JPH09296463A - L形擁壁コーナー部の構築方法 - Google Patents
L形擁壁コーナー部の構築方法Info
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- JPH09296463A JPH09296463A JP11464596A JP11464596A JPH09296463A JP H09296463 A JPH09296463 A JP H09296463A JP 11464596 A JP11464596 A JP 11464596A JP 11464596 A JP11464596 A JP 11464596A JP H09296463 A JPH09296463 A JP H09296463A
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Abstract
壁ブロックと底版ブロックとの緊結作業を低所作業とす
ることにより作業の安全性を向上させる。(2)PC鋼
棒をより効果的な位置に配置する。(3)隅角部の前壁
ブロック相互の連結部の破損を防止する。 【解決手段】 底版と前壁に分割するとともに、底版及
び前壁をそれぞれ複数のブロックに分割したプレキャス
ト鉄筋コンクリート製品を連結してL形擁壁のコーナー
部を構築する方法において、(A)底面側にナットを埋
設し、該ナットから上面に至る鉛直方向の挿通孔を設け
たプレキャスト鉄筋コンクリート製品を底版ブロックと
し(B)土圧側下部に張出し部を設け、該張出し部に鉛
直方向の貫通孔を設けたプレキャスト鉄筋コンクリート
製品を前壁ブロックとし(C)底版ブロック側の埋設ナ
ットと前壁ブロック側の張出し部上端面の間をPC鋼棒
により緊張力を導入して緊結するとともに、(D)隣接
する前壁ブロックを隅角部ではない直線部で連結する。
Description
用される大型L形擁壁のコーナー部の構築方法に関する
ものである。
に使用するL形擁壁に比して、どうしても横幅を大きく
せざるを得ない。そのため、土留め高さが低い場合(3
m程度以下)はプレキャスト鉄筋コンクリート製品であ
るL形擁壁を生産し現場に運搬して設置することが可能
であるが、土留め高さが高くなると、設置すべきL形擁
壁が急激に大型化することとなり、工場での生産が不可
能になったり、仮に生産が可能であっても製品の運搬が
不可能になったりする。このため、土留め高さが高くな
ると前壁を上下に分割したり、底版を前後に分割した
り、前壁と底版とに分割したりしておき、この分割した
ブロックを現場でPC鋼棒で連結して一体化する工法が
試みられている。また、やむを得ない場合は場所打ち鉄
筋コンクリートで構築している。
であり、さらに、底版を2a,2b,2cの3つに分割
し、それに対応して前壁も3a,3b,3cの3つに分
割し、2a−3a,2b−3b,2c−3cを1対とし
てL形に連結するとともに、3対のL形を相互に連結し
て1個の大型L形擁壁のコーナー部を構築するものであ
る。そして、PC鋼棒を挿通するための貫通孔5は前壁
の厚さの中心部に設けられている。
従来の工法では、(1)前壁と底版の連結は前壁の上端
でPC鋼棒を緊張して緊結するために高所作業が多くな
り、工事の危険性が増すとともに工事費が高騰する。
(2)PC鋼棒が前壁の厚さの中心部に配置されるの
で、前壁の土圧に対する耐力低下を招く。(3)前壁相
互の連結位置が隅角部と一致しているので、土圧により
連結部が破壊され易い。などの問題がある。
棒の配置場所を土圧側に移動すること、(2)PC鋼棒
の前壁ブロックへの定着場所を低くすること、(3)表
面が折れ曲がっている前壁ブロックを使用することによ
り、隣接する前壁ブロックを隅角部ではない直線部で連
結すること、などの方策を採用することにより従来法の
問題点を一挙に解決することを目的とするものである。
ともに、底版及び前壁をそれぞれ複数のブロックに分割
したプレキャスト鉄筋コンクリート製品を連結してL形
擁壁のコーナー部を構築する方法において、(A)底面
側にナットを埋設し、該ナットから上面に至る鉛直方向
の挿通孔を設けたプレキャスト鉄筋コンクリート製品を
底版ブロックとし(B)土圧側下部に張出し部を設け、
該張出し部に鉛直方向の貫通孔を設けたプレキャスト鉄
筋コンクリート製品を前壁ブロックとし(C)底版ブロ
ック側の埋設ナットと前壁ブロック側の張出し部上端面
の間をPC鋼棒により緊張力を導入して緊結するととも
に(D)隣接する前壁ブロックを隅角部ではない直線部
で連結することを特徴とするL形擁壁コーナー部の構築
方法」である。
版ブロックと形状は大差ないが、埋設ナットおよびそれ
から上方に延びている挿通孔の位置が従来のものより、
土圧側に寄っている。前壁ブロックは形状、構造ともに
従来のものと大きく異なる。
ていたPC鋼棒挿通のための貫通孔は廃止され、それに
代えて裏面(土圧側)下部に張出し部が設けられ、その
張出し部に鉛直方向に貫通孔が設けられている。さら
に、コーナー部の隅角に設置される前壁ブロックは表面
はフラットではなく隅角の折れ曲がりに対応して折れ曲
がっている。
に運搬し、次のようにしてコーナー部のL形擁壁を組み
立てる。
設置し、各底版ブロックを相互に連結してコーナー部の
底版を形成する。(2)PC鋼棒またはカップラー付き
PC鋼棒の下端を底版の埋設ナットに螺着する。(3)
表面が折れ曲がっている隅角用の前壁ブロックが二つの
底版ブロックに跨がって設置されるように各前壁ブロッ
クを底版の所定の位置の上に吊り下ろし、位置合わせを
してPC鋼棒を前壁ブロックの貫通孔に挿通する。カッ
プラー付きPC鋼棒の場合はカップラーを貫通孔の下端
に位置させ、貫通孔にPC鋼棒を挿入して連結する。
(4)貫通孔より上に突出しているPC鋼棒を引張り緊
張力を導入して、その上端を張出し部の上端面に定着す
る。(5)各前壁ブロックを相互に連結してコーナー部
の前壁を形成する。
一体化したコーナー部のL形擁壁が構築される。底版ブ
ロック及び前壁ブロックの相互の連結は端面鋼板のボル
ト連結、箱抜き相互間のボルト連結、箱抜き相互間のP
C鋼棒連結などの通常の連結方式で行う。
使用する底版ブロック及び前壁ブロックの構造ならびに
施工手順について説明する。
前壁ブロックを組み立ててL形擁壁コーナー部を構築す
る例である。
置を示すは平面図で、(a)は底版ブロックの配置、
(b)は前壁ブロックの配置、(c)は底版ブロック上
への前壁ブロックの配置を示す。
C鋼棒による連結を示す縦断面図であり、(a)はカッ
プラーを使用しない場合、(b)、(c)はカップラー
を使用した場合をそれぞれ示す。
形態を施工順序に従って説明する。
面側にナット6が埋設され、このナット6から上面に至
る鉛直方向の挿通孔7が設けられている。前壁ブロック
3には、製作の際、土圧側下部に張出し部4が設けら
れ、この張出し部4に鉛直方向の貫通孔5が設けられて
いる。(図2参照) (2)3個の底版ブロック2a,2b,2cを図1
(a)のように配置して所定の位置に設置し、相互に連
結してコーナー部底版2を形成する。
れたナット6に螺着し、所定の長さ上面より突出させて
おく。
f,3gを底版2の所定の位置の上に図1(b)の配置
に従って順次吊り下ろし、突出しているPC鋼棒8を前
壁ブロックの貫通孔5に挿通して設置する。図示されて
いるように表面が折れ曲がっている隅角用前壁ブロック
3d,3eはそれぞれ底版ブロック2a−2b、及び2
a−2cに跨がって設置される。
8を引張り緊張力を導入して、その上端を張出し部4の
上端面に定着する。
gを相互に連結してコーナー部前壁3を形成する。
4個の前壁ブロック3を組み立ててコーナー部のL形擁
壁1が構築される。
と同時にPC鋼棒8を貫通孔5に貫通させたが、図2
(b)、(c)に示すように、上端にカップラー10を
取付けたPC鋼棒8bをナット6に螺着しておき、前壁
ブロック3を設置した後、貫通孔5よりPC鋼棒8cを
挿入し、PC鋼棒8cをカップラー10を介してPC鋼
棒8bに接続してもよい。
図は台形の3個の底版ブロック2を左右対象に配置した
例であるが、コーナー部の形状によっては、底版ブロッ
ク2の個数が2個となる場合や4個以上となる場合があ
り、形状も台形のみでなく、長方形や三角形となる場合
があり、左右非対象に配置される場合がある。
の個数が使用され、左右非対象に配置される場合があ
る。
うな効果が奏せられる。
に比較して、(1)組み立て作業は殆どが低所作業で高
所作業が少なくなり安全性が向上する。(2)PC鋼材
の位置が土圧側に近く配置されるので、前壁コンクリー
トに土圧による引張応力が有効に作用し、PC鋼材の径
を小さく、かつ、本数を少なくすることが可能となる。
り、連結部は直線部であるので、土圧により隅角部の連
結部が破壊される心配はなくなる。(4)底版ブロック
相互の連結面と前壁ブロック相互の連結面とは別個の鉛
直面であるので、応力伝達は円滑に行われ、連結面への
応力集中は避けられる。
平面図で、(a)は底版ブロックの配置、(b)は前壁
ブロックの配置、(c)は底版ブロック上への前壁ブロ
ックの配置を示す。
る連結を示す縦断面図であり、(a)はカップラーを使
用しない場合、(b)、(c)はカップラーを使用した
場合をそれぞれ示す。
し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。
底版ブロック、3,3a,3b,3c,3d,3e,3
f,3g・・前壁ブロック、4・・張出し部、5・・貫
通孔、6・・ナット、7・・挿通孔、8,8b,8c・
・PC鋼棒、10・・カップラー。
Claims (1)
- 【請求項1】 底版と前壁に分割するとともに、底版及
び前壁をそれぞれ複数のブロックに分割したプレキャス
ト鉄筋コンクリート製品を連結してL形擁壁のコーナー
部を構築する方法において、(A)底面側にナットを埋
設し、該ナットから上面に至る鉛直方向の挿通孔を設け
たプレキャスト鉄筋コンクリート製品を底版ブロックと
し(B)土圧側下部に張出し部を設け、該張出し部に鉛
直方向の貫通孔を設けたプレキャスト鉄筋コンクリート
製品を前壁ブロックとし(C)底版ブロック側の埋設ナ
ットと前壁ブロック側の張出し部上端面の間をPC鋼棒
により緊張力を導入して緊結するとともに、(D)隣接
する前壁ブロックを隅角部ではない直線部で連結するこ
とを特徴とするL形擁壁コーナー部の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8114645A JP2875776B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | L形擁壁コーナー部の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8114645A JP2875776B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | L形擁壁コーナー部の構築方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09296463A true JPH09296463A (ja) | 1997-11-18 |
| JP2875776B2 JP2875776B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=14642995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8114645A Expired - Fee Related JP2875776B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | L形擁壁コーナー部の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2875776B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009281133A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-12-03 | Fumie Kato | プレキャストコンクリート躯体及びそれを用いた建築物並びに建築工法 |
| JP2016160629A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 旭コンクリート工業株式会社 | 擁壁 |
| JP2016160627A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 旭コンクリート工業株式会社 | 擁壁 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7323261B2 (ja) * | 2021-11-09 | 2023-08-08 | 株式会社アルファシビルエンジニアリング | 傾斜地の非開削工法を使用した擁壁構築工法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6419009A (en) * | 1987-07-14 | 1989-01-23 | Hodogaya Chemical Co Ltd | Herbicidal composition |
| JPH0515849A (ja) * | 1991-12-13 | 1993-01-26 | Mitsuwa:Kk | 枝豆選別装置 |
| JPH05132958A (ja) * | 1991-05-31 | 1993-05-28 | Tokai Purekon Kk | 擁壁隅部の施工方法 |
| JPH0721630U (ja) * | 1992-11-30 | 1995-04-21 | 株式会社イナックス | ベルトコンベヤの接続装置 |
| JP3012940U (ja) * | 1994-12-26 | 1995-06-27 | 陳華 駱 | 自動巻取装置 |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP8114645A patent/JP2875776B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
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| JP2016160629A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 旭コンクリート工業株式会社 | 擁壁 |
| JP2016160627A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 旭コンクリート工業株式会社 | 擁壁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2875776B2 (ja) | 1999-03-31 |
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