JPH09298020A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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Publication number
JPH09298020A
JPH09298020A JP18916596A JP18916596A JPH09298020A JP H09298020 A JPH09298020 A JP H09298020A JP 18916596 A JP18916596 A JP 18916596A JP 18916596 A JP18916596 A JP 18916596A JP H09298020 A JPH09298020 A JP H09298020A
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JP
Japan
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switch
switch device
common bus
push button
cpu
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Application number
JP18916596A
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English (en)
Inventor
Makoto Takahashi
誠 高橋
Yoshinari Mochizuki
祥成 望月
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御盤に多数の押しボタンスイッチを配置し
て各スイッチに対応するアクチュエータを作動させたり
停止したりするような制御システムに共通バス方式の配
線を採用し、スイッチの追加、変更、交換などを容易に
すると共に、各スイッチが自己のIDナンバーや動作形
式の違いを記憶できるようにして、スイッチの構造を画
一化し、どのスイッチでも共通に使用できるようにした
スイッチ装置を提供する。 【解決手段】 共通バス接続方式を採用し且つ正面側か
らの押しボタン操作でオン・オフする接点を筐体内に収
納した押しボタン式スイッチ装置において、筐体内に、
書き換え可能なスイッチ状態記憶部と、該記憶部への書
込み及び該記憶部からの読込みを行うCPU71を具備
すると共に、CPU71と外部の制御装置との間でデー
タの送受を共通バスを介して行うための通信プロトコル
制御機能及び通信回路73を内蔵している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正面側からの押し
ボタン操作でオン・オフする接点を筐体内に収納した押
しボタン式スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、水道事業に使用する水処理プラ
ントのような制御システムに用いられる制御盤(パネ
ル)には、正面側からの押しボタン操作でオン・オフす
る照光式のスイッチユニットが取り付けられている。こ
のような制御システムでは、制御対象となるバルブ等の
アクチュエータの数が非常に多く、それらのアクチュエ
ータをそれぞれ対応するスイッチで起動し或いは作動停
止させるため、一つのパネルにスイッチを多数配列しな
ければならない。この形態のスイッチは、筐体内にLE
D(発光ダイオード)のような発光体から成る照光部を
有し、その発光体をアクチュエータの作動・非作動(又
は停止)に応じて点灯・消灯することで、当該スイッチ
に対応したアクチュエータの作動・非作動状態を表示す
るようになっている。 このような状況下で、各アクチ
ュエータや電源とスイッチとを接続するための結線は、
個々のスイッチに直接配線するのが一般的であるが、こ
の場合、配線数が極端に多くなり、パネル裏側のスイッ
チ結線部は配線だらけとなる。そして、パネル設置後に
アクチュエータの追加や変更が生じた場合、それに応じ
てスイッチの追加や変更、そして配線のやり直しが必要
になる。また、スイッチの一部が破損した場合は、スイ
ッチを交換しなければならない。これらの場合、新たに
スイッチを用意する等の対応が難しく、また、破損した
スイッチを交換する作業は極めて煩雑という問題点があ
った。
【0003】そこで、これらの問題をなくすために各ス
イッチに対する配線を共通バスから分岐した形にするこ
とが考えられる。この分岐形式によれば、共通バスから
各スイッチへ配線すればよいので、スイッチの追加、変
更或いは交換が容易になる。また、パネル裏側の配線の
ためのスペースも比較的少なくて済むので、複数のスイ
ッチをパネル上に集積して設けなければならない状況に
おいて有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
多数のスイッチを配置した制御システムに共通バスによ
る配線方式を採用する場合には、システムのコントロー
ラ(プログラマブル・ロジック・コントローラ:PL
C)が、各スイッチを識別するためにスイッチ自体に自
己のIDナンバー(識別番号)を記憶し、或いはスイッ
チの種類や動作型式(アルタネート型かモーメンタリ型
か、常開(NO)か常閉(NC)か)の違い等を認識す
るために、CPU,バス通信プロトコル制御機能,ドラ
イバ等を内蔵する必要があり、更にこれらの電子部品へ
の給電を確実に且つ安定して行うことが要求される。
【0005】また、スイッチを複数設けた制御盤の裏面
は非常に簡潔になったが、いずれかのスイッチが故障し
た場合の交換用に、動作形式(モーメンタリ型/アルタ
ネート型)の種類と照光部の照光パターンの種類との積
に相当する数(例えば、照光パターンの数が9種類の場
合、2×9=18種類)のスイッチを予め用意してお
き、交換するスイッチの種別に応じて多種類のスイッチ
を使い分けなければならないため、在庫管理が非常に煩
雑で、在庫のためのコストも高くつくという問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、制御盤に多数の押しボタ
ンスイッチを配置して、各スイッチに対応するアクチュ
エータを作動させたり停止したりするような制御システ
ムに共通バス方式の配線を採用することにより、スイッ
チの追加、変更、交換などを容易にすると共に、各スイ
ッチが自己のIDナンバーや動作形式の違いを記憶し、
或いは照光部の点灯パターンを記憶できるようにして、
スイッチの構造を画一化し、どのスイッチでも共通に使
用できるようにしたスイッチ装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、共通バス接続
方式を採用し且つ正面側からの押しボタン操作でオン・
オフする接点を筐体内に収納した押しボタン式スイッチ
装置において、筐体内に書き換え可能なスイッチ状態記
憶部と、該記憶部への書込み及び該記憶部からの読込み
を行う中央処理装置(CPU)とを具備すると共に、こ
の中央処理装置と外部の制御装置との間におけるデータ
の送受を共通バスを介して行うための通信プロトコル制
御機能及び通信回路を内蔵したことを特徴とする。
【0008】その通信プロトコル制御機能は、筐体内に
あればよく、CPU内に格納されていてもよい。また、
スイッチ状態記憶部としては、CPUとは別に設けたE
EPROMのような記憶素子が用いられるが、EEPR
OM等から成る記憶部を内蔵したCPUを用いてもよ
い。
【0009】本発明の好ましい態様では、中央処理装置
は、当該スイッチ装置の個別識別番号、或いは当該スイ
ッチ装置の動作型式(アルタネート型かモーメンタリ型
か等)を書き込み又は読み出し可能に構成される。
【0010】本発明の別の態様では、共通バス接続方式
を採用し且つ正面側からの押しボタン操作でオン・オフ
する接点を筐体内に収納した押しボタン式スイッチ装置
において、前記筐体内に、書き換え可能なスイッチ状態
記憶部と、該記憶部への書込み及び該記憶部からの読込
みを行う中央処理装置と、当該スイッチ装置の状態を表
示する複数の照光部とを具備し、前記中央処理装置は、
前記スイッチ状態記憶部に対し、前記複数の照光部の照
光パターンを書き込み又は読み出し可能に構成されてい
ることを特徴とする。
【0011】
【作用及び効果】本発明のスイッチ装置は、その筐体内
に、書き換え可能なスイッチ状態記憶部と、該記憶部へ
の書込み及び該記憶部からの読込みを行うCPUとを具
備しているので、当該スイッチ装置を識別するデータの
設定ないし格納が可能になり、いわゆるインテリジェン
ト化が可能である。例えば、スイッチのオン・オフの回
数を計測し、スイッチ状態記憶部として用いられるEE
PROM等の記憶素子に記憶することで、CPUは、ス
イッチの寿命を決める動作回数の仕様を越えた場合に警
告を出すことができる。そして、スイッチ装置と上位の
制御装置との間でバスを介して通信するための通信プロ
トコル制御機能及び通信回路を内蔵することにより、ス
イッチの配線は電源線2本、信号線2本の計4本で済む
と共に、配線は各スイッチ装置とも同じであるため、誤
配線の可能性も低くなる。
【0012】本発明のスイッチ装置を共通バスに接続し
た場合、上位装置からのコマンドにより一斉通信が可能
であり、且つスイッチ同士間での通信も可能である。
【0013】また、照光式のスイッチ装置の場合、照光
の基本仕様を最大分割点数(例えば複数の発光ダイオー
ド等の光源の数)にしておき、分割タイプをコマンドに
より送信し、これをCPUが解読してEEPROM等の
記憶部に記憶することにより、複数の照光仕様(パター
ン)を1つの共通仕様のスイッチ装置で実現できる。
【0014】また、スイッチの動作形式の基本仕様をモ
ーメンタリ型にしておき、モーメンタリ/アルタネート
のタイプをコマンドにより送信し、これをCPUが解読
してスイッチ状態記憶部として用いられるEEPROM
等の記憶部に記憶することにより、複数のスイッチ仕様
を1つの共通仕様のスイッチ装置で実現できる。
【0015】更に、共通バスに予備のスイッチ装置を接
続しておくことにより、共通バスに接続されている他の
スイッチ装置のいずれが壊れた場合、その壊れたスイッ
チのデータを予備のスイッチ装置に格納することで、シ
ステムの動作を継続することができる。
【0016】
【発明の実施の態様】図1は、本発明の実施例として、
水処理プラントの制御盤などに正面から操作可能に取り
付けられる照光式の押しボタンスイッチを示す。
【0017】この照光式押しボタンスイッチ1は、全体
として角柱形状の筐体2で形成されている。この筐体2
は、図1において上方の部分(上半部)2aと下方の部
分(下半部)2bとに分けられる。更に、上半部2a
は、上下2つのハウジング2a1 及び2a2 で形成され
る一方、下半部2bは、左右2つのケース2b1 及び2
b2 と、両ケースを接合した状態に保持するU型ブラケ
ット2b3 とで形成されている。
【0018】図2及び図3に示すように、上半部2aの
上ハウジング2a1 は、透明な上面板3と、その内側に
装着され文字・記号などを表示した光透過性シート3a
とを取り付けた押ボタンホルダー4を上下動可能に収納
し、その下側(内部)には、照光部を構成する複数(例
えば4個)の発光ダイオード(LED)を保持するLE
Dホルダー5を固定する。このLEDホルダー5は、L
EDの数に対応した個数(例えば4個)のLED保持穴
5aを備えている。
【0019】押ボタンホルダー4は、その底面中央から
下方に延びた長軸4aを有し、この長軸4aは、LED
ホルダー5の中央部から下方に突出した円筒部5bを移
動自在に貫通し、LEDホルダー5の中央部の上に設置
されたコイルスプリング5cにより、押ボタンホルダー
4の上面板3を上ハウジング2a1 から上方に出た位置
(図1)に保持している。
【0020】下ハウジング2a2 は、その底面側にLE
D駆動回路基板6を固定する。この回路基板6上(図3
において下面側)には、後述のようにLEDを駆動する
ための駆動回路を構成する回路素子のほか、後述のレギ
ュレータを含むLED用電源回路60が設置されてい
る。
【0021】下半部2bを形成する2つのケース2b1
及び2b2 は、それらの間に、上記LED駆動回路基板
6のほか、制御回路基板7、コネクタ基板8及びスイッ
チ機構(スイッチ・アセンブリ)9を収納して保持す
る。上記電源回路60が近接するケース2b1 の内部壁
面は、レギュレータからの発熱でケース内部の回路素子
が誤作動するのを防止するために熱を遮蔽する熱遮蔽板
2b4 として形成されている。更に、U型ブラケット2
b3 は熱伝導率の高い金属板で形成され、その3つの面
には放熱用の孔2b5 が設けられている。
【0022】制御回路基板7は、下半部2b内において
上下方向に保持される。この基板上には、後述のよう
に、LED駆動制御、スイッチ装置の型式等の識別、こ
のスイッチ装置が接続される上位装置との通信などの動
作を実行するCPU71を含む制御回路が配置されてい
る。制御回路基板7の上端及び下端から、LED駆動用
回路基板6及びコネクタ基板8の回路とそれぞれ接続す
るためのケーブル70が延びている。
【0023】コネクタ基板8は、その下面側に、CPU
を含む制御回路に安定した電源を供給するレギュレータ
を含む制御回路用電源回路80と、図4に示すように直
交する位置に取り付けた2つのコネクタ81及び82と
を有する。各コネクタ81,82は、複数(図示の場合
4本)の接続ピン83及びこれらのピンと平行に延出し
た突出片84を有し、後述のように共通バス85に設け
たコネクタ86(図7)に対し、その複数のピン孔及び
嵌合孔に接続ピン83及び突出片84をそれぞれ挿入す
ることにより、当該コネクタと接続される。
【0024】図5は、実施例のスイッチ装置における回
路の構成を示すブロック図である。この実施例の回路
は、前述のCPU71に接続したLED駆動回路61及
び前記スイッチ機構9からのスイッチ入力(オン又はオ
フ)を検出する抵抗回路72と、LED及び制御回路を
安定して動作させる電源電圧を供給する電源回路60及
び80とを含んでいる。ここで、各電源回路を構成する
レギュレータとしては、スイッチ装置をできるだけ小型
化するという観点から、三端子レギュレータが好適に用
いられる。詳細には、LED用電源回路60は、8 W の
三端子レギュレータを中心とする12V電圧発生回路で、
制御回路用電源回路80は、500mW の三端子レギュレー
タを中心とする5V電圧発生回路でそれぞれ構成されて
いる。
【0025】CPU71は、バス通信プロトコル制御機
能を内蔵し、そのバス通信プロトコルに従う信号の送受
信を行うバス通信回路73と接続している。更にCPU
71には、スイッチ状態記憶部を構成するEEPROM
74と、動作基準周波数を発生するクロック、CPUの
暴走を防止するウォッチドッグ及びリセット等の機能を
持つ周辺回路75とが接続されている。周辺回路75
は、クロック周波数発生回路75aと、ウォッチドッグ
及びリセット回路75bとから成る。
【0026】LED駆動回路61は、CPU71からの
駆動制御信号に従って、前記LEDホルダー5に保持さ
れた4個のLED(L1 〜L4 )を点灯または消灯する
信号を生成する。CPU71には、後述のようなスイッ
チ機構9の動作によりオン・オフするスイッチが抵抗回
路を介して接続されている。
【0027】EEPROM74には、当該スイッチ装置
のアドレス(ID番号)、動作型式(アルタネート型か
モーメンタリー型か、及び常開形か常閉形か)、LED
の配置点灯の型式(照光パターン)、スイッチの寿命に
係わるオン・オフ切替え回数等のデータが格納される。
【0028】図5の回路構成要素のうち、LED用電源
回路60とLED駆動回路61は図2に示した回路基板
6上に、制御回路用電源回路80はコネクタ基板8上
(下面側)に、他の回路は回路基板7上に、それぞれ設
置されている。また、これらの回路は、それぞれ前述の
ケーブル70を介して、コネクタ基板8上の2つのコネ
クタ81及び82に接続されている。各コネクタ81,
82は、後述のようにいずれか一方に共通バス85のコ
ネクタ86を接続したとき、電源回路60,80及び通
信回路73に図示しない上位装置から電源及び信号を供
給できるように構成されている。
【0029】このスイッチ装置1は、次のようにして共
通バス85と接続される。
【0030】まず、スイッチ装置1は、前述のような制
御システムの制御盤上に必要個数並んで取り付けられ
る。例えば、図6に示すように、複数(n)個のスイッ
チ装置(SW1 〜SWn )1が横に並んで設置された場
合、各スイッチ装置1に対して、共通バス85の2本の
ケーブル(1本は信号線、他の1本は電源供給線)に沿
って各スイッチ装置1間の間隔と同じ間隔で各ケーブル
と電気的に接続したコネクタ86を結合する。この場
合、各スイッチ装置1の後端(図2の回路基板8側)の
2つのコネクタ81,82のうち、共通バス85と直角
の方向に位置するコネクタ81の接続ピン83及び突出
片84に、それぞれ共通バス85側の各コネクタ86の
複数のピン孔及び嵌合孔を嵌合することにより、横に並
んだ複数のスイッチ装置1が共通バス85と容易に接続
される。
【0031】図7は、上記のように複数のスイッチ装置
(SW1 〜SWn )を共通バス85に接続したとき、各
スイッチ装置の通信回路部と共通バス85との接続関係
を示す図である。各CPU71は、それぞれバス通信回
路73と接続した一対の送信端子Tx 及び受信端子Rx
を有する。送信端子Tx は、エミッタに定電圧Vccが加
えられているトランジスタTr1,エミッタが0電位(ア
ース)に設定されているトランジスタTr2及び抵抗R1
,R2 を介して、共通バス85の2本のラインに接続
され、受信端子Rx は、抵抗R3 及びR4 を介して共通
バス85の2本のラインに接続されると共に、定電圧V
ccを分圧する3つの分圧抵抗R5 ,R6 ,R7 の間に接
続されている。なお、共通バス85の両端には、それぞ
れ終端抵抗Re が設けられる。
【0032】図8は、前述のLEDホルダー5に設置さ
れた4個のLED(L1 〜L4 )のどれを点灯するかに
より選択的に決定される照光の態様と、これらの態様に
対応するLEDの結線状態を示す図である。この場合、
照光の態様は9種類ある。すなわち、全面照光(4個の
LED(L1 〜L4 )の全部を点灯する)、長軸2分割
照光(上下2段に分けたLEDを2個ずつ点灯する)、
短軸2分割照光(左右2列に分けたLEDを2個ずつ点
灯する)、長軸3分割照光(上段2個のLEDを同時に
且つ下段2個のLEDを別々に点灯する)、もう1つの
長軸3分割照光(上段2個のLEDを別々に且つ下段2
個のLEDを同時に点灯する)、短軸3分割照光(左段
2個のLEDを同時に且つ右段2個のLEDを別々に点
灯する)、もう1つの短軸3分割照光(左段2個のLE
Dを別々に且つ右段2個のLEDを同時に点灯する)、
4分割照光(4個のLEDを別々に点灯する)、2色全
面照光(対角線上の2個を1組として、各組は異なる色
で発光するLEDで構成し、各組を別々に点灯する。こ
の場合、図2に示した上面板3と光透過性シート3aと
の間に乳白色のプレートを介在させることで、各組のL
ED発光時の色が表示され、2色照光となる。)と称す
る9つの態様である。
【0033】この実施例のような照光式の押しボタンス
イッチにあっては、図7及び図9に示すように、共通バ
ス85に複数のスイッチ装置(SW1 〜SWn )を接続
して各々に共通の電源87から給電するならば、各スイ
ッチ装置に供給される電圧は、共通バス部分の電圧降下
のため、図10に示すように、共通電源から近いスイッ
チの照光部は明るいが、共通電源から遠くなるに従って
暗くなっていく。このため、制御盤に多数の照光式押し
ボタンスイッチを取り付けた場合、明るさにむらができ
るという問題があったが、上記実施例のスイッチ装置に
おいては、前述のLED用電源回路60が三端子レギュ
レータを中心とする定電圧発生回路を備えていることに
より、共通バス85上の電源から各スイッチ装置までの
距離にかかわらず、各スイッチ装置の照光部に安定した
電圧を供給することができる。
【0034】次に、図示の実施例におけるスイッチ機構
9について説明する。図2及び図11に示すように、ス
イッチ機構9は、直方体形状の金属製上枠体91と、合
成樹脂製下枠体92とから成る。
【0035】図11に示すように、上枠体91は、その
上面中央部に円形の孔91aを有し、枠体の内部には、
上下2つのレバー93及び94と、両レバーを結ぶコイ
ルスプリング95とを収納している。上レバー93は、
上方から見て逆U字状に形成され、その一端部93a
は、上枠体91の孔91aの下方に位置すると共に、下
方に屈曲して突出端93bを形成し、これにコイルスプ
リング95の一端を接続している。この一端部93aか
ら横方向両側に突起部93cが設けられている。上レバ
ー93の他端部93dは、上枠体91の垂直端面部に設
けられた一対の切欠き91cに係合している。この上レ
バー93は通常、コイルスプリング95の押す力によ
り、各突起部93cが上枠体91の両側面の上部に形成
された第1の窓91bの上端縁に当接した状態で保持さ
れている。
【0036】下レバー94は、その一端部94aが上向
きに延びると共に横方向両側に張り出した部分94bを
有し、これらの部分が上枠体91の上記切欠き91cと
反対の側に設けられた一対の切欠き91dに係合してい
る。この一端部94aの下端から他端側に延びた部分
は、横方向両側に突出した突起部94cと、それらの間
から下方に延びた足部94dとを有し、足部94dの下
端には、磁石96(図15)を収納したケース97(図
12及び図13)を取り付けてある。下レバー94の他
端部94eは、横方向に屈曲して突出端を形成し、これ
にコイルスプリング95の他端を接続している。この下
レバー94は通常、コイルスプリング95の押す力によ
り、各突起部94cが上枠体91の両側面の下部に形成
された第2の窓91eの下端縁から上向きに突出した突
起部91fに当接した状態で保持されている。
【0037】下枠体92の内部には、上記のように下レ
バー94の足部94dで支持された磁石ケース97が位
置すると共に、これと平行な下枠体92内壁面に、2つ
の接点板98a,98b(図15)から成るリードスイ
ッチ98が装着されている。このリードスイッチ98
は、接点を構成する接点板の一方(98a)の先端が他
方(98b)の先端から離れていて、スイッチ・オフの
状態にある。この接点位置に磁石96が近接すると、磁
石96の発生する磁界により、接点板の先端が互いに引
き付けられて接触し、スイッチ・オンの状態となる。
【0038】上記のように構成されたスイッチ機構9の
作動は、次のとおりである。
【0039】通常は、図12に示すように、コイルスプ
リング95の押す力により、上レバー93は、各突起部
93cが上枠体91の第1の窓91bの上端縁に当接
し、下レバー94は、各突起部94cが上枠体91の第
2の窓91e内で突起部91fに当接した状態に、それ
ぞれ保持されている。このとき、図15に示すように、
磁石ケース97に装着されている磁石96は、リードス
イッチ98の接点(2つの接点板98a,98bの先
端)から離れた位置にある(スイッチ・オフ)。
【0040】ここで、上面板3が押されると、これと一
緒に移動する押ボタンホルダー4の長軸4aが、上枠体
91の孔91aを通って上レバー93の一端部93aを
押し下げる。この押し下げ力により、上レバー93はス
プリング95の力に抗して、上枠体91の切欠き91c
に係合している他端部93dを支点として、図12にお
いて反時計回りに回動する。
【0041】そして、上レバー93の一端部93aとス
プリング95との結合部が、下レバー94の部分94b
と上枠体91の切欠き91dとの係合部と、下レバー9
4の他端部94eとスプリング95との結合部とを結ぶ
直線よりも低くなった時、これらの端部の間で押し縮め
られていたスプリング95の弾発力により、図14に示
すように、下レバー94の他端部94dが、上枠体91
の切欠き91dに係合している部分94bを支点として
反時計回りに瞬時に回動し、図13に示すように、上枠
体91の第2の窓91eの上端縁に当接した状態とな
る。
【0042】このとき、図14に示すように、下レバー
94の回動と共にその下方に延びた足部94dに支持さ
れた磁石ケース97が回動し、磁石96は右方へ変位す
る。これに伴い、磁石96はリードスイッチ98の接点
に近接し、前述のように接点板の先端が接触した状態
(スイッチ・オン)になる。
【0043】この状態から上面板3を押し下げた力を除
くと、LEDホルダー5上のスプリング5cにより、長
軸4aが上昇し、押ボタンホルダー4の上面板3を上ハ
ウジング2a1 から上方に出た位置(図1)に戻す。こ
の時、上レバー93はスプリング95の力により、図1
1において時計回りに回動する。そして、上レバー93
の一端部93aとスプリング95との結合部が、下レバ
ー94の部分94bと上枠体91の切欠き91dとの係
合部と、下レバー94の他端部94eとスプリング95
との結合部とを結ぶ直線よりも高くなった時、下レバー
94の他端部94dが時計回りに瞬時に回動し、再び図
12に示すように上レバー93の一端部93aに当接し
た状態に戻る。
【0044】このため、図14に示すように、下レバー
94の足部94dに支持された磁石ケース97の磁石9
6も元の位置に復帰する。これにより、リードスイッチ
98の一方の接点板98aの先端が、再び他方の接点板
98bの先端から離れた状態(スイッチオフ)に戻る。
【0045】スイッチ機構9は上記のように作動するの
で、スイッチ装置1のCPU71は、上面板3の押圧に
よるスイッチ機構9のオフからオンへの変化に応じて、
このスイッチ装置に対応するアクチュエータを作動させ
る通信フレームを前述の共通バス85へ送出する。
【0046】例えば、CPU71がスイッチ・オンの通
信フレームを送信すると、上位のPLCでこれを解読
し、対応するアクチュエータを作動させる。そして、そ
のアクチュエータが作動したのを確認すると、PLCか
ら当該スイッチ装置1のLEDを点灯させる通信フレー
ムを送信する。これにより、スイッチ装置1はLEDを
点灯し、上面板3を照光することでスイッチオン(アク
チュエータ作動)の状態を表示する。
【0047】その後、上面板3の押圧をやめると、スイ
ッチ機構9はオンからオフの状態に戻るが、CPU71
はスイッチ・オンの状態を維持する(スイッチ装置1が
「アルタネート型に設定されている場合)。そして、再
び上面板3が押されると、スイッチ機構9のオフからオ
ンへの変化に応じて、CPU71は、このスイッチ装置
に対応するアクチュエータの作動を停止する通信フレー
ムを送信する。
【0048】これに応じて、上位のPLCは、アクチュ
エータの作動を停止し、その作動停止を確認すると、当
該スイッチ装置1のLEDを消灯させる通信フレームを
送信する。これにより、スイッチ装置1はLEDの駆動
を停止することにより、上面板3の照光を消す。その
後、上面板3の押圧をやめると、スイッチ機構9もオン
からオフの状態に戻り、CPU71はスイッチオフの状
態を維持する。
【0049】以上、図示の実施例について説明したが、
本発明はこれに限らず、押しボタン操作でオン・オフす
る接点を収納した筐体内にCPUを有すると共に、この
CPUに安定した電源を供給するレギュレータを内蔵す
る点以外は、任意の構成で良い。例えば、上記実施例の
スイッチ装置は、1回押しボタン操作をする毎に、スイ
ッチオンとオフのいずれかの状態に変化するタイプ(ア
ルタネート型)であるが、押しボタン操作でオンとな
り、押すのを止めるとオフになるようなタイプ(モーメ
ンタリ型)であっても、本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照光式押ボタンスイッチ装置の一
例を示す斜視図。
【図2】図1のスイッチ装置の構成要素を示す分解斜視
図。
【図3】図1のスイッチ装置の縦断面図。
【図4】図1のスイッチ装置の底面図。
【図5】実施例のスイッチ装置の回路構成を示すブロッ
ク図。
【図6】複数のスイッチ装置と共通バスとの接続状態を
示す斜視図。
【図7】図6における各スイッチ装置のバス通信回路と
共通バスとの接続関係を示す回路図。
【図8】照光部を構成する4個のLEDのどれを点灯す
るかにより選択的に決定される照光の態様とこれらの態
様に対応するLEDの結線状態を示す図。
【図9】共通バスに接続した複数のスイッチ装置に共通
の電源から給電する場合を示す図。
【図10】図9に示された共通バス上で電源からの距離
に応じて各スイッチ装置へ供給される電圧の降下を表わ
すグラフ。
【図11】図2のスイッチ機構の構造を拡大して示す斜
視図。
【図12】上面板を押す以前のスイッチ機構の内部状態
を示す拡大断面図。
【図13】上面板を押した時のスイッチ機構の内部状態
を示す拡大断面図。
【図14】スイッチ機構内の磁石ケースを支持した下レ
バーの動作を示す図。
【図15】スイッチ機構内のリードスイッチと磁石ケー
スとの関係を示す拡大図。
【符号の説明】
1…押ボタンスイッチ、3…上面板、4…押ボタンホル
ダー、5…LEDホルダー、6…LED駆動回路基板、
7…制御回路基板、8…コネクタ基板、9…スイッチ機
構、60…電源回路、61…LED駆動回路、70…ケ
ーブル、71…CPU、72…抵抗回路、73…バス通
信回路、74…EEPROM、75…CPU周辺回路、
80…電源回路、81,82…スイッチ側コネクタ、8
3…接続ピン、84…突出片、85…共通バス、86…
共通バス側コネクタ、87…共通電源、91…上枠体、
91a…上枠体の孔、91b…第1の窓、91c,91
d…切欠き、91e…第2の窓、91f…突起部、92
…下枠体、93…上レバー、93a…上レバーの一端
部、93b…突出端、93c…突起部、93d…他端
部、94…下レバー、94a…下レバーの一端部、94
b…張り出し部分、94c…突起部、94d…足部、9
4e…他端部、95…コイルスプリング、96…磁石、
97…磁石ケース、98…リードスイッチ、98a,9
8b…接点板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通バス接続方式を採用し且つ正面側から
    の押しボタン操作でオン・オフする接点を筐体内に収納
    した押しボタン式スイッチ装置において、 前記筐体内に、書き換え可能なスイッチ状態記憶部と、
    該記憶部への書込み及び該記憶部からの読込みを行う中
    央処理装置とを具備すると共に、該中央処理装置と外部
    の制御装置との間でデータの送受を共通バスを介して行
    うための通信プロトコル制御機能及び通信回路を内蔵し
    たことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】前記中央処理装置は、当該スイッチ装置の
    個別識別番号を書き込み又は読み出し可能に構成されて
    いる請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】前記中央処理装置は、当該スイッチ装置の
    動作型式を書き込み又は読み出し可能に構成されている
    請求項1記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】共通バス接続方式を採用し且つ正面側から
    の押しボタン操作でオン・オフする接点を筐体内に収納
    した押しボタン式スイッチ装置において、 前記筐体内に、書き換え可能なスイッチ状態記憶部と、
    該記憶部への書込み及び該記憶部からの読込みを行う中
    央処理装置と、当該スイッチ装置の状態を表示する複数
    の照光部とを具備し、前記中央処理装置は前記スイッチ
    状態記憶部に対し前記複数の照光部の照光パターンを書
    き込み又は読み出し可能に構成されていることを特徴と
    するスイッチ装置。
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