JPH09302195A - 可撓性・耐衝撃性に優れた管状体 - Google Patents

可撓性・耐衝撃性に優れた管状体

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JPH09302195A
JPH09302195A JP12171296A JP12171296A JPH09302195A JP H09302195 A JPH09302195 A JP H09302195A JP 12171296 A JP12171296 A JP 12171296A JP 12171296 A JP12171296 A JP 12171296A JP H09302195 A JPH09302195 A JP H09302195A
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JP
Japan
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weight
vinyl chloride
impact resistance
tubular body
graft copolymer
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JP12171296A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Morita
英文 森田
Kenichi Matsumura
健一 松村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐衝撃性、可撓性に優れた管状体に関する。 【解決手段】管状体は、酢酸ビニル含有量が20〜40
重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体に、塩化ビニル
をグラフト共重合させて得られ、上記エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体の含有量が20〜60重量%である塩化ビ
ニル系グラフト共重合体100重量部に対し、アクリル
系加工助剤が0.5〜8重量部配合された樹脂組成物を
用いて成形されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体に、塩化ビニルをグラフト共重合させて得
られる塩化ビニル系グラフト共重合体からなる耐衝撃
性、可撓性に優れた管状体に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系樹脂は、機械的強度、耐候
性、耐薬品性に優れ、多くの用途に使用される。しか
し、可撓性、耐衝撃性が不十分な為、寒冷地や耐震性が
要求される管路には使用することができなかった。
【0003】塩化ビニル系樹脂に可撓性を賦与する方法
としては、例えば、特開昭49−74727号公報に
は、フェニル燐酸エステル系の可塑剤が提案されている
が、低温に於ける耐衝撃性が充分でないという欠陥があ
った。塩化ビニル系樹脂の耐衝撃性を向上させる方法と
しては、例えば、特開昭60−161449号公報に
は、塩化ビニル系樹脂に特定のアクリル系ゴム等をブレ
ンドする組成物が開示されている。しかし、これらの方
法によって得られるパイプ及びパイプ用継手は、可撓
性、耐衝撃性共に不満足であり、耐震性の管路等に充分
使用に耐えるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の如き
問題点を解決し、低温に於いて、可撓性、耐衝撃性があ
り、且つ、引張強度に優れた管状体を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の可撓性・耐衝撃
性に優れた管状体は、酢酸ビニル含有量が20〜40重
量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体に、塩化ビニルを
グラフト共重合させて得られ、上記エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の含有量が20〜60重量%である塩化ビニ
ル系グラフト共重合体100重量部に対し、アクリル系
加工助剤が0.5〜8重量部配合された樹脂組成物を用
いて成形されていることを特徴とする。
【0006】本発明に使用されるエチレン−酢酸ビニル
共重合体(以下、EVAと呼ぶことがある)は、公知の
方法によって、エチレンと酢酸ビニルとを共重合して得
られ、酢酸ビニルの含有量は20〜40重量%が好まし
く、さらに好ましくは20〜30重量%である。酢酸ビ
ニルの含有量が20重量%未満であったり、40重量%
を超える場合は、充分な耐衝撃性を有する管状体が得ら
れなく、成形性、外観が劣悪になる。
【0007】上記EVAに塩化ビニルをグラフト共重合
させて得られる塩化ビニル系グラフト共重合体の製造方
法は、公知の方法で成就され、例えば、EVA存在下
で、塩化ビニルを懸濁重合する方法で行うことができ
る。塩化ビニル系グラフト共重合体のEVAの含有量
は、20〜60重量%が好ましく、さらに好ましくは2
0〜40重量%である。20重量%未満の場合は、管状
体の充分な可撓性、耐衝撃性が得られなく、60重量%
を超える場合は、充分な引張強度、耐圧性が得られな
い。
【0008】アクリル系加工助剤は、塩化ビニル系グラ
フト共重合体の成形時の混練状態を調整し、得られる管
状体の外観、強度を向上させる役割を果たし、公知のも
のが使用できる。具体的には、メチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)ア
クリレート等のアルキル(メタ)アクリレートの少なく
とも1種の重合体や含有量が50重量%以上のアルキル
(メタ)アクリレートと、スチレン、ビニルトルエン、
アクリロニトリル等のビニル系モノマーとの共重合体が
挙げられ、これらの少なくとも1種が使用される。アク
リル系加工助剤の重量平均分子量は、特に限定するもの
ではないが、30〜350万が好ましい。
【0009】本発明に使用されるアクリル系加工助剤に
ついては、塩化ビニル系グラフト共重合体100重量部
に対し、0.5〜8重量部が添加されることが好まし
く、さらに好ましくは1〜3重量部である。0.5重量
部未満の場合は、得られる管状体の表面性、外観が悪く
なり、8重量部を超えると、成形加工中の樹脂圧が大き
くなり、生産性が低下する。
【0010】本発明の塩化ビニル系グラフト共重合体
は、上記アクリル系加工助剤の他に、成形時に、必要に
応じて、安定剤、安定化助剤、滑剤、紫外線吸収剤、光
安定剤、酸化防止剤、可塑剤、顔料、充填剤などの配合
剤が添加されてもよい。
【0011】安定剤としては、例えば、ジメチル錫メル
カプト、ジブチル錫メルカプト、ジオクチル錫メルカプ
ト、ジブチル錫マレート、ジブチル錫マレートポリマ
ー、ジオクチル錫マレート、ジオクチル錫マレートポリ
マー、ジブチル錫ラウレート、ジブチル錫ラウレートポ
リマー等の有機錫化合物、鉛白、塩基性亜硫酸鉛、二塩
基性亜亜硫酸鉛、三塩基性硫酸鉛、二塩基性亜燐酸鉛、
シリカゲル共沈硅酸塩、ステアリン酸鉛、安息香酸鉛、
二塩基性ステアリン酸鉛、ナフテン酸鉛等の鉛系安定
剤、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、
ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸、カルシウム−亜鉛系安
定剤、バリウム−亜鉛系安定剤、バリウム−カドミウム
系安定剤、ハイドロタルサイド、ゼオライト等が挙げら
れ、これらの少なくとも1種が使用される。
【0012】安定化助剤としては、例えば、エポキシ化
大豆油、エポキシ化アマニ油、燐酸エステル等が挙げら
れ、これらの少なくとも1種が使用される。
【0013】滑剤としては、例えば、モンタン酸ワック
ス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ステ
アリン酸、ステアリルアルコール、ステアリン酸ブチル
等が挙げられ、これらの少なくとも1種が使用される。
【0014】酸化防止剤としては、例えば、フェノール
系抗酸化剤等が挙げられる。光安定剤としては、例え
ば、サルチル酸エステル系、ベンゾフェノン系、ベンゾ
トリアゾール系、シアノアクリレート系等の紫外線吸収
剤、ヒンダードアミン系等の光安定剤が挙げられ、これ
らの少なくとも1種が使用される。
【0015】充填剤としては、例えば、炭酸カルシウ
ム、タルク等が挙げられる。顔料としては、例えば、ア
ゾ系、フタロシアニン系、スレン系、染料レーキ系等の
有機顔料、酸化物系、クロム酸モリブデン系、硫化物・
セレン化物系、フェロシアン化物系等の無機顔料等が挙
げられる。
【0016】又、塩化ビニル系グラフト共重合体には、
成形時の加工性を向上させる目的で、可塑剤が添加され
ても構わなく、例えば、ジブチルフタレート、ジ−2−
エチルヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルア
ジペート等が挙げられる。
【0017】上記の各種配合剤を塩化ビニル系グラフト
共重合体に混合する方法としては、その添加順序、方法
について、任意の操作が可能であり、特に限定はなく、
ホットブレンド、コールドブレンドいずれの方法でも良
い。
【0018】本発明の可撓性・耐衝撃性管状体に使用さ
れる塩化ビニル系グラフト共重合体の塩化ビニル樹脂成
分は、粘度平均重合度が1000〜2000が好まし
く、1000未満の場合は、成形時の溶融粘度が小さ過
ぎて、押出機で充分な混練ができ難く、その結果とし
て、管状体に充分な強度と低温耐衝撃性を発揮させるこ
とができない。又、粘度平均重合度が2000を超える
場合は、成形時の溶融粘度が大き過ぎて、管状体が着色
したり、表面性、外観が劣悪になる。
【0019】本発明に於いて、管状体としては、パイプ
やソケット、エルボ、チーズ等のパイプ用継手が挙げら
れる。管状体がパイプである場合、その成形方法は通常
の押出成形で成就され、例えば、パイプ冷却装置と引取
機を備えた押出機に於いて、バレル温度150〜180
℃、金型温度180〜190℃にして行われる。本発明
に使用される塩化ビニル系グラフト共重合体の配合組成
物は、押出機のホッパーに投入する前に、予め、ペレッ
ト化しておいても何ら構わない。
【0020】管状体がパイプ用継手である場合、その成
形方法は射出成形によって得られ、成形条件は、例え
ば、バレル温度150〜180℃、ノズル温度160〜
190℃である。射出成形に使用される塩化ビニル系グ
ラフト共重合体の塩化ビニル樹脂成分は、粘度平均重合
度が500〜1200が好ましく、500未満の場合
は、溶融粘度が小さ過ぎて、射出成形機で充分な混練が
でき難く、継手の強度が不足し、耐衝撃性も充分発揮さ
せることができない。又、粘度平均重合度が1200を
超える場合は、射出成形の際に、充分な流動性が得られ
ず、射出成形機の負荷が大き過ぎて、実用にならない。
【0021】(作用)二次転移点の低いEVAの存在下
で、塩化ビニルを重合して、EVAの塩化ビニルグラフ
ト共重合体を合成した。その結果、塩化ビニル樹脂にE
VAをリアクターブレンドしたことになり、低温耐衝撃
性の良いEVAが、ロール混練より、効果的に、塩化ビ
ニル樹脂に分散し、引張強度の低下も起こらなかった。
特定範囲のEVAに特定割合の塩化ビニルをグラフト共
重合した塩化ビニルグラフト共重合体に、特定範囲のア
クリル系加工助剤を配合して、パイプ及び継手を成形加
工すると、従来では、得られなかった引張強度と耐衝撃
性・可撓性の両者に良好な特性が得られ、しかも、成形
加工性も優れた製品を作ることに成功した。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明する為
に、実施例、比較例を挙げる。 (塩化ビニル系グラフト共重合体の作製)表1に示した
配合組成、重合温度に従って、実施例1〜8、比較例1
〜5及び比較例8〜12を対象に、酢酸ビニルの組成が
異なるEVAに塩化ビニルを下記の方法により、グラフ
ト共重合した。
【0023】攪拌機、温度調整器を備えた反応容器に、
純水、EVA、分散剤、重合開始剤を入れた。しかる
後、反応容器内の空気を真空ポンプで排出し、塩化ビニ
ルを攪拌しながら投入して、反応容器を所定温度に昇温
して、重合を開始した。反応容器の圧力が7kgf/c
m2 に低下したことで、重合の終了を確認し、未反応の
塩化ビニルを排出し、各種の塩化ビニル系グラフト共重
合体を得た。
【0024】重合に使用した材料の内容は下記の通りで
あり、添加量は塩化ビニル100重量部に対する値であ
る。 分散剤: 部分鹸化ポリビニルアルコール(クラレ社製、クラレポバールL−8) 0.30重量部 重合開始剤: t−ブチルパーオキシデカネート 0.05重量部 α−クミルパーオキシネオデカネート 0.05重量部
【0025】
【表1】
【0026】実施例1〜4、比較例1〜7(パイプ) (パイプ成形用の塩化ビニル系グラフト共重合体配合組
成物の作製) 塩化ビニル系樹脂:実施例1〜4、比較例1〜5 に対しては、表1の実施例
及び比較例の番号に相当する塩化ビニル系グラフト共重
合体を使用した。比較例6、7に対しては、両者共に、
塩化ビニル単独重合体(信越化学社製、TK−130
0)を使用した。加工助剤、加工添加剤は、表2に示さ
れるように、塩化ビニル系グラフト共重合体100重量
部に対し、表記した数値の重量部を添加した。加工添加
剤は、全て共通の配合とし、加工助剤は、種類及び添加
量を変化させた。塩化ビニル系樹脂の配合、混合は、表
2に基ずいて、容量100リッターのヘンシェルミキサ
ー(川口工業社製)を使用して行った。
【0027】各種加工助剤、加工添加剤の内容は下記の
通りである。 加工助剤: メタブレンP501A(三菱レーヨン社製) ポリメチル(メタ)アクリレート系加工助剤 重量平均分子量;80万(表2、表4で、501Aと記
す) メタブレンP551A(三菱レーヨン社製) ポリメチル(メタ)アクリレート系加工助剤 重量平均分子量;145万(表2、表4で、551Aと
記す) カネエースFM(鐘淵化学社製) アクリル系耐衝撃性改質剤(表2、表4で、FMと記
す) ジオクチルフタレートDOP(積水化学社製) 加工助剤として、可塑剤を使用する(表2、表4で、D
OP記す) 安定剤:有機錫系安定剤、ONZ−142F(三共有機
社製) 滑剤A:ポリエチレン系滑剤、Hiwax220MP
(三井石油化社製) 滑剤B:エステル系滑剤、リケスターEW100(理研
ビタミン社製)
【0028】
【表2】
【0029】(評価用試料の作製) 1)プレスシートの作製 表2に示した組成に従って、各塩化ビニル系グラフト共
重合体組成物を、8インチロールにて混練し、200℃
でプレスして、肉厚3mmのシートを成形した。得られ
た各実施例、比較例のシートを用いて、可撓性の尺度を
示す曲げ弾性率の測定をした。
【0030】2)パイプの成形 表2に示した組成を、バレル部の温度100〜130
℃、金型部の温度140℃で押出成形して、ホットカッ
ト方式でペレットを作製した。得られたペレットを原料
として、口径50mmの2軸異方向押出機(SLM5
0:長田製作所製)を用いて、バレル部の温度150〜
180℃、金型部の温度180〜190℃にて、内径2
0mm、外径26mm(肉厚3mm)のパイプを成形し
た。得られたパイプは、機械的強度の尺度として引張強
度、低温に於ける耐衝撃性の尺度として−20℃の落錘
衝撃試験値、成形加工性の良否の尺度としてパイプの表
面外観で評価した。
【0031】結果は、表3に示されているように、本発
明の塩化ビニル系グラフト共重合体によるパイプは、比
較例に比べ、可撓性があって、低温耐衝撃性があり、引
張強度が低下しない特徴がある。しかも、押出成形で得
られたパイプの外観が良く、成形性も優れている。
【0032】3)性能評価方法 本発明のパイプの性能評価は、下記の測定法により行っ
た。可撓性 塩化ビニル系グラフト共重合体のプレスシートを作製し
て、JIS K 7203に準拠して、23℃に於ける
曲げ弾性率で評価した。曲げ弾性率が低い程、可撓性が
大きい。引張強度 実施例、比較例で得られたパイプ、継手から切り出した
測定試料を用いて、JIS K 7113に準拠して、
23℃に於ける引張強度を測定した。
【0033】耐衝撃性 実施例、比較例で得られたパイプを用いて、JIS K
6742に準拠して、−20℃に於ける落錘衝撃試験
を行った。表面性 得られたパイプの外観について、その表面性を目視にて
評価した。評価尺度は下記の通りである。 ○:充分な艶がある。 △:艶がない。 ×:粗面、又は、明らかな凹凸がある。
【0034】
【表3】
【0035】実施例5〜8、比較例8〜14(パイプ用
継手) 実施例5〜8、比較例8〜12 に対しては、表1の実施
例及び比較例の番号に相当する塩化ビニル系グラフト共
重合体を使用した。比較例13、14に対しては、両者
共に、塩化ビニル単独重合体(信越化学社製、TK−8
00)を使用した。加工助剤、加工添加剤は、表4に示
されるように、塩化ビニル系グラフト共重合体100重
量部に対し、表記した数値の重量部を添加した。加工添
加剤は、全て共通の配合とし、加工助剤は、種類及び添
加量を変化させた。塩化ビニル系グラフト共重合体の配
合、混合は、表4に基ずいて、容量100リッターのヘ
ンシェルミキサー(川口工業社製)を使用して行った。
各種加工助剤、加工添加剤の内容は、パイプの実施例の
場合と同じものを用いた。
【0036】
【表4】
【0037】(評価用試料の作製) 1)プレスシートの作製 表4に示した組成に従って、各塩化ビニル系グラフト共
重合体組成物を、8インチロールにて混練し、200℃
でプレスして、肉厚3mmのシートを成形した。得られ
た各実施例、比較例のシートを用いて、可撓性の尺度を
示す曲げ弾性率の測定をした。
【0038】2)パイプ用継手の成形 表4に示した組成を、バレル部の温度100〜130
℃、金型部の温度140℃で押出成形して、ホットカッ
ト方式でペレットを作製した。得られたペレットを原料
として、100t射出成形機(J100E−C5、日本
製鋼所製)を用いて、バレル部の温度165〜175
℃、ノズル部温度180℃、金型温度30℃、射出速度
60%、射出圧力60%にて、内径20mmのパイプ用
継手を成形した。得られたパイプ用継手は、機械的強度
の尺度として引張強度、低温に於ける耐衝撃性の尺度と
して−20℃の落錘衝撃試験値、成形加工性の良否の尺
度として継手表面の外観で評価した。
【0039】
【表5】
【0040】評価方法は、パイプと同じ方法、項目で行
い、結果は、表5に示されている。その結果、本発明の
塩化ビニル系グラフト共重合体による継手は、比較例に
比べ、可撓性があって、低温耐衝撃性があり、引張強度
が低下しない特徴がある。しかも、射出成形で得られた
継手の外観が良く、成形性も優れている。
【0041】
【発明の効果】本発明の管状体は、上述の如く構成され
ているので、低温に於ける可撓性、耐衝撃性に優れ、し
かも実用的な機械的強度が保持されているので、寒冷地
の管路材料、耐震性の要求されるパイプ、継手類に好適
に使用できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酢酸ビニル含有量が20〜40重量%
    のエチレン−酢酸ビニル共重合体に、塩化ビニルをグラ
    フト共重合させて得られ、上記エチレン−酢酸ビニル共
    重合体の含有量が20〜60重量%である塩化ビニル系
    グラフト共重合体100重量部に対し、アクリル系加工
    助剤が0.5〜8重量部配合された樹脂組成物を用いて
    成形されていることを特徴とする可撓性・耐衝撃性に優
    れた管状体。
JP12171296A 1996-05-16 1996-05-16 可撓性・耐衝撃性に優れた管状体 Pending JPH09302195A (ja)

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