JPH09298487A - スペクトル拡散信号の受信装置 - Google Patents

スペクトル拡散信号の受信装置

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JPH09298487A
JPH09298487A JP8109623A JP10962396A JPH09298487A JP H09298487 A JPH09298487 A JP H09298487A JP 8109623 A JP8109623 A JP 8109623A JP 10962396 A JP10962396 A JP 10962396A JP H09298487 A JPH09298487 A JP H09298487A
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JP
Japan
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spread
frequency
signal
receiving
circuit
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Application number
JP8109623A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Ishigaki
行信 石垣
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペクトル拡散信号の受信装置において、耐
妨害性に優れ、受信感度の高い受信装置を提供する。 【解決手段】 送信装置110から送信されたスペクト
ル拡散信号を受信アンテナ11で受信して逆拡散復調し
情報復調する受信装置において、受信したスペクトル拡
散信号を逆拡散復調する逆拡散復調回路14と、この逆
拡散復調回路14に拡散符号を供給する拡散符号発生回
路13と、の間にLPF18を介在させることで、受信
アンテナ11とこの受信アンテナ11の出力信号を増幅
する高周波増幅回路との間にBPF12を不要としたこ
とを特徴とする受信装置20。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスペクトル拡散信号
の受信装置に係り、特に、耐妨害性に優れ、受信感度の
高い受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スペクトル拡散(以下、SSと略
す。)方式を用いた通信は、民生分野への応用が活発化
している。中でも、携帯電話や無線LANシステムへの
応用が知られている。
【0003】SS方式の参考文献としては、例えば、特
開平3−159333号公報、特開平4−334222
号公報、特開平5−114895号公報、特公平6−5
2891号公報、特公平6−52892号公報、特公平
6−52893号公報等がある。
【0004】SS方式を用いた無線通信装置の基本構成
図を、図5と図6に示す。図5はSS信号の送信装置の
基本構成図であり、図6はSS信号の受信装置の基本構
成図である。
【0005】図5の入力端子1からデータ等の情報信号
が情報変調回路2に供給されると、情報変調回路2は情
報信号を情報変調する。情報変調回路2には、FSK変
調回路やPSK変調回路などが使用される。
【0006】情報変調回路2から出力された情報変調波
は、拡散変調回路4に供給される。また、拡散変調回路
4には拡散符号発生回路3から拡散符号が供給される。
【0007】拡散変調回路4は情報変調波を拡散変調し
てSS信号(SS変調波)を出力し、SS信号はBPF
5を介して送信アンテナ6から送信される。
【0008】図6の受信アンテナ11で受信されたSS
信号は、BPF12を介して不要周波数帯域成分が抑圧
され、高周波増幅回路(不図示)で増幅されて逆拡散復
調回路14に供給される。ここでは、不要周波数帯域成
分を、周波数f1より小さい信号成分と、(2×f2−
f1)より大きい信号成分としている。
【0009】図7に、受信装置120の各段における信
号の周波数スペクトル図を示す。縦軸は信号の大きさ
(レベル)であり、横軸は周波数fである。受信アンテ
ナ11で受信されたSS信号の周波数スペクトル図を図
7[A]に示す。図7[A]は、搬送波周波数f2を中
心としたSS信号の周波数成分SSDがあり、周波数f
1近傍に妨害信号の周波数成分Uが存在する例である。
【0010】BPF12から出力される信号の周波数ス
ペクトル図を図7[B]に示す。フィルタ効果によりS
S信号の周波数成分SSDは少し減衰し、妨害信号の周
波数成分Uはかなり減衰する。
【0011】逆拡散復調回路14には、図5の送信装置
110で使用された拡散符号とパターンや時間の等しい
拡散符号が拡散符号発生回路13から供給され、BPF
12から出力される信号を逆拡散復調(相関復調)す
る。
【0012】逆拡散復調回路14の出力信号の周波数ス
ペクトル図を図7[C]に示す。SS信号の周波数成分
SSDは逆拡散復調されて情報変調波の周波数成分Dと
なる。一方、妨害信号の周波数成分Uは、拡散変調され
た周波数成分SSUとなる。
【0013】周波数f2近傍の周波数成分Dは、逆拡散
復調回路14の出力信号からBPF15を介して抽出さ
れ、情報復調回路16に供給される。BPF15から出
力される信号の周波数スペクトル図を図7[D]に示
す。周波数f2近傍の周波数成分SSUの一部がノイズ
(拡散ノイズ)nとして情報変調波の周波数成分Dと混
じり合っている。
【0014】この拡散ノイズnのレベルはBPF12の
振幅対周波数特性に依存する。従って、S/N比を向上
させるには、BPF12において周波数f1近傍で急峻
な遮断特性が要求される。
【0015】図8は、比較的に急峻なフィルタ特性を有
するSAWフィルタの特性例である。周波数f2を中心
として遮断周波数fca,fcbを有し、遮断周波数fcbか
ら△fだけ低い周波数fcc(=fcb−△f)では振幅L
cc(<Lcb)として示される。遮断周波数fcbは図7に
示す周波数f1に設定されている。
【0016】図8の周波数fcc〜fcbの遮断特性は急峻
であるが、ある程度の傾斜は有しており、図7に示す妨
害信号の周波数成分Uおよび拡散ノイズnが前記傾斜に
対応して残存することとなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】BPF12は遮断周波
数fcbの近傍で急峻な遮断特性が要求されるが、急峻な
遮断特性にするほどフィルタの挿入損失が大きくなり、
受信感度の大幅な低下を招く課題がある。
【0018】従って、従来のSS信号の受信装置120
に使用されるBPF12は、あまりシャープな遮断特性
とせずに挿入損失を大きくならないようにして使用され
ている。
【0019】このようなBPF12の使用方法では、通
信電波や電気器具からの不要輻射による妨害電波等の妨
害信号がBPF12の遮断周波数fca,fcbの近傍に生
じた場合に、この妨害信号を充分に減衰させることは困
難である。
【0020】特に、2.4GHz帯におけるSS技術応
用では、電子レンジからの不要輻射が大きな問題となっ
ており、かかる強力な妨害信号がある場合は、SS方式
の拡散率で示される特有の処理利得を活かすことができ
ないことがある、という課題がある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
る手段として、請求項1では、送信装置から送信された
スペクトル拡散信号を受信して逆拡散復調し情報復調す
る受信装置において、受信したスペクトル拡散信号を逆
拡散復調する逆拡散復調回路と、この逆拡散復調回路に
拡散符号を供給する拡散符号発生回路と、の間にローパ
スフィルタ(LPF)を介在させることで、受信アンテ
ナとこの受信アンテナの出力信号を増幅する高周波増幅
回路との間にバンドパスフィルタを不要としたことを特
徴とする。
【0022】妨害信号の周波数成分UとLPFから出力
された拡散符号とを乗じたものが、妨害信号の拡散変調
された周波数成分SSUとなる。従って、拡散符号の高
周波成分をLPFで減衰させることで、周波数成分SS
Uの広がりを抑えることができ、また、この広がりを調
整することができる。
【0023】請求項2では、請求項1記載の受信装置に
おいて、前記ローパスフィルタ(LPF)の遮断周波数
を、拡散符号のクロックレートの逆数以下に設定したこ
とを特徴とする。
【0024】拡散符号の周波数成分のうち、(周波数の
絶対値が)クロックレートの逆数以下の成分が周波数成
分SSUの広がりに直接に関係する。従って、LPFの
遮断周波数をクロックレートの逆数以下に設定すること
で、周波数成分SSUの広がりをより有効に抑えること
ができ、また、この広がりを直接に調整することができ
る。
【0025】請求項3では、請求項2記載の受信装置に
おいて、前記ローパスフィルタ(LPF)の遮断周波数
を、前記逆数と同一の値またはその近傍の値に設定した
ことを特徴とする。
【0026】拡散符号の周波数成分のうちで前記逆数の
近傍の成分を減衰させ、それ以下の成分は残すことで、
逆拡散復調して得られる情報変調波のS/N比を向上さ
せることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。図1は、本発明に係るSS信号
の受信装置20の基本構成図である。なお、図6の受信
装置120と同一構成部分には同一符号を付している。
【0028】図5の送信装置110から送信されたSS
信号は、図1の受信アンテナ11で受信されて逆拡散復
調回路14に供給される。図4[a]に、このSS信号
の周波数スペクトル図を示す。図7[A]と同じ特性で
ある。
【0029】拡散符号発生回路13は、図5の送信装置
110が用いた拡散符号と時間やパターンの等しい拡散
符号を発生している。図2(イ)はこの拡散符号の周波
数スペクトル図であり、−1/Tから1/Tまでのメイ
ンローブを示している。Tは拡散符号のクロックレート
(クロック信号レート)であり、例えば、0.05μs
ecとする。
【0030】この拡散符号はLPF18を介して逆拡散
復調回路14の相関器(不図示)に供給される。図2
(ロ)はLPF18を通過した拡散符号の周波数スペク
トル図である。
【0031】図3は、LPF18の振幅対周波数特性で
ある。周波数fbは遮断周波数であり、例えば数MHz
〜数10MHzとする。周波数fbから△fだけ高い周
波数fc(=fb+△f)では、振幅レベルはLc(<
Lb)で示される。
【0032】LPF18は、受信アンテナ11の出力信
号にフィルタ処理を施す従来のBPF12(図6参照)
に等価的に置き換えることができる。
【0033】すなわち、LPF18を通過した拡散符号
の周波数スペクトルは図2(ロ)に示されるが、このよ
うな拡散符号の周波数スペクトルにおける(sinX)
/Xの包絡線特性に沿って周波数1/T(または−1/
T)の近くのメインローブ内にLPF18の遮断周波数
fbを設定すると、逆拡散復調回路14の出力信号は図
4[b]に示されるように、妨害信号の拡散変調された
周波数成分SSUと情報変調波の周波数成分Dとが混じ
り合わないようになる。
【0034】妨害信号の周波数成分UとLPF18から
出力された拡散符号(の周波数成分)とを乗じたもの
が、妨害信号の拡散変調された周波数成分SSUとな
る。混じり合わないという効果は、LPF18の遮断周
波数fbと遮断特性に依存する。
【0035】LPF18の遮断周波数fbを拡散符号の
クロックレートTの逆数(1/T)以下またはそれに近
い値、例えば20MHzとし、SS信号の搬送波周波数
f2を2GHzとした場合、その周波数比は100(=
2GHz/20MHz)となる。
【0036】すると、LPF18の遮断特性はBPF1
2の遮断特性に比べて1/100でよいこととなる。す
なわち、従来のBPF12の遮断特性と等しい遮断特性
をLPF18に持たせれば、LPF18を等価のBPF
に置き換えた遮断特性は、従来のBPF12の遮断特性
に比べて100倍急峻にすることが可能となる。
【0037】逆拡散復調回路14の出力信号からは、B
PF15を介して図4[c]に示すように情報変調波の
周波数成分Dが抽出され、情報復調回路16に供給され
て情報復調が行われる。出力端子17には、情報信号が
出力される。
【0038】このように、従来から受信アンテナ11の
出力信号にフィルタ処理を施すべく必須とされていたB
PF12は省略することができる。つまり、入力BPF
12をLPF18で代用できる。これは、SS方式に特
有の効果である。
【0039】また、BPF12を省略しても、受信アン
テナ11における受信感度は受信しようとする周波数帯
に同調しているので、SS信号の周波数帯から離れた周
波数の通信電波や妨害電波による混信や干渉等の影響は
殆どない。
【0040】なお、上記実施形態は本発明の一例であ
り、本発明は上記実施形態に限定されない。
【0041】
【発明の効果】従来の無線通信装置の受信装置において
必要とされる受信アンテナと高周波増幅回路との間に使
用されるBPF12は、本発明のLPF18を用いるこ
とで不要とすることができる。従って、BPF12によ
る挿入損失が生じないので、SS信号の受信感度の向上
を図ることができる。
【0042】また、LPF18を用いることで、このL
PF18の遮断特性に対応した等価BPFの遮断特性を
設定でき、これによると搬送波の周波数帯における等価
BPFの遮断特性を従来のBPF12のそれに比べては
るかに急峻にすることが可能となる。従って、BPF1
2の遮断特性を急峻にした場合に問題となる挿入損失の
増大も原理的に発生しない。
【0043】以上から、本発明のSS信号の受信装置に
よれば、耐妨害性に優れ、受信感度を向上させた受信装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスペクトル拡散信号の受信装置2
0の基本構成図
【図2】LPF18の前後における拡散符号の周波数ス
ペクトル図
【図3】LPF18の振幅対周波数特性図
【図4】受信装置20の各段における信号の周波数スペ
クトル図
【図5】従来のスペクトル拡散信号の送信装置110を
示す基本構成図
【図6】従来のスペクトル拡散信号の受信装置120を
示す基本構成図
【図7】受信装置120の各段における信号の周波数ス
ペクトル図
【図8】BPF12の振幅対周波数特性図
【符号の説明】
1…入力端子、2…情報変調回路(1次変調回路)、
3,13…拡散符号発生回路(PNG)、4…拡散変調
回路(2次変調回路)、5,12,15…BPF(バン
ドパスフィルタ)、6…送信アンテナ、11…受信アン
テナ、14…逆拡散復調回路(2次復調回路)、16…
情報復調回路(1次復調回路)、17…出力端子、18
…LPF(ローパスフィルタ)、20,120…受信装
置、110…送信装置、D…情報変調波の周波数成分、
La,Lb,Lc,Lca,Lcb,Lcc…振幅、T…クロ
ックレート、U…妨害信号の周波数成分、SSD…SS
信号の周波数成分、SSU…妨害信号の拡散変調された
周波数成分、f,fa,fcc…周波数、fb,fca,f
cb…遮断周波数、f2…搬送波周波数、n…拡散ノイ
ズ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置から送信されたスペクトル拡散
    信号を受信アンテナで受信して逆拡散復調し情報復調す
    る受信装置において、 受信したスペクトル拡散信号を逆拡散復調する逆拡散復
    調回路と、この逆拡散復調回路に拡散符号を供給する拡
    散符号発生回路と、の間にローパスフィルタを介在させ
    ることで、受信アンテナとこの受信アンテナの出力信号
    を増幅する高周波増幅回路との間にバンドパスフィルタ
    を不要としたことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記ローパスフィルタの遮断周波数を、
    拡散符号のクロックレートの逆数以下に設定したことを
    特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記ローパスフィルタの遮断周波数を、
    前記逆数と同一の値またはその近傍の値に設定したこと
    を特徴とする請求項2記載の受信装置。
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