JPH09296312A - 手袋及び手袋の製造方法 - Google Patents

手袋及び手袋の製造方法

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JPH09296312A
JPH09296312A JP13579996A JP13579996A JPH09296312A JP H09296312 A JPH09296312 A JP H09296312A JP 13579996 A JP13579996 A JP 13579996A JP 13579996 A JP13579996 A JP 13579996A JP H09296312 A JPH09296312 A JP H09296312A
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molds
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JP13579996A
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Atsushi Mitsumata
敦 三俣
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ST Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性を有する作業用の手袋を効率的に製造
することのできる手袋の製造方法を提供する。 【解決手段】 左金型11と右金型12とを開いた状態
で、左金型11のインサート部14に装着部材6を配置
する。しかる後に、ダイ17から両金型11,12間に
パリソン16を押し出す。両金型11,12を閉じて、
エア吹出口18からパリソン16内に空気を吹き込む。
すると、加圧エアによりパリソン16が膨張して薄肉状
となり、その一面側が装着部材6の露出面に密着しなが
ら熱溶着しつつ、両成形凹部13,15に沿った形状に
成形される。これにより、手袋本体の手の平側部分上に
装着部材6を一体に有し、手首部分4が開口していない
一次成形品19が成形される。そして、パリソン16が
固化したならば、両金型11,12を型開きして、その
内部から一次成形品19を取り出し、手首部分4を横断
する方向に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊事用手袋等の所
定の作業をする際に用いられる手袋の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、防水性を有する手袋としては、例
えば手の平側にスポンジが装着されたスポンジ付手袋が
知られている。このスポンジ付手袋は、ディップ成形に
より薄肉状の手袋本体を成形し、しかる後にこの手袋本
体の手の平側にスポンジを接着することにより、完成さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
けるスポンジ付手袋は、予め手袋本体を製造してから、
スポンジを手袋本体の手の平側に接着する。このとき、
手袋本体は薄肉状あって形状保持機能を有していないこ
とから、スポンジの接着面が全面的に接着されるとは限
らず、部分的な非接着箇所が生じてしまう。このため、
ユーザーが使用を開始すると、対象物との摩擦によりス
ポンジが早期に手袋本体から離脱してしまい、長期に亙
って使用することが困難となってしまう場合がある。ま
た、形状保持機能を有していない手袋本体にスポンジを
装着する際の作業は困難を伴い、その結果生産効率が低
下してしまう不利も生ずる。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、耐久性を有する手袋及びこの手袋
を効率的に製造することのできる手袋の製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にかかる手袋にあっては、手袋の手首部分が無
開口状の一次成形品をブロー成形し、この一次成形品の
前記手首部分を横断する方向に切断して、手を挿入する
ための開口部を形成してある。つまり、手袋はブロー成
形されることから、このブロー成形時に例えば手の平側
に装着される装着部材を予めインサートしておくことが
可能となり、これにより該装着部材を一体に有する手袋
を成形することもできる。また、手袋の手の平側部分と
手の甲側部分のいずれか少なくとも一方に、装着部材を
溶融結合させことにより、長期に亙って使用しても装着
部材が容易に離脱することがない。
【0006】また、本発明にかかる手袋の製造方法にあ
っては、手袋の手の平側部分を成形する一方の金型と、
手の甲側部分を成形する他方の金型とを型開きし、この
型開きした両金型間にパリソンを押し出した後両金型を
閉じ、前記パリソン内に空気を吹き込んで、前記手袋の
手首部分が無開口状の一次成形品をブロー成形した後、
両金型を開いてこの一次成形品を取り出し、前記手首部
分を横断する方向に切断して、手を挿入するための開口
部を形成するように構成されている。つまり、手袋はパ
リソンを用いてブロー成形されることから、このブロー
成形時に手の平側に装着される装着部材を予めインサー
トしておくことも可能となり、該装着部材を一体に有す
る防水性手袋を成形することができる。そして、ブロー
成形を終了した防水性手袋である一次成形品の手首部分
を横断する方向に切断すると、手を手袋内に挿入するた
めの開口が形成され、これにより防水性を有する手袋が
完成する。
【0007】また、本発明の手袋の製造方法は、手袋の
手の平側部分を成形する一方の金型と、手の甲側部分を
成形する他方の金型とを型開きし、この型開きした前記
金型の成形凹部に、手の平側と手の甲側のいずれか少な
くとも一方に装着される装着部材を配置し、両金型間に
パリソンを押し出した後両金型を閉じ、前記パリソン内
に空気を吹き込んで、前記装着部材を一体に有する手首
部分が無開口状の一次成形品をブロー成形した後、両金
型を開いてこの一次成形品を取り出し、前記手首部分を
横断する方向に切断して、手を挿入するための開口部を
形成するように構成されている。
【0008】かかる構成において、パリソン内に空気を
吹き込んで膨張させると、該パリソンの一面が装着部材
に密着しながら熱溶着する。これにより、手袋の手の平
側や手の甲側、あるいは手の平側と手の甲側の両側に装
着部材を一体に有する手首部分が無開口状の一次成形品
が成形される。そして、この一次成形品を型開きした金
型から取り出して、前記手首部分を横断する方向に切断
することにより、装着部材を一体に有する防水性手袋が
完成する。したがって、形状保持機能を有していない手
袋本体にスポンジを装着する困難な作業は不要となり、
これにより結果生産効率が向上する。また、装着部材と
手袋本体とは、ブロー成形時におけるパリソンの膨張に
より全面的に圧接して熱溶着することから、両者は高い
強度をもって一体的に結合される。
【0009】ここで、前記装着部材が、スポンジ等の連
続発泡体であれば、手の平側に連続発泡体を一体に有す
るスポンジ付手袋の製造が可能となる。また、装着部材
が、基板部と該基板部に突設された複数の突起とからな
るブラシ状部材であり、前記複数の突起側を前記一方の
金型の成形凹部に当接させて、配置することにより、犬
や猫等のペットの抜け毛を除去するためのペット用手袋
の成形が可能となる。さらに、装着部材が研磨材であれ
ば、研磨作業用手袋が完成する。
【0010】また、装着部材と前記パリソンとが同質系
の樹脂であれば、両者の結合強度を高めることができ、
前記装着部材のパリソンと接する面に、予め接着剤を塗
布することにより、手袋本体と装着部材とが異質系の樹
脂であっても両者を強固に結合することが可能となる。
【0011】また、本発明は、前記手首部分の端部から
空気を吹き込むように構成されている。すなわち、空気
を吹き込んだ部分には、小孔が残存するが、この小孔が
残存した部分が、手首部分の端部であれば、この小孔が
残存した部分を切断して除去することにより、他の部分
の防水性を確保しつつ、手を挿入するための開口部を形
成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。この実施の形態は、本発明を図1に
示す右手用のスポンジ付手袋20を製造する場合に適用
したものであり、このスポンジ付手袋20はミトン型で
あって、手袋本体1と装着部材6とで構成されている。
手袋本体1は、防水性を有する薄肉状の樹脂からなり、
図面において表面側の手の平側部分2と、裏面側の手の
甲側部分3とを一体的に有している。両部分2、3の下
部には手首部分4が延設され、該手首部分4の端部には
手を挿入するための開口部5が設けられている。さら
に、手の平側部分2には、装着部材6が熱溶着されてお
り、この装着部材6は弾性を有する連続発泡樹脂からな
る。
【0013】図2は、本実施の形態で用いるブロー成形
機を示すものであり、このブロー成形機10は、相近接
及び離間する方向に移動可能な左金型11と右金型12
とを有している。左金型11には、前記手の平側部分2
を成形するための成形凹部13が設けられ、該成形凹部
13には前記装着部材6を配置するためのインサート部
14が設けられている。また、右金型12には、前記手
の甲側部分3を成形するための成形凹部15が設けられ
ている。両金型11,12間の上部には、図3に示すよ
うに、パリソン16を押し出すダイ17が配置され、こ
のダイ17の中央部にはエア吹出口18が突設されてい
る。なお、両成形凹部13,15は、図5に示すように
図1に示した手袋本体1を天地逆転にした状態で成形す
る形状を有している。
【0014】前記手袋本体1を形成するパリソン16の
材質としては、エチレン−メタクリレート共重合体、エ
チレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メチ
ルアクリレート共重合体、低密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、
エチレン−プロピレンゴムを挙げることができる。ま
た、熱可塑性エラストマーとしては、ポリエステル系エ
ラストマー、スチレン系エラストマー、塩化ビニル系エ
ラストマー、ポリブタジエンエラストマー、ポリオレフ
ィン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリア
ミド系エラストマー、フッ素系エラストマーを用いるこ
とができる。これら上記の材質は、要求される物性、例
えば耐熱性、耐溶剤性、耐摩耗性などに応じて、用いる
ことができる。ここで、低コスト化を図るためには、安
価なスチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エラス
トマーを用いることが好ましい。
【0015】また、装着部材6の材質としては、架橋タ
イプの連続発泡PE、発泡ポリウレタン、セルロースス
ポンジ等を用いることができる。
【0016】装着部材6として、発泡ポリウレタンを用
いた場合には安価であり、手袋本体1がポリオレフィン
系エラストマーやエチレン−酢酸ビニル共重合体である
場合、これと接合性が良い。連続発泡PEを用いた場合
には、耐摩耗性が良く、また耐溶剤性も良いので、酸、
アルカリの洗浄剤を用いる場合は好適である。セルロー
ススポンジを用いた場合は、天然系素材で水で膨潤する
ため、傷つきやすい面の洗浄、例えば車体の洗浄用とし
て好ましい。
【0017】かかる構成において、このスポンジ付手袋
20を製造するに際しては、予め他の成形機により、装
着部材6を成形しておく。そして、図3に示すように、
左金型11と右金型12とを開いた状態で、左金型11
のインサート部14に装着部材6を配置する。しかる後
に、ダイ17から両金型11,12間にパリソン16を
押し出す。
【0018】次に、図4に示すように、両金型11,1
2を閉じて、エア吹出口18からパリソン16内に空気
を吹き込む。すると、パリソン16は、加圧エアにより
膨張して薄肉状となり、その一面側が装着部材6の露出
面に密着しながら熱溶着しつつ、両成形凹部13,15
に沿った形状に成形される。これにより、手袋本体1の
手の平側部分2上に装着部材6を一体に有し、手首部分
4に前記開口部5が未だ設けられていない、未完成状態
の一次成形品19が成形される。
【0019】そして、パリソン16が固化したならば、
両金型11,12を型開きして、その内部から前記一次
成形品19を取り出す。このとき、前述のように、両成
形凹部13,15は、図1に示した手袋本体1を天地逆
転にした状態で成形する構成であり、また、エア吹出口
18は両金型11,12の中央上部に配置されているこ
とから、図5に示すように、手首部分4の端部中央にエ
ア吹出口18から引き抜いた跡である小孔Hが残存形成
される。
【0020】そこで、同図に鎖線Lで示すように、手首
部分4を横断する方向に切断し、この鎖線Lから小孔H
側の部分を除去する。これにより、図1をもって説明し
た装着部材6が手の平側部分2に熱溶着されたミトン型
の右手用のスポンジ付手袋20が完成することとなる。
このスポンジ付手袋20にあっては、装着部材6と手袋
本体1とが、ブロー成形時におけるパリソンの膨張によ
り全面的に圧接して熱溶着していることから、両者は高
い強度をもって一体的に結合している。
【0021】よって、長期に亙ってこれを使用しても、
装着部材6が手袋本体1から離脱するようなことはな
く、スポンジ付手袋20の耐久性を向上させることがで
きる。また、手袋本体1を構成するパリソン16の素材
と装着部材6の素材とが、例えばポリオレフィン系エラ
ストマーと架橋連続発泡性ポリエチレンのように、同質
系樹脂であれば、両者の結合強度が一層高くなり、耐久
性を更に向上させることができる。
【0022】また、薄肉状であって形状保持機能を有し
ていない手袋本体1に、弾性を有する装着部材6を接着
する困難作業が不要となることから、生産効率の向上を
図ることができるとともに、スポンジ付手袋20の製造
コストを低減することもできる。
【0023】図6は、本発明の第2の実施の形態を示す
ものであり、装着部材6のパリソン16と接する面に
は、予め接着剤21が塗布されている。この接着剤12
は、熱溶融性で手袋本体1と装着部材6の両材質への親
和性のよいものを適宜使用できる。そして、この接着剤
12が塗布された状態で前述と同様に、両金型11,1
2を閉じて、エア吹出口18からパリソン16内に空気
を吹き込む。すると、パリソン16は、加圧エアにより
膨張して薄肉状となり、その一面側が接着剤21に密着
しながら熱溶着しつつ、両成形凹部13,15に沿った
形状に成形される。
【0024】そして、パリソン16が固化したならば、
両金型11,12を型開きして、その内部から前記一次
成形品19を取り出し、手首部分4を横断する方向に切
断することにより、装着部材6が手の平側部分2に熱溶
着されたミトン型の右手用のスポンジ付手袋20が完成
する。かかるスポンジ付手袋20にあっては、接着剤2
1を介して装着部材6と手袋本体1とが結合されている
ことから、例え両者が異質系の樹脂であっても、該両者
を強固に結合させることができ、よって、装着部材6と
手袋本体1の素材選択範囲の自由度を確保することがで
きる。
【0025】なお、接着剤21は、インサート部14に
配置する前に塗布しておいてもよいし、インサート部1
4に配置した後、ロボットアームの先端に設けたスプレ
ーガンから噴霧して塗布するようにしてもよい。
【0026】図7は、本発明の第3の実施の形態により
製造されるペット用手袋22を示すものである。このペ
ット用手袋22は、犬や猫等の体を撫でて抜け毛を除去
するために用いられるものであり、装着部材23は、基
板部24と該基板部24に突設された複数の突起25と
からなるブラシ状部材である。
【0027】かかるペット用手袋22を製造するに際し
ては、前記複数の突起25側を前記インサート部14に
当接させて、左金型11に配置し、しかる後に前述した
第1又は第2の実施の形態により、成形を行う。これに
より、ブラシ状の装着部材24が手の平側部分2に結合
されて、ペット用手袋22が完成する。
【0028】図8は、本発明の第4の実施の形態により
製造される研磨用手袋26を示すものである。この研磨
用手袋26は、例えば車体等を塗装する際に塗装面を研
磨して平滑にする際に用いられるものであり、装着部材
27は、研磨材からなる。この研磨材は、ニードルパン
チ法によるフェルト状物や、巻縮性不織布からなる。さ
らに、硬質アクリルや砥粒入りのバインダーにより、上
記物を表面処理したもの、一般的には上記不織布をバイ
ンダー液槽にディップした後、乾燥させて作られる。
【0029】かかる研磨用手袋26を製造するに際して
は、前記研磨材からなる装着部材27を前記左金型11
のインサート部14に配置し、しかる後に前述した第1
又は第2の実施の形態により、成形を行う。これによ
り、研磨材からなる装着部材27が手の平側部分2に結
合されて、研磨用手袋26が完成する。
【0030】なお、上述した各実施の形態においては、
右手用であってミトン型の手袋を製造する場合を示した
が、左手用の手袋や各指が分割された手袋や適用できる
ことは勿論である。また、実施の形態においては、手袋
の手の平側部分に装着部材を設けたものを示したが、手
の甲側部分に装着部材を設け、あるいは手の平側部分と
手の甲側部分とに装着部材を設けるようにしても良い。
この場合、右金型12の成形部15にインサート部を設
け、あるいは両金型11,12の各成形部13,15に
インサート部を設けるようにすれば良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の手袋は、手
袋の手首部分が無開口状の一次成形品をブロー成形した
後、手首部分を横断する方向に切断して、手を挿入する
ための開口部を形成する構成とした。よって、手袋はパ
リソンを用いてブロー成形されることから、このブロー
成形時に装着部材を予めインサートしておくことが可能
となり、その結果低コストでありながら装着部材に応じ
た機能性を付与することができる。また、手袋の手の平
側部分と手の甲側部分のいずれか少なくとも一方に、装
着部材を溶融結合させるようにしたことから、装着部材
の結合耐久性延いては装着部材を有する手袋の耐久性を
向上させることができる。
【0032】さらに本発明の手袋の製造方法は、型開き
した両金型間にパリソンを押し出した後両金型を閉じ、
前記パリソン内に空気を吹き込んで、手袋の手首部分が
無開口状の一次成形品をブロー成形した後、手首部分を
横断する方向に切断して、手を挿入するための開口部を
形成するようにした。よって、手袋はパリソンを用いて
ブロー成形されることから、このブロー成形時に手の平
側に装着される装着部材を予めインサートしておくこと
が可能となり、その結果装着部材を一体に有する手袋を
低コストで製造することができる。
【0033】また、この型開きした金型の成形凹部に、
装着部材を配置し、両金型間にパリソンを押し出した後
両金型を閉じ、前記パリソン内に空気を吹き込んでブロ
ー成形するようにしたことから、両者をブロー成形時に
おけるパリソンの膨張により全面的に圧接させつつ熱溶
着させることができる。よって、長期に亙ってこれを使
用しても、装着部材が手袋本体から離脱するようなこと
はなく、耐久性を向上させることができ、装着部材を接
着する困難作業が不要となることから、生産効率の向上
させて、製造コストの低減を図ることができる。
【0034】また、装着部材を連続発泡体とすることに
より、耐久性のあるスポンジ付手袋を抵コストで製造す
ることができ、装着部材が基板部と該基板部に突設され
た複数の突起とからなるブラシ状部材であることによ
り、耐久性のあるペット用手袋を低コストで製造するこ
とができ、装着部材が研磨材であることにより、耐久性
のある研磨用手袋を低コストで製造することができる。
さらに、装着部材と前記パリソンとが同質系の樹脂であ
れば、装着部材と手袋本体の結合強度を高めることがで
き、前記装着部材のパリソンと接する面に、予め接着剤
を塗布することにより、手袋本体と装着部材とが異質系
の樹脂であっても両者を強固に結合することが可能とな
る。
【0035】また、ブロー成形に際しては、手首部分の
端部から空気を吹き込むようにしたことから、空気を吹
き込んだ部分の小孔が手首部分の端部に残存することと
なり、この小孔が残存した部分を切断して除去すること
により、他の部分の防水性を確保しつつ、手を挿入する
ための開口部を形成することができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態により製造されるスポン
ジ付手袋の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態で用いるブロー成形
機の垂直断面図である。
【図3】同実施の形態において、装着部材を配置し且つ
パリソンを押し出した状態の垂直断面図である。
【図4】同実施の形態のエアの吹き込みを終了した時点
の垂直断面図である。
【図5】同実施の形態の一次成形品の正面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態において、装着部材
を配置し且つパリソンを押し出した状態の垂直断面図で
ある。
【図7】本発明の第3の実施の形態において製造される
ペット用手袋の正面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態において製造される
研磨用手袋の正面図である。
【符号の説明】
1 手袋本体 2 手の平側部分 3 手の甲側部分 4 手首部分 11 左金型 12 右金型 16 パリソン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手袋の手首部分が無開口状の一次成形品
    をブロー成形し、この一次成形品の前記手首部分を横断
    する方向に切断して、手を挿入するための開口部を形成
    したことを特徴とする手袋。
  2. 【請求項2】 前記手袋の手の平側部分と手の甲側部分
    のいずれか少なくとも一方に、装着部材を溶融結合させ
    ことを特徴とする請求項1記載の手袋。
  3. 【請求項3】 手袋の手の平側部分を成形する一方の金
    型と、手の甲側部分を成形する他方の金型とを型開き
    し、この型開きした両金型間にパリソンを押し出した後
    両金型を閉じ、前記パリソン内に空気を吹き込んで、前
    記手袋の手首部分が無開口状の一次成形品をブロー成形
    した後、両金型を開いてこの一次成形品を取り出し、前
    記手首部分を横断する方向に切断して、手を挿入するた
    めの開口部を形成することを特徴とする手袋の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 手袋の手の平側部分を成形する一方の金
    型と、手の甲側部分を成形する他方の金型とを型開き
    し、この型開きした前記金型の成形凹部に、手の平側と
    手の甲側のいずれか少なくとも一方に装着される装着部
    材を配置し、両金型間にパリソンを押し出した後両金型
    を閉じ、前記パリソン内に空気を吹き込んで、前記装着
    部材を一体に有する手首部分が無開口状の一次成形品を
    ブロー成形した後、両金型を開いてこの一次成形品を取
    り出し、前記手首部分を横断する方向に切断して、手を
    挿入するための開口部を形成することを特徴とする手袋
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記装着部材は、連続発泡体であること
    を特徴とする請求項4記載の手袋の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記装着部材は、基板部と該基板部に突
    設された複数の突起とからなるブラシ状部材であり、前
    記複数の突起側を前記一方の金型の成形凹部に当接させ
    て、配置することを特徴とする請求項4記載の手袋の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記装着部材は、研磨材であることを特
    徴とする請求項4記載の手袋の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記装着部材と前記パリソンとが同質系
    の樹脂であることを特徴とする請求項4から7のいずれ
    かに記載の手袋の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記装着部材のパリソンと接する面に、
    予め接着剤を塗布することを特徴とする請求項4から7
    にいずれか記載の手袋の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記手首部分の端部から空気を吹き込
    むことを特徴とする請求項4から9のいずれかに記載の
    手袋の製造方法。
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