JPH09303601A - 遮断弁 - Google Patents
遮断弁Info
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- JPH09303601A JPH09303601A JP8114546A JP11454696A JPH09303601A JP H09303601 A JPH09303601 A JP H09303601A JP 8114546 A JP8114546 A JP 8114546A JP 11454696 A JP11454696 A JP 11454696A JP H09303601 A JPH09303601 A JP H09303601A
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Abstract
作阻害要因に対して副弁を容易に開弁する。 【解決手段】 可動鉄芯6の移動ストロークの途中で第
2の移動制限手段11に当接することによって連動可能
な弁軸7に弁体2に貫通して開弁可能な副弁部9を設け
ている。また、弁軸7を可動鉄芯6に近づけるように付
勢する第2の弾性体13を設け、可動鉄芯6を弁座1方
向に付勢する第1の弾性体12と閉弁時に弁軸7を弁座
1方向に付勢する第1の移動制限手段10を設けてい
る。これによって可動鉄芯6の移動途中の電磁吸引力が
強くなったときに副弁部9を開弁するため、復帰動作阻
害要因に対して耐性のある副弁構造を実現できる。
Description
に防ぐガス遮断装置の遮断アクチュエータとして使用さ
れる遮断弁に関するものである。
々の安全装置が利用されており、中でもガスメータに内
蔵され流量センサによりガスの流量を監視しマイクロコ
ンピュータによりガスの使用状態を異常使用と判断した
場合や、地震センサ、ガス圧力センサ、ガス警報器など
のセンサの状況を監視し危険状態と判断した場合は、ガ
スメータに内蔵された遮断弁によりガスを遮断する電池
電源によるマイクロコンピュータ搭載ガス遮断装置内蔵
ガスメータ(以下マイコンメータと省略する)は、安全
性、ガス配管の容易性、低価格等の優位性のため、普及
が促進され、近年ほぼ全世帯普及が実施されるに至って
いる。
流量情報を電話回線などを利用して集中監視するテレメ
ータ機能を有した、集中監視型マイコンメータの比率も
増加し、ますます、情報端末として利便性の向上が求め
られている。従来マイコンメータの遮断弁としては、電
池の電力消耗を抑えるためガス遮断動作の瞬間のみ電流
を印加し、閉弁保持、開弁保持は電力エネルギーを必要
とせず、ガス復帰動作は主に人が復帰操作部に加えた機
械エネルギーを可動部に伝達することによってなされる
形式の自己保持型電磁ソレノイドをアクチュエータとし
た遮断弁が主に利用されていた。
は、わざわざ屋外のガスメータに人が足を運ぶ必要があ
ったり、操作荷重が重く高齢者などの操作ミスなどのた
め、ガス供給事業者が呼び出されることが多く、ガス供
給事業者の負担となってきている。そこで近年、簡単な
電気スイッチ操作や電話回線などによる遠隔操作でガス
復帰可能なようにマイコンメータに搭載した電池による
電気エネルギーでガス遮断もガス復帰も可能で開弁状態
と閉弁状態の保持はエネルギーを必要としない遮断弁が
要求されている。
信頼性向上に利用する目的で、閉弁時に上流側のガス圧
力が閉弁方向に付勢するよう配されていて、例えばその
付勢力は弁座径を28mmとすると標準的な燃料用ガスの
供給圧力250mm水柱で約150gfとなり、また下流流
路系が閉塞していて温度変化等が大きく作用した場合約
600gfに達することがある。この現象は電池電源で開
弁動作を要求されるマイコンメータ用の双方向遮断弁に
おいては重要な技術課題であり、弁座に対して小径の副
弁を形成するなどの技術が考案されている。
来の遮断弁に関して、特開平6−50455号公報に開
示されているものを例にして説明する。その遮断弁の断
面図を図5に示した。図5において、大ノズル101を
閉塞するように設けた大弁体102と、この大弁体10
2に、大弁体102に貫通するよう設けた小ノズル10
3と、この小ノズル103を閉塞するように設けられた
小弁体121と、この小弁体121に設けられた可動鉄
芯106と、この可動鉄芯106を小ノズル103から
引き離す方向に吸引する固定鉄芯107と、この固定鉄
芯107を磁化するソレノイド108と、小弁体121
が小ノズル103から離れる方向に移動可能なよう間隙
S1をあけて、小弁体121と大弁体102とを連結す
る連結部材122と、この連結部材122に設けられ、
小弁体121が小ノズル103から離れる方向に移動し
た際に、弾性力を介して小弁体121の力を連結部材1
22に伝え、大弁体102を大ノズル101から引き離
す方向に移動する大ノズル解放用バネ110とを備えて
なり、連結部材122は可動鉄芯106が固定鉄芯10
7に密着する直前で、間隔S1が零になって、小弁体1
21の力を連結部材122に直接伝えるように遮断弁が
構成されている。
S2よりも1〜3mm短く設定されている。小弁体121
には、小弁体121を小ノズル103に押しつけ、さら
に大弁体102を大ノズル101に押しつけて、大ノズ
ル101及び小ノズル103を閉塞するノズル閉塞用バ
ネ111が設けられている。閉弁時において、ガス圧力
は大弁体102を閉弁方向に付勢するように遮断弁が流
路内に配置されている。
以下その動作を説明する。閉弁状態においては、図5に
示すように、ノズル閉塞用バネ111の付勢力によっ
て、大弁体102が大ノズル101に当接し、小弁体1
21が小ノズル103に当接してガスが遮断されてい
る。復帰動作においては、まずソレノイド108に通電
すると、可動鉄芯106が固定鉄芯107に吸引されて
移動し、最終的には可動鉄芯106が固定鉄芯107に
密着する位置まで移動する。
とともに、開放側に移動するので、小ノズル103が開
放して、上流側に在する高圧のガスが、小ノズル103
を通って大ノズル101側の下流側に流れる。そして、
可動鉄芯106が固定鉄芯107に近接するにしたがっ
て、大ノズル開放用バネ110の圧縮量が増加してゆ
き、大弁体102を開放方向に移動する力が増加する。
ノズル103から流入するガスによって、徐々に増加
し、上流側と下流側との圧力差が徐々に小さくなる。こ
のため、大ノズル開放用バネ110の力が、大ノズル1
01の上流側と下流側との圧力差より大きくなった時点
で、大弁体102が大ノズル101から離れ始める。
て大ノズル開放用バネ110の付勢力だけでは大弁体1
02を大ノズル101から引き離すのが困難な状態にな
った場合は、可動鉄芯106が固定鉄芯107に密着す
る直前で、小弁体121が連結部材122に当接するの
で、可動鉄芯106が固定鉄芯107に近接した際の大
きな吸引力が連結部材122に直接作用する。
から容易に離れ始める。そうなると、ドレーン成分によ
る粘着作用がなくなり、しかもガスが大ノズル101か
ら下流側に大量に流れ始め、上流側と下流側との圧力差
が急激に小さくなる。このため、大ノズル開放用バネ1
10の付勢力によって、大弁体102が開放方向にさら
に移動して、大ノズル101が完全に開いた状態にな
る。
の弁座当接部は合成ゴムによって形成されている。合成
ゴムは、表面に粘着性を有し、特に低温時においては、
粘着性の温度特性によって合成ゴム製の弁体が弁座に粘
着する力が増加する。さらに、その粘着力は閉弁時にお
けるバネなどの当接圧力に影響される。
50gfのバネ荷重で合成ゴムを押しつけた場合、−30
℃の低温下においては、ゴムの種類によってはバネ荷重
の他に約100gf程度の粘着力が発生することを、実験
的に確認している。この粘着力は復帰動作時に動作を阻
害する方向に作用するので、復帰動作の信頼性を増すた
めの構造が要求される。
ては、小弁体121と一体的に可動鉄芯106が設けら
れているため、閉弁から開弁への復帰動作においては、
まず最初に小弁体121が小ノズル103から離脱して
移動を開始する必要がある。
03から離脱すべき位置においては、可動鉄芯106と
固定鉄芯107の間の磁気ギャップが大きく、ソレノイ
ドの吸引力は磁気ギャップが小さい場合と比較して小さ
い。したがって、特に低温下などにおいては、前記合成
ゴムの粘着力によって、小弁体121が小ノズル103
から離脱できず、復帰動作が失敗する可能性が高いとい
った課題がある。
下における合成ゴムの粘着などの復帰動作阻害要因に対
して、耐性のある副弁構造を提案することによって、復
帰動作信頼性の高い遮断弁を提供するものである。
は、弁座と、この弁座に当接可能で貫通したノズルを有
する弁体と、ノズルを貫通し弁座側の一端に抜け防止手
段を有し、弁体の上流側のノズルの周辺に当接すること
によってノズルを開閉可能な副弁部を有し、他端が可動
鉄芯と摺動可能に連結され、可動鉄芯の移動距離を制限
する第1の移動制限手段及び第2の移動制限手段を有し
た弁軸と、可動鉄芯を固定鉄芯から離反する方向に付勢
する第1の弾性体と、第1の弾性体より付勢力が弱い第
2の弾性体とを備えている。
体のノズルから離反する比較的強い荷重が働くため、低
温下における合成ゴムの粘着やガス中のドレーン成分な
どの外来粘着物の副弁への付着といった復帰阻害要因に
対して、比較的容易に副弁を開弁できるという効果が得
られる。
は、弁座の上流に配され、前記弁座に当接可能で貫通し
たノズルを有する弁体と、前記弁座の上流に配された電
磁ソレノイドと、前記電磁ソレノイドに励磁され、前記
弁座に接近または離反する方向に運動可能な可動鉄芯
と、前記可動鉄芯を吸引する固定鉄芯と、前記ノズルを
貫通し、前記弁座側の一端に抜け防止手段を有し、前記
弁体の上流側の前記ノズルの周辺に当接することによっ
て前記ノズルを開閉可能な副弁部を有し、他端が前記可
動鉄芯と摺動可能に連結され、前記可動鉄芯の前記弁体
に近づく方向への移動距離を制限する第1の移動制限手
段と、前記可動鉄芯が前記固定鉄芯に吸引される途中段
階で前記可動鉄芯と離反する方向への移動距離を制限す
る第2の移動制限手段を有した弁軸と、前記可動鉄芯を
前記固定鉄芯から離反する方向に付勢する第1の弾性体
と、前記弁軸を前記可動鉄芯に近づける方向に付勢す
る、前記第1の弾性体より付勢力が弱い第2の弾性体と
で構成されたものである。
において、まず電磁ソレノイドに励磁された可動鉄芯が
第1および第2の弾性体の弾性力に抗して固定鉄芯に接
近する方向に移動し、弁軸の第2の移動制限手段に当接
する。このときは、可動鉄芯と固定鉄芯間の磁気ギャッ
プがある程度減少し電磁吸引力が復帰動作初期より増大
しているので、弁軸の副弁部には弁体のノズルから離反
する比較的強い荷重が働くため、低温下における合成ゴ
ムの粘着やガス中のドレーン成分などの外来粘着物の副
弁への付着といった復帰阻害要因に対して、比較的容易
に副弁を開弁できる。
レノイドの磁気ギャップが大きく吸引力が小さい状態に
おいては、移動を阻害する大きな要因が存在しないた
め、比較的弱い吸引力で可動鉄芯の移動が可能で、した
がって、電磁ソレノイドに印加する電流を小さくするこ
とができ、省電力の遮断弁を実現できる。
1記載の項目に加えて、弁体はノズル近傍が可撓体で、
弁軸が固定鉄芯に近づく方向に移動した際に変形し、副
弁部との間に部分的な貫通穴ができるよう形成されたも
のである。
制限手段に当接し弁軸が弁座から離反する方向へ移動を
開始したとき、弁軸の抜け防止手段が弁座側から弁体の
ノズル近傍の可撓体部を押して変形させ、弁軸の副弁部
とノズルとの間に部分的に貫通穴が形成され副弁が開弁
して弁体上下流の均圧がはかられると同時に、弁体の可
撓体部の変形による内部応力によって、弁体を弁座から
引き離す方向に比較的大きな力が働くため、低温下にお
ける合成ゴムの粘着や、ガス中のドレーン成分などの外
来粘着物の弁体および副弁への付着といった、復帰阻害
要因に対して、弁体、副弁ともに強い耐性を有するとい
う作用を有する。
1または2記載の項目に加えて、可動鉄芯は軸方向に貫
通穴を有し、弁軸は一端が前記貫通穴に挿入され、先端
に第2の移動制限手段を配され、第2の弾性体は前記可
動鉄芯と前記第2の移動距離制限手段の間に圧縮されて
配されたものである。
体を可動鉄芯に内蔵する構成になっているため、遮断弁
を小型化できると同時に、電磁ソレノイドからの突出し
ろを小さくでき横向き設置時に可動鉄芯に対する垂直荷
重を小さくでき、可動鉄芯と電磁ソレノイドとの摩擦を
小さくできるため、動作耐久性の高い省電力の遮断弁を
実現できるという作用を有する。
2記載の項目に加えて、弁体は弁座の裏面に剛体部を有
し、可動鉄芯は弁体側の端が閉弁状態において前記剛体
部に近接または当接する当接手段を有したことを特徴と
するものであり、閉弁状態で弁体の上下流に大きな差圧
が発生した場合、前記当接手段が前記剛体部に当接し、
弁体の可撓体部に大きなストレス荷重が加わることを防
止し、これより副弁部の耐久性の高い遮断弁を実現でき
るという作用を有する。
図4を用いて説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の遮断弁の復帰動
作の途中状態の断面図を示すものである。図1におい
て、弁座1の上流に配され、弁座1に当接可能で中央に
貫通したノズル3を有する弁体2と、弁座1の上流に配
された電磁ソレノイド4と、電磁ソレノイド4に励磁さ
れ、弁座1と接近または離反する方向に運動可能な可動
鉄芯6と、可動鉄芯6を吸引する固定鉄芯5と、ノズル
3を貫通し、弁座1側の一端にぬけ防止手段8を有し弁
体2の上流側のノズル3の周辺に当接することによって
ノズル3を開閉可能な副弁部9を有し、他端が可動鉄芯
6と摺動可能に連結され、可動鉄芯6の弁体2に近づく
方向への移動距離を制限する第1の移動制限手段10
と、可動鉄芯6が固定鉄芯5に吸引される途中段階で可
動鉄芯6と離反する方向への移動距離を制限する第2の
移動制限手段11を有した弁軸7と、可動鉄芯6を固定
鉄芯5から離反する方向に付勢する第1の弾性体12
と、弁軸7を可動鉄芯6に近づける方向に付勢する第1
の弾性体12より弱い第2の弾性体13とで遮断弁が構
成されている。
するための永久磁石16が配され、永久磁石16の端と
接し電磁ソレノイド4を取り巻くようにコの字型の第1
の継鉄17が、弁体2と電磁ソレノイド4との間に中央
に穴を有する第2の継鉄18が配されている。電磁ソレ
ノイド4の内側にはパイプ19が配され、パイプ19と
固定鉄芯5、パイプ19と第2の継鉄18との間にそれ
ぞれシール部材20、21が配されている。可動鉄芯6
は軸方向に貫通穴6aを有し、貫通穴6aの弁軸7側の
端6bは内径が細くなっている。
通穴6aに挿入された後、先端に第2の移動制限手段1
1が係止されている。第2の移動制限手段11と可動鉄
芯6の端6bとの間にコイルスプリングで構成された第
2の弾性体13が圧縮され配設されている。第2の移動
制限手段11はここでは嵌合爪を持つ合成樹脂製の部材
であるが、弁軸7にかしめられた金属部材でもよく、ま
た、弁軸7自身の端部を塑性変形させることによって形
成されてもよい。
aより径が太い部分すなわち第1の移動制限手段10
と、弁体2のノズル3より径が太い部分すなわち抜け防
止手段8が形成され、弁体2はノズル3から弁座1当接
部2aまで一体的に形成された合成ゴムなどの可撓体製
のバルブシート22と、前記バルブシート22の弁座2
の裏側に配されノズル3より大きな中心穴23aを有す
る合成樹脂または金属などの剛体製のホルダー23とで
構成され、ノズル3に抜け防止手段8を挿入することに
よって、弁軸7の端7bに弁体2が組み立てられてい
る。
にはノズル3に当接可能な面すなわち副弁部9が形成さ
れ、ノズル3の電磁ソレノイド4側の面には円周状の突
起3aが形成され、副弁部9とで開閉可能な弁構成にな
っている。ノズル3の弁座1側の面には、弁軸7の第1
の移動制限手段10と抜け防止手段8との間の細軸部7
cとほぼ内径が等しい、複数本の突起22aが中心軸に
向かって突出しており、副弁部9が開弁したときに弁体
2と弁軸7の中心軸がずれないよう位置決めしている。
したがって、副弁部9開弁時のノズル3の流体導通穴は
この突起22aを除いた間隙部となる。
受け24が配されており、コイルスプリングよりなる第
1の弾性体12はスプリング受け24と第2の継鉄18
との間に圧縮されて配設されている。ここではスプリン
グ受け24は嵌合爪を持つ合成樹脂製の部材であるが、
可動鉄芯6にかしめられた金属部材でもよく、また可動
鉄芯6と一体的に形成されていてもよい。
動鉄芯6との間に圧縮されて配設されていてもよい。可
動鉄芯6はパイプ19と摺動し、弁軸7と摺動するた
め、摩擦係数を低減する表面処理を施されていることが
望ましい。弁軸7は、磨耗粉等の付着を防止するために
非磁性材料性であることが望ましい。
を以下に説明する。閉弁状態においては、図2に示した
ように、可動鉄芯6は固定鉄芯5との間に磁気ギャップ
を形成し、第1の弾性体12の反発力で弁座1の方向へ
付勢され、第1の移動制限手段10に当接し、弁軸7を
弁座1方向に付勢している。
当接し副弁を閉弁すると同時に、弁体2を弁座1の方向
に付勢し、弁体2と弁座1が当接して閉弁状態となって
いる。このとき、上下流の差圧が大きい場合はバルブシ
ート22の中央部が下流側にたわみ変形を起こすが、あ
る一定以上のたわみとなったとき、スプリング受け24
がホルダー23に当接し、バルブシート22のノズル3
部に過大なストレスが加わることを防止する。
イド4に電流が印加され可動鉄芯6を励磁して固定鉄芯
5との間の吸引力を増大させる。このため、可動鉄芯6
は第1の弾性体12の付勢力に抗して固定鉄芯側5に移
動する。ここで、上下流の差圧が充分小さくまた、弁体
2と弁座1との粘着が充分小さい場合は、弁軸7および
弁体2は第2の弾性体13に付勢されて可動鉄芯6と同
時に固定鉄芯5側に移動し開弁する。
2と弁座1との粘着が大きい場合は、まず弁体2および
弁軸7は閉弁状態の位置を保ったまま可動鉄芯6が第1
の弾性体12および第2の弾性体13の付勢力に抗して
固定鉄芯側5に移動する。このときは、電磁ソレノイド
4の磁気ギャップが大きく吸引力が小さいが、可動鉄芯
6の移動を阻害する大きな要因が存在しないため、比較
的弱い吸引力で移動が可能であり、すなわち、小さな電
力で可動鉄芯6が移動可能である。
手段11に当接し、弁軸7を電磁ソレノイド4方向へ吸
引し、バルブシート22の内部応力に抗してノズル3か
ら副弁部9が離れ副弁が開弁し、図3に示したように可
動鉄芯6が固定鉄芯5に当接し吸着保持される。
気ギャップがある程度減少し電磁吸引力が復帰動作初期
より増大しているので、副弁部9にはノズル3から離反
する比較的強い荷重が働くため、低温下における合成ゴ
ムの粘着やガス中のドレーン成分などの外来粘着物の副
弁部9への付着といった復帰阻害要因に対して、比較的
容易に副弁部9を開弁できる。そして、ガス25が下流
に流れ上下流の差圧が低くなった時点で、第2の弾性体
13及びバルブシート22の内部応力に付勢され弁体2
が弁座1から離れ、第2の弾性体13の付勢力によって
弁体2が電磁ソレノイド4の方向に移動し図4に示した
ごとく遮断弁が開弁する。
が比較的大きいため、弁座1と弁体2間に低温下におけ
る合成ゴムの粘着やガス中のドレーン成分などの外来粘
着物の付着といった復帰阻害要因がある場合も比較的容
易に弁体2は弁座1から離脱可能である。
における合成ゴムの粘着やガス中のドレーン成分などの
外来粘着物の付着といった復帰阻害要因に抗して、比較
的小電力で復帰動作を行うことができる。
ば、閉弁から開弁への復帰動作時において、まず電磁ソ
レノイドに励磁された可動鉄芯が第1および第2の弾性
体の弾性力に抗して固定鉄芯に接近する方向に移動し、
弁軸の第2の移動制限手段に当接し、このときは、可動
鉄芯と固定鉄芯間の磁気ギャップがある程度減少し電磁
吸引力が復帰動作初期より増大しているので、弁軸の副
弁部には弁体のノズルから離反する比較的強い荷重が働
くため、低温下における合成ゴムの粘着やガス中のドレ
ーン成分などの外来粘着物の副弁への付着といった復帰
阻害要因に対して、比較的容易に副弁を開弁できる。
レノイドの磁気ギャップが大きく吸引力が小さい状態に
おいては、移動を阻害する大きな要因が存在しないた
め、比較的弱い吸引力で可動鉄芯の移動が可能で、した
がって、電磁ソレノイドに印加する電流を小さくするこ
とができ、省電力の遮断弁を実現できるという有利な効
果が得られる。
が弁軸の第2の移動制限手段に当接し弁軸が弁座から離
反する方向へ移動を開始したとき、弁軸の抜け防止手段
が弁座側から弁体のノズル近傍の可撓体部を押して変形
させ、弁軸の副弁部とノズルとの間に部分的に貫通穴が
形成され副弁が開弁して弁体上下流の均圧がはかられる
と同時に、弁体の可撓体部の変形による内部応力によっ
て、弁体を弁座から引き離す方向に比較的大きな力が働
くため、低温下における合成ゴムの粘着や、ガス中のド
レーン成分などの外来粘着物の弁体および副弁への付着
といった、復帰阻害要因に対して、弁体、副弁ともに強
い耐性を有するという有利な効果が得られる。
動制限手段と第2の弾性体を可動鉄芯に内蔵する構成に
なっているため、遮断弁を小型化できると同時に、電磁
ソレノイドからの突出しろを小さくでき横向き設置時に
可動鉄芯に対する垂直荷重を小さくでき、可動鉄芯と電
磁ソレノイドとの摩擦を小さくできるため、動作耐久性
の高い省電力の遮断弁を実現できるという有利な効果が
得られる。
で弁体の上下流に大きな差圧が発生した場合、当接手段
が剛体部に当接し、弁体の可撓体部に大きなストレス荷
重が加わることを防止し、これより副弁部の耐久性の高
い遮断弁を実現できるという有利な効果が得られる。
中状態を示す断面図
る状態を示す断面図
Claims (4)
- 【請求項1】弁座と、この弁座に当接可能で貫通したノ
ズルを有する弁体と、前記弁座の上流に配された電磁ソ
レノイドと、前記電磁ソレノイドに励磁され前記弁座に
接近または離反する方向に運動可能な可動鉄芯と、前記
可動鉄芯を吸引する固定鉄芯と、前記ノズルを貫通し前
記弁座側の一端に抜け防止手段を有し、前記弁体の上流
側の前記ノズルの周辺に当接することによって前記ノズ
ルを開閉可能な副弁部を有し、他端が前記可動鉄芯と摺
動可能に連結され、前記可動鉄芯の前記弁体に近づく方
向への移動距離を制限する第1の移動制限手段と、前記
可動鉄芯が前記固定鉄芯に吸引される途中段階で前記可
動鉄芯と離反する方向への移動距離を制限する第2の移
動制限手段を有した弁軸と、前記可動鉄芯を前記固定鉄
芯から離反する方向に付勢する第1の弾性体と、前記弁
軸を前記可動鉄芯に近づける方向に付勢する前記第1の
弾性体より付勢力が弱い第2の弾性体とで構成された遮
断弁。 - 【請求項2】弁体はノズル近傍が可撓体で、弁軸が固定
鉄芯に近づく方向に移動した際に変形し、副弁部との間
に部分的な貫通穴ができるよう形成された請求項1記載
の遮断弁。 - 【請求項3】可動鉄芯は軸方向に貫通穴を有し、弁軸は
一端が前記貫通穴に挿入され、先端に第2の移動制限手
段を配され、第2の弾性体は前記可動鉄芯と前記第2の
移動制限手段の間に圧縮されて配された請求項1または
請求項2記載の遮断弁。 - 【請求項4】弁体は弁座の裏面に剛体部を有し、可動鉄
芯は弁体側の端が閉弁状態において前記剛体部に近接ま
たは当接する当接手段を有した請求項2記載の遮断弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11454696A JP3826429B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 遮断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11454696A JP3826429B2 (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 遮断弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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