JPH09298570A - 受信装置 - Google Patents
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- JPH09298570A JPH09298570A JP8113367A JP11336796A JPH09298570A JP H09298570 A JPH09298570 A JP H09298570A JP 8113367 A JP8113367 A JP 8113367A JP 11336796 A JP11336796 A JP 11336796A JP H09298570 A JPH09298570 A JP H09298570A
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 降雨減衰や移動受信時のフェージングなどに
より受信信号強度が時間的に変動するような伝送路にお
いて、参照信号を用いて安定な同期および搬送波の再生
を行う受信装置において、従来の装置は、受信信号の初
期捕捉に時間がかかり、捕捉可能な周波数漂動範囲が狭
く、さらに低CN比においては安定な動作が得られなか
った。 【解決手段】 受信アンテナ8と、その受信アンテナ出
力を中間周波帯域の信号に周波数変換する周波数変換器
9と、送信側から送られる参照信号と同一の波形を有
し、中間周波帯域の参照信号を発生する参照信号発生器
13と、上記周波数変換器出力と上記参照信号発生器出
力との間で相関をとる中間周波相関器12と、その相関
器出力が被検波入力として供給される直交検波器14、
電圧制御発振器15および周波数2逓倍器16が環状に
接続配置されてなる位相ロックループとを少なくとも具
えて、上記位相ロックループに含まれる電圧制御発振器
15の出力側から上記周波数変換器9の出力を直交検波
するための搬送波を再生するようにした。
より受信信号強度が時間的に変動するような伝送路にお
いて、参照信号を用いて安定な同期および搬送波の再生
を行う受信装置において、従来の装置は、受信信号の初
期捕捉に時間がかかり、捕捉可能な周波数漂動範囲が狭
く、さらに低CN比においては安定な動作が得られなか
った。 【解決手段】 受信アンテナ8と、その受信アンテナ出
力を中間周波帯域の信号に周波数変換する周波数変換器
9と、送信側から送られる参照信号と同一の波形を有
し、中間周波帯域の参照信号を発生する参照信号発生器
13と、上記周波数変換器出力と上記参照信号発生器出
力との間で相関をとる中間周波相関器12と、その相関
器出力が被検波入力として供給される直交検波器14、
電圧制御発振器15および周波数2逓倍器16が環状に
接続配置されてなる位相ロックループとを少なくとも具
えて、上記位相ロックループに含まれる電圧制御発振器
15の出力側から上記周波数変換器9の出力を直交検波
するための搬送波を再生するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、降雨減衰や移動受
信時のフェージングなどにより受信信号強度が時間的に
変動するような伝送路(変調形式は問わない)におい
て、参照信号を用いて安定な同期および搬送波の再生を
行うことができ、ひいては、初期捕捉時間の短縮化と、
捕捉可能な周波数漂動範囲の拡大を可能とする受信装置
に関する。
信時のフェージングなどにより受信信号強度が時間的に
変動するような伝送路(変調形式は問わない)におい
て、参照信号を用いて安定な同期および搬送波の再生を
行うことができ、ひいては、初期捕捉時間の短縮化と、
捕捉可能な周波数漂動範囲の拡大を可能とする受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】参照信号としてPN信号を伝送すべき信
号にスペクトラム拡散多重した例としては、浜住啓之、
伊藤泰宏、宮沢寛:「地上ディジタルテレビ放送用適応
重み付けCDM伝送方式」、TV学会誌 VOL.47. No.
10. pp.1367-1373(1993)がある。
号にスペクトラム拡散多重した例としては、浜住啓之、
伊藤泰宏、宮沢寛:「地上ディジタルテレビ放送用適応
重み付けCDM伝送方式」、TV学会誌 VOL.47. No.
10. pp.1367-1373(1993)がある。
【0003】これらの例に見られるように、従来、降雨
減衰や移動受信時のフェージングなどにより受信信号強
度が時間的に変動するような伝送路において、時分割多
重またはスペクトル拡散多重により送信側から送信され
た参照信号を用いて安定な同期および搬送波の再生を行
う場合、図4に示すように、一旦受信信号を検波した
後、送信された参照信号と自己の参照信号とで相関器を
用いて相関をとる方法が知られている。
減衰や移動受信時のフェージングなどにより受信信号強
度が時間的に変動するような伝送路において、時分割多
重またはスペクトル拡散多重により送信側から送信され
た参照信号を用いて安定な同期および搬送波の再生を行
う場合、図4に示すように、一旦受信信号を検波した
後、送信された参照信号と自己の参照信号とで相関器を
用いて相関をとる方法が知られている。
【0004】すなわち、図4においては、送信された送
信信号は受信アンテナ1によって捕捉され、周波数変換
器2に供給される。この周波数変換器2には発振器3か
ら局部発振信号が供給され、中間周波数帯の信号を出力
する。この出力は直交検波器4において直交検波され復
調出力が得られる。
信信号は受信アンテナ1によって捕捉され、周波数変換
器2に供給される。この周波数変換器2には発振器3か
ら局部発振信号が供給され、中間周波数帯の信号を出力
する。この出力は直交検波器4において直交検波され復
調出力が得られる。
【0005】この場合、降雨減衰やフェージングなどに
より受信信号強度が時間的に変動する場合には、上記直
交検波器にその復調用の基準信号と位相同期のとれた参
照信号を供給する必要がある。このため、図4において
は、送信側で発生させた参照信号と同一波形の参照信号
を参照信号発生器5にて発生させ、上記復調出力ととも
に相関器6に供給して、両信号間の相関をとる。相関出
力は電圧制御発振器(以下、VCOと言う)7に供給さ
れ、直交検波器4の参照信号としての搬送波を発生す
る。ここで直交検波器4、相関器6およびVCO7から
なるループは位相ロックループ(以下、PLLと言う)
を構成している。
より受信信号強度が時間的に変動する場合には、上記直
交検波器にその復調用の基準信号と位相同期のとれた参
照信号を供給する必要がある。このため、図4において
は、送信側で発生させた参照信号と同一波形の参照信号
を参照信号発生器5にて発生させ、上記復調出力ととも
に相関器6に供給して、両信号間の相関をとる。相関出
力は電圧制御発振器(以下、VCOと言う)7に供給さ
れ、直交検波器4の参照信号としての搬送波を発生す
る。ここで直交検波器4、相関器6およびVCO7から
なるループは位相ロックループ(以下、PLLと言う)
を構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、参照
信号を受信側で相関演算する際、図3に示すような従来
の受信装置においては検波後に相関器を使用する相関方
式であるため、大きな遅延要素である相関器を搬送波再
生のためのPLLのループの内側に入れる必要があり、
従って、PLLの初期捕捉に時間がかかるうえ、捕捉で
きる周波数範囲が狭くなるという問題点があった。ま
た、一方で、雑音に埋もれた相関演算前の信号を検波す
る必要があったため、非常に低いCN比においては検波
誤差が大きくなり受信装置の安定な動作が困難になると
いう問題点もあった。
信号を受信側で相関演算する際、図3に示すような従来
の受信装置においては検波後に相関器を使用する相関方
式であるため、大きな遅延要素である相関器を搬送波再
生のためのPLLのループの内側に入れる必要があり、
従って、PLLの初期捕捉に時間がかかるうえ、捕捉で
きる周波数範囲が狭くなるという問題点があった。ま
た、一方で、雑音に埋もれた相関演算前の信号を検波す
る必要があったため、非常に低いCN比においては検波
誤差が大きくなり受信装置の安定な動作が困難になると
いう問題点もあった。
【0007】本発明の目的は、受信信号の初期捕捉にか
かる時間を大幅に短縮化、捕捉可能な周波数漂動範囲の
拡大、および低CN比における動作を可能とする上述し
た種類の受信装置を提供することにある。
かる時間を大幅に短縮化、捕捉可能な周波数漂動範囲の
拡大、および低CN比における動作を可能とする上述し
た種類の受信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、従来の受信装置においては、受信信号の検波(直交
検波)後に相関演算を行い、また、その相関演算を行う
ための相関器がPLLのループの構成要素として取り込
まれていたのに対し、本発明受信装置では、以下に説明
するように、相関演算は検波前に行い、かつ相関器はP
LLのループの外側に配置する構成を採っている。
め、従来の受信装置においては、受信信号の検波(直交
検波)後に相関演算を行い、また、その相関演算を行う
ための相関器がPLLのループの構成要素として取り込
まれていたのに対し、本発明受信装置では、以下に説明
するように、相関演算は検波前に行い、かつ相関器はP
LLのループの外側に配置する構成を採っている。
【0009】すなわち、本発明受信装置は、送信側にお
いて、参照信号を時分割多重またはスペクトル拡散多重
により多重して送信された送信信号を受信し、該受信し
た参照信号と自己の参照信号との相関をとることによ
り、初期捕捉時間の短縮化、捕捉可能な周波数漂動範囲
の拡大、および低CN比における動作を可能とする受信
装置であって、該受信装置は、受信アンテナと、該受信
アンテナ出力を中間周波帯域の信号に周波数変換する第
1の周波数変換器と、前記参照信号と同一の波形を有
し、前記中間周波帯域の参照信号を発生する参照信号発
生器と、前記周波数変換器出力と前記参照信号発生器出
力との間で相関をとる中間周波相関器と、該相関器出力
が被検波入力として供給される直交検波器、第1の電圧
制御発振器および周波数2逓倍器が環状に接続配置され
てなる位相ロックループとを少なくとも具えて、前記位
相ロックループに含まれる第1の電圧制御発振器の出力
側から前記第1の中間周波数変換器の出力を直交検波す
るための搬送波を再生するようにしたことを特徴とする
ものである。
いて、参照信号を時分割多重またはスペクトル拡散多重
により多重して送信された送信信号を受信し、該受信し
た参照信号と自己の参照信号との相関をとることによ
り、初期捕捉時間の短縮化、捕捉可能な周波数漂動範囲
の拡大、および低CN比における動作を可能とする受信
装置であって、該受信装置は、受信アンテナと、該受信
アンテナ出力を中間周波帯域の信号に周波数変換する第
1の周波数変換器と、前記参照信号と同一の波形を有
し、前記中間周波帯域の参照信号を発生する参照信号発
生器と、前記周波数変換器出力と前記参照信号発生器出
力との間で相関をとる中間周波相関器と、該相関器出力
が被検波入力として供給される直交検波器、第1の電圧
制御発振器および周波数2逓倍器が環状に接続配置され
てなる位相ロックループとを少なくとも具えて、前記位
相ロックループに含まれる第1の電圧制御発振器の出力
側から前記第1の中間周波数変換器の出力を直交検波す
るための搬送波を再生するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0010】また、本発明受信装置は、前記位相ロック
ループには、前記直交検波器と前記第1の電圧制御発振
器との間に、さらにサンプルホールド回路と位相検波器
とが順次に縦続配置されたものが介挿されているととも
に、前記受信装置はさらに、前記中間周波相関器出力を
包絡線検波して、該検波出力を前記サンプルホールド回
路のトリガ信号として使用するための包絡線検波器を含
んでいることを特徴とするものである。
ループには、前記直交検波器と前記第1の電圧制御発振
器との間に、さらにサンプルホールド回路と位相検波器
とが順次に縦続配置されたものが介挿されているととも
に、前記受信装置はさらに、前記中間周波相関器出力を
包絡線検波して、該検波出力を前記サンプルホールド回
路のトリガ信号として使用するための包絡線検波器を含
んでいることを特徴とするものである。
【0011】また、本発明受信装置は、該受信装置がさ
らに、前記中間周波相関器出力をFM復調するFM復調
器と、該FM復調器と前記第1の周波数変換器との間に
介挿配置され、前記周波数変換器の局部発振信号を生成
するための第2の電圧制御発振器とを具えていることを
特徴とするものである。
らに、前記中間周波相関器出力をFM復調するFM復調
器と、該FM復調器と前記第1の周波数変換器との間に
介挿配置され、前記周波数変換器の局部発振信号を生成
するための第2の電圧制御発振器とを具えていることを
特徴とするものである。
【0012】また、本発明受信装置は、送信側におい
て、参照信号を時分割多重またはスペクトル拡散多重に
より多重して送信された送信信号を受信し、該受信した
参照信号と自己の参照信号との相関をとることにより、
初期捕捉時間の短縮化、捕捉可能な周波数漂動範囲の拡
大、および低CN比における動作を可能とする受信装置
であって、該受信装置は、受信アンテナと、該受信アン
テナ出力を中間周波帯域の信号に周波数変換する第1の
周波数変換器と、前記参照信号と同一の波形を有し、前
記中間周波帯域の参照信号を発生する参照信号発生器
と、前記周波数変換器出力と前記参照信号発生器出力と
の間で相関をとる中間周波相関器と、該中間周波相関器
出力を包絡線検波する包絡線検波器と、該包絡線検波器
出力について時系列で差分をとる差分器と、該差分器出
力によって制御される第3の電圧制御発振器とを少なく
とも具えて、前記第3の電圧制御発振器の出力側から同
期出力を再生するようにしたことを特徴とするものであ
る。
て、参照信号を時分割多重またはスペクトル拡散多重に
より多重して送信された送信信号を受信し、該受信した
参照信号と自己の参照信号との相関をとることにより、
初期捕捉時間の短縮化、捕捉可能な周波数漂動範囲の拡
大、および低CN比における動作を可能とする受信装置
であって、該受信装置は、受信アンテナと、該受信アン
テナ出力を中間周波帯域の信号に周波数変換する第1の
周波数変換器と、前記参照信号と同一の波形を有し、前
記中間周波帯域の参照信号を発生する参照信号発生器
と、前記周波数変換器出力と前記参照信号発生器出力と
の間で相関をとる中間周波相関器と、該中間周波相関器
出力を包絡線検波する包絡線検波器と、該包絡線検波器
出力について時系列で差分をとる差分器と、該差分器出
力によって制御される第3の電圧制御発振器とを少なく
とも具えて、前記第3の電圧制御発振器の出力側から同
期出力を再生するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0013】また、本発明受信装置は、前記参照信号発
生器が、ベースバンドの参照信号発生器と、該参照信号
発生器出力が供給されて該出力信号を中間周波帯域の参
照信号にするための中間周波帯域変調器とから構成され
ていることを特徴とするものである。
生器が、ベースバンドの参照信号発生器と、該参照信号
発生器出力が供給されて該出力信号を中間周波帯域の参
照信号にするための中間周波帯域変調器とから構成され
ていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照し、発明の
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。本発明
受信装置の第1の実施形態をブロック図にて図1に示
す。図1において、8は受信アンテナ、9は周波数変換
器、10はVCO、11はFM復調器、12は中間中波
相関器、13は参照信号発生器、14は直交変換器、1
5はVCO、16は周波数2逓倍器、および17は直交
検波器である。
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。本発明
受信装置の第1の実施形態をブロック図にて図1に示
す。図1において、8は受信アンテナ、9は周波数変換
器、10はVCO、11はFM復調器、12は中間中波
相関器、13は参照信号発生器、14は直交変換器、1
5はVCO、16は周波数2逓倍器、および17は直交
検波器である。
【0015】以下動作につき説明する。周波数掃引信号
(チャープ)、sinx/x、PNなどの参照信号が時
分割多重またはスペクトル拡散多重された送信信号は、
受信アンテナ8により捕捉され、その捕捉された出力信
号は周波数変換器9により中間周波帯域の信号に変換さ
れる。この周波数変換回路にはVCO10からのローカ
ル信号が供給されている。このVCO10には、後述す
る中間周波相関器12からの出力をFM復調器11によ
りFM復調した信号が供給され、発振周波数が制御され
ている。
(チャープ)、sinx/x、PNなどの参照信号が時
分割多重またはスペクトル拡散多重された送信信号は、
受信アンテナ8により捕捉され、その捕捉された出力信
号は周波数変換器9により中間周波帯域の信号に変換さ
れる。この周波数変換回路にはVCO10からのローカ
ル信号が供給されている。このVCO10には、後述す
る中間周波相関器12からの出力をFM復調器11によ
りFM復調した信号が供給され、発振周波数が制御され
ている。
【0016】一方、SAWコンボルバ等の中間周波相関
器12には、参照信号発生器13から供給され、送信側
で多重された参照信号と同一波形で、かつ上記周波数変
換器9の出力周波数に等しい中間周波帯域の参照信号
と、周波数変換器9の出力信号とが供給され、両信号間
の相関がとられる。中間周波相関器12の出力信号は被
検波入力信号として直交検波器7に供給されるが、この
信号は、上記中間周波帯域の信号の2倍の周波数の信号
となっているためVCO15の出力信号を周波数2逓倍
器16に供給して、これを検波用の参照信号として直交
検波器14に供給する。
器12には、参照信号発生器13から供給され、送信側
で多重された参照信号と同一波形で、かつ上記周波数変
換器9の出力周波数に等しい中間周波帯域の参照信号
と、周波数変換器9の出力信号とが供給され、両信号間
の相関がとられる。中間周波相関器12の出力信号は被
検波入力信号として直交検波器7に供給されるが、この
信号は、上記中間周波帯域の信号の2倍の周波数の信号
となっているためVCO15の出力信号を周波数2逓倍
器16に供給して、これを検波用の参照信号として直交
検波器14に供給する。
【0017】直交検波器14からは、上記相関(中間周
波相関器6の出力)について検出された同相成分(I:
cosφ)と直交成分(Q:sinφ)から、さらに位
相φが求められて出力する。この位相φは次段のVCO
15に供給され、その発振周波数を制御する。VCO1
5の発振出力は、周波数変換器9の出力である中間周波
帯域の信号を直交検波器17に供給して直交検波による
信号復調のための参照信号として使用される。また、V
CO15の出力は周波数2逓倍器16にも送られ、直交
検波器14のための参照信号を生成する。
波相関器6の出力)について検出された同相成分(I:
cosφ)と直交成分(Q:sinφ)から、さらに位
相φが求められて出力する。この位相φは次段のVCO
15に供給され、その発振周波数を制御する。VCO1
5の発振出力は、周波数変換器9の出力である中間周波
帯域の信号を直交検波器17に供給して直交検波による
信号復調のための参照信号として使用される。また、V
CO15の出力は周波数2逓倍器16にも送られ、直交
検波器14のための参照信号を生成する。
【0018】図1において、直交検波器14、VCO1
5および周波数2逓倍器16はPLL回路を構成し、こ
のループが正しく動作することによって、定常状態にお
いては、上記位相φは零となる。この状態において、V
CO15は、直交検波器17に供給して、中間周波帯域
の信号(周波数変換器9の出力信号)を直交検波するた
めの正しく同期がとれた搬送波を再生している。これに
より、直交検波器17からは、その正しい搬送波を参照
信号として直交検波された安定な復調出力が得られる。
5および周波数2逓倍器16はPLL回路を構成し、こ
のループが正しく動作することによって、定常状態にお
いては、上記位相φは零となる。この状態において、V
CO15は、直交検波器17に供給して、中間周波帯域
の信号(周波数変換器9の出力信号)を直交検波するた
めの正しく同期がとれた搬送波を再生している。これに
より、直交検波器17からは、その正しい搬送波を参照
信号として直交検波された安定な復調出力が得られる。
【0019】以上説明した本発明の第1の実施形態にお
いて、相関器12による相関演算が、中間周波帯域の信
号の直交検波器17による検波前に行われ、また中間周
波相関器12が、直交検波器14、VCO15および周
波数2逓倍器からなるPLLループの外側に配置されて
いることに留意されたい。これらのことによって、受信
信号の初期捕捉にかかる時間を大幅に短縮化し、AFC
回路と組合わせることによって捕捉可能な周波数漂動範
囲を拡大し、および低CN比における動作を可能とする
ことができる。
いて、相関器12による相関演算が、中間周波帯域の信
号の直交検波器17による検波前に行われ、また中間周
波相関器12が、直交検波器14、VCO15および周
波数2逓倍器からなるPLLループの外側に配置されて
いることに留意されたい。これらのことによって、受信
信号の初期捕捉にかかる時間を大幅に短縮化し、AFC
回路と組合わせることによって捕捉可能な周波数漂動範
囲を拡大し、および低CN比における動作を可能とする
ことができる。
【0020】次に、搬送波だけでなく、ディジタル信号
の処理に必要な同期信号をも再生する回路を含み、より
実際的な回路例を本発明受信装置の第2の実施形態とし
てそのブロック図を図2に示し、以下、これにつき説明
する。なお、図2において、図1と同一部分に対しては
同一符号を付して示している。また、図2中に(a)〜
(g)で示す部分の信号波形を、図3の信号波形図に時
間軸を合わせて示している。
の処理に必要な同期信号をも再生する回路を含み、より
実際的な回路例を本発明受信装置の第2の実施形態とし
てそのブロック図を図2に示し、以下、これにつき説明
する。なお、図2において、図1と同一部分に対しては
同一符号を付して示している。また、図2中に(a)〜
(g)で示す部分の信号波形を、図3の信号波形図に時
間軸を合わせて示している。
【0021】また、図2において、中間周波相関器1
2、FM復調器11、VCO10および周波数変換器9
を辿るルートについては、すでに図2において説明した
ので、ここではその説明を省略する。
2、FM復調器11、VCO10および周波数変換器9
を辿るルートについては、すでに図2において説明した
ので、ここではその説明を省略する。
【0022】中間周波相関器12は、ベースバンドの参
照信号発生器18で発生した参照信号(図4(a)参
照)を中間周波帯域変調器19により送信側から送られ
て来る参照信号の変調形式と同一の変調形式の中間周波
帯域の信号に変調した信号(図4(b)参照)と、周波
数変換器9において中間周波帯域の信号に変換された受
信信号(図4(c)参照)との間で相関をとる働きをす
る。中間周波相関器12の出力(図4(d)参照)は、
受信信号との相関をとることにより、中間周波帯域の信
号の2倍の周波数となるため、VCO15で発生した発
振出力を、周波数2逓倍器16により周波数を2倍にし
て直交検波器14に供給し、中間周波相関器12の出力
を直交検波する。
照信号発生器18で発生した参照信号(図4(a)参
照)を中間周波帯域変調器19により送信側から送られ
て来る参照信号の変調形式と同一の変調形式の中間周波
帯域の信号に変調した信号(図4(b)参照)と、周波
数変換器9において中間周波帯域の信号に変換された受
信信号(図4(c)参照)との間で相関をとる働きをす
る。中間周波相関器12の出力(図4(d)参照)は、
受信信号との相関をとることにより、中間周波帯域の信
号の2倍の周波数となるため、VCO15で発生した発
振出力を、周波数2逓倍器16により周波数を2倍にし
て直交検波器14に供給し、中間周波相関器12の出力
を直交検波する。
【0023】直交検波出力である同相(I)成分、直交
(Q)成分(図4(e)参照)は共に、包絡線検波器2
0により包絡線検波された中間周波相関器出力でトリガ
を掛けたサンプルホールド回路21によりサンプルホー
ルドされ、そのサンプルホールドされたI出力cosφ
とQ出力sinφとを用いて位相検出器22により位相
φを検出し、これをVCO15の制御信号とする。この
VCO15が正しく制御されると、φ=0となり、正し
い搬送波が再生されるため正しく直交検波が行われる。
(Q)成分(図4(e)参照)は共に、包絡線検波器2
0により包絡線検波された中間周波相関器出力でトリガ
を掛けたサンプルホールド回路21によりサンプルホー
ルドされ、そのサンプルホールドされたI出力cosφ
とQ出力sinφとを用いて位相検出器22により位相
φを検出し、これをVCO15の制御信号とする。この
VCO15が正しく制御されると、φ=0となり、正し
い搬送波が再生されるため正しく直交検波が行われる。
【0024】一方、中間周波相関器の出力は、包絡線検
波器20により包絡線検波され、その検波出力がクロッ
クのタイミングそのものとなる。さらに、この検波出力
(図4(f)参照)は差分器23により時系列で差分が
とられ、信号制御に適したSカーブの信号(図4(g)
参照)としたうえでVCO24を制御し、VCOの出力
信号としてきれいな同期出力を得ることができる。
波器20により包絡線検波され、その検波出力がクロッ
クのタイミングそのものとなる。さらに、この検波出力
(図4(f)参照)は差分器23により時系列で差分が
とられ、信号制御に適したSカーブの信号(図4(g)
参照)としたうえでVCO24を制御し、VCOの出力
信号としてきれいな同期出力を得ることができる。
【0025】以上説明した本発明の第2の実施形態にお
いても、相関演算は受信信号(中間周波帯域の受信信
号)の検波前に行われ、また中間周波相関器はPLLル
ープの外側に配置されている。従って、本実施形態にお
いても、第1の実施形態について述べたのと同等以上の
効果が得られることは明らかであり、また、本実施形態
では、同期出力も得られるようになっているが、これ
は、第1の実施形態には見られない点である。
いても、相関演算は受信信号(中間周波帯域の受信信
号)の検波前に行われ、また中間周波相関器はPLLル
ープの外側に配置されている。従って、本実施形態にお
いても、第1の実施形態について述べたのと同等以上の
効果が得られることは明らかであり、また、本実施形態
では、同期出力も得られるようになっているが、これ
は、第1の実施形態には見られない点である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
参照信号を多重した信号を受信し、同期および搬送波再
生を行う際、中間周波相関器を用いることで相関演算を
検波前に中間周波帯において行うことができ、また、搬
送波再生のためのPLLのループの外側で相関演算を行
うことができるため、初期捕捉にかかる時間を大幅に短
縮することができるとともに、AFC回路を併用して捕
捉可能な周波数漂動の範囲を拡げることができる。ま
た、雑音に埋もれた相関演算前の信号を検波することに
よる検波誤差の影響がPLLのループ内に入ってこない
ために低CN比下での動作が可能となる。すなわち、従
来の検波後に相関演算を行う方法では実現できなかった
PLLの初期補足にかかる時間の短縮、周波数漂動の多
いときやより低CN比における動作が可能となる。
参照信号を多重した信号を受信し、同期および搬送波再
生を行う際、中間周波相関器を用いることで相関演算を
検波前に中間周波帯において行うことができ、また、搬
送波再生のためのPLLのループの外側で相関演算を行
うことができるため、初期捕捉にかかる時間を大幅に短
縮することができるとともに、AFC回路を併用して捕
捉可能な周波数漂動の範囲を拡げることができる。ま
た、雑音に埋もれた相関演算前の信号を検波することに
よる検波誤差の影響がPLLのループ内に入ってこない
ために低CN比下での動作が可能となる。すなわち、従
来の検波後に相関演算を行う方法では実現できなかった
PLLの初期補足にかかる時間の短縮、周波数漂動の多
いときやより低CN比における動作が可能となる。
【0027】本発明の好ましい応用例として、本発明受
信装置は、近い将来実現するであろうディジタル衛星放
送用の受信コンバータに対して周波数漂動などの要求条
件を緩和し、受信機の信頼性を高めるうえで極めて有用
な技術となる。
信装置は、近い将来実現するであろうディジタル衛星放
送用の受信コンバータに対して周波数漂動などの要求条
件を緩和し、受信機の信頼性を高めるうえで極めて有用
な技術となる。
【図1】本発明受信装置の第1の実施形態をブロック図
で示している。
で示している。
【図2】本発明受信装置の第2の実施形態をブロック図
で示している。
で示している。
【図3】図2に示す本発明受信装置中の各部分における
信号波形を示している。
信号波形を示している。
【図4】従来の受信装置をブロック図で示している。
8 受信アンテナ 9 周波数変換器 10 電圧制御発振器(VCO) 11 FM復調器 12 中間周波相関器 13 参照信号発生器(中間周波帯) 14 直交検波器 15 電圧制御発振器(VCO) 16 周波数2逓倍器 17 直交検波器 18 参照信号発生器(ベースバンド) 19 中間周波帯域変調器 20 包絡線検波器 21 サンプルホールド回路 22 位相検出器 23 差分器 24 電圧制御発振器(VCO)
Claims (5)
- 【請求項1】 送信側において、参照信号を時分割多重
またはスペクトル拡散多重により多重して送信された送
信信号を受信し、該受信した参照信号と自己の参照信号
との相関をとることにより、初期捕捉時間の短縮化、捕
捉可能な周波数漂動範囲の拡大、および低CN比におけ
る動作を可能とする受信装置であって、該受信装置は、 受信アンテナと、 該受信アンテナ出力を中間周波帯域の信号に周波数変換
する第1の周波数変換器と、 前記参照信号と同一の波形を有し、前記中間周波帯域の
参照信号を発生する参照信号発生器と、 前記周波数変換器出力と前記参照信号発生器出力との間
で相関をとる中間周波相関器と、 該相関器出力が被検波入力として供給される直交検波
器、第1の電圧制御発振器および周波数2逓倍器が環状
に接続配置されてなる位相ロックループとを少なくとも
具えて、前記位相ロックループに含まれる第1の電圧制
御発振器の出力側から前記第1の中間周波数変換器の出
力を直交検波するための搬送波を再生するようにしたこ
とを特徴とする受信装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の受信装置において、 前記位相ロックループには、前記直交検波器と前記第1
の電圧制御発振器との間に、さらにサンプルホールド回
路と位相検波器とが順次に縦続配置されたものが介挿さ
れているとともに、 前記受信装置はさらに、 前記中間周波相関器出力を包絡線検波して、該検波出力
を前記サンプルホールド回路のトリガ信号として使用す
るための包絡線検波器を含んでいることを特徴とする受
信装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の受信装置におい
て、該受信装置はさらに、 前記中間周波相関器出力をFM復調するFM復調器と、 該FM復調器と前記第1の周波数変換器との間に介挿配
置され、前記周波数変換器の局部発振信号を生成するた
めの第2の電圧制御発振器とを具えていることを特徴と
する受信装置。 - 【請求項4】 送信側において、参照信号を時分割多重
またはスペクトル拡散多重により多重して送信された送
信信号を受信し、該受信した参照信号と自己の参照信号
との相関をとることにより、初期捕捉時間の短縮化、捕
捉可能な周波数漂動範囲の拡大、および低CN比におけ
る動作を可能とする受信装置であって、該受信装置は、 受信アンテナと、 該受信アンテナ出力を中間周波帯域の信号に周波数変換
する第1の周波数変換器と、 前記参照信号と同一の波形を有し、前記中間周波帯域の
参照信号を発生する参照信号発生器と、 前記周波数変換器出力と前記参照信号発生器出力との間
で相関をとる中間周波相関器と、 該中間周波相関器出力を包絡線検波する包絡線検波器
と、 該包絡線検波器出力について時系列で差分をとる差分器
と、 該差分器出力によって制御される第3の電圧制御発振器
とを少なくとも具えて、前記第3の電圧制御発振器の出
力側から同期出力を再生するようにしたことを特徴とす
る受信装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の受
信装置において、前記参照信号発生器は、ベースバンド
の参照信号発生器と、該参照信号発生器出力が供給され
て該出力信号を中間周波帯域の参照信号にするための中
間周波帯域変調器とから構成されていることを特徴とす
る受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113367A JPH09298570A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113367A JPH09298570A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09298570A true JPH09298570A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14610493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8113367A Pending JPH09298570A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09298570A (ja) |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP8113367A patent/JPH09298570A/ja active Pending
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