JPH09302376A - 油含有植物部分から油を抽出する方法 - Google Patents

油含有植物部分から油を抽出する方法

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JPH09302376A
JPH09302376A JP8116849A JP11684996A JPH09302376A JP H09302376 A JPH09302376 A JP H09302376A JP 8116849 A JP8116849 A JP 8116849A JP 11684996 A JP11684996 A JP 11684996A JP H09302376 A JPH09302376 A JP H09302376A
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solvent
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reactor
plant material
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M Hibbert Roland
エム.ヒバート ローランド
J Stnicker Robert
ジェイ. ストニッカー ロバート
T Tucker Robert
ティー. タッカー ロバート
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    • C11BPRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
    • C11B1/00Production of fats or fatty oils from raw materials
    • C11B1/10Production of fats or fatty oils from raw materials by extracting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D11/00Solvent extraction
    • B01D11/02Solvent extraction of solids
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米糠から米糠油を抽出する方法、および同時
に米糠微粒子を得る方法を提供すること。 【解決手段】 以下の工程を包含する、油含有植物材か
ら油を抽出する方法:反応容器内に油含有植物材を配置
する工程;反応容器から空気を抜き取り真空を形成する
工程;該油含有植物材中の油を溶解するのに適する液体
溶剤を該反応容器内に導入する工程で、該液体溶剤は該
油および該油含有植物材の構成成分が変性するのを防止
する一方で該油含有植物材から油を溶解するのに充分な
温度に維持される工程;該油の大部分が溶解するのに充
分な時間、該液体溶剤を該油含有植物材に接触させる工
程;反応容器の底部へ加圧された溶剤蒸気を導入し溶剤
および油の混合液中に植物材を混合させる工程で、それ
により重い粒子から微細な粒子状物質を分離させる工
程;および該液体溶剤および油の混合液を該反応容器の
底部から除去する間、該反応容器の上部へ加圧加熱され
た溶剤蒸気を導入する工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願は、特許庁に現在係属
中であり、優先権を主張している米国特許出願第07/87
3,783号の一部継続出願である。
【0002】本発明は、種子、果実、堅実、葉、胚芽、
糠、樹皮および根などの油含有植物部分から油を抽出す
る方法に関し、特に、タンパク質、ビタミン、および無
機質が変性しないように、十分低温(160°F未満)
でこれらの有機油を抽出し、2つの有益で市場性の高い
物質、油および脱脂粕を得る方法に関する。
【0003】
【従来の技術】収穫された時、籾米(paddy rice)また
は「籾」(paddy)と呼ばれる籾米(rough rice)は、し
っかりと付着している褐色の糠のコーティングに囲ま
れ、緩い外側の籾殻または穀皮内に閉じ込められた澱粉
質の米粒からなる。現在の商慣行において、まず、籾を
乾燥し、次いで精米する。機械的な精米工程において、
籾殻および糠が除去され白米を得る。精米の副産物は、
籾殻および米糠である。籾殻は、主にセルロース、リグ
ニンおよび無機質であり、十分な食物価または飼料価を
有さない。ほとんどの場合、平均して籾の約20%の重
量である籾殻は、廃棄物として捨てられるか、または、
低価土壌調整剤、燃料、または粗研磨材として使用され
る。
【0004】一方、米糠は、タンパク質(13〜16
%)および食物エネルギーが豊富であり、高レベルの天
然ビタミンおよび必須微量無機質を含有している。これ
らの品質により、家畜飼料の成分として米糠は高い需要
があり、世界中でこの目的のために広範囲に使用されて
いる。糠は、栽培場所および精米度によって変化する
が、籾の重量の4〜9%を占める。
【0005】正常な条件下において、玄米が白米に精米
されると、糠内の油(16〜22%)および強力なリパ
ーゼ(これもまた糠に含まれる)が、互いに接触する。
その結果、油が、グリセロールおよび遊離脂肪酸に急速
に分解する。このように生産された糠の味は良くないの
で食品として使用されない。むしろ、家畜飼料として使
用される。
【0006】従来から、米糠から米糠油を抽出するため
の溶剤としてヘキサンが用いられている。ヘキサンの使
用には、潜在的に大気汚染の問題がある。さらに重要な
ことに、ヘキサン溶剤による抽出には、高い動作温度
(約160°F以上)が必要であり、これにより、米糠
および米糠油の機能性および栄養性が変性または劣化す
る。従って、米糠および米糠油の機能性および栄養性を
変性または劣化させない、米糠から米糠油を抽出する手
段が望まれている。より詳細には、米糠および米糠油の
変性を起こす高い動作温度(約160°Fより高い温
度)を必要としない溶剤抽出が望まれている。
【0007】プロパン、エタン、二酸化炭素、酸化二窒
素、ブタン、およびイソブタンなどの他の溶剤が、油含
有植物材から油を抽出するために使用されてきたが、タ
ンパク質、ビタミン、および無機質の変性を避けるのに
十分に低温度ではないか、または溶解工程および抽出工
程を行うのに別の容器を使用しているかのどちらか、ま
たはその両方である。
【0008】従来から、有機物質から油を抽出する様々
な方法が存在し、液体炭化水素を使用するものとして
は、例えば、米国特許第4,331,695;2,560,935;183,09
7;183,098;2,485,916;2,571,948;2,727,914;3,26
1,690;3,271,160;3,492,326;3,542,559;3,852,50
4;4,457,869;4,486,353;2,548,434;および1,802,53
3号がある。Zoselの米国特許第4,331,695号は、溶剤と
してプロパンおよび他の炭化水素を開示しているが、Zo
selは、非常に高い圧力(約42気圧)を使用し、抽出
は、タンパク質を変性し得る高温(80℃〜176℃)
で行われ、0℃から100℃までの潜在的な温度の振幅
を有する一定圧力を必要とするようである。特許第'935
号は、2段階の抽出プロセスにおいて高温(実質的に1
40°Fより高い温度)で、溶剤としてプロパンを開示
している。特許第'097および'098号は、水をプロセスに
導入している。
【0009】特許第'916号は、51°と212°Fとの
間の温度でアルコールおよび石鹸を使用する前抽出プロ
セスに続いて、溶剤のほとんど沸点までの加熱を開示し
ている。
【0010】特許第'948号は蒸気蒸留を開示している。
特許第'914号は、170°Fより高い温度での溶剤抽出
以前に米糠を蒸煮することを開示している。特許第'690
号は、溶剤から油を抽出するために超加熱された蒸気を
使用する。特許第'160号は、油を抽出した後のベニバナ
種子の残留物の加工を開示している。
【0011】特許第'326号は、初期温度が120°Fと
160°Fとの間でヘキサンを用いて、米糠から米油を
多くて10重量%抽出し、玄米を125°Fと130°
Fとの間の温度に供する液体炭化水素溶剤抽出を開示し
ている。
【0012】特許第'559号は、115°と12°Fとの
間でのヘキサンまたは液体炭化水素を開示している。特
許第'281号は、高温かつ高圧での抽出を開示している。
特許第'869号は、イソプロピル(isopoyl)およびイソプ
ロパノールをベースにした溶剤を用いる高温抽出を開示
している。特許第'353号は、158°F以上でエタノー
ルを用いている。
【0013】特許第'434号は、高圧および高温(150
°F〜200°F)での気体炭化水素を開示している。
特許第'533号は、80°Fおよび30psigまたは60°
Fおよび15psigでブタン、プロパン、および他の炭化
水素を開示しているが、粕は、別の蒸留器に置かれ、そ
こで加熱され溶剤を除去する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、米糠
から米糠油を抽出する方法、より一般的には油含有植物
部分から油を抽出する方法を提供することである。本発
明のより特定な目的は、溶剤および米糠の混合物を米糠
油および米糠の構成成分を変性させない約160°F未満
の温度に維持しながら、米糠油を含有する米糠を適切な
溶剤と接触させることを包含する方法を提供することで
ある。
【0015】本発明の他の目的は、米糠からの米糠油抽
出処理時に、異なるサイズの米糠微粒子を反応容器内で
分離する方法を提供することである。
【0016】本発明のさらなる目的および利点は、以下
の記述に部分的に述べられており、部分的には以下の記
述より明確であり、発明の実施から学び得る。本発明の
目的および利点は、上記特許請求の範囲で特に述べられ
ている品目および装置によって実現および入手すること
ができる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) 米糠油
を含有する米糠を反応容器内に配置する工程と、(2)
部分真空にすることによって反応容器から空気を除去
し、圧力下で不活性ガスを反応容器に導入することによ
って空気をさらに除去し、第2の部分真空にする工程
と、(3) 米糠油に対する溶剤能力を有する(すなわち
米糠油を溶解できる)液体溶剤を、約68°Fから約125
°Fの間、好ましくは68°Fから72°Fの間の温度に維
持しながら反応容器内へ導入する工程と、(4) 大部分
の米糠油が溶解するのに充分な時間、液体溶剤を米糠に
接触させる工程と、(5) 反応容器の底部にガス状溶剤
を導入し、液体溶剤と油との混合液中に米糠を混合する
工程と、(6) 反応容器から溶剤および米糠油の混合液
を取り出す工程と、を包含する、米糠から米糠油を抽出
する方法を提供する。好ましくは、溶剤および米糠油の
混合液は、液体溶剤が反応容器内に追加導入されながら
反応容器から除去され、それによって、米糠は米糠内に
残留する米糠油が1重量パーセント未満になるまで洗浄
される。好ましくは、溶剤および油の混合液の除去と液
体溶剤の追加導入とは同時に行われ、反応容器内の液体
のレベルを相対的に一定に維持する。
【0018】本発明を成功裏に実行するために、溶剤の
温度は決定的である。溶剤が高温すぎると(約125°F
以上)、おそらく糠が溶剤を十分に吸収しないことによ
り、油は糠から充分に洗浄されない。溶剤が低温すぎる
と、糠は溶剤を吸収するが溶剤および油の混合液が容易
に放出されず、それによって処理スループット時間が過
度に増加する。さらに、米糠の粒状残余物をいろいろな
サイズに分離するのが望ましい。
【0019】より一般的に、低温溶剤抽出方法は、油含
有植物部分から、それらに含まれるビタミン、タンパク
質、無機質を変性させることなく油を抽出するのに有効
である。
【0020】本発明は、油含有植物材から油を抽出する
方法を提供する。この方法は、反応容器内に油含有植物
材を配置する工程と、反応容器から空気を抜き取り真空
を形成する工程と、該油含有植物材中の油を溶解するの
に適する液体溶剤を該反応容器内に導入する工程で、該
液体溶剤は該油および該油含有植物材の構成成分が変性
するのを防止する一方で該油含有植物材から油を溶解す
るのに充分な温度に維持される工程と、該油の大部分が
溶解するのに充分な時間、該液体溶剤を該油含有植物材
に接触させる工程と、反応容器の底部へ加圧された溶剤
蒸気を導入し溶剤および油の混合液中に植物材を混合さ
せる工程で、それにより重い粒子から微細な粒子状物質
を分離させる工程と、該液体溶剤および油の混合液を該
反応容器の底部から除去する間、該反応容器の上部へ加
圧加熱された溶剤蒸気を導入する工程と、を包含する。
【0021】好ましい実施態様では、本発明の方法にお
いて、上記反応容器から空気を抜き取る際に8.5psiaか
ら8.8psiaの第1の部分真空が形成され、不活性ガスを
この反応容器内に導入し空気をさらに除去する際に8.5p
siaから8.8psiaの第2の部分真空が形成される。
【0022】好ましい実施態様では、本発明の方法にお
いて、上記液体溶剤は上記反応容器内で68°Fから125
°Fの間の温度に維持される。
【0023】好ましい実施態様では、本発明の方法は、
上記反応容器から除去された上記溶剤および油の混合液
を分離容器へ移し、抽出された油の構成成分が変性する
のを防止する一方で溶剤を蒸発させるのに充分な温度で
この溶剤および油の混合液をこの分離容器内に保持する
工程をさらに包含する。
【0024】好ましい実施態様では、本発明の方法は、
加熱された溶剤蒸気を上記反応容器の上部に導入し反応
容器内圧力を40psiaから80psiaの間増加させ、この反応
容器の底部から液を除去し、加熱蒸気の導入および液除
去の工程を2回繰り返すことによって、反応容器内に残
る実質的に全ての溶剤を除去する工程をさらに包含す
る。
【0025】好ましい実施態様では、本発明の方法は、
少なくとも1つのフィルタ装置を上記反応容器の底部に
配置し、加圧された溶剤蒸気をこのフィルタ装置を通し
てこの反応容器の底部へ向かって押し出し、上記液体溶
剤および油の混合液の除去の際にフィルタ上に蓄積した
微細な粒子状物質を除去する工程をさらに包含する。
【0026】さらに好ましい実施態様では、上記フィル
タ装置は、内面にネジ山を備えた上部部分と排出口を備
えた底部部分とを有する中空体と、該上部部分と係合す
るよう加工された環状板と、補強層によって支持され該
環状板に固定された多孔カバーと、を備えた注入体と、
該注入体内に入れ子にされたメッシュフィルタスクリー
ンと、該中空体内に該排出口から距離を置いて取り付け
られた多孔板と、該多孔板と該メッシュフィルタスクリ
ーンとの間に位置する繊維フィルタ材とを、備える。
【0027】別の好ましい実施態様では、本発明の方法
において、上記反応容器の上部へ加圧加熱された溶剤蒸
気を導入する工程は、乾燥圧縮空気を該反応容器の底部
へ40psiaから115 psiaの間の圧力で導入しながら、上部
ベンチュリ管によって達成される。
【0028】好ましい実施態様では、上記油含有植物材
は、米糠、とうもろこし、菜種/キャノーラ、大豆、カ
ルダモン、落花生圧縮前ケーキ、ホホバ圧縮前ケーキ、
カナフからなる群から選択される。
【0029】好ましい実施態様では、上記反応容器内へ
投入される前記油含有植物材は、100番から325番の間の
メッシュの粒子サイズに粉砕され得る油含有植物部分か
らなる群から選択される。
【0030】
【発明の実施の形態】より詳細に図面を参照すると、図
1は、本発明による油含有植物材から油を抽出するため
のシステムを模式的に示す。図面からわかるように、こ
のシステムは、例えば米糠のような油含有植物材を受容
するように設計された反応容器2を備える。
【0031】反応容器2へは、空気圧投入システム(pn
eumatic loading system)4によって上部の開口部から
米糠が投入される。反応器2は、反応器2が原料米糠
(rawrice bran)で所望のレベルまで充填されたことを
知らせる材料レベルゲージ6を備え得る。レベルゲージ
6は、所望の充填レベルに達した時点で、空気圧投入シ
ステム4を自動停止させ得る。
【0032】米糠が空気圧投入システム内に沈殿される
と、投入システム内に堆積しシステムを詰まらせる。こ
の原料米糠により遊離脂肪酸の堆積が開始され、悪臭が
加速的に生ずる。空気圧投入システム4は、投入操作の
合間は、できる限りクリアな状態にしておくべきであ
る。
【0033】反応器2の上部のバルブ8は、空気圧投入
ラインがブローされクリアになった後閉じられる。真空
ポンプ10、好ましくはオイルレスコンプレッサまたは
2台のコンプレッサを使用し、12〜15インチHg(8.5〜
8.8psia)の真空を反応器内に形成する。その後、不活
性ガス、好ましくは窒素をタンク12から反応器2内へ
導入し、それによって反応器を正圧で15〜23psig(30〜
40psia)まで加圧する。その後、12〜15インチHg(8.5
〜8.8psia)の第2の真空を反応器内および排気ライン
12内に形成する。その後、真空システムは解除され、
反応器は液体溶剤充填準備完了となる。
【0034】68°Fから125°Fの間の温度の液体溶
剤、好ましくはプロパンが、ポンプ14によって、反応
容器の上部の開口部18を通してタンク16から反応器
2へくみ上げられる。反応器2内のゲージ圧が溶剤貯蔵
容器16内のゲージ圧より5psig(20psia)低いところま
で上昇すると、バイパスライン20が開けられ反応器2
内に集まった蒸気が溶剤貯蔵容器16の蒸気部分へ移動
できるようにし、それによって、反応器2内への液体溶
剤の一定かつ連続的な動きを可能とする。反応器内の液
が所定のレベル、好ましくは反応器内の米糠が液体溶剤
で覆われた時、バイパスライン20は閉じられ反応器2
内への液体溶剤の最終移動が起こる。バイパスライン2
0は液充填の完了前に閉じられ、材料が蒸気ライン内を
逆流するのを防止する。その後、溶剤充填システムが解
除される。液体溶剤が反応器2内で米糠から米糠油を所
定の速度および時間で溶解するように、液体溶剤は、反
応器2の液充填前およびその間に、熱交換機22によって
68°F〜125°F、好ましくは68°F〜72°Fの温度範
囲内で一定に維持される。溶剤の温度が72°Fより高く
上昇するに従い、米糠油の色は暗くなる。68°F〜72°
Fの範囲では、米糠油は明るい色のままである。
【0035】溶解した油を含有する液体溶剤を反応器2
から分離器24に除去する前に、溶剤貯蔵容器16から
の追加の溶剤蒸気を、反応器圧力よりも10〜20ps
ig(25〜35psia)上の圧力で、反応器2の底
部に導入することによって米糠を液体溶剤および油の混
合液中に混合し、反応器中での前分類の第1段階を開始
する。この前段階混合手順により、重い米糠粒子状物質
は反応器の底部に沈殿し、ファイン(fine)とも呼ばれる
より微細な粒子は、反応器2の上部に浮いて行く。
【0036】反応器の中身を沈殿させた後(通常10〜
15分)、液体溶剤および油の混合液は、反応器2の底
部から分離器24の上部に移動される。液体溶剤および
油の混合液は、ポンプ28によってインジケータ30を
通過してくみ上げられる。インジケータ30は、液体溶
剤および油の混合液の重力を測定することによって、溶
剤中の油のパーセンテージを決定する。インジケータ3
0が示す液体溶剤および油の混合液中の油量が1%より
大きい間は、ポンプ14がオンにされ、新しい液体溶剤
を貯蔵容器16からくみ上げてバルブ18を介して反応
器2に導入することによって、反応器2中の液体レベル
を一定に保つ。インジケータ30が示す液体溶剤および
油の混合液中の油量が1%より小さくなったとき、ポン
プ14はオフにされる。液体溶剤および油の混合液がポ
ンプ28によって反応器2から分離器24にくみ上げら
れる際、貯蔵容器16からの新しい溶剤蒸気が、コンプ
レッサ10によって熱交換器32を通して反応器2に加
えられ、その結果、熱い溶剤蒸気が、ライン34を介し
て反応器2の上部から入れられ、残存する液体溶剤およ
び油の混合液が、反応器2内の米糠中を押し通され、反
応器2の底部のフィルタシステム36を通って、分離器
24中に入れられる。所定の液レベルにより約10%の
液体溶剤および油の混合液が反応器2中に残存している
ことが示されるまで、新しい溶剤蒸気が加えられる。の
ぞき窓(sight glass)38または自動化インジケータに
より、液レベルをモニタすることが可能である。その
後、ポンプ28をオフにすることにより反応器から分離
器への液の移動が停止される。
【0037】圧力を25〜35psig(40〜50p
sia)上げるために、加熱された追加的な溶剤蒸気
が、コンプレッサ10によって、加熱コイル32を介
し、貯蔵容器16から反応器2中に導入される。所望の
圧力に達してから約6〜10分間待ったのち、連動ポン
プ(engaging pump)28によって液移動システムが再開
され、分離器24への液移動を可能にする。2〜3分間
のくみ上げ後、液移動システムを解除する。加熱溶剤蒸
気を、昇圧下で反応器2の上部に繰り返し導入すること
によって、残存している液体溶剤および油の混合液を反
応器2の底部から排出させる。好ましくは、昇圧下の加
熱溶剤蒸気は、3回に分けて反応器2中に導入される。
加熱溶剤蒸気を繰り返し反応器2中に入れることは、残
存している液体溶剤および油の混合液から米糠を圧搾す
るための蒸気プランジャとして作用する。
【0038】好ましくは、反応器2の底部のフィルタシ
ステム36は、反応器2の底部にわたって分散させたフ
ィルタを包含しており、溶剤の回収を促進し、反応器中
の液体溶剤および油の混合液のチャネリング(channelin
g)を防ぐ。そのようなチャネリングは、液体溶剤および
油の混合液を非効率に枯渇させてしまうからである。好
ましくは、フィルタは、60メッシュスクリーンで外面
がカバーされており60メッシュスクリーンの内側に位
置するポリエステル繊維材料を用いた、着脱可能なカー
トリッジである。図2に示すように、フィルタシステム
32は、フィルタカートリッジ100、補強体110、
注入体120、メッシュフィルタスクリーン130、多
孔板140およびポリエステル繊維150を有してい
る。フィルタカートリッジ100は、一端に設けられた
排出ノズル102と、中央部104および上体部106
とを有している。上体部106は、内ねじやま108を
有し、中央体部104から上向きに突出している。上体
部106は、内ねじやま108によって、補強体110
の外ねじやま112および注入体120の外ねじやま1
22に接続されるように、構成されている。
【0039】補強体110および注入体120は、実質
的に円筒形である。補強体110は、フィルタスクリー
ン130が、補強体110の補強部114と注入体12
0の補強部124との間に位置するように、注入体12
0内に入れ子状態で設置される。注入体120は、補強
部124の周囲に、多孔カバー126を有している。
【0040】メッシュフィルタスクリーン130は、補
強体110および注入体120のそれぞれの補強部11
4および124の間に設けれられる。好ましくは、メッ
シュフィルタスクリーン130は、60メッシュを有す
る。
【0041】60メッシュのフィルタスクリーンを通過
する糠粒子をろ過するために、フィルタカートリッジ1
00の中央体部104および上体部106の内部、およ
び補強体110の内部には、ポリエステル繊維150が
備えられている。ポリエステル繊維150が下流に移動
することを防ぐために、多孔板140がフィルタカート
リッジ100中に設けられている。好ましくは、チャネ
リングおよび目詰まりを防ぐために、フィルタは反応器
2の底部に約1/2インチ挿入される。
【0042】コンプレッサ10中につながるノックアウ
トタンク40は、貯蔵容器16からの溶剤蒸気で充填さ
れている。コンプレッサ10の出力は、反応器2の底部
に挿入されたフィルタシステム36のためのものであ
る。コンプレッサ10がオンにされ、ライン26中の圧
力が約250〜270psig(265〜285psi
a)まで高められる。次に、フィルタ底部のバルブが開
かれ、圧縮された蒸気が、フィルタを素早く通過して、
反応器2中に入れられる。好ましくは、レギュレータ4
2が自動的に、250〜275psig(265〜29
0psia)の溶剤蒸気のバースト(burst)を、フィル
タ36を通って上向きに、反応器2内に供給する。この
手順を3回繰り返す。この手順は、反応器中の材料の前
分類の第2段階である。この第2段階目の前分類手順
は、液体溶剤および油の混合液の除去中にフィルタ上に
蓄積するファインを除去し、反応器内にファインを分配
する。
【0043】反応器2の底部は、コンプレッサ10のノ
ックアウトタンク40と共通にされ、コンプレッサ10
の出力は、コンデンサ44にパイプ供給(piped)され
る。コンプレッサ10は、反応器2の底部から、蒸気を
引きだす。
【0044】次に、溶剤蒸気は、コンプレッサ10を介
して反応器2の底部から引きだされ、反応器中の圧力が
約85〜90psig(100〜105psia)にな
るまで、コンデンサ44、次いで溶剤貯蔵タンク16に
送られる。反応器中の圧力が約85〜90psig(1
00〜105psia)になったとき、この反応器から
の溶剤蒸気は熱交換器32に送られて80°F〜150
°Fに加熱され、その後、ライン34を介して反応器2
の上部に導かれ、反応器2内の材料中を循環する。その
結果、材料中で捕らえ得るいかなる液体溶剤の痕跡も、
加熱蒸発する。反応器2中に残存する液体溶剤が蒸発す
るにつれ、反応器中の圧力が上昇し、溶剤蒸気が高ま
り、排出され、コンデンサ44に送られることによっ
て、反応器2中の一定の圧力範囲80〜100psig
(115psia)を維持する。溶剤蒸気の再循環の開
始時において、反応器の上部にある材料は80°F〜1
50°Fであり、反応器の底部にある材料は、50°F
〜80°Fである。
【0045】このとき、反応器2の下側半分(bottom ha
lf)の周囲に設けられたヒーター46も、作動される。
150°F〜180°Fの熱湯が、ヒーター46中を循
環している。ヒーター46は、液体溶剤の残留分を排出
するためのこの段階における材料の加熱中に、加熱され
た溶剤蒸気の再循環によって発生する熱を反応器内に閉
じ込めるためのバリアとして作用する。もしくは、反応
容器2を断熱することによって、熱を容器中に保持して
もよい。再循環された加熱溶剤蒸気は、反応器2内の材
料を通って下方に移動し、反応器底部の材料が90°F
〜140°Fに達するまで、残存液体溶剤を加熱蒸発さ
せる。溶剤蒸気が除去されコンデンサ44に送られる際
に冷却が起こらないようにするために、反応器2内の材
料と加熱溶剤蒸気と完全に混合させることが重要であ
る。反応器底部の温度が90°F〜140°Fに達した
とき、全蒸気が反応器から除去され、上部および底部の
温度が、90°F〜140°Fで一致する。溶剤蒸気
は、反応器2中の圧力が0psig(15psia)に
なるまで、反応器2から引き出され続ける。そして蒸気
回収システムは解除される。
【0046】真空ポンプもしくはコンプレッサ10また
は2つのコンプレッサを用いて、12〜15インチHg
(8.5〜8.8psia)の真空を、反応器2内に導
入する。反応器が0psig(15psia)に戻るま
で、不活性ガスが、タンク12から反応器2の底部に一
定の圧力でゆっくりと導入される。この不活性ガスは次
に、20〜25psig(35〜40psia)の正圧
に達するまで、反応器2の底部に、短く強いバーストで
注入される。
【0047】反応器2は、再び12〜15インチHg
(8.5〜8.8psia)の真空にされる。次に、不
活性ガスまたは乾燥圧縮空気を、反応器が0psigに
なるまで、一定の圧力でゆっくりと反応器底部に導入す
る。これが、前分類手順の第3段階すなわち最終段階で
あり、これによって再びフィルタからファインを分散
し、反応器中のファインを、粒子サイズに基づいて積層
する。分類された材料は、この段階で溶剤無しの状態で
除荷される(unload)準備が出来ている。
【0048】反応器2の全体除荷(general unloading)
を開始する前に、上部ベンチュリ管48を用いて反応器
2中に真空を導入し、不活性ガスまたは乾燥圧縮空気
を、レギュレータ50を用いて一定の圧力25〜100
psig(40〜115psia)で反応器底部に導入
し、その間ファインが反応器2の上部から引き出され
る。ファインの除去後、不活性ガスまたは乾燥圧縮空気
を遮断し、反応器中の残存材料を空にする。好ましく
は、反応容器の上部および底部で、ベンチュリ管を用い
る。上部ベンチュリ管48を先に用いて、ファイン除去
のために不活性ガスまたは乾燥圧縮空気を25〜100
psig(40〜115psia)で反応器底部に導入
する。所定時間の後、上部ベンチュリ管48を作動させ
たまま底部ベンチュリ管52を作動させることにより、
全体除荷中に上方向に移動するファインを捕獲する。好
ましくは、除荷された材料の全てが、適切な分類器54
および56に送られる。反応器2中の全材料が空になっ
た後、ベンチュリ管48および52ならびに分類器54
および56を閉鎖する。
【0049】分離器24中の液は、溶剤および油を含有
している。分離器24中の液は、70°F〜120°
F、好ましくは70°F〜100°Fに加熱される。こ
れにより、溶剤が蒸発する。溶剤蒸気は、分離器24か
らコンプレッサ62によって引き出され、コンデンサ4
4中において液化し、貯蔵タンク16に送られる。実質
的に全ての溶剤蒸気が分離器24から引き出された時点
で、油は油貯蔵タンク64に落とされる。
【0050】本発明のプロセスのために、材料は脱殻お
よび/または粉砕および/またはフレーク化しておかな
ければならず、また果実(アボカド、オリーブ、ココナ
ッツ等)の場合には、脱核(depit)および脱水後、粉砕
および/またはフレーク化しておかなければならない。
粉砕における粒子サイズは、40番〜325番メッシュ
の粒子状サイズであり、好ましくは100番〜325番
メッシュの粒子状サイズであり、または0.1mm〜
0.4mm、好ましくは0.3mmでフレーク化され
る。この粉砕またはフレーク化は、総面積/体積比を増
加させるために行う。粒子が溶剤に接触する面積が増え
るほど、良好な抽出が可能である。このような種子の場
合、殻が種子全体中で小さなパーセンテージしか占めな
いならば、脱殻は省略され得る(例えば、菜種)。
【0051】本プロセスはまた、圧縮前ケーキ(prepre
ss cake)にも適用可能である。圧縮前ケーキは、概し
て油分が少なくとも20%である材料から油を抽出する
ために用いられるスクリュープレス抽出器から得られる
ものである。スクリュープレスは、油を植物部分(例え
ば、大豆、菜種、綿実、落花生、亜麻仁(flaxseed)、ホ
ホバ(jojoba)、コプラなど)から抽出するために最も普
通に商業利用されているプレスである。この圧縮前ケー
キからの抽出の準備として、粉砕またはフレーク化によ
って、材料を#40〜#325メッシュ、好ましくは1
00番〜325番メッシュの粒子状サイズにするか、ま
たは0.1mm〜0.4mm、好ましくは0.3mmに
フレーク化することが包含される。
【0052】本発明は、植物材中の油を溶解するのに適
した溶剤を使用し、油含有植物材から油を抽出する方法
に関する。粉砕された植物材が反応容器内へ配置され、
反応容器内に真空が形成される。液体溶剤が反応容器内
へ導入され、植物材から油を溶解するのに充分な時間植
物材に接触させられ、一方反応容器内の温度は植物油お
よび植物材の構成成分が変性するのを防止するレベルに
維持される。反応器の底部へ溶剤蒸気がさらに導入さ
れ、植物材と溶剤とを混合させ、重い粒子から微細な粒
子状物質を分離する。液体溶剤および油の混合液がフィ
ルタを通して反応容器の底部から除去される間、加圧加
熱された溶剤蒸気が反応容器の上部へ導入される。反応
容器の底部のフィルタの詰まりを防止するために、加圧
された溶剤蒸気がフィルタを通して反応容器の底部へ押
し出される。溶剤および油の混合液は分離容器へ移さ
れ、溶剤は再利用のために蒸発除去され、油は貯蔵タン
クへ移される。
【0053】
【実施例】
(実施例1)精米業者から40ポンドの原料米糠を得た。
この原料米糠の粒子状サイズは40番から325番メッシュ
であった。この原料米糠を、100番から325番メッシュの
最小粒子サイズに粉砕した。次いで、粉砕した原料米糠
を反応容器2に投入した。真空にし、不活性ガスをパー
ジし、再び真空にすることにより空気を排気した後、液
体溶剤を開口部18から反応器に導入した。さらなる溶
剤蒸気を反応器2の底部から導入することによって、溶
剤および油の混合液に米糠を混合させた。次いで、液体
溶剤および油の混合液を反応器2から排出し、ポンプで
分離器24にくみ出した。米糠中に残留する油が1%未
満になるまで液体溶剤および油の混合液を反応器2の底
部から取り出しながら、さらなる液体溶剤を反応器2の
上部にポンプでくみ上げた。次いで、液体を反応器2か
ら取り出し、上記の方法によりその蒸気を排出した。
【0054】33ポンド10オンスの脱脂米糠を反応器2か
ら取り出し、6ポンド6オンスの油を分離器から取り出
した。
【0055】(実施例2)飼料業者から40ポンドのとう
もろこしを得た。このとうもろこしを、100番から325番
メッシュに粉砕した。次いで、粉砕したとうもろこし
を、反応容器2に投入した。真空にし、不活性ガスをパ
ージし、再び真空にすることにより空気を排気した後、
液体溶剤を開口部18から反応器に導入した。さらなる
溶剤蒸気を反応器2の底部から導入することによって、
溶剤および油の混合液にとうもろこしを混合させた。次
いで、液体溶剤および油の混合液を反応器2から排出
し、ポンプで分離器24にくみ出した。とうもろこし中
に残留する油が1%未満になるまで液体溶剤および油の
混合液を反応器2の底部から取り出しながら、さらなる
液体溶剤を反応器2の上部にポンプでくみ上げた。次い
で、液体を反応器2から取り出し、上記の方法によりそ
の蒸気を排出した。
【0056】36ポンド8オンスの脱脂とうもろこしを反
応器2から取り出し、3ポンド8オンスの油を分離器か
ら取り出した。
【0057】(実施例3)地元の大学の生協から40ポン
ドの菜種/キャノーラを得た。この菜種/キャノーラ
を、100番から325番メッシュに粉砕した。次いで、粉砕
した菜種/キャノーラを反応容器2に投入した。真空に
し、不活性ガスをパージし、再び真空にすることにより
空気を排気した後、液体溶剤を開口部18から反応器に
導入した。さらなる溶剤蒸気を反応器2の底部から導入
することによって、溶剤および油の混合液に菜種/キャ
ノーラを混合させた。次いで、液体溶剤および油の混合
液を反応器2から排出し、ポンプで分離器24にくみ出
した。菜種/キャノーラ中に残留する油が1%未満にな
るまで液体溶剤および油の混合液を反応器2の底部から
取り出しながら、さらなる液体溶剤を反応器2の上部に
ポンプでくみ上げた。次いで、液体を反応器2から取り
出し、上記の方法によりその蒸気を排出した。
【0058】30ポンドの脱脂菜種/キャノーラを反応器
2から取り出し、3ポンド8オンスの油を分離器から取
り出した。
【0059】(実施例4)飼料業者から40ポンドの大豆
を得た。この大豆を、100番から325番メッシュに粉砕し
た。次いで、粉砕した大豆を反応容器2に投入した。真
空にし、不活性ガスをパージし、再び真空にすることに
より空気を排気した後、液体溶剤を開口部18から反応
器に導入した。さらなる溶剤蒸気を反応器2の底部から
導入することによって、溶剤および油の混合液に大豆を
混合させた。次いで、液体溶剤および油の混合液を反応
器2から排出し、ポンプで分離器24にくみ出した。大
豆中に残留する油が1%未満になるまで液体溶剤および
油の混合液を反応器2の底部から取り出しながら、さら
なる液体溶剤を反応器2の上部にポンプでくみ上げた。
次いで、液体を反応器2から取り出し、上記の方法によ
りその蒸気を排出した。
【0060】33ポンド3オンスの脱脂大豆を反応器2か
ら取り出し、6ポンド13オンスの油を分離器から取り出
した。
【0061】(実施例5)Central American輸出業者か
ら40ポンドのカルダモンを得た。このカルダモンを、10
0番から325番メッシュに粉砕した。次いで、粉砕したカ
ルダモンを反応容器2に投入した。真空にし、不活性ガ
スをパージし、再び真空にすることにより空気を排気し
た後、溶剤を開口部18から反応器に導入した。さらな
る溶剤蒸気を反応器2の底部から導入することによっ
て、溶剤および油の混合液にカルダモンを混合させた。
次いで、液体溶剤および油の混合液を反応器2から排出
し、ポンプで分離器24にくみ出した。カルダモン中に
残留する油が1%未満になるまで液体溶剤および油の混
合液を反応器2の底部から取り出しながら、さらなる液
体溶剤を反応器2の上部にポンプでくみ上げた。次い
で、液体を反応器2から取り出し、上記の方法によりそ
の蒸気を排出した。
【0062】32ポンド13オンスの脱脂カルダモンを反応
器2から取り出し、7ポンド3オンスの油を分離器から
取り出した。
【0063】(実施例6)市販のスクリュー型抽出器か
ら40ポンドの圧縮前ホホバケーキを得た。このホホバケ
ーキを、100番から325番メッシュに粉砕した。次いで、
粉砕したホホバケーキを反応容器2に投入した。真空に
し、不活性ガスをパージし、再び真空にすることにより
空気を排気した後、液体溶剤を開口部18から反応器に
導入した。さらなる溶剤蒸気を反応器2の底部から導入
することによって、溶剤および油の混合液にホホバを混
合させた。次いで、液体溶剤および油の混合液を反応器
2から排出し、ポンプで分離器24にくみ出した。ホホ
バ中に残留する油が1%未満になるまで液体溶剤および
油の混合液を反応器2の底部から取り出しながら、さら
なる液体溶剤を反応器2の上部にポンプでくみ上げた。
次いで、液体を反応器2から取り出し、上記の方法によ
りその蒸気を排出した。
【0064】35ポンド13オンスの脱脂ホホバケーキを反
応器2から取り出し、4ポンド3オンスの油を分離器か
ら取り出した。
【0065】(実施例7)市販のスクリュー型抽出器か
ら40ポンドの圧縮前落花生ケーキを得た。この落花生ケ
ーキを、100番から325番メッシュに粉砕した。次いで、
粉砕した落花生ケーキを反応容器2に投入した。真空に
し、不活性ガスをパージし、再び真空にすることにより
空気を排気した後、液体溶剤を開口部18から反応器に
導入した。さらなる溶剤蒸気を反応器2の底部から導入
することによって、溶剤および油の混合液に落花生ケー
キを混合させた。次いで、液体溶剤および油の混合液を
反応器2から排出し、ポンプで分離器24にくみ出し
た。落花生ケーキ中に残留する油が1%未満になるまで
液体溶剤および油の混合液を反応器2の底部から取り出
しながら、さらなる液体溶剤を反応器2の上部にポンプ
でくみ上げた。次いで、液体を反応器2から取り出し、
上記の方法によりその蒸気を排出した。
【0066】36ポンド13オンスの脱脂落花生ケーキを反
応器2から取り出し、3ポンド3オンスの油を分離器か
ら取り出した。
【0067】(実施例8)カナフ(kenaf)繊維を用い
た吸収剤の製造者から40ポンドのカナフ種子を得た。こ
のカナフを、100番から325番メッシュに粉砕した。次い
で、粉砕したカナフを反応容器2に投入した。真空に
し、不活性ガスをパージし、再び真空にすることにより
空気を排気した後、液体溶剤を開口部18から反応器に
導入した。さらなる溶剤蒸気を反応器2の底部から導入
することによって、溶剤および油の混合液にカナフを混
合させた。次いで、液体溶剤および油の混合液を反応器
2から排出し、ポンプで分離器24にくみ出した。カナ
フ中に残留する油が1%未満になるまで液体溶剤および
油の混合液を反応器2の底部から取り出しながら、さら
なる液体溶剤を反応器2の上部にポンプでくみ上げた。
次いで、液体を反応器2から取り出し、上記の方法によ
りその蒸気を排出した。
【0068】33ポンド7オンスの脱脂カナフ種子を反応
器2から取り出し、6ポンド9オンスの油を分離器から
取り出した。
【0069】
【発明の効果】本発明により、米糠から米糠油を抽出す
る方法、より一般的には油含有植物部分から油を抽出す
る方法が提供される。より詳細には、油含有植物部分お
よびそこから得られる油の構成成分を変性させずに、2
つの有益で市場性の高い物質、油および脱脂粕が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による油含有植物材から油を抽出する
ためのシステムの模式図である。
【図2】 本発明による反応容器内で使用されるフィル
タ装置の、部分的に切り取られた分解図である。
【符号の説明】
2 反応器 24 分離器 100 カートリッジ 110 補強体 120 注入体 130 メッシュスクリーン 140 多孔板 150 ポリエステル繊維
フロントページの続き (71)出願人 596065348 1433 West Mill Stree t, Crowley, Louisia na 70526 (72)発明者 ロバート ジェイ. ストニッカー アメリカ合衆国 ルイジアナ 70508, ラファイエット, ステイナー ロード 136 (72)発明者 ロバート ティー. タッカー アメリカ合衆国 ルイジアナ 70517, ブリオークス ブリッジ, ベラード ス トリート 311

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油含有植物材から油を抽出する方法であ
    って、 反応容器内に油含有植物材を配置する工程と、 反応容器から空気を抜き取り真空を形成する工程と、 該油含有植物材中の油を溶解するのに適する液体溶剤を
    該反応容器内に導入する工程で、該液体溶剤は該油およ
    び該油含有植物材の構成成分が変性するのを防止する一
    方で該油含有植物材から油を溶解するのに充分な温度に
    維持される工程と、 該油の大部分が溶解するのに充分な時間、該液体溶剤を
    該油含有植物材に接触させる工程と、 反応容器の底部へ加圧された溶剤蒸気を導入し溶剤およ
    び油の混合液中に植物材を混合させる工程で、それによ
    り重い粒子から微細な粒子状物質を分離させる工程と、 該液体溶剤および油の混合液を該反応容器の底部から除
    去する間、該反応容器の上部へ加圧加熱された溶剤蒸気
    を導入する工程と、を包含する方法。
  2. 【請求項2】 前記反応容器から空気を抜き取る際に8.
    5psiaから8.8psiaの第1の部分真空が形成され、不活性
    ガスを該反応容器内に導入し空気をさらに除去する際に
    8.5psiaから8.8psiaの第2の部分真空が形成される、請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記液体溶剤が前記反応容器内で68°F
    から125°Fの間の温度に維持される、請求項1に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記反応容器から除去された前記溶剤お
    よび油の混合液を分離容器へ移し、抽出された油の構成
    成分が変性するのを防止する一方で溶剤を蒸発させるの
    に充分な温度で該溶剤および油の混合液を該分離容器内
    に保持する工程をさらに包含する、請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 加熱された溶剤蒸気を前記反応容器の上
    部に導入し該反応容器内圧力を40psiaから80psiaの間増
    加させ、該反応容器の底部から液を除去し、加熱蒸気の
    導入および液除去の工程を2回繰り返すことによって、
    反応容器内に残る実質的に全ての溶剤を除去する工程を
    さらに包含する、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのフィルタ装置を前記反
    応容器の底部に配置し、加圧された溶剤蒸気を該フィル
    タ装置を通して該反応容器の底部へ向かって押し出し、
    前記液体溶剤および油の混合液の除去の際に該フィルタ
    上に蓄積した微細な粒子状物質を除去する工程をさらに
    包含する、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記フィルタ装置が、 内面にネジ山を備えた上部部分と排出口を備えた底部部
    分とを有する中空体と、 該上部部分と係合するよう加工された環状板と、補強層
    によって支持され該環状板に固定された多孔カバーと、
    を備えた注入体と、 該注入体内に入れ子にされたメッシュフィルタスクリー
    ンと、 該中空体内に該排出口から距離を置いて取り付けられた
    多孔板と、 該多孔板と該メッシュフィルタスクリーンとの間に位置
    する繊維フィルタ材と、を備える、請求項6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記反応容器の上部へ加圧加熱された溶
    剤蒸気を導入する工程が、乾燥圧縮空気を該反応容器の
    底部へ40 psiaから115 psiaの間の圧力で導入しなが
    ら、上部ベンチュリ管によって達成される、請求項1に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記油含有植物材が、米糠、とうもろこ
    し、菜種/キャノーラ、大豆、カルダモン、落花生圧縮
    前ケーキ、ホホバ圧縮前ケーキ、カナフからなる群から
    選択される、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記反応容器内へ投入される前記油含
    有植物材が、100番から325番の間のメッシュの粒子サイ
    ズに粉砕され得る油含有植物部分からなる群から選択さ
    れる、請求項1に記載の方法。
JP8116849A 1992-04-27 1996-05-10 油含有植物部分から油を抽出する方法 Pending JPH09302376A (ja)

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