及び(A)の融点
55℃のパラフィンワックスをこの順に加えて約30分
間撹拌を続けた。均一に溶解したことを確認した後室温
まで冷却し、(A)の第3アミンとしてN,N’−ジヒ
ドロキシエチル−p−トルイジンを添加して溶解し、レ
ジンコンクリート用樹脂組成物を得た。これらのレジン
コンクリート用樹脂組成物の試験結果を表1及び表2に
併記した。なお試験方法は後記のとおりである。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】[蒸発性試験]35℃に保たれた恒温槽中
に上皿天秤を置き、天秤に直接気流が当たらないように
風防を設置した。天秤上に20cm×20cmの浅皿を
置き、これにレジンコンクリート用樹脂組成物を10g
入れて全面に延ばした。速やかに計時を開始し、1分お
きにガラス棒で1往復攪拌した。測定開始時と8分経過
後の樹脂重量を読みとり、8分経過時の蒸発減量を測定
開始時の樹脂重量で割り、蒸発率を求めた。蒸発率が3
0%以下であれば問題なしとした。
に上皿天秤を置き、天秤に直接気流が当たらないように
風防を設置した。天秤上に20cm×20cmの浅皿を
置き、これにレジンコンクリート用樹脂組成物を10g
入れて全面に延ばした。速やかに計時を開始し、1分お
きにガラス棒で1往復攪拌した。測定開始時と8分経過
後の樹脂重量を読みとり、8分経過時の蒸発減量を測定
開始時の樹脂重量で割り、蒸発率を求めた。蒸発率が3
0%以下であれば問題なしとした。
【0017】[表面硬化性試験]調製したレジンコンク
リート用樹脂組成物に硬化剤(商品名:ナイパーFFK
日本油脂株式会社製 ベンゾイルペルオキシド50%
品)3重量%添加し、20℃でプラスチック板上にロー
ラーで300g/m2の塗布量で塗布し、1時間後の表
面状態を観察した。指で接触してべたつきがなければ良
好とし、べたつきがあれば不良とした。
リート用樹脂組成物に硬化剤(商品名:ナイパーFFK
日本油脂株式会社製 ベンゾイルペルオキシド50%
品)3重量%添加し、20℃でプラスチック板上にロー
ラーで300g/m2の塗布量で塗布し、1時間後の表
面状態を観察した。指で接触してべたつきがなければ良
好とし、べたつきがあれば不良とした。
【0018】[耐水性評価]20℃で硬化剤として上記
のベンゾイルペルオキシド50%品を樹脂組成物100
重量部に対して3重量部添加し、硬化により厚さ4mm
の樹脂板を得た。この樹脂板を縦5cm×横5cm角に
切断し、初期重量を測定したのち、水に1週間浸漬し
た。ついで樹脂板を取り出し、表面の水分を除去した後
の重量を測定した。1週間後の重量と初期重量の差を吸
水量とし、この吸水量を初期重量で割ったものを吸水率
として耐水性を評価した。吸水率が0.2%以下であれ
ば耐水性は問題なしと評価した。また1週間水に浸漬し
た後の樹脂板の外観を観察し、白化や膨れがみられなけ
ば耐水性良好とし、白化や膨れがみられれば耐水性不良
とした。
のベンゾイルペルオキシド50%品を樹脂組成物100
重量部に対して3重量部添加し、硬化により厚さ4mm
の樹脂板を得た。この樹脂板を縦5cm×横5cm角に
切断し、初期重量を測定したのち、水に1週間浸漬し
た。ついで樹脂板を取り出し、表面の水分を除去した後
の重量を測定した。1週間後の重量と初期重量の差を吸
水量とし、この吸水量を初期重量で割ったものを吸水率
として耐水性を評価した。吸水率が0.2%以下であれ
ば耐水性は問題なしと評価した。また1週間水に浸漬し
た後の樹脂板の外観を観察し、白化や膨れがみられなけ
ば耐水性良好とし、白化や膨れがみられれば耐水性不良
とした。
【0019】[テスト施工による作業性と仕上がりの評
価]気温35℃の通気性のよい日陰で、として前記のベ
ンゾイルペルオキシド50%品2.0重量部及び顔料1
5重量部を添加したレジンコンクリート用樹脂組成物の
300gをモルタル面1m2上にローラーで塗布し、施
工時の塗布作業性及び仕上がりを評価した。作業性につ
いては容易に塗布できる場合を良とみなし、粘度が上昇
して平滑に塗布できない場合を不良とし、仕上がりにつ
いては塗布面が平滑であれば良好と判定し、ピンホール
や気泡が発生していれば不良とした。
価]気温35℃の通気性のよい日陰で、として前記のベ
ンゾイルペルオキシド50%品2.0重量部及び顔料1
5重量部を添加したレジンコンクリート用樹脂組成物の
300gをモルタル面1m2上にローラーで塗布し、施
工時の塗布作業性及び仕上がりを評価した。作業性につ
いては容易に塗布できる場合を良とみなし、粘度が上昇
して平滑に塗布できない場合を不良とし、仕上がりにつ
いては塗布面が平滑であれば良好と判定し、ピンホール
や気泡が発生していれば不良とした。
【0020】表1に示すように実施例1〜12は蒸発率
が30%以下で単量体の蒸発が少なく、夏季における作
業性及び仕上がりも良好で、かつ、表面硬化性、耐水性
も問題なく、レジンコンクリート用樹脂組成物として優
れていることがわかる。表2の比較例1は(B)のメタ
クリル酸2−ヒドロキシエチルを添加しないものであ
り、単量体の蒸発率が大きく、施工時の粘度上昇によっ
て作業性及び仕上がりが悪くなる。逆に比較例2のメタ
クリル酸2−ヒドロキシエチルの配合量が多いと耐水性
及び表面硬化性が低下する。比較例3の(C)のジメタ
クリル酸エチレングリコールを配合しない場合には耐水
性に問題を生じ、比較例4の配合量が多い場合は硬化速
度の上昇により樹脂の粘度が急増して作業性及び仕上が
りが悪くなる。比較例5のメタクリル酸2−ヒドロキシ
エチルとジメタクリル酸エチレングリコールが多い場合
には硬化速度が非常に大きくなり、作業性及び仕上がり
共に低下する。重合体の量については、添加量の多い比
較例6はレジンコンクリート用樹脂の粘度が高いために
作業性と仕上りが悪く、少ない比較例7は単量体の蒸発
率が大きくなって粘度が高くなるために作業性と仕上り
が悪い。パラフィンワックスについては、添加量の少な
い比較例8は表面硬化性が悪く、多い比較例9は仕上り
が悪い。硬化促進剤である第3アミンについては、添加
量の少ない比較例10は表面硬化性と仕上りが悪く、多
い比較例11は硬化が速いために作業性と仕上りが悪
い。
が30%以下で単量体の蒸発が少なく、夏季における作
業性及び仕上がりも良好で、かつ、表面硬化性、耐水性
も問題なく、レジンコンクリート用樹脂組成物として優
れていることがわかる。表2の比較例1は(B)のメタ
クリル酸2−ヒドロキシエチルを添加しないものであ
り、単量体の蒸発率が大きく、施工時の粘度上昇によっ
て作業性及び仕上がりが悪くなる。逆に比較例2のメタ
クリル酸2−ヒドロキシエチルの配合量が多いと耐水性
及び表面硬化性が低下する。比較例3の(C)のジメタ
クリル酸エチレングリコールを配合しない場合には耐水
性に問題を生じ、比較例4の配合量が多い場合は硬化速
度の上昇により樹脂の粘度が急増して作業性及び仕上が
りが悪くなる。比較例5のメタクリル酸2−ヒドロキシ
エチルとジメタクリル酸エチレングリコールが多い場合
には硬化速度が非常に大きくなり、作業性及び仕上がり
共に低下する。重合体の量については、添加量の多い比
較例6はレジンコンクリート用樹脂の粘度が高いために
作業性と仕上りが悪く、少ない比較例7は単量体の蒸発
率が大きくなって粘度が高くなるために作業性と仕上り
が悪い。パラフィンワックスについては、添加量の少な
い比較例8は表面硬化性が悪く、多い比較例9は仕上り
が悪い。硬化促進剤である第3アミンについては、添加
量の少ない比較例10は表面硬化性と仕上りが悪く、多
い比較例11は硬化が速いために作業性と仕上りが悪
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C04B 26/06 24:08 24:12) 111:54
Claims (1)
- 【請求項1】(A)1分子中にただ1つの重合性二重結
合を有し、かつ水酸基を含まない単量体30〜94.8
重量%、重合体5〜69.8重量%、パラフィンワック
ス0.1〜5重量%及び第3アミン0.1〜5重量%の
合計100重量部、(B)水酸基含有(メタ)アクリル
酸エステル単量体3〜45重量部及び(C)1分子中に
少なくとも2個の重合性二重結合を有する(メタ)アク
リル酸エステル単量体1〜23重量部からなるレジンコ
ンクリート用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11239496A JPH09295846A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | レジンコンクリート用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11239496A JPH09295846A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | レジンコンクリート用樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295846A true JPH09295846A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14585574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11239496A Pending JPH09295846A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | レジンコンクリート用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09295846A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012532780A (ja) * | 2009-07-13 | 2012-12-20 | シク チャン、ジョン | マンホール用蓋及びその製造方法 |
| CN105330793A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-02-17 | 科之杰新材料集团有限公司 | 一种醚类聚羧酸减水剂的制备方法 |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP11239496A patent/JPH09295846A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012532780A (ja) * | 2009-07-13 | 2012-12-20 | シク チャン、ジョン | マンホール用蓋及びその製造方法 |
| CN105330793A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-02-17 | 科之杰新材料集团有限公司 | 一种醚类聚羧酸减水剂的制备方法 |
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