JPH09296775A - 電磁ポンプおよび液体燃料供給装置 - Google Patents
電磁ポンプおよび液体燃料供給装置Info
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Abstract
正確な液体燃料の吐出量で燃焼効率よく燃焼制御させ
る。 【解決手段】 液体燃料の吐出量のバラツキと同様にパ
ルス幅を変化させたときの吐出量の変化特性が個々の電
磁ポンプ11でバラツキがあっても、最大燃焼量で所定
抵抗値の固定抵抗器13を選択して吐出量を所定範囲内
に調整し、かつ最小燃焼量で所定抵抗値の固定抵抗器1
4を選択して吐出量を所定範囲内に調整するので、最大
燃焼時および最小燃焼時での吐出量のバラツキを所定範
囲内とすることができて、最大燃焼時および最小燃焼時
の両方において、より正確な液体燃料の吐出量で燃焼制
御させることができる。これによって、最小燃焼量およ
び最大燃焼量付近で燃焼空気との混合比のずれによる赤
火や不完全燃焼などを防止する。
Description
油燃焼器などに白灯油などの液体燃料を供給する電磁ポ
ンプおよび液体燃料供給装置に関するものである。
フリーピストン状のプランジャーを電磁力で往動させか
つこれをばね圧で復動させている。この往動時に、電磁
ポンプは、加圧された流体燃料の圧力で吐出用逆止弁を
押し開かせながら流体燃料を吐出口より吐出させるよう
になっている。このような電磁ポンプの液体燃料供給制
御について、図5を参照して説明する。
の構成図である。図5において、この電磁ポンプ51に
は、上記電磁力を発生させるための電磁コイル52が配
設されている。この電磁コイル52の一方端子は、流体
燃料吐出量調整用の固定抵抗器53を介してパルス出力
駆動回路54の一方の出力端子に接続され、また、電磁
コイル52の他方端子はパルス出力駆動回路54の他方
の出力端子に接続されており、電磁コイル52は、パル
ス出力駆動回路54から駆動パルスで供給される断続電
流によって繰り返し励磁されて、各駆動パルス毎に、そ
のパルス幅およびパルス波高値に応じた電磁力を発生さ
せるものである。
の1往復当たりの液体燃料の吐出量は、パルス出力駆動
回路54から出力される駆動パルスのパルス幅に相当し
た通電時間とそのパルス波高値に相当した印加電圧とで
定まる。例えば、駆動パルスの通電時間を長くしたとき
には、プランジャーが復動用のばね圧に抗して充分なス
トローク分だけ往動し、また、印加電圧を高くしたとき
にはプランジャーが勢い良く往動するため、これらの何
れの場合にもその吐出量が多くなる。また、この電磁ポ
ンプ51による単位時間当たりの液体燃料の吐出量は、
駆動パルスの周波数で定まり、この周波数が高いほどそ
の吐出量が多くなる。
ルスのパルス幅に相当した通電時間とそのパルス波高値
に相当した印加電圧、さらにはその周波数で設定されて
いるが、電磁ポンプ51のポンプ構成部品の寸法精度や
ばね類の付勢力の誤差などがその吐出量に影響してい
る。このため、電磁ポンプ51の組立て後に、その吐出
量を全数検査して固定抵抗器53の抵抗値を調整するこ
とでその許容範囲内に収まるように調整しなければなら
ない。なお、燃焼制御部としては、このパルス出力駆動
回路54の他に、燃焼運転全般に亘る自動制御回路55
が備えられている。
による液体燃料の吐出量の調整について、さらに詳しく
説明する。
めるためには所定の駆動パルスにおいて電磁ポンプ51
の吐出量が所定範囲内に収まっていることが必要であ
る。電磁ポンプ51の単位時間当たりの吐出量は、プラ
ンジャーの1往復当たりの吐出量と駆動パルスの周波数
とで定まっている。また、駆動電源の周波数精度にもよ
るが、通常は、水晶発振子やマイクロコンピュータなど
によって制御が行われており、駆動パルスの周波数には
誤差が殆どない。
燃料の吐出量は、駆動パルスの印加電圧と、その通電時
間であるパルス幅とを一定に設定しても、ポンプ構成部
品の寸法精度やばね類の付勢力の僅かな誤差によっても
影響を受けるため、電磁ポンプ51毎にバラツキが生じ
る。この液体燃料の吐出量のバラツキは±15パーセン
トが実情であり、例えば燃焼器の最大燃焼量の±10パ
ーセントの範囲内に収めるためには、電磁ポンプ51以
外の燃焼器部品のバラツキを考慮すると、電磁ポンプ5
1の吐出量のバラツキは±5パーセントの範囲内に収め
る必要がある。
上になるように製造し、その液体吐出量に応じた抵抗値
の固定抵抗器53を電磁コイル52と直列に接続するこ
とで、その電磁コイル52に印加される印加電圧を下げ
るようにして、電磁ポンプ51の吐出量のバラツキを±
5パーセントの範囲内に収めるようにその液体燃料の吐
出量を調整している。
ということは、電磁コイル52による電磁力を調整して
プランジャーの1往復当たりの吐出量を調整することで
あり、例えば、固定抵抗器53の抵抗値を小さくして電
磁コイル52への印加電圧を高くしたときには、プラン
ジャーは勢いよく速く往動するため、パルス幅が一定で
あってもその移動量が大きくなってその吐出量が増える
ことになる。また逆に、例えば、固定抵抗器53の抵抗
値を大きくして電磁コイル52への印加電圧を低くした
ときには、プランジャーの勢いは少なく遅く往動するた
め、パルス幅が一定であってもその移動量が少なくなっ
てその吐出量は減少することになる。
53による液体燃料の吐出量の調整は、まず、電磁ポン
プ51を固定抵抗器53のない状態で一定の駆動パルス
で所定の吐出量以上となるように製造する。次に、その
電磁ポンプ51を固定抵抗器53のない状態で一定の駆
動パルスを供給してその吐出量を測定する。さらに、こ
の測定された吐出量に対する、予め実験で求められた吐
出量と抵抗値との関係から所定の吐出量の許容範囲内と
なる抵抗値の固定抵抗器53を選定し、上記電磁ポンプ
51の電磁コイル52と直列に接続する。これによっ
て、電磁コイル52に印加される印加電圧は固定抵抗器
53で電圧降下して下がり、電磁ポンプ51毎の吐出量
のバラツキを例えば±5パーセントなどの所定範囲内に
収まるように調整することができる。
御について詳しく説明する。この燃焼量制御、即ち、電
磁ポンプ51の液体燃料の吐出量を制御する方法には、
以下に示すような3通りの方法がある。
法(図6参照) (2)駆動パルスの通電時間であるパルス幅を変化させ
る方法(図7参照) (3)上記(1)と(2)の方法を併用する方法(図8
参照) 上記(1)の方法では、図6に示すように、駆動パルス
のパルス幅を一定(図6ではパルス幅5.6msec)
にして駆動パルスの周波数成分だけを変化させることに
よって電磁ポンプ51の吐出量を制御するもので、その
吐出量は、通常使用されている4〜30Hzの周波数範
囲内でほぼ周波数に正比例している。例えば、駆動パル
スの周波数が20Hzのときに電磁ポンプ51の吐出量
が5(ml/min)程度であり、周波数が20Hzよ
りも高い場合にも低い場合にもその特性ラインの傾きは
一定である。ところが、30Hz以上の周波数領域でそ
の吐出量は飽和しており、その特性ラインの傾きは少な
くなる。
ように、駆動パルスの周波数を一定(図6では周波数1
0Hz)にして駆動パルスのパルス幅だけを変化させる
ことによって電磁ポンプ51の液体燃料の吐出量を制御
するもので、例えば、駆動パルスのパルス幅が10ms
ecのときに電磁ポンプ51の吐出量は5(ml/mi
n)程度であり、パルス幅を長くしたときにはプランジ
ャーが復動用のばね圧に抗して長い時間往動し、1往復
のプランジャーのストロークが長くなってその吐出量が
増えることになる。また逆に、パルス幅を短くしたとき
にはプランジャーが復動用のばね圧に抗して短い時間往
動し、1往復のプランジャーのストロークが短くなって
その吐出量が減少することになる。
圧に対する電流の遅れとその位置による電磁力の大き
さ、さらにスプリングの撓み量に比例した反発力および
流体の負荷との関係で加速度的に移動するため、パルス
幅とその吐出量との関係は図7の特性ラインA,Bのよ
うに3次曲線に近いものとなっている。これらの特性ラ
インA,Bは電磁ポンプ51毎に異なっている様子を示
している。
(1)の方法のように最大燃焼量から最小燃焼量までを
周波数のみで変化させると、駆動パルスの周波数の高い
領域では電磁ポンプ51の駆動音が高くなって聞き辛
く、また、流量安定性が悪くなるという問題があり、ま
た、周波数の低い領域では、電磁ポンプ51の駆動がパ
ルス駆動であるため液体燃料の脈流による燃焼異常が生
じ易くなるという問題があったが、その吐出量の周波数
制御とパルス幅制御とを併せることで、液体燃料の吐出
量の可変範囲における周波数の可変範囲を狭めることが
できて、上記各問題を解決することができる。したがっ
て、図8に示すように、駆動パルスの周波数が10.5
Hzまではパルス幅が3.5msecの特性ラインで液
体燃料の吐出量を制御し、また、駆動パルスの周波数が
10.5Hzを超えると、パルス幅が7.4msecの
より傾斜の大きい特性ラインで液体燃料の吐出量を制御
する。これらの特性ラインが変わる10.5Hzの周波
数では、液体燃料の吐出量を連続的に変化させるため
に、同一の吐出量となるように一旦7.5Hzの周波数
まで下げている。この場合にも、30Hz以上の周波数
になると、上記(1)の方法と同様に、液体燃料の吐出
量は飽和することになる。
抗器53による液体燃料の吐出量調整方法で調整された
電磁ポンプ51の吐出量は、さらに燃焼量を制御するた
め上記(1)〜(3)の方法により駆動パルスの周波数
やパルス幅を制御して変化させているが、そのうち
(1)の駆動パルスの周波数を制御する方法において
は、上記したように電磁ポンプ51の駆動音が変化する
こと、流量が不安定であること、液体燃料の脈流で燃焼
異常が生じ易くなることなどの問題があった。
上の高い領域では高周波音となって聞き辛く、かつ流量
が不安定でその飽和部分の特性は個々の電磁ポンプ51
で異なっている。この特性の飽和部分を含むような周波
数範囲で制御するような場合には、最大燃焼量で固定抵
抗を選択して調整しても、最小燃焼方向に周波数を少な
くするように吐出量の制御を行うと、その特性にバラツ
キが発生し最小燃焼時の許容範囲内に液体燃料の吐出量
が収まらないという問題も有していた。また、温度制御
において燃焼を消してしまうと臭いの問題などが残るた
め、最小燃焼量に対応する液体燃料の吐出量を維持する
必要があるが、駆動パルスの周波数が例えば4Hzに対
応する微小吐出量の最小燃焼時には液体燃料の脈流によ
る燃焼異常が発生するという問題も有していた。
や、(1)の方法の問題点を解決した(3)の方法にお
いては、上記液体燃料の吐出量のバラツキと同様にパル
ス幅を変化させたときの吐出量の変化特性が個々の電磁
ポンプ51でバラツキがあるため、上記最大燃焼量で所
定抵抗値の固定抵抗器53を選択して吐出量を所定範囲
内に調整した場合、最小燃焼方向でパルス幅を短くして
行く制御を行うと、その特性のバラツキにより最大燃焼
でのバラツキが所定範囲内に入っていても、最小燃焼で
のバラツキが最大燃焼でのバラツキよりもそのバラツキ
の範囲が大きく、最小燃焼でのバラツキが所定範囲内に
入らなくなる場合が発生するという問題を有していた。
また逆に、上記最小燃焼量で所定抵抗値の固定抵抗器5
3を選択して吐出量を所定範囲内に調整した場合、最大
燃焼方向でパルス幅を長くして行く制御を行うと、その
特性のバラツキにより最小燃焼でのバラツキが所定範囲
内に入っていても、最大燃焼でのバラツキが最小燃焼で
のバラツキよりもそのバラツキの範囲が大きく、最大燃
焼でのバラツキが所定範囲内に入らなくなる場合が発生
するという問題を有していた。
付近での電磁ポンプ51の液体燃料の吐出量が所定の燃
焼量と差が生じることによる燃焼空気との混合比のずれ
による赤火や不完全燃焼などの原因となる。これらの赤
火や不完全燃焼などの場合には液体燃料の量に対して熱
量が少なくなって熱出力効率が悪くなる。
大燃焼時および最小燃焼時の両方において、より正確な
液体燃料の吐出量で燃焼制御させることができて燃焼効
率の良い電磁ポンプおよび液体燃料供給装置を提供する
ことを目的とする。
置は、供給される駆動パルスのパルス幅、パルス周波数
およびパルス波高値に応じて液体燃料の吐出量が変化す
る液体燃料供給装置において、前記駆動パルスの所定の
パルス幅またはパルス周波数で、前記駆動パルスのパル
ス波高値を切り換えるように制御する駆動制御手段が設
けられていることを特徴とする。
波数を変化させたときの液体燃料の吐出量の変化特性が
個々の液体燃料供給装置でバラツキがあっても、少なく
とも液体燃料の最大燃焼量と最小燃焼量を所定吐出量範
囲内に調整するように、供給される駆動パルスの波高値
を設定し、駆動パルスの所定のパルス幅またはパルス周
波数で、パルス波高値を切り換えるようにしているの
で、少なくとも最大燃焼および最小燃焼での吐出量のバ
ラツキが所定吐出量範囲内となり、最大燃焼時および最
小燃焼時の両方およびそれらの間において、より正確な
液体燃料の吐出量で燃焼制御させることが可能となる。
したがって、最小燃焼時および最大燃焼時、これらの間
で燃焼空気との混合比のずれによる赤火や不完全燃焼な
どが防止され、燃焼効率のよい液体燃料供給装置とな
る。
装置における駆動制御手段は、複数の抵抗部材と、駆動
パルスの所定のパルス幅またはパルス周波数で前記複数
の抵抗部材のうちの所定の抵抗部材を選択し、この選択
された所定の抵抗部材を介して前記駆動パルスを供給す
るパルス出力手段とを有することを特徴とする。
ルに供給される駆動パルスのパルス幅およびパルス周波
数、パルス波高値に応じて液体燃料の吐出量が変化する
電磁ポンプにおいて、前記駆動パルスの波高値切換用の
抵抗部材が前記電磁コイルに複数個並列接続されて配設
されていることを特徴とする。
装置は、前記電磁ポンプと、この電磁ポンプの電磁コイ
ルに供給される駆動パルスの所定のパルス幅またはパル
ス周波数で、前記複数の抵抗部材のうちの所定の抵抗部
材を選択し、この選択された所定の抵抗部材を介して前
記駆動パルスを前記電磁コイルに供給するパルス出力手
段とを有することを特徴とする。
抵抗値の抵抗部材を選択して吐出量を所定範囲内に調整
すると共に、最小燃焼量で所定抵抗値の抵抗部材を選択
して吐出量を所定範囲内に調整するようにすれば、少な
くとも最大燃焼時および最小燃焼時での吐出量のバラツ
キを所定範囲内にそれぞれ容易に納めることが可能とな
る。
装置の実施形態について図面を参照しながら説明する。
プおよびその制御部の構成図である。
電磁力を発生させるための電磁コイル12が配設されて
いる。この電磁コイル12の一方端子には、流体燃料吐
出量調整用の固定抵抗器13,14の一方端が接続さ
れ、これらの固定抵抗器13,14の他方端はそれぞれ
パルス出力駆動回路15の両出力端子P1,P2にそれぞ
れ接続されている。これらの両出力端子P1,P2は、リ
レー接点や電子スイッチなどのスイッチ接点を介して出
力端を2系統に分岐した先端部に設けられている。ま
た、電磁コイル12の他方端子はパルス出力駆動回路1
5のコモン端子に接続されており、電磁コイル12は、
固定抵抗器13または固定抵抗器14を介して、パルス
出力駆動回路15からの駆動パルスによる断続電流によ
って繰り返し励磁されて、各駆動パルス毎に、そのパル
ス周波数、パルス幅(通電時間)およびパルス波高値
(印加電圧)に応じた電磁力を発生させるものである。
このときの固定抵抗器13は、最大燃焼時の吐出量が所
定範囲内になるようにその抵抗値が選定され、また、固
定抵抗器14は、最小燃焼時の吐出量が所定範囲内にな
るようにその抵抗値が選定されており、パルス出力駆動
回路15は駆動パルスのパルス幅に応じて固定抵抗器1
3,14の何れかに切り換えて液体燃料の吐出量制御が
なされている。これらの固定抵抗器13,14およびパ
ルス出力駆動回路15で駆動制御手段が構成されてお
り、駆動パルスの所定パルス幅またはパルス周波数で、
この駆動パルスのパルス波高値(印加電圧)を、固定抵
抗器13または固定抵抗器14を介することで切り換え
るように制御している。この切り換えるときの所定パル
ス幅は、液体燃料の吐出量が制御される最大燃焼時と最
小燃焼時の間のパルス幅である。
力駆動回路15の他に、燃焼運転全般に亘って制御する
自動制御回路16が備えられており、例えば送風ファン
の吸い込み口などに配設された温度センサによって現在
の温度が監視され、この温度センサで検知されている現
在温度と目標温度とが比較され、これらの温度差に応じ
て、パルス出力駆動回路15に対して駆動パルスのパル
ス幅を制御させるようになっている。このパルス出力駆
動回路15からの駆動パルスで駆動制御される電磁ポン
プにより、多段階に液体燃料の吐出量が制御されて最大
燃焼と最小燃焼との間を燃焼制御するようになってい
る。
面図であり、図3は図1の電磁ポンプの構成を示す平面
図である。
11は、シリンダ21内にフリーピストン状のプランジ
ャー22がばね23,24で所定位置に釣り合って配設
されている。このプランジャー22内には逆止弁25が
ばね26で軽く付勢された状態で開口部27を開閉自在
に配設されている。また、吐出口28側にも、逆止弁2
9がばね30で軽く付勢された状態でその開口部31を
開閉自在に配設されている。この電磁ポンプ11のシリ
ンダ21の外周部にはコイルボビン32が配設されてお
り、そのコイルボビン32に電磁コイル12が巻回され
ている。この電磁コイル12の両端12a,12bはそ
れぞれ、コイルボビン32の上部に配設された端子板3
4の各端子35,36にそれぞれ接続されている。この
端子板34には端子35,36の他に端子37,38が
設けられており、端子35と端子37間に固定抵抗器1
3を、端子35と端子38間に固定抵抗器14を接続す
ると共に、これらの端子36〜38をそれぞれパルス出
力駆動回路15の各出力端にそれぞれ接続している。
抗器13,14による液体燃料の吐出量調整は、まず、
電磁ポンプ11を固定抵抗器13,14のない状態で一
定の駆動パルスで所定の吐出量以上となるように製造す
る。次に、その電磁ポンプ11の電磁コイル12に固定
抵抗器13,14が接続されていない状態で、最大燃焼
時および最小燃焼時に供給される所定の駆動パルスを電
磁コイル12にそれぞれ供給してその各吐出量をそれぞ
れ測定する。所定の駆動パルスとは、例えば周波数10
Hzで最大燃焼時の液体燃料の吐出量に対応するパルス
幅を10msecとし、また、最小燃焼時の液体燃料の
吐出量に対応するパルス幅を5msecとしている。
する、予め実験で求められた吐出量と抵抗値との関係か
ら所定の吐出量の許容範囲内となる抵抗値の固定抵抗器
13,14をそれぞれ選定し、上記電磁ポンプ11の電
磁コイル12と直列にそれぞれ接続する。
御については、燃焼時には、電磁ポンプ11の電磁コイ
ル12に固定抵抗器13,14の何れかを介してパルス
出力駆動回路15から所定パルス幅の駆動パルスが入力
されて通電状態となる。この駆動パルスが供給される電
磁コイル12で発生する電磁力で、プランジャー22を
ばね23の付勢力に抗して吐出口28側に移動させる。
この往動時に、プランジャー22内の逆止弁25は加圧
された流体燃料の圧力で閉じたままであるが、吐出口2
8側の逆止弁29を流体燃料の圧力で押し開かせながら
流体燃料を吐出口28より吐出させることができる。
電されていない状態となり、このときは電磁力が働かな
いので、プランジャー22はばね23の付勢力で復動し
て吐出口28側とは反対側に移動することになる。この
復動時に、プランジャー22内の逆止弁25はその内部
の流体燃料が減圧することで開いて、その開口部を介し
て液体燃料が内部に流入することになると共に、吐出口
28側の逆止弁29は閉じられることになる。以上の動
作を繰り返すことによって液体燃料の燃焼量制御がなさ
れている。
の吐出量に対応するパルス幅10msecにおいて、基
準となる特性ラインを特性ラインAとすると、電磁コイ
ル12に印加される印加電圧は固定抵抗器13で最適に
電圧降下して適度に下がることで、最大燃焼時の電磁ポ
ンプ11毎の吐出量のバラツキが特性ラインBのように
例えば±5パーセントなどの所定範囲内に収まるように
なる。また、液体燃料の吐出量が最大燃焼量から最小燃
焼量の方向に変化するとき、パルス出力駆動回路15
は、駆動パルスのパルス幅に応じた最適な位置(本実施
形態では最大燃焼量と最小燃焼量の間の中央位置)でそ
の出力端を固定抵抗器13から固定抵抗器14に切り換
える。この切り換え制御で、最小燃焼時においても、電
磁コイル12に印加される印加電圧は固定抵抗器14で
最適に電圧降下して適度に下がることで、最小燃焼時の
電磁ポンプ11毎の吐出量のバラツキも特性ラインCの
ように例えば±5パーセントなどの所定範囲内に収まる
ようになる。
ツキと同様にパルス幅を変化させたときの吐出量の変化
特性が個々の電磁ポンプ11でバラツキがあっても、最
大燃焼量で所定抵抗値の固定抵抗器13を選択して吐出
量を所定範囲内に調整し、かつ最小燃焼量で所定抵抗値
の固定抵抗器14を選択して吐出量を所定範囲内に調整
するので、最大燃焼および最小燃焼での吐出量のバラツ
キを所定範囲内に入れることができて、最大燃焼時およ
び最小燃焼時の両方およびそれらの間において、より正
確な液体燃料の吐出量で燃焼制御させることができる。
これによって、特に最小燃焼量および最大燃焼量付近で
燃焼空気との混合比のずれによる赤火や不完全燃焼など
を防止して、燃焼効率のよい液体燃料供給装置としての
電磁ポンプ11およびパルス出力駆動回路15を得るこ
とができる。
最小燃焼時に設定した2個の固定抵抗器13,14を電
磁コイル12に並列に接続し、パルス出力駆動回路15
が、駆動パルスのパルス幅に応じてその出力端を固定抵
抗器13,14の何れかに切り換え制御するように構成
したが、3個の固定抵抗器を電磁コイル12に並列に接
続し、最大燃焼時および最小燃焼時の他、その間の燃焼
時にも所定範囲内に吐出量が入るように、パルス出力駆
動回路が、駆動パルスのパルス幅に応じてその出力端を
各固定抵抗器の何れかに切り換え制御するようにしても
よい。また、2個や3個の固定抵抗器に限らず、それ以
上の複数個の固定抵抗器を電磁コイル12に並列に接続
し、最大燃焼時と最小燃焼時の間の各燃焼時にも基準と
なる特性ラインAに沿うように、パルス出力駆動回路
が、駆動パルスのパルス幅に応じてその出力端を各固定
抵抗器の何れかに切り換えるように制御するようにして
もよい。この場合には、より正確な吐出量制御となっ
て、より燃焼効率のよい快適な液体燃料供給装置が得ら
れることになる。
ス幅に応じてその出力端を固定抵抗器13,14の何れ
かに切り換え制御するように構成したが、駆動パルスの
パルス周波数に応じてその出力端を固定抵抗器13,1
4の何れかに切り換え制御するように構成してもよい。
特に、図8に示すように、駆動パルスの所定の周波数ま
では所定のパルス幅の特性ラインで液体燃料の吐出量を
制御し、また、駆動パルスの所定の周波数を超えると、
別の所定パルス幅の傾斜の大きい特性ラインで液体燃料
の吐出量を制御するような場合にも、本発明を適応させ
ることができて、より正確な吐出量制御をすることがで
き、より燃焼効率のよい快適な液体燃料供給装置を得る
ことができる。この場合、パルス幅の異なる特性ライン
の切り換え時に固定抵抗器を切り換え制御するようにす
ればよい。
ルス幅またはパルス周波数で、パルス波高値を切り換え
るようにしているため、少なくとも最大燃焼時と最小燃
焼時の間の吐出量のバラツキを所定吐出量範囲内とする
ことができ、最大燃焼時および最小燃焼時の両方および
それらの間においても、より正確な液体燃料の吐出量で
燃焼制御させることができて、最小燃焼時および最大燃
焼時、これらの間で燃焼空気との混合比のずれによる赤
火や不完全燃焼などを防止し、燃焼効率のよい液体燃料
供給装置を得ることができる。
パルス周波数で抵抗部材を切り換えるようにしているた
め、液体燃料の吐出量のバラツキを所定誤差範囲内にそ
れぞれ容易に納めることができる。
の制御部の構成図である。
る。
量と駆動パルス幅との関係を示す図である。
ある。
係を示す図である。
す図である。
パルスの周波数との関係を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 電磁コイルに供給される駆動パルスのパ
ルス幅、パルス周波数およびパルス波高値に応じて液体
燃料の吐出量が変化する電磁ポンプにおいて、前記駆動
パルスの波高値切換用の抵抗部材が前記電磁コイルに複
数個接続されて配設されていることを特徴とする電磁ポ
ンプ。 - 【請求項2】 供給される駆動パルスのパルス幅および
パルス周波数、パルス波高値に応じて液体燃料の吐出量
が変化する液体燃料供給装置において、前記駆動パルス
の所定のパルス幅またはパルス周波数で、前記駆動パル
スのパルス波高値を切り換えるように制御する駆動制御
手段が設けられていることを特徴とする液体燃料供給装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電磁ポンプと、この電磁
ポンプの電磁コイルに供給される駆動パルスの所定のパ
ルス幅またはパルス周波数で、前記複数の抵抗部材のう
ちの所定の抵抗部材を選択し、この選択された所定の抵
抗部材を介して前記駆動パルスを前記電磁コイルに供給
するパルス出力手段とを有することを特徴とする液体燃
料供給装置。
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|---|---|---|---|
| JP11362696A JP3602256B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 電磁ポンプおよび液体燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP11362696A JP3602256B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 電磁ポンプおよび液体燃料供給装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3602256B2 JP3602256B2 (ja) | 2004-12-15 |
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ID=14616998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP11362696A Expired - Fee Related JP3602256B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 電磁ポンプおよび液体燃料供給装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3602256B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2021076335A (ja) * | 2019-11-12 | 2021-05-20 | 株式会社コロナ | 燃焼装置 |
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| US10920768B2 (en) * | 2017-09-14 | 2021-02-16 | Milton Roy, Llc | Pump drive that minimizes a pulse width based on voltage data to improve intake and discharge strokes |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP11362696A patent/JP3602256B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| WO2008026661A1 (en) * | 2006-08-29 | 2008-03-06 | Panasonic Corporation | Reciprocating pump control device, electric device using this, fuel cell system, and reciprocating pump control method |
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