JPH09303902A - 吸収式冷凍装置 - Google Patents

吸収式冷凍装置

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JPH09303902A
JPH09303902A JP12017696A JP12017696A JPH09303902A JP H09303902 A JPH09303902 A JP H09303902A JP 12017696 A JP12017696 A JP 12017696A JP 12017696 A JP12017696 A JP 12017696A JP H09303902 A JPH09303902 A JP H09303902A
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tubular wall
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秀幸 神野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発生器2の筒状壁14内にバーナの燃焼熱を
導く煙筒20の1本当たりの加熱割合を増やし、発生器
2を小型、軽量化する。 【解決手段】 ガスバーナで発生した燃焼熱を発生器2
の筒状壁14内に導く多数の煙筒20には、それぞれの
略上半部に多数の凹凸21が設けられたことにより、煙
筒20の径を大径化することなく表面積が増えるととも
に、煙筒20内を流れる燃焼熱の流れに乱流が生じ、煙
筒20の1本当たりの加熱割合が増える。この結果煙筒
20の本数を減らして発生器2を小型化したり、あるい
は筒状壁14の周囲に設けられる加熱量向上手段を簡素
化(従来多数段のコルゲートフィンであったのを、複数
の邪魔板24に簡素化)して、発生器2を軽量化でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンモニア、リ
チウム・ブロマイドなどの水溶液を作動液として用いた
吸収式冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アンモニア、リチウム・ブロマイドなど
の水溶液(作動液)を用いた吸収式冷凍装置は、水溶液
を発生器で加熱してアンモニアなど冷媒の蒸気を発生さ
せ、この冷媒の蒸気を凝縮器で液化させ、膨張弁を経て
低圧の蒸発器に流し込み、冷凍作用を行わせる。蒸発器
で再び蒸発した冷媒は、吸収器において、冷媒の蒸発に
より希薄になった作動液を発生器から吸収液として供給
して吸収器内で吸収させる。この冷媒(アンモニアガ
ス)の吸収により高濃度となった作動液をポンプで再び
発生器に循環させる。
【0003】この吸収式冷凍装置を小型、軽量化して家
庭用の空調・給湯装置に適用することが望まれており、
発生器の加熱源としてバーナを使用する。ここで、従来
の発生器の構造を図9および図10に示す。従来の発生
器100は、円筒容器形状を呈した筒状壁101を備え
るとともに、この筒状壁101の一端に設けられて下方
のバーナBで発生した燃焼ガスで内部の作動液を加熱す
る加熱板102を備える。
【0004】また、発生器100は、バーナで発生した
燃焼ガスを加熱板102から筒状壁101内に導いて、
内部の作動液を加熱する複数の煙筒104を備える。こ
の複数の煙筒104は、バーナで発生した燃焼ガス、お
よび高圧の作動液に晒されるため、耐圧、耐腐蝕性に優
れた所定厚み以上のステンレスなど硬質な材料の直管に
よって形成されるとともに、発生器100の小型化且つ
高効率化の目的から煙筒104の径も小さく設けられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】煙筒104による作動
液の加熱面積を大きくするため、筒状壁101内に配置
される煙筒104の本数を増やしたり、煙筒104を通
過した燃焼ガスを筒状壁101の周囲に導くとともに、
筒状壁101の外周に銅製のコルゲートフィン105を
多数設けて作動液の加熱効率を向上させているが、煙筒
104の本数を増やすと、発生器100の重量が増加す
るとともに、筒状壁101が大径化して発生器100が
大型化したり、コルゲートフィン105を多数設けた場
合では発生器100の重量が重くなる不具合が発生す
る。
【0006】
【発明の目的】この発明の目的は、煙筒1本当たりの作
動液の加熱割合を増やし、発生器を小型、軽量化した吸
収式冷凍装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の吸収式冷凍装
置は、上記の目的を達成するために、次の技術的手段を
採用する。 〔請求項1の手段〕吸収式冷凍装置は、冷媒と吸収液と
を混合した作動液をバーナで加熱して冷媒と吸収液の混
合作動液蒸気を発生させる発生器と、該混合作動液蒸気
を精留して冷媒成分を濃縮する精留器と、該濃縮された
混合作動液蒸気のガス冷媒成分を凝縮させる凝縮器と、
該凝縮器で凝縮させた液冷媒を蒸発させる蒸発器と、該
蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を希作動液中に吸収させる吸
収器とを備える。
【0008】そして、前記発生器は、略円筒容器形状を
呈した筒状壁を備えるとともに、この筒状壁の一端に、
前記バーナで発生した燃焼ガスで加熱される加熱板を備
える。さらに、前記筒状壁内には、前記バーナで発生し
た燃焼ガスを、前記加熱板から前記筒状壁内に導く複数
の煙筒を備え、この複数の煙筒の周囲には、多数の凹凸
が設けられる。
【0009】〔請求項2の手段〕吸収式冷凍装置は、冷
媒と吸収液とを混合した作動液をバーナで加熱して冷媒
と吸収液の混合作動液蒸気を発生させる発生器と、該混
合作動液蒸気を精留して冷媒成分を濃縮する精留器と、
該濃縮された混合作動液蒸気のガス冷媒成分を凝縮させ
る凝縮器と、該凝縮器で凝縮させた液冷媒を蒸発させる
蒸発器と、該蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を希作動液中に
吸収させる吸収器とを備える。
【0010】そして、前記発生器は、略円筒容器形状を
呈した筒状壁を備えるとともに、この筒状壁の一端に、
前記バーナで発生した燃焼ガスで加熱される加熱板を備
える。さらに、前記筒状壁内には、前記バーナで発生し
た燃焼ガスを、前記加熱板から前記筒状壁内に導く複数
の煙筒を備え、この複数の煙筒は、略上半部が多数の凹
凸が設けられた蛇腹加工部とされ、その下半部が直管形
状の未加工部とされる。
【0011】〔請求項3の手段〕請求項1または請求項
2の吸収式冷凍装置において、前記煙筒は、直管の周囲
に治具玉を配置し、この治具玉が前記直管を押圧しなが
ら、前記直管あるいは前記治具玉を前記直管の周囲で回
転させることによって、前記多数の凹凸が形成されたこ
とを特徴とする。
【0012】〔請求項4の手段〕請求項3の吸収式冷凍
装置において、前記煙筒は、前記直管の内部に、この直
管の内径より細い中心治具を挿入した状態で、前記直管
の周囲に前記治具玉を配置して、この治具玉が前記直管
を押圧しながら、前記直管あるいは前記治具玉を前記直
管の周囲で回転させることによって、前記多数の凹凸が
形成されたことを特徴とする。
【0013】
【作用および発明の効果】吸収式冷凍装置の発生器は、
筒状壁内に燃焼ガスを導く煙筒の周囲に、多数の凹凸が
設けられたことにより、煙筒の表面積が増えるととも
に、煙筒内を流れる燃焼ガスの流れに乱流が生じ、煙筒
による作動液の加熱効率が向上する。この結果、従来に
比較して筒状壁内に配置される煙筒の本数を減らして、
発生器を軽量化できるとともに、筒状壁を小径化して発
生器を小型化できる。あるいは、煙筒による作動液の加
熱割合が向上することによって、吸収式冷凍装置の冷凍
能力が向上する。また、従来、筒状壁の周囲に設けてい
た加熱量向上手段(銅製コルゲートフィン等)を簡素
化、あるいは廃止することが可能になり、発生器の重量
を軽量化できる。
【0014】また、煙筒の略上半部を蛇腹加工部とし、
その下半部を未加工部としたことにより、煙筒内におけ
る燃焼ガスと、煙筒周囲の作動液との熱交換が、煙筒全
体で均一化できる。すなわち、下半部も蛇腹加工部とす
ると、バーナで発生したばかりの高温の燃焼ガスが、蛇
腹加工部による加熱面積の増大と、乱流の発生とによ
り、作動液を過熱し、突沸を生じさせ、煙筒に破損が生
じるなど、煙筒の耐久性が悪くなるが、下半部を未加工
部としたことにより、この不具合を回避することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1ないし図8は、本発明を適用
した実施例を示すもので、図7および図8は、アンモニ
ア水溶液を作動液(アンモニアが冷媒、水が吸収液)と
する吸収式冷凍装置1を用いた冷暖房給湯装置を示す。
なお、図7は冷房運転作動を示し、図8は暖房運転作動
を示す。
【0016】この発明の吸収式冷凍装置1は、アンモニ
アガスを発生させる発生器2、冷房運転時には凝縮器と
して作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する熱源
側熱交換器3、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖
房運転時には凝縮器として作用する利用側熱交換器4、
および吸収器5を備える。また、熱源側熱交換器3と利
用側熱交換器4との間には、液冷媒とガス冷媒とを熱交
換させる冷媒間熱交換器6が配設されている。さらに、
発生器2の上方には順に精留器7および凝縮作動を行う
分縮器8が重ねて設けられている。
【0017】これら機器は作動液流通路で連結され、分
縮器8、熱源側熱交換器3、冷媒間熱交換器6、利用側
熱交換器4を連結する作動液流通路には、流路切換のた
めの第1四路切換弁11および第2四路切換弁12が設
けられている。冷媒間熱交換器6は、内管6Aと外管6
Bとからなる二重管式熱交換器であり、内管6A内は液
冷媒専用流通路とされ、外管6B内はガス冷媒専用流通
路となっている。
【0018】第1四路切換弁11は、冷房運転時(図7
参照)には発生器2からのガス冷媒を熱源側熱交換器3
へ流入させ、かつ冷媒間熱交換器6の外管6Bからのガ
ス冷媒を吸収器5へ流入させる。暖房運転時(図8参
照)には、切り換えられて、発生器2からのガス冷媒を
利用側熱交換器4へ流入させ、且つ熱源側熱交換器3か
らのガス冷媒を吸収器5側へ流入させる。
【0019】第2四路切換弁12は、冷房運転時(図7
参照)には利用側熱交換器4からのガス冷媒を冷媒間熱
交換器6の外管6B側へ流入させ、かつ冷媒間熱交換器
6の外管6Bからガス冷媒を吸収器5へ流入させる。暖
房運転時(図8参照)には、切り換えられて、発生器2
からのガス冷媒を利用側熱交換器4へ流入させ、かつ冷
媒間熱交換器6の外管6Bからのガス冷媒を吸収器5へ
流入させる。
【0020】発生器2は、図1ないし図3に示すもの
で、その下部にはガスバーナ13(図7および図8参
照)が設けられる。なお、ガスバーナ13は、強制送風
式の全予混合燃焼板式ガスバーナで、ガスの燃焼によっ
て発生する燃焼ガスを発生器2の作動液に与えるもので
ある。
【0021】発生器2は、希溶液となっているアンモニ
ア水溶液(アンモニア希溶液)を10〜20気圧、20
0℃程度に加熱して沸騰させ、アンモニアと水の混合蒸
気を発生させる。この発生器2は、縦型円筒形状を呈し
た筒状壁14と、該筒状壁14の下部に溶接されてガス
バーナ13で発生した燃焼ガスによって直接加熱される
加熱板15と、筒状壁14の上部を塞ぐ蓋16とを備え
る。
【0022】発生器2の中心には、アンモニア希溶液を
流出させ、吸収器5に供給するための希溶液流出管17
が上方から底部付近まで差し込まれている(図7および
図8参照)。また、発生器2は、ガスバーナ13で発生
した燃焼ガスを、筒状壁14内に導いた後に筒状壁14
の周囲へ排出する32本の煙筒20を備える。
【0023】各煙筒20は、耐腐蝕性に優れた所定厚
(例えば、0.4〜2mm)で、小径(例えば、0.5
〜2cm)のステンレスパイプを、所定の曲げコーナー
半径(例えば1〜3cm)のコーナー部20Rを介して
直角に曲折して設けたもので、図1、図4に示すよう
に、筒状壁14に対して平行で鉛直方向に延びる上下管
20Yと、コーナー部20Rを介して水平方向に延びる
水平管20Zとに区別されている。上下管20Yの略上
半部は、周囲に多数の波状の凹凸21が設けられた蛇腹
加工部20Aとされ、その下の下半部が直管形状のまま
の未加工部20Bとされている。
【0024】煙筒20に設けられた多数の波状の凹凸2
1(=蛇腹加工部20A)の加工方法を、図5および図
6を用いて説明する。先ず、図5に示すように、所定厚
(例えば、1mm前後)で、小径(例えば外径寸法が1
cm前後)の直管20αの内部に、凹凸21の内径寸法
を決定するための細い中心治具22A(直管20αの内
径寸法よりも、例えば2mm前後細い棒状治具)を挿入
するとともに、直管20αの周囲に凹部を形成するため
の治具玉22Bを配置する。この治具玉22Bは、直管
20αの周囲において、直管20αを押圧しながら回転
可能に支持されるもので、治具玉22Bの形状が凹部の
形状を決定するとともに、各治具玉22Bのピッチが凹
凸21のピッチを決定するものである。
【0025】そして、各治具玉22Bを直管20αに押
圧しながら、直管20αあるいは治具玉22Bを直管2
0αの周囲で回転させる。すると、図6に示すように、
各治具玉22Bの押圧力によって直管20αの周囲に多
数の凹凸21が形成される。
【0026】この実施例の煙筒20は、それぞれ筒状壁
14に対して4つの同心円上に配置されるもので、各円
上には、それぞれ8本の煙筒20が等間隔に設けられて
おり、各煙筒20の下端は、加熱板15に設けられた4
重の同心円上に設けられた32個の各穴に挿入され、溶
接技術によって漏れなく接合されている。また、各煙筒
20の上端は、筒状壁14に所定ピッチずつずらして設
けられた穴に挿入され、溶接技術によって漏れなく接合
されている。
【0027】一方、発生器2は、筒状壁14の周囲に、
煙筒20から筒状壁14の周囲に導かれた燃焼ガスによ
って筒状壁14を周囲から加熱する加熱量向上手段が設
けられている。この加熱量向上手段は、筒状壁14の周
囲を覆う外枠23と、筒状壁14と外枠23との間の環
状空間に複数配置される邪魔板24とから構成されてい
る。
【0028】外枠23は、筒状壁14と同軸的に配置さ
れた円筒形状を呈するもので、筒状壁14と外枠23と
の間の環状空間内には、水平方向に延びて配置されると
ともに、上下方向にずらされて複数段配置された複数の
邪魔板24によって、燃焼ガスが蛇行して下方に導かれ
るように設けられている。なお、外枠23には、筒状壁
14と外枠23との間の環状空間の下端に導かれた燃焼
ガスを排出するための排気筒25が設けられている。
【0029】この発生器2では、ガスバーナ13の全一
次燃焼による燃焼ガスが、加熱板15を介して内部の作
動液を加熱するとともに、32本の煙筒20を通過して
筒状壁14内から作動液を加熱し、さらに、筒状壁14
の周囲に導かれた燃焼ガスが複数の邪魔板24で蛇行し
ながら筒状壁14外から作動液を加熱し、排気筒25を
経て外部に排出される。
【0030】特に、燃焼ガスが煙筒20を通過する際、
ガスバーナ13で発生したばかりの高温の燃焼ガスが煙
筒の未加工部20Bを通過するとき、未加工部20B周
囲の作動液を加熱し、ここで熱を奪われて少し温度の低
下した燃焼ガスが煙筒の蛇腹加工部20Aを通過すると
き、多数の凹凸21によって作動液の加熱面積が増大し
ているとともに、蛇腹加工部20A内を流れる燃焼ガス
の流れに乱流が生じ、熱伝達率が向上するため、1本の
煙筒20による作動液の加熱割合が大きくなる。
【0031】このように発生器2は、小さな体格で極め
て大きい伝熱面積を有するとともに、燃焼ガスの流路長
が長く、燃焼ガスによる作動液の加熱時間が長くとれる
ため、熱効率を最大80%程度にまで高めることができ
る。従って、小型の発生器2で高負荷運転でき、冷凍装
置として高い冷凍能力を得ることができる。
【0032】〔実施例の作動〕つぎに、冷暖房給湯装置
の作動を説明する。ガスバーナ13がガスの燃焼を開始
し、発生する燃焼ガスが発生器2の作動液を加熱する
と、該作動液から冷媒であるアンモニアと吸収液である
水との混合蒸気が発生し、この混合蒸気が精留器7を通
って上昇する。この精留器7では、5段の貯液棚7A〜
7Eが形成されており、吸収器5から発生器2に供給さ
れる作動液(アンモニア濃溶液)が上段の貯液棚7Aか
ら下段の貯液棚7Eへ順次流下する。
【0033】精留器7では、下方から上昇するアンモニ
アと水との混合蒸気が各貯液棚7A〜7Eを通過するた
びに、温度降下と上方からのアンモニア濃溶液の接触と
により混合蒸気中のアンモニア濃度が上昇する。そして
精留器7で濃縮された混合蒸気は、さらに上段の分縮器
8で吸熱され、水が凝縮して分離されて約99.8%の
アンモニアガスとなる。
【0034】〔冷房運転〕冷房運転時は、図7に示す如
く、このガス冷媒は矢印Lで示すように第1四路切換弁
11を経て凝縮器として作用する熱源側熱交換器3へ供
給される。熱源側熱交換器3では、ファンFにより空冷
されて凝縮熱を放出して液化しアンモニア液(液冷媒)
となる。この液冷媒は、冷媒間熱交換器6の内管6Aを
通った後、減圧機構として作用するキャピラリーチュー
ブ31で減圧された後、二重管構造の利用側熱交換器
(蒸発器として作用する)4へ流入する。
【0035】液冷媒は、利用側熱交換器4で室内機から
ポンプP1 の駆動により利用側熱媒体流路32を介して
供給される利用側熱媒体(本実施例では、水)と熱交換
して蒸発し(水は冷却されて冷房用冷熱源となる)、再
度ガス冷媒となる。このガス冷媒は、第2四路切換弁1
2を通って冷媒間熱交換器6の外管6Bに送られ、そこ
で熱源側熱交換器3からの液冷媒(内管6A内を通る)
を冷却し、且つ自らは加熱される熱交換を行った後、第
1四路切換弁11および第2四路切換弁12を経て、吸
収器5へ送給される。
【0036】このガス冷媒は、吸収器5において発生器
2から吸収器5に供給された作動液中に再度吸収させ
る。すなわち、吸収器5の吸収器容器5A内の最上段部
には作動液の散布器5Bが設けられており、散布器5B
に対して矢印L1 で示すように発生器2から減圧機構と
して作用するキャピラリーチューブ33を介して作動液
(3%アンモニア希溶液)が供給される。
【0037】このアンモニア希溶液は吸収器容器5A内
で散布器5Bから散布され、利用側熱交換器4から吸収
器容器5A内に供給されるガス冷媒を吸収して吸収器容
器5Aの底部にある液溜まり5Cに落下する。液溜まり
5Cの作動液(アンモニア濃溶液)は、ポンプP2 によ
り図7中の矢印L2 、L3 で示すように圧送される。こ
の間において、分縮器8の熱交換器8Aおよび吸収熱回
収用の吸収器5内の熱交換器5Dで熱交換して加熱され
たあと、精留器7内の最上段の貯液棚7Aへ供給され
る。
【0038】〔暖房運転〕暖房運転時は、図8に示す如
く、第1四路切換弁11および第2四路切換弁12が切
り換わり、冷凍回路を流通するガス冷媒(アンモニアガ
ス)の流れ方向が切り換えられる。分縮器8で生成され
たガス冷媒(濃度99.8%)は矢印L4 で示すように
第1四路切換弁11および第2四路切換弁12を通って
凝縮器として作用する利用側熱交換器4に流入し、利用
側熱媒体流路32を通って室内機から供給される利用側
熱媒体(本実施例では、水)と熱交換して凝縮する。水
はこれにより加熱され、室内機での暖房用熱源となる。
【0039】利用側熱交換器4で液化した冷媒は、キャ
ピラリーチューブ31で減圧されたあと、冷媒間熱交換
器6の内管6Aを通って蒸発器として作用する熱源側熱
交換器3に供給されて蒸発し、さらに第1四路切換弁1
1、冷媒間熱交換器6の外管6B、第2四路切換弁12
を経て吸収器5に供給される。なお、発生器2などでの
水−アンモニア混合蒸気の発生・精留・分縮と、吸収器
におけるアンモニアガス冷媒の吸収とは、図7に示す冷
房運転時と同様であり、その間の作動液(アンモニア濃
溶液とアンモニア希溶液)の流れも図7と同様である。
【0040】この実施例では、吸収器5内には吸収熱回
収用の熱交換器5Dのほかに、給湯などの熱源用の熱交
換器5Eおよび冷暖兼用熱交換器5Fが設けてある。給
湯など熱源用の熱交換器5Eは、給湯タンク34、浴槽
35、浴室乾燥器36などにポンプP3 を介して接続さ
れて湯を熱媒体とした給湯サイクルを構成している。
【0041】冷暖兼用熱交換器5Fの入口側と出口側と
には、利用側熱交換器4の出口における利用側熱媒体流
路32から三方切換弁V1 を介して分岐された分岐往路
41と、三方切換弁V1 の下流側に合流する分岐復路4
2側とがそれぞれ接続されている。また、放熱用熱交換
器43およびポンプP4 を接続する冷却水流路44にお
けるポンプP4 の出口側は、分岐往路41に対して三方
切換弁V2 を介して接続される一方、冷却水流路44に
おける放熱用熱交換器43の入口側は、分岐復路42に
対して三方切換弁V3 を介して接続されている。
【0042】ここで三方切換弁V2 、V3 は、冷房運転
時においては図7に示すように、冷却水流路44側が
開、分岐往路41および分岐復路42側が閉となり、暖
房運転時においては図8に示すように、冷却水流路44
側が閉、分岐往路41および分岐復路42が開となるよ
うに制御されることとなっている。従って、冷房運転時
においては、冷暖兼用熱交換器5Fへは利用側熱媒体は
供給されず、放熱用熱交換器43からの冷却水が供給さ
れ、暖房運転時においては、冷暖兼用熱交換器5Fへは
利用側熱媒体が供給され、放熱用熱交換器43から冷却
水は供給されない。
【0043】〔実施例の効果〕本実施例の発生器2は、
多数の凹凸21によって煙筒20による作動液の加熱面
積が増大化するとともに、蛇腹加工部20A内(多数の
凹凸21内)を流れる燃焼ガスの流れに乱流が生じて熱
伝達率が向上する伝熱促進効果により、結果的に1本の
煙筒20による作動液の加熱割合が大きくなる。
【0044】このように、1本当たりの煙筒20の加熱
割合が大きく向上したことにより、冷暖房給湯装置にお
ける冷凍能力が向上する。また従来、筒状壁14の周囲
に設けていた加熱量向上手段による作動液の加熱割合を
低減できる。具体的には、従来、加熱量向上手段として
用いていた重い銅製コルゲートフィンを廃止して、軽量
な邪魔板24にでき、発生器2の重量を軽量化できる。
【0045】特に、本実施例においては、上下管20Y
のうち、略上半部を蛇腹加工部20Aとし、下半部を未
加工部20Bとしたことにより、煙筒20内における燃
焼ガスと、煙筒20の周囲の作動液との熱交換が、煙筒
20の全体で均一化できる。すなわち、略下半部も蛇腹
加工部20Aとすると、バーナで発生したばかりの高温
の燃焼ガスが、蛇腹加工部20Aによる加熱面積の増大
と、乱流の発生とにより、作動液を過剰加熱して突沸を
生じさせ、煙筒20に破損が生じるなど、煙筒20の耐
久性が悪くなるが、略下半部を未加工部20Bとしたこ
とにより、この不具合を回避することができる。
【0046】なお、コーナー部20Rや、その下流の水
平管20Zをも蛇腹加工部20Aとしても良いが、この
実施例では蛇腹加工部20Aの加工性を考慮するととも
に、コーナー部20R、水平管20Zを流れる燃焼ガス
の温度低下により作動液の加熱に大きく寄与しないこと
をも考慮し、上下管20Yの略上半部のみに蛇腹加工部
20Aを設けた。
【0047】〔変形例〕上記の実施例では、煙筒20の
一部に蛇腹加工部20Aを設けた例を示したが、加熱板
15および筒状壁14の挿入部分を除く全ての部分に凹
凸21を設け、蛇腹加工部20Aとしても良い。また、
上記の実施例では、中心治具22Aを用いて多数の凹凸
21を設けた例を示したが、中心治具22Aを使用せ
ず、治具玉22Bの押圧ストロークによって凹凸21の
内径寸法を決定しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】発生器の側面断面図である(実施例)。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である(実施
例)。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である(実施
例)。
【図4】煙筒の側面図である(実施例)。
【図5】煙筒の周囲に凹凸を形成する製造方法を示す説
明図である(実施例)。
【図6】煙筒の周囲に凹凸を形成する製造方法を示す説
明図である(実施例)。
【図7】吸収式冷凍装置を用いた冷暖房給湯装置の概略
構成図である(実施例)。
【図8】吸収式冷凍装置を用いた冷暖房給湯装置の概略
構成図である(実施例)。
【図9】発生器の側面断面図である(従来技術)。
【図10】図9の上視図である(従来技術)。
【符号の説明】
1 吸収式冷凍装置 2 発生器 3 熱源側熱交換器(冷房運転時に凝縮器、暖房運転時
に蒸発器として作用) 4 利用側熱交換器(冷房運転時に蒸発器、暖房運転時
に凝縮器として作用) 5 吸収器 7 精留器 8 分縮器 13 ガスバーナ 14 筒状壁 15 加熱板 20 煙筒 20A 蛇腹加工部 20B 未加工部 20α 直管 21 凹凸 22A 中心治具 22B 治具玉 23 外枠 24 邪魔板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒と吸収液とを混合した作動液をバーナ
    で加熱して冷媒と吸収液の混合作動液蒸気を発生させる
    発生器と、該混合作動液蒸気を精留して冷媒成分を濃縮
    する精留器と、該濃縮された混合作動液蒸気のガス冷媒
    成分を凝縮させる凝縮器と、該凝縮器で凝縮させた液冷
    媒を蒸発させる蒸発器と、該蒸発器で蒸発した冷媒蒸気
    を希作動液中に吸収させる吸収器とを備えた吸収式冷凍
    装置において、 前記発生器は、略円筒容器形状を呈した筒状壁を備える
    とともに、この筒状壁の一端に、前記バーナで発生した
    燃焼ガスで加熱される加熱板を備え、 前記筒状壁内には、前記バーナで発生した燃焼ガスを、
    前記加熱板から前記筒状壁内に導く複数の煙筒を備え、 この複数の煙筒の周囲には、多数の凹凸が設けられたこ
    とを特徴とする吸収式冷凍装置。
  2. 【請求項2】冷媒と吸収液とを混合した作動液をバーナ
    で加熱して冷媒と吸収液の混合作動液蒸気を発生させる
    発生器と、該混合作動液蒸気を精留して冷媒成分を濃縮
    する精留器と、該濃縮された混合作動液蒸気のガス冷媒
    成分を凝縮させる凝縮器と、該凝縮器で凝縮させた液冷
    媒を蒸発させる蒸発器と、該蒸発器で蒸発した冷媒蒸気
    を希作動液中に吸収させる吸収器とを備えた吸収式冷凍
    装置において、 前記発生器は、略円筒容器形状を呈した筒状壁を備える
    とともに、この筒状壁の一端に、前記バーナで発生した
    燃焼ガスで加熱される加熱板を備え、 前記筒状壁内には、前記バーナで発生した燃焼ガスを、
    前記加熱板から前記筒状壁内に導く複数の煙筒を備え、 この複数の煙筒は、略上半部が多数の凹凸が設けられた
    蛇腹加工部とされ、その下半部が直管形状の未加工部と
    されたことを特徴とする吸収式冷凍装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の吸収式冷凍装置
    において、 前記煙筒は、直管の周囲に治具玉を配置し、この治具玉
    が前記直管を押圧しながら、前記直管あるいは前記治具
    玉を前記直管の周囲で回転させることによって、前記多
    数の凹凸が形成されたことを特徴とする吸収式冷凍装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3の吸収式冷凍装置において、 前記煙筒は、前記直管の内部に、この直管の内径より細
    い中心治具を挿入した状態で、前記直管の周囲に前記治
    具玉を配置して、この治具玉が前記直管を押圧しなが
    ら、前記直管あるいは前記治具玉を前記直管の周囲で回
    転させることによって、前記多数の凹凸が形成されたこ
    とを特徴とする吸収式冷凍装置。
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