JPH09296986A - 直流アーク炉における炉床電極 - Google Patents
直流アーク炉における炉床電極Info
- Publication number
- JPH09296986A JPH09296986A JP13445896A JP13445896A JPH09296986A JP H09296986 A JPH09296986 A JP H09296986A JP 13445896 A JP13445896 A JP 13445896A JP 13445896 A JP13445896 A JP 13445896A JP H09296986 A JPH09296986 A JP H09296986A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- refractory brick
- layer
- stamp
- magnesia
- Prior art date
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- Pending
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- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電極ピンが溶損して湯もれを引き起こすのを防
止できる直流アーク炉における炉床電極を提供する。 【解決手段】集電板上に立設された複数の電極ピンと、
複数の貫通孔が設けられた耐火レンガと、集電板と耐火
レンガとの間に形成されたスタンプ層とを備え、電極ピ
ンがスタンプ層を介して耐火レンガの貫通孔に通された
直流アーク炉における炉床電極において、スタンプ層を
マグネシア質材の下層とマグネシアカーボン質材の上層
との積層された2層で形成した。
止できる直流アーク炉における炉床電極を提供する。 【解決手段】集電板上に立設された複数の電極ピンと、
複数の貫通孔が設けられた耐火レンガと、集電板と耐火
レンガとの間に形成されたスタンプ層とを備え、電極ピ
ンがスタンプ層を介して耐火レンガの貫通孔に通された
直流アーク炉における炉床電極において、スタンプ層を
マグネシア質材の下層とマグネシアカーボン質材の上層
との積層された2層で形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流アーク炉におけ
る炉床電極に関する。例えば金属材料を溶解する場合に
直流アーク炉が使用される。この直流アーク炉は、炉頂
部から炉内へ挿入された炉頂電極と炉床部に取付けられ
た炉床電極との間に直流電圧を印加することにより発生
するアークを利用して炉内の金属材料を溶解するもので
ある。本発明はかかる直流アーク炉における炉床電極の
改良に関する。
る炉床電極に関する。例えば金属材料を溶解する場合に
直流アーク炉が使用される。この直流アーク炉は、炉頂
部から炉内へ挿入された炉頂電極と炉床部に取付けられ
た炉床電極との間に直流電圧を印加することにより発生
するアークを利用して炉内の金属材料を溶解するもので
ある。本発明はかかる直流アーク炉における炉床電極の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような直流アーク炉におけ
る炉床電極として、集電板上に立設された複数の電極ピ
ンと、複数の貫通孔が設けられた耐火レンガと、集電板
と耐火レンガとの間に形成されたスタンプ層とを備え、
電極ピンがスタンプ層を介して耐火レンガの貫通孔に通
されたものが使用されている。一般にこの炉床電極で
は、耐火レンガとして溶融金属や溶融スラグに対する耐
久性を得る目的でマグネシアカーボン(MgO−C)質
材が使用されており、またスタンプ層として断熱性を得
る目的でマグネシア(MgO)質材が使用されている。
ところが、かかる従来の炉床電極には、スラグ等の清掃
状況が悪いと、電極ピンの一部が溶融して、湯もれを引
き起こすという欠点がある。
る炉床電極として、集電板上に立設された複数の電極ピ
ンと、複数の貫通孔が設けられた耐火レンガと、集電板
と耐火レンガとの間に形成されたスタンプ層とを備え、
電極ピンがスタンプ層を介して耐火レンガの貫通孔に通
されたものが使用されている。一般にこの炉床電極で
は、耐火レンガとして溶融金属や溶融スラグに対する耐
久性を得る目的でマグネシアカーボン(MgO−C)質
材が使用されており、またスタンプ層として断熱性を得
る目的でマグネシア(MgO)質材が使用されている。
ところが、かかる従来の炉床電極には、スラグ等の清掃
状況が悪いと、電極ピンの一部が溶融して、湯もれを引
き起こすという欠点がある。
【0003】直流アーク炉において、電極間へ通電する
ことにより発生するアークを利用して金属材料を溶解す
る作業を繰り返す操業では、生成する溶融スラグの一部
が電極ピンの上端部に固着する場合がある。電極ピンの
上端部に溶融スラグが固着すると、スラグそれ自体は絶
縁性であり、また電極ピンと密着するスタンプ層として
用いたマグネシア質材も絶縁性であるため、上端部にス
ラグが固着していない電極ピンに電流が集中する。電流
が集中した電極ピンは異常に過熱され、融点を超えて溶
融損傷してしまうのである。
ことにより発生するアークを利用して金属材料を溶解す
る作業を繰り返す操業では、生成する溶融スラグの一部
が電極ピンの上端部に固着する場合がある。電極ピンの
上端部に溶融スラグが固着すると、スラグそれ自体は絶
縁性であり、また電極ピンと密着するスタンプ層として
用いたマグネシア質材も絶縁性であるため、上端部にス
ラグが固着していない電極ピンに電流が集中する。電流
が集中した電極ピンは異常に過熱され、融点を超えて溶
融損傷してしまうのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の炉床電極では、電極ピンの一部がス
ラグ等の清掃状況が悪いときに溶融し、湯もれを引き起
こす点である。
する課題は、従来の炉床電極では、電極ピンの一部がス
ラグ等の清掃状況が悪いときに溶融し、湯もれを引き起
こす点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、集電
板上に立設された複数の電極ピンと、複数の貫通孔が設
けられた耐火レンガと、集電板と耐火レンガとの間に形
成されたスタンプ層とを備え、電極ピンがスタンプ層を
介して耐火レンガの貫通孔に通された直流アーク炉にお
ける炉床電極において、スタンプ層が集電板側のマグネ
シア質材で形成された下層と耐火レンガ側のマグネシア
カーボン質材で形成された上層とから成ることを特徴と
する直流アーク炉における炉床電極に係る。
板上に立設された複数の電極ピンと、複数の貫通孔が設
けられた耐火レンガと、集電板と耐火レンガとの間に形
成されたスタンプ層とを備え、電極ピンがスタンプ層を
介して耐火レンガの貫通孔に通された直流アーク炉にお
ける炉床電極において、スタンプ層が集電板側のマグネ
シア質材で形成された下層と耐火レンガ側のマグネシア
カーボン質材で形成された上層とから成ることを特徴と
する直流アーク炉における炉床電極に係る。
【0006】本発明が適用される直流アーク炉は、炉頂
部から炉内へ挿入された炉頂電極と炉床部に取付けられ
た炉床電極との間に直流電圧を印加することにより発生
するアークを利用して、例えば炉内の金属材料を溶解す
るものである。本発明に係る炉床電極でも、集電板上に
立設された複数の電極ピンと、複数の貫通孔が設けられ
た耐火レンガと、集電板と耐火レンガとの間に形成され
たスタンプ層とを備え、電極ピンがスタンプ層を介して
耐火レンガの貫通孔に通されている。
部から炉内へ挿入された炉頂電極と炉床部に取付けられ
た炉床電極との間に直流電圧を印加することにより発生
するアークを利用して、例えば炉内の金属材料を溶解す
るものである。本発明に係る炉床電極でも、集電板上に
立設された複数の電極ピンと、複数の貫通孔が設けられ
た耐火レンガと、集電板と耐火レンガとの間に形成され
たスタンプ層とを備え、電極ピンがスタンプ層を介して
耐火レンガの貫通孔に通されている。
【0007】本発明に係る炉床電極では、スタンプ層が
上層と下層との積層された2層で形成されている。そし
て集電板側の下層はマグネシア質材で形成されており、
また耐火レンガ側の上層はマグネシアカーボン質材で形
成されている。したがって集電板上に立設された複数の
電極ピンは、マグネシア質材で形成された下層及びマグ
ネシアカーボン質材で形成された上層を介して耐火レン
ガの貫通孔に通されている。
上層と下層との積層された2層で形成されている。そし
て集電板側の下層はマグネシア質材で形成されており、
また耐火レンガ側の上層はマグネシアカーボン質材で形
成されている。したがって集電板上に立設された複数の
電極ピンは、マグネシア質材で形成された下層及びマグ
ネシアカーボン質材で形成された上層を介して耐火レン
ガの貫通孔に通されている。
【0008】本発明に係る炉床電極によると、溶融スラ
グの一部が電極ピンの上端部に固着し、上端部に溶融ス
ラグが固着していない電極ピンに電流が一時的に集中し
ても、マグネシアカーボン質材で形成された上層が通電
性を有するため、一時的に集中した電流がこの上層を介
して上端部に溶融スラグが固着している電極ピンにも分
散するので、上端部に溶融スラグが固着していない電極
ピン全体が異常に過熱されることはなく、したがって集
電板周辺の電極ピンが溶損して湯もれを引き起こすのを
防止できる。
グの一部が電極ピンの上端部に固着し、上端部に溶融ス
ラグが固着していない電極ピンに電流が一時的に集中し
ても、マグネシアカーボン質材で形成された上層が通電
性を有するため、一時的に集中した電流がこの上層を介
して上端部に溶融スラグが固着している電極ピンにも分
散するので、上端部に溶融スラグが固着していない電極
ピン全体が異常に過熱されることはなく、したがって集
電板周辺の電極ピンが溶損して湯もれを引き起こすのを
防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す縦
断面図である。集電板11上に複数の電極ピン21〜2
6が立設されている。集電板11には複数の貫通孔が穿
設されており、電極ピン21〜26の下端部にはネジが
切られていて、集電板11の貫通孔に電極ピン21〜2
6の下端部を通し、通した下端部をナット31〜36で
集電板11に締め付けることにより、電極ピン21〜2
6を固定している。
断面図である。集電板11上に複数の電極ピン21〜2
6が立設されている。集電板11には複数の貫通孔が穿
設されており、電極ピン21〜26の下端部にはネジが
切られていて、集電板11の貫通孔に電極ピン21〜2
6の下端部を通し、通した下端部をナット31〜36で
集電板11に締め付けることにより、電極ピン21〜2
6を固定している。
【0010】集電板11上にはスタンプ層41が形成さ
れており、スタンプ層41上に耐火レンガ51が載置さ
れている。スタンプ層41は集電板11側の下層42と
耐火レンガ51側の上層43との積層された2層で形成
されており、耐火レンガ51には複数の貫通孔61〜6
6が設けられている。電極ピン21〜26は下層42及
び上層43を介して耐火レンガ51の貫通孔61〜66
に通されており、これらの周面は下層42及び上層43
と密着している。スタンプ層41の下層42はマグネシ
ア質材で形成されており、スタンプ層41の上層43は
マグネシアカーボン質材で形成されていて、耐火レンガ
51もマグネシアカーボン質材で形成されている。ま
た、耐火レンガ51の貫通孔61〜66と電極ピン21
〜26との間にはマグネシア質スタンプ材が充填されて
いる。
れており、スタンプ層41上に耐火レンガ51が載置さ
れている。スタンプ層41は集電板11側の下層42と
耐火レンガ51側の上層43との積層された2層で形成
されており、耐火レンガ51には複数の貫通孔61〜6
6が設けられている。電極ピン21〜26は下層42及
び上層43を介して耐火レンガ51の貫通孔61〜66
に通されており、これらの周面は下層42及び上層43
と密着している。スタンプ層41の下層42はマグネシ
ア質材で形成されており、スタンプ層41の上層43は
マグネシアカーボン質材で形成されていて、耐火レンガ
51もマグネシアカーボン質材で形成されている。ま
た、耐火レンガ51の貫通孔61〜66と電極ピン21
〜26との間にはマグネシア質スタンプ材が充填されて
いる。
【0011】図1に示した本発明の実施形態によると、
仮りに電極ピン21,22,25の上端部に溶融スラグ
が固着しても、電流は電極ピン23,24,26へ一時
的に集中するだけで、通電性を有する上層43を介して
電極ピン21,22,25へも分散して流れるため、電
極ピン23,24,26の下端の集電板11周辺が異常
に過熱されることはなく、集電板11周辺の電極ピン2
3,24,26が溶損して湯もれを引き起こすのを防止
できる。尚、耐火レンガ51の貫通孔61〜66と電極
ピン21〜26との間に充填したマグネシア質スタンプ
材に代えて、マグネシアカーボン質材のスタンプ材を充
填しても本発明と同様の効果を期待することができる
が、炉床電極の上部は高温となり、電極ピンがスタンプ
材のカーボンにより浸炭されて強度劣化が起こるので、
図1に示した実施形態のように構成するのが好ましい。
仮りに電極ピン21,22,25の上端部に溶融スラグ
が固着しても、電流は電極ピン23,24,26へ一時
的に集中するだけで、通電性を有する上層43を介して
電極ピン21,22,25へも分散して流れるため、電
極ピン23,24,26の下端の集電板11周辺が異常
に過熱されることはなく、集電板11周辺の電極ピン2
3,24,26が溶損して湯もれを引き起こすのを防止
できる。尚、耐火レンガ51の貫通孔61〜66と電極
ピン21〜26との間に充填したマグネシア質スタンプ
材に代えて、マグネシアカーボン質材のスタンプ材を充
填しても本発明と同様の効果を期待することができる
が、炉床電極の上部は高温となり、電極ピンがスタンプ
材のカーボンにより浸炭されて強度劣化が起こるので、
図1に示した実施形態のように構成するのが好ましい。
【0012】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、直流アーク炉における炉床電極の電極ピンが溶
損して湯もれを引き起こすのを防止できるという効果が
ある。
明には、直流アーク炉における炉床電極の電極ピンが溶
損して湯もれを引き起こすのを防止できるという効果が
ある。
【図1】本発明の実施形態を示す縦断面図。
11・・・集電板、21〜26・・・電極ピン、41・
・・スタンプ層、42・・・下層、43・・・上層、5
1・・・耐火レンガ
・・スタンプ層、42・・・下層、43・・・上層、5
1・・・耐火レンガ
Claims (1)
- 【請求項1】 集電板上に立設された複数の電極ピン
と、複数の貫通孔が設けられた耐火レンガと、集電板と
耐火レンガとの間に形成されたスタンプ層とを備え、電
極ピンがスタンプ層を介して耐火レンガの貫通孔に通さ
れた直流アーク炉における炉床電極において、スタンプ
層が集電板側のマグネシア質材で形成された下層と耐火
レンガ側のマグネシアカーボン質材で形成された上層と
から成ることを特徴とする直流アーク炉における炉床電
極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13445896A JPH09296986A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 直流アーク炉における炉床電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13445896A JPH09296986A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 直流アーク炉における炉床電極 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09296986A true JPH09296986A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15128811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13445896A Pending JPH09296986A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 直流アーク炉における炉床電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09296986A (ja) |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP13445896A patent/JPH09296986A/ja active Pending
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