JPH09296119A - 難燃性エンジニアリングプラスチック組成物 - Google Patents
難燃性エンジニアリングプラスチック組成物Info
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- JPH09296119A JPH09296119A JP5295197A JP5295197A JPH09296119A JP H09296119 A JPH09296119 A JP H09296119A JP 5295197 A JP5295197 A JP 5295197A JP 5295197 A JP5295197 A JP 5295197A JP H09296119 A JPH09296119 A JP H09296119A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気・電子機器、自動車用材料、建築材料と
して用いられるエンジニアリングプラスチック樹脂材料
の優れた特性を生かしつつ、燃焼時の腐蝕性ガスや発煙
の抑制された難燃材料を提供する。 【解決手段】 (A)エンジニアリングプラスチック1
00重量部に対し、(B)加熱膨脹性黒鉛1〜30重量
部と、(C)赤燐1〜30重量部及び/又は(D)燐化
合物1〜30重量部を含有することを特徴とする難燃性
エンジニアリングプラスチック組成物。
して用いられるエンジニアリングプラスチック樹脂材料
の優れた特性を生かしつつ、燃焼時の腐蝕性ガスや発煙
の抑制された難燃材料を提供する。 【解決手段】 (A)エンジニアリングプラスチック1
00重量部に対し、(B)加熱膨脹性黒鉛1〜30重量
部と、(C)赤燐1〜30重量部及び/又は(D)燐化
合物1〜30重量部を含有することを特徴とする難燃性
エンジニアリングプラスチック組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた難燃性能を
有し、且つ燃焼時に煙の発生や腐蝕性ガスを抑制した難
燃性エンジニアリングプラスチック材料に関するもので
ある。
有し、且つ燃焼時に煙の発生や腐蝕性ガスを抑制した難
燃性エンジニアリングプラスチック材料に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電気・電子・OA機器のエンクロージャ
ーや内部部品、車両の内装材料、建築材料等としてのエ
ンジニアリングプラスチック材料は、火災発生・延焼の
危険を抑制する為に難燃化が望ましい、又は、義務付け
られているものも多い。樹脂材料の難燃化には、従来、
ハロゲン系難燃剤、水酸化マグネシウム、水酸化アルミ
ニウム、赤燐、燐化合物等の難燃剤が提案されている。
しかしながら、これらも次の様な問題点を持っており、
必ずしも完全なものではない。
ーや内部部品、車両の内装材料、建築材料等としてのエ
ンジニアリングプラスチック材料は、火災発生・延焼の
危険を抑制する為に難燃化が望ましい、又は、義務付け
られているものも多い。樹脂材料の難燃化には、従来、
ハロゲン系難燃剤、水酸化マグネシウム、水酸化アルミ
ニウム、赤燐、燐化合物等の難燃剤が提案されている。
しかしながら、これらも次の様な問題点を持っており、
必ずしも完全なものではない。
【0003】例えばハロゲン系難燃剤は、少量の配合で
高度の難燃性(例えば、UL 94V−0、V−1、V
−2等)を達成できるが、煤や煙の発生が多い。また、
樹脂組成物の加工時や火災時の加熱により、ハロゲン化
水素等の酸性物質を多少なりとも発生するので、加工機
器の腐蝕や、火災現場での人的又は周辺の機器への悪影
響が懸念される。
高度の難燃性(例えば、UL 94V−0、V−1、V
−2等)を達成できるが、煤や煙の発生が多い。また、
樹脂組成物の加工時や火災時の加熱により、ハロゲン化
水素等の酸性物質を多少なりとも発生するので、加工機
器の腐蝕や、火災現場での人的又は周辺の機器への悪影
響が懸念される。
【0004】また水酸化マグネシウム、水酸化アルミニ
ウム等の金属水酸化物は、発煙性や腐蝕性ガス発生の恐
れはないが、多量の配合を必要とする。従って、樹脂の
優れた特性である、機械強度や軽量性を大きく損う。
ウム等の金属水酸化物は、発煙性や腐蝕性ガス発生の恐
れはないが、多量の配合を必要とする。従って、樹脂の
優れた特性である、機械強度や軽量性を大きく損う。
【0005】さらに燐系難燃剤、赤燐や燐酸エステル等
は、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート等の
エンジニアリングプラスチックに対しては、少量で優れ
た難燃性を示すが、煙の発生が多い。
は、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート等の
エンジニアリングプラスチックに対しては、少量で優れ
た難燃性を示すが、煙の発生が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様な状況から、エ
ンジニアリングプラスチックについてハロゲンを含ま
ず、低発煙性で、腐蝕性ガス発生の恐れが少なく、且つ
少量で有効な難燃剤が求められており、その候補として
例えばメラミンやシアヌル酸等の含窒素難燃剤等が提案
されている。例えば、特開昭51−54655号公報で
はポリアミド樹脂にシアヌル酸メラミンを少量配合する
ことにより高難燃性を達成することが開示されている。
また特開昭52−108452号公報では、ポリエステ
ル樹脂にチオ燐酸誘導体とチオ尿素との縮合物とメラミ
ンを配合することにより高難燃性を達成することが開示
されている。しかしながらこれらは樹脂表面へのブリー
ドアウトや腐食性ガスの発生があり発煙量の発生も多か
った。
ンジニアリングプラスチックについてハロゲンを含ま
ず、低発煙性で、腐蝕性ガス発生の恐れが少なく、且つ
少量で有効な難燃剤が求められており、その候補として
例えばメラミンやシアヌル酸等の含窒素難燃剤等が提案
されている。例えば、特開昭51−54655号公報で
はポリアミド樹脂にシアヌル酸メラミンを少量配合する
ことにより高難燃性を達成することが開示されている。
また特開昭52−108452号公報では、ポリエステ
ル樹脂にチオ燐酸誘導体とチオ尿素との縮合物とメラミ
ンを配合することにより高難燃性を達成することが開示
されている。しかしながらこれらは樹脂表面へのブリー
ドアウトや腐食性ガスの発生があり発煙量の発生も多か
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この様な
現状に鑑み、鋭意探索した結果、エンジニアリングプラ
スチック組成物において、特定の膨張性を持ち且つ特定
の粒度分布を有する加熱膨張性黒鉛と、赤燐及び/又は
燐系化合物を配合することにより著しい難燃効果と低発
煙性と低腐食性を発揮すること、及び特定の燐系化合物
が加熱膨脹性黒鉛に相乗作用があることを見出し、本発
明を完成させるに至った。
現状に鑑み、鋭意探索した結果、エンジニアリングプラ
スチック組成物において、特定の膨張性を持ち且つ特定
の粒度分布を有する加熱膨張性黒鉛と、赤燐及び/又は
燐系化合物を配合することにより著しい難燃効果と低発
煙性と低腐食性を発揮すること、及び特定の燐系化合物
が加熱膨脹性黒鉛に相乗作用があることを見出し、本発
明を完成させるに至った。
【0008】即ち本発明は、(A)エンジニアリングプ
ラスチック100重量部に対し、(B)加熱膨脹性黒鉛
1〜30重量部と、(C)赤燐1〜30重量部及び/又
は(D)燐化合物1〜30重量部を含有することを特徴
とする難燃性エンジニアリングプラスチック組成物であ
る。
ラスチック100重量部に対し、(B)加熱膨脹性黒鉛
1〜30重量部と、(C)赤燐1〜30重量部及び/又
は(D)燐化合物1〜30重量部を含有することを特徴
とする難燃性エンジニアリングプラスチック組成物であ
る。
【0009】以下に本発明をさらに詳細に説明する。
【0010】本発明でいうA成分はエンジニアリングプ
ラスチックであり、例えば、ポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレン
オキサイド樹脂等が挙げられる。
ラスチックであり、例えば、ポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレン
オキサイド樹脂等が挙げられる。
【0011】また本発明は、上記のエンジニアリングプ
ラスチックを単独で用いる場合に限定されず、要求され
る樹脂物性に応じて、2種以上、更には、これら以外の
ポリマーとの混合物であってもよい。
ラスチックを単独で用いる場合に限定されず、要求され
る樹脂物性に応じて、2種以上、更には、これら以外の
ポリマーとの混合物であってもよい。
【0012】本発明でいうポリエステル樹脂とは、多塩
基酸と多価アルコールの重縮合等により得られる高分子
材料をいい、例えば、ポリブチレンテレフタレート樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等が挙げられる。
基酸と多価アルコールの重縮合等により得られる高分子
材料をいい、例えば、ポリブチレンテレフタレート樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等が挙げられる。
【0013】本発明でいうポリアミド樹脂とは、分子中
にアミド基を有する線状高分子材料をいい、例えば、ナ
イロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン1
2、ナイロン46等が挙げられる。
にアミド基を有する線状高分子材料をいい、例えば、ナ
イロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン1
2、ナイロン46等が挙げられる。
【0014】本発明でいうポリカーボネート樹脂とは、
分子中にカーボネート基(−O−CO−O−)を有する
高分子材料をいう。ポリカーボネートは、例えば、ジオ
ールとホスゲンとの重縮合やジオールとジアルキルカー
ボネート又はジアリールカーボネートとの重縮合によっ
て製造できる。ジオールとしては脂肪族系でも芳香族系
でもモノマーとして使用される。芳香族系ジオールとし
ては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン(いわゆるビスフェノールA)、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)スルホン(いわゆるビスフェノールS)、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン(いわゆるビス
フェノールF)等が例示される。
分子中にカーボネート基(−O−CO−O−)を有する
高分子材料をいう。ポリカーボネートは、例えば、ジオ
ールとホスゲンとの重縮合やジオールとジアルキルカー
ボネート又はジアリールカーボネートとの重縮合によっ
て製造できる。ジオールとしては脂肪族系でも芳香族系
でもモノマーとして使用される。芳香族系ジオールとし
ては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン(いわゆるビスフェノールA)、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)スルホン(いわゆるビスフェノールS)、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン(いわゆるビス
フェノールF)等が例示される。
【0015】本発明でいう変性ポリフェニレンオキサイ
ド樹脂とは、ポリフェニレンオキサイドと他の熱可塑性
又は熱硬化性樹脂とのポリマーアロイをいう。ポリフェ
ニレンオキサイドとしては、ポリ(オキシ−2,6−ジ
メチル−1,4−フェニレン)が例示される。変性剤の
熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン、アクリロニトニ
ル−ブタジエン−スチレン3元共重合体、ポリアミド等
が例示される。ポリスチレンとしてはエラストマー変性
ポリスチレン(いわゆる耐衝撃性ポリスチレン)がポリ
フェニレンオキサイドの好適な変性剤として例示され
る。
ド樹脂とは、ポリフェニレンオキサイドと他の熱可塑性
又は熱硬化性樹脂とのポリマーアロイをいう。ポリフェ
ニレンオキサイドとしては、ポリ(オキシ−2,6−ジ
メチル−1,4−フェニレン)が例示される。変性剤の
熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン、アクリロニトニ
ル−ブタジエン−スチレン3元共重合体、ポリアミド等
が例示される。ポリスチレンとしてはエラストマー変性
ポリスチレン(いわゆる耐衝撃性ポリスチレン)がポリ
フェニレンオキサイドの好適な変性剤として例示され
る。
【0016】本発明でいうB成分は加熱膨脹性黒鉛であ
る。加熱膨脹性黒鉛とは天然黒鉛又は人造黒鉛由来の物
質で、室温から800〜1000℃への急速加熱により
結晶のc軸方向に対して膨脹する性質を有し、なお且つ
室温から800〜1000℃への急速加熱前後の比容積
の差が100ml/g以上のものである。これは、10
0ml/g以上の膨張性を持たないものは、100ml
/g以上の膨張性をもつものと比べて難燃性が著しく小
さい為である。なお、本発明でいう膨張性とは加熱後の
比容積ml/gと室温での比容積の差を意味する。
る。加熱膨脹性黒鉛とは天然黒鉛又は人造黒鉛由来の物
質で、室温から800〜1000℃への急速加熱により
結晶のc軸方向に対して膨脹する性質を有し、なお且つ
室温から800〜1000℃への急速加熱前後の比容積
の差が100ml/g以上のものである。これは、10
0ml/g以上の膨張性を持たないものは、100ml
/g以上の膨張性をもつものと比べて難燃性が著しく小
さい為である。なお、本発明でいう膨張性とは加熱後の
比容積ml/gと室温での比容積の差を意味する。
【0017】膨張性の測定方法を具体的に示す。電気炉
内で予め1000℃に加熱した石英ビーカーの加熱膨張
性黒鉛を2g投入し、すばやく1000℃に加熱した電
気炉内の石英ビーカーを10秒間いれた後膨張した黒鉛
の100mlの重量を計算し、ゆるみ見掛け比重g/m
lを測定し、 比容積=1/ゆるみ見掛け比重 とした。次に、加熱していない室温での加熱膨張性黒鉛
の比容積を同様の方法で求め、 膨張性=加熱後の比容積−室温での比容積 として、加熱膨張性黒鉛の膨張性を求めた。
内で予め1000℃に加熱した石英ビーカーの加熱膨張
性黒鉛を2g投入し、すばやく1000℃に加熱した電
気炉内の石英ビーカーを10秒間いれた後膨張した黒鉛
の100mlの重量を計算し、ゆるみ見掛け比重g/m
lを測定し、 比容積=1/ゆるみ見掛け比重 とした。次に、加熱していない室温での加熱膨張性黒鉛
の比容積を同様の方法で求め、 膨張性=加熱後の比容積−室温での比容積 として、加熱膨張性黒鉛の膨張性を求めた。
【0018】なお、本発明の加熱膨張性黒鉛を膨張前後
で電子顕微鏡により観察したところ、a軸方向、b軸方
向にはほとんど膨張しておらず、c軸方向のみ膨張が認
められた。
で電子顕微鏡により観察したところ、a軸方向、b軸方
向にはほとんど膨張しておらず、c軸方向のみ膨張が認
められた。
【0019】本発明の加熱膨張性黒鉛を製造する方法
は、特に限定するものではないが、例えば、天然黒鉛又
は人造黒鉛を酸化処理することによって得られる。酸化
処理としては、硫酸中での電解酸化、燐酸と硝酸、硫酸
と硝酸、過酸化水素等の酸化剤による処理が例示される
が、本発明において加熱膨張性黒鉛の製法については限
定されない。
は、特に限定するものではないが、例えば、天然黒鉛又
は人造黒鉛を酸化処理することによって得られる。酸化
処理としては、硫酸中での電解酸化、燐酸と硝酸、硫酸
と硝酸、過酸化水素等の酸化剤による処理が例示される
が、本発明において加熱膨張性黒鉛の製法については限
定されない。
【0020】本発明の加熱膨張性黒鉛の粒径は、難燃効
果に影響する。好ましい粒度分布は、80メッシュの篩
を通る粒径のものが20重量%以下であり、さらに好ま
しくは、20〜1重量%である。80メッシュに篩を通
る粒径のものが20重量%より大きい場合、難燃効果が
不十分である。また80メッシュの篩を通る粒径のもの
が1重量%未満のときは、火災にさらされた時の樹脂の
形状保持性能が若干落ちる場合がある。
果に影響する。好ましい粒度分布は、80メッシュの篩
を通る粒径のものが20重量%以下であり、さらに好ま
しくは、20〜1重量%である。80メッシュに篩を通
る粒径のものが20重量%より大きい場合、難燃効果が
不十分である。また80メッシュの篩を通る粒径のもの
が1重量%未満のときは、火災にさらされた時の樹脂の
形状保持性能が若干落ちる場合がある。
【0021】加熱膨張性黒鉛は上記のようにある程度以
上に大きい粒径であるものが好ましいが、大きな粒子配
合によるエンジニアリングプラスチック組成物の物性低
下を抑制する為に、加熱膨張性黒鉛の表面をシランカッ
プリング剤やチタネートカップリング剤等によって表面
処理する事も好ましい。
上に大きい粒径であるものが好ましいが、大きな粒子配
合によるエンジニアリングプラスチック組成物の物性低
下を抑制する為に、加熱膨張性黒鉛の表面をシランカッ
プリング剤やチタネートカップリング剤等によって表面
処理する事も好ましい。
【0022】加熱膨張性黒鉛は前述のごとく、硫酸中で
酸化処理により製造されるので、製造条件によって若干
酸性を帯びることがある。その場合には、水酸化マグネ
シウム等のアルカリ性物質を共存させることによって、
エンジニアリングプラスチック組成物の製造・加工時の
装置腐食を抑制出来る。これらのアルカリ性物質は加熱
膨張性黒鉛の近傍にあることが好ましく、従ってこれら
のアルカリ性物質を、加熱膨張性黒鉛と予め混合するこ
とによって、加熱膨張性黒鉛の粒子表面に付着させるの
が好ましい。アルカリ性物質の配合量は加熱膨張性黒鉛
に対し10重量%未満で十分である。
酸化処理により製造されるので、製造条件によって若干
酸性を帯びることがある。その場合には、水酸化マグネ
シウム等のアルカリ性物質を共存させることによって、
エンジニアリングプラスチック組成物の製造・加工時の
装置腐食を抑制出来る。これらのアルカリ性物質は加熱
膨張性黒鉛の近傍にあることが好ましく、従ってこれら
のアルカリ性物質を、加熱膨張性黒鉛と予め混合するこ
とによって、加熱膨張性黒鉛の粒子表面に付着させるの
が好ましい。アルカリ性物質の配合量は加熱膨張性黒鉛
に対し10重量%未満で十分である。
【0023】本発明でいうC成分は、赤燐である。
【0024】赤燐としては取り扱いの安全面から表面を
熱硬化性樹脂及び無機化合物からなる群より選ばれる1
種又は2種以上の化合物で表面処理されたものが特に好
ましい。熱硬化性樹脂としては、特に限定するものでは
ないが、例えばフェノール樹脂やメラミン樹脂等が好適
なものとして挙げられる。また無機化合物としては、特
に限定するものではないが、マグネシウム、アルミニウ
ム、ニッケル、鉄、コバルト等の水酸化物又は酸化物が
好適なものとして挙げられる。
熱硬化性樹脂及び無機化合物からなる群より選ばれる1
種又は2種以上の化合物で表面処理されたものが特に好
ましい。熱硬化性樹脂としては、特に限定するものでは
ないが、例えばフェノール樹脂やメラミン樹脂等が好適
なものとして挙げられる。また無機化合物としては、特
に限定するものではないが、マグネシウム、アルミニウ
ム、ニッケル、鉄、コバルト等の水酸化物又は酸化物が
好適なものとして挙げられる。
【0025】使用する赤燐の配合量は、エンジニアリン
グプラスチック100重量部に対して、1〜30重量部
である。1重量部未満では難燃効果が不十分であり、一
方30重量部を越えると難燃効果の増大は少ない。
グプラスチック100重量部に対して、1〜30重量部
である。1重量部未満では難燃効果が不十分であり、一
方30重量部を越えると難燃効果の増大は少ない。
【0026】また本発明でいうD成分は、燐化合物であ
る。
る。
【0027】燐化合物としては、加熱膨張性黒鉛の相乗
作用を有し、且つ発煙抑制効果のあるものであれば、特
に限定されるものではないが、燐のオキソ酸(以下「燐
酸」と略す)のエステル、燐酸塩、燐酸エステルの塩、
縮合燐酸塩が例示される。中でも窒素を含んだものが難
燃性能が高い。具体的には、ポリリン酸アンモニウム、
メラミン変性ポリリン酸アンモニウム、ポリリン酸メラ
ミン、燐酸メラミン等の含窒素燐酸塩が挙げられ、ポリ
リン酸アンモニウムが燐含有率が高いので最も好適であ
る。特に耐水性が要求される用途では、ポリリン酸アン
モニウムとして、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール
樹脂等の樹脂によって表面を被覆したものが好ましい。
作用を有し、且つ発煙抑制効果のあるものであれば、特
に限定されるものではないが、燐のオキソ酸(以下「燐
酸」と略す)のエステル、燐酸塩、燐酸エステルの塩、
縮合燐酸塩が例示される。中でも窒素を含んだものが難
燃性能が高い。具体的には、ポリリン酸アンモニウム、
メラミン変性ポリリン酸アンモニウム、ポリリン酸メラ
ミン、燐酸メラミン等の含窒素燐酸塩が挙げられ、ポリ
リン酸アンモニウムが燐含有率が高いので最も好適であ
る。特に耐水性が要求される用途では、ポリリン酸アン
モニウムとして、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール
樹脂等の樹脂によって表面を被覆したものが好ましい。
【0028】使用する燐化合物の配合量は、エンジニア
リングプラスチック100重量部に対して、1〜30重
量部である。1重量部未満では難燃効果が不十分であ
り、一方30重量部を越えると難燃効果の増大は少な
い。
リングプラスチック100重量部に対して、1〜30重
量部である。1重量部未満では難燃効果が不十分であ
り、一方30重量部を越えると難燃効果の増大は少な
い。
【0029】本発明の樹脂組成物には、本発明の効果を
損わぬ範囲で他の難燃剤を併用することが可能である。
また、必要に応じて、無機充填剤、着色剤、酸化防止
剤、光安定剤、光吸収剤、核剤等の種々の添加剤の配合
が可能である。
損わぬ範囲で他の難燃剤を併用することが可能である。
また、必要に応じて、無機充填剤、着色剤、酸化防止
剤、光安定剤、光吸収剤、核剤等の種々の添加剤の配合
が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上、本発明の難燃化技術により、ハロ
ゲンを含まず、高度の難燃性を備え、且つ発煙性が抑制
され、腐食性ガス発生の恐れが少ない、難燃性エンジニ
アリングプラスチック組成物が与えられる。
ゲンを含まず、高度の難燃性を備え、且つ発煙性が抑制
され、腐食性ガス発生の恐れが少ない、難燃性エンジニ
アリングプラスチック組成物が与えられる。
【0031】
【実施例】以下、具体例を示して本発明の効果を明確に
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0032】以下の実施例、比較例においては、原料と
して次のものを用いた。
して次のものを用いた。
【0033】A成分 (A1):ポリブチレンテレフタレート樹脂(三菱化学
(株)製、ノーバドウール5010) (A2):ポリエチレンテレフタレート樹脂(三菱化学
(株)製、ノーバペット6010G) (A3):ナイロン6(東レ(株)製、アミランCM1
007) (A4):ナイロン66(東レ(株)製、アミランCM
3001−N) (A5):ポリカーボネート(帝人化成(株)製、パン
ライトL 1250) (A5):変性ポリフェニレンオキサイド(三菱瓦斯化
学(株)製、ユピエースAH 40) B成分 (B1):加熱膨脹性黒鉛A(中央化成(株)製、CA
−60) (B2):加熱膨張性黒鉛B(中央化成(株)製、CA
−60を分級及び粉砕処理を行い、表1に示す膨張性及
び粒度分布に調製したもの) (B3):加熱膨張性黒鉛C(中央化成(株)製、CA
−60を分級及び粉砕処理を行い、表1に示す膨張性及
び粒度分布に調製したもの) B1〜B3の膨張性及び粒度分布を表1に示す。
(株)製、ノーバドウール5010) (A2):ポリエチレンテレフタレート樹脂(三菱化学
(株)製、ノーバペット6010G) (A3):ナイロン6(東レ(株)製、アミランCM1
007) (A4):ナイロン66(東レ(株)製、アミランCM
3001−N) (A5):ポリカーボネート(帝人化成(株)製、パン
ライトL 1250) (A5):変性ポリフェニレンオキサイド(三菱瓦斯化
学(株)製、ユピエースAH 40) B成分 (B1):加熱膨脹性黒鉛A(中央化成(株)製、CA
−60) (B2):加熱膨張性黒鉛B(中央化成(株)製、CA
−60を分級及び粉砕処理を行い、表1に示す膨張性及
び粒度分布に調製したもの) (B3):加熱膨張性黒鉛C(中央化成(株)製、CA
−60を分級及び粉砕処理を行い、表1に示す膨張性及
び粒度分布に調製したもの) B1〜B3の膨張性及び粒度分布を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】C成分 (C1):表面処理赤燐(燐化学工業(株)製、ノーバ
レッド120) D成分 (D1):メラミン樹脂で表面処理されたポリ燐酸アン
モニウム(燐化学工業(株)製、ノーバホワイトPA−
6) (D2):表面未処理のポリ燐酸アンモニウム(燐化学
工業(株)製、ノーバホワイトPA−2) E成分(臭素系難燃剤) (E1):臭素化フェノキシ樹脂(マナック(株)製、
EBR107)と三酸化アンチモン(東ソー株式会社
製、フレームカット610R)との重量比2/1の混合
物。
レッド120) D成分 (D1):メラミン樹脂で表面処理されたポリ燐酸アン
モニウム(燐化学工業(株)製、ノーバホワイトPA−
6) (D2):表面未処理のポリ燐酸アンモニウム(燐化学
工業(株)製、ノーバホワイトPA−2) E成分(臭素系難燃剤) (E1):臭素化フェノキシ樹脂(マナック(株)製、
EBR107)と三酸化アンチモン(東ソー株式会社
製、フレームカット610R)との重量比2/1の混合
物。
【0036】(E2):臭素化ポリスチレン(日産フェ
ロ(株)製、パイロチェック68PB)と五酸化アンチ
モン(日産化学(株)製、サンエポックNA−103
0)との重量比5/1の混合物。
ロ(株)製、パイロチェック68PB)と五酸化アンチ
モン(日産化学(株)製、サンエポックNA−103
0)との重量比5/1の混合物。
【0037】(E3):臭素化ポリスチレン(日産フェ
ロ(株)製、パイロチェック68PB)三酸化アンチモ
ン(東ソー株式会社製、フレームカット610R)との
重量比3/1の混合物。
ロ(株)製、パイロチェック68PB)三酸化アンチモ
ン(東ソー株式会社製、フレームカット610R)との
重量比3/1の混合物。
【0038】実施例1〜実施例7、比較例1〜比較例1
1 表2に示した配合割合で原料をポリブチレンテレフタレ
ート樹脂では235℃で押出混練し、235℃で射出成
形によって試験片を調製した。またポリエチレンテレフ
タレート樹脂では260℃で押出混練し、260℃で射
出成形によって試験片を調製した。難燃性はJIS K
7201に準拠した酸素指数(以下、OIと略す場合
がある)と、UL 94垂直燃焼試験(1/16インチ
片)及びNBS法の有炎モードによって評価した。これ
らの結果を表2に示す。
1 表2に示した配合割合で原料をポリブチレンテレフタレ
ート樹脂では235℃で押出混練し、235℃で射出成
形によって試験片を調製した。またポリエチレンテレフ
タレート樹脂では260℃で押出混練し、260℃で射
出成形によって試験片を調製した。難燃性はJIS K
7201に準拠した酸素指数(以下、OIと略す場合
がある)と、UL 94垂直燃焼試験(1/16インチ
片)及びNBS法の有炎モードによって評価した。これ
らの結果を表2に示す。
【0039】
【表2】
【0040】まずポリエステル樹脂(A成分)としてポ
リブチレンテレフタレート樹脂(A1)を使用した場合
について説明する。
リブチレンテレフタレート樹脂(A1)を使用した場合
について説明する。
【0041】表2の比較例1、比較例2、比較例3〜比
較例4から明らかなように、加熱膨張性黒鉛(B成
分)、赤燐(C成分)、ポリ燐酸アンモニウム(D成
分)のそれぞれの単独では、OIやUL 94の向上は
小さい。しかしながら実施例1〜実施例4で示すよう
に、B成分とC成分の併用、B成分とD成分の併用、又
はB成分とC成分及びD成分の併用によってポリブチレ
ンテレフタレート樹脂について高度の難燃性が達成され
るという相乗効果は明らかである。
較例4から明らかなように、加熱膨張性黒鉛(B成
分)、赤燐(C成分)、ポリ燐酸アンモニウム(D成
分)のそれぞれの単独では、OIやUL 94の向上は
小さい。しかしながら実施例1〜実施例4で示すよう
に、B成分とC成分の併用、B成分とD成分の併用、又
はB成分とC成分及びD成分の併用によってポリブチレ
ンテレフタレート樹脂について高度の難燃性が達成され
るという相乗効果は明らかである。
【0042】また、膨張性が200ml/gであり80
メッシュの篩を通る粒径の割合が20重量%以下の膨張
性黒鉛(B1)の併用効果は、表2の実施例1と比較例
5〜比較例6より、膨張性が200ml/gに満たない
膨張性黒鉛(B2)や、80メッシュの篩いを通る粒径
の割合が20重量%以上の膨張性黒鉛(B3)の併用効
果に比べて高度の難燃性が達成されることから明らかで
ある。また本発明の組成物が臭素系難燃剤を配合した組
成物に比べて著しく発煙性を抑制することは実施例1〜
実施例4と比較例7との比較によって明瞭である。
メッシュの篩を通る粒径の割合が20重量%以下の膨張
性黒鉛(B1)の併用効果は、表2の実施例1と比較例
5〜比較例6より、膨張性が200ml/gに満たない
膨張性黒鉛(B2)や、80メッシュの篩いを通る粒径
の割合が20重量%以上の膨張性黒鉛(B3)の併用効
果に比べて高度の難燃性が達成されることから明らかで
ある。また本発明の組成物が臭素系難燃剤を配合した組
成物に比べて著しく発煙性を抑制することは実施例1〜
実施例4と比較例7との比較によって明瞭である。
【0043】次にポリエステル樹脂としてポリエチレン
テレフタレート樹脂(A2)を使用した場合について説
明する。
テレフタレート樹脂(A2)を使用した場合について説
明する。
【0044】表2の実施例5〜実施例7と比較例8〜比
較例10に示すようにB成分とC成分の併用又はB成分
とD成分の併用によってポリエチレンテレフタレート樹
脂について高度の難燃性が達成されるという相乗効果は
明らかである。また本発明の組成物が臭素系難燃剤を配
合した組成物に比べて著しく発煙性を抑制することは実
施例5〜実施例6と比較例11との比較によって明瞭で
ある。
較例10に示すようにB成分とC成分の併用又はB成分
とD成分の併用によってポリエチレンテレフタレート樹
脂について高度の難燃性が達成されるという相乗効果は
明らかである。また本発明の組成物が臭素系難燃剤を配
合した組成物に比べて著しく発煙性を抑制することは実
施例5〜実施例6と比較例11との比較によって明瞭で
ある。
【0045】実施例8〜実施例13、比較例12〜比較
例21 表3に示した配合割合で原料をナイロン6樹脂では23
5℃で押出混練し、235℃で射出成形によって試験片
を調製した。またナイロン66樹脂では285℃で押出
混練し、285℃で射出成形によって試験片を調製し
た。難燃性はJIS K 7201に準拠した酸素指数
と、UL 94垂直燃焼試験(1/16インチ片)及び
NBS法の有炎モードによって評価した。これらの結果
を表3に示す。
例21 表3に示した配合割合で原料をナイロン6樹脂では23
5℃で押出混練し、235℃で射出成形によって試験片
を調製した。またナイロン66樹脂では285℃で押出
混練し、285℃で射出成形によって試験片を調製し
た。難燃性はJIS K 7201に準拠した酸素指数
と、UL 94垂直燃焼試験(1/16インチ片)及び
NBS法の有炎モードによって評価した。これらの結果
を表3に示す。
【0046】
【表3】
【0047】まずポリアミド樹脂(A成分)としてナイ
ロン6樹脂(A3)を使用した場合について説明する。
ロン6樹脂(A3)を使用した場合について説明する。
【0048】表3の比較例12〜比較例13、比較例1
4、比較例15〜比較例16から明らかなように、加熱
膨張性黒鉛(B成分)、赤燐(C成分)、ポリ燐酸アン
モニウム(D成分)のそれぞれの単独では、OIやUL
94の向上は小さい。しかしながら実施例8〜実施例
9で示すように、B成分とC成分の併用又はB成分とD
成分の併用によってナイロン6樹脂について高度の難燃
性が達成されるという相乗効果は明らかである。また本
発明の組成物が臭素系難燃剤を配合した組成物に比べて
著しく発煙性を抑制することは実施例8〜実施例9と比
較例17との比較によって明瞭である。
4、比較例15〜比較例16から明らかなように、加熱
膨張性黒鉛(B成分)、赤燐(C成分)、ポリ燐酸アン
モニウム(D成分)のそれぞれの単独では、OIやUL
94の向上は小さい。しかしながら実施例8〜実施例
9で示すように、B成分とC成分の併用又はB成分とD
成分の併用によってナイロン6樹脂について高度の難燃
性が達成されるという相乗効果は明らかである。また本
発明の組成物が臭素系難燃剤を配合した組成物に比べて
著しく発煙性を抑制することは実施例8〜実施例9と比
較例17との比較によって明瞭である。
【0049】次にポリアミド樹脂としてナイロン66樹
脂(A4)を使用した場合について説明する。
脂(A4)を使用した場合について説明する。
【0050】表3の実施例10〜実施例13と比較例1
8〜比較例20に示すように、B成分とC成分の併用、
B成分とD成分の併用、又はB成分とC成分及びD成分
の併用によってナイロン66樹脂について高度の難燃性
が達成されるという相乗効果は明らかである。また本発
明の組成物が臭素系難燃剤を配合した組成物に比べて著
しく発煙性を抑制することは実施例11〜実施例12と
比較例21との比較によって明瞭である。
8〜比較例20に示すように、B成分とC成分の併用、
B成分とD成分の併用、又はB成分とC成分及びD成分
の併用によってナイロン66樹脂について高度の難燃性
が達成されるという相乗効果は明らかである。また本発
明の組成物が臭素系難燃剤を配合した組成物に比べて著
しく発煙性を抑制することは実施例11〜実施例12と
比較例21との比較によって明瞭である。
【0051】実施例14〜実施例15、比較例22〜比
較例23 ポリカーボネート樹脂(A5)としてビスフェノールA
によるものを使用して、表4に示した実施例14及び比
較例22に示した配合割合で原料を270℃で押出混練
し、270℃での射出成形によって試験片を調製した。
変性ポリフェニレンオキサイド(A6)としては、ポリ
スチレン変性ポリフェニレンオキサイドを使用して、表
4に示した実施例15及び比較例23に示した配合割合
で原料を270℃での押し出し混練、射出成形によって
試験片を調製した。難燃性はJIS K 7201に準
拠した酸素指数と、UL 94垂直燃焼試験(1/16
インチ片)及びNBS法の有炎モードによって評価し
た。これらの結果を表4に示す。
較例23 ポリカーボネート樹脂(A5)としてビスフェノールA
によるものを使用して、表4に示した実施例14及び比
較例22に示した配合割合で原料を270℃で押出混練
し、270℃での射出成形によって試験片を調製した。
変性ポリフェニレンオキサイド(A6)としては、ポリ
スチレン変性ポリフェニレンオキサイドを使用して、表
4に示した実施例15及び比較例23に示した配合割合
で原料を270℃での押し出し混練、射出成形によって
試験片を調製した。難燃性はJIS K 7201に準
拠した酸素指数と、UL 94垂直燃焼試験(1/16
インチ片)及びNBS法の有炎モードによって評価し
た。これらの結果を表4に示す。
【0052】
【表4】
【0053】実施例14及び実施例15をそれぞれ比較
例22及び比較例23と比較すると、本発明によるポリ
カーボネート樹脂組成物や変性ポリフェニレンオキサイ
ド樹脂組成物が、臭素系難燃剤による対応する樹脂組成
物に劣らぬ難燃性を示し、更に発煙性が非常に低いこと
が明らかである。
例22及び比較例23と比較すると、本発明によるポリ
カーボネート樹脂組成物や変性ポリフェニレンオキサイ
ド樹脂組成物が、臭素系難燃剤による対応する樹脂組成
物に劣らぬ難燃性を示し、更に発煙性が非常に低いこと
が明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 71/12 LQN C08L 71/12 LQN 77/02 KKS 77/02 KKS
Claims (6)
- 【請求項1】 (A)エンジニアリングプラスチック1
00重量部に対し、(B)加熱膨脹性黒鉛1〜30重量
部と、(C)赤燐1〜30重量部及び/又は(D)燐化
合物1〜30重量部を含有することを特徴とする難燃性
エンジニアリングプラスチック組成物。 - 【請求項2】 エンジニアリングプラスチックが、ポリ
エステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂
及び変性ポリフェニレンオキサイド樹脂からなる群から
選ばれる1種又は2種以上の樹脂を含むことを特徴とす
る請求項1に記載の難燃性エンジニアリング組成物。 - 【請求項3】 エンジニアリングプラスチックが、ポリ
エステル樹脂又はポリアミド樹脂であることを特徴とす
る請求項1に記載の難燃性エンジニアリングプラスチッ
ク組成物。 - 【請求項4】 加熱膨張製黒鉛が室温から800〜10
00℃への急速加熱前後の比容積の差が100ml/g
以上あり、且つ80メッシュの篩を通る粒径のものが2
0重量%以下の粒度分布を持つ加熱膨張性黒鉛であるこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の難燃性エンジニアリングプラスチック組成物。 - 【請求項5】 赤燐が、熱硬化性樹脂及び無機化合物か
らなる群より選ばれる1種又は2種以上の化合物で表面
処理されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4
に記載の難燃性エンジニアリングプラスチック組成物。 - 【請求項6】 燐化合物が、燐のオキソ酸(以下「燐
酸」と称する)のエステル、燐酸塩、燐酸エステルの塩
及び縮合燐酸塩からなる群より選ばれる1種又は2種以
上であることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載
の難燃性エンジニアリングプラスチック組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5295197A JPH09296119A (ja) | 1996-03-08 | 1997-03-07 | 難燃性エンジニアリングプラスチック組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-51699 | 1996-03-08 | ||
| JP5169996 | 1996-03-08 | ||
| JP5295197A JPH09296119A (ja) | 1996-03-08 | 1997-03-07 | 難燃性エンジニアリングプラスチック組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09296119A true JPH09296119A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=26392262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5295197A Pending JPH09296119A (ja) | 1996-03-08 | 1997-03-07 | 難燃性エンジニアリングプラスチック組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09296119A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011087384A1 (en) | 2010-01-14 | 2011-07-21 | Termo Organika Sp. Z O.O. | Styrene polymers and method of preparing styrene polymers |
| JP2011178889A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Teijin Chem Ltd | 難燃性熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2012193233A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Air Water Inc | 難燃性樹脂組成物 |
| JP2017155250A (ja) * | 2017-06-19 | 2017-09-07 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | 摺動性ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 |
| JP7047198B1 (ja) * | 2020-10-06 | 2022-04-04 | ジャパンコンポジット株式会社 | 不飽和ポリエステル樹脂組成物、成形材料および成形品 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP5295197A patent/JPH09296119A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011087384A1 (en) | 2010-01-14 | 2011-07-21 | Termo Organika Sp. Z O.O. | Styrene polymers and method of preparing styrene polymers |
| JP2011178889A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Teijin Chem Ltd | 難燃性熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2012193233A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Air Water Inc | 難燃性樹脂組成物 |
| JP2017155250A (ja) * | 2017-06-19 | 2017-09-07 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | 摺動性ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 |
| JP7047198B1 (ja) * | 2020-10-06 | 2022-04-04 | ジャパンコンポジット株式会社 | 不飽和ポリエステル樹脂組成物、成形材料および成形品 |
| WO2022075277A1 (ja) * | 2020-10-06 | 2022-04-14 | ジャパンコンポジット株式会社 | 不飽和ポリエステル樹脂組成物、成形材料および成形品 |
| US11753520B2 (en) | 2020-10-06 | 2023-09-12 | Japan Composite Co., Ltd. | Unsaturated polyester resin composition, molding material, and molded article |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050805 |
|
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Effective date: 20050816 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051213 |