JPH0930578A - 帯刃カセット - Google Patents

帯刃カセット

Info

Publication number
JPH0930578A
JPH0930578A JP18140895A JP18140895A JPH0930578A JP H0930578 A JPH0930578 A JP H0930578A JP 18140895 A JP18140895 A JP 18140895A JP 18140895 A JP18140895 A JP 18140895A JP H0930578 A JPH0930578 A JP H0930578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band blade
hollow case
opening
band
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18140895A
Other languages
English (en)
Inventor
Suehiro Mizukawa
末弘 水河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP18140895A priority Critical patent/JPH0930578A/ja
Publication of JPH0930578A publication Critical patent/JPH0930578A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲刃に曲げ加工される鋼製の帯刃を中空ケー
スに収めて取り扱うことができるようにすることによっ
て、熟練工は勿論、素人工であっても帯刃の取扱中にそ
の鋭利な刃先で手や身体を切るといった危険がまったく
なくなるようにする。 【構成】 中空ケース内に回転テーブル4を設ける。渦
巻き状に巻回した帯刃1を回転テーブル4に載せて中空
ケースに収容する。中空ケースに設けた開口部21に帯
刃1の先端部11を臨ませると共に、その開口部21に
可動カバー3が設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋭利な刃先を有す
る帯刃を中空ケースに収容した帯刃カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】紙製、プラスチック製、木製などの種々
の板材を様々な形状に打ち抜いたりそれらの板材に破線
状の切り目を入れたりすることなどに用いられる曲刃
(トムソン刃がこれに該当する)は、まっすぐな帯刃の
適所を曲げ加工装置で所望の形状に折曲げることにより
製作されている。
【0003】従来より、曲げ加工装置への帯刃の給送方
法として次に掲げる方法が採用されていた。その1つ
は、渦巻き状に巻回された帯刃(巻回帯刃という)を回
転テーブルに載置しておき、その巻回帯刃の先端部を回
転テーブルを追従回転させながら引き出し、その巻き癖
をまっすぐに矯正した後、曲げ加工装置に給送する方法
である。他の1つは、定寸に切断されているまっすぐな
帯刃を曲げ加工装置に給送する方法である。
【0004】帯刃はその端縁に鋭利な刃先を有してい
る。そして、巻回帯刃にあってはそれ自体の強いばね性
で巻回状態が緩む方向に常時付勢されている。この巻回
帯刃は一般に段ボール箱に収容して売買されており、曲
げ加工業者は人手によって段ボール箱から取り出した巻
回帯刃を上記の回転テーブルに載置している。他方、定
寸のまっすぐな帯刃についても一般に段ボール箱に収容
して売買されており、曲げ加工業者は人手によって段ボ
ール箱から取り出したしなやかなばね性を有する定寸の
帯刃を給送部に載置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、帯刃
の曲げ加工に携わる熟練工が激減している反面で、素人
工の増加傾向が顕著である。このような状況下では帯刃
取扱上の安全性を高めることが不可欠である。
【0006】しかしながら、巻回帯刃については、それ
自体の強いばね性で巻回状態が緩む方向に常時付勢され
ているにもかかわらず、人手で段ボール箱から取り出し
て回転テーブルに載置しなければならないので、熟練工
であっても段ボール箱から取り出したときに巻回帯刃が
跳ねてその鋭利な刃先で手や身体を切ってしまうという
多大な危険があり、ましてや素人工ではその取扱いに慣
れていないので危険性がきわめて大きなものになる。定
寸のまっすぐな帯刃についても、それ自体がしなやかな
ばね性を有しているので、段ボール箱から取り出して取
り扱うときに鋭利な刃先で手や身体を切るという危険が
大きい。
【0007】帯刃の曲げ加工中においても、帯刃の鋭利
な刃先は上を向いて外部に露出しているので、作業者が
不慮にその刃先に触って手や身体を切ってしまう危険が
あった。
【0008】本発明は以上の事情の下でなされたもので
あり、帯刃を中空ケースに収めて取り扱うことができる
ようにすることによって、熟練工は勿論、素人工であっ
ても帯刃の取扱中にその鋭利な刃先で手や身体を切ると
いった危険がまったくなくなる帯刃カセットを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の帯刃カセット
は、帯刃と、この帯刃を引出し可能に収容する中空ケー
スと、この中空ケースに設けられて上記帯刃の先端部が
臨まされる開口部と、この開口部を開閉する可動カバー
と、を有する、というものである。
【0010】また、本発明の帯刃カセットは、中空ケー
ス内に設けられた回転テーブルにその中空ケースに渦巻
き状に巻回して収容された長尺の帯刃が載置されてお
り、この巻回帯刃から引き出された帯刃の先端部が上記
中空ケースに設けられた開口部に臨まされていると共
に、この開口部に、閉位置でこの開口部に臨んでいる帯
刃の先端部を覆い開位置でこの開口部に臨んでいる帯刃
の先端部をその開口部で露出させる可動カバーが設けら
れている、というものである。
【0011】これらの発明において、中空ケースの平面
視形状が矩形であり、その中空ケースのコーナ部が凹入
状に欠除されて開口部が形成されているという構成を採
用したり、中空ケースの平面視形状が円形であるという
構成を採用することが可能である。また、可動カバー
が、中空ケースの開口部を閉じる方向に常時弾発付勢さ
れていることが望ましい。
【0012】上記のように構成された発明の帯刃カセッ
トは、帯刃が中空ケースに収容されており、しかも中空
ケースの開口部に臨んでいる帯刃の先端部は閉位置の可
動カバーで覆われていので、帯刃を曲げ加工装置のとこ
ろに運搬してセットするようなときに、中空ケースを手
で持って取り扱えるようになる。
【0013】また、帯刃が回転テーブルに載置されてい
ると、可動カバーを開いて中空ケースの開口部から帯刃
を引き出すときに、その引出しに追従して回転テーブル
が巻回帯刃を乗せたまま回転するので、帯刃が鋼製であ
るとしても、円滑に引き出される。
【0014】さらに本発明の帯刃カセットは、中空ケー
ス内の開口部の近傍箇所に、巻回帯刃から引き出された
帯刃の先端部近傍箇所を挾圧保持する動作とその挾圧保
持状態を解除する動作とを行う保持機構が設けられてお
り、可動カバーの開位置から閉位置への移動に連動して
上記保持機構が挾圧保持状態を解除した状態から挾圧保
持状態になり、可動カバーの閉位置から開位置への移動
に連動して上記保持機構が挾圧保持状態から挾圧保持状
態を解除した状態になるように構成することが可能であ
り、また、保持機構が、挾圧保持状態と挾圧保持状態を
解除した状態との間で動作するときに帯刃の先端部近傍
箇所に接離されるパッドを備えており、このパッドに擦
れる帯刃の表面がそのパッドによってクリーニングされ
るように構成することも可能である。
【0015】このように構成された帯刃カセットによれ
ば、帯刃を曲げ加工装置のところに運搬してセットする
ときのように可動カバーが閉じているときには帯刃の先
端部近傍箇所が保持機構で挾圧保持されているので、帯
刃が自然に引き出されてしまったり帯刃の先端部が中空
ケースの中に引き込まれてしまったりするといった事態
が起こらない。帯刃の先端部近傍箇所に対する挾圧保持
状態は、可動カバーが開いたときには解除されているの
で、可動カバーを開いて帯刃を曲げ加工装置に円滑に給
送することが可能である。また、保持機構が帯刃の表面
を擦ってクリーニングするパッドを備えていると、帯刃
が曲げ加工装置に給送されるときにその帯刃に付着して
いたごみやほこりが除去される。
【0016】本発明の帯刃カセットは、中空ケースに吸
湿剤が収容されており、中空ケースの開口部に、帯刃の
先端部を挿通させるスリット状の開口を備えた閉塞部が
設けられているという構成を採用することも可能であ
る。
【0017】この構成を採用すると、中空ケースの中が
乾燥状態に保たれるので、鋼製の帯刃の発錆が抑制され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る帯刃カセット
の外観を概略で示した斜視図、図2は帯刃カセットの内
部構造の説明図、図3は帯刃カセットの概略的な垂直断
面図、図4は図2のIV方向から見た概略拡大図、図5
は保持機構の説明図である。
【0019】この帯刃カセットCは、鋼製の帯刃1、こ
の帯刃1を引出し可能に収容するプラスチック製の中空
ケース2、この中空ケース2に設けられて上記帯刃1の
先端部11が臨まされる開口部21、この開口部21を
開閉する可動カバー3などを有している。
【0020】中空ケース2はその平面視形状が方形であ
って、下ケース22と上ケース23とを接着あるいはビ
ス等で固着もしくは図示しないが両ケース22,23の
側面に設けたバックル等の留め具あるいは係合手段によ
り着脱可能に固着して構成しており、その中央部には丸
孔24が開設されている。この中空ケース2の内部に円
形の回転テーブル4が設けられている。回転テーブル4
は中心部にボス部41を備えており、このボス部41が
上ケース23で位置決めされることによって、この回転
テーブル4が中空ケース2内の定位置で回転自在となっ
ている。ボス部41は所定角度(180度)隔てた2箇
所に凹入状の係合溝45,45を有する。開口部21
は、中空ケース2の1つのコーナ部を凹入状に欠除する
ことによって形成されている。
【0021】帯刃1は長尺であって、図2および図3の
ように渦巻き状に巻回された巻回帯刃1aの形に保形さ
れて上記回転テーブル4に載置されている。そして、こ
の巻回帯刃1aから引き出された先端部11が中空ケー
ス2の開口部21に臨まされている。
【0022】可動カバー3は発錆しにくいコ字形の金属
板、この実施形態ではステンレス鋼板で作られている。
この可動カバー3は上記開口部21に臨んでいる帯刃1
の先端部11を図3の実線で示すように覆う閉位置と、
中空ケース2内に退入して帯刃1の先端部11を図3の
仮想線で示すように開口部21で外部に露出させる開位
置との間で開閉動可能に開口部21に取り付けられてお
り、しかも中空ケース2側に保持されたばね体32によ
って開口部21を閉じる方向に常時弾発付勢されてい
る。上記開口部21への可動カバー3の具体的な取付構
造には、たとえば次の構造を採用することができる。す
なわち、図2で類推できるように、中空ケース2に凹入
部25を形成しておき、この凹入部25に可動カバー3
の後端部31を前後方向にスライド自在に嵌合すると共
に、可動カバー3に形成した折曲片33を中空ケース2
(下ケース22)に形成したばね体収容凹部26に嵌
め、このばね体収容凹部26の端壁と上記折曲片33と
の係合によって可動カバー3を抜止めするといった構造
を採用することが可能である。なお、この実施形態で
は、ばね体収容凹部26に配備したねじりばねでなるば
ね体32の力によって可動カバー3が開口部21を閉じ
る方向(図1に矢符Bで示してある)に常時弾発付勢さ
れている。
【0023】中空ケース2の開口部21に閉塞部28が
設けられている。この閉塞部28は、中空ケース2の開
口部21を可動カバー3が閉位置にあるか開位置にある
かに関係なく常時閉塞する機能を有している。したがっ
て、図2および図4のように、この閉塞部28にはスリ
ット状の開口29が具備され、その開口29に帯刃1の
先端部11が挿通されている。他方、中空ケース2には
吸湿剤6が収容されている。この実施形態においては、
下ケース22に形成した凹所61を利用して吸湿剤6を
収容させてある。こうしておくと、上記閉塞部28によ
って開口部21が閉じられている中空ケース2の内部空
間が常時乾燥した状態に保たれるので、その中空ケース
2に収容されている鋼製の巻回帯刃1aが発錆しにくく
なる。
【0024】中空ケース2内の開口部21の近傍箇所に
保持機構5が設けられている。図5のように、この実施
形態において、保持機構5は、中空ケース2に保持され
たパッド51と、中空ケース2に突設された軸部27に
中間部が揺動自在に支持された揺動アーム52と、この
揺動アーム52の一端部に設けられたパッド53とを備
えている。そして、上記軸部27に取り付けられたねじ
りばねでなるばね体54の力によって、揺動アーム52
が図5において反時計方向に常時弾発付勢されている。
また、揺動アーム52の他端部55は、上記可動カバー
3の後端部で突出されている係合片56と対向してお
り、可動カバー3が図5の仮想線のように開いたときに
は、揺動アーム52が係合片56に押され、ばね体54
の力に抗して時計方向に揺動し、上記パッド53が帯刃
1の先端部11の表面から離れるのに対し、可動カバー
3が図5の実線のように閉じたときには、揺動アーム5
2がばね体54の力で反時計方向に揺動して上記パッド
53が帯刃1の先端部11の表面に弾接するようになっ
ている。可動カバー3が閉じているときには、揺動アー
ム52側のパッド53と上記した中空ケース2側のパッ
ド51とによって帯刃1の先端部11が挾圧保持され、
この状態では、中空ケース2が運搬中などに振動したと
しても、帯刃1の先端部11が中空ケース2の中に引き
込まれてしまうことはない。
【0025】本発明の帯刃カセットCは上記した実施形
態の構成に限定されるものではない。たとえば、この実
施形態では、保持機構5を、可動カバー3の開位置から
閉位置への移動に連動して保持機構5が帯刃1の先端部
11に対する挾圧保持状態を解除した状態から挾圧保持
状態になり、可動カバー3の閉位置から開位置への移動
に連動して保持機構5が挾圧保持状態から挾圧保持状態
を解除した状態になるように構成してあるけれども、帯
刃1の先端部11の表面を両側からパッドで摺動可能に
挾んだだけの構成であってもよい。また、中空ケース2
の形は方形に限定されず、図6のように円形であっても
よい。なお、図6において矢符Dは可動カバー3のスラ
イド方向を表している。
【0026】上記のように構成された帯刃カセットC
は、中空ケース2を手で持って運搬したり後述する曲げ
加工装置のところにセットしたりすることができるの
で、巻回帯刃1aの鋭利な刃先で手や身体を切ったりす
るおそれがまったくない。そのため、安全な取扱いが可
能である。
【0027】次に、上記の帯刃カセットCを使用対象と
する帯刃給送装置について略述する。
【0028】図7および図8において、71は曲げ加工
装置、72は湾曲している帯刃1をまっすぐに矯正する
ための矯正装置、73は複数の帯刃カセットC…をスト
ックするためのストッカーである。ストッカー73に
は、その背面に設けられている開閉扉74を開いて図8
の矢印Zで示す高さ位置で帯刃カセットCを出し入れで
きるようになっており、ストッカー73の内部では複数
のカセットCが多段に収納されるようになっている。な
お、帯刃カセットCを出し入れする高さ位置は、作業者
が無理な姿勢をとらずに最も出し入れしやすい位置、た
とえば作業者の腰よりも少し上位の位置であることが望
ましい。ストッカー73は多段に収納されている帯刃カ
セットC1〜C8の全部を同時に昇降させて所定の帯刃
カセットだけを上記矯正装置72の帯刃給送レベルに合
わせる機能を備えたエレベータ機構を備えている。ま
た、このストッカー73には回転軸75とその駆動モー
タ76とが設けられており、回転軸75の先端に、羽根
77が設けられている。そして、この羽根77が、スト
ッカー73内で上記帯刃給送レベルに合わされた帯刃カ
セットCにおけるボス部41の係合溝45,45に図3
のように嵌合して係合するようになっている。
【0029】ストッカー73には作業員が手で帯刃カセ
ットCを搬入する。その際、可動カバー3は閉じてお
り、しかも帯刃1の先端部近傍箇所が保持機構5で挾圧
保持されているので、帯刃1が自然に引き出されてしま
ったり帯刃1の先端部11が中空ケース2の中に引き込
まれてしまったりするといった事態が起こらないので安
全である。
【0030】図9〜図11に、帯刃カセットCの中空ケ
ース2から帯刃1を引き出して上記矯正装置72に給送
するための帯刃引出機構8とその作用を例示してある。
この帯刃引出機構8は、矯正装置72の入口箇所74
と、ストッカー73内で上記帯刃給送レベルに合わされ
た帯刃カセットCにおける中空ケース2の開口部21と
の間で往復動される引出ヘッド81と、引出ヘッド81
の往復動を案内するガイド82と、往復動駆動機構83
とからなる。図示例示のように、引出ヘッド81にはモ
ータ84で駆動される支えローラ85と、この支えロー
ラ85に対する遠近方向に移動可能でかつばね86によ
り支えローラ85に近づく方向に付勢された押えローラ
87とを備えている。また、上記往復動駆動機構83は
モータ88で起動停止が行われるねじ軸89とこのねじ
軸89がねじ込まれたナット体91とでなる。
【0031】この構成の帯刃引出機構8において、図9
のように引出ヘッド81が矯正装置72の入口箇所74
に位置している状態が初期状態である。この初期状態か
らモータ85を駆動して支えローラ85を時計方向に回
転させながら往復動駆動機構83を起動して引出ヘッド
81を往動させると、図10の矢符Xのように、引出ヘ
ッド81が可動カバー3をばね体32の力に抗して後退
させながら開口部21に進入し、その開口部21に臨ん
でいる帯刃1の先端部11の片面側に支えローラ85が
接触し、その他面側に押えローラ87が乗り上げる。こ
のため、帯刃1の先端部11が支えローラ85と押えロ
ーラ87とで挾まれると同時に、支えローラ85の回転
によって帯刃1が引き出され、図11のように帯刃1が
矯正装置72に給送される。この際、ストッカー73の
モータ76はフリー回転できるように制御されており、
しかも帯刃1は回転テーブル4に載置されている。その
ため、その引出しに追従して回転テーブル4が巻回帯刃
1aを乗せたまま回転するので、帯刃1が円滑に引き出
される。また、図5で判るように、引出ヘッド81が開
口部21に進入して可動カバー3を後退させると、可動
カバー3の係合片56が揺動アーム52の他端部を押し
てパッド53を帯刃1の表面から離反させる。これによ
り、保持機構5による帯刃1に対する挾圧保持状態が解
除されるので、帯刃1の引出しが円滑に行われる。
【0032】矯正装置72を通過することによってまっ
すぐに矯正された帯刃1は、図7や図8に示した曲げ加
工装置71によって所定の形状、たとえば図12に示し
たような形状に曲げ加工され、加工後に切断されて回収
される。所定の帯刃カセットCから引き出された帯刃1
の曲げ加工が終了すると、中空ケース2から引き出され
ている余剰の帯刃1は、ストッカー73のモータ76を
起動して回転軸75を回転させることによってその回転
軸75の羽根77で回転テーブル4を巻取り方向に回転
させると共に、開口部21に進入している引出ヘッド8
1の支えローラ85を送込み方向に回転させることによ
って、中空ケース2内に引き込まれる。このようにして
引き込まれた帯刃1において、その先端部11は図9の
ように開口部21に臨まされる。その後、引出ヘッド8
1は図9の初期状態に戻されて次回の引出に備えられ、
このときの引出ヘッド81の復動により、可動カバー3
はばね体32の力で帯刃1の先端部11を覆う閉位置ま
で復帰する。このとき、保持機構5のパッド51,53
が帯刃1の表面と擦れてその表面をクリーニングするの
で、帯刃に付着していたごみやほこりが除去されて回転
テーブル4の上の巻回帯刃1aが清潔に保たれる。その
上、中空ケース2に収容されている吸湿剤6が中空ケー
ス2の中を常に乾燥状態に保つので、鋼製の帯刃1の発
錆が抑制される。
【0033】本発明の帯刃カセットCから帯刃1を引き
出すために用いられる帯刃引出機構8は図例の構成に限
定されないことは勿論であり、他にロボットなどを用い
ることも可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1〜請求項5に係る発明によれ
ば、帯刃を外部にまったく露出させずに運搬したり曲げ
加工装置のところにセットしたりすることができるの
で、熟練工は勿論、素人工であっても帯刃のそのような
取扱中にその鋭利な刃先で手や身体を切るといった危険
がまったくなくなり、帯刃取扱上の安全性が飛躍的に高
まるという効果がある。
【0035】そして、請求項2に係る発明のように構成
すると、曲げ加工時に帯刃が引き出される動作に追従し
て、その巻回帯刃を載置している回転テーブルが回転し
て帯刃の引出しを助けるので、曲げ加工装置に帯刃を円
滑に給送できるようになる。また、請求項5に係る発明
のように可動カバーが、中空ケースの開口部を閉じる方
向に常時弾発付勢されていると、上述したような取扱中
に、中空ケースの開口部に臨んでいる帯刃の先端部が可
動カバーによって覆われるので、帯刃取扱上の安全性が
いっそう高まるという効果がある。
【0036】請求項6や請求項7に係る発明によれば、
上述したような取扱中に帯刃の先端部が中空ケースの開
口部の外に突き出すことがないので取扱上の安全性がさ
らに向上し、また、中空ケースの中に入ってしまうこと
もないので曲げ加工装置への帯刃の給送に支障をきたす
ことがない。特に、請求項7に係る発明のように、保持
機構に、帯刃をクリーニングするパッドを具備させてお
くと、当該帯刃カセットから曲げ加工装置に給送される
帯刃が常に清潔に保たれ、帯刃に付着したごみやほこり
によって曲げ加工装置が悪影響を受けることがなくなる
という効果がある。
【0037】さらに、請求項8に係る発明によれは、中
空ケースに収容されている吸湿剤によって中空ケースの
中が乾燥状態に保たれるので、鋼製の帯刃の発錆が抑制
されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯刃カセットの実施形態の外観を
概略で示した斜視図である。
【図2】帯刃カセットの内部構造の説明図である。
【図3】帯刃カセットの概略的な垂直断面図である。
【図4】図2のIV方向から見た概略拡大図である。
【図5】保持機構の説明図である。
【図6】帯刃カセットの他の実施形態を示す概略平面図
である。
【図7】曲げ加工装置やストッカーなどを示す概略斜視
図である。
【図8】曲げ加工装置やストッカーなどを示す側面図で
ある。
【図9】帯刃引出機構の作用説明図である。
【図10】帯刃引出機構の作用説明図である。
【図11】帯刃引出機構の作用説明図である。
【図12】曲げ加工された帯刃を例示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 帯刃 1a 巻回帯刃 2 中空ケース 3 可動カバー 4 回転テーブル 5 保持機構 11 帯刃の先端部 21 開口部 28 閉塞部 29 開口 53 パッド C 帯刃カセット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯刃と、この帯刃を引出し可能に収容す
    る中空ケースと、この中空ケースに設けられて上記帯刃
    の先端部が臨まされる開口部と、この開口部を開閉する
    可動カバーと、を有することを特徴とする帯刃カセッ
    ト。
  2. 【請求項2】 中空ケース内に設けられた回転テーブル
    にその中空ケースに渦巻き状に巻回して収容された長尺
    の帯刃が載置されており、この巻回帯刃から引き出され
    た帯刃の先端部が上記中空ケースに設けられた開口部に
    臨まされていると共に、この開口部に、閉位置でこの開
    口部に臨んでいる帯刃の先端部を覆い開位置でこの開口
    部に臨んでいる帯刃の先端部をその開口部で露出させる
    可動カバーが設けられていることを特徴とする帯刃カセ
    ット。
  3. 【請求項3】 中空ケースの平面視形状が矩形であり、
    その中空ケースのコーナ部が凹入状に欠除されて開口部
    が形成されている請求項1または請求項2に記載の帯刃
    カセット。
  4. 【請求項4】 中空ケースの平面視形状が円形である請
    求項1または請求項2に記載の帯刃カセット。
  5. 【請求項5】 可動カバーが、中空ケースの開口部を閉
    じる方向に常時弾発付勢されている請求項1または請求
    項2に記載の帯刃カセット。
  6. 【請求項6】 中空ケース内の開口部の近傍箇所に、巻
    回帯刃から引き出された帯刃の先端部近傍箇所を挾圧保
    持する動作とその挾圧保持状態を解除する動作とを行う
    保持機構が設けられており、可動カバーの開位置から閉
    位置への移動に連動して上記保持機構が挾圧保持状態を
    解除した状態から挾圧保持状態になり、可動カバーの閉
    位置から開位置への移動に連動して上記保持機構が挾圧
    保持状態から挾圧保持状態を解除した状態になるように
    構成してある請求項2に記載の帯刃カセット。
  7. 【請求項7】 保持機構が、挾圧保持状態と挾圧保持状
    態を解除した状態との間で動作するときに帯刃の先端部
    近傍箇所に接離されるパッドを備えており、このパッド
    に擦れる帯刃の表面がそのパッドによってクリーニング
    されるように構成されている請求項6に記載の帯刃カセ
    ット。
  8. 【請求項8】 中空ケースに吸湿剤が収容されており、
    中空ケースの開口部に、帯刃の先端部を挿通させるスリ
    ット状の開口を備えた閉塞部が設けられている請求項2
    に記載の帯刃カセット。
JP18140895A 1995-07-18 1995-07-18 帯刃カセット Pending JPH0930578A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18140895A JPH0930578A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 帯刃カセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18140895A JPH0930578A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 帯刃カセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0930578A true JPH0930578A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16100246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18140895A Pending JPH0930578A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 帯刃カセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0930578A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7082804B2 (en) 2003-07-09 2006-08-01 1500999 Ontario Inc. System and method for bending strip material to create cutting dies
DE102006016254A1 (de) * 2006-03-31 2007-10-11 Fortuna Spezialmaschinen Gmbh Bandmesser und Transportvorrichtung für ein Bandmesser, sowie Verfahren zum Montieren und Demontieren eines Bandmessers
CN112660614A (zh) * 2021-01-06 2021-04-16 上海策力实业有限公司 一种油墨刮刀保存用防锈包装盒

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7082804B2 (en) 2003-07-09 2006-08-01 1500999 Ontario Inc. System and method for bending strip material to create cutting dies
DE102006016254A1 (de) * 2006-03-31 2007-10-11 Fortuna Spezialmaschinen Gmbh Bandmesser und Transportvorrichtung für ein Bandmesser, sowie Verfahren zum Montieren und Demontieren eines Bandmessers
DE102006016254B4 (de) * 2006-03-31 2008-04-03 Fortuna Spezialmaschinen Gmbh Transportvorrichtung für ein endloses Bandmesser, sowie Verfahren zum Montieren und Demontieren eines Bandmessers
CN112660614A (zh) * 2021-01-06 2021-04-16 上海策力实业有限公司 一种油墨刮刀保存用防锈包装盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3364779B2 (ja) カッター機構
EP0092187A1 (en) Support for adhesive tape
JPH0930578A (ja) 帯刃カセット
MXPA02008030A (es) Dispositivo manual que comprende un elemento de aplicacion montado de manera movible para transferir una pelicula de una cinta de soporte a un sustrato.
EP0896200A2 (en) Concave blade manual return measuring tape
JPH0724782A (ja) シート切断方法およびシート切断装置
JPH106279A (ja) カッター機構
JPH09141595A (ja) カッタ装置及びそれを用いたプリンタ
US4108034A (en) Snap cutter apparatus for paper tubes
US3429042A (en) Device for opening plastic film cartridges
US4944441A (en) Tape cutting dispenser
JPH047829Y2 (ja)
US3147897A (en) Tape dispenser
KR102696372B1 (ko) 테이프 커터
JP2005028163A (ja) トイレットペーパホルダー
JPS591922Y2 (ja) 半自動梱包機におけるバンド案内機構
JPH0521795U (ja) トイレツトペーパーホルダー
JPS6016400A (ja) ロ−ル紙切断装置
JP2004058388A (ja) 携帯用切断機
JPS5927587B2 (ja) ハンデイナイフ
JP3048339U (ja) 硬質材加工用プロテクタ
JPH03288845A (ja) 収納ケース
JPH042784Y2 (ja)
JPH0344048Y2 (ja)
JP2878867B2 (ja) フイルムケース蓋開放装置