JPH09299640A - 縫製装置の布送り装置 - Google Patents
縫製装置の布送り装置Info
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- JPH09299640A JPH09299640A JP14092996A JP14092996A JPH09299640A JP H09299640 A JPH09299640 A JP H09299640A JP 14092996 A JP14092996 A JP 14092996A JP 14092996 A JP14092996 A JP 14092996A JP H09299640 A JPH09299640 A JP H09299640A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工布を保持する布保持枠を支持する可動フ
レームや可動部材の布送りの為の案内機構の組付けを簡
単化し得るような縫製装置の布送り装置を提供する。 【解決手段】 この縫製装置の布送り装置によれば、複
数の布保持枠17を支持する第1可動フレーム61と、
その第1可動フレーム61を移動自在に支持する第2可
動フレーム62と、その第2可動フレーム62を移動自
在に案内する1対の案内機構31とを備え、各案内機構
31が、案内部材35と、この案内部材35に形成され
た1対の案内部と、これら1対の案内部に係合する1対
の遊転部材とを有するので、各案内機構31を組付ける
際には、案内部材35を第1方向へ向けて配設し、これ
ら1対の案内部に夫々1対の遊転部材を係合させるだけ
でよく、1対の案内部の平行度を調節する作業を省略で
き、案内機構31の組付けを簡単化することができる。
レームや可動部材の布送りの為の案内機構の組付けを簡
単化し得るような縫製装置の布送り装置を提供する。 【解決手段】 この縫製装置の布送り装置によれば、複
数の布保持枠17を支持する第1可動フレーム61と、
その第1可動フレーム61を移動自在に支持する第2可
動フレーム62と、その第2可動フレーム62を移動自
在に案内する1対の案内機構31とを備え、各案内機構
31が、案内部材35と、この案内部材35に形成され
た1対の案内部と、これら1対の案内部に係合する1対
の遊転部材とを有するので、各案内機構31を組付ける
際には、案内部材35を第1方向へ向けて配設し、これ
ら1対の案内部に夫々1対の遊転部材を係合させるだけ
でよく、1対の案内部の平行度を調節する作業を省略で
き、案内機構31の組付けを簡単化することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドを備えた縫
製装置の布送り装置に関し、特に加工布を保持する布保
持枠を支持する可動フレーム又は可動部材の布送りの為
の案内機構の組付けを簡単化するようにしたものに関す
る。
製装置の布送り装置に関し、特に加工布を保持する布保
持枠を支持する可動フレーム又は可動部材の布送りの為
の案内機構の組付けを簡単化するようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パターン縫いや刺繍縫製に適用さ
れる工業用の多頭式縫製装置の布送り装置としては、一
般的に、加工布を保持する複数の布保持枠を取付けたX
方向(例えば、左右方向)に延びる可動フレームをX方
向に送り駆動するX方向送り機構と、その可動フレーム
をX方向と直交するY方向(例えば、前後方向)に送り
駆動するY方向送り機構とが設けられいる。これらX方
向送り機構やY方向送り機構においては、可動フレーム
に連結したキャリッジをX方向やY方向に移動自在に案
内する案内機構が設けられるとともに、駆動モータから
受けた駆動力でそのキャリッジをX方向やY方向に駆動
する駆動力伝達機構が夫々設けられている。
れる工業用の多頭式縫製装置の布送り装置としては、一
般的に、加工布を保持する複数の布保持枠を取付けたX
方向(例えば、左右方向)に延びる可動フレームをX方
向に送り駆動するX方向送り機構と、その可動フレーム
をX方向と直交するY方向(例えば、前後方向)に送り
駆動するY方向送り機構とが設けられいる。これらX方
向送り機構やY方向送り機構においては、可動フレーム
に連結したキャリッジをX方向やY方向に移動自在に案
内する案内機構が設けられるとともに、駆動モータから
受けた駆動力でそのキャリッジをX方向やY方向に駆動
する駆動力伝達機構が夫々設けられている。
【0003】ところで、実公平1─39744号公報に
は、矩形枠状の移動枠をX方向に送り駆動するX方向送
り機構と、Y方向に送り駆動するY方向送り機構とが設
けられ、X方向送り機構においては、X方向に延びた横
フレームの2つの上端にガイドレールが夫々平行に取付
けられ、これらガイドレールの直ぐ上側に配設された下
連結板に、各ガイドレールに形成されたガイド溝に転動
可能に夫々係合された1対のガイドローラが枢支され、
移動枠を、これらガイドレールやガイドローラを含む連
動機構を介してX方向へ案内するとともに、各連動機構
が第1制御モータで駆動される伝動ベルトを含む駆動力
伝達機構により、X方向に送り駆動するようにした刺繍
ミシンにおける布送り装置が記載されている。
は、矩形枠状の移動枠をX方向に送り駆動するX方向送
り機構と、Y方向に送り駆動するY方向送り機構とが設
けられ、X方向送り機構においては、X方向に延びた横
フレームの2つの上端にガイドレールが夫々平行に取付
けられ、これらガイドレールの直ぐ上側に配設された下
連結板に、各ガイドレールに形成されたガイド溝に転動
可能に夫々係合された1対のガイドローラが枢支され、
移動枠を、これらガイドレールやガイドローラを含む連
動機構を介してX方向へ案内するとともに、各連動機構
が第1制御モータで駆動される伝動ベルトを含む駆動力
伝達機構により、X方向に送り駆動するようにした刺繍
ミシンにおける布送り装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記実公平1─397
44号公報に記載の刺繍ミシンにおける布送り装置にお
いては、移動枠をX方向に送り駆動するX方向送り機構
と、Y方向に送り駆動するY方向送り機構とを設け、X
方向送り機構の連動機構においては、横フレームに平行
に取付けた1対のガイドレールに形成したガイド溝の各
々に、下連結板に枢支した1対のガイドローラを係合
し、移動枠を連動機構を介してX方向へ案内するように
なっているので、これら1対のガイドレールを、ゲージ
や治具を用いるなどして、Y方向に精度よく平行に取付
ける調節作業が必要となり、これらガイドレールを含む
案内機構の取付けが複雑化するという問題がある。
44号公報に記載の刺繍ミシンにおける布送り装置にお
いては、移動枠をX方向に送り駆動するX方向送り機構
と、Y方向に送り駆動するY方向送り機構とを設け、X
方向送り機構の連動機構においては、横フレームに平行
に取付けた1対のガイドレールに形成したガイド溝の各
々に、下連結板に枢支した1対のガイドローラを係合
し、移動枠を連動機構を介してX方向へ案内するように
なっているので、これら1対のガイドレールを、ゲージ
や治具を用いるなどして、Y方向に精度よく平行に取付
ける調節作業が必要となり、これらガイドレールを含む
案内機構の取付けが複雑化するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、加工布を保持する布保持
枠を支持する可動フレームや可動部材の布送りの為の案
内機構の組付けを簡単化し得るような縫製装置の布送り
装置を提供することである。
枠を支持する可動フレームや可動部材の布送りの為の案
内機構の組付けを簡単化し得るような縫製装置の布送り
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の縫製装置の布
送り装置は、複数の縫製機構を備えた多頭式の縫製装置
における、縫製対象の加工布を保持する複数の布保持枠
を同期してベッドと平行な第1方向とこの第1方向と直
交する第2方向へ夫々独立に送る布送り装置において、
複数の布保持枠が支持されるとともに第2方向へ延びる
第1可動フレームと、第1可動フレームを第2方向へ移
動自在に支持するとともに第2方向へ延びる第2可動フ
レームと、第2可動フレームの両端部を、第1方向へ移
動自在に案内する1対の案内機構とを備え、各案内機構
が、第1方向へ延びる案内部材と、この案内部材の両側
端部に形成された平行な1対の案内部と、これら1対の
案内部に夫々係合して第1方向と直交する軸心回りに転
動する1対の遊転部材とを有するものである。
送り装置は、複数の縫製機構を備えた多頭式の縫製装置
における、縫製対象の加工布を保持する複数の布保持枠
を同期してベッドと平行な第1方向とこの第1方向と直
交する第2方向へ夫々独立に送る布送り装置において、
複数の布保持枠が支持されるとともに第2方向へ延びる
第1可動フレームと、第1可動フレームを第2方向へ移
動自在に支持するとともに第2方向へ延びる第2可動フ
レームと、第2可動フレームの両端部を、第1方向へ移
動自在に案内する1対の案内機構とを備え、各案内機構
が、第1方向へ延びる案内部材と、この案内部材の両側
端部に形成された平行な1対の案内部と、これら1対の
案内部に夫々係合して第1方向と直交する軸心回りに転
動する1対の遊転部材とを有するものである。
【0007】作用について説明すると、ベッドと平行な
第1方向と直交する第2方向へ延びる第1可動フレーム
には複数の布保持枠が支持され、また第2方向へ延びる
第2可動フレームは、第1可動フレームを第2方向へ移
動自在に支持している。1対の案内機構は、第2可動フ
レームの両端部を第1方向へ移動自在に案内する。ここ
で、各案内機構においては、第1方向へ延びる案内部材
の両側端部には平行な1対の案内部が形成され、これら
1対の案内部に夫々係合する1対の遊転部材は、第1方
向と直交する軸心回りに転動しながら、第2可動フレー
ムを第1方向へ案内する。
第1方向と直交する第2方向へ延びる第1可動フレーム
には複数の布保持枠が支持され、また第2方向へ延びる
第2可動フレームは、第1可動フレームを第2方向へ移
動自在に支持している。1対の案内機構は、第2可動フ
レームの両端部を第1方向へ移動自在に案内する。ここ
で、各案内機構においては、第1方向へ延びる案内部材
の両側端部には平行な1対の案内部が形成され、これら
1対の案内部に夫々係合する1対の遊転部材は、第1方
向と直交する軸心回りに転動しながら、第2可動フレー
ムを第1方向へ案内する。
【0008】即ち、案内部材の両側端部に平行な1対の
案内部が形成されているので、各案内機構を組付ける際
には、案内部材を第1方向へ向けて配設し、これら1対
の案内部に1対の遊転部材を夫々係合させるだけでよ
く、1対の案内部の平行度を調節する作業を省略でき、
案内機構の組付けを簡単化することができる。請求項2
の縫製装置の布送り装置は、請求項1の発明において、
前記案内部材が水平姿勢の帯板からなり、この帯板の幅
方向端部の各案内部が、鉛直面状の上下1対の水平方向
規制部とこれら水平方向規制部の間において外側へ突出
する鉛直方向規制部とを有するものである。
案内部が形成されているので、各案内機構を組付ける際
には、案内部材を第1方向へ向けて配設し、これら1対
の案内部に1対の遊転部材を夫々係合させるだけでよ
く、1対の案内部の平行度を調節する作業を省略でき、
案内機構の組付けを簡単化することができる。請求項2
の縫製装置の布送り装置は、請求項1の発明において、
前記案内部材が水平姿勢の帯板からなり、この帯板の幅
方向端部の各案内部が、鉛直面状の上下1対の水平方向
規制部とこれら水平方向規制部の間において外側へ突出
する鉛直方向規制部とを有するものである。
【0009】作用について説明すると、請求項1と同様
の作用を奏するが、案内部材は水平姿勢の帯板であり、
この帯板の幅方向端部の各案内部には、鉛直面状の上下
1対の水平方向規制部と、これら水平方向規制部の間に
おいて外側へ突出する鉛直方向規制部とが形成されてい
るので、1対の遊転部材を、上下1対の水平方向規制部
に当接させるとともに、1対の鉛直方向規制部に当接さ
せることで、第2可動フレームの両端部を水平方向と鉛
直方向との両方で支持することができる。
の作用を奏するが、案内部材は水平姿勢の帯板であり、
この帯板の幅方向端部の各案内部には、鉛直面状の上下
1対の水平方向規制部と、これら水平方向規制部の間に
おいて外側へ突出する鉛直方向規制部とが形成されてい
るので、1対の遊転部材を、上下1対の水平方向規制部
に当接させるとともに、1対の鉛直方向規制部に当接さ
せることで、第2可動フレームの両端部を水平方向と鉛
直方向との両方で支持することができる。
【0010】請求項3の縫製装置の布送り装置は、請求
項2の発明において、前記各遊転部材が、鉛直軸心回り
に回転自在の1対の遊転輪であって、上下に離隔されて
1対の水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなる
ものである。作用について説明すると、請求項2と同様
の作用を奏するが、各遊転部材は、鉛直軸心回りに回転
自在であり、上下に離隔されて1対の水平方向規制部に
当接した1対の遊転輪からなるので、遊転部材の構成を
簡単化できるとともに、布送りの為の移動を円滑化する
ことができる。
項2の発明において、前記各遊転部材が、鉛直軸心回り
に回転自在の1対の遊転輪であって、上下に離隔されて
1対の水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなる
ものである。作用について説明すると、請求項2と同様
の作用を奏するが、各遊転部材は、鉛直軸心回りに回転
自在であり、上下に離隔されて1対の水平方向規制部に
当接した1対の遊転輪からなるので、遊転部材の構成を
簡単化できるとともに、布送りの為の移動を円滑化する
ことができる。
【0011】請求項4の縫製装置の布送り装置は、縫製
装置における縫製対象の加工布を保持する布保持枠を直
交する第1方向と第2方向へ独立に送る布送り装置にお
いて、布保持枠を支持する可動部材を、第1方向又は第
2方向へ移動自在に案内する案内機構が、第1方向又は
第2方向へ延びる案内部材と、この案内部材の両側端部
に形成された平行な1対の案内部と、これら1対の案内
部に夫々係合して第1方向又は第2方向と直交する軸心
回りに転動する1対の遊転部材とを有するものである。
装置における縫製対象の加工布を保持する布保持枠を直
交する第1方向と第2方向へ独立に送る布送り装置にお
いて、布保持枠を支持する可動部材を、第1方向又は第
2方向へ移動自在に案内する案内機構が、第1方向又は
第2方向へ延びる案内部材と、この案内部材の両側端部
に形成された平行な1対の案内部と、これら1対の案内
部に夫々係合して第1方向又は第2方向と直交する軸心
回りに転動する1対の遊転部材とを有するものである。
【0012】作用について説明すると、布保持枠を支持
する可動部材は、案内機構で第1方向又は第2方向へ移
動自在に案内され、その案内機構においては、第1方向
又は第2方向へ延びる案内部材の両側端部に平行な1対
の案内部が形成され、これら1対の案内部に夫々係合す
る1対の遊転部材は、第1方向又は第2方向と直交する
軸心回りに転動しながら、可動部材を第1方向又は第2
方向へ案内する。即ち、案内部材の両側端部には、平行
な1対の案内部が形成されているので、案内機構を組付
ける際には、案内部材を第1方向又は第2方向へ向けて
配設し、これら1対の案内部に1対の遊転部材を夫々係
合させるだけでよく、案内部の平行度を調節する調節作
業を省略でき、案内機構の組付けを簡単化することがで
きる。
する可動部材は、案内機構で第1方向又は第2方向へ移
動自在に案内され、その案内機構においては、第1方向
又は第2方向へ延びる案内部材の両側端部に平行な1対
の案内部が形成され、これら1対の案内部に夫々係合す
る1対の遊転部材は、第1方向又は第2方向と直交する
軸心回りに転動しながら、可動部材を第1方向又は第2
方向へ案内する。即ち、案内部材の両側端部には、平行
な1対の案内部が形成されているので、案内機構を組付
ける際には、案内部材を第1方向又は第2方向へ向けて
配設し、これら1対の案内部に1対の遊転部材を夫々係
合させるだけでよく、案内部の平行度を調節する調節作
業を省略でき、案内機構の組付けを簡単化することがで
きる。
【0013】請求項5の縫製装置の布送り装置は、請求
項4の発明において、前記案内部材が水平姿勢の帯板か
らなり、この帯板の幅方向端部の各案内部が、鉛直面状
の上下1対の水平方向規制部とこれら水平方向規制部の
間において外側へ突出する鉛直方向規制部とを有するも
のである。作用について説明すると、前記案内部材が水
平姿勢の帯板からなり、この帯板の幅方向端部の各案内
部が、鉛直面状の上下1対の水平方向規制部とこれら水
平方向規制部の間において外側へ突出する鉛直方向規制
部とを有するので、請求項2と同様の作用を奏する。そ
れ以外は、請求項4と同様に作用する。
項4の発明において、前記案内部材が水平姿勢の帯板か
らなり、この帯板の幅方向端部の各案内部が、鉛直面状
の上下1対の水平方向規制部とこれら水平方向規制部の
間において外側へ突出する鉛直方向規制部とを有するも
のである。作用について説明すると、前記案内部材が水
平姿勢の帯板からなり、この帯板の幅方向端部の各案内
部が、鉛直面状の上下1対の水平方向規制部とこれら水
平方向規制部の間において外側へ突出する鉛直方向規制
部とを有するので、請求項2と同様の作用を奏する。そ
れ以外は、請求項4と同様に作用する。
【0014】請求項6の縫製装置の布送り装置は、請求
項5の発明において、前記各遊転部材が、鉛直軸心回り
に回転自在の1対の遊転輪であって、上下に離隔されて
1対の水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなる
ものである。作用について説明すると、各遊転部材は、
鉛直軸心回りに回転自在であり、上下に離隔されて1対
の水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなるの
で、請求項3と同様の作用を奏する。それ以外は、請求
項5と同様に作用する。
項5の発明において、前記各遊転部材が、鉛直軸心回り
に回転自在の1対の遊転輪であって、上下に離隔されて
1対の水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなる
ものである。作用について説明すると、各遊転部材は、
鉛直軸心回りに回転自在であり、上下に離隔されて1対
の水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなるの
で、請求項3と同様の作用を奏する。それ以外は、請求
項5と同様に作用する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、3台の刺
繍ミシンを備えた多頭式刺繍ミシンの布送り装置に本発
明を適用した場合のものである。この多頭式刺繍ミシン
Mについて説明すると、図1に示すように、左右方向に
延びるベースフレーム1の上面の後部側には、左右方向
に延びる共通の支持フレーム2が立設され、この支持フ
レーム2に3つのヘッド部4〜6が所定間隔毎に左右方
向に並設されるとともに、これらヘッド部4〜6の各々
に対応させて、独立構造のベッドユニット10〜12に
構成されたY方向に延びるシリンダ状のベッド部7〜9
の各後端部がベースフレーム1に夫々支持されている。
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、3台の刺
繍ミシンを備えた多頭式刺繍ミシンの布送り装置に本発
明を適用した場合のものである。この多頭式刺繍ミシン
Mについて説明すると、図1に示すように、左右方向に
延びるベースフレーム1の上面の後部側には、左右方向
に延びる共通の支持フレーム2が立設され、この支持フ
レーム2に3つのヘッド部4〜6が所定間隔毎に左右方
向に並設されるとともに、これらヘッド部4〜6の各々
に対応させて、独立構造のベッドユニット10〜12に
構成されたY方向に延びるシリンダ状のベッド部7〜9
の各後端部がベースフレーム1に夫々支持されている。
【0016】即ち、支持フレーム2に設けられたへッド
部4〜6と、これらへッド部4〜6に対応するベッドユ
ニット10〜12とからなる3台の多針式刺繍ミシン
(縫製機構に相当する)M1〜M3が並設されている。
これら刺繍ミシンM1〜M3のヘッド部4〜6の各々の
前端部には、左右方向に1列状に配列された12本の針
棒(図示略)を上下動可能に支持し、また12個の天秤
13を揺動可能に支持する針棒ケース14が左右方向移
動可能に夫々支持され、各針棒ケース14は、図示外の
針棒変更モータで駆動される針棒変更機構により、一斉
に左右方向に移動されて、刺繍縫いに供する刺繍糸の糸
色を同時に変更可能になっている。
部4〜6と、これらへッド部4〜6に対応するベッドユ
ニット10〜12とからなる3台の多針式刺繍ミシン
(縫製機構に相当する)M1〜M3が並設されている。
これら刺繍ミシンM1〜M3のヘッド部4〜6の各々の
前端部には、左右方向に1列状に配列された12本の針
棒(図示略)を上下動可能に支持し、また12個の天秤
13を揺動可能に支持する針棒ケース14が左右方向移
動可能に夫々支持され、各針棒ケース14は、図示外の
針棒変更モータで駆動される針棒変更機構により、一斉
に左右方向に移動されて、刺繍縫いに供する刺繍糸の糸
色を同時に変更可能になっている。
【0017】また、ベースフレーム1の上側には、ベー
スプレート15が水平状に配設されるとともに、そのベ
ースプレート15の上側には、ベッドユニット10〜1
2の上面と同一高さになるように、作業用テーブル16
が水平に配設され、そのベースプレート15の左右両端
部には、3つの布保持枠17を取付けた左右方向に延び
るX可動フレーム60をY方向(第1方向に相当し、前
後方向)に移動させるY方向送り機構30が夫々設けら
れている。ところで、各刺繍ミシンM1〜M3に設けら
れ、図示外のミシンモータにより主軸を介して針棒を上
下動させる昇降駆動機構と、12本の針棒のうちの1つ
を選択的に上下駆動する為に針棒をその針上位置にジャ
ンプ作動させる針棒ジャンプ機構は、通常の刺繍ミシン
と同様なので、その説明を省略する。
スプレート15が水平状に配設されるとともに、そのベ
ースプレート15の上側には、ベッドユニット10〜1
2の上面と同一高さになるように、作業用テーブル16
が水平に配設され、そのベースプレート15の左右両端
部には、3つの布保持枠17を取付けた左右方向に延び
るX可動フレーム60をY方向(第1方向に相当し、前
後方向)に移動させるY方向送り機構30が夫々設けら
れている。ところで、各刺繍ミシンM1〜M3に設けら
れ、図示外のミシンモータにより主軸を介して針棒を上
下動させる昇降駆動機構と、12本の針棒のうちの1つ
を選択的に上下駆動する為に針棒をその針上位置にジャ
ンプ作動させる針棒ジャンプ機構は、通常の刺繍ミシン
と同様なので、その説明を省略する。
【0018】次に、ベッドユニット10〜12につい
て、図10〜図11に基づいて説明する。ここで、3つ
のベッドユニット10〜12の各々は夫々独立構造であ
り、その前端部には、ユニット化された同様の釜モジュ
ール21が夫々設けられている。但し、ベッドユニット
11だけは、後述するように、その内部に補助Y方向送
り機構80を設けることから、後部の基端側へ一体的に
延長して、その他のベッドユニット10,12よりも長
く形成されている。そこで、中央のベッドユニット11
について説明する。
て、図10〜図11に基づいて説明する。ここで、3つ
のベッドユニット10〜12の各々は夫々独立構造であ
り、その前端部には、ユニット化された同様の釜モジュ
ール21が夫々設けられている。但し、ベッドユニット
11だけは、後述するように、その内部に補助Y方向送
り機構80を設けることから、後部の基端側へ一体的に
延長して、その他のベッドユニット10,12よりも長
く形成されている。そこで、中央のベッドユニット11
について説明する。
【0019】前後方向に所定長さを有する断面略U字状
のベッドケース20は、その後半部においてベースフレ
ーム1に固定され、ベッドケース20の前端部分には、
ユニット化された釜モジュール21が着脱可能に固定さ
れ、ベッドケース20の上側は、その前端部分において
針板26で覆われるとともに、針板26に連続するカバ
ー板でその全体に亙って覆われている。釜モジュール2
1について説明すると、図示外の取付けブロックに全回
転釜22と釜駆動モータ23とが取付けられるととも
に、その全回転釜22に固着された釜軸24は、カップ
リング25を介して釜駆動モータ23の駆動軸に連結さ
れている。
のベッドケース20は、その後半部においてベースフレ
ーム1に固定され、ベッドケース20の前端部分には、
ユニット化された釜モジュール21が着脱可能に固定さ
れ、ベッドケース20の上側は、その前端部分において
針板26で覆われるとともに、針板26に連続するカバ
ー板でその全体に亙って覆われている。釜モジュール2
1について説明すると、図示外の取付けブロックに全回
転釜22と釜駆動モータ23とが取付けられるととも
に、その全回転釜22に固着された釜軸24は、カップ
リング25を介して釜駆動モータ23の駆動軸に連結さ
れている。
【0020】これにより、釜駆動モータ23の回転によ
り釜軸24を介して全回転釜22がミシンモータとは独
立に回転駆動される。ここで、他のベッドユニット1
0,12の各々の前端部にも、ベッドユニット11の釜
モジュール21と同様の釜モジュール21が夫々組み込
まれている。即ち、各刺繍ミシンM1〜M3に設けられ
た昇降駆動機構が主軸を介してミシンモータで夫々駆動
されて、各刺繍ミシンM1〜M3の針棒が同期して上下
駆動されるとともに、各ベッドユニット10〜12の釜
モジュール21において、各釜駆動モータ23がミシン
モータと同期駆動され、更に後述するように各布保持枠
17がY方向送り機構30とX方向駆動機構70との協
働により、X方向(第2方向に相当し、左右方向)とY
方向とに同期して移動駆動されることで、各布保持枠1
7に保持された加工布に同様の刺繍模様が同時に形成さ
れる。
り釜軸24を介して全回転釜22がミシンモータとは独
立に回転駆動される。ここで、他のベッドユニット1
0,12の各々の前端部にも、ベッドユニット11の釜
モジュール21と同様の釜モジュール21が夫々組み込
まれている。即ち、各刺繍ミシンM1〜M3に設けられ
た昇降駆動機構が主軸を介してミシンモータで夫々駆動
されて、各刺繍ミシンM1〜M3の針棒が同期して上下
駆動されるとともに、各ベッドユニット10〜12の釜
モジュール21において、各釜駆動モータ23がミシン
モータと同期駆動され、更に後述するように各布保持枠
17がY方向送り機構30とX方向駆動機構70との協
働により、X方向(第2方向に相当し、左右方向)とY
方向とに同期して移動駆動されることで、各布保持枠1
7に保持された加工布に同様の刺繍模様が同時に形成さ
れる。
【0021】次に、各刺繍ミシンM1〜M3に対応する
3つの布保持枠17を支持するX可動フレーム(可動部
材に相当する)60をX方向とY方向とに独立に送り駆
動する布送り装置について説明する。先ず、X可動フレ
ーム60をY方向に送り駆動する1対のY方向送り機構
30について、図2〜図8に基づいて説明する。但し、
これらY方向送り機構30は同様の構成なので、右側の
Y方向送り機構30について説明するものとする。この
Y方向送り機構30は、X可動フレーム60の右端部を
支持するY駆動フレーム53のY方向への移動を案内す
る案内機構31と、そのY駆動フレーム53をY方向に
駆動する駆動力伝達機構32とからなり、先ず案内機構
31から説明する。
3つの布保持枠17を支持するX可動フレーム(可動部
材に相当する)60をX方向とY方向とに独立に送り駆
動する布送り装置について説明する。先ず、X可動フレ
ーム60をY方向に送り駆動する1対のY方向送り機構
30について、図2〜図8に基づいて説明する。但し、
これらY方向送り機構30は同様の構成なので、右側の
Y方向送り機構30について説明するものとする。この
Y方向送り機構30は、X可動フレーム60の右端部を
支持するY駆動フレーム53のY方向への移動を案内す
る案内機構31と、そのY駆動フレーム53をY方向に
駆動する駆動力伝達機構32とからなり、先ず案内機構
31から説明する。
【0022】前記ベースプレート15の右端部にボルト
33で固着された前後方向に延びる基台34の上側に、
所定幅を有し水平姿勢の帯板からなる案内部材35がY
方向に水平姿勢で配設され、この案内部材35は、前後
方向に所定間隔毎に設けられ、基台34に取付けられた
複数の支持ブロック36にビス止め固定されている。こ
の案内部材35の直ぐ上側には、平面視略矩形状の板部
材からなるYキャリッジ37が水平状に配設され、この
Yキャリッジ37は、案内部材35の左右両側の案内部
35a,35bの夫々に、鉛直軸心回りに転動する2対
の遊転部材38,40が夫々係合している。
33で固着された前後方向に延びる基台34の上側に、
所定幅を有し水平姿勢の帯板からなる案内部材35がY
方向に水平姿勢で配設され、この案内部材35は、前後
方向に所定間隔毎に設けられ、基台34に取付けられた
複数の支持ブロック36にビス止め固定されている。こ
の案内部材35の直ぐ上側には、平面視略矩形状の板部
材からなるYキャリッジ37が水平状に配設され、この
Yキャリッジ37は、案内部材35の左右両側の案内部
35a,35bの夫々に、鉛直軸心回りに転動する2対
の遊転部材38,40が夫々係合している。
【0023】即ち、案内部材35の左右両端部にはその
全長に亙って案内部35a,35bが形成され、左側の
案内部35aには、鉛直面状の上下1対の水平方向規制
部35cと、これら水平方向規制部35cの間におい
て、外側へ突出する側面視略三角形状の鉛直方向規制部
35dとが形成され、また右側の案内部35bには同様
に、上下1対の水平方向規制部35cと鉛直方向規制部
35dとが形成されている。そして、Yキャリッジ37
には、案内部35aに係合する2つの遊転部材38がそ
の枢支軸39を介して取付けられるとともに、案内部3
5bに係合する2つの遊転部材40がその枢支軸41を
介して取付けられている。
全長に亙って案内部35a,35bが形成され、左側の
案内部35aには、鉛直面状の上下1対の水平方向規制
部35cと、これら水平方向規制部35cの間におい
て、外側へ突出する側面視略三角形状の鉛直方向規制部
35dとが形成され、また右側の案内部35bには同様
に、上下1対の水平方向規制部35cと鉛直方向規制部
35dとが形成されている。そして、Yキャリッジ37
には、案内部35aに係合する2つの遊転部材38がそ
の枢支軸39を介して取付けられるとともに、案内部3
5bに係合する2つの遊転部材40がその枢支軸41を
介して取付けられている。
【0024】これら4つの遊転部材38,40は同様に
構成されたものであり、遊転部材40について説明する
と、上側の遊転輪40aにはその下端部において、鉛直
方向規制部35dの上側の一部に当接するようにテーパ
ー面40bが形成されるとともに、下側の遊転輪40d
にはその上端部において、鉛直方向規制部35dの下側
の一部に当接するようにテーパー面40eが形成されて
いる。但し、右側の遊転部材40の枢支軸41の中心
は、これら遊転輪40a,40dの中心に対して偏心し
ており、枢支軸41を回転させることで、遊転部材40
の案内部35bに対する位置調節可能になっている。
構成されたものであり、遊転部材40について説明する
と、上側の遊転輪40aにはその下端部において、鉛直
方向規制部35dの上側の一部に当接するようにテーパ
ー面40bが形成されるとともに、下側の遊転輪40d
にはその上端部において、鉛直方向規制部35dの下側
の一部に当接するようにテーパー面40eが形成されて
いる。但し、右側の遊転部材40の枢支軸41の中心
は、これら遊転輪40a,40dの中心に対して偏心し
ており、枢支軸41を回転させることで、遊転部材40
の案内部35bに対する位置調節可能になっている。
【0025】即ち、各遊転部材38,40において、上
側の遊転輪40aのテーパー面40bが各鉛直方向規制
部35dの上側の一部に当接し且つ下側の遊転輪40d
のテーパー面40eが各鉛直方向規制部35dの下側の
一部に当接することで、Yキャリッジ37が案内部材3
5に対して鉛直方向に支持されるとともに、上側の遊転
輪40aの外周面40cが上側の水平方向規制部35c
に外側から当接し且つ下側の遊転輪40dの外周面40
fが下側の水平方向規制部35cに外側から当接するこ
とで、Yキャリッジ37が案内部材35に沿ってY方向
に案内されて移動可能になっている。
側の遊転輪40aのテーパー面40bが各鉛直方向規制
部35dの上側の一部に当接し且つ下側の遊転輪40d
のテーパー面40eが各鉛直方向規制部35dの下側の
一部に当接することで、Yキャリッジ37が案内部材3
5に対して鉛直方向に支持されるとともに、上側の遊転
輪40aの外周面40cが上側の水平方向規制部35c
に外側から当接し且つ下側の遊転輪40dの外周面40
fが下側の水平方向規制部35cに外側から当接するこ
とで、Yキャリッジ37が案内部材35に沿ってY方向
に案内されて移動可能になっている。
【0026】次に、駆動力伝達機構32について説明す
ると、案内部材35の前側で且つ直ぐ外側に設けられた
1対の従動プーリ45の各々は、平面視略コ字状の枢支
具46で回転可能に枢支されるとともに、案内部材35
の後側で且つ直ぐ外側に設けられた1対の駆動プーリ4
7の各々は、Y方向駆動モータ48に連結された駆動軸
50に固着され、この駆動軸50は1対の枢支金具51
で回転可能に枢支されている。そして、これら駆動プー
リ47と対応する従動プーリ45とに亙ってタイミング
ベルト52が夫々掛装されている。
ると、案内部材35の前側で且つ直ぐ外側に設けられた
1対の従動プーリ45の各々は、平面視略コ字状の枢支
具46で回転可能に枢支されるとともに、案内部材35
の後側で且つ直ぐ外側に設けられた1対の駆動プーリ4
7の各々は、Y方向駆動モータ48に連結された駆動軸
50に固着され、この駆動軸50は1対の枢支金具51
で回転可能に枢支されている。そして、これら駆動プー
リ47と対応する従動プーリ45とに亙ってタイミング
ベルト52が夫々掛装されている。
【0027】前記Yキャリッジ37を覆うようにYキャ
リッジ37に取付けられた正面視略C字状のY駆動フレ
ーム53の左側取付け部53aに、押圧板54とビス5
5により左側のタイミングベルト52の一端部が固定さ
れるとともに、その右側取付け部53bにも同様に押圧
板54とビス55により右側のタイミングベルト52の
一端部が固定されている。ところで、ベースプレート1
5の後端部の略中央部にY方向駆動モータ48が配設さ
れ、このY方向駆動モータ48に連結された1対の駆動
軸49,50が左右方向向に延び、駆動軸49の左端部
が、左側のY方向送り機構30の1対の駆動プーリ47
に固定され、また駆動軸50の右端部が、右側のY方向
送り機構30の1対の駆動プーリ47に固定されてい
る。
リッジ37に取付けられた正面視略C字状のY駆動フレ
ーム53の左側取付け部53aに、押圧板54とビス5
5により左側のタイミングベルト52の一端部が固定さ
れるとともに、その右側取付け部53bにも同様に押圧
板54とビス55により右側のタイミングベルト52の
一端部が固定されている。ところで、ベースプレート1
5の後端部の略中央部にY方向駆動モータ48が配設さ
れ、このY方向駆動モータ48に連結された1対の駆動
軸49,50が左右方向向に延び、駆動軸49の左端部
が、左側のY方向送り機構30の1対の駆動プーリ47
に固定され、また駆動軸50の右端部が、右側のY方向
送り機構30の1対の駆動プーリ47に固定されてい
る。
【0028】Y方向駆動モータ48が駆動されると、駆
動軸50と右側の1対の駆動プーリ47を介して1対の
タイミングベルト52が同期回転し、これらタイミング
ベルト52に連結された右側のY駆動フレーム53が案
内機構31を介してY方向に移動するとともに、同様に
して駆動軸49と左側の1対の駆動プーリ47を介して
1対のタイミングベルト52が同期回転し、これらタイ
ミングベルト52に連結された左側のY駆動フレーム5
3が、右側のY駆動フレーム53と同期して案内機構3
1を介してY方向に移動する。
動軸50と右側の1対の駆動プーリ47を介して1対の
タイミングベルト52が同期回転し、これらタイミング
ベルト52に連結された右側のY駆動フレーム53が案
内機構31を介してY方向に移動するとともに、同様に
して駆動軸49と左側の1対の駆動プーリ47を介して
1対のタイミングベルト52が同期回転し、これらタイ
ミングベルト52に連結された左側のY駆動フレーム5
3が、右側のY駆動フレーム53と同期して案内機構3
1を介してY方向に移動する。
【0029】ところで、図2〜図3,図5〜図6に示す
ように、左右方向に延びる略板状の第2可動フレーム6
2の左端部は左側のY駆動フレーム53上に固定される
とともに、その右端部は右側のY駆動フレーム53上に
固定されている。そして、左右方向に延びる板部材から
なる第1可動フレーム61は、第2可動フレーム62の
前半部分の水平な摺動部62a上に左右方向摺動可能に
載置され、複数の布保持枠17を取付けた枠支持部材1
8を支持するようになっている。そして、その第2可動
フレーム62の摺動部62aの直ぐ後側には左右1対の
ガイドレール63がX方向向きに直線状に固定され、各
ガイドレール63には、跨がる状態で係合するXキャリ
ッジ64が摺動自在に設けられている。ここで、第1可
動フレーム61と第2可動フレーム62とでX可動フレ
ーム60が構成されている。
ように、左右方向に延びる略板状の第2可動フレーム6
2の左端部は左側のY駆動フレーム53上に固定される
とともに、その右端部は右側のY駆動フレーム53上に
固定されている。そして、左右方向に延びる板部材から
なる第1可動フレーム61は、第2可動フレーム62の
前半部分の水平な摺動部62a上に左右方向摺動可能に
載置され、複数の布保持枠17を取付けた枠支持部材1
8を支持するようになっている。そして、その第2可動
フレーム62の摺動部62aの直ぐ後側には左右1対の
ガイドレール63がX方向向きに直線状に固定され、各
ガイドレール63には、跨がる状態で係合するXキャリ
ッジ64が摺動自在に設けられている。ここで、第1可
動フレーム61と第2可動フレーム62とでX可動フレ
ーム60が構成されている。
【0030】更に、各Xキャリッジ64に後端部が固着
された平面視矩形状の板部材からなる連結板65の左右
両端部が、ブロック状のスペーサ66を介して第1可動
フレーム61にボルト67で夫々固定されている。即
ち、各Xキャリッジ64は各ガイドレール63に沿って
X方向に移動可能であり、これらXキャリッジ64に連
結板65を介して連結された各第1可動フレーム61
が、第2可動フレーム62の摺動部62a上をXキャリ
ッジ64と共にX方向に移動可能になっている。次に、
第2可動フレーム62に設けられた2組みのX方向駆動
機構70について、図2〜図3,図5〜図6に基づいて
説明する。
された平面視矩形状の板部材からなる連結板65の左右
両端部が、ブロック状のスペーサ66を介して第1可動
フレーム61にボルト67で夫々固定されている。即
ち、各Xキャリッジ64は各ガイドレール63に沿って
X方向に移動可能であり、これらXキャリッジ64に連
結板65を介して連結された各第1可動フレーム61
が、第2可動フレーム62の摺動部62a上をXキャリ
ッジ64と共にX方向に移動可能になっている。次に、
第2可動フレーム62に設けられた2組みのX方向駆動
機構70について、図2〜図3,図5〜図6に基づいて
説明する。
【0031】前記ガイドレール63の外側端部に対応す
る第2可動フレーム62に固着された取付け部材71に
X方向駆動モータ72が下向きに取付けられ、このX方
向駆動モータ72の駆動軸72aに駆動プーリ73が固
着され、またガイドレール63の内側端部に対応する第
2可動フレーム62に従動プーリ74が鉛直軸回りに回
転可能に枢支されている。そして、これら駆動プーリ7
3と従動プーリ74とに亙ってタイミングベルト75が
掛け渡され、このタイミングベルト75の一端部が、連
結板65を切り越した固定部65aに固定板76とビス
77により連結されている。
る第2可動フレーム62に固着された取付け部材71に
X方向駆動モータ72が下向きに取付けられ、このX方
向駆動モータ72の駆動軸72aに駆動プーリ73が固
着され、またガイドレール63の内側端部に対応する第
2可動フレーム62に従動プーリ74が鉛直軸回りに回
転可能に枢支されている。そして、これら駆動プーリ7
3と従動プーリ74とに亙ってタイミングベルト75が
掛け渡され、このタイミングベルト75の一端部が、連
結板65を切り越した固定部65aに固定板76とビス
77により連結されている。
【0032】X方向駆動モータ72が駆動されると、こ
れら駆動プーリ73と従動プーリ74とを介してタイミ
ングベルト75が回転し、このタイミングベルト75に
連結された連結板65を介して各Xキャリッジ64がガ
イドレール63に沿ってX方向に移動し、前述したよう
に各第1可動フレーム61がXキャリッジ64と共にX
方向に移動駆動される。このとき、Y方向駆動モータ4
8が駆動されると、左右両側のY駆動フレーム53が同
期してY方向に移動することで、複数の布保持枠17を
X方向とY方向とに独立に送り駆動するようになってい
る。
れら駆動プーリ73と従動プーリ74とを介してタイミ
ングベルト75が回転し、このタイミングベルト75に
連結された連結板65を介して各Xキャリッジ64がガ
イドレール63に沿ってX方向に移動し、前述したよう
に各第1可動フレーム61がXキャリッジ64と共にX
方向に移動駆動される。このとき、Y方向駆動モータ4
8が駆動されると、左右両側のY駆動フレーム53が同
期してY方向に移動することで、複数の布保持枠17を
X方向とY方向とに独立に送り駆動するようになってい
る。
【0033】次に、中央のベースユニット11の内部に
設けられ、X可動フレーム60の略中央部を支持すると
ともにY方向に送り駆動する補助Y方向送り機構80に
ついて、図10〜図12に基づいて説明する。この補助
Y方向送り機構80は、X可動フレーム60の中央部を
支持するYキャリッジ85のY方向への移動を案内する
案内機構81と、そのYキャリッジ85をY方向に駆動
する駆動力伝達機構82とからなり、先ず案内機構81
から説明する。
設けられ、X可動フレーム60の略中央部を支持すると
ともにY方向に送り駆動する補助Y方向送り機構80に
ついて、図10〜図12に基づいて説明する。この補助
Y方向送り機構80は、X可動フレーム60の中央部を
支持するYキャリッジ85のY方向への移動を案内する
案内機構81と、そのYキャリッジ85をY方向に駆動
する駆動力伝達機構82とからなり、先ず案内機構81
から説明する。
【0034】ベースユニット11のベッドケース20内
には、その後端部から釜モジュール21の近傍部まで延
びる案内部材83が配置され、その前後両端部が支持金
具84で夫々ベッドケース20の側壁に固定されてい
る。そして、その案内部材83に前後移動可能に外嵌さ
れたYキャリッジ85の支持部85aが右方に延び、そ
の支持部85aの先端部が第2可動フレーム62の下端
に取付けられるとともに、その支持部85aの途中部に
おいて、ベッドケース20の側壁に形成したスリット2
0aに摺接することで支持されている。
には、その後端部から釜モジュール21の近傍部まで延
びる案内部材83が配置され、その前後両端部が支持金
具84で夫々ベッドケース20の側壁に固定されてい
る。そして、その案内部材83に前後移動可能に外嵌さ
れたYキャリッジ85の支持部85aが右方に延び、そ
の支持部85aの先端部が第2可動フレーム62の下端
に取付けられるとともに、その支持部85aの途中部に
おいて、ベッドケース20の側壁に形成したスリット2
0aに摺接することで支持されている。
【0035】次に、Yキャリッジ85を駆動する駆動力
伝達機構82について説明すると、前側の支持金具84
に対応するベッドケース20の側壁に第1従動プーリ8
6が回転可能に枢支され、ベッドケース20の後端部に
おいて、第2従動プーリ87が回転可能に枢支されると
ともに、図示外のバネで付勢されたテンションプーリ8
8が回転可能に枢支され、更に前記駆動軸50に駆動プ
ーリ89が固着されている。そして、一端部がYキャリ
ッジ85の後端部に固定されたワイヤ90は、後方に延
びて第2従動プーリ87に係合され、駆動プーリ89に
複数回巻装され、テンションプーリ88に係合され、第
1従動プーリ86に係合された後、他端部をYキャリッ
ジ85の前端部に固定されている。
伝達機構82について説明すると、前側の支持金具84
に対応するベッドケース20の側壁に第1従動プーリ8
6が回転可能に枢支され、ベッドケース20の後端部に
おいて、第2従動プーリ87が回転可能に枢支されると
ともに、図示外のバネで付勢されたテンションプーリ8
8が回転可能に枢支され、更に前記駆動軸50に駆動プ
ーリ89が固着されている。そして、一端部がYキャリ
ッジ85の後端部に固定されたワイヤ90は、後方に延
びて第2従動プーリ87に係合され、駆動プーリ89に
複数回巻装され、テンションプーリ88に係合され、第
1従動プーリ86に係合された後、他端部をYキャリッ
ジ85の前端部に固定されている。
【0036】即ち、案内部材83に外嵌されたYキャリ
ッジ85は、Y方向駆動モータ48が駆動されて、駆動
プーリ89が回転してワイヤ90が駆動されることで、
前述した左右1対のY駆動フレーム53と同期して、案
内部材83に沿ってY方向に送り駆動され、このYキャ
リッジ85に支持された第2可動フレーム62の中央部
は、その左右両側端部と同時に且つ同じ移動量だけ送り
駆動される。
ッジ85は、Y方向駆動モータ48が駆動されて、駆動
プーリ89が回転してワイヤ90が駆動されることで、
前述した左右1対のY駆動フレーム53と同期して、案
内部材83に沿ってY方向に送り駆動され、このYキャ
リッジ85に支持された第2可動フレーム62の中央部
は、その左右両側端部と同時に且つ同じ移動量だけ送り
駆動される。
【0037】以上の多頭式刺繍ミシンMの布送り装置の
作用について説明する。多頭式刺繍ミシンMには、3頭
からなる刺繍ミシンM1〜M3が並設され、ベースフレ
ーム1の上側には、3つの布保持枠17を支持する第1
可動フレーム61と、この第1可動フレーム61を摺動
部62aでX方向移動自在に支持する第2可動フレーム
62とからなるX可動フレーム60が配設されるととも
に、ベースフレーム1の上側に配設されたベースプレー
ト15の左右両端部には、Y方向送り機構30が夫々設
けられ、第2可動フレーム62の左右両端部がこれら1
対のY方向送り機構30のY駆動フレーム53に支持さ
れている。
作用について説明する。多頭式刺繍ミシンMには、3頭
からなる刺繍ミシンM1〜M3が並設され、ベースフレ
ーム1の上側には、3つの布保持枠17を支持する第1
可動フレーム61と、この第1可動フレーム61を摺動
部62aでX方向移動自在に支持する第2可動フレーム
62とからなるX可動フレーム60が配設されるととも
に、ベースフレーム1の上側に配設されたベースプレー
ト15の左右両端部には、Y方向送り機構30が夫々設
けられ、第2可動フレーム62の左右両端部がこれら1
対のY方向送り機構30のY駆動フレーム53に支持さ
れている。
【0038】ここで、各Y方向送り機構30に設けられ
た案内機構31においては、鉛直面状の上下1対の水平
方向規制部35cと、突出状の鉛直方向規制部35dと
を有する案内部35a,35bを左右両端部に形成した
案内部材35がY方向向きに配設され、これら1対の案
内部35a,35bに1対の遊転部材38,40が前述
したように夫々係合している。そして、Y方向駆動モー
タ48が駆動されると駆動軸49,50が回転駆動さ
れ、右側のY方向送り機構30において、1対のタイミ
ングベルト52が同期回転して、右側のY駆動フレーム
53が案内機構31を介してY方向に移動するととも
に、左側のY方向送り機構30において、1対のタイミ
ングベルト52が同期回転して、左側のY駆動フレーム
53が右側のY駆動フレーム53と同期して案内機構3
1を介してY方向に移動する。
た案内機構31においては、鉛直面状の上下1対の水平
方向規制部35cと、突出状の鉛直方向規制部35dと
を有する案内部35a,35bを左右両端部に形成した
案内部材35がY方向向きに配設され、これら1対の案
内部35a,35bに1対の遊転部材38,40が前述
したように夫々係合している。そして、Y方向駆動モー
タ48が駆動されると駆動軸49,50が回転駆動さ
れ、右側のY方向送り機構30において、1対のタイミ
ングベルト52が同期回転して、右側のY駆動フレーム
53が案内機構31を介してY方向に移動するととも
に、左側のY方向送り機構30において、1対のタイミ
ングベルト52が同期回転して、左側のY駆動フレーム
53が右側のY駆動フレーム53と同期して案内機構3
1を介してY方向に移動する。
【0039】このように、3つの布保持枠17を支持す
る第1可動フレーム61と、この第1可動フレーム61
をX方向移動自在に支持する第2可動フレーム62とか
らなるX可動フレーム60の左右両端部を、Y方向へ移
動自在に支持する1対の案内機構31において、鉛直面
状の上下1対の水平方向規制部35cと、突出状の鉛直
方向規制部35dとを有する案内部35a,35bを左
右両端部に形成した案内部材35がY方向向きに配設さ
れ、これら1対の案内部35a,35bに1対の遊転部
材38,40が前述したように夫々係合しているので、
各案内機構31を組付ける際には、案内部材35をY方
向へ向けて配設し、これら1対の案内部35a,35b
に1対の遊転部材38,40を夫々係合させるだけでよ
く、1対の案内部35a,35bの平行度を調節する作
業を省略でき、案内機構31の組付けを簡単化すること
ができる。
る第1可動フレーム61と、この第1可動フレーム61
をX方向移動自在に支持する第2可動フレーム62とか
らなるX可動フレーム60の左右両端部を、Y方向へ移
動自在に支持する1対の案内機構31において、鉛直面
状の上下1対の水平方向規制部35cと、突出状の鉛直
方向規制部35dとを有する案内部35a,35bを左
右両端部に形成した案内部材35がY方向向きに配設さ
れ、これら1対の案内部35a,35bに1対の遊転部
材38,40が前述したように夫々係合しているので、
各案内機構31を組付ける際には、案内部材35をY方
向へ向けて配設し、これら1対の案内部35a,35b
に1対の遊転部材38,40を夫々係合させるだけでよ
く、1対の案内部35a,35bの平行度を調節する作
業を省略でき、案内機構31の組付けを簡単化すること
ができる。
【0040】更に、各案内部材35はは水平姿勢の帯板
であり、この帯板の幅方向端部の各案内部35a,35
bには、鉛直面状の上下1対の水平方向規制部35c
と、これら水平方向規制部35cの間において外側へ突
出する鉛直方向規制部35dとが形成され、各遊転部材
38,40は、鉛直軸心回りに回転自在であり、上下に
離隔されて1対の水平方向規制部35cに当接した1対
の遊転輪40a,40dからなるので、1対の遊転部材
38,40を、上下1対の水平方向規制部35cに当接
させるとともに、1対の鉛直方向規制部35dに当接さ
せることで、第2可動フレーム62の両端部を水平方向
と鉛直方向との両方で支持することができるとともに、
遊転部材38,40の構成を簡単化でき且つ布送りの為
の移動を円滑化することができる。
であり、この帯板の幅方向端部の各案内部35a,35
bには、鉛直面状の上下1対の水平方向規制部35c
と、これら水平方向規制部35cの間において外側へ突
出する鉛直方向規制部35dとが形成され、各遊転部材
38,40は、鉛直軸心回りに回転自在であり、上下に
離隔されて1対の水平方向規制部35cに当接した1対
の遊転輪40a,40dからなるので、1対の遊転部材
38,40を、上下1対の水平方向規制部35cに当接
させるとともに、1対の鉛直方向規制部35dに当接さ
せることで、第2可動フレーム62の両端部を水平方向
と鉛直方向との両方で支持することができるとともに、
遊転部材38,40の構成を簡単化でき且つ布送りの為
の移動を円滑化することができる。
【0041】ところで、図13に示すように、1つのヘ
ッド部とシリンダ状のベッド部95とを備えた単頭式の
刺繍ミシンMAにおいて、1つの布保持枠17AをX方
向とY方向とに独立に布送りする布送り装置に適用する
ように構成してもよい。即ち、シリンダ状のベッドユニ
ット95の上面に位置するように布保持枠17Aが配設
され、この布保持枠17Aは連結板96を介して、その
左右両側にY方向向きに設けられた1対のY方向送り機
構30AのY駆動フレームに夫々連結されるとともに、
これら1対のY方向送り機構30Aの前後両端部は、直
ぐ下側に設けられた1対のX方向送り機構30BのX駆
動フレームに連結されている。ここで、1対のY方向送
り機構30Aと1対のX方向送り機構30Bとは、前述
した実施形態のY方向送り機構30と同様に構成された
ものである。
ッド部とシリンダ状のベッド部95とを備えた単頭式の
刺繍ミシンMAにおいて、1つの布保持枠17AをX方
向とY方向とに独立に布送りする布送り装置に適用する
ように構成してもよい。即ち、シリンダ状のベッドユニ
ット95の上面に位置するように布保持枠17Aが配設
され、この布保持枠17Aは連結板96を介して、その
左右両側にY方向向きに設けられた1対のY方向送り機
構30AのY駆動フレームに夫々連結されるとともに、
これら1対のY方向送り機構30Aの前後両端部は、直
ぐ下側に設けられた1対のX方向送り機構30BのX駆
動フレームに連結されている。ここで、1対のY方向送
り機構30Aと1対のX方向送り機構30Bとは、前述
した実施形態のY方向送り機構30と同様に構成された
ものである。
【0042】そして、図示外のY方向駆動モータでこれ
ら1対のY方向送り機構30AのY駆動フレームが夫々
Y方向に駆動され、また図示外のX方向駆動モータでこ
れら1対のX方向送り機構30BのX駆動フレームが夫
々X方向に駆動されるので、布保持枠17AはX方向と
Y方向とに独立に布送りされて、布保持枠17Aに保持
された加工布に刺繍模様が形成される。即ち、この場合
にも、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
ら1対のY方向送り機構30AのY駆動フレームが夫々
Y方向に駆動され、また図示外のX方向駆動モータでこ
れら1対のX方向送り機構30BのX駆動フレームが夫
々X方向に駆動されるので、布保持枠17AはX方向と
Y方向とに独立に布送りされて、布保持枠17Aに保持
された加工布に刺繍模様が形成される。即ち、この場合
にも、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0043】尚、案内部材35の両側端部に、内側に凹
む凹み部や溝部を有する平行な1対の案内部35a,3
5bを形成したり、案内部材35の両側端部に形成した
平行な1対の案内部35a,35bに係合する1対の遊
転部材38,40は、遊転輪を有する一体形のもので構
成する等、前記実施形態に関し、既存の技術や当業者に
自明の技術に基づいて種々の変更を加えることもあり得
る。また、平ベッドを有し、単頭式又は多頭式のパター
ン縫いミシンなどの各種の縫製装置の布送り装置に本発
明を適用し得ることは勿論である。
む凹み部や溝部を有する平行な1対の案内部35a,3
5bを形成したり、案内部材35の両側端部に形成した
平行な1対の案内部35a,35bに係合する1対の遊
転部材38,40は、遊転輪を有する一体形のもので構
成する等、前記実施形態に関し、既存の技術や当業者に
自明の技術に基づいて種々の変更を加えることもあり得
る。また、平ベッドを有し、単頭式又は多頭式のパター
ン縫いミシンなどの各種の縫製装置の布送り装置に本発
明を適用し得ることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】請求項1の縫製装置の布送り装置によれ
ば、複数の布保持枠を支持する第1可動フレームと、そ
の第1可動フレームを移動自在に支持する第2可動フレ
ームと、その第2可動フレームを移動自在に案内する1
対の案内機構とを備え、各案内機構が、案内部材と、こ
の案内部材に形成された1対の案内部と、これら1対の
案内部に係合する1対の遊転部材とを有するので、各案
内機構を組付ける際には、案内部材を第1方向へ向けて
配設し、これら1対の案内部に夫々1対の遊転部材を係
合させるだけでよく、1対の案内部の平行度を調節する
作業を省略でき、案内機構の組付けを簡単化することが
できる。
ば、複数の布保持枠を支持する第1可動フレームと、そ
の第1可動フレームを移動自在に支持する第2可動フレ
ームと、その第2可動フレームを移動自在に案内する1
対の案内機構とを備え、各案内機構が、案内部材と、こ
の案内部材に形成された1対の案内部と、これら1対の
案内部に係合する1対の遊転部材とを有するので、各案
内機構を組付ける際には、案内部材を第1方向へ向けて
配設し、これら1対の案内部に夫々1対の遊転部材を係
合させるだけでよく、1対の案内部の平行度を調節する
作業を省略でき、案内機構の組付けを簡単化することが
できる。
【0045】請求項2の縫製装置の布送り装置によれ
ば、請求項1と同様の効果を奏するが、各案内部材は水
平姿勢の帯板であり、この帯板の幅方向端部の各案内部
には、鉛直面状の上下1対の水平方向規制部と、これら
水平方向規制部の間において外側へ突出する鉛直方向規
制部とが形成されているので、1対の遊転部材を、上下
1対の水平方向規制部に当接させるとともに、1対の鉛
直方向規制部に当接させることで、第2可動フレームの
両端部を水平方向と鉛直方向との両方で支持することが
できる。
ば、請求項1と同様の効果を奏するが、各案内部材は水
平姿勢の帯板であり、この帯板の幅方向端部の各案内部
には、鉛直面状の上下1対の水平方向規制部と、これら
水平方向規制部の間において外側へ突出する鉛直方向規
制部とが形成されているので、1対の遊転部材を、上下
1対の水平方向規制部に当接させるとともに、1対の鉛
直方向規制部に当接させることで、第2可動フレームの
両端部を水平方向と鉛直方向との両方で支持することが
できる。
【0046】請求項3の縫製装置の布送り装置によれ
ば、請求項2と同様の効果を奏するが、各遊転部材は、
鉛直軸心回りに回転自在であり、上下に離隔されて1対
の水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなるの
で、遊転部材の構成を簡単化できるとともに、布送りの
為の移動を円滑化することができる。
ば、請求項2と同様の効果を奏するが、各遊転部材は、
鉛直軸心回りに回転自在であり、上下に離隔されて1対
の水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなるの
で、遊転部材の構成を簡単化できるとともに、布送りの
為の移動を円滑化することができる。
【0047】請求項4の縫製装置の布送り装置によれ
ば、布保持枠を支持する可動部材を移動自在に案内する
案内機構が、案内部材と、この案内部材の両側端部に形
成された1対の案内部と、これら1対の案内部に係合す
る1対の遊転部材とを有するので、各案内機構を組付け
る際には、案内部材を第1方向又は第2方向へ向けて配
設し、これら1対の案内部に夫々1対の遊転部材を係合
させるだけでよく、1対の案内部の平行度を調節する作
業を省略でき、案内機構の組付けを簡単化することがで
きる。
ば、布保持枠を支持する可動部材を移動自在に案内する
案内機構が、案内部材と、この案内部材の両側端部に形
成された1対の案内部と、これら1対の案内部に係合す
る1対の遊転部材とを有するので、各案内機構を組付け
る際には、案内部材を第1方向又は第2方向へ向けて配
設し、これら1対の案内部に夫々1対の遊転部材を係合
させるだけでよく、1対の案内部の平行度を調節する作
業を省略でき、案内機構の組付けを簡単化することがで
きる。
【0048】請求項5の縫製装置の布送り装置によれ
ば、請求項4と同様の効果を奏するが、案内部材が水平
姿勢の帯板からなり、この帯板の幅方向端部の各案内部
が、鉛直面状の上下1対の水平方向規制部とこれら水平
方向規制部の間において外側へ突出する鉛直方向規制部
とを有するので、請求項2と同様の効果を奏する。請求
項6の縫製装置の布送り装置によれば、請求項5と同様
の効果を奏するが、各遊転部材は、鉛直軸心回りに回転
自在であり、上下に離隔されて1対の水平方向規制部に
当接した1対の遊転輪からなるので、請求項3と同様の
効果を奏する。
ば、請求項4と同様の効果を奏するが、案内部材が水平
姿勢の帯板からなり、この帯板の幅方向端部の各案内部
が、鉛直面状の上下1対の水平方向規制部とこれら水平
方向規制部の間において外側へ突出する鉛直方向規制部
とを有するので、請求項2と同様の効果を奏する。請求
項6の縫製装置の布送り装置によれば、請求項5と同様
の効果を奏するが、各遊転部材は、鉛直軸心回りに回転
自在であり、上下に離隔されて1対の水平方向規制部に
当接した1対の遊転輪からなるので、請求項3と同様の
効果を奏する。
【図1】多頭式刺繍ミシンの斜視図である。
【図2】作業用テーブル及びベッドユニットを示す要部
平面図である。
平面図である。
【図3】多頭式刺繍ミシンの部分正面図である。
【図4】図2の部分拡大平面図である。
【図5】図4のA─A線縦断側面図である。
【図6】図2のB─B線縦断側面図である。
【図7】Y方向送り機構の部分拡大平面図である。
【図8】図7のC─C線縦断正面図である。
【図9】案内部材及びこれに係合する遊転部材の概略斜
視図である。
視図である。
【図10】図2のD─D線縦断側面図である。
【図11】中央のベッドユニットの部分拡大平面図であ
る。
る。
【図12】図11のE─E線縦断正面図である。
【図13】変更形態に係る布送り装置の概略斜視図であ
る。
る。
M 多頭式刺繍ミシン 2 支持フレーム 10〜12 ベッドユニット 17 布保持枠 30 Y方向送り機構 31 案内機構 35 案内部材 35a 案内部 35b 案内部 35c 水平方向規制部 35d 鉛直方向規制部 37 Yキャリッジ 39,40 遊転部材 40a,40d 遊転輪 61 第1可動フレーム 62 第2可動フレーム
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の縫製機構を備えた多頭式の縫製装
置における、縫製対象の加工布を保持する複数の布保持
枠を同期してベッドと平行な第1方向とこの第1方向と
直交する第2方向へ夫々独立に送る布送り装置におい
て、 複数の布保持枠が支持されるとともに第2方向へ延びる
第1可動フレームと、 前記第1可動フレームを第2方向へ移動自在に支持する
とともに第2方向へ延びる第2可動フレームと、 前記第2可動フレームの両端部を、第1方向へ移動自在
に案内する1対の案内機構とを備え、 各案内機構が、第1方向へ延びる案内部材と、この案内
部材の両側端部に形成された平行な1対の案内部と、こ
れら1対の案内部に夫々係合して第1方向と直交する軸
心回りに転動する1対の遊転部材とを有することを特徴
とする縫製装置の布送り装置。 - 【請求項2】 前記案内部材が水平姿勢の帯板からな
り、この帯板の幅方向端部の各案内部が、鉛直面状の上
下1対の水平方向規制部とこれら水平方向規制部の間に
おいて外側へ突出する鉛直方向規制部とを有することを
特徴とする請求項1に記載の縫製装置の布送り装置。 - 【請求項3】 前記各遊転部材が、鉛直軸心回りに回転
自在の1対の遊転輪であって、上下に離隔されて1対の
水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなることを
特徴とする請求項2に記載の縫製装置の布送り装置。 - 【請求項4】 縫製装置における縫製対象の加工布を保
持する布保持枠を直交する第1方向と第2方向へ独立に
送る布送り装置において、 前記布保持枠を支持する可動部材を、第1方向又は第2
方向へ移動自在に案内する案内機構が、第1方向又は第
2方向へ延びる案内部材と、この案内部材の両側端部に
形成された平行な1対の案内部と、これら1対の案内部
に夫々係合して第1方向又は第2方向と直交する軸心回
りに転動する1対の遊転部材とを有することを特徴とす
る縫製装置の布送り装置。 - 【請求項5】 前記案内部材が水平姿勢の帯板からな
り、この帯板の幅方向端部の各案内部が、鉛直面状の上
下1対の水平方向規制部とこれら水平方向規制部の間に
おいて外側へ突出する鉛直方向規制部とを有することを
特徴とする請求項4に記載の縫製装置の布送り装置。 - 【請求項6】 前記各遊転部材が、鉛直軸心回りに回転
自在の1対の遊転輪であって、上下に離隔されて1対の
水平方向規制部に当接した1対の遊転輪からなることを
特徴とする請求項5に記載の縫製装置の布送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14092996A JPH09299640A (ja) | 1996-05-11 | 1996-05-11 | 縫製装置の布送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14092996A JPH09299640A (ja) | 1996-05-11 | 1996-05-11 | 縫製装置の布送り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09299640A true JPH09299640A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15280105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14092996A Pending JPH09299640A (ja) | 1996-05-11 | 1996-05-11 | 縫製装置の布送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09299640A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103079A (ja) * | 2001-09-30 | 2003-04-08 | Barudan Co Ltd | ミシンの縫製枠支持構造 |
| KR20030064237A (ko) * | 2002-01-21 | 2003-07-31 | 곽동우 | 수틀 이송장치 |
-
1996
- 1996-05-11 JP JP14092996A patent/JPH09299640A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103079A (ja) * | 2001-09-30 | 2003-04-08 | Barudan Co Ltd | ミシンの縫製枠支持構造 |
| KR20030064237A (ko) * | 2002-01-21 | 2003-07-31 | 곽동우 | 수틀 이송장치 |
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