JPH09305931A - 磁気抵抗効果素子、磁気抵抗効果ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

磁気抵抗効果素子、磁気抵抗効果ヘッド及びその製造方法

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JPH09305931A
JPH09305931A JP9060297A JP6029797A JPH09305931A JP H09305931 A JPH09305931 A JP H09305931A JP 9060297 A JP9060297 A JP 9060297A JP 6029797 A JP6029797 A JP 6029797A JP H09305931 A JPH09305931 A JP H09305931A
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film
magnetic
magnetoresistive
lead
layer
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JP9060297A
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English (en)
Inventor
Michiko Hara
通子 原
Yuichi Osawa
裕一 大沢
Hiroaki Yoda
博明 與田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド型MRヘッドにおいて、狭ギャップ
化に対応した形状で、狭トラックを正確に規定すること
を可能にする。 【解決手段】 再生トラックTR となる磁界応答部を有
するMR膜の上側には、センス電流を供給する一対のリ
ード17が設けられている。この一対のリード17の磁
界応答部側端部には、MR膜15側に設けられ、MR膜
15表面に対して急峻な角度θを有する第1のテーパ部
17aと、この第1のテーパ部17aから連続して設け
られ、MR膜15表面に対してなだらかな角度φを有す
る第2のテーパ部17bとを少なくとも有する多段テー
パ部がそれぞれ設けられている。MR膜15は、下側お
よび上側再生磁気ギャップ膜14、18をそれぞれ介し
て配置された下側および上側磁気シールド層13、19
により挟持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気抵抗効果素子に
関し、特に、磁気ディスク装置の再生ヘッド等として使
用されるシールド型の磁気抵抗効果ヘッド及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録の高密度化に伴って、あ
る種の磁性薄膜や磁性多層薄膜等の電気抵抗が外部磁界
によって変化するという、磁気抵抗効果(以下、MRと
記す)を利用した磁気ヘッド(MRヘッド)が、高記録
密度システムにおける再生ヘッドとして注目されてい
る。そこで、磁気抵抗効果膜(MR膜)の上下に磁気シ
ールド層を配置した再生ヘッドとしてのシールド型MR
ヘッドと、誘導型記録ヘッドとを組合せた、例えばハー
ドディスク用の磁気記録再生ヘッドの開発が進められて
いる。
【0003】シールド型MRヘッドと誘導型記録ヘッド
とを組合せて使用する場合、通常、MRヘッドに要求さ
れる下地平坦度やプロセス上の理由から、基板上にシー
ルド型MRヘッドを形成し、その上に誘導型記録ヘッド
を積層形成することが一般的である。またS/Nの観点
から、シールド型MRヘッドからなる再生ヘッドのトラ
ック幅(TR )を、誘導型記録ヘッドのトラック幅(T
W )よりも狭くした構造が一般的に用いられている。
【0004】図15は、従来のシールド型MRヘッドと
誘導型記録ヘッドとを組合せた磁気記録再生ヘッドの構
造を示す断面図である。アルミナ付きAl23 ・Ti
C基板1等の上に形成されたCoZrNbアモルファス
合金等からなる下側シールド層2上には、例えば膜厚 1
50nm程度のアルミナ(α- Al23 )膜等からなる下
側再生磁気ギャップ膜3を介してMR膜4が形成されて
いる。MR膜4は例えばストライプ形状にパターニング
されており、その両端には一対のリ−ド5が接続形成さ
れている。MR膜4およびリ−ド5上には、上側再生磁
気ギャップ膜6を介して上側磁気シールド層7が形成さ
れており、これらによって再生ヘッドとしてのシールド
型MRヘッドAが構成されている。
【0005】上記したシールド型MRヘッドAの上側磁
気シールド層7は、誘導型記録ヘッドの下側記録磁極を
兼ねるものであり、その上には例えば膜厚 200nm程度の
アルミナ膜等からなる記録磁気ギャップ膜8が形成され
ている。なお、図示を省略したが、後方には記録コイル
が形成されている。記録磁気ギャップ膜8上には、上側
記録磁極9が形成されており、これらによって誘導型記
録ヘッドBが構成されている。
【0006】上述した磁気記録再生ヘッドのシールド型
MRヘッド8においては、一対のリード5によりMR膜
4の磁界応答部を規定することが一般的であり、一対の
リード5の間隔が再生トラック(TR )の幅となる。こ
の場合、MR膜4にセンス電流を供給するリード5は、
約 100〜 300nm程度の厚さの良導体膜等で構成され、そ
の形成(パターニング)にはリフトオフ法やイオンミリ
ング法が使用されている。一方、上側記録磁極9の記録
磁気ギャップ膜8を介して下側記録磁極7と対向してい
る部分が記録トラック(TW )となる。
【0007】ところで、磁気記録再生ヘッドの高記録密
度化は、狭トラック化や狭ギャップ化によって達成され
る。例えば、3Gbpsiというような高記録密度化を達成す
るためには、上述したようなシールド型MRヘッド8に
おいては 1μm 程度のトラック幅が、また 0.1μm 程度
のギャップが必要となる。このような狭トラックを達成
する上で、MR膜4表面に接するリード5は狭間隔で正
確にパターニングする必要がある。また、狭ギャップを
達成するためには、薄い上側再生磁気ギャップ膜6でリ
ード5と上側磁気シールド層7との間の絶縁を確保しな
ければならないため、ステップカバレッジのよいギャッ
プ膜6を成膜しやすいように、リード5の磁界応答部側
端部にはなだらかな順テーパをつけることが一般的であ
る。
【0008】しかし、上述したなだらかな順テーパを有
するリード5では、その形状に起因する問題として狭ト
ラック化した場合に再生トラック(TR )の幅を正確に
規定することが困難となることに加えて、リフトオフ法
やイオンミリング法等の形成方法に由来する問題を有し
ている。すなわち、Cu等からなるリード5をリフトオ
フ法でパターニングする場合には、特に狭トラックや狭
ギャップへの対応が困難となる。
【0009】その理由はいくつかあるが、まず第1にリ
フトオフに用いられるレジストは解像度が低いことが挙
げられる。すなわち、リフトオフ法で使用するレジスト
は、リフトオフを容易にするために、レジスト上に成膜
する膜がレジストの側壁に回り込み難くする必要があ
り、逆テーパレジストを用いることが多い。
【0010】しかし、現在のところ逆テーパレジストの
解像度は悪く、数ミクロンのパターンの形成は不可能で
ある。また、他の理由としては、レジストを溶解する際
にリフトオフされた膜がパーティクルコンタミネーショ
ンの原因となることが挙げられる。狭ギャップヘッドで
は、これが絶縁破壊の発生原因となる。
【0011】一方、イオンミリング法でなだらかな順テ
ーパを有するリード5を形成する場合には、リード5の
テーパ形状と同等のテーパを端部に有するレジストを用
いると共に、イオンビームを基板斜めに入射させてリー
ドパターニングを行う。レジストのテーパは、リードパ
ターニングの際にリード5に転写される。
【0012】この際、レジストをリード形状に沿って形
成した後、レジストの端部にテーパを付与するために比
較的高温でベークする必要があり、この高温でのレジス
トベークによりMR膜としての例えばスピンバルブ積層
膜に界面拡散を発生させ、抵抗変化率を減少させたり、
またレジストを除去する際に高温ベークレジストのため
にアルカリ薬液を使用しなければならず、MR膜に腐食
が発生するといった問題がある。
【0013】なお、リード端部の形状がなだらかなテー
パとなっていない場合には、リード−シールド層間の絶
縁不良が発生しやすいことに加えて、電流中心が磁界応
答部の中央付近と端部とで厚さ方向に異なるため、磁界
応答部中央の磁化方向と端部の磁化方向が異なることに
なる。これによって、磁界応答部の中央で最適な磁化配
列になるように設計しても、リード近傍は最適磁化配列
から崩れてしまうという問題が生じてしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のシールド型MRヘッドでは、狭トラック化および狭ギ
ャップ化に限界があり、より一層の高記録密度化を達成
することが困難になりつつある。また、従来のリフトオ
フ法やイオンミリング法では、所望のテーパ形状および
所望のリード間隔の両者を満足させることは非常に困難
となっている。
【0015】このようなことから、従来のシールド型M
Rヘッドにおいては、狭ギャップ化に対応した形状で、
狭トラックを正確に規定することを可能にすることが課
題とされている。さらには、狭ギャップ化に対応した形
状で、磁界応答部の中央付近と端部とでの電流中心のず
れを防止することが課題とされている。
【0016】本発明は、このような課題に対処するため
になされたもので、高記録密度化に対応させた狭ギャッ
プおよび狭トラック構造を正確かつ容易に形成すること
を可能にしたシールド型の磁気抵抗効果ヘッドの提供す
ることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の磁気シ
ールド層と;この第1の磁気シールド層上に配置された
第1の磁気ギャップ層と;この第1の磁気ギャップ層上
に形成された磁界応答部を有する磁気抵抗効果膜と;こ
の磁気抵抗効果膜に磁気バイアスを印加するように配置
された一対の磁気バイアス層と;この磁気抵抗効果膜に
センス電流を印加するように配置された一対のリード
と;前記磁気抵抗効果膜、磁気バイアス層及びリードの
積層体を覆うように配置された第2の磁気ギャップ層
と;前記第2の磁気ギャップ層上に形成された第2の磁
気シールド層とを具備し、前記一対のリードの前記磁界
応答部側の端部には、前記磁気抵抗効果膜表面に対して
角度θを有する第1のテーパ部と、前記第1のテーパ部
から連続して設けられ、前記磁気抵抗効果膜表面に対し
て角度φ(但しθ>φ)を有する第2のテーパ部とを有
する多段テーパ部がそれぞれ設けられていることを特徴
とする磁気抵抗効果ヘッドである。
【0018】すなわち本発明の磁気抵抗効果ヘッドは、
磁界応答部を有する磁気抵抗効果膜と、前記磁気抵抗効
果膜の上側に配置され、前記磁気抵抗効果膜に電流を供
給する一対のリードと、磁気ギャップ膜をそれぞれ介し
て前記磁気抵抗効果膜を挟持するように配置された上側
および下側磁気シールド層とを具備する磁気抵抗効果ヘ
ッドにおいて、前記一対のリードの前記磁界応答部側の
端部には、前記磁気抵抗効果膜側に設けられ、前記磁気
抵抗効果膜表面に対して急峻な角度を有する第1のテー
パ部と、前記第1のテーパ部から連続して設けられ、前
記磁気抵抗効果膜表面に対してなだらかな角度を有する
第2のテーパ部とを少なくとも有する多段テーパ部がそ
れぞれ設けられていることを特徴としている。
【0019】本発明の磁気抵抗効果ヘッドにおいては、
リードの磁界応答部側端部に設けた磁気抵抗効果膜表面
に対して急峻な角度を有する第1のテーパ部により、リ
ード間隔を正確に規定できることから、狭トラック化し
たトラック幅を再現性よく得ることが容易になる。その
上で、なだらかな角度を有する第2のテーパ部によっ
て、リードと上側磁気シールド層との絶縁をより薄いギ
ャップ膜で十分に確保することが可能となる。これらに
よって、リード−シールド層間の絶縁不良等を招くこと
なく、狭トラック化および狭ギャップ化を達成すること
が可能となる。
【0020】磁気バイアス層(磁気ハード層、もしくは
反強磁性膜)は前記リードが形成された前記磁気抵抗効
果膜の主面とは反対側の面に位置することも可能である
し、同じ主面側に形成しても良い。
【0021】ことなる面に配置する場合は、磁気応答部
をリード間隔で正確に規定するためリード間隔が前記磁
気バイアス層間隔より狭いことをが好ましい。同じ面に
構成される場合はリード層と磁気バイアス層との積層体
がリードとして機能することになる。
【0022】その場合の構成は、第1の磁気シールド層
と;この第1の磁気シールド層上に配置された第1の磁
気ギャップ層と;この第1の磁気ギャップ層上に形成さ
れた磁界応答部を有する磁気抵抗効果膜と;この磁気抵
抗効果膜に磁気バイアスを印加するように配置された一
対の磁気バイアス層と;この磁気抵抗効果膜にセンス電
流を印加よるように配置された一対のリード層と;前記
磁気抵抗効果膜、磁気バイアス層及びリードの積層体を
覆うように配置された第2の磁気ギャップ層と;前記第
2の磁気ギャップ層上に形成された第2の磁気シールド
層とを具備し、前記リード層と前記磁気バイアス層とは
積層されて一対のリードを構成し、このリードの前記磁
界応答部側の端部には、前記磁気抵抗効果膜表面に対し
て角度θを有する第1のテーパ部と、前記第1のテーパ
部から連続して設けられ、前記磁気抵抗効果膜表面に対
して角度φ(但しθ>φ)を有する第2のテーパ部とを
少なくとも有する多段テーパ部がそれぞれ設けられてい
ることを特徴とする磁気抵抗効果ヘッド、となる。
【0023】この場合は磁気バイアス層で磁界応答部を
規定することができ、そのときにはリード間隔が前記磁
気バイアス層間隔より広く設定される。磁気バイアス層
とリード層の積層体を用いる場合は、例えば第1のテー
パ部を前記磁気バイアス層に形成し、前記第2のテーパ
部は前記リード層に形成することもできる。この場合、
磁界応答領域以外から検出磁界の侵入を防止するため
に、リード層は前記磁気バイアス層を介してのみ前記磁
気抵抗効果膜と接触するこが好ましい。
【0024】どちらの構成を採っても角度θは45乃至
90度であることが好ましく、角度φは10乃至60度
であることが好ましい。この様な傾斜面の変化は異方性
エッチングと等方性エッチングとを組み合わせることで
実現できる。すなわち前記第1のテーパ部を異方性エッ
チング面で構成し、前記第2のテーパ部は等方性エッチ
ングメンで構成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について説明する。図1は、本発明の一実施形態によ
るシールド型の磁気抵抗効果ヘッド(MRヘッド)の構
成を媒体対向面から見た断面図である。同図において、
11はAl23 ・TiC基板(以下、アルチック基板
と記す)等からなる基板であり、この基板11上には例
えば厚さ10μm 程度のアルミナ膜等からなる絶縁層12
が下地層として設けられている。
【0026】上記絶縁下地層12上には、NiFe合金
やCoZrNbアモルファス合金等の軟磁性材料からな
る厚さ 1〜 2μm 程度の下側磁気シールド層(第1の磁
気シールド層)13が形成されている。この下側磁気シ
ールド層13上には、アルミナ等の非磁性絶縁材料から
なる厚さ 150nm程度の下側再生磁気ギャップ膜(第1の
磁気ギャップ膜)14を介して、磁気抵抗効果膜(MR
膜)15が形成されている。
【0027】上記MR膜15としては、例えば電流の方
向と磁性層の磁化モーメントの成す角度に依存して電気
抵抗が変化するNi80Fe20等からなる異方性磁気抵抗
効果膜を用いることができる。
【0028】また、強磁性膜と非磁性導電膜との積層構
造を有し、各磁性層の磁化の成す角度に依存して電気抵
抗が変化する、いわゆる巨大磁気抵抗効果膜を用いるこ
ともできる。例えば隣接する磁性層間に実質的に磁気的
結合のないスピンバルブ効果を示すCo90Fe10/Cu
/Co90Fe10積層膜等からなるスピンバルブ膜(特開
平6−325934号等)、あるいは隣接する磁性層間
に反強磁性結合が存在する人工格子膜が例示される。
【0029】この様な巨大磁気抵抗効果膜を構成する強
磁性体としてはNi,Fe及びCoの少なくとも一種を
含有する金属等があげられる。NiFe合金,CoFe
合金(例えばCo100-x Fex :5≦x≦40)、Ni
CoFe合金等があげられる。これらの合金は元素は他
の元素を含有しても良いことはいうまでもない。膜厚は
1乃至20nm程度である。
【0030】また非磁性導電体としては、Cu,Ag,
Pt,Pd,Ru,Rh,Ir,CuPd合金,CuA
u合金、CuPt合金等があげられる。厚さは0.5乃
至20nm程度である。
【0031】このようなMR膜15は、そのストライプ
方向が媒体対向面に対して略平行となるように形成され
ている。下側再生磁気ギャップ膜14とMR膜15との
間には、MR膜15に磁気バイアスを付与するCoPt
膜等の硬磁性膜や反強磁性膜等からなるバイアス磁界付
与膜16、16が、MR膜15の磁界応答部すなわち再
生トラックTR の外側にそれぞれ配置されている。また
MR膜15上には、このMR膜15にセンス電流を供給
する良導体膜からなる一対のリード17が形成されてお
り、この一対のリード17によりMR膜15の実質的な
再生トラックTR の幅が規定されている。すなわち、上
記したMR膜15の磁界応答部は、一対のリード17の
間隔により規定されている。
【0032】MR膜15および一対のリード17上に
は、下側再生磁気ギャップ膜14と同様な非磁性絶縁材
料からなる上側再生磁気ギャップ膜(第2の磁気ギャッ
プ膜)18を介して、下側磁気シールド層13と同様な
軟磁性材料からなる上側磁気シールド層(第2の磁気シ
ールド層)19が形成されており、これらによってシー
ルド型MRヘッド20が構成されている。なお、このシ
ールド型MRヘッド20の上側に、図15と同様に誘導
型記録ヘッドを形成することによって、磁気記録再生ヘ
ッドを構成することができる。この場合、上側磁気シー
ルド層19は誘導型記録ヘッドの下側記録磁極を兼ねる
ことになる。
【0033】上述した一対のリード17の磁界応答部側
の端部には、図2の要部拡大図に示すように、MR膜1
5側に設けられた急峻な角度θを有する第1のテーパ部
17aと、この第1のテーパ部17aから連続して設け
られたなだらかな角度φを有する第2のテーパ部17b
とからなる多段テーパ部がそれぞれ設けられている。す
なわち、第1のテーパ部17aを構成する端面は、MR
膜15表面に対して急峻な角度θで形成されており、一
方第2のテーパ部17bを構成する端面は、MR膜15
表面に対してなだらかな角度φで形成されいる。
【0034】ここで、第2のテーパ部17bは、角度φ
がMR膜15表面に対してなだらかであればよく、図2
に示すような直線的な面であってもよいし、あるいは湾
曲した面であってもよい。また、第2のテーパ部17b
をさらに多段テーパ状とした構造等を採用することも可
能である。そして、これら第1および第2のテーパ部1
7a、17bが連続して形成された多段テーパ部によっ
て、リード17の磁界応答部側端部が構成されている。
【0035】上記したような多段テーパ部を磁界応答部
側端部に有するリード(以下、多段テーパ状リードと記
す)17においては、再生トラックTR の幅はMR膜1
5表面に対して例えば垂直に近い急峻な角度θを有する
第1のテーパ部17aにより規定される。従って、1乃
至2ミクロンもしくはそれ以下の狭トラック化された再
生トラックTR の幅を厳密にかつ再現性よく規定するこ
とができる。
【0036】一方、薄い上側再生磁気ギャップ膜18に
よるリード17と上側磁気シールド層19との間の絶縁
は、なだらかな角度φを有する第2のテーパ部17bに
より十分に確保することができる。このように、リード
17の磁界応答部側端部に多段テーパ部を形成すること
によって、狭ギャップ化への対応を図った上で、狭トラ
ック化された再生トラックTR の幅を正確に規定するこ
とが可能になる。
【0037】第1のテーパ部17aの角度θは、狭トラ
ック化された再生トラックTR の幅を正確に規定する上
で、45〜90度の範囲とすることが好ましい。一方、第2
のテーパ部17bの角度φは、薄い上側再生磁気ギャッ
プ膜18で良好なステップカバレッジ性を得るために、
言い換えるとリード17と上側磁気シールド層19との
間の絶縁不良を防止するために、10〜60度の範囲とする
ことが好ましい。なお、上記した角度θおよび角度φは
θ>φの関係を満足するように設定する。
【0038】また、第1のテーパ部17aに相当するリ
ード17部分の厚さt1 は、この厚さt1 部分のシート
抵抗をRA 、MR膜15のシート抵抗をRMRとしたと
き、RA <RMRを満足するように設定することが好まし
い。例えば、シート抵抗RMRが10Ω/square程度のMR
膜15上に、抵抗率が10μΩ・cmのリード17を形成す
る場合、第1のテーパ部17aに相当するリード17部
分の厚さt1 はRA <RMRの関係を満す10nmより大きく
することが好ましい。
【0039】このように第1のテーパ部17aの厚さt
1 を規定することによって、多段テーパ状リード17の
テーパ部分のシート抵抗値にMR膜15のシート抵抗値
より小さい部分は存在しなくなるので、有効な再生トラ
ックTR の幅がリード17間隔より広くなるようなこと
はない。従って、再生トラックTR の幅をより正確に制
御することが可能となる。
【0040】さらに、上記した関係を満足する範囲で、
第1のテーパ部17aに相当するリード17部分の厚さ
1 をなるべく薄くすることによって、磁界応答部の中
央付近と端部とで膜厚方向の電流中心のずれを防止する
ことができる。第2のテーパ部17bに相当するリード
17部分の厚さt2 は、リード17に必要とされる導電
性が得られるように適宜設定すればよい。t2 /t1
大きい方がギャップ膜のステップカバレッジ性向上の点
からも望ましい。
【0041】上述したような多段テーパ状リード17
は、例えば以下のようにして形成することができる。リ
ード17の磁界応答部側端部に多段テーパ部を形成する
方法について、図3を参照して説明する。
【0042】すなわち、MR膜15上にリード17とな
る良導体膜17′を形成し、その上にリード17の平面
形状に沿ってエッチングマスク21を形成する(図3−
a)。次いで、まずなだらかな角度φを有する第2のテ
ーパ部17bを形成するために、例えばエッチングマス
ク21の下面側にアンダーカットを生じさせるように等
方的にエッチングが進行する方法(等方性エッチング)
で、良導体膜17′をエッチングする。良導体膜17′
を等方性エッチングすることによって、図3(b)に示
すように、なだらかな角度φを有する第2のテーパ部1
7bが形成される。
【0043】上記した等方性エッチングを実施する方法
としては、反応性プラズマを使用したケミカルドライエ
ッチング(CDE)等を挙げることができる。また、エ
ッチングレートの制御や狭パターンへの対応が可能であ
れば、ウエットエッチングを適用することもできる。な
お、イオンミリングや集束イオンビームエッチング等に
よるテーパエッチングを必ずしも除くものではなく、マ
スク作製条件やエッチング条件さえ定めることができれ
ば採用することも可能である。
【0044】次に、上記等方性エッチングで残した良導
体膜17′部分を、異方性エッチングが可能な方法でエ
ッチングして、リード17間隔を規定する急峻な角度θ
を有する第1のテーパ部17aを形成しつつ、MR膜1
5表面を露出させる(図3−c)。この際、オーバーミ
リングはなるべく抑えることが好ましい。異方性エッチ
ングを実施する方法としては、半導体プロセス等の異方
性エッチングで実績のある反応性イオンエッチング(R
IE)が挙げられる。そのほか、異方性形状が得られる
エッチング方法としては、イオンミリングや集束イオン
ビームエッチング(FIB)等が挙げられる。ただし、
これらの方法は物理的エッチングであるため、化学的な
エッチング効果もあるRIEと比較して材料選択性とい
う点で劣り、またMR膜15に対するオーバーミリング
を最小とすることが望ましいことから、RIEを適用す
ることが好ましい。
【0045】この後、エッチングマスク21を剥離し
て、磁界応答部側端部に多段テーパ部を有する多段テー
パ状リード17が得られる(図3−d)。エッチングマ
スク21は、等方性エッチングのマスクと異方性エッチ
ングのマスクを 1つのマスクで兼用してもよいし、また
等方性エッチング終了後に使用したマスクを剥離し、あ
るいは等方性エッチング用のマスク上に再度リード17
間隔を厳密に規定できるエッチングマスクを形成し、異
方性エッチングを実施してもよい。ただし、等方性エッ
チングと異方性エッチングのマスクを兼用する場合に
は、等方性エッチングの際にエッチングマスクがなるべ
く後退せず、マスク下面にアンダーカットを生じさせる
条件を選択する。エッチング工程の簡略化の点からは、
1つのマスクでリードパターニングを終了させることが
望ましい。
【0046】エッチングマスク21の具体的な材質は特
に限定されるものではなく、レジスト、カーボン、酸化
珪素、酸化アルミニウム、窒化珪素、窒化アルミニウム
等、種々の材料を使用することができる。レジスト以外
の例えば酸化珪素膜を使用する場合には、ΜR膜15上
にリード17となる良導体膜17′と酸化珪素膜を連続
成膜した後、所望のリード形状のレジストを形成し、こ
のレジストをマスクとしまず酸化珪素膜をパターニング
する。そして、このパターニングした酸化珪素膜をマス
クとして良導体膜17′のパターニングを行う。
【0047】リードパターニングの終了と同時にマスク
として使用した酸化珪素膜がなくなっているように、酸
化珪素膜の膜厚を設定しておけば、リードパターニング
の終了後直ちに、上側再生磁気ギャップ膜18の成膜を
開始することができる。これによれば、ΜR膜15がウ
エット工程に曝される回数を減らすことができるので、
耐食性に乏しいFeMn合金等の反強磁性膜を使用しや
すくなる。
【0048】多段テーパ状リード17の材質は、特に限
定されるものではなく、単金属で構成してもよいし、ま
た複数の元素を含む合金等で構成してもよい。具体的な
リード材料としては、Μo、W、Τa、Cu、Αl、N
b、Τi、Αu、Ρt、Cr、Co等、あるいはMoT
a合金やMoW合金等のそれらの合金や化合物等が例示
される。また、多段テーパ状リード17は、異なる材料
を複数層積層して形成することもできる。このように積
層膜で多段テーパ状リード17を作製する場合には、例
えば上側に等方的にエッチングされやすい物質膜を形成
し、かつMR膜15側に異方的にエッチングされやすい
物質膜を形成することが好ましい。
【0049】また、多段テーパ状リード17に積層膜を
使用し、かつCDEとRIEでリードパターニングを実
施する合、単層で比較したときにCDEのエッチングレ
ートの遅い膜から順にMR膜15上に積層形成すること
が好ましい。このようにすれば、エッチングマスク21
に近い膜の方がCDEのエッチングレートが速くなるた
め、エッチングマスク21下面へのアンダーカットを生
じさせやすくなり、例えば45度以下のなだらかなテーパ
角φが付与しやすくなる。他のエッチング方法を適用す
る場合にも同様である。
【0050】次に、上述した実施形態のシールド型MR
ヘッド20の具体的な製造方法について説明する。ま
ず、図4を参照して第1の製造方法について述べる。す
なわち、まずアルチック基板11上に厚さ10μm 程度の
アルミナ絶縁膜12を下地膜として形成する。なお、こ
こまでの工程は図4では省略した。以下の実施形態を示
す図についても同様である。このアルミナ絶縁下地膜1
2上に、例えばスパッタ法を用いて厚さ 1.5μm 程度の
CoΖrNbアモルファス合金膜を下側磁気シールド層
13として形成する。
【0051】次いで、厚さ 150nm程度のアルミナ膜を下
側再生磁気ギャップ膜14として形成した後、厚さ20nm
程度のCoPt膜等の硬磁性膜を成膜し、例えばイオン
ミリングでパターニングして所定形状のバイアス磁界付
与膜16、16を形成する。次に、ΜR膜15の形成お
よびパターニングを行い、その上にリード17を構成す
る良導体膜17′としてMo膜を厚さ 100nmで成膜す
る。そして、Mo膜上にリード17の平面形状に沿って
レジスト22をエッチングマスクとして形成する(図4
−a)。
【0052】次に、まずCF4 とO2 との混合ガスを用
いたCDEによって、Mo膜を所定の深さまで等方性エ
ッチングして第2のテーパ部17bを形成する。続い
て、残ったレジスト22をマスクとして、CF4 とO2
との混合ガスを用いたRIEによって、Mo膜の残余部
分を異方性エッチングして第1のテーパ部17aを形成
して、多段テーパ状リード17を得る(図4−b)。
【0053】レジスト22を剥離した後、磁界応答部と
なるMR膜15上および一対のリード17上に、厚さ 1
50nm程度のアルミナ膜を上側再生磁気ギャップ膜18と
して形成し、さらに厚さ 1.5μm 程度のCoΖrNbア
モルファス合金膜を上側磁気シールド層19を形成する
ことにより、シールド型MRヘッド20が完成する(図
4−c)。
【0054】録再一体型の磁気ヘッドとする場合にはこ
のシールド型磁気抵抗効果素子の上に誘導コイルを記録
ヘッドとして形成すれば良い(図4−d)。MR素子の
上側シールドは記録ヘッドの下側磁極を兼用させれば良
い。
【0055】例えばエッチング等により上側磁気シール
ド層19表面を平坦化し、アルミナなどの記録ギャップ
膜を形成する。次いでコイル(図示せず)を形成し、記
録ギャップ上に上側磁極31を形成する。一般にS/N
比の観点から記録トラック幅TWは再生トラック幅TR
より広く設定される。
【0056】また上側磁気シールド層に、上側磁極に対
向した位置に凸部を設け、下側磁極を構成しても良い
(図4−e)。この場合トレンチ内に上下磁極及び記録
ギャップ膜構成することができる。
【0057】前述の製造工程で加工可能なリード材質の
例としては、W、Τa、Nb、MoTa合金、MoW合
金等が挙げられる。また同様なレジストをマスクとし
て、CF4 ガスを用いたCDEとイオンミリングとを組
合わることにより、例えばMoW合金膜や他の良導体か
らなる多段テーパ状リード17を得ることができる。
【0058】次に、図5を参照して第2の製造方法につ
いて述べる。まず、前述した製造工程例と同様にして、
アルミナ絶縁下地膜12の形成、下側磁気シールド層1
3の形成、下側再生磁気ギャップ膜14の形成、硬磁性
膜の成膜およびパターニングによるバイアス磁界付与膜
16、16の形成、ΜR膜15の成膜およびパターニン
グを順に行う。その上にリード17を構成する良導体膜
17′としてW膜を厚さ 200nmで成膜し、さらにエッチ
ングマスクとして使用する厚さ 300nm程度のアルミナ膜
23を成膜する。そして、このアルミナ膜23上にリー
ド17の平面形状に沿ってレジスト22を形成する(図
5−a)。
【0059】次いでレジスト22をマスクとしてアルミ
ナ膜23をRIE(CF4 ,Cl2,BCl3 またはA
r含有ガス)でパターニングして、良導体膜17′のエ
ッチングマスクとする。この後、パターニングしたアル
ミナ膜23をマスクとし、まずイオンミリングによるテ
ーパエッチングによって、W膜を所定の深さまでエッチ
ングして第2のテーパ部17bを形成する。続いて、ア
ルミナ膜23をマスクとして、CF4 とO2 との混合ガ
スを用いたRIEによって、W膜の残余部分を異方性エ
ッチングして第1のテーパ部17aを形成して、多段テ
ーパ状リード17を得る(図5−b)。
【0060】エッチングマスクとしてのアルミナ膜23
を剥離した後、前述した製造工程例と同様に、上側再生
磁気ギャップ膜18および上側磁気シールド層19を順
に形成することによって、シールド型MRヘッド20を
得る。またリードパターンニング終了時にアルミナマス
クがエッチング進行時に無くなるように膜厚を設定して
おけばリードパターンニング終了時に直ちにギャップ膜
18を成膜することもできる。
【0061】次に、図6を参照して第3の製造方法につ
いて述べる。まず、前述した各製造工程例と同様にし
て、アルミナ絶縁下地膜12の形成、下側磁気シールド
層13の形成、下側再生磁気ギャップ膜14の形成、硬
磁性膜の成膜およびパターニングによるバイアス磁界付
与膜16、16の形成、ΜR膜15の成膜およびパター
ニングを順に行う。その上にリード17を構成する良導
体膜17′としてTa膜を厚さ 240nmで成膜し、さらに
リード17の平面形状に沿って第1のレジスト22aを
形成する(図6−a)。この第1のレジスト22aは、
CDEの際のマスクのみとして使用するものであるた
め、必ずしも厳密な形状精度は要求されず、またCDE
の際に後退するようなものであってもよい。
【0062】次いで、第1のレジスト22aをマスクと
して、CDEによりTa膜を所定の深さまで等方性エッ
チングして第2のテーパ部17bを形成する(図6−
b)。次いで、第1のレジスト22aと同形状の第2の
レジスト22bを再度形成し(図6−c)、この第2の
レジスト22bをマスクとして、CF4 とO2 の混合ガ
スを用いたRIEでTa膜の残余部分を異方性エッチン
グして第1のテーパ部17aを形成する。そして、レジ
ストを剥離して多段テーパ状リード17を得る(図6−
d)。この後、前述した各製造工程例と同様に、上側再
生磁気ギャップ膜18および上側磁気シールド層19を
順に形成することによって、シールド型MRヘッド20
を得る。なお、図6ではこれらの工程の図示は省略し
た。
【0063】次に、図7を参照して 2層積層膜(24a
/24b)からなる良導体膜をリード17に用いる場合
の製造方法について述べる。まず、前述した各製造工程
例と同様にして、アルミナ絶縁下地膜12の形成、下側
磁気シールド層13の形成、下側再生磁気ギャップ膜1
4の形成、硬磁性膜の成膜およびパターニングによるバ
イアス磁界付与膜16、16の形成、ΜR膜15の成膜
およびパターニングを順に行う。その上に、まず第1の
良導体膜24aとしてAl膜を30mmで成膜し、連続して
第2の良導体膜24bとしてMo膜を130nmで成膜す
る。この上に、リード17の平面形状に沿ってレジスト
22を形成する(図7−a)。
【0064】次いで、レジスト22をマスクとして、C
4 系ガスを用いたCDEでMo膜24bを等方性エッ
チングして第2のテーパ部17bを形成する(図7−
b)。続いて、残ったレジスト22をマスクとして、C
l系ガスRIEでAl膜24aを異方性エッチングして
第1のテーパ部17aを形成する(図7−c)。
【0065】レジスト22を剥離した後、前述した各製
造工程例と同様に、上側再生磁気ギャップ膜18および
上側磁気シールド層19を順に形成することによって、
シールド型MRヘッド20を得る。
【0066】上述した製造工程で加工可能な 2層積層膜
(24a/24b)からなるリードとしては、Al/
W、Al/Nb、Al/Ti、Al/Ρt、Al/Μo
W、Al/ΜoTa、Al/MoSi2 、Al/WS
2 、Αl/ΤSi2 、Cr/Mo、Cr/W、C
r/Nb、Cr/Ti、Cr/Pt、Cr/MoW、C
r/MoΤa、Cr/MoSi2 、Cr/WSi2
、Cr/ΤaSi2 、Αu/Mo、Au/W、Αu
/Nb、Au/Τi、Αu/Pt、Au/MoW、Au
/MoTa、Αu/ΜoSi2 、Au/WSi2
Au/ΤaSi2等が挙げられる。
【0067】また、上述したCF4 系ガスを用いたCD
EとCl2 系ガスを用いたRIEとの組合わせに代え
て、CF4 +O2 の混合ガスを用いたCDEとCF4
スを用いたRIEとの組合わせ等、種々の条件で 2層積
層膜からなるリードをパターニングすることができる。
【0068】例えば、CF4 +O2 の混合ガスを用いた
CDEとCF4 ガスを用いたRIEとの組合わせによれ
ば、W/Μo、Nb/Mo、Τi/Mo、Τi/Nb、
Τi/W、Τi/MoTa、Τi/MoW、MoTa/
MoW、Nb/W、Τa/Μo、Ta/Nb、Τa/
W、Ta/MoΤa、Τa/ΜoW等の積層膜を良好に
加工することができる。
【0069】次に、図8を参照して 3層積層膜(25a
/25b/25c)からなる良導体膜をリードに用いる
場合の製造方法について述べる。まず、前述した各製造
工程例と同様にして、アルミナ絶縁下地膜12の形成、
下側磁気シールド層13の形成、下側再生磁気ギャップ
膜14の形成、硬磁性膜の成膜およびパターニングによ
るバイアス磁界付与膜16、16の形成、ΜR膜15の
成膜およびパターニングを順に行う。その上に、まず第
1の良導体膜25aとして厚さ80nmのNbを成膜し、続
いて第2の良導体膜25bとして厚さ60nmのW膜、第3
の良導体膜25cとして厚さ 100nmのMo膜を連続成膜
する。この上に、リード17の平面形状に沿ってレジス
ト22を形成する(図8−a)。
【0070】次に、レジスト22をマスクとして、CF
4 とO2 系の混合ガスを用いたCDEで深さ 160nmまで
等方性エッチングして第2のテーパ部17bを形成す
る。この際、ガス分圧比、ガス圧、基板温度、ガス流量
等のCDE条件は、Nb膜、W膜、Mo膜をそれぞれ単
層エッチングした場合にエッチングレートが rNb<rW <rMo (rNb:Nb膜のエッチングレート、rW :W膜のエッ
チングレート、rMo:Μo膜のエッチングレート)の関
係を満すように設定する。続いて、残ったレジスト22
をマスクとして、CF4 を用いたRIEで残ったNb
膜を異方性エッチングして第1のテーパ部17aを形成
する(図8−b)。
【0071】レジスト22を剥離した後、前述した各製
造工程例と同様に、上側再生磁気ギャップ膜18および
上側磁気シールド層19を順に形成することによって、
シールド型MRヘッド20を得る。
【0072】上述した製造工程で加工可能な 3層積層膜
(25a/25b/25c)からなるリードとしては、
Ti/W/Μo、Τa/W/Mo、Τi/ΜoTa/M
oW、Τa/MoTa/ΜoW、Ti/ΜoW/MoT
a、Τa/MoW/ΜoTa、Τi/Nb/Mo、Τi
/Nb/W等が挙げられる。また異方性エッチングとし
てのF系ガスを用いたRIEに代えて、Cl2 を用いた
RIEを適用することによって、同様にAl/W/M
o、Αl/Nb/Mo、Cr/Nb/Mo、Cr/W/
Mo、Au/Nb/Mo、Αu/W/Mo、Al/Mo
Ta/MoW、Cr/ΜoTa/MoW、Αu/ΜoT
a/ΜoW等の 3層積層膜の端部に対して良好に多段テ
ーパ部を形成することができる。
【0073】また、例えばイオンミリングによるテーパ
エッチング等を適用する場合にも、ミリングレートが順
に大きくなるようMR膜15側から順に積層した 3層積
層膜を使用することによって、リード端部への多段テー
パ部の形成が容易となる。
【0074】次に、本発明の他の実施形態によるシール
ド型MRヘッドについて、図9を参照して説明する。図
9に示すシールド型MRヘッド26においては、下側再
生磁気ギャップ膜14上にMR膜15が直接形成されて
おり、このMR膜15上に再生トラックTR の幅を規定
するようにパターニングされた導電性を有するバイアス
磁界付与膜16、16が形成されている。そして、図1
0の要部拡大断面図に示すように、バイアス磁界付与膜
16、16上に、再生トラックTR 側端部に角度θを有
する第1のテーパ部17aと角度φを有する第2のテー
パ部17bからなる多段テーパ部が設けられた一対の良
導体膜(多段テーパ状良導体膜)17が形成されてい
る。
【0075】このように、MR膜15上に導電体である
バイアス磁界付与膜16を形成した場合には、バイアス
磁界付与膜16と良導体膜17とが合せてリードとして
機能することになる。なお、他の構成については前述し
た実施形態のシールド型MRヘッド20と同一構成とさ
れている。
【0076】このような構成のシールド型MRヘッド2
6は、図10に示すように、例えばNiO等からなる反
強磁性膜27を含むスピンバルブ膜等をMR膜15とし
て使用する場合に有効である。またこのような構成では
バイアス磁界付与膜16と多段テーパ状良導体膜17の
第1のテーパ部17aに相当する部分とを一括形成する
ことが可能になることから、ミクロンオーダの狭トラッ
ク化された再生トラックTR の幅を厳密にかつ再現性よ
く規定することができる。
【0077】また、バイアス磁界付与膜16と多段テー
パ状良導体膜17とのアライメントずれを防止すること
ができる。その上で、薄い上側再生磁気ギャップ膜18
による良導体膜17と上側磁気シールド層19との間の
絶縁は、なだらかな角度φを有する第2のテーパ部17
bにより十分に確保することができる。
【0078】上述したように、バイアス磁界付与膜16
をMR膜15上に配置する場合には、良導体膜17の端
部をバイアス磁界付与膜16の再生トラックTR 側端部
より若干後退させることも可能であるが、このような場
合においても良導体膜17端部とバイアス磁界付与膜1
6の端部との距離は十分に短く、かつ正確に規定する必
要がある。多段テーパ状良導体膜17によれば、良導体
膜17端部とバイアス磁界付与膜16の端部との間の距
離を正確に規定することができる。
【0079】また、MR膜15上に導電性体であるバイ
アス磁界付与膜16と良導体膜17とを形成し、これら
をリードとして利用する場合には、例えば図11に示す
ように、バイアス磁界付与膜16の端部より良導体膜1
7の端部を再生トラックTR側に配置してもよい。この
場合、良導体膜17の再生トラックTR 側端部に設けら
れた第1のテーパ部17aと第2のテーパ部17bとか
らなる多段テーパ部が前述した実施形態と同様に機能す
る。また、図12−aに示すように、バイアス磁界付与
膜16と良導体膜17との積層膜の再生トラックTR
端部に対して、第1のテーパ部17aと第2のテーパ部
17bとからなる多段テーパ部を形成してもよい。
【0080】また図12−bに示すように第1のテーパ
部17a(角度θ)をバイアス磁界付与膜に設け、第2
のテーパ部17b(角度φ)は直上に形成された良導電
膜(リード層)に設けても良い。
【0081】また図12−cに示すように第1のテーパ
部17a(角度θ)をバイアス磁界付与膜に設け、この
バイアス磁界付与膜で磁界応答部を規定するようにする
こともできる。すなわちバイアス磁界付与膜は、急しゅ
んなテーパ部(角度θ)以降は平坦部分を設け、磁気抵
抗効果膜はこの平坦部分でバイアス磁界付与膜とオーバ
ーラップするように設計する。そして磁気抵抗効果膜と
接しない部分でなだらかなテーパ(角度φ)を有するは
良導電膜(リード層)を形成するのである。この様な構
成によれば磁界応答部以外の領域から検出磁界の侵入を
抑制することができ、S/Nの観点から好ましい。
【0082】またこの場合は磁界応答部の規定をバイア
ス磁界付与膜で行っているので、バイアス磁界付与膜の
パターンニングを異方性エッチングで行った後、リード
層のパターンニングはリフトオフを用いても構わない。
【0083】この実施形態のシールド型MRヘッド26
における第1のテーパ部17aの角度θや第2のテーパ
部17bの角度φ、エッチング方法、多段テーパ状良導
体膜17の形成材料等は、前述した実施形態と同様とす
るが、第1のテーパ部17aに相当する良導体膜17部
分の厚さt1 は、バイアス磁界付与膜16と良導体膜1
7との積層膜のシート抵抗をRA ′、MR膜15のシー
ト抵抗をRMRとしたとき、RA ′<RMRを満足するよう
に設定することが好ましい。これにより、バイアス磁界
付与膜16の端部間、または良導体膜17の端部間より
実質的な再生トラック幅が広がることはない。従って、
再生トラック幅をより正確に規定することができる。
【0084】上述したようなバイアス磁界付与膜16上
に形成した多段テーパ状良導体膜17は、例えば以下の
ようにして得ることができる。すなわち、まず図13
(a)に示すように、反強磁性膜27を含むスピンバル
ブ膜等からなるMR膜15上に、バイアス磁界付与膜1
6となる硬磁性膜16′等と良導体膜17とを順に成膜
し、その上に良導体膜17の平面形状(リード形状)に
沿ってエッチングマスク21を形成する。
【0085】次に、まずなだらかな角度φを有する第2
のテーパ部17bを形成するために、例えばエッチング
マスク21の下面側にアンダーカットを生じさせるよう
等方性エッチングを実施する。次いで、等方性エッチン
グで残した良導体膜17部分を、異方性エッチングして
良導体膜17の間隔を規定する急峻な角度θを有する第
1のテーパ部17aを形成して多段テーパ状良導体膜1
7を得る(図13−b)。続けて、この良導体膜17を
マスクとして硬磁性膜16′を異方性エッチングでパタ
ーニングする。
【0086】この後、エッチングマスク21を剥離する
ことによって、再生トラックTR 側端部に多段テーパ部
を有する多段テーパ状良導体膜17と再生トラックTR
を規定するバイアス磁界付与膜16とが得られる(図1
3−c)。
【0087】このようなエッチング工程によれば、その
工数を削減した上で再生トラックTR の幅を正確に規定
することができると共に、バイアス磁界付与膜16と多
段テーパ状良導体膜17とのアライメントずれを防止す
ることができる。
【0088】次に、上述した実施形態のシールド型MR
ヘッド26の具体的な製造方法について、図14を参照
して述べる。すなわち、まずアルチック基板11上に厚
さ10μm 程度のアルミナ絶縁膜12を下地膜として形成
する。なおここまでの工程は図14では省略した。この
アルミナ絶縁下地膜12上に、例えばスパッタ法を用い
て厚さ 1.5μm 程度のCoΖrNbアモルファス合金膜
を下側磁気シールド層13として形成する。次いで、厚
さ 150nm程度のアルミナ膜を下側再生磁気ギャップ膜1
4として形成した後、ΜR膜15の形成およびパターニ
ングを行い、その上に厚さ20nm程度のCoPt膜等の硬
磁性膜16′と、良導体膜17として厚さ 200nmのMo
膜を順に成膜する。そして、Mo膜上にリード平面形状
に沿ってレジスト22をエッチングマスクとして形成す
る(図14−a)。
【0089】次に、まずCF4 とO2 との混合ガスを用
いたCDEによって、Mo膜を所定の深さまで等方性エ
ッチングして第2のテーパ部17bを形成する。続い
て、同じレジスト22をマスクとして、CF4 とO2
の混合ガスを用いたRIEによって、Mo膜の残余部分
を異方性エッチングして第1のテーパ部17aを形成し
て、多段テーパ状良導体膜17を得る(図14−b)。
続けて、同じレジスト22をマスクとしてイオンミリン
グにより硬磁性膜16′を異方性エッチングして、バイ
アス磁界付与膜16を得る(図14−c)。
【0090】レジスト22を剥離した後、MR膜15上
および一対の良導体膜17上に、厚さ 150nm程度のアル
ミナ膜を上側再生磁気ギャップ膜18として形成し、さ
らに厚さ 1.5μm 程度のCoΖrNbアモルファス合金
膜を上側磁気シールド層19を形成することにより、シ
ールド型MRヘッド26が完成する。なお、前述した実
施形態で示した各種製造方法は、この実施形態のシール
ド型MRヘッド26の製造にも適用することができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気抵抗
効果ヘッドによれば、リード−シールド間の絶縁を狭ギ
ャップ膜で十分確保した上で、狭トラックを正確に規定
することができる。従って、高記録密度システムに対応
した狭ギャップおよび狭トラック構造のシールド型磁気
抵抗効果ヘッドを安定して提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるシールド型MRヘ
ッドの構成を示す断面図である。
【図2】 図1に示すシールド型MRヘッドの要部拡大
断面図である。
【図3】 図1に示すシールド型MRヘッドの多段テー
パ状リードの形成工程例を示す断面図である。
【図4】 図1に示すシールド型MRヘッドの一製造工
程例を示す断面図である。
【図5】 図1に示すシールド型MRヘッドの他の製造
工程例を示す断面図である。
【図6】 図1に示すシールド型MRヘッドのさらに他
の製造工程例を示す断面図である。
【図7】 図1に示すシールド型MRヘッドの 2重積層
膜からなるリードを用いた場合の製造工程例を示す断面
図である。
【図8】 図1に示すシールド型MRヘッドの 3重積層
膜からなるリードを用いた場合の製造工程例を示す断面
図である。
【図9】 本発明の他の実施形態によるシールド型MR
ヘッドの構成を示す断面図である。
【図10】 図9に示すシールド型MRヘッドの要部拡
大断面図である。
【図11】 図9に示すシールド型MRヘッドの変形例
を示す要部拡大断面図である。
【図12】 図9に示すシールド型MRヘッドの他の変
形例を示す要部拡大断面図である。
【図13】 図9に示すシールド型MRヘッドの多段テ
ーパ状リードおよびバイアス磁界付与膜の形成工程例を
示す断面図である。
【図14】 図9に示すシールド型MRヘッドの一製造
工程例を示す断面図である。
【図15】 従来のシールド型MRヘッドを用いた磁気
記録再生ヘッドの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
13……下側磁気シールド層 14……下側再生磁気ギャップ膜 15……MR膜 17……多段テーパ状リード(多段テーパ状良導体膜) 17a…第1のテーパ部 17b…第2のテーパ部 18……上側再生磁気ギャップ膜 19……上側磁気シールド層 20、26……シールド型MRヘッド

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の磁気シールド層と;この第1の磁気
    シールド層上に配置された第1の磁気ギャップ層と;こ
    の第1の磁気ギャップ層上に形成された磁界応答部を有
    する磁気抵抗効果膜と;この磁気抵抗効果膜に磁気バイ
    アスを印加するように配置された一対の磁気バイアス層
    と;この磁気抵抗効果膜にセンス電流を印加するように
    配置された一対のリードと;前記磁気抵抗効果膜、磁気
    バイアス層及びリードの積層体を覆うように配置された
    第2の磁気ギャップ層と;前記第2の磁気ギャップ層上
    に形成された第2の磁気シールド層とを具備し、 前記一対のリードの前記磁界応答部側の端部には、前記
    磁気抵抗効果膜表面に対して角度θを有する第1のテー
    パ部と、前記第1のテーパ部から連続して設けられ、前
    記磁気抵抗効果膜表面に対して角度φ(但しθ>φ)を
    有する第2のテーパ部とを有する多段テーパ部がそれぞ
    れ設けられていることを特徴とする磁気抵抗効果ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】前記磁気バイアス層は前記リードが形成さ
    れた前記磁気抵抗効果膜の主面とは反対側の面に位置す
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】前記リード間隔が前記磁気バイアス層間隔
    より狭いことを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果
    ヘッド。
  4. 【請求項4】第1の磁気シールド層と;この第1の磁気
    シールド層上に配置された第1の磁気ギャップ層と;こ
    の第1の磁気ギャップ層上に形成された磁界応答部を有
    する磁気抵抗効果膜と;この磁気抵抗効果膜に磁気バイ
    アスを印加するように配置された一対の磁気バイアス層
    と;この磁気抵抗効果膜にセンス電流を印加よるように
    配置された一対のリード層と;前記磁気抵抗効果膜、磁
    気バイアス層及びリードの積層体を覆うように配置され
    た第2の磁気ギャップ層と;前記第2の磁気ギャップ層
    上に形成された第2の磁気シールド層とを具備し、 前記リード層と前記磁気バイアス層とは積層されて一対
    のリードを構成し、このリードの前記磁界応答部側の端
    部には、前記磁気抵抗効果膜表面に対して角度θを有す
    る第1のテーパ部と、前記第1のテーパ部から連続して
    設けられ、前記磁気抵抗効果膜表面に対して角度φ(但
    しθ>φ)を有する第2のテーパ部とを少なくとも有す
    る多段テーパ部がそれぞれ設けられていることを特徴と
    する磁気抵抗効果ヘッド。
  5. 【請求項5】前記リード間隔が前記磁気バイアス層間隔
    より広いことを特徴とする請求項4記載の磁気抵抗効果
    ヘッド。
  6. 【請求項6】前記第1のテーパ部は前記磁気バイアス層
    に形成され、前記第2のテーパ部は前記リード層に形成
    されたことを特徴とする請求項4記載の磁気抵抗効果ヘ
    ッド
  7. 【請求項7】前記リード層は前記磁気バイアス層を介し
    て前記磁気抵抗効果膜と接触することを特徴とする請求
    項4記載の磁気抵抗効果ヘッド。
  8. 【請求項8】前記角度θは45乃至90度であることを
    特徴とする請求項1又は4記載の磁気抵抗効果ヘッド。
  9. 【請求項9】前記角度φは10乃至60度であることを
    特徴とする請求項1又は4記載の磁気抵抗効果ヘッド。
  10. 【請求項10】前記第1のテーパ部は異方性エッチング
    面で構成され、前記第2のテーパ部は等方性エッチング
    メンで構成されたことを特徴とする請求項1又は4記載
    の磁気抵抗効果ヘッド。
  11. 【請求項11】再生ヘッドとして請求項1乃至10記載
    の磁気抵抗効果ヘッドを備え、記録ヘッドとして誘導型
    ヘッドを具備した録再一体型ヘッド。
  12. 【請求項12】磁界応答部を有する磁気抵抗効果膜と;
    この磁気抵抗効果膜に磁気バイアスを印加するように配
    置された一対の磁気バイアス層と;この磁気抵抗効果膜
    に前記磁界応答部をその間隔で規定する一対のリードと
    を具備し、 前記一対のリードの前記磁界応答部側の端部には、前記
    磁気抵抗効果膜表面に対して角度θを有する第1のテー
    パ部と、前記第1のテーパ部から連続して設けられ、前
    記磁気抵抗効果膜表面に対して角度φ(但しθ>φ)を
    有する第2のテーパ部とを有する多段テーパ部がそれぞ
    れ設けられていることを特徴とする磁気抵抗効果素子。
  13. 【請求項13】磁界応答部を有する磁気抵抗効果膜と;
    この磁気抵抗効果膜に磁気バイアスを印加するように配
    置された一対の磁気バイアス層と、の磁気抵抗効果膜に
    センス電流を印加すこる一対のリード層とが積層されて
    構成された一対のリードとを具備し、 このリードの前記磁界応答部側の端部には、前記磁気抵
    抗効果膜表面に対して角度θを有する第1のテーパ部
    と、前記第1のテーパ部から連続して設けられ、前記磁
    気抵抗効果膜表面に対して角度φ(但しθ>φ)を有す
    る第2のテーパ部とを少なくとも有する多段テーパ部が
    それぞれ設けられていることを特徴とする磁気抵抗効果
    素子。
  14. 【請求項14】請求項1記載の磁気抵抗効果ヘッドを製
    造するに際し、 前記磁気抵抗効果膜上にリードを構成する導電膜を形成
    する工程と;前記導電膜上に磁気応答部に対応した領域
    に孔を有するエッチングマスクを形成する工程と;この
    エッチングマスクを用い等方性エッチングにより前記導
    電性膜に前記磁気抵抗効果膜表面に対して角度φを有す
    る第2のテーパ部を形成する工程と;このエッチングマ
    スクを用い異方性エッチングにより前記導電性膜に前記
    磁気抵抗効果膜表面に対して角度θ(但しθ>φ)を有
    する第1のテーパ部を形成する工程とを具備したことを
    特徴とする磁気抵抗効果ヘッドの製造方法。
  15. 【請求項15】請求項4記載の磁気抵抗効果ヘッドを製
    造するに際し、 前記磁気抵抗効果膜上にリードを構成する磁気バイアス
    層と導電層の積層膜を形成する工程と;前記積層膜上に
    磁気応答部に対応した領域に孔を有するエッチングマス
    クを形成する工程と;このエッチングマスクを用い等方
    性エッチングにより前記導電性膜に前記磁気抵抗効果膜
    表面に対して角度φを有する第2のテーパ部を形成する
    工程と;このエッチングマスクを用い異方性エッチング
    により前記導電性膜に前記磁気抵抗効果膜表面に対して
    角度θ(但しθ>φ)を有する第1のテーパ部を形成す
    る工程とを具備したことを特徴とする磁気抵抗効果ヘッ
    ドの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100334833B1 (ko) * 1999-03-24 2002-04-27 가타오카 마사타카 박막 자기헤드 및 그 제조방법
KR100363461B1 (ko) * 1999-03-24 2002-11-30 알프스 덴키 가부시키가이샤 박막 자기 헤드 및 박막 자기 헤드의 제조방법
US6493194B1 (en) 1999-03-31 2002-12-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Thin film magnetic head
US7403358B2 (en) 2001-07-24 2008-07-22 Tdk Corporation Thin film magnetic head, magnetic head device, magnetic recording/reproducing device and method for fabricating a thin film magnetic head

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