JPH0930217A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH0930217A JPH0930217A JP7182771A JP18277195A JPH0930217A JP H0930217 A JPH0930217 A JP H0930217A JP 7182771 A JP7182771 A JP 7182771A JP 18277195 A JP18277195 A JP 18277195A JP H0930217 A JPH0930217 A JP H0930217A
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サイドウォール部補強コード層にコード群を
形成することにより、優れた耐久性能と高度に高い操縦
安定性能とを同時に発揮し得る空気入りラジアルタイヤ
を提供する。 【解決手段】 サイドウォール部領域のカーカス外側に
補強コード層を設け、タイヤ断面にあらわれる補強コー
ド層の総長さをカーカス最大断面高さの20〜70%とし、
補強コード層のコードを、20〜60本/5cmの打込数とす
ると共に補強コード層の表面に沿って2〜5本纏めたコ
ード群として層内に分離配置して成る。
形成することにより、優れた耐久性能と高度に高い操縦
安定性能とを同時に発揮し得る空気入りラジアルタイヤ
を提供する。 【解決手段】 サイドウォール部領域のカーカス外側に
補強コード層を設け、タイヤ断面にあらわれる補強コー
ド層の総長さをカーカス最大断面高さの20〜70%とし、
補強コード層のコードを、20〜60本/5cmの打込数とす
ると共に補強コード層の表面に沿って2〜5本纏めたコ
ード群として層内に分離配置して成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気入りラジア
ルタイヤに関し、特に乗用車用空気入りラジアルタイヤ
の優れた操縦安定性を高度に保持した上で、この性能向
上に有効なサイドウォール部補強コード層の耐久性能を
大幅に改善した空気入りラジアルタイヤに関する。
ルタイヤに関し、特に乗用車用空気入りラジアルタイヤ
の優れた操縦安定性を高度に保持した上で、この性能向
上に有効なサイドウォール部補強コード層の耐久性能を
大幅に改善した空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車用空気入りラジアルタイヤの操縦
安定性能の向上を図る有効手段として、サイドウォール
部に補強コード層を適用することが広く実施されてい
る。この補強コード層にはスチールコードや有機繊維コ
─ドが適用されるのが一般である。
安定性能の向上を図る有効手段として、サイドウォール
部に補強コード層を適用することが広く実施されてい
る。この補強コード層にはスチールコードや有機繊維コ
─ドが適用されるのが一般である。
【0003】確かに上記補強コード層を適用したラジア
ルタイヤは、補強コード層を用いないタイヤと対比し
て、タイヤ剛性がより一層向上する結果、操縦安定性能
が向上する反面、耐久性能の低下も余儀なくされる。な
おこの性能低下は補強コード層に由来していることがわ
かっている。
ルタイヤは、補強コード層を用いないタイヤと対比し
て、タイヤ剛性がより一層向上する結果、操縦安定性能
が向上する反面、耐久性能の低下も余儀なくされる。な
おこの性能低下は補強コード層に由来していることがわ
かっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従ってこの発明の目的
は、耐久性能の低下を伴うことなく操縦安定性能の向上
が可能な空気入りラジアルタイヤを提供することにあ
る。
は、耐久性能の低下を伴うことなく操縦安定性能の向上
が可能な空気入りラジアルタイヤを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の空気入りラジアルタイヤは、一対のビー
ド部及び一対のサイドウォール部と、これらサイドウォ
ール部間にわたりトロイド状に連なるトレッド部とから
なり、これら各部をビード部内に埋設したビードコア相
互間にわたり補強する1プライ以上のラジアルカーカス
と、トレッド部を強化するベルトとを有し、サイドウォ
ール部領域のカーカス外側にゴム引き補強コード層を備
える空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ断面にお
ける上記補強コード層の厚み中心を連ねる線の総長さを
カーカス最大断面高さの20〜70%の範囲内とし、補
強コード層のコードを、5cm当りの打込数が20〜60
本の範囲内とすると共に、補強コード層の表面に沿って
2〜5本の範囲内で纏めたコード群として層内に分離配
置して成ることを特徴とする。
め、この発明の空気入りラジアルタイヤは、一対のビー
ド部及び一対のサイドウォール部と、これらサイドウォ
ール部間にわたりトロイド状に連なるトレッド部とから
なり、これら各部をビード部内に埋設したビードコア相
互間にわたり補強する1プライ以上のラジアルカーカス
と、トレッド部を強化するベルトとを有し、サイドウォ
ール部領域のカーカス外側にゴム引き補強コード層を備
える空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ断面にお
ける上記補強コード層の厚み中心を連ねる線の総長さを
カーカス最大断面高さの20〜70%の範囲内とし、補
強コード層のコードを、5cm当りの打込数が20〜60
本の範囲内とすると共に、補強コード層の表面に沿って
2〜5本の範囲内で纏めたコード群として層内に分離配
置して成ることを特徴とする。
【0006】この発明を実施するにあたり、上記補強コ
ード層に用いる簾織りコード反を、該簾反の互いに隣接
する2〜5本のコードを単位として、単位コード内は同
じ側に緯糸を通し、互いに隣接するコード単位相互間で
は反対側に緯糸を通して織り上げることにより、上記補
強コード層のコード群を形成すること、そして上記補強
コード層のコードをタイヤ半径方向に対し40〜80°
の範囲内の傾斜角度で配列することが望ましい。
ード層に用いる簾織りコード反を、該簾反の互いに隣接
する2〜5本のコードを単位として、単位コード内は同
じ側に緯糸を通し、互いに隣接するコード単位相互間で
は反対側に緯糸を通して織り上げることにより、上記補
強コード層のコード群を形成すること、そして上記補強
コード層のコードをタイヤ半径方向に対し40〜80°
の範囲内の傾斜角度で配列することが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明を図1、図2に基づき以
下詳細に説明する。図1は、空気入りラジアルタイヤの
赤道面Eからの左半断面を線図的に示す図であり、図に
おいて、1は一対のビード部(片側のみ示す)、2は一
対のサイドウォール部(片側のみ示す)、3はトレッド
部であり、ビード部1内に埋設したビードコア4相互間
にわたり1プライ以上(図示例は2プライ)のラジアル
カーカス5がビード部1、サイドウォール部2及びトレ
ッド部3を補強し、カーカス5の外周でベルト6がトレ
ッド部3を強化する。なおベルト6は少なくとも2層の
非伸長性コード交差層、例えばスチールコード交差層を
有す。
下詳細に説明する。図1は、空気入りラジアルタイヤの
赤道面Eからの左半断面を線図的に示す図であり、図に
おいて、1は一対のビード部(片側のみ示す)、2は一
対のサイドウォール部(片側のみ示す)、3はトレッド
部であり、ビード部1内に埋設したビードコア4相互間
にわたり1プライ以上(図示例は2プライ)のラジアル
カーカス5がビード部1、サイドウォール部2及びトレ
ッド部3を補強し、カーカス5の外周でベルト6がトレ
ッド部3を強化する。なおベルト6は少なくとも2層の
非伸長性コード交差層、例えばスチールコード交差層を
有す。
【0008】カーカス5の外側のサイドウォール部2領
域にゴム引き補強コード層7を配置する。図示の配置は
カーカス5の折返し部5aの外側の例であるが、補強コ
ード層7を折返し部5aの内側とビードフィラーゴム8
との間に位置させる配置又はカーカス5とビードフィラ
ーゴム8の内側との間に位置させる配置とするのを可と
する。
域にゴム引き補強コード層7を配置する。図示の配置は
カーカス5の折返し部5aの外側の例であるが、補強コ
ード層7を折返し部5aの内側とビードフィラーゴム8
との間に位置させる配置又はカーカス5とビードフィラ
ーゴム8の内側との間に位置させる配置とするのを可と
する。
【0009】図1において、補強コード層7の厚み中心
を連ねる線の総長さ(タイヤ半径方向外側端Pと内側端
Qとの間の長さ)は、カーカス5のビードコア4を巻上
げる部分での最小径を通るタイヤ赤道面Eへの垂線BL
C から測ったカーカス5の最大高さHC の20〜70%
の範囲内とすることを要す。なぜなら20%未満では補
強コード層としての機能が十分に発揮できず、70%を
超えるとタイヤ荷重負荷時の補強コード層7の上端部付
近での変形が局所的になり、ひずみが大きくなるためタ
イヤの耐久性を保持できないからである。
を連ねる線の総長さ(タイヤ半径方向外側端Pと内側端
Qとの間の長さ)は、カーカス5のビードコア4を巻上
げる部分での最小径を通るタイヤ赤道面Eへの垂線BL
C から測ったカーカス5の最大高さHC の20〜70%
の範囲内とすることを要す。なぜなら20%未満では補
強コード層としての機能が十分に発揮できず、70%を
超えるとタイヤ荷重負荷時の補強コード層7の上端部付
近での変形が局所的になり、ひずみが大きくなるためタ
イヤの耐久性を保持できないからである。
【0010】また補強コード層7の内側端Qはビードコ
ア4の外周面よりタイヤ半径方向(以下半径方向とい
う)外側に位置させるのが望ましい。ここに操縦安定性
能及び耐久性能に関し、補強コード層7の総長さにもよ
るが傾向として、補強コード層7を半径方向のより外側
に配置すると操縦安定性能のより一層の向上に寄与する
一方、より内側に配置すれば補強コード層の耐久性能向
上に有利である。
ア4の外周面よりタイヤ半径方向(以下半径方向とい
う)外側に位置させるのが望ましい。ここに操縦安定性
能及び耐久性能に関し、補強コード層7の総長さにもよ
るが傾向として、補強コード層7を半径方向のより外側
に配置すると操縦安定性能のより一層の向上に寄与する
一方、より内側に配置すれば補強コード層の耐久性能向
上に有利である。
【0011】補強コード層7のタイヤ内におけるコード
打込数を5cm当り20〜60本の範囲内とする。ここに
20本未満では補強コード層としての役を果たすことが
できず、60本を超えると耐久性能を保持する上で不利
となる。
打込数を5cm当り20〜60本の範囲内とする。ここに
20本未満では補強コード層としての役を果たすことが
できず、60本を超えると耐久性能を保持する上で不利
となる。
【0012】上記範囲内のコード打込数とした上で、さ
らに補強コード層7のコードを、層7の表面に沿って2
〜5本の範囲内でコードを一まとめに纏めたコード群と
して層7内に分離配置する。ここにコード群のコード本
数は5本を超えるとコード端でのセパレーション悪化に
よるタイヤの耐久性劣化の不利を生じるため上限を5本
とする。上記分離配置のありさまを図2(a)、(b)
に示す。図2(a)、(b)は、図1に示すA−A線に
沿う断面のうち補強コード層7のゴム埋設になるコード
部分のみを取り出し、他の部分を省略して示す図であ
る。
らに補強コード層7のコードを、層7の表面に沿って2
〜5本の範囲内でコードを一まとめに纏めたコード群と
して層7内に分離配置する。ここにコード群のコード本
数は5本を超えるとコード端でのセパレーション悪化に
よるタイヤの耐久性劣化の不利を生じるため上限を5本
とする。上記分離配置のありさまを図2(a)、(b)
に示す。図2(a)、(b)は、図1に示すA−A線に
沿う断面のうち補強コード層7のゴム埋設になるコード
部分のみを取り出し、他の部分を省略して示す図であ
る。
【0013】図2(a)、(b)において、符号Cはコ
ードを示し、符号Gn-1 、Gn 、G n+1 、Gn+2 はそれ
ぞれコード群を示す。図2(a)に示すコード群Gn-1
〜G n+2 はそれぞれ2本のコードCからなり、図2
(b)に示すコード群Gn-1 〜G n+1 はそれぞれ3本の
コードCからなる。図から明らかなように、同一コード
群内のコードCは互いに接触しているか又は近接した状
態にある一方、各コード群Gn-1 、Gn 、Gn+1 、G
n+2 は互いにゴムを介した分離状態にある。
ードを示し、符号Gn-1 、Gn 、G n+1 、Gn+2 はそれ
ぞれコード群を示す。図2(a)に示すコード群Gn-1
〜G n+2 はそれぞれ2本のコードCからなり、図2
(b)に示すコード群Gn-1 〜G n+1 はそれぞれ3本の
コードCからなる。図から明らかなように、同一コード
群内のコードCは互いに接触しているか又は近接した状
態にある一方、各コード群Gn-1 、Gn 、Gn+1 、G
n+2 は互いにゴムを介した分離状態にある。
【0014】上記の分離配置になるコード群は以下に述
べる方法により得られる。すなわちタイヤの補強部材と
してのゴム引きコード層は殆ど全て簾織りコード反から
製造するものであり、この簾反はその幅方向にコード
(すなわち経糸)を引き揃えるための緯糸(横糸)を用
いる。この緯糸は、専ら経糸を引き揃える役を果たすた
めの糸であるから、粗打込みで、かつコードの太さ、強
度に比しより細く、より低強度で済み、例えば200〜
400デニールの綿糸などが用いられている。この緯糸
を図2(a)、(b)では符号Lsを付して示す。
べる方法により得られる。すなわちタイヤの補強部材と
してのゴム引きコード層は殆ど全て簾織りコード反から
製造するものであり、この簾反はその幅方向にコード
(すなわち経糸)を引き揃えるための緯糸(横糸)を用
いる。この緯糸は、専ら経糸を引き揃える役を果たすた
めの糸であるから、粗打込みで、かつコードの太さ、強
度に比しより細く、より低強度で済み、例えば200〜
400デニールの綿糸などが用いられている。この緯糸
を図2(a)、(b)では符号Lsを付して示す。
【0015】そこで簾織りコード反を製造するに際し、
簾反の互いに隣接する2〜5本のコードを単位として、
すなわち図2の例示ではコード群Gn-1 、Gn 、
Gn+1 、G n+2 に相当するものとして、同一コード群内
では同じ側に緯糸Lsを通し、互いに隣接するコード群
相互間では反対側に緯糸Lsを通して簾織りコード反を
織り上げることにより、図2(a)、(b)に示すコー
ド群配置を得ることができる。これに対し従来の補強コ
ード層は、図2同様にあらわした図3に示すようにコー
ドC一本毎に交互に緯糸Lsを通したコード配列にな
る。
簾反の互いに隣接する2〜5本のコードを単位として、
すなわち図2の例示ではコード群Gn-1 、Gn 、
Gn+1 、G n+2 に相当するものとして、同一コード群内
では同じ側に緯糸Lsを通し、互いに隣接するコード群
相互間では反対側に緯糸Lsを通して簾織りコード反を
織り上げることにより、図2(a)、(b)に示すコー
ド群配置を得ることができる。これに対し従来の補強コ
ード層は、図2同様にあらわした図3に示すようにコー
ドC一本毎に交互に緯糸Lsを通したコード配列にな
る。
【0016】ところでタイヤが荷重負荷の下で転動する
と、接地面内に位置する補強コード層7の半径方向外側
端P、より正確には外側端Pのコード端には大きな剪断
ひずみが作用する。これは従来タイヤの場合でも同様で
あり、従来の補強コード層の半径方向外側コード端に作
用する剪断ひずみは、コード相互間隔が狭いためゴムに
よるひずみ緩和に不利であり、その結果コード端にゴム
亀裂が生じ、これが進展してセパレーション故障に至
り、結局耐久性能の低下が余儀なくされる。
と、接地面内に位置する補強コード層7の半径方向外側
端P、より正確には外側端Pのコード端には大きな剪断
ひずみが作用する。これは従来タイヤの場合でも同様で
あり、従来の補強コード層の半径方向外側コード端に作
用する剪断ひずみは、コード相互間隔が狭いためゴムに
よるひずみ緩和に不利であり、その結果コード端にゴム
亀裂が生じ、これが進展してセパレーション故障に至
り、結局耐久性能の低下が余儀なくされる。
【0017】これに対し図2(a)、(b)に示すよう
なコード群配置では、従来の補強コード層と同じコード
打込数であっても、コード群Gn-1 、Gn 、Gn+1 、G
n+2それぞれの相互間隔は従来以上に大幅に広がり、そ
の結果外側端Pのコード端のうちコード群の端に位置す
るコード端の剪断ひずみが大幅に緩和される。よってコ
ード端のゴム亀裂発生が抑制されて耐久性能が向上す
る。また高度に高いレベルの操縦安定性能を発揮するこ
とができるのは勿論である。
なコード群配置では、従来の補強コード層と同じコード
打込数であっても、コード群Gn-1 、Gn 、Gn+1 、G
n+2それぞれの相互間隔は従来以上に大幅に広がり、そ
の結果外側端Pのコード端のうちコード群の端に位置す
るコード端の剪断ひずみが大幅に緩和される。よってコ
ード端のゴム亀裂発生が抑制されて耐久性能が向上す
る。また高度に高いレベルの操縦安定性能を発揮するこ
とができるのは勿論である。
【0018】さらに補強コード層7のコードをタイヤ半
径方向に対し40〜80°の範囲内の傾斜角度で配列
し、このコード配列によりタイヤ剛性は効果的に向上
し、このことが操縦安定性能の一層の向上に寄与する。
径方向に対し40〜80°の範囲内の傾斜角度で配列
し、このコード配列によりタイヤ剛性は効果的に向上
し、このことが操縦安定性能の一層の向上に寄与する。
【0019】補強コード層7のコード材質はナイロンや
ポリエステルなどの有機繊維コ─ド又はガラスやカーボ
ンなどの無機繊維コードの何れもが適合し、なかでもカ
ーカス5のプライに多用されているポリエステル繊維コ
ードが適合し、また補強コード層7に適用するゴムはや
はりカーカス5のプライゴムと同じものが良い。
ポリエステルなどの有機繊維コ─ド又はガラスやカーボ
ンなどの無機繊維コードの何れもが適合し、なかでもカ
ーカス5のプライに多用されているポリエステル繊維コ
ードが適合し、また補強コード層7に適用するゴムはや
はりカーカス5のプライゴムと同じものが良い。
【0020】補強コード層7を適用して有利なタイヤ種
は乗用車用空気入りラジアルタイヤで、なかでも偏平比
の呼びが70以下の偏平タイヤであり、このタイヤの場
合特に顕著に優れた効果を発揮する。
は乗用車用空気入りラジアルタイヤで、なかでも偏平比
の呼びが70以下の偏平タイヤであり、このタイヤの場
合特に顕著に優れた効果を発揮する。
【0021】
【実施例】サイズが205/65R15の乗用車用空気
入りラジアルタイヤで、図1に従い、カーカス5は2プ
ライのラジアル配列になる1000D/2のポリエステ
ルコードプライ構成とし、ベルト6は2層の1×5×
0.23構造をもつスチールコード交差層(切り離し構
造)と、その外周に配設した1層のナイロンコード12
60D/2の周方向巻回層(図示省略)との3層構成と
した。
入りラジアルタイヤで、図1に従い、カーカス5は2プ
ライのラジアル配列になる1000D/2のポリエステ
ルコードプライ構成とし、ベルト6は2層の1×5×
0.23構造をもつスチールコード交差層(切り離し構
造)と、その外周に配設した1層のナイロンコード12
60D/2の周方向巻回層(図示省略)との3層構成と
した。
【0022】上記を共通要素として実施例1〜3のタイ
ヤ及び比較例1〜6のタイヤと、コントロールとして補
強コード層を用いない従来タイヤとを準備した。補強コ
ード層のコードにはカーカス5のプライと同じ1000
D/2のポリエステルコードCを用いた。従来例を除い
て、これらコードCの打込数(本/5cm)、緯糸Lsの
通し方法(コード群の本数)、コードCのタイヤ半径方
向に対する傾斜角度(度)及びカーカス最大断面高さH
cに対する補強コード層の総長さLの百分率(%)を纏
めて表1に示す。なお表1では上から順に、経糸打込数
(本/5cm)、緯糸通し方法(群本数)、経糸傾斜角度
(度)及びL/Hc×100(%)と略して表記した。
ヤ及び比較例1〜6のタイヤと、コントロールとして補
強コード層を用いない従来タイヤとを準備した。補強コ
ード層のコードにはカーカス5のプライと同じ1000
D/2のポリエステルコードCを用いた。従来例を除い
て、これらコードCの打込数(本/5cm)、緯糸Lsの
通し方法(コード群の本数)、コードCのタイヤ半径方
向に対する傾斜角度(度)及びカーカス最大断面高さH
cに対する補強コード層の総長さLの百分率(%)を纏
めて表1に示す。なお表1では上から順に、経糸打込数
(本/5cm)、緯糸通し方法(群本数)、経糸傾斜角度
(度)及びL/Hc×100(%)と略して表記した。
【0023】
【表1】
【0024】実施例の効果を検証するため、実施例1〜
3、比較例1〜6及び従来例の各タイヤを供試タイヤと
して、下記性能試験項目及び方法に従い比較評価試験を
実施した。 (1)操縦安定性能;最も信頼性が高い代用特性試験と
してのタイヤ剛性試験方法に基づき、内圧2.0kgf/cm
2 を充填したタイヤ及びホイール組立体の回転軸を固定
した上で、内圧2.0kgf/cm2 でのJATMAの正規荷
重を負荷したタイヤの接地面を、前後±10mm、左右
±10mmの条件で前後左右に移動させたときの変移量
に対する移動力の割合を測定、平均し、測定結果に整理
を施して従来例タイヤを100とする指数表示にて各タ
イヤの剛性を算出した。値は大なるほど良い。(2)耐
久性能;内圧2.0kgf/cm2 を充填したタイヤ及びホイ
ール組立体をJATMA正規荷重の150%の過大荷重
の下でドラムに押し当て、所定速度で走行させ、故障発
生までの走行距離について従来例タイヤを100とする
指数表示にてあらわした。値は大なるほど良い。これら
の試験結果を表1の下欄に示す。
3、比較例1〜6及び従来例の各タイヤを供試タイヤと
して、下記性能試験項目及び方法に従い比較評価試験を
実施した。 (1)操縦安定性能;最も信頼性が高い代用特性試験と
してのタイヤ剛性試験方法に基づき、内圧2.0kgf/cm
2 を充填したタイヤ及びホイール組立体の回転軸を固定
した上で、内圧2.0kgf/cm2 でのJATMAの正規荷
重を負荷したタイヤの接地面を、前後±10mm、左右
±10mmの条件で前後左右に移動させたときの変移量
に対する移動力の割合を測定、平均し、測定結果に整理
を施して従来例タイヤを100とする指数表示にて各タ
イヤの剛性を算出した。値は大なるほど良い。(2)耐
久性能;内圧2.0kgf/cm2 を充填したタイヤ及びホイ
ール組立体をJATMA正規荷重の150%の過大荷重
の下でドラムに押し当て、所定速度で走行させ、故障発
生までの走行距離について従来例タイヤを100とする
指数表示にてあらわした。値は大なるほど良い。これら
の試験結果を表1の下欄に示す。
【0025】表1から、比較例のタイヤは、従来例と同
一性能に止まるNo.3、No.5のタイヤを除き、操
縦安定性能向上の代償として耐久性能が大幅に劣化して
実用性に欠け、これに対し各実施例のタイヤは何れも、
耐久性能には優れる従来例と同等以上の耐久性能を保持
した上で操縦安定性能の向上が達成されていることがわ
かる。
一性能に止まるNo.3、No.5のタイヤを除き、操
縦安定性能向上の代償として耐久性能が大幅に劣化して
実用性に欠け、これに対し各実施例のタイヤは何れも、
耐久性能には優れる従来例と同等以上の耐久性能を保持
した上で操縦安定性能の向上が達成されていることがわ
かる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、サイドウォール部に
補強コード層を備えていない従来タイヤが本来的にもつ
不十分な操縦安定性能と、補強コード層を備えている従
来タイヤがやはり本来的にもつ不十分な耐久性能とを同
時に解決することができ、十分な耐久性能を保持した上
で操縦安定性能を大幅に向上させ得る空気入りラジアル
タイヤを提供することができる。
補強コード層を備えていない従来タイヤが本来的にもつ
不十分な操縦安定性能と、補強コード層を備えている従
来タイヤがやはり本来的にもつ不十分な耐久性能とを同
時に解決することができ、十分な耐久性能を保持した上
で操縦安定性能を大幅に向上させ得る空気入りラジアル
タイヤを提供することができる。
【図1】この発明による空気入りラジアルタイヤの左半
断面図である。
断面図である。
【図2】この発明の補強コード層の断面説明図である。
【図3】従来の補強コード層の断面説明図である。
1 ビード部 2 サイドウォール部 3 トレッド部 4 ビードコア 5 カーカス 5a カーカス折返し部 6 ベルト 7 補強コード層 Hc カーカス断面最大高さ C コード Gn コード群 Ls 緯糸
Claims (3)
- 【請求項1】 一対のビード部及び一対のサイドウォー
ル部と、これらサイドウォール部間にわたりトロイド状
に連なるトレッド部とからなり、これら各部をビード部
内に埋設したビードコア相互間にわたり補強する1プラ
イ以上のラジアルカーカスと、トレッド部を強化するベ
ルトとを有し、サイドウォール部領域のカーカス外側に
ゴム引き補強コード層を備える空気入りラジアルタイヤ
において、 タイヤ断面における上記補強コード層の厚み中心を連ね
る線の総長さをカーカス最大断面高さの20〜70%の
範囲内とし、 補強コード層のコードを、5cm当りの打込数が20〜6
0本の範囲内とすると共に、補強コード層の表面に沿っ
て2〜5本の範囲内で纏めたコード群として層内に分離
配置して成ることを特徴とする空気入りラジアルタイ
ヤ。 - 【請求項2】 上記補強コード層に用いる簾織りコード
反を、該簾反の互いに隣接する2〜5本のコードを単位
として、単位コード内は同じ側に緯糸を通し、互いに隣
接するコード単位相互間では反対側に緯糸を通して織り
上げることにより、上記補強コード層のコード群を形成
する請求項1に記載したタイヤ。 - 【請求項3】 上記補強コード層のコードをタイヤ半径
方向に対し40〜80°の範囲内の傾斜角度で配列して
成る請求項1又は2に記載したタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7182771A JPH0930217A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7182771A JPH0930217A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930217A true JPH0930217A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16124139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7182771A Pending JPH0930217A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930217A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002103923A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2011519773A (ja) * | 2008-05-07 | 2011-07-14 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 重量物運搬車両用の補強タイヤ |
| WO2022158087A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP7182771A patent/JPH0930217A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002103923A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2011519773A (ja) * | 2008-05-07 | 2011-07-14 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 重量物運搬車両用の補強タイヤ |
| WO2022158087A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
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