JPH0929693A - 定重量切断装置 - Google Patents

定重量切断装置

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JPH0929693A
JPH0929693A JP18875495A JP18875495A JPH0929693A JP H0929693 A JPH0929693 A JP H0929693A JP 18875495 A JP18875495 A JP 18875495A JP 18875495 A JP18875495 A JP 18875495A JP H0929693 A JPH0929693 A JP H0929693A
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JP
Japan
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cutting
weighed
weight
conveyor
volume
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Application number
JP18875495A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Adachi
元之 安達
Shigeyoshi Nishiwaki
重林 西脇
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Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
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Publication date
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状の異なる食肉等の被計量物を定重量の切
り身にするための自動省力化機器を提供すること。 【構成】 被計量物31を平坦にするためのプレスコン
ベア1を設け、次に計量コンベア7を搬送するごとに重
量センサ9から重量信号を発する計重機5を設け、この
後段に設けた切断コンベア14上で静止画像が撮影でき
るスリット光源17とCCDカメラ18からなる体積計
測装置15を設置し、上記重量信号を重量データとした
り、静止画像を画像処理して体積データとし、更にこれ
らのデータから被計量物の比重を算出し、設定した定重
量から切断位置を算出するCPUを含む制御装置26を
設け、この切断位置により切断装置20が切断コンベア
上を搬送する被計量物を定重量に切断するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原体となる食肉から
定重量の切り身をつくるのに、原体の体積計測を行い、
比重を基に定重量と思われる位置を算出して、高圧の水
流にて食肉を切断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】誰が調理しても調理時間をマニュアル通
りとするため、例えば定重量の鶏のむね肉を揃えてファ
ミリーレストラン等の外食産業の業者に納入すること
が、鶏の加工業者に要求されるようになってきた。しか
し現状では経験を積んだ作業者がむね肉を手に取り、そ
の感覚で切り身にすべき定重量を超える部分を目安で包
丁にて切り取り、それを計重機ではかりながら目標重量
の範囲内に収まるまで包丁を用いて重量合わせを行って
いる。もし余分に切り取ってしまうと元に戻すことがで
きないため、安全をみて少しずつ切り取ると切断回数が
増え処理能力が低下するという問題があった。ベテラン
の作業者でも整形作業を含めた処理能力は1分間に5枚
程度となっている。しかし長時間同じ作業を続けると疲
れによりミスが生じ製品の歩留りが悪くなったり、処理
時間が増加し結果として処理量が低下するという問題点
があり、処理能力を増すことのできる自動化装置が望ま
れていた。
【0003】前述の問題点に関連して発明された技術と
して特公平5−11770で魚体を定重量の切り身とし
て加工する自動計量切断装置が開示されている。これは
予め魚種毎に魚体重量のデータを集積し、魚体の平均重
量に対する切り身を作るためのカッターの移動量とカッ
ターの傾き角度の平均値を予め記憶させておき、処理す
る魚体が搬送されてくるとその重量を計測し、記憶され
ている平均重量と比較した上、記憶されているカッター
の平均移動量と平均傾き角度を読み出して、処理すべき
魚体重量に対応したカッターの移動量と傾き角度を演算
して制御出力として発信して切り身を作るようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の発明は
比較的相似形状をしている魚体を輪切りにする場合には
適しているが、鶏のむね肉のように切り取られた肉塊は
必ずしも相似形とならないので、このような技術は適用
し難いという問題がある。そこでこの発明は、食肉等の
被計量物の形状が種々あったとしても、体積と重量の測
定により設定重量と比較して切断位置を演算により算出
して定重量の切り身を自動的に作る省力化機器を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の発明の定重量切断
装置は、食肉等の被計量物を平坦にするためのプレスコ
ンベアと、被計量物が計量コンベアを搬送されるごとに
重量センサから重量信号が発せられる計重機を前段に設
け、後段に体積計測と被計量物が定重量となるよう切断
する切断装置とに共通する切断コンベアを設け、この切
断コンベア上で被計量物の静止画像が撮影できるスリッ
ト光源とカメラとからなる体積計測装置を設け、この静
止画像が画像処理されて格納される画像処理装置と画像
メモリを制御装置内に設けた上記体積が算出される手段
を設け、上記重量信号からの出力と体積から比重を算出
し、被計量物が定重量となるための切断位置が制御装置
内のCPUで算出される手段を設け、被計量物の定重量
や切断条件等を設定する設定装置を制御装置内に設け、
上記算出された切断位置により被計量物を切断する切断
装置を具備することを特徴としている。なお被計量物が
平坦であればプレスコンベアを、比重が一定の時は計量
コンベアをそれぞれ除外してもよい。
【0006】第二の発明の定重量切断装置は、第一の発
明の被計量物の体積算出手段において、被計量物の上面
より見た長さ方向と巾方向に対してそれぞれ微小巾に分
割した区間の中心位置の高さを光切断法により計測する
ことを特徴としている。
【0007】第三の発明の定重量切断装置は、第二の発
明の体積算出手段の微小巾分割において、演算時間短縮
のため微小巾に分割した区間を粗くし、代わりに切断装
置を上記微小区間の巾よりも細かい位置制御を行って切
断精度を上げることを特徴としている。
【0008】第四の発明の定重量切断装置は、第一発明
の切断コンベアを多条ワイヤー又は多条チェーンで構成
し、コンベアの進行方向と直角な方向に上記多条の位置
を制御装置に記憶させ、算出された切断位置が上記の記
憶された多条ワイヤー又は多条チェーンの位置に合致し
たとき、切断位置をずらすことを特徴としている。
【0009】
【作用】食肉等の被計量物は弾力性の問題で、ベルト面
との間にすき間が生じる場合があり、密着度を上げる目
的で、まずプレスコンベアにより平坦にされ、次に比重
にバラツキのあるときは、計量コンベアに搬送されて重
量が計測・記憶された後、切断コンベアに送られ、その
上部に設置されたスリット光源と2台のCCDカメラか
らなる体積計測装置によって静止画像から被計量物の体
積が算出される。一方制御装置内の設定装置により目標
とすべき定重量を入力しておくと、先に記憶された計測
重量と上記体積から比重が算出され、上記定重量となる
ための切断位置が搬送方向と直角な方向で算出された
上、制御装置により例えば高圧水流による切断装置が制
御され、被計量物が切断コンベア上を搬送されながら上
記定重量に切断され、目標重量の被計量物が実現でき
る。なお被計量物が平坦で、比重が一定の時は、プレス
コンベアと計重機をそれぞれ除外しても容易に実現でき
る。
【0010】
【実施例】この発明の実施例になる全体平面図を1A
に、その正面図を1Bに示す。これらの図において1は
食肉等の被計量物31を各コンベアに密着させるための
プレスコンベアであり、フレーム2とコンベア3及びネ
ジとプレス板等で被計量物を圧するプレス機構4によっ
て構成されている。このコンベアはプレス板の代わりに
ローラを用いてプレスしてもよい。5は計重機であり、
フレーム6、計量コンベア7、ロードセル固定部をフレ
ームに取り付けるための金具8、ロードセル9及びロー
ドセルの可動部を上記計量コンベアに取り付けるための
金具10によって構成されている。又14は体積計測装
置15と切断装置20の双方に共通して使用する切断コ
ンベアであり、前段にはフレーム16、スリット光源1
7及び2台のCCDカメラ18で構成された上記体積計
測装置15が設置されており、後段にはフレーム21、
ホースを取り付けたノズル22、ノズルを位置決めする
ためのステッピングモータ24及び被計量物31の進行
方向に対し上記ノズル22を直角方向に送るためのネジ
25で構成された上記切断装置20が設置されている。
26はフレーム16上に設置され、これら一連の装置を
制御する制御装置である。又図2Aはスリット光源17
の死角に関する図で、食肉等の被計量物31とコンベア
面との密着度の程度により図に示すようにスリット光源
の影となる死角A、Bが生じて体積計測の精度に影響す
る。食肉が新鮮な間は弾力性があって特にこの傾向が強
く、放置時間とともに食肉は柔らかくなり、コンベアと
の密着度は増していく。即ち食肉の放置時間により体積
計測値が変化するという現象が生じる。これを解決する
ために前段にプレスコンベア1を設けている。図2Bは
このプレス機構4と食肉等31の関係を示す図で、搬送
されてくる食肉等の高さを考慮してコンベア面とプレス
板との距離tをねじで調整すればよい。もし食肉のコン
ベアに対する密着度が良ければこのプレスコンベア1を
不要としてもよい。なお体積計測装置15では外乱光を
遮断するために被計量物の出入口を除いて箱形状で覆っ
ている。
【0011】図3は、この発明を実現する装置のうちプ
レスコンベア1より後段の装置のブロック図である。こ
の図において、プレスコンベア1によってほぼ平坦にさ
れた食肉等の被計量物31は計量コンベア7に送り込ま
れるとロードセル9が被計量物の重量を検知し、その重
量信号が発信されると増幅器11で増幅され、ローパス
フィルタ12により外乱等の不要な信号が除去された
後、A/D変換器13でディジタル信号に変換されCP
U27に送られる。CPU27では重量波形が安定する
までの一定時間を経た後重量データとして処理されCP
U内の記憶装置に記憶される。次に被計量物31が切断
コンベア14に送り込まれると、通過検出器(図示せ
ず)が被計量物31を検知して信号がCPU27に送ら
れるとスリット光源17からのレーザ光が食肉等の被計
量物31に照射され、スリット像がCCDカメラ18で
撮影され、画像処理装置19を経てCPU27に送られ
画像メモリ28に記憶される。この画像メモリ28に格
納されたデータを基にCPU27にて光切断法の原理に
基づいて、被計量物の全面にわたる高さのデータを求め
体積データとしてCPU27に記憶される。29は被計
量物の目標定重量や比重並びに切断条件等を設定する設
定装置で、30はこれらの設定値及び重量・体積等の計
測値が表示される表示装置である。なお前述の制御装置
26は増幅器11、ローパスフィルタ12、A/D変換
器13、画像処理装置19、ノズル制御部23、CPU
27、画像メモリ28、設定装置29及び表示装置30
で構成されている。そこで目標とする定重量をWC と
し、上記で計測された重量及び体積をそれぞれW及びV
とすると、目標重量WC に対応する被計量物の体積は VC =V×WC ÷W となり、従って目標とする重量を切断するためにはVC
の体積となる位置にて切断をすればよい。上式におい
て、V/Wが食肉等被計量物31の比重を示すことにな
るので、この比重が一定であれば比重をρとすると目標
重量WC に対応する被計量物の体積は VC =WC ÷ρ となり、この比重ρを上記の設定装置29にて予め設定
しておけば前記の計重装置5は不要とすることができ
る。これらの体積演算と切断位置の演算がCPU27で
行われると、その結果がノズル制御部23に発信され、
ステッピングモータ24が駆動されてノズル22を被計
量物の進行方向に対して直角方向に切断位置まで移送さ
れ、切断コンベア14によって搬送される被計量物が切
断される。なおこの切断装置20では例えば500〜1
000kgf/cm2の高圧水流が0.2〜0.3mmという細
い径を持つノズル先端より発射されて、食肉等を短時間
で切断することができる。ここでは高圧水流による切断
装置としたがカッター等による切断装置等でもよい。
【0012】図4Aにこの発明の実施例における体積計
測の基となる光切断法の原理を示す。この図で(a)
(c)に示すようにスリット光源17とカメラ18とは
約45度の角度で設置するが(a)のように基準面上に
被計量物がないときは、スリット像は(b)のように1
本の直線に見え、(c)のように被計量物31があると
きは、スリット像は(d)のように見える。そこで
(d)から(b)を引いたスリット像は、(e)の実線
のようになり、被計量物31のスリット像を示すこの実
線と、被計量物のないときのスリット像を示す破線との
間の斜線部分がスリット光で被計量物を切断したときの
断面形状を示す。この断面形状を被計量物の一方の端か
らもう一方の端まで走査して抽出することにより体積を
計測することができる。図4Bにカメラの死角状態を示
す。この図で例えばカメラ18aのみの場合は被計量物
31の表面形状により死角が生じ、断面形状を正確に捉
えられない。従って、図に示すように光源17を挟んで
18a及び18bの2台のカメラを設置することにより
死角の問題を解消している。即ち被計量物31に照射さ
れたスリット光Qはカメラ18aからは死角となって捉
えられないが、カメラ18bからはスリット像が写る。
【0013】図5Aにこの発明の実施例における体積計
測において被計量物の高さを計測する図で、被計量物の
高さとカメラの撮像面に現れるスリット像の画素値との
関係を示す。この図においてスリット光源17から基準
面にスリット光を照射すると、その像がカメラ18の撮
像面で捉えられる。今被計量物がないときの像をPC、
被計量物31の高さによる像をQC とし、レンズの中心
をH、カメラの焦点距離をf、レンズの中心Hから被計
量物がないときのスリット光が基準面Pに照射する距離
をL、スリット光源17とカメラ18とのなす角をθ、
被計量物31の高さQPをZ、カメラ18の撮像面上に
おける像として距離PC−QC間をxとすると、ΔHQ
Q’がΔHQCPCと相似であるので数1の関係が成り立
つ。
【0014】
【数1】
【0015】そこで、QQ’=Zsin θ、QCPC=X、
HQ’=HP−Q’P=L−Zcosθ、HPC =fであ
るので、これらの値を数1に代入してZについて解くと
数2の関係式が得られる。
【0016】
【数2】
【0017】カメラ18の撮像面上の画素変化xより、
スリット光源17のスリット方向に対して数2を用いて
演算を行うことにより図4Aの(e)に示す断面方向に
沿った被計量物31の実際の高さが求められる。上述の
数2におけるa1 及びa2 は体積計測装置15の設置条
件によって決まる定数であるから、高さが既知の複数個
のサンプルを準備して校正時に予め求めておけばよい。
【0018】図5Bはこの発明の実施例における体積計
測において、演算の基礎となる微小区間の集合を示す図
であり、被計量物31を上部より見た図である。この図
において切断コンベア14の移送方向をxとし、それに
直角な方向をyとすると、まずx軸及びy軸方向にそれ
ぞれΔx、Δyの巾で微小区間に細分化して図の斜線で
示すように(xi,yi)、(xi+1,yi)、(xi,yi
+1)、(xi+1,yi+1)の4点で囲まれた微小区間をΔ
ijとすると、その体積Δvijは区間Δijが十分小さけ
ればその中心点の高さをZijとすると、Δvij=Δx・
Δy・Zijとして近似的に表される。従って被計量物3
1の体積VはΔvijをij全体について積算すればよ
い。コンベアは上記のようにx方向に駆動されるのでス
リット光源17は固定されていても食肉等の被計量物3
1が搬送されると共にx軸方向の断面形状が自動的に得
られ体積Vはx軸が固定されたライン上の断面積をΔs
i とすればそれをx軸方向に積算することにより数3の
式によって求められる。
【0019】
【数3】
【0020】そこで前述の目標重量WC に対応する被計
量物の体積VC を得るためにi=mの位置でy方向に沿
って切断することが考えられ、この場合切断用のノズル
22の駆動は搬送方向のx軸と直交したy軸方向に動か
す必要があり数4の式によって求められる。
【0021】
【数4】
【0022】しかし上述の方法では食肉等の被計量物3
1を切断する際には切断コンベア14を停止させるか、
若しくは搬送方向の速度を考慮してノズル22を斜めに
動かす必要がある。切断コンベアを停止する方法は簡単
ではあるが処理能力が低下するという問題があり、ノズ
ルを斜めに動かすためにはx軸方向とy軸方向のノズル
駆動用モータが2個必要となりコスト高となる。そこで
この発明の実施例では、上述とは反対にy軸方向に積算
することで数5の式により体積Vを求める。
【0023】
【数5】
【0024】そこで前述と同様に目標重量WC に対応す
る被計量物の体積VC を得るためにj=nの位置で切断
するようにノズル22をy軸方向にのみ制御し、ステッ
ピングモータ24により上記ノズル22を体積計測装置
15で求められた位置y=yn まで駆動して停止させる
と、被計量物31は切断コンベア14上をx軸方向に搬
送されるので自動的に切断され数6の式で求められる上
記体積VC が得られる。
【0025】
【数6】
【0026】前述の微小区間の大きさは、小さければ小
さいほど体積計測の精度は上がるが、より以上に小さく
すると分割数が増加するに伴い前述の数5の式で示した
体積演算の処理時間が多くかかり、全体の処理能力が低
下する。又例えば食肉等の被計量物の表面は比較的滑ら
かなため、必要以上に分割数を大きくしても精度は上が
らない。実験によれば、200mm角程度の大きさの鶏の
むね肉では、5mm刻みで体積の演算を行っても1mm刻み
での演算でも精度に影響がないことがわかった。従っ
て、体積計測における分割する微小区間の巾は、精度に
影響しない範囲内で、できる限り粗く設定して演算時間
を短縮することができる。その代わりノズル22を上記
微小区間の巾より細かい位置制御を行うようにした。即
ち、j=nとj=n+1との間の体積が直線的に変化す
るものとして、y=ynとy=yn+1の中間位置であるy
=yn +Δdまでノズル22を動かすようにした。この
Δdは下記の数7の式で求められる。
【0027】
【数7】
【0028】図6は重量計測データの取り込み、体積計
測、切断位置の算出、ノズルの制御といった一連の処理
のうち前半の体積計測までののフローチャートである。
この図において、まずステップ1で計重装置5にて計測
された食肉等の被計量物31の重量Wが読み込まれ、次
にステップ2で設定装置29で設定された目標とする切
断重量WC 、体積を微小区間に分割して近似演算により
その体積を求める際の微小区間の巾Δx及び、Δy、x
軸方向の走査分割数imax 及びy軸方向の走査分割数j
max をそれぞれ読み込み、ステップ3ではカウンタi、
jと全体積を格納するメモリVをそれぞれクリアする。
ステップ4において、CCDカメラ18で撮影された画
像に対して、ステップ5で2値化の処理が行われ、結果
が画像メモリ28にM(x,y)として格納される。前
述した光切断法では図4に示されるように被計量物の高
さ情報がカメラ18に取り込まれた画像上では段差とな
って現れてくる。そこでステップ6では画像メモリM
(x,y)においてy=Δy・j上のスリット像の位置
(xij,yij)を求め、段差のないときはx=0にスリ
ット像が得られるように調整しておく。ステップ7では
この段差を基に数2の式を用いて微小区間の中心高さZ
ijが求められ、ステップ8では上記ステップ7で求めら
れた高さとx軸方向の区間巾Δxとy軸方向の区間巾Δ
yを乗算して微小区間の体積ΔVijとする近似演算を行
い、その結果ステップ9でメモリV0L(i,j)に格
納される。ステップ10〜ステップ14では微小区間の
体積を全区間にわたって加算して被計量物31の全体積
を求めている。もしステップ12がNOなら、ステップ
6へ戻り、ステップ14がNOならステップ4へ戻る。
【0029】図7は前述の一連処理のうち後半の切断位
置の算出からノズルの制御までのフローチャートであ
る。ステップ15においては求めようとする切断位置ま
での体積VC が前述のVC=V×WC÷Wに示されるよう
に計測された被計量物31の全体積Vと計測された重量
Wと目標とする切断重量WC を基に演算される。ステッ
プ16ではカウンタi、jと前述の数3の式で示される
y軸と平行なライン上の部分体積ΔVj のメモリがそれ
ぞれクリアされる。そこでステップ17で微小区間の体
積△Vijを前述の体積計測フローチャートのステップ1
0で格納されたメモリV0L(i,j)から読み出して
くる。ステップ18からステップ21においては、微小
区間の体積をx軸方向に加算する。もしステップ20が
NOのときはステップ17へ戻り、この処理は切断位置
までの体積VC を越えるまで続けられ、このステップ2
1で体積VC を越えないNOのときはステップ30から
ステップ31の処理がされた上ステップ17へ戻ること
になる。ステップ21で体積VC を越えたと判断された
ときは、ステップ22を経て前述の数7で示される式に
よりノズル22の細かい位置制御のための補間処理がス
テップ23にて行われ、ステップ24〜25においてノ
ズル22が求められた位置まで駆動される。
【0030】図8は多条の切断コンベアを使用したとき
の切断位置の補正に関する図であり、Aはコンベア全幅
における被計量物の切断位置を示す図で、Bは多条のコ
ンベアのうち1本のワイヤと切断位置との関係を示す図
である。前述の切断コンベア14は、その上部に載せら
れた食肉等の被計量物31を前述したように高圧水流に
より切断するため、損傷摩耗を極力少なくするためには
多条とした上、切断位置をワイヤから避けた位置にする
必要がある。そこでこれらの図において、N本のワイヤ
が通る範囲を(y1',y1"),・・・・(yn',yn")とし
て予め求めておく、即ち上述の演算により求められるノ
ズル22の位置yがワイヤ内のy1'≦y≦y1"・・・・yn'
≦y≦yn"の範囲にあることを確認する。今N本のワイ
ヤのうちi番目のワイヤが図Bに示すようにyi'とyi"
との間に位置し、求められた切断位置yがy1'<y<y
1"とi番目のワイヤに完全にかかるときは、このyの位
置をワイヤの位置を避けるためずらす補正を行う。具体
的にはy−yi'≦yi"−yのときはy=yi'に補正し、
y−yi'>yi"−yのときはy=yi"に補正する。この
操作によりノズル22がちょうどワイヤ上で止まって高
圧水がワイヤに当たって傷つけるということは防止され
る。もしこの補正をしなかったら使用状況によってはワ
イヤの6ヶ月〜1年毎の交換が必要となる。但し、上記
補正を行うとノズルは真の切断位置より最大でワイヤ径
の1/2だけずれることになり切断誤差となるが、ワイ
ヤの寿命を延ばすか又は切断精度を確保するかはユーザ
ーが選択すればよい。更に食肉等の被計量物が切断装置
20に来ないときは、高圧水遮断弁をポンプとノズルと
の間に設け、水のON、OFF制御を行ってもよいが、
ノズルの位置をワイヤ上に来ない位置に待機させておく
方がコストがかからずに、ワイヤの摩耗を防止すること
ができる。
【0031】
【発明の効果】食肉等の被計量物を体積はカメラにより
撮像し、重量を計重機によって計測することにより、目
標とする定重量となる切断位置を演算し、その演算結果
を基に高圧水流により切断するノズルの位置を決め、被
計量物をコンベア上で搬送しながら自動切断するので、
熟練を要する人手を不要として定重量の被計量物を確保
でき、且つ処理能力並びに歩留りを上げることができる
という効果があり、更に切断コンベアを多条にするとと
もにワイヤを避けた位置にノズルの位置を補正すること
により、上記切断コンベアの寿命を延ばすことができる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例になる全体平面図A及び正面
図Bである。
【図2】この発明の実施例になるスリット光源による体
積測定での死角に関する図A及びこれを解消するための
プレス機構と食肉の関係を示す図Bである。
【図3】この発明の実施例のうちプレスコンベアより後
段の装置のブロック図である。
【図4】この発明の実施例における体積計測の基となる
光切断法の原理を示す図A及びカメラの死角状態を示す
図である。
【図5】この発明の実施例における体積計測で被計量物
の高さを計測するが図A及び演算の基礎となる微小区間
の集合を示す図Bである。
【図6】この発明の実施例における重量データの読み込
みから体積計測までのフローチャートである。
【図7】この発明の実施例における定重量となる切断位
置の算出からノズルの制御までのフローチャートであ
る。
【図8】この発明の実施例において多条の切断コンベア
を使用したときの被計量物の切断位置の補正に関し、コ
ンベア全幅における被計量物の切断位置を示す図Aと、
1本のワイヤと切断位置との関係を示す図Bである。
【符号の説明】
1 プレスコンベア 3 コンベア 4 プレス機構 5 計重機 7 計量コンベア 9 ロードセル 13 A/D変換器 14 切断コンベア 15 体積計測装置 17 スリット光源 18 CCDカメラ 19 画像処理装置 20 切断装置 22 ノズル 23 ノズル制御部 24 ステッピングモータ 25 ネジ 26 制御装置 27 CPU 28 画像メモリ 29 設定装置 30 表示装置 31 被計量物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01G 11/00 G01G 11/00 C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計量物が平坦にされるプレスコンベア
    と、この被計量物が計量コンベア上を搬送されるごとに
    このコンベアに取り付けられた重量センサから重量信号
    が発せられる計重機と、この計重機の後段に設置された
    切断コンベア上で被計量物の静止画像が撮影されるスリ
    ット光源とカメラとからなる体積計測装置と、上記重量
    信号をディジタル重量データに変換して記憶したり、上
    記静止画像が画像処理され格納される画像処理装置及び
    画像メモリから体積が算出され、上記重量データと体積
    から比重が算出され、これらのデータから被計量物が定
    重量となるための切断位置等が算出されるCPUと、被
    計量物の定重量や切断条件等が設定される設定装置や切
    断制御部や上記CPU等が内蔵された制御装置と、上記
    算出された切断位置により切断コンベア上で被計量物が
    切断される切断装置とを備えたことを特徴とする定重量
    切断装置。
  2. 【請求項2】 被計量物が平坦にされるプレスコンベア
    と、この後段に設置された切断コンベア上で被計量物の
    静止画像が撮影されるスリット光源とカメラとからなる
    体積計測装置と、上記静止画像が画像処理され格納され
    る画像処理装置及び画像メモリから体積が算出され、こ
    のデータと設定された比重から被計量物が定重量となる
    ための切断位置等が算出されるCPUと、被計量物の定
    重量、比重及び切断条件等が設定される設定装置や切断
    制御部や上記CPU等が内蔵された制御装置と、上記算
    出された切断位置により切断コンベア上で被計量物が切
    断される切断装置とを備えたことを特徴とする定重量切
    断装置。
  3. 【請求項3】 被計量物が計量コンベア上を搬送される
    ごとにこのコンベアに取り付けられた重量センサから重
    量信号が発せられる計重機と、この計重機の後段に設置
    された切断コンベア上で被計量物の静止画像が撮影され
    るスリット光源とカメラとからなる体積計測装置と、上
    記重量信号をディジタル重量データに変換して記憶した
    り、上記静止画像が画像処理され格納される画像処理装
    置及び画像メモリから体積が算出され、上記重量データ
    から比重が算出され、これらのデータから被計量物が定
    重量となるための切断位置等が算出されるCPUと、被
    計量物の定重量や切断条件等が設定される設定装置や切
    断制御部や上記CPU等が内蔵された制御装置と、上記
    算出された切断位置により切断コンベア上で被計量物が
    切断される切断装置とを備えたことを特徴とする定重量
    切断装置。
  4. 【請求項4】 切断コンベア上で被計量物の静止画像が
    撮影されるスリット光源とカメラとからなる体積計測装
    置と、上記静止画像が画像処理され格納される画像処理
    装置及び画像メモリから体積が算出され、このデータと
    設定された比重から被計量物が定重量となるための切断
    位置等が算出されるCPUと、被計量物の定重量、比重
    及び切断条件等が設定される設定装置や切断制御部や上
    記CPU等が内蔵された制御装置と、上記算出された切
    断位置により切断コンベア上で被計量物が切断される切
    断装置とを備えたことを特徴とする定重量切断装置。
  5. 【請求項5】 被計量物の体積を算出する手段におい
    て、被計量物の上面よりみた長さ方向と巾方向に対し
    て、それぞれ微小巾に分割した区間の中心位置の高さを
    光切断法により計測して体積を求めることを特徴とする
    請求項1〜請求項4記載の定重量切断装置。
  6. 【請求項6】 被計量物の体積を算出する手段の微小巾
    分割において、演算時間短縮のため微小巾に分割する区
    間を粗くし、代わりに切断装置を上記微小区間の巾より
    も細かい位置制御を行って切断精度を上げることを特徴
    とする請求項1〜請求項5記載の定重量切断装置。
  7. 【請求項7】 切断コンベアが多条ワイヤー又は多条チ
    ェーンで構成され、コンベアの進行方向と直角な方向に
    上記多条の位置が予め制御装置に記憶され、算出された
    切断位置が上記の記憶された多条ワイヤ又は多条チェー
    ンの位置に合致したとき、切断位置をずらす補正を行う
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6記載の定重量切断
    装置。
  8. 【請求項8】 切断装置が高圧水流を用いた構成とした
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7記載の定重量切断
    装置。
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