JPH09300464A - フィルム張付方法及び装置 - Google Patents

フィルム張付方法及び装置

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JPH09300464A
JPH09300464A JP11633296A JP11633296A JPH09300464A JP H09300464 A JPH09300464 A JP H09300464A JP 11633296 A JP11633296 A JP 11633296A JP 11633296 A JP11633296 A JP 11633296A JP H09300464 A JPH09300464 A JP H09300464A
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film
substrate
seal bar
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suction
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Mutsumi Noguchi
睦 野口
Hiroki Nakano
浩喜 中野
Hiroshi Taguchi
博 田口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄いフィルムでも皺がよったり折り重なった
りあるいは気泡を噛み込んだりすることなく確実且つ正
確に基板に仮付けする。 【構成】 フィルム12の先端部を吸着するフィルム仮
付け部材本体21の先端部21Aにおいて、シールバー
32の前後に負圧でフィルムを吸着する吸着溝58、6
0を隣接して設け、この状態でシールバー32により基
板上にフィルム12の先端部を仮付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント配線用
基板あるいは液晶表示装置、プラズマ表示装置のガラス
基板等の基板の表面にフィルムを張付けるためのフィル
ム張付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の電子機器に使用される
プリント配線板の製造過程において、プリント配線用基
板の表面の導電層に、透光性支持フィルム(通常はポリ
エステルに代表される樹脂フィルム)上に感光性樹脂層
が形成され、且つ、これがカバーフィルムによって覆わ
れた積層体フィルムを、カバーフィルムを剥して張付け
る。そして、この後、配線パターンフィルムを重ね、こ
の配線パターンフィルム及び前記透光性支持フィルムを
通して、感光性樹脂層を所定時間露光する。次いで、透
光性支持フィルムを剥した後、露光された感光性樹脂層
を現像してエッチングマスクパターンを形成し、この
後、前記導電層の不必要部分をエッチングにより除去
し、これにより、所定の配線パターンを有するプリント
配線板が形成される。又、液晶表示装置、プラズマ表示
装置のガラス基板に表示セルを形成する工程で同様の積
層体フィルムが張付けられる。
【0003】上記のような積層体フィルムを張付けるた
めのフィルム張付装置は、フィルム供給ロールに装填さ
れている連続フィルムを、搬送手段により搬送されてく
る基板の先端に感光性樹脂層が該基板側となるように導
き、基板に対して近接及び離反移動可能な仮付け部材に
よって該基板の先端に仮付けした後、ラミネーションロ
ールにより、フィルムを基板に圧着しつつ、基板を搬送
するようにされている。基板へのフィルム圧着張付け
は、張付け長さが基板長にほぼ対応した長さとなるよう
に行われており、その長さとなるように供給フィルムは
フィルム仮付け部材自体又はその近傍の部材に設けられ
たフィルム切断手段で切断される。又、カバーフィルム
は、仮付け部材の前で剥される。
【0004】前記フィルム仮付け部材は、例えば特公平
4−9656号公報に開示されるように、表面にフィル
ムを吸着するための複数の吸着孔(溝)が設けられたメ
インバキュームプレートと、このメインバキュームプレ
ートのフィルム供給方向先端側に設けられた円弧形状又
は三角形状のフィルム仮付け部材本体とから構成され、
全体として、フィルムの供給及び仮付け動作が行えるよ
うに、基板に対して近接および離反移動するようにされ
ている。
【0005】フィルム仮付け手段は、フィルムの供給及
び仮付け動作を行う際には、その表面にフィルムを吸着
した状態で基板に対して近接移動し、フィルムの供給及
び仮付け動作が完了するとフィルムの吸着を解除し基板
に対して離反移動する。このフィルムの吸着が解除され
ると、フィルムはフィルム仮付け手段の表面から離れた
状態となる。
【0006】仮付けした後、ラミネーションロールによ
りフィルムを基板に圧着しつつ、基板を搬送するのであ
るが、そのラミネーションロールによるフィルム圧着動
作中は、フィルムはフィルム仮付け手段の表面から離れ
た状態になっている。
【0007】前記の搬送されてくる各基板にフィルムを
張付ける場合、基板毎にフィルムの供給及び仮付け動作
と圧着動作という両動作を繰返し行う。
【0008】前記フィルム仮付け部材本体の先端にはフ
ィルムを基板方向に押圧するシールバーが突出して設け
られ、又、その背後にはシールバーを加熱するヒータが
設けられていて、これによりフィルム仮付け先端を加熱
して、基板の先端に仮付けできるようにされている。
【0009】ここで、前記フィルム仮付け部材本体先端
部における、前記シールバーよりもメインバキューム側
に隣接した位置にフィルム吸着孔(溝)が設けられてい
て、ここに吸着されたフィルムの先端が前記シールバー
の下側位置に保持されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸着さ
れているフィルムの厚さが40μm程度以上であればフ
ィルム先端が前記シールバーの外側位置に保持されるこ
とができるが、最近のように、フィルムの厚さが8〜3
5μmと、非常に薄くなると、その剛性が不足するため
に、シールバーに隣接する吸着孔(溝)の位置から垂れ
下がってしまい、シールバーによりフィルムを基板に圧
着させるべき、該フィルム先端が折れ曲ったり皺が生じ
てしてしまい圧着不良を生じるという問題点がある。
【0011】又、シールバーに隣接する吸着溝は、フィ
ルム先端部を吸着するため、その吸引力を強くしなけれ
ばならず、他方、シールバーに隣接する領域はスペース
に余裕がないために、吸着溝が狭幅となるので、フィル
ムは、狭い範囲で強く吸引される。このためフィルムが
薄い場合、吸着溝内にフィルムが引き込まれた状態で吸
着されるので、そのまま基板に圧着すると吸着部分で皺
ができ、エアーが噛み込まれてしまうという問題点があ
る。
【0012】この発明は、上記従来問題点に鑑みてなさ
れたものであって、薄いフィルムの場合でも、皺やエア
噛み込みを生じることなく、確実に基板に圧着すること
ができるフィルム張付け装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本方法発明は、透光性支
持フィルム上に少なくとも感光性樹脂層が積層されてな
る連続フィルムをフィルム供給ロールから引き出し、透
光性支持フィルムと感光性樹脂層とが積層した状態で、
搬送手段により搬送されてくる基板の先端に、感光性樹
脂層側が該基板側に位置するようにして導き、該基板に
対して近接及び離反移動可能な仮付け部材に吸着した状
態で、仮付け部材先端のシールバーにより該基板の先端
に仮付けした後、ラミネーションロールにより、フィル
ムを基板に圧着しつつ、基板を搬送するフィルム張付方
法において、前記シールバーによるフィルム仮付けの際
に、該シールバーの、基板送り方向前側に隣接した位置
でフィルムの先端部を吸着するようにして、上記目的を
達成するものである。
【0014】又、請求項2の発明は、前記シールバーに
よるフィルム仮付けの際に、少なくとも前記シールバー
の基板送り方向前側でのフィルム吸着までの間、該シー
ルバーの、基板送り方向後側に隣接した位置でも前記フ
ィルムの先端部を吸着するようにしたものである。
【0015】請求項3の発明は、前記シールバーの基板
送り方向の前側でのフィルム吸着後に、前記基板送り方
向後側でのフィルム吸着を解除するようにしたものであ
る。
【0016】請求項4の発明は、前記シールバーの基板
送り方向後側でのフィルム吸着力を、前側でのフィルム
吸着力よりも弱くしたものである。
【0017】又、本装置発明は、透光性支持フィルム上
に少なくとも感光性樹脂層が積層されてなる連続フィル
ムをフィルム供給ロールから引き出し、透光性支持フィ
ルムと感光性樹脂層とが積層した状態で、搬送手段によ
り搬送されてくる基板の先端に、感光性樹脂層側が該基
板側に位置するようにして導き、該基板に対して近接及
び離反移動可能な仮付け部材により該基板の先端に仮付
けした後、ラミネーションロールにより、フィルムを基
板に圧着しつつ、基板を搬送するようにされ、前記仮付
け部材は、フィルム経路に沿って表面にフィルム吸着手
段を備えたメインバキュームプレートと、このメインバ
キュームプレートのフィルム送り方向先端に連結され、
前記メインバキュームプレートの表面から連続して湾曲
し、且つ表面にフィルム吸着手段を備え、且つ、先端部
に、フィルムを基板方向に押圧するシールバーを備えた
フィルム仮付け部材本体と、を含んでなるフィルム張付
装置において、前記フィルム仮付け部本体の先端部にお
ける前記シールバー取付け端面の、該シールバーを越え
て、更に、基板送り方向に隣接した位置に、フィルム吸
着時に、前記シールバーを超えて延在する前記フィルム
の先端部を、負圧により吸着する先端吸着手段を設ける
ことにより、上記目的を達成するものである。
【0018】請求項6の発明は、前記先端部に、前記搬
送手段により搬送されてくる基板に対向して開口し、且
つ、フィルム幅方向に延在して形成された溝を設け、前
記シールバーを、前記溝内に大部分が収容され、且つ、
基板側の一部が該溝から突出して配置された棒状の部材
としたものである。
【0019】請求項7の発明は、前記溝を、その断面形
状が、少なくともその長手方向中間範囲で、内側が開口
端よりも幅広の台形としたものである。
【0020】請求項8の発明は、前記シールバーを丸棒
状部材としたものである。
【0021】請求項9の発明は、前記先端吸着手段を、
前記シールバー取付端面に、フィルム幅方向に形成され
た吸着溝としたものである。
【0022】請求項10の発明は、前記シールバーの、
前記先端吸着手段と反対側に接近して、フィルムを吸着
する後側吸着手段を設けたものである。
【0023】本発明によれば、シールバーを越えた位置
でフィルム先端部を負圧により吸着するので、該フィル
ム先端部をシールバーによって、皺や折りれ曲りが生じ
たりすることなく、基板に確実に仮付けすることができ
る。
【0024】又、シールバーによるフィルム仮付けの際
に、少なくともフィルム吸着完了までの間、シールバー
の後側に隣接した位置でもフィルムを吸着するようにし
ているので、フィルム先端部を後側から前側にシールバ
ーを越えて円滑に吸着することができる。
【0025】又、その場合、吸着終了後に後側でのフィ
ルム吸着を解除することによって、シールバー近傍でフ
ィルムに皺が発生することを防止できる。
【0026】又、シールバーの前後でフィルムを吸着す
るとき、前側より強く吸着することによって、後側の吸
着位置でのフィルムの皺発生を抑制することができる。
【0027】又、シールバーを、フィルム仮付け部材本
体の先端に形成されたフィルム幅方向の溝内に収納され
る棒状部材としたので、取付け及び交換が簡単であると
共に、フィルム送り方向の幅(棒状部材の太さ)を小さ
くして、基板上の所定位置に精度高くフィルムを仮付け
することができる。
【0028】又、シールバーが収容される溝の断面形状
を先端側が狭い台形としたので、棒状のシールバーを確
実に固定することができると共に、交換を容易とするこ
とができる。
【0029】又、前記シールバーを丸棒状部材とするこ
とによって、製造コストの低減、及び寸法精度、基板へ
の圧着位置精度を向上させることができる。
【0030】更に、シールバー取付け端面に吸着溝を形
成してフィルム先端部を吸着するようにして、フィルム
の基板への仮付け時におけるシールバーに加わる力を、
基板送り方向に同一とすることができ、これによってフ
ィルム仮付けを均一に行うことができる。
【0031】又、前記先端吸着手段と反対側にシールバ
ーに接近して後側吸着手段を設けることにより、フィル
ム先端を後側から前側に順次円滑に吸着させることがで
きる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して説明する。
【0033】まず本発明に係るフィルム張付装置10の
概略構成を図1を参照して説明する。
【0034】このフィルム張付装置10によって切断し
て張付けられるフィルム12は、図2に示されるよう
に、透光性支持フィルム12A上に感光性樹脂層12B
及びカバーフィルム12Cが積層された3層構造であ
り、供給ロール14に連続的に巻回されている。
【0035】供給ロール14から巻き出されたフィルム
12は、フィルム分離部材16によりカバーフィルム1
2Cが剥がされて、感光性樹脂層12Bの接着面が露出
された状態となり、テンションロール18を経て仮付け
部材20の一部を構成するメインバキュームプレート2
2に供給されるようになっている。前記剥離されたカバ
ーフィルム12Cは、巻取りロール24により巻き取ら
れるように構成されている。
【0036】前記供給ロール14、フィルム分離部材1
6、テンションロール18、仮付け部材20、巻取りロ
ール24等は、基板搬送面I−Iの、図1において上側
に設けられていて、フィルム12が基板26の上面に張
付けられるようにされている。
【0037】前記メインバキュームプレート22は、図
3、図4に示されるように、負圧が印加される多数の吸
引溝22A及び吸引孔22Bが表面に設けられ、カバー
フィルム12Cが剥されたフィルム12(以下特に指定
しなければフィルム12とする)を吸着できるようにさ
れ、且つ、図において上下方向のガイドレール28に摺
動自在に支持され、エアシリンダ、サーボモータ等の駆
動装置30によってガイドレール28に沿って、フィル
ム張付位置に近接し、且つ、離反する方向、即ち基板搬
送面I−Iに対して近接、離反することができるように
されている。
【0038】又、前記メインバキュームプレート22の
基板搬送面I−I側先端には、前記メインバキュームプ
レート22の表面から連続して湾曲し、且つ表面にフィ
ルム吸着溝21Cが形成されたフィルム仮付け部材本体
21が連結されている。このフィルム仮付け部材本体2
1のフィルム送り方向の先端部21Aにはフィルム幅方
向に延在するシールバー32が取付けられている。
【0039】前記仮付け部材20は、前記基板搬送I−
I上の基板26の上面に、その先端が接触する位置か
ら、図1において実線で示される待機位置との間で移動
可能とされているが、この待機位置と前記基板搬送面I
−Iとの間には、フィルム12の送り面に沿って、仮付
け部材20側から先端巻付用フィルム保持部材34及び
ロータリーカッター36がこの順で配置されている。
【0040】前記ロータリーカッター36は、前記供給
ロール14から巻き出され、且つカバーフィルム12C
が剥がされたフィルム12の先端を切り揃えて、該先端
が基板26の先端縁と平行になるようにすると共に、フ
ィルム12を順次基板26に対応した長さに切断してい
くようにされている。
【0041】又、前記先端巻付用フィルム保持部材34
は、ロータリーカッター36によるフィルム切断時に図
1において左方向に前進して、先端がフィルム通過面に
到達し、切断後は後退して仮付け部材20と干渉しない
待機位置となるようにされ、又、そのフィルム通過面側
の端面には、負圧が印加される吸引溝及び吸引孔(共に
図示省略)が設けられていて、該端面にフィルム12の
先端を吸着することができるようにされ、ロータリーカ
ッター36によるフィルム切断時にフィルム12を吸着
保持すると共に切り揃えられたフィルム12の先端部を
吸着し、これを図1において右方向に引張ることによっ
て、仮付け部材20の仮付け部材本体21に巻付け、且
つその先端部21Aにおけるフィルム吸着溝21Cによ
って、該仮付け部材本体21にフィルム先端部を吸着さ
せるものである。
【0042】前記メインバキュームプレート22は、前
記フィルム12の経路側であって、表面に前記吸着溝2
2Aが形成された吸引板23Aと、該吸引板23Aの、
フィルム経路に対して反対側に、枠状の耐熱性ゴムパッ
キン23Bを介して止めねじ”23Cにより結合された
バックアップ部材23Dとから構成されている。
【0043】前記枠状の耐熱性ゴムパッキン23Bは、
フィルム幅方向に複数のバキュームスペース23Eを備
え、各バキュームスペース23Eの中心近傍に形成さ
れ、前記バックアップ部材23Dを厚さ方向に貫通する
バキュームポート23Fを介して真空源(図示省略)に
連通されている。
【0044】前記吸引板23Aにおける前記吸着溝22
Aは、フィルム送り方向と直交する方向に延在され、且
つフィルム送り方向に複数列形成され、その各々は、前
記バキュームスペース23Fに連通する位置において、
該バキュームスペース23F側に貫通する複数の前記吸
引孔22Bに連通されている。
【0045】前記フィルム仮付け部材本体21は、図4
に示されるように、前記メインバキュームプレート22
の表面から連続し、且つ該表面に対して傾斜する傾斜吸
着面21Bを備え、この傾斜吸着面21Bに、前記フィ
ルム吸着溝21Cが、フィルム送り方向と直交する方向
に複数列形成されている。
【0046】これらフィルム吸着溝21Cには、その長
手方向に適宜間隔で形成された複数のバキューム孔21
Dが連通され、これらバキューム孔21Dは、フィルム
仮付け部材本体21内のバキューム路21Eに連通され
ている。バキューム路21Eは負圧管路21Fを介して
真空源(図示省略)に連通されている。
【0047】前記傾斜吸着面21Bは、前記メインバキ
ュームプレート22表面と平行であるフィルム仮付け部
材本体21の背面に対して鋭角をなし、前記先端部21
Aは、ヒータ50Aが埋め込まれたブロック部材50
の、図において下端部によって形成されている。前記ヒ
ータ50Aの周囲には、伝熱性のよい熱拡散コンパウン
ド50Bが充填されている。
【0048】前記ブロック部材50は、フィルム幅方向
に、フィルム仮付け部材本体21の裏面に形成されたバ
キューム路を兼ねる取付溝21Gに嵌込み取付けられ、
且つ、熱絶縁ゴムシール51を介してフィルム仮付け部
材本体21に結合されている。
【0049】前記熱絶縁ゴムシール51の下端は傾斜吸
着面21Bよりも短くされて、これにより下端に略三角
形の溝51Aが形成され、又同下端には、フィルム幅方
向に間欠的に、隣接するバキューム孔21Dの下端と連
通する複数のスリット51Aが形成され、これにより前
記溝51Aにバキューム孔21Dからの負圧が導入され
るようになっている。
【0050】前記先端部21Aを構成するブロック部材
50の下端部には、図6に拡大して示されるように、下
向きに開口したフィルム幅方向の溝54が形成され、該
溝54内に、丸棒状のゴムからなる前記シールバー32
が弾力的に嵌入されている。
【0051】前記溝54は、ブロック部材50のフィル
ム幅方向両端部を除き、その断面形状が、図において上
側の底面54A側が幅広で、下端開口部54B側が狭い
逆台形とされ、シールバー32は、その円形断面の、台
形底面54Aと平行な直径が溝54の先端開口54Bよ
りも底面54A側に入り込んだ状態で弾力的に取付けら
れるようになっている。
【0052】又、溝54は、ブロック部材50のフィル
ム幅方向両端にまで、図5に示されるように上向きに延
在され、シールバー32はブロック部材の50のフィル
ム幅方向両側面において、押え金具56により固定され
ている(図7参照)。
【0053】図4及び図6に示されるように、前記ブロ
ック部材50における、前記溝54の両側には、負圧に
よりフィルム先端部を吸着するための吸着溝58、60
が形成され、又、これら吸着溝58、60には、バキュ
ーム路58A、60Aを介して前記取付け溝21Gから
の負圧が導入されるようになっている。
【0054】ここで、図5に示されるように、前記吸着
溝58、60はブロック部材50の下側面に、フィルム
幅方向に連続して形成され、又、バキューム路58A、
60Aはフィルム幅方向に一定間隔で形成されている。
【0055】前記ロータリーカッター36は、フィルム
通過面と平行で、且つフィルム12の幅方向に配置され
た略直線状の固定刃36Aと、回転中心軸線が固定刃3
6Aと略平行に配置された部材(円柱又は円筒)の円筒
状外周に切刃を螺旋状に巻付た構造回転刃36Bとから
構成され、固定刃36Aに対して、回転刃36Bがフィ
ルム通過面上で接触しつつ回転することによって、該フ
ィルム通過面上のフィルム12をその位置で幅方向に切
断するものである。
【0056】ここで、前記固定刃36Aは、回転刃36
Bに対してフィルム通過面と直交する方向に進退自在と
され、供給ロール14から巻き出され、カバーフィルム
12Cが剥離されたフィルム12を切断するときのみ回
転刃36Bと接触する位置にまで前進し、常態では、回
転刃36Bから離間する退避位置となるようにされてい
る(駆動機構図示省略)。
【0057】図の符号40は基板搬送機構における駆動
用ローラ、42は同従動用ローラ、44は基板押え部
材、46は基板先端位置検出光センサ、48はラミネー
ションロールをそれぞれ示す。
【0058】前記基板押え部材44は、基板押えローラ
44Aと、これを上下動させる基板押えローラ用エアシ
リンダ44Bとから構成されている。
【0059】前記ラミネーションロール48、駆動用ロ
ーラ40、基板押え部材44及び基板先端位置検出光セ
ンサ46の相互関係は次の如くである。
【0060】基板搬送面I−Iの近傍に設けられた前記
基板先端位置検出光センサ46により、図1において左
から右方向に搬送されてくる先頭の基板26の先端が検
知され、所定時間後にフィルム仮付け位置まで同基板2
6が搬送されると、駆動用ローラ40の回転が停止され
る。これと同時に前記基板押え部材44により基板26
を押えるように、基板押えローラ用エアシリンダ44B
により、基板押えローラ44Aが駆動される。
【0061】前記基板押えローラ44Aにより、基板2
6の動きが確実に停止され、仮付け部材20の先端部で
あるフィルム仮付け部材本体21が基板26に当接して
も、該基板26が動かず、フィルム12に仮付けが確実
に行われる。
【0062】前記基板押えローラ44Aによる基板26
の押えは、ラミネーションロール48が基板26に当接
するまで行われ、ラミネーションロール48の当接タイ
ミングと同調して、基板押えローラ用エアシリンダ44
Bが解除作動される。
【0063】図の符号S1は幅寄せ開始位置センサ、S
2は基板後端検出センサ、S3は基板通過検出センサを
それぞれ示す。
【0064】又、図1の符号72は前記先端巻付け用フ
ィルム保持部材34に対して、フィルム12の経路を間
に反対側に配置され、且つ、仮付け部材本体21におけ
る傾斜吸着面21B方向に圧縮空気流を吹き付けるため
のエアーブロー管を示す。
【0065】このエアーブロー管72は、図8に示され
るように、前記傾斜吸着面21B側の先端にフィルム幅
方向に連続的に長く形成されたノズル72Aを備えたエ
アーブローケース72Bと、このエアーブローケース7
2B内にフィルム幅方向に配置されると共に、前記ノズ
ル72A方向に向けて空気を吹き出すための噴出孔72
Cが多数長手方向に間欠的に形成されたエアーパイプ7
2Dとから構成され、エアーパイプ72Dから吹き出さ
れる空気流をノズル72Aで整流して、前記フィルム仮
付け部材本体21の傾斜吸着面21Bに吹き付けるもの
である。
【0066】なお、エアーパイプ72Cには、その長手
方向両端から圧縮空気が供給されるようになってる。更
に、この圧縮空気の供給時間即ちノズル72Aからの空
気流吹き出し時間は、前記先端巻付け用フィルム保持部
34の図において右方向の移動開始直前、即ち吸着した
フィルム先端を仮付け部材20方向に引張り始める直前
から、フィルム12の前記先端部21Aへの巻き付け終
了までの間とされている。
【0067】図1の符号74は、ロータリーカッター3
6の下流側に近接して配置されたフィルムガイドロー
ル、36はエアーブロー管をそれぞれ示す。このエアー
ブロー管76はラミネーションロール48側に設けられ
たフィルム後端用の吸着バー78方向に、圧縮空気を噴
出して、ロータリーカッター36により切断されたフィ
ルム12の後端を吸着バー78方向になびかせるもので
ある。
【0068】次に前記フィルム張付装置の制御系の信号
経路を、図9を参照して説明する。
【0069】この制御系においては、各センサ46、S
1〜S3と共に、各シリンダ前・後端の検出センサ(図
示省略)はフィルム巻径の各センサに従って、中央制御
ユニット70が各シリンダ用ソレノイド及び各モータの
制御信号を出力するようになっている。又、カウンタや
タイマの機能も有している。
【0070】この中央制御ユニット70は、所定の手順
に従って前記フィルム張付装置10を制御するように構
成されている。この中央制御ユニット70は、例えばプ
ログラマブルコントロールやリレーシーケンス回路によ
り構成することができる。
【0071】次に上記フィルム張付装置10の作用につ
いて説明する。
【0072】まず、ラミネーションロール48は図1の
実線に示される退避位置、先端巻付用フィルム保持部材
34はその先端面がフィルム通過面から離間した位置、
ロータリーカッター36の固定刃36Aは回転刃36B
から離間した位置にそれぞれセットし、フィルム12を
供給ローラ14から引き出し、先端からカバーフィルム
12Cを剥離して、巻き取りロール24に巻き取らせつ
つ、フィルム12を、仮付け部材20及び先端巻付用フ
ィルム保持部材34の図において左側のフィルム通過面
に沿って引き下げ、且つロータリーカッター36の固定
刃36Aと回転刃36Bの間を通す。
【0073】次に、仮付け部材20に負圧を印加してフ
ィルム12を吸着すると共に、先端巻付用フィルム保持
部材34もフィルム通過面位置まで前進させて、負圧を
印加することによりフィルム12を吸着する。
【0074】この状態で固定刃36Aを前進させ、回転
刃36Bを回転させることにより、フィルム通過面上で
フィルム12を切断して、その先端を切り揃える。ロー
タリーカッター36よりも先端側の切断されたフィルム
12は廃棄する。次に、固定刃36Aを回転刃36Bか
ら離間させ、先端巻付用フィルム保持部材34は、その
先端面にフィルム12の先端部を吸着したまま図1にお
いて右方向に移動させる。
【0075】このとき、仮付け部材本体21の先端部2
1Aにおけるフィルム吸着溝21C及び溝54の両側の
吸着溝58、60には予め負圧を印加しておき、この状
態で、先端巻付用フィルム保持部材34が図において右
方向に移動すると、吸着されているフィルム12の先端
部が、仮付け部材本体21における先端部21Aに沿っ
て巻き付けられ、そのフィルム吸着溝の負圧により吸着
され、先端巻付用フィルム保持部材34から離間する。
【0076】フィルム12の先端部が仮付け部材本体2
1における先端部21Aに巻き付けられる際に、前記エ
アーブロー管72のノズル72Aから吹き出された圧縮
空気流がフィルム12の先端を傾斜吸着面21B方向に
吹き付けるので、先端巻付け用フィルム保持部材34か
ら離間したフィルム先端部は、垂れ下ったりすることな
く、確実に傾斜吸着面21Bに沿って吸着されることに
なる。
【0077】なお、ロータリーカッター36による切断
位置はフィルム12の先端が吸着溝60に到達するよう
に予め調整しておく。従って、吸着状態でフィルム先端
がシールバー32の下側に垂れ下がることがない。
【0078】次に、仮付け部材本体21の先端部21A
にシールバー32を被った状態でフィルム12の先端部
を吸着したまま、駆動装置30により、仮付け部材20
をガイドレール28に沿って、先端部21Aがフィルム
12の先端部を介して仮付け位置に停止している先頭の
基板26の先端位置上面に当接するまで降下される。
【0079】これにより、シールバー32が、先頭の基
板26の先端上面にフィルム12の先端部を仮付けし、
しかる後、仮付け部材20は、仮付け部材本体21を含
み負圧が解除され、図1の実線にまで上昇し、次の仮付
けまで待機される。前述の如く、フィルム12の先端
は、シールバー32の下側に垂れ下がることがないの
で、仮付けが、皺や重なりが生じたりすることなく、正
確になされる。
【0080】なお、先頭の基板26の停止、及びこの仮
付け位置での停止時における前記基板押えローラ44A
による拘束は前述の如くである。
【0081】仮付け状態のフィルム12の先端部に対し
て、ラミネーションロール48は図1の実線位置から二
点鎖線の位置にまで駆動され、フィルム12の先端部を
基板26に押し付けることになる。この状態で、前記基
板押えローラ用エアシリンダ44Bが解除される。次
に、ラミネーションロール48は基板26の搬送装置の
駆動用ローラ40と同期して、該基板26を図1の左側
から右方向に駆動するよう回転され、回転しつつフィル
ム12を基板26の上面に熱圧着する。
【0082】これ以後は、間欠的に搬送されてくる基板
26に、カバーフィルム12Cが剥離されたフィルム1
2が、ロータリーカッター36により定寸で切断され、
順次仮付け部材20により仮付けされてからラミネーシ
ョンロール48により熱圧着されていく。
【0083】前記ロータリーカッター36によってフィ
ルムが切断される際、該フィルム12は仮付け部材20
とラミネーションロール48との間に張り渡された状態
となっているが、フィルム12の幅が広い場合は、フィ
ルム12は幅方向に均一に引張り力が付与されていない
ことが多く、この場合、引張り力が不足している部分に
ついては、ロータリーカッター36による切断時にフィ
ルム12を円滑に切断できないことがある。
【0084】このフィルム張付装置10においては、仮
付け部材22とラミネーションロール48との間で前記
ロータリーカッター36に近い位置で、先端巻付け用フ
ィルム保持部材34の先端に、フィルム12が吸着保持
されているので、フィルム12の引張り力不足の部分に
も引張り力が均一に掛り、これによって、ロータリーカ
ッター36による切断が円滑になされることになる。
【0085】なお、上記フィルム張付装置10は、基板
26の上面にのみフィルム12を張付けるものである
が、本発明はこれに限定されるものでなく、基板26の
下側面あるいは上下両面にフィルムを張付ける場合にも
当然適用され得るものである。
【0086】上記フィルム張付装置10におけるシール
バー32は、例えば弾性ゴムからなる丸棒状部材から構
成されているが、本発明はこれに限定されるものでな
く、樹脂部材、金属部材、中空の円筒状部材、或いは図
10に示されるシールバー32Aのように、円弧状部を
有する略台形断面の他に、半円形、かまぼこ形等の他の
断面形状の棒状部材から構成してもよい。
【0087】更に、上記フィルム張付装置におけるシー
ルバー32の両側に設けられた吸着溝58、60はそれ
ぞれブロック部材50に設けられているが、これは、シ
ールバーの前後(フィルム送り方向の前後)に隣接して
吸着溝(吸着孔)を設けるものであればよい。
【0088】又、例えば図10に示されるように、フィ
ルム仮付け部材本体21側フィルム吸着溝を省略してブ
ロック部材50側の1個の吸着溝60のみがシールバー
に隣接して位置するような構成であってもよい。
【0089】即ち、上記フィルム張付装置では、シール
バー32の前後においてフィルム先端部を吸着している
が、本発明はこれに限定されるものでなく、シールバー
の基板送りの方向前側に隣接した位置でフィルム先端部
を吸着できるものであればよい。
【0090】又、例えば図11に示されるように、仮付
け部材本体21の先端部21Aにおいて、シールバー3
2の基板送り方向前側のフィルム先端用の吸着溝60の
みを設け、後側に隣接した位置における吸着溝は省略し
てもよい。
【0091】フィルムが非常に薄い場合、シールバーの
後側に隣接した位置でフィルムを吸着すると、この部分
に皺が発生し、そのまま基板に圧着すると吸い込まれた
跡に相当する部分にエアが噛み込まれてしまうという問
題点がある。
【0092】図10、図11の形態の場合、シールバー
32の後側に隣接した位置には吸着溝がないので、基板
への圧着時に皺及びそれに伴なう気泡の噛み込みがな
い。
【0093】なお、前側の吸着溝の位置では、フィルム
先端部に皺が発生することがあるが、シールバー32よ
りも先端側は利用しないので皺が発生しても問題がな
い。
【0094】又、図6の場合のようにシールバーの前後
に隣接して吸着溝を設けた場合であっても、後側の吸着
溝の吸着力を前側の吸着溝と比較して弱くしたり、ある
いは吸着後仮付け前に後側の吸着溝の負圧を解除すれ
ば、フィルム全体が吸着後に前側の吸着溝60方向に引
張られるので、基板への圧着時に皺及び気泡の噛み込み
が発生することがない。
【0095】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、カ
バーフィルムを剥した後のフィルムが薄くても、その先
端部がシールバー下側に垂れ下がったりすることなくフ
ィルム仮付け部材体体の先端部に吸着保持することがで
き、従って、シールバーにより基板に確実且つ正確に、
皺がよったり、折り重なったり、エアーを噛み込んだり
することなく仮付け圧着することができるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係るフィルム張付装
置を示す略示側面図
【図2】上記フィルム張付装置により張付けられるフィ
ルムの、カバーフィルム剥離前の状態を拡大して示す断
面図
【図3】同フィルム張付装置における仮付け部材を拡大
して示す斜視図
【図4】同仮付け部材を更に拡大して示す断面図
【図5】同仮付け部材の先端部を構成するブロック部材
を示す略示正面図
【図6】同フィルム張付装置における仮付け部材本体の
先端部近傍を更に拡大して示す断面図
【図7】図5のVII −VII 線相当部分の拡大側面図
【図8】上記装置のエアーブロー管を拡大して示す斜視
図
【図9】上記装置の電気的な信号入出力の構成を示すブ
ロック図
【図10】本発明の他の実施の形態の例の要部を示す断
面図
【図11】本発明の更に他の実施の形態の例の要部を示
す断面図
【符号の説明】
10…フィルム張付装置 12…フィルム 12A…透光性支持フィルム 12B…感光性樹脂層 12C…カバーフィルム 16…フィルム分離部材 20…仮付け部材 21…フィルム仮付け部材本体 21A…先端部 21B…傾斜吸着面 21C…フィルム吸着溝 21D…バキューム孔 22…メインバキュームプレート 26…基板 32、32A…シールバー 36…ロータリーカッター 48…ラミネーションロール 50…ブロック部材 54…溝 54A…底面 54B…先端開口 58、60…吸着溝 58A、60A…バキューム路 I−I…基板搬送面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性支持フィルム上に少なくとも感光性
    樹脂層が積層されてなる連続フィルムをフィルム供給ロ
    ールから引き出し、透光性支持フィルムと感光性樹脂層
    とが積層した状態で、搬送手段により搬送されてくる基
    板の先端に、感光性樹脂層側が該基板側に位置するよう
    にして導き、該基板に対して近接及び離反移動可能な仮
    付け部材に吸着した状態で、仮付け部材先端のシールバ
    ーにより該基板の先端に仮付けした後、ラミネーション
    ロールにより、フィルムを基板に圧着しつつ、基板を搬
    送するフィルム張付方法において、前記シールバーによ
    るフィルム仮付けの際に、該シールバーの、基板送り方
    向前側に隣接した位置でフィルムの先端部を吸着するこ
    とを特徴とするフィルム張付方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記シールバーによる
    フィルム仮付けの際に、少なくとも前記シールバーの基
    板送り方向前側でのフィルム吸着までの間、該シールバ
    ーの、基板送り方向後側に隣接した位置でも前記フィル
    ムの先端部を吸着することを特徴とするフィルム張付方
    法。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記シールバーの基板
    送り方向の前側でのフィルム吸着後に、前記基板送り方
    向後側でのフィルム吸着を解除することを特徴とするフ
    ィルム張付方法。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、前記シールバー
    の基板送り方向後側でのフィルム吸着力を、前側でのフ
    ィルム吸着力よりも弱くしたことを特徴とするフィルム
    張付方法。
  5. 【請求項5】透光性支持フィルム上に少なくとも感光性
    樹脂層が積層されてなる連続フィルムをフィルム供給ロ
    ールから引き出し、透光性支持フィルムと感光性樹脂層
    とが積層した状態で、搬送手段により搬送されてくる基
    板の先端に、感光性樹脂層側が該基板側に位置するよう
    にして導き、該基板に対して近接及び離反移動可能な仮
    付け部材により該基板の先端に仮付けした後、ラミネー
    ションロールにより、フィルムを基板に圧着しつつ、基
    板を搬送するようにされ、前記仮付け部材は、フィルム
    経路に沿って表面にフィルム吸着手段を備えたメインバ
    キュームプレートと、このメインバキュームプレートの
    フィルム送り方向先端に連結され、前記メインバキュー
    ムプレートの表面から連続して湾曲し、表面にフィルム
    吸着手段を備え、且つ、先端部に、フィルムを基板方向
    に押圧するシールバーを備えたフィルム仮付け部材本体
    と、を含んでなるフィルム張付装置において、 前記フィルム仮付け部本体の先端部における前記シール
    バー取付け端面の、該シールバーを越えて、更に、基板
    送り方向に隣接した位置に、フィルム吸着時に、前記シ
    ールバーを超えて延在する前記フィルムの先端部を、負
    圧により吸着する先端吸着手段を設けたことを特徴とす
    るフィルム張付装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記先端部には、前記
    搬送手段により搬送されてくる基板に対向して開口し、
    且つ、フィルム幅方向に延在して形成された溝が設けら
    れ、前記シールバーは、前記溝内に大部分が収容され、
    且つ、基板側の一部が該溝から突出して配置された棒状
    の部材とされてなることを特徴とするフィルム張付装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記溝は、その断面形
    状が、少なくともその長手方向中間範囲で、内側が開口
    端よりも幅広の台形とされたことを特徴とするフィルム
    張付装置。
  8. 【請求項8】請求項6又は7において、前記シールバー
    は丸棒状部材であることを特徴とするフィルム張付装
    置。
  9. 【請求項9】請求項5乃至8のいずれかにおいて、前記
    先端吸着手段は、前記シールバー取付端面に、フィルム
    幅方向に形成された吸着溝とされたことを特徴とするフ
    ィルム張付装置。
  10. 【請求項10】請求項5乃至9のいずれかにおいて、前
    記シールバーの、前記先端吸着手段と反対側に接近し
    て、フィルムを吸着する後側吸着手段を設けたことを特
    徴とするフィルム張付装置。
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