JPH09303561A - 密閉容器の水密構造 - Google Patents

密閉容器の水密構造

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JPH09303561A
JPH09303561A JP12533096A JP12533096A JPH09303561A JP H09303561 A JPH09303561 A JP H09303561A JP 12533096 A JP12533096 A JP 12533096A JP 12533096 A JP12533096 A JP 12533096A JP H09303561 A JPH09303561 A JP H09303561A
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JP
Japan
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adhesive
ring
groove
lid
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP12533096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Izumi
仁 和泉
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Oリングを使用して水密性を持たせ、密閉容
器と蓋であるフランジとを接着剤で固着して高い水密性
と小型化が図れる構造を提供しようとする課題があっ
た。 【解決手段】 フランジ2の外周にOリング用の溝4を
形成し、このOリング用の溝4から仕切り6を隔てて接
着剤逃げ用の溝5を形成し、この接着剤逃げ用の溝5に
連接させて接着面7を形成し、前記接着面7に接着剤3
を塗布させてケース1の開口部とフランジ2とを固着
し、その固着の際に余分な接着剤3が接着剤逃げ用の溝
5に流れ込むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海洋等の水中で使
用される密閉容器の蓋嵌合部分の水密性を持たせるため
の密閉容器の水密構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉容器の水密構造としては、電
子部品等を搭載する密閉容器の開口部と蓋であるフラン
ジとを接着剤により接続して水密性を持たせた構造や、
密閉容器の開口部と蓋であるフランジとの間にOリング
を配置してフランジを密閉容器にボルトにより固着する
ようにしたものが知られている。図4〜図6に、従来の
要部断面図を示す。
【0003】即ち、図4に示すように、密閉容器である
ケース13の開口部に接着剤14を介してフランジ15
を固着する場合や、図5に示すように、ケース16とフ
ランジ17とをそれぞれに形成したつば部でボルト18
とナット19により締めつけて固着し、前記フランジ1
7に形成した溝20に図示しないグリースを塗布したO
リング21を配置して、前記ケース16と前記フランジ
17との間の水密性を持たせた場合や、図6に示すよう
に、ケース22とフランジ23とを螺子24により締め
つけて固着し、前記フランジ23に形成した溝25に図
示しないグリースを塗布したOリング26を配置して、
前記ケース22と前記フランジ23との間の水密性を持
たせた場合が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
密閉容器の水密構造では、それぞれ次のような問題を有
していた。即ち、接着剤を使用した構造では、製造時の
接着剤のかすれによって水密性を持たせることができな
くなることがあり、不良品が多くなってしまう問題があ
り、また、長期に渡る温度変化によるストレスによって
接着力が低下し、接着剤の一部が剥がれて水密が保たれ
なくなる問題があった。
【0005】一方、Oリングを使用した場合では、つば
部を形成してボルトとナットで固着する必要があるた
め、小型化が図れない問題があった。また、つば部を形
成せずに、螺子により固着する場合には、螺子の締め付
けのバランスが取りにくいため組立作業性が悪い問題あ
り、もしもバランスが悪い状態で締めつけたときには、
水圧により密閉容器が変形して水密が取れなくなってし
まう問題があった。
【0006】ところで、高い水密性と小型化を図るた
め、Oリングを使用して水密性を持たせ、密閉容器と蓋
であるフランジとを接着剤で固着する構造が推察され
る。しかし、かかる場合には、組立作業の際に余分に塗
布した接着剤がOリング用の溝に流れ込んでしまい、O
リングを接着固定させてOリングの自由な変形を妨げ、
Oリングの作用を奪って水密性が損ない、水密性の信頼
性が悪い問題があった。このため、従来はかかる構造に
することができなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の密閉容
器の水密構造は、蓋の外周にOリング用溝を形成し、こ
のOリング用溝から仕切りを隔てて接着剤逃げ溝を形成
し、この接着剤逃げ溝に連接させて接着面を形成し、前
記接着面に接着剤を塗布させて密閉容器の開口部と蓋と
を固着し、その固着の際に余分な接着剤が接着剤逃げ溝
に流れ込むようにした。なお、接着剤の流れ込み防止用
のOリングを接着剤逃げ溝に配置するのが好ましい。O
リング用溝と接着剤逃げ溝とを段差を設けて形成し、開
口部の内壁面にも前記段差に追従した段差を設けるのが
好ましい。
【0008】また、密閉容器の開口部の内壁にOリング
用溝を形成し、このOリング用溝から仕切りを隔てて接
着剤逃げ溝を形成し、この接着剤逃げ溝に連接させて接
着面を形成し、前記接着面に接着剤を塗布させて密閉容
器の開口部と蓋とを固着し、その固着の際に余分な接着
剤が接着剤逃げ溝に流れ込むようにしてもよい。さら
に、蓋の外周にOリング用溝を形成し、蓋の密閉容器へ
の嵌合の際に前記Oリング用溝よりも外側の位置になる
ように密閉容器の開口部の内壁に接着剤逃げ溝を形成
し、この接着剤逃げ溝に連接させて接着面を形成し、前
記接着面に接着剤を塗布させて密閉容器の開口部と蓋と
を固着し、その固着の際に余分な接着剤が接着剤逃げ溝
に流れ込むようにしてもよい。
【0009】なお、Oリング用溝は少なくとも1本あれ
ばよいが、その本数はこれに限らず、例えば、2本等で
あってもよい。また、接着剤逃げ溝は少なくとも1本あ
ればよいが、その本数はこれに限らず、例えば、2本等
であってもよく、Oリングを配置する場合も全てに配置
しなくともよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。 第1の実施の形態 図1は要部断面図、図2は全体構造図である。図におい
て、密閉容器であるケース1の開口部に蓋であるフラン
ジ2を嵌め合わせ、接着剤3を介してそれぞれを固着す
るようにしてある。前記フランジ2には、溝4,5が、
その嵌合面の外周に内側から仕切り6を間に隔てて形成
してある。前記溝4,5は、同心円状に設けて段差を形
成した構造にしてあり、前記ケース1の内壁面にも、前
記段差に追従する段差を形成してある。この段差の作用
は後述する。また、前記溝5に連接させて接着面7が、
前記フランジ2及び前記ケース1にそれぞれ形成してあ
る。
【0011】前記溝4,5には、それぞれOリング8,
9を配置してある。このOリング8,9は、それぞれ溝
4,5の底面と前記ケース1の内壁面に接触するように
なっている。また、前記溝4及び前記Oリング8には、
Oリング8の滑りを良くするために、それぞれにグリー
ス10を塗布してある。前記溝5には、前記接着剤3が
流れ込んで前記Oリング9によりせき止められた構造に
なっており、接着剤3によりOリング9が固定した状態
になっている。なお、前記Oリング9は、接着剤3の流
れ込みを防ぐために配置されるものであるため、グリー
ス10を塗布して滑りを良くするのは好ましくない。グ
リースにより接着させるべき部分の接着力がなくなるか
らである。従って、Oリング9には、グリース10を塗
布していない。
【0012】次に、組立作業及びこの際の構造上の作用
を説明する。まず、フランジ2の溝5にOリング9を挿
入する。次に、フランジ2の溝4とOリング8にグリー
ス10を塗布し、溝4にOリング8を挿入する。最後
に、フランジ2の接着面7に接着剤3を塗布し、フラン
ジ2をケース1に嵌合させて接着剤3を硬化させ、ケー
ス1とフランジ2とを固着する。なお、嵌合の際に、上
述したように溝4,5に段差を設けてあるので、溝4及
びOリング6に塗布したグリース10が、ケース1の内
壁面と接触することがない。このため、段差を設けてお
くと、組立作業の際に前記内壁面にグリース10が付着
して接着力が低下するのを防止することができる。ま
た、上述の組立作業では、Oリング9にグリース10を
塗布していないが、その理由は、もしもOリング9にグ
リース10を塗布するものとすると、段差を設けた意味
がなくなり接着力が低下するおそれがあるからである。
【0013】一方、組立作業の際に、接着面7に接着剤
3を余分に塗布した場合には、余分な接着剤3がケース
1内部に向かって流れ込んでいく。しかし、その接着剤
3は溝5に逃げ込みOリング9や仕切り6によって、そ
れ以上の内部への進入をせき止められる。従って、溝4
に接着剤3が流れ込むことがなく、Oリング8が接着剤
3により固定されて本来の作用を失うことがない。な
お、ここで、Oリング9が無い場合には、仕切り6によ
りその進入をくい止めるが、Oリング9は弾性体である
ため、その進入をより防ぐことができる。
【0014】上記第1の実施の形態によると、ケース1
とフランジ2とが接着剤3により強固に固着され、Oリ
ング8により水密性を持たせるようにしたため、接着剤
3の経年劣化による一部剥離が起きてもOリング8によ
り水密性が確保でき、ボルト等を使用して固着していな
いため、密閉容器を小型化できる効果が得られる。な
お、上記実施の形態では、溝4,5に段差を形成した構
造を説明したが、段差がない構造であってもよい。ま
た、溝5にOリング7を入れた場合を説明したが、接着
剤3が逃げ込める溝があればよいため、溝5にOリング
7を入れずに仕切り6で流れをくい止めるように作用す
る構造としてもよい。また、接着剤逃げ用の溝5は、フ
ランジ2に形成しなくとも、ケース1の内壁面側に形成
するようにしてもよい。
【0015】第2の実施の形態 図3は、全体構造の断面図である。以下に、上記第1の
実施の形態との相違点を図2と対比して説明する。図3
において、図2の蓋であるフランジ2に相当するのが蓋
11であり、図2の密閉容器であるケース1に相当する
のが密閉容器12である。即ち、要部詳細は図1を参照
して説明した上記第1の実施の形態の場合と同様である
が、密閉容器12側にOリング8,9を配置し、蓋11
の周縁に接着剤3を塗布して固着するようにした構造で
ある。
【0016】上記第2の実施の形態によると、上記第1
の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の密閉容器の
水密構造によると、密閉容器と蓋とが接着剤により強固
に固着され、Oリングにより水密性を持たせるようにし
たため、接着剤の経年劣化による一部剥離が起きてもO
リングにより水密性が確保できる効果が得られる。ボル
ト等を使用して固着していないため、密閉容器を小型化
できる効果が得られる。特に、組立作業の際に接着剤を
余分に塗布した場合であっても、余分な接着剤が密閉容
器内部に向かって流れ込むが、その接着剤は接着剤逃げ
溝に逃げ込み、それ以上の内部への進入をせき止めるこ
とができる効果が得られる。従って、接着剤逃げ溝より
も内側に配置したOリングに接着剤が付着して本来の作
用を失うことがない。この結果、本発明の密閉容器の水
密構造によると、高い水密性と小型化を図ることができ
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の要部断面図
【図2】第1の実施の形態の全体構造図
【図3】第2の実施の形態の全体構造の断面図
【図4】従来の要部断面図
【図5】従来の要部断面図
【図6】従来の要部断面図
【符号の説明】
1 ケース 2 フランジ 3 接着剤 4,5 溝 6 仕切り 7 接着面 8,9 Oリング 10 グリース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の密閉容器の開口部とこの開口部に
    嵌合させる蓋との間をOリングにより水密性を持たせる
    密閉容器の水密構造において、 蓋の外周にOリング用溝を形成し、このOリング用溝か
    ら仕切りを隔てて接着剤逃げ溝を形成し、この接着剤逃
    げ溝に連接させて接着面を形成し、 前記接着面に接着剤を塗布させて密閉容器の開口部と蓋
    とを固着し、 その固着の際に余分な接着剤が接着剤逃げ溝に流れ込む
    ようにしたことを特徴とする密閉容器の水密構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、接着剤の流れ込み防
    止用のOリングを接着剤逃げ溝に配置したことを特徴と
    する密閉容器の水密構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、Oリング用溝と接着
    剤逃げ溝とを段差を設けて形成し、開口部の内壁面にも
    前記段差に追従した段差を設けたことを特徴とする密閉
    容器の水密構造。
  4. 【請求項4】 中空の密閉容器の開口部とこの開口部に
    嵌合させる蓋との間をOリングにより水密性を持たせる
    密閉容器の水密構造において、 密閉容器の開口部の内壁にOリング用溝を形成し、この
    Oリング用溝から仕切りを隔てて接着剤逃げ溝を形成
    し、この接着剤逃げ溝に連接させて接着面を形成し、 前記接着面に接着剤を塗布させて密閉容器の開口部と蓋
    とを固着し、 その固着の際に余分な接着剤が接着剤逃げ溝に流れ込む
    ようにしたことを特徴とする密閉容器の水密構造。
  5. 【請求項5】 中空の密閉容器の開口部とこの開口部に
    嵌合させる蓋との間をOリングにより水密性を持たせる
    密閉容器の水密構造において、 蓋の外周にOリング用溝を形成し、蓋の密閉容器への嵌
    合の際に前記Oリング用溝よりも外側の位置になるよう
    に密閉容器の開口部の内壁に接着剤逃げ溝を形成し、こ
    の接着剤逃げ溝に連接させて接着面を形成し、 前記接着面に接着剤を塗布させて密閉容器の開口部と蓋
    とを固着し、 その固着の際に余分な接着剤が接着剤逃げ溝に流れ込む
    ようにしたことを特徴とする密閉容器の水密構造。
JP12533096A 1996-05-21 1996-05-21 密閉容器の水密構造 Pending JPH09303561A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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