JPH09295873A - 酸化物超電導導体の製造方法及び酸化物超電導導体 - Google Patents
酸化物超電導導体の製造方法及び酸化物超電導導体Info
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- JPH09295873A JPH09295873A JP8108304A JP10830496A JPH09295873A JP H09295873 A JPH09295873 A JP H09295873A JP 8108304 A JP8108304 A JP 8108304A JP 10830496 A JP10830496 A JP 10830496A JP H09295873 A JPH09295873 A JP H09295873A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 酸化物超電導体の結晶の連続成長を正常に行
うことができ、しかも優れた結晶配向性を維持しながら
酸化物超電導体の結晶を成長させることができる酸化物
超電導導体の製造方法と、機械的強度が優れかつ磁場下
での臨界電流密度が優れた酸化物超電導導体の提供。 【解決手段】 酸化物超電導材料粉末を主成分とする原
料粉末を成形後、焼結して原料焼結ロッド21を形成
し、該ロッド21を溶融凝固法により溶融凝固して酸化
物超電導導体を製造する方法において、前記原料粉末中
に銀粉末3〜10重量%と白金粉末0.5〜1重量%を
それぞれ添加する工程を少なくとも備える酸化物超電導
導体の製造方法と、酸化物超電導材料粉末を主成分とす
る原料粉末を成形、焼結してなるロッド21が溶融凝固
されてなる酸化物超電導導体であって、前記酸化物超電
導導体には銀3〜10重量%と白金0.5〜1重量%と
がそれぞれ含有されている酸化物超電導導体。
うことができ、しかも優れた結晶配向性を維持しながら
酸化物超電導体の結晶を成長させることができる酸化物
超電導導体の製造方法と、機械的強度が優れかつ磁場下
での臨界電流密度が優れた酸化物超電導導体の提供。 【解決手段】 酸化物超電導材料粉末を主成分とする原
料粉末を成形後、焼結して原料焼結ロッド21を形成
し、該ロッド21を溶融凝固法により溶融凝固して酸化
物超電導導体を製造する方法において、前記原料粉末中
に銀粉末3〜10重量%と白金粉末0.5〜1重量%を
それぞれ添加する工程を少なくとも備える酸化物超電導
導体の製造方法と、酸化物超電導材料粉末を主成分とす
る原料粉末を成形、焼結してなるロッド21が溶融凝固
されてなる酸化物超電導導体であって、前記酸化物超電
導導体には銀3〜10重量%と白金0.5〜1重量%と
がそれぞれ含有されている酸化物超電導導体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極低温の冷媒中に
浸漬された超電導機器に給電するための超電導電流リー
ド線などに用いられる酸化物超電導導体の製造方法及び
酸化物超電導導体に関するものである。
浸漬された超電導機器に給電するための超電導電流リー
ド線などに用いられる酸化物超電導導体の製造方法及び
酸化物超電導導体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、交流超電導コイル、超電導変圧
器などの超電導機器は、液体ヘリウムなどの極低温冷媒
中に浸漬して用いられ、それらの機器から導出された超
電導導線は、冷媒中で、外部電源から導かれた電流リー
ド線に接続されている。ここでの電流リード線として
は、常電導性のものよりも、超電導性のものの使用が望
ましいとされている。そこで、超電導電流リード線とし
て、Y−Ba−Cu−O系超電導導体の使用が考えられ
ている。
器などの超電導機器は、液体ヘリウムなどの極低温冷媒
中に浸漬して用いられ、それらの機器から導出された超
電導導線は、冷媒中で、外部電源から導かれた電流リー
ド線に接続されている。ここでの電流リード線として
は、常電導性のものよりも、超電導性のものの使用が望
ましいとされている。そこで、超電導電流リード線とし
て、Y−Ba−Cu−O系超電導導体の使用が考えられ
ている。
【0003】この種のY−Ba−Cu−O系超電導導体
の従来の製造方法としては、まず、Y−Ba−Cu−O
系超電導材料粉末を成形後、焼結して原料焼結ロッドを
作製し、ついで、この原料焼結ロッドを溶融凝固法によ
り溶融凝固することにより得られる。ここでの溶融凝固
法としては、円環状の電気炉を用い、原料焼結ロッドの
上端部側から電気炉内に導入し、該原料焼結ロッドを徐
々に引き上げることにより、原料焼結ロッドに部分的に
形成された溶融部を上端部側から下端部側に徐々に移動
させるとともに電気炉から導出された部分を冷やして凝
固させて、凝固部にY−Ba−Cu−O系超電導体の結
晶を形成していた。
の従来の製造方法としては、まず、Y−Ba−Cu−O
系超電導材料粉末を成形後、焼結して原料焼結ロッドを
作製し、ついで、この原料焼結ロッドを溶融凝固法によ
り溶融凝固することにより得られる。ここでの溶融凝固
法としては、円環状の電気炉を用い、原料焼結ロッドの
上端部側から電気炉内に導入し、該原料焼結ロッドを徐
々に引き上げることにより、原料焼結ロッドに部分的に
形成された溶融部を上端部側から下端部側に徐々に移動
させるとともに電気炉から導出された部分を冷やして凝
固させて、凝固部にY−Ba−Cu−O系超電導体の結
晶を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の酸化
物超電導導体の製造方法により得られたY−Ba−Cu
−O系超電導導体にあっては、臨界電流密度(Jc)や
機械的強度において不満があり、これらの問題を解決す
るために、酸化物超電導材料粉末を主成分とする原料粉
末にAg粉末あるいはPt粉末を添加する方法が考えられ
ている。しかしながらAg粉末を添加した場合において
は、添加量の大小にかかわらず、図4に示すように原料
焼結ロッド7の溶融部9の下に異常凝固物12が生じ、
さらに該異常凝固物12は溶融凝固法を進めるにつれて
(時間が経過するにつれて)大きくなり、正常なY−B
a−Cu−O系超電導体の結晶の連続成長が阻害され、
得られる酸化物超電導体の結晶配向性が低下し、臨界電
流密度が低いという欠点あった。なお、図4中符号11
は、溶融部9と凝固部10との境界に位置する成長界面
である。
物超電導導体の製造方法により得られたY−Ba−Cu
−O系超電導導体にあっては、臨界電流密度(Jc)や
機械的強度において不満があり、これらの問題を解決す
るために、酸化物超電導材料粉末を主成分とする原料粉
末にAg粉末あるいはPt粉末を添加する方法が考えられ
ている。しかしながらAg粉末を添加した場合において
は、添加量の大小にかかわらず、図4に示すように原料
焼結ロッド7の溶融部9の下に異常凝固物12が生じ、
さらに該異常凝固物12は溶融凝固法を進めるにつれて
(時間が経過するにつれて)大きくなり、正常なY−B
a−Cu−O系超電導体の結晶の連続成長が阻害され、
得られる酸化物超電導体の結晶配向性が低下し、臨界電
流密度が低いという欠点あった。なお、図4中符号11
は、溶融部9と凝固部10との境界に位置する成長界面
である。
【0005】また、Pt粉末を加える場合は、Pt粉末の
添加量の大小にかかわらず、図4と同様の異常凝固物が
生じてしまい、該異常凝固物に起因して臨界電流密度が
低くなるという欠点があった。従って、前述の酸化物超
電導導体の製造方法により得られるY−Ba−Cu−O
系酸化物超電導導体にあっては、磁場下での臨界電流密
度が低いという問題があった。
添加量の大小にかかわらず、図4と同様の異常凝固物が
生じてしまい、該異常凝固物に起因して臨界電流密度が
低くなるという欠点があった。従って、前述の酸化物超
電導導体の製造方法により得られるY−Ba−Cu−O
系酸化物超電導導体にあっては、磁場下での臨界電流密
度が低いという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、酸化物超電導体の結晶の連続成長を正常に行うこと
ができ、しかも優れた結晶配向性を維持しながら酸化物
超電導体の結晶を成長させることができる酸化物超電導
導体の製造方法と、これによって得られる機械的強度が
優れ、かつ磁場下での臨界電流密度が優れた酸化物超電
導導体を提供することにある。
で、酸化物超電導体の結晶の連続成長を正常に行うこと
ができ、しかも優れた結晶配向性を維持しながら酸化物
超電導体の結晶を成長させることができる酸化物超電導
導体の製造方法と、これによって得られる機械的強度が
優れ、かつ磁場下での臨界電流密度が優れた酸化物超電
導導体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
酸化物超電導材料粉末を主成分とする原料粉末を成形
後、焼結して原料焼結ロッドを形成し、該原料焼結ロッ
ドを溶融凝固法により溶融凝固して酸化物超電導導体を
製造する方法において、前記原料粉末中に銀粉末3〜1
0重量%と白金粉末0.5〜1重量%をそれぞれ添加す
る工程を少なくとも備えることを特徴とする酸化物超電
導導体の製造方法を前記課題の解決手段とした。また、
請求項2記載の発明は、酸化物超電導材料粉末を主成分
とする原料粉末を成形、焼結してなる原料焼結ロッドが
溶融凝固されてなる酸化物超電導導体であって、前記原
料焼結ロッド中には銀3〜10重量%と白金0.5〜1
重量%とがそれぞれ含有されていることを特徴とする酸
化物超電導導体を前記課題の解決手段とした。
酸化物超電導材料粉末を主成分とする原料粉末を成形
後、焼結して原料焼結ロッドを形成し、該原料焼結ロッ
ドを溶融凝固法により溶融凝固して酸化物超電導導体を
製造する方法において、前記原料粉末中に銀粉末3〜1
0重量%と白金粉末0.5〜1重量%をそれぞれ添加す
る工程を少なくとも備えることを特徴とする酸化物超電
導導体の製造方法を前記課題の解決手段とした。また、
請求項2記載の発明は、酸化物超電導材料粉末を主成分
とする原料粉末を成形、焼結してなる原料焼結ロッドが
溶融凝固されてなる酸化物超電導導体であって、前記原
料焼結ロッド中には銀3〜10重量%と白金0.5〜1
重量%とがそれぞれ含有されていることを特徴とする酸
化物超電導導体を前記課題の解決手段とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の酸化物超電導導体
の製造方法をY−Ba−Cu−O系超電導導体の製造方
法に適用した例について説明する。まず、酸化物超電導
材料粉末としてのYBa2Cu3O7-x(以下、Y123と
略す)粉末に、Y2BaCuO5(以下、Y211と略す)
粉末と、銀粉末と、白金粉末を添加、混合して原料粉末
を用意する。ここでのY123粉末とY211粉末との
混合比率は、10モル:1〜5モル程度、好ましくは1
0モル:3〜5モル程度、より好ましくは10モル:4
モル程度である。Y211粉末の添加量が5モルを越え
ると、Y123結晶の連続成長が阻害されるため好まし
くなく、Y211粉末の添加量が1モル未満であると、
高臨界電流密度(Jc)をもたらす磁束ピンニング量が
少ないため好ましくない。
の製造方法をY−Ba−Cu−O系超電導導体の製造方
法に適用した例について説明する。まず、酸化物超電導
材料粉末としてのYBa2Cu3O7-x(以下、Y123と
略す)粉末に、Y2BaCuO5(以下、Y211と略す)
粉末と、銀粉末と、白金粉末を添加、混合して原料粉末
を用意する。ここでのY123粉末とY211粉末との
混合比率は、10モル:1〜5モル程度、好ましくは1
0モル:3〜5モル程度、より好ましくは10モル:4
モル程度である。Y211粉末の添加量が5モルを越え
ると、Y123結晶の連続成長が阻害されるため好まし
くなく、Y211粉末の添加量が1モル未満であると、
高臨界電流密度(Jc)をもたらす磁束ピンニング量が
少ないため好ましくない。
【0009】前記原料粉末中に銀粉末と白金粉末のうち
一方のみしか添加されていないと、得られる溶融凝固ロ
ッドの表面が粗くなったり、あるいは原料焼結ロッドの
溶融部の下に異常凝固物が発生し、Y123の結晶の連
続成長が阻害され、Y123の結晶配向性が低下してし
まう。前記原料粉末中の銀粉末の添加量は、3〜10重
量%、好ましくは5〜10重量%である。銀粉末の添加
量が3重量%未満であると異常凝固物が発生しやすく、
一方、銀粉末の添加量が10重量%を越えると、凝固部
中の銀粉末の分布が不均一となり、特に、銀粉末が凝固
部の中央に集まり易く、これによって得られるY−Ba
−Cu−O系超電導導体の電流経路が狭くなり、超電導
特性が低下するため好ましくない。
一方のみしか添加されていないと、得られる溶融凝固ロ
ッドの表面が粗くなったり、あるいは原料焼結ロッドの
溶融部の下に異常凝固物が発生し、Y123の結晶の連
続成長が阻害され、Y123の結晶配向性が低下してし
まう。前記原料粉末中の銀粉末の添加量は、3〜10重
量%、好ましくは5〜10重量%である。銀粉末の添加
量が3重量%未満であると異常凝固物が発生しやすく、
一方、銀粉末の添加量が10重量%を越えると、凝固部
中の銀粉末の分布が不均一となり、特に、銀粉末が凝固
部の中央に集まり易く、これによって得られるY−Ba
−Cu−O系超電導導体の電流経路が狭くなり、超電導
特性が低下するため好ましくない。
【0010】前記原料粉末中の白金粉末の含有量は、
0.5〜1重量%である。白金粉末の添加量が0.5重
量%未満であると、異常凝固物が発生し易いため好まし
くない。一方、白金粉末の添加量が1重量%を越える
と、原料焼結ロッドを溶融凝固する際に液相である溶融
部に塊状のY123の結晶が晶出し易く、凝固部に形成
されるY123の結晶の結晶配向性を低下させるため好
ましくない。
0.5〜1重量%である。白金粉末の添加量が0.5重
量%未満であると、異常凝固物が発生し易いため好まし
くない。一方、白金粉末の添加量が1重量%を越える
と、原料焼結ロッドを溶融凝固する際に液相である溶融
部に塊状のY123の結晶が晶出し易く、凝固部に形成
されるY123の結晶の結晶配向性を低下させるため好
ましくない。
【0011】ついで、混合した原料粉末を常温静水圧圧
縮成形法(CIP)などにより圧縮成形してロッド状出
発材を作製した後、該ロッド状出発材を酸素雰囲気中に
おいて900〜930℃の温度で、8〜24時間程度加
熱して焼結して、原料焼結ロッドを作製する。ついで、
原料焼結ロッドを溶融凝固法により溶融凝固させて溶融
凝固ロッドを作製する。
縮成形法(CIP)などにより圧縮成形してロッド状出
発材を作製した後、該ロッド状出発材を酸素雰囲気中に
おいて900〜930℃の温度で、8〜24時間程度加
熱して焼結して、原料焼結ロッドを作製する。ついで、
原料焼結ロッドを溶融凝固法により溶融凝固させて溶融
凝固ロッドを作製する。
【0012】図1は、ここでの溶融凝固法に用いられる
電気炉を説明するための概略構成図である。この電気炉
20は、円環状のものであり、その中央には作製した原
料焼結ロッド21を通すための孔23が設けられ、さら
に、この孔23の周囲に加熱手段25が設けられてお
り、前記孔23内に通した原料焼結ロッド21を部分的
に加熱して溶融できるようになっているものである。加
熱手段25のピーク温度は、原料焼結ロッド21の融点
より高い温度に設定される。また、電気炉20内の温度
分布は、Y123の結晶を成長させるのに必要な温度勾
配であることが好ましく、例えば、原料焼結ロッド21
の融点が950℃であるとき160℃/cm程度とされ
る。
電気炉を説明するための概略構成図である。この電気炉
20は、円環状のものであり、その中央には作製した原
料焼結ロッド21を通すための孔23が設けられ、さら
に、この孔23の周囲に加熱手段25が設けられてお
り、前記孔23内に通した原料焼結ロッド21を部分的
に加熱して溶融できるようになっているものである。加
熱手段25のピーク温度は、原料焼結ロッド21の融点
より高い温度に設定される。また、電気炉20内の温度
分布は、Y123の結晶を成長させるのに必要な温度勾
配であることが好ましく、例えば、原料焼結ロッド21
の融点が950℃であるとき160℃/cm程度とされ
る。
【0013】このような円環状の電気炉20を用いて原
料焼結ロッド21を溶融凝固させるには、原料焼結ロッ
ド21を上端部27側から電気炉20の孔23内に導入
し、該原料焼結ロッド21をその長手方向に沿った軸2
6を中心にして回転させながら徐々に引き上げることに
より、この原料焼結ロッド21に部分的に形成された溶
融部9を上端部側から下端部側に徐々に移動させるとと
もに孔23から導出された部分を冷やして凝固させる
と、凝固部10にY123の結晶が形成される。ここで
凝固部のY123の結晶の成長速度は、原料焼結ロッド
21の引き上げ速度により制限され、1〜3mm/程度
とされる。
料焼結ロッド21を溶融凝固させるには、原料焼結ロッ
ド21を上端部27側から電気炉20の孔23内に導入
し、該原料焼結ロッド21をその長手方向に沿った軸2
6を中心にして回転させながら徐々に引き上げることに
より、この原料焼結ロッド21に部分的に形成された溶
融部9を上端部側から下端部側に徐々に移動させるとと
もに孔23から導出された部分を冷やして凝固させる
と、凝固部10にY123の結晶が形成される。ここで
凝固部のY123の結晶の成長速度は、原料焼結ロッド
21の引き上げ速度により制限され、1〜3mm/程度
とされる。
【0014】ついで、溶融凝固ロッドを酸素雰囲気中に
おいて450〜500℃の温度で、48〜150時間程
度アニールする。この後、溶融凝固ロッドを常温まで冷
却すると、目的とするY−Ba−Cu−O系超電導導体
が得られる。このY−Ba−Cu−O系超電導導体は、
銀3〜10重量%と白金0.5〜1重量%とがそれぞれ
含まれている。前述のようにして製造されたY−Ba−
Cu−O系超電導導体は、極低温の冷媒中に浸漬された
超電導機器に給電するための超電導電流リード線などに
好適に用いることができる。
おいて450〜500℃の温度で、48〜150時間程
度アニールする。この後、溶融凝固ロッドを常温まで冷
却すると、目的とするY−Ba−Cu−O系超電導導体
が得られる。このY−Ba−Cu−O系超電導導体は、
銀3〜10重量%と白金0.5〜1重量%とがそれぞれ
含まれている。前述のようにして製造されたY−Ba−
Cu−O系超電導導体は、極低温の冷媒中に浸漬された
超電導機器に給電するための超電導電流リード線などに
好適に用いることができる。
【0015】この例のY−Ba−Cu−O系超電導導体
の製造方法にあっては、Y123粉末を主成分とする原
料粉末中に銀粉末3〜10重量%と白金粉末0.5〜1
重量%をそれぞれ添加することにより、この原料粉末を
成形後、焼結して形成した原料焼結ロッド21を溶融凝
固法により溶融凝固する際に、溶融部9の下に異常凝固
物が生じることや凝固部中の銀粉末の分布が不均一とな
ることを防止でき、Y123の結晶の連続成長を正常に
行うことができ、しかも優れた結晶配向性を維持しなが
ら酸化物超電導体の結晶を成長させることができる。ま
た、このようにして製造されたY−Ba−Cu−O系超
電導導体にあっては、銀3〜10重量%と白金0.5〜
1重量%が含有されているので、銀と白金のうち一方の
みが含まれたY−Ba−Cu−O系超電導導体に比べ
て、機械的強度が優れており、しかもY123の結晶配
向性が優れ、磁場下での臨界電流密度に優れる。
の製造方法にあっては、Y123粉末を主成分とする原
料粉末中に銀粉末3〜10重量%と白金粉末0.5〜1
重量%をそれぞれ添加することにより、この原料粉末を
成形後、焼結して形成した原料焼結ロッド21を溶融凝
固法により溶融凝固する際に、溶融部9の下に異常凝固
物が生じることや凝固部中の銀粉末の分布が不均一とな
ることを防止でき、Y123の結晶の連続成長を正常に
行うことができ、しかも優れた結晶配向性を維持しなが
ら酸化物超電導体の結晶を成長させることができる。ま
た、このようにして製造されたY−Ba−Cu−O系超
電導導体にあっては、銀3〜10重量%と白金0.5〜
1重量%が含有されているので、銀と白金のうち一方の
みが含まれたY−Ba−Cu−O系超電導導体に比べ
て、機械的強度が優れており、しかもY123の結晶配
向性が優れ、磁場下での臨界電流密度に優れる。
【0016】なお、前述酸化物超電導導体の製造方法の
例においては、原料焼結ロッドを溶融凝固する際に、原
料焼結ロッドに部分的に形成された溶融部を上端部側か
ら下端部側に徐々に移動させる一方向溶融凝固法を採用
する場合について説明したが、必ずしもこの限りではな
く、溶融部を下端部側から上端部側に徐々に移動させて
もよく、あるいは、溶融部を上端部側から下端部側に徐
々に移動させた後、溶融部を下端部側から上端部側に徐
々に移動させる二方向溶融凝固法を採用してもよい。ま
た、前述の酸化物超電導導体の製造方法の例において
は、Y−Ba−Cu−O系超電導導体を製造する場合に
ついて説明したが、A−B−Cu−O系(ただし、Aは
La,Ce,Y,Sc,Ybなどの周期律表IIIa族元素の1
種以上を示し、BはSr,Baなどの周期律表IIa族元素
の1種以上を示す)系超電導導体を製造する場合にも同
様になし得る。
例においては、原料焼結ロッドを溶融凝固する際に、原
料焼結ロッドに部分的に形成された溶融部を上端部側か
ら下端部側に徐々に移動させる一方向溶融凝固法を採用
する場合について説明したが、必ずしもこの限りではな
く、溶融部を下端部側から上端部側に徐々に移動させて
もよく、あるいは、溶融部を上端部側から下端部側に徐
々に移動させた後、溶融部を下端部側から上端部側に徐
々に移動させる二方向溶融凝固法を採用してもよい。ま
た、前述の酸化物超電導導体の製造方法の例において
は、Y−Ba−Cu−O系超電導導体を製造する場合に
ついて説明したが、A−B−Cu−O系(ただし、Aは
La,Ce,Y,Sc,Ybなどの周期律表IIIa族元素の1
種以上を示し、BはSr,Baなどの周期律表IIa族元素
の1種以上を示す)系超電導導体を製造する場合にも同
様になし得る。
【0017】
【実施例】 (実験例1)YBa2Cu3O7-x(Y123)粉末とY2B
aCuO5(Y211)粉末と比率が10モル:3モルの
粉末に、Ag粉末0〜10重量%と、Pt粉末0〜0.5
重量%とを混合した原料粉末(サンプルNo.1〜4)
を用意した。ここでの原料粉末の配合を下記表1に示
す。
aCuO5(Y211)粉末と比率が10モル:3モルの
粉末に、Ag粉末0〜10重量%と、Pt粉末0〜0.5
重量%とを混合した原料粉末(サンプルNo.1〜4)
を用意した。ここでの原料粉末の配合を下記表1に示
す。
【0018】
【表1】
【0019】ついで、混合した原料粉末を常温静水圧圧
縮成形法により成形圧力2000kg/cm2で圧縮成
形し、ロッド状出発材を作製した。これらのロッド状出
発材を、酸素雰囲気中で900℃、8時間で焼結し原料
焼結ロッドを作製した。ついで、これらの原料焼結ロッ
ドを一方向溶融凝固法により溶融凝固し、溶融凝固ロッ
ドを作製した。ここでの一方向溶融凝固法では円環状の
電気炉を用い、電気炉のピーク温度は1000℃にセッ
トし、温度勾配は950℃において160℃/cmであ
った。また、原料焼結ロッドを溶融凝固させる際、原料
焼結をその長手方向に沿った軸を中心にして回転させな
がら電気炉内を通すとともに、YBa2Cu3O7-x(Y1
23)の結晶を成長速度1mm/hで成長させた。つい
で、溶融凝固ロッドを酸素雰囲気中において500℃の
温度で、48時間程度アニールした後、冷却した。ここ
で得られた溶融凝固ロッドの大きさは、径2〜3mm、
長さ20〜100mmであった。
縮成形法により成形圧力2000kg/cm2で圧縮成
形し、ロッド状出発材を作製した。これらのロッド状出
発材を、酸素雰囲気中で900℃、8時間で焼結し原料
焼結ロッドを作製した。ついで、これらの原料焼結ロッ
ドを一方向溶融凝固法により溶融凝固し、溶融凝固ロッ
ドを作製した。ここでの一方向溶融凝固法では円環状の
電気炉を用い、電気炉のピーク温度は1000℃にセッ
トし、温度勾配は950℃において160℃/cmであ
った。また、原料焼結ロッドを溶融凝固させる際、原料
焼結をその長手方向に沿った軸を中心にして回転させな
がら電気炉内を通すとともに、YBa2Cu3O7-x(Y1
23)の結晶を成長速度1mm/hで成長させた。つい
で、溶融凝固ロッドを酸素雰囲気中において500℃の
温度で、48時間程度アニールした後、冷却した。ここ
で得られた溶融凝固ロッドの大きさは、径2〜3mm、
長さ20〜100mmであった。
【0020】次に、得られた溶融凝固ロッドの外観につ
いて調べた。その結果を図2に示す。図2は、サンプル
No.1〜4の原料粉末を用いて得られた溶融凝固ロッ
ドの外観を示す図であり、図2(a)はPt、Ag粉末も
Pt粉末も添加されていないサンプルサンプルNo.1
の原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッド、(b)は
Pt粉末のみ0.5重量%添加されたサンプルNo.2
の原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッド、(c)は
Ag粉末のみ10重量%添加されたサンプルNo.3の
原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッド、(d)はA
g粉末10重量%とPt粉末0.5重量%の両方が添加さ
れたサンプルNo.4の原料粉末を用いて作製した溶融
凝固ロッドである。
いて調べた。その結果を図2に示す。図2は、サンプル
No.1〜4の原料粉末を用いて得られた溶融凝固ロッ
ドの外観を示す図であり、図2(a)はPt、Ag粉末も
Pt粉末も添加されていないサンプルサンプルNo.1
の原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッド、(b)は
Pt粉末のみ0.5重量%添加されたサンプルNo.2
の原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッド、(c)は
Ag粉末のみ10重量%添加されたサンプルNo.3の
原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッド、(d)はA
g粉末10重量%とPt粉末0.5重量%の両方が添加さ
れたサンプルNo.4の原料粉末を用いて作製した溶融
凝固ロッドである。
【0021】図2に示した結果から明らかなように、A
g粉末もPt粉末も添加されていない、溶融凝固ロッド
や、Ag粉末とPt粉末のうち一方のみが添加された溶融
凝固ロッドは、表面が粗く、溶融部の下に好ましくない
異常凝固物があり、Y123の結晶の連続成長が妨げら
れた。これに対してPt粉末とAg粉末の両方が添加され
た溶融凝固ロッドは、表面が緻密で、異常凝固物も認め
られず、Y123の結晶の連続成長を可能にすることが
分る。
g粉末もPt粉末も添加されていない、溶融凝固ロッド
や、Ag粉末とPt粉末のうち一方のみが添加された溶融
凝固ロッドは、表面が粗く、溶融部の下に好ましくない
異常凝固物があり、Y123の結晶の連続成長が妨げら
れた。これに対してPt粉末とAg粉末の両方が添加され
た溶融凝固ロッドは、表面が緻密で、異常凝固物も認め
られず、Y123の結晶の連続成長を可能にすることが
分る。
【0022】(実験例2)YBa2Cu3O7-x(Y12
3)粉末とY2BaCuO5(Y211)粉末と比率が10
モル:3モルの粉末に、Ag粉末3重量%と、Pt粉末
0.5〜3重量%とを混合した原料粉末(サンプルN
o.5〜7)を用意した。ここでの原料粉末の配合を下
記表2に示す。ついで、混合した原料粉末を用いて前述
の実験例1と同様にして溶融凝固ロッドを作製した。
3)粉末とY2BaCuO5(Y211)粉末と比率が10
モル:3モルの粉末に、Ag粉末3重量%と、Pt粉末
0.5〜3重量%とを混合した原料粉末(サンプルN
o.5〜7)を用意した。ここでの原料粉末の配合を下
記表2に示す。ついで、混合した原料粉末を用いて前述
の実験例1と同様にして溶融凝固ロッドを作製した。
【0023】
【表2】
【0024】次に、得られた溶融凝固ロッドの結晶の構
造について光学顕微鏡を用いて調べた。その結果を図3
に示す。図3は、サンプルNo.5〜7の原料粉末を用
いて得られた溶融凝固ロッドの成長界面と凝固部の結晶
の構造を示す写真である。であり、図3(a)はサンプ
ルNo.5の原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッ
ド、(b)サンプルNo.6の原料粉末を用いて作製し
た溶融凝固ロッド、(c)サンプルNo.7の原料粉末
を用いて作製した溶融凝固ロッドである。
造について光学顕微鏡を用いて調べた。その結果を図3
に示す。図3は、サンプルNo.5〜7の原料粉末を用
いて得られた溶融凝固ロッドの成長界面と凝固部の結晶
の構造を示す写真である。であり、図3(a)はサンプ
ルNo.5の原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッ
ド、(b)サンプルNo.6の原料粉末を用いて作製し
た溶融凝固ロッド、(c)サンプルNo.7の原料粉末
を用いて作製した溶融凝固ロッドである。
【0025】図3に示した結果から明らかなようにサン
プルNo.7の原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッ
ドは、液相である溶融部に塊状のY123の結晶が晶出
しており、凝固部に形成されるY123の結晶の結晶配
向性を低下させていることが分る。この結果から、原料
粉末にAg粉末が添加されているときPt粉末の添加量を
0.5〜1重量%とすることが、溶融部に塊状のY12
3の結晶が晶出されることの防止に有効であることが分
る。
プルNo.7の原料粉末を用いて作製した溶融凝固ロッ
ドは、液相である溶融部に塊状のY123の結晶が晶出
しており、凝固部に形成されるY123の結晶の結晶配
向性を低下させていることが分る。この結果から、原料
粉末にAg粉末が添加されているときPt粉末の添加量を
0.5〜1重量%とすることが、溶融部に塊状のY12
3の結晶が晶出されることの防止に有効であることが分
る。
【0026】(実験例3)YBa2Cu3O7-x(Y12
3)粉末とY2BaCuO5(Y211)粉末と比率が10
モル:3モルあるいは10モル:5モルのYBaCuOの
粉末に、Agを3〜10重量%、Ptを0.5〜1重量%
を混合した原料粉末(サンプルNo.8〜17)を用意
した。ここでの原料粉末の配合を下記表3に示す。つい
で、混合した原料粉末を用い、YBa2Cu3O7-x(Y1
23)の結晶の成長速度を1mm/hまたは3mm/h
で成長させた以外は前述の実験例1と同様にして溶融凝
固ロッドを作製した。成長後、溶融凝固ロッドは臨界電
流温度を測定するためにゆっくり冷やした。次に、直流
四端子法により77K、0テスラにおける臨界電流(I
c)と臨界電流密度(Jc)を測定した。その結果を表3
に合わせて示す。
3)粉末とY2BaCuO5(Y211)粉末と比率が10
モル:3モルあるいは10モル:5モルのYBaCuOの
粉末に、Agを3〜10重量%、Ptを0.5〜1重量%
を混合した原料粉末(サンプルNo.8〜17)を用意
した。ここでの原料粉末の配合を下記表3に示す。つい
で、混合した原料粉末を用い、YBa2Cu3O7-x(Y1
23)の結晶の成長速度を1mm/hまたは3mm/h
で成長させた以外は前述の実験例1と同様にして溶融凝
固ロッドを作製した。成長後、溶融凝固ロッドは臨界電
流温度を測定するためにゆっくり冷やした。次に、直流
四端子法により77K、0テスラにおける臨界電流(I
c)と臨界電流密度(Jc)を測定した。その結果を表3
に合わせて示す。
【0027】
【表3】
【0028】表3に示した結果から明らかなように、P
t粉末とAg粉末を特定量添加することにより、高臨界電
流密度(Jc)のものが得られることが分る。
t粉末とAg粉末を特定量添加することにより、高臨界電
流密度(Jc)のものが得られることが分る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の酸化物超電
導導体の製造方法にあっては、酸化物超電導材料粉末を
主成分とする原料粉末中に銀粉末3〜10重量%と白金
粉末0.5〜1重量%をそれぞれ添加することにより、
この原料粉末を成形後、焼結して形成した原料焼結ロッ
ドを溶融凝固法により溶融凝固する際に、溶融部の下に
異常凝固物が生じることや凝固部中の銀粉末の分布が不
均一となることを防止でき、酸化物超電導体の結晶の連
続成長を正常に行うことができ、しかも優れた結晶配向
性を維持しながら酸化物超電導体の結晶を成長させるこ
とができる。また、本発明の酸化物超電導導体にあって
は、銀3〜10重量%と白金0.5〜1重量%とがそれ
ぞれ含有されていることにより、銀と白金のうち一方の
みが含まれた酸化物超電導導体に比べて、機械的強度が
優れ、しかも酸化物超電導体の結晶配向性が優れ、磁場
下での臨界電流密度に優れ、極低温の冷媒中に浸漬され
た超電導機器に給電するための超電導電流リード線など
として好適に用いることができる。
導導体の製造方法にあっては、酸化物超電導材料粉末を
主成分とする原料粉末中に銀粉末3〜10重量%と白金
粉末0.5〜1重量%をそれぞれ添加することにより、
この原料粉末を成形後、焼結して形成した原料焼結ロッ
ドを溶融凝固法により溶融凝固する際に、溶融部の下に
異常凝固物が生じることや凝固部中の銀粉末の分布が不
均一となることを防止でき、酸化物超電導体の結晶の連
続成長を正常に行うことができ、しかも優れた結晶配向
性を維持しながら酸化物超電導体の結晶を成長させるこ
とができる。また、本発明の酸化物超電導導体にあって
は、銀3〜10重量%と白金0.5〜1重量%とがそれ
ぞれ含有されていることにより、銀と白金のうち一方の
みが含まれた酸化物超電導導体に比べて、機械的強度が
優れ、しかも酸化物超電導体の結晶配向性が優れ、磁場
下での臨界電流密度に優れ、極低温の冷媒中に浸漬され
た超電導機器に給電するための超電導電流リード線など
として好適に用いることができる。
【図1】 本発明の酸化物超電導導体の製造方法におい
て、原料焼結ロッドを溶融凝固する際に用いる電気炉の
例を説明するための概略構成図である。
て、原料焼結ロッドを溶融凝固する際に用いる電気炉の
例を説明するための概略構成図である。
【図2】 実験例1のサンプルNo.1〜4の原料粉末
を用いて得られた溶融凝固ロッドの外観を示す図であ
る。
を用いて得られた溶融凝固ロッドの外観を示す図であ
る。
【図3】 実験例2のサンプルNo.5〜7の原料粉末
を用いて得られた溶融凝固ロッドの成長界面と凝固部の
結晶の構造を示す写真である。
を用いて得られた溶融凝固ロッドの成長界面と凝固部の
結晶の構造を示す写真である。
【図4】 従来の酸化物超電導導体の製造方法により製
造されたY−Ba−Cu−O系超電導導体の外観を示す
図である。
造されたY−Ba−Cu−O系超電導導体の外観を示す
図である。
9・・・溶融部、10・・・凝固部、11・・・成長界面、20・
・・電気炉、21・・・原料焼結ロッド、23・・・孔、25・・
・加熱手段、26・・・軸、27・・・上端部。
・・電気炉、21・・・原料焼結ロッド、23・・・孔、25・・
・加熱手段、26・・・軸、27・・・上端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 隆 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 中川 三紀夫 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 河野 宰 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 長屋 重夫 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 下之園 隆明 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 酸化物超電導材料粉末を主成分とする原
料粉末を成形後、焼結して原料焼結ロッドを形成し、該
原料焼結ロッドを溶融凝固法により溶融凝固して酸化物
超電導導体を製造する方法において、前記原料粉末中に
銀粉末3〜10重量%と白金粉末0.5〜1重量%をそ
れぞれ添加する工程を少なくとも備えることを特徴とす
る酸化物超電導導体の製造方法。 - 【請求項2】 酸化物超電導材料粉末を主成分とする原
料粉末を成形、焼結してなる原料焼結ロッドが溶融凝固
されてなる酸化物超電導導体であって、前記酸化物超電
導導体には銀3〜10重量%と白金0.5〜1重量%と
がそれぞれ含有されていることを特徴とする酸化物超電
導導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8108304A JPH09295873A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 酸化物超電導導体の製造方法及び酸化物超電導導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8108304A JPH09295873A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 酸化物超電導導体の製造方法及び酸化物超電導導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295873A true JPH09295873A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14481313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8108304A Pending JPH09295873A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 酸化物超電導導体の製造方法及び酸化物超電導導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09295873A (ja) |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP8108304A patent/JPH09295873A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |