JPH09304292A - 欠陥検出装置および方法 - Google Patents

欠陥検出装置および方法

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JPH09304292A
JPH09304292A JP8116670A JP11667096A JPH09304292A JP H09304292 A JPH09304292 A JP H09304292A JP 8116670 A JP8116670 A JP 8116670A JP 11667096 A JP11667096 A JP 11667096A JP H09304292 A JPH09304292 A JP H09304292A
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JP8116670A
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Kimio Nakano
公夫 中野
Satoshi Nishida
智 西田
Yoshihiko Nakakawaji
良彦 中川路
Toru Imoto
徹 猪本
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】欠陥ではないムラと本来の凹凸状の欠陥を明確
に識別して、欠陥検出を精度よく行う。 【解決手段】撮像画像の各画素の明度が所定のしきい値
で2値化され、この所定のしきい値以下の明度となるも
のとして、ボイド等の凹凸状の欠陥とムラとが抽出され
る。さらに、撮像画像の各画素の明度の変化量が演算さ
れ、この演算された各画素の明度の変化量が所定のしき
い値で2値化され、この所定のしきい値以上の明度変化
量となるものとして、ボイド等の凹凸状の欠陥と表面に
印字された文字や回路パターンとが抽出される。よっ
て、これら2種類のしきい値によって抽出された領域の
うちで、共通の座標位置を有する領域を求めることによ
り、凹凸状の欠陥が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検出対象の画像
を撮像して当該被検出対象上に表れる凹凸状の欠陥を検
出する欠陥検出装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ICモールド等、とりわけ樹脂成形によ
って生産される電子部品にあっては、電子部品の樹脂が
固まる際に樹脂組成の不均一さ、金型の損傷等の理由に
よって、部品表面にボイド(void)と呼ばれる小穴
が発生することがある。
【0003】こうしたボイドは見た目が悪いだけではな
く、それがIC内部にまで達している場合には性能上大
きな問題となるため検査工程で確実に検出し、不良品と
して扱う必要がある。
【0004】また、ウエハチップなどでは、本来、平滑
であるべき面に凹凸が生じることがある。こうした凹凸
部があるとワイヤボンディング工程でワイヤが凹凸部に
ボンディングされてしまい接着不良を起こすことがあ
る。よって、こうした平滑面に表れる凹凸部について
も、検査工程で確実に検出し、不良品として扱う必要が
ある。
【0005】上述したボイド等の凹凸状の欠陥部分を有
する電子部品表面を撮像すると、欠陥部分は明度が周囲
に較べて異なった明度として撮像される。この場合、一
般的に、検査工程では、工程に備え付けられている検査
ステージの照明およびカメラ位置等を調整し、上述した
ボイド等の凹凸状の欠陥部分を、周囲に較べて明度が低
くなる(黒くなる)ように調整する。そこで、こうして
調整された撮像画像の各画素の明度を所定のしきい値で
2値化することによってボイド等の凹凸状の欠陥を検出
していた。すなわち、上記所定のしきい値以下の明度の
低い領域は(明度の低い領域が一定の面積を越えた場合
に)ボイド等の凹凸状の欠陥であると、上記所定のしき
い値よりも大きい明度の高い領域は正常であると判定し
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記所定のし
きい値以下の明度の低い領域と判定されるものの中に
は、本来の欠陥であるボイド以外にも、欠陥ではない表
面のムラが含まれる。
【0007】ここで、ムラとは、ICモールド等の電子
部品表面において現れる、欠陥とは言えない微妙な凹凸
の変化のことである。正常な表面が鏡面の場合、浅く細
かい微妙な凹凸(なし地)部分がムラとされる。一方、
正常な表面が浅く細かい微妙な凹凸(なし地)とする
と、逆に鏡面部分がムラとされる。
【0008】また、正常な電子部品表面に対して、微妙
に傾いている部分もムラとされる。
【0009】さらに、正常な電子部品表面の汚れもムラ
とされる。このムラは製造工程の装置等の工程差で現れ
ることがある。
【0010】こうしたムラの部分は、正常な電子部品表
面では明度が周囲に較べて異なったものとして撮像され
る。よって、上述したようにボイド等の凹凸欠陥部分を
周囲に較べて明度が低くなる(黒くなる)ように、検査
ステージの照明、カメラ位置を調整すると、同時にその
ムラの部分も凹凸欠陥部分と同様に明度が低くなるの
で、ムラを「欠陥」と誤って検出してしまい、良品であ
るにもかかわらず不良品と誤認識してしまうことがあ
る。
【0011】本発明は、こうした実状に鑑みてなされた
ものであり、欠陥ではないムラと本来の凹凸状の欠陥を
明確に識別して、欠陥検出を精度よく行うことができる
ようにすることを解決課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段および効果】そこで、本発
明の主たる発明では、被検出対象の画像を撮像して当該
被検出対象上に表れる凹凸状の欠陥を検出する欠陥検出
装置において、前記撮像画像の各画素の明度を所定のし
きい値で2値化する第1の2値化手段と、前記撮像画像
の各画素の明度の変化量を演算する微分手段と、前記微
分手段によって演算された各画素の明度の変化量を所定
のしきい値で2値化する第2の2値化手段と、前記第1
の2値化手段によって所定のしきい値以下の明度とな
り、かつ前記第2の2値化手段によって所定のしきい値
以上の明度変化量となる画素の座標位置を求め、この座
標位置に凹凸状の欠陥があることを検出する検出手段と
を具えるようにしている。
【0013】かかる構成によれば、撮像画像の各画素の
明度が所定のしきい値で2値化され、この所定のしきい
値以下の明度となるものとして、ボイド等の凹凸状の欠
陥とムラとが抽出される。
【0014】さらに、撮像画像の各画素の明度の変化量
が演算され、この演算された各画素の明度の変化量が所
定のしきい値で2値化され、この所定のしきい値以上の
明度変化量となるものとして、ボイド等の凹凸状の欠陥
と表面に印字された文字や回路パターンとが抽出され
る。
【0015】よって、これら2種類のしきい値によって
抽出された領域のうちで、共通の座標位置を有する領域
を求めることにより、凹凸状の欠陥が検出される。
【0016】このように、本発明によれば、各種領域を
抽出する過程で本来検出すべき凹凸状の欠陥と欠陥でな
いムラとが明確に識別されるので、欠陥検出の精度が飛
躍的に向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る欠陥検出装置および方法の実施の形態について説明す
る。
【0018】図1(a)は、実施の形態において想定し
ている欠陥検査対象物であるICモールド1を示す平面
図であり、このICモールド1の表面には、欠陥である
ボイド3と、表面ムラ(汚れ)4と、印字された文字
「123」が現れている。
【0019】・第1の実施の形態 以下、上記ボイド3の座標位置を検出する処理手順につ
いて図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0020】まず、図1(b)に示すように、図示せぬ
カメラによって撮像すべき検査領域2がICモールド1
表面に設定される(ステップ101)。
【0021】そして、上記検査領域2が明暗の濃淡画像
として上記カメラによって撮像され、この撮像画像の各
画素の明度が、上記ボイド3と正常な部分とを識別する
ためのしきい値C1によって2値化(明度の高い領域は
論理「1」、明度の低い領域は論理「0」に2値化)さ
れる(ステップ102)。
【0022】この結果、上記しきい値C1以下の明度と
なる画素の領域(これをブロブという)が求められる。
【0023】すなわち、図1(c)に示すように、各ブ
ロブP1、P2の重心座標位置G1(X1、Y1)、G2(X
2、Y2)が求められ、これら重心座標位置G1、G2が、
各ブロブP1、P2に対応づけられて所定のメモリに記憶
されるとともに、抽出したブロブの数n(=2)が上記
メモリに記憶される。ここで、抽出されるブロブは、ボ
イド3を示すブロブP1と表面ムラ4を示すブロブP2で
あり、印字された文字5については明度が高く、上記し
きい値C1以上の明度を有しているので、ブロブとして
抽出されない(ステップ103)。
【0024】ついで、上記カメラによって撮像された検
査領域2の濃淡画像の各画素の明度の変化量(明度勾
配)を求める微分演算処理が実行される(ステップ10
4)。
【0025】そして、微分処理された撮像画像の各画素
の明度変化量が、上記ボイド3と正常な部分とを識別す
るためのしきい値C2によって2値化される(ステップ
105)。そして、上記しきい値C2以上の明度変化量
となるブロブが求められる。
【0026】すなわち、図1(d)に示すように、各ブ
ロブP3、P4、P5、P6の重心座標位置G3(X3、Y
3)、G4(X4、Y4)、G5(X5、Y5)、G6(X6、
Y6)が求められ、これら重心座標位置G3、G4、G5、
G6が、各ブロブP3、P4、P5、P6に対応づけられて
所定のメモリに記憶される。ここで、抽出されるブロブ
は、ボイド3を示すブロブP3と印字された文字「12
3」をそれぞれ示すブロブP4、P5、P6である。表面
ムラ(汚れ)4については、境界エッジが明確ではなく
明度変化量が低いので、上記しきい値C2よりも明度変
化量が小さく、ブロブとして抽出されない(ステップ1
06)。
【0027】ついで、上記ステップ103で記憶された
各ブロブP1、P2の重心座標位置G1、G2と、上記ステ
ップ106で記憶された各ブロブP3、P4、P5、P6の
重心座標位置G3、G4、G5、G6との距離が一致してい
るものを、ボイド3であると判断する処理が実行され
る。
【0028】すなわち、まず上記ステップ103で記憶
された各ブロブPi(i=1、2)を示すiを1にイニ
シャライズして(ステップ107)、このブロブPiの
重心座標位置Gi(i=1、2)と、上記ステップ10
6で記憶された各ブロブP3、P4、P5、P6の重心座標
位置G3、G4、G5、G6との距離が所定のしきい値C3
以下であるか否かが判断される。このしきい値C3は、
両ブロブの重心位置が一致しているか否かを判断するた
めのしきい値である(ステップ109)。
【0029】両ブロブの重心位置間の距離が上記しきい
値C3よりも大きい場合には、iを+1インクリメント
して(ステップ111)、iがnに達するまでステップ
109の処理が実行される(ステップ108)。
【0030】この結果、図1(c)と図1(d)から明
らかなように、ブロブP1の重心座標位置G1とブロブ
P3の重心座標位置G3との距離がしきい値C3以下とな
るので(ステップ109の判断YES)、この座標位置
G1またはG3にボイド3の重心があると判定することが
できる(ステップ110)。なお、ボイド3が2以上あ
る場合には、破線Dに示すように、ステップ110から
ステップ111に移行するループを設けるようにすれば
よい。 ・第2の実施の形態 つぎに、微分演算処理を行う領域を減少させることによ
り処理の高速化を図ることができる実施の形態について
図4を参照して説明する。
【0031】同図4に示すようにステップ201、20
2、203では、図3のステップ101、102、10
3と同様に検査領域2全体Aについて明度を2値化して
しきい値C1以下の明度となるブロブP1、P2の重心座
標位置G1、G2を記憶する処理がなされるが、つぎの段
階では、上記ブロブP1、P2のいずれかがボイド3であ
ることが明らかであるので、ブロブP1、P2の重心座標
位置G1、G2の周囲の一定の大きさB(B<A)の局所
領域6についてのみ微分演算処理を行い、極力少ない領
域のみを微分処理することでボイド3を探索するように
している。
【0032】すなわち、上記ステップ203で記憶され
た各ブロブPi(i=1、2)を示すiを1にイニシャ
ライズして(ステップ204)、iがnに達するまで以
下のステップ206〜ステップ209の処理を繰り返し
実行する(ステップ211、205)。
【0033】すなわち、図2(a)に示すように、ブロ
ブPiの重心座標位置Gi(i=1、2)を中心とする
所定の大きさBの矩形の局所領域6が生成される(ステ
ップ206)。そして、この局所領域6の濃淡画像の各
画素の明度の変化量(明度勾配)を求める微分演算処理
が実行される(ステップ207)。
【0034】そして、微分処理された局所領域6の各画
素の明度変化量が、上記ボイド3と正常な部分とを識別
するためのしきい値C2によって2値化される(ステッ
プ208)。そして、上記しきい値C2以上の明度変化
量となるブロブが求められる。この場合、図2(b)に
示すように、ボイド3を示すブロブP3のみが求めら
れ、その重心座標位置G3(X3、Y3)が求められ、こ
れら重心座標位置G3が、ブロブP3に対応づけられて所
定のメモリに記憶される。なお、印字された文字「12
3」を示すブロブP4、P5、P6については局所領域6
外にあるので、ブロブとして抽出されない。また、表面
ムラ(汚れ)4については、境界エッジが明確ではなく
明度変化量が低いので、上記しきい値C2よりも明度変
化量が小さく、ブロブとして抽出されることはない(ス
テップ209)。
【0035】ついで、上記ステップ203で記憶された
各ブロブP1、P2の重心座標位置G1、G2と、上記ステ
ップ209で記憶された各ブロブP3の重心座標位置G3
との距離が一致しているものを、ボイド3であると判断
する処理が実行される。
【0036】この結果、図2(a)と図2(b)から明
らかなように、ブロブP1の重心座標位置G1とブロブ
P3の重心座標位置G3との距離が一致するので、この座
標位置G1またはG3がボイド3の重心であると判定する
ことができる。なお、上述したように距離が一致したか
否かの判定を行うことなく、ステップ209の判断YE
Sとなった時点(プロブP3検出時点)で、それがボイ
ド3であると判断してもよい(ステップ210)。
【0037】なお、ボイド3が2以上ある場合には、破
線Eに示すように、ステップ210からステップ211
に移行するループを設けるようにすればよい。
【0038】以上のように、この第2の実施の形態によ
れば、微分する領域の大きさBが全体Aを微分処理する
場合に較べて小さくなる。しかも、明度が低い領域の周
囲についてのみ微分処理を行うことによりボイド3を探
索するようにしたので、探索の過程で印字文字5を示す
ブロブについては抽出されない。
【0039】このため演算処理を高速に行うことができ
る。また、検査領域2全体を微分処理した画像を記憶す
るためには大容量のメモリを必要とするが、この実施の
形態によれば、記憶すべき領域を少なくすることができ
るので、大容量のメモリは不要となる。このため、装置
のコストを低減することができる。
【0040】・第3の実施の形態 つぎに、上記第2の実施の形態とは逆に、明度の2値化
演算処理を行う領域を減少させることにより処理の高速
化を図ることができるようにしてもよい。
【0041】すなわち、図5に示すようにステップ30
1、302、303では、図3のステップ101、10
4、105と同様に検査領域2全体Aについて明度変化
量をしきい値C2によって2値化する処理がなされる。
【0042】ついで、ステップ304では、そして、上
記しきい値C2以上の明度変化量となるブロブが求めら
れる。
【0043】すなわち、ボイド3を示すブロブP1と印
字された文字「123」をそれぞれ示すブロブP2、P
3、P4が抽出され、これらブロブの重心座標位置G1〜
G4が記憶されるとともに、ブロブの数n(=4)が記
憶される(ステップ304)。
【0044】つぎの段階では、上記ブロブP1、P2、P
3、P4のいずれかがボイド3であることが明らかであ
るので、ブロブP1、P2、P3、P4の重心座標位置G
1、G2、G3、G4の周囲の一定の大きさB(B<A)の
局所領域6についてのみ明度をしきい値C1によって2
値化する処理を行い、極力少ない領域のみを2値化処理
することでボイド3を探索する。
【0045】すなわち、上記ステップ304で記憶され
た各ブロブPi(i=1、2、3、4)を示すiを1に
イニシャライズして(ステップ305)、iがnに達す
るまで以下のステップ307〜ステップ309の処理を
繰り返し実行する(ステップ311、306)。
【0046】すなわち、ブロブPiの重心座標位置Gi
(i=1、2、3、4)を中心とする所定の大きさBの
矩形の局所領域6が生成され(ステップ307)、この
局所領域6の濃淡画像の各画素の明度をしきい値C1に
よって2値化する処理が実行される(ステップ30
8)。
【0047】そして、上記しきい値C1以下の明度とな
るブロブが求められる。この場合、ボイド3を示すブロ
ブP5のみが抽出される。表面ムラ4を示すブロブにつ
いては、局所領域6外にあるので、ブロブとして抽出さ
れない(ステップ309)。
【0048】ついで、上記ステップ304で記憶された
各ブロブP1、P2、P3、P4の重心座標位置G1、G2、
G3、G4と、上記ステップ309で記憶されたブロブP
5の重心座標位置G5との距離が一致しているものを、ボ
イド3であると判断する処理が実行される。
【0049】この結果、ブロブP1の重心座標位置G1
とブロブP5の重心座標位置G5との距離が一致するの
で、この座標位置G1またはG5がボイド3の重心である
と判定することができる。なお、上述したように距離が
一致したか否かの判定を行うことなく、ステップ309
の判断YESとなった時点(プロブP5検出時点)で、
それがボイド3であると判断してもよい(ステップ31
0)。
【0050】なお、ボイド3が2以上ある場合には、破
線Fに示すように、ステップ310からステップ311
に移行するループを設けるようにすればよい。
【0051】以上のように、この第3の実施の形態によ
れば、明度を2値化する領域の大きさBが全体Aを2値
化処理する場合に較べて小さくなる。しかも、明度変化
量が高い領域の周囲についてのみ明度の2値化処理を行
うことによりボイド3を探索するようにしたので、探索
の過程で、表面ムラ(汚れ)4を示すブロブについては
抽出されない。
【0052】このため演算処理を高速に行うことができ
る。
【0053】なお、上述した実施の形態では、ICモー
ルド表面にボイド3という欠陥が発生することを想定し
ているが、検査すべき検査対象物、欠陥の種類について
は、任意である。
【0054】たとえば、ウエハチップ上に現れる凹凸欠
陥、セラミック基板上に現れる凹凸欠陥、回路パターン
上の凹凸欠陥、積層基板側面に現れる凹欠陥を検出する
場合に適用可能である。
【0055】この場合、検出すべき欠陥の種類によっ
て、その欠陥部分の明度や明度変化量が異なるので、欠
陥の種類に応じて、上記しきい値C1、C2を異ならせる
ようにしてもよい。
【0056】また、本発明としては電子部品の欠陥検出
に限定されることなく、凹凸状の欠陥を検出するのであ
れば、任意の検査対象物に適用可能である。
【0057】なお、上述した実施の形態を実施する態様
としては、以下のような場合が考えられる。
【0058】すなわち、上記第1の実施の形態ないし第
3の実施の形態の処理内容を適宜、フロッピィディスク
に格納して、欠陥検査を行うユーザ、オペレータに流
通、配布してもよい。また、流通配布する記憶媒体とし
ては、フロッピィディスク以外のハードディスク、IC
カード、CD−ROMといった記憶媒体であってもよ
い。
【0059】また、流通させる態様としては、上述した
ように携行自在の記憶媒体を配布する態様だけでなく
て、本実施の形態のソフトウェアを利用するハードウェ
アと、本実施の形態のソフトウェアを開発し、このソフ
トウェアを収容した開発用のコンピュータとを、公衆回
線やネットワークによって通信自在に接続し、これらネ
ットワーク等を介して、流通させる態様であってもよ
い。
【0060】また、上記流通、配布する際、ソフトウェ
アを利用するハードウェア(欠陥検出装置)にソフトウ
ェアをインストールするために、インストーラを添付し
て流通配布してもよく、ソフトウェアを容量圧縮したデ
ータを流通、配布してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(d)は、本発明に係る欠陥の検
出装置および方法の実施の形態の検査対象物の平面図で
あり、欠陥検査の処理手順を説明するために用いた図で
ある。
【図2】図2(a)、(b)は、演算処理を高速に行う
ことができる欠陥検査方法を説明するために用いた図で
ある。
【図3】図3は実施の形態で行われる処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】図3は明度変化量を演算する領域を減少するこ
とができる処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図5は明度の2値処理をする領域を減少するこ
とができる処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
フロントページの続き (72)発明者 中川路 良彦 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 (72)発明者 猪本 徹 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出対象の画像を撮像して当該被
    検出対象上に表れる凹凸状の欠陥を検出する欠陥検出装
    置において、 前記撮像画像の各画素の明度を所定のしきい値で2値化
    する第1の2値化手段と、 前記撮像画像の各画素の明度の変化量を演算する微分手
    段と、 前記微分手段によって演算された各画素の明度の変化量
    を所定のしきい値で2値化する第2の2値化手段と、 前記第1の2値化手段によって所定のしきい値以下の明
    度となり、かつ前記第2の2値化手段によって所定のし
    きい値以上の明度変化量となる画素の座標位置を求め、
    この座標位置に凹凸状の欠陥があることを検出する検出
    手段とを具えた欠陥検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の2値化手段の所定のしき
    い値および前記第2の2値化手段の所定のしきい値は、
    検出すべき凹凸状の欠陥の種類に応じて異ならせるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の欠陥検出装置。
  3. 【請求項3】 被検出対象の画像を撮像して当該被
    検出対象上に表れる凹凸状の欠陥を検出する欠陥検出装
    置において、 前記撮像画像の各画素の明度を所定のしきい値で2値化
    する第1の2値化手段と、 前記第1の2値化手段によって所定のしきい値以下の明
    度となる画素の座標位置を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段によって記憶された画素を含む所定の大き
    さの局所領域を設定し、この局所領域の各画素の明度の
    変化量を演算する微分手段と、 前記微分手段によって演算された各画素の明度の変化量
    を所定のしきい値で2値化する第2の2値化手段と、 前記2の2値化手段によって所定のしきい値以上の明度
    変化量となる画素の座標位置を求め、この座標位置に凹
    凸状の欠陥があることを検出する検出手段とを具えた欠
    陥検出装置。
  4. 【請求項4】 被検出対象の画像を撮像して当該被
    検出対象上に表れる凹凸状の欠陥を検出する欠陥検出装
    置において、 前記撮像画像の各画素の明度の変化量を演算する微分手
    段と、 前記微分手段によって演算された各画素の明度の変化量
    を所定のしきい値で2値化する第1の2値化手段と、 前記第1の2値化手段によって所定のしきい値以上の明
    度変化量となる画素の座標位置を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段によって記憶された画素を含む所定の大き
    さの局所領域を設定し、この局所領域の各画素の明度を
    所定のしきい値で2値化する第2の2値化手段と、 前記2の2値化手段によって所定のしきい値以下の明度
    となる画素の座標位置を求め、この座標位置に凹凸状の
    欠陥があることを検出する検出手段とを具えた欠陥検出
    装置。
  5. 【請求項5】 被検出対象の画像を撮像して当該被
    検出対象上に表れる凹凸状の欠陥を検出する欠陥検出方
    法において、 前記撮像画像の各画素の明度を所定のしきい値で2値化
    する第1の2値化ステップと、 前記撮像画像の各画素の明度の変化量を演算する微分ス
    テップと、 前記微分ステップによって演算された各画素の明度の変
    化量を所定のしきい値で2値化する第2の2値化ステッ
    プと、 前記第1の2値化ステップによって所定のしきい値以下
    の明度となり、かつ前記第2の2値化ステップによって
    所定のしきい値以上の明度変化量となる画素の座標位置
    を求め、この座標位置に凹凸状の欠陥があることを検出
    する検出ステップとを具えた欠陥検出方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の2値化ステップの所定の
    しきい値および前記第2の2値化ステップの所定のしき
    い値は、検出すべき凹凸状の欠陥の種類に応じて異なら
    せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の欠陥検
    出方法。
  7. 【請求項7】 被検出対象の画像を撮像して当該被
    検出対象上に表れる凹凸状の欠陥を検出する欠陥検出方
    法において、 前記撮像画像の各画素の明度を所定のしきい値で2値化
    する第1の2値化ステップと、 前記第1の2値化ステップによって所定のしきい値以下
    の明度となる画素の座標位置を記憶する記憶ステップ
    と、 前記記憶ステップによって記憶された画素を含む所定の
    大きさの局所領域を設定し、この局所領域の各画素の明
    度の変化量を演算する微分ステップと、 前記微分ステップによって演算された各画素の明度の変
    化量を所定のしきい値で2値化する第2の2値化ステッ
    プと、 前記2の2値化ステップによって所定のしきい値以上の
    明度変化量となる画素の座標位置を求め、この座標位置
    に凹凸状の欠陥があることを検出する検出ステップとを
    具えた欠陥検出方法。
  8. 【請求項8】 被検出対象の画像を撮像して当該被
    検出対象上に表れる凹凸状の欠陥を検出する欠陥検出方
    法において、 前記撮像画像の各画素の明度の変化量を演算する微分ス
    テップと、 前記微分ステップによって演算された各画素の明度の変
    化量を所定のしきい値で2値化する第1の2値化ステッ
    プと、 前記第1の2値化ステップによって所定のしきい値以上
    の明度変化量となる画素の座標位置を記憶する記憶ステ
    ップと、 前記記憶ステップによって記憶された画素を含む所定の
    大きさの局所領域を設定し、この局所領域の各画素の明
    度を所定のしきい値で2値化する第2の2値化ステップ
    と、 前記2の2値化ステップによって所定のしきい値以下の
    明度となる画素の座標位置を求め、この座標位置に凹凸
    状の欠陥があることを検出する検出ステップとを具えた
    欠陥検出方法。
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