JPH09302996A - 煙突及びその建設方法 - Google Patents

煙突及びその建設方法

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JPH09302996A
JPH09302996A JP11685596A JP11685596A JPH09302996A JP H09302996 A JPH09302996 A JP H09302996A JP 11685596 A JP11685596 A JP 11685596A JP 11685596 A JP11685596 A JP 11685596A JP H09302996 A JPH09302996 A JP H09302996A
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JP
Japan
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chimney
panel
screw
fixed
chimney body
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Application number
JP11685596A
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English (en)
Inventor
Setsuo Iwata
節雄 岩田
Tadateru Murakami
忠輝 村上
Mikiharu Fujiki
幹晴 藤木
Kenichi Hamada
健一 濱田
Toshiya Hamanaka
敏也 浜中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanadevia Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煙突の寿命を長期に保持すること。 【解決手段】 コンクリート製煙突本体3の内面3aに
複数の繊維強化プラスチック製パネル片7aからなるパ
ネル7が取り付けられ、各パネル片7aが耐熱性接着剤
8、アンカービス9及び固定フレーム10により煙突本
体3の内面3aに固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内面を繊維強化プ
ラスチック(FRP)で補強した煙突及びその建設方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すような煙突1を建設する場
合、従来、その一例として、図7に示すように、鋼板製
筒体2の内面にひび割れ防止用鉄筋4を配筋した後、そ
の鋼板製筒体2の内面にコンクリートをライニングして
鉄筋4入りコンクリート製煙突本体3を形成し、その煙
突本体3の内面に耐酸耐熱性キャスタブル5を形成した
ものがある。
【0003】また、従来の他の例として、図8に示すよ
うに、円筒状型枠の内面にひび割れ防止用鉄筋4を配筋
した後、その型枠の内面にコンクリートをライニングし
て鉄筋4入りコンクリート製煙突本体3を形成し、その
煙突本体3から型枠を取り外したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の煙突では、
コンクリート製煙突本体3の内面が排煙に直接接触され
ているので、その排煙に含まれる亜硫酸ガスなどにより
煙突本体3の内面が酸化して劣化されやすく、特に、夜
間に稼働を休止する発電所用煙突などのように高熱を断
続的に受けるものでは、煙突本体3の内面が熱応力を繰
り返し受けて劣化が促進され、短期間で煙突本体3の内
面に多数のクラックが発生し、その内面からコンクリー
トが剥離し飛散されると共に、鉄筋4が腐食されるの
で、煙突の寿命が短く、補修に手間がかかる。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みて、寿命を長
期に保持することができる煙突とその建設方法を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、コンクリート製煙突本体
の内面に繊維強化プラスチック製パネルが取り付けられ
ていることを特徴としている。
【0007】上記構成によれば、繊維強化プラスチック
製パネルによりコンクリート製煙突本体の内面を保護し
て、該煙突本体の内面に排煙が接触しないようにしてい
るので、その煙突本体の劣化を防いで煙突の寿命を長期
に保持することができ、また、パネルの断熱性が高いの
で、煙突本体の厚さを従来に比べて薄くすることがで
き、経済的である。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、前記パネル内の中央部にアルミ箔がサンドイッ
チ状に介在されていることを特徴としている。上記構成
によれば、パネル内の中央部に介在させたアルミ箔によ
り熱を反射して断熱性を高めているので、夜間に稼働を
休止する発電所用煙突などのように高熱を断続的に受け
るものでも、煙突本体の内面にかかる熱応力を小さくし
て劣化を防ぐことができ、また、前記アルミ箔により湿
気が煙突本体の内面に触れないように遮断しているの
で、パネル用接着剤などの劣化を防ぐことができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記パネル内の内面側にアルミナ
繊維が介在されていることを特徴としている。上記構成
によれば、アルミナ繊維により耐熱性及び断熱性を高め
て煙突本体の内面が劣化されるのを防ぐことができる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の発明において、前記パネルの外面側にセ
ラミックが介在されていることを特徴としている。上記
構成によれば、セラミックにより断熱性を高めて煙突本
体の内面が劣化されるのを防ぐことができると共に、粒
状のセラミックをパネルの外周面に吹き付けて固着し、
これにより、パネルの外周面に凹凸を形成して、該パネ
ルを接着剤により煙突本体の内面に確実に接着すること
ができる。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の発明において、前記パネルが複数のパネ
ル片に分割され、該各パネル片は前記煙突本体の内面に
突設したアンカービスによりその煙突本体の内面に固定
されていることを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、パネルが複数のパネル
片に分割されているので、パネルが損傷された場合に
は、その損傷されたパネル片だけを取り替えるだけでよ
く、経済的であり、また、アンカービスにより各パネル
片を煙突本体の内面に確実に固定することができる。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記アンカービスが、ビス本体と、該ビス
本体の基端部に突設したビス頭部とを有し、前記ビス本
体を前記パネル片に貫設した貫通孔を通って煙突本体の
内面に形成したビス孔に挿入すると共に、前記ビス頭部
及びビス本体に貫設した接着剤注入孔を通って前記ビス
孔に接着剤を注入することにより、煙突本体に固着され
ていることを特徴としている。
【0014】上記構成によれば、パネル片を煙突本体の
内面に配置した後、アンカービスのビス本体をパネル片
の貫通孔を通って煙突本体のビス孔に挿入し、該アンカ
ービスの接着剤注入孔を通って前記ビス孔に接着剤を注
入することにより、アンカービスを煙突本体に所謂後付
け工法で簡単に固着することができると共に、そのアン
カービスの頭部によりパネル片を煙突本体の内面に確実
に固定することができる。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載の発明において、前記煙突本体の内面に、前記各パ
ネル片間の目地に沿って目地溝が形成され、帯板部と該
帯板部に突設された突起部とからなる横断面略T字状固
定フレームの前記突起部を前記目地を通って目地溝に挿
入すると共に、帯板部及び突起部に貫設した接着剤注入
孔を通って前記目地溝に接着剤を注入することにより、
前記突起部が煙突本体に固着されると共に、前記帯板部
により各パネル片の周縁部が煙突本体の内面に固定され
ていることを特徴としている。
【0016】上記構成によれば、パネル片を煙突本体の
内面に配置した後、固定フレームの突起部を各パネル間
の目地を通って目地溝に挿入し、該固定フレームの接着
剤注入孔を通って目地溝に接着剤を注入することによ
り、固定フレームを煙突本体に簡単に固着することがで
きると共に、その固定フレームの帯板部によりパネル片
周縁部を煙突本体の内面に確実に固定することができ、
目地に雨水が浸入するのを防ぐことができる。
【0017】請求項8記載の発明は、コンクリート製煙
突本体の内面に複数の繊維強化プラスチック製パネル片
を取り付けた煙突の建設方法であって、前記煙突本体の
内面に、各パネル片間の目地に対向する目地溝と各パネ
ル片に貫設した貫通孔に対向する複数のビス孔とを形成
し、前記煙突本体の内面に複数のパネル片を順次配置す
ると共に、ビス本体と該ビス本体の基端部に突設したビ
ス頭部とを有する複数のアンカービスの前記ビス本体を
各パネル片の貫通孔を通って前記ビス孔に嵌入させるこ
とにより、前記ビス頭部によりパネル片を前記煙突本体
の内面に固定し、帯板部と該帯板部に突設された突起部
とからなる横断面略T字状固定フレームの前記突起部を
前記目地溝に嵌入させることにより、前記帯板部により
各パネル片の周縁部を煙突本体に固定することを特徴と
している。
【0018】上記構成によれば、アンカービスと固定フ
レームとを用いて各パネルを煙突本体の内面に簡単確実
に固定することができ、特に、既設煙突の内面を補修す
る場合に好適である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の一形態であ
る煙突1(図6参照)の要部を示すものであって、鋼板
製筒体2の内面にライニングしたコンクリート製煙突本
体3の内面3aに複数の繊維強化プラスチック製パネル
片7aからなるパネル7が取り付けられ、図2に示すよ
うに、前記各パネル片7aは耐熱性接着剤8、アンカー
ビス9及び固定フレーム10により煙突本体3の内面3
aに固定されている。
【0020】前記パネル7は、図3に示すように、ビニ
ルエステル樹脂、エポキシ樹脂またはフェノール樹脂な
どの熱硬化性樹脂をマトリックスとして炭素繊維やガラ
ス繊維などを積層させた繊維強化性プラスチック本体7
Aと、該プラスチック本体7A内の中央部にサンドイッ
チ状に介在させたアルミ箔7Bと、プラスチック本体7
A内の内面側に介在させたアルミナ繊維7Cと、プラス
チック本体7Aの外面に吹き付けて固着した粒状セラミ
ック7Dとからなり、プラスチック本体7Aの内面がポ
リテトラフルオロエチレン(テフロン)からなる皮膜7
Eで被われている。
【0021】上記構成によれば、繊維強化プラスチック
製パネル7によりコンクリート製煙突本体3の内面3a
を保護して、該煙突本体3の内面3aに排煙が接触しな
いようにしており、特に、アルミ箔7Bにより熱を反射
して断熱性を高めると共に、煙突本体3の内面3aにか
かる熱応力を小さくし、且つ、湿気が煙突本体3の内面
3aに触れないように遮断しており、また、アルミナ繊
維7Cにより耐熱性及び断熱性を高め、更に、セラミッ
ク7Dにより断熱性を高めると共に、粒状のセラミック
7Dによりパネル7の外周面に凹凸を形成して、該パネ
ル7を接着剤8を介して煙突本体3の内面3aに確実に
接着できるようにし、しかも、ポリテトラフルオロエチ
レンからなる皮膜7Eにより飛散物がパネル7に付着す
るのを防いでいるので、煙突本体3の劣化を確実に防い
で煙突の寿命を長期に保持することができ、また、パネ
ル7の断熱性が高いので、煙突本体3の厚さを従来に比
べて薄くすることができ、経済的である。なお、排煙の
温度が低い場合(例えば140°C〜125°C)に
は、アルミナ繊維7Cを省略することができる。
【0022】また、パネル7が複数のパネル片7aに分
割されているので、パネル7が損傷された場合には、そ
の損傷されたパネル片7aだけを取り替えるだけでよ
く、経済的である。
【0023】前記アンカービス9は、エンジニアリング
プラスチックからなり、図4に示すように、軸状のビス
本体9aと、該ビス本体9aの基端部に突設したビス頭
部9bとを有し、ビス本体9aの先端部外周面に先端に
向かって外広がりの抜け止め用テーパ面9cが形成さ
れ、ビス頭部9b及びビス本体9aの中心部に接着剤注
入孔12が貫設されている。
【0024】また、前記各パネル片7aの四隅などに貫
通孔13が形成されると共に、そのパネル片7aが配置
される煙突本体3の内面3aに、前記貫通孔13に対向
してビス孔14が形成されている。
【0025】上記構成によれば、パネル片7aを煙突本
体3の内面3aに配置した後、アンカービス9のビス本
体9aをパネル片7aの貫通孔13を通って煙突本体3
のビス孔14に挿入した後、接着剤注入孔12を通って
ビス孔14に接着剤8を注入することにより、アンカー
ビス9を煙突本体3に所謂後付け工法で簡単に固着する
ことができると共に、そのアンカービス9のビス頭部9
bによりパネル片7aを煙突本体3の内面3aに確実に
固定することができ、その注入した接着剤8がビス頭部
9bとパネル片7aとの間の隙間15及び煙突本体3と
パネル片7aとの間の隙間15にも入り込むため、煙突
本体3の内面3aの凹凸を吸収して、その内面3aにパ
ネル片7aを一体的に接着することができると共に、雨
水が貫通孔13内に浸入するのを防ぐことができる。
【0026】前記固定フレーム10は、エンジニアリン
グプラスチックからなり、図5に示すように、横断面略
T字状に形成されており、帯板部10aと、該帯板部1
0aに突設された突起部10bからなり、その突起部1
0bの先端部外周面に先端に向かって外広がりの抜け止
め用テーパ面10cが形成され、帯板部10a及び突起
部10bに、帯板部10aの長手方向に沿って所定間隔
をおいて接着剤注入孔17が貫設されている。
【0027】また、煙突本体3の内面3aに、各パネル
片7a間の目地18に沿って目地溝19が形成されてい
る。上記構成によれば、パネル片7aを煙突本体3の内
面3aに配置した後、固定フレーム10の突起部10b
を目地18を通って目地溝19に挿入し、接着剤注入孔
17から接着剤を注入することにより、固定フレーム1
0を煙突本体3に所謂後付け工法で簡単に固着すること
ができると共に、その固定フレーム10の帯板部10a
によりパネル片7aを周縁部を煙突本体3の内面3aに
確実に固定することができ、その注入した接着剤8が帯
板部10aとパネル片7aとの間の隙間15及び煙突本
体3とパネル片7aとの間の隙間15にも入り込むた
め、煙突本体3の内面3aの凹凸を吸収して、その内面
3aにパネル片7aを一体的に接着することができると
共に、雨水が目地18内に浸入するのを防ぐことができ
る。
【0028】煙突本体3の内面3aを補修する場合の手
順を説明すると、煙突本体3の内面3aに、各パネル片
7a間の目地18に対向する目地溝19と各パネル片7
aに形成した貫通孔13に対向する複数のビス孔14と
を形成し、煙突本体3の内面3aに複数のパネル片7a
を順次配置すると共に、アンカービス9のビス本体9a
を各パネル片7aの貫通孔13を通ってビス孔14に挿
入した後、アンカービス9の接着剤注入孔12に接着剤
8を注入し、その接着剤8をビス孔14に充填する。こ
れにより、アンカービス9が煙突本体3に固着され、ア
ンカービス9のビス頭部9bによりパネル片7aが煙突
本体3の内面3aに固定される。また、パネル片7aと
煙突本体3との間の隙間15に接着剤8を注入する。更
に、固定フレーム10の突起部10bを目地18を通っ
て目地溝19に挿入した後、固定フレーム10の接着剤
注入孔17に接着剤8を注入し、その接着剤8を目地溝
19に充填する。これにより、固定フレーム10が煙突
本体3に固着され、固定フレーム10の帯板部10aに
よりパネル片7aの周縁部が煙突本体3の内面3aに固
定される。
【0029】上記構成によれば、アンカービス9と固定
フレーム10とを用いて各パネル片7aを煙突本体3の
内面3aに簡単確実に固定することができ、特に、既設
煙突の内面を補修する場合に、はつり工事を省略するこ
とができるから、その補修工事を容易に行うことができ
る。
【0030】上記実施の形態では、コンクリート製煙突
本体3内に鉄筋4を配筋していない場合を例にあげて説
明したが、鉄筋4を配筋したコンクリート製煙突本体3
にも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、繊維強
化プラスチック製パネルによりコンクリート製煙突本体
の内面を保護して、該煙突本体の内面に排煙が接触しな
いようにしているので、その煙突本体の劣化を防いで煙
突の寿命を長期に保持することができ、また、パネルの
断熱性が高いので、煙突本体の厚さを従来に比べて薄く
することができ、経済的である。
【0032】請求項2の発明によれば、パネル内の中央
部に介在させたアルミ箔により熱を反射して断熱性を高
めているので、夜間に稼働を休止する発電所用煙突など
のように高熱を断続的に受けるものでも、煙突本体の内
面にかかる熱応力を小さくして劣化を防ぐことができ、
また、前記アルミ箔により湿気が煙突本体の内面に触れ
ないように遮断しているので、パネル用接着剤の劣化を
防ぐことができる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、アルミナ繊
維により耐熱性及び断熱性を高めて煙突本体の内面が劣
化されるのを防ぐことができる。請求項4記載の発明に
よれば、セラミックにより断熱性を高めて煙突本体の内
面が劣化されるのを防ぐことができると共に、粒状のセ
ラミックをパネルの外周面に吹き付けて固着し、これに
より、その外周面に凹凸を形成することにより、パネル
を接着剤を介して煙突本体の内面に確実に接着すること
ができる。
【0034】請求項5記載の発明によれば、パネルが複
数のパネル片に分割されているので、パネルが損傷され
た場合には、その損傷されたパネル片だけを取り替える
だけでよく、経済的であり、また、アンカービスにより
各パネル片を煙突本体の内面に確実に固定することがで
きる。
【0035】請求項6記載の発明によれば、パネル片を
煙突本体の内面に配置した後、アンカービスのビス本体
をパネル片の貫通孔を通って煙突本体のビス孔に挿入
し、該アンカービスの接着剤注入孔を通って前記ビス孔
に接着剤を注入することにより、アンカービスを煙突本
体に所謂後付け工法で簡単に固着することができると共
に、そのアンカービスの頭部によりパネル片を煙突本体
の内面に確実に固定することができる。
【0036】請求項7記載の発明によれば、パネル片を
煙突本体の内面に配置した後、固定フレームの突起部を
各パネル間の目地を通って目地溝に挿入し、該固定フレ
ームの接着剤注入孔を通って目地溝に接着剤を注入する
ことにより、固定フレームを煙突本体に簡単に固着する
ことができると共に、その固定フレームの帯板部により
パネル片周縁部を煙突本体の内面に確実に固定すること
ができ、目地内に雨水が浸入するのを防ぐことができ
る。
【0037】請求項8記載の発明によれば、アンカービ
スと固定フレームとを用いて各パネルを煙突本体の内面
に簡単確実に固定することができ、特に、既設煙突の内
面を補修する場合に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である煙突の要部の斜視
図である。
【図2】同要部の一部切り欠き斜視図である。
【図3】同要部のパネル部分の一部切り欠き斜視図であ
る。
【図4】同要部のアンカービス付近の縦断面図である。
【図5】同要部の固定フレーム付近の縦断面図である。
【図6】同煙突全体の斜視図である。
【図7】従来の一例である煙突の要部の斜視図である。
【図8】従来の他の例である煙突の要部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 コンクリート製煙突本体 7 繊維強化プラスチック製パネル 7a パネル片 7B アルミ箔 7C アルミナ繊維 7D セラミック 8 接着剤 9 アンカービス 9a アンカービスのビス本体 9b アンカービスのビス頭部 10 固定フレーム 10a 固定フレームの帯板部 10b 固定フレームの突起部 12 接着剤注入孔 13 貫通孔 14 ビス孔 17 接着剤注入孔 18 目地 19 目地溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 健一 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 浜中 敏也 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート製煙突本体の内面に繊維強化
    プラスチック製パネルが取り付けられていることを特徴
    とする煙突。
  2. 【請求項2】前記パネル内の中央部にアルミ箔がサンド
    イッチ状に介在されていることを特徴とする請求項1記
    載の煙突。
  3. 【請求項3】前記パネル内の内面側にアルミナ繊維が介
    在されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    煙突。
  4. 【請求項4】前記パネルの外面側にセラミックが介在さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の煙突。
  5. 【請求項5】前記パネルは複数のパネル片に分割され、
    該各パネル片は前記煙突本体の内面に突設したアンカー
    ビスによりその煙突本体の内面に固定されていることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の煙突。
  6. 【請求項6】前記アンカービスは、ビス本体と、該ビス
    本体の基端部に突設したビス頭部とを有し、前記ビス本
    体を前記パネル片に貫設した貫通孔を通って煙突本体の
    内面に形成したビス孔に挿入すると共に、前記ビス頭部
    及びビス本体に貫設した接着剤注入孔を通って前記ビス
    孔に接着剤を注入することにより、煙突本体に固着され
    ていることを特徴とする請求項5記載の煙突。
  7. 【請求項7】前記煙突本体の内面に前記各パネル片間の
    目地に沿って目地溝が形成され、帯板部と該帯板部に突
    設された突起部とからなる横断面略T字状固定フレーム
    の前記突起部を前記目地を通って目地溝に挿入すると共
    に、帯板部及び突起部に貫設した接着剤注入孔を通って
    前記目地溝に接着剤を注入することにより、前記突起部
    が煙突本体に固着されると共に、前記帯板部により各パ
    ネル片の周縁部が煙突本体の内面に固定されていること
    を特徴とする請求項5または6記載の煙突。
  8. 【請求項8】コンクリート製煙突本体の内面に複数の繊
    維強化プラスチック製パネル片を取り付けた煙突の建設
    方法であって、前記煙突本体の内面に、各パネル片間の
    目地に対向する目地溝と各パネル片に貫設した貫通孔に
    対向する複数のビス孔とを形成し、前記煙突本体の内面
    に複数のパネル片を順次配置すると共に、ビス本体と該
    ビス本体の基端部に突設したビス頭部とを有する複数の
    アンカービスの前記ビス本体を各パネル片の貫通孔を通
    って前記ビス孔に嵌入させることにより、前記ビス頭部
    によりパネル片を前記煙突本体の内面に固定し、帯板部
    と該帯板部に突設された突起部とからなる横断面略T字
    状固定フレームの前記突起部を前記目地溝に嵌入させる
    ことにより、前記帯板部により各パネル片の周縁部を煙
    突本体に固定することを特徴とする煙突の建設方法。
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