JPH09298085A - コンクリート製品 - Google Patents

コンクリート製品

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JPH09298085A
JPH09298085A JP10962196A JP10962196A JPH09298085A JP H09298085 A JPH09298085 A JP H09298085A JP 10962196 A JP10962196 A JP 10962196A JP 10962196 A JP10962196 A JP 10962196A JP H09298085 A JPH09298085 A JP H09298085A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】面状発熱体を埋設しながら所定の強度を得るこ
とができる側溝や階段ブロック等のコンクリート製品を
提供する。 【解決手段】面状発熱体2の上面側に配された補強筋3
が踏面部1aに所定の強度を保持させる。脚杆3cによ
って踏面部1aの厚み方向の強度も増強され、面状発熱
体2の上面側と下面側に分断されたコンクリートが脚杆
3cにより連結一体化される。面状発熱体2の各孔5に
コンクリートが充填されて面状発熱体2の上面側と下面
側に分断されたコンクリートが連結一体化し、しかも各
孔5内には脚杆3cが挿入されるので脚杆3c、補強筋
3、コンクリート、面状発熱体2が強固に一体化し、補
強筋3及び脚杆3cによる強度維持効果と相俟って、製
品の強度が大幅に増強される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート製の
側溝や階段ブロック、若しくは、壁面,床面,路面等を
構成するためのコンクリート製パネル等に面状発熱体を
埋設したコンクリート製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、合成樹脂,ゴム,セメントモ
ルタル等によりシート状に成形される基材中に、炭素粉
末,ニクロム線,炭素繊維等の導電性物質を混入分散さ
せた面状発熱体が知られている。またこのような面状発
熱体を、コンクリートからなる固定床や道路等に埋設し
て、融雪や凍結防止、床暖房等に利用することも周知で
ある(例えば特公昭63−47235号、特開平1−3
13876号等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した面
状発熱体を、コンクリート製階段ブロックの踏面部や側
溝の底壁部のような、比較的厚みの薄い5〜15cm厚
程度のコンクリートからなる平板状部に埋設した場合、
面状発熱体を含有するぶんコンクリートの強度が低下
し、必要な強度を得られなくなる虞れがある。本発明は
このような従来事情に鑑みて成されたもので、その目的
とする処は、面状発熱体を埋設しながら所定の強度を得
ることができる、側溝や階段ブロック等のコンクリート
製品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、面状発熱体と、該面状発熱体の上面側又
は下面側に配される補強筋とを、コンクリートからなる
平板状部に埋設してコンクリート製品を構成することを
要旨とする。
【0005】ここで、コンクリートからなる平板状部と
は、各種コンクリート製品における、コンクリートから
なる比較的厚みの薄い、例えば5〜15cm厚程度の、
略平板状,パネル状を呈する部分をいい、具体的には、
コンクリート製階段ブロックの踏面部、コンクリート製
側溝の底壁部、壁面,床面,路面等を構成するためのコ
ンクリート製パネル等があげられる。
【0006】面状発熱体はこの種技術分野で周知なよう
に、シート状に形成される基材中に導電性物質を混入分
散させたものであるが、基材の成形材料としては例えば
合成樹脂,ゴム,セメントモルタル等が、導電性物質と
しては例えば炭素粉末,ニクロム線,炭素繊維等が、夫
々例示できる。また面状発熱体は、前記基材中に電気導
線を挿入して電力を供給するようにすることは云うまで
もない。
【0007】補強筋もこの種技術分野で周知な各種構造
のものが採用できるが、例えば、平板状部の長さ方向に
沿って配される縦引筋を所定間隔ごとに複数本備えたも
の、平板状部の幅方向に沿って配される横引筋を所定間
隔ごとに複数本備えたもの、前記縦引筋と横引筋とを適
宜数組み合わせた網目状のもの、前記縦引筋と横引筋と
を二本づつ用いて面状発熱体を囲む枠体形状に形成した
もの、平板状部の厚み方向へ伸びる脚杆を適宜複数箇所
に備えたもの、前記各構造のものを任意に組み合わせた
もの等、各種例示できる。
【0008】以上の構成によれば、平板状部を構成する
コンクリートは面状発熱体を埋設するぶんだけ少なくな
り、且つ面状発熱体の上面側と下面側とに分断される構
造となるので、該コンクリート自体の強度は低下する
が、面状発熱体の上面側又は下面側に配された補強筋が
前記強度の低下を補って平板状部に所定の強度を保持さ
せる。よって、面状発熱体を埋設しながら所定の強度を
保持した側溝や階段ブロック等のコンクリート製品を提
供することが可能になる。
【0009】また、上記面状発熱体の適宜複数箇所に、
該面状発熱体を上下に貫通する孔を形成することが好ま
しい。この場合、面状発熱体に形成した各孔にコンクリ
ートが充填され、これにより、面状発熱体の上面側と下
面側に分断されたコンクリートが連結一体化し、補強筋
による強度維持効果と相俟って、製品の強度がより増強
される。
【0010】上記補強筋の四角に、上記平板状部の厚み
方向へ伸びる脚杆を設けることも良い。この場合、補強
筋による強度増強作用が平板状部の厚み方向にも働き、
且つ面状発熱体の上面側と下面側に分断されたコンクリ
ートが脚杆により連結一体化され、補強筋による強度維
持効果と相俟って、製品の強度がより増強される。
【0011】上記補強筋を面状発熱体の上面側及び下面
側に配すると共に、それら両補強筋の四角部同士を脚杆
で連結することも良い。この場合、上下の補強筋が、面
状発熱体の上下両側のコンクリート部分に所定の強度を
付与すると共に、脚杆によって平板状部の厚み方向の強
度が維持され、さらに脚杆によって上下の補強筋が連結
されることから、面状発熱体の上面側と下面側に分断さ
れたコンクリートが連結一体化され、各補強筋及び脚杆
による強度維持効果と相俟って、製品の強度がより増強
される。
【0012】また、鉄筋を網目状に配すると共に、該縦
横の鉄筋の交差部に、平板状部の厚み方向へ伸びる脚杆
を設けて上記補強筋を構成し、且つ面状発熱体には前記
脚杆が挿入される通孔を貫通開穿することが好ましい。
この場合、補強筋が平板状部に所定の強度を保持させる
と共に、脚杆によって平板状部の厚み方向の強度も増強
され、且つ面状発熱体の上面側と下面側に分断されたコ
ンクリートが脚杆により連結一体化される。さらに、面
状発熱体に設けた各孔にコンクリートが充填され、これ
により、面状発熱体の上面側と下面側に分断されたコン
クリートが連結一体化し、しかも各孔内には前記脚杆が
挿入されるので脚杆、補強筋、コンクリート、面状発熱
体が強固に一体化し、補強筋及び脚杆による強度維持効
果と相俟って、製品の強度が大幅に増強される。
【0013】また上記したように、補強筋の四角に平板
状部の厚み方向へ伸びる脚杆を設けた場合、若しくは、
鉄筋を網目状に配すると共に縦横の鉄筋の交差部に平板
状部の厚み方向へ伸びる脚杆を設けて補強筋を構成し、
且つ面状発熱体には前記脚杆が挿入される通孔を貫通開
穿した場合において、脚杆の先端部に該脚杆と交差する
方向へ折曲する爪部を形成することが好ましい。このよ
うに構成した場合、面状発熱体の一側(例えば上側)に
配した補強筋と、面状発熱体の他側(例えば下側)に配
される爪部とで、面状発熱体を包囲するコンクリートを
抱え込むようになるので、脚杆、補強筋、コンクリー
ト、面状発熱体がより強固に一体化し、補強筋及び脚杆
による強度維持効果と相俟って、製品の強度がさらに大
幅に増強される。
【0014】即ち、本発明の最も好ましい形態は、鉄筋
を網目状に配すると共に、縦横の鉄筋の交差部に平板状
部の厚み方向へ伸びる脚杆を設けて補強筋を構成し、且
つ面状発熱体には前記脚杆が挿入される通孔を貫通開穿
し、さらに脚杆の先端部に該脚杆と交差する方向へ折曲
する爪部を形成することである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1及び図2は、コンクリート製品としての階段
ブロック1の踏面部(平板状部)1aに面状発熱体2と
補強筋3とを埋設した例を示す。
【0016】階段ブロック1はこの種分野において周知
のもので、所定の長さと幅及び厚み寸法をもって略平板
状に形成される踏面部1aと、該踏面部1aの長さ方向
一端側の縁部に垂設状に連設される蹴込面部1bとをコ
ンクリートで一体に成形してなり、踏面部1aの長さ方
向他端側の縁部に上位に配される階段ブロック1を連結
し、蹴込面部1bの下端面に下位に配される階段ブロッ
ク1を連結して階段を構成するようになっている。上記
踏面部1aには、面状発熱体2と、該面状発熱体2の上
面側に配される補強筋3とが埋設される。
【0017】面状発熱体2は、例えば合成樹脂,ゴム,
セメントモルタル等を主体としてシート状に形成される
基材中に、炭素粉末,ニクロム線,炭素繊維等の導電性
物質を混入分散させたもので、前記基材の左右側縁部に
沿って帯状の電気導線4を埋設して1対の電極を形成
し、該電気導線4に電流を流すと発熱するよう構成す
る。
【0018】上記面状発熱体2は、上記踏面部1aの厚
み方向ほぼ中間部か、若しくは踏面部1aの上面寄りに
埋設する。また面状発熱体2には、該面状発熱体2を上
下に貫通する孔5を、後述する脚杆3cの径よりも大き
な内径寸法をもって、適宜複数箇所に形成する。
【0019】補強筋3は、踏面部1aの長さ方向に沿っ
て配される縦引筋3aを所定間隔ごとに複数本備えると
共に、踏面部1aの幅方向に沿って配される横引筋3b
を所定間隔ごとに複数本備えた網目状に構成され、面状
発熱体2との間に所定の間隔を保持しつつ面状発熱体2
の上面側に位置するよう、踏面部1a内に埋設する。
【0020】上記補強筋3における縦引筋3a,横引筋
3bの交差部、及び各縦引筋3a,横引筋3bの端部に
は、踏面部1aの厚み方向へ伸びる脚杆3cを設け、夫
々の脚杆3cは、上記各孔5に挿入されてその先端部を
面状発熱体2の下面側に突出する。
【0021】以上の構成からなる階段ブロック1によれ
ば、踏面部1aを構成するコンクリートは面状発熱体2
を埋設するぶんだけ少なくなり、且つ面状発熱体2の上
面側と下面側とに分断される構造となるので、該コンク
リート自体の強度は低下するが、面状発熱体2の上面側
に配した補強筋3が前記強度の低下を補って踏面部1a
に所定の強度を保持させる。また面状発熱体2に形成し
た各孔5に、踏面部1aを構成するコンクリートが充填
され、これにより、面状発熱体2の上面側と下面側に分
断されたコンクリートが連結一体化する。また脚杆3c
を備えるため、補強筋3による強度増強作用が、踏面部
1aの厚み方向にも働き、且つ面状発熱体2の上面側と
下面側に分断されたコンクリートが連結一体化する。さ
らに、上記各孔5内に前記脚杆3cが挿入されるので、
脚杆3c、補強筋3、踏面部1aを構成するコンクリー
ト、面状発熱体2が強固に一体化し、補強筋3及び脚杆
3cによる強度維持効果と相俟って、踏面部1aの強度
が大幅に増強する。よって、階段を構築するに十分な強
度と耐久性を備え、且つ融雪や凍結防止、採暖,保温等
のための発熱機能を備えたコンクリート製階段ブロック
として有用に用いることができる。
【0022】図3は、上述した実施形態において、脚杆
3cの先端部に、該脚杆3cと交差する方向へ折曲する
爪部3d又は3eを形成した例を示す。他の構成は上記
同様で良いので符号を援用し図示及び説明を一部省略す
る。
【0023】(a)図においては、上記各孔5に挿入さ
れ面状発熱体2の下面側に突出する脚杆3cの先端を、
該脚杆3cの軸芯延長線に対して直交する方向に折曲さ
せて略L字形の爪部3dを形成した場合を示す。(b)
図においては、前記脚杆3cの先端を、該脚杆3cの軸
芯延長線に対して直交する方向に折曲させ、さらにその
先端を折り返すように折曲せしめて、略T字形の爪部3
eを形成した場合を示す。このような構成によれば、面
状発熱体2の一側(ここでは上側)に配した補強筋3
と、面状発熱体2の他側(ここでは下側)に配される爪
部3d又は3eとで、面状発熱体2を包囲するコンクリ
ートを抱え込むようになるので、面状発熱体2の上下の
コンクリート部分、補強筋3、脚杆3cがより強固に一
体化し、補強筋3及び脚杆3cによる強度維持効果と相
俟って、踏面部1aの強度が大幅に増強される。
【0024】図4は、コンクリート製品としての側溝1
0の底壁部(平板状部)10aに、面状発熱体2と、該
面状発熱体2の上面側に配される補強筋3とを埋設した
例を示す。側溝10以外の構成は上記同様で良いので符
号を援用し図示及び説明を一部省略する。側溝10はこ
の種分野において周知のもので、所定の長さと幅及び厚
み寸法をもって略平板状に形成される底壁部10aと、
該底壁部10aの幅方向両端縁部に起立状に連設される
側壁部10bとをコンクリートで一体に成形してなる。
【0025】面状発熱体2には上記同様、孔5を適宜複
数箇所に形成している。また補強筋3も上記同様網目状
に構成すると共に、縦引筋3a,横引筋3bの交差部、
及び各縦引筋3a,横引筋3bの端部に、踏面部1aの
厚み方向へ伸びる脚杆3cを設け、夫々の脚杆3cは、
上記各孔5に挿入されてその先端部を面状発熱体2の下
面側に突出している。
【0026】以上の構成からなる側溝10によれば、底
壁部10aを構成するコンクリートは面状発熱体2を埋
設するぶんだけ少なくなり、且つ面状発熱体2の上面側
と下面側とに分断される構造となるので、該コンクリー
ト自体の強度は低下するが、面状発熱体2の上面側に配
した補強筋3が前記強度の低下を補って底壁部10aに
所定の強度を保持させる。また面状発熱体2の各孔5に
底壁部10aを構成するコンクリートが充填され、面状
発熱体2を挟んで上下に分断されたコンクリートが連結
一体化する。また脚杆3cを備えるため、補強筋3によ
る強度増強作用が底壁部10aの厚み方向にも働き、且
つ面状発熱体2の上面側と下面側に分断されたコンクリ
ートが連結一体化する。さらに上記各孔5内に脚杆3c
が挿入されるので、脚杆3c、補強筋3、底壁部10a
を構成するコンクリート、面状発熱体2が強固に一体化
し、補強筋3及び脚杆3cによる強度維持効果と相俟っ
て、底壁部10aの強度が大幅に増強する。よって、水
路を構築するに十分な強度と耐久性を備え、且つ融雪や
凍結防止、採暖,保温等のための発熱機能を備えたコン
クリート製側溝として有用に用いることができる。
【0027】図5〜図10は、図4に示す実施形態にお
ける補強筋の変形例を示す。補強筋以外の構成は上記同
様で良いので符号を援用し図示及び説明を一部省略す
る。図5及び図6においては、脚杆3cを備えない補強
筋3、即ち、上述した複数の縦引筋3aと横引筋3bか
らなる網目状に構成された補強筋3を、面状発熱体2と
の間に所定の間隔を保持しつつ面状発熱体2の上面側に
位置するよう、底壁部10aに埋設した例を示す。また
図7においては前記補強筋3を、面状発熱体2との間に
所定の間隔を保持しつつ面状発熱体2の下面側に位置す
るよう、底壁部10aに埋設した例を示す。これらの例
によれば、面状発熱体2を埋設することによる底壁部1
0aの強度低下を補強筋3により補って、実用上十分な
強度と耐久性を備え、且つ発熱機能を備えたコンクリー
ト製側溝として有用に用いることができる。
【0028】図8及び図9においては、上述した縦引筋
3aと横引筋3bを二本づつ用いて、面状発熱体2を囲
む枠体形状に構成された補強筋3’を、面状発熱体2と
の間に所定の間隔を保持しつつ面状発熱体2の上面側に
位置するよう、底壁部10aに埋設し、且つその補強筋
3’の四角に、底壁部10aの厚み方向へ伸びる脚杆3
cを設けた例を示す。この例によれば、脚杆3cを備え
るため補強筋3’による強度増強作用が底壁部10aの
厚み方向にも働き、且つ面状発熱体2の上面側と下面側
に分断されたコンクリートが脚杆3cにより連結一体化
され、実用上十分な強度と耐久性を備え、且つ発熱機能
を備えたコンクリート製側溝として有用に用いることが
できる。
【0029】図10においては、上記枠体形状に構成さ
れた補強筋3’を、面状発熱体2との間に所定の間隔を
保持しつつ面状発熱体2の上面側と下面側に位置するよ
う底壁部10aに埋設し、且つそれら上下の補強筋3’
の四角部同士を、底壁部10aの厚み方向へ伸びる脚杆
3cで連結した例を示す。この例によれば、上下の補強
筋3’が面状発熱体2の上下両側のコンクリート部分に
所定の強度を付与すると共に、脚杆3cによって底壁部
10aの厚み方向の強度が維持され、さらに脚杆3cに
よって上下の補強筋3’が連結され面状発熱体2の上下
に分断されたコンクリートが連結一体化され、両補強筋
3’及び脚杆3cによる強度維持効果と相俟って、実用
上より十分な強度と耐久性を備え、且つ発熱機能を備え
たコンクリート製側溝として有用に用いることができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、面状発熱
体と、該面状発熱体の上面側又は下面側に配される補強
筋とをコンクリートからなる平板状部に埋設する構成と
したので、面状発熱体による発熱機能を備えると共に、
面状発熱体を埋設することによる平板状部の強度低下を
補強筋により補って、コンクリート製の側溝や階段ブロ
ック、建築躯体の壁面,床面や路面等を構成するための
コンクリートパネル等として実用上十分な強度,耐久性
を備え、且つ融雪や凍結防止、採暖,保温等のための発
熱機能を備えた極めて有用なコンクリート製品を提供す
ることができた。
【0031】また請求項2〜6記載のように構成した場
合、上記効果に加えて、面状発熱体の上面側と下面側に
分断されたコンクリートが連結一体化し、補強筋による
強度維持効果と相俟ってより高い強度,耐久性を備え、
実用性極めて大なるコンクリート製品を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート製品の実施の形態を
示す一部切欠斜視図。
【図2】図1の(X)−(X)線に沿う断面図。
【図3】脚杆の変形例を示す部分拡大図。
【図4】本発明に係るコンクリート製品の他の実施形態
を示す縦断正面図。
【図5】本発明に係るコンクリート製品の他の実施形態
を示す一部切欠平面図。
【図6】図5の(Y)−(Y)線に沿う一部省略断面
図。
【図7】本発明に係るコンクリート製品の他の実施形態
を示す一部省略断面図。
【図8】本発明に係るコンクリート製品の他の実施形態
を示す一部切欠平面図。
【図9】図8の(Z)−(Z)線に沿う一部省略断面
図。
【図10】本発明に係るコンクリート製品の他の実施形
態を示す一部省略断面図。
【符号の説明】
1:コンクリート製階段ブロック 1a:踏面部(平板状部) 1b:蹴込面部 2:面状発熱体 3,3’:補強筋 3a:縦引筋 3b:横引筋 3c:脚杆 3d,3e:爪部 4:電気導線 5:孔 10:コンクリート製側溝 10a:底壁部(平板状部) 10b:側壁部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状に形成される基材中に導電性物
    質を混入分散させた面状発熱体と、該面状発熱体の上面
    側又は下面側に配される補強筋とを、コンクリートから
    なる平板状部に埋設してなるコンクリート製品。
  2. 【請求項2】 上記面状発熱体の適宜複数箇所に、該面
    状発熱体を上下に貫通する孔を形成したことを特徴とす
    る請求項1記載のコンクリート製品。
  3. 【請求項3】 上記補強筋の四角に、上記平板状部の厚
    み方向へ伸びる脚杆を設けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載のコンクリート製品。
  4. 【請求項4】 上記補強筋を面状発熱体の上面側及び下
    面側に配すると共に、それら両補強筋の四角部同士を脚
    杆で連結したことを特徴とする請求項1又は2記載のコ
    ンクリート製品。
  5. 【請求項5】 上記補強筋が、鉄筋を網目状に配すると
    共に該縦横の鉄筋の交差部に上記平板状部の厚み方向へ
    伸びる脚杆を設けて構成され、且つ上記面状発熱体には
    前記脚杆が挿入される通孔を貫通開穿したことを特徴と
    する請求項1又は2記載のコンクリート製品。
  6. 【請求項6】 上記脚杆の先端部に、該脚杆と交差する
    方向へ折曲する爪部を形成したことを特徴とする請求項
    3又は5記載のコンクリート製品。
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