JPH09298300A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH09298300A
JPH09298300A JP27048896A JP27048896A JPH09298300A JP H09298300 A JPH09298300 A JP H09298300A JP 27048896 A JP27048896 A JP 27048896A JP 27048896 A JP27048896 A JP 27048896A JP H09298300 A JPH09298300 A JP H09298300A
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semiconductor
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heat treatment
amorphous
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JP27048896A
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Atsushi Suenaga
淳 末永
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低抵抗の化合物層を半導体領域の表面に形成
しても半導体領域間の短絡を防止して、微細で且つ高速
な半導体装置を高い歩留りで製造する。 【解決手段】 自然酸化膜を除去した状態でイオン注入
を行ってSi膜14及び拡散層21の表面に非晶質層1
4a、21aを形成し、2段階の熱処理でTiSi2
24を形成する。ノック・オンされた酸素原子によるシ
リサイド化反応の抑制を防止することができ、十分な厚
さの非晶質層14a、21aを形成してシリサイド化反
応を促進することができる。このため、追加の熱処理が
不要で、TiSi2 膜23、24のはみ出し成長を防止
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、半導体と金属
との化合物層を半導体領域の表面に自己整合的に形成す
る半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MOSトランジスタ等の半導体装置を微
細化、高速化するためには、半導体基板に形成されてい
る拡散層や半導体で形成されている配線の低抵抗化が必
要であり、そのために、半導体と金属との化合物層を半
導体領域の表面に自己整合的に形成する構造が考えられ
ている。
【0003】図8、9は、この様な化合物層を有し且つ
LDD構造であるMOSトランジスタの製造方法の一従
来例を示している。この一従来例では、図8(a)に示
す様に、Si基板11の表面にSiO2 膜12を選択的
に形成して素子分離領域を決定し、SiO2 膜12に囲
まれている素子活性領域の表面にゲート酸化膜としての
SiO2 膜13を形成する。
【0004】その後、多結晶SiからなるSi膜14で
ゲート電極を形成し、低濃度の拡散層15を形成し、更
に、SiO2 膜16等からなる側壁をSi膜14に形成
する。そして、犠牲酸化膜としてのSiO2 膜17を全
面に形成し、このSiO2 膜17を介した不純物のイオ
ン注入で、高濃度の拡散層21を形成する。
【0005】次に、図8(b)に示す様に、イオン注入
を行って、Si膜14及び拡散層21の表面に非晶質層
14a、21aを形成する。そして、SiO2 膜17を
除去した後、Ti膜22を全面に形成し、非晶質層14
a、21aとTi膜22とを窒素雰囲気中の熱処理で反
応させて、図8(c)に示す様に、Si膜14及び拡散
層21の表面にC49相のTiSi2 膜23を形成す
る。
【0006】次に、図9(a)に示す様に、図8(c)
の工程における熱処理よりも高温の熱処理を行った後、
図9(b)に示す様に、未反応のまま残っているTi膜
22や、SiO2 膜12、16上に形成されているTi
N膜を除去する。そして、図9(c)に示す様に、図9
(a)の工程における熱処理よりも高温の熱処理を行っ
て、C49相のTiSi2 膜23から低抵抗のC54相
のTiSi2 膜24へ相転移させる。
【0007】ところで、Ti膜22からTiSi2 膜2
3を形成するための第1段階の熱処理と、TiSi2
23からTiSi2 膜24へ相転移させるための第2段
階の熱処理との、2段階の熱処理のみでTiSi2 膜2
4を形成すると、図6のグラフ中の曲線で示す様に、
TiSi2 膜24を含めた拡散相21のシート抵抗が細
線領域では所望の5Ω/□程度まで低下しないという所
謂細線効果が生じる。
【0008】このため、上述の一実施例の様に、Si膜
14及び拡散層21の表面に非晶質層14a、21aを
形成することによってシリサイド化反応を促進し、且つ
上述の2段階の熱処理の中間に図9(a)に示した熱処
理を追加することが考えられている(例えば、特開平5
−291180号公報)。この様な一従来例では、図6
のグラフ中の曲線で示す様に、細線効果が殆ど生じな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、2段階の熱
処理の中間に追加した熱処理の温度は、800℃であ
り、第2段階の熱処理の温度である800℃と同程度で
あって、第1段階の熱処理の温度である650度よりも
相当に高い。この様な高温の熱処理を行うと、Si膜1
4及び拡散層21から、SiO2 膜12、16上のTi
膜22中へSi原子が拡散する。
【0010】このため、図9(a)に示した様に、追加
の熱処理によってTiSi2 膜23がSi膜14及び拡
散層21上からSiO2 膜12、16上へはみ出し成長
し、このTiSi2 膜23から相転移されたTiSi2
膜24を介してSi膜14と拡散層21とが短絡するお
それがあった。従って、上述の一従来例では、このMO
Sトランジスタを高い歩留りで製造することが困難であ
った。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体装置の
製造方法は、半導体領域の表面から半導体酸化膜を除去
した状態でこの半導体領域にイオン注入を行ってこの半
導体領域の表面に非晶質層を形成する工程と、前記非晶
質層と金属とを第1の熱処理で反応させて前記表面に反
応物層を形成する工程と、前記反応物層に第2の熱処理
を行って化合物層を形成する工程とを具備することを特
徴としている。
【0012】請求項2の半導体装置の製造方法は、請求
項1の半導体装置の製造方法において、前記化合物層を
形成する工程の次に半導体窒化膜を全面に形成する工程
を具備することを特徴としている。
【0013】請求項3の半導体装置の製造方法は、請求
項2の半導体装置の製造方法において、前記半導体窒化
膜とはエッチング特性が異なる層間絶縁膜をこの半導体
窒化膜上に形成する工程と、前記化合物層に対する接続
孔のパターンで、前記半導体窒化膜をストッパにして前
記層間絶縁膜をエッチングする工程と、前記エッチング
の後に、前記パターンで、前記半導体窒化膜のみをエッ
チングして前記接続孔を開口する工程とを具備すること
を特徴としている。
【0014】請求項1の半導体装置の製造方法では、化
合物層を形成すべき半導体領域の表面から半導体酸化膜
を除去した状態でイオン注入を行ってこの半導体領域の
表面に非晶質層を形成しているので、イオン注入で半導
体領域にノック・オンされた酸素原子によって半導体と
金属との化合反応が抑制されるのを防止することができ
ると共に、十分な厚さの非晶質層を形成することができ
て半導体と金属との化合反応を促進することができる。
【0015】このため、非晶質層の形成並びに第1及び
第2の熱処理のみで低抵抗の化合物層を半導体領域の表
面に形成することができ、第1の熱処理と第2の熱処理
との中間に追加の熱処理を行う必要がないので、半導体
領域から半導体領域外への反応物質または化合物層のは
み出し成長を防止して、半導体領域の表面にのみ自己整
合的に化合物層を形成することができる。
【0016】請求項2の半導体装置の製造方法では、化
合物層を形成する工程の次の工程として半導体窒化膜を
形成しているので、化合物層を形成する工程の次の工程
として半導体酸化膜を形成する場合に比べて、化合物層
への酸素の混入が少なくて化合物層の凝集によるシート
抵抗の上昇を抑制することができる。
【0017】請求項3の半導体装置の製造方法では、層
間絶縁膜及び半導体窒化膜を選択的にエッチングして接
続孔を開孔しているので、半導体領域を囲んでいる絶縁
膜と層間絶縁膜とのエッチング特性が略等しく且つ接続
孔が化合物層上から位置ずれしても、半導体領域を囲ん
でいる絶縁膜が接続孔の開口と同様にエッチングされる
ことがなく、接続孔内に形成される配線と半導体領域を
囲んでいる絶縁膜下の配線との短絡を防止することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、LDD構造であるCMOS
トランジスタの製造に適用した本願の発明の第1〜第3
実施形態を、図1〜6を参照しながら説明する。図1〜
3が、第1実施形態を示している。この第1実施形態で
は、図1(a)に示す様に、温度が950℃のウェット
酸化を行うLOCOS法によって、Si基板11の表面
にSiO2 膜12を選択的に形成して素子分離領域を決
定する。LOCOS素子分離の代わりに、トレンチ素子
分離等を採用しても良い。
【0019】その後、適当なウェル(図示せず)を形成
し、ソース/ドレイン間のパンチスルーを抑制するため
の埋め込み層(図示せず)をウェル内に形成すること
や、しきい値電圧を調整するための不純物のイオン注入
等を行う。そして、温度が850℃のパイロジェニック
酸化によって、SiO2 膜12に囲まれている素子活性
領域の表面に、膜厚が8nm程度のSiO2 膜13をゲ
ート酸化膜として形成する。
【0020】その後、原料ガスがSiH4 で堆積温度が
620℃である減圧CVD法によって多結晶Siからな
るSi膜14を堆積させ、フォトリソグラフィ及びドラ
イエッチングによってSi膜14をゲート電極のパター
ンに加工する。上記Si基板11とSi膜14とが、本
発明における半導体(半導体領域)になる。
【0021】次に、Si膜14及びSiO2 膜12と適
当なフォトレジスト(図示せず)とをマスクにして、N
MOSトランジスタの形成領域には20keVの加速エ
ネルギー及び6×1012cm-2のドーズ量でAs+ をイ
オン注入し、PMOSトランジスタの形成領域には20
keVの加速エネルギー及び2×1013cm-2のドーズ
量でBF2 + をイオン注入して、図1(b)に示す様
に、低濃度の拡散層15を形成する。
【0022】次に、図1(c)に示すように、膜厚が1
50nm程度のSiO2 膜16を常圧CVD法で堆積さ
せ、異方性ドライエッチングでSiO2 膜16をエッチ
バックすることによって、このSiO2 膜16からなる
側壁をSi膜14に形成する。TEOSを原料とする減
圧CVD法やO3 +TEOSを原料とする常圧CVD法
で堆積させたSiO2 膜や、減圧CVD法で堆積させた
SiN膜等をSiO2膜16の代わりに用いても良い。
【0023】次に、Si膜14及びSiO2 膜12、1
6と適当なフォトレジスト(図示せず)とをマスクにし
て、NMOSトランジスタの形成領域には60keVの
加速エネルギー及び3×1015cm-2のドーズ量でAs
+ をイオン注入し、PMOSトランジスタの形成領域に
は40keVの加速エネルギー及び3×1015cm-2
ドーズ量でBF2 + をイオン注入して、図1(d)に示
す様に、高濃度の拡散層21を形成する。
【0024】これらのイオン注入は、膜厚が10nm程
度の犠牲酸化膜を全面に形成した状態で行ってもよく、
Si基板11等に対して直接に行ってもよい。その後、
温度が1000〜1100℃で時間が10秒の短時間ア
ニールや、温度が850〜950℃で時間が10分程度
の炉アニール等を行って、拡散層15、21中の不純物
を活性化させる。
【0025】上述の様に、拡散層21を形成するための
イオン注入時に犠牲酸化膜を用いていれば、この時点
で、犠牲酸化膜が全面に残っている。また、犠牲酸化膜
を用いていなくても、拡散層21を形成するためのイオ
ン注入や、拡散層15、21中の不純物を活性化させる
ための熱処理等を行っている間に、Si基板11やSi
膜14の表面には、膜厚が3nm程度の自然酸化膜25
が形成されている。
【0026】次に、弗酸と弗化アンモニウムとの混合液
である緩衝弗酸や弗酸等を用いて、エッチング速度が3
nm/分程度のウェットエッチングを行って、図1
(e)に示す様に、自然酸化膜25(犠牲酸化膜を用い
た場合には犠牲酸化膜)を除去する。この自然酸化膜2
5(または犠牲酸化膜)が本発明における半導体酸化膜
になる。ここでは、ガス:CHF3 /CO=60/24
0sccm、圧力=5.3Pa、出力=1200W、温
度=30℃のマグネトロン方式の異方性ドライエッチン
グを、ウェットエッチングの代わりに用いても良い。
【0027】次に、図2(a)に示す様に、40keV
の加速エネルギー及び3×1014cm-2のドーズ量でA
+ をイオン注入して、Si膜14及び拡散層21の表
面に非晶質層14a、21aを形成する。この時、自然
酸化膜25を除去した状態でイオン注入を行っているの
で、酸素原子のノック・オンが生じないのみならず、十
分な厚さの非晶質層14a、21aが形成される。As
+ の代わりに、Sb+やSi+ 等を用いても良い。
【0028】次に、図2(b)に示す様に、CVD法や
蒸着法でTi膜(本発明における金属の膜)22を全面
に形成する。Tiの代わりに、Co、Ni、Pt等の他
の高融点金属を用いても良い。その後、窒素雰囲気中に
おいて温度が650℃で時間が30秒の短時間アニール
を行い、非晶質層14a、21aとTi膜22とを反応
させて、図2(c)に示す様に、Si膜14及び拡散層
21の表面にC49相のTiSi2 膜(本発明における
反応物層)23を形成する。
【0029】SiO2 膜12、16とTi膜22とはシ
リサイド化反応を生じないので、SiO2 膜12、16
上にはTi膜22が未反応のまま残る。TiSi2 膜2
3を形成するシリサイド化反応を生じさせるための熱処
理は、アルゴン雰囲気中で行っても良い。
【0030】次に、アンモニア過水(NH3 :H
2 2 :H2 O=1:2:6)を用い、温度が室温で時
間が10分のウェットエッチングによって、図2(d)
に示す様に、未反応のまま残っているTi膜22を選択
的に除去する。アンモニア過水の代わりに、塩酸過水や
硫酸過水等を用いても良い。
【0031】次に、窒素雰囲気中またはアルゴン雰囲気
中において温度が800℃で時間が30秒の短時間アニ
ールを行って、図2(e)に示す様に、C49相のTi
Si 2 膜23から、シート抵抗が5Ω/□程度と低抵抗
であるC54相のTiSi2膜(本発明における化合物
層)24へ相転移させる。その後、図3(a)に示す様
に、層間絶縁膜26を形成する。
【0032】次に、図3(b)に示す様に、TiSi2
膜24に達する接続孔27を層間絶縁膜26に開孔し、
タングステンプラグ31等で接続孔27を埋める。そし
て、第1層目のAl膜32で配線を形成し、表面が平坦
なSiO2 膜33でAl膜32等を覆い、第2層目のA
l膜(図示せず)から成る配線等をSiO2 膜33上に
形成して、このCMOSトランジスタを完成させる。
【0033】図6のグラフ中の曲線は、以上の様な第
1実施形態中で形成したTiSi2膜24を含めた拡散
層21のシート抵抗を示している。この第1実施形態で
は、Ti膜22からTiSi2 膜23を形成するための
第1段階の熱処理と、TiSi2 膜23からTiSi2
膜24へ相転移させるための第2段階の熱処理との中間
で追加の熱処理を行っていないにもかかわらず、曲線
で示されている一従来例のシート抵抗と同様のシート抵
抗が得られている。
【0034】上記第1実施形態では、Si膜14として
非晶質Siを用いても良い。この場合、図1(a)に示
す工程では、減圧CVD法によって非晶質Siからなる
Si膜14を100〜300nm程度の膜厚で成膜す
る。このSi膜14は、不純物(例えばリン)がドープ
された非晶質Siでも良く、また不純物がドープされて
いない(ノンドープ)非晶質Siでも良い。ただし、ノ
ンドープの非晶質SiからなるSi膜14を成膜した場
合には、後の工程でこのSi膜14中に不純物を導入す
る工程を行うこととする。以下に、それぞれのSi膜1
4の成膜条件の一例を記す。
【0035】a.リンドープの非晶質SiからなるSi
膜14の成膜条件 成膜圧力 : 50〜400Pa 成膜温度 :500〜600℃ 成膜ガス及び流量:SiH4 =50〜2000sccm PH3 =10〜 500sccm
【0036】b.ノンドープの非晶質SiからなるSi
膜14の成膜条件 成膜圧力 : 50〜400Pa 成膜温度 :500〜600℃ 成膜ガス及び流量:SiH4 =50〜2000sccm
【0037】以上のようにして、非晶質SiからなるS
i膜14を成膜した後、このSi膜14をゲート電極の
パターンに加工し、次に、図1(b)〜図1(e)を用
いて説明した工程を上述と同様に行う。その後、図2
(a)に示す工程では、上述と同様にイオン注入を行
う。これによって、図1(d)を用いて説明した拡散層
15、21中の不純物を活性化させるための熱処理で僅
かに多結晶化されたSi膜14の表面層に、非晶質層1
4aを形成する。また、拡散層21の表面層に非晶質層
21aを形成する。
【0038】この際、上述と同様に、自然酸化膜25
(犠牲酸化膜を形成した場合には犠牲酸化膜)を除去し
た状態でイオン注入を行っているので、当該イオン注入
による酸素原子のノック・オンが生じないのみならず、
十分な厚さの非晶質層14a、21aが形成される。し
かも、Si膜14は、もともと非晶質Siとして成膜さ
れたものであるため、多結晶SiからなるSi膜14を
成膜した場合と比較して、イオン注入によってSi膜1
4表面に形成される非晶質層21aの非晶質度が高くな
り、反応性のより良好な非晶質層21aが得られる。
【0039】以上までの工程を行った後、図2(b)〜
図3(b)を用いて説明した工程を上述と同様に行い、
これによって、CMOSトランジスタを完成させる。
【0040】図7のグラフ中において、曲線は、以上
の様な第1実施形態中でN型の多結晶SiからなるSi
膜14を成膜した場合のゲート電極のシート抵抗を示し
ている。また、曲線は、同P型の多結晶Siからなる
Si膜14を成膜した場合のゲート電極のシート抵抗を
示している。さらに、曲線は、同N型の非晶質Siか
らなるSi膜14を成膜した場合のゲート電極のシート
抵抗を示している。そして、曲線は、同P型の非晶質
SiからなるSi膜14を成膜した場合のゲート電極の
シート抵抗を示している。尚、これらのSi膜14の表
面には、同一条件のイオン注入によって非晶質層14a
を形成した。
【0041】これらの各曲線〜に示すように、非晶
質SiからなるSi膜14を成膜することで、多結晶S
iからなるSi膜14を成膜した場合と比較して、より
細線領域でシート抵抗の上昇が抑えられていることが分
かる。
【0042】図4は、第2実施形態を示している。この
第2実施形態は、Si膜34及びWSi2 膜35から成
るポリサイド層36とこのポリサイド層36上のSiO
2 膜37とをゲート電極のパターンに加工し、ゲート電
極の表面にはTiSi2 膜24を形成しないことを除い
て、上述の第1実施形態と実質的に同様の工程を実行す
る。この様な第2実施形態でも、第1実施形態と同様の
作用効果を奏することができる。
【0043】図5は、第3実施形態を示している。こお
第3実施形態は、TiSi2 膜24を形成した後の工程
としてSiN膜38を全面に形成することを除いて、上
述の第2実施形態と実質的に同様の工程を実行する。こ
の様な第3実施形態では、接続孔27の開孔に際して、
SiN膜38をストッパにして層間絶縁膜26をエッチ
ングし、更にSiO2 膜16、37、12をストッパに
してSiN膜38のみをエッチングすることができる。
【0044】このため、接続孔27を開孔する前のフォ
トリソグラフィ工程で合わせずれが生じて、接続孔27
がTiSi2 膜24上から位置ずれしても、接続孔27
の開孔と同時にSiO2 膜16、37、12がエッチン
グされることなく、タングステンプラグ31とポリサイ
ド層36との短絡を防止することができる。
【0045】なお、以上の第1〜第3実施形態は、LD
D構造であるCMOSトランジスタの製造に本願の発明
を適用したものであるが、非LDD構造のCMOSトラ
ンジスタや非相補型のMOSトランジスタやMOSトラ
ンジスタ以外の半導体装置等の構造にも、本願の発明を
適用することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の半導体装置の製造方法では、
低抵抗の化合物相を半導体領域の表面にのみ自己整合的
に形成することができるので、低抵抗の化合物相を半導
体領域の表面に形成しても半導体領域間の短絡を防止す
ることができて、微細で且つ高速な半導体装置を高い歩
留りで製造することができる。
【0047】請求項2の半導体装置の製造方法では、化
合物層への酸素の混入が少なくて化合物層の凝集による
シート抵抗の上層を抑制することができるので、更に高
速の半導体装置を製造することができる。
【0048】請求項3の半導体装置の製造方法では、接
続項内に形成される配線と半導体領域を囲んでいる絶縁
膜下の配線との短絡を防止することができるので、微細
で且つ高速な半導体装置を更に高い歩留りで製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の第1実施形態の初期の工程を順次
に示す側断面図である。
【図2】第1実施形態の中期の工程を順次に示す側断面
図である。
【図3】第1実施形態の終期の工程を順次に示す側断面
図である。
【図4】本願の発明の第2実施形態の途中の工程を示す
側断面図である。
【図5】本願の発明の第3実施形態の途中の工程を示す
側断面図である。
【図6】従来の技術で示した2方法及び本願の発明の第
1〜第3実施形態でそれぞれ形成した拡散層の幅とシー
ト抵抗との関係を示すグラフである。
【図7】本願の発明の第1〜第3実施形態で、多結晶S
iからなるSi膜を成膜した場合と非晶質Siからなる
Si膜を成膜した場合におけるゲート電極の幅とシート
抵抗との関係を示すグラフである。
【図8】本願の発明の一従来例の前半の工程を順次に示
す側断面図である。
【図9】一従来例の後半の工程を順次に示す側断面図で
ある。
【符号の説明】
14 Si膜 14a 非晶質層 21 拡散層
21a 非晶質層 22 Ti膜 23 TiSi2 膜 24 TiS
2 膜 25 自然酸化膜 26 層間絶縁膜 27 接続
孔 38 SiN膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体と金属との化合物層を半導体領域
    の表面に形成する半導体装置の製造方法において、 前記半導体領域の表面から半導体酸化膜を除去した状態
    でこの半導体領域にイオン注入を行ってこの半導体領域
    の表面に非晶質層を形成する工程と、 前記非晶質層と前記金属とを第1の熱処理で反応させて
    前記表面に反応物層を形成する工程と、 前記反応物層に第2の熱処理を行って前記化合物層を形
    成する工程とを具備することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記化合物層を形成する工程の次に半導
    体窒化膜を全面に形成する工程を具備することを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体窒化膜とはエッチング特性が
    異なる層間絶縁膜をこの半導体窒化膜上に形成する工程
    と、 前記化合物層に対する接続孔のパターンで、前記半導体
    窒化膜をストッパにして前記層間絶縁膜をエッチングす
    る工程と、 前記エッチングの後に、前記パターンで、前記半導体窒
    化膜のみをエッチングして前記接続孔を開口する工程と
    を具備することを特徴とする請求項2記載の半導体装置
    の製造方法。
JP27048896A 1996-03-05 1996-10-14 半導体装置の製造方法 Pending JPH09298300A (ja)

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