JPH093023A - ベンゾフルオレン化合物及びその製造方法 - Google Patents
ベンゾフルオレン化合物及びその製造方法Info
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- JPH093023A JPH093023A JP7176693A JP17669395A JPH093023A JP H093023 A JPH093023 A JP H093023A JP 7176693 A JP7176693 A JP 7176693A JP 17669395 A JP17669395 A JP 17669395A JP H093023 A JPH093023 A JP H093023A
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
な新規なベンゾフルオレン化合物、及びその製造方法を
提供することにある。 【構成】 下記一般式(1)で表されることを特徴とす
るベンゾフルオレン化合物。 【化1】 (式中、Rは置換又は無置換の炭素数1から8のアルキ
ル基、Xは炭素数1から6のアルキル基、ハロゲン原
子、炭素数1から6のアルコキシカルボニル基、シアノ
基、ニトロ基より選ばれた基を表し、nは0から3の整
数を表す。nが2または3のときXは同一でも異なって
いても良い。) 上記化合物は、ベンゾフルオレノン化合物とアニリン化
合物を酸性触媒下で反応させることにより製造すること
ができる。
Description
ン化合物及びその製造方法に関し、光導電性素材、特に
電荷輸送物質として有用なベンゾフルオレン化合物、及
びその製造方法に関する。
電性の感光体を、まず暗所で、例えばコロナ放電などに
よって均一に帯電せしめ、次いで画像露光を行い露光部
の電荷を選択的に放電させて静電潜像を形成し、この静
電潜像をトナーなどを用いて可視化して顕像とするよう
にした画像形成方法である。このような電子写真感光体
に要求される基本的な特性としては、(1)暗所で適当
な電位に帯電できること、(2)暗所において放電が少
ないこと、(3)光照射によって速やかに放電すること
などが挙げられる。従来、これらの特性を満足するもの
としてセレン、セレン−テルル合金、セレン砒素等の無
機光導電性物質を用いた電子写真感光体が採用され、多
くの複写機などで用いられてきた。しかしながら、これ
らの無機光導電性物質は毒性等環境面での問題があり、
またアモルファス状態で用いられるため、例えば、熱、
汚れ等により結晶化して特性が劣化し易いなど、取扱い
が厄介であり、また、数10μmの膜厚に真空蒸着する
必要があるためコストが高くなる等の欠点がある。
た電子写真感光体に関する研究が進み、その一部は実用
化されている。そして、実用化に至った有機電子写真感
光隊のほとんどは、電荷発生物質と電荷輸送物質を用い
た機能分離型の感光層を有するものであり、電荷輸送物
質としては、例えば、スチルベン誘導体(特開昭58−
198425号公報、特開昭58−189145号公
報)、トリフェニールアミン誘導体(特開昭58−65
440号公報)等のドナー性化合物、及びフルオレニリ
デンメタン化合物(特開昭60−69657号公報)、
ナフタレンジカルボン酸イミド化合物(特開平5−25
136号公報)等のアクセプター性化合物など多くの化
合物が知られている。
電荷輸送物質を用いた有機電子写真感光体、特にアクセ
プター性化合物を電荷輸送物質として用いた有機電子写
真感光体は前記電子写真感光体に要求される基本的な特
性において不十分であり、このような特性を十分に満た
すことのできる電荷輸送物質は未だ見い出されていない
のが実情である。そこで、本発明の目的は、光導電性素
材、特に電荷輸送物質として有用な新規なベンゾフルオ
レン化合物、及びその製造方法を提供することにある。
記一般式(1)で表されることを特徴とするベンゾフル
オレン化合物によって達成される。
ル基、Xは炭素数1から6のアルキル基、ハロゲン原
子、炭素数1から6のアルコキシカルボニル基、シアノ
基、ニトロ基より選ばれた基を表し、同一でも異なって
いても良い。nは0から3の整数を表す。) また、本発明の上記目的は、下記一般式(2)で示され
るベンゾフルオレノン化合物と下記一般式(3)で表さ
れるアニリン化合物を酸性触媒下で反応させることを特
徴とする上記一般式(1)で表されるベンゾフルオレン
化合物の製造方法によって達成される。
ル基を表す。)
子、炭素数1から6のアルコキシカルボニル基、シアノ
基、ニトロ基より選ばれた基を表し、nは0から3の整
数を表す。nが2または3のときX同一でも異なってい
ても良い。)
物は、光導電性素材、特に電子写真用感光体における光
導電性素材として極めて有用であり、染料やルイス酸な
どの増感剤によって光学的或いは化学的に増感される。
又、有機顔料或いは無機顔料を電荷発生物質とするいわ
ゆる機能分離型電子写真感光体における電荷輸送物質と
してとりわけ有用である。
レット、クリスタルバイオレット等のトリアリルメタン
染料、ローズベンガル、エルスロシン、ローダミンB等
のキサンテン染料、メチレンブルー等のチアジン染料、
2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノンが挙げられ
る。また、本発明のベンゾフルオレン化合物を機能分離
型電子写真感光体における電荷輸送物質として用いる場
合、それと共に用いる電荷発生物質としては、例えば、
シーアイピグメントブルー25(C.I.2118
0)、シーアイピグメントレッド41(C.I.212
00)、シーアイベーシックレッド3(C.I.452
10)等のアゾ系顔料、シーアイピグメントブルー16
(C.I.74100)等のフタロシアニン系顔料、シ
ーアイバットブラウン5(C.I.73410)、シー
アイバットダイ(C.I.73030)等のインジゴ系
顔料、アルゴスカーレットB、インダンスレンスカーレ
ットR等のペリレン顔料などの有機顔料、セレン、セレ
ン−テルル合金、硫化カドミウム、α−シリコン等の無
機顔料が挙げられる。
写真用光導電性素材、機能分離型電子写真感光体におけ
る電荷輸送物質として有用であるばかりでなく、太陽電
池、有機EL素子等の電子デバイスとしてエレクトロニ
クス分野においても使用することができ、優れた特性を
示すものである。
換基としては、フェニル基、フッ素原子、塩素原子など
のハロゲン原子、メトキシ基、エトキシ基などのアルコ
キシ基等が挙げられる。一般式(1)で表されるベンゾ
フルオレン化合物の中で、特に、Rが炭素数1から4の
アルキル基、またはそのフッ素置換体であるもの、ある
いはXが炭素数2から4のアルキル基、炭素数1から4
のアルコキシカルボニル基、またはシアノ基であるもの
は、電子写真感光層などのバインダ樹脂との相溶性に優
れている点で好適に使用することができる。
ルオレン化合物の具体例を表−1〜表1−4に示すがこ
れらに限定されるものではない。
ゾフルオレン化合物は、例えば下記の反応工程(A)に
従って、ベンゾフルオレン化合物(2)とアニリン化合
物(3)とを酸性触媒下で反応させることにより製造す
ることができる。 反応工程(A) (式中、Rは置換又は無置換の炭素数1から8のアルキ
ル基、Xは炭素数1から6のアルキル基、ハロゲン原
子、炭素数1から6のアルコキシカルボニル基、シアノ
基、ニトロ基より選ばれた基を表し、nは0から3の整
数を表す。nが2または3のときXは同一でも異なって
いても良い。)
酸、トリフルオロ酢酸、あるいはトリフルオロボレート
などの有機酸、塩化亜鉛、塩化鉄、4塩化チタン、ある
は塩化アルミニウムなどの酸性無機物などを挙げること
ができる。反応溶媒としては、通常塩化メチレン、クロ
ロホルム、または1,2−ジクロロエタンなどのハロゲ
ン系溶媒、二硫化炭素、あるいはクロロベンゼンやニト
ロベンゼンなどの芳香族系溶媒を用いることができる
が、無溶媒でもよい。反応溶媒としては、0℃〜150
℃が好ましく、特に0℃〜100℃が好ましい。
説明する。ここでの部は重量基準である。
o.6の合成) 1,4−ジエトキシアルボニル−2,3−ベンゾ−9−
フルオレノン3.47gを塩化メチレン150mlに加
え、氷冷下において撹拌しながら、これに四塩化チタン
5.69gを10分を要して滴下した。次に同条件下
で、2−イソプロピルアニリン8.11gを1時間を要
して滴下し、同条件下で3時間反応させた。反応後、反
応混合物を氷上に注ぎ、1,2−ジクロロエタンで抽出
した。次に1,2−ジクロロエタン溶液を二回水洗し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、1,2ジクロロエ
タンを留去し、残渣にたいし、トルエンを展開溶媒に用
いてカラムクロマトグラフィー処理を行い、得られた粗
製の目的物をエタノール−酢酸エチル混合溶媒を用いて
再結晶して純粋の目的物3.58gを得た。融点及び元
素分析結果を表2に表す。またこの化合物の赤外線吸収
スペクトル図を図1に示す。
o.16の合成) 実施例1の2−イソプロピルアニリンの代わりに2−シ
アノアニリン3.54gを用い、実施例1と同様にして
目的物を得た。融点及び元素分析結果を表2に示す。ま
たこの化合物の赤外線吸収スペクトル図を図2に示す。
融点及び元素分析結果を表2に示す。またこの化合物の
赤外線吸収スペクトル図を図2に示す。
ンゾ−9−フルオレノンの代わりに、1,4−ジブトキ
シカルボニル−2,3−ベンゾ−9−フルオレノン、
1,4−ジ(2,2,2−トリフルオロエトキシカルボ
ニル)−2,3−ベンゾ−9−フルオレノン、1,4−
ジ(2−エトキシカルボニル)−2,3−ベンゾ−9−
フルオレノンと2−イソプロピルアニリンの代わりに種
々のアニリン化合物を用いて実施例1と同様にして前記
表1における例示化合物No.30、No54、No.
65を得た。融点及び元素分析結果を表2に示す。
ポリビニルブチラール樹脂(エスレックスBLS:積水
化学社製)5部、及びテトラヒドロフラン90部をボー
ルミルにて12時間分散させ、テトラヒドロフランを2
重量%の分散液濃度になるように加え、再分散て塗布液
を調整した。この塗布液をアルミニウムを蒸着した10
0μm厚のポリエステルフィルム上にドクターブレード
にて流延塗布し乾燥させて、乾燥後の膜厚が0.5μm
の電荷発生層を形成した。次に、本発明のベンゾフルオ
レン化合物(前記表1の例示化合物No.16)6部、
ポリカーボネート樹脂(K−1300:帝人化成社製)
10部、及びテトラヒドロフラン94部からなる処方の
塗布液を調整し、この塗布液を電荷発生層上にドクター
ブレードにて流延塗布し乾燥させて、乾燥後の膜厚が2
0μmの電荷輸送層を形成し、アルミニウム電極/電荷
発生層/電荷輸送層で形成される積層型電子写真感光体
を作成した。
について、静電複写紙試験装置(EPA−8200:川
口電気製作所製)を用いて+6Kvのコロナ帯電を施し
て、正帯電した後、20秒間暗所に放置し、その時の表
面電位V0(V)を測定し、次いでハロゲンランプを用
いて表面の照度が40ルックスになるように光照射し、
半減露光量E1/2(lux・sec)を測定した。そ
の結果V0は1490V、E1/2は28.0lux・
secであった。
導電性素材、特に電荷輸送物質として有用であり、電子
写真感光体の感光層に使用した場合、電子写真感光体に
必要な基本的特性を充分に満たすことができるものであ
る。
(前記表1における例示化合物No.6)の赤外線吸収
スペクトル図である。
(前記表1における例示化合物No.16)の赤外線吸
収スペクトル図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式で表されることを特徴とする
ベンゾフルオレン化合物。 【化1】 (式中、Rは置換又は無置換の炭素数1から8のアルキ
ル基、Xは炭素数1から6のアルキル基、ハロゲン原
子、炭素数1から6のアルコキシカルボニル基、シアノ
基、ニトロ基より選ばれた基を表し、nは0から3の整
数を表す。nが2または3のときXは同一でも異なって
いても良い。) - 【請求項2】 下記一般式(2)で示されるベンゾフル
オレノン化合物と下記一般式(3)で表されるアニリン
化合物を酸性触媒下で反応させることを特徴とする請求
項1記載の一般式(1)で表されるベンゾフルオレン化
合物の製造方法。 【化2】 (式中、Rは置換又は無置換の炭素数1から8のアルキ
ル基を表す。) 【化3】 (式中、Xは炭素数1から6のアルキル基、ハロゲン原
子、炭素数1から6のアルコキシカルボニル基、シアノ
基、ニトロ基より選ばれた基を表し、nは0から3の整
数を表す。nが2または3のときX同一でも異なってい
ても良い。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17669395A JP3561047B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ベンゾフルオレン化合物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP17669395A JP3561047B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ベンゾフルオレン化合物及びその製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH093023A true JPH093023A (ja) | 1997-01-07 |
| JP3561047B2 JP3561047B2 (ja) | 2004-09-02 |
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| JP17669395A Expired - Fee Related JP3561047B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ベンゾフルオレン化合物及びその製造方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3561047B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6686065B2 (en) | 2001-12-12 | 2004-02-03 | Canon Kabushiki Kaisha | [5]-helicene and dibenzofluorene materials for use in organic light emitting devices |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP17669395A patent/JP3561047B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US6686065B2 (en) | 2001-12-12 | 2004-02-03 | Canon Kabushiki Kaisha | [5]-helicene and dibenzofluorene materials for use in organic light emitting devices |
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| JP3561047B2 (ja) | 2004-09-02 |
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