JPH1026302A - 蒸気発生装置 - Google Patents
蒸気発生装置Info
- Publication number
- JPH1026302A JPH1026302A JP20119996A JP20119996A JPH1026302A JP H1026302 A JPH1026302 A JP H1026302A JP 20119996 A JP20119996 A JP 20119996A JP 20119996 A JP20119996 A JP 20119996A JP H1026302 A JPH1026302 A JP H1026302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- steam generator
- upper portion
- inner cylinder
- temperature regenerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置面積が小さく且つ保有液量の少ない蒸気
発生装置を提供する。 【解決手段】 蒸気発生装置としての高温再生器は、外
筒1、内筒2、流路3、気液分離部9等を有する。内筒
2は、燃焼室4を形成する直管から成る下方部分2a、
蛇腹管から成る上方部分2b等を有する。流路3には、
冷媒を吸収した吸収液が流される。 【効果】 放射伝熱面を形成する下方部分と接触伝熱面
を形成する上方部分とを直線状に立設するので、設置ス
ペースが最小になる。内外管の間を液流路にするので、
液保有量が少なく、装置の費用が低減される。蛇腹管部
分で熱交換が促進され、必要な蒸発量は確保される。
発生装置を提供する。 【解決手段】 蒸気発生装置としての高温再生器は、外
筒1、内筒2、流路3、気液分離部9等を有する。内筒
2は、燃焼室4を形成する直管から成る下方部分2a、
蛇腹管から成る上方部分2b等を有する。流路3には、
冷媒を吸収した吸収液が流される。 【効果】 放射伝熱面を形成する下方部分と接触伝熱面
を形成する上方部分とを直線状に立設するので、設置ス
ペースが最小になる。内外管の間を液流路にするので、
液保有量が少なく、装置の費用が低減される。蛇腹管部
分で熱交換が促進され、必要な蒸発量は確保される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼室で燃料を燃
焼させてその発生熱によって液体から蒸気を発生させる
蒸気発生装置に関し、例えば吸収冷暖房機や吸収冷温水
機等の吸収冷凍サイクルを用いた装置の再生器として好
都合に利用される。
焼させてその発生熱によって液体から蒸気を発生させる
蒸気発生装置に関し、例えば吸収冷暖房機や吸収冷温水
機等の吸収冷凍サイクルを用いた装置の再生器として好
都合に利用される。
【0002】
【従来の技術】蒸気発生装置としては、従来から各種の
形式・構造のものが知られており、これらが目的とする
用途に適合するように選択され使用されている。例えば
吸収冷温水機の再生器としては、従来、構造が簡単で比
較的小容量の蒸気発生装置である炉筒煙管式再生器が使
用されていた。しかし、炉筒煙管式再生器は比較的大き
な設置スペースを必要とする。そのため、上記の再生器
のように、蒸気発生装置が機械装置の一部分として使用
される場合等には、その機械装置の全体形状を大型化さ
せるという問題があった。又、炉筒煙管式再生器は煙管
ピッチの制約から保有液量が多くなる。そのため、取り
扱う液体が、例えば上記の吸収冷温水機に用いる吸収液
や、化学プラント等の特殊な液であって極めて高価なも
のである場合には、装置の全体的費用を増加させるとい
う問題があった。
形式・構造のものが知られており、これらが目的とする
用途に適合するように選択され使用されている。例えば
吸収冷温水機の再生器としては、従来、構造が簡単で比
較的小容量の蒸気発生装置である炉筒煙管式再生器が使
用されていた。しかし、炉筒煙管式再生器は比較的大き
な設置スペースを必要とする。そのため、上記の再生器
のように、蒸気発生装置が機械装置の一部分として使用
される場合等には、その機械装置の全体形状を大型化さ
せるという問題があった。又、炉筒煙管式再生器は煙管
ピッチの制約から保有液量が多くなる。そのため、取り
扱う液体が、例えば上記の吸収冷温水機に用いる吸収液
や、化学プラント等の特殊な液であって極めて高価なも
のである場合には、装置の全体的費用を増加させるとい
う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に於
ける上記問題を解決し、設置スペースが小さく且つ保有
液量が少なくても、所定の蒸発量が得られ、例えば吸収
冷暖房機の再生器のような小形化に最適な蒸気発生装置
を提供することを課題とする。
ける上記問題を解決し、設置スペースが小さく且つ保有
液量が少なくても、所定の蒸発量が得られ、例えば吸収
冷暖房機の再生器のような小形化に最適な蒸気発生装置
を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明は、燃焼室で燃料を燃焼さ
せてその発生熱によって液体から蒸気を発生させる蒸気
発生装置において、上下方向に立設された外筒と、前記
外筒内に立設された内筒であって前記燃焼室を形成する
下方部分と燃焼ガスが上昇する上方部分とを備えた内筒
と、前記外筒と前記内筒との間の空間部で形成され前記
液体を流すための流路とを有することを特徴とする。
するために、請求項1の発明は、燃焼室で燃料を燃焼さ
せてその発生熱によって液体から蒸気を発生させる蒸気
発生装置において、上下方向に立設された外筒と、前記
外筒内に立設された内筒であって前記燃焼室を形成する
下方部分と燃焼ガスが上昇する上方部分とを備えた内筒
と、前記外筒と前記内筒との間の空間部で形成され前記
液体を流すための流路とを有することを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、上記に加えて、少なく
とも前記上方部分の縦断面が凹凸状に形成された凹凸部
を有することを特徴とする。
とも前記上方部分の縦断面が凹凸状に形成された凹凸部
を有することを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、上記に加えて、前記上
方部分の燃焼ガス流路を狭めるように前記上方部分の中
に筒状体を設けたことを特徴とする。
方部分の燃焼ガス流路を狭めるように前記上方部分の中
に筒状体を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項1の発明の特徴
に加えて、前記液体は冷媒を吸収した吸収液であり前記
蒸気は前記冷媒が加熱によって分離蒸発された蒸気であ
ることを特徴とする。
に加えて、前記液体は冷媒を吸収した吸収液であり前記
蒸気は前記冷媒が加熱によって分離蒸発された蒸気であ
ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用した蒸気発生
装置である吸収冷暖房機の高温再生器の概略構造を示
す。高温再生器は、燃焼室で燃料を燃焼させてその発生
熱によって液体から蒸気を発生させる蒸気発生装置の一
例である。この場合には、液体は、例えばリチュウムブ
ロマイド水溶液から成る吸収冷凍サイクル用の吸収液で
あって冷媒を吸収した液である。又蒸気は、前記吸収液
が加熱されることによって蒸発した水蒸気である。
装置である吸収冷暖房機の高温再生器の概略構造を示
す。高温再生器は、燃焼室で燃料を燃焼させてその発生
熱によって液体から蒸気を発生させる蒸気発生装置の一
例である。この場合には、液体は、例えばリチュウムブ
ロマイド水溶液から成る吸収冷凍サイクル用の吸収液で
あって冷媒を吸収した液である。又蒸気は、前記吸収液
が加熱されることによって蒸発した水蒸気である。
【0009】この高温再生器は、上下方向に立設された
外筒1と、この中に立設された内筒2と、これらの間の
空間部で形成され前記液体を流すための流路3とを有す
る。
外筒1と、この中に立設された内筒2と、これらの間の
空間部で形成され前記液体を流すための流路3とを有す
る。
【0010】内筒2は、燃焼室4を形成する下方部分2
aと燃焼ガスが上昇する上方部分2bとを備えている。
下方部分2aは直管等で形成され、この部分には、バー
ナ部5、送風機6、燃料ガス入口7、吸収液入口8等が
設けられている。又、本例の蒸気発生器では、外筒1の
上に気液分離部9が設けられている。気液分離部9は、
エリミネータ91、冷媒蒸気出口92、吸収液出口93
等を備えている。内筒2の最上部2cは気液分離部9内
を貫通し、その頂部は排ガス出口10になっている。な
お、蒸気発生装置が装備される対象によっては、気液分
離部9を別の場所に置き、これと流路3とを配管で結合
するような構造を用いることもできる。一方、冷媒蒸気
出口92と後述する低温再生器との間では、蒸気配管を
省略して低温再生器を気液分離器に直結するような構造
にすることも可能である。
aと燃焼ガスが上昇する上方部分2bとを備えている。
下方部分2aは直管等で形成され、この部分には、バー
ナ部5、送風機6、燃料ガス入口7、吸収液入口8等が
設けられている。又、本例の蒸気発生器では、外筒1の
上に気液分離部9が設けられている。気液分離部9は、
エリミネータ91、冷媒蒸気出口92、吸収液出口93
等を備えている。内筒2の最上部2cは気液分離部9内
を貫通し、その頂部は排ガス出口10になっている。な
お、蒸気発生装置が装備される対象によっては、気液分
離部9を別の場所に置き、これと流路3とを配管で結合
するような構造を用いることもできる。一方、冷媒蒸気
出口92と後述する低温再生器との間では、蒸気配管を
省略して低温再生器を気液分離器に直結するような構造
にすることも可能である。
【0011】内筒2の上方部分2bは、縦断面が凹凸状
に形成された凹凸部としての蛇腹管部分になっている。
なお本例では、燃焼室のある下方部分2a及び煙道を形
成する最上部2cを直管で形成しているが、この部分も
蛇腹管にすることは可能である。又、上方部分2bにつ
いても、必ずしも全部を蛇腹管にしなくてもよい場合も
ある。なお、蛇腹管に代えて、直管にローラを圧接させ
て螺旋状に送り、管断面をコルゲート状に形成したロー
ラプレス加工による管を用いることも可能である。
に形成された凹凸部としての蛇腹管部分になっている。
なお本例では、燃焼室のある下方部分2a及び煙道を形
成する最上部2cを直管で形成しているが、この部分も
蛇腹管にすることは可能である。又、上方部分2bにつ
いても、必ずしも全部を蛇腹管にしなくてもよい場合も
ある。なお、蛇腹管に代えて、直管にローラを圧接させ
て螺旋状に送り、管断面をコルゲート状に形成したロー
ラプレス加工による管を用いることも可能である。
【0012】内管2の上方部分2bの中には、燃焼ガス
の流路を狭めるように、蛇腹管に対して適当な間隔を明
けて筒状体としての耐火挿入物11が配置され、適当な
方法で固定されている。この間隔は、上昇する燃焼ガス
と流路内の液体との熱交換効率や圧損等を考慮して適当
な値に定められる。図示の例では、内外筒が円筒の場合
には耐火挿入物11も円筒体である。但し、下方から上
方に行くに従って燃焼ガスの温度が下がってその比体積
が小さくなるので、耐火挿入物11の直径を下方では小
さくし上方に行くに従って大きくし、燃焼ガスの流速が
ほぼ一定になるような構造にしてもよい。又、耐火挿入
物11を蛇腹管で形成してもよい。
の流路を狭めるように、蛇腹管に対して適当な間隔を明
けて筒状体としての耐火挿入物11が配置され、適当な
方法で固定されている。この間隔は、上昇する燃焼ガス
と流路内の液体との熱交換効率や圧損等を考慮して適当
な値に定められる。図示の例では、内外筒が円筒の場合
には耐火挿入物11も円筒体である。但し、下方から上
方に行くに従って燃焼ガスの温度が下がってその比体積
が小さくなるので、耐火挿入物11の直径を下方では小
さくし上方に行くに従って大きくし、燃焼ガスの流速が
ほぼ一定になるような構造にしてもよい。又、耐火挿入
物11を蛇腹管で形成してもよい。
【0013】なお、耐火挿入物11を設けず、下方から
上方に行くに従って蛇腹管の断面積を漸減させ、常に一
定以上のガス流速にして乱流条件を確保し、熱交換を促
進させるような構造にすることも可能である。
上方に行くに従って蛇腹管の断面積を漸減させ、常に一
定以上のガス流速にして乱流条件を確保し、熱交換を促
進させるような構造にすることも可能である。
【0014】図2は、本発明を適用した高温再生器を装
着した吸収冷暖房機の構造の一例を示す。本例の吸収冷
暖房機50は空冷式のもので、図1に示す高温再生器5
1と共に、その気液分離部9に直結されその発生蒸気を
直接蒸気ヘッダ部分に導入する低温再生器52、冷房時
又は暖房時に冷媒を蒸発又は凝縮させる蒸発器53、こ
れを介して冷暖房用の冷風又は温風を供給する冷温風フ
ァン54、蒸発器で蒸発した冷媒又は凝縮した冷媒を吸
収液で吸収する吸収器55、冷房運転において蒸発した
冷媒を凝縮させる凝縮器56、このときに凝縮器56及
び吸収器55を冷却するように冷却用空気を送る冷却風
ファン57、その他熱交換器、弁、計器、センサ、制御
盤等、種々の通常装備される附属機器を備えている。
着した吸収冷暖房機の構造の一例を示す。本例の吸収冷
暖房機50は空冷式のもので、図1に示す高温再生器5
1と共に、その気液分離部9に直結されその発生蒸気を
直接蒸気ヘッダ部分に導入する低温再生器52、冷房時
又は暖房時に冷媒を蒸発又は凝縮させる蒸発器53、こ
れを介して冷暖房用の冷風又は温風を供給する冷温風フ
ァン54、蒸発器で蒸発した冷媒又は凝縮した冷媒を吸
収液で吸収する吸収器55、冷房運転において蒸発した
冷媒を凝縮させる凝縮器56、このときに凝縮器56及
び吸収器55を冷却するように冷却用空気を送る冷却風
ファン57、その他熱交換器、弁、計器、センサ、制御
盤等、種々の通常装備される附属機器を備えている。
【0015】この装置では、高温再生器51を直立形に
して冷却風ファン57の片側に配置し、冷却風ファン5
7の上部には低温再生器52を配置している。従って、
本発明の高温再生器を用いることにより、この部分の配
置が最大限に合理化されている。なお従来の装置のよう
に、高温再生器として炉筒煙管式再生器を用いるとすれ
ば、吸収冷暖房機の構造をこのように小形簡素化するこ
とは到底不可能である。なお、この例では空冷式の吸収
冷暖房機を示したが、水冷式のものに対しても本発明の
高温再生器が配置上有効であることに変わりはない。
又、吸収冷凍機等の他の吸収冷凍サイクルを用いた装置
に対しても同様である。
して冷却風ファン57の片側に配置し、冷却風ファン5
7の上部には低温再生器52を配置している。従って、
本発明の高温再生器を用いることにより、この部分の配
置が最大限に合理化されている。なお従来の装置のよう
に、高温再生器として炉筒煙管式再生器を用いるとすれ
ば、吸収冷暖房機の構造をこのように小形簡素化するこ
とは到底不可能である。なお、この例では空冷式の吸収
冷暖房機を示したが、水冷式のものに対しても本発明の
高温再生器が配置上有効であることに変わりはない。
又、吸収冷凍機等の他の吸収冷凍サイクルを用いた装置
に対しても同様である。
【0016】このような吸収冷暖房機に装備される本発
明の高温再生器は次のような作用をなす。図2に示す吸
収器55において冷媒を吸収して低濃度になった吸収液
は、図示しないポンプや熱交換器を介して低温再生器5
2に導入され、この中で加熱され、吸収した冷媒の一部
分を蒸発させる。蒸発した冷媒蒸気は凝縮器54に導入
される。一部分の冷媒を蒸発させて中間濃度になった吸
収液は、図示しないポンプや熱交換器等を介して図1に
示す高温再生器の吸収液入口8から流路3内に導入され
る。
明の高温再生器は次のような作用をなす。図2に示す吸
収器55において冷媒を吸収して低濃度になった吸収液
は、図示しないポンプや熱交換器を介して低温再生器5
2に導入され、この中で加熱され、吸収した冷媒の一部
分を蒸発させる。蒸発した冷媒蒸気は凝縮器54に導入
される。一部分の冷媒を蒸発させて中間濃度になった吸
収液は、図示しないポンプや熱交換器等を介して図1に
示す高温再生器の吸収液入口8から流路3内に導入され
る。
【0017】流路3内に導入された中間濃度の吸収液
は、燃焼室4のある下方部分2aでは放射伝熱によって
燃焼熱を吸収し、蛇腹管になっている上方部分2bでは
接触伝熱によって燃焼ガスと熱交換し、吸収していた冷
媒を蒸発させて高濃度の液になる。この場合、蛇腹管部
分では、接触伝熱面積が拡大されていること、蛇腹管形
状によって燃焼ガスの流れが乱流になり、ガス側の伝熱
効率が大幅に向上すること、吸収液側でも、蛇腹管によ
って乱流が起こり、且つ流路3が狭いために、十分な伝
熱促進が図られること、等により、高温再生器が小形化
されているにもかかわらず、吸収液が燃焼ガスから効率
よく吸熱し、吸収していた冷媒を十分蒸発させる。
は、燃焼室4のある下方部分2aでは放射伝熱によって
燃焼熱を吸収し、蛇腹管になっている上方部分2bでは
接触伝熱によって燃焼ガスと熱交換し、吸収していた冷
媒を蒸発させて高濃度の液になる。この場合、蛇腹管部
分では、接触伝熱面積が拡大されていること、蛇腹管形
状によって燃焼ガスの流れが乱流になり、ガス側の伝熱
効率が大幅に向上すること、吸収液側でも、蛇腹管によ
って乱流が起こり、且つ流路3が狭いために、十分な伝
熱促進が図られること、等により、高温再生器が小形化
されているにもかかわらず、吸収液が燃焼ガスから効率
よく吸熱し、吸収していた冷媒を十分蒸発させる。
【0018】一方、流路3は二重管構造によって狭いス
ペースに形成されているので、従来の炉筒煙管式再生器
に較べて保有液量が大幅に少なく、ほぼ60%程度であ
る。従って、本発明の高温再生器を吸収冷暖房機に適用
すれば、極めて高価な吸収液を節約することができ、装
置の全体的費用の低減が図られる。なお、前述の如く、
内管2の下方部分2aを上方部分2bから連続した蛇腹
管にすることも可能であるが、下方部分2aが主として
放射伝熱面であることと液保有量を低減させるため、図
1の例では直管にしている。
ペースに形成されているので、従来の炉筒煙管式再生器
に較べて保有液量が大幅に少なく、ほぼ60%程度であ
る。従って、本発明の高温再生器を吸収冷暖房機に適用
すれば、極めて高価な吸収液を節約することができ、装
置の全体的費用の低減が図られる。なお、前述の如く、
内管2の下方部分2aを上方部分2bから連続した蛇腹
管にすることも可能であるが、下方部分2aが主として
放射伝熱面であることと液保有量を低減させるため、図
1の例では直管にしている。
【0019】流路3内を上昇した吸収液は、気液分離部
9に至り、冷媒液を蒸発させて高濃度の液となって吸収
液出口93から送り出される。この吸収液は、図示しな
い熱交換器等を経由して吸収器55に送られ、蒸発器5
3で蒸発した冷媒蒸気を吸収する。
9に至り、冷媒液を蒸発させて高濃度の液となって吸収
液出口93から送り出される。この吸収液は、図示しな
い熱交換器等を経由して吸収器55に送られ、蒸発器5
3で蒸発した冷媒蒸気を吸収する。
【0020】気液分離部9内でエリミネータ91を介し
て分離された冷媒蒸気は、前述のように隣接した低温再
生器52の入口側ヘッダ部分に流入し、吸収液を加熱し
た後液化し、凝縮器56を経て蒸発器53内に導入され
る。
て分離された冷媒蒸気は、前述のように隣接した低温再
生器52の入口側ヘッダ部分に流入し、吸収液を加熱し
た後液化し、凝縮器56を経て蒸発器53内に導入され
る。
【0021】吸収冷暖房機では、冷温風ファン54が蒸
発器53を通過する風を送り、冷房時には、その風が凝
縮器56で凝縮した冷媒液を蒸発させ、その潜熱によっ
て冷却されて冷房用の冷風となる。また暖房時には、高
温再生器51で発生させた冷媒蒸気が低温再生器52及
び図示しない電磁弁を経て蒸発器53に流入し、冷温風
ファン54で送られる風が冷媒蒸気を凝縮させ、その潜
熱によって加熱されて暖房用の温風になる。このように
して冷暖房運転が行われる。
発器53を通過する風を送り、冷房時には、その風が凝
縮器56で凝縮した冷媒液を蒸発させ、その潜熱によっ
て冷却されて冷房用の冷風となる。また暖房時には、高
温再生器51で発生させた冷媒蒸気が低温再生器52及
び図示しない電磁弁を経て蒸発器53に流入し、冷温風
ファン54で送られる風が冷媒蒸気を凝縮させ、その潜
熱によって加熱されて暖房用の温風になる。このように
して冷暖房運転が行われる。
【0022】以上のような高温再生器によれば、燃焼室
部分を形成する放射伝熱面とその上方部分の接触伝熱面
とを一直線上に延設することにより、構造を小形簡素化
し、設置スペースを最小にすることができる。その結
果、高温再生器を装備した吸収冷暖房機の全体構造をコ
ンパクトにまとめることができる。また、このような構
造の簡素化により、高温再生器を量産に適したものにす
ることができる。
部分を形成する放射伝熱面とその上方部分の接触伝熱面
とを一直線上に延設することにより、構造を小形簡素化
し、設置スペースを最小にすることができる。その結
果、高温再生器を装備した吸収冷暖房機の全体構造をコ
ンパクトにまとめることができる。また、このような構
造の簡素化により、高温再生器を量産に適したものにす
ることができる。
【0023】なお以上では、内筒2において燃焼ガスが
上昇する上方部分2bを蛇腹管等の凹凸状断面を持つ管
にすると共に、その中に耐火挿入物11を配設し、上方
部分2bを拡大された面積を持つ接触伝熱面にした例を
示したが、配置上等である程度高さの高くなることが許
容されるような場合には、内筒2を凹凸状断面にしたり
その中に耐火挿入物を配設することなく、内外筒を単な
る二重管構造にして形状を簡素化してもよい。この場合
には、内筒2も放射伝熱面になる。
上昇する上方部分2bを蛇腹管等の凹凸状断面を持つ管
にすると共に、その中に耐火挿入物11を配設し、上方
部分2bを拡大された面積を持つ接触伝熱面にした例を
示したが、配置上等である程度高さの高くなることが許
容されるような場合には、内筒2を凹凸状断面にしたり
その中に耐火挿入物を配設することなく、内外筒を単な
る二重管構造にして形状を簡素化してもよい。この場合
には、内筒2も放射伝熱面になる。
【0024】又以上では、高温再生器51の発生蒸気で
低温再生器52の吸収液を加熱する方式で2種類の再生
器を有する二重効用型について説明したが、再生器が1
種類の一重効用型の装置の再生器としても本発明を有効
に利用できることは言うまでもない。又、本発明はこれ
らに限られず、例えば水から水蒸気を発生させる蒸気ボ
イラであって機械装置等の狭いスペースに装備されるも
のや、化学プラントに用いられる蒸発濃縮装置等にも適
用できるものである。
低温再生器52の吸収液を加熱する方式で2種類の再生
器を有する二重効用型について説明したが、再生器が1
種類の一重効用型の装置の再生器としても本発明を有効
に利用できることは言うまでもない。又、本発明はこれ
らに限られず、例えば水から水蒸気を発生させる蒸気ボ
イラであって機械装置等の狭いスペースに装備されるも
のや、化学プラントに用いられる蒸発濃縮装置等にも適
用できるものである。
【0025】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、請求項1の
発明においては、上下方向に立設された外筒内に燃焼室
を形成する下方部分と燃焼ガスが上昇する上方部分とを
備えた内筒を設けているので、蒸気発生器が上下方向に
一直線状になり、構造を小形簡素化し、設置面積を最小
にすることができる。そして、内外管の間を液体流路に
するので、従来の炉筒煙管式構造のものに較べて、液体
保有量を大幅に減少させることができる。その結果、蒸
気発生装置が高価な液体に用いられる場合に、装置の全
体的費用の低減を図ることができる。
発明においては、上下方向に立設された外筒内に燃焼室
を形成する下方部分と燃焼ガスが上昇する上方部分とを
備えた内筒を設けているので、蒸気発生器が上下方向に
一直線状になり、構造を小形簡素化し、設置面積を最小
にすることができる。そして、内外管の間を液体流路に
するので、従来の炉筒煙管式構造のものに較べて、液体
保有量を大幅に減少させることができる。その結果、蒸
気発生装置が高価な液体に用いられる場合に、装置の全
体的費用の低減を図ることができる。
【0026】請求項2の発明においては、上記に加え
て、少なくとも上方部分に凹凸状の縦断面を持つ凹凸部
を設けるので、凹凸部による乱流効果と伝熱面拡大効果
とにより、大きさの割に大きな蒸発能力を得ることがで
きる。
て、少なくとも上方部分に凹凸状の縦断面を持つ凹凸部
を設けるので、凹凸部による乱流効果と伝熱面拡大効果
とにより、大きさの割に大きな蒸発能力を得ることがで
きる。
【0027】請求項3の発明においては、上記に加え
て、上方部分の中に燃焼ガス流路を狭めるように筒状体
を配設するので、燃焼ガスの流速が速くなってガス流れ
の乱れが大きくなり、熱交換器性能を一層向上させるこ
とができる。
て、上方部分の中に燃焼ガス流路を狭めるように筒状体
を配設するので、燃焼ガスの流速が速くなってガス流れ
の乱れが大きくなり、熱交換器性能を一層向上させるこ
とができる。
【0028】請求項4の発明においては、蒸気発生装置
が吸収冷凍サイクル用の冷媒を吸収した吸収液を扱うの
で、蒸気発生装置を吸収冷暖房機等の吸収冷凍サイクル
を用いた装置の再生器に利用することができる。その結
果、そのような装置の小スペース化及び保有液量の少量
化によるコスト低減の効果が一層顕著になる。
が吸収冷凍サイクル用の冷媒を吸収した吸収液を扱うの
で、蒸気発生装置を吸収冷暖房機等の吸収冷凍サイクル
を用いた装置の再生器に利用することができる。その結
果、そのような装置の小スペース化及び保有液量の少量
化によるコスト低減の効果が一層顕著になる。
【図1】本発明を適用した蒸気発生装置の一例である高
温再生器の断面図である。
温再生器の断面図である。
【図2】上記高温再生器を装備した吸収冷暖房機の概略
構造の一例を示す斜視図である。
構造の一例を示す斜視図である。
1 外筒 2 内筒 2a 下方部分 2b 上方部分(凹凸部) 3 流路 4 燃焼室 11 耐火挿入物(筒状体) 51 高温再生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 修 滋賀県草津市青地町1000番地 川重冷熱工 業株式会社内 (72)発明者 関川 敦司 東京都港区海岸一丁目5番20号東京瓦斯株 式会社内 (72)発明者 川上 隆一郎 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 清水 敏春 愛知県東海市新宝町507−2東邦瓦斯株式 会社内 (72)発明者 大岡 憲司 東京都港区浜松町2丁目4番1号 川崎重 工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 燃焼室で燃料を燃焼させてその発生熱に
よって液体から蒸気を発生させる蒸気発生装置におい
て、 上下方向に立設された外筒と、前記外筒内に立設された
内筒であって前記燃焼室を形成する下方部分と燃焼ガス
が上昇する上方部分とを備えた内筒と、前記外筒と前記
内筒との間の空間部で形成され前記液体を流すための流
路とを有することを特徴とする蒸気発生装置。 - 【請求項2】 少なくとも前記上方部分の縦断面が凹凸
状に形成された凹凸部を有することを特徴とする蒸気発
生装置。 - 【請求項3】 前記上方部分の燃焼ガス流路を狭めるよ
うに前記上方部分の中に筒状体を設けたことを特徴とす
る請求項2に記載の蒸気発生装置。 - 【請求項4】 前記液体は冷媒を吸収した吸収液であり
前記蒸気は前記冷媒が加熱によって分離蒸発された蒸気
であることを特徴とする請求項1に記載の蒸気発生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20119996A JPH1026302A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 蒸気発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20119996A JPH1026302A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 蒸気発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1026302A true JPH1026302A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16436996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20119996A Pending JPH1026302A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 蒸気発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1026302A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013200111A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-10-03 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 蒸気発生装置 |
| KR101494161B1 (ko) * | 2013-01-30 | 2015-02-17 | 김남주 | 증기를 이용한 가열장치 및 그 제작방법 |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP20119996A patent/JPH1026302A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013200111A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-10-03 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 蒸気発生装置 |
| KR101494161B1 (ko) * | 2013-01-30 | 2015-02-17 | 김남주 | 증기를 이용한 가열장치 및 그 제작방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1227492C (zh) | 一种吸收式空调主体 | |
| US3690121A (en) | Absorption refrigeration system | |
| JP2627381B2 (ja) | 吸収式冷凍機 | |
| JPH1026302A (ja) | 蒸気発生装置 | |
| KR100213780B1 (ko) | 흡수식 냉난방기의 급탕시스템. | |
| JP2607035B2 (ja) | 吸収式冷凍装置の再生器 | |
| JPS6133483Y2 (ja) | ||
| JP2806797B2 (ja) | 吸収式冷凍装置 | |
| JP2618193B2 (ja) | 吸収式冷凍サイクル装置 | |
| JP3706943B2 (ja) | 吸収冷凍サイクル機の再生器 | |
| JP3481079B2 (ja) | 吸収式冷却装置 | |
| KR100426572B1 (ko) | 흡수식냉난방시스템의재생기 | |
| CN2615596Y (zh) | 一种吸收式空调主体 | |
| JPS60599Y2 (ja) | 低温発生器 | |
| JP3604805B2 (ja) | 吸収式冷凍装置 | |
| KR19990028877U (ko) | 흡수식 열펌프의 발생기 | |
| JP3117631B2 (ja) | 吸収式空調装置 | |
| KR100314471B1 (ko) | 암모니아를이용한흡수식열펌프의발생기 | |
| JP2568803B2 (ja) | 吸収式冷凍装置 | |
| JP2005106445A (ja) | 吸収冷温水機 | |
| JP3617724B2 (ja) | 吸収式冷凍装置 | |
| KR100213781B1 (ko) | 급탕 기능이 부가된 흡수식 냉난방 시스템 | |
| JP2607037B2 (ja) | 吸収式冷凍装置の再生器 | |
| CN117940720A (zh) | 直焰式锅炉,特别是用于吸收式热机的冷却剂蒸汽发生器,以及包括这种锅炉的发生器 | |
| KR19990055409A (ko) | 흡수식 열펌프의 발생기 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050728 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20051004 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |