JPH09304064A - 潮位観測装置 - Google Patents
潮位観測装置Info
- Publication number
- JPH09304064A JPH09304064A JP12115296A JP12115296A JPH09304064A JP H09304064 A JPH09304064 A JP H09304064A JP 12115296 A JP12115296 A JP 12115296A JP 12115296 A JP12115296 A JP 12115296A JP H09304064 A JPH09304064 A JP H09304064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- floating body
- tide level
- tide
- positioning device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の潮位観測では、フロートを水平方向の
動きを拘束して設置する必要があるため、その設置が困
難であり、また潮位観測は基本的に設置場所の相対計測
であるため、ある標準地点に対する潮位を測定する場合
には、別途校正を必要とするという問題があった。 【解決手段】 基準位置にGPSアンテナ3を設置し、
このアンテナ3により複数の衛星より電波を収集してア
ンテナ位置を測位し、この測位されたアンテナ位置と前
記基準位置との差を演算し、この差を補正情報として出
力する地上測位装置4を備え、潮位観測位置の海水面に
係留された浮体と、この浮体上に設置されたGPSアン
テナ12により複数の衛星より電波を収集して浮体位置を
測位し、この浮体位置と地上測位装置4から入力した補
正情報を元に、潮位を測位する浮体測位装置からなる潮
位計1を備える。
動きを拘束して設置する必要があるため、その設置が困
難であり、また潮位観測は基本的に設置場所の相対計測
であるため、ある標準地点に対する潮位を測定する場合
には、別途校正を必要とするという問題があった。 【解決手段】 基準位置にGPSアンテナ3を設置し、
このアンテナ3により複数の衛星より電波を収集してア
ンテナ位置を測位し、この測位されたアンテナ位置と前
記基準位置との差を演算し、この差を補正情報として出
力する地上測位装置4を備え、潮位観測位置の海水面に
係留された浮体と、この浮体上に設置されたGPSアン
テナ12により複数の衛星より電波を収集して浮体位置を
測位し、この浮体位置と地上測位装置4から入力した補
正情報を元に、潮位を測位する浮体測位装置からなる潮
位計1を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潮位の観測を行う
潮位観測装置に関するものである。
潮位観測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の潮位観測は、水平方向の動きを拘
束したフロートの浮き沈みをフロートに取り付けたフロ
ートの動きに追従して動くことのできる針金などによっ
て外部に取り出し、その動きをペンなどによって直接記
録するか、またはその動きをポテンショメータなどによ
って電気信号に変換した後、電気式のペンレコーダー
(たとえば、電磁オシロ)などによって記録するか、そ
の電気信号をアナログ−ディジタル変換し、ディジタル
的に記録していた。
束したフロートの浮き沈みをフロートに取り付けたフロ
ートの動きに追従して動くことのできる針金などによっ
て外部に取り出し、その動きをペンなどによって直接記
録するか、またはその動きをポテンショメータなどによ
って電気信号に変換した後、電気式のペンレコーダー
(たとえば、電磁オシロ)などによって記録するか、そ
の電気信号をアナログ−ディジタル変換し、ディジタル
的に記録していた。
【0003】また埋め立て造成現場などにおいて、簡易
的に潮位変化を記録する必要がある場合は、現場近傍の
堅牢な護岸に任意に定点(水面より上方で直下に水面を
望める位置)を定め、その定点から水面までの距離を、
下げ振りやメジャーなどで測位し、潮位の変化を計測し
ていた。
的に潮位変化を記録する必要がある場合は、現場近傍の
堅牢な護岸に任意に定点(水面より上方で直下に水面を
望める位置)を定め、その定点から水面までの距離を、
下げ振りやメジャーなどで測位し、潮位の変化を計測し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の潮位観
測では、フロートを水平方向の動きを拘束して設置する
必要があるため、その設置が困難であり、また潮位観測
は基本的に設置場所の相対計測であるため、ある標準地
点に対する潮位を測定する場合には、別途校正を必要と
するという問題があった。
測では、フロートを水平方向の動きを拘束して設置する
必要があるため、その設置が困難であり、また潮位観測
は基本的に設置場所の相対計測であるため、ある標準地
点に対する潮位を測定する場合には、別途校正を必要と
するという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、設置が容易で、校正を
必要としない潮位観測装置を提供することを目的とした
ものである。
必要としない潮位観測装置を提供することを目的とした
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本第1発明の潮位観測装置は、基準位置に設置
されたアンテナにより、複数の衛星より電波を収集して
アンテナ位置を測位し、この測位されたアンテナ位置と
前記基準位置との差を演算し、この差を補正情報として
出力する地上測位装置と、潮位観測位置の海水面に係留
された浮体と、前記浮体上に設置されたアンテナによ
り、複数の衛星より電波を収集して浮体位置を測位し、
この浮体位置と前記地上測位装置から入力した補正情報
に基づいて潮位を測定する浮体測位装置とを備えたこと
を特徴とするものである。
ために、本第1発明の潮位観測装置は、基準位置に設置
されたアンテナにより、複数の衛星より電波を収集して
アンテナ位置を測位し、この測位されたアンテナ位置と
前記基準位置との差を演算し、この差を補正情報として
出力する地上測位装置と、潮位観測位置の海水面に係留
された浮体と、前記浮体上に設置されたアンテナによ
り、複数の衛星より電波を収集して浮体位置を測位し、
この浮体位置と前記地上測位装置から入力した補正情報
に基づいて潮位を測定する浮体測位装置とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0007】上記本第1発明の構成により、地上測位装
置において測位されたアンテナ位置と、設置されたアン
テナ基準位置によって、補正情報が求められ、浮体測位
装置において測位された浮体位置と前記補正情報に基づ
いて、正確な潮位が観測される。
置において測位されたアンテナ位置と、設置されたアン
テナ基準位置によって、補正情報が求められ、浮体測位
装置において測位された浮体位置と前記補正情報に基づ
いて、正確な潮位が観測される。
【0008】また本第2発明の潮位観測装置は、上記第
1発明の潮位観測装置であって、浮体測位装置のアンテ
ナの高さ位置を、海水面と一致させることを特徴とする
ものである。
1発明の潮位観測装置であって、浮体測位装置のアンテ
ナの高さ位置を、海水面と一致させることを特徴とする
ものである。
【0009】上記本第2発明の構成により、アンテナの
高さ位置を海水面と一致させることにより、アンテナが
動揺によって傾斜することにより生じる、幾何学的な誤
差が除去され、海水面の高さが直接測定される。
高さ位置を海水面と一致させることにより、アンテナが
動揺によって傾斜することにより生じる、幾何学的な誤
差が除去され、海水面の高さが直接測定される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る潮位観測装置の配置図である。
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る潮位観測装置の配置図である。
【0011】1は、潮位観測位置に設置される潮位計
(検潮局)であり、たとえば陸上Aから海Bに突設され
た突堤2の先端に係留されている。また陸上Aには、3
次元座標(経度、緯度、高さ)が正確に測量されている
(少なくとも高さが正確である)既知点に設置された広
域測位システム(global positioning system )(以
下、GPSと略す)アンテナ3と、このGPSアンテナ
3に接続された地上測位装置(固定局)4が設けられて
いる。地上測位装置4は、後述するように送信アンテナ
33より電波で潮位計1へ補正情報を伝送するため、潮位
計1を見通す位置に設置することが望ましい。図1にお
いて、5は海岸線を示す。
(検潮局)であり、たとえば陸上Aから海Bに突設され
た突堤2の先端に係留されている。また陸上Aには、3
次元座標(経度、緯度、高さ)が正確に測量されている
(少なくとも高さが正確である)既知点に設置された広
域測位システム(global positioning system )(以
下、GPSと略す)アンテナ3と、このGPSアンテナ
3に接続された地上測位装置(固定局)4が設けられて
いる。地上測位装置4は、後述するように送信アンテナ
33より電波で潮位計1へ補正情報を伝送するため、潮位
計1を見通す位置に設置することが望ましい。図1にお
いて、5は海岸線を示す。
【0012】上記潮位計1は、図2に示すように、浮体
11と、この浮体表面に配置されたGPSアンテナ12と、
浮体11に内蔵された浮体測位装置13(詳細は後述する)
と、電波を透過し、かつGPSアンテナ12と浮体測位装
置13を海水の飛沫から保護する波除けカバー14と、浮体
11と突堤2間を係留する係留索15と、浮体11の表面位置
(動揺中心の高さ)を海水面位置に調整する係留アンカ
ー索16の終端に取り付けられた係留アンカー錘17から構
成されている。係留アンカー錘17により動揺中心の高さ
を海水面と一致させることにより、GPSアンテナ12の
高さ位置は海水面と一致し、GPSアンテナ12が動揺に
よって傾斜することにより生じる、幾何学的な誤差を除
去できるとともに、海水面の高さを直接測定することが
できる。また、浮体11上に浮体測位装置13に接続された
受信アンテナ22が立設されている。
11と、この浮体表面に配置されたGPSアンテナ12と、
浮体11に内蔵された浮体測位装置13(詳細は後述する)
と、電波を透過し、かつGPSアンテナ12と浮体測位装
置13を海水の飛沫から保護する波除けカバー14と、浮体
11と突堤2間を係留する係留索15と、浮体11の表面位置
(動揺中心の高さ)を海水面位置に調整する係留アンカ
ー索16の終端に取り付けられた係留アンカー錘17から構
成されている。係留アンカー錘17により動揺中心の高さ
を海水面と一致させることにより、GPSアンテナ12の
高さ位置は海水面と一致し、GPSアンテナ12が動揺に
よって傾斜することにより生じる、幾何学的な誤差を除
去できるとともに、海水面の高さを直接測定することが
できる。また、浮体11上に浮体測位装置13に接続された
受信アンテナ22が立設されている。
【0013】上記浮体測位装置13は、図3に示すよう
に、GPSアンテナ12を介して複数(たとえば8個)の
衛星より、たとえば1s間隔で電波を収集してアンテナ
位置(3次元座標)を測位するGPS受信機21と、地上
測位装置4から発信された電波を受信する受信アンテナ
22と、この受信アンテナ22を介して地上測位装置3から
送信された補正情報(詳細は後述する)を受信するデー
タ受信機23と、GPS受信機21から出力されたアンテナ
位置(3次元座標)とデータ受信機23から出力された補
正情報を元に、1mm程度の精度で相対測位が可能なリ
アルタイムキネマティックモード(RTK)方式により
潮位計1の3次元座標(経度、緯度、高さ)を演算し、
出力するデータ処理機24と、このデータ処理機24により
出力されたデータを記録し、表示する記録表示装置25か
ら構成されている。記録表示装置25は、フロッピーディ
スク、ハードディスク、光磁気ディスクなどの記録媒体
にデータを記録し、CRT、プリンタ、プロッタなどの
表示器に表示する。
に、GPSアンテナ12を介して複数(たとえば8個)の
衛星より、たとえば1s間隔で電波を収集してアンテナ
位置(3次元座標)を測位するGPS受信機21と、地上
測位装置4から発信された電波を受信する受信アンテナ
22と、この受信アンテナ22を介して地上測位装置3から
送信された補正情報(詳細は後述する)を受信するデー
タ受信機23と、GPS受信機21から出力されたアンテナ
位置(3次元座標)とデータ受信機23から出力された補
正情報を元に、1mm程度の精度で相対測位が可能なリ
アルタイムキネマティックモード(RTK)方式により
潮位計1の3次元座標(経度、緯度、高さ)を演算し、
出力するデータ処理機24と、このデータ処理機24により
出力されたデータを記録し、表示する記録表示装置25か
ら構成されている。記録表示装置25は、フロッピーディ
スク、ハードディスク、光磁気ディスクなどの記録媒体
にデータを記録し、CRT、プリンタ、プロッタなどの
表示器に表示する。
【0014】また上記地上測位装置4は、GPSアンテ
ナ3を介して複数(たとえば8個)の衛星より、たとえ
ば1s間隔で電波を収集してアンテナ位置(3次元座
標)を測位するGPS受信機31と、予め正確に測量され
ている上記既知点の座標とGPSアンテナ3の高さが設
定され、これら設定値とGPS受信機31から出力された
アンテナ位置(3次元座標)の差、すなわち補正情報を
演算するデータ処理機32と、送信アンテナ33と、データ
処理機32により出力された補正情報を送信アンテナ33を
介して上記潮位計1へ送信する送信機34から構成されて
いる。
ナ3を介して複数(たとえば8個)の衛星より、たとえ
ば1s間隔で電波を収集してアンテナ位置(3次元座
標)を測位するGPS受信機31と、予め正確に測量され
ている上記既知点の座標とGPSアンテナ3の高さが設
定され、これら設定値とGPS受信機31から出力された
アンテナ位置(3次元座標)の差、すなわち補正情報を
演算するデータ処理機32と、送信アンテナ33と、データ
処理機32により出力された補正情報を送信アンテナ33を
介して上記潮位計1へ送信する送信機34から構成されて
いる。
【0015】上記構成による作用を説明する。まず地上
測位装置4における動作を説明する。GPSアンテナ3
によりGPS衛星からの電波が受信されると、GPS受
信機31により、電波は復調され、その情報、すなわちア
ンテナ位置(3次元座標)がデータ処理機32へ出力され
る。データ処理機32では、予め設定された上記設定値
{アンテナ位置(3次元座標)}との差、すなわち補正
情報が演算され、伝送に適したフォーマットに整形さ
れ、送信機34へ出力される。送信機34は入力した補正情
報を変調して送信アンテナ33へ出力し、送信アンテナ33
から空中に送信される。
測位装置4における動作を説明する。GPSアンテナ3
によりGPS衛星からの電波が受信されると、GPS受
信機31により、電波は復調され、その情報、すなわちア
ンテナ位置(3次元座標)がデータ処理機32へ出力され
る。データ処理機32では、予め設定された上記設定値
{アンテナ位置(3次元座標)}との差、すなわち補正
情報が演算され、伝送に適したフォーマットに整形さ
れ、送信機34へ出力される。送信機34は入力した補正情
報を変調して送信アンテナ33へ出力し、送信アンテナ33
から空中に送信される。
【0016】次に、潮位計1における動作を説明する。
GPSアンテナ12によりGPS衛星からの電波が受信さ
れると、GPS受信機21により、電波は復調され、その
情報、すなわちアンテナ位置(3次元座標)がデータ処
理機24へ出力される。また、受信アンテナ22により地上
測位装置4より送信された電波が受信され、データ受信
機23により補正情報に復調され、この補正情報がデータ
処理機24へ出力される。
GPSアンテナ12によりGPS衛星からの電波が受信さ
れると、GPS受信機21により、電波は復調され、その
情報、すなわちアンテナ位置(3次元座標)がデータ処
理機24へ出力される。また、受信アンテナ22により地上
測位装置4より送信された電波が受信され、データ受信
機23により補正情報に復調され、この補正情報がデータ
処理機24へ出力される。
【0017】データ処理機24は、GPS受信機21から出
力されたアンテナ位置(3次元座標)とデータ受信機23
から出力された補正情報を元に、リアルタイムキネマテ
ィックモード方式の信号処理を行い、潮位計1の3次元
座標(経度、緯度、高さ)を計算する。さらに必要に応
じて高さに対し補正演算を行い、記録表示装置25へ出力
する。
力されたアンテナ位置(3次元座標)とデータ受信機23
から出力された補正情報を元に、リアルタイムキネマテ
ィックモード方式の信号処理を行い、潮位計1の3次元
座標(経度、緯度、高さ)を計算する。さらに必要に応
じて高さに対し補正演算を行い、記録表示装置25へ出力
する。
【0018】通常、潮位は東京湾の平均海水面などを基
準として求められる。地方などにおいて、その地方の平
均海水面を基準とした潮位変化を求める場合は、東京湾
の平均海水面とその地方の平均海水面との差を補正する
演算が必要となる。
準として求められる。地方などにおいて、その地方の平
均海水面を基準とした潮位変化を求める場合は、東京湾
の平均海水面とその地方の平均海水面との差を補正する
演算が必要となる。
【0019】記録表示装置25は、入力した3次元座標
(経度、緯度、高さ)を現在時刻とともに、上記記録媒
体に記録し、表示器に表示する。このように、GPSア
ンテナ12を浮体11上に取り付け、潮位の変化に応じて上
下移動できるようにすることによって、縦軸方向の変
位、すなわち潮位を観測することができる。また潮位計
1は係留するだけで設置できるため、容易に設置するこ
とができる。
(経度、緯度、高さ)を現在時刻とともに、上記記録媒
体に記録し、表示器に表示する。このように、GPSア
ンテナ12を浮体11上に取り付け、潮位の変化に応じて上
下移動できるようにすることによって、縦軸方向の変
位、すなわち潮位を観測することができる。また潮位計
1は係留するだけで設置できるため、容易に設置するこ
とができる。
【0020】またGPSによる測位は毎秒の計測が可能
であることから、高精度に連続計測を行うことができ、
さらにGPSによる測位により3次元座標が計測される
ことから、水平方向の移動があっても連続的に潮位の測
定を行うことができる。またGPSアンテナ12は小型軽
量であるため、海洋土木現場など、装置の仮設によって
潮位変化の観測を行うような場合においても、GPSア
ンテナ12を取り付けた浮体11を潮流などに流されないよ
うに係留するだけで潮位の観測が可能となり、設置に要
する手間を省くことができる。また、GPSによる測位
は本質的にコンピュータを用いた計測であるので、デー
タの連続収集、無人自動計測を行うことができる。
であることから、高精度に連続計測を行うことができ、
さらにGPSによる測位により3次元座標が計測される
ことから、水平方向の移動があっても連続的に潮位の測
定を行うことができる。またGPSアンテナ12は小型軽
量であるため、海洋土木現場など、装置の仮設によって
潮位変化の観測を行うような場合においても、GPSア
ンテナ12を取り付けた浮体11を潮流などに流されないよ
うに係留するだけで潮位の観測が可能となり、設置に要
する手間を省くことができる。また、GPSによる測位
は本質的にコンピュータを用いた計測であるので、デー
タの連続収集、無人自動計測を行うことができる。
【0021】またGPSによる測位は、WG84と呼ば
れるGPS特有の座標系による絶対測位が可能であり、
線形変換により各国で採用している測地座標系や日本国
内における公共座標系に変換でき、また主要な海水面の
平均海水面の値はその地方で使用される座標系に従って
既にその値が明らかになっているため、特殊な校正を行
うことなく、その地域の平均海水面に対する潮位の変化
を求めることができる。
れるGPS特有の座標系による絶対測位が可能であり、
線形変換により各国で採用している測地座標系や日本国
内における公共座標系に変換でき、また主要な海水面の
平均海水面の値はその地方で使用される座標系に従って
既にその値が明らかになっているため、特殊な校正を行
うことなく、その地域の平均海水面に対する潮位の変化
を求めることができる。
【0022】なお、本実施の形態において、補正情報を
電波により伝送しているが、地上測位装置4と潮位計1
が接近している場合、有線で伝送をしてもよい。また、
潮位計1に記録表示装置25を設けているが、潮位計1に
設けず、地上測位装置4側に設けて、潮位計1から潮位
のデータを伝送して記録・表示するようにしてもよく、
さらにGPS受信機21から出力されたアンテナ位置(3
次元座標)の情報を地上測位装置4側へ送信して、地上
測位装置4において補正情報を元に信号処理を行い、潮
位結果を求めるようにしてもよい。
電波により伝送しているが、地上測位装置4と潮位計1
が接近している場合、有線で伝送をしてもよい。また、
潮位計1に記録表示装置25を設けているが、潮位計1に
設けず、地上測位装置4側に設けて、潮位計1から潮位
のデータを伝送して記録・表示するようにしてもよく、
さらにGPS受信機21から出力されたアンテナ位置(3
次元座標)の情報を地上測位装置4側へ送信して、地上
測位装置4において補正情報を元に信号処理を行い、潮
位結果を求めるようにしてもよい。
【0023】また、GPSアンテナ12の高さを海水面と
一致させているが、海水の飛沫や波浪によりアンテナ12
が水没し、潮位の観測が途切れるのを防止するため、G
PSアンテナ12を支柱などにより浮体11より高い位置に
設置し、動揺による誤差を、傾斜計、ジャイロによって
傾斜を検知し信号処理を行うことにより除去するように
することもできる。
一致させているが、海水の飛沫や波浪によりアンテナ12
が水没し、潮位の観測が途切れるのを防止するため、G
PSアンテナ12を支柱などにより浮体11より高い位置に
設置し、動揺による誤差を、傾斜計、ジャイロによって
傾斜を検知し信号処理を行うことにより除去するように
することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、地上測
位装置において測位されたアンテナ位置と、アンテナ基
準位置によって、補正情報を求めることにより、浮体測
位装置においてこの補正情報と測位された浮体位置に基
づいて、正確な潮位を観測できる。また、複数の衛星よ
り電波を収集しての測位、すなわちGPSによる測位は
毎秒の計測が可能であり、高精度に連続計測を行うこと
ができ、さらに水平方向の移動があっても連続的に潮位
の測定を行うことができる。またGPS用アンテナは小
型軽量であるため、海洋土木現場など、装置の仮設によ
って潮位変化の観測を行うような場合においても、GP
Sアンテナを取り付けた浮体を潮流などに流されないよ
うに係留するだけで潮位の観測が可能となり、設置に要
する手間を省くことができる。また、GPSによる測位
は本質的にコンピュータを用いた計測であるので、デー
タの連続収集、無人自動計測を行うことができる。
位装置において測位されたアンテナ位置と、アンテナ基
準位置によって、補正情報を求めることにより、浮体測
位装置においてこの補正情報と測位された浮体位置に基
づいて、正確な潮位を観測できる。また、複数の衛星よ
り電波を収集しての測位、すなわちGPSによる測位は
毎秒の計測が可能であり、高精度に連続計測を行うこと
ができ、さらに水平方向の移動があっても連続的に潮位
の測定を行うことができる。またGPS用アンテナは小
型軽量であるため、海洋土木現場など、装置の仮設によ
って潮位変化の観測を行うような場合においても、GP
Sアンテナを取り付けた浮体を潮流などに流されないよ
うに係留するだけで潮位の観測が可能となり、設置に要
する手間を省くことができる。また、GPSによる測位
は本質的にコンピュータを用いた計測であるので、デー
タの連続収集、無人自動計測を行うことができる。
【0025】また、第2発明によれば、アンテナの高さ
位置を海水面と一致させることにより、アンテナが動揺
によって傾斜することにより生じる、幾何学的な誤差を
除去でき、海水面の高さを直接測定でき、前記動揺によ
る誤差を、傾斜計、ジャイロによって傾斜を検知し信号
処理により除去する必要がなくなり、簡易で安価な装置
を提供することができる。
位置を海水面と一致させることにより、アンテナが動揺
によって傾斜することにより生じる、幾何学的な誤差を
除去でき、海水面の高さを直接測定でき、前記動揺によ
る誤差を、傾斜計、ジャイロによって傾斜を検知し信号
処理により除去する必要がなくなり、簡易で安価な装置
を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態における潮位観測装置の配
置図である。
置図である。
【図2】同潮位観測装置の潮位計の斜視図である。
【図3】同潮位観測装置の構成図である。
A 陸上 B 海 1 潮位計 2 突堤 3,12 GPSアンテナ 4 地上測位装置 11 浮体 13 浮体測位装置 14 波除けカバー 15 係留索 16 係留アンカー索 17 係留アンカー錘 21,31 GPS受信機 22 受信アンテナ 23 受信機 24,32 データ処理機 25 記録表示装置 33 送信アンテナ 34 送信機
Claims (2)
- 【請求項1】 基準位置に設置されたアンテナにより、
複数の衛星より電波を収集してアンテナ位置を測位し、
この測位されたアンテナ位置と前記基準位置との差を演
算し、この差を補正情報として出力する地上測位装置
と、 潮位観測位置の海水面に係留された浮体と、 前記浮体上に設置されたアンテナにより、複数の衛星よ
り電波を収集して浮体位置を測位し、この浮体位置と前
記地上測位装置から入力した補正情報に基づいて潮位を
測定する浮体測位装置と、を備えたことを特徴とする潮
位観測装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の潮位観測装置であって、 浮体測位装置のアンテナの高さ位置を、海水面と一致さ
せることを特徴とする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12115296A JPH09304064A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 潮位観測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12115296A JPH09304064A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 潮位観測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09304064A true JPH09304064A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14804144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12115296A Pending JPH09304064A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 潮位観測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09304064A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008224556A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Hitachi Zosen Corp | 津波・波浪観測設備 |
| JP2025115302A (ja) * | 2024-01-25 | 2025-08-06 | 公益財団法人河川財団 | 測量システム |
-
1996
- 1996-05-16 JP JP12115296A patent/JPH09304064A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008224556A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Hitachi Zosen Corp | 津波・波浪観測設備 |
| JP2025115302A (ja) * | 2024-01-25 | 2025-08-06 | 公益財団法人河川財団 | 測量システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3658595B2 (ja) | Gps式波高・流向流速計測装置及びgps式波高・流向流速計測システム | |
| CN108413926A (zh) | 用于海上风电场群桩桩基水下地形高程高精度测量的方法 | |
| CN111854704A (zh) | 一种海洋地球物理综合调查系统 | |
| CN114114361B (zh) | 一种基于gnss的海上平台精就位辅助系统及工作方法 | |
| JP3803177B2 (ja) | 津波検知システム | |
| US20020024464A1 (en) | Land surveying apparatus and method of use thereof | |
| JP3676277B2 (ja) | 杭打設方法 | |
| CN112730883A (zh) | 测量河流水位高度和坡度的gnss漂流浮毯及方法 | |
| JPH1048321A (ja) | リアルタイムキネマティックgps測位装置およびgps測量方法 | |
| US6317079B1 (en) | System for ascertaining height as related to an established reference | |
| JPH09304064A (ja) | 潮位観測装置 | |
| CN118347478B (zh) | 不规则水域水下地形测绘方法 | |
| Kim et al. | Bathymetric survey for seabed topography using multibeam echo sounder in wando, korea | |
| JP3590833B2 (ja) | 測量システムとその測量システムを用いた測量方法 | |
| CN1118683C (zh) | 水深测量即时作业系统及方法 | |
| JP2922710B2 (ja) | 斜面変位計測システム | |
| KR200303737Y1 (ko) | 이동식 gps 지형 측량 시스템 | |
| JPH0953936A (ja) | Gpsスタッフ | |
| WO1983002501A1 (en) | A system for localizing laid cables or pipes | |
| JP3022643B2 (ja) | 水中基準点測量方法及び水中基準点測量装置 | |
| JPH10115522A (ja) | 函体等の誘導据付け方法 | |
| JPH0989556A (ja) | 海底変位測定システム | |
| KR20000018059A (ko) | Dgps 오토바이 시스템 | |
| Jardine | Some problems in plotting the mean surface level of the North Sea and the Irish Sea during the last 15,000 years | |
| Yahya et al. | Evaluating GPS for datum transfer in Hydrography |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050111 |