JPH09298877A - 電力制御装置 - Google Patents

電力制御装置

Info

Publication number
JPH09298877A
JPH09298877A JP8112369A JP11236996A JPH09298877A JP H09298877 A JPH09298877 A JP H09298877A JP 8112369 A JP8112369 A JP 8112369A JP 11236996 A JP11236996 A JP 11236996A JP H09298877 A JPH09298877 A JP H09298877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
switching element
resonance means
switching
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8112369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3545877B2 (ja
Inventor
Masahide Nakatani
正秀 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11236996A priority Critical patent/JP3545877B2/ja
Publication of JPH09298877A publication Critical patent/JPH09298877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3545877B2 publication Critical patent/JP3545877B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、電源の力率、効率、信頼性等をバ
ランス良く満足することが困難であるという課題を解決
しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、交流電源ACの出力を整流
して得た電源電圧を、負荷3とスイッチング素子Q1と
が直列に接続された負荷回路に印加し、前記スイッチン
グ素子Q1のオン/オフ動作により前記負荷3の電力制
御を行う電力制御装置において、前記負荷3と直列に接
続された第1の共振手段2と、この第1の共振手段2と
前記負荷3との直列回路に並列に接続された第2の共振
手段4とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタな
どの画像形成装置に用いられる定着ヒータや露光ラン
プ、電磁調理器等の電力制御を行う電力制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタなどの画像形成装置に
おいては、転写紙上に形成したトナー像からなる画像を
転写紙に固定するために、定着ヒータで加熱した加熱ロ
ーラにより転写紙上のトナー像を融着させる熱定着方式
の定着装置が用いられている。中空の加熱ローラは加熱
手段として棒状のハロゲンヒータからなる定着ヒータを
内蔵し、加熱ローラの表面温度が所定の温度になるよう
に交流電源から定着ヒータへの通電時間が制御される。
ハロゲンヒータは、タングステンのフィラメントを不活
性ガスとともに棒状のガラス管に封入したものである。
【0003】交流電源から定着ヒータへの通電時間を制
御する方式としては、スイッチング素子としてトライア
ックを使った位相制御方式が一般に行われている。これ
は、トライアックをオンするトリガ点(位相角)を交流
電源の出力のゼロクロスに同期して制御する方式であ
り、トライアックの転流特性を利用することにより、少
ない部品で効率良く負荷電力(定着ヒータへの供給電
力)を制御する。
【0004】しかし、この方式では、交流電源の半周期
毎に定着ヒータの通電比率を制御するので、電源の力率
が低く、大きな電流容量のスイッチング素子が必要にな
るという課題があった。そこで、この課題を解決するも
のとして、特開平5−216358号公報、特公平6−
87432号公報、特公平7−101992号公報に記
載されている先行技術がある。これらの先行技術は、交
流電源よりもはるかに高い周期でスイッチング素子を動
作させることにより、上記位相制御方式の不具合を解決
するものである。
【0005】特開平5−216358号公報に記載され
ている先行技術は、記録装置の画像熱定着器のヒータ駆
動装置であって、交流電源の出力を整流する整流手段
と、この整流手段の出力をスイッチング素子で断続する
スイッチ手段とを備え、かつ前記スイッチ手段の出力電
圧が大略一定になるごとく制御して定着器ヒータへ通電
する手段とを有することを特徴とする定着器ヒータ駆動
装置である。この定着器ヒータ駆動装置では、交流電源
の出力変動によらず定着器ヒータに一定の電力を供給で
き、安定した定着特性を維持することができる。
【0006】特公平6−87432号公報に記載されて
いる先行技術は、商用交流電源を電源とする負荷に直列
に接続される装置であって、入力端子間に流れる電流を
整流するダイオードブリッジと、このダイオードブリッ
ジの出力を平滑して直流電圧を発生する平滑回路と、上
記直流電圧を電源として高周波発振し、デューティ比制
御用可変抵抗を備える非安定マルチバイブレータと、上
記ダイオードブリッジの出力端子間に接続され、上記非
安定マルチバイブレータの出力によりオン/オフするス
イッチングトランジスタと、上記非安定マルチバイブレ
ータの発振周波数成分を除去するフィルタとからなる電
力制御装置である。この電力制御装置では、電源の力率
が向上し、高調波が低減される。
【0007】特公平7−101992号公報に記載され
ている先行技術は、交流電源の出力を整流する整流回路
と、この整流回路の出力端にトランジスタからなるスイ
ッチング素子を介して接続されたリアクタンス素子と、
このリアクタンス素子と共に共振回路を形成するキャパ
シタンス素子とを具備し、前記スイッチング素子のオン
/オフにより前記交流電源の出力を所定周波数の交流電
力に変換し前記リアクタンス素子に生ぜしめるインバー
タ装置において、前記整流回路の出力電圧または前記交
流電源の出力電圧のレベルに応じて前記スイッチング素
子の通電時間を制御する制御手段を設けたことを特徴す
るインバータ装置である。
【0008】このインバータ装置は、電磁調理器などに
用いられ、電源の力率が向上する。さらに共振回路によ
りスイッチング素子であるトランジスタのコレクタに生
ずる電圧がサイン状となり、この電圧が低くなる周期に
同期してトランジスタがスイッチングを行うことで、い
わゆるソフトスイッチングを行うことになり、スイッチ
ング素子の発熱が低減する。また、スイッチング素子に
かかる電圧のピークを抑えることができるなどの大きな
効果が得られる。
【0009】ここに、図6(a)(b)はハードスイッ
チングとソフトスイッチングとの違いを示す。スイッチ
ング時にスイッチング素子に加わる電圧Vと、スイッチ
ング素子を流れる電流Iとがクロスする図6の格子領域
がスイッチング素子の損失になる。ハードスイッチング
では、その領域が図6(b)に示すように広い。ソフト
スイッチングでは、共振により電圧がサイン状になるの
で、その領域が図6(a)に示すように狭い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平5−2
16358号公報、特公平6−87432号公報、特公
平7−101992号公報に記載されている先行技術で
は、定着装置に用いられるハロゲンヒータや、原稿露光
装置に用いられるハロゲンランプ等を負荷とした場合に
は、負荷の特性の違いにより、電源の力率を改善すると
スイッチング素子の損失が増加するなどの不具合が生
じ、電源の力率、効率、信頼性等をバランス良く満足す
ることが困難であった。
【0011】すなわち、特開平5−216358号公報
記載の定着器ヒータ駆動装置では、スイッチング素子に
加わる電源電圧をスイッチング素子により直接スイッチ
ングするというハードスイッチングを行うので、スイッ
チング素子での発熱やノイズの発生が多い等の問題があ
った。
【0012】また、特公平6−87432号公報記載の
電力制御装置では、スイッチング素子以外を交流で通電
し、スイッチング素子のみ直流で駆動しているために、
非安定マルチバイブレータの発振周波数成分を除去する
フィルタを構成する部品として、高価な交流用の部品を
使用するので、装置が高価になるという欠点がある。ま
た、上記特開平5−216358号公報記載の定着器ヒ
ータ駆動装置と同様にハードスイッチングを行うので、
スイッチング素子の発熱やノイズの発生が多い等の問題
があった。
【0013】さらに、特公平7−101992号公報記
載のインバータ装置では、電磁調理器などに用いた場合
には上述した効果が得られるが、画像形成装置における
定着装置のハロゲンヒータからなる定着ヒータなどに用
いても同じ効果を得ることができない。これは、このイ
ンバータ装置の負荷である電磁調理器の加熱コイル自身
がリアクタンス素子であって大きなインダクタンスを有
し、この大きなインダクタンスを有するリアクタンス素
子との共振でソフトスイッチングを行っているためであ
る。
【0014】画像形成装置に定着ヒータとして用いられ
るハロゲンヒータはインダクタンスがほとんど無いの
で、上記特公平7−101992号公報記載のインバー
タ装置は負荷がハロゲンヒータであればハロゲンヒータ
と共振ができなくてハードスイッチングを行うことにな
る。このため、定着ヒータとしてハロゲンヒータを用い
た定着装置を効率良く駆動するためには、新たな工夫が
必要であった。
【0015】本発明は、上記問題点を解決し、電源の力
率の向上、高調波電流の低減、信頼性の向上、スイッチ
ング損失の低減、ノイズの低減、ソフトスイッチングの
実現、負荷駆動効率の向上を図ることができ、しかも、
簡単な構成で経済的にも効果がある電力制御装置を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、交流電源の出力を整流して
得た電源電圧を、負荷とスイッチング素子とが直列に接
続された負荷回路に印加し、前記スイッチング素子のオ
ン/オフ動作により前記負荷の電力制御を行う電力制御
装置において、前記負荷と直列に接続された第1の共振
手段と、この第1の共振手段と前記負荷との直列回路に
並列に接続された第2の共振手段とを備えたものであ
り、スイッチング損失の低減、電源の力率の向上、高調
波電流の低減、ノイズの低減を図ることができる。
【0017】請求項2に係る発明は、請求項1記載の電
力制御装置において、前記第1の共振手段としてインダ
クタを用い、前記第2の共振手段としてコンデンサを用
いたものであり、ソフトスイッチングの実現、負荷駆動
効率の向上を図ることができる。
【0018】請求項3に係る発明は、請求項2記載の電
力制御装置において、前記インダクタの有するインダク
タンスが前記負荷の有するインダクタンスよりも大きい
ものであり、ソフトスイッチングの実現、負荷駆動効率
の向上を図ることができる。
【0019】請求項4に係る発明は、請求項1、2また
は3記載の電力制御装置において、前記負荷としてのヒ
ータと,該ヒータの近傍に設けられた温度検知手段と,
前記第1の共振手段とを直列に接続した直列回路の両端
間に前記第2の共振手段を接続した直並列回路を、画像
形成装置の本体に着脱自在に設けられた定着装置に内蔵
し、前記本体に設けられた前記電力制御装置の一部と前
記直並列回路とをコネクタを介して接続するようにした
ものであり、ノイズの低減を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は請求項1に係る発明の一実
施形態を示す。この実施形態は、交流電源の出力を整流
して得た電源電圧を、負荷とスイッチング素子を直列に
接続したインバータ回路に供給するとともに、インバー
タ回路に2つの共振手段を設けることにより、スイッチ
ング素子での損失を増やさずに入力電流を交流電源と同
じ正弦波化し、電源の力率を改善するものであり、例え
ば複写機、プリンタなどの画像形成装置や原稿露光装
置、電磁調理器等に搭載される。
【0021】この実施形態の構成を説明すると、図1に
示すように、交流電源ACの出力端子にはコンデンサC
1およびコイルL1で構成されるノイズフィルタの入力
側が接続される。このノイズフィルタの出力側は機械に
異常が発生したときに電源を遮断する安全リレーRAの
接点S1、S2を介して整流器DBの入力側に接続され
る。この整流器DBの出力側はコンデンサC2、C3お
よびコイルL2で構成されるノイズフィルタを介してイ
ンバータ回路1に接続される。
【0022】インバータ回路1においては、第1の共振
手段2と、画像形成装置における定着装置の定着ヒータ
としてのハロゲンヒータや原稿露光装置の露光ランプと
してのハロゲンランプなどからなる負荷3とが直列に接
続され、この第1の共振手段2と負荷3との直列回路に
並列に第2の共振手段4が接続されて直並列回路が構成
される。この直並列回路はトランジスタからなるスイッ
チング素子Q1を直列に介して整流器DBの出力側(正
確にはコンデンサC2、C3およびコイルL2で構成さ
れるノイズフィルタの出力側)に接続される。スイッチ
ング素子Q1の駆動信号が入力されるベースには駆動回
路5の出力端子が接続され、駆動回路5には機械の動作
条件に応じて負荷3をオン/オフさせるための信号線が
制御手段としての機械全体制御部6から接続される。
【0023】次に、この実施形態の作用を説明する。本
実施形態の電力制御装置を搭載している機械の準備が整
うと、安全リレーRAの接点S1、S2をオンさせる信
号が機械全体精御部6から出力され、交流電源ACの出
力はコンデンサC1およびコイルL1で構成されるノイ
ズフィルタでノイズが除去されて安全リレーRAの接点
S1、S2を介して整流器DBに供給されて全波整流さ
れる。
【0024】整流器DBの出力はコンデンサC2、C3
およびコイルL2で構成されるノイズフィルタに入力さ
れてノイズが除去される。このノイズフィルタのコンデ
ンサC2、C3は、高い周波数のノイズを吸収するため
に設けてあり、静電容量が小さな値に設定してある。し
たがって、このノイズフィルタの出力の電圧波形は、図
5に示すように交流電源ACの出力を全波整流した電圧
Vinとなる。このノイズフィルタの出力はインバータ
回路1に入力される。
【0025】この状態で、負荷3に電力を供給するタイ
ミングになると、機械全体制御部6から負荷3をオンさ
せる信号Honが駆動回路5に入力される。駆動回路5
は、機械全体制御部6からの信号Honによりオンして
スイッチング素子Q1の駆動信号Vbを生成し、この駆
動信号Vbによりスイッチング素子Q1を交流電源Q1
の出力周波数よりもはるかに高い周波数(例えば20K
Hz)で駆動する。
【0026】これにより、スイッチング素子Q1がオン
した時には、上記ノイズフィルタの出力Vinがスイッ
チング素子Q1を介して負荷3と共振手段2、4の直並
列回路に印加されて負荷3と共振手段2、4の直並列回
路に負荷電流Icが流れ、負荷3に電力が供給され、第
1の共振手段2にエネルギーが蓄えられる。また、スイ
ッチング素子Q1がオフした時には、負荷3と共振手段
2、4の直並列回路内で第1の共振手段2からエネルギ
ーが放出され、第2の共振手段4が充電されるとともに
負荷3に電流が流れる。
【0027】ここで、.第1の共振手段2にインダク
タを用いて第2の共振手段4にキャパシタを用いること
により、スイッチング素子Q1のスイッチング時にスイ
ッチング素子Q1のコレクタに誘起する電圧、および負
荷電流Icの立ち上がりを緩やかにしている。また、
.負荷3に流れる負荷電流Iは図5に示すように正弦
波状の包絡線を有する波形となる。さらに、.インバ
ータ回路1の入力電圧Vinが基準値Vsよりも低い期
間には、スイッチング素子Q1のオフ時間を無くしてス
イッチング素子Q1が連続してオンするようにしてい
る。
【0028】上記の作用により、スイッチング素子Q
1によるスイッチングが図6(a)に示すようなソフト
スイッチングとなり、スイッチング素子Q1のスイッチ
ング時にスイッチング素子Q1に加わる電圧と電流Ic
の交差する領域が少なくなってスイッチング素子Q1の
スイッチング損失を低減することができる。また、上記
の作用により、交流電源ACから負荷3に流入する電
流の波形が正弦波状となり、力率が向上して高周波電流
が低減するという効果が得られる。さらに、上記の作
用により、スイッチング素子Q1のスイッチング回数が
少なくなり、スイッチング損失を低減することができる
とともに、スイッチング素子Q1のスイッチングによる
電圧電流の変化により発生するノイズも低減させること
ができる。
【0029】このように、請求項1に係る発明の一実施
形態では、交流電源ACの出力を整流して得た電源電圧
Vinを、負荷3とスイッチング素子Q1とが直列に接
続された負荷回路に印加し、前記スイッチング素子Q1
のオン/オフ動作により前記負荷3の電力制御を行う電
力制御装置において、前記負荷3と直列に接続された第
1の共振手段2と、この第1の共振手段2と前記負荷3
との直列回路に並列に接続された第2の共振手段4とを
備えたので、スイッチング素子によるスイッチングがソ
フトスイッチングとなり、スイッチング素子のスイッチ
ング時にスイッチング素子に加わる電圧とスイッチング
素子を流れる電流の交差する領域が少なくなってスイッ
チング損失を低減することができる。また、交流電源か
ら負荷に流入する電流の波形が正弦波状となり、電源の
力率が向上して高周波電流が低減するという効果が得ら
れる。さらに、スイッチング素子のスイッチング回数が
少なくなり、スイッチング損失を低減することができる
とともに、スイッチングによる電圧電流の変化により発
生するノイズも低減させることができる。
【0030】図2は請求項2、3に係る発明の一実施形
態を示す。この実施形態は、上記請求項1に係る発明の
一実施形態において、第1の共振手段2にインダクタL
3を用い、第2の共振手段4にコンデンサC4を用いた
ものであり、負荷3は例えば画像形成装置における定着
装置の定着ヒータとしてのハロゲンヒータHTとする。
【0031】次に、この実施形態の作用について、上記
請求項1に係る発明の一実施形態の作用とは異なるイン
バータ回路1の作用のみ説明する。スイッチング素子Q
1の動作により流れる負荷電流Icは、各共振手段L
3、C4を分流する。スイッチング素子Q1のオン時に
は、第1の共振手段であるインダクタL3と負荷HTに
図2に示すような経路で電流Ic1が流れ、インダクタ
L3に磁気エネルギーが蓄積されるとともに、負荷HT
が駆動される。他方、第2の共振手段であるコンデンサ
C4には電流Ic2が流れてコンデンサC4が充電され
る。これらの電流Ic1、Ic2の合成電流は負荷電流
Icとしてスイッチング素子Q1を流れる。
【0032】また、スイッチング素子Q1のオフ時に
は、インダクタL3に蓄積された磁気エネルギーがリセ
ットされて電流Ic3が図2に示すような経路で流れて
負荷HTを駆動する。.この電流Ic3は、スイッチ
ング素子Q1のオフ時初期におけるコンデンサC4の放
電電流および、その後のコンデンサC4の充電電流も合
成されている。
【0033】スイッチング素子Q1を流れる電流Icお
よびスイッチング素子Q1の電圧Vceの波形は図7に
示すようになる。スイッチング素子Q1のオン時には第
1の共振手段であるインダクタL3により、負荷電流I
cは比較的緩やかな傾斜で増加する。また、.スイッ
チング素子Q1のオフ時には、負荷HT及び各共振手段
L3、C4を流れる電流により、スイッチング素子Q1
に正弦波状の電圧Vceが発生する。このため、スイッ
チング素子Q1のオン時、オフ時ともに、スイッチング
素子Q1に加わる電圧Vceと電流Icの交差する領域
が少なくなる。
【0034】上記のように、インダクタンス成分がほと
んど無いハロゲンヒータのような負荷HTにおいても、
第1の共振手段に負荷のインダクタンスよりも十分に大
きなインダクタンスを有するインダクタL3を用い、さ
らに第2の共振手段にコンデンサC4を用いたことによ
り、ソフトスイッチングを行うことができる。また、上
記の作用により負荷HTにはスイッチング素子Q1の
オンとオフの両期間に渡って電流を流すことができ、負
荷の駆動効率が向上する。
【0035】このように、本実施形態は、請求項2に係
る発明の一実施形態であって、請求項1記載の電力制御
装置において、前記第1の共振手段としてインダクタL
3を用い、前記第2の共振手段としてコンデンサC4を
用いたので、ソフトスイッチングを行うことができる。
また、負荷にはスイッチング素子のオンとオフの両期間
に渡って電流を流すことができ、負荷の駆動効率が向上
する。
【0036】また、本実施形態は、請求項3に係る発明
の一実施形態であって、請求項2記載の電力制御装置に
おいて、前記インダクタL3の有するインダクタンスが
前記負荷HTの有するインダクタンスよりも大きいの
で、インダクタンス成分がほとんど無いヒータのような
負荷においても、ソフトスイッチングを行うことができ
る。また、負荷にはスイッチング素子のオンとオフの両
期間に渡って電流を流すことができ、負荷の駆動効率が
向上する。
【0037】図3は請求項4に係る発明の一実施形態を
示し、図4は本実施形態を用いた画像形成装置としての
電子写真装置の一実施形態を示す。本実施形態の電力制
御装置は回路構成が上記請求項2、3に係る発明の一実
施形態と略同じであり、定着ヒータからなる負荷HTは
電子写真装置における定着装置HUの図示しない加熱ロ
ーラに内蔵するように配置してある。
【0038】定着ヒータHTの一端は第1の共振手段で
あるインダクタL3の一端が接続され、定着ヒータHT
の他端は温度ヒューズFUの一端が接続される。そし
て、インダクタL3、定着ヒータHT及び温度ヒューズ
FUが直列に接続され、このインダクタL3、定着ヒー
タHT及び温度ヒューズFUの直列回路と並列に第2の
共振手段であるコンデンサC4が接続される。
【0039】定着ヒータHTを内蔵する加熱ローラの表
面付近には、この加熱ローラの温度を検出するサーミス
タTHが設けられる。インバータ回路1を構成する部品
のうち図3に破線で囲まれたインダクタL3、コンデン
サC4、定着ヒータHT、温度ヒューズFU及びサーミ
スタTHが加熱ローラ等と共に定着装置HUに一体に配
置される。
【0040】定着装置HUは図4に示すように電子写真
装置の本体7に機械的に着脱自在に装着される。定着装
置HU内に配置された、本電力制御装置におけるインバ
ータ回路1の一部と、電子写真装置の本体7内に配置さ
れた、本電力制御装置の他の部分とは、コネクタと中継
用の電線T1〜T4を介して接続されており、コネクタ
により電気的にも着脱可能な構成となっている。
【0041】次に、本電力制御装置の作用を説明する。
機械全体精御部6が安全リレーRAの接点S1、S2を
オンさせると、交流電源ACの出力がコンデンサC1お
よびコイルL1で構成されるノイズフィルタ、安全リレ
ーRAの接点S1、S2、整流器DB、コンデンサC
2、C3およびコイルL2で構成されるノイズフィルタ
を介してインバータ回路1に供給される。
【0042】さらに、機械全体制御部6から負荷3をオ
ンさせる信号Honが駆動回路5に入力されると、駆動
回路5がオンして駆動信号Vbによりスイッチング素子
Q1を交流電源Q1の出力周波数よりもはるかに高い周
波数で駆動する。これにより、定着装置HUの定着ヒー
タHTに電流が流れ、加熱ローラが加熱される。
【0043】機械全体制御部6は、加熱ローラの表面温
度をサーミスタTHにより検出し、その検出温度が所定
の温度になるように駆動回路5への出力信号Honを制
御する。駆動回路5は、機械全体制御部6からの信号H
onに応じてスイッチング素子Q1のオンとオフの比率
を制御する。これらにより、加熱ローラは電子写真装置
の本体の動作に対応して所定の温度を維持し、最良の画
像を提供するように温度が制御される。
【0044】電子写真装置の本体は、定着装置HUに転
写紙が詰まった場合に、定着装置HUを引き出してその
転写紙を簡単に取り出せるように図4に示す如く定着装
置HUが着脱自在に装着される。このため、定着装置H
U内の定着ヒータHTとインパータ回路1とを接続する
電線が長くなってしまう。さらに、スイッチング時に流
れる充放電電流Ic2、Ic3が長い経路を流れること
になり、電線から放射するノイズが多くなるという不具
合が発生する。
【0045】そこで、本実施形態では、上記のように各
共振手段L3、C4を、負荷である定着ヒータHTの近
傍に配置したことにより、スイッチング時の充放電電流
Ic2、Ic3が流れる経路が最短になり、定着装置H
U内の定着ヒータHTとインパータ回路1とを接続する
電線から放射されるノイズを低減することができる。な
お、請求項4に係る発明は上記請求項1に係る発明の一
実施形態にも同様に適用することができる。
【0046】このように、請求項4に係る発明の一実施
形態では、請求項1、2または3記載の電力制御装置に
おいて、前記負荷としてのヒータHTと,該ヒータHT
の近傍に設けられた温度検知手段としてのサーミスタT
Hと,前記第1の共振手段としてのインダクタL3とを
直列に接続した直列回路の両端間に前記第2の共振手段
としてのコンデンサC4を接続した直並列回路を、画像
形成装置の本体に着脱自在に設けられた定着装置HUに
内蔵し、前記本体に設けられた前記電力制御装置の一部
と前記直並列回路とをコネクタを介して接続するように
したので、スイッチング時の充放電電流が流れる経路を
最短にでき、ヒータと電力制御装置の一部とを接続する
電線から放射されるノイズを低減することができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、交流電源の出力を整流して得た電源電圧を、負荷と
スイッチング素子とが直列に接続された負荷回路に印加
し、前記スイッチング素子のオン/オフ動作により前記
負荷の電力制御を行う電力制御装置において、前記負荷
と直列に接続された第1の共振手段と、この第1の共振
手段と前記負荷との直列回路に並列に接続された第2の
共振手段とを備えたので、スイッチング素子によるスイ
ッチングがソフトスイッチングとなり、スイッチング素
子のスイッチング時にスイッチング素子に加わる電圧と
スイッチング素子を流れる電流の交差する領域が少なく
なってスイッチング損失を低減することができる。ま
た、交流電源から負荷に流入する電流の波形が正弦波状
となり、電源の力率が向上して高周波電流が低減すると
いう効果が得られる。さらに、スイッチング素子のスイ
ッチング回数が少なくなり、スイッチング損失を低減す
ることができるとともに、スイッチングによる電圧電流
の変化により発生するノイズも低減させることができ
る。
【0048】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載の電力制御装置において、前記第1の共振手段として
インダクタを用い、前記第2の共振手段としてコンデン
サを用いたので、ソフトスイッチングを行うことが可能
になる。また、負荷にはスイッチング素子のオンとオフ
の両期間に渡って電流を流すことができ、負荷の駆動効
率が向上する。
【0049】請求項3に係る発明によれば、請求項2記
載の電力制御装置において、前記インダクタの有するイ
ンダクタンスが前記負荷の有するインダクタンスよりも
大きいので、インダクタンス成分がほとんど無いヒータ
のような負荷においても、ソフトスイッチングを行うこ
とができる。また、負荷にはスイッチング素子のオンと
オフの両期間に渡って電流を流すことができ、負荷の駆
動効率が向上する。
【0050】請求項4に係る発明によれば、請求項1、
2または3記載の電力制御装置において、前記負荷とし
てのヒータと,該ヒータの近傍に設けられた温度検知手
段と,前記第1の共振手段とを直列に接続した直列回路
の両端間に前記第2の共振手段を接続した直並列回路
を、画像形成装置の本体に着脱自在に設けられた定着装
置に内蔵し、前記本体に設けられた前記電力制御装置の
一部と前記直並列回路とをコネクタを介して接続するよ
うにしたので、スイッチング時の充放電電流が流れる経
路を最短にでき、ヒータと電力制御装置の一部とを接続
する電線から放射されるノイズを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の一実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】請求項2、3に係る発明の一実施形態を示すブ
ロック図である。
【図3】請求項4に係る発明の一実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図4】同実施形態を用いた電子写真装置の一実施形態
を示す斜視図である。
【図5】上記請求項1に係る発明の一実施形態の各部の
電圧・電流波形を示す波形図である。
【図6】ハードスイッチングとソフトスイッチングとの
違いを示す図である。
【図7】上記請求項2、3に係る発明の一実施形態の電
圧・電流波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1 インバータ回路 2 第1の共振手段 3 負荷 4 第2の共振手段 5 駆動回路 6 機械全体制御部 7 電子写真装置の本体 AC 交流電源 C1〜C4 コンデンサ L1、L2 コイル L3 インダクタ S1、S2 安全リレーの接点 DB 整流器 Q1 スイッチング素子 HU 定着装置 FU 温度ヒューズ TH サーミスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源の出力を整流して得た電源電圧
    を、負荷とスイッチング素子とが直列に接続された負荷
    回路に印加し、前記スイッチング素子のオン/オフ動作
    により前記負荷の電力制御を行う電力制御装置におい
    て、前記負荷と直列に接続された第1の共振手段と、こ
    の第1の共振手段と前記負荷との直列回路に並列に接続
    された第2の共振手段とを備えたことを特徴とする電力
    制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電力制御装置において、前
    記第1の共振手段としてインダクタを用い、前記第2の
    共振手段としてコンデンサを用いたことを特徴とする電
    力制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の電力制御装置において、前
    記インダクタの有するインダクタンスが前記負荷の有す
    るインダクタンスよりも大きいことを特徴とする電力制
    御装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の電力制御装置
    において、前記負荷としてのヒータと,該ヒータの近傍
    に設けられた温度検知手段と,前記第1の共振手段とを
    直列に接続した直列回路の両端間に前記第2の共振手段
    を接続した直並列回路を、画像形成装置の本体に着脱自
    在に設けられた定着装置に内蔵し、前記本体に設けられ
    た前記電力制御装置の一部と前記直並列回路とをコネク
    タを介して接続するようにしたことを特徴とする電力制
    御装置。
JP11236996A 1996-05-07 1996-05-07 電力制御装置 Expired - Fee Related JP3545877B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11236996A JP3545877B2 (ja) 1996-05-07 1996-05-07 電力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11236996A JP3545877B2 (ja) 1996-05-07 1996-05-07 電力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09298877A true JPH09298877A (ja) 1997-11-18
JP3545877B2 JP3545877B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=14584973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11236996A Expired - Fee Related JP3545877B2 (ja) 1996-05-07 1996-05-07 電力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3545877B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106160505A (zh) * 2016-07-12 2016-11-23 上海交通大学 功率单元损耗计算方法及装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106160505A (zh) * 2016-07-12 2016-11-23 上海交通大学 功率单元损耗计算方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3545877B2 (ja) 2004-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3687237B2 (ja) インバータ装置
JP3359141B2 (ja) 電力制御装置
KR100887268B1 (ko) 승압 회로, 전원 장치 및 화상 형성 장치
JP2005507553A (ja) バラスト回路
JP4167926B2 (ja) 電磁誘導加熱装置
JPH1098871A (ja) 複数負荷のための汎用電源
JP2013080641A (ja) 電磁誘導加熱装置
JPH0482191A (ja) 高周波加熱装置
JPH08506927A (ja) ガス放電ランプを付勢する高力率回路
JP2009295392A (ja) 電磁誘導加熱装置
JP3545877B2 (ja) 電力制御装置
JP2002063981A (ja) ヒータドライバ
JP6771941B2 (ja) 電源装置及び画像形成装置
JP3703989B2 (ja) 誘導加熱用インバータ回路を用いた定着装置
JP2002268447A (ja) 電子写真装置
JPH05242962A (ja) 電子レンジ用高周波電源装置
JP3393477B2 (ja) 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置
JP3718622B2 (ja) 誘導加熱装置
CN115360913B (zh) 一种谐振控制电路和加热装置
JP2006201458A (ja) 画像形成装置
JP3011482B2 (ja) 電子レンジ用電源装置
JPH0234135B2 (ja)
JP3404894B2 (ja) 高周波加熱調理器
JPS59186297A (ja) スイツチング電源
JP3484811B2 (ja) 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees