JPH09301837A - 毛髪の処理用組成物 - Google Patents

毛髪の処理用組成物

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JPH09301837A
JPH09301837A JP14649996A JP14649996A JPH09301837A JP H09301837 A JPH09301837 A JP H09301837A JP 14649996 A JP14649996 A JP 14649996A JP 14649996 A JP14649996 A JP 14649996A JP H09301837 A JPH09301837 A JP H09301837A
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JP
Japan
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hair
agent
composition
anion
thiolactate
Prior art date
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JP14649996A
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English (en)
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Sanae Kubo
早苗 久保
Emiko Kawada
恵美子 河田
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪に対する損傷を実質的に伴うことなく、
毛髪のパーマネント第1剤および縮毛処理に適する組成
物の提供。 【解決手段】 還元剤としてチオ乳酸を、アルカリ剤と
してモノエタノールアミンを特定比率で含み、さらに特
定の高分子質をも含んでなる毛髪処理用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪のパーマネン
ト・ウェーブ用組成物に関し、より具体的にはパーマネ
ント・ウェーブ用剤第1剤として優れた特性を有する組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪ケラチンにおけるジスルフィド結合
の還元剤によるチオールへの還元段階、次いで酸化剤に
よるチオール(メルカプト基)の再ジスルフィド化およ
び毛髪繊維の再配列を伴うパーマネント・ウェーブ施術
法は、多種多様な還元剤組成物 (第1剤)提案もあって、商業的にもほぼ完成された技
術である。
【0003】ところで、十分なウェーブ効果を得るに
は、強力な還元剤の使用が必要であるが、一方、このよ
うな強力な還元剤の使用は、無視できない毛髪の損傷を
もたらすことが多い。その上、優れた還元作用を示すこ
とから、パーマネント・ウェーブ施術に主として使用さ
れてきたチオグリコール酸塩またはそのエステル類は、
悪臭(いわゆる強いパーマ臭)を発生することも改善す
べき問題点である。このような悪臭を防ぐべく、チオグ
リコール酸塩またはそのエステル類の使用量を低減する
目的で他の還元剤、例えばシステイン、システアミン、
チオ乳酸およびそれらの誘導体で、チオグリコール酸塩
またはそのエステル類の一部もしくは全部を代替させる
ことも提案されている。
【0004】しかしながら、チオ乳酸等の代替還元剤を
使用して十分なウェーブ効果を得るには、通常、高pH
条件下での施術が必要であり、上述した毛髪の損傷が無
視できなくなる。
【0005】そこで、例えば特開昭61−69717号
公報によると、まず悪臭を低減する目的で、還元剤とし
てチオグリコール酸の使用を避け、チオ乳酸を使用し、
そして還元剤処理段階で生じる頭皮の損傷を低減させる
目的である類の天然タンパク質由来の加水分解生成物ま
たはその誘導体を組み合わせて使用することが提案され
ている。そして、この組成物は、処理毛髪中のシステイ
ン酸含量に基づく評価方法で一定の効果が達成できるこ
とも示唆されている。
【0006】かかる組成物の使用は、上記公報に記載さ
れるように一定の効果が得られるが、実使用におけるそ
のウェーブ効果は必ずしも永続性に優れたものとはいえ
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、毛髪に対する損傷やパーマ臭が低減でき、しか
も実使用におけるウェーブ効果に優れたパーマネント・
ウェーブ用還元剤組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、チオ乳酸
と一定のアルカリ剤(例、アンモニア、モノエタノール
アミン、イソプロパノールアミン)との組み合わせ組成
物であって、チオ乳酸アニオンに対するアルカリ剤カチ
オンのモル濃度比を特定範囲に調整した組成物が、特に
特開昭61−69717号公報に記載されるようなタン
パク質加水分解等を使用することなく、上記課題を解決
できることを見い出し、先に提案した(欧州特許出願第
95308241.9号明細書参照)。
【0009】さらに、上記特定範囲外にあっても、上記
タンパク質加水分解以外の特定の高分子物質を組み合わ
せ使用すると、上記課題が解決できることを、ここに見
い出した。また、かかる組成物は縮毛の矯正に有利に使
用できることも見い出した。
【0010】したがって、本発明によれば、還元剤およ
びアルカリ剤を含有する毛髪の処理用組成物であって、
(A)還元剤およびアルカリ剤が、チオ乳酸アニオン対
該アニオンの対イオン形成用および過剰のモノエタノー
ルアシンのモル濃度比で、0.3未満または1.0より大
であり、そして(B)アミノ変性シリコーン、グリコー
ル変性シリコーン、シリコーン油のマイクロエマルジョ
ン、カチオン性高分子および両性高分子からなる群より
選ばれる少なくとも1種の高分子物質を含んでなる、こ
とを特徴とする組成物が提供される。
【0011】この組成物は、毛髪の処理、特にパーマネ
ント・ウェーブ用および縮毛矯正用として有利に使用で
きる。より具体的には、毛髪のコールド二浴式、加温二
浴式、用時調製発熱二浴式のパーマネント・ウェーブ処
理における第一剤(還元およびアルカリ剤)として、な
らびに毛髪のコールドおよび加温式縮毛矯正処理におい
て有利に使用できる。
【0012】
【具体的な態様】本発明の組成物は、上記特定の比率で
チオ乳酸アニオンとモノエタノールアミンを含み、かつ
上記特定の高分子物質を1種またはそれらの2種以上の
組み合わせ物を含むことによって、本発明の目的を達成
できるものであれば、それらの絶対的な含有量はいずれ
であってもよい。しかしながら、通常、組成物の総重量
当り、チオ乳酸アニオンを換算値として1.0重量%〜
20重量%、好ましくは5重量%〜15重量%含み、そ
して高分子物質を0.01重量%〜10重量%、好まし
くは、0.1重量%〜2重量%含む。
【0013】チオ乳酸アニオンイオンの換算値は、チオ
乳酸、チオ乳酸モノエタノールアミン塩、ならびに場合
によって含められるチオ乳酸アンモニアおよびチオ乳酸
アルカリ金属塩に由来するチオ乳酸アニオンを合計した
値を意味する。これらの成分は、好ましくは、チオ乳
酸、チオ乳酸アンモニア、チオ乳酸モノエタノールアミ
ンから構成される。
【0014】本発明の組成物は、上記チオ乳酸アニオン
に対して、モノエタノールアミンをモル比で、0.3未
満または1.0より大きい割合で含むが、必要によりア
ンモニアおよび或いはアルカリ金属水酸化物、アルカリ
金属炭酸塩または他のアルカリ性緩衝剤により、pHを
7.5〜10.0、好ましくは8.0〜9.6に調節するこ
とが好ましい。このようなpHに調節することにより、
チオ乳酸およびモノエタノールアミンならびに上記高分
子物質の使用効果と相俟って、本発明の効果、すなわち
毛髪の損傷をともなうことなく長期にわたるウェーブ効
果(引き続く酸化剤による処理を前提とする)および縮
毛の矯正効果が得られる。
【0015】本発明で使用できる高分子物質の個々の具
体例としては、限定されるものでないが、次のものを挙
げることができる。
【0016】アミノ変性シリコーンの典型的なものとし
ては、一般式
【0017】
【化1】
【0018】(式中、x=50〜150、y=1〜5) で表され、市販品として、トーレ・シリコーンSM87
02C(トーレ・ダウコーニング社)、ダウコーニング
DC929(ダウコーニング社)として入手可能なもの
や、一般式
【0019】
【化2】
【0020】(式中、x=50〜150、y=1〜5) で表され、市販品ダウコーニングDCQ2-7224
(ダウコーニング社)として入手可能なシリコーン類が
挙げられる。
【0021】グリコール変性シリコーンの典型的なもの
としては、一般式
【0022】
【化3】
【0023】(式中、x=5〜10、y=4〜6、z=
9〜13) で表され、市販品シリコーンSC1014M(信越化学
社)として入社可能なシリコーン類が挙げられる。
【0024】シリコーン油のマイクロエマルジョンの典
型的なものとしては、一般式
【0025】
【化4】
【0026】(式中、Xは、50〜1000cpsの粘
度を示すような値を示す)で表され、乳化粒子経が10
〜30nmとなるシリコーンのエマルジョンであって、
市販品トーレ・シリコーンBY22-010(トーレ・
ダウコーニング社)として入手可能なシリコーンエマル
ジョンが挙げられる。
【0027】カチオン性高分子または両性高分子の典型
的なものとしては、一般式
【0028】
【化5】
【0029】で表されるポリ(塩化ジメチルジアリルア
ンモニウム)のカチオン性高分子40%水溶液、市販品
としては、マーコート100(カルゴンコーポレーショ
ン)、一般式
【0030】
【化6】
【0031】で表される塩化ジメチルジアリルアンモニ
ウムとアクリル酸との両性共重合物(37.5〜39%
水溶液)、市販品としては、マーコート280および−
295(カルゴンコーポレーション)、一般式
【0032】
【化7】
【0033】で表される塩化ジメチルジアリルアンモニ
ウムとアクリルアミドとのカチオン性共重合物(8.6
%の水溶液)、市販品としては、マーコート550(カ
ルゴンコーポレーション)、や一般式
【0034】
【化8】
【0035】で表されるヒドロキシエチルセルロース-
2-ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリ
ドエーテル等のカチオン性高分子、市販品としては、ポ
リマーJR-400(ユニオンカーバイド社)等が挙げ
られる。
【0036】これらの高分子物質は、単独で使用するこ
とができるし、また2種以上を組み合わせて使用しても
よい。
【0037】本発明の組成物は、本発明の目的に悪影響
を及ぼさない範囲内で還元剤として、上記チオ乳酸また
はその塩に加え、チオグリコール酸アンモニウム塩、チ
オグリコール酸モノエタノールアミン塩などのチオグリ
コール酸塩、システインもしくはその塩、N-アセチル
システイン、あるいはこれらの酸化体(例ジチオ乳酸、
ジチオグリコール酸およびこれらの塩)を含めることも
できる。例えば、ジチオ乳酸またはその塩は、組成物重
量当り0.01重量%〜10.0重量%、好ましくは0.
05重量%〜5.0重量%含めることができる。
【0038】さらに、本発明の組成物は、一般的に、パ
ーマネント・ウェーブ用組成物における助剤として用い
られることのある、膨潤剤、浸透剤、タンパク質加水分
解物、金属イオン封鎖剤、湿潤剤、防腐剤、コンディシ
ョニング剤および界面活性剤から選ばれる1種以上の成
分を含めることができる。特に、尿素、アルキル尿素、
グアニジン、グアニジン塩酸塩、フェノキシエタノー
ル、フェノキシプロパノール、ベンジルアルコールおよ
びラウリルベタイン等や、さらに場合によって、油分、
植物抽出物、香料等の他の毛髪組成物に使用される成分
も含めることができる。
【0039】本発明の組成物によれば、酸化剤からなる
パーマネント・ウェーブ用第二剤との組み合わせ使用に
より、毛髪に対し、ウェーブ効果を長期保持させること
ができるとともに、毛髪の損傷を大巾に低減しかつ施術
時に発生する悪臭も、実質的に無くすることができる。
なお、上記第二剤としては、当該技術分野で常用されて
いるものをそのまま使用することができる。また、毛髪
の縮毛の処理に本発明の組成物それ自体を単独で使用し
て、毛髪に損傷を与えることなく縮毛を矯正することも
できる。
【0040】
【実施例】以下、具体的組成物を引用しながら本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明をこれらの例に限定す
ることを目的とするものでない。
【0041】評価方法 本発明による作用効果は、以下の評価方法に組成物を供
することによって確認できる。以下の具体的に示す組成
物もこれらの評価方法に従って実施されている。
【0042】(パーマ臭) (i)アンモニア揮散量 一定のガラス製容器(600ml)中に被検パーマ剤1
剤を10ml採り、閉栓し37℃水槽中に10分間静置
する。アンモニア検知管を用い上部空間中のガス100
mlを分析する。この値(ppm)が大きい程強いアン
モニア臭とする。
【0043】(ii)硫化水素発生揮散量 上記の容器中に毛髪1gと被検パーマ剤1剤を10ml
採り閉栓後37℃水槽中に20分間静置する。硫化水素
検知管を用い、上部空間中のガス100mlを分析す
る。この値(ppm)が大きい程強い硫化水素臭とす
る。
【0044】(iii)嗅覚評価 硫化水素測定後、直ちに5人によるパーマ臭の評価を行
う。
【0045】評価基準は次のとおりである。
【0046】 +++:殆どパーマ臭を感じない ++:他の一般のパーマより非常にマイルドな印象 +:マイルド −:激刺臭のためにいたみを感じる (ウェーブ効果)化学的に処理されていない毛髪を用
い、毛髪束(毛髪12本、長さ114mm)をガラス製
ロッド(φ=7mm)に均一に巻つけ、被検パーマ剤1
剤を80μl均一に塗布させる。室温下に2分経過後5
0mlのガラス容器中にこのロッドを5本入れ、閉栓し
37℃の水槽中で20分間処理する。その後1分間水洗
し、パーマ剤2剤(臭素酸ナトリウム6%、pH6.0・
・・リン酸塩バッファーで調製)5mlをロッド全体に
ふりかけた後、余分の液を取り除き、37℃の水槽中で
20分間処理する。その後水洗し、ロッドから髪をてい
ねいに取外し、ヘアコイルを得る。
【0047】この様にして作成したヘアコイルをウェッ
トのままヘアコイル径、ヘアコイル長を測定した。なお
ヘアコイル径はその値が小さい程(下限7mm)つよい
ウェーブとし、ヘアコイル長はその値が小さい程(下限
5mm、上限114mm)弾力のあるウェーブとしてい
る。
【0048】(毛髪損傷)上記のようにして得たヘアコ
イルに対し、引張試験機を用いて毛髪強度を測定する。
【0049】ヘアコイルを真直に伸し、測定部位を50
mmとなるようにチャックに取付け(ウェット状態)、
1分間20mmの速度で10mmまで引張り、この時の
荷重を記録する。測定後、このヘアコイルを正確に60
mmにカットし、1昼夜風乾させ、マイクロバランスで
秤量する(条件、25℃、相対湿度50%)。
【0050】ヘアコイルの引張荷重値と重量から、下式
により毛髪強度を算出する。
【0051】 毛髪強度=引張荷重値(gf)÷毛髪重量/6 こうして算出される毛髪強度値が小さければ小さい程、
毛髪損傷の程度が高いことを意味する。
【0052】(毛髪の感触)化学的に処理されていない
毛髪で毛髪束(1.0g、長さ15cm)を作成し、こ
の毛髪束にパーマ用ロッド、被検パーマ剤1剤、上記パ
ーマ剤2剤を用いてウェーブ毛を得(1剤:30℃、2
0分;2剤:30℃、20分、リンス(1分))、ウェ
ットおよび自然乾燥後、手触にて髪の感触を評価した。
【0053】評価基準(5人の評価の平均)は次のとお
りである。
【0054】 +++:非常になめらかまたはしなやか ++:かなりなめらかまたはしなやか +:なめらかまたはしなやか −:なめらかでなくまたはしなやかでない(ざらざらし
ているかまたはゴワゴワしている) 実施例1〜7および比較例1:下記表I−1に示される
組成からなる本発明の組成物(実施例1〜7)および比
較例1の組成物を、個別に調製し、上記評価法に従って
評価した。評価結果は下記表I−2に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】表I−2から、本発明の組成物は、比較例
1の組成物に比べ、ウェーブ効果が強くかつウェーブ弾
力もあり、毛髪損傷の程度が低減し、悪臭(アンモニア
揮散量および硫化水素発生揮散量)が少なく、また嗅覚
判定でもパーマ臭がマイルドであり、そしてウェーブ毛
の感触がウェットおよびドライともなめらかで、かつし
なやかさを付与することがわかる。
【0058】 実施例8 コールド二浴式パーマ剤1剤(普通毛用) w/v% チオ乳酸アンモニウム塩(60%) 14.86 アンモニア水試薬特級 1.50 モノエタノールアミン 0.50 炭酸水素アンモニウム 1.00 エチレンジアミン四酢酸3ナトリウム 0.10 トーレシリコーンBY22-010 *1 2.00 マーコート550 *2 1.00 ラウリルベタイン 0.15 ポリオキシエチレン(20E.O.)オレイルエーテル 0.50 香料 0.10精製水 バランス 合 計 100.00ml {(MEA+)+(MEA)}/(TL)=0.12<0.3 *1 トーレ・ダウコーニング社製 シリコーンマイクロエマルジョン ジメチルポリシロキサン、可溶化剤を含む透明性のあるマイクロエマル ジョン *2 カルゴンコーポレーション社製 カチオン性高分子水溶液 塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリルアミドとの共重合物 8.6%を含む水溶液 CTFA名 Polyquaternium-7 香料をポリオキシエチレン(20E.O.)オレイルエー
テルと加温下に溶解させ精製水を加え透明に溶解させ
る。更に残部の精製水及び他の成分を加え、全体を10
0mlに撹拌する。
【0059】本品を80ml及び2剤(臭素酸ナトリウ
ム6%、pH=6.5)80mlを頭髪に使用し、通常の
パーマ施術したところ、均一で弾力のあるウェーブが形
成され、髪の感触、くし通り、つやが非常に優れてお
り、髪の匂いもパーマ臭がなかった。1週間後の経日判
定でもウェーブの弾力髪のなめらかさが維持されてい
た。
【0060】 実施例9 コールド二浴式パーマ剤1剤(硬毛用) w/v% チオ乳酸アンモニウム塩(60%) 14.15 チオ乳酸モノエタノールアミン塩(40%) 5.31 アンモニア水試薬特級(28%) 2.42 モノエタノールアミン 0.31 炭酸水素アンモニウム 1.25 エチレンジアミン四酢酸3ナトリウム 0.10 DCQ-2-7224 *1 2.00 マーコート295 *2 1.00 ラウリルベタイン 0.50 ポリオキシエチレン(20E.O.)オレイルエーテル 0.50 香料 0.15精製水 バランス 合 計 100.00ml {(MEA+)+(MEA)}/(TL-)=0.25<0.30 *1 ダウコーニング社製、アミノ変性シリコーンエマルジョン CTFA名 Trimethylsiylamodimethicone *2 カルゴンコーポレーション社製、両性高分子水溶液 塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸との共重合物37%の 水溶液 CTFA名 Polyquaternium-22 調製法は実施例8に準ずる。
【0061】本品80ml及び2剤(臭素酸ナトリウム
8%、pH=6.0)100mlを、比較的パーマのかか
り難い硬毛である頭髪に使用し、パーマ施術した。1剤
のプロセスタイム15分、2剤を10分とったところ、
弾力のあるウェーブが形成され、パーマ臭もなく、つ
や、くし通り、感触も優れていた。2週間後でも、これ
らの特性は維持されていた。
【0062】 実施例10 コールド二浴式パーマ剤1剤(ダメージヘア用) w/v% チオ乳酸モノエタノールアミン塩(40%) 18.58 アンモニア水試薬特級(28%) 1.03 モノエタノールアミン 1.70 炭酸水素アンモニウム 1.25 エチレンジアミン四酢酸3ナトリウム 0.10 シリコーンSC1014M *1 1.00 ポリマー JR400 *2 0.20 ラウリルベタイン 0.50 ポリオキシエチレン(20E.O.)オレイルエーテル 0.50 香料 0.09精製水 バランス 合 計 100.00ml {(MEA+)+(MEA)}/(TL-)=1.40>1.00 *1 シリコーンSC1014M、信越化学社製 グリコール変性シリコーン CTFA名 Dimethicone copolyol *2 ポリマー JR-400、ユニオンカーバイド社製 ヒドロキシエチルセルロース-2-ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ ニウムクロリドエーテル CTFA名 Polyquaternium-10 調製法は実施例8に準ずる。
【0063】本品80ml及び2剤(臭素酸ナトリウム
6%、pH=6.5)80mlを、ヘアカラーでやや傷ん
だ髪質の頭髪に使用し、パーマ施術した。1剤のプロセ
スタイム10分、2剤を10分放置したところ、弾力の
あるウェーブが形成された。つや、くし通り、感触は、
パーマ以前よりもむしろ改善されておりコンデイショニ
ング効果の高いパーマ剤であることを確認した。カラー
毛の色落ちも非常に少なく又パーマ臭も殆ど感じられな
かった。
【0064】 実施例11 加温二浴式パーマ剤1剤(普通毛用) w/v% チオ乳酸アンモニウム塩(60%) 18.58 DLシステイン塩酸塩1水和物 2.00 モノエタノールアミン 1.00 アンモニア水試薬特級(28%) 1.00 炭酸水素アンモニウム 3.00 ダウコーニング DC929 *1 2.00 Adogen 432CG *2 0.50 ラウリルベタイン 0.20 エチレンジアミン四酢酸3ナトリウム 0.05 ポリオキシエチレン(20E.O.)オレイルエーテル 0.50 香料 0.09精製水 バランス 合 計 100.00ml {(MEA+)+(MEA)}/(TL-)=0.19<0.30 *1 ダウコーニング社製、アミノ変性シリコーンエマルジョン CTFA名:Amodimethicone *2 シェレックス社製、塩化ジセチルジメチルアンモニウム75%溶液 CTFA名 Dicetyldimonium chloride 調製法は実施例8に準ずる。
【0065】本品80ml及び2剤(臭素酸ナトリウム
6%、pH=6.5)80mlを、普通毛の頭髪に使用
し、パーマ施術した。1剤のプロセスタイムをドライヤ
ー下に10分、2剤を室温下に10分放置した。弾力の
あるウェーブが形成され感触は非常にしなやか、なめら
かであった。
【0066】 実施例12 コールド二浴式パーマ剤1剤(普通毛用) w/v% チオ乳酸アンモニウム塩(60%) 14.15 チオ乳酸モノエタノールアミン塩(40%) 5.31 アンモニア水試薬特級(28%) 2.42 モノエタノールアミン 0.31 炭酸水素アンモニウム 1.25 エチレンジアミン四酢酸3ナトリウム 0.10 トーレシリコーンSM8702C *1 2.00 マーコートプラス3330 *2 3.00 ラウリルベタイン 0.50 ポリオキシエチレン(20E.O.)オレイルエーテル 1.00 香料 0.50精製水 バランス 合 計 100.00ml (モノエタノールアミン)/(チオ乳酸アニオン)=0.25/0.30(モル濃度比) *1 トーレ・ダウコーニング社製、アミノ変性シリコーンエマルジョン *2 カルゴンコーポレーション、両性高分子水溶液 塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸とアクリルアミドとの 共重合体10%水溶液 CTFA名 Polyquaternium-39 調製法は実施例8に準ずる。
【0067】本品を80ml及び2剤(過酸化水素水、
22として2.0%、pH4.0)80mlを用い、普
通毛である頭髪にパーマ施術した。1剤のプロセスタイ
ム10分、2剤を5分とったところ、弾力あるウェーブ
が形成された。パーマの残臭は全く髪に残らず、つや、
くし通り、感触も優れていた。3週間後の再チェックで
は依然としてパーマの持ち良く、感触も良く維持されて
いた。
【0068】
【発明の効果】毛髪の損傷およびパーマ臭を有意に低減
できるとともに、パーマネント第2剤との組み合わせ使
用によって優れたウェーブ維持、感触を毛髪に付与でき
る組成物が提供される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 還元剤およびアルカリ剤を含有する毛髪
    の処理用組成物であって、 (A)還元剤およびアルカリ剤が、チオ乳酸アニオン対
    該アニオンの対イオン形成用および過剰のモノエタノー
    ルアシンのモル濃度比で、0.3未満または1.0より大
    であり、そして(B)アミノ変性シリコーン、グリコー
    ル変性シリコーン、シリコーン油のマイクロエマルジョ
    ン、カチオン性高分子および両性高分子からなる群より
    選ばれる少なくとも1種の高分子物質を含んでなる、こ
    とを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 組成物の総成分重量当り、チオ乳酸アニ
    オンを1.0重量%〜20重量%(換算)含み、高分子
    物質を0.01重量%〜10重量%含み、そして組成物
    のpHを7.5〜10.0に調節した、請求項1記載の組
    成物。
  3. 【請求項3】 毛髪のパーマネント・ウェーブ用第1剤
    として使用する請求項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 毛髪の縮毛矯正用剤として使用する請求
    項1または2記載の組成物。
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